田中恒利 衆議院議員
36期国会発言一覧

田中恒利[衆]在籍期 : 32期-|36期|-37期-38期-39期-40期
田中恒利[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中恒利衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

田中恒利[衆]本会議発言(全期間)
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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 衆議院本会議 第25号(1981/05/15、36期、日本社会党)

○田中恒利君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました食糧管理法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  食管法は昭和十七年に制定されましたが、以来四十年の長きにわたり、国民生活の根底をなす食糧の安定供給にきわめて大きな役割りを果たしてまいりました。  食糧問題は、今日、国の内外を問わずきわめて深刻かつ重大であります。世界の食糧供給は人口の増加に対応し切れず、昨年来の世界的な異常気象などによって需給不安を強め、穀物価格の上昇が懸念されています。  その上、米国の対ソ、対イラン穀物禁輸措置が示すように、食糧は今日、軍事力、エネルギーとともに国際政治における戦略物資としての役割……

田中恒利[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院36期)

田中恒利[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 農林水産委員会 第3号(1980/09/26、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 午前中に続いて質問申し上げます。  各委員の出席が非常に悪いようでありますが、特に自民党の皆さんはいつもでありますが与党質問が終わりますと急に少なくなります。大切な点でありますので、ひとつ委員長において今後善処していただきたいと思います。  大臣に御質問いたしますが、今朝来、災害問題につきましての各委員の質疑を通して、一つは冷害の対策につきまして私の率直な感想を申し上げますと、災害対策の一定のレールの上を走っておるにとどまっておる、そういう感じが非常にいたすわけであります。天災法の発動なり、激甚地の指定なり、自作農資金の問題なり、その他もろもろの既存の災害対策のレールの上を今……


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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 農林水産委員会 第2号(1980/10/22、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 私は、ただいま提案されました農林漁業団体職員共済組合法、通称農林年金の一部改正につきまして若干の御質問を申し上げます。  本法は、すでにさきの九十一国会におきまして与野党一致で本委員会を通過をしたものでございますが、御承知の厚生年金、健康保険法改正と絡み、国会の解散などで再提案をされたのでございまして、私どもも基本的には賛成の立場をとっておるわけでございますが、鈴木内閣が誕生いたし、亀岡農林水産大臣が御就任になりましたので、改めてこの機会に若干の問題、特に年金財政改正点の二、三の問題につきまして、この際御意見を承りたいと思います。  まず農林大臣にお尋ねをいたしますが、最近こ……

第93回国会 農林水産委員会 第5号(1980/11/06、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 逸見先生にちょっとお尋ねいたします。  私の理解が不十分な面もあろうかと思いますが、六〇年代の農業をめぐる環境、七〇年代の環境、そして八〇年代、それぞれのお話の中に、一つは石油危機をめぐって、工業が円高、インフレの中で相当思い切った合理化をやって成功した、農業は円高で非常にやりやすくなった、こういうお話があったわけです。  この問題でありますが、確かに七〇年代、農家の所得それから生活水準がぐっと上がってきておることは事実であります。ただ、マクロ的なそういう分析と、ミクロで見た場合の農家の実態や現状、これは、農業自体の所得や雇用や生活環境といったようなものは七〇年代非常に急速に……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 災害対策特別委員会 第6号(1981/04/09、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 私は、先ほども一部御質問がございましたが、二月末の寒気団による中・四国、九州、近畿等西日本を中心に押し寄せました寒波の被害、特にミカンを中心とする果樹の問題に焦点を置きながら、若干の御質問を申し上げたいと思います。  まず、この寒波の被害の現状とその特徴点につきまして、御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 先ほども、農林省の現時点での資料によると千二十一億、樹体と作物被害がほぼ五百億前後で相半ばをしておるわけでありますが、これについては天災融資法並びに激甚災害法の適用はいつごろになるでしょうか。重ねてはっきりした御答弁をいただきたいと思います。

第94回国会 農林水産委員会 第3号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 農林大臣の所信表明を伺いまして、若干の御質問をいたしたいと思います。  実は私は八年目でありまして、まことに長い空白がございまして、久しぶりに大臣の所信表明を期待をしてこの間お聞きをいたしたわけでございます。私も長い間農村運動に携わった者でありますが、今日の農業、農村、農民というものは本当にこれ大変な状態になっておる、こういうように思います。大臣は、立場は違いますが、農村を知る数少ない政治家の一人だと思いますし、特に農民の今日の心を御承知のはずだと私は思うわけであります。大臣の所信表明を聞きながら、やはりこれは昔聞いたのと全く同じ型の流れで、何か亀岡さんらしい、そういう味わい……

第94回国会 農林水産委員会 第5号(1981/03/24、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 畜産物の問題、飼料問題などについて御質問いたしたいと思います。  まず、統計情報部からお答えをいただきたいと思いますが、昨年対比で、ごく新しいところで賃金、物財費の状況はどうなっておるのか、牛乳など関係畜産物の生産費の調査でまとまっておりますものがございましたら、お知らせをいただきたいと思います。
【次の発言】 それで、賃金と、特に畜産の経営費の半分近く、ところによっては六割を占めておりますえさですね、これの値上がりの状況を……。
【次の発言】 乳価の方は大体わかっているのでしょうが、いずれにせよ、いま御報告ありましたような飼料、特に賃金、生活資材の値上がりはおおよそ予想され……

第94回国会 農林水産委員会 第8号(1981/04/14、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 私は、引き続き、蚕糸砂糖類価格安定事業団法案につきまして若干の御質問を申し上げます。  まず最初に、蚕糸問題でありますが、先ほど来も各委員の質問を通してお答えをいただいておりますが、改めて、本年三月末の基準糸価の決定が大変長引いて、今日なお検討をしていらっしゃる、その理由につきまして、重ねてひとつ御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 この養蚕の問題は、いま御指摘になりましたような幾つかの困難な問題を抱えておりますが、しかし落ちつくところは、日本の養蚕農家を安定をさせること、あるいはこれを原料とする製糸業関係者、機屋さんあるいは業界、それぞれ関連をする皆さん方が、とも……

第94回国会 農林水産委員会 第10号(1981/04/22、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 農業者年金基金法の一部改正について、先ほど来野坂委員の方からも幾つかの問題について御指摘がございましたが、冒頭でありますから、農林大臣に御所信のほどを伺いたいと思います。  いまもお話がありましたが、農業者年金は、私は、いまのいろいろな年金制度の中でもやはり一番厳しい問題を抱えておると理解せざるを得ません。一つは、いまお話のありました、やはり加入者がだんだん少なくなってきておる。特に四十歳以上の高齢者が八八・五%という、圧倒的に高齢者が加入者のほとんどを占めておる。これでは年金制度の構成そのものが、どう考えてもやはり成り立たないというのはきわめて常識論であると思うのです。  ……

第94回国会 農林水産委員会 第12号(1981/04/28、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 私は、農林年金法の一部改正について質問をいたします。  わが国の高齢化社会への移行は大変急速に進行しておりまして、各種年金制度の情勢は、この数年来将来展望において非常に心配をせられておるわけでありますが、農林年金もまた、当初の発足当時持っておりました債務の問題、発足後の制度改正等による債務などが大変ふえてきておりまして、御承知のように不足財源が次第にふえ、五十四年度末においては一兆五千億に達しておるわけです。  こういう状況の中で、今回の財政再計算によりまして所要財源率が百五十・四七、従来同様の修正率七七・五%で掛金率百九、こういうものが決定をされ、四月一日から新掛金率による……

第94回国会 農林水産委員会 第14号(1981/05/07、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 ただいま御報告のありました二月末以降の、特に西日本、さらに東北等におきます寒波の災害につきまして、一千二十一億という被害額が現時点で把握をされておるようでありますが、昨年暮れの豪雪、冷害に引き続いて、相重なる異常気象下の災害が見舞っておるわけです。これにつきましてただいま要約御報告を受けましたが、農林省として、この災害の特徴と、特にこれからの対策の大きな柱になるような事項につきまして、重ねて御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 いまお話のありました特に天災融資法の発動が四月十七日に行われまして、今回の寒波の災害の発生時点からいたしますと、大変早い時期に天災法の特に激……

第94回国会 農林水産委員会 第15号(1981/05/12、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 食管法一部改正について、以下若干の御質問をいたします。  食管法が守られていないという大きな理由の一つは、いわゆる不正規米の流通ということがございますが、農林大臣は、今回の改正法でこれが防げると確信を持っていらっしゃるかどうか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 食糧庁長官にお尋ねしますが、この不正規米、やみ米の発生源は、食糧庁としてどういうふうに把握をしていらっしゃいますか。
【次の発言】 このやみ米、不正規流通米がどこから起きてきておるか、ここのところをひとつはっきり押さえないと、その対策はなかなか立たないと思うのです。いま長官から、約百万トンの余裕のあるお米が農家の……

第94回国会 農林水産委員会 第16号(1981/05/13、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 私は、日本社会党を代表して、食糧管理法一部改正案に反対の討論を行います。  食管法は、申すまでもなく日本農政の主柱であります。昭和十七年制定以来、日本経済の混乱、再建、発展、成長期に、その根底としての国民食糧の安定確保に大きな役割りを果たしたことは何人も否定できません。  今回、二十九年ぶりに改正案が提出されていますが、今日の食糧問題は国内外を問わずきわめて憂慮すべき事態にあることは、委員各位が御承知のとおりであります。  われわれは、食糧管理法が今日国民経済の中にもたらすきわめて重要な比重にかんがみ、生産者、消費者並びに各関係団体など、各界各層の英知を集めて国民の合意を形成……

第94回国会 農林水産委員会 第19号(1981/06/26、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 麦価の問題を中心に据えた委員会でありますが、私は牛乳の問題につきまして、わずかな時間でございますので要点をしぼって御質問をいたしたいと思っております。  先ほど見たわけでありますが、けさの農業新聞にも「泥沼化する牛乳乱売」、これは東京都牛乳商業組合のスーパー調査でありますが、「四五%が一九九円以下(一〇〇〇cc)」こういう大きな見出しの報道がなされております。ともかくいま酪農問題は――米、麦、酪農、果樹、すべてでありますが、非常に深刻な事態に追い込まれております。  御承知のように酪農家が十万五千八百戸、昨年一年間で約一万戸減っておりますね。一日当たり約三十戸近く酪農家が毎日……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 農林水産委員会 第2号(1981/10/21、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 きょうはチチュウカイミバエの問題を中心に御質問させていただきますが、先立ちまして、過般の委員会でも大臣に御要請をいたしておりましたブロック米長官の来日に伴います日米農産物定期協議の様子につきまして、この際、重ねて御報告、お知らせをいただきたいと思います。
【次の発言】 新聞の報道等を見る限りにおいては、今回の交渉を通して日本側は、外務大臣、農林大臣は、一貫していわゆるわが国の食糧の自給拡大の政策路線を貫かれている、こういう評価がなされておるし、私どもも一定の評価をいたしております。ただ、アメリカ側の主張の中には、たとえば日本の小麦の売り渡し価格を上げないでほしいとか、あるいは……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 農林水産委員会 第4号(1982/02/24、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 農林水産大臣の所信表明を中心に、畜産と果樹の問題について御質問いたします。  先ほど来いろいろ自由化の問題について各委員から、特に農林大臣に対する所信のほどをお尋ねがあったわけですが、私ども社会党も、過般の全国大会における特別決議で、この農畜産物の自由化については党としても反対の態度を貫くし、国民の合意と世論を高める諸対策を講ずる、こういう特別な決定をいたしております。  先ほど来、各委員の質疑を通して田澤大臣の御心中のほどはよくお伺いしたわけでありますが、しかし現実に農産物の自由化という問題が、いまに始まったことではありませんが、わが国の農業に今日決定的な打撃を与えておる。……

第96回国会 農林水産委員会 第6号(1982/03/17、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 昭和五十二年に制定されました松くい虫防除特別措置法、本国会に相当内容の変わった改正案が提出をされておるわけですが、本法制定審議の過程で、一体この形で、これほど侵食をしておる松林をなくし得るのかどうか、こういう議論が当委員会を初め関係者の間でなされてきたわけでありますが、当時政府は、この特別措置法を通して、五十六年度には終息の状態に持ち込み得る、こういう言明をしばしばなされてまいったわけであります。しかし現状は、御承知のように全く拡大の一途をたどってまいったわけでありますが、この問題につきまして、本法の審議に先駆けて、私は、農林大臣がどのようにこの点について反省というか、お考え……

第96回国会 農林水産委員会 第11号(1982/04/07、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 私は、午前中の日野委員の質問に重ならないように、なお、日野委員の質問の中で若干お尋ねをしなければいけない問題があるように思いましたので、その点からまず入らせていただきます。  先ほど来、漁済団体の百四十八億円の事業不足金、通称赤字と言われるものの原因につきましていろいろな理由を長官は述べられまして、特にこの二百海里の規制の問題で、昭和五十三年の太平洋小型サケ・マスの出漁の問題については複合的な理由があって、二百海里規制がどの部分かというのはなかなかわからないので、共済の対象としてこれを処理した、こういうことでありました。そういう御事情もあったと思いますが、この問題で今後きちん……

第96回国会 農林水産委員会 第16号(1982/04/20、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 公団法の審議に当たりまして、本来の公団業務の基本であります農地の拡大問題につきまして、まずお尋ねをいたしたいと思います。  わが国は国際的に見ましても大変急峻な地形を持っておりますけれども、農用地に活用されておる国土面積の割合は必ずしも高くございません。特に、昭和三十六年以降日本経済の高度成長の段階で工業化への国土の利用が拡大をいたしまして、農地が多いときには四万ヘクタールから五万ヘクタール近く、今日でも大体二万二、三千ヘクタールずつつぶされておるわけでありまして、農用地の総面積というものが年とともに減ってきておるわけであります。ここが何といったって農政の一番大きなポイントだ……

第96回国会 農林水産委員会 第17号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 いろいろ御質問がたくさんありまして、次から次へと考えておったことがもう質問をしていただいておりますので、簡単に。  高門さんにちょっとお伺いしておきますが、レモンとグレープフルーツの自由化が行われた、そのことの影響がさほどわが国の果樹生産にはなかったという一つの意見が出てきております。現実に、現地で果樹の地帯の真っただ中で具体的にどういう状況が出ておるのかということが一つ。  それから、いま保利先生の方からも御質問がありましたが、私もこの消費者と生産者の問題は非常に重要な問題だと思っておるわけです。全中の山口専務の方から、当面の自由化問題についての消費者団体とのお話し合いのお……

第96回国会 農林水産委員会 第18号(1982/04/22、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 年前中に引き続いて、農産物の自由化問題を中心にして御質疑をいたしたいと思いますが、政府に対する質疑に先立ちまして、実はけさの毎日新聞を見ますと、総理の指示で市場開放宣言をやる、この中には市場開放の促進、こういうものがまず第一項目に載っておるわけでありまして、私ども実は農産物自由化の問題についていま一番憂慮しておりますのは、先ほど来御質疑の中にもありましたように、最終的にわが国の国政の責任者である総理の決断にかかる、こういうことでありまして、おおよその当委員会におけるこの問題についての意思はほぼまとまりかけておるのではないかと思います。そういう意味で、私どもは最終的に総理大臣の……

第96回国会 農林水産委員会 第19号(1982/04/28、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 短い時間ですので何を質問しようかと思っておりましたら、大臣からヒントを与えていただきましたので、若干、大臣と協同組合の問題について意見を交換させていただきたいと思います。  先ほど来農林省は、農協の指導に力を入れてやりたい。それは昔の古い経験の上に立って、農民と血の通う人間関係がいまは抜けておるのじゃないかということや、農民に奉仕するために生産営農技術指導といったものをもっと農協はやらなければいけない、これはほかの委員の皆さんもおっしゃったわけですが、私も実は協同組合に長い間お世話になったので、大体似たような気持ちがあるのです。しかし、いま現場で協同組合をやっておる皆さんの中……

第96回国会 農林水産委員会 第20号(1982/05/12、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、新自由クラブ・民主連合を代表して、農業協同組合法の一部を改正する法律案に対する附帯決議について、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     農業協同組合法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   わが国農業をめぐる内外の厳しい諸情勢に対処し、農業の新たな展望と、その振興を図るため、農協組織の果たす役割はますます重要となつてきている。   このような重大な使命に応え、その責務を全うするため、農協組織としては、最近における社会経済環境や組織基盤の変化に積極的に対応し、組合員への最……

第96回国会 農林水産委員会 第21号(1982/05/13、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 私は、いま相当大詰めにきたのではないかと言われております農産物の自由化の問題につきまして、現時点における特に農水大臣の取り組み、御決意のほどを篤とお伺いをしておきたいと思うわけであります。  過般、ジュネーブでの日米政府間の非公式の話し合いも持たれたようでありますが、現段階における対米、対ECのサミットをにらんでの自由化問題についての政府間の話し合いの状況はどういうふうになっておるのか、まず、その状況をお知らせをいただきたいと思うわけであります。
【次の発言】 もう少しお尋ねしておきますが、休戦の前提があればわが国が何かを考えてもよろしいというように承ったわけですが、その休戦……

第96回国会 農林水産委員会 第22号(1982/06/22、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 大変長い、二百日を上回る特に日米間を中心とした農産物の交渉、サミットで一区切りついたという感なきにしもあらずでありますが、この間、農林省よく根気よく粘った、こういう評価は私ども野党の立場でもいたしておるわけであります。ただ、問題はほとんど解決をされていない、秋に向かっての非常に大きな不安や対応がこれからまた求められる、こういう状況になっておると思いますが、一応これまでの交渉の経過を反省というか見ながら、秋に向かってのわれわれの対応について若干問題になるような点を御質問申してみたいと思うわけです。  まず、昨年末の第一弾の市場開放、さらに本年五月末の第二弾の市場開放などがサミッ……

第96回国会 農林水産委員会 第25号(1982/08/19、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 私は、当委員会で先般来問題になっておりますブロック書簡の問題について、なお若干の事実関係と、当委員会の議論の中で政府に対して強く指摘をしておきたい二、三の問題を中心に御質問してみたいと思います。  まず第一に、ブロック書簡が当時最大の課題でありました農林水産物を主管する農林水産省の所管大臣に届けられていなかった、このことについて外務省はアメリカ側に照会をし、その理由は何であったのか、時間がありませんから要点で御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 なぜしなかったのですか。
【次の発言】 外務大臣以外の経企、大蔵、通産三大臣に来ていて農林大臣になぜ来なかったのかということ……

第96回国会 予算委員会 第18号(1982/02/25、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 私は、当面緊急の課題になっておりますアメリカとの日米貿易摩擦の問題を中心にいたしまして、特に食糧、農産物の自由化に焦点を置きながら、若干の御質問を申し上げたいと思います。  まず、外務大臣にお尋ねをいたしますが、自民党の江崎調査会がいま訪米中でございますが、伝えられる報道によると、レーガン大統領、副大統領、関係アメリカ各閣僚、関係機関、いずれも日米の貿易摩擦については大変風当たりが強い、こういう報道が伝えられておるわけでありますが、わが国に対するアメリカ側の大変強い対日批判は一体どこに原因があって、アメリカは一体何を日本に求めておるのか、このことをまずお尋ねをいたしたいと思い……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 農林水産委員会 第3号(1983/03/02、36期、日本社会党・護憲共同)

○田中(恒)委員 農林大臣に劈頭お尋ねをいたしたいと思いますが、二十三日に、私どもは新金子農林水産大臣と、わが国の農林水産政策をめぐる幾つかの基本問題について論議を交わしたわけでありますが、その中で大変重要な幾つかの問題を大臣の方から御表明をせられております。たとえば農業基本法の見直しの問題、米の減反の再検討の問題、それと絡んでの二百万トンの備蓄の問題など、きわめて農政上の基本に関する問題が提起をされております。いずれこれらの問題は、当委員会でそれぞれの委員の皆さんからさらに具体的に大臣の所信をお伺いすることになると思いますが、私は、農産物の自由化の問題に焦点をしぼって伺います。  先般の寺前……

第98回国会 農林水産委員会 第6号(1983/03/23、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 水協法の問題を中心にして、若干御質問をいたしたいと思います。  大臣御出席でございます。大変長い間水産業の問題には精通をされていらっしゃるし、水産関係の諸団体の長い経験もございますが、今日の水産業協同組合、特に漁協でございますが、この漁協についての金子大臣の長い経験の上から、わが国の水産業の進展の上に大臣として今後どういうお考えでさまざまな政策を推進していただけるか、まずこの点を最初にひとつお尋ねしておきたいと思うわけです。
【次の発言】 漁協が漁民、漁業者に焦点を置いて必要な所得向上の諸施策を図っていくというのが協同組合の基本である、こういう大臣の御見解、私も同感であります……

第98回国会 農林水産委員会 第7号(1983/03/24、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 森林法改正をめぐる今日の山林、林業問題について、幾つかの問題点につきまして質問を申し上げたいと思います。  私ども、絶えず地域を回っておるわけですが、やはり山村というものがいま非常に厳しい、そういうことをひとしお感ずるわけであります。お互いに、農山漁村の関係地域の中でどうも山村に活力が失われ、人がいなく、そして山が荒れ果てようとしておるさまをいつも心に厳しく刻み込まれておるわけでありますが、本法はわが国の森林の六割を占める民有林の今後の管理維持につきまして相当重要な改正内容を持っておるわけでありますが、まず農林水産大臣に、今日の林業、山村の現状をどう認識せられ、これにどのよう……

第98回国会 農林水産委員会 第10号(1983/04/13、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合を代表して、森林法及び分収造林特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。案文を朗読いたします。     森林法及び分収造林特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、最近の森林・林業をめぐる厳しい諸情勢に対処し、森林の整備と森林の公益的機能の確保を図るとともに、林業の振興と山村社会の活性化に資するため、本法の施行に当たっては、左記事項の実現に努めるべきである。       記  一 森林整備計画の樹立に当たっては、市……

第98回国会 農林水産委員会 第11号(1983/04/19、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 肥料取締法の一部改正の二、三の問題について、この機会に農林当局のお考えをただしておきたいと思います。  いまも竹内委員の方から、最近の肥料の需給状況についての御質問がありまして、生産関係は御承知のように不況業種の指定を受けて昔の姿はどこへ行ったか、こういう状況になっておるわけでありますし、需要の方も一%伸びるのかマイナスになるのか、こういう状況で、肥料業界というのは需給とも大変見通しが厳しい、こういうことだと思うわけです。しかし、化学工業は技術革新で非常に複雑になって高度化をしてまいりまして、これに伴う廃棄物など多岐にわたって、取締法の一部改正の一つの背景になっておるような状……

第98回国会 農林水産委員会 第15号(1983/05/18、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 私は、不振漁協の問題についてきょうは主として質問をいたしたいと思います。  その前に、先般の日米農産物貿易交渉に佐野局長が行ってこられたわけですが、この委員会でも自由化に臨むわが方の考え方、要求点などについて大変活発な論議がなされて、大臣の御所信のほどを篤と私どもも承っておるわけです。この専門家会議の内容は余り公表しにくい面がたくさんあるようでありますが、当委員会としてはきわめて重大な関心を持っておることでありますので、この際、その状況、アメリカ側の意向などについて受けとめられた事項を改めてお聞かせをいただきたい、こういうふうに思います。

第98回国会 農林水産委員会 第17号(1983/07/13、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 米価の問題を中心にいろいろたくさんな意見が出てまいっておりますので、重複を避けて二、三御質問をしてみたいと思いますが、一番気にかかりましたことは、米価を通して農業政策というものをどういうふうに位置づけていくかということにつけてであります。  先ほど稲富委員の方から、米価問題は日本の食糧、農業問題という視点で取り扱うべきである、こういう御意見があって、大臣もそのとおりだ、こういうふうに非常にはっきり明言をされたわけでありますが、今日のわが国の農家の経済の実態というものがどういうふうになっておるのか。  先ほど来統計情報部の農家経済調査の速報をいただいたわけでありますが、これを見……


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第99回国会(1983/07/18〜1983/07/23)

第99回国会 災害対策特別委員会 第3号(1983/08/04、36期、日本社会党)

○田中(恒)委員 昭和五十八年七月豪雨災害による被害状況調査のため、七月二十九日、三十日の二日間にわたり、議長の承認を得て、島根県及び山口県に派遣されました派遣委員を代表いたしまして、私から調査の概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、上原委員長を団長として、自由民主党の逢沢英雄君及び工藤巖君、公明党・国民会議の柴田弘君、民社党・国民連合の横手文雄君、日本共産党の野間友一君、それに私、日本社会党の田中恒利の七名でありましたが、ほかに、島根県では吉原米治君並びに栂野泰二君、山口県では枝村要作君の地元選出議員の方々の御参加を得まして、現地の実情をつぶさに調査いたしてまいりました。  現地の被害状……


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各種会議発言一覧(衆議院36期)

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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○田中(恒)分科員 保育所と難聴者対策について御質問をいたしたいと思います。  まず保育所でありますが、昭和五十年十一月に幼児の保育及び教育に関する行政監察に基づく勧告が厚生省と文部省になされておるわけでありますが、これに基づいて幼保懇なるものが設置をせられて必要な検討をしていらっしゃるようであります。これがその後どういうふうになっておるのか、いつごろ方向が出てくるのか、まずこの点をお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 近くというのは本年度中に出るというふうに理解してよろしいですか。
【次の発言】 これは勧告がなされて五年たっておるわけでありますが、その間にやはり保育の問題をめぐって行管……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○田中(恒)分科員 私は、いま農林省でもいろいろと検討をせられておるようでありますが、砂糖の問題につきまして若干御質問をいたしたいと思います。  実は私どもの党では、五十二年に指定糖の売り戻しに関する臨時特例法が制定されましてから、党内に特別な委員会を設置いたしまして、いろいろと検討してまいっております。今月末の特例法の期限切れに当たって、いろいろな角度からわれわれも検討しておるわけでありますが、この分科会はそういう意味で時期的にいろいろ重要な意味を持っておりますので、私ほか若干の関係者が御質問することになっておりますが、全体的な政府の考えにつきまして、この機会にお尋ねをしておきたいと思うわけ……

第96回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○田中(恒)分科員 大臣に、学校給食の問題について最初に御所見をお伺いしておきたいと思います。  最近、学校給食についての父兄なり国民の関心が大変高まっておるわけであります。給食法に載せられておりますように、これは明らかに教育の一環として進められておるわけでありますが、最近、給食施設が次第に集中化をし、大変大規模化をしていく、あるいは給食の民間請負、こういう方向も現場というか市町村段階ではあちこちに見られまして、これをめぐって父兄の間でも関係者の間でもいろいろトラブルも起きておるわけであります。特に行政改革という財政上の制約が加わって、臨調などもこういう方向を示唆するような議論がなされておる、……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○田中(恒)分科員 私は、更生保護観察行政の問題について一、二御質問いたします。  いま法務大臣から予算の説明がございましたが、法務省は全体の予算の中のたしか一%に満たないんじゃないかと思います。その中でまた二・八%、三%程度の予算の保護行政でありますが、最近、新聞などで中学生の校内暴力それから非行少年の急増、こういう問題が大変大きな社会問題化しておるわけであります。この犯罪、非行をめぐって、明るい社会をつくる運動といったようなものを法務省は展開しておるわけでありますが、更生保護観察行政を通して最近の動向と特徴点をまずお伺いしておきたいと思います。



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データ更新日:2023/02/05

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