このページでは玉沢徳一郎衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○玉沢徳一郎君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
すなわち、亀岡高夫君外十二名提出、衆議院規則の一部を改正する規則案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略して、この際これを上程し、その審議を進められんことを望みます。
【次の発言】 議院運営委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されんことを望みます。
○玉沢委員 これより、ただいまの議題について、自由民主党としての反対の意見を申し上げます。 航空機輸入調査特別委員会は、設置以来審議を通じて種々の成果を上げたのでありますが、最近の委員会の開会の状況を見ますと、第九十回国会、九十一回国会においては実質審議は各一回ずつ、しかもその内容は、裁判の実情を法務省当局に聴取して、委員がそれについて質疑を行う程度で終わっており、理事会で証人喚問の問題について与野党がかみ合わない議論を繰り返すということで終わっていることは御案内のとおりであります。国会の国政調査権は司法権とは全く分立しているもので、お互いに侵すことができないことも申し上げるまでもないことで……
○玉沢委員 時間がございませんので、小里、田名部両委員から質問された点は重複を避けまして、できるだけ重点をしぼって質問をさせていただきたいと存じます。 天明以来の大飢饉と言われるこの飢饉に対しまして、まず何と申しましても生活資金、それから営農資金、それから飯米、種もみ、さらにはまた救農土木、こういう観点からこの救済措置を講じなければならぬと考えるわけでございますが、まず、五十一年度にも冷害がございまして、調査団の一員として被災地の各市町村を回ってまいりましたが、要望の九〇%までは五十一年度においてとった施策の大半である。ただ、この施策におきまして、それぞれ各論を見てまいりますとまだ十分でない……
○玉沢委員 両先生に質問させていただきます。 ただいまお二人の先生からそれぞれ意見をお伺いいたしたわけですが、共通点といたしましては、第三次世界大戦はなかなか起こり得ないという御認識を持っておられるようであります。確かに第三次世界大戦が起こり得る可能性というのはきわめて薄いという面も見られます。しかしながら、それは核戦争になれば全世界が滅亡するという意味でございます。しかし世界戦争は起こり得ないけれども、それがゆえに通常兵器によるそれぞれの紛争、こういうものが相当起こり得るのではないか。たとえばイラク・イラン戦争、いま地域均衡の理論ということでお話をされましたが、その背景にはたくさんの要素が……
○玉沢委員 ただいま議題となりました航空機輸入に関する調査特別委員会の設置につきまして、自由民主党を代表し、反対の意見を申し上げます。 本問題につきましては、前国会の当委員会におきましても申し上げましたとおり、航空機輸入に関する調査特別委員会は、設置以来審議を通じてその調査目的を達成してきたと考えます。 その後新たな問題の進展もなく、最近における委員会の開会状況を見ましても、第九十回国会、第九十一回国会に各一回ずつ開会しただけで終わっており、しかもその内容は、裁判の実情を法務省当局に聴取して、委員がそれについて質疑を行う程度で終わっております。 裁判におきましても、ダグラス、グラマン問題……
○玉沢委員 去る四月二十二日でございますが、ソ連の艦船が日本海の公海上におきまして、日本の漁船が近くにたくさんおる地域におきまして、国際法を無視いたしまして無警告で砲撃をいたした、この点につきまして質問をいたしたいと私は思うわけでございます。 国際法を無視しまして砲撃をいたしました。幸いにしまして何ら日本の漁船等に被害がなかったからよかったのでありますけれども、こういう事例がしばしば起こるようでは、安心して日本の近海におきまして漁船が操業することはできない。また、この砲撃に対しまして、ソ連の大使館等におきましては、公海上におきまして射撃をしたのは違法ではない、こういうような見解も示しておりま……
○玉沢委員 畜産価格、乳価の決定を前にいたしまして、一般情勢に関する質問をさせていただきたいと存じます。 昨年国会におきましては、食糧自給力の向上を図るべしとの国会の決議がなされたわけでございます。総合安保という立場から考えましても、日本国民が激動の時代に生き抜いていく、そういう観点から考えましても、食糧の自給力を向上させるということは、これは急務のことでございます。ところが、こうした努力にもかかわりませず、外国からの農産物の輸入が増大をするということによりまして国内の自給力が衰えるのじゃないか、あるいはまた、自動車の輸出の犠牲に農民がなっているのじゃないか、こういう考え方が一般に通用いたし……
○玉沢委員 近年、森林地帯におきまして特別天然記念物でありますカモシカが大変な食害を起こしておる。せっかく林業地帯におきまして杉やアカマツを造林をいたしましても、三年以内に全部カモシカに食われてしまうという被害が続発をいたしてまいっておるわけでございます。これを放置いたしてまいりますと、自然破壊が進みまして森林の公益的機能を低下せしめる、さらにはまた、林業を営む人たちの生活にも大きな影響を与えておるわけでございますので、国におきましてはニホンカモシカの食害につきましては実際どのような把握しておられるか、被害の実態につきましてまずお伺いをいたしたいと存じます。
○玉沢委員 私は、ただいま議題となりました十一日間の会期延長の件に対しまして、自由民主党を代表いたしまして、賛成の討論をするものでございます。(拍手) そもそも、今日、行財政改革の必要性は、国民の中にも、最も必要な事項として要求をされておることでございます。なおまた、本年の通常国会の冒頭におきましては、各党の代表からそれぞれ代表質問がなされたわけでありますが、その際におきましては、日本社会党飛鳥田委員長並びに公明党竹入委員長、民社党佐々木委員長、そしてまた新自由クラブのそれぞれの代表から、行政改革は国民の要望であり、第二次臨時行政調査会の調査を十分やっていただき、その答申を待って行政改革を断……
○玉沢政府委員 わが国の漁業が非常に大きな困難に直面をいたしておりますことは、やはり二百海里時代の到来、それから燃油の高騰、この二つの要素が大きくあると思うわけでございます。 したがいまして、主要漁獲を上げております沿岸漁業の振興をまず第一に挙げまして水産業の振興を図る。同時に、外国に対しましては、二百海里内における漁獲につきましては、十二分に交渉しながら配慮をしていただく。特にアメリカとの関係におきましては、日本が大量の買い付けをやる、これによってアメリカの漁民も大変な利益を上げておるわけでありますが、もし日本に対して不当に割り当てを削減する、こういうことになってまいりますと、アメリカから……
○玉沢政府委員 このたび農林水産政務次官に就任いたしました玉沢徳一郎であります。 わが国の農林水産行政は、幾多の困難な課題を抱えておりますが、田澤大臣を補佐いたしまして全力を傾けてこの難局に当たりたいと存じております。 何とぞ委員各位の御支援のほどをお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○玉沢政府委員 昭和五十七年度農林水産関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 昭和五十七年度一般会計における農林水産関係予算の総額は、総理府など他省庁所管分を含めて三兆七千十億円で、対前年比〇・二%、八十五億円の増加となっております。 本予算におきましては、財政再建と行政改革の推進の方向に即し、予算のより重点的かつ適切な配分、補助金等の統合・メニュー化等を図りつつ、農林水産行政を着実に展開するよう努めたところであります。 以下、予算の重点事項について御説明いたします。 第一に、生産性の向上を基本とした地域農業を展開するための予算について申し上げます。 需要の動向に応じた農業……
○玉沢政府委員 御指摘のとおりに、森林に対する経済的な価値観が変わってきたという点におきましては、たとえば、外材等が入ってまいりますと非常に森林業というものが厳しい情勢にある。ともすれば山林を荒れたままにする、こういう傾向がやはり先生が御指摘をされた点ではないか。したがいまして、たとえば、いま戦後植えてまいりました森林面積におきましては三百万ヘクタールが間伐をしなければならない。そういう点におきましては、政府としましてできるだけ間伐対策というものに力を入れる。こういう意味におきましてこの対策を講ずる。松林におきましても被害が相当出てきておりますけれども、なかなか用材としてこれを使うことがないも……
○玉沢政府委員 個人としてはいろいろな御意見もたくさんあるかと存ずるわけでございますが、やはり法律に従いまして、審議会の意見を十二分にお聞きをいたしまして適正な価格を決定していく、こういう立場に立っておるわけでございますので、いまございましたえさの価格の動向、あるいはまた国際的な状況、また国内の経済の動向、消費者の意向等も十分踏んまえた上で、最終的な結論を目指して努力をしてまいりたい、こういうふうに存ずる次第であります。
【次の発言】 十分御意見を承りまして、今後検討の材料にしてやってまいりたい、こう存じます。
【次の発言】 牛肉の問題につきましては、さきの東京ラウンドにおきまして一九八三年度……
○玉沢政府委員 サトウキビは、わが国にとりましててん菜糖と並ぶ貴重な甘味資源であるとともに、鹿児島県南西諸島及び沖縄県農業の基幹作物としてきわめて重要なものであると考えております。 このため、国は、甘味資源特別措置法に基づきまして、これらの地域をサトウキビの生産振興地域に指定し、従来から各種の施策を進めてきたところでありますが、五十七年度におきましては、地域の実態に応じて、生産者の創意により農業生産の振興が図られますように、従来の施策を新地域農業生産総合振興対策として統合メニュー化したところでありまして、サトウキビ作につきましても、この予算の活用によりましてその生産性の一層の向上を図ってまい……
○玉沢政府委員 本事業が、いままでの諸般の事情によって完成がおくれてきたということは、きわめて遺憾なことだと思うわけでございます。したがいまして、今後のことでございますが、できるだけ予算を確保いたしまして、早期の実現を目指して努力をするというのが第一点であります。 それからさらに、農業用水と工業用水の関係につきましては、今後、もし事情の変更等がございましたならば、いままでの比率の経過等を見まして、変更をする場合におきましては検討する必要がある。 それからさらに、地元の軽減の問題につきましては、いままでも償還期限の延長等にいろいろ努めてまいったところでございますが、今後、地元の負担の軽減を何……
○玉沢政府委員 全くそのとおりでございまして、やはり外交交渉におきましては、何か法外な要求をいたしまして、日本に対しましてがんと頭を殴れば相手が譲るんではないか、もしそういうような前提で物を言っているということであるならば、これは大変な誤解ではないか。やはり両国が協調しながら繁栄していくという道を言うのであるならば、お互いの国々がそれぞれの立場を十二分に相互理解という上に立ちまして共存共栄というものを図っていくべきではないか、こういうふうに考えるわけでございますので、今回のこの作業部会等におけるアメリカの態度は余りにも性急な要求である。また、その後に示唆という形で出されてきた問題等と整合性が全……
○玉沢政府委員 今回の米価決定に当たりましては、まず最初に米の需給関係というものを見ますと、昨年、一昨年の冷害にもかかわりませず、米の生産力というものは依然として高い状態にある。一方、米の消費の方を見ますときわめてこれが減退をしておるという、きわめて米の過剰状態が引き続き存在をいたしておるということでございます。さらにはまた、米の過剰状態を解消をする、あるいは食管における赤字の問題等、財政問題を考えてまいりますと、これからの財政事情におきましては、マイナスシーリングも予想されるなど財政事情もきわめて厳しい状況にあるわけでございます。こうした状況に対処しまして、均衡ある需給関係を維持していく、こ……
○玉沢政府委員 国土保全という面からきわめて重要な問題であると考えておるわけでございますので、十二分な処置を講ずるように努力をしていかなければならない、こう考えるわけでございます。 以上です。
○玉沢委員長代理 新盛辰雄君。
【次の発言】 いいですか。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
本会議散会後、直ちに再開いたします。
午後零時七分休憩
○玉沢委員長代理 藤田スミ君。
○玉沢委員長代理 神田厚君。
○玉沢委員長代理 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時十一分休憩
○玉沢委員 先般、食糧庁長官の私的諮問機関であります精米流通研究会の報告書が出されまして、それをめぐりまして種々論議を呼んでおるところでございますが、この際、正確を期すために、長官はこの研究会にどのような諮問を行い、それに対してどのような報告がなされたか、その要点についてまず述べていただきたいと思います。
【次の発言】 この報告書の中の第四点目の報告の中におきまして、いわゆる単体流通の三点セットの禁止ないしは廃止という問題提起がなされておるわけでございますが、ただ、これは自主流通米制度全体との関連において大きな論議を呼んでおるわけでございます。
そこで、自主流通米が始まりましたのは昭和四十四……
○玉沢委員 本日は、国際情勢が非常に厳しい中におきまして、わが国の独立と安全をいかに守るか、また、国民の幸せをいかに確保するかという政治の根本命題を論じつつ、それに関連しまして、最近の米国下院で明らかとなりましたレフチェンコ氏の証言問題を取り上げまして、政府の対応いかんについて質問をいたしたいと存じます。 まず、わが国の政治体制というものを考えてみたいと思います。 これは、日本国憲法で保障されておりますとおり、自由と民主主義体制であることはだれも疑う余地のないものであります。国民一人一人の意思をもって国の方向、政治の方向を定めていく主権在民がその根本思想であります。国民の自由が保障され、基……
○玉沢委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。島田琢郎君。
【次の発言】 関連して、安井吉典君。
【次の発言】 次に、神田原君。
【次の発言】 藤田スミ君。
【次の発言】 次回は、来る十八日火曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時四十二分散会
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。