このページでは佐藤茂樹衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○佐藤茂樹君 私は、新進党を代表して、ただいま議題となりましたいわゆる駐留軍用地特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、政府案に賛成の立場から、討論を行うものであります。(拍手) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━。 今回の政府案は、沖縄における駐留軍用地の強制使用にかかわる県の土地収用委員会の裁決が来る五月十四日の使用期限までに間に合わないことに伴い、国による不法占拠状況を回避するための必要最小限の措置として提案されたものであります。 我々は、率直に言って、今回の事態を招くに至った村山政権以来の政府の対応やあるいは法案の問題点を考えれば、法案は極めて便宜的、場当たり的……
○佐藤茂樹君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました平成十年分所得税の特別減税のための臨時措置法案を初めとする特別減税関係法案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。(拍手) 反対の第一の理由は、今回の政府の特別減税の復活は、景気対策としては余りにツーレイト、ツーリトル、つまり遅過ぎる上に規模が小さ過ぎることであります。 我々は、新進党時代、昨年の通常国会において、恒久化を視野に入れた特別減税の継続を主張し、法案として国会に提出いたしました。しかるに、政府・自社さ連立与党に加え、野党の民主党の反対により廃案となってしまいました。その結果、日本経済は壊滅的打撃を受け……
○佐藤茂樹君 私は、自由党を代表して、ただいま御提案のありました組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に対して質問を行います。 我が国は、世界で最も安全な国の一つと言われておりました。しかし、近年の事件に見られるように、犯罪の残忍さ、凶悪化及び広域化が進み、暴力団絡みの一般人を巻き込んだ犯罪、オウム真理教による地下鉄サリン事件のような凶悪事犯が発生し、日本の安全神話は揺らいでおります。 そこで、最初に、サミット参加を前にして、橋本総理にお尋ねします。 日本が世界に誇ってき……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。 参考人にはきょうは貴重な御意見を開陳していただきまして、まことにありがとうございました。できるだけ時間の範囲内で平等にお聞きしたいんですけれども、参考人の中で意見を聞く方が若干偏るかもわからないんですけれども、お許しをいただきたいと思うんです。 まず一点目に、三人の方にお聞きしたいのは、昨年の九月にガイドライン見直しの進捗状況報告というのが発表されましたけれども、その報告内容を見られて、それぞれ三人の方々の評価、また、それを見られての問題点、あるいは今後こういうところをきちっと詰めてもらいたいというような課題というものをどういうように見てお……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。 総理、委員会、本会議と、食事もとられる間もなく、大変御苦労さまでございます。 私は、今回政府が提出された特措法の改正案というのは、国による不法占拠状態を回避するための必要最小限の措置として提出されたということなんですけれども、沖縄問題の本質ということを考えましたときに、目の前の五月十四日をどうしのぐかという、そういう小手先また場当たり的な手法にしか思えてならないわけでございます。このまま泥縄的な法改正だけで終わらせてしまうと、沖縄問題の何ら本質的な解決にならないのではないか、そのように懸念をいたしております。 そういう意味からも、総理と我……
○佐藤(茂)委員 文教委員会で質問の機会を与えていただきましたので、私の方からは、文部省としてどうしてもやはり力を入れて喫緊にやってもらわなければ困るという、そういう問題について二、三、大臣の所見をお伺いしたいと思います。 まず最初に、青少年の覚せい剤の乱用問題と、またそれに対しての薬物の乱用防止教育問題について、特に文部大臣、さらには文部省、そして警察庁の方にお尋ねをしたいと思うのです。 平成八年の薬物事犯の概要というのがこのほど警察庁によってまとめられたわけですけれども、これを見させてもらって、本当に恐ろしい時代になったな。日本の社会において覚せい剤の第三次乱用期に入ったのではないか、……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。 国立学校設置法の一部を改正する法律案についての質疑でございますけれども、藤村委員と重ならない範囲でちょっと後半にさせていただくといたしまして、前半は、同じく大学に関連して二、三、特に大臣に中心に御答弁をいただきたいと思うのです。 一つは、就職協定廃止の件でございますけれども、今回、結果として就職協定が廃止になったわけですが、ずっとその過程を見ておりますと、主導したのはどうも、日経連の会長の発言から始まった、またずっと一貫して議論を主導されてきたのではないのか。いろいろな語録を残されております。守られない就職協定なら意味がないとか、また、正直……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。 この大学の教員等の任期に関する法律案につきまして、当委員会でも、先週の十六日審議しまして、昨日は四人の先生方にお越しいただいて参考人質疑を行ったわけですけれども、その審議、いろいろ経過を見守る中でも、この今回の法案が、政府の方がおっしゃっているように、本当に大学における教育文化の活性化につながるのか、それとも、いろいろな角度から御批判が寄せられているように、大学においてかえって学問の自由であるとかまた大学の自治というものが侵されるような混乱を招くのではないか、そういう疑念もありますけれども、一体どちらなのかということを、またきょうも時間の許す……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。きょうは、参議院の先生方、大変に御苦労さまでございます。 昭和二十八年にできましたこの学校図書館法を改正して、学校図書館を何とか充実、活性化させよう、そういう思いで議員立法をされてきたこの御努力と、また五月の初頭に五時間以上おかけになってこの学校図書館法の改正案について御審議されてきたことに対しまして、まず敬意を表したいわけでございます。ただ、参議院を通られた後も、やはりいろいろなところから声も上がっておりますが、今回の改正案に対してまだまだやはり若干の疑問や懸念というものを私どもも持っておりますので、そういう疑問や懸念、さらに今後の課題等につ……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。 質問に先立ちまして、今回の事件並びに三月の通り魔殺人事件で犠牲となられました方々、また、けがをされた方々に対して、心から哀悼とお見舞いの意を表したいと思いますし、また、残された遺族の方々、大変つらい思いをされていると思うのですけれども、心から弔意をあらわしたいと思っております。 今回の事件については、本当に、手口の残忍さに加え、突きとめた容疑者が十四歳の中学生だったということが、改めて全国に強い驚きと衝撃を広げております。詳細は、現時点ではさらに今後の捜査を待たなければならないわけでございまして、特に、人権の配慮がとりわけ要求される少年事件……
○佐藤(茂)委員 おはようございます。新進党の佐藤茂樹でございます。 久間防衛庁長官、引き続きよろしくお願いします。 また、今国会初めての安全保障委員会でございますので、小渕外務大臣、御就任まことにおめでとうございます。折しも、アメリカの駐日大使にフォーリー氏がなられるということになりましたけれども、昨年小渕大臣とともに、たしか夏でしたか、アメリカに同行させていただいて、非常に小渕大臣とフォーリー大使との個人的親交の厚いのを目の当たりにさせていただいたわけですが、いろいろな懸案事項が多い日米関係ではございますが、そういう外交通である小渕大臣の力量を発揮していただいて、日米関係だけでなく、本……
○佐藤(茂)委員 新進党の佐藤茂樹でございます。町村大臣、御就任おめでとうございます。 大臣とは、安全保障委員会で与野党のそれぞれ理事として、国の防衛、外交という問題について議論に加わらせていただいたことを思い出すわけでございますけれども、そのときから、政策全般をわかっていらっしゃりながら、重箱の隅をつつくような議論ではなくて非常にバランス感覚のある骨太の議論をされる方だなという印象を私はお受けしているわけでございますが、これから二十一世紀を前にして、非常に大事な教育という分野についても、ぜひ前向きに、大きな視点からの改革をまずお願いしたいな、そのように思っている次第でございます。 特に、……
○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。 実は、予算委員会でガイドラインの実効性を高めるための法整備の状況について若干防衛庁長官にお聞きしたことがあるのですが、できればそういうことも聞きたかったのですけれども、もう少し明確な答弁がいただけるような時期を待って、またまとめて質問をしたいと思うのです。 その上で、実は私、午前中、別の委員会の理事をやっていたもので、午前中の議論をお聞きしていないのですけれども、今回の法案に即しまして質問をさせていただきたいと思いますが、午前中の方と若干問題意識が重なっていて、同じような答弁になるかもわかりませんが、嫌がらずに答弁をいただきたいと思うのです……
○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。 私も、午前中からの質問者に引き続いて、ガイドラインのことについて何点かお伺いをさせていただきたいと思うのですが、その前に、先ほど来長官も質問をされていないのに答弁されておりましたが、有事法制発言の件につきまして、まず真意を確認させていただきたいと思うのです。 十四日だったと思うのですけれども、記者会見で、各紙の報道によりますと、防衛庁長官が有事法制について、単なる研究にとどまらず、立法化するとすればどんな問題があるのか、法整備に向けての検討を始めたい、こういうように発言したという、かぎ括弧つきで、各紙とも大体同じ表現で書かれておるのですね。……
○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。 我が党は、まだ今回の改正案について党としての賛否は正式には決めておりませんけれども、私個人としては、今回の改正案というのは、六年間の経験から、憲法の範囲内でPKO協力法の中で実情にそぐわない条項があるのであれば、それは改正するのは当然である。であるがゆえに、今回の改正案というのは、PKOの先進国まではいきませんけれども、国際的な標準といいますか、基準に合わせるための一歩前進の改正ではないか。そういう観点から、賛成するという立場から何点かお尋ねをさせていただきたいと思うのです。 一つは、きょう官房長官お見えですので、午前中にも別の委員の方から……
○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。 きようでこの特別委員会も三日目でございまして、先ほど来御議論を聞いておりますと、朝からきょう私がやろうと思っておった質問を大分された方がおりまして、なるべく重ならないように質問させていただきたいと思います。 まず最初に、冒頭、きょうの朝にも議論があったのですが、政府税調がきょうから総会を開いて意欲的に税制について御議論を始められる、そういうお話でございますけれども、朝の段階でも答弁がありましたが、テーマとしては、一つは法人課税、これは地方課税も含めた、外形標準課税も含めた部分を検討される、さらには所得税、住民税の最高税率、また課税最低限につ……
○佐藤(茂)委員 私は、自由党を代表いたしまして、政府提出、財政構造改革の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案、平成十年分所得税の特別減税のための臨時措置法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案外、特別減税関係二法案並びに日本共産党提出、中小企業信用保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案に反対し、自由党、民主党、平和・改革提出、財政構造改革の推進に関する特別措置法の停止に関する法律案及び政府提出、中小企業信用保険法等の一部を改正する法律案に賛成する立場より討論をいたします。 そもそも財政構造改革法は、既に我が国経済が深刻な危機に陥っていたつい半年前に、橋本総理が我々の反対を押……
○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。 きょうは、三十五分間という時間をちょうだいしておりますので、なるべく橋本総理と二十一世紀のこの国のあるべき形というものについて議論をさせていただければ、そのように思います。 それで、二十一世紀の「この国のかたち」を考えるに際しまして、私どもも、行政改革というのは最も重要な政治課題でありまして、行革に対する国民の関心も並々ならぬものもありますし、また、国へ地方を通ずる極めて厳しい財政状況から見ましても、まさにこの行政改革というのは喫緊の課題である、その認識は多分今の政府と変わらないであろう、そのように思うわけでございます。ですから、いい改革案……
○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。 経企庁長官、緊急経済対策特別委員会も並行して行われている中、大変御多忙の中、御苦労さまでございます。きょうは、消費者の立場を考慮しながら国民生活をよくするためにはいかにしたらいいのかということについて、限られた時間ではございますが、ぜひ経企庁長官の御意見を拝聴していきたいと思っております。 それで、ます最初に、きのうの特別委員会のときの質問でも既に長官に予告させていただいておりましたけれども、経済の見通し、また、景気の見通しについてお伺いしたいと思うのです。 恐らく、最近の経企庁長官の中で、これほどテレビ等、マスコミにもよく出られて、また……
○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。 大臣、お待ち申しておりました。大変御苦労さまでございます。仕切り直しの委員会の冒頭を切って質問をさせていただきます。 まず最初に、特別減税そのものについて、橋本内閣の閣僚の一人である自治大臣に何点かお伺いをし、後に地方財政に対しての影響等、いろいろ御見解をお伺いしたいと思うのですが、この時期にこの特別減税を提案される理由は何かということをまず最初にお聞きしたいのです。 つまり、旧新進党時代に、私たちが昨年の通常国会におきまして、もう御存じのとおり、二兆円の特別減税の打ち切りは早過ぎますよ、そういうように言いまして、恒久化を視野に入れた特別……
○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。午前中最後の質問をさせていただきます。 私の方からは、先ほど来地方財政に絡んでのいろいろな議論がありましたけれども、この問題については十分時間をとって、次の法案の質疑時間のときにでも、地方税法また地方交付税法を絡めてしっかりと質問をさせていただきたいと思うのです。きょうは、大臣所信を踏まえまして、特に四点ほどお尋ねをしたいのです。 まず一点が地方行革のことなんですけれども、大臣は、先ほどの所信の中でも、地方行革の一層の推進ということを掲げられまして、今後ともこの地方行革の推進を最重要課題の一つとして積極的に取り組んでまいりますと述べられたわけ……
○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。桝屋委員の大変元気のいい、まくし立てるような質問の後でございますので、さわやかにやっていきたいと思います。 まず、私の方からは、今回の地方税法等の一部を改正する法律案、また地財計画、そして地方交付税法等の一部を改正する法律案の順に従って基本的にやりたいと思うのですが、途中でいろいろ入り乱れることもあるかと思いますけれども、うまく答えていただきたいと思います。 まず、地方税法等の一部を改正する法律案で、今回、大変多くの項目にわたっているのですけれども、その中で特に、いよいよ自治省も動き出したなと思われるのは、地方分権関係で、税源という観点から新……
○佐藤(茂)委員 私は、自由党を代表して、地方税法等の一部を改正する法律案並びに地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。 反対する第一の理由は、我が国の経済情勢がいまだ深刻であることは今さら言うまでもなく、その影響は地方財政にも当然に及んでおります。橋本内閣が我々の反対を押し切って行った九兆円にも上る国民負担増が九七年度をマイナス成長にまで落ち込ませようとしている以上、同程度の、国と地方にわたる経済対策を実施しなければならないのは当然であります。特別減税やそのほかの税制改正による実質減税額を含めても三兆円にもならない減税では、まさにばらまき効果しかありません。 ……
○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。 大分時間が押しておりますけれども、できれば答弁の方も簡潔にお願いしたいというように思います。 最初に、経済成長率についてお伺いしたいのです。 三月十三日に経済企画庁が発表された国民所得統計速報によると、一九九七年十月―十二月期の国内生産、GDPの成長率は、物価変動を除いた実質で前期の七―九月期に比べ〇・二%減、年率換算で〇・七%減となり、二期ぶりにマイナスに転じた。そういう発表を受けて、翌日マスコミ各社も、このままでいくと九七年度の実質経済成長率というのはマイナスに転落することが必至の情勢になってきた、各社ともそういうように実は書いている……
○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。予定の質問者がまだ見えませんので、先に質問をさせていただきます。 まず、防衛庁長官、調達実施本部の元幹部に絡む背任事件で大変苦境に立たされているかと思うのですが、参議院の方から問責決議案なども出されておりますけれども、私は、大変若輩で失礼かもわかりませんけれども、ほかの閣僚と違って防衛庁長官は、やはり国防、国民の生命と財産を守る大変重要な立場にあられる、そういう閣僚でございますので、ぜひ、出処進退については、恥ずかしくない、そういうけじめのつけ方を最初にお願いをしておきたいと思います。 その上で、私は、きょうは貴重な時間をいただきましたので、……
○佐藤(茂)委員 自由党の佐藤茂樹でございます。きょうはお時間をいただいておりますので、地方分権の推進についてということと、あと、今世の中を大変不安に陥れております毒物混入事件について、大きく二点、大臣並びに関係省庁の方にお尋ねをしたいと思います。 それで、まず一点目に地方分権の推進についてということなんですが、私は、橋本前総理、参議院選で厳しい審判を国民から受けて、責任をとっておやめになった。ほとんどが失政が多かったと思うのですけれども、その中で何点かいいものも残されたのではないか、そのように思うわけですね。 その一つが、昨年末に地方分権推進委員会、四次勧告までで一応審議終わりというふう……
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。 きょうは四十分時間をいただいておりますので、最初の三分の二ぐらいの時間を使って防衛庁の一連の不祥事につきましてお伺いし、残りの三分の一ぐらいの時間でTMD構想につきましてお伺いをしたいと思っております。 まず、今回の調達実施本部の背任事件並びにそれに伴う証拠隠滅事件、そして今特捜部が捜査中の富士重工及び中島洋次郎代議士の絡む装備品調達をめぐる汚職事件等を見ておりますと、本来国民の生命と安全を守らなければいけない、いわゆる国家の危機管理をつかさどる防衛庁が、自分の省庁内の危機管理もできていなかったという、ずさんで、また、しかも深刻な実態という……
○佐藤(茂)委員 公明党・改革クラブの佐藤茂樹でございます。 防衛庁長官並びに外務大臣の所信に対しまして、特にガイドライン関連法案につきまして、これから四十五分間で質問をさせていただきたいと思います。既に予算委員会で極めて総論の部分の議論が始まっているかと思うのですが、私は、安全保障政策の本家本元はやはりこの安全保障委員会であろう、そういう意味合いから、しっかりとこれから議論をさせていただきたいと思います。 最初にお断りしておきますけれども、きのうの夕方、四十項目ぐらい質問通告させていただいたのですが、多分時間いっぱいいっぱいになってできない部分もあるかと思うのですけれども、その部分につい……
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。公明党・改革クラブを代表して、今回の法案につきまして質問させていただきたいと思いますが、その前に、防衛庁長官、連日御苦労さまでございます。 まだ参議院でガイドラインの関連法案の審議が行われておりますけれども、私自身も、特別委員会だけでも約五時間質問をさせていただきました。私自身としては、十分に審議を尽くしたな、そのように思っておりますが、引き続き私も修正部分について参議院で答弁待機者としてやらせていただいておりますので、きょうだけはガイドラインの関連から少し離れまして、この法案に関する部分、また、そのもととなりました防衛大綱、さらに中期防、それ……
○佐藤(茂)委員 公明党・改革クラブの佐藤でございます。午後の一番の質問をさせていただきます。 十五分だけ時間をちょうだいいたしましたので、私の方からは、北朝鮮の弾道ミサイルの問題に限って何点か防衛庁長官並びに外務大臣にお聞きをしたいと思うんですが、北朝鮮の弾道ミサイルの問題というのは、その開発の問題、また配備の問題をどのように認識され、またどのように対応していくのかというのは、私は、日本の安全保障上の喫緊の課題であり、また優先順位の極めて高い課題であろう。さらには、日本だけではなくて、アジア・太平洋、そして国際社会全体に対しても大変な不安定要因になっていると思いますので、それぞれ長官と大臣……
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。当委員会、実は、昨年度の締めくくり総括に続きまして質問をさせていただきます。 きょうは初回でございますので、両法案につきまして質問をさせていただきたいと思いますが、結論から申し上げますと、大きな二つの法案、地方分権一括法案と中央省庁等改革法案、それぞれ見ましたときに、地方分権一括法案という方は、やはり一つは、明治以来百年続いてきた機関委任事務の廃止に象徴されるように、自治体に対する中央の極めて集権的な関与のあり方というものが今回緩和されて、先ほど来、官房長官とか各大臣も言われていますが、上下、主従関係から対等な関係へ一歩前進したという点では非常……
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。 木曜日に続きまして質問をさせていただきますが、きょうは地方分権一括法案を中心に質問しなさいというお話をいただいておりますので、地方分権一括法案について主に質問をさせていただきながら、後半、時間が余りましたら、中央省庁等につきまして総務庁長官の所見も賜りたいと思います。地方分権の中でも一、二問総務庁長官にもお伺いするかと思いますので、よろしくお願いします。 それで、今回のこの地方分権一括法案、前回も申し述べたんですけれども、明治以来の機関委任事務というものが廃止をされて、国と地方の関係が上下さらには主従関係から対等協力関係に変わるということは……
○佐藤(茂)委員 私は、公明党・改革クラブを代表して、ただいま議題となりました自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、社会民主党・市民連合五会派共同提出の修正案並びに修正部分を除く内閣提出の地方分権推進一括法案について賛成、共産党提出の修正案に対しては反対の立場から討論を行います。 私たち公明党・改革クラブは、我が国における長年にわたる中央集権政治を打破し、真の民主主義を確立するために一貫して地方分権の推進を訴えてまいりました。それは、地方自治体が中央政府に従属する関係ではなく、地方自治体がある種の地方政府として、国と対等、協力の関係で結ばれなければならないという考え方であります。 ……
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。赤松委員に引き続きまして、公明党・改革クラブを代表いたしまして、質問をさせていただきたいと思います。 周辺事態法案の内容に入ります前に、まずこの場をおかりして、特にこの二、三日、日本海の不審船の問題とともに、大変マスコミも日々刻々と報道しておりますけれども、NATOによるユーゴに対する空爆につきまして、日本政府がどういう見解をお持ちなのかをお聞きしたいと思います。 既に、きのうの朝だったと思うのですが、外務大臣の談話というものを出されまして、それは拝見いたしましたけれども、日本政府として、また小渕総理がどういう御認識を持たれ、また、この問題に……
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。二十六日に引き続きまして、公明党・改革クラブを代表して質問をさせていただきたいと思います。 総理初め閣僚の皆さん全員そろっての総括という質疑はどうもきょうが最終日になりそうだというようにお聞きしておりますので、今まで出ました御議論を踏まえながら、私どもの主張も交えて、もう一度政府の考え方を確認してまいりたいと思っております。 最初に、武器の使用につきまして何点かお尋ねをしたいと思います。 今回、自衛隊法の百条の八を改正されまして、在外邦人の輸送の際の武器の使用について具体的に規定を設けられたわけでございますが、平成五年の十一月五日の閣議決定……
○佐藤(茂)委員 私は、この特別委員会で三度目の質問に立たせていただくのですが、周辺事態法案の内容に入ります前に、最初に、コソボの難民支援策につきまして政府の見解をお伺いしたいと思います。 コソボの難民の状況につきまして、昨日だったと思うのですが、調査のために派遣されておられました外務省の秋元東欧課長を団長とする派遣団が帰国をされて、多分もう外務大臣も報告をお聞きになっていると思いますし、また、その前日だったと思うのですけれども、緒方貞子国連難民高等弁務官からも小渕総理に要請の電話があり、また報道によると、外務大臣にも何か電話があったというように報道で聞いておるのですが、そういうことも踏まえ……
○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。 当委員会のガイドライン関連法案をめぐる審議もいよいよ大詰めに来たわけでございます。私ども公明党といたしましては、一貫して、国家の平和と、そして国民の生命財産を守るためにこの法案をいかにするのか、そういう立場に立って精力的に議論をしてまいりましたし、修正を要求すべきところはきちっと要求し、原案で評価すべきところはきちっと評価するという、どちらかというと、かたくなではなくて、柔軟な対応をしてきたのではないのかな、そのように思っている次第でございます。その上で、きょうは一時間四十分という長丁場でございますが、この衆議院の審議を終わる前に、やはりあい……
○佐藤(茂)委員 岡田委員の御質問にお答えをいたします。 私自身は修正協議の担当者ではございませんでしたけれども、我が党は、基本的に、どの場で内容が議論されたにしろ、基本的な価値判断としては、国民のためにどういう修正内容がいいのか、そのことを、例えば政党間協議であれ、また委員会の理事間の協議の中であれ、貫き通してきたつもりでございまして、どちらで最終的に結論が出たにしろ、今回私どもは、この法案の内容に対しての修正内容が、すべてではないけれども大きく反映された、そういう判断から、この修正内容でいいのではなかったのか、そのように判断をいたしまして修正案に賛成をした次第でございます。
○佐藤(茂)委員 公明党・改革クラブの佐藤茂樹でございます。 赤松議員に引き続きまして、ガイドライン関連法案並びに新ガイドラインにつきまして御質問をさせていただきたいと思います。私は、赤松さんのような難しい議論は避けまして、簡単な議論を、周辺事態安全確保法案の、周辺だけではなくて、その領域にまで入るかもわかりませんが、質問をさせていただきたいと思います。 それで、今回いよいよ国会の中で審議されるということなんですけれども、まず、審議に臨むに当たって、この法案審議がどうあるべきかということについて総理の御見解を伺いたいのですが、私は、旧ガイドラインから新ガイドラインに変わる中で、私なりのとら……
○佐藤(茂)委員 公明党・改革クラブの佐藤茂樹でございます。 私も、少々当委員会に所属させていただいておりますけれども、こちらの与党側席から質問させていただくというのは初めてでございまして、今までどちらかというと政府のほころびを追及していたそういう質問から、なるべくきょうは建設的な質問を心がけてさせていただきたいと思いますので、ぜひ、そんな細かいことは聞かないように努力をいたしますので、大臣、長官の方で御答弁をお願いしたいと思います。 それで、質問通告をあらかじめ四点させていただいておりまして、一つは、PKF凍結解除とPKOの参加五原則、そして東ティモールの問題、二点目が、国際人道援助活動……
○佐藤(茂)委員 公明党・改革クラブの佐藤茂樹でございます。 外務大臣、訪米、大変に御苦労さまでございました。朝からそのことに関連しての日米関係のいろいろな課題の御質問がありましたけれども、ちょっと目先を変えて、違う問題から先に聞かせていただいて、その後時間があれば日米関係の課題につきましてお尋ねをさせていただきたいのです。 私が最初にお聞きしたいのは、四月の二十四日からですか、四週間、NPTの再検討会議もニューヨークで開催されるということもございますので、核軍縮に向けた我が国の役割ということにつきまして、何点かお伺いをしたいわけでございます。日本政府として、昨年、CTBT、包括的核実験禁……
○佐藤(茂)委員 公明党・改革クラブの佐藤茂樹でございます。 私も、あらかじめ外交問題等についてお聞きしようと思っておったのですが、この二、三日、マスコミ、テレビ並びに紙上をにぎわしております警察の不祥事とその対応につきまして、冒頭、総理にお尋ねをしたいと思うわけでございます。 新潟県警本部長並びに特別監察に入った中田関東管区警察局長のこの言語道断の行為というのはもう今さら言うまでもないわけでございますが、問題は、その行為が発覚する前に一たん処分がなされていて、そういう行為をしておったというのが後でわかっていながら、昨日緊急に国家公安委員会を開かれたにもかかわらず、特に、上の特別監察に入ら……
○佐藤(茂)小委員 今のお二人の質問に関連してですけれども、今回私の調べたところによると、昨年の十月二日に日経運の根本二郎会長が、要するに守られない就職協定なら意味がないんだ、こういう発言をされたところからどどっと、どちらかというと企業側主導でこの就職協定というものが廃止になってそれぞれ倫理憲章と申し合わせという形になった。 そういうことなんですけれども、六十三年以降、この就職協定が守られるような形にするために何か努力されてきた形跡があるのかどうか。例えば、就職協定を破った企業なんかを公表したことがあるとか、そういう歴史があるのかどうかも含めてちょっと教えていただきたい。 それと、いわゆる……
○佐藤(茂)分科員 自由党の佐藤茂樹でございます。 先日の予算の一般質疑のときに、お忙しい大臣をせっかくお呼びしながら、大臣の答弁をお聞きできなかったものですから、きょうはぜひ大臣を中心にいろいろとやりとりをさせていただきたいと思います。 最初に、もう今週、報道もされておりますけれども、週末に、二十一、二十二だったと思うのですけれども、小渕大臣みずから韓国を訪韓されるという報道が出ております。その前の段階で、四月二日からのロンドンでのアジア欧州会議で橋本総理と金大中大統領が会談をされるという報道は前からされておりましたけれども、今週急に小渕大臣の訪韓が決まったような印象をぬぐえないわけです……
○佐藤(茂)委員 公明党・改革クラブの佐藤茂樹でございます。 きょうは、雨でお足元の悪い中、四人の公述人の先生方におかれましては、貴重な意見を冒頭陳述していただきまして、まことにありがとうございました。岩國委員のような格調の高いごろ合わせ抜きで、持ち時間の範囲内でどんどんと質問をさせていただきたいと思うのです。 最初の意見陳述の中で、特に西尾公述人と井下田公述人の中で意見の分かれているものがございまして、それは地方事務官制度の廃止の問題なんですね。特に今回、社会保険と職業安定に係る地方事務官制度の廃止の問題についてお二人に御意見を伺いたいのですが、実は、我が党、我が会派も、いろいろなところ……
○佐藤(茂)委員 四名の公述人の皆様方、きょうはお忙しいところ、貴重な御意見を開陳していただきまして、まことにありがとうございます。 もう時間も、私から後、残り十五分ずつということになりましたので、前口上はこれぐらいにして率直にお聞きしたいんですが、まず最初に、国会の関与について、佐久間公述人と坂元公述人は、それぞれ意見を述べられたとき、また質疑の中で答えられたんですが、隅野公述人と前田公述人に、基本的にこの法案に対する態度は異にするんですが、お聞きをしたいわけでございます。 私どもは、やはり、この周辺事態という我が国の安全保障の根幹にかかわる事態に対して、さらに自衛隊が、実力部隊ですけれ……
○佐藤(茂)委員 公明党・改革クラブの佐藤茂樹でございます。 四人の公述人の先生方、きょうは貴重な御意見を、なおまた、こんなに遅くまで国会の場におつき合いいただきましてお述べいただきまして、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。 十分でございますので、きょうはお一人だけ、ここに町村先生がいらっしゃいますが、北海道から雪の中をお越しいただいた濱田先生を中心に何点かお聞きをしたいと思うのです。 私ども自自公三党の考えといたしまして大体共通しているかと思うのは、景気は、少し薄日が差してきたとはいえ、まだまだまだら模様である、特に民需が弱い、そのためにもまず、今いろいろ批判はあるかもわ……
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