このページでは中島武敏衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○中島武敏君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、昭和六十二年度一般会計、特別会計及び政府関係機関予算三案に対して、反対の討論を行います。 予算案の内容について論ずる前に、議長裁定についての我が党の見解を申し述べます。 ます第一に、この議長裁定の内容は、我が党が到底これを了承することのできない重要な問題が含まれており、これを受け入れることのできないことを明確にするものであります。(拍手) その一つは、議長裁定は、その冒頭に、税制改革の理念について「税制改革問題は、今後の高齢化社会に対応する等、将来のわが国の財政需要を展望する時、現在における最重要課題の一つであることは、いうをまたない。……
○中島(武)委員 私は、今回の五百年ぶりと言われる伊豆大島の大噴火によって、島を後にして、大変な苦痛を忍びつつ避難されている島民の皆さんに心からのお見舞いを申し上げますとともに、万全の安全対策のもとに一日も早く帰島できることを心から望んでいることをまず申し上げて、質問をいたしたいと存じます。 日本共産党は、十一月二十一日の大爆発の後、直ちに国会議員団に伊豆大島噴火災害対策本部を設置して、避難住民への万全の対策や観測体制の強化、帰島に向けた対策について取り組んできました。いよいよ一時帰島が始まり、今後の見通しはまだはっきりしない状態ではありますけれども、被害の状態が日一日と増大いたしております……
○中島(武)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、国鉄問題について質問いたします。
まず、運輸大臣に伺いたいのですが、政府はしきりと、国鉄は毎日六十七億円の赤字だから民営・分割はやむを得ない、これをやる以外にはないと宣伝しております。この問題に関してお尋ねしたいのですけれども、六十七億円、六十七億円というふうに言うこの六十七億円のうち、利子と特定人件費を除けば赤字額は一体幾らになりますか。
【次の発言】 これは私の問うたことに答えていないのですけれども、六十年度決算によると、今運輸大臣が言った六十七億の赤字というのは確かにそういう理由でしょう。しかし、私が聞きましたのは、利子と特定人件……
○中島(武)委員 意見陳述者の皆さん方、大変御苦労さまでございます。 佐藤さんに伺いたいのですが、いわゆる二十三条問題、新しく分割・民営された会社ができますと、これは鉄道事業は引き継ぐのですけれども、この鉄道事業に不可欠な人間は引き継がない。一たん全員解雇になって、その上で差別選別の上に、気に入った者は採用する、気に入らない者は清算事業団行きで、これはまたこれで三年すれば首は切られる。しかも、新しい会社に採用される人たちも、どんな労働条件のもとで働くかということについては何も団体交渉する機会も権利もないという、これが今度の法律なんです。大変異常な法律だと私は思っておりますが、佐藤さんは法律家……
○中島(武)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表し、日本国有鉄道改革法案等八法案いわゆる国鉄分割・民営化法案の質疑打ち切りと採決に強く抗議し、反対討論を行います。 百十四年の歴史をかけてつくり上げてきた国民共有の財産である国鉄を分割・民営化しようという、国民生活に重大なかかわりがあるこの八法案について、わずか十二日間の審議しか行わず採決を強行することは、驚くべき暴挙であり、断じて容認できません。 我が党が一貫して強く要求してきた法案ごとの慎重審議、各界の専門家から意見を聴取するための参考人質問、国鉄の現場を初めとする現地調査などは全く実施されておりません。本格的審議はまさにこれからであり……
○中島(武)委員 私は、質問に入る前に、議題となっている三法律案を日切れ法案並みに扱うことについて意見を表明しておきたいと思います。 暫定予算編成とその執行の上でこの三法律案が必要というのが政府・自民党の理由のようでありますけれども、暫定予算は補助率の引き下げ、税制改革等を前提とせず、現行法で予算編成して、生活密着型公共投資をふやすべきであるというのが我が党の立場であります。この点から三法案を日切れ法案扱いすることには反対であるということを最初に申し上げて、質問を行いたいと思います。 私は、初めに港湾法の一部を改正する等の法律案についてお尋ねいたします。 国土庁にお尋ねいたしますが、伊豆……
○中島(武)委員 運輸大臣は、この間の当委員会における所信表明で「安全の確保は運輸行政の要締であります。」というふうに述べられました。 そこで大臣に伺いたいのですけれども、一大事故につながりかねない運転ミスが国鉄の分割・民営の一年ぐらい前から激増して、一たん減少しておりますけれども、新しい会社になってからも増加傾向をたどっておることを御存じでしょうか。 例えば昨年十二月十九日の九時三十分ごろのことでありますけれども、中央線の三鷹電車区構内で起きたことであります。八一七Kという電車、この電車は西船橋発、三鷹着九時二十七分という電車なんですけれども、この電車が三鷹駅に十分くらいおくれて到着をし……
○中島(武)委員 公団住宅の建てかえ問題について、きょうは特に蓮根団地の問題に絞ってお尋ねしたいと思います。 昭和三十年代に建設の団地は建てかえろ、昭和四十年代に建設の団地は増改築という方針が出されて、東京蓮根団地は東京における建てかえ第一号ということで、居住者の間では大変大きな問題になっております。それぞれの居住者にしてみれば、これは寝耳に水であります。生涯をここで終わろうと考えていた人も多いわけであります。ですから、いわば人生上の大問題にぶつかったということで、ノイローゼになられたという方もいらっしゃるし、また中には大変悩んだあげくに病院に入院された方もいらっしゃるという話も聞いておりま……
○中島(武)委員 今度の地価高騰の特徴は、七三年、七四年の日本列島改造論による全国的な地価高騰とは違って、東京都心部から始まって周辺区に及び、さらに全国の大都市へと広がっていったということであります。事態の深刻さは一刻の猶予も許さない状態であります。東京都民を初め大都市の住民は地価高騰の犠牲にされております用地上げによって、また固定資産税、相続税の値上がり、地代家賃の値上がりによって今や大都市から出ていかなければならないほどの直撃を受けております。 ことしは国際居住年でありますが、その目的とするところは、ホームレスの人に家を保障する、こういうことでありますけれども、逆に家からほうり出されてし……
○中島(武)委員 空前の地価暴騰を引き起こした中曽根前内閣に対して国民の怒りが沸騰いたしております。竹下内閣も手をこまねいているわけにいかないことは私が申し上げるまでもありません。今直ちに抜本的な地価対策、土地対策を行うことが必要でありますが、問題は、その対策の基本、土地問題を考える出発点をどこに置くか、こういう問題であります。 狂乱地価によって、東京など大都市の勤労者、サラリーマンにとってマイホームの夢は完全に打ち砕かれてしまいました。また、東京初め全国の大都市で悪質な地上げ、それからまた固定資産税や相続税の値上がりによって、住民が住みなれた町から追い出されていく、こんな不当なことは絶対に……
○中島(武)委員 建設大臣は所信表明で、「豊かで潤いのある河川の整備を積極的に進める」、こう言っておられます。
まず伺いたいのは、全国的にはたくさんの水力発電所が水利権の更新期を迎えているわけでありますけれども、現在、更新の審査中のところは何件ありましょうか。
【次の発言】 今答弁ありましたように、二百件近い更新期を迎えているところがあるわけであります。私は、その一つの典型として大井川の問題を取り上げたいと思います。
大井川水系の中部電力の水利権の更新期に際して、地元の本川根、中川根、川根町の三町が、大井川に水を返せと一致して建設省と中部電力に要求をしております。マスコミも非常に大きく取り……
○中島(武)委員 特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法を見ますと、この法律の第一条で「特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化を図るに際し、これとあわせて、特定市街化区域農地の宅地化を促進するため」云々、こうありまして、この法律自体が市街化区域内の農地の宅地化を目指しておるわけであります。そこで伺いたいのは、なぜ市街化区域内農地の宅地化を促進するのか、この点について伺いたいということであります。
【次の発言】 せっかく市街化区域内で農業を営んでいる、いろいろもっと農業をうんと続けていきたいという人たちがたくさんいらっしゃる。これは御存じのとおりなのです。し……
○中島(武)委員 私は、住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。
最初に、東京都心に端を発した地価狂騰は、首都圏に、さらに全国主要都市に拡大をして国民生活と経済を大変直撃をいたしております。きのう発表されました地価公示価格の発表は、まさにそのことを示しているものだと思うのです。
そこで伺いたいのですが、住宅金融公庫の東京地区、つまり東京都と神奈川県ですけれども、この東京地区における建て売り住宅及びマンションの融資申込者数は、六十二年度と六十一年度を比較するとどうなっておりましょうか。
【次の発言】 非常に東京地区における建て売りとマンションが激減をしているわけです。……
○中島(武)委員 きょうは、石原、畑中、多和田、三人の参考人の方々、大変御苦労さまでございます。 最初に私、石原参考人にお伺いしたいと思います。 先ほど、お話を伺っておりましたら、石原参考人は公団の基本問題懇談会家賃部会の会長もおやりになっていらっしゃる。そして私、ここへ立つ前に若干のやりとりをいろいろ聞かしていただきました。そのことに関してなのですけれども、十分審議はやられたか、こういうのに対して、結論的に申せば十分審議はやられましたというのが石原参考人のお答えでございました。しかし、私が思いますのは、専門委員会、ここは非公開でやられたというだけじゃなくて、公団自治協の代表の人、居住者の……
○中島(武)委員 私は、大都市地域における優良宅地開発の促進に関する緊急措置法案についてお尋ねします。
まず、最初に、開発行為の許可権というのはだれにあるのか、このことについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 なぜ開発の許可権が都道府県知事にあるのですか。
【次の発言】 私も、どういう町づくりをするか、あるいはどういう都市づくりをするかという問題は、すぐれてそこの住民が決める、つまり地方自治のそういう観点から知事に開発の許可権が与えられているのだと思います。知事に開発許可権が与えられているのになぜ建設大臣に優良宅地の認定権を与えられておるのか、この点についてお伺いいたします。
○中島(武)委員 私は都市再開発法及び建築基準法の一部改正案についてお尋ねいたしたいと思うのです。
この改正案について、実は私のところに幾つかの疑問が寄せられておりますので、初めにその点についてお尋ねしたいと思います。
まず一つは、今回の改正案で、再開発地区計画制度が創設されたわけですけれども、この制度をつくった目的は何なのか、それからこの制度の活用を行う場合の対象区域はどんな区域なのか、そしてその対象区域の規模はどの程度なのか、このことをお尋ねします。
【次の発言】 この制度を創設することによって、土地の高度利用と都市機能の更新、それから大都市圏における宅地及び住宅、事務所の供給の促進、……
○中島(武)委員 私は、大変時間も限られておりますので、幾つかの問題を総理に端的にお尋ねいたしたいと思っております。 三全総は、大都市に対する集中抑制、それから分散、再配置の積極的促進を打ち出したわけですけれども、結局効果を上げなかった。それで四全総で東京一極集中を是正して多極分散型の国土を形成する、こういうふうに言わざるを得なくなったわけであります。ところが、その四全総にもこの多極分散型国土形成法案にも集中を規制する具体策というのがないのです。 それで総理に端的に伺いたいのは、どういうふうにこの集中を規制しようという策をお持ちなのか、この点を伺いたいと思うのです。
○中島国務大臣 第百十二回国会におきまして、文教各般の問題を御審議いただくに当たり、所信の一端を申し述べます。 教育は、国家社会発展の基盤を培うものであり、次代の日本を担う青少年を育成する上で一日たりともゆるがせにできない国政上の重要課題であります。 臨時教育審議会は、現在の教育が抱える諸課題を踏まえつつ、時代の進展に対応した教育の実現を期し、四次にわたる答申を提出して、昨年八月三年間に及ぶ活動を終えられました。政府としては、既に各般の施策の具体化に着手してきておりますが、今後とも臨時教育審議会答申に示された広範多岐にわたる改革提言の着実な推進に努めることとしております。このため、昨年十月……
○中島(武)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表し、政府提出の昭和六十二年度第二次補正予算三案に対する反対討論を行います。 今回の補正予算に何よりも求められたものは、INF全廃合意を初め、激動する内外情勢と国民の切実な要求にこたえ、大軍拡、大増税の当初予算に抜本的なメスを入れ、平和と暮らしに真に奉仕する予算への転換を図ることでありました。ところが、政府が提出した本補正予算案は、このような国民の期待に何一つこたえようとしなかったのであります。 以下、具体的に反対理由を述べます。 第一の理由は、核兵器廃絶という人類と被爆国民の悲願に背を向け、当初予算で三兆五千億円に達し、NATO基準では既……
○中島国務大臣 ポスト臨教審と申しますと、まさに臨教審で御審議をいただいたその後のフォローでございますので、素直にそのように考えておりまして、言葉で申しますと、臨教審で三年間御審議をいただきまして、これから二十一世紀に向けて非常に示唆に富んだ幾つかの御指摘をいただいております。それをもとにいたしまして、教育改革推進大綱として当面進めるべき八項目に絞っていただいておりますので、この八項目を具体的に着実に進めていくということが私どもに与えられた使命である。したがって、ポスト臨教審というのは、それを着実に進めるための推進の役割を持っていただくべきものである、スクリュー役と申しますか応援団的な役割と申……
○中島国務大臣 御指摘の中では国立の文化施設というお話でございますが、こうなりますと、各地で非常に御希望も多い中でございます。それから、伝統芸能につきましては国立劇場、それからあるいは国立劇場の小劇場あるいは能楽堂というものがございます。それで、第二国立劇場もこれからつくっていくという予算措置もしておりますので、研究はいたしますけれどもなかなか財政上困難かな、こう思います。 今お話を伺っておりまして、まさに漫画とかあるいは川柳その他は庶民の魂の中から生まれ出てきた貴重な文化でございますから、その規模にもよりますけれども、むしろ美術館というよりはユーモア美術展として既存の建物で、あるいは巡回で……
○中島国務大臣 申されます国民のあり方でございますが、日本国憲法に、日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動する、こういうことでございますから、まさにこれから国会で御審議をいただくところに従って行動いたします。
【次の発言】 ただいまは新テストを中心に御指摘でございました。そのテストがどうなのかということで不安があるということでございますが、先に新テストありきというのではなくても、御存じでしょうが、新テストの前に教育のあり方が先にあるわけでございます。それは、日本の教育水準は高い水準にございますけれども、社会が成熟度を増しますと、社会そのものが多様化、個性化をしてまいります。……
○中島国務大臣 御指摘の点はよく理解できます。特に、日本に来ていただく学生諸君はやがて国際理解のかけ橋になっていただく方でございますから、その点はよく留意をし、政策だけでなく心の問題でよく理解をしていただくように、ましてほんの少しの言葉であっても誤解を生むようなことのないように、十分注意をいたしたいと思います。
【次の発言】 基本的なことでございますが、よい御指摘だと思います。
まさに留学生というのは、受け入れと同時に、先ほどの御質問でございますが、人員の配置もさることながら、同じ配置であっても、それに専門職として当たれるような心の通ったものになることは必要でありましょうし、それから今の御指……
○中島国務大臣 お尋ねの青い目の人形につきましては、大変な歴史があるというふうに存じております。 これは、かつて明治時代から日本に宣教師として来られておったアメリカの宣教師の方が、大正時代アメリカに帰られたときに、ややそのときに日本の移民に対しての冷たい風が吹き始めておるということを大変気になさいまして、この際、日本のひな祭りに際してアメリカからあの青い目の人形を善意の贈り物として贈ろうということで、昭和二年のひな祭りの日に青い目の人形が、ちょっと体数忘れましたが、大変多い人形の数を各学校に贈られたということでございまして、それを日本の各学校に配りまして、青い目の人形の童謡がそのときできまし……
○中島国務大臣 日笠委員おっしゃいますように、本来は中高年に多い成人病が、小学校、中学校を含めた生徒諸君にふえておる、この傾向は承知しておりますし、心を痛めております。 これに対しては、日本学校保健会の中に健康診断調査研究委員会、これを昨年発足をさせました。そして今おっしゃるように十一か十二項目今までの健康診断がございますが、それと確かに糖尿病あるいは高血圧、それから突然死事故が多いものでございますから、心電図あるいは心音図、これをとっていこう。そのかわり簡素化する方は視力とか色覚、この方は一回はかればそう毎年でなくてもいいのじゃないか。ですから、簡素化する方と、これから力を入れていこうとい……
○中島国務大臣 木内委員おっしゃいますように、二十一世紀初頭におきまして十万人、これは私どもとしては目途といたしております。ただし、どのくらいの伸びで二〇〇〇年に十万人になるかと申しますと、年間一四・二%ぐらいずつ前年比伸びてまいりますと十万人に到達をいたすわけでありますが、現在は年間二二%ぐらいの伸びがございますので、このままの伸びでまいりますと、二〇〇〇年に十万人は突破をいたすという伸び率でございますので、これは当然今のままいけば十万人は自然に到達できる問題であります。 ただ、私どもがむしろ心しなければいけませんのは、おっしゃいますように、こういう留学生は相互理解の重要なかけ橋になってい……
○中島(武)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表し、昭和六十三年度予算三案につき、政府がこれを撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、提案理由及び概要を御説明いたします。 まず、撤回、編成替えを求める理由について述べます。 政府提出予算は、第一に、米ソ首脳のINF全廃合意に結実した世界的な核軍縮の流れに逆行して軍事費を超突出させ、実質世界第三位の軍事費で、米軍基地の強化と自衛隊の参戦態勢を推進し、我が国をアメリカの核戦略体制にますます深く組み込んでいることであります。 第二に、昨年の売上税廃案に示された国民の意思を踏みにじり、公約違反の大型間接税の年内導入、次年度実施をねらっておりま……
○中島(武)委員 私は、ただいま議題となりました住宅金融公庫法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明いたします。 住宅金融公庫法の一部を改正する法律案には、公庫融資に係る賃貸住宅の家賃限度額の算定に当たり、土地取得費の償却額にかえて、地代に相当する額を参酌するものとする改正が含まれております。 この改正は、地方住宅供給公社住宅の家賃限度額の算定に当たり、土地に関する費用として参酌する要素を土地取得造成費の償却額から、地代相当額に改めるものであります。ところが、この方式は、政府、自民党、財界によって進められてきた東京集中政策などさまざまな悪政がもたらし……
○中島(武)委員 最初に、水資源開発公団法の一部改正について国土庁にお尋ねいたします。
NTT資金A型で行う事業は、関連開発ダム事業にしろ愛知用水のふたかけ事業にしろ、水資源開発公団が実施をするのですか、それとも第三セクターが行うわけですか。
【次の発言】 これは、第三セクターがやらないで水資源開発公団がやるのはなぜなのか、その理由を聞かせていただきたい。
【次の発言】 民間都市開発推進一部改正について建設省にお尋ねしたいと思うのです。
今回の改正によって、第三セクターが都市計画区域以外の区域において行う河川等の公共施設の整備に関する事業で、都市機能の維持及び増進に寄与する事業で政令で定め……
○中島(武)委員 私は、きょうは建設業者の公共工事における労賃相当額の単価問題について最初にお尋ねしたいと思っています。
まず、東京都では都営住宅の建設などが入札に当たって不調が続出をしている、これはテレビでも報道されて非常に広く知られている事実であります。建設省はよく御存じだと思いますけれども、東京都における都営住宅の全契約案件中どの程度が不調になっているかについてお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 ただいま都営住宅について二・九%ということで、それまではほとんどゼロだったと考えているわけですけれども、しかし、二・九%と六十三年度に非常に急増しているというのが今のお答えだったと思いま……
○中島(武)委員 この法案は、宅地開発と鉄道整備を一体的に推進するために必要な特別措置を講ずることにより、大量の住宅地の供給と新たな鉄道の整備を目的としているとされております。
この法案の「大都市地域」というのは、首都圏整備法、近畿圏整備法または中部圏開発整備法に規定する既成市街地、近郊整備地帯等またはその周辺の地域とされておりますけれども、当面具体的に検討されているのはどこどこでしょうか。
【次の発言】 近畿圏、それから中部圏における計画というのはないのですか。――また将来はどういうお考えですか。
【次の発言】 私は、主として常磐新線に関して目下検討されている問題、いろいろ聞いている問題も……
○中島(武)委員 きょうは、私は、建設省の定員削減問題についてお尋ねいたしたいと思っております。
まずお伺いしたいのは、第四次定員削減計画が始まった昭和五十三年度末の建設省定員と、平成元年度末の定員は幾らでしょうか。
【次の発言】 つまり、比べてみますと三千九百十五人減っておるということになります。定員削減が始まったのが昭和四十二年ですから、このときと平成元年度を比べてみますとどうなりましょうか、何か数字ばかり聞いて恐縮ですけれども。
【次の発言】 平成元年度は先ほどの御答弁でありましたから、これでこの間に一万四百三十四名減っているということになります。
次に伺いたいのは、平成元年度だとい……
○中島(武)委員 土地基本法案について質問いたします。 本法案の中心をなしているものは、「土地については、公共の福祉のため、その特性に応じた公共的制約が課される」、つまり、土地の権利に対する私権制限の明確化という基本理念の法制化であります。土地に関する私権制限の内容は、本法案によりますと、第一に「適正な利用及び計画に従った利用」、第二に「投機的取引の抑制」、第三に「価値の増加に伴う利益に応じた適切な負担」、この三つから成っています。 それでまず第一に、「適正な利用及び計画に従った利用」ということでどのような私権制限が課せられるのかについて質問をしたいと思うのです。 法案では、適正な土地利……
○中島(武)委員 まず、国土庁長官にお尋ねしたいと思います。 この土地基本法案はその第二条で、「土地については、公共の福祉のため、その特性に応じた公共的制約が課されるものとする。」とありまして、以下第三条「適正な利用及び計画に従った利用」、それから第四条「投機的取引の抑制」、さらに第五条「価値の増加に伴う利益に応じた適切な負担」ということがうたわれておりまして、具体的な制約をいろいろと課すという考え方が出ておるわけです。 どうも公共の福祉ということを理由として制約をいろいろ課することばかり書いてあるのですけれども、ここで言う土地というのは、憲法二十九条の財産権としての土地を前提あるいは対象……
○中島(武)委員 総理にお尋ねしたいと思います。
土地は国民のためのものであり、国民共通の資源であります。ですから、国民は土地なしには生きることはできません。憲法二十五条の国民の生存権を保障するためには土地は国民にとって不可欠のものである、この点で、国民は土地に対する根源的ともいうべき権利を持っております。
ところが、本法案は国民のこうした権利を守るものとはなっておりません。公共の福祉を口実に、公共的制約、すなわち私権制限ばかり強調するところからは国民の土地に対するこうした権利は守られなくなるのではないですか。
【次の発言】 これは報道された大阪での話なんですけれども、地上げ屋が暗躍をして……
○中島(武)委員 両先生、大変お忙しいところ御苦労さまでございます。 最初に、岡野先生にお尋ねしたいのですが、最初のお話の中で、分割・民営にほぼ全面的に賛成である、国鉄財政は破綻している、六十年度も一兆八千億円の赤字だということを述べられました。先生も御存じかと思うのですけれども、監査委員会の報告でも、六十年度一般営業損益は三千百八十九億円の黒字でございます。それでもなおかつ膨大な赤字が累積しているというのは、これはもう申し上げるまでもないのですけれども、東北・上越新幹線などを初めとして非常に大きな投資を借金でやるように、政府・自民党の押しつけによるものであることは明瞭であります。それで、先……
○中島(武)分科員 私は、きょうは防衛本庁の移転に伴って自衛隊の東京北区における十条駐屯地、十条基地がどうなるかという問題についてお伺いしたいと思うのです。
まず最初にお伺いしたいのは、防衛本庁舎が市ケ谷に移転することによって北区の十条基地はどういうふうになるか。十条地区、赤羽地区それぞれめ利用計画についてまず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 赤羽地区についての説明がありませんが。
【次の発言】 確かめておきたいのですけれども、赤羽地区は自衛隊の基地としては廃止をする、全部あるいは一部も残らないということですか。
【次の発言】 これは今お話があったのですけれども、公務員住宅に予……
○中島(武)分科員 私は、きょうは登記事務量の増加とその業務に携わる職員の定数問題に関してお尋ねしたいと思っております。 昭和五十二年度の登記件数は甲、乙合わせますと、何と三億二千二百八十万件に及んでおります。ところが昭和六十二年度の件数は五億二千八百三十三万七千件になっておりまして、昭和五十二年度と昭和六十二年度を比較いたしますと一六四%の増加になっておりますけれども、しかし職員の増加はわずかに五%にすぎないわけであります。九千三百二十四名から九千七百九十六名にふえているというだけであります。 また、同じ期間に、東京法務局の場合ですけれども、件数の増加で見ますと約二倍、一九五%、三千五百……
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