このページでは渡部行雄衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○渡部行雄君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。 今度の法律案のねらいは、単に海空自衛官の増員と潜水艦隊の新編成や曹長階級の新設という表面的なものとしてとらえるべきではなく、これまでの平和時の防衛力整備を基本とした基盤的防衛力構想の方針を百八十度変更して、脅威対応型の防衛構想確立のスタートにしようとする遠謀の一石としてとらえるべきであり、リムパック等合同演習の積み重ねによって、事実上連合軍構想の足場を築き、憲法第九条の空洞化をねらったものであります。これは、ことしの防衛白書を一読すれば明白で……
○渡部行雄君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました第九十四回通常国会の会期を十七日間延長しようとする案件に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手) そもそも国会の会期は、議会制民主主義の制度上の一要素として非常に重要な意味を持つことは、いまさら申すまでもありません。会期の独立性、会期不継続の原則は、議会の節度と秩序と民主性を維持する上で不可欠の要件なのであります。 しかも、常会の会期は、国会法第十条で百五十日間と規定されておるのであります。これは当然に厳守することを期待した原則規定でありますから、政府は、この百五十日間ですべての案件が議了するように、初めから議題設定を……
○渡部行雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に関して、総理並びに関係大臣に対し質問をいたします。 私は、人間のあるべき本来の姿を追求しながら、本法案の求めるものが果たして人の道に合致するのかどうかをただしてまいりたいと思います。 一体人間は何を求めて生きているのでしょうか。死の静寂でもなければ安全な隷属でもありません。それは希望に満ちた自由と平和と豊かさであると思うのであります。そして、それらが思慮深い人々によって整理され、高い理性によって後世に引き継がれ、発展させていくべきものと思うのであります。これを支えるのは……
○渡部行雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案並びに防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに防衛庁長官に質問をいたします。 およそ一国の宰相たる者は、常に国民の命運を担っているという責任感と、国家の将来を決するかじを握っているという自覚を持って事に当たらなければならないことは、論をまたないところであります。一億一千数百万の日本国民とその将来を満載している日本丸の操縦者たる総理は、憲法を羅針盤として、世界情勢の正確な分析のもとに、正しい判断を持って最も安全な航路を選定しなければならないのであります。したが……
○渡部(行)委員 最初に行政管理庁長官にお伺いいたします。 今度の地方支分部局の整理のための行政管理庁設置法等の一部を改正する法律案の趣旨説明の中にあるように、この行革は、昭和五十五年度以降の行政改革計画を基本として、その一環としてこの機構の簡素化を図る、こういうふうになっております。そこにさらに昭和五十五年九月十二日の「今後の行政改革に関する基本的な考え方」といういまの長官の考え方が付加されて、この行政改革が進められるものと思うわけでございます。しかし、文章の中には非常にりっぱな言葉がたくさん出てまいります。たとえば単なる組織いじりではない、あるいは器減らしでもなくて行政の簡素化を図ってい……
○渡部(行)委員 最初に奥野法務大臣にお伺いいたしますが、いま日本の置かれておる立場は非常に重大な時期に立ち至っていると思うわけでございます。したがって、言ってみれば軍備を増強しようとする側からすれば、まさに転換期であるというふうにとらえているのではないかと思います。そういう点で、最近憲法改正論が所々方々でかまびしくなってきているわけでございます。 そこで、奥野法相も先般来いろいろと改憲の問題について発言されておりますが、またこの間の予算委員会においても、日本の憲法はアメリカから押しつけられた憲法である、こういうことをはっきりと言われましたが、いまでもアメリカから押しつけられたと思っておられ……
○渡部(行)委員 最初に、本来ならばこれほど大きな行政改革の問題でございますから総理にお尋ねしたいのでございますが、総理の出席が不可能だということでございますから、この分については留保をさせていただきます。 そこで、行政管理庁長官にお伺いいたしますが、今度の新たな臨時行政調査会設置法案をめぐる諸問題についてでございますけれども、これは歴史的な経過もございますし、いまから約二十年前に同じように第一臨調が行われておりますので、この名称を第二臨調というふうに略してこれから申し上げることをお許し願いたいと思います。そこで、この第二臨調を設置するに至った一つの必要条件と申しますが、その理由について長官……
○渡部(行)委員 まず総理府総務長官にお伺いいたしますが、恩給というのは明治八年に最初にできたのでございますけれども、これを漢和字典等で見てみると、上から押しつける、そういう性格の語義があるわけでございます。したがって、この恩給という文字、言葉は歴史的にはどういうふうになっているのか、あるいはその語源と申しますか、それについてひとつ大臣のお考えをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それは勝手に政府が恩給という字句の解釈をしたものではないかというふうに思うわけです。なぜならば、恩給の「恩」という字は、その「心」の上にある「因」は「ある下地の上に乗って、下を押さえることを示す会意文字」であ……
○渡部(行)委員 まず私は、伊東外務大臣とは先輩後輩の関係でもあり、同じ選挙区の関係もありまして、個人的には非常に尊敬をしておるものでございますけれども、何しろ党を別にしておりますから、政治的には真剣勝負のつもりでやる覚悟であります。どうかひとつ大臣もそのつもりで丁丁発止とやっていただきたいと思います。 まず最初に、今回議題となっております在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対して御質問いたします。 今度この法律案がどういう背景をもって出されたのか、ただ単に一つの国が独立したから大使館を新設したのだ、あるいは八十名の増員について……
○渡部(行)委員 まず大臣にお伺いいたしますが、去る委員会において、わが党の角屋委員から農政の基本についての御質問があった際に、日本の農民が喜んで農業に従事するような農業環境をつくりたい、こういう趣旨の御答弁があったようでございますが、しかし、なるほど聞いていると本当にそうありたいなというふうに思いますけれども、実際に数字や具体的農民の感情等に触れて考えますと、大臣の言われたのはあくまでもたてまえであって、現実には全く逆の方向に農政が走っているのではないだろうか、こんなふうに思われてならないのであります。たとえばどういう魅力を感じさせるためにどういう施策を具体的にやっておるのか。たとえば後継者……
○渡部(行)委員 最初に防衛庁にお伺いいたしますが、まだ大臣が来ておられませんので、順序を変えて少しやります。
今度の有事法制の研究の中でこの報告の第一分類、つまり防衛庁所管の法令研究は第一分類という範囲の中では完全に終了したのかどうか、それともまだ完了はしていないが一応ここで報告した、こういうふうに受け取っていいのか、どちらかお伺いいたします。
【次の発言】 そうするとまだ完全に終了していない、こういうふうになるわけですね。
【次の発言】 それでは、それが完了して立法化されるという段階までは大体どのくらいかかる見通しですか。
【次の発言】 立法化をいつにするかという計画はない、ただ世論の動……
○渡部(行)委員 まず最初に、本題からは外れますが、日本の国家の運命にとって大変重要なことでございますし、内閣は当然そういう問題に関与しなければならないと考えまして宮澤官房長官にお願いするわけですが、その前に、私の退職手当に関する質問は大体十一時半以降になると思いますから、中山総務長官、関係のないことを長々と聞くのもなんですから、どうぞ御自由に御退席なりしていただいて結構でございます。 そこで、官房長官にお伺いいたしますが、今度総理がアメリカに渡って日米共同声明を作成し、これを全世界に鮮明にされたわけでございますが、この声明の中には総理の思想と申しますか考え方が十分入ったとお考えですか。まず……
○渡部(行)委員 最初に、人事院総裁にお伺いいたしますが、今後出されました人事院勧告の権威と申しますか、その重要性について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、人事院は、いまさら申し上げるまでもなく、これは国家公務員の労働基本権の代償として与えられる勧告でございますから、当然憲法にもかかわり合う問題だと思います。したがって、この勧告というものは、そういう意味では絶対的な意味を持っていると私は思います。これは決して時の政府の財政がどうのこうのによってその実施の度合いが変わるというようなことは許されないものである。仮にそれを変える場合には、その代償の基本となるべき労働基本権を返上しなけ……
○渡部(行)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま提出されました動議について賛成の意を表明し、その理由について明確にするものであります。 第一に、議会制民主主義の本旨は、言うまでもなく、議会の審議、討論は厳粛かつ公正に行い、常に民意が十分に反映されるべきものでなければなりません。したがって、多数派を擁する与党は、少数意見といえども、よくこれを尊重して、円満な議会運営を期すべきであります。しかも、今国会に提出されましたいわゆる行革法案は、国民の注目するところであり、かつ職種や階層、階級間に大きな利害、対立を生み出すものであります。よって、国民に行革の正体と真相を明確にするためには、微に入り……
○渡部(行)委員 今度新しく外務大臣になられたばかりの櫻内外務大臣に、まず日本外交の基本姿勢と重点目標について明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま、政治経済の基本理念が共通する国と仲よくしていくんだという趣旨のお話がありましたが、そうすると、中国とかフランスは、これは政治経済の基本理念が若干違うのじゃないかと思うのですが、そういう点についてはどうなんでしょうか。
【次の発言】 これは、外務大臣としては余り政治経済の違いとかあるいは体制の違い、そういうものは口にすべきじゃないと思うのです。よく、自由世界とか、そういうことで問題の共通性を強調される場合が多いようですが、そう……
○渡部(行)委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨の御説明を申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について速やかに検討の上、善処すべきである。 一 激動する国際情勢の中にあって我が国の外交を一層機動的に展開し、我が国の国際的責務を遂行しうるよう、情報機能の強化をはじめとして平和外交の……
○渡部(行)委員 最初に総理府総務長官にお尋ねいたしますが、今度提出されました恩給法の一部改正法案については、どの部分が一番重点的に配慮されたのか、その経緯についてお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 これは長官、非常に厳しい財政情勢というものの拘束の方が強かったのか、あるいは、恩給の改善をぜひしなければならない、そこで恩給のあり方として当然このような方法でこれだけのことは改善しなければならない、こういうふうに考えたときに、そのどちらのウエートが大きかったか、その辺お聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 このことはまた後で若干議論したいと思います。
そこで恩給の仮定俸給、これは公……
○渡部(行)委員 総理にお伺いいたしますが、まず最初に、総理の行政改革に対する基本姿勢についてであります。 総理は昨年春以来、行政改革に政治生命をかける旨をたびたび言明され、施政方針演説等におかれましても、再三にわたり、行政改革は国政における最も重要な課題であり、これを強力に推進する旨の発言を繰り返されました。しかしながら、行政改革は改革そのものが目的であるわけではありません。改革構想を立案するに当たって、何のために改革をするのか、だれのために改革をするのかというそのことが最も重要だと思うわけであります。最近における臨調などの論議の経過を見ておりますと、行政の合理化を急ぐ余りともすれば政府側……
○渡部(行)委員 最初に、防衛庁長官に防衛二法以外の問題でお伺いいたします。
それは、長官は選挙中に飛島建設から寄附を受けておったということが明らかになったようでございます。これは明らかに選挙違反でございまして、この中身を詳しく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 届け出の仕方が間違って、そのためにこういう問題に発展した、だからその届け出書を訂正して、いわゆる手直しをして合法的なものにしたと言われますが、しかし、それは飛島建設からもらったということが問題であって、帳簿の内容を合法的に変えて、会社からもらったのを個人からもらったことにしたから何でもないというものではないと思うのですよ。
……
○渡部(行)委員 私は、限られた時間ですので、これから労使関係について若干お伺い申し上げますが、ひとつ端的にお答えをお願いしたいと思います。 まずその第一点は、管理者に対する優遇措置と申しますか、俗に言われておるやみ手当と称せられるものについてでございますが、昨年の十二月二十三日、国鉄の一般職員は年末手当を〇・〇六カ月分削減されて支給されたわけでございます。ところが、この日に管理者には別の封筒に入ったいわゆる管理職特別加算額と称するものが支給されたということでございます。しかもそれには、職場規律の確立、各種合理化事業の推進等の理由で支給するから、年度末に向けて引き続き奮闘せよという趣旨のこと……
○渡部(行)委員 今度アンティグア・バーブーダ及びベリーズに大使館が設置され、さらにサウジアラビアのジェッダに総領事館が設置されることになるわけですが、このアンティグア・バーブーダ及びベリーズとは、外交上実態としてどのような経緯があったのか、それからまた、こういう大使館の設置については設置基準というようなものがあるのかどうか、そういうものについてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 各国の在外公館の設置状況を見ますと、これは昭和五十七年十月現在ですが、日本が百六十三、アメリカが二百八十七、イギリスが二百十八、フランスが二百九十五、西ドイツが二百八、イタリアが二百六十四、こういうふうになっ……
○渡部(行)委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について引き続き検討の上、適切な措置を講ずべきである。 一 激動する国際情勢の中にあって、我が国が自国の安全を確保し、その国際的責務を遂行するため、従来にも増して積極的な平和外交を展開し……
○渡部(行)委員 最初に大臣にお伺いいたしますが、日本農業の将来について、一体大臣はどのような農業の形態、総体というか、そういうものを考えておられるのか。 まず、自給体制確立ということを一方で唱えていながら、他方では穀物自給率はどんどん低下するばかりでありまして、どうも掲げた旗が逆の方向になびいているように思えてならないのですが、そういう点を含めて、この日本農業というものの姿について、おれはこうしたい、こういう農業をつくりたい、大臣ですから当然こういうものを持っていてよいと思うのですが、その点について大臣の御所見をお伺いいたします。
○渡部(行)委員 今度出されました恩給法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案の中で、長期在職の七十歳以上の旧軍人だけが一号俸引き上げられることになりましたが、それ以外の恩給受給対象者は今回なぜ引き上げ対象にならなかったのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、あと一号俸残っているわけですね。このあと一号俸というのは、今度いつごろ是正するおつもりなんですか。
【次の発言】 そこで、恩給等の給付に当たっては政府は不公平であってはならないと思うわけですが、今度傷病者遺族特別年金の改善ということで、昭和五十八年十月から新たに年額四万八千円を加算されることになっておりますが、……
○渡部(行)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、本案に賛成するに当たり、本案の取り扱いについて本来あるべき姿を強調し、わが党の考え方を明らかにするため、討論を行うものであります。 まず第一の問題点は、年金たる恩給の額の改定については、恩給法第二条ノ二により、当然その前提となるべき人事院勧告の完全実施の措置がとられて、それに基づく全対象者の恩給額の改定を行うべきであり、それとあわせて今回の格差是正を行うべきであります。その際、今回行われようとする一号俸の引き上げを二号俸の引き上げにして、格差の完全解消を図るべきであります。 しかるに、前述のような措置がとられず、今回のような格差一号俸の……
○渡部(行)委員 まず私は、本法案の審議に入るに先立ちまして、最近連続して起きました自衛隊機の墜落事故で亡くなられた二十四人の隊員の方々に哀悼の意を表するとともに、四人の重傷者並びにその御遺族の方々にお見舞いを申し上げる次第であります。 本来ならば、このような大事故が相次いで起きた場合は、所管委員会の内閣委員会が開かれて緊急に調査その他の対策を講ずべきだと思いますが、本件所管である内閣委員会の審議日程を考えますと、タイミングとしても本日をおいてほかに考えられませんので、あえて若干の時間をおかりいたしまして質問を展開するものであります。 その第一点は、去る十九日朝、航空自衛隊のC1輸送機六機……
○渡部(行)委員 私は、まず総理に、今回審議されております国家行政組織法の一部改正法案についてお伺いいたします。
その一つは、今回の改正法を貫く思想についてであります。もとよりこれは、かつて総理が昭和二十三年五月二十一日の衆議院決算委員会において御質問された事柄でありますが、今回、主客転倒の立場に立たされている総理が、一体前言が間違っておったのか、それともその後心境の変化等があったのか、その点について、今回この法律を貫かれている思想についてお伺いいたします。
【次の発言】 ただいまの御答弁を聞いておりますと、国会の方は一つの制御装置として安定してきておる、したがって、組織の方が強大化して、こ……
○渡部(行)分科員 私は、ソ連抑留者問題にしぼって内閣官房長官並びに関係者の方々に御質問をしたいと思います。わずか三十分しかありませんので、きょうはごあいさつ程度のものになるかと思いますが、後は詳細は内閣委員会でやっていきたいと思います。
そこでまず、ソ連抑留者というものに対して今日までいろいろ論議がありましたが、一応政府の見解としてどういうふうになされているのか、この点についてお願いいたします。
【次の発言】 できるだけのことはやっておると申されましたが、実は私もソ連抑留者の一人でございます。
ところが、昭和二十三年十二月二十三日にナホトカから舞鶴に上陸いたしまして復員した際、私の受け取……
○渡部(行)分科員 最初に運輸大臣並びに国鉄総裁にお伺いいたします。 実は野岩線の問題についてでございますが、野岩線は御承知のとおり地域住民が九十余年にわたって陳情を続けてきた路線であります。それが最近、会津滝ノ原から新藤原まで開通が確定したと承っておりますが、この開通の計画内容、これをひとつ明らかにしていただきたいと存じます。 さらに、この新藤原と会津滝ノ原間の路線は第三セクターによる経営、運営をやるというふうに承っておるのでございますが、第三セクターの内容、構成はどういうものになっていくものか、あるいはまた、会津若松駅から会津滝ノ原までは国鉄になっており、それから新藤原駅から南の方は東……
○渡部(行)分科員 大体、今回の豪雪雪害問題に的をしぼって、農林水産大臣にお伺いいたします。 実は、大臣も今度の豪雪災害につきましてはつぶさに視察、調査をなされて御存じのとおりであると思いますが、まさに今度の被害は想像を絶するものがあるわけでございます。 農民は農業に対する情熱を失い、あすへの営農意欲すら消沈しているというのが実態ではなかろうかと思います。これは日本の食糧安全保障の立場からいたしましても、また、食生活全体の安定化という視点から申しましても、あるいは農業の維持発展という角度から考えましても、非常に重大な問題であると思うのでございます。 そこで、大臣はこの現状についてど……
○渡部(行)分科員 まず最初に、会津若松市と南会津郡の境にできておる新大川発電所の問題についてお伺いいたします。
これはいまどの程度に進んでいるのか、その進捗状況、それから営業開始時はいつになるのか、その見通し、そしてその発電所の規模、それから生産された電気はどこに送られていくのか、この概要についてお伺いいたします。
【次の発言】 そこで、ここから送電される送電線の計画はどういうふうになって、どこを通って、どういうふうに電気を配っていかれるのか、その辺ひとつお伺いいたします。
さらに、民有地の上を通っていくわけですが、その民有地の上を通る際の電気関係の工作物をつくるのに民家のどういう承諾を……
○渡部(行)分科員 最初に大蔵大臣にお伺いいたします。
実は二線引き畦畔という問題があるわけですが、そこで太政官布告というものが明治元年十二月十八日に第千九十六号というのですかで出されておるわけです。そこに「拝領地並びに社寺等除き地のほか村々の地面はもとよりすべて百姓持ちの地たるべし」云々と書いてあるのですが、この意味をひとつ御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 私は、近代的な法体系ができたとかできないとか、そんなことは関係ないと思うのですよ。土地というのは、この地球ができたときからあるのだし、土地と人間との関係は地球上に人間があらわれたときからできているのですから。ただ、勝手に人間が……
○渡部(行)分科員 まず最初に、すでに時効になっておることが明瞭な抵当権を抹消する問題についてでありますが、いま登記事務をやっておると一番困るのが、この何十年も前の明治時代の抵当権が抹消できないでおる、これを抹消しようとするには相手と共同の申請によらなければならない。しかしもうすでにその人は他界しておってどうにもならない。そこで相続の手続をしなければならなくなるわけですが、ところがその相続の手続をやろうとすれば、もうばらばらになっておって相続の手続なんかとてもじゃないが不可能になっておる。そういうものがたくさんあるわけです。しかし考えてみると、この抵当権設定というのは初めから弁済期が記入されて……
○渡部(行)分科員 まず、野岩線についてお伺いいたします。
この野岩線は三代にわたって運動、陳情を重ねてきて、ようやくそのめどがついたわけであります。
そこで、この野岩線の工事の進行状況をひとつ詳しく述べていただきたいと思います。
【次の発言】 この五十八年度の予算の配分については、どのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 六十年度開業と言われますが、五十九年あたりまでに大体見通しがついていると聞いておるのですが、若干早まる傾向はどうでしょうか。
【次の発言】 この野岩線のいわゆる経営主体というのは、第三セクターでやるということを聞いているのですが、その中で実質運営の主体になるのは東武鉄道……
○渡部(行)分科員 最初に、国際法と日本の憲法でどちらが優先するのか、お伺いします。
【次の発言】 そうすると、憲法九条の中では「交戰權は、これを認めない。」ということになっておるわけですね。ところが実際に仮に急迫の事態、あるいは不当な侵害を受けた場合に一つの自衛権の行使が出てくると思うのですが、その場合に、自分の方から攻撃をしなくとも、相手から攻撃をされたから、それに応戦をしたと言っても、これが一たん戦争状態になれば、そこから必然的に交戦権というか、そういうものが発生してくると思うのですが、その点はいかがでしょうか。
【次の発言】 そこで、憲法のいわゆる交戦権を認めないというのは、これは日本……
○渡部(行)分科員 私が質問するのは、東北開発株式会社の会津工場の問題についてでありますが、これは一昨年、売却されるというような風評が立ちまして、大変地元では動揺したことがあるわけでございます。今度、東北開発株式会社の民営移管という問題が出されておりますが、この民営に移行するために、どのような順序で、どういう手続のもとになされようとしておるのか、その一つの道筋を段階的にお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、東北株式会社が全株を持って別会社をつくって、それを今度第三者に売り渡すということになりますか。
【次の発言】 その際、その売り渡す相手は公募するわけですか。それとも、そ……
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