冬柴鉄三 衆議院議員
38期国会発言一覧

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冬柴鉄三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは冬柴鉄三衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院38期)

冬柴鉄三[衆]本会議発言(全期間)
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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 衆議院本会議 第7号(1988/03/01、38期、公明党・国民会議)

○冬柴鉄三君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま趣旨説明のありました昭和六十三年度地方財政計画、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律案並びに地方交付税法の一部を改正する法律案につき、総理並びに関係各大臣に質問をいたします。  総理は、国政担当を目指す総裁選に臨む政策として「ふるさと創生論」を掲げて総理に就任されました。総理の「私のふるさと創生論 素晴らしい国・日本」を拝見しますと、「まず国のほうが発想を変えなければならない。一つの基準や前例にあわせて地方の計画を審査するのではなく、個性ある計画、独自の特色を持った地域開発のほうを優先的に取り上げる姿勢にならなけれ……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 衆議院本会議 第6号(1989/03/03、38期、公明党・国民会議)

○冬柴鐵三君 私は、公明党・国民会議を代表して、昭和六十三年度補正予算三案について、反対の討論を行うものであります。(拍手)  さて、去る二月二十四日、昭和天皇の大喪の礼が、百六十四カ国と二十八国際機関の元首や特使が参列し、しめやかに営まれました。これは、歴史的にも空前の規模の葬儀であり、我が国の経済力に対する国際的な評価の高さを端的に示すものであります。  しかし、総理、今国内に目を転じたとき、国民の政治に対する不信感はその極に達しつつあり、各種世論調査に見られる内閣支持率の著しい低下と不支持率の急激な上昇、そして年初よりの北九州市議選、福岡参議院補選などに連敗を重ね、宮城県知事選の告示直前……

冬柴鉄三[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院38期)

冬柴鉄三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 科学技術委員会 第3号(1986/11/06、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 杉村先生にお伺いしたいのですけれども、産学協同あるいは学際、そういう研究を進めなければならない、そういうものを何か阻むような事情が現在あるのか。あるとすればどのようなものか。それが第一。  もう一つは、研究所あるいは研究センターという場所、そういうものが必要のようですけれども、それは東京を初め首都圏に限られるのか。それ以外の場所でもいいのかどうか。  その二点について伺いたいわけですけれども、お二人から、それぞれ簡単に一言ずつで結構です。

第107回国会 科学技術委員会 第4号(1986/11/27、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 科学技術庁の昭和六十二年度重要施策の中に、大型共同利用基礎研究施設の整備調査費として一億二百万円の予算概算要求がなされております。この施設はいわゆる六十億電子ボルトのエネルギーを持つシンクロトロン放射光発生施設を指すと理解しておりますが、それでよろしいでしょうか。
【次の発言】 以下、このシンクロトロン放射光発生施設のことをSR施設、このように略称させていただきたいと思いますが、これは六十一年三月二十八日付で閣議決定をされました科学技術政策大綱との関係においてどのような位置づけを考えていられるのか、その点についてお伺いしたいと思います。

第107回国会 科学技術委員会 第5号(1986/12/16、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 鮫島先生にお伺いしたいのですが、天然に行われている光合成の方法で水を酸素と水素に分離する技術、これは現在どのような研究段階に達しておるのか、あるいは将来、ずっと先でも結構ですけれども、どの程度の見通しがあるのか、その点についてもう少し詳しく教えていただきたいのです。

第107回国会 法務委員会 第1号(1986/10/22、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 私はこのたびの選挙で初当選した者でございますが、このような機会を与えていただきましたので、最近マスコミ等で問題とされている抵当証券取引にのみ焦点を絞って、一般投資家の保護の観点から質問をさせていただきたいと思います。  それは、一部の悪徳抵当証券取引業者が存在するおそれがあるからでございまして、被害が豊田商事事件の二の舞になることを恐れるからでございます。御承知のように、豊田商事破産事件で債権届けをした二万七千八百名の債権者のうち、実に六割以上の人が六十歳以上の御高齢の方でありました。それに主婦あるいは障害者のような社会的な弱者と目される方々、これは全体の八割以上にも達し、集中して……

第107回国会 法務委員会 第3号(1986/12/09、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 私は、十月二十二日当委員会において質問の機会を与えられましたので、当時社会問題となりかけていた抵当証券問題に焦点を専ら絞りまして質問をし、その中で、この審議の瞬間においても御老人等社会的弱者と目される方たちが被害を受けつつあるのではないか、このような危惧をすると述べ、法務、大蔵両省に対して早急なる対策を求めました。これに対し法務大臣から、何とか処置を講じなければならない、このような旨の前向きの答弁をいただき、その後、新聞報道によりますと、大蔵、法務両省は十月二十九日早速にも学者などで構成する抵当証券研究会を設置され、三十日には初会合を開いた、このような報道に接しました。私はこれを高……


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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 科学技術委員会 第1号(1987/05/14、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 私は、昭和六十一年十一月二十七日の臨時国会の当科学技術委員会において大型放射光施設の推進に関する質問を行いました。科学技術庁の昭和六十二年度予算概算要求額一億二百万円に対して第一次内示額はゼロでありました。しかし、次官の復活折衝の結果、大型放射光研究費として六千五百万円、施設整備連絡協議会運営費として三百七十万円が認められ、昭和六十二年度の予算額に同額が計上されることとなりました。その努力に敬意を表したいと思います。  ところで、今国会は周知のとおり売上税関連法案の処理をめぐる与野党対立の影響を受けまして、予算の成立が大幅におくれました。しかし、今月二十日ごろには予算成立の運びであ……

第108回国会 法務委員会 第2号(1987/03/24、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 本来の質問に入る前に、民事局長御出席でございますので、一点だけ最初にお伺いいたしたいと思います。  本年、すなわち昭和六十二年二月一日は不動産登記法施行百周年に当たりまして、この節目を迎え、民事局では各種の行事や、また内容的にもすばらしい記念出版を行われました。この労を多として敬意を表するところでございます。  我が国の不動産登記は権利の登記の面におきましては世界に冠たるものである、このように誇れると思います。本年はその登記事務にコンピューターを導入する、このような第一歩を踏み出す年でもありますので、新登記制度元年の意義を有する年でもある、このようにも理解をいたしております。しかし……

第108回国会 法務委員会 第3号(1987/05/15、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 終戦後四十年、灰じんの中から我が国は驚異の再建を遂げ、今日本国民は、人類がかつて手中にしたことのない豊かさと、そして平和と自由とを享受していると思います。それは、民主、人権、平和の三原理に立脚した日本国憲法を戦後一貫して厳護してきた国民の不断の努力に淵源するところが大であると信じております。  本年五月三日は、このような日本国憲法施行四十年の佳節を刻む意義深い祝日でありました。その夕刻、朝日新聞社西宮支局に覆面の暴漢が押し入り、談笑する記者二名の背後から、誰何するなどしてその何人かを確認することもなく、突然猟銃二発を発射し、一名を殺害、一名に瀕死の重傷を負わせるという重大事件が発生……

第108回国会 法務委員会 第4号(1987/05/22、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 私は、国際的に保護される者に対する犯罪の防止及び処罰に関する条約、これを以下国家代表等保護条約と略称させていただきますが、それと人質をとる行為に関する国際条約、これも人質条約と略称させていただきますが、これらの条約の締結に伴い、条約により処罰すべきこととされる行為にかかわる国外犯の処罰規定及び人質をとる行為についての処罰規定にかかわる部分に限定をいたしまして質問をさせていただきたいと思います。  まず、両条約は多国間条約としてそれぞれいつ国連において採択をされ、また、いつ発効をしたのか。重ねて、今日までにそれぞれ何カ国が締結をしているのか、とりわけ先進国でいまだ締結をしていない国が……


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 法務委員会 第1号(1987/07/28、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 検察庁にお尋ねしたいのですけれども、検察庁法第二条には「区検察庁は、各簡易裁判所に、それぞれ対応してこれを置く。」このような規定がありまして、最高検察庁の位置並びに最高検察庁以外の検察庁の名称及び位置を定める政令、このようなものによって各地に区検察庁というものが設けられていますね。今回、簡易裁判所が百一庁もし廃止になるとすれば、一体この区検察庁はどのようになるのか、その点についてお尋ねいたします。
【次の発言】 最高裁家庭局にお伺いいたしたいと思います。  裁判所法三十一条あるいは三十一条の五、この二つの条文によりまして、最高裁判所は家庭裁判所の事務の一部を取り扱わせるためにその管……

第109回国会 法務委員会 第2号(1987/07/29、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 先ほどの質問にもありましたように、本日十時に東京高等裁判所において、田中角榮元首相に対するいわゆるロッキード裁判丸紅ルート控訴審判決期日が開かれまして、田中被告に対しては控訴棄却という判決が宣告をされました。事実審としては最終の判断でありまして、かねて検察が一審以来主張しておられた五億円のわいろの収受の事実、これの存在が積極的に認定をされたということを意味しまして、まことに重大である、このように思われます。田中首相側におきましては一審以来そのような事実を否認し続けてきたのでありますけれども、これが最終的に司法において否定をされた、このようなことを意味すると考えます。  この判決に対……

第109回国会 法務委員会 第6号(1987/08/25、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 このたびの民法の一部改正により特別養子制度が創設されることとなりますので、その点に限ってきょうは一時間お尋ねをいたすことといたします。  近代養子法の基本的性格は、言うまでもなく子のための養子法というところにあります。このたび創設される特別養子制度はその大きな流れに沿ったものであると考えられますので、高く評価をしているところでございます。  しかし、養子側の要件といたしまして、実方父母による監護が著しく困難または不適当である等の特別の事情にある子であって、その利益のために特に必要であるとき、このように厳しい要件が課されているということに照らしますと、なぜ六歳未満に限ることとなったの……

第109回国会 法務委員会 第9号(1987/09/01、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 外国人登録法の一部を改正する法律案につき、主たる論点について順次お尋ねをいたします。  まず、改正案第四条第一項第十四号に「在留資格」とあったのを「在留の資格」と改めた立法理由についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 この部分は、入管法上の在留資格に当たらない一二六―二―六と呼ばれる法令に基づく在留資格者及び日韓地位協定に伴う特別法を根拠とする永住者の区別を「在留の資格」として登録原票や登録証明書の所定欄に記載することとし、在日韓国・朝鮮人らいわゆる定住外国人が我が国社会の一具として身分、居住関係において日本国民と全く同程度に明らかであるという事実及び半世紀以上に及ぶ彼らの生活実……

第109回国会 予算委員会 第5号(1987/07/16、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 まず、光華寮問題についてお尋ねをいたします。  本年は、日中国交正常化十五周年の佳節を刻む意義深い年であるとともに、日中両国民にとって忌まわしい蘆溝橋事件発生以来五十年の年でもあります。日中両国は一衣帯水の地理的関係にある上、二千年にわたる悠久の歴史を有し、日中友好親善の維持発展は、ただに日中両国及びアジアのみならず、世界の平和と安定に必須の要件となっていると信ずるのでございます。  今、日中両国間で大きな問題となっている光華寮について、私は弁護士でありますが、法曹の一員として、政府が三権分立の原則に立脚し、司法介入と解されることに極度に気を配りつつ、その解決に苦慮されている姿勢に……


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第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 法務委員会 第1号(1987/12/08、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 私は、昨年、昭和六十一年十二月九日にも、昨年度の裁判官の報酬等及び検察官の俸給等の改定のための法改正に当たり詳細な質疑を行いました。したがいまして、今回は、その際問題として指摘を申し上げた諸点に絞って伺うことといたしたいと思います。  まず初めに確認をしておきたい点は、若干概念法学的な議論で恐縮ではございますけれども、裁判官の報酬につきましては憲法の七十九条六項及び八十条の二項に「裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。」このように定められておりまして、これを受けて裁判所法第五十一条には「裁判官の受ける報酬については、別に法律で……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 法務委員会 第3号(1988/03/22、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 ことしの裁判所職員定員法の一部改正案は、下級裁判所の裁判官において定員の変更を必要とするのは簡易裁判所の判事のみのようでございますけれども、昭和六十三年、ことしの四月に簡易裁判所判事への任官予定者は何名になっておりますか。
【次の発言】 それでは、このようにお聞きしたいと思うのですが、簡易裁判所判事の現定員は七百七十九名。いただきました資料の昨年十二月一日現在による欠員は三十二名。十二月二日からこの年度末、本年三月末までに退官される予定の方を合わせて何名ぐらいの欠員になりますか。
【次の発言】 そうしますと、今回五名増員するといういわゆる上限と申しますか、それはどういうような計算と……

第112回国会 法務委員会 第5号(1988/03/25、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 今次の「補償金の額の算定基準となる日額の上限を七千二百円から九千四百円に引き上げること。」とする根拠とされた計数などはどのようなものを用いられたのか、その点についてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 その昭和六十三年の常用労働者一日平均現金給与額というものを一万五千九百七十七円と推定して求められた、その根拠というものはどういうものなのでしょうか。
【次の発言】 それでは、昭和二十五年法施行時の常用労働者平均月間現金給与額、これは一体何円だったわけでございますか。そういう統計は、どういう統計があるのですか。
【次の発言】 この金額の増額改正というのは、過去、たしか今回含め……

第112回国会 法務委員会 第13号(1988/05/10、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 公明党の冬柴鉄三でございます。  きょうは、まず登記のコンピューター化に伴う莫大な財源とされる受益者負担の問題について順次お伺いをしたいと思います。  最も新しい統計が整っている部分で結構ですが、不動産登記情報の乙号利用件数、その登記手数料収入の総額、一年間でどれくらいの額になっているのか、これをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 このたびの改正によりまして商業及び法人登記情報の乙号利用につきましても有料化されるようでありますけれども、その有料化される乙号利用件数は、同じ六十二年一月―十二月の統計で結構ですけれども、何件に及んでいたのか。これを仮に不動産登記の閲覧手数料、今二百……

第112回国会 予算委員会 第12号(1988/02/24、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 公明党の冬柴鉄三でございます。きょうは短い時間ではありますけれども、安全保障政策に絞ってお尋ねをいたしたいと思います。  我が国の防衛政策は、憲法及び昭和三十二年の「国防の基本方針」並びに五十一年の「防衛計画の大綱」、以下大綱と略称いたしますけれども、その枠組みの中で決定されるべきものであることは疑問の余地はございません。そして、この三者を貫く防衛哲学は専守防衛に尽きるのではないかと私は考えております。大綱はその上に立脚をして、いわゆる基盤的防衛力構想というユニークな防衛戦略思想に基づき、防衛力の整備計画を具現化したものと理解をいたしております。  そこで防衛庁長官に伺いますが、昭……


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 安全保障特別委員会 第3号(1988/11/09、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 ただいまの昼のニュースで、一年余り争われてきましたアメリカの大統領選挙の投票の結果、ブッシュ氏が新しい大統領に就任することが確実になったというニュースが流れています。ブッシュ氏はレーガン大統領の政権下での副大統領でもありますし、また運動中もレーガンの諸政策を引き継ぐ意向を明確にいたしておりますので、我が国にとりましては、継続性あるいは安定性という意味からは歓迎すべきことであろうと私考えます。しかしながら、いずれにいたしましても、アメリカの膨大な財政、貿易、あの双子の赤字問題を背景に、我が国に対する政策がより厳しいものになってくるのではないか、このようにも考えられるわけでございます。……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第17号(1988/11/02、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 公明党を代表いたしまして、質問をいたしたいと思います。  我が党は、党内にリクルート問題調査特別委員会というものを結成いたしまして、昨日、十一月一日午後には横浜市にあるNTTのデータ通信株式会社、そこへ緊急調査に伺いました。坂井団長を先頭に八人の衆参国会議員が参加いたしまして、ここへ参りました。ここはアメリカのクレイ社製のスーパーコンピューターが設置されている場所でありまして、そこで調査をいたしました。  ところが、そのときに、今までNTTの真藤会長が、クレイ社からNTTがこのスーパーコンピューターを導入し、そしてそれをNTTからリクルート社へ転売をした、このようなことが明らかにさ……

第113回国会 法務委員会 第3号(1988/12/06、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 本日は、刑事施設法案の中でも一つの大きな問題であるとされている法案第百十条、なかんずくその第一項ないし第三項、すなわち弁護人の秘密接見交通権に論点を絞って順次お尋ねすることといたします。  まず、弁護人の秘密接見交通権に関して真正面から言及をいたしました最高裁判所の判決を共通の理解とした上で質疑に入りたいと思います。  その判決は、最高裁判所昭和五十三年七日十日第一小法廷判決でありますが、その要旨を朗読いたしたいと思います。   弁護人との接見交通権は、身体を拘束された被疑者が弁護人の援助を受けることができるための刑事手続上最も重要な基本的権利に属するものであるとともに、弁護人から……

第113回国会 法務委員会 第5号(1988/12/20、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 今回、一般政府職員につきましては、諸手当がそれぞれ増額されたり、あるいは、珍しいことではありますけれども減額されたりするということが行われているようでございますが、裁判官とかあるいは検察官については、この諸手当についての増減額ということが行われるのかどうか、その点についてお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 漏れ聞くところによりますと、寒冷地手当が何か減額されるようなことが一般職については行われるようだということを聞いているのですが、裁判官についてもそのような寒冷地手当の減額が行われるのかどうか、その点についてはいかがでしょう。


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 法務委員会 第2号(1989/03/24、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 公明党の冬柴でございます。  まず、刑事局長に一言お尋ねしたいと思うのですが、きょうの朝刊に、政治家の周辺、いわゆる秘書その他らの取り調べはほとんど終わっているというようなことが記事にありますけれども、大変難しい質問だと思いますが、刑事局長の見解を伺いたい、このように思います。
【次の発言】 一問と言いましたけれども、もう一つだけ聞かせていただきたいと思います。  今、刑事局長が、証券取引法いわゆる四条違反ということで調べることもあり得る、私もまさにそのように思います。不特定多数の者に対する売り出し行為ということで逮捕者も出ているわけでございますから、それの参考人ということで調べる……

第114回国会 法務委員会 第5号(1989/06/20、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 公明党の冬柴でございます。  法例という法律名は、本法の内容を何人に対しても的確にあらわしたものとは言いがたいのではないか、平素そのようにも思っておりまして、本法の第一、二条は、なるほど法律一般についての通則規定でありますから法例でいいわけでございますが、三条以下はすべて講学上いわゆる国際私法と言われる範疇に係る規定が占めていると思います。今回の抜本改正もこの三条以下について行われているものでありまして、このことを考慮しますと、この際第三条以下を法例から分離して単独法とし、法律の名称も端的に国際私法と命名すべきではなかったかと考えるのですが、その点について、簡単で結構ですから、お答……


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第115回国会(1989/08/07〜1989/08/12)

第115回国会 法務委員会 第2号(1989/09/06、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 本日の質問の冒頭に、一部起訴も終わっていますが、まだ捜査中の事件でもありますが、宮崎勤にかかわる幼女誘拐、殺人、死体損壊そして遺体遺棄事件というものは、我が国の抱える、豊かさの陰に潜む精神の荒廃という問題をあからさまに示している事件ではないか、このように私は考えます。  本日の昼のニュースによりますと、本人の供述に基づきまして四人目の被害者と申しますか、吉沢正美ちゃんという七歳の少女と思われる遺体が発掘されたということを報じていました。  この事件につきましては今、捜査あるいは公判係属中ということで、そのような面ではお答えは難しいかもわかりませんけれども、司法行政を統括される法務大……


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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 法務委員会 第2号(1989/11/10、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 公明党の冬柴鉄三でございます。  今回の改正で在留資格の整備が行われました。従来四―一―一などと呼称されていた在留資格が、だれにでもわかる外交という呼称に改められるわけでありまして、至極適切な改正であると評価いたしますが、若干遅きに失したのではないか、このような感も持っております。  まず、現行法本文四条各号で在留資格者を定めるに対し、改正法では別表にいたしまして在留資格とその者が本邦において行うことができる活動あるいは地位、身分を定めることとしていまして、立法形式において若干差が認められます。どこか違うことができたのか、あるいはそうしたことの理由について簡単な説明を求めます。

第116回国会 法務委員会 第5号(1989/11/21、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 今回の改正は、民事保全法として独立した単行法を定立しようとするものでありまして、立法史上大きな意義を持つと考えております。オール決定主義を採用した以外は、現行法の枠組みの中で、従来、解釈や運用において克服してきた多くの問題点を実に小まめに検討して取り上げられ、それらに一定の解釈を与えようとする意味におきまして大規模かつ広範な改正となっていて、その意味で憲法が保障する迅速な裁判に大きく裨益するものであると私は評価したいと思っております。しかし、慎重な審議との関係におきまして、法務大臣のこの改正法との関係につきまして所信をまずお伺いいたしたいと思います。

第116回国会 法務委員会 第6号(1989/11/22、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 本日は、司法修習生をめぐる諸問題についてお伺いをいたしまして、判検事、弁護士、いわゆる法曹三者の養成についての施策の充実を求めたいと思います。  まず司法試験、第二次試験は、択一試験、筆記試験、口述試験の三段階で行われておりますが、昭和六十三年度実績で結構ですが、一体何人が受験をいたしまして、それぞれの段階で何人が合格をしたのか、そのアウトラインをお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 最終合格者の平均年齢は何歳になっていますか。
【次の発言】 筆記試験、口述試験はそれぞれどんな科目が必須とされ、そしてまた選択とされているのか、それもお示し願いたいと思います。

第116回国会 法務委員会 第7号(1989/11/28、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 公明党の冬柴鉄三でございます。参考人には、きょうは貴重な意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  さて、今回の改正の眼目といいますか大きなものに、オール決定主義を採用されたという点があるということは、参考人の御発言の中からも、また今回の改正の説明の中にもそのように書かれております。決定の審理方式が三つほどメニューが示されているようでありますけれども、これは発令段階と不服段階で違うようでありますけれども、この三つの差異と申しますか、実質的な差異をわかりやすく御説明をいただきたいと思うのであります。三ケ月参考人からひとつどうぞよろしくお願いいたしたいと思います。

第116回国会 予算委員会 第5号(1989/10/17、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 公明党の冬柴鉄三でございます。私は、リクルート事件の反省から政治資金集めのパーティーに厳格な規制を加える必要があると考え、その点を主として中心に質疑を行いたいと思います。  総理は、我が党の石田委員長の代表質問に答えられまして、政治資金パーティーには行き過ぎが批判されている、このように述べられました。そしてその規制の必要を述べられたと思います。  そこで伺いたいのですが、具体的にどのような点が行き過ぎとして批判の対象とされていると認識をされているのか、総理の御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 今総理も言及されましたが、本年六月十九日に経団連など経済五団体と自民党の四役の方と……


冬柴鉄三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院38期)

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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 予算委員会公聴会 第2号(1988/02/16、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 本日は、公述人におかれましては貴重な御意見をまことにありがとうございました。与えられた時間が十五分でありますので、ごく簡潔にお答えをいただきたいと思います。  まず黒羽公述人にお尋ねいたします。  新しいテストが六十五年から開始されるという予定でありますが、これに関する御意見、一言で結構でございます、よろしくお願いをいたします。
【次の発言】 次に、これも一言で結構でございますが、貝塚公述人にお尋ねをいたします。  先ほどの中で、財政が好転をしたので減税に見合った増税は必ずしも必要ない、このような趣旨を述べられたように受け取ったわけでございますが、例えば所得税一兆円程度の規模の減税……

第112回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1988/03/09、38期、公明党・国民会議)

○冬柴分科員 私は、昨年九月にオスロ市においてノルウェーのブルントラント首相及びホルスト国防相によるノルウェーの安全保障政策に関する講演を聞く機会に恵まれました。周知のとおり、ノルウェーの地理的、戦略的位置というものは、ソ連と百九十六キロメートルにわたって国境を接しておりまして、ゼベロモスクを基地とするソ連最強の北洋艦隊及びコラ半島並びにレニングラード地区に配備された核基地による脅威が存在しておりまして、その上米国とソ連の間の最短飛行経路上に位置する、このような特異性がございます。  ブルントラント首相というのは女性の首相でございますけれども、この講演は非常に興味のあるものでございまして、ノル……

第112回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1988/03/09、38期、公明党・国民会議)

○冬柴分科員 私は、きょうは訪問販売の規制についてお尋ねをしたい、このように思っております。  昨日の夕刊に「訪問販売法 通産省が改正案」、このように一面トップで報じておりまして、若干遅かったかなとは思いますけれども、その御苦労を多としたい、このように思っております。  実は、私は昭和三十九年に大阪市で弁護士を登録いたしまして、一昨年、衆議院議員に当選させていただくまで、二十二年余り大阪市で弁護士一筋でやってきた男でございます。御存じのように、大阪は古くは明治不動産、あるいはサラ金も大阪から始まったようですし、それから問題の豊田商事も大阪、このようなことで非常に商売熱心といいますか、いろいろ知……


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 運輸委員会内閣委員会交通安全対策特別委員会安全保障特別委員会連合審査会 第1号(1988/07/28、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 公明党・国民会議の冬柴鉄三でございます。  死者、行方不明者三十人という大惨事となった横須賀港沖の衝突海難事故は、その一方当事者が、海上自衛隊の最新鋭システム潜水艦であっただけに国民に大きな衝撃を与えております。公明党は、党内に事故対策本都を設置するとともに、去る二十五日、矢野委員長を含む衆参両院議員八名が事故現場海域に赴きまして、悲しみの海へ黙祷し、献花をささげ、視察調査を行ってまいりました。今改めて不慮の事故に遭われた方々の御冥福を祈念するとともに、御遺族と被害者の方に心よりお見舞いを申し上げ、あわせて行方不明の方一名の一日も早い発見を願うものであります。  さて、自衛隊存立の……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 予算委員会公聴会 第2号(1989/03/02、38期、公明党・国民会議)

○冬柴委員 公明党の冬柴鉄三でございます。三先生におかれましては貴重な意見をいただきまして、ありがとうございます。厚く御礼申し上げます。  私、十五分間時間をちょうだいいたしておりますので三先生にそれぞれ一問ずつお尋ねしたいと思いますので、よろしく御協力のほどをお願いいたしたいと思います。  まず、年金の専門家であられます橋本先生にお伺いいたしますが、このたびの消費税導入というものが年金制度及び年金生活者に対してどのような影響を及ぼすと考えていらっしゃるか、そしてこれに対する対策というものが、そのようないろいろな懸念、危惧というものに対して十分こたえられているというふうに解していちつしゃるのか……



冬柴鉄三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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