このページでは原田昇左右衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○原田(昇)委員 私は、本日初めての質問でございますので、大変失礼の段があるかもしれませんが、あらかじめお許しを願っておきます。 まず、わが国のエネルギーの供給見通しについてお伺いしたいと思うのでございますが、数年前に起こりました石油危機は、資源、エネルギーの有限性についての警告であったと思うのです。私たちは資源小国日本として、アラブ産油国の禁輸措置によって石油価格の高騰とか大変な経済的な損失をこうむったわけであります。しかし、それによってわれわれは石油の節減と石油にかわるエネルギーの開発という問題の重要性をいやというほど知ったわけでございますが、その後の経済の不況によりまして、何となく石油……
○原田(昇)委員 けさ、参考人の先生方から大変有益なお話を承ってありがたいと思うのでございますが、私はお聞きしておりまして一番お伺いしたいと思いましたのは、日本が、また日本だけでなくて世界全体が、これから相当深刻な資源エネルギー危機というものを迎えるわけでございますが、その中で、世界各国はすでにエネルギー戦略の根本的見直しに着手しているわけでございます。 先般、アメリカのカーター大統領のエネルギー教書というものが発表されまして、私も拝読したわけでありますが、大変感銘を受けました。その中で、大統領が国民に呼びかけて、政府が責任をとって、国民が問題の深刻さを理解し、犠牲を払う気になったときのみ包……
○原田(昇)委員 発言の御許可をいただきまして大変光栄でございます。私はこの委員会で初めての質問でございますので、何かとふなれのため失礼申し上げるかもしれませんが、あらかじめお許しを得たいと存じます。 さて、今回のNHK予算の審議は、昨年暮れの総選挙で衆議院が新しく編成されて初めてという、きわめて意義が深いものでございます。また政府の方も、小宮山郵政大臣のもとで初めて審議されるものでございますし、NHKにおきましても、坂本新会長が就任後初めての予算でございます。したがって、この際まず最初に、郵政大臣と坂本会長にお聞きいたしたいのでございますが、NHKの基本的性格とその経営の基本姿勢についてお……
○原田(昇)委員 まず最初にお伺いしたいのでございますが、再処理の関係について若干政府側の見解をお聞きしたいと存じます。 まず、日米原子力交渉におきまして、かたくななアメリカ政府の一方的な見解に対して、日本側が相当御努力をいただいて、日米交渉がかなりの成果をおさめることができましたことは、大変高く評価すべきものと私は考えます。しかしながら、この合意の内容について拝見いたしますと、若干今後のために明解にしておかなければならない点が二、三あるのではないか。この点について最初にお伺いしたいのでございます。 まず第一に、日米再処理交渉においてプルトニウム転換施設の建設を二年間見合わせるということに……
○原田(昇)委員 午前中、参考人の皆さんから、お忙しいところを大変深刻な事態をお聞きいたしまして憂慮にたえない次第でございます。 まず第一に、世界一強かった日本の造船が世界の造船業不況ということで深刻な不況に見舞われているという中にあって、造船の場合、一般の不況産業などと違いまして、どうしても先行きの需要の確保ということが非常に大事だという気がいたしたわけです。一般の不況産業は、需要がないと言っても、繊維など一定の需要が確保できるわけでございますから、その辺が一番造船にとって問題ではないかという気がいたしました。 そこで、御意見を聞きまして対策を考えてみますと、おおよそ次の四つぐらいにしぼ……
○原田(昇)委員 正宗参考人にお伺いしたいと存じます。 先ほどのお話で、中小造船は担保力が欠如しておるというお話でございました。まことに憂慮すべき状況でございまして、目下構造不況業種に対する対策立法というものの審議が国会で行われておりますけれども、これをもってしてもなお現下の信用不安というか、造船専業度の高い中手以下の造船所に対する信用については非常に問題があるのではないかと思うのです。 そこで当面、この信用不安を解消する上にどういう方策が最も有効であるかということについてお伺いしたいと存じます。 たとえば、信用不安が発生しておりますと、新しく船主がせっかく注文しようとしても、途中で倒れ……
○原田(昇)委員 先般、本委員会で各界の参考人を呼びまして、いろいろ造船不況問題について伺ったわけでございますけれども、その参考人の御意見を通じて、造船不況の状況は非常に深刻だという印象を持ったわけでございます。このまま放置しておけば、国民経済及び地域経済にはかり知れない悪影響が出てくるのではないかということを恐れるわけでございます。ところで政府は、景気振興策に非常に積極的に取り組んでおられる点は評価するものでございますけれども、こうした構造不況対策として果たして有効な手段を用意しておられるかどうかという点については、私は、現段階においてはまだまだ取り組み方が足りないのじゃないかという印象を持……
○原田(昇)委員 私は、先般、四月十九日、当委員会におきまして造船不況対策についてお伺いしたところでございますけれども、その後情勢はますます深刻になり、造船所におきます解雇あるいは倒産といったものが続々出ておるという現状、まことに憂慮にたえない次第でございます。一方、政府側におかれましては、前回御答弁もいただきましたけれども、相当前向きにいろいろな点につきまして突っ込んでおられることと存じますし、また、特定不況産業安定臨時措置法というものも成立いたしましたし、これに基づいて安定計画を作成するという作業も進んでおるのではないかと考える次第でございます。特に運輸省におきましては、海運造船合理化審議……
○原田(昇)委員 参考人の方々、お忙しいところをおいでいただいて、大変貴重な御意見をちょうだいいたしましてありがとうございました。
若干の問題について、これから参考人にお伺いしたいと存じます。
まず、生越参考人からお伺いしたいのですが、生越さん先ほどおっしゃっておられましたが、御専門は水成岩であり、化石の研究をやってこられたというふうに承ったわけでございますが、地震については御研究なり何かされたことがあるのでございますか。
【次の発言】 パイプラインとか原子力発電所が非常に危険だという非常に重要なお話だものですから、私も若干これはお聞きしなければならぬと思ったのでございますが、活断層があれ……
○原田(昇)委員 私は、科学技術の振興と国際原子力問題について御質問をしたいと思います。 ただ、大臣がおいでになりませんので、初めにざっと御質問して、大臣がおいでになりましたら、また大臣から御答弁をいただかせていただきたいと存じます。 まず、科学技術の振興に関しまして御質問します。 人類の歴史を振り返ってみますと、科学技術の進歩、発展こそ、近代社会建設の原動力となっていたことは明らかであります。今日、資源有限時代を迎えまして、エネルギー、環境、食糧等の問題を克服しながら活力ある社会をつくり上げていくためには、人類の未来を切り開く科学技術の開発を促進することが肝要であり、われわれがこれに向……
○原田(昇)委員 ただいまお三方から大変貴重な御意見を拝聴いたしまして、私も非常に勉強になったところでございますが、二、三の点につきまして御質問申し上げたいと存じます。
まず、萩原会長にお尋ねしたいのでございますが、地震予知情報は、場所、規模、時間の三要素があると言われております。それぞれについてどの程度の域に達しているか、大変乱暴な表現で恐縮でございますが、御教示いただければ幸いでございます。
【次の発言】 ただいまのお話で、短期予知については観測網の整備というものが前提となるというお話でございましたが、防災上特に大事なのは短期予知だと思うのです。そのための手法といいますか、具体的にどのよ……
○原田(昇)委員 私は、自由民主党を代表して、政府提案の大規模地震対策特別措置法案の主要項目について質疑をいたします。 わが国は世界有数の地震国であって、有史以来数多くの地震に見舞われ、多くのとうとい人命と財産が失われているのであります。しかしながら、地震災害に対しましては、これまで発生後の対策しか措置し得なかったと言っても過言ではないと思います。 ところが、近年、地震学者など先人の努力の積み重ねがようやく実を結んで、地震発生の予知について可能性が出てきたと言えるのであります。一昨年の東海大地震説を契機として、国民の地震に対する関心も高まりを見せ、政府も、東海地域を中心とする地震予知観測体……
○原田(昇)委員 ただいま議題になりましたNHKの五十三年度予算に関連いたしまして、若干の質問をさせていただきます。
NHKがテレビ放送を始めましてから、ことしはちょうど満二十五年に当たるそうでございまして、日本の放送制度そのものが一つの曲がり角に到着しているのではないかと思います。
そこで、まず、昨年十二月に郵政大臣に就任されました服部大臣に、わが国の放送制度のあり方、またその中に占める公共放送としてのNHKのあり方、位置づけ等につきましてどのように考えておられますか、所信をお伺いしたいのであります。
【次の発言】 次に、NHKの坂本会長にお伺いしたいのでございますが、公共放送としてのN……
○原田(昇)委員 関連いたしまして、一言質問させていただきます。
先般、全日本聾唖連盟の方から文字多重放送についての陳情があったわけでございますが、これは耳の聞こえない不自由な方々が、今度テレビ多重放送が可能になるということで、電波のすき間を利用して少しでもこういう方々に分かち合っていただけないかということでございます。
テレビ多重放送、特に文字多重放送について、視聴障害者がその必要に応じて利用できるように何とか配慮していただけないかということでございますが、これについて郵政当局のお考えを聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 いま、鋭意検討されるということでございますので、ぜひと……
○原田(昇)委員 今回提案されました原子力損害の賠償に関する法律の一部を改正する法律案について、私は若干の質問をいたしたいと存じます。 改正の主要点であります従業員損害の問題は、本法制定当時より大いに議論かあったところでございますし、本委員会及び参議院商工委員会においても、従業員損害の補償について立法その他の措置を講じ、その保護に遺憾なきを期すよう附帯決議がなされております。しかしながら、昭和四十六年の法改正当時にはその趣旨が実現せず、再度参議院、衆議院両院の科学技術振興対策特別委員会におきまして同趣旨の附帯決議がなされました。このような事情を背景として、今回ここに従業員損害を原子力賠償法の……
○原田(昇)委員 去る七月十一日、東名高速道路日本坂トンネル内の下り線で悲惨なトンネル内交通事故による大規模な車両火災が発生いたしたわけでございますが、私どもも先般委員会の視察の一員といたしまして中を拝見いたしました。大変悲惨な事故で、心を痛めたわけでございますが、その後原因究明について警察庁並びに県警の方で調査が行われておると聞いております。新聞報道によりまして、衝突六台の過失と競合、公団の安全管理面での過失があったとの見方が有力になってきておるということが報道に出ておりますけれども、その事実関係についてどういうようになっておるか、警察庁から伺いたいと思います。
○原田(昇)委員 斉藤議員から静岡県のお茶の被害についてるる御質問がございまして、私も同じ出身地でございますので、つぶさに被害の状況を見てまいりました。また一自民党といたしましてもこれはほっておけないということで関係行政庁にもその対策について強く要望し、農林省も担当課長を派遣して現地を見るというような調査も具体的にやってこられたわけでございます。 そこで、被害発生が四月十八日と二十二日でございます。もう一カ月を過ぎておるわけでございますが、被害を受けた農民にとりましては、早くお茶の対策について政府が具体的な措置をとってほしいということをかねてから要望しております。一カ月を過ぎた現状において、……
○原田(昇)委員 私は、繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、政府側に、二、三の点について御質問申し上げたいと存じます。 ただいま通産大臣から提案理由の説明があったのでございますが、この御説明によりまして、一部改正を行う理由が明確になったわけでございますが、なお繊維産業につきましては、従来構造不況業種と言われながら、最近ではかなり明るさが増してきたとも言われております。そういった背景、事情につきましてぜひ伺いたいのでございます。 水面に浮上してきた原因として、政府の多角的な構造不況対策の展開も、非常に寄与したのではないかと思いますけれども、そのほか、繊維業界において……
○原田(昇)委員 エネルギーの使用の合理化に関する法律案につきまして、特に、現在のエネルギー事情にかんがみまして、エネルギーの安定確保ということが非常に重要であると言われながら、エネルギーの使用の合理化に関する法律案がいま提出されておるわけでございますが、この法律案はむしろ遅きに失しておるのではないかというくらい、私は危機意識を持っておるわけでございます。そういう観点から、この法律をめぐるエネルギー情勢並びに今後のエネルギー政策について、それと、この法律との関連づけという観点から御質問をさせていただ購いと存じます。 まず、この法律が意図しております領域といいますか法域が、全体のエネルギーの節……
○原田(昇)分科員 私は、まず東海駿河湾地震についてお伺いしたいと思います。
あすあっても不思議はないという学者の説があるわけでございますが、これについて、どういうように考えておられるか。
【次の発言】 可能性があるということでございますと、いつ、どこで、どのくらいのものが起こるかという想定があると思うのですが、それについてはどうですか。
【次の発言】 ただ大まかな、もちろん当分はないということであっても、もし起こった場合、大変なことになりますので、大体どのくらいの規模のものが、どういう形で起こるかということについては、予知の問題としていろいろ御検討なさっておられると思いますが、予知の推進に……
○原田(昇)委員 まず、運輸大臣にお伺いしたいのでございますが、造船をこの法律に乗せて設備の処理をおやりになるということでございますが、かねて運輸委員会で関係業界並びに金融機関等から造船の不況の現状等についてお伺いしてまいったわけでございますが、状況は大変深刻のようでございます。
そこで、大臣として、今後の造船の操業度の見通しといいますか、ことしが約五、六百万トンと承っておりますが、さらにどういうふうになっていく見通しを考えておられるのか、お伺いしたい。
【次の発言】 そこで、この法律によりますと、事業者の申し出によって安定基本計画を立て、そしてさらに業界の努力が十分でない場合に共同行為の指……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。