このページでは伊藤宗一郎衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○伊藤(宗)委員 私は、今度初めて選挙で国会に出て参りまして、また最初の委員会の社会労働委員会で質問を申し上げるものでございますが、私は、正直に言いまして、今度の病院のストというものはやはり起るべきものが起きたというふうに思っております。私がお尋ねしたいことを委員長がお尋ねになったものですから、重複を避けまして申し上げたいと思いますけれども、今度のストライキは、賃金闘争から始まったものには違いありませんけれども、私はその背景には、現在の病院を中心とする前近代的な労使関係がある。きのうの委員会でも労働省の富樫労政局長が、病院の経営、労使関係は中小企業的であり、またその不満が爆発的に拡大したのが今……
○伊藤(宗)委員 ただいま議題となりました国民年金法の一部を改正する法律案に対する修正案について、私は自由民主党を代表して、その提案の理由を御説明申し上げます。 今国会に政府から提出された国民年金法の一部を改正する法律案の内容は、わが党の公約に従い、国民各層から寄せられている要望をできるだけ取り入れたものとして賛意を表するものでありますが、本委員会で討議された諸成果を取り入れ、また社会保障制度審議会がこの改正法案について述べた要望の線に従い、この際さらに内容改善について一歩を進め、現段階において可能な限度ぎりぎりまでの改善を行なうよう政府案を修正しようとするものであります。 第一は、障害年……
○伊藤(宗)委員 今ちょっと議論がありましたけれども、もう戦後十六年もたちまして、もはや戦後ではないといわれる時代に、日本の政治が一刻も早く戦争の跡始末から脱却して新しい方向に向かうことを念願している一人でございます。従って、あまり戦争の跡始末に重点を置くような現在の政治には非常に不満を持っているのでございます。しかし、あれだけの大きな戦争の跡始末ですから、各界各層が十分納得をするような形でその跡始末を早くしていかなければいけない、そのようにも考えております。またこの点については、灘尾厚生大臣が近来まれに見るこの方面に理解の深い大臣として着々と成果を上げておられることについては非常に敬意を表し……
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