このページでは鯨岡兵輔衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○鯨岡兵輔君 福田総理大臣初め、このたび訪米御一行の皆様の御労苦に対し、私は心から御慰労を申し上げたいと思います。(拍手) 日米関係を外交の基軸として、あらゆる国と親善を結ぶ全方位外交の方針をとってきた歴代政府の考え方をそのまま継承した福田内閣の外交方針を私は理解いたします。 日米関係がわが国外交の基軸であればこそ、言わねばならないことは言わねばならないとして、たとえば、アメリカは三百億ドルの赤字を抱えていたのでは世界に大きなことは言えないし、基軸通貨としてのドルの安定にもっと責任を持って対処してもらわねばならないとの福田総理の大統領に対する御発言を私は評価いたします。(拍手)なぜならば、……
○鯨岡委員 法務大臣から報告を承りましたが、承った印象では、これはだれでもそう思うと思いますが、非常に簡単なものだなという感じでございます。 国民ひとしくこの問題に非常な関心を持っているわけでございます。しかし、裁判が一部行われているわけですから、そこには制約があるであろうということは想像できますが、われわれはこの犯罪というものを摘発したり何かするのがこの委員会の目的ではありませんから、俗に言う政治上、道義上の問題を解明し、再びこういう事件が起こらないために、そのために事態を明らかにするという熱意に燃えている私どもとしては、どうも少し簡単過ぎるような感じがいたしますが、別に長いからといってい……
○鯨岡委員 外務大臣、このごろは二百海里問題、国を挙げて大問題でございますから、総理はもちろん外務大臣も農林大臣も皆さん大変御心労なことだと思います。お察しいたしますし、われわれもまた非常に心配していることは御承知のとおりです。ただ、私はソ連の漁業専管水域二百海里という設定と、わが国がソ連との間にいまだ懸案になっている北方領土問題とを切り離して考えるとよく新聞にも出ておりますし、そういうお話ですが、そのことは具体的にどういうことなんだろう、切り離せるものだろうか、領土を基点として二百海里というものをやるのですから、どういうことが切り離すことなんだろうか、よくわからないのです。そしてこのことは、……
○鯨岡委員 水産庁来ていますか。――それじゃ、外務省の方でお答えいただけるのならばお答えいただいてもいいのですが、俗に言うソ日協定というのが、いま、選挙中からずっと進んでいるわけですが、あれはどうでしょうか、大ざっぱに言って、順調に話は進んでいると承知してよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 以下申し上げることは、いま協議中ですから、特にここでその内容について言うことは適当でないとお考えならば、お考えでそれでよろしいが、われわれが国民の立場として、また前に委員会等でせっかく強く御要望申し上げたことで、日本の領海十二海里の中でお魚をとらせることは、事情が幾らよくわかってもそれはできないこと……
○鯨岡委員 関連で、まだ三、四分ありますから。 十二海里というものは、国の主権に関するものです。これは政府に聞くのはどうもおかしいと私は思いますが、これは委員長にもひとつ聞いていただきたいのですが、十二海里というものをお魚に重点を置いて、二百海里というまさにお魚の問題と一緒に農水の委員会で審議するという考え方は、主権というものに関して少し考え方がお間違いではないだろうかという考えが、私にはどうしても抜け切れないのであります。これがまず第一点。これは御答弁要りません、きょうはもう時間を守りたいですから。そういうふうに考えて私はどうしても抜け切れないから、いずれまた書面ででも御返事いただければ、……
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