このページでは小杉隆衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○小杉委員 それでは、公害健康被害補償の見直しについてまず質問をいたしたいと思います。 ちょうど今から三年前の五十八年十一月十二日に、環境庁長官から中央公害対策審議会に公害健康被害補償の見直しについての諮問が行われまして、今日まで専門委員会で四十二回、そして作業小委員会で十一回というような審議を重ねて、去る十月三日に作業小委員会の報告があり、また十月六日に答申案が発表されたわけでありまして、明後日、十月三十日に中央公害対策審議会の総会が開かれるということであります。非常に精力的に作業された委員の皆様に私はその労をねぎらいたいわけでございますが、この問題についてはいろいろな賛否両論が渦巻いてお……
○小杉委員 それでは、円高差益をめぐるさまざまな問題について質問したいと思います。 現在、私たちの政治の中で最大の問題は、減税の問題あるいは税制改革でありますが、円高差益が適正に還元されれば、それは実質的な減税と同じ効果を示すわけであります。果たしてこの円高差益が適正に還元されているだろうか、こういうことを私は問題にしたいと思うわけであります。 この一年間で円高が約三〇%強進んだ、さらに原油の価格が四〇%の水準になったと言われておりますが、こうしたものが加工段階を経て国内価格に反映されるはずであります。そこで、この一年間、原油の値下がりあるいは円高によって物価にどの程度まで反映されてきたか……
○小杉委員 五人の先生方、御苦労さまです。 それでは順次質問をいたしますが、まず、中公審の館先生にお伺いいたします。 今までの陳述の中に中公審の答申についてさまざまな批判がございました。例えば、専門委員会の報告のうち一部を棄却して一部のみを採用して、都合のよいところだけを利用しているではないかというようなこと、あるいは感受性の高い集団の定義の仕方について専門委の報告は故意に歪曲されているのではないかということ、あるいは東京都の複合大気汚染に係る健康影響調査というものの評価が全く行われていない、またその報告の出された五月の時点では既に専門委員会は業務を終了した後で、この評価は一体だれがしたの……
○小杉委員 最近また、円高が再び襲ってきているような傾向があります。その問題はきょうは触れませんが、現在まで経済企画庁も、また各省非常に努力をされまして、円高差益の還元に努めてこられたわけですが、現時点におきましては円高の還元状況がどのぐらいになっているのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 答弁はなるべく端的にお願いします。
それから、還元率が約六割ということですが、その還元されない部分というのはどういう部分か、あるいはその理由は何か。そして、一〇〇%還元ということは非常に不可能かと思いますけれども、それに近づけるために一層の努力が必要と思うけれども、この点についてお伺いしたいと……
○小杉委員 堀内長官は参議院の予算委員会の出席があるようですから、初めに環境庁長官に御質問をしたいと思います。 今度の国会には、地球規模の環境問題としてフロンガス等の特定物質を規制あるいは抑制することによるオゾン層の保護という問題がクローズアップされまして、法案も提出されているわけでありますが、地球規模の環境問題、特に炭酸ガスあるいはフレオンガスなどによる温室効果、そういうことによって気候変動という問題が起こっているわけでございます。 最近、人間活動が活発になるにつれまして、大気中に放出された二酸化炭素やフレオンガスなどが気候を変動させ、来世紀中ごろには全世界的に気候が著しく温暖化するので……
○小杉委員 発言された方から順番に質問したいと思います。 まず竹内知事さんに伺いますが、先ほど来茨城県の可能性についてるるお話があったわけですが、今度の法案の一つの目玉として業務核都市というのがありまして、それの一つに茨城県の土浦・筑波研究学園都市も入っているわけであります。これの発想は、東京都心部に集中しがちな業務機能などをできるだけ東京圏、関東圏全域で受けとめていこう、こういう発想だと思うのです。今常磐新線のお話もありましたし、また高速道路もできまして東京から一時間以内と大変立地条件もよくなったし、また筑波万博で名前も非常に浸透しているということで、今二百数十社が進出しているということで……
○小杉委員長代理 北橋健治君。
【次の発言】 以上をもちまして北橋健治君の質疑は終了いたしました。
岩佐恵美君。
○小杉委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・民主連合を代表いたしまして、地球環境の保全に関する件の決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 地球環境の保全に関する件(案) 今日、地球環境は危機的状況にある。 フロンガス等によるオゾン層の破壊、温室効果を有する二酸化炭素等の増大による地球の温暖化が懸念される事態となり、また、酸性雨による森林・湖沼の被害、熱帯林の急激な減少、砂漠化の進行、野生生物種の減少など生態系の破壊が地球的規模で進行している。 これらの地球環境問題について、我が国はかけがえのない地球を守るため、特……
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