このページでは東順治衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○東順治君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました平成二年度一般会計補正予算三案について、反対の討論を行うものであります。(拍手) 今回の補正予算では、湾岸の平和回復活動に対する協力のための資金十億ドル、一千三百億円が計上されております。我が党は、この十億ドルが、憲法の精神を踏まえ、国連協力を前提として、非軍事の分野に使われるものであれば、当面の貢献策としてやむを得ないものと考えるものであります。こうした考えについては既に明らかにしているところであります。 しかし、今回の補正に計上されている十億ドルについては、昨日の予算委員会で、武器弾薬には絶対使われないとの答弁があり……
○東順治君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議案となりました環境基本法案並びに環境基本法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について、総理並びに環境庁長官ほか関係大臣に質問をいたします。 二十一世紀を目前にして、今私たちは、新たな価値観、生活哲学の構築を迫られております。大量生産、大量消費、大量廃棄という今世紀型の文明とはもはや決別し、環境を不可逆的に傷つけることなく将来の世代へと継承することこそ、今を生きる現代世代の責務であります。言うまでもなく、環境問題とは、自然生態系の中でいかにして共存のシステムを構築していくかという、人間の生き方を根本的に問う問題だからであります。 ……
○東(順)委員 お忙しい中どうもありがとうございます。よろしくお願いいたします。 最初に石原先生にお伺いしたいのですけれども、西ドイツのいろいろなお話が先ほど出ておりまして、財産法でもって個人〇・五%、法人〇・七%、課税格差というようなことでやっている。あるいは、先ほども住民参加のお話等がございましたけれども、当然歴史的には日本とは随分背景が違うわけですが、同じ敗戦というところから出 発をして、今人口、面積は日本の二分の一、だけれども地価はおよそ三十分の一というような状況があります。 今後日本の抜本的な土地対策を講じていく上で参考になる面がございましたらいろいろお教えいただきたい、このよう……
○東(順)委員 東順治であります。 本法案の審議に先立ちまして、農政の基本問題に関しまして大臣にお伺いしたいと思います。 去る三月二十二日の本委員会におきまして大臣のごあいさつにもございましたように、農林水産業が健全な国民生活を送る上で果たす役割には大変大きなものがございます。しかるに、我が国の農林水産業をめぐる現状には極めて厳しいものがあり、一体どうすれば農林水産業に従事する人々の経営と生活に長期の展望が開けるのか、関係者の将来の不安は殊のほか大きい、このように私は痛感いたしております。しかし、そんな厳しい環境の中にありましても、血のにじむような懸命な努力によりまして未来性をはらんだ新し……
○東(順)委員 この年金の改正でございますけれども、第一次改正から六十年の改正まで、十二年間で実に八回改正を行ってきているということ、しかも、この平成二年三月末で年金加入者が六十二万六千人、受給権者が六十四万六千人といういわば仮分数状況といいますかバランスのとれない厳しい現実になっているわけでございます。八回も改正するというその事実の中に、日本の農業事情に対する苦悩の深さというか、あるいはまた社会構造の変化の大きさと速さに対応がなかなか難しかった、こういう状況があろうかと私は思います。そういう状況を背景として今回この年金制度がまたまた改正をされる。したがって、大変重要な意味合いを持った今回の改……
○東(順)委員 私が本日の質疑の最後でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 いろいろかけ持ちで大変でしょうけれども、午前中も質疑が出されましたけれども、北太平洋上での日本漁船拿捕の問題につきましてまず最初にお伺いをしたいと思います。 午前中の質疑を聞いておりまして、捜査中なのでということで答えられておられましたけれども、これは非常に国民的に、また北海道の人たちにとってこれからどうなるのかということで事態をかたずをのんで見守っている、こういう重大な問題でございます。そういうことでございますので、なるべく丁寧にお答えいただければと、このように思いますので、よろしくお願いを申し上げま……
○東(順)委員 きょう一日、朝からこのガットの問題につきましてさまざまに議論が重ねられまして、大変重なる部分もあるかと思いますが、まず最初に、いよいよ最終盤に参りましていろいろと難しい問題が重なり合って、いわばデッドロックの状況になるのかな、あるいはさまざまな政治決断がなされるのかなというような、非常に難しい状況に立ち至っております。
最初に、農水省として今のこの現状についての分折をどのようになさっておられるのか、これから伺いたいと思います。
【次の発言】 大変予断を許さない状況であるということで苦慮をなさっているということだと思いますけれども、その上で今後の一つのシナリオと申しますか状況と……
○東(順)委員 東順治でございます。 まず初めに、このかすみ網の本法案に対する質疑の前に二、三お伺いしたいことがございます。よろしくお願い申し上げます。 先般、ゴルバチョフ大統領の来日に際しまして、四月十八日ですか、日ソ環境保護協定が締結されました。この前文では、「将来の世代の利益を考慮し、経済的、社会的発展の実現のため」、環境の保護及び改善に向けた日ソ両国政府の協調が必要である、このように指摘をされております。 また、協力分野としましては、オゾン層の保護、地球の温暖化の防止、大気汚染の防止など十分野にわたっておりますけれども、特に注目される分野が地球温暖化防止でございます。ソ連が経済発……
○東(順)委員 私は、産廃物の最終処分場の問題で質問させていただきたいと思います。 実は、私の住む福岡県の嘉穂町という筑豊地帯にある田舎の農村ですけれども、ここに産廃物の最終処分場が現在建設中ということで、これがいろいろな波紋を呼んでおるわけでございます。福岡市の産業廃棄物を小一時間ぐらいかけて嘉穂町というところに運んでまいりまして、そして山の中に今つくられつつある処分場で処分をする、こういう状況でございます。 それで、この最終処分場は、処分場施設の埋め立てから、埋め立て完了後も業者の責任で管理する管理型と言われるものでございますけれども、まず最初にこの管理型処分場の具体的な法規制、こうい……
○東(順)委員 東順治でございます。どうぞよろしくお願いします。大臣、大変お忙しい中、大変に御苦労さまでございます。 最初に、先ほどからもいろいろ出ておりましたけれども、旧産炭地域の活性化につきまして大臣の御決意というものをお伺いさせてもらいたいと思います。 私は福岡二区という選挙区から出馬しておりますけれども、この福岡二区、特に筑豊という旧産炭地域、大きなところを抱えておりまして、例えば人口で昭和三十五年当時と平成元年を比較しまして、まだまだ筑豊地域では当時の八三・七%、そういう回復状況、また中でも宮田町という町がございまして、これは三十五年当時に比べまして四四・五%、あるいは稲築町、こ……
○東(順)委員 参考人の皆様の御意見を拝聴させていただきまして、常日ごろの御努力に対しまして心からの敬意を覚えたものでございます。 これからの我が国の政治ということを考えていったときに、やはり生活の大国というものを目指していかなきゃいけない、そしてまた公共の投資というようなことも思い切ってやっていかなきゃいけない、こういうことが今後の我が国の政治の大きなテーマであろうというふうに思います。いわばこの産炭地及び旧産炭地、これは日本が大きく経済的に飛躍をするときに大きな力を果たして、そして今逆に影となっている、そういう地域であろうというふうに私は思います。今後の我が国の政治のテーマということを考……
○東(順)委員 東順治であります。 最初に、議論の中でるる出てまいったことではございますけれども、この実施計画策定につきましてまず第一点、お伺いをさしていただきたいと思います。 この策定の原案作成については、道県知事が関係市町村の意見を聞きつつ作成をする、こうなっておりますけれども、地元の要望あるいは意見がより現実に即して反映されるということで、確かに一歩前進である、このように私は受け取っております。しかし同時に他方、逆に地元市町村の意見に耳をしっかり傾ける、こういうことから、それぞれの利害調整の難しさみたいなことがやはり出てくるのではなかろうか。そして、結果として計画が、下手をすると総花……
○東(順)委員 先ほども旧産炭地の鉱害問題についての議論がございましたけれども、私もこの点について何点か伺わせていただきたいと思います。 先ほどもお話がございましたが、この償還金制度あるいは特鉱法、復旧法あるいは臨鉱法等々の諸施策の中で石炭鉱害に対する施策というものが続いてきたわけでございますけれども、いよいよその局面というものが最終盤といいますか、そういう時代を迎えようとしておる。それだけに、逆にまた、これまでもなかなか難しかった、そういう問題が浮き彫りにされて、いよいよ絞り込まれて残ろうとしている、そういう状況だというふうに認識をしております。そこで私は、飯塚市の上三緒地区というところに……
○東(順)委員 私は、今足元の問題から地球全体まで、この環境問題というものが日を追って重要性を増してきておるわけでございまして、特に、私たち大人が子供たちにどのような未来の地球を残すか、あるいはどのような未来の地域環境を残すか、これもまた大変に重大な、地味だけれども大変重大なテーマだ、このように思いまして、きょうは環境教育の問題について二、三の角度から質問をさせていただきたい、このように思います。 環境教育の新学習指導要領というものが、平成四年度から小学校、五年度から中学校、六年度以降は高校と順次実施に移されていく、このように伺っております。我が国の学校教育というのは、とかく一つの傾向性がご……
○東(順)委員 先ほど来、環境庁を環境省へというお話がございました。これは年来の我が党の切なる主張でもございますし、当委員会でも大変な願望だと思います。ぜひ強力な御努力をお願いしたいと思います。 そのことを念願しつつ、私はバーゼル条約というものについて若干お伺いしたいと思います。 イタリアのセベソ事件、こういうもの以来、環境汚染が越境移動ということで大きな問題になっておりますけれども、一九八九年三月に国連環境計画におきまして、バーゼル条約というものが採択されております。それで、この採択後、既に五十二カ国署名、また条約批准が十三カ国という状況になっております、OECD加盟国等も含めまして。近……
○東(順)委員 私は、水俣病の問題につきまして、中公審の答申内容につきまして基本的なところをお伺いしたいというふうに思います。 この答申内容が全体的に住民サイドという視点から水俣病を認識している、このように思っております。この水俣病発生当時、メチル水銀の暴露量を把握するための調査が十分ではなかった、あるいは、水俣病問題が解決されない現状は遺憾である、こういった趣旨の記述があるわけでございますけれども、とれは初めて行政の責任というものを批判しているのだろうということで、二足の評価ができるのではなかろうか、このように思うわけでございます。行政の負の歴史といいますか、そういったものを一部、確かに認……
○東(順)委員 最初に、大臣にお伺いしたいと思います。 大気汚染の悪化の問題でございますけれども、私、福岡に住んでおりまして、およそ週に一回上京してまいりますが、やはり東京の空、この大気汚染、いろいろな努力はしているけれどもなかなか深刻だなと、実感として感じることがよくございます。総量規制三地域における環境基準達成状況を見ましても、平成二年度において一般局では東京で二十五局中四局、横浜で三十一局中六局、大阪で五十三局中四十局が達成しているにとどまっている。また自動車排ガス測定局では、東京で二十八局中二局、横浜で十七局中わずか一局、大阪で二十七局中五局、これしか環境基準を達成しておらない、こう……
○東(順)委員 いろいろ重なる質問もあるかと思いますが、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
初めに、国内希少野生動植物種の問題でございます。政令で定めるということでございますが、どのような種を何種ぐらい指定されようとされておるのか、また、この指定種を決定する際のガイドライン、基準、こういったものについてまず伺いたいと思います。
【次の発言】 ガイドラインなり基準なりはどうですか。
【次の発言】 それから、この生息地等保護区を種ごとに指定ということになっておりますけれども、この指定について何種を想定されておられるのか、それからまた、先ほどからも議論に出ておりましたけれども、この生息地保全……
○東(順)委員 大臣、朝から長時間の審議でございまして、質問も重なるような点もございますかと思いますが、大変お疲れのところを恐縮でございますが、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 初めに、私はいつもこの産炭地振興ということで思うわけでございますが、時代の流れとともに産業構造が変化するということは当然のことでございます。しかし、その産業構造の変化のもとに、常に光の当たる地域産業、そしてまたその裏側で陰となってしまう地域産業がある。その地域産業のもとで暮らしを営む人が常にいる。したがって、この陰になっている地域産業、そしてそこで暮らしを営む人々のために、政治というものが一段と力を注ぎ光を当てて……
○東(順)委員 参考人の皆様、大変御多忙の中を足をお運びくださいまして、また、先ほどは大変貴重な御意見を御開陳いただきまして、まことにありがとうございました。何人もこの場で御質問。させていただいておりますので、重複する箇所も出てくるかとは思いますが、お答えをお願いしたいと思います。 最初に、副知事の富永参考人、よろしくお願いを申し上げます。 福岡県が抱える産炭地としてのさまざまな問題をるるずっと述べられました。三池の問題あるいは筑豊の鉱害の問題、労働者雇用の問題等々、大変深刻な状況を述べられまして、そういう中で、これから福岡県としてどのように振興策を図っていくかということでございますが、今……
○東(順)委員 まず最初に、今回この審議に当たりまして八つの法律案というものを一括して審議するということでございますが、審査の万全を期すということで妥当性を欠いていると思いますけれども、この点についての御所見を伺いたいというふうに思うわけでございます。 第七十二回国会、昭和四十九年三月二十五日の当委員会におきましても、電力用炭販売株式会社 法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議ということで「政府は、本法案のような、それぞれ別個の意味をもつ三法律を一本として提出するが如き形式をとることは、審査の万全を期する上で妥当を欠く面も生ずるおそれがあるので、十分留意せられたい。」このように附帯決議が……
○東(順)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。時間がありませんので、早目に朗読いたします。 石炭鉱業の構造調整の推進等の石炭対策の総合的な実施のための関係法律の整備等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、関係法律の有効期間内に各法律の目的が十分に達成されるよう最大限の努力を払うとともに、特に次の諸点について適切な措置を構ずべきである。 一 稼行炭鉱に対し、引き続き所要の支援策を講じつつ、需要業界の国内炭の引取りについての協力が円滑に得られるよう努めるとともに……
○東(順)委員 東順治でございます。当委員会、私初めての配属でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 きょうは初めてでもございますし、若干多目に質問を準備させていただきましたので、どうか簡潔明瞭にお答えいただきたい、このように思います。 この大臣の所信に沿いましてずっと質問を進めたいわけでございますが、一番最初に、空港の問題につきまして伺いたいと思います。 新北九州空港というものが、構想以来実に二十年、ようやく自衛隊との空域調整等も何とかクリアをいたしまして、事実上着工の見通しがついたということで、地元としても大変に大きな喜びとしているところでございます。この空港の用地となります……
○東(順)委員 本法改正に伴いまして、午前中もるる審議がございました。約八千隻がこの検査機構の方に移行する、こういうことで、増大する検査数に対しまして検査機構の体制の強化ということを若干伺います。 検査機構の検査員の配置状況等は午前中ございましたので割愛いたしますけれども、この体制強化の具体的方策というようなことで人員の確保、これも午前中ございました定員増、それからこの検査技術の向上というものをこれまでに比べて必要とするのかどうなのか、この点。それから、この検査員の質の向上を図るための研修というものが行われているそうでございますけれども、この研修の内容、こういった点についてまず伺いたいと思い……
○東(順)委員 気象業務法の一部改正について質問を申し上げます。 私は、本法案の審議に先立ちまして、改めて日本の天気予報というものがどのぐらいの確率なのかというふうに考えてみました。このゴールデンウイークの間、実は週間天気予報というものがどのぐらい当たるのかずっと調べてみました。改めて認識をしたのですが、大変よく当たるのですね。昔はフグを食べる前は気象庁、気象庁、気象庁と三回言えばあならないということが言われていたようなこともありましたが、この五月一日から六日までずっと見てみますと、そのうち四日間はぴったり当たっているのですね。六日間のうち。四日、五日、この二日間が、時々晴れ後曇り、それから……
○東(順)委員 諸先生方、大変お忙しい中を本日は御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。私、公明党の東順治と申します。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 私も、実は北九州市に在住しておりまして、かつては公害のメッカ、それが星空が戻ってきた、そしてまた洞海湾にクルマエビが帰ってきたというようなことに、そこに住む住民の一人として大変な感激を覚えたという経験を持っておるわけでございます。それだけにまた、法律というものの持つ強さ、重さということも痛切に実感をしております。そういうことから考えますと、公害基本法というものを超えた大きな大きなスケールで、地球的な次元から、そしてまた身近な問題……
○東(順)委員 公明党の東順治でございます。 私は、旧産炭地域、筑豊地域の活性化というところでお伺いをしたいというふうに思います。この旧産炭地域の振興にとって大変大きなポイントでございます鉄道と道路、この二つのところに絞りまして質問をさせていただきたい、このように思うわけでございます。 筑豊地域の活性化のための重点的なかつ効果的な対策として、JR篠栗線の電化・複線化、これがあるわけでございますが、本年二月八日に、国、県、市町村、JR九州等の出資によりまして第三セクターを設立して、より具体的なものとなってまいりました。まことに喜ばしい限りでございます。そこで、この篠栗線の現在までの進捗状況及……
○東(順)委員 私は、我が国の原子力政策につきまして、それからまた国連問題につきまして、二点にわたってお伺いをしたいというふうに思います。 最初に原子力の問題でございますが、高レベル放射性廃棄物の返還問題でございます。 日本の使用済み核燃料を委託再処理しているフランスの核燃料公社が、この高レベルの放射性廃棄物の第一回目の返還を一九九四年末までにしたい、こう強い要請があったということを伺っております。ところが、青森県六ケ所村に今建設中の一時貯蔵施設、この建設が実は九五年二月から稼働予定ということで、間に合わないのではないか、受け入れられないのではないか、このような疑問が出ておるわけでございま……
○東(順)分科員 東順治でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 最初に、大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。 建設省は平成元年の建設白書におきまして、「現在我々は、豊かな経済と貧しい生活を身近に実感している。今後、我々がゆとりと多様性のある生活を実現するには、豊かな経済力を生活の向 上に向け「真に豊かな社会」の実現に努力しなければならない。今や、我が国は、経済大国から「生活大国」に向かって努力すべき時期を迎えているのである。」このようにございます。 経済大国から生活大国へ、このように言われている。これは全く時代の要請でございまして、また先ほどの日米構造協議等を見ましても、……
○東(順)分科員 東順治でございます。よろしくお願いを申し上げます。 今もお話がございましたけれども、この産炭地域振興臨時措置法についてお伺いをさせていただきたいと思います。 これが施行されまして二十九年たちます。基本計画、実施計画等が作成されて二十七年の経過ということでございますが、通産省におかれましては大変長期にわたり大変な御努力を重ねてこられたわけでございますけれども、現状は依然として石炭後遺症等に泣いているという地域が多いように私は思います。中でも福岡県筑豊地域、これは直方市、鞍手郡あるいは中間市等を含んだ意味での筑豊地域等でございますけれども、それぞれ大変な状況がまだまだ数多く残……
○東(順)分科員 東順治であります。私も引き続き、部落問題につきまして質問をさせていただきたいと思います。 今国会の本会議で、海部総理がこの部落問題につきまして、憲法に保障された人権にかかわる重要な問題である、こういう認識を示されましたけれども、私もこの言をまつまでもなく極めて重大な問題である、このように受けとめております。 この長年にわたる同和対策事業においては、確かに住環境の改善等には一定の成果があった、このように認識をいたしております。他方、今なお千カ所に上る未指定地区等がございまして、また、被差別地区では病気がちの人の比率が全国平均の二倍から三倍、このようにも言われております。また……
○東(順)分科員 東順治でございます。どうぞよろしくお願いします。 私は最初に大臣にお伺いしたいと思いますけれども、昭和六十二年六月に閣議決定されました四全総で、 地方都市圏等においては、中心都市の安全で快適な交通環境の形成と周辺地域におけるモビリティの確保が課題となる。このため、@公共交通機関の活性化及び道路混雑の緩和を図ること、A幹線交通と都市、周辺地域との連絡の改善を図ることを重点に交通施設の整備を行う。 公共交通機関の活性化を図るため、鉄道については、新駅の設置、列車の増発、速度向上あるいは新幹線との接続性の改善等、地域に根ざしたサービスの提供により、利便性の高い鉄道輸送の実……
○東(順)委員 私も短い時間でございますので、産廃物の最終処分場の問題について質問さしていただきたいと思います。 安定型あるいは管理型あるいは遮断型、こういう三つのタイプの順で構造基準が厳しく定められておりますこの最終処分場、例えば安定型処分場というものを見ましても、先ほど来もお話がございましたけれども、ゴムくずあるいは金属くず、ガラス・陶磁器くず、廃プラスチック、建設廃材と言われる安定五品目、こういう安定した廃棄物というものがこの処分の対象であるという。こういうことにもかかわらず、現実は汚泥臭やあるいは赤水が発生する、こういう問題が実際に数多く全国で起きているわけでございます。 まず最初……
○東(順)分科員 どうも長官、お疲れさまでございます。 私は、いろいろな方々がいろいろな角度から今回お尋ねになっておることとは思いますが、同和問題につきましてお伺いさせていただきます。 最初に、長官も御存じたとは思いますが、ことしの一月末から二月にかけて、被差別部落に対する偏見を極めて助長する、そういうビラが、北九州市に始まって九州全域五県六市町村それから神戸市の団地、あるいは同一人物が同一のビラを昨年の十月末から年末にかけて、山口、岡山、広島、島根と数百枚、合わせて四千枚近くがまかれておったわけでございます。私もこのビラを見まして、大変どうしようもない憤りといいますか、そういうものを感じ……
○東(順)分科員 私は、今鹿児島県出水平野の秋から冬にかけての風物詩となっておりますツルの飛来の問題につきまして、お伺いしたいと思います。 秋深くなって飛来して、そして春には北に帰っていくこの出水のツル。今シーズンは九千六百六十羽、約一万羽近くが飛来しております。このうち、ナベヅルが七千七百二十七羽ということで世界のナベヅルの全生息数の約八〇%、そういう大変多い数でございます。この出水に飛来するようになった理由としていろいろ挙げられるわけでございますが、ツルの習性に合った自然条件、生息条件、こういったものが備わっている、それから地元の農業者の人たちのツルの保護に対する大変な理解と外遊地確保へ……
○東(順)分科員 私は、著作隣接権と音楽演奏家の関係等を主にお伺いしたいというふうに思います。
最初に、文化庁は、プロの音楽演奏家等の生活実態につきまして、実態調査というようなものをこれまで行われているかどうか。行われているならば、その内容をお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 私も、若干古いのですが、日本音楽家ユニオンが一九八六年に「ジャズ・ポピュラー音楽家の生活実態調査」というものを行っているということで、この数字をもとにちょっと御紹介したいと思います。
これを見ますと、一九八五年のジャズ・ポピュラー音楽家の年収平均が三百二十五万円であるというふうになっております。その同じ年……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。