このページでは佐藤茂樹衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○佐藤茂樹君 ただいまの高見議員の御質問に対しまして、新進党案の提出者を代表して、簡潔にお答えさせていただきます。 まず、御質問の第一は、自衛官による避難のための立ち退きの指示を規定した趣旨についてでございましたが、新進党案は緊急事態または切迫した事態において、国民の生命、身体、財産を災害から守るために、災害派遣された自衛官が災害現場においてその持てる能力を十分に発揮できるようにすることを最大の眼目として、権限の規定を整備したものでございます。 避難のための立ち退きの指示は緊急性が低いとの高見議員の御指摘は当たらないと思います。自衛官による避難のための立ち退きの指示は、警察官による指示と同……
○佐藤(茂)委員 佐藤茂樹でございます。 公明党・国民会議を代表いたしまして、簡潔に質問させていただきたいと思います。 最初に、景気の動向につきまして質問をさせていただきたいと思います。 先日の帝国データバンクの調査によりますと、九三年度の上半期、四月から九月の全国の企業倒産集計で、一千万円以上の負債を抱えて倒産した企業の件数が六千九百十三件、そのうちいわゆる販売不振などを原因とする不況型倒産は四千百三十件と全体の約六割を占め、前年度に比べましても一二・ニポイントも上昇している、そういう調査が出ております。一つの側面でありますけれども、この数字一つを見ても、いかに不況が深刻化しているかを……
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。 きょうは、両参考人にあられましては大変お忙しい中、一つのハードルを越えた国会、次の動きへと動いている大変緊迫した中に来ていただきまして、大変にありがとうございます。それで、もう鈴木会長からもお話があったのですが、なぜ地方分権なのかというところがきちっと定まってないと、地方分権の具体策にいったときにはなかなか修正が不可能であろう、こういう感じがするわけでございます。 そのあたりの哲学の部分というか理想の部分というのが幾つか論議されたと思うのですけれども、一つは、従来のいろいろな論議の中では国が国際社会の変化に即応できる体制をつくるためとか、ま……
○佐藤(茂)委員 改革の同僚議員のトリをとりまして、自称、他称政策通また経済通の橋本大臣、また高村経済企画庁長官に質問をさせていただきたいと思います。 残り物には福があると一般的に言われておりますけれども、質問の段階になると、残り物にはもう落ち穂拾い程度の問題しか残っていないわけでございますけれども、今まで同僚議員が触れられなかった問題につきまして御質問させていただきたいと思います。 十月度の月例経済報告で、「我が国経済は企業設備等の調整過程にあるものの、このところ明るさが広がってきており、緩やかながら回復の方向に向かっている。」とあるように、一般的には、日本経済は長期不況から脱出し、回復……
○佐藤(茂)委員 吉田委員の後で大変質問しにくいのですが、改革の最後を質問させていただきます佐藤茂樹でございます。 最初に、短銃事件対策につきまして質問させていただきたいと思います。この件につきましては、午前中に穂積委員から一、二問質問がありましたけれども、非常に大事な問題だと思いますので、重ねて細かくお聞きしたいと思います。 最近、銃の脅威を身近に感じる短銃を使った凶悪事件というものが全国で非常に続発しております。 重立ったものを挙げましても、例えば九月の住友銀行名古屋支店長射殺事件を初め、まだ記憶に新しい、十月二十五日には東京都品川区内の京浜急行駅で起きた都立病院医師射殺事件、そして……
○佐藤(茂)委員 改革の佐藤茂樹でございます。 残り時間も短いようですので、質問を一問だけ一人の先生に絞らせていただいてさせていただきたいと思います。 西尾先生にお聞きしたいのですが、要するに、国からの権限移譲の主体は、二層制でいいますと、都道府県がふさわしいのか、市町村がふさわしいのかということをお聞きしたいのですが、三委員会または調査会に全部がかわってこられて、大体このアウトプットとしては、まず当面は都道府県に権限移譲させるのが現実的、または効果的であるという趣旨だと思うのですけれども、最終的には、私は、やはりこれからの行政ニーズの多様化とか、または高齢化社会に対する地域福祉にこたえて……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。 午前中からの各委員からのこの四カ月間のいろいろな安全保障の問題、大きな項目、ほとんど私も同じ項目なんですが、中身だけ少しずつ変化をさせながらお尋ねをしたいと思います。 まず最初に、重なるわけでございますけれども、オウム真理教関連事件の責任問題についてまず御質問をさせていただきたいと思います。 本年三月に起こりました地下鉄サリン事件以来、一連のオウム真理教に関する事件で、日本は最も安全な国だというその日本の安全神話というものが一気に崩れ去ってしまったばかりでなく、事もあろうに、国の安全と平和を守るべき自衛隊員が、事件に関与し、また逮捕される……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。当委員会新参者でございますが、よろしくお願いいたします。 まず最初に、私は、現地時間の二十八日未明にロシアのサハリン州で起こりました直下型大地震につきまして御見解をお聞きしたいと思います。 本日の正午の段階でも、死者が五百五十九人、また、生き埋めになっている方が二千人近くはいるのじゃないか、そういう報道で、大変な大惨事となっております。犠牲者には心からお悔やみ申し上げますとともに、被災者の皆様にお見舞い申し上げるものでございます。地震の怖さを痛いほど感じた私たちにとって、今回の大地震発生は、改めて防災というものの緊急性を認識させられたわけでご……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。 きょうは、三人の御参考人の皆さん、貴重な御意見を開陳していただきまして、まことにありがとうございます。時間も限られておりますので、越森奥尻町町長さんに限って、二点お伺いしたいと思うのです。 あらかじめいただいた資料を見ますと、先ほどもお話がございましたけれども、南西沖地震が起きましてから十八分後に町長さんの方から自衛隊に対して要請も出されている。さらに驚くべきことは、もう起きた瞬間に檜山支庁の方で、函館の自衛隊第二八普通科連隊等にもう既に出動要請を出されているという。 今回の兵庫県と一概に比べるわけにはいかないと思うのですけれども、知事自……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。 まず冒頭に、国の進路を決める上で本当に大事な法案をこの国会の場に提出されました政府・与党関係者並びに新進党提出者の皆様の御苦労に対しまして敬意を表しますとともに、その大事な法案につきまして質問させていただくことを栄誉に感じる次第でございます。その上で、閣法、衆法ともにやはり本当にスタート台にまず出されたな、これをたたき台として本当にこの国会の場で政治のリーダーシップでより国民の皆さんの納得していただけるようなそういう法案にしていくのが、私たち国会の役目ではないかな、そのように責任感を強く感じる次第でございます。 その上で、閣法、衆法、それぞ……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。 私も、今回の阪神・淡路大震災に際しましては、大阪に住んでおりまして兵庫ほどではございませんでしたけれども、五時四十六分の段階で、本当に突き上げるような第一撃と、その後四十秒ぐらいの横揺れを経験したわけでございます。その後、兵庫の地が大変な被害になっているということを目の当たりにいたしまして、若さに任せまして、同じ関西の一員として何度か救援物資を持って、もう国会議員とかそういうことは関係なしにボランティアとして現地に何度か行かせていただきました。そして、その惨状を目の当たりにし、被災者の方々からいろいろな御意見また御要望を承りました。 その経……
○佐藤(茂)議員 松下議員の御質問の前に、私どもも、災害派遣を命ぜられた部隊等の自衛官の権限を強化するということでは、総論は非常に賛成でございます。 ただ、その中で、一つ一つを吟味していかなければいけないだろう。今御質問にありました六十三条の警戒区域の設定の件につきましては、まだ引き続き被災状況にあります例えば雲仙・普賢岳の現地に問い合わせをいたしましても、この件については、自衛隊にまで権限を与えることについては疑問を呈しておられるわけでございます。私どもも、そのような考え方から、次の理由から、この権限を自衛隊に与えるのは非常に慎重であるべきではないか。 それは、すなわち、この六十二条の警……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。きょうは、答弁ではなくて質問をさせていただきたいと思います。 前回の委員会並びにきょうの委員会を通じて、法案の差異、またそれ以上に幅広くいろいろな論点が出されてきたと思うわけですけれども、やはり我々、先ほどの大臣の答弁にもございましたけれども、阪神・淡路大震災を本当にいかに教訓としていい災害対策の法案をつくるのかということに集中しなければいけないのではないかな。 政府案としては、その阪神・淡路大震災を教訓として防災問題懇談会で検討されて、それを法案化され、我々新進党としては、現地に調査団を送り、また三千三百四の自治体にアンケート調査をし、そし……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。 私は、赤羽議員のように兵庫県が地元ではありませんけれども、今回の震災のときに、総理よりはちょっとおくれましたけれども、現地にトラック二台の救援物資を持って運んでいきました。道が十一時間半ぐらいかかったわけですけれども、それで行き着いた本山第二小学校というところで、当時まだ校舎の中には入れなくて、テント生活、また、たき火生活をされておられた被災者の方が多い中で懇談をさせていただきました。そのときに、政治家として来られたのはあなたたちが初めてや、そういう話から、最後に帰るときに言われたのが、これから政治や行政が何をするかしっかり見させてもらう、そ……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。この委員会は、与野党ともに非常に大物と言われる大先輩方が多いわけでして、我が党にも多いわけですが、その大先輩方の御了解を得て、まず党の最初に質問をさせていただきたいと思います。 まず、両大臣、御就任まことにおめでとうございます。我が国を取り巻く状況というものも非常に多難な折に、両大臣就任されたわけでございますけれども、どうか全力を挙げて安全保障政策遂行の任に当たっていただきますよう、まず冒頭お願いをしておきたいと思います。 最初にお断りしたいのですが、きのう、質問通告のときに大体三十項目近く通告をしたわけですが、私の下手な演説は避けて、なるべ……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。 大変長丁場になってまいりまして、それぞれ列車の時間であるとか飛行機の時間等ある方もいらっしゃるというように聞き及んでおりますので、お互いの幸せのためにコンパクトに質問をしていきたいと思います。答弁もなるべく余分な部分は省いてお願いしたいと思います。 そこで、ACSAの中身に入る前に、また来々週ぐらいに予定される一般質疑などでもしていきたいと思うんですけれども、先月の四月に行われましたあの共同宣言の内容について、まず確認の意味でお尋ねしたいと思うのです。 その共同宣言の五の(b)の中で、ガイドラインの見直しについて触れられている部分で、この……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。 先ほど富田委員からもありましたように、私ども新進党は、昨年の地方分権推進法の論議の際にも、法案の中の「地方分権の推進に関する基本方針」の中に機関委任事務制度の廃止を盛り込んではどうか、そのことを強く主張していた。そういう観点から申しますと、今回のこの中間報告というのは、地方分権への一つの風穴をあけたものとして大筋で大変評価できるのではないか、そういう気がいたしております。ぜひこの中間報告の骨格を変えずに具体的な指針の勧告を行っていただきたいということを最初に申し上げまして、その前提に立って、残された問題につきまして、両参考人の御意見をお伺いし……
○佐藤(茂)分科員 新進党の佐藤茂樹でございます。 私は、先日の安全保障委員会におきましても、一時間の時間をちょうだいいたしまして、防衛庁長官並びに外務大臣に対しまして、その大臣所信及び防衛計画の大綱につきまして、特にKEDOへの十九億円拠出の件であるとか、また国連海洋法条約についての基本方針に関する問題とか、さらには防衛計画の大綱、中でも前大綱にあった限定小規模侵略独力対処をなぜ削除したのか等について質問をさせていただきました。 ところが、余りにも詳細な点に入った部分もございまして、防衛庁長官の御所見をなかなかお聞きできなかったこともございますので、きょうは大体大まかな質問をさせていただ……
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