このページでは原田昇左右衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○原田(昇)委員 まず、今回の事故によりまして不幸にして死亡された方々に深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された方々に対しましても一日も早い回復を心からお祈り申し上げる次第でございます。 私ども、委員長を団長にして現場を拝見さしていただいたわけでございますが、そのとき市の消防長からの説明によりますと、第二次爆発の直後、現場は多くの死傷者の発生と助けを求める人々によっていわば阿鼻叫喚の地獄と化したのであります。まだ爆発が起こるかもしれないという不安がある中で、消防は救出に当たりながら敢然と消火活動を行い、ホースから手を離さなかったという事実、また現場に駆けつけました一般市民が、負傷者の救出の……
○原田(昇)委員 先ほど来お伺いした中で一、二お伺いしたいのでございますが、まず第一に、関先生は「冷戦再開」ということをおっしゃったわけでございますが、私は必ずしも冷戦再開というふうに画然と割り切ってはいけないんではないかと思うのです。と申しますのは、アフガニスタン侵略とか、カンボジアをベトナムが侵略する、こういうことに対して、国際世論がやはり世論をもってたたかなければいかぬ、これはやはり、どうしても国際政治の場で、ああいう事態に対してわれわれは憤りを実際に言論で示すということが必要だと思うのですね。 そういう情勢と、同時に、ドイツのシュミットがモスクワに行くとか、あるいはフランスがソ連とい……
○原田(昇)委員 私は、まず、最近の燃料の高騰によりまして漁業経営が非常に窮地に陥っているということについて若干の質問をしたいと思うのです。 つい先ごろでございましたけれども、静岡県の有力な漁業指導者であって組合長までやった漁業経営者でございますが、これが経営難を苦にして自殺するという事件が起こりまして、関係者に非常にショックを与えたわけでございます。事実、最近の港に入ってくる漁船を見ますと、一年ぐらい操業をして入ってくるわけですが、市場で競りですぐ魚を売ってしまうと大きな欠損が出る。そこで、売らないで倉庫に入れまして、そして値上がりを待って後で売るという形にしてやっと出港ができる。もしそこ……
○原田(昇)委員 まず、来年度の予算編成に関しまして昨日新聞で報道がなされております。予算規模が四十六兆五千億円ぐらいになるだろうというようなことに報道されておりますけれども、どういうようにお考えになっておるか。
【次の発言】 いま正確にどうするかということを申し上げることはできない、これはそのとおりだと思いますけれども、新聞に伝えられておるのはかなり真実だと思うのです。自然増収が、結局国債減額の二兆円、これに食われ、そしてさらに地方交付税と国債の元利償還ということになれば、大蔵省はこの前出してこられたゼロベースということになる、こういうことだと思うのです。
そこで、まず二兆円の国債減額につ……
○原田(昇)委員 先般両大臣の御発言を伺ったわけでございますが、わが国経済を取り巻く内外の環境の厳しい現在、激動する諸情勢を十分に把握して、発生する諸問題に対しては機敏かつ適確な対応と民間活力の最大限の発揮を基本として経済運営を行うという自信にあふれたまことに心強い両大臣の所信を伺いまして、大いに意を強うした次第でございます。さきの総選挙でわが党が安定多数を確保し、政治の安定が図られました現在、経済の面におきましても果断かつ迅速な決断を行い、国民の期待に十分こたえる政策の展開を図ってまいらなければならないと思います。このような観点から、両大臣に当面の重要課題について御質問申し上げます。 まず……
○原田(昇)委員長代理 不規則発言は禁じます。
【次の発言】 井上一成君、発言してください。その点は了解しました。
【次の発言】 目下努力しております。続けてください。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
暫時休憩いたします。
午後二時十三分休憩
○原田(昇)委員 環境庁が発足し、公害関係の諸制度が整備されまして、空気が非常にきれいになったし、水もよくなった。現に東京隅田川の例ですが、もう魚が泳いでおるということで大変な進歩だと思います。また、冬でも富士山が東京でも見れる、こういう成果を上げたということに政府の環境政策の成果を見ることができまして、大変高く評価するものであります。しかしながら、やはり新しい行政、新しい試みでございますので、いろいろなところで、率直に言えば、行き過ぎたりあるいは制度上改善しなければならぬ点が多々あるのではないか。そういう意味から、二つの問題を取り上げて御質問したいと思っております。 二つというのは、一つは……
○原田(昇)委員長代理 新村勝雄君。
○原田(昇)委員 私は、最近行政改革の問題につきまして国民からほうはいたる世論が巻き起こってきておる、これに対して内閣総理大臣みずから、増税なき財政再建、行政改革に政治生命をかけるとまで言っておられる、こういう状況に際しまして、中曽根長官、行政改革の責任者といたしましてどういう決意で臨んでおられるか、まず御決意のほどを伺いたいと存じます。
【次の発言】 行革をやる場合に、せっかく大規模な行革を検討しようとする場合には、総論としては国民はぜひやれということであっても、各論に入りますと、自分のところに負担が降りかかってくるというようなことから、各論が反対ということになりがちでございます。いままでい……
○原田(昇)委員長代理 石原健太郎君。
○原田(昇)委員長 代理辻第一君。
【次の発言】 次回は、来る二十七日月曜日午後零時三十分理事会、午後一時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時十六分散会
○原田(昇)委員 私は、わが国のこれからの石油代替エネルギーの本命として原子力発電に関する国民の理解がようやく深まってきた中で、このような事態を起こして国民に原子力に対して不安感をいささかでも与えたということは、まことに遺憾であると思います。
つきましては、まず環境、特に魚介類の放射能汚染があったかどうか。漁民は魚介類の暴落によって泣いていると報道されております。この点について一般国民にもわかるようにはっきり説明をしていただきたい。これは当事者であるよりは科学技術庁から客観的に説明をいただきたいのであります。
【次の発言】 いまの御説明にありましたように、魚介類には全く放射能は検出されない。……
○原田(昇)委員長代理 次回は、来る十五日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後四時五十七分散会
○原田(昇)委員 ただいま小渕委員から国の防衛、防災等についていろいろ質疑がありました。私はこの関連におきまして、地震対策におきましても、みずからの生命、財産はみずからの手で守るという精神で、地域住民の間において自主的な防災組織をつくり、国、県等の施策と相まって防災訓練を実施することが最も重要なことと考えます。 私の出身県の静岡県におきましては、県知事、市町村長が陣頭指揮に立って大規模地震対策特別措置法に定められました諸施策の実施に当たっておるわけでございますが、同時に、地域住民が積極的に自主防災組織をつくりまして防災訓練を実施しているわけであります。自主防災組織はおおむね町内会単位で結成さ……
○原田(昇)委員 今回、北炭夕張において痛ましい災害が起こり、多数の犠牲者を出しましたことば、まことに残念で、遺憾でございます。この場をかりまして、罹災者の御遺族の皆さんに対して、心から哀悼の意を表したいと思います。遭難された方々の御家族の皆様の御心中は察するに余りあるものでありまして、心からお慰め申し上げたいと存じます。 さて、災害の当面対策は、罹災者に対する措置とか原因調査を含めまして、政府に全力を尽くしていただくようにお願いする次第でございますが、私は、ここではまず、当面の問題を離れまして、通商政策あるいはエネルギー政策の観点から二、三見解を伺いたいと思います。 今回の災害を顧みまし……
○原田(昇)委員長代理 渡辺貢君。
○原田(昇)政府委員 通商産業政務次官を仰せつかりました原田昇左右でございます。 はなはだ微力でございますけれども、全力を尽くして安倍通産大臣のもとにがんばるつもりでございますので、何分よろしくお願いいたします。 なお、通産行政、内外ともに多くの問題を抱えておりますが、真鍋政務次官ともども推進に邁進いたしたいと存じますが、皆様の一層の御指導、御鞭撻をお願いする次第でございます。よろしくお願いいたします。(拍手)
○原田(昇)政府委員 昭和五十七年度の通商産業省関係予算案及び財政投融資計画について御説明申し上げます。 お手元の昭和五十七年度通商産業省予算案等についての要点を御説明いたします。 まず、昭和五十七年度における通商産業省の一般会計予定経費要求額は、七千九百十一億七千万円でありまして、前年度予算額七千百九十三億三千八百万円に対し、一〇・〇%の増となっております。 また、石炭並びに石油及び石油代替エネルギー対策特別会計予定経費要求額は、五千四百三十五億五千百万円で、前年度予算額五千億四千六百万円に対し、八・七%の増、電源開発促進対策特別会計予定経費要求額は、千八百四十二億二千六百万円で、前年……
○原田(昇)政府委員 お答えいたします。 清水先生御承知のように、賃金問題については労使の間で話し合って解決するというのが原則でございまして、この際、政府からとやかく言うというのはいかがかと思うわけでございます。ただ、もちろん清水先生のおっしゃるように、実質所得をふやすということは、確かに消費の促進の上に一つの大きな要素でございます。そういう点でわれわれもきわめて注目はいたしておるわけでありますが、最近大変いい面としまして、企業の従業員の実質労働時間が少しふえてきておるというところがありまして、これは残業等によってもたらされたのではないかと思いますが、そういう傾向が若干出てきております。 ……
○原田(昇)政府委員 ただいまの田原委員のお話でございますが、まことにごもっともでございます。御指摘のとおり、最近の情報化の進展というものは、単に産業面における生産性の向上とか省エネルギーあるいは省資源に寄与するばかりでなくて、社会的な広がりを持って人間の活動領域にまで及んできているのではないかと思います。こういう状況にかんがみますと、情報化の社会全般に及ぼす影響は、産業革命にも匹敵するような広がりと深さを持っておるわけでございまして、これへの対応いかんというのが、われわれのあすへの社会にうまく対応できるかどうか、社会のあすを決定するといっても過言ではないと考えております。 そこで、情報化の……
○原田(昇)政府委員 水田委員御指摘のとおり、石油化学工業は五十五年四月以降低迷を続けております。五十六年のエチレン生産が稼働率約六割に相当する三百六十五万トンという水準に落ち込んできておるわけでございます。こうした低迷の原因は、単に内需の落ち込みという循環的な要因だけではなくて、原料ナフサの価格高騰、安価なアメリカ、カナダからの製品輸入の増大といった構造的な要因もあるわけでございます。 こうした構造問題を踏まえて、石油化学工業の今後のあり方並びに施策につきまして、昨年四月からわれわれは産業構造審議会の化学工業部会に諮問をいたしまして、鋭意検討が進められておるわけでございます。昨年十二月には……
○原田(昇)政府委員 後藤委員の御指摘のとおり、NEDOは発足後まだ一年半ぐらいのところでございます。われわれもNEDOに対して非常に期待をしておるわけでございますけれども、なかなか期待どおり仕事がいってないのじゃないかという御印象をあるいは持たれるかもしれません。しかしながら、このNEDOの本来の目的は代替エネルギーの開発であり、しかも、いままで代替エネルギーとして実際に実用になっております原子力とか石炭等は、これから除いておりまして、非常にむずかしい新しい分野の開発ということになっておるわけでございます。したがって、この開発には相当長期でしかも根気の要る仕事をやっていかなければならぬという……
○原田(昇)政府委員 中川委員のおっしゃるとおり、今回の貿易摩擦問題というのは、やはりわが国が現在自由世界で第二の経済大国になったという現状を踏まえて、国際社会の責任ある一員として、世界経済の安定的な発展に向けて積極的な貢献をしていかなければならぬということに対する批判が含められておると私は思うのです。このような考え方から、わが国としては、いま中川委員のおっしゃったような考え方で自発的に市場開放の努力を懸命に行うということ、そして同時に、産業協力とか経済協力等を通じまして、世界経済の再活性化と発展に貢献していくということが必要だと思うのです。したがいまして、わが国は従来から関税の一括引き下げと……
○原田(昇)政府委員 ただいま御要望いただきました点につきましては、その趣旨を十分尊重し、万全を期する所存であります。(拍手)
【次の発言】 ただいまのお話、まことにごもっともでございまして、御承知のように、紙・パルプの構造不況というのは大変深刻でございます。私どももこの対策に苦慮しておるわけでございますが、鶴崎製紙の再建問題について、地元が一丸となって再建に向けて大変努力しておられる点については大いに評価をし、またその地元の期待におこたえをしなければならないという気持ちは、われわれとしても十分持っておりますが、何分高裁の判断待ちということでもございますし、われわれとしても万全の協力体制をしく……
○原田(昇)政府委員 このたび通商産業政務次官を拝命いたしました原田昇左右でございます。 大変微力でございますが、安倍大臣のもと、真鍋政務次官ともども、石炭政策につきまして全力を尽くす所存でございますので、委員各位の一層の御指導、御鞭撻をお願い申し上げる次第でございます。(拍手)
○原田(昇)政府委員 田中委員の御指摘、まことにごもっともでございます。私どもは、石炭の安定供給というのを大変重要な問題と考えておるわけでございますけれども、石炭が石油と違う点は、御承知のように、海外の石炭資源というのは石油よりは埋蔵量が非常に多いという点でございます。ただ埋蔵量は多くても、供給する設備なり施設というのが十分開発されていないために思うように持ってこれない、また、港湾ストとか、そういう影響も受けやすい、こういうようなことがございます。 そこで、こういった点を考慮いたしますと、おっしゃるように産炭国の開発プロジェクトに積極的に参加して、港湾まで持ってくる供給力を拡大していく、ある……
○原田(昇)政府委員 北炭夕張の再建問題でございますけれども、政府としましては、もちろん北炭夕張に遺体の収容に万全を期してもらう、そして再建の道を見出してもらうということを期待しておるわけであります。しかし、同社が会社更生法に基づいて申し立てを行ってきておるわけでございますので、まずは、その再建については裁判所の判断というものにゆだねられておることは先生御承知のとおりだと思うのです。したがいまして、会社更生法の定めるところによって所定の手続を経てもらわないと、政府が全面的に乗り出すということにならないわけでございます。 もちろん、内々いろいろ非公式に助言をするということはいまでもある程度やっ……
○原田(昇)政府委員 私の部下が何かそういうことを言ったかどうかということを、私まだ報告を受けておりませんのでつまびらかにいたしませんけれども、しかし、お言葉にありますように、鉱害と認定するなら石炭を掘れないというような話は少し穏当を欠くのではないか。石炭を掘ることとそれに伴って生ずる被害を鉱害と認定するかどうかということは、これは客観的に関係機関の間で鉱害と認定されれば当然鉱業法あるいは公共施設であれば復旧法によってその復旧を図られる、こういうことではないかと思うわけでございます。
【次の発言】 先ほども御答弁いたしましたように、鉱害であるかどうかということ、これの認定がまず第一でございます……
○原田(昇)政府委員 今回の新聞報道について、私ども大変遺憾なことだと思っております。 われわれは、農産物の輸入自由化につきましては、関係国との友好関係に留意しながら、国内農産物の需給動向を踏まえて、食糧の安全保障の上で重要な役割りを果たしているわけでございますから、わが国農業の健全な発展と調和がとれた形で行われることが基本的に重要であると考えておるわけでございます。このような考えから、わが国の農業の実情やこれまでの農産物の市場開放措置を関係国に十分説明しておりまして、大臣は、再三ブロックとかあるいはECの代表等との会談におきまして、日本の農産物の市場開放の困難であることをるる説明しながら対……
○原田(昇)委員 参考人から大変有益なお話を承りました。私は各参考人にお尋ねしたいのでございますが、時間も限られておりますので、まくら言葉は抜きでそのものずばりでお聞きさせていただきますので、失礼をお許しいただきたいと思います。 まず、松下教授にお伺いいたしますが、松下先生の御指摘になりました、特に重要なのは結局公取委員会の判断と申しますか、合併等の事業提携の審査に関する基準についてでございます。 御承知のように、今度の法律では、企業の合併あるいは事業提携については公取との間の調整が図られ、現行独禁法の範囲内で通産省との協議が行われることになっております。先生が先ほどお話しいただいた件につ……
○原田(昇)小委員 エネルギー小委員会でございますので、私はきょうはかみしも抜きでざっくばらんにひとつやらしていただきたいと思うわけでございます。そんなわけで自分の席からやらしていただこうと思っておりましたら、発言者席があるということでこちらに参ったわけでございます。 さて、先ほどの御説明でもございましたが、イラン・イラク戦争という大変大きな政治的な不安定要因が中東に起こって、エネルギー庁の説明では当面心配ないということで大変結構でございますけれども、この戦争が非常に長期にわたるということになりますと、再来年の冬場あるいはそれ以降につきまして見通しが非常に厳しいんではないかと私は思います。 ……
○原田(昇)小委員 それでは、アルミ業界の方にお伺いしたいのですが、大変だろうということはよくわかりました。
そこで問題は、海外とのコスト差を埋めるのに関税割り当て制というものはどうしても必要だということでございますけれども、どの程度を目標にやっていったらいいのかという点、業界としてどの程度のコスト差を埋めればいいのかという点はどうでございますか。
【次の発言】 紙パルプについてお伺いしたいのですが、いま設備凍結というのを実施しておられるわけですが、それで十分なのかどうか、国際競争力との関係いかんということをぜひお伺いしたいと思います。
それから、時間がございませんから、もう一つ全般につい……
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