このページでは草野威衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○草野威君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方税法等の一部改正案につきまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 現在、我が国は、世界経済のGNPの約一四%を占める経済大国に発展してまいりましたが、大都市を中心とした住宅の取得難や社会資本整備のおくれ等によって、国民生活は高い経済力に見合った豊かさを実感できないのが実情であります。こうした実態を放置したまま来るべき高齢化社会のピークを迎えるならば、公正で心豊かな社会の建設は夢物語でしかなく、社会全般に無力感を広げ、我が国社会の活力と創造性の喪失にもつながりかねません。今こそ生活者の視点に立って、国の豊か……
○草野威君 ただいま議題となりました各件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 第一に、予備費等について申し上げます。 これらの各件は、財政法の規定に基づき、国会の事後承諾を求めるため提出されたものであります。 まず、昭和六十三年度の予備費等でありますが、一般会計予備費(その2)は、療養給付費等負担金等の不足を補うために必要な経費等十九件で、その使用総額は七百六十二億円余であります。 また、特別会計予備費(その2)の使用総額は千六百八十九億円余であります。 また、特別会計予算総則第十二条に基づく経費増額の総額は二百九億円余、特別会計予算総則第十三条に……
○草野委員 午前中に引き続きまして両法案について質問をさせていただきます。 この両法案につきましては、ドライバー初め多くの国民の方々、また産業界からも非常に強い関心が持たれている法案であろうと思います。交通安全ということにつきましては、当然のことでございますけれども人命の尊重が第一であろうと思います。しかし、非常に残念なことでございますけれども、昨年は交通事故による死者が一万一千を上回っておる、そしてまた、ことしも昨年のペースを上回っているような状態である、こういうことも伺っているわけでございまして、現在の交通問題というのは非常に憂慮される面が多々あろうと思います。そういう中で今回のこの法改……
○草野委員 私は、交通安全について、教育の問題、それから環境整備の問題、また救急救命体制のあり方、こういう問題について質問をさせていただきたいと思います。 今回、道交法の改正、車庫法の改正を審議をしている最中でございますけれども、お伺いしておりまして感ずることは、車の保有者としての責任またドライバーとしての正しい知識またマナー、こういうものが非常に重要である、こういうようなことをつくづくと感じているわけでございます。 そういう中で、私はまず交通安全教育というものについて初めにお伺いをさせていただきたいと思うわけでございますが、一昨日、交通安全対策に関する懇談会、こういうものが総務長官あてに……
○草野委員 今回の道交法それから車庫法の改正、きょうで三日目を迎えたわけでございまして、各委員から熱心な質疑が行われたわけでございます。私もこの改正案に対しまして、駐車場の整備の問題、それから中でも大規模住宅団地の駐車対策、また保管場所に関しまして、車庫法の問題とかシールの問題、さらに交通安全教育の問題、あわせて救急救命体制の整備、さまざまな角度で質問をさせていただきました。いよいよきょうで委員会の方も議了、こういう予定になっているわけでございまして、私もきょうは最後の質問でございますが、二、三お尋ねをさせてもらいたいと思っております。 来年から新しい五ヵ年計画がスタートするわけでございまし……
○草野委員 きょうは、午前中からNHKの本年度の予算につきましてかなりの論議がございました。私もできるだけ重複を避けたいと思いますが、一部重なるところもあろうと思いますけれども、お許しをいただきたいと思います。 まず初めに、NHKに対してお伺いしたいと思いますが、最近のNHKに対するイメージの問題でございますけれども、以前と比べますと、NHKのイメージがいろいろと変わってきているようでございます。この世論調査の結果を見ますと、平成元年度の九月に行ったものでございますけれども、NHKに対するイメージにつきまして、昭和五十五年、十年前に比べますと、新鮮味ということにつきまして、五十五年が四七%、……
○草野委員 私は、郵政大臣の所信表明に関連いたしまして何点かお尋ねをしたいと思います。 きょうの昼のニュースを見ておりましたら、横浜市におきまして固定資産税が誤って徴収をされていた、こういうニュースが報道されておりました。これは他人の土地の分の税金がかかってきているということでございまして、中にはもう二十八年間も徴収をされていた、しかも誤って徴収された人たちはそのうちの半分はもう既に時効になってしまって返還してもらえない、非常に困った事件が報道されておりました。 実はこのNTTにおきましても、最近電話料金の誤請求、誤って請求したという事件が起きておりまして、これも発端は横浜市で始まったよう……
○草野委員 今回の簡易郵便局法の一部改正でございますが、私は利用者の立場も含めまして、何点か御質問をさせていただきたい、このように思います。 今回の改正を見ますと、まず第一条の目的規定の改正でございますけれども、郵政事業の役務を「辺ぴな地方にまで広めること」から「一層の普及を図ること」このようになっているわけでございます。これは大都市、特に東京では地価が高騰し、そして郵便局が極度に不足をし十分に機能を果たすことができない、こういうような状況にあるという話でございます。 そこでお伺いしたいと思いますけれども、この大都市で郵便局が極度に不足をしているということでございますけれども、現実にはどの……
○草野委員 法案についてお尋ねをする前に、大変恐縮でございますが、昨日の新聞に報道をされました事件につきまして、お尋ねをさせていただきたいと思います。 これは、書留郵便物を配達して、不在のときに不在通知書というものが郵便受けに入れられているわけでございますけれども、この不在通知書を他人が盗み出して、そして自分の身分を偽って書留を受け取っていた、こういうような事件でございまして、この事例によりますと、通算で約三千万円だまし取っていた、こういう事件が報道されておりましたけれども、まずこの事件の概略につきまして御報告をいただきたいと思います。
○草野委員 私は、今回の地方税法の改正の中におきまして、主として土地税制の見直し、この点を中心にしてお尋ねをしたいと思います。 先ほどから議論されているところでございますけれども、今回の固定資産税の評価がえに伴う増収分全額個人住民税の減税に充てる、このようになっておるわけでございますが、総額約六千五百億円。この固定資産税につきましては、自治体にとって非常に安定した税、また基幹税的なものである。そして、その性格は政策税制にはなじまない、こういうふうにされているわけでございます。今回の税制改正による増収とは異なるわけでございますが、減税を固定資産税の自然増収で補てんする、こういうことになるわけで……
○草野委員 私は、初めに低公害車の問題につきまして御質問を申し上げたいと思います。 現在、地球温暖化問題とか地球環境を守るとか、こういうことにつきまして非常に大きな関心が持たれているわけでございますが、そういう中で自治省が、自動車の排気ガスを抑制する、こういうことで、本年度から地方自治体に対しまして低公害車を積極的に導入していこう、そういう方針を固められたわけでございます。財政的にも、地方交付税、地方債、こういうもので積極的に応援していこう、こういう方針を決められたわけでございます。 そこで、自治省としましてこの計画についての具体的な措置の内容、それから本年度の低公害車の導入の目標、こうい……
○草野委員 いわゆる暴力団新法、また銃刀法につきまして、いろいろな角度から議論があったわけでございますが、初めに警察庁長官にお尋ねをしたいと思うわけでございます。 最近の暴力関係の事件、たくさんございまして、こういう法律が具体化することによってどれだけ多くの市民が喜ばれるかわからない。私もそういう観点から評価をしているわけでございますが、いずれにしましても、この暴力団関係二法は、社会的な要請の非常に強いそういう立法措置であろうかと思います。 鈴木長官が昨年長官に就任されましてから初めての記者会見におきまして、非常に強い意欲をお示しになられた、こんなことも伺っておりまして、長官が暴力団撲滅を……
○草野委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 先般の本会議におきまして、決算委員長に選任されました草野威でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まことに光栄に存じますとともに、その職員の重大さを痛感している次第でございます。 国の予算が適正かつ効率的に執行されたかを中心といたしまして、決算全般について審査を行う当委員会の任務は、極めて重要であると存じます。 委員各位の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満なる委員会運営に努め、審議を促進してまいりたいと存じます。 何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○草野委員長 これより会議を開きます。
昭和六十三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)外十二件及び昭和六十三年度一般会計国庫債務負担行為総調書、右各件を一括して議題といたします。
この際、大蔵大臣から各件について趣旨の説明を求めます。羽田大蔵大臣。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。北川石松君。
【次の発言】 長谷百合子君。
【次の発言】 次に、阿部未喜男君。
【次の発言】 ただいまの阿部君の御質問でございますが、過日の理事懇におきまして、各党協……
○草野委員長 これより会議を開きます。 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 すなわち、決算の適正を期するため 一、平成元年度一般会計歳入歳出決算 平成元年度特別会計歳入歳出決算 平成元年度国税収納金整理資金受払計算書 平成元年度政府関係機関決算書 二、平成元年度風有財産増減及び現在額総計算 書 三、平成元年度国有財産無償貸付状況総計算書 四、歳入歳出の実況に関する件 五、国有財産の増減及び現況に関する件 六、政府関係機関の経理に関する件 七、国が資本金を出資している法人の会計に関 する件 八、国が直接又は間接に補助金、奨励金、助成 ……
○草野委員長 これより会議を開きます。
この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事時崎雄司君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、志賀一夫君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
すなわち、決……
○草野委員長 これより会議を開きます。
平成元年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、総理府所管中北海道開発庁及び沖縄開発庁並びに北海道東北開発公庫、沖縄振興開発金融公庫及び会計検査院所管について審査を行います。
この際、伊江国務大臣及び中村会計検査院長の概要説明並びに会計検査院の検査概要説明につきましては、これを省略し、本日の委員会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
平成元年度北海道開発庁決算の概要説明
平成元年度における北海道開発庁の決算につきまして、その概要を御説明申……
○草野委員長 これより会議を開きます。
平成元年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、総理府所管中総務庁及び科学技術庁について審査を行います。
この際、岩崎国務大臣及び谷川国務大臣の概要説明並びに会計検査院の検査概要説明につきましては、これを省略し、本日の委員会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。森英介君。
【次の発言】 次に、小森龍邦君。
○草野委員長 これより会議を開きます。
平成元年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、総理府所管中警察庁、自治省所管及び公営企業金融公庫について審査を行います。
この際、塩川自治大臣兼国家公安委員長及び公営企業金融公庫当局の概要説明並びに会計検査院の検査概要説明につきましては、これを省略し、本日の委員会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。萩山教嚴君。
○草野委員長 これより会議を開きます。
平成元年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、文部省所管について審査を行います。
この際、鳩山文部大臣の概要説明及び会計検査院の検査概要説明につきましては、これを省略し、本日の委員会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。森英介君。
【次の発言】 以上で森英介君の質疑は終了いたしました。
次に、小森龍邦君。
○草野委員長 これより会議を開きます。
平成元年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、総理府所管中環境庁、農林水産省所管及び農林漁業金融公庫について審査を行います。
この際、中村国務大臣、田名部農林水産大臣及び農林漁業金融公庫当局の概要説明並びに会計検査院の検査概要説明につきましては、これを省略し、本日の委員会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。萩山教嚴君。
○草野委員長 これより会議を開きます。
平成元年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、郵政省所管について審査を行います。
この際、渡辺郵政大臣の概要説明及び会計検査院の検査概要説明につきましては、これを省略し、本日の委員会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小森龍邦君。
【次の発言】 以上で小森君の質疑を終了いたします。
次に、志賀一夫君。
○草野委員長 これより会議を開きます。 日本社会党・護憲共同所属委員は、諸般の事情により出席されておりませんが、やむを得ず議事を進めます。 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 すなわち、決算の適正を期するため、お手元の印刷物にありますとおり 平成元年度決算外二件 平成二年度決算外二件 平成二年度一般会計予備費使用総調書及び各省 各庁所管使用調書(その2)外三件の承諾を求 めるの件 平成三年度一般会計予備費使用総調書及び各省 各庁所管使用調書(その1)外二件の承諾を求 めるの件 歳入歳出の実況に関する件外四件 以上各件について、議長に対し、閉会中審査の……
○草野委員 三十分ほどでございますけれども、質問の機会を与えられたものでございますので、ただいま議論になっております事故分析センター、それから運転免許関係、この二点につきまして御質問をさせていただきたいと存じます。 分析センターにつきましては、ただいままでいろいろな角度からの議論がございました。今回、この分析センターがスタートすることになるわけでございますけれども、ただいまも交通局長から、官民一体となった我が国にとって非常にふさわしい組織になるだろう、こういうような意味のお話もございました。私も、このセンターは世界的にもトップクラスの分析センターになるのではないかと大きな期待を寄せている一人……
○草野委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
すなわち、決算の適正を期するため、お手元の印刷物にありますとおり
平成元年度決算外二件
平成二年度決算外二件
平成二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外三件の承諾を求めるの件
平成三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外二件の承諾を求めるの件
歳入歳出の実況に関する件外四件
以上各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました……
○草野委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
すなわち、決算の適正を期するため、お手元の印刷物にありますとおり
平成元年度決算外二件
平成二年度決算外二件
平成二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外三件の承諾を求めるの件
平成三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外二件の承諾を求めるの件
歳入歳出の実況に関する件外四件以上各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。……
○草野委員 今回の林環境庁長官の所信表明に対しましてお尋ねをさせていただきます。大変短い時間でございますので、質問を一点か二点に絞って行いたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 長官は環境問題につきまして非常に御熱心な方である、このように日ごろから伺っております。質問通告からちょっと外れる場合もありますし、また細かい問題にわたる場合もございますけれども、できるだけ長官から御答弁をちょうだいしたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ただいまも同僚議員の大野さんの方から、地球の温暖化といいますか、温室効果の非常に大きいフロンガスのことについて質問がございました。……
○草野委員 公健法の一部改正案につきまして質問をいたします。 ただいままで同僚議員からいろいろな角度から質問がございまして、一部重複する点もあろうかと思いますけれども、お許しをいただぎたいと思います。 昭和六十二年、第一種地域の指定を解除するなど公健法の見直しが行われたわけでございますが、その理由としては、大気汚染の状況はその後全般的には改善の傾向にあり、現在の状況のもとでは大気汚染はぜんそく等の病気の主たる原因とは言えなくなってきており、ぜんそく等の患者をすべて大気汚染による被害者とみなして補償を行うことは合理的ではなくなっている、このように先ほどから御説明がございました。 確かにSO……
○草野委員 私は、まず環境基本法の性格と理念、こういう点につきまして初めにお尋ねをしたいと思います。 昨年開かれました地球サミットにおきまして、効果的な環境法を制定するよう参加各国は合意をしておりまして、我が国としても、環境憲法にふさわしい基本法の制定が急がれているわけでございます。今回政府が環境基本法案を国会に提出されましたことは、私は高く評価をするものでございますが、政府案がどこまで実効性を持つか、この点につきましては若干疑問があるわけでございます。当初の環境庁案が、関係省庁との協議の過程で重要な部分が欠落したり、また、国益より省益が優先された妥協の産物と化してしまった、こういうような指……
○草野委員 質問を申し上げる前に、二、三日前にテレビで拝見したんですけれども、この本を大臣もごらんになったと思うんですけれども、坪田愛華ちゃんという十二歳のお嬢さんがこの漫画をおかきになって亡くなられた。今回、国連の方から何とかという賞をいただいた、こういうことが紹介されておりました。 私も実はこの本を読むのは初めてでございまして、先ほど読んでおりました。なかなか、十二歳のお嬢さんがここまで環境の問題のことについて熱心に取り組んでおられたということに頭の下がるような思いでこの本を読んだわけでございますが、この一番最後のところにこういう感想が書いてあるのですね。環境問題について、「私一人ぐらい……
○草野委員 大臣が少しおくれるようでございますので、若干順序が逆になるかもしれませんが、御了承いただきたいと思います。 第二次交通戦争、このように言われたのが平成元年というふうに聞いております。これは、当時の金澤長官が、全国の警察本部の交通担当課長会議、こういう場所でそういう言葉を使われた、このように伺っておりますけれども、あれから何年かたちました。その当時の状況というのは、交通事故の死者が一万人の大台に乗せて、そして平成元年には一万一千人に迫ろう、こういう時期にそういう言葉を使われたと思っております。あれから何年かたつわけでございますけれども、現在では第二次交通戦争という言葉すら完全に風化……
○草野委員 本会議や総括質疑におきまして連日白熱した議論が展開されておりまして、答弁者の方々には心から御苦労さまと申し上げたいと存じます。 このような議論をテレビや新聞で国民の多くの方々がごらんになっておられるわけでございますけれども、いろいろな声を伺っておりますと、今度こそ改革が本当に行われるのじゃないだろうか、こういう期待を国民の多くの方々が持っておられるような気がしてならないわけでございます。 今も委員席に座っておりまして、机の上にあった新聞の切り抜きを見ておりましたら、こんな記事が出ておりました。これはある新聞のコラム欄でございますけれども、「支持率一八% 不退転の支持者ですね ―……
○草野分科員 私は、地球環境問題につきまして二、三お尋ねをさせていただきたいと思います。 昭和六十一年ごろのある新聞でございますけれども、社説の中でこんなことが書いてあります。 「炭酸ガスが増えたら人が死ぬのか。そんなことより今日明日のことが大事だ」というわけで、これまで予算がつかなかった。国立公害研究所では、炭酸ガスは公害と認められないので研究できなかった。 炭酸ガスの増加が、地球環境にどう影響するのか、本当のところは、まだよくわかっていない。 こんなような社説が六十一年ごろ載っていたわけでございます。 あれから四年経過するわけでございますが、環境庁等の御努力によりまして、この地球環……
○草野分科員 どうも連日御苦労さまでございます。私は、中国残留邦人の問題につきまして若干お尋ねをしたいと思います。
初めに、ちょっと数だけを伺いたいと思いますけれども、ことしの二月の第二十次訪日調査等によりまして、今徐々に中国残留孤児、残留婦人が帰国をしておりますけれども、現在までどのくらいの人たちが帰国をされているか。それから、現在中国に残留をしていて今後日本に帰国をされる見込みは大体どのぐらいあるか、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 大臣ももう御存じだと思いますけれども、この中国の残留孤児等の問題につきましてこれからやはり重要になってくるのは、今後日本の社会の中における定着、自……
○草野委員 私は、不法投棄に関連した問題を一点お伺いしたいと思います。 最近、主として路上におきまして放置されている自動車また放棄されている自動車、これが何かと社会問題化されているわけでございます。その放置されている自動車を廃棄物として処理するに当たりまして厚生省はどのようなお考えを持っているか、こんな点につきましてお尋ねしたいと思っております。 御承知のように、現在我が国の車両の保有台数、これは一昨年の数字だそうでございますけれども五千五百万台、それから年間で廃車されている車両の台数が四百六十一万台、非常に膨大な数でございます。そういう中で、これは一部の不心得者のしわざであると思いますけ……
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