このページでは伊藤宗一郎衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(伊藤宗一郎君) お答えいたします。 まず最初に、プルトニウム空輸の安全確保方策に関する御質問でございました。 我が国が英国及びフランスに委託をしております使用済み燃料の再処理により得られますプルトニウムは、我が国の貴重なエネルギー資源であり、これを我が国に持ち帰り核燃料として利用していくことは重要な課題でございます。我が国においては、動力炉・核燃料開発事業団がプルトニウム航空輸送用の輸送容器の開発を進めており、これまでの研究開発によりまして、万一航空機事故が発生した際にも安全を確保し得るような輸送容器が開発できるとの見通しを得たところでございます。また、過去において、船舶によっ……
○伊藤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うことに相なりました。 我が国は、その国土の特徴から見まして、風水害、震災、雪害、火山災害、異常気象等による災害等の自然災害が発生しやすい状況にあります。 本委員会といたしましても、このような災害に対しまして、最善の対策を樹立することが強く望まれておるところであります。 何分にも微力な私ではございますが、練達堪能なる委員各位の御指導と御協力を賜りまして、円満なる委員会運営に相努め、本委員会に課せられた使命達成のため、最善を尽くす所存でございます。 ここに皆様方の特段の御支援……
○伊藤委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの桜井新君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
大島 理森君 桜井 新君
笹山 登生君 長野 祐也君
若林 正俊君 松前 仰君
薮仲 義彦君 滝沢 幸助君
以上八名の方を指名いたします。
【次の発言】 この際、工藤国土政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。工藤国土政務次官。
【次の発言】 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関す……
○伊藤委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、特に鹿児島市を中心とした梅雨前線豪雨災害等について質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。長野祐也君。
【次の発言】 薮仲義彦君。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 次に、滝沢幸助君。
【次の発言】 次に、安藤巖君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後四時三十六分散会
○伊藤委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 この際、去る八月十一日、十二日の二日間にわたり、台風第十号による被害状況調査のため、茨城県、栃木県、福島県及び宮城県に委員派遣を行いましたので、私が派遣委員を代表いたしまして、便宜、この席から調査の概要について御報告申し上げます。 派遣委員は、自由民主党・新自由国民連合の大島理森君、桜井新君、笹山登生君、日本社会党・護憲共同の松前仰君、公明党・国民会議の薮仲義彦君、民社党・民主連合の滝沢幸助君、日本共産党・革新共同の安藤巖君、そして私自由民主党・新自由国民連合の伊藤宗一郎の八名であります。このほかに、茨城……
○伊藤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことに相なりました。
委員各位の御支援、御協力をいただき、円満に委員会を運営いたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの新盛辰雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
大島 理森君 桜井 新君
笹山 登生君 長野 祐也君
若林 正俊君 新盛 辰雄君
古川 雅司君 ……
○伊藤委員長 これより会議を開きます。
この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
昭和六十一年伊豆大島噴火による被害状況について、本委員会から委員を派遣し、その実情を調査するために、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、派遣委員の人選、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
本委員派遣は、来る十日に行う予定でございますことをつけ加えます。
○伊藤委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
昭和六十一年伊豆大島噴火による被害状況調査のため、去る十日東京都伊豆大島に委員派遣を行いましたので、この際、派遣委員から報告を聴取いたします。桜井新君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。
派遣委員各位には、まことに御苦労さまでございました。
【次の発言】 次に、御報告申し上げます。
今会期中、本委員会に付託になりました請願は五件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議いたしましたとおり、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、さよう御了承願いま……
○伊藤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御支援、御協力をいただき、円満に委員会を運営いたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの新盛辰雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
大島 理森君 桜井 新君
笹山 登生君 長野 祐也君
若林 正俊君 新盛 辰雄君
古川 雅司君 ……
○伊藤委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
昭和六十二年度における災害対策の施策について国土庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。綿貫国土庁長官。
【次の発言】 引き続き、昭和六十二年度における防災関係予算の概要につきまして、政府から説明を聴取いたします。山本防災局長。
【次の発言】 御苦労さんでした。
以上で説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木村守男君。
【次の発言】 次に、渡部行雄君。
【次の発言】 次に、薮仲義彦君。
○伊藤委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
本会期中、当委員会に付託になりました請願は二十九件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議いたしましたとおり、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、さよう御了承願います。
なお、本会期中、当委員会に参考のため送付されました陳情書は、台風第十号に伴う災害対策に関する陳情書外一件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異……
○伊藤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の引き続きの御支援、御協力をいただき、円満に委員会を運営いたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの新盛辰雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
大島 理森君 桜井 新君
笹山 登生君 長野 祐也君
若林 正俊君 新盛 辰雄君
古川 雅司……
○伊藤委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、昭和六十二年梅雨前線豪雨及び台風第五号による災害等について政府から説明を求めます。国土庁三木防災局長。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。志賀節君。
【次の発言】 次に、佐藤敬夫君。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 次に、沢藤礼次郎君。
【次の発言】 次に、串原義直君。
【次の発言】 次に、武田一夫君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時二十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行い……
○伊藤委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
今会期中、本委員会に付託されました請願は、地震の場合における重度障害者の避難体制確立等に関する請願一件であります。本請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において慎重に協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、さよう御了承願います。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、閉会……
○伊藤国務大臣 このたび、科学技術庁長官を拝命いたしました伊藤宗一郎でございます。 ただいま委員長の就任のごあいさつにもございましたが、科学技術振興の重要性が強く求められ、指摘されているこの時期に、科学技術庁長官に就任をいたしましたことの重責を痛感している次第でございます。 申すまでもなく、資源に乏しい我が国が、厳しい国際環境の中で、二十一世紀に向かって今後とも発展していくためには、人間及び社会との調和を図りながら、創造的な基礎研究を中心とした科学技術の振興を図り、また、その成果をもって、全世界に貢献していくなど国際的な展開を図っていくことが必要であります。 このような政府に課せられた重……
○伊藤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御支援、御協力のほどをよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの新盛辰雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
大島 理森君 桜井 新君
笹山 登生君 長野 祐也君
若林 正俊君 新盛 辰雄君
古川 雅司君 滝沢 幸助君
以上八名の方を指名いたします。……
○伊藤国務大臣 総理がお話しのように、国民のコンセンサスのもとにでき上がったものは、案がまとまったならば私は賛成いたしますけれども、国民のコンセンサスが成り立たないときは反対いたします。
○伊藤国務大臣 第百十二回国会に当たり、科学技術庁長官といたしまして、所信を申し述べさせていただきます。 科学技術は我が国経済社会の発展の基盤であり、人類全体の進歩向上に大きな役割を果たすものであります。このため、科学技術政策大綱に従って、産学官の連携協力を図りながら、より一層積極的な科学技術の振興を図ってまいる所存であります。 昨年、利根川博士がノーベル医学・生理学賞を受賞されたことは、我が国にとって大変喜ばしいことでありました。今後とも、創造性豊かな科学技術の推進を政策の機軸とし、次の時代の技術をはぐくむ基礎的研究の強化を図ってまいる所存であります。 また、「世界に貢献する日本」とい……
○伊藤国務大臣 まあ科学というのはもちろん学問ですから、あくまでも真理の探求なりそういうものに奉仕するというか、そういうものが学問だろうと思いますけれども、技術となりますと、そういう科学の真理の探求の結果得られたものを今度は人類あるいは産業の福祉なり幸せなり、そういうものにその芽をそのまま技術として生かしていくということだろうと思います。ただ、今も局長の方からお話し申し上げましたとおり科学と技術というものが一体化になりつつあるわけですから、特にまた科学というのは真理の探求でありますから、それを政治の分野でどうするかということは、私はある意味では極めて微妙なことだと思います。それを科学技術庁とい……
○伊藤国務大臣 プルトニウムの航空輸送を実施する場合には、実態上、あらかじめ国内着陸空港の管理者、関係省庁あるいは都道府県等とは協議を行うことになるものと考えております。また、地元の地方自治体との関係につきましては、核物質防護の観点等をも含め、今後関係省庁とも検討してまいりたい、このように考えております。
【次の発言】 関係地方自治体とも良好な関係を得ながら、実施できるように大いに努力をしてまいりたいと思います。
【次の発言】 同意を求めるように全力を尽くしたいと思います。
【次の発言】 昨今の財政の厳しさの中では大いに努力をしておるつもりでもありますし、また財政当局も科学技術政策の重要性をよ……
○伊藤国務大臣 国内におきましてもこれから原子力施設で核物質の取扱量がふえる趨勢にあるわけでございますし、また、今お話しのとおり、国際的にも核物質が運搬その他の方向に向かっておるわけですから、国内的にも国民の健康や生命、あるいはまた公共の安全を守るためにも、こういう条約、またこういう法律を成立をさせて、国民の健康、生命を守る、また国際的にも、我々は原子力先進国でございますから、核物質を核ジャック等からしっかり守るように、この条約にも加入をし、またそのための国内法の整備を図りたいというのが今回の我々の考え方であり、また趣旨でございます。
○伊藤国務大臣 ただいま政府委員からも御説明申し上げましたように、慎重を期すことが多かったものですからこの時期になりましたけれども、先生御指摘のようなことではございませんで、また先生も御承知のように、核物質防護対策というのは、核物質の盗取等による不法な移転、原子力施設及び核物質の輸送に対する妨害、破壊行為が公共の安全を妨げることとならないように必要な措置を講ずべきものであり、核物質防護措置は原子力開発利用の円滑な推進を図る上で不可欠であると、既に昭和五十六年の原子力委員会決定で行っておるわけでございます。また、国際的にも核物質防護措置を講ずるべきことは共通認識となっておりまして、これまた原子力……
○伊藤国務大臣 ただいま核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、慎重御審議の上、御可決を賜りまして、まことにありがとうございました。私といたしましては、ただいまの附帯決議の御趣旨を十分尊重し、核物質の防護についてさらに万全を期する所存でございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。
○伊藤国務大臣 ただいま政府委員から申し上げましたとおり、原子力安全委員会で仰せを待つまでもなく十二分に審査中でございますので、その審査を待って善処してまいりたい、このように考えます。
【次の発言】 まず原子力の平和利用、開発利用を進めるに当たりましては、御指摘にもありましたとおり安全の確保に万全を期し、国民の皆様方の御理解と御協力のもとに行うことが大前提であります。また、その方針で進んでおります。したがいまして、我々としては常に原子力に対するいろいろな考え方に謙虚の上にも謙虚に耳を傾けてまいりたいと思います。と同時に、原子力というものが日本の経済なりエネルギーの安定供給に果たしておりますこの……
○伊藤国務大臣 御指摘のとおりチェルノブイルの事故は大変重大な事故でありました。我々もその事故の重大性は正しく認識をし、直ちに我が科学技術庁の、先生も御承知のとおり原子力安全委員会におきまして、我が国の原子力発電の安全確保対策につきまして謙虚に反省をいたし、この事故が我が国の原子力発電の運用のために反映すべき事項があるかどうかということを慎重に十分に検討いたして報告書をまとめたところでございます。先生御承知のとおりでございます。その結果、このチェルノブイルの事故の要因が我が国の原子炉施設には当てはまらないという確信を持ちました。 また、そのさきのアメリカのスリーマイルアイランドの事故の教訓も……
○伊藤国務大臣 お話しのとおり、原子力の事故は絶対にあってはならないわけでございまして、万が一にもそんな事故が起こらないように万全の対策を講じておりますけれども、その万が一の防災対策につきましても、我が国は災害対策基本法というものに基づきまして、中央防災会議決定、原子力安全委員会決定等を踏まえ、住民の安全を確保するためのさまざまな措置が講じられているところでございまして、原子力の防災対策につきましては十分な対策が講じられているものと確信をしております。また、このような我が国の原子力防災体制は、国際原子力機関等が示しております国際的な基準、考え方にも十二分に沿ったものとなっておりまして、諸外国に……
○伊藤国務大臣 原子力委員会また委員長として、原子力の平和利用の番人として、その重要な責務、任務を果たさなければならないことは当然のことでございまして、貝沼委員のお励ましにもこたえまして、原子力委員会委員長はさらにリーダーシップを発揮いたしまして、原子力平和利用の推進のため、また平和利用の番人としての役割をしっかり果たしてまいりたいと思います。
なお、人事の面につきましても、お話のとおり、原子力委員会の同意を得ることを目標としてさらに努力を続けてまいりたい、このように考えます。
【次の発言】 原子力委員長は国務大臣でもございますから、内閣と原子力委員長という両面の性格を持っておりますけれども……
○伊藤国務大臣 ただいま外務大臣からもお答えがございましたとおり、本協定は従来の日米間の科学技術協力関係及び協力活動をさらに強化をするためのものでございまして、むしろ今までよりも協力関係なり研究がやりやすくなるという方向に進むものと確信をしておりますし、また、科学技術庁としてもこの新しい協定、でき上がりました協定に基づきまして、両国間の協力をさらに一層拡充していく所存であります。 また、今、学者あるいは研究者等で若干の意見があるということも私たちは承知をしておりますけれども、今度の新協定におきましても情報の可能な限りの広範な普及が図られるということになっておりますし、また、新協定によって従来……
○伊藤国務大臣 ただいま委員長から御披露がございました国際原子力機関、IAEAのOSART、運転管理調査団といいますけれども、そのOSARTによって行われました関西電力高浜三及び四号機に関する調査の結果につきまして御報告を申し上げます。 OSARTは、先生方篤と御承知でございますけれども、改めて申し上げますと、世界の原子力発電所の一層の安全性向上に寄与するため、IAEAが加盟国からの要請に基づきまして、要請国の原子力発電所の運転管理状況を調査するチームのことでございます。 OSARTによる調査は一九八三年に開始され、今回を含めまして十六カ国二十六発電所に対し調査が実施されておりまして、我が……
○伊藤国務大臣 科学技術立国を目指さなければならぬし、今日日本がこのような姿にあるのも科学技術立国を目指して進んできた成果であるという御認識は全くそのとおりでございまして、同感の至りでございます。 また、問題点の御指摘につきましてもすべてそのとおりでございまして、科学技術立国を目指しながらも、科学技術庁の予算というのは御案内のとおり昭和六十三年度で四千四百億円余りでございまして、四千四百億円ですべてやれと言われてもこれはなかなか大変なことでございます。六十四年度の予算に向けまして今我々も一生懸命努力しておりますので、岡島先生を初め皆様方のこの上ともの御支援をぜひお願い申し上げたいと思います。……
○伊藤国務大臣 二十一世紀に向けて科学技術政策はどういう方向に進むべきかという、極めて示唆に富んだ御質問でございました。 お答えをさせていただきますけれども、言うまでもなく、我が国は今、国際社会におきまして、経済の力だけでなしに科学技術面におきましても大きな地位を占めるようになりました。そういう我が国として、今までと違って科学技術政策の面でも世界的視野に立って政策を進めていかなければならないと考えていることは当然でございまして、このような認識のもとに、先生も既に御承知のとおり、一昨年三月に閣議決定をいたしました科学技術政策大綱においてそういう視野を盛り込んでおるわけでございまして、その大きな……
○伊藤国務大臣 まず、先生がこの問題で終始御熱心にフォローされておることにつきまして、心から敬意を表し上げたいと思います。 ただいま歴代の科学技術庁長官のその時点その時点での答弁を御披露いただきましたけれども、私もそれらを就任以来勉強させていただいておりますし、また、先生とお目にかかったときも申し上げたわけでございますけれども、歴代科学技術庁長官が答弁をしてきたとおり、貯蔵工学センターの立地に当たりましては、他の原子力施設の場合と同様、地元の理解と協力を得て進めることが基本と認識しているということについては、歴代科学技術庁長官といささかも変わっておりません。
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