このページでは渡部行雄衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○渡部行雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論を展開せんとするものであります。(拍手) すなわち、本法案の主たる内容は、使用済み核燃料の再処理を行って核燃料サイクルの確立を図ろうとするものであります。そのため、使用済み核燃料再処理工場の設置を民間にゆだねて事業を推進しようとするものであります。 そこで、本法案から想定される主なる問題について申し上げますならば、その第一点は、核燃料再処理工場の持つ直接的危険性についてでありますが、この工場は、一日当たり何百万キュリ……
○渡部(行)委員 建設大臣がまだ来てませんから、国土庁長官の方から先にやります。 それでは、最初に国土庁長官にお尋ねいたしますが、まず豪雪対策の問題についてであります。 いま、御承知のように豪雪地帯は、いままでにないような、ひどい雪のために悩んでおるわけであります。しかも地方自治体は非常に財政が逼迫しておる中で、どうしても住民のために、この雪を処理しなければならない、そういうことで相当の赤字を覚悟して出費をしておるのが実態でございます。したがって私は、この際、特別豪雪地帯の指定基準について、これを改定する御意思があるかどうか、こういう問題についてお尋ねするわけであります。 いまの、この基……
○渡部(行)委員 最初に、公共事業の日本経済に果たす役割りと今後のあり方について、お尋ねいたします。 政府は、昭和五十二年度の予算の中で特に公共事業費の伸びを、景気浮揚の表看板として高く評価し、自画自賛しておられるようでございますが、よく分析してみますと、どうも看板どおりにはいかないように思えてならないわけです。すなわち五十一年度の当初予算の公共事業費の伸び二一・二%に比べて五十二年度の伸びは二一・四%と、わずかに〇・二%の増であります。しかも五十一年度予算には、ほかに公共事業予備費一千五百億円が計上され、さらに補正予算で二千六百三十八億円が追加されましたから、これらを全部ひっくるめた五十一……
○渡部(行)委員 最初に、国土庁長官にお伺いいたしますが、むつ小川原開発についてでございますけれども、これは、いま大変、住民の反対等もありまして、非常に重大な段階に来ておると思うのです。そこで、このむつ小川原開発の今後のスケジュールと現況について、ひとつ御説明をお願いいたします。
【次の発言】 そこで、いまの計画の中で防潮堤の着工予定は大体いつごろになる見通しなのか。あるいは漁業補償についての、あらましについて、おわかりであれば、お伺いいたします。
【次の発言】 そうすれば防潮堤の着工ということ、あるいは漁業補償ということは、環境影響の評価結果が出ないうちはわからない、こういうことでございます……
○渡部(行)委員 私は質問に先立って、一言お願い申し上げておきますが、質問時間が非常に制約されております関係上討論式に問題ごとの掘り下げはとうてい不可能でございますので、最初に全体的に御質問申し上げますから、それぞれの関係する部門について大臣初め関係当局から御答弁をいただき、その後時間の許す限り質問を続行していきたいと思いますので、その点よろしくお願いいたします。 私は、今回エネルギー問題について、日本が今後将来にわたってエネルギーをどう確保し、かつ開発していくべきかという観点からではなく、エネルギーをどう節約し、かつ効率的に利用すべきかという視点に立って、以下質問を展開してまいりたいと思い……
○渡部(行)委員 最初に大蔵省に御質問申し上げますが、前回の委員会で私が省エネルギー問題に対する減税のことで質問申し上げましたところが、住宅を新築した場合あるいは既存の住宅を断熱化された住宅に改造した場合、五十三年度税制改正の一環として今後慎重に検討したいと前段で言っておるのでございますが、後段では、反面課税の公平の確保、租税特別措置についての整理合理化、縮小、こういう方向がありまして新規の措置につきましてはなかなか厳しい事情であるという趣旨の答弁がなされたわけでございます。前段は省エネルギーという問題の重要性を肯定しておいて、そして後段、実質的にこれを減税しようとする面については否定的な態度……
○渡部(行)委員 建設大臣にお伺いいたしますが、今度の予算は、何といっても景気浮揚の大きな役割りを担っていると言われておるわけです。実は昨年もそういう看板であれだけの大型予算を組んでやったわけでございますが、実際にはその当初の期待というものが全く期待外れに終わってしまい、しかも去る第一次の補正予算というものは円高によって全くこれは吹き消されてしまった。こういうような状態の中で、企業倒産は一年に一万六千件以上を数え、あるいは失業者は百五万人を突破するという、全く最悪の事態に至ったと言っても過言ではなかろうかと思います。そういう中で、景気浮揚をどうしても必要とする、そこでこの予算については、公共投……
○渡部(行)委員 まず最初に大臣に、この間の去る二月十日の私の質問に対する答弁について、非常にそのまま承服しかねるような発言がありましたので、それを冒頭ただしておいてから道路関係法案についての御質問をしたいと思います。 と申しますのは、私が尾瀬分水問題について質問をしましたところが、大臣はこれに対して、「私が、国土庁長官にいたしましても建設大臣にいたしましても、就任後まだ三カ月未満の者が、ずいぶん長い間問題になっておるこの利根川及び阿賀野川両水系の全般的な利水計画に、ここでいま、それはもうおっしゃるとおりでございますと、こういうお答えを申し上げることの方がこれはちょっと軽率ではないかと思うの……
○渡部(行)委員 私は住宅金融公庫法の一部を改正する法律案について質問をするものでございますが、まず最初に、本改正案で個人住宅にかかる貸付金の問題についてお伺いいたします。 その第一点は、本改正案が「住宅の建設の促進に資するため」ということで出されてきたわけでありますが、それでは過去の改正時と比べて今度の改正はどのような意味を持っておるのか、あるいはどういう重要性、緊急度を持っておるのか、その位置づけについて御説明を願いたいと思います。 次に、第二点についてお伺いいたしますが、本案では木造と簡易耐火構造の住宅についてだけ償還期間の延長措置がなされましたが、これで重要な改善策あるいは優遇措置……
○渡部(行)議員 私は、提案者を代表し、ただいま議題となりました駅前自転車置場等の整備に閲する法律案につきまして、その提案理由と概要か御説明申し上げます。 近年、大都市圏を中心とじ人口の集中とそれに伴う住宅団地の建設が急速に進んでおりますが、付随して整備されるべき生活利便施設の建設が、住宅建設に追いつかないのが現状であります。特に朝晩の通勤、通学等に欠くことのできない交通施設は、地方自治体の財政の逼迫も関連し最も頭の痛い問題となっております。 最近では、わが家と通勤駅の間の交通手段は、自転車の利用がきわめて高く、通勤の際の家から駅までの基本的交通機関のごとくの様相を呈しておりますが、その自……
○渡部(行)委員 最初に国土庁にお伺いいたしますが、まず私は二線引き畦畔の問題について質問を展開するものでありますが、時間が非常に少ないために、二線引き畦畔についての歴史的な沿革や言葉の持つ意味等の説明についてはこれを省きまして、直ちに要点にしぼって御質問をしたいと思います。
まず国土庁にお伺いすることは、国土調査法に基づいて同法の目的に従った調査を現在まで進められてきましたが、その過程で二線引畦畔の問題をどのように取り扱ってこられたか、その実態について明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 関係者の意見に従ってとありますが、実際には事務的にはこの二線引き畦畔が大蔵省の方から国有……
○渡部(行)委員 私は、去る六月十四日の本委員会において、いわゆる二線引き畦畔に関する問題について質問をいたしましたが、その意を十分尽くすことができませんでしたので、引き続き質問をしたいと思います。 そこで、実態をよく長官に知っていただくために写真を持ってきましたから、よく見ていただきたいと思います。最初に国土庁にお伺いいたしますが、現在、地籍調査を完了したところは全部でどのくらいあるでしょうか。また二線引き畦畔問題が介在しているため事務を進めることが困難になっているのは、どのくらいあるか。さらに二線引き畦畔に属する土地は推定して全国でどのくらいの面積になるのか。また、そのうち所有権をめぐっ……
○渡部(行)委員 まず、長官にお伺いいたしますが、長官は、原子力損害の賠償に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由説明の中で、原子力の開発利用を進める上で安全の確保を図ることか大前提であると申されましたが、具体的に安全確保の中身について御説明をお願いいたします。
【次の発言】 そこで、私は一応安全という問題についてある程度明確にしておく必要があろうと思うわけであります。つまり、われわれの周囲にあるもので絶対安全というものはないと思うわけであります。たとえば毎日食べておる御飯にしても食い過ぎれば健康を害しますし、こうしてさわっておる紙にいたしましても、たまにこれで手を切ることさえあるわけであ……
○渡部(行)委員 まず建設省からお伺いいたしますが、その第一点は、今日、日本における海外建設工事の実態についてでございますが、たとえば全体の受注状況、その推移あるいは受注した国数、労働者数、その主な仕事の内容などについて、まず御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、この海外建設工事をやっている中で今日、何が問題になっているのか、その問題点があれば明らかにしていただきたいと思います。
また、その労働者の中で技師とか設計士とか、そういうのは派遣されているのかどうか、その辺も明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 工事をやっていて、実際その国と日本との関係ですが、友好促進に……
○渡部(行)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論いたします。 すなわち、本法案は、前述の法律をさらに三年間延長しようとするものでありますが、問題は、その内容が延長に値するかどうかであります。 この法律は、あめとむちを用いて農民の所有する農地を吐き出させ、これを宅地化するというのが主なねらいであります。 そこで、社会党が反対する理由の主なものについて申し上げますと、まず第一点といたしましては、本区域内農地に対する固定資産税の課税を近傍宅地並みにすると……
○渡部(行)分科員 私は、国土調査法に基づく調査結果を原因として土地所有者の住所変更がなされた場合、それによって所有権登記名義人表示変更の登記がなされる場合の登録免許税に関する問題についてお伺いいたします。これは本来、大蔵省あるいは国土庁にお伺いすべきものと思いますけれども、事、登記の法律上の体系と論理に関するものでありますので、あえて法務省にお伺いする次第でございます。 すなわち、国土調査の成果についてでございますが、国土調査法第二十条の規定と国土調査法による不動産登記に関する政令で登記が義務づけられておるのでありますが、ここで問題なのは、同法第二十条第二項の後段の、「所有権の登記名義人の……
○渡部(行)分科員 それでは、現在国が農業後継者育成のためにいろいろな施策を行っておりますが、その施策の主なもの、そしてそれに対する基本的な考え方、また現在の農村の置かれておる実態に対する認識等をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 その農村の実態に対する認識という点ではお答えがありませんでした。いまなぜこんなに後継者の問題が重要な政治問題になってきているか、それには私は日本農業のあり方という基本問題に触れるし、また、今日まで政府がやってきた農政の欠陥がいまようやく現実になってきたと言わざるを得ないと思うのです。現実に私が約五百戸の山村を調べましたところ、その中でいま結婚適齢期で結婚ので……
○渡部(行)分科員 まず最初に、新東京国際空港公団にお伺いいたします。
去る二月十五日の予算委員会で、わが党の阿部昭吾議員の質問の中にもありましたように、着工以来十年もかかっていまだに見通しがつけられないのは、すなわち土地収用法の取り扱いが間違っていたのではないかという趣旨のことが述べられておりましたが、その点についてどう反省をしているかという問題と、なぜ土地収用法の区域から航空保安施設設置予定地、通称アプローチエリアの部分を除外したのか、その理由について御説明を願います。
【次の発言】 そこで、土地収用法の適用に当たって、建設省が空港公団に注意をしたと言われておりますが、その注意というのは……
○渡部(行)委員 最初に、建設大臣にお伺いしますが、健康を害しておられるようですから早目に大臣の方からお聞きしまして、それから次にいきたいと思います。 成田空港の周辺規制のために、今度特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法というものが提案されておりますが、私は、いままでの都市計画法に基づいてその目的に忠実にやっていけば、わざわざこのような法律がなくとも十分できるのではなかろうか、こういうふうに考えるわけであります。しかも都市計画法は、御存じのとおり非常にきめ細かくでき上がっており、民意を十分尊重するという面でも非常な配慮がされておるわけでございます。こういうことを考えますと、わざわざこの際、空……
○渡部(行)分科員 最初に、運輸大臣並びに国鉄総裁にお伺いいたします。 それは、東北新幹線の見通しと対策についてでございますが、御承知のとおり、いま東北新幹線は総延長約四百九十六キロメートル、総工費約二兆一千五百億円、こういう膨大な予算をかけて進行しておるわけでございますが、しかしその進捗状況を見ますと、去る二月一日現在で中心測量完了延長というものは九三%に上っておりますが、しかしその中身というのは、東京都が一七%、埼玉県が五四%、こういう状態でございます。さらに用地の方はどうかと申しますと、用地取得済みの面積は九一%というふうになっておりますが、これを都県別に分けますと、東京都がわずかに四……
○渡部(行)分科員 私は農林大臣にお伺いいたしますが、現在日本農業は、国の基本政策の失敗から、明日への夢と希望を農民に持たせることができず、農民の農業に対する情熱は氷のように冷え切っているのであります。とりわけ米作農民は不法な生産調整を強いられ、不安と動揺はその極に達していると言っても過言ではありません。また一方、山村においてはさらに深刻な事態に見舞われ、毎年、住みなれたふるさとを捨てて、ほかの職場を求めて都会に出ていく若者が後を絶たないのであります。このような山村でも、戦前は製炭業や伐採など仕事は幾らでもあって、比較的安定した平和な生活を続けることができたのであります。ところが、戦後、工業の……
○渡部(行)分科員 まず最初に、国家公安委員長にお伺いいたしますが、よく労働争議の際に警察が介入するわけでございますが、一体警察はこの労働争議に対してはどういう関心を持っておられるのか、また事前からどういう対処の仕方をやっておられるのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 その正当な労働運動ということは一体どの時点で判断されるのか、その辺をまたお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、これから具体的な問題についてお伺いします。
これは、去る一月一日及び三日に起きた会津若松郵便局においての労使紛争に関する問題であります。まず、私も元日の日に、警察が大変出ておるというので連絡……
○渡部(行)分科員 郵政省当局にお伺いいたしますが、ことしの年賀郵便が非常におくれたり、あるいは配達されなかったり、あるいはそれが階段の裏に落ち込んでおったり、そういういろいろなトラブルが出た原因についてはどういうふうに考えておられますか。また、その本当の責任はどこにあるでしょうか。
【次の発言】 遠因と近因ですか、これは私は、そんなに簡単にそういう区分けはできないと思うのです。というのは、自分の家で何かトラブルが起きた場合に、それはこういう遠い原因によるのだ、それは子供が、おまえが悪いからだ、こういうことで済まされるものじゃないと思うのです。やはりそういうトラブルができたら、なぜできたかとい……
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