このページでは水野清衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○水野国務大臣 このたび総務庁長官を拝命いたしました水野清でございます。
私は、社会経済情勢の変化に対応した総合的かつ効率的な行政を実現するため、総合調整官庁として総務庁が果たしております役割を十分認識し、各般の課題に誠心誠意取り組んでまいる所存でございます。
委員長初め委員各位の格別の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、私のごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 お答え申し上げます。
給与担当大臣といたしまして、従来から、労働基本権制約を受けておられます公務員のお立場を考えまして、代償措置としてございます人事院勧告制度を尊重し、公務員の良……
○水野国務大臣 このたび総務庁長官を拝命し、北方対策本部長として国民的重要課題である北方領土問題の解決促進に取り組むことになりました水野清でございます。 先日、私は北方対策本部長として北方領土を視察し、その厳しい状況に接してまいりました。 我が国固有の領土である北方領土が、戦後四十四年を経た今日、ソ連の占領下に置かれたまま、いまだに返還されずにいることはまことに遺憾なことであると改めて思いました。 私は、今後とも、「北方領土問題等の解決の促進を図るための基本方針」に基づき、国民世論の啓発、元居住者に対する援護、隣接地域の振興等の施策を積極的に推進してまいる所存であります。 特に、国民世……
○水野国務大臣 北方領土問題については、先ほど来外務大臣のお答えもございましたけれども、私どもは国内において国民運動を絶えずやる、こういうことが仕事でございます。これは御承知のとおりでございます。過去四十年間、私どもはいろいろな角度で御承知のとおり鋭意努力をしてきたわけでございますし、日本じゅうの四十幾つの都道府県すべてに県民会議もできましたし、いろいろな立場で充実をした返還運動が進んでいる、私はかように思っております。この返還運動が絶えず行われるということが、日本の国民は絶えず北方領土の返還を希求している、絶対これが日ソ間の諸問題の大前提としてあるんだということを認識してもらえるというふうに……
○水野国務大臣 岡島先生の御質問に対してお答えを申し上げます。 行政改革の問題は、御承知のとおり大平内閣の際に一般消費税を導入したいということで、昭和五十四年に総選挙をおやりになりました。これが裏目に出てなかなか難しい、こういうことに相なりました。そこで、まず、歳入をふやすことも大事であろうが歳出を減らしていこう、そういう考え方に内閣が基本的に変わってきたところからスタートしております。 大平さんの後、鈴木さん、中曽根内閣、竹下内閣と続いて行財政改革が進み出したわけでございますが、この七、八年の間にどんなことが起こったかということを総括的に申し上げますと、国鉄、電電公社、専売公社、この三公……
○水野国務大臣 このたび総務庁長官を拝命いたしました水野清でございます。よろしくお願い申し上げます。 御案内のとおり、我が国の道路交通事故は、交通量の増大等を背景に近年再び増加傾向にあります。特に、年間の死者数が昨年は昭和五十年以来十三年ぶりに一万人を超え、本年に入りましても、引き続き増加傾向にあり、九月一日には昨年よりも十六日早く七千人に達するなど、第二次交通戦争と呼んでも過言ではないような大変厳しい状況にあります。 このような情勢に対処するため、当面、三十日までの秋の全国交通安全運動を強力に推進するとともに、今後とも、人命尊重の理念に立って、関係省庁と密接な連携を保ちながら総合的な交通……
○水野国務大臣 運輸大臣も来ておられますが、私が内閣の本部長をしておりますので、私からまずお答えを申し上げることにいたします。 我が国の道路交通事故に関する死者数は、昭和四十六年以降一時減少を続けてまいりましたけれども、最近、五十五年以降再び増加の傾向にあることは、今委員のおっしゃるとおりであります。 昨年は、死者の数が十三年ぶりで一万人を超えるに至りました。まことに重大なことだと思っております。さらに、本年に入りましてから、十一月一日に、昨年より十七日も早く九千人を超えまして、まことに残念なことでございますが、昨年に引き続き一万人を突破する勢いであるわけでございます。これはまさに、今おっ……
○水野国務大臣 岡島委員も御承知のとおり、交通事故が、昨年に引き続いて、ことしはさらに増加の一途をたどっております。そのことはもう御承知でございますから、詳しく申し上げませんが、そこで非常事態を認識いたしまして、十一月二十八日に交通事故の非常事態宣言を発表させていただきました。政府として、私どもは総合調整の官庁でございますから、各省庁にかかわる交通安全対策をもう一度洗い直しをしていただく、また、各省庁に関係する出先機関あるいは関係団体を動員してこの非常事態を何とか防止していく、こういったようなことからお願いをしたわけでございます。 その中には、例えば内閣自身の広報啓蒙活動の予算も流用していた……
○水野国務大臣 ただいま議題となりました一般職の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律及び国際花と緑の博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案について、一括してその提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 まず、一般職の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、御説明申し上げます。 本年八月四日、一般職の職員の給与の改定を内容とする人事院勧告が行われました。政府としては、これらの内容を検討した結果、一般職の職員の給与については人事院勧告どおり実施することが適当であると考え、一般職の職員の給与等に関する法律につい……
○水野国務大臣 行財政改革をどのぐらいやったか、こういうお話でございますが、御承知のとおり、電電公社をNTTに民営化をいたしました。専売公社をたばこ会社にいたしました。また、日本航空の株の放出をいたしました。大体、それで金額にいたしますと約十一兆円の金を生み出して、これを財政の方へ回し、あるいは国債の減額に回した、こういうことでございます。 また、国家公務員の減員をいたしました。これが約三万人近い、細かい数字は覚えておりませんが純減をいたしております。大体、国家公務員一人年間平均して約五百万ぐらいの年収と計算をいたしますと、約千五百億ぐらいの財政支出を人件費の面でも減らした、こういうことでご……
○水野国務大臣 ただいまお話しのように、消費税の審議をされた国会におきまして、前々国会でございますか、民社党と自由民主党並びに政府との間に、行政改革を新税制導入に当たって真剣にやらなければいかぬ、また、やりましょう、こういう話し合いがあったということは、当時私は担当でございませんが、聞いております。 そこで、お話のように、行財政改革、今大蔵大臣からもお話がございましたが、どのくらいの実効があったか、こういうことでありますが、これは鈴木、中曽根内閣以来のものを少し振り返ってみますと、御承知のように、国鉄改革を初めといたしまして三公社の民営化をいたしました。また、日本航空の民営化をやったことも委……
○水野国務大臣 お答えをいたします。 ODAの専門家の養成ということについては御指摘のとおりでありまして、各省庁でこれまでもやってまいりました。しかし、援助の内容ということになりますと、これは各省庁がそのノーハウを持っているわけでございまして、第一義的には各省庁でこれまでやっていたことで、私はそれをさらに進める必要は、今、人事管理の面でおっしゃいましたが、若干はあると思いますが、基本的には国家公務員でありますから、その場所だけにとどめるということがなかなか難しい面もありまして、なお検討する必要があると思います。 ただし、第二義的に、今おっしゃいましたように総合性であるとかあるいは計画的にや……
○水野国務大臣 各省で高齢者対策のいろいろ仕事をやっておられますけれども、総合調整ということで総務庁でお預かりをしております。 そこで、古賀先生のお話のように、長寿社会というものが非常に急速に来たものでありますから、これは国家としても各企業としてもそれぞれ地域社会も若干戸惑っている面があることも私ども承知をしております。 政府として何をやってきたか、こういうことでございますが、昭和六十一年の六月に長寿社会対策大綱というものを策定をいたしました。これによって雇用、所得保障、これは労働省の方で、それから健康、福祉、これは厚生。学習、社会参加、これはどちらかといえば文部省のお仕事であります。ある……
○水野国務大臣 ただいま総理からお話がありまして、私は重ねて申し上げることも少ないわけでございますが、地方の人口もいろいろあります。先ほど委員が御指摘になりました三十万都市あるいは五十万都市、これを準政令都市化したらどうかというような御指摘もございました。こういうことも含めまして行革審の方でただいま御審議をいただいている最中であります。私どもは、やはり将来、各省庁のいろんな利害関係もございますから、調整する意味においても、今ここで私どもが余り強くその内容について行革審の方へ御要望するとかそういうことを差し控えて、結論をいただいて、それをもとにして将来に向かって対処したい、かように思っております……
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