西村真悟 衆議院議員
41期国会発言一覧

西村真悟[衆]在籍期 : 40期-|41期|-42期-43期-44期-46期
西村真悟[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは西村真悟衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院41期)

西村真悟[衆]本会議発言(全期間)
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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 衆議院本会議 第34号(1998/04/30、41期、自由党)

○西村眞悟君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりましたいわゆるPKO法改正案の審議に関して、総理大臣に対し、その不可欠の前提問題から質問いたします。  今議題になっておりますのは、他国への国際貢献でございます。しかし、我が国の今直面する最重要の課題は、他国への国際貢献の前提としての我が国国家の再生をいかに図るかという問題でございます。そうでなければ、PKO部隊として海外で活動している我が国の青年の祖国、つまり我が日本がその背後で燃えている、他国のPKO部隊が来ているという事態が生じかねないからでございます。  個人でも国家でも、ある歴史的段階においては、厳しくみずからを点検し、改革を行……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 衆議院本会議 第8号(1999/02/19、41期、自由党)

○西村眞悟君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となっております平成十一年度予算三案に対しまして、賛成の討論を行います。(拍手)  以下、賛成する理由を申し上げます。  まず第一に、我が党の基本政策の一つ、消費税の福祉目的化が予算総則に盛り込まれたことであります。  実効性をより高めるため今後議論を深めていく必要はありますが、少子高齢化が進む中で、老後の生活や病気に対する不安と、若い世代の保険料負担増加の不安を払拭し、生涯を通ずる国民生活の最低限の安定を確保するという意味において、後世必ずや一大転機であると評価される構造改革の第一歩でございます。  第二に、公共事業について、景気へ十分配慮で……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 衆議院本会議 第32号(2000/05/11、41期、自由党)

○西村眞悟君 私は、自由党を代表いたしまして、少年法の一部を改正する法律案に関し、総理大臣並びに法務大臣に質問いたします。  現下の驚愕すべき少年犯罪の多発と凶悪化を目の当たりにして、被害者の悲しみと憤り、そして社会不安ははかり知れないものがございます。ここにおいて、政治はもはやこの問題に目をつぶることは許されず、従来の少年法をこれ以上放置せず、その改正に取り組まねばならない段階に参りました。  したがって、審議に当たってまず第一に総理にお答えいただきたいことは、少年法改正案をこの時点に至って内閣が提出されている以上、現下の国民的問題意識の高まりにかんがみ、その信託にこたえるべく、現国会におい……

西村真悟[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院41期)

西村真悟[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 法務委員会 第1号(1996/12/05、41期、新進党)

○西村(眞)委員 新進党の西村でございます。  提出されております法案については、御説明を受けまして、新進党は賛成でございますし、余り質問もないわけでございますけれども、先ほどちょっと弁護士報酬とのバランスという質問も横内委員から出ました。私も、この裁判官、検察官の報酬の表を見て、判事補初任から五年ぐらい、検察官もそのとおり、余りにも少ないな、かわいそうだなという感想を持っているのです。  検察官の方を見ますと、検察官をやめたいわゆるやめ検という弁護士さんの評価は余りよろしくない。例えば、今修習は共同でやりますから、同期の弁護士になった者、検察官になった者、おのおの分かれていきまして、検察官の……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 内閣委員会 第3号(1997/03/21、41期、新進党)

○西村(眞)委員 西村眞悟です。  本日の私の質問の主題は、我が国の領土と主権ということに関して質問させていただきたい。  尖閣列島及びその周辺領海において我が国の法秩序がどうなっているのかその維持に関して我が国の対応はということで、二月二十日に法務委員会で質問させていただきましたが、答えは隔靴掻痒という感じでございました。尖閣列島に関しての法秩序の維持に関しては内閣の外政審議室が総合調整をするということを承りましたので、梶山長官にこの件について質問させていただきたいと思います。  冒頭、第一義的な質問でございますけれども、主権国家においては領土と主権を維持する、これが第一義的なことでございま……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第3号(1997/04/08、41期、新進党)

○西村(眞)委員 おはようございます。新進党の西村眞悟でございますが、よろしくお願いします。  昨日、総理の御答弁をお聞きいたしまして、本改正案は国家存立の基本にかかわる重要問題である、このような御認識を拝聴いたしました。私ども新進党も、この問題は国家存立の基本にかかわる、こう認識しております。そして、政治がこの問題をそう認識するならば、いろいろな反対意見がある、地元にもある、それはわかるが、決断した以上はぶれずにこの改正案を速やかに通さねばならない、このように思うわけです。  それから、私は少し、みずから考えたことを総理にお聞きしたいわけですが、政権のあり方というものを、総理の御認識をお聞き……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第4号(1997/04/09、41期、新進党)

○西村(眞)委員 新進党の西村でございます。きょうは、貴重な御意見ありがとうございます。  私の第一番目の質問は、四名の皆様に、沖縄県民の心といいますか、末次先生には理性というふうにおっしゃっておられました。それが那辺にありゃということの確認をさせていただきたい。  現大田知事は、九〇年に選挙で通られるときの公約は、「反安保、米軍基地即時全面返還」をスローガンに掲げられた。しかし、その全面返還後の沖縄をどうするのかというビジョンを語られた形跡はありません。当選されてから五十日間体調を崩されて、初めての仕事が、国の機関委任事務である軍用用地に係る代理署名であったわけです。反戦地主等反基地運動をし……

第140回国会 法務委員会 第2号(1997/02/20、41期、新進党)

○西村(眞)委員 新進党の西村でございます。  このたびの大臣の所信表明に関して、主に治安の維持に関して質問を申し上げたい、このように思うわけです。  今の大臣の所信は、やはり法秩序の維持と治安の確保が我が国国民生活、国民の安全に最大の重大事であるという御認識に立たれておりました。もちろん、それは我が国津々浦々の領域に関してへんぱな部分、殊の部分があってはならないという前提でお話しされたと思うんです。  限られた時間ですから重点的にお聞きしますが、大臣のおっしゃる治安、法秩序の維持というものは、我が国の尖閣列島をも含む我が国の領域津々浦々というふうに確認させていただいてよろしいでしょうか。

第140回国会 法務委員会 第5号(1997/04/18、41期、新進党)

○西村(眞)委員 この法案の具体的なことに入る前に、まず、最近国際的に日本の治安に関することで事件が起こりました。ミャンマーの第二書記の自宅に小包が送られて、それが爆発して第二書記の御長女が爆死されたという事件でございますが、これが、ミャンマー政府の発表によりますと、日本から送られた小包である。  ミャンマー政府からは捜査の要請が来ていると思うのですが、私は、相手国が非常に声高に日本から送られた小包であるということを国際的に強調する、強調しないにかかわらず、我が国としては、この問題に対して徹底的な捜査、そして仮に日本から送られたものであるならば、これからいかにその防圧に処するかを国際的にもミャ……

第140回国会 法務委員会 第8号(1997/05/16、41期、新進党)

○西村(眞)委員 新進党の西村でございます。  商法改正の議題でありますので、今度の改正案について私が思っている質問を一点させていただきたいと思います。  合併の簡素化の仲なんですが、商法は、やはり自由経済活動の領域にある問題でございまして、私としては、この簡素化の法案の中に、会社の債権者及び株主、この権利が保護される配慮がなされているか否か、その一点をお聞きすればそれで目的を達すると思っておりますので、また、新進党もこの法案について何ら異存はないということで、債権者の保護の配慮、株主保護の配慮、この一点でこの法案においていかに配慮がなされているか、お聞きいたします。

第140回国会 法務委員会 第9号(1997/05/28、41期、新進党)

○西村(眞)委員 私に質問のお時間を与えていただきまして、委員長また理事各位に感謝申し上げます。法務大臣も、恐れ入りますが、ちょっと尖閣問題ばかりですのでうんざりされておるかもわかりませんけれども、ちょっとその関係からお尋ねいたします。  本日は、朝刊を見ていたらおもしろかった興味深い記事が並んでおったわけです。まず、読売等を見ますと、今回の尖閣領海に対する香港、台湾の方々の侵入に対して、橋本総理はコメントを聞かれて「申し訳ない。コメントを控えておこう。どんなコメントを出しても刺激が強過ぎる」という発言をされている。中国はといいますと、これがけさの報道ですが、抗議の責任は日本にある、中国の外務……

第140回国会 予算委員会 第5号(1997/02/03、41期、新進党)

○西村(眞)委員 新進党の西村眞悟です。  梶山官房長官は記者会見で退席されるとお聞きしておりますので、梶山長官からまずお聞きいたします。  日韓首脳会談が始まる前日、官房長官はこのように発言されたと思います。「今の人はその当時の社会状況というものを教えられていない。昔は公娼制度というものがあった。それが、戦地にもそういうものができて、」云々という発言をされたとお聞きしましたが、このとおりだと思うのですが、官房長官にお聞きしたいのです。  私は、前提として申し上げておきますけれども、官房長官の発言が事実に反するとは全く思っていない。昔は公娼制度があった、官房長官、これは事実でしょうか、事実でな……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 内閣委員会 第5号(1997/12/04、41期、新進党)

○西村(眞)委員 私の質問は、行政改革等々でも関連するのですけれども、この点は大丈夫なのか、つまり、我が国の国家機関は、外国人の日本における諜報活動に対する対処能力は大丈夫なのか。  なぜなら、橋本総理自身が、十月三十日の予算委員会で、自分が交際していた中国人の身元が諜報部員であるかどうか、調べるのか否かの質問に答えて、そんなのわかるか、調べてわかるなら諜報部員、スパイとは言えないだろうと、我が国の国家機関があたかもその点で無能力である、全く対処能力がないのだという発言を行い、それが今や海外のマスコミの注目するところとなっておるから、これはどうしても調べねばならないという問題意識から出発してい……

第141回国会 法務委員会 第4号(1997/11/05、41期、新進党)

○西村(眞)委員 西村眞悟です。  今検討している法案を通じて、二点について法務省の御見解を承りたいと思います。  まず、我々が今、この法案も含めてですが、直面しているのは、やみの世界と申しますか、まだ実態が明らかにない状態なんですけれども、そこから市民社会のルール、モラルを守る、そのために、市民社会に脅威を与えるそういう組織、犯罪組織といいますか、やみの組織の実態を究明しなければならない。この法案において、二つだけ、私が立法の今後の検討課題としてはこれがあるのではないかなと思うことをちょっと申し上げます。  つまり、罰金刑のことでございまして、こういう事犯における罰金刑は、利益を目的としてお……

第141回国会 予算委員会 第4号(1997/10/30、41期、新進党)

○西村(眞)委員 時間がさらに限られたものになりましたけれども、冒頭に私の質問の観点を申し上げ、それから簡潔に御質問いたします。  まず、私が質問する観点は、政治の目的からくる倫理というものです。  政治の目的というのは、国民を守り、国土を守る、そして国家民族の永続と尊厳を確保するということですから、その観点から政治に倫理が求められるのだろう。政治の日常の営みにおいて、この観点に奉仕しない、この目的に奉仕しないという政治が明らかにあれば、それは政権の存在理由、存在の正統性を失うのだろう、このように思います。  橋本総理大臣に、総理大臣になられてから我が国にこの観点から起こった具体的なことを通じ……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 安全保障委員会 第2号(1998/03/12、41期、自由党)

○西村(眞)委員 自由党の西村です。三十五分質問をさせていただきます。  大臣、所信表明を拝読いたしまして、この中で一つだけ気になったことは、北朝鮮に拉致された日本人の救出という問題について、北朝鮮問題に触れられておらないわけですね。  ただ、イラクのことについては触れられておりました。その後で、現下の国際情勢は、御承知のとおり、依然として不透明、不確実、また大量破壊兵器の拡散といった危険が存続すると。これは、私は、遠いイラクの問題ではなくて、近くの朝鮮半島北半分の問題であろうと思うのです。  我が国外交は、ペルーの人質事件では邦人救出に非常な心血を注がれた。あれは表に出た事件ですけれども、そ……

第142回国会 安全保障委員会 第7号(1998/05/07、41期、自由党)

○西村(眞)委員 午前中から御答弁をお聞きしておりましたら、やはりこの改正案は実施の経験から不備な点を改めるという観点から出しておられる。これは現場の隊員の諸君に特に武器使用に関しては非常に不安が多かった。そして、その点を改めながら改正案をつくったのだ。一番の点は武器使用の要件で、隊員個人にその責任をゆだねているということが、非常に隊員の負担も重いしかえってこれは統制を欠いた武器使用になる、その武器使用に統制を与えるのは上官の命令である、こういう経験的なことから出てきた改正案であるとお伺いしてよろしゅうございますでしょうか。
【次の発言】 私のお聞きしたことと同じ御答弁をお返しいただいたと承っ……

第142回国会 安全保障委員会 第8号(1998/05/08、41期、自由党)

○西村(眞)委員 この委員会の冒頭でたびたび、長官、本を読まれましたかということがありまして、中国訪問の報告を前提としたこの質疑で私も二冊本を持ってきておりまして、長官にぜひお読みいただきたいな、このように思っております。  一冊目は、「日本人と中国人、どっちが「馬鹿」か」という本です。孔健という孔子の御子孫が書かれた本だと思います。サブタイトルは「中国人は腹の中で日本人を恐れている!!知ったかぶりの「相互理解」が最も危険だ!!」ということですね。もう一つは、「台湾独立運動私記三十五年の夢」、宗像隆幸さんという方が書かれた。サブタイトルは「「台湾人の台湾」のために闘った日本人の記録」ということ……

第142回国会 安全保障委員会 第10号(1998/05/14、41期、自由党)

○西村(眞)委員 今の倉田委員の質問とも関連するのですが、私、前回、正当業務行為、刑法三十五条という視点から武器使用のことを把握しようとして質問いたしました。どだいこれは休日に休暇をとってうろうろしている人間の武器使用の要件を定めておるのではない、平和維持業務という業務の途上における武器使用の要件でございます。したがって、当然、正当業務行為という視点からこの問題を把握しなければなりません。  どだいこの正当防衛、緊急避難というものは、個人に降りかかった究極の緊急事態に対処するときの要件でございまして、部隊において上官に正当防衛の要件があるから即部下にも要件があるのだ、これは無理でございます。た……

第142回国会 安全保障委員会 第11号(1998/05/27、41期、自由党)

○西村(眞)委員 天皇陛下御訪英の折ですから、まず外務大臣に質問させていただきます。  既に御承知のとおり、あの彼らを許せるかという見出しのもとに犯罪者と天皇陛下の写真を並べて掲載されたインディペンデントという新聞に対して、外務省は抗議をされたということでございます。  世界じゅうで雑誌は自由に発行されておりますし、新聞も発行されております。その中で、原則は勝手に書かす、そして読者の批判にゆだねる、これは言論の原則だと思うのですが、抗議をされたのでお聞きしますが、抗議をされるということは、一定の基準を持っておられるのだろうと思います。まず、基準があるのかないのか、その基準はどういう基準であるか……

第142回国会 安全保障委員会 第12号(1998/06/05、41期、自由党)

○西村(眞)委員 これから三十五分間、外務大臣に、非常時じゃなくて平時における広義の安全保障、また社会防衛という観点から御質問させていただきます。質問というよりも要望が多くなると思いますけれども。  一つは入国管理という観点から、もう一つは情報に対する対処、心理戦に対する対処、こういう観点からの質問でございます。  まず、入国管理につきましては、既に御承知のとおり、例えば北朝鮮に日本人がなぜあれだけ速やかにだれにもわからず拉致されるのかといえば、我が国国内にそれを支援する組織があって、北朝鮮から入る工作員との連携のもとにあれを行うからあのように速やかに拉致されるわけですね。これは質問するという……

第142回国会 行政改革に関する特別委員会 第5号(1998/04/22、41期、自由党)

○西村(眞)委員 西村でございます。  これから二十分、行政改革における国防というものに絞って、総理に質問させていただきます。  まず、このたびの全面的な行政改革の動きの中で、国防というのを総理がいかに位置づけておられるのか。私は、国防は国家存立にかかわる機能との位置づけであるというふうに承っております。この点は総理はいかに御認識されておりますか。
【次の発言】 総理と私の認識はその点で一致しております。  すなわち、国防というのは、物理的なイメージが強いのですが、結局、社稷を守る、この共同体を子孫に伝えるための社稷を守るということだろうと思います。  さて、それを担当する機能、国家の組織、こ……

第142回国会 予算委員会 第5号(1998/01/20、41期、自由党)

○西村(眞)委員 総理、お休みもなく、御苦労さまでございます。  これから、二つの主題で質問させていただきたいと思います。  まず第一の主題は、総理の歴史観ということでございます。そしてもう一つの主題は、民主主義国家において、総理は、議会にまた国民に何を説明しなければならないのか。この二つをこの一時間の私の総理に対する質問の主題とさせていただきます。  それで、なぜこの主題を選んだかと申しますと、我が国は経済が不況でございます。しかし、不況は経済だけではなくて、国民の気概も不況なのだろう。その気概がよって来るところは、やはり自分たちの歩いてきた道、自分たちの物語、これに自信をなくせば、国民の気……

第142回国会 予算委員会 第15号(1998/02/27、41期、自由党)

○西村(眞)委員 西村眞悟です。  質問者の雰囲気ががらっと変わって、気分転換になるかならぬかわかりませんが、私の質問の冒頭は、日本・ミャンマー議員連盟の小沢辰男会長もこちらにおられますが、一昨日の我が国政府のミャンマー・ヤンゴン空港工事再開の決定をお聞きいたしまして、敬意を表する次第でございます。  言うまでもなく、日本からの直行便がヤンゴン空港に入って一年以上を経過して、日本の観光客が急増しておる中で、空港の安全性を高めるのは急務でございまして、まだあの空港は加藤隼戦闘隊が使用しておったときとほぼ同じような有視界飛行でおりている飛行場でございます。この人道上の本当の支援でございまして、そこ……

第142回国会 予算委員会 第35号(1998/06/12、41期、自由党)

○西村(眞)委員 お疲れのところでございましょうけれども、これから一時間、務めを果たさせていただきます。  まず、質問は二つございまして、関連する国については、北朝鮮と中国という関連した国に関する問題でございます。  まず、北朝鮮の日本人拉致の問題。これは、議連の中山先生もおられますが、党派を超えた日本人の課題でございます。  四月三十日の本会議において、総理は、異例の、北朝鮮最高指導者に対する呼びかけをなさるとともに、問題の解決に向けて最大限の努力を払う決意である、このようにおっしゃったわけでございます。そして、この呼びかけに対して北朝鮮から返されてきた返事は、行方不明者は存在しないというこ……


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第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 安全保障委員会 第3号(1998/09/10、41期、自由党)

○西村(眞)委員 西村です。  先ほどの、このミサイル発射が国際法に違反するか否かの議論については、かみ合っておりませんでしたので、角度を変えて御質問します。  まず、我が国上空に侵入して我が領土に落下するかもしれないミサイルを我が国が撃ち落とすことは、国際法上いかなる評価を得るのか、御答弁いただきたい。
【次の発言】 私が、かみ合わないので質問した趣旨は、宇宙であれ我が国の低いところであれ、そこを飛んで我が国に落下する可能性のあるミサイルを、宇宙であれどこであれ、撃ち落とすことが国際法上どういうふうな評価を与えられるのかということでございまして、これはTMDの前提としての評価ですから。いかが……

第143回国会 安全保障委員会 第4号(1998/09/18、41期、自由党)

○西村(眞)委員 私は三十分質問をいたしますが、このまま経過するならば本会議開始に重なっていきますので、余裕を残してやめたいと思いますが、お答えは簡潔にいただきたいと存じます。  今、調達本部の問題がずっと一貫して議論されておりました。私はこの場で、もう一つの重大問題であるミサイル発射に関連する我が国の国防の問題について質問させていただきます。  先ほどから長官は、防衛庁、自衛隊というものは国民の生命身体を守るための崇高な任務を負った組織であるとおっしゃっておられます。防衛庁長官は、就任に当たり栄誉礼を受けられる、それから身の危険を顧みず職務を遂行するという宣誓をされる、閣僚の中で唯一の立場で……

第143回国会 安全保障委員会 第6号(1998/10/06、41期、自由党)

○西村(眞)委員 本件防衛庁職員の給与に関する法律について、一点だけ御質問いたします。  この法律は、一般職の職員の給与に準じて防衛庁自衛官の給与を考えるという体系になっておりますが、私は、この点についての長官の御所見を伺いたい。  つまり、三公社五現業のときに、思い出す発言があるわけですが、国鉄に石田総裁という方がおられまして、たばこを巻いている仕事をしている人間と、乗客の命を預かることを仕事にしている人間の給与が、同じ機関で決定されて、ほぼ同じであるのはおかしい、このように発言したわけですね。私は、それは妥当だと思います。  それで、我が国自衛隊が、長官の発言では、国内では軍隊ではないとお……

第143回国会 予算委員会 第6号(1998/10/13、41期、自由党)

○西村(眞)委員 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました平成十年度補正予算案に賛成する討論をいたします。  今日我が国を襲っている未曾有の金融危機は、自民党政府の責任であります。不良債権処理の見通し、政策の中身、そして実行手順すべてにおいて誤った結果が現下の深刻な金融システム不安であり、日本発の世界恐慌さえ現実となりかねない情勢となってきたのでございます。  約一年前から始まったこの金融システム不安は、実体経済の悪化が大きな原因となっております。つまり、自民党政府が、目先の財政帳じり合わせにこだわる余り、平成九年度において、消費税五%への引き上げ、特別減税の打ち切りを初めとする九兆円……


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第144回国会(1998/11/27〜1998/12/14)

第144回国会 安全保障委員会 第1号(1998/12/03、41期、自由党)

○西村(眞)委員 西村です。  質疑に先立ちまして、質問のお知らせをしておりませんので、私の意見を長官にお伝えしたい、このように思います。  まず、前内閣から行政改革の流れといいますか空気が非常に速くなっておりますが、この機会にこの流れを切断して、取り組み直す必要があると私は思っております。  なぜなら、長官の就任あいさつにもありましたように、国家の独立と存立を確保する重要な任務であるという旨のごあいさつをされましたが、その長官のおられるところが国防省にならない、国防省一つ設置できない行政改革の流れはこの際切断して、新たな観点から取り組み直すべきだと私は思います。  この理由をあと一つぐらい挙……

第144回国会 予算委員会 第3号(1998/12/08、41期、自由党)

○西村(眞)委員 私は、自由党を代表して、平成十年度補正予算に賛成する立場から討論をいたします。  この未曾有の経済危機は、日本経済の抱える構造問題が元凶であり、構造改革を断行しなければ本格的な景気回復はあり得ないのであります。この日本経済を民需主導の自律的安定成長軌道に復帰させるためには、旧来の手法にとらわれない発想が必要であり、今ほど政治の役割が期待されているときはありません。その意味において、小渕総理が所信表明演説において述べられているとおり、平成十一年度においてはっきりとプラス成長とするためには、さらなる努力が必要であります。  つまり、加えて今行われなければならない政策は、日本経済が……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 安全保障委員会 第4号(1999/05/13、41期、自由党)

○西村(眞)委員 長官、連日、本当に実にお疲れさまでございます。  この法案については、何の異議もございませんので、この機会を利用させていただいて、余り皆さんがお触れにならなかったことの三点を、問題の提起をさせていただいて、質問というより要望をさせていただきたいと思います。  まず第一には、防衛記念章のことなんです。  我が自衛官を含む各国の軍人というものは、ジュネーブ条約でも明らかなように、制服を着用しなければならない、その制服には階級を示す記章をつけねばならないし、また、経歴を記念した記念章をつけておるということです。  我が国の防衛記念章の制式等に関する訓令、防衛庁長官の訓令ですね、これ……

第145回国会 安全保障委員会 第6号(1999/06/03、41期、自由党)

○西村(眞)委員 おはようございます。  まず冒頭、尖閣諸島周辺海域に、この四月から、新たな事態として、中国海軍の艦艇が姿を見せ始めた、いわば我が国の庭に他国の軍艦が入ってきているという状態でございます。ここが我が国の庭であるということは、我が国が示さねばなりません。  中国は既に領海法を制定して、尖閣諸島は中国の領土であるという国内的宣言をしておりまして、我が国に対しても絶え間なく尖閣諸島は中国固有の領土であるという旨の発信をしております。このたび軍艦を出してまいりました。我が国が、尖閣は我が国の庭である、我が国の領土であるということを対外的にいかに示すかの順番が回ってまいりました。  相手……

第145回国会 安全保障委員会 第7号(1999/08/03、41期、自由党)

○西村(眞)委員 尖閣諸島に安全保障委員会としていつ行くかという時期ですので、やはり尖閣諸島について質問させていただきます。質問というよりも、確認と提案をさせていただきたいと存じます。  まず、外務大臣が午前中の御答弁で、尖閣諸島は我が国の固有の領土であり、実効支配しているとおっしゃいました。主権国家の本質というのは、領土、領海、領空、つまりテリトリーは国家にとって神聖であって、その不可侵性を守り続け、主張し続けるのが主権国家である。これは小さな島といえどもそうでありまして、石垣市から百七十五キロ離れた尖閣諸島についてもそうでございます。このことは、一つ領土の物理的な利益という以上に国家の尊厳……

第145回国会 内閣委員会 第11号(1999/07/01、41期、自由党)

○西村(眞)委員 西村眞悟でございます。  一昨日の本会議で政府の御答弁をお伺いしておりまして、ほぼ御答弁は尽くされておると私は感じております、すべてに答えられたと。  ただ、この委員会での機会をいただきまして、政府の御答弁を前提にして、私なりに疑問に思っていることをたださせていただきたいと存じます。  さて、一昨日も、また本委員会でも、御答弁の趣旨は、国旗・国歌は我が国は現在も保有しておって、そして、既にこのようにして存在する国旗と国歌を本法律により確認するものである。したがって、ケルン・サミットにおいてもはためいていた日の丸、また演奏されたであろう君が代、また現在も国会議事堂の上にはためい……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第3号(1999/03/26、41期、自由党)

○西村(眞)委員 まず第一に、三月二十三日から二十四日にかけての総理大臣と防衛庁長官の地位が、戦後初めての地位に立っておられた。つまり、国防組織の最高指揮官と最高部隊統括者であった。平素の総理府の長とその内局の長の関係ではなかったということでございます。また、その地位に基づいて戦後初めて領域警備の命令を下された防衛庁長官に、まず敬意を表する次第でございます。やはり、事態は相当緊迫しておったので御苦労されたことと思います。  ただ、ここで強調しておきたいのは、自衛隊の任務は、平時における任務と有事における任務がございます。有事は、言うまでもなく侵略の排除でございますが、平時の任務こそ、その侵略を……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第6号(1999/04/07、41期、自由党)

○西村(眞)委員 自由党の西村です。よろしくお願いいたします。  十五分でございますので、要点を絞って御質問させていただきます。  冒頭、岡本参考人は、我が国会に、日本を守るためにはすべてやるという議論がないんだ、だから国民の関心が意外に薄いというふうにおっしゃいました。私、そのとおりだと思います。  つまり、戦争と平和という抽象的な議論でありましたら、すべての人が平和がいいに決まっておるわけです。しかし、国民、国家のセキュリティーという問題で考えておりましたら、平和の中の国民が死傷することを許すことはできない。したがって、セキュリティーの問題として本件問題を議論するという姿勢がまだまだ欠けて……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第7号(1999/04/13、41期、自由党)

○西村(眞)委員 再度、国際法という観点から御質問をさせていただきます。  と申しますのは、我が自衛隊は、国内では何と言われようと、海外ではレギュラー・アームド・フォーシズであることは確かでございまして、例えば練習艦隊が、我が自衛艦が海賊船を現認すれば、海洋法百条及び百七条によってそれを抑止または拿捕する権能と義務を有しておるわけですね。  こういう観点からなぜ申し上げるかと申しますと、前回も申し上げたように、我が国の防衛、国防議論というものが国際法の観点を余りにも軽視しておって、それによって全体像がわからなくなっておるのではないか、こういう問題意識であるからです。  ちなみに、国際法の観点か……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号(1999/04/15、41期、自由党)

○西村(眞)委員 自由党の西村眞悟でございます。  まず、諫山公述人に、本件法案は憲法違反である、我々は憲法違反の法律をつくろうとしているという旨、法律家らしく断定されたので、その背後の結論部分二つぐらいお聞きしたいと思います。  まず、公述人は日米安保条約を合憲とお考えなのか違憲とお考えなのか、自衛隊は合憲とお考えなのか違憲とお考えなのか、結論だけお述べいただけますでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございました。それだけお聞きしたら十分でございます。  次に、石川公述人にお聞きいたします。  沖縄戦の体験を踏まえて、殺されても殺してはならないんですという旨おっしゃいました。個人の御信念と……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第12号(1999/04/26、41期、自由党)

○西村(眞)委員 周辺事態の定義につきまして新たなる文言が入ったことによって、周辺事態という概念の外延が広がったり縮まったりするのではなくて、その内包の意味がより鮮明になった。  九十時間の審議の中で、ともすれば、日本と全く関係のない紛争にアメリカから引きずり込まれるような法案だという意見もたびたび聞こえたわけですから、概念がより鮮明になった。我が国に対していかなる意味を持つのかということがより鮮明になったと思いますね。
【次の発言】 冒頭言われましたことについて、我々は九十時間質疑を繰り返して、率直な質疑がありますから、当然意見の相違も生まれてくる。ただ、共通の思いとしては、民主党も含めて、……

第145回国会 予算委員会 第16号(1999/02/18、41期、自由党)

○西村(眞)委員 第三分科会における審査の経過について御報告申し上げます。  質疑応答の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項の主なものについて申し上げます。  まず、科学技術庁関係では、科学技術振興策のあり方、原子力施設の警備体制及びテロ対策などであります。  次に、文部省関係では、国立大学等の外国人学校卒業生の受け入れ問題、老朽校舎問題、大阪オリンピック招致対策、私学助成と大学教育改革問題、完全学校週五日制に向けてゆとりある学校教育実現の必要、国立大学附属病院の夜間看護体制充実の必要などであります。  次に、自治省関係では、定住外国人への地方参政権付与問題、市町村合併促進……


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第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 法務委員会 第3号(1999/11/10、41期、自由党)

○西村(眞)委員 自由党の西村です。  一点、今の出入国管理に関連するのですが、質問というよりもお願いして、予算を獲得していただきたいという観点からの発言でございます。  我が国に今百四十余の開港場がありまして、そこから外国から人が我が国に入ってくるわけですけれども、その日のうちにだれが入ったのか、警察情報とも合わせて一応確定できる開港場は成田空港と関西空港しかございません。そのほかの百四十余の開港場から入ってくる人のデータに関しては大体十日ぐらいかかるだろう。この間に何が起こっているのかといえば、だれが入ったかわからないという事態が起こっております。事実、許永中はいつ入ったのかわからぬけれど……

第146回国会 法務委員会 第5号(1999/11/16、41期、自由党)

○西村(眞)委員 それぞれのお立場から貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。これから四問ほどお尋ねしたいと思いますので、お教えいただきますようにお願いいたします。  まず内野先生に、先生が立論の前提として、仮に目的の正当性が肯定されたとしてもということで論を進めておられる。目的の正当性とは、先生からいえば、客観的な不安であれば保護に値し、目的と手段は整合性がとれるであろう、この法案の公共の安全の保護というのは、目的と手段の関係でいかがなものかという前提で、仮に正当性が認められてもという立論になっておられるわけです。私も、先生の言っておられることはわかっておりますが、客観……

第146回国会 法務委員会 第6号(1999/11/17、41期、自由党)

○西村(眞)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案に対する附帯決議(案)   この法律の施行に当たっては、政府は、次の事項について格段の配慮をすべきである。  一 政府は、この法律の適用に関しては、いやしくも、日本国憲法の保障する国民の自由と権利を不当に制限することのないよう、及び、労働組合その他の団体の正当な活動を阻害することのないよう、厳に留意すること。  二 政府は、無差別大量殺人行為を行った団体が依然として危険な要素を保持している場合には、この法律を適……

第146回国会 法務委員会 第7号(1999/11/19、41期、自由党)

○西村(眞)委員 これから、本法案について質問させていただきます。  大正年間にできた和議法は、実務家には余り利用されませんでした。それは、実務家が、この現行和議法をもって再建型処理を図るという実効性を認めがたかったからだと思います。しかるに、本法案は、実務的に実効性のある再建型倒産処理法を目指す画期的な法案でございます。実効性を確保されるためには、利用しやすい手続であること、公平かつ透明な手続であること、迅速かつ機能的な手続であること、この手続をもって迅速簡易な再生が図られるというふうな要素が確保されていなければなりません。  したがって、以下、この法案の中で今私が申し上げたことがいかに具現……

第146回国会 法務委員会 第8号(1999/11/24、41期、自由党)

○西村(眞)委員 四時までで終えるように努力いたします。  前回、治安維持は国内だけの問題ではなくて国際化という前提を見て対応しなければならない、その意味で、出入国管理についての、だれが国内に入ったかの情報は速やかに一元的に集計できる体制が必要であるということを申しました。本日も、この情報収集という観点から二点、情報に関して二点ほどお聞きいたします。  我が国が、将来の危機よりも現にある危機で国民が忘れ去っているのは、例えば銀行の副頭取、また支店長が射殺されて杳として犯人がわからない。前回も指摘しましたけれども、送電線鉄塔が倒されて、だれがやったのかわからない。それから、朝日新聞の記者が射殺さ……

第146回国会 法務委員会 第11号(1999/12/03、41期、自由党)

○西村(眞)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     民事再生法案に対する附帯決議(案)   この法律の施行に伴い、関係者は、次の点につき格段の配慮をされたい。  一 再生債務者の経済的・社会的評価並びに債権者の利益及び従業員の地位・利益が不当に害されないよう、新制度の趣旨・内容について、経済団体、労働団体、司法関係者等に十分周知徹底がなされるよう努めること。  二 迅速かつ機能的な手続とする法の趣旨にかんがみ、再生手続の開始決定があった場合は、再生債権の調査・確定、再生計画案の作成等の一連の手続が速やかにされる……

第146回国会 法務委員会 第12号(1999/12/07、41期、自由党)

○西村(眞)議員 大まかに申し上げますと、本特定調停は民事調停の一環でございます。一類型でございます。ただ、経済的に破綻するおそれのある者が、その経済的再生を図るための債務の調整を求めて申し立てるものでございます。それゆえ、簡易、迅速、柔軟であるべきという特色を保ちつつ、多数の関係者の集団的な処理や調停委員会の職権による調査権限の強化など、倒産手続に類した扱いをすることが望ましいという側面がございます。  本法は、そのような考慮に基づいて、経済的に破綻するおそれのある債務者の再生に資するための手続にふさわしい民事調停の特例を定めたものでございます。  具体的には、特定調停については、経済的に破……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 安全保障委員会 第3号(2000/04/13、41期、自由党)

○西村(眞)委員 外務大臣に御質問いたします。  先ほどの政務次官のごあいさつでも、朝鮮半島の南北首脳会談のことを画期的だという評価を下しておられるのが外務省だと思います。いかなる意味で画期的かという点については、初めての首脳会談ということでわかるのですが、それ以上のことで余り具体的には議論されていないので、外務大臣にこの点、少々お伺いしたいと存じます。  画期的だという意味については、流動化要素があるということにおいて画期的だと。今まで南北固定した中で、流動的な要素が生まれる。第一、経済の格差が余りにも大きい南北が、一本の国境線で対峙しているということ自体が流動化要素を含んでおるわけですね。……

第147回国会 安全保障委員会 第4号(2000/04/18、41期、自由党)

○西村(眞)委員 今のような問答を聞いておりますと、むらむらと何かが言いたくなる。まあしかし、それは抑えまして、長官、気づいたことが一つあるんです。  私は今まで海上保安庁と自衛隊というのは違うと思っておったけれども、庁という点では同じですな。同格ですな。だからさっきのような問答が出てきても、長官は、順序としては、海保が行って対処し得ないときには防衛庁が出るんだと。これは軍隊だからですよ。対処し得ないというのは、ミサイルを持ってきたものには対処し得ない、だからこちらもそれに対抗できるものが出る、こういう順序になっているんですけれども、名前としては同格ですなと、これがちょっと申し上げたかったこと……

第147回国会 安全保障委員会 第5号(2000/05/17、41期、自由党)

○西村(眞)委員 自由党の西村でございます。  今長官の、自衛隊のあり方について鋭意努力するという御答弁を受けて質問させていただくわけですが、外務大臣に対する御質問が一点だけでございますので、まず外務大臣に対してお願いいたします。  これは、御通告申し上げていたとおり、事実をお聞きするわけですが、先日、ダライ・ラマ・チベットの法王が来日されましたが、そのビザ発給の条件として、滞日中の政治活動禁止がなされた。また、政治活動の内容としては、口頭で、政府要人や国会議員と会談しないこと、違反したら次回以後のビザ発給は拒否するというふうなビザ発給の条件が付されたのは事実でありますかどうか。  それと、そ……

第147回国会 法務委員会 第8号(2000/03/29、41期、自由党)

○西村(眞)委員 これから、政務次官とフリートーキングということで一般の質問をさせていただきます。広く言えば人権擁護の領域、また出入国管理の領域にある問題、しかも今まで戦後日本では余り意識されずに、私の観点からいうならば法整備が全く空洞になっている領域について、まず御質問というか、問題意識の共有を確認させていただきたい。  さて、我が国は一九四九年のジュネーブ四条約というものに署名した国家でありまして、この条約の一つに、捕虜の待遇に関する条約というのがございます。これは、軍人また軍隊に属する者というものが降伏また投降してきた場合には、それにふさわしい名誉ある待遇をしなければならないという条約で……

第147回国会 法務委員会 第12号(2000/04/14、41期、自由党)

○西村(眞)委員 自由党の西村です。  犯罪被害者学の趨勢及びこの法案の前提たる立法事実は十分承知した上で、そうであるからこそ、以下、要点をまとめて質問させていただきます。  およそ刑事訴訟の発展の歴史は、無辜を罰してはいけないということでございます。それは真実をいかに発見するかということでございました。また同時に、犯罪被害者の応報としての刑罰ではなくて、国家の刑罰権の発動要件としての刑事手続という位置づけをなしているのであります。経験上、被害者の応報感情を自由奔放に刑事訴訟に加えてくるならば、真実発見をおろそかにし、ひいては過酷な応報にならざるを得ないという歴史的なことを我々経験しているから……

第147回国会 法務委員会 第13号(2000/04/18、41期、自由党)

○西村(眞)委員 自由党の西村でございます。  素朴な質問になってしまわざるを得ないのですが、私のイメージとしては、刑事訴訟が糾問的訴訟から当事者的訴訟になった。被告人は糾問的では客体であって権利性はなかった。しかし、実体的真実の発見の点から見ても、当事者訴訟にして被告人は訴訟の権利の一つの主体である。  そこで、被害者の問題です。一人の国民として被害を受け、憲法二十五条がある以上、その回復を国が責務を持つということはわかります。ただ、この当事者訴訟の構造の中に、被害者の権利性、権利主体性を入れていくということは、罪体立証の段階、量刑の段階でどのような実体的真実の発見、それから、被告人にとって……

第147回国会 法務委員会 第17号(2000/04/28、41期、自由党)

○西村(眞)委員 自由党の西村でございます。  この法案は、実務界また実業界で、時宜を得たものとして待たれている法律でございますので、お手元にある質問順序に従って、基本的なことからお聞きしたいと存じます。  なぜ会社の分割が必要なのかといえば、言うまでもなく、現下の経済情勢、それは国内にとどまらず、メガコンペティションの時代で、しかも電子技術の発達によって、Eメール等々で契約交渉、成立、決済までが国境を越えて発達した情報技術で行われているという前提の情勢下で、国際的な競争力を向上させるために、企業の再編、組織的な再編はもはや待ったなしであるという現下の状況であります。  この共通認識のもとに、……

第147回国会 法務委員会 第20号(2000/05/12、41期、自由党)

○西村(眞)委員 自由党の西村です。  昨日、本会議での森総理大臣の御答弁にもかかわらず、政府・与党としては、この法案の本国会中の速やかな成立を断固として実現するという動きにはどうもなっていないようですね。私としては、この法案を見れば、この法案は緊急避難的な感を否めない、しかし緊急避難は真に現在必要である、したがってこの法案も必要であると思っておりますが、本国会での成立が無理であるならば、今この時間の本審議は、その意義は何だといえば、やはり本質論にまで立ち上った、来るべき本当の改正案、真の改正案の準備作業と位置づけられるべきであろうかと思います。  それで、法務大臣、政務次官にお聞きしていきた……


西村真悟[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院41期)

西村真悟[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 予算委員会公聴会 第2号(1998/03/12、41期、自由党)

○西村(眞)委員 自由党の西村です。よろしくお願いいたします。  三人の先生方のお話を聞いておりまして、ああ日本の社会の病状がほぼ明らかになってきたな、このように思いました。現在という時代のよさは、何がいいのか、チャンスなのかといえば、右肩上がりのときには見えなかった病気が見えてきている。これは、病気が見えるということは対策が明らかになるということですから、非常に歴史的な意義が今現在はある、このように思うわけです。  対策も具体的に収れんされてきておるのではないか。単に景気の問題、経済の問題一つ限っても、具体的に収れんされてきている。ただ、プロセスにおける時差、時間差で国会では議論があるし、ま……

第142回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1998/03/20、41期、自由党)

○西村(眞)分科員 御質問を聞いておりましたけれども、政府もいろいろな立場からの質問があって大変だなと思って聞いておりました。まず、私は、宮内庁の方に、天皇陛下の海外御訪問に関して主に質問をさせていただきたいと思います。  その前提に申し上げますが、例えば橋本内閣総理大臣は国会が指名しただけでは総理大臣にならない、天皇陛下の任命によって総理大臣になる。また、我々もここに勝手に集まって国会になるわけではなくて、天皇陛下の召集においてなる。天皇陛下、皇位という地位はそのような地位であるというならば、我々は、国会におる議員は、その皇位の、恐れ多い言葉ですけれども、取り扱いについてもっと真剣に関心を払……

第142回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1998/03/20、41期、自由党)

○西村(眞)分科員 早速でございます。二つの柱で質問させていただきます。  第一は、知的所有権が、現在の社会生活上、先進工業国では非常に保護すべきものとして把握されてきていることは御承知のとおりでございますが、私はここで、知的所有権の保護の風潮そして保護の必要性の中で、そこに国家が関与をする場合、つまり補助金という形で国家が関与する場合にいかにすればいいのかという観点から、法務省の御見解を伺っておきたい。つまり、私自身が個別具体的に相談を受けたケースを前提にして伺うわけです。  そのケースは、Aという会社がスーパージフライスという一つの精米機械を販売しております。しかし、Bという会社から、その……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号(1999/04/21、41期、自由党)

○西村(眞)委員 自由党の西村でございます。  冒頭、佐々公述人が、我が国の国防議論は抽象的、神学的なものから具体的になったと評価されておりますが、したがって御報告しなければなりません。それは国民の意識だけであって、この国会はまだ抽象的、神学的でございます。  その意味で、この法案には、部下の命に責任を負う指揮官の意見またその軍事常識が、反映されるどころか封印されたままでございまして、その意味で、私は、松島公述人がその観点から意見を述べられ、記録に残ることを高く評価する、このように思うんです。  広くは不測の事態に対処する危機管理法の一環としての法であるにもかかわらず、部隊の安全が害される不測……

第145回国会 予算委員会公聴会 第2号(1999/02/10、41期、自由党)

○西村(眞)委員 自由党の西村でございます。  十分間ですので、本当に大まかなことを御質問させていただきます。  先生方三人からは、財政、金融について御専門的な立場からお話をいただきました。また、行天先生からは、国家戦略にも触れられたお話をいただきました。  まず第一にお聞きしたいことは、国民と国のかかわり合いという観点から、私が常日ごろ疑問に思っていることが一点ございます。国民は国といかにかかわるのか。今、地方分権それから規制緩和が言われております。この根本の哲学は、やはり国民を信ずるということなのだと思うのですね。その国民を信ずるという一点で、私は、税制について具体的なことを、先生方の御意……

第145回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1999/02/17、41期、自由党)【議会役職】

○西村主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めさせていただくことになりました西村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  本分科会は、総理府所管中科学技術庁、文部省及び自治省所管について審査を行うことになっております。  なお、各省庁の所管事項の説明は、各省庁の審査の冒頭に聴取いたします。  平成十一年度一般会計予算、平成十一年度特別会計予算及び平成十一年度政府関係機関予算中総理府所管科学技術庁について、政府から説明を聴取いたします。有馬科学技術庁長官。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  ただいま有馬科学技術庁長官から申し出がありました……

第145回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1999/02/18、41期、自由党)【議会役職】

○西村主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  平成十一年度一般会計予算、平成十一年度特別会計予算及び平成十一年度政府関係機関予算中文部省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大畠章宏君。
【次の発言】 これにて大畠章宏君の質疑は終了いたしました。  次に、中島武敏君。
【次の発言】 残念ですが、時間が。
【次の発言】 これにて藤田幸久君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして文部省所管についての質疑は終了し、これにて本分科会の審査はすべて終了いたしました。  分科員各位の御協力により、スムーズに議事が進められ、終了……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 法務委員会少年問題に関する小委員会 第1号(2000/05/16、41期、自由党)

○西村(眞)小委員 自由党の西村です。  期せずして、ほぼ各党の立場をお聞きした上での発言の機会になりますので、私の持論を申し上げるよりも、我々が具体的な、提出された少年法改正案を審議している以上、その各党の御議論の中から、少年法改正と関連づけてちょっとコメントさせていただきたい。  各党は、現改正案に対してまだ足らざるところを御指摘されたり、また、改正案とは直接関係はないけれども、少年の凶悪犯罪のよって来る教育的な欠陥等々、社会的な病理等を指摘されました。しかし、私から見るならば、現改正案は、その意味では一番のポイントを突いたものである。  今、各党が御意見を言われた中で一番欠けておるのは、……

第147回国会 法務委員会少年問題に関する小委員会 第2号(2000/05/18、41期、自由党)

○西村(眞)小委員 私も意見は言い尽くしておるんですが、今北村先生が言われたことに、これは悪循環が起こっているのではないか。少年事件の審判構造が、和やかに、証拠能力の原則も起訴状一本主義もなく審判されるのに、捜査段階における熱意というものが、やはり一般の刑事訴訟に提出する捜査資料、証拠書類を作成するのと大分熱が違うだろう。これは現実にそうだ。自分たちがつくった一件書類がどのように評価され、どうなされるのか、捜査機関にとってはさっぱりわからないわけですね。これは一種の悪循環ではないかと思います。  それで私は、最高裁家庭局長がお見えですので、ちょっと現場の声をこの際お聞きしたいと思います。  起……



西村真悟[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

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