このページでは村井仁衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○村井仁君 私は、新進党を代表して、ただいまの橋本総理大臣の報告について質問をいたします。 今回の日米首脳会談は、クリントン政権二期目初の会談でありました。クリントン政権との最初の首脳会談が行われたのは、ちょうど四年前の四月でありましたが、そのとき、クリントン大統領は当時の宮澤総理にこう語りかけたと伝えられます。「我々両国の冷戦時代からのパートナーシップは時代おくれである。我々は、もっと長期のビジョン、とりわけ相互の尊重と責任を土台とした新しいパートナーシップを必要としている」と。四年後の今、私は、この新しいパートナーシップを具体的に話し合う段階に入ったと実感するものであります。 新進党は……
○村井仁君 ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及びその概要を御説明申し上げます。 本案は、本日大蔵委員会において全会一致をもって起草、提出したものでありまして、我が国証券市場において、各種情報に基づき一部の特定の銘柄の株価が大きく変動したことなどの近時の市場動向にかんがみ、金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律のうち、有価証券を借り入れて行う売りつけを空売り規制の対象とする関連規定を早期に施行することにより、公正で透明な証券市場の構築の促進を図ろうとするものであります。 すなわち、金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律において、平成十年十二月……
○村井仁君 ただいま議題となりました法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、現下の経済情勢にかんがみ、金融機関のいわゆる貸し渋り等による信用収縮を防ぎ、中堅企業等に対する信用供与を確保するため、日本開発銀行、北海道東北開発公庫及び沖縄振興開発金融公庫の機能を適切に活用できるよう、時限的措置として所要の法的措置を講ずるものであり、以下、その概要を申し上げます。 第一に、企業の資金需要に機動的に対応すべく、長期運転資金の融資等を本格化することにしております。 第二に、今後見込まれる社債の大量償還に適切に対応できるよう、社債償還資金の融資等ができ……
○村井仁君 ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及びその概要を御説明申し上げます。 本案は、本日、大蔵委員会において全会一致をもって起草、提出したものでありまして、平成十年度の緊急生産調整推進対策水田営農確立助成補助金等に係る所得税及び法人税について、その負担の軽減を図るため、同補助金等のうち、個人が交付を受けるものについては、これを一時所得とみなすとともに、農業生産法人が交付を受けるものについては、一定の要件のもとに事業用固定資産の圧縮記帳の特例を認めようとするものであります。 なお、本案による国税の減収額は、平成十年度において約三億円と見込まれますので、内閣の意見を求……
○村井仁君 ただいま議題となりました各案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 初めに、平成十一年度における公債の発行の特例に関する法律案について申し上げます。 本案は、平成十一年度の一般会計の歳出の財源に充てるため、財政法第四条第一項ただし書きの規定による公債のほか、予算をもって国会の議決を経た金額の範囲内で公債を発行することができること等としております。 本案は、去る五日宮澤大蔵大臣から提案理由の説明を聴取した後、質疑を行い、去る九日質疑を終局いたしました。 次いで、本日、本案に対し、上田清司君外一名から民主党の提案に係る修正案が提出された後、討論……
○村井仁君 ただいま議題となりました各案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 初めに、関税定率法等の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、第一に、ニオブ・チタン合金等の関税撤廃、絹紡糸等の関税率の引き下げ等を行うことにしております。 第二に、平成十一年三月三十一日に適用期限の到来する暫定関税率について、その適用期限を延長することにしております。 第三に、平成十一年三月三十一日に適用期限の到来する減免税還付制度について、その適用期限の延長等を行うことにしております。 第四に、延滞税及び還付加算金の割合等について、過去に例を見ない低金利の……
○村井仁君 ただいま議題となりました各案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、特定融資枠契約に関する法律案について申し上げます。 本案は、企業の資金調達の機動性の増大を図るため、特定融資枠契約に係る手数料について利息制限法及びいわゆる出資法の特例を定めようとするものであり、以下、その概要を申し上げます。 第一に、この法律において特定融資枠契約とは、融資枠契約であって、借り主が契約締結時に商法特例法第二条に規定する株式会社であるものをいうことにしております。 第二に、利息制限法及び出資法におけるみなし利息の規定は、特定融資枠契約に係る手数料につい……
○村井仁君 ただいま議題となりました法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、平成九年九月二十四日の閣議決定に基づき、特殊法人の整理合理化を推進し、経済社会情勢の変化に応じた業務の効率化を図る観点から、国民金融公庫と環境衛生金融公庫を統合して国民生活金融公庫とするための措置を講ずるものであり、以下、その概要を申し述べます。 第一に、国民生活金融公庫は、独立して継続が可能な事業について、当該事業の経営の安定を図るための資金、環境衛生関係の営業について衛生水準を高めるための資金、その他の資金であって、一般の金融機関からその融通を受けることを困難とす……
○村井仁君 ただいま議題となりました法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、平成九年九月二十四日の閣議決定に基づき、特殊法人の整理合理化を推進し、経済社会情勢の変化に応じた業務の効率化を図る観点から、日本開発銀行及び北海道東北開発公庫を廃止して日本政策投資銀行を設立しようとするものであり、以下、その概要を申し述べます。 第一に、日本政策投資銀行は、経済社会の活力の向上及び持続的発展、豊かな国民生活の実現並びに地域経済の自立的発展に資するため、一般の金融機関が行う金融等を補完し、または奨励することを旨とし、長期資金の供給等を行うことにしておりま……
○村井仁君 ただいま議題となりました法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、最近における社会経済情勢にかんがみ、企業による事業の再構築の円滑化に資するため、産業活力再生特別措置法に基づく事業再構築計画の認定を受けた事業者について、事業革新設備の特別償却、設備廃棄等による欠損金の繰越期間等の特例、登録免許税の税率を軽減する特例等の措置を講ずるものであります。 本案は、昨日宮澤大蔵大臣から提案理由の説明を聴取した後、質疑を行い、質疑を終局いたしました。次いで、採決いたしましたところ、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御……
○村井議員 お答えを申し上げます。 平成六年の二月に国民福祉税構想が提案されましたけれども、これはまず福祉の充実など二十一世紀ビジョンと呼ばれるもの、それからインボイス制の導入などの消費税の改革、それから年金生活者への税額分の給付、こういったようなものも含むものでございましたけれども、今お話ございましたが、手続などの面で国民の御理解を得るには拙速であった。このような反省をいたしたわけであります。 その反省に立ちまして、これを白紙撤回しまして、当時の連立与党で、将来の高齢化社会においても十分な福祉を実現できる、そういう社会をつくるにはどのような税制が望ましいか、そういう観点から論議を深めると……
○村井委員 新進党の村井仁でございます。 私は、きょうは防衛庁の非常に基本的な法律の審議でございますので、どちらかと申しますと防衛問題の基本的な問題につきまして幾つか長官にお伺いをしたいと思います。お伺いしたいと申しますよりは、私もいろいろな経験をいたしまして私なりの考えもございますので、それを申し上げまして、それについて長官の御見解をお伺いできればありがたい、そんなふうに思うわけでございます。 まず最初に、自分の思い出話みたいな話になりまして大変申しわけないのですが、私は、防衛の問題というのは、率直に申しまして、早い時期に余り関心がございませんでした。昭和四十一年に、私は、西アフリカにナ……
○村井委員 新進党の村井仁でございます。きょうは大変いろいろありがとうございました。 岡崎参考人と小川参考人にお尋ねしたいのでございますけれども、極東といいますか東アジアの情勢の問題で、香港の中国への回復の問題、これはある意味では、世界で最も自由を享受した地域が、ちょっと表現は適当でないかもしれませんが、世界で最も不自由な国に完全に統合される。しかし、一国二制度とかいろいろ言っていますけれども、実際はいわゆる民主派が何となく抑え込まれつつあるような感じもある。このあたりが、近未来といいますか、一種のトラブルのもと、不安定の要素になるのかならないのか、このあたりの見通しが一つでございます。 ……
○村井委員 新進党の村井仁でございます。 阪中参考人、西元参考人、それぞれから大変我が意を得たと申しましょうか、非常に有益な御見解を拝聴させていただきまして、今後、ガイドラインの問題につきまして私どもが議論をしていきます上で非常に参考になったと思っております。ありがとうございます。 一点だけ、冒頭で江口委員から御質問がありました中で、武器輸出三原則の問題に関連いたしまして、両参考人は比較的消極的な御見解をお述べになったわけでございますが、若干私見を申し上げて、もう一度御見解を承りたいと思います。 と申しますのは、いわゆる武器輸出三原則というのは、申し上げるまでもございませんが、共産圏に輸……
○村井議員 私は、ただいま議題になりました平成九年分所得税の特別減税のための臨時措置法案、地方税法の一部を改正する法律案につきまして、新進党、太陽党を代表して、提案の趣旨を説明します。 日本経済は長期の低迷にあえいでいます。その最大の原因は、経済構造改革を後退させ、実効ある対策を講じなかった自社さ政権が続いてきたことにあります。 とりわけ、橋本内閣の無為無策ぶりは我が国経済の低迷に一層拍車をかけています。深刻な経済危機にもかかわらず、政府は、消費税率引き上げ、特別減税の中止、社会保障負担引き上げにより、九兆円もの負担増を国民に押しつけようとしております。連合の試算によれば、年収七百万円の標……
○村井議員 ただいま佐々木先生御指摘のように、この委員会は、私どもも、早い時期に開いていただきまして、そして、予算委員会での平成九年度予算につきましての院としての結論が出る前に当然議論を尽くすべきであったということは全く同感でございます。この点は太陽党も全く御同意である、このように承っております。 ただ、私は、この委員会で今私どもが提案しております案が可決されるならば、その結果で予算に修正を加えることができる、このように考えておる次第でございまして、さような意味で、ぜひ心ある各党の議員の皆様方の御賛同を得たい、このように思っておる次第でございます。 なお、先ほどお触れもございましたように、……
○村井委員 外為法の改正も、一九八〇年からということでございますから、十七年たったということでございましょうか。昔、原則自由例外規制、こういう言い方をされてやりましたのが昭和五十五年の改正でございますけれども、それから本当に急速に環境が変化しまして、外国為替及び外国貿易管理法という、昭和二十四年以来なじんできた法律の名前から管理という名前が今度は取れるという、ある意味では非常に画期的な法律改正だ、こう思うわけでございます。私も、昔、この外為法の昭和五十五年の改正に少し関与したことがございますだけに、非常に感慨無量なものがございます。 ところで、若干落ち穂拾いのような感じになりますけれども、今……
○村井委員 四月四日、当委員会に駐留軍用地特措法の改正案が付議されましてから、私どもも精力的に審議を続けてきたわけでございますが、一通りいろいろな角度から問題点を洗うことができたかと思っております。 四月三日の橋本自民党総裁・総理と私どもの小沢新進党党首との合意というのは、 一、日米安全保障条約は、我が国の安全保障を確保するという国の根幹に関わるものであるという共通の認識に立ち、政府が同条約上の義務の履行に最終的責任を負う。 二、在沖縄米軍基地問題は、日米の関係を円滑にし、絆を強化するとともに、沖縄県民の負担を全国民が担うという考え方に基づいて解決すべきである。 三、沖縄の基地の使用に……
○村井委員 新進党の村井仁でございます。 沖縄問題につきましてまず申し上げたいと思いますのは、沖縄における米軍基地の使用権原問題をここまで混乱させたのは、私は、村山内閣以来、自民党が社会民主党、もとの社会党に迎合、妥協して、国民にとって大切な政策の実行よりも政権の維持を重視するために問題解決を先送りし続けてきたことによるものだということであります。その一番の犠牲者は沖縄県民であり、また日米両国の関係にも暗い影を落としかねない事態になっておる。 政府が今提案しているいわゆる駐留軍用地特別措置法の改正案につきまして、これはけさ閣議で御決定になったやに承知しておりますが、与党を自称する社会民主党……
○村井委員 預金保険法につきましていろいろな議論があるわけでございますが、日産生命、それから拓銀、そして山一証券、このところ急激に多くの問題が生じまして、日本発の世界不況というようなおどろおどろしいことさえ言われ、そして現実に懸念される事態になっているわけであります。 ここで、このような金融の危機に対応するためとして預金保険法の改正案が提案されているわけでございますが、私たちは、この内容が不十分であるからこれを出し直してほしい、こういう主張をしておりまして、この問題につきましては別の場で議論をしているわけでございますので、私は、預金保険という手段よりももう少し本質的な対策が必要じゃないか、日……
○村井委員長代理 これにて北脇君の質疑は終了いたしました。
次に、島聡君。
【次の発言】 これにて島君の質疑は終了いたしました。
次に、金田誠一君。
【次の発言】 これにて石井君の質疑は終了いたしました。
次に、太田昭宏君。
【次の発言】 これにて太田君の質疑は終了いたしました。次に、佐藤茂樹君。
○村井委員長代理 ここで、お諮りいたします。
ただいま議題としております各案審査のため、ただいま、参考人として国際協力事業団総務部長小町恭士君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 西川君。
【次の発言】 野党三党が共同でお出しになりました財革法の停止に関する法律案、これにつきまして御質問をさせていただきたいと存じます。
そこで、一番最初にお尋ねをしたいのは、この法律案をお出しになるについて、当然前提があると思うのでございますけれども、私どもが今提案しております特別減税、これはお……
○村井委員 二月の二十五日に大臣からこの委員会で所信を承りました。ちょうどその前の週の週末、大臣、G7に御出席になられた後でいらっしゃいまして、G7におけるいろいろな議論なども踏まえてお話を伺ったわけでございます。 アジアにおける通貨の不安とかいろいろ難しい問題も出てきてそれにどう対処するか、それから我が国の経済金融情勢も余り芳しくない、これについて国際的ないろいろな懸念も示されたという環境の中で大変有意義な意見交換をされてこられた、このように承っておるわけでございますが、率直に申しまして、我が国の経済は非常に深刻な状態にあるのではないか。補正予算を通しまして、それから金融関連の法律もある程……
○村井委員 大変分厚い法律が出ておりまして、これだけのものをおまとめになるというのは大変なお仕事だったと思う次第でございます。私も長年役所勤めをいたしまして、法律案というのは随分書きましたけれども、これだけ浩潮なものというのは余り見たことがないというよりちょっと前代未聞、九百九十五ページでございますか、本当に御苦労さまでございます。 中身も相当豊かでございまして、いろいろ議論するべき点がございます。少し技術的な問題に入ってまいりたいと思いますけれども、冒頭に、ちょっと大臣の御見解を伺っておきたいことが二つほどございます。 実は、私の地元に、長野県でございますが、信濃毎日新聞という大変伝統の……
○村井議員 濱田委員の御質問にお答えさせていただきます。 私ども、衆法として出しておりますのは、競売に関して二件、それからサービサー法、それからさらに根抵当、根抵当権というのは、これは金融の際にかなり頻繁に使われている制度でございますけれども、これを確定する手続というのは大変厄介である、このあたりにつきまして法律上の整備をいたしたい、以上四法案を衆法として議員立法で出しておるわけでございます。 これらの問題につきましては、ただいま柳沢大臣からもお話がございましたけれども、さまざまのふくそうした権利関係を調整したりいたす上で非常に有益な制度だと確信をいたしておりますので、ひとつ御審査の上、至……
○村井議員 濱田委員にお答えいたします。 競売手続につきましては、確かに先生御指摘のとおりの性格を持つ大変重要な制度でございますが、同時に、民事上のさまざまな争いをある意味では最終的に解決する手段でございますので、そういう意味で、私どもとしてこういう根本的な制度につきまして若干慎重に対応していかなきゃならないというふうにも思っております。 現在競売制度の抱えております問題点、委員御指摘のとおり、一つは、非常に時間がかかっている。実は、ここに持ってまいりましたのは、ちょうどきのうの日本経済新聞の夕刊に載っております東京地方裁判所の競売にかかわる公告でございます。これを見ますと、平成元年、平成……
○村井委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、皆様の御推挙によりまして、大蔵委員長の重責を担うことになりました村井仁でございます。
財政及び税制のあり方並びに金融情勢の変化に対し、我が国民のみならず、国際社会からも深い関心が寄せられている今日でございます。本委員会に課せられた使命はまことに重大であります。
甚だ微力ではございますが、委員各位の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動……
○村井委員長 これより会議を開きます。 金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来理事会等において協議いたしました結果、お手元に配付いたしましたとおりの起草案を得ました。 まず、本起草案の趣旨及び概要を御説明申し上げます。 本起草案は、我が国証券市場において、各種情報に基づき一部の特定の銘柄の株価が大きく変動したことなどの近時の市場動向にかんがみ、金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律のうち、有価証券を借り入れて行う売りつけを空売り規制の対象とする関連規定を早期に施行することにより……
○村井委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
本会期中、当委員会に付託されました請願は八種二百二十九件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等において慎重に検討いたしましたが、委員会での賛否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、本会期中、参考送付されました陳情書は、消費税の税率を三%に戻すこと、食料品の非課税に関する陳情書外二件の外十一件であります。御報告をいたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、第百四十二回国会、内閣提出、金融業者の貸付業務のための社債の発行等に関する法律案につき……
○村井委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に小池百合子君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国の会計に関する事項
税制に関する事項
関税に関する事項
金融に関する事項
証券取引に関する事項
外国為替に関する事項
国有財産に関する事項
たばこ事業及び塩事業に関する事項
印刷事業に関する事項
……
○村井委員長 これより会議を開きます。
金融に関する件について調査を進めます。
本日は、参考人として日本銀行総裁速水優君、日本銀行副総裁山口泰君、日本銀行理事黒田巖君、日本銀行理事引馬滋君及び日本銀行理事小畑義治君の五名が出席しております。
去る十一月二十七日、日本銀行法第五十四条第一項の規定に基づき、日本銀行から国会に提出されました通貨及び金融の調節に関する報告書につきまして、概要の説明を求めます。日本銀行総裁速水優君。
【次の発言】 これにて概要の説明は終了いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。渡辺喜美君。
○村井委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、日野市朗君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国の会計に関する事項
税制に関する事項
関税に関する事項
金融に関する事項
証券取引に関する事項
外国為替に関する事項
国有財産に関する事項
たばこ事業及び塩事業に関する事項
印刷事業に関する事項
……
○村井委員長 これより会議を開きます。 平成十年度の緊急生産調整推進対策水田営農確立助成補助金等についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来理事会等において協議いたしました結果、お手元に配付いたしましたとおりの起草案を得ました。 まず、本起草案の趣旨及び概要を御説明申し上げます。 本起草案は、平成十年度に政府等から交付される緊急生産調整推進対策水田営農確立助成補助金等について、税制上、次の軽減措置を講ずるものであります。 第一に、個人が交付を受ける同補助金等については、一時所得の収入金額とみなすとともに、転作に伴う特別……
○村井委員長 これより会議を開きます。
国の会計、税制及び金融に関する件について調査を進めます。
財政金融の基本施策について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鈴木淑夫君。
【次の発言】 次に、日野市朗君。
【次の発言】 次に、石井啓一君。
【次の発言】 次に、矢島恒夫君。
【次の発言】 次に、横光克彦君。
【次の発言】 次に、内閣提出、平成十一年度における公債の発行の特例に関する法律案、経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律案及び租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律……
○村井委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、平成十一年度における公債の発行の特例に関する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として日本銀行総裁速水優君及び日本銀行理事黒田巖君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小池百合子君。
【次の発言】 次に、仙谷由人君。
○村井委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律案及び租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
両案審査のため、本日、参考人として日本銀行総裁速水優君及び預金保険機構理事長松田昇君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○村井委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律案、租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案、有価証券取引税法及び取引所税法を廃止する法律案、中野寛成君外三名提出、所得税法の一部を改正する法律案及び児童手当法及び所得税法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
まず、有価証券取引税法及び取引所税法を廃止する法律案ついて趣旨の説明を聴取いたします。大蔵大臣宮澤喜一君。
【次の発言】 次に、本日付託になりました中野寛成君外三名提出、所得税……
○村井委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、平成十一年度における公債の発行の特例に関する法律案、経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律案、租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案及び有価証券取引税法及び取引所税法を廃止する法律案の各案を議題といたします。 平成十一年度における公債の発行の特例に関する法律案に対する質疑は、去る九日、既に終局いたしております。 経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律案、租税特別措置法及び阪神・淡路大震……
○村井委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、関税定率法等の一部を改正する法律案、電子情報処理組織による税関手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律及び多数国間投資保証機関への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。大蔵大臣宮澤喜一君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
各案審査のため、本日、参考人として、日本銀行総裁速水優君、日本銀行副総裁藤原作彌君及び日本銀行理事小畑義治君の出……
○村井委員長 これより会議を開きます。
参議院提出、特定融資枠契約に関する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。参議院議員塩崎恭久君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、これを許します。佐々木憲昭君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
参議院提出、特定融資枠契約に関する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
○村井委員長 これより会議を開きます。
大原一三君外三名提出、土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。大原一三君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。玉置一弥君。
【次の発言】 次に、若松謙維君。
【次の発言】 次に、佐々木憲昭君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
大原一三君外三名提出、土地の再評価に……
○村井委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、国民金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。大蔵大臣宮澤喜一君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。河井克行君。
【次の発言】 次に、山本孝史君。
【次の発言】 山本君、質疑を続けてください。
【次の発言】 次に、上田清司君。
【次の発言】 溝口官房長。
【次の発言】 申しわけございません、私からちょっと一言だけ。
理事懇談会で、私は、公正な運営を図る上で与党側に十分な検討をお願いをしたという……
○村井委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、日本政策投資銀行法案を議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。江渡聡徳君。
【次の発言】 次に、上田清司君。
【次の発言】 次に、石井啓一君。
【次の発言】 次に、佐々木憲昭君。
【次の発言】 大蔵省溝口官房長。(佐々木(憲)委員「大臣に聞いているんだよ」と呼ぶ)
【次の発言】 次に、横光克彦君。
【次の発言】 次回は、明二十一日水曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後六時五分散会
○村井委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、日本政策投資銀行法案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中野正志君。
【次の発言】 次に、中川正春君。
【次の発言】 新しい資金をどのように投入していくかという問題意識ですか。
【次の発言】 次に、末松義規君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
正午休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。上田清司君。
【次の発言】 次に、若松謙維君。
【次の発言】 次に、谷口隆義君。
○村井委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、日本政策投資銀行法案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中川正春君。
【次の発言】 次に、上田清司君。
【次の発言】 次に、石井啓一君。
【次の発言】 次に、矢島恒夫君。
【次の発言】 次に、横光克彦君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 この際、本案に対し、上田清司君から、民主党提案による修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を求めます。上田清司君。
【次の発言】 これにて修正案の趣旨の説明は終わりました。
この際、本修正案について、国会法第五十七条……
○村井委員長 これより会議を開きます。
金融に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁速水優君、日本銀行副総裁山口泰君、日本銀行理事黒田巖君、日本銀行理事引馬滋君及び日本銀行理事小畑義治君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 去る四日、日本銀行法第五十四条第一項の規定に基づき、日本銀行から国会に提出されました通貨及び金融の調節に関する報告書につきまして、概要の説明を求めます。日……
○村井委員長 これより会議を開きます。
金融に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として預金保険機構理事長松田昇君及び日本銀行理事小畑義治君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。渡辺博道君。
【次の発言】 次に、砂田圭佑君。
【次の発言】 次に、小池百合子君。
【次の発言】 次に、海江田万里君。
○村井委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。大蔵大臣宮澤喜一君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小池百合子君。
【次の発言】 次に、末松義規君。
【次の発言】 次に、上田清司君。
【次の発言】 次に、若松謙維君。
【次の発言】 次に、佐々木憲昭君。
【次の発言】 次に、横光克彦君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
○村井委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
本会期中、当委員会に付託されました請願は二十二種六百五十八件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、本会期中、参考送付されました陳情書は、消費税率を三%に引き下げることに関する陳情書外三件の外十三件であります。御報告をいたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
国の会計に関する件
税制に関する件
関税に関する件
金融に関する件
証券取引に関する件
外国為……
○村井説明員 先般の小渕第二次内閣の発足に伴いまして、新設されました金融再生総括政務次官を拝命いたしました村井仁でございます。 職責は、金融監督庁に関すること、そのほか、委員長の指示によりまして政務を所管する、こういうことになっておる次第でございますが、委員各位の一層の御鞭撻をちょうだいしたいと存じます。 なお、大蔵委員長在職中につきましては、いろいろ御交誼を賜りましたこと、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございます。(拍手)
○村井政務次官 事務ガイドラインというのは、私どもといたしまして、金融監督庁の事務を行いますために、平成十年六月に、当時は大蔵省銀行局及び証券局におきまして、いわゆる講学上の通達と呼ばれるものでございますけれども、要するに、行政庁の職員を縛る、そういうものとしてつくったものでございます。
ページ数につきましては、現在、私手元に持ってきておりませんでしたので、申しわけございませんが、後で御連絡なりさせていただきます。
【次の発言】 御案内のとおり、金融関係の組織がいろいろ変わってきておりますので、それで、恐らくお手元に差し上げたものは十一年四月現在のものを、これはいろいろな機会に修正する場合が……
○村井政務次官 ただいま大口先生御指摘のとおり、バーゼル銀行監督委員会、ここで六月に新しい検討のたたき台というのを出しておりまして、これにつきまして、市中銀行などのコメントを求める、こういうことになっておるわけでございます。これがまとまりますと、最終的には実施が二〇〇二年ないし三年くらいになるのかと思われますけれども、現在出しておりますたたき台では、中小企業の大宗が含まれる未格付の貸出先、これにつきましてのリスクウエートは一〇〇%のまま、こういうふうに原案としてなっております。 したがいまして、私どもといたしましては、この案そのものは大変妥当なものだ、こう考えておりますので、引き続きバーゼル……
○村井政務次官 村井仁でございます。 私は、先般、金融再生総括政務次官を拝命いたしましたが、金融再生委員会設置法の規定によりますと、金融監督庁所管の事項その他金融再生委員長が命ずる事項を担当する、こういう職務でございます。 大変新しい職務でもございまして、いろいろな意味で金子委員長初め委員の皆様方の御指導をちょうだいしながらやってまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○村井政務次官 ただいまのようなお話、私、現在時点では報告を受けておりません。それだけお答え申し上げます。
【次の発言】 私どもは、貸金業規制法上、私どもが与えられている権限というのは、いわゆる行為規制に限られておりまして、実態の把握というのは非常に限定された権限でやっておるわけでございます。そういう立場から申しますと、いわゆる中小貸金業者、今委員仰せになりましたが、それを仮に貸出残高五百億円以下の貸金業者、これについて見ますと、登録業者数が全貸金業者の約九九%、三万一千社ほどございまして、それから貸出残高が全貸金業者の貸付残高の約二五%、約十六兆円、こういうことであると承知をしております。
……
○村井政務次官 ただいまの上田先生からお示しいただきました資料、これは今初めて見させていただいたものでもございますので、これにつきましてのコメントは差し控えさせていただきたいと存じます。
ただ、一般論として申し上げますと、貸金業規制法違反の疑いがあると認められる場合には、私どもとしましては、きちんと説明、報告を求めるなどによりまして事実関係を調べ、事実が確認された場合には厳正にこれに対処する、こういう姿勢でございますことを、これも幾度か申し上げていることでございますが、改めてこの場で申し上げておきます。
【次の発言】 ただいま北橋委員からお尋ねがございました越智国務大臣の米国出張の件でござい……
○村井政務次官 公的資金による資本増強を行いました各銀行の経営健全化計画の平成十一年九月末の中小企業への貸し出し状況についてでございますけれども、これは決算確定後、報告を求めて、これを公表するということにしておりまして、現時点では御報告を申し上げられないということを御理解いただきたいと存じます。 今委員は、新聞報道では出ているではないか、こうおっしゃられるかもしれませんが、私どもは、これにつきましても、中間決算の確定後、これを報告を求めて公表するということにしておるわけでございまして、現時点では御報告を申し上げられない、そういう状態にあることを御了解をいただきたいと存じます。
○村井政務次官 昨日でございますけれども、ただいま御指摘の東京都信用組合協会の抱えます過去の東京都の破綻信用組合の不良債権の問題、これをどういうふうに解決したらよろしいか。実は、私どもとしましても、破綻信用組合の監督当局である東京都、それからまた全信組連の監督当局でございます金融監督庁、それから、こういった企画立案を担当いたします大蔵省、これが一体になって取り組んでいく必要があるだろうということで、これまでいろいろやってまいったわけでございますが、東京都の方からは、ともかくこれはもう国でやってほしい、都議会のいろいろな御議論もございまして、そういうような御要請がかつてあった。 それに対しまし……
○村井政務次官 貸金業規制法の十七条第二項におきまして、保証契約を締結したときには、御指摘のように、遅滞なく、貸付金額、貸付利率等の貸し付けに係る契約事項を記載した書面、「及び当該保証契約の内容を明らかにする事項で総理府令、大蔵省令で定めるものを記載した書面を当該保証人に交付しなければならない。」こういう規定をしております。お尋ねのように、根保証契約を締結した場合についても、同項の規制の対象になるものと私どもは判断しております。 そこで、さらにお尋ねの、貸金業規制法三十七条におきまして、貸金業者の登録の取り消し事由というのが、これは限定列挙されているわけでございますが、貸金業者がその一つに該……
○村井政務次官 私どもといたしましては、この書類、私自身はこの資料を初めて見せていただくわけでございますが、しかし、プリンストン債の販売に関連しまして、日銀、大蔵省の許可という虚偽記載のある販売資料の使用の有無について、ことしの九月になりましてクレスベール証券に報告を求めましたところが、クレスベール証券から虚偽記載を認めるという回答があったということでございまして、そういうことで私どもとしては承知したということでございます。
【次の発言】 そのことをとらえてということでございますと、ちょっとどういうふうに御返事をしてよろしいか、なんでございますけれども、私どもとしましては、御案内のとおり、クレ……
○村井政務次官 ただいま北沢委員からお尋ねのございました件でございますが、中小企業向け貸し出しにつきまして、本年三月に資本増強を行いました十五行の平成十一年九月末の中小企業向け貸出残高というのは約百十四兆円でございまして、この半年間で七千億円ほど増加しております。 この計画におきましては、四月から一年間の増加目標を約三兆円、このようにしているわけでございますが、半年を経過した時点での増加額が七千億円ということで、確かにまだまだ少ない。これは、委員御指摘のとおりでございます。 私どもといたしましては、貸出実績をよくまた吟味をいたしまして、これからの年末、年度末の資金需要期に向けまして、中小企……
○村井政務次官 昨年十二月十四日の当委員会におきまして、河村たかし委員から、平成九年四月にプリンストン債の商品性等について大蔵省証券局の担当者が外部からの照会に応じて応接を行っており、その当時大蔵省は既にその問題性を認識していたのではないかという趣旨の御質問がありました。 本来、出所不明資料に基づく御質問や捜査にかかわる事項については答弁を差し控えるべきものではありますが、その際、あえて私から「担当者が、プリンストン債について、コンサルティング会社から照会を受けたことは事実のようでございますけれども、具体性に乏しいものでありまして、私募債販売の適切性について判断を示したことはない、」と答弁い……
○村井政務次官 ただいま宮澤大臣からもお言葉がございましたけれども、越智大臣の発言の内容でございますけれども、この趣旨は、越智大臣御自身、地域の中小零細企業に対して金融を行っております信用組合あるいは信用金庫、こういった機関のありようというものにつきまして大変懸念を持っておったというような背景もございまして、金融行政一般に責任を持つ立場としまして、金融機関を監督する上で、金融監督庁の検査、これがどんな形で行われるべきかということに非常に関心をお持ちで、そこでたびたび、いわゆる金融検査マニュアルでございますが、これは私ども金融監督庁から通達として出しているわけでございますけれども、このマニュアル……
○村井政務次官 ただいま委員お尋ねの点で、業態といいましょうか、あるいは規模に応じて違う検査マニュアルを用意するべきではないか、こういう御指摘かと存じますが、私ども、償却、引き当てですとか、その準備作業である資産査定というようなものを見てまいりますと、金融機関の与信業務において抱える信用リスクをどう見るかという問題なんでございますが、この点においては、業態の規模の大小とかそういうところで違いがあるわけではない。そういう意味では、私ども、別途のマニュアルをつくる必要はないと思っております。 それより大切なのは、やはり借り手の実態の把握、これはただいま委員も御指摘になられましたように、一体どうい……
○村井政務次官 いわゆる早期健全化法に基づきます資本増強を受けた金融機関のフォローアップでございますが、公表いたしますのは、確かに今大臣からお答え申し上げましたように四半期別のものでございます。 しかし一方、私ども金融再生委員会で早期健全化法により資本増強を受けた金融機関のフォローアップというものをやれ、このように指示を受けておりまして、金融監督庁におきまして、フォローアップの一環といたしまして、経営健全化計画の履行のための施策につきまして、四半期ごとでございますけれども、定性的なヒアリングをやっております。 そういう意味で、平成十一年十二月末の四半期でございますね、これの定性的なヒアリン……
○村井政務次官 私どもといたしましては、この事件は、富士銀行の赤坂支店を舞台にします、銀行の幹部職員がノンバンクに対して不正に融資を図った、しかも内部において文書等々をいろいろ偽造といいましょうか何と申しましょうか、実際に銀行で公に使われている用紙などを使って非常に大変な事件を起こした完全な刑事事件だ、このように判断しておりまして、司直の手も入りまして、そして刑事裁判の判決も御案内のとおり出されているという案件でございまして、事案そのものの中身につきましては一通り明確になっているもの、そのように理解しているところでございます。
【次の発言】 刑事事件の判決文そのものは、それとして公といいますか……
○村井政務次官 ただいま渡辺委員、大変該博な観察をお述べになられたわけでございますけれども、生命保険会社につきましては、確かに御指摘のように株価がある程度戻してまいりましたから、そういう意味で、有価証券の含み損益、これはある程度改善を見ておる。しかし、それはある程度のことでございまして、平成九年、十年それから十一年上半期と引き続きまして保有契約高が減少しております。それからまた、低金利に引きずられまして、運用利回り、これも低下しているというような非常に厳しい経営環境にあることは事実でございます。 ただ、このような中で、各社とも経営の効率化を一生懸命高めるとか、あるいは自己資本を充実するという……
○村井政務次官 生命保険の商品認可の問題でございまして、金融監督庁の所掌に属することでございますので、まず私からちょっとお答えをさせていただきたいと存じます。 予定利率を保証しまして、それで、死亡時あるいは生存の一定の条件が満たされましたときに一定額の保障を行う、こういうものに対するニーズというものは、これはまたこれで結構あるものでございまして、そういう商品につきまして、法令に基づきまして一定の審査基準がございますけれども、これを満たしている限り、私ども、現在の体系では、その認可申請を拒否することはちょっとできないという考え方でございます。 申し上げるまでもございませんけれども、一方で額の……
○村井政務次官 生保の監督の問題でございますので、私の方からお答えさせていただきたいと存じます。 逆ざやの問題、これは確かに大変な問題でございまして、生保協会が出しております数字でも、平成四年から十年までで合わせて十兆というような規模の数字もございましたり、私どもも大変真剣にこの問題をとらえているつもりでございます。 ただ、そうはいいながら、長期にわたる保証をするという観点から、ある時期に高い予定利率というものを設定したことからきたものでございますので、歴史的に、だんだん運用環境が悪化したということでこんな事態になったわけでございますが、結局、今やらなければならないことは、何とかコストをで……
○村井政務次官 全く北橋委員御指摘のとおりでございまして、保険会社は非常に多くの国民の老後の生活のよりどころという意味で大切な機能を担っているということに着目いたしますと、今回の法案で提案しております株式会社化ということで経営基盤をより堅固なものにする、そのための自己資本の増強、再編等に取り組む、こういう方向はもちろんそうでございますが、金融システム改革の中における保険会社のさまざまの利用者利便の向上等の努力、業務提携とか、そういったことを余り損なわないように、くじかないように、私どもとしましても十分な配慮をしてまいりたいと思っております。
○村井政務次官 私どもとしましては、いわゆる検査マニュアルにつきまして、マニュアルどおりという言葉の受けとめ方でございますけれども、いわゆる計数などを形式的に見るということではなくて、これはマニュアルにも実は書いてあるわけでございますけれども、例えば、借りている企業の現実のオーナーがどういう資産を持っているか、どういう事業をやっているかというようなことまで着目した検査をやれということを検査マニュアルの中でも明確に言っているわけでありまして、地域密着型の協同組織金融機関であれば、当然のことでございますけれどもその地域のいろいろな事情にも通じているわけでございますので、さような意味で、今委員御指摘……
○村井政務次官 まず事実関係でございますけれども、一般論として申し上げますと、金融機関が不良債権の処理に当たりまして、バランスシートから落とすということで、SPCなどに一括していわゆるバルクセールをやる、これは、私どもとしましては、近時、いろいろなところで積極的に活用されているという認識を持っております。 ただ、今委員御指摘のようなケース、これは私どもの承知しておりますところでは、モルガン・スタンレー・ディーン・ウィッターというのがございますが、これが、不良債権の証券化商品の投資家向けパンフレットの中で、御指摘のKGI等の名称を使ってやっておりますけれども、この外資系の金融機関が管理するSP……
○村井政務次官 谷垣大臣からお答えいただきます前に、私から、ちょっと実態あるいは認識などを含めまして申し上げたいと存じます。 いわゆる地域密着型の第二地銀あるいは協同組織型の金融機関、今石原委員御指摘のように、確かに大都市圏では相当整理統合が進行している。一方、私の出身でございます長野県の場合は、ただいま御指摘のように数が比較的少ないという実態がございます。ただ、それでどうだということが直ちに言えるかどうか、これもまた難しいところでございまして、数の多い少ないだけで議論はできない。 要は、端的に申しまして、これから非常に金融機関間の競争も激化してまいる、それからシステム投資等々の面で非常に……
○村井政務次官 私どもは、金融機関の経営の健全性という観点から主に監督をしているということでございます。現在御審議中の法律案が成立いたしましたら、これに違反することがないように、そういう意味でのコンプライアンスと申しましょうか、そういう観点からの監督はいたしてまいる、そういういわば執行の立場でございますから、今、立法政策論という点では、ちょっとお答えをする立場にはないということを申し上げざるを得ないということでございます。
【次の発言】 この広告をお示しになられまして御指摘の点でございますけれども、私どもは各金融機関に対しまして、金融商品を販売するに当たりまして、顧客に対して法令上義務づけられ……
○村井政務次官 自己資本の問題につきましてちょっとお触れがございましたので、金融機関が仮に分割されたといたしましても、私ども、現在まだ金融機関の体質の強化というところに一生懸命腐心しているところでございますけれども、そういう観点から、自己資本比率あるいは保険会社におけるソルベンシーマージン、こういったものにつきましては、現在と同じようにきちんとした規制をしてまいりたい、そんなふうに考えております。
○村井政務次官 ただいま栗原先生御指摘のように、信用組合は、地域の協同金融組織といたしまして大変重要な役割を果たしているわけでございますが、御指摘のように、確かにいろいろな破綻事例が出てきている。その破綻に至る原因等々は、これはそれぞれさまざまでございますけれども、一つ本質的な問題としては、いわゆる利用分量に応ずる配当というような形で、余り自己資本の蓄積ができなかったというような問題も制度的にはあるんだろうと思っております。 それはそれといたしまして、私どもといたしましては、そういう協同組織金融機関であっても、本質的にはやはり金融機関として機能を十分果たせるだけの体力をつけてもらわなきゃいか……
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