このページでは春田重昭衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○春田重昭君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十三年度決算に関して、現在の政治状況に深くかかわる幾つかの問題点を取り上げ、総理並びに関係大臣に質問するものであります。 まず初めに、具体的な質問に先立ち、数点総理の御見解を承りたい。 その一つは、憲法に対する総理の姿勢であります。 総理は、これまで、所信表明演説では「憲法の定める平和と民主主義、基本的人権尊重の理念を堅持し、」としつつも、今臨時国会における憲法に対する一連の閣僚発言については、閣僚の憲法遵守義務と決して矛盾するものではないと評価しておいでになります。 こうした総理の発言は、内閣首班と自民党総……
○春田委員 関西新空港の問題についてお尋ねしてまいりたいと思います。 この新空港の問題は、運輸大臣に地元の塩川大臣が就任された、そのほか関西関係から三名のいわゆる大臣が就任されているということで、非常に機運が一気に高まったような感じがするわけでございます。さらに九月一日、航空審議会の答申が出されたということで、非常にその勢いというものがすごい勢いで出てきているわけでございますけれども、私は、まだまだ新空港の問題についてはいろいろな諸問題が残されていると思うのですね。国際空港という大義名分だけで走って、それらの諸問題を解決しないで走ったら大変な問題が起る、いわゆる成田の二の舞になってしまうとい……
○春田委員 最初に、イラン・イラク戦争の問題についてお尋ねしてまいりたいと思いますが、外務省の方にお尋ねいたします。
紛争停止の時期でございますが、これは当事国じゃないわが国としては判断が非常にむずかしいと思うのですけれども、外務省としてはあらゆる情報を仕入れていると思っているのでございます。その点で紛争停止の時期でございますが、どういう御見解を持っておられるのか、まず最初にお尋ねしてまいりたいと思います。
【次の発言】 米ソ大国を含めて第三国の両国に対する武器また弾薬の補給がされているということはつかんでおられるのですか。
【次の発言】 そうすれば、戦争というのは武器がなかったらできないわ……
○春田委員 さて、総理は就任されて今日まで外遊を一回もなされてませんけれども、総理の外遊計画というものはあるのか、また検討されているかどうか、まずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 ASEAN方面を外遊したい、いま検討しているということでございますが、歴代総理がまず第一回外遊されたのを調べてみますと、佐藤さん以後田中さん、三木さん、福田さん、大平総理、全部アメリカへ第一歩をしるされているわけですね。鈴木総理はASEANに行かれるということでございますけれども、その理由を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 いまわが国は、アメリカと通商問題でいろいろな経済摩擦を起こしているわけです……
○春田委員 院法改正の問題は官房長官がお見えになりまして質問していきたいと思います。
まず第一点でございますけれども、昭和五十三年度の会計検査の決算検査報告を見ますと、その中で特に目立つものに空出張、架空会議といった不正経理の問題がございます。検査報告の中では、防衛庁、環境庁、通産省、国鉄、鉄建公団の五機関が挙げられているわけでございますけれども、これらの各機関の不正経理額と、それからその不正経理額の処理はどうなったのか、明確にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま説明があったように、防衛庁、それから環境庁におきましては全額返済しているわけです。その他の各機関では一部返済で、……
○春田委員 最初に、IJPCの今後の見通しについてお尋ねしてまいりたいと思いますが、経済協力基金という政府出資をいたしておるわけでございますけれども、この点から、まず経企庁の今後の見通しの御見解をお尋ねしてまいりたいと思います。
【次の発言】 この時点で明確な政府見解は出ないと思いますけれども、長官の感触という点でお尋ねしてまいりたいと思います。
今後このIJPCとの事業をやはり継続していくのか、さらに完全撤退していくのか、さらに事業そのものも縮小していくのかという三つの選択があるという形で言われておるわけでございます。政府としては、これは断じて日イ関係の上からも、また石油の今後の確保のため……
○春田委員 最初に、原子力発電所の運転、建設状況につきまして通産省の方にお尋ねしてまいりたいと思います。
運転中のもの、建設中のもの、建設準備中のものがございます。それぞれに分けまして現在何基動いておるのか、また建設していくのか、その出力キロワット数はどれくらいなのか、予想するキロワット数はどのくらいなのか、簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの説明でいけば、建設準備中のものも合わせまして二千七百八十八万キロワットになります。ところが「長期エネルギー需給暫定見通し」では、昭和六十年度には三千万キロワットになっておりますけれども、これは間違いございませんか。
○春田委員 私は、まず最初に基本的な問題についてお伺いしたいと思いますが、消費者物価指数の問題でございます。
いままでの国会答弁で長官は何回も御答弁なさっておるわけでございますが、この消費者物価指数は上半期は七月を除いてずっと八%台で推移をしておるわけでございます。したがって、政府目標の六・四%を達成するためには下半期では四・六%に抑えなければならないという形になっておるわけでございますけれども、この達成に自信がおありなのかどうか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 上半期の悪影響は解消されつつあるという御答弁でございますけれども、具体的に一体どういうものが解消されるのか、また新たに……
○春田委員 緊急物価対策費の使途についてお伺いしてまいりたいと思います。
去る十日三十日、公社民と自民党の政調、政審会長会談でこの緊急物価対策について自民党から回答があったと聞いております。政府はこれを受けまして関係各省庁の物価担当官会議を開いて具体策を講じたようでございますけれども、いかなる省庁が参加したのか、その中心の省庁はどこなのか、まずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 それだけの省庁が参加しているわけでございますけれども、中心の省庁はどこですか。
【次の発言】 経企庁がこの物価対策を推進していくと私は理解しておるわけでございます。そこで、今回の緊急物価対策に必要な経費は幾……
○春田委員 まず、会計検査院長にお尋ねしますけれども、会計検査院のいわゆる強化を盛り込んだ院法改正の問題でございますが、五十二年五月衆議院の決算委員会で決議されまして今日までいろいろ論議されてきているわけでございますけれども、まだ成案を見ていないということでございます。ところで、検査院としては五十四年四月九日最終要綱を決定されて、四月十二日最終要綱を各省庁に配付されて説明されておりますね。そして五月二日に内閣官房長官にお渡しになっておるわけでございますが、いまの論議からして、いわば各省庁の反対が強いわけでございます。いわゆる未調整のまま出されたわけでございますけれども、その未調整のままで出した……
○春田委員 きょうは盛りだくさんの質問を用意しているわけでございますけれども、限られた時間でございますので全部が全部できないと思いますけれども、よろしくお願いしたいわけでございます。 最初に私は、青少年の非行問題につきましてお尋ねをしていきたいと思っております。 この青少年の非行の問題は、いわば学校、家庭の現場を通り越して、大きな社会問題となっているわけでございます。そこで、いま各省ではそれぞれの対応をしておるわけでございますけれども、総理府本府としても青少年対策本部というものが設けられているわけでございまして、この青少年の非行の問題につきましては、この対策本部はいかなる対応をしていってい……
○春田委員 特殊法人の北海道東北開発公庫、こういうのがありますけれども、この公庫の設立目的について、まずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 五十四年の決算報告では、北海道東北開発公庫の船舶資金の貸し付けにつきまして会計検査院から指摘がされております。その内容について概略御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 公庫の方に再度お尋ねしますけれども、船舶貸し付けの基準というものがあると思うのですね。これを簡単にお答えいただきたいと思うのです。
【次の発言】 検査院の報告では、貸付対象船舶が同地域に就航して同地域における積み荷または揚げ荷を主たる目的とするものに限定しているという形で……
○春田委員 私は、午前中にも論議されました環境アセスメントの法制化の問題について、まず長官にお伺いしたいと思います。
長官は、二十三日の参議院予算委員会におきまして、このアセス法案につきまして、今国会に上程するということを明言されたと聞いておるわけでございますが、その後、翌日自民党の三役会がありまして、その模様が新聞に報道されたわけでございますが、自民党三役では、今国会提出は無理である、こういう形の結論が出たという形で報道されているわけでございますけれども、この点の経緯を長官に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 レクチュアの段階では来月の四日ぐらいに結論が出る、こういうことで、それ……
○春田委員 伊東外相の訪米に続きまして総理の五月訪問、そして事務レベルでの日米安保協議、そして大村長官の訪米と、一連の対米外交スケジュールが立てられていると聞いているわけです。そこで、その時期はいつごろなのか、何を主題として話し合いになっていくのか、目的、内容についておわかりになれば御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 伝えられるところによりますと、日米の安保協議ですか、事務レベルのこの会議は六月早々ハワイで、長官はその後七月ごろに訪米されるのではないか、こういう報道もされているわけでございますけれども、どうでしょうか。
【次の発言】 そうしたら、日米安保協議と長官の訪米は、どちらの……
○春田委員 最初に、医療費の値上げの問題についてお伺いしたいと思います。
昨日、中央社会保険医療協議会に意見を求めるという形で包括諮問されたわけでございますけれども、結局大臣が御出席がなかったということで何ら審議がないままに散会した、こう報道されておりますけれども、この点につきまして大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 当初は、この四月十六日に意見を求めて、各委員の意見を聴取して、その後具体的な医療費の値上げの問題を諮問する、こういうスケジュールでお考えになっていたみたいでございますけれども、こういう形でずれたわけですね。ということで、厚生省が考えている医療費の値上げ、この意……
○春田委員 私は、本日は総括質問ということでございますし、八問くらい質問を用意していたわけでございますけれども、よく考えてみれば、時間が五十五分ということでございます。そういうことでどうか大臣等におきましては、簡潔、明瞭にひとつ御答弁をいただきたい、こう思うわけでございます。 なお、大臣等の質疑時間の都合によりまして、まず最初に会計検査院法の改正の問題につきまして、官房長官から御所見を伺いたいと思います。 通常国会も、あと一月になったわけでございますが、長年懸案となっております会計検査院法の改正問題でございます。これはかつてこの決算委員会でも集中審議等をやったわけでございますが、過去のプロ……
○春田委員 本日は予備費の審査でございますので、最初に予備費に関する問題についてお尋ねしてまいりたいと思います。 自民党と社公民の三党でいわゆる緊急物価対策費五百億円が合意されたわけでございますが、結果的に終わってみれば、四十四億円しか使ってないわけです。その中で予備費から使用されているものがございます。昭和五十五年度一般会計予備費(その1)の通産省所管の中で小売価格安定運動推進事業に必要な経費という形で五億六千七百万五千円が使用されております。この予備費につきましては、昨年の十二月かの閣議で決定されておるわけでございますけれども、時期的に見てこれが適切であったかどうか、通産省の方の御意見を……
○春田委員 私は、本日、労働省所管の決算に当たりまして、一つは障害者の雇用問題、二点目には地方労働基準局の架空経理の問題、三点目に原電敦賀の事故の問題、この三点につきまして御質問をしてまいりたいと思います。しかし、限られた時間でございますので、どうか答弁に当たりましてはひとつ簡潔明瞭な御答弁をいただきたいと思うわけでございます。 最初に、身障者の雇用の問題でございます。 ことしは国際障害者年である。したがって、障害者対策がさらに充実し拡大していかなければならないことは当然でございます。障害者対策には福祉や教育、生活といったさまざまな問題がございますけれども、いま一番必要なことは、社会への「……
○春田委員 私は、建設省の決算に当たりまして、きょうは三点にわたりまして御質問申し上げたいと思います。
第一点は行政改革の問題でございます。第二点は住宅金融公庫の問題、第三点は公共下水道の問題でございます。
まず第一点の行政改革の問題でございますが、総理の諮問機関でございます第二臨調の行政改革は、七月初旬の中間答申に向かって作業が進められているわけでございますけれども、大臣はこの第二臨調の行政改革についてどういう御所見をお持ちなのか、まずお伺いしたいのです。
【次の発言】 そこで、行政改革の目玉は、補助金の削減、カットでございます。その補助金カットにつきましては、目安として一〇%カット等の……
○春田委員 第二臨調の第一次答申が出たわけでございますけれども、この第一次答申に対してまず大臣の御感触をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 午前中の答弁では、臨調答申を尊重するということで大臣はおっしゃいました。いまの私の質問に対しましては、尊重するということはそのまま実行するという意味ではないのだ、要するに文部省としては守るべきものは守って、いろいろな歴史があるのだから、その国民的立場に立って守っていく分野もあるのだ、このように大臣はおっしゃったと私は理解するわけでございます。
第二臨調がわずか四カ月という短期間で答申を出したということにつきまして、私もその労を多としたいわけでございま……
○春田委員 私は、第二臨調の第一次答申について御質問してまいりたいと思います。午前中の同僚議員の質問と若干ふくそうする面があると思いますけれども、その点はどうか御了解いただきたいと思います。まず最初に、大臣の今回の第一次答申に対する御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私も大臣の御意見と非常に同じ考え方を持っておるわけでございまして、今回の第一次答申につきましては、非常に声の小さいといいますか、抵抗の少ない教育や福祉方面に相当切り込んだ答申になっておりますし、また地方公共団体に相当なしわ寄せがいきそうな答申になっております。そういう点で、大臣は、尊重はするけれども今後各方面と調整をし……
○春田委員 私は、きょうは石油問題とそれから中小企業の対策の問題にしぼって質問していきたいと思いますが、まず最初に、若干午前中の質問ともダブると思いますが、IJPCの問題につきまして確認していきたいと思うわけでございます。 午前、午後の大臣のあの答弁からいたしまして、現在このイラン石化事業というものは中断している。その原因はイラン・イラク戦争、またイランの内乱である、こういう答弁があったわけでございまして一いわば相手側、イラン側の態度待ち、こうなっておるわけでございます。それで、イラン側の交渉団も八月の末に来日する予定だったのが、イランの内乱によってまだ来ていない、実現されていない、こういう……
○春田委員 私は、物価問題と景気問題に入る前に、長官に行政改革の問題について若干お尋ねしたいと思います。
総理は、第二臨調を主体とした行政改革に政治生命をかけると明言されておるわけでございますが、長官は、この行政改革、第二臨調についてどういう御見解なのか、お伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 行政改革といいましても、機構減らしとか人減らし、金減らしがあるわけでございますが、今回の第二臨調では、特に補助金の整理合理化、削減というものが大きく社会的に浮かび上がってきているわけでございまします。この補助金の削減につきましては、新聞の報道等では一律カットだとか、また省庁全体で検討していくいわゆる……
○春田委員 私は、きょうの委員会では、まず景気の問題と中小企業の問題について、二点にわたりまして御質問を展開していきたいと思っております。
わが国の産業界は相変わらずの不況感が漂っているわけでございますけれども、先日長官は景気の底入れ宣言をなさった、こういう形で報道されているわけでございますけれども、その発言の趣旨といいますか、意図といいますか、そのあたりからまず御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいま、必ずしも景気が全体的によくなっていくということではないんだ、これ以上悪くはならないけれども、いわゆるよくなったという感もない、マクロ的に見た場合には緩やかに回復するかもしれないけ……
○春田委員 きょうは何点か質問したいわけでございますけれども、最初に中東問題を大臣にお尋ねしたいと思います。これは午前中、そしていまの質問と若干重複する点があるかもしれませんけれども、その点はどうか御了解いただきたいと思うわけでございます。 今回のサダト大統領の暗殺事件で、わが国と中東諸国、またわが国と対エジプト二国間の問題、さらに世界の中東外交というものが、大きな関心を抱いているわけでございまして、大きな変化があるのではなかろうかというふうな意見もございますし、そう変化はないという意見もございます。報道等ではそう変化はないということでされておりますけれども、大臣が葬儀に参加されまして精力的……
○春田委員 私は、限られた時間内で数多くの質問をしたいと思いますので、質問事項は要点のみ申しますので、その点、意向をよく酌んで御答弁いただきたい、かように思っておるわけでございます。
防衛庁長官に質問いたします。
わが国の外交は日米関係を基軸として展開されているわけでございますが、現在日米間では貿易摩擦という大きな問題が生じているわけでございます。長官、防衛問題につきましては摩擦が生じておるかどうか、生じていないかどうか、この点まずお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 シーレーンの防衛問題についてお尋ねしますが、日本側のシーレーン防衛につきまして、また米側のシーレーン防衛につきまして、……
○春田委員 まず予備費の問題についてお伺いします。
五十六年度一般会計予備費(その1)で総理の外遊経費が、三億七千六百十八万三千円が計上されております。この種の経費は、過去からも私も指摘しておりますが、当初経費で計上できる性質のものであると私は思っておるわけでございますけれども、内閣としてはなぜいつもこういう形で予備費で処理しているのかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 予備費は、憲法八十七条を踏まえて、財政法二十四条に規定されました「予見し難い予算の不足に充てる」これが使用目的でございます。確かに、訪問する国や期間等は正確にわからなくとも、総理が毎年外遊されることは間違いないわけですね……
○春田委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書等の承諾を求めるの件について、不承諾の意思を表明するものであります。 わが党は、かねてより予備費使用について、財政の国会議決主議の原則にかんがみ、予備費使用の基本的かつ重大な問題を指摘してきたのでありますが、政府は依然として姿勢を改めようとはせず、遺憾と言わざるを得ません。 さらに、予備費の設定に関しての基本的な問題を指摘しなければなりません。 その一つは、総理の海外訪問に要する費用についてであります。 昭和五十六年度一般会計予備費使用総調書(その1)によれば、一二億七千六百十……
○春田委員 私は、行政改革の問題について、時間がございませんけれども、しぼって御質問申し上げたいと思います。 第二臨時行政調査会では、今月末の基本答申を目指して鋭意作業が続いているわけでございますけれども、すでに部会報告が発表されております。この部会報告につきましては、政府のあちこちですでに異論の声が出ているみたいでございまして、官僚はもちろんのこと、閣僚の中からも抵抗といいますか反対の声が出ているわけでございますけれども、農水省の基本的な態度をまずお聞かせいただきたいし、また、この部会報告に対する農水省の感触をお伺いしたいと思うのです。
○春田委員 何点かお伺いしますけれども、官房長官におかれましてはなるべく抽象的な答弁でなくして、わかりやすい形で御答弁をいただきたいと思います。
まず、臨調の問題についてお伺いいたしますけれども、第二臨調の基本答申が七月三十日に政府に提出されておるわけでありますが、この答申に対する御見解、そして今後いかなる形で具体的にこの臨調答申を実現されていくのか、冒頭にお答えいただきたいと思うのです。
【次の発言】 急ぐものは速やかに成案を得て早急に取りまとめていくということでございますけれども、政府としては臨時国会を、いろいろ取りざたされておりますけれども、お考えになっておるのですか。
○春田委員 外務省の広報活動についてまず御質問したいと思います。
日本の商品の広告宣伝というのは一流である、ところが政府の日本紹介は二流とよく言われておるわけでございまして、この海外広報につきまして外務省の基本方針、また現在とっている活動について簡潔にまず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 大臣にお尋ねしたいと思いますが、今回の日本の教科書の問題、侵略というものを進出、侵攻と、また削除したり、満州事変や南京事件等の誤った紹介、こうしたものにつきまして外国から痛烈な抗議が出ておるわけでございますけれども、大臣としてはどのような御認識なのか、御見解をお伺いしたいと思います。
○春田委員 何点か御質問申し上げますが、若干午前中の質問と重複する点があるかもしれません。極力避けるようにいたしますけれども、その点はどうか御了解いただきたいと思います。 まず、F16の三沢基地の問題でございます。 午前、午後にわたって相当論議されたわけでございますけれども、この三沢基地のF16の配備計画についても私は若干御質問したいと思いますが、今回の措置は、在日米軍また基地の縮小の今日、逆行するものである、こうした批判も出ているわけでございますけれども、何ゆえ今日こうした三沢にF16が必要なのか、まず簡潔にお答えいただきたいと思います。
○春田委員 私は、きょうは日米の貿易摩擦の問題と国内景気の問題、この二点にしぼって質問していきたいと思っております。 まず、日米の貿易摩擦の問題でございますが、実は、私も日米青年議員交流の一員として、先週ワシントンに行って、政府、議会、多くの方々と会談してきたわけでございます。それらを踏まえて質問したいと思いますし、また、私の御意見等も質問の中で延べていきたいと思います。 まず最初に、外務省の方にお尋ねしますけれども、この日米貿易摩擦問題はいま大きな政治課題となっているわけでございます。そこで、櫻内外務大臣が訪米されたわけでございますが、訪米前と会談を終えた今日では、いかなる点で環境が変化……
○春田委員 最初に、景気の問題についてお伺いしたいと思いますが、質問の流れの上で同僚議員と重複する点がございますけれども、どうかその点は御理解をいただきたいと思います。
日本経済は依然として低迷状態にあるわけでございます。この原因を海外面と国内面の両面でとらえた場合に、経企庁としてはどう分析されておるのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今後の経済の見通しでございますけれども、特に世界経済につきましては、せんだって国連の事務局が、依然として後半期も厳しいのじゃないかという見方をしております。また、OECDの発表によりますと、後半にはかなり回復するのじゃないかという見方もあるわけで……
○春田委員 質問の前に各大臣にお願いするわけでございますけれども、質問事項が多岐にわたっておりますので、御答弁はひとつ簡潔に、明瞭にお願いしたい、こう思っております。 最初に、石油の問題について御質問申し上げますが、最近の円相場の乱高下といいますか、揺れは非常に大きいわけでございます。二百四十円台の円安傾向が続いていたかと思えば、二百二十七円台の円高といったぐあいに、不安定な現象が続いております。こうした中で、石油製品の値上げ、電力料金の値上げの問題が巷間うわさされているわけでございますけれども、通産大臣としてのこの件についての御見解をまずお伺いしたいと思います。
○春田委員 まず景気の問題についてお伺いします。若干同僚議員と重複する点があると思いますけれども、御理解いただきたいと思います。
今日のわが国の景気というものは、景気動向指数によりますと、昭和五十五年の二月以来三十六カ月の景気低迷と言われているわけでございまして、その意味では、わが国におきましてはいわゆる不況の最長の記録と言えるのではなかろうかと思うのです。こうした景気が低迷している原因をどう見ておられますか、この問題から入っていきたいと思います。
【次の発言】 不況の原因といいますか、景気低迷の原因というものは何かと聞けば、長官初め経企庁の皆さん方は第一番に海外要因を挙げられるわけでござい……
○春田委員 何点かお尋ねします。
まず最初に、アメリカの原子力空母エンタープライズが十五年ぶりに佐世保に入港したわけでございますけれども、この入港の目的、それから十五年前の昭和四十三年当時の入港と今回の入港では大きなさま変わりをしているのではないかということが言われているわけでございますけれども、そうしたことについて、まず外務省の方からお答えいただきたいと思うのです。
【次の発言】 米側の見解じゃないのですよ。わが国のいわゆる政府として、外務省としての認識、これを聞きたいのです。
【次の発言】 国民の間に意識の変化があったと外務省は見ておりますか。
○春田委員 私は最初に、人事院勧告の問題についてお尋ねしていきたいと思いますが、五十七年の人事院勧告が昨年の八日に四・五八%勧告されているわけでございますが、政府方針で現在凍結の状態となっております。人事院としての御心境なり対応をまずお伺いしたいと思うんです。
【次の発言】 昭和二十三年に人事院が創設されて今日までなるわけでございますけれども、こうしたいわゆる凍結という状態は過去例があるんですか。
【次の発言】 昭和二十三年に創設されて、昭和二十四年にドッジ・ラインで一時凍結された例があるみたいでございますが、昭和四十五年以来今日までずっと完全実施されているということでございます。そうしたこと……
○春田委員 最初に、薬価問題についてお尋ねしていきたいと思います。
薬価基準制度の見直しについて報道がなされているわけでございます。その内容を見ますと、第一点は、「現在、保険が適用されているビタミン剤や総合感冒剤、漢方薬などを薬価基準から削除する」、第二点としては、「同一規格、同一成分でありながら、価格差を設けている現行の銘柄別収載を是正する」、こういう方針が厚生省で検討されているということでございますけれども、この新聞報道につきましての厚生省の御見解、また御真意を伺いたいと思います。
【次の発言】 第一点のビタミン剤、総合感冒剤、湿布薬、これらはすでに諸外国では一般薬局で販売されていると伺……
○春田委員 まず、総理に解散問題についてお伺いします。
衆参のダブル選の回避はほぼ間違いないと見られておりますが、その後、秋口解散のうわさが出ているわけでございます。総理の御真意をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 総理は、たてまえ上衆議院は任期満了説をおっしゃっております。しかし、解散の引き金となる、たとえば国会の審議がストップした場合とか内閣の不信任案が出た場合においては解散するかもしれないという御答弁があったわけでございますけれども、これはいまも変わりございませんか。
【次の発言】 時間がございませんので、走っていきます。
次に、原油値下げによる電気料金の値下げの問題でご……
○春田委員 私は、いま大きな社会問題となっております戸塚ヨットスクールの問題についてお伺いしたいと思います。
去る七月五日、名古屋地検が戸塚ヨットスクールの戸塚校長及びコーチ六名を傷害致死罪で起訴したわけでございますが、この起訴に至る経緯を、時間がございませんのでひとつ簡潔に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 死亡事件は、この小川真人君のほかに、五十四年の二月に見学君、それから五十五年の十一月には吉川君の二件があります。見学君は不起訴、吉川君は捜査中となっておりますが、今回のこの小川真人君の起訴により、この過去の両事件というものは新たな展開が予想されると私は思いますけれども、どうで……
○春田委員 まず、経企庁にお尋ねしますけれども、わが国の景気の動向を最初に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 今年度の経済成長率の見通しは三・四%だったと思いますけれども、この達成の見通しはどうでしょうか。
【次の発言】 若干の明るさが見えてきたということでございますが、私はまだまだ景気低迷を脱したとは言えないと思うのですね。特に輸出の面がいま強調されました。四月、五月は対前年比で相当大きな伸びが見えているわけでございますけれども、この輸出のいわゆる伸びの兆しというものが一面また最近貿易摩擦の問題として非常に大きな問題になってきているわけでございますし、当然そういった面からは輸出の……
○春田委員 最初に、日米農産物交渉の問題についてお伺いしたいと思いますが、去る九月十四、十五日の両日にわたりまして日米の農産物交渉が行われたわけでございますけれども、農水省として、この交渉をどう評価しておられるのかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの答弁は抽象的で中身がさっぱりわからないわけでございますけれども、交渉の中身につきましては先方の意向により公表できないということでございますけれども、アウトラインだけでも御説明できないのですか。
【次の発言】 政府側が公表できないとなれば、新聞でいろんな角度から報道されておりますので、この点で確認をしていきたいと思います。
まず第一点……
○春田委員 私は、本日は時間が非常に限られておりますので、教育の基本的な問題のみをお尋ねしていきたいと思います。
まず、教育の荒廃という現実の中から、さまざまな教育改革が論じられているわけであります。そうした状況の中で、文部省は、児童生徒の急増、急減対策等に関する連絡会議を設置し、その中で特に主題として、学制改革の問題でいろいろ御論議いただいているとお伺いしているわけでございますが、この点について文部省のお考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この学制改革六・三・三制の問題につきましては、昭和四十六年中央教育審議会が答申されまして、その後今日まで厳しく言えば棚ざらしになっているわけで……
○春田分科員 本題に入る前に大臣に確認しておきたいわけでございますけれども、国鉄の赤字ローカル線の廃止基準、運輸省側の考え方といいますか構想が出たわけでございます。きょうの夕刊によりますと、自治省を中心といたしましてかなり強い抵抗があるみたいでございますか、これを受けて、官房長官も手直しといいますか、見直しの必要があるような談話が出ているわけでございますけれども、これに対する運輸省の御見解をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 運輸省もかなり譲歩はしたみたいで、二段階の廃止論を唱えているわけでございますけれども、それにしても第一段階の五十七年ですか、これについてはかなりの抵抗があるみたい……
○春田分科員 私はきょうは障害者対策について何点かお尋ねしてまいりたいと思います。 まず第一点は授産施設の問題でございます。 現在障害児を抱えている父母の願いの最大として、義務教育終了までは学校なり養護施設がございますので安心なわけでございますけれども、義務教育終了後、いわゆるそれからの進路というのが最大の不安になっておるわけです。そこで自治体や、また社会福祉法人等が授産施設をつくっておるわけでございますけれども、この授産施設、特に通所授産施設につきまして若干質問を展開してまいりたいと思いますが、国の助成の基準というものがありましたならば最初にお伺いしたいと思います。
○春田分科員 私は、医薬品の問題につきまして、さきの予算委員会一般質問で質問したわけでございますけれども時間切れでございましたので、きょうは具体的な問題につきまして御質問を申し上げたいと思います。
薬価基準の引き下げが昨年の六月行われたわけでございますけれども、この改正によりまして薬剤費はどれくらい下がると厚生省は試算したのか、そしてその財政的効果はどのようになっているか、その調査をされていると思いますけれども、まずその辺から御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 一応試算では七千六百七十億の引き下げが行われるだろう、こう試算しておるわけですね。現在調査中であるからわからないということ……
○春田分科員 最初に、貿易摩擦問題についてお伺いいたします。 米国からの日本の市場開放要求につきましては、一段と強まってきている感じがするわけでございます。江崎さんもアメリカでは大分御苦労なさっているみたいでございますけれども、日本側の対応は、それにしてはちょっとすっきりしないわけでございます。特に、米国からの要望が強いと言われております牛肉、オレンジ、この輸入自由化につきましては農水省が抵抗しておりますし、また、たばこの輸入拡大、銀行、保険、証券会社等の待遇改善につきましては大蔵省が難色を示している、こういう手詰まりの状況になっているわけでございますけれども、外務大臣としてはこの打開のため……
○春田分科員 私はハイタク業界の諸問題についてお伺いしたいと思いますが、まずハイヤー・タクシー業界の概況といいますか、現況につきまして御説明いただきたいと思います。
なお、企業の経営状態、また、そこに働く運転手の賃金状態、労務状態、若干労働省にもかかりますけれども、運輸省として把握している点につきましてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 輸送人員でございますけれども、ただいま御説明があったように、非常に低下しているわけでございまして、かつて昭和四十五年には四十二億八千万人の輸送人員があったわけでございますけれども、五十四年を境にして年々低下している、減ってきているという状況ですね……
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