このページでは渡部行雄衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○渡部(行)委員 まず大臣に、去る十二日、世界の注目と期待を集めて開かれた、アイスランドの首都レイキャビクにおける米ソ首脳会談がついに合意を見るに至らなかった、これは世界じゅうを大変失望させたことは事実でございまして、これに対して大臣は一体どのような感想と所見をお持ちなのか。先ほどの御答弁等聞いていると、何かソ連がSDIを認めなかったから遺憾である、一方的な意思表示をしているように聞こえたんですが、その点にも触れてひとつ御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 この会談が合意に至らなかったということについて、今後当事者の国は一体どういうふうにそれぞれ対応していかれると思いますか。また、こ……
○渡部(行)委員 宗教法人と文部省の関係について御説明を願います。
【次の発言】 そこで、昨年は中曽根総理以下閣僚がそろって靖国神社の公式参拝をやったわけですが、ことしは総理はこれを取りやめたわけです。それは大臣はなぜだと思いますか。文部大臣、それに対する御感想をお聞かせください。
【次の発言】 いや、私の聞いているのは、去年はそういう気持ちで参拝したでしょうが、ことしやめたのはなぜでしょうかと聞いているのです。どういう心境の変化があったのか、その辺を推察して大臣なりに感想を述べてもらいたい、こういうことです。
【次の発言】 それでは、この公式というのは、どういう条件が整えば公式参拝というふう……
○渡部(行)委員 私は、きょうは、青森県の港湾及び漁港等の防波堤や離岸堤その他について、今度いろいろと問題になっておるいわゆる不正工事に関連して集中的にお伺いしたいと思います。 そこで、私どもも去る九月の十二日、十三日と実際に調査をいたしまして、そして会計検査院についてもその調査方を依頼してまいったところでございます。この調査の結果はただただ驚くばかりであって、こういう工事が今日まで一体どうして許されてきたんだろうか、そういうふうに感じました。 これは口で言ってもわかりませんから、今その証拠品を委員長のところに持っていきますから。こうしているだけでもパラパラと石が崩れて落ちてくるのですよ。……
○渡部(行)委員 まず最初に防衛庁長官に対して、シビリアンコントロールと防衛庁長官の姿勢について、長官は文民長官として最も重要な任務と責任をどのように考えておられますか。その点をお伺いいたします。
【次の発言】 過去の戦争は天皇制が起こした、今度は民主国家になって文民統制がきいておる、その最終的な責任は国会にある、こういう御説明でございましたが、なぜ防衛庁長官を文民にしなければならないか、こういう点については長官はどのように考えておりますか。
【次の発言】 これはその人その人でいろいろ見解の相違はあるかもしれませんが、なぜ軍の最高責任者を文民にしたかということは、軍隊というのはもともと自己増殖……
○渡部(行)委員 まず最初に、予備費に関してお伺いいたします、
その第一は、予備費について憲法第八十七条及び財政法第二十四条で特別に規定されているわけでございますが、こういう憲法事項にまでしておるその精神あるいはこの取り扱いの重要性についてはどのようにお考えになっておられるか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 大臣、私はなぜそれを憲法事項にまでしておるのかというその精神について聞いておるわけで、その手続について聞いているわけではないのです。ですから、結局、歳入歳出の帳じりが合わないことが間々あるのは普通でございまして、それに対する取り扱いとしてなぜ憲法事項にまでしておるのか、ここをひ……
○渡部(行)委員 本日は、遠いところから参考人として青森県の副知事が御出席に相なりまして、本当に御協力感謝いたします。最後までひとつよろしくお願いしたいと思います。
そこで、早速御質問に入りますが、青森県が国の補助工事として施行されました港湾の防波堤や離岸堤の粗悪召使用の不正工事事件について、その経過と現在の御心境をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 副知事、あなたにばかりほとんど四十分、最初例質問しますから、いすをその辺にあれしてすぐに立てるようにしていてください。そして、答弁は簡潔明瞭にお願いします。
そこで、この工事の中身について若干お伺いいたしますが、まずこの土屋石と言われ……
○渡部(行)委員 最初に、最近全国的に大変山火事が頻発しておるようでございますが、ことしになってからその件数がどのくらいになっているか、あるいは被害面積はどのくらいか。また、死傷者の数があれば、それもひとつお願いしたいと思います。さらに、被害金額としてはどのくらいになっておるか、お伺いいたします。
【次の発言】 そこで、いよいよ具体的にお伺いいたしますが、去る四月二十四日に福島県の東白川郡塙町、それから鮫川村、この両町村にかけて発生した火事が二十五日になってようやく鎮火した。しかし、その被害面積は約二百ヘクタール。そして損害額が、一応公表されているのが三億余円、こういうことでございますが、私は……
○渡部(行)委員 昭和六十年四月から、電電公社から今度はNTTに変わって、いよいよ民間企業として発足したわけですが、この経営のあり方等についてこれから、参考人をお呼びいたしましたので、それらを通して御質問したいと思います。
参考人の方にきょうは御協力いただきまして本当にありがとうございました。時間もありませんから早速お伺いいたしますが、それというのは、東京都港区赤坂九の四の十伊藤久美なる方から、NTTの前の取締役、データ通信本部長長谷川壽彦氏に対して警視庁の捜査二課に告発した事件、これについて御存じでしょうか。
【次の発言】 承知いたしておられる中身について、承知されておる範囲についてひとつ……
○渡部(行)委員 まず最初に大臣にお伺いいたしますが、今日日本の厚生行政全体を見ましたときに、世界の先進諸国と比べて一体どういう位置づけにあるのか、その点と、さらに、人間の幸せを豊富化してそれを保障していくためには現在この段階で何が一番緊急重要な課題であるか、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 ただいまの御説明によると今出ておる三法案を早く成立させてくれ、こういうお話ですが、その前にやることがたくさんあるのではないか、私はこんなふうに考えるわけです。
これは「健保ニュース」の中の問題ですが、今から三十五年後には我が国は高齢者人口が非常に多くなって、四人に一人が六十五歳以上の老人で……
○渡部(行)委員 最初に、国土調査の問題についてお伺いいたします。 今国土調査は、国土調査法、国土調査促進特別措置法、こういうものに基づいてそれぞれ計画されて今日まで来ておるわけでございます。しかも、この国土の実態を科学的かつ総合的に調査することによって高度にかつ合理的に利用する基礎資料を整備するということになっておるわけでございます。したがって、これは国土の開発を進めていくためにはどうしてもこの基礎調査を完了しなければならないと私は思うのでございます。しかも、この国土調査は地籍調査、土地分類調査、水調査という三つの柱によって進められて、それぞれそれが具体的な細かな施策になってきておるわけで……
○渡部(行)委員 最近、日本の防衛力の増強というものを見ておりますと、一体これがどこまで進んでいくのか、その限度がわからないくらいになってきておるわけでございます。 そこで、この辺で、もう一遍憲法というものをよく考えてみる必要があるのではないか。そこで、私自身も憲法を読み直していろいろ考えてみたわけですが、憲法には軍事力というものは否定しておる。交戦権を否定しておる。しかし、自衛権というのは憲法上何も触れていない。私は今、自衛権という基本的な権利と憲法上の交戦権を否定している軍事力とを混同しているのではないか、こういう感じがしてならないわけです。 そこで、自衛権というのは、これは法律以前の……
○渡部(行)委員 最初に、昭和六十年度決算の検査結果について、裁判所関係は全く違法、不当という事項がないということはまことに御同慶にたえない次第であります。ただ法務省関係で収入印紙四百万円を領得したという事件があるようでございますが、登記の際の収入印紙をごまかすということはたまたまあることで、これについては、今後コンピューター化になった場合印紙との関係はどういうふうになりますか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 ひとつこれからこういうことのないように十分お願いしておきます。
そこで、これは裁判所か法務大臣かちょっとそちらで判断していただきたいと思いますが、日本の三権分立につ……
○渡部(行)委員 まず最初に官房長官にお伺いいたしますが、本来ならば内閣総理大臣に直接お尋ねする案件でございますけれども、長官、ひとつこの際かわってお答えを願いたいと思います。 それは、去る四月二十一日の新聞ですが、中国を訪れていた自民党の伊東総務会長は二十日夕、首相官邸に竹下首相を訪ね、帰国報告した。この中で伊東氏は、対共産圏輸出統制委員会、ココム規制違反で友好商社二社が摘発された問題と、光華寮問題の対処が重要だと首相に進言し、適切な対応をとるよう求めたと報じられておるわけです。 そこで、ここで特に、光華寮問題というのは御承知のとおり現在最高裁の最終審理にかかっておる段階であるわけです。……
○渡部(行)委員 まず最初に、委員長にお願いしたいのは、私はきょう朝九時ごろ国土庁長官の出席を求めて、しかも政府委員がその質問取りに来て、これは国土庁長官でなければ答えられない問題ですねと承諾して帰ったにもかかわらず、委員会始まって、それから都合が悪いという、しかも聞いてみれば土地特の方は既に終わっている、そうすると憲法六十三条でこれは議院の要求した場合来なければならないのですよ。時間の関係で全部読みませんけれども、「答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない。」となっているんですよ。それを来ないのは甚だもって憲法を無視し、国会の権威を無視するものであるから、委員長から私……
○渡部(行)委員 まず最初に大蔵大臣にお伺いいたしますが、その第一点は、現在審査に付されている昭和六十年度一般会計歳入歳出決算外同年度関係案件、特にきょうは大蔵省所管中心に審議されるわけでございますが、この審議が六十三年度予算にどう連関し、どのような役割を果たしているだろうか、こういうふうに考えてみますと、何か非常に時間のずれがあり過ぎて、どうもその役割が全うされているように思えないわけでございます。本来、決算というのは予算と裏腹の関係にあるべきだろうと思うのでございますが、六十三年度予算が決定されてしまってから、今六十年度の決算審査をしておるわけでございます。一体この二つの問題の間にどういう……
○渡部(行)委員 最初に、新幹線の騒音問題についてお伺いいたしますが、去る五月十日に環境庁が東北・上越両新幹線沿線の騒音公害調査結果を発表したわけであります。それによりますと、環境庁告示の騒音環境基準を達成したのは、路線から二十五メートル地点で全地域のわずか一六%にすぎないと言われております。また、五十メートル地点では三二%であるということでございますが、環境庁は経過措置として昭和六十年度までどこでも七十五ホン以下に抑えるという中間目標値を定めていたわけですが、それさえも達成できないというのは一体どういう理由に基づくものか、その実態を明らかにしていただきたいと思います。
○渡部(行)委員 まず最初に、環境庁長官にお伺いいたしますが、今日、全世界的な規模で環境破壊が進んでいるわけでございます。そういう中で日本も決して例外ではありません。大気汚染、緑の破壊、水質汚濁その他環境悪化は日を追って憂慮されているわけでございますが、この状況を見られて今後どのような基本対策をお持ちでございますか、長官のお考えをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、環境庁が公害のない夢の自動車として大々的に宣伝して、七年前にリースで電気自動車三菱デリカバンというのを導入したわけでございますが、ほとんどこれが使われずに、しかもリース期間内に返却された。そしてことしの一月にスクラッ……
○渡部(行)委員 きょうは、実は外務省の方で参議院との関係でどうしても時間が限られていると言いますので、順序を変えて、まず最初に外務省からお伺いいたしたいと思います。
条約局長は、今まで私とのやりとりももう大分やりましたからおおよそのことはわかっておられると思いますが、ここで私がお尋ねしたいのは、捕虜に対する待遇に関するジュネーブ条約は、いつから日本に適用され、そしてその実施の義務はいつから負うことになったのか、この辺を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 この条約は突如としてできたのではなくして、もうずっと以前から交戦法規というものがだんだん体系化されて現在のジュネーブ条約に……
○渡部(行)委員 まず、内閣官房長官に大変お忙しい中をおいでいただきまして、本当にありがとうございました。 最初にお伺いいたしますのは、朝鮮民主主義人民共和国の卓球選手団が、新潟のホテルで開かれた在日朝鮮総連新潟県本部と新潟県内の友好団体、訪朝者の会共催のレセプションで、これからというときに急にはしを置いて席を立たれたという事件についてであります。 そこで、一つは、この席には国会議員も市長も参加されておったそうですが、このレセプションというのは政治活動の分野に入るでしょうか。本国から代表団が来たら、その国の人たちは喜んでこれを迎え、そしてそのしるしとしてレセプションをやるのは人間社会におい……
○渡部(行)委員 まず最初に大臣にお伺いいたしますが、法律というのは国民のためにあるのか、それとも裁判官や弁護士や法律学者その他いわゆる法律専門家等のためにあるのか、その辺について大臣のお答えをお願いします。
【次の発言】 国民のためにあるとはっきり答えてもらいたいのですがね。どうもいろいろお飾りがついて、国民から見たらどっちのためにあるのかまだちょっとわからないのですが、はっきり言ってください。
【次の発言】 そこで、日本は民主主義国家になって、つまり民主憲法が施行されて既に約四十一年も経過しているわけでありますが、法文を見ますと、いまだにその大半が文語体で片仮名文字と専門用語で成文されたま……
○渡部(行)委員 まず最初に科学技術庁長官にお伺いいたしますが、その第一点は、日本が科学技術立国として二十一世紀を展望するとき、今日ほど基礎科学研究を強力に推進しなければならないときはないと思うわけでございます。したがって、長官は今後どのような構想を持ってこの基礎科学の推進を図られるおつもりか、これについてお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 非常に答弁は立派でございますけれども、実は、きのう私ども航空宇宙技術研究所に参って現実に研究の状態を見てきたんですが、その際、予算が最近だんだん減ってきているんですね。そして、どこが減っているんだと言ったら、研究員が少なくなったんです。いわゆる人件……
○渡部(行)委員 最初に経済企画庁長官にお伺いいたしますが、この年次経済報告の中にありますように、国際経済のバランスを図るということは大変重要なことでございますが、今アンバランスになっておる問題点についてどういう認識をされておるか、またそういう問題に今後どう対処されるのか、その辺に関することについてお伺いいたします。
【次の発言】 今、大臣から国際的な一つの問題点が指摘されました。確かに、例えばメキシコ、ブラジル、アルゼンチン、その他大きな債務国――アメリカも最近債務国になりましたが、債権国と債務国の問題点、今後これをどうして直していったらいいのだろうかということもあるわけです。さらに貿易の摩……
○渡部(行)委員 まず大臣にお伺いいたします。
過般の農産物自由化に関する交渉で大変御苦労なさったことについては、心から敬意を表します。そこで、その交渉過程の中で、これは問題だ、ここはちょっと不公平じゃないか、そういうことを感じられたこと、またガットが果たす役割と今後の方向性についてはどういうふうに受け取られているのか、その辺の感じ取ったことを率直に明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 この農産物の自由化は、実を言うと日本の財界では十年も前から叫んでおったのですね、早く自由化すべきである。それが今になってみると、まさに財界の要請にこたえたような感じがしてならないのですよ。だから……
○渡部(行)委員 まず最初に環境庁長官にお伺いいたしますが、長官は尾瀬に行ったことがあるでしょうか。
【次の発言】 この尾瀬問題は歴史的にも大分長い間問題になってきており、また、日本でも有数のすばらしい光景を持った環境のところであることは御承知のとおりだと思います。まず長官、この尾瀬問題について話しするには尾瀬を見ないことには実感が出てまいりません。どうかひとつ一日も早く尾瀬の実態を見ていただいて、どれほど重要な場所であるかということを御認識いただきたいと思います。
そこで、この尾瀬が、今非常に世論的には環境を守れという世論が強いけれども、その裏で尾瀬分水という非常に困った動きがあるわけでご……
○渡部(行)委員 私は、まず、質問に入る前に、天皇陛下の御病気に対し心から御快癒をお祈りする次第であります。
そこで、この御病気とは直接関係ございませんが、現在の皇室典範は憲法とのかかわりの中で憲法の拘束を受けるのか、憲法の外にあるのか、この辺の関係について明らかにしていただきたいと存じます。
【次の発言】 そこで、皇室典範をよく読んでみると、どうも憲法の精神と合わないような、整合性がないように思われる点も多々ありますし、また、近代法の立場からいいましてもこれは改定する必要があるのではないか、こんなふうに思われてならないのでございますが、この点についてはいかがでしょうか。
○渡部(行)委員 まず最初に、きのうの東中野駅構内における列車の衝突事故についてお伺いいたしますが、それにつきまして、この事故によって死亡された方々や重軽傷を負った方々に対して、心からお見舞い申し上げます。
そこで、早速質問に入らせていただきますが、この事故というのは今原因調査中ということでございますが、その原因と思われるものにどういう種類があるか、それについてお聞きいたします。
【次の発言】 原因については控えさせていただきたいと言うけれども、現にゆうべ、評論家なりテレビなりあらゆるところで、この問題の原因についていろいろな場合を想定されているのですよ。それをなぜ答えられないのですか。
○渡部(行)委員 まず最初に法務大臣にお伺いいたしますが、それというのは、大臣が本委員会で答弁したことは、たとえ大臣が何回かわろうともそれが生きたものとして現大臣はその責任を果たすまで引き継がれるおつもりかどうか、その辺の心構えについてお伺いいたします。
【次の発言】 慎重に答弁をしてくれという要求ではなくて、前大臣の答弁の責任を受け継がれるかどうか、こういうことです。
【次の発言】 そこで、実は昭和六十三年四月十五日の法務委員会で、私が、日本の法律はこれから全部国民にわかりやすい口語体に直すべきではないか、こういう質問をしたわけですが、それに対して当時の林田法相は、法制審議会において十分審議……
○渡部(行)委員 まず大臣にお伺いいたしますが、この間の所信表明の中で、最も重要な点は我が国の経済的地位にふさわしい豊かな勤労者生活の実現であるという旨のことが述べられたわけですが、そこで第一に、我が国の経済的地位と豊かさとをどのように評価されておられるのか、これをひとつ国際的にお話しを願いたいと思うのです。
【次の発言】 よく日本の経済力は世界一だと言われておるわけですが、しかし労働者の生活実感というものは先進諸外国に比べて非常に低いではないか、こういうことをよく耳にしたり本で読むことがあります。今、実際に西ドイツでは週休三日制がとられておる企業もあるし、大体そういう方向に向かっているやに聞……
○渡部(行)委員 まず最初に大臣にお伺いいたしますが、最近、どこに行っても日本の国際化という言葉を聞くわけでございます。この国際化というのは非常に広範囲にわたるものでありますが、これをそれぞれの立場で考えた際に、どうすべきか、どうあるべきかというのが当然出てくるわけでございます。そういう点で厚生省の立場からこの国際化というのを見た場合、一体今後何をなすべきなのか、その辺に対する御見解をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 どうも今のお答えを聞いていると、通産大臣から聞いているみたいな感じで、これは厚生大臣としてはもっと厚生的立場、つまり医療をどうしていくか、薬をどういうふうに国際交流を図……
○渡部(行)委員 本来なら法案提出者である大蔵大臣に御質問をするべきだと思いますけれども、きょうは厚生大臣が外交的重要会議があるということで、十二時十分前にはここを退席しなければならないそうでございますので、私もそれに合わせてまず厚生大臣からお伺いしたいと思います。厚生大臣は、私の質問中であっても時間が来たら勝手に帰って結構ですから、そのようにお願いします。 そこで、まず第一点は、この提案されている法律案を見ると、厚生省関係の改正が十三本あるわけでございます。これはいずれも大変重要な内容を持つものばかりでございます。したがって、補助金の負担割合や補助率が政策目的達成の裏づけとして十分その役割……
○渡部(行)委員 まず、外務省にお尋ねいたしますが、昭和六十一年度決算において特別指摘事項はなかったようでございますが、その内容を見ますと、不用残等繰越金が非常に大きいと思うわけでございます。これはどういう理由によるものか。しかも、当時はマイナスシーリング等によって大変予算が厳しい状況にあったはずでございますが、それなのにこんなに残すというのはどんな理由によるのか、ちょっと理解に苦しむわけですが、その辺に対する御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、これはこちらの問題ではなくて相手国の事情でこうなった、こういうふうに理解していいわけですね。
○渡部(行)委員 最初に、建設省からお伺いいたしますが、昭和六十一年度の決算で会計検査院から不当事項として指摘された問題でございますが、この不当事項の出た理由とその後の処理、てんまつについての御説明をお願いしたいと思います。
なお、これはどうも毎年このような指摘が繰り返されておるようでございますが、そういうものについて一体どのような受けとめ方をしておられるのかお伺いいたします。
【次の発言】 これは六十年度の決算の際にも附帯決議で、不当事項の撲滅というか、そういうものを完全になくすように決議をされておるわけです。少なくはなっていると言われましたが、さらにひとつ努力して、完全になくするというよ……
○渡部(行)委員 最初、通告しました順序を時間の関係で変えて御質問をいたします。
そこで、まず最初に、全国の医大附属病院の中に医療酸素の代金請求及び診療報酬額等の請求に不当なものがあったと会計検査院から指摘されたと報じられておりますが、その実態について明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただ、これは指摘されたからというだけでなしに、なぜそういう問題が起きるのかというその辺をやはりはっきり把握しないでは、改善のしようがないと思うのですよ。一体、厚生省の指導の中に問題があったのか、向こうの書類提出を書く場合の認識に問題があったのか、それとも故意にそういうことをやったのか、この辺を……
○渡部(行)委員 最初に文部大臣にお伺いいたしますが、日本は最近経済大国としては世界一とかいろいろ言われておるようですが、スポーツになるとどうも、いろいろな国際大会に出て余りにも不振が続いておるわけでございます。一体これはどういう原因によるものか、私は根本的にこの問題を掘り下げて考える必要があると思うわけですが、ひとつこれに対する御見解をお願いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、最近の日本体育協会に出されている補助金を見てみますと、昭和五十七年ごろからどんどんとこう下がってきて、六十三年まで相当下がってきているわけです。平成元年度は若干、五億円ちょっとふえたようですが、予算上こういう措置……
○渡部(行)委員 まず、郵政大臣にお伺いいたしますが、現在、情報化社会の進展は世界的な規模で進んでおるわけですが、この中で日本の果たすべき役割、これについてはどういうふうにお考えになっておられるのか、またあわせて、我が国における情報化社会の未来像についてはどのようにお考えなのかお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 どうもはっきり未来像というものが一つの絵のように浮かんでこないのですが、その辺もっと国民からわかりやすく、どういうふうに将来この情報化社会というのは発展していくのか、その中で大臣の構想はこういうふうに考えていると、もう少し具体的にお願いしたいのですが……。
○渡部(行)委員 まず最初に大臣にお伺いいたしますが、農政の今後の方向、そしてまた日本農業の将来についてどのようにお考えなのか、その点を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 これはもう歴代の大臣が大体同じようなことを言っておられるわけですね。なるほど、言葉だけ聞いておると、魅力ある農業というと大変立派に聞こえます。
そこで、本音で私は話をしたいと思うのですが、今農業の後継者はふえているのでしょうか。それから、農業収入と農外収入と比べて、農業収入の推移はどうなっているでしょうか。また、約三分の一に及ぶ減反を強制されて、これで本当に農業が希望を持てる農業になるでしょうか。どんな企業……
○渡部(行)委員 最初に交通事故の問題についてお伺いいたします。
ごく最近までに交通事故で亡くなった人、平成元年度でですね、それから事故の件数、これを聞かせてください。
【次の発言】 最近交通事故が大分どんどんふえてきておるわけですが、その原因はどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 今、大体原因をおっしゃられたのですから、その原因については今後どういう方法で交通事故をなくす方向で対策をされるのか、それをお聞かせください。
【次の発言】 車が増加することはとても防ぐわけにはまいらないと思います。それから、レジャーの時間もこれからますます多くなるのではないか。そこで、質的変化を起こしている……
○渡部(行)委員 まず、総理にお伺いいたします。
この間、会計検査院から昭和六十三年度の決算報告書が提出されたわけです。ところが、今昭和六十一年度の決算をようやく終わろうとしておるわけでございます。しかも一年間の審査をわずかに二時間でやるということ、こういう決算というのは、国の基本的な財政とその政策の裏づけとしての合理性、そういうものが議論されて次の予算というものが考えられなければならないわけです。それが今六十一年度の決算をやっている、こういう事実についてはどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 それではなぜこのようにおくれておるのか、その原因について考えたことがありますか。
○渡部(行)委員 今ほどは労働大臣の就任ごあいさつがありましたが、恐らく相当決意を新たにして今日の複雑な労働関係に取り組まれる覚悟だろうと思います。
そこで、大臣が就任してこれから労働政策についてどういう点に重点を置いてやられるおつもりか、まずその所信についてお伺いいたします。
【次の発言】 次に、労働者派遣事業の適正な運営と派遣労働者の就業条件等に関してお伺いいたしますが、その第一は、昭和六十年六月六日の参議院社会労働委員会でなされた附帯決議でございます。これは労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律案及び労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の……
○渡部(行)委員 まず、産業廃棄物の処理問題についてお伺いいたしますが、きょうはある程度具体的な問題で質問をさせていただきたいと思います。 これは、福島県いわき市田人町荷路夫牧野内不法投棄についてでございますが、大松工業株式会社という企業が荷路夫牧野利用農業協同組合と、牧草と牛ふんを混合し有機肥料を製造するため、組合所有の原野を昭和六十三年四月二十八日、賃貸契約をしたものですが、契約条件と異なって産業廃棄物、これは廃油、廃酸、廃プラスチックなどをこの牧野内に不法投棄して埋め立てたことが昭和六十三年八月七日に地区住民の通報で判明した、こういう事件でございます。 それで不法投棄場所は、いわき市……
○渡部(行)委員 最初に大臣にお伺いいたしますが、今度の新年金法案というものは国民のコンセンサスを得ていると思いますか。少なくとも、これほど重大な年金の改正でございますから、国民は言うに及ばず、国会の合意のもとにこれは推進すべきだと思いますが、その点での御認識はどういうふうにされているでしょうか。
【次の発言】 それで、この今の一番重要な対立点というのはどのように御認識されておりますか。どういう点が決定的な対立になっているか、その辺をお伺いいたします。
【次の発言】 これははっきり申し上げますと、まず第一の対立点というのは、年金支給年齢を六十五歳まで引き上げるという問題だろうと思います。それか……
○渡部(行)分科員 これは内閣官房長官にお尋ねしますが、今度、平和祈念事業特別基金等に関する法律案が今国会に提出されましたが、この内容を見ますと、一つはシベリア抑留者、もう一つは在外財産のいわゆる引揚者、もう一つは軍人恩給欠格者、この三者を対象にして考えられておるようですが、この三者に限るということで間違いありませんか。
【次の発言】 そこで、この法案は、つまり戦後処理ということで解釈していいでしょうか。戦後処理の法律というふうに解釈して差し支えありませんか。
【次の発言】 戦後処理というのは今まで歴史的にも大分議論のされてきたところでございまして、かつては自民党と政府の申し合わせ事項とかそう……
○渡部(行)分科員 まず大胆にお伺いいたしますが、今日本の留学生受け入れについていろいろ問題が出ておることは御承知のとおりだろうと思います。そこで、日本がなぜ留学生を多数受け入れなければならないのか、その受け入れる一つの思想ですね。これから十万人受け入れるという計画もあるようでございますが、それについて、一体ただ日本の国内に入れればそれでいいのか、それともどういう受け入れ方をして、留学生に対する期待というものが十分生かされていくのか、こういう点についての基本的なお考えをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、かけ橋となるようにというお話ですが、少なくとも日本とその留学生の祖国との間……
○渡部(行)分科員 まず最初に運輸大臣にお伺いいたしますが、実は会津鬼怒川線が一昨年の十月第三セクター方式で開業されたのでありますが、これは御承知のとおり電化されておりまして、会津高原駅から浅草まで直通で乗り入れができる、こういうふうになっておるわけでございます。ところがその後、それにつながっている国鉄会津線が赤字であるということで、国鉄はこの廃止を決めたわけです。そこで、これを廃止されたのではとても今後会津の発展はもとより、せっかく野岩線を結んで会津高原駅まで電化したことがまさに何の役割も果たせない状態になってしまう、こういうことで、県と関係市町村が集まってその赤字廃止路線を第三セクターで引……
○渡部(行)分科員 最初に外務大臣にお伺いいたしますが、我が国の外交の陣容と申しますか外交体制というものを国際的に比較したとき一体どのような姿になっているのか、その御認識についてお伺いいたします。
【次の発言】 確かに経済大国になっていることは統計の上からも認めざるを得ないのですが、問題はその経済大国としての内容がそれにふさわしいものになっているかどうかということであります。
そこで、私は在外公館というものについて大分昔からこれの充実を訴えてきたわけですが、しかし、さっぱり、さっぱりと言うとなんですが、余りいい方向に進んでいない。まだまだ大変おくれておる感がいたすわけであります。在外公館とい……
○渡部(行)分科員 最初に、国が総合保養地域整備法、いわゆるリゾート法と言われるものに基づいて大規模リゾート基地建設を訴えてから、その開発構想の承認を求めて各道府県等から非常に過熱状態と言われるほどになっていることは御承知のとおりでございます。 そこで具体的にお伺いいたしますが、第一に、福島県からも同様に出されておりまして、その申請から承認に至るまでの手順と見通しについて御説明をお願いしたいと思います。第二には、その承認はおおよそいつごろになる見込みなのか。第三番目には、国は一応この基準面積というのを十五万ヘクタールと定められているようですが、これはあくまでも目安であって、若干これを上回って……
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