このページでは相沢英之衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(相沢英之君) 久世前大臣と特定の金融機関との関係についての御質問がございましたが、御指摘の件に関しましては、前大臣は、内外の諸課題に内閣が全力で取り組むべきこの時期に、個人に関することがいささかでもその妨げになることは絶対に避けたいとのお考えから、みずから辞表を提出されたと聞いております。 私といたしましては、市場及び国民から信頼される金融行政の確立に全力で取り組む所存でございます。 それから、私に対しましては、金融機関から受けた利益提供の公表に関するお尋ねでございますが、政治資金等につきましては、政治資金規正法や国会議員の資産等の公開等に関する法律に基づき、適正に報告、公表を……
○国務大臣(相沢英之君) 金融機関の手数料収入は金融機関の収入全体のごく一部でございまして、これで直ちに金融機関の経営を安定させようというものではないと考えているのでございます。 議員御指摘のとおり、金融機関の社会的使命は、適切な審査、リスク管理を前提に、経済活動に必要な資金を安定的に供与し、我が国経済社会の発展に寄与することにあると考えられます。同時に、金融機関は、国民のニーズを踏まえ、さまざまな金融サービスを提供することで収益源の多様化や利用者利便の向上を図り、健全な金融機関として国民の期待にこたえていくことも重要であると考えております。 以上、お答え申し上げます。(拍手)
○相沢英之君 ただいま、私ども議員九名が院議をもって永年在職議員として表彰の栄を賜りました。まことに光栄この上もなく、ここに、年長をゆえともちまして、一同を代表して、心からお礼の言葉を申し上げたいと存じます。(拍手) 私が二十五年の長きにわたり、本院に在籍し、院にあっては、法務委員長、外務委員長などの大役を務め、経済企画庁長官、金融再生委員長の要職も大過なく務めさせていただきました上、今日ここにこのような栄誉に浴することができましたのは、ひとえに、先輩、同僚議員の皆様の御厚情と郷土鳥取県の皆様の多年にわたる温かい御支援の賜物でありまして、この機会に心から厚く御礼を申し上げます。(拍手) 顧……
○相沢委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの渡辺周君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、中山成彬君が委員長に御当選になりました。
委員長中山成彬君に本席を譲ります。
○相沢国務大臣 この問題に関しましては総括政務次官からお答えをする予定になっているようでありますけれども、私の感想だけを申し上げさせていただきますと、バブルがはじけて以来、日本の金融界の最大の課題は、やはり何といっても不良債権の処理だ。その金融再生、早期是正のために、御案内のように、一昨年のいわゆる金融特別国会におきまして金融二法の誕生を見て、それに伴って、着々として不良債権の処理、言うなれば金融再生が行われてきて、現在もなお進行中であるわけであります。長銀、日債銀につきましての処理も進んでいるわけですが、まだまだそれで私は金融不安が完全に解消されたというふうには存じていないのであります。 ……
○相沢委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの渡辺周君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、中山成彬君が委員長に御当選になりました。
委員長中山成彬君に本席を譲ります。
○相沢国務大臣 このたび金融再生委員会委員長を拝命いたしました相沢英之でございます。 市場及び国民から信頼される金融行政を確立し、我が国金融システムの安定と再生を図るため、微力ながら全力を尽くして任に当たってまいる所存でありますので、当委員会の委員長及び各委員の皆様には、御指導のほどよろしくお願いを申し上げます。 本日は、発言の機会をいただきましたので、現下の金融行政について一言申し述べさせていただきたいと存じます。 金融再生委員会では、金融再生法に基づく破綻金融機関の迅速な処理、及び早期健全化法に基づく健全な金融機関に対する公的資本増強の実施等を通じ、我が国金融システムの安定と再生に全……
○相沢国務大臣 日債銀の譲渡契約の問題につきまして、ただいま北側委員の御意見を伺いましたが、まさに私が御答弁申し上げようと思う趣旨のことをおっしゃっていただいたのでありまして……(発言する者あり)違いませんよ。 それの、日債銀は、今お話がございましたように、六月の三十日に既に契約をしておりまして、その実行が八月の一日になっておったのを一月延期したわけであります。 その延期しました理由につきましては、おっしゃるように、瑕疵担保条項をめぐりましていろいろ国民の間にも十分理解できないというような点もございましたし、とにかく慎重に検討しなければならないという状態のもとに、ソフトバンクグループからも……
○相沢国務大臣 お答えします。
御案内のとおり、そごうの問題等につきましては、瑕疵担保を初めといたしまして、技術的、専門的にわたる問題も多く含んでおりまして、なかなか国民の一般的な御理解を得ることは難しい点もありますが、今後とも、再生委員会といたしましても十分にその点に関しまして経過、内容等の説明をするとともに、さらに御理解を得られる努力を続けてまいりたい、このように考えております。
【次の発言】 どうも立場が入れかわりましてから、今度は御答弁をするようなことになりまして恐縮でございます。
おっしゃるように、金融行政に揺らぎがあることが、これはもう日本の国内のみならず外国の、日本の金融ある……
○相沢国務大臣 去る八月十五日、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律、いわゆる金融再生法第五条に基づき、昨年十一月十六日以降本年七月二十六日までの間における破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を国会に提出申し上げました。本日、本報告に対する御審議をいただくに先立ちまして、簡単ではございますが、本報告の概要について御説明申し上げます。 まず初めに、特別公的管理が行われておりました長銀及び日債銀に係る措置につきまして、概要を申し上げます。 日本長期信用銀行につきましては、平成十年十月二十三日に特別公的管理の開始決定が行われ、その後金融再生法に基づき所要の措置が講じら……
○相沢国務大臣 もし、そのように思われますと、全く私の意図しているところと逆さまになるわけでありまして、私は金融再生委員会委員長を拝命いたしましてまだ百余日でございますけれども、御案内のように、生保につきましても、日産、東邦、そして第百、大正、それに最近では千代田、また協栄と、実に六社も相次いで言うなれば破綻するという状況にあるわけであります。 これがやはり生命保険に対する一般の信頼感を失わせることになりまして、新規契約はふえない、解約がふえる、契約残高も減ってくる、いよいよ保険会社としても経営が苦しくなる。その上に、御案内のように、保険の予定利率にまで運用利回りが達しない。最近で申しますと……
○相沢国務大臣 金融機関の破綻処理や資本増強のためにどれだけの公的資金が投入されたかという御質問がございます。 預金保険機構の各勘定の中で主として破綻処理に用いられる費用と考えられるものは、それぞれ政府保証による借入金の残高が七・九兆円、それから交付国債の使用額が七・八兆円ということになっております。 その借入金の中身も申し上げましょうか。――政府保証借り入れの内訳、これはことしの十一月二十八日時点でございますが、一般勘定が一兆三千四百二十億円、特例業務勘定が三兆一千八百十三億円、金融再生勘定が五兆六百十九億円でございます。その金融再生勘定の中で、資本増強分として、佐々波委員会の関係のもの……
○相沢国務大臣 お答えいたします。 私も、いろいろ地元の中小企業の方々からお話を聞くにつけても、貸し渋りは解消しているという金融機関側の説明に対して、いや実際はそういうことじゃない、なかなか銀行は金を貸してくれない、まず担保がないからだめだと。それから、金融マニュアルのあれが厳しく適用されるようになって、特に信用組合等においてもそういう問題があるということを耳にいたします。 しかし、今お話がございましたように、例えば信用金庫や信用組合、いわゆる協同組織金融機関につきましては、あなたが大蔵委員長の当時に金融二法の改正を行って、資本増強が行えるようになりました。でありますから、そういう信用金庫……
○相沢国務大臣 委員長の御指名で、総理にかわってちょっとお答え申し上げますが、先ほど、今委員がお配りいただきました資料を拝見いたしましてもおわかりになるわけでありますが、確かに、中小企業に対する貸出残高がこのように減っておりました。しかしながら、ごらんいただくとわかりますが、平成十二年の五月から、二・二、二・一、二・一、二、一・八、一・七、このグラフに示しておりますように、残高の減少幅にも歯どめがかかっているということをおわかりいただけるというふうに思っているのでございます。 それから、資本注入行の中小企業向け貸し出しに関しましても、御案内のとおり、昨年四月以降の目標三兆円に対しまして、四兆……
○相沢委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの川内博史君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、大木浩君が委員長に御当選になりました。
委員長大木浩君に本席を譲ります。
○相沢議員 現在の株価水準については、皆さん御案内のとおり、ひところから見ますと相当な水準に低下をいたしております。このことは、当然株を所有されている方々に大きな影響があることはもちろんでありますけれども、同時に、銀行、保険等広い意味におきましての金融機関がその資本を減らすということになりまして、BIS規制その他の関係から申しましてもこれが貸し出しに影響を及ぼす。さなきだに貸し渋りというようなことが問題になっておるこの状態のもとにおきまして、株価が下がるということは一層その情勢を厳しくするという心配もあるわけであります。 不良債権の整理が今促進されようとしておりますけれども、不良債権の大きな……
○相沢議員 いろいろなことをお話しされたのでありますが、私も、これをやったら株式市場が活性化するということは言えないと思っておる。これだけではね。 ただしかし、今先生がおっしゃったような、いろいろな原因がある。特に、株式市場に対して個人がいわゆる市場離れを起こした原因の中には、先生おっしゃった、いろいろなこともあります。そんなことを言うといけませんが、例えばNTTの株なんかもそうだと思うんですね。今まで全く株に縁がない人も、政府の株なんだから損することはなかろうと思って買った。しかも、あれは抽せんでやったんでしょう。そして、当たったといって喜んで、ばあっと値が上がったらすとっと落っこった。あ……
○相沢委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの川内博史君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、大木浩君が委員長に御当選になりました。
委員長大木浩君に本席を譲ります。
○相沢委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの川内博史君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、大木浩君が委員長に御当選になりました。
委員長大木浩君に本席を譲ります。
○相沢議員 ただいま議題となりました金融機能の再生のための緊急措置に関する法律の一部を改正する法律案について、提案者を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五十三条に規定する金融機関等からの資産の買い取りについては、平成十六年三月三十一日までに金融機関等から資産の買い取りの申し込みがなされた場合に限り行うものとされております。 最近の金融情勢を見ますと、米国における同時多発テロ事件等の影響もあり、世界経済が同時的に減速しており、株価や景気動向を通じた我が国金融機関への影響が議論されている状況にあります。 こうした中、先般……
○相沢議員 御案内のとおり、不良債権の整理を促進しようという一つの大きな方針があるわけであります。ただ、不良債権の整理を促進するに際して、これは、従来のように、民間のサービサーと並んでRCCが不良債権を取得して、それを管理処分するということだけでいいのかという問題もございます。できるだけ企業の再生につなげていくことが必要じゃないか。 それから同時に、これは三年前のこの法律、金融再生法の制定当時の経緯がございまして、RCCが買い取る価格につきましては時価よりも低い価格、つまり、買い取ったRCCとしては絶対に損をすることがないような価格で買うということになっております。 これはRCCの内規であ……
○相沢議員 提案者を代表し趣旨説明をいたしました私が、委員会に無断で、委員会審議の冒頭に出席していなかったことを、委員各位に深くおわび申し上げます。
議員立法であることを十分踏まえ、今後このようなことはないようにいたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
【次の発言】 二次ロスがどのようにして発生するかということを考えてみなきゃいけないと思うんですが、もとより、あなたのおっしゃりたいのは、制度改正をする、時価で買うということになれば今までよりも高く買うんだろう、そうなれば二次ロスができる可能性がふえるじゃないか、どうしてくれるんだ、こういうことをお聞きになりたいわけでしょう。
……
○相沢議員 RCCが金融機関からいわゆる不良債権を買い取る場合の価格については、今鈴木委員がおっしゃいましたように、大体、これはRCCの内規と称しておりますけれども、鑑定評価額のまず六掛け、四〇%引き、マル暴絡みについてはさらに三五%引き、それから、処分までの管理費等を考えまして一五%引き、これを掛け合わせますと、たしか三三・一何とかになるんですね。つまり、三分の一。実際に買った価格、実績につきましても、今まで買った約一兆円弱のものに対して、実際に四%を切るというような数字になっているわけです。 ですから、非常に低い価格でありますから、実際にRCCが買った不良債権は既に相当処分しておりますけ……
○相沢委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの荒井聰君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、萩野浩基君が委員長に御当選になりました。
委員長萩野浩基君に本席を譲ります。
○相沢議員 ただいま議題となりました銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 昨年の臨時国会において成立いたしました銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律において、銀行等に対して株式保有制限が導入されました。これに伴い銀行等は一定期間に相当程度の株式を処分することになりますが、株式市場に不測の混乱をもたらさないよう、同法に基づき、セーフティーネットとして銀行等保有株式取得機構が設立されました。 ただし、銀行が株式保有制限に適合するため、事業法人株を放出する場合には、株式持ち合い関係を背……
○相沢委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの荒井聰君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、仲村正治君が委員長に御当選になりました。
委員長仲村正治君に本席を譲ります。
○相沢委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの三井辨雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、仲村正治君が委員長に御当選になりました。
委員長仲村正治君に本席を譲ります。
○相沢委員 最初に、この委員会の常任メンバーでない私に発言の機会を許していただきましたことについて、感謝を申し上げます。 なかなか、このように財務大臣、金融担当大臣また日銀総裁おそろいのところで御質問を申し上げる機会がありませんものですから、本当を言いますと三時間ぐらいちょうだいいたしたいのでありますけれども、一時間ということでありますので、思いのたけを述べることもできず、また質問も限られると思いますけれども、その点はお許しをいただきまして、そのかわりと申してはあれでありますけれども、答弁はできるだけ簡潔にお願いを申し上げたいと思います。 それから、日銀新総裁、御苦労さまでございます。就任……
○相沢分科員 本当に久しぶりに質問に立たせていただきますが、きょう大臣にお尋ねしたいことは、国立大学の独立行政法人ないし法人化の問題についてでありまして、特に、今後もし仮にそれが実現された場合は、国立大学全体を一つの法人にするかあるいは各大学ごとにそれぞれ別個の法人にするかということについてのお考えをお聞きしたい。 冒頭に申し上げておきますが、私は、全部の大学を一つの国立学校法人にすべきだというのが持論でございます。 私は、特にこのことを質問いたしますのは、実は、昭和三十九年に国立学校特別会計法をつくりました際に、これは閣法でありますが、財務省、当時の大蔵省の所管であります。その中で、主計……
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