このページでは五十嵐文彦衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○五十嵐文彦君 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま趣旨説明のありました来年度の歳入関連三法案について、財務大臣及び関係大臣に質問いたします。 本題に入る前に、このたびの宇和島水産高校実習船えひめ丸衝突事故の被害に遭われた方々、そして御家族の方々に、心よりお見舞いを申し上げます。 この際、事故にかかわる政府及び官邸の対応につきまして質問いたします。 まず、私たちは、この事故の重大性にかんがみ、森総理の答弁が欠かせないと考え、要求してまいりましたが、総理がこの場での答弁を回避されたことに強い憤りを感じます。遺憾の意を表明いたします。 森総理は、先日、会見で、危機管理の対象ではなく……
○五十嵐文彦君 民主党の五十嵐文彦でございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました銀行法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手) バブル崩壊以前、我が国の自殺者は毎年二万人前後でございました。ここ数年、もうしばらくたちますけれども、三万人の水準を超えて、今や、三万三、四千人という悲惨な数に達しております。しかも、この自殺者は、中高年の自殺者が二倍になり、とりわけ中小零細企業の経営者の自殺が目立っております。私の友人の中にも自殺をされた方がいらっしゃいます。 この背景には、金融機関が、貸し渋り、貸しはがしをする一方で、悪質な取り立てを……
○五十嵐文彦君 民主党・無所属クラブの五十嵐文彦です。 ただいま議題となりました三議案について、小泉総理及び関係各大臣に質問をいたします。(拍手) 小泉総理、あなたは、自民党をぶっつぶすと宣言して、旧来型自民党政治家とは違う、変人宰相として国民の喝采を浴びました。しかし、今やあなたは、変節宰相と言われても仕方のないような状況になっているのではないでしょうか。靖国参拝、一内閣一閣僚、ペイオフ解禁、道路特定財源見直し、国債発行枠三十兆円など、あなたは、次々と公約を事実上放棄しているのではありませんか。 特に、ペイオフ解禁については、あなたは、再三にわたって、予定どおり解除すると言い続けました……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。
本日、私は、大づかみにそごう問題の本質を政治論議してまいりたいと思うのですが、その前に、同僚委員の質問を聞いていまして一つだけ気になることがありますので、最初に質問させていただきます。
森さんにお伺いをしたいと思うのですけれども、先ほどのお話では、そごうの債権が要注意先のA債権というお話で、最初からそういう判定だったというふうに伺っていますけれども、実際には要注意先B債権だったのではありませんか。
【次の発言】 いや、再生委員会の関係者の中に、実はB債権だった、B債権には実は債権放棄の要請がなければ瑕疵担保条項の発動に至らない、そういう話があ……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 休憩前の同僚議員の質疑を聞いておりまして、どうも基本的なところでいろいろな問題があるのではないか、特に、これまでさんざん言われてまいりました護送船団方式に対する批判、これに対する反省がまだ政府として不十分なのではないかという感を強くいたしました。 特に、先ほどの特別損失が生じた場合に報道機関で指摘をしなければわからなかったというようなところを見ますと、あの大和銀行ニューヨーク支店事件でおわかりのように、こういったものについてはタイムリーにディスクロージャーしていく、それが公的性格を持っている金融機関の務めであるといったことについて十分な認識が……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 ちょっと風邪を引いて、声が汚くて申しわけないと思いますが、よろしくお願いをいたします。 午前中の質疑を聞いておりまして、直接償却、間接償却のお話が一つの焦点になっておりましたので、私もこの問題をまず最初にちょっとお尋ねしておきたいと思います。 柳澤大臣は、償却の仕方、処理の仕方には直接と間接があって、日本は伝統的に引当金を積んでこれをやるという知恵を働かせてきたんだというような御答弁が以前はかなり多かったわけでありますけれども、ここへ来て、直接償却に重点を置こうという決断をされたと報道されております。それに対する政府内からの反作用もあったよ……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 最初に、柳澤大臣はおられませんけれども、二月二十七日の我が党同僚議員の長妻委員に対する答弁の事実上の訂正が行われましたが、この訂正を議事録の修正で済ませてしまおうという動きがあったことに、まず私は抗議をいたしておきます。 それから、本題に入ります前に、宮澤財務大臣にお尋ねをするわけですけれども、参議院の予算委員会で過日大臣が、我が国の財政状況について、やや破局に近いという表現をなさったかと思いますが、その後それを訂正されました。 私どもは、大臣の発言について、これは正しく事実を認識しておられるな、こう思っていたわけでありますし、また、私があ……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐でございます。 まず最初に、今の原口委員の質問の続きをさせていただきたいのですが、たびたび似たようなお話をさせていただいて大変恐縮なんですが、柳澤大臣に、国債、地方債のリスクウエートはゼロだということを確認されましたけれども、私は、今や国債、地方債がここまで積み上がってくると、やはりリスクはあるんだという実態との差をもう一度追求してみたいと思うんです。 ちょうど九九年の二月時点で、日本の国内銀行の国債の保有残高は三十・一兆円でした。これがことしの二月期には六十九兆八千億円ということで、倍以上に当然ながら膨れ上がっているわけであります。この九九年二月の時点というの……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 私は、本日、経済、財政、行政改革の諸問題について、政府のお考えをただすという立場でやってまいりたいと思います。 質問通告をいたしておりますけれども、大変重要な問題ですので、質問通告以外の質問もあるかと思いますが、細かい質問はいたしません、政治家として、国を引っ張るリーダーとしてのお考えをちょうだいするという立場でございますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 まず最初に、宮澤財務金融大臣にお尋ねをいたしますけれども、ザ・ワールド・コンペティティブネス・イヤーブック二〇〇〇というのがございます。世界の競争力年次報告書とでも訳すのでしょ……
○五十嵐委員 ただいま数字がちょっと変わりまして、二時五十一分現在、株価は一万二千三百四十一円であります。(発言する者あり)また下がっている、そうすると四百円近い下落になっているわけであります。これはもはや、上がったり下がったりする一時的な現象だというようなレベルではない。下がったり下がったり、大変厳しい。支持率と同じでありますけれども。これは何を意味するかということを考えなければいけないと思います。 これは何か。私は、政治全体に対する市場の不信感ということだろうと思います。そしてそれが経済不況をもたらし、国民に対して不安感をもたらしているわけであります。特に、その政治全体に対する不信の引き……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 故福田赳夫先生にゆかりの者として、小泉純一郎総理大臣の誕生を心からお祝いを申し上げるところであります。 福田先生と親しくさせていただきまして、人の悪口を全く言わない方でありました。その中でも、私は、期待をしておった人物がだれだったかよくわかっております。一人はまさしく小泉純一郎さんであり、若手では、我が党に今おられる鹿野道彦さんを大変評価していたということを知っております。 それは、政治家にはいろいろ妥協があったり、政治をやる上ではお金が必要だったりすることもあるだろうけれども、究極のところで、我執を捨てて、我を捨てて人のために尽くせるかと……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。
特別委員会が開かれておりますので余り、大臣お二人におかれましては、間もなくこの委員会でまたお仕事をしていただくことで、大変恐縮でございますけれども、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
まず最初に、質問通告にはございませんけれども、柳澤大臣、けさほどの閣議後十分ほど、数名の閣僚と何か深刻な顔でお話がされていたという情報が入ってきているんですが、どういう関係のお話だったか、よろしければお話を御披露いただきたいと思います。
【次の発言】 わざわざ閣議後に、重要閣僚、主要閣僚がテロ対策の最中に集まって不良債権問題をお話ししたということでございま……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。
最初に、柳澤大臣にお尋ねをいたしますが、ウィリアム・シードマンという方を御存じだと思いますが、お会いになったことがあるのか、それから、どういう評価を大臣としてされているか、シードマンさんをどう見ているかということをお伺いしたいと思います。アメリカ連邦預金保険公社FDICの元総裁であり、アメリカの整理信託公社RTCの元総裁を兼務されていた方というふうに思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 そのとおりだと思います。私も大変尊敬をしている方なんですが、私も、実は九月の二十六日に、シードマンさん及びその元スタッフのロバート・ダガーさんとデビッド……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 本日は、まず、証券税制に関する租税特別措置法案についてお尋ねを申し上げますが、まず財務省にお尋ねを申し上げます。 一年超保有の株式について、平成十五年から十七年の間に譲渡した際には譲渡所得税を暫定的に一〇%にするというかなり大幅な特典といいますか減税が行われるわけですが、これが入った以上は、現行の百万円特別控除は当然縮減ないし廃止されるべきだ、私はもう廃止されるべきだと思うんですが、これはどのようにお考えになっているのか。特に、九月十八日の政府税調の金融小委員会の意見でもそのような立場が表明をされているはずでありますけれども、これにも反するの……
○五十嵐委員 大変偉い方にやっとお出ましをいただきましたので感謝を申し上げつつ、時間が短いので簡潔にお答えを願いたいと思います。
森長官にお尋ねをいたします。森長官、株取引については詳しいですか。
【次の発言】 七月の十九日に、海の日を控えてマイカル株が急落をいたしました。そのときに慌ててマイカル自身も、心配はないんだ、これは風評だということを言ったわけですけれども、メーンバンクの第一勧銀が、東証の上場部へわざわざ出かけて、資金面を含め最大限の支援を行っていく方針ですという否定の文書をつくって投資家向けのネットワークに載せたということであります。
市場関係者によると、株価形成のメカニズムか……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 民主党のネクストキャビネットの金融担当大臣を仰せつかっておりますので、目下の最大の問題である不良債権問題につきまして、建設的な意見も含めてお話をさせていただきたいと思いますので、よくお聞きのほどをお願い申し上げます。 最初に、このRCC法案でございますけれども、国民負担最小化の原則を放棄したのではないかという点が最大の問題であり、また同時に、そのことが銀行経営者の経営責任を問わずに国民負担で不良債権処理をしようという究極のモラルハザードにつながり、かえって不良債権処理をおくらせるのではないかということが論点になると思っております。 そこで、……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 私は、自社さ政権時代に金融改革のプロジェクトチームで柳澤さんと御一緒だったのですね。そのときに、私は、財政と金融の分離ということを、あるいは日銀の独立性の強化ということを強く主張いたしました。柳澤さんと対立した部分もかなりあったわけでございますけれども、私の論拠は、旧大蔵省が金融機関を天下り先として認識をするということから、かなり護送船団方式の甘い行政が行われたり、あるいは恣意的な行政が行われる、そして金融機関の能力を劣化させモラルを麻痺させてきた、だから分離をしなければいけないのだということを言ってきたわけであります。 金融庁ができまして、……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 半年前に小泉総理に、小泉改革はかば焼きのにおいだけという話をさせていただきましたが、その状況は今でも変わっておりません。むしろ、ウツボが案の定大変ふえてより活発になった。抵抗勢力のことをウツボに例えたわけですけれども、そのように思います。 改革先行プログラムというのが出てまいりました。これを見ると、大変私は情けない思いをいたします。措置済みという項目がその中にあるんですが、その中には、検討の開始という項目が随分たくさん出てくるんですね。検討を開始するというのが何で措置済みなんだと思うわけですし、全体に、検討、見直しという言葉が、ざっと数えただ……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 私は、二十五年前にアメリカの西海岸に行きまして、そのときに大変驚き、感心をしたことがございます。夕方になってどんなにレストランが込んでいても、障害のある方や、あるいは小さいお子さんを連れていらっしゃる方は、並ばずに、アメリカ人は並ぶのは平気なんですけれども、並ばずにどんどんレストランが入れてくれる。そしてまた、今から考えるとサポート犬なわけですけれども、犬が一緒に同伴して入っていっても、だれも驚かないということでございました。 私は、やはりアメリカという国は人が人間らしく生きるということにとても配慮をする国だなということに驚き、感心をしたわけ……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 私の方は、まず第二次補正についてそもそも論を少しやってみたいと思います。 まず、このNTT無利子貸付事業を利用した今回の措置でありますけれども、国債整理基金特別会計から一般会計へ繰り入れ、一般会計から産業投資特別会計へ繰り入れ、それから地方公共団体等に貸し付けるという大変複雑な手続をとっておられます。 そもそも、一般会計と特別会計というのを分ける、これはやはり意味があって分けていることなんだろうと思いますね。特別会計を行うということは、財源、使途が特定である、要するに国民一般向けではないということが一つあるかと思う。それから、収入、収益を伴……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐でございます。 まず、柳澤大臣が、一月危機、二月危機、三月危機と言っていたけれどもないじゃないかということを再三発言され、それをまた小泉総理大臣も全く同じようにお話をされているわけですが、私は、同僚議員の指摘にもあったように、依然として危機はある。 先ほど日銀総裁もお答えの中で、基本的には引き続き厳しい状況であるという金融状況をお話しされましたけれども、たまたま株価が上昇したと。これはたまたまではないわけで、株のPKOがあった。これは、年金等の資金による買い出動、それから財政投融資を得ている特殊法人等による買い支え、また、空売りをした外国のファンドが買い戻しの時……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 最初に、月末が迫ってまいりまして、同時に、四月の月末はゴールデンウイークを控えた月末になるわけです。私の周囲にもかなりたくさんの銀行関係者がおりますけれども、通常の年でもこのゴールデンウイーク前というのは大変事務事業が重なって、多量になって大変だというふうに伺っております。 みずほ銀行の場合は大変なトラブルを抱えているわけで、心配が残っている。民間の企業等あるいはこの月末に給与振り込みを受ける個人からも心配の声が出ているのですが、その後のトラブルの処理の状況について、どのような御認識にあるか、伺いたいと思います。
○五十嵐委員 おはようございます。民主党の五十嵐文彦でございます。 当法案を民主党でもヒアリングを受けたわけでありますが、当初、かなり実務的、技術的な法案であるというふうに伺っておりまして、説明もそのような状況でありましたけれども、ぱらぱらとめくっておりましたら、私が途中で、ちょっと待てよ、これは必ずしもそうじゃないじゃないかということに気がつきまして、もっとその部分を詳しく話をしてくれと途中で説明を求めたという経緯があるんです。技術的な部分はいいんですけれども、国債の金利スワップという部分がどういうわけか紛れ込んでおりまして、その説明が十分ではなかったというふうに理解をしております。 金……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 最初に、一問だけ財務大臣に伺おうと思いますが、今の格付問題なんですけれども、私は、実は正直なところどっちもどっちだと思っておりまして、ムーディーズの方も、エンロンで大失敗した、だから意地でも自分たちの正当性を示したいという気持ちがあったんではないかな、こう思うのですが、日本の方も、どうも感情的な反発で、ボツワナに迷惑だと思う。ボツワナというのは財政の極めて健全な国ですから、ダイヤモンドがとれて。国債の健全性を問うのに、ボツワナより国の格が上か下かという感情的な反発をしても私は仕方がないし、逆にマイナスだと思うのです。 むしろ、世界は日本に対し……
○五十嵐委員 五十嵐文彦でございます。 今発言されました中野委員は、私の選挙区の隣、地続きの選挙区でございまして、埼玉県の西部地域なんですが、まさに、小川信用金庫というところが破綻をいたしまして、後を引き継いだ信用金庫がほんの一部の優良な先を除いて全部RCCへ送ってしまったということで、非常に不景気がひどいところなのであります。 私の地元中の地元の狭山市というところでは、地場の建設業者は、上から、大きい方から三番目まで全部つぶれました、破綻をいたしまして、連鎖倒産もかなり起きているという状態のところでありますので、中野さんがおっしゃったことは非常によくわかるわけであります。 私も、金利で……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 私は、石原大臣と同様にかつて記者でありまして、長い間この永田町周辺におりますけれども、かつて日本の政治、諸悪の原因は自民党総裁選挙にある、こう言われました。 確かに、派閥をつくらないと自民党の総裁そして総理大臣にはなれないということで、志のある政治家は派閥をつくろうとしたわけですね。派閥をつくるには、あるいは維持をするには相当なお金が要るということで無理をしたお金集めが行われ、それが今のような状況に至っている。すなわち、この国会で問題になっている鈴木宗男さん、派閥をつくろうとした人、そして加藤紘一さん、派閥をつくった人ということで、彼らも無理……
○五十嵐委員 おはようございます。民主党の五十嵐文彦でございます。 最初に、通告をしていないんですが、通告後に入ってきた情報が大変重要でかつ確度が高いものなので、質問をさせていただきたいと思います。 一つは、ブッシュ大統領が訪日をされる際に、もう間もなくでありますけれども、不良債権問題決着に向けて政府側から何らかのアジェンダがなければ、意思表明がなければ、アメリカのイベントドリブンファンドが再び日本の銀行株を大量に売り浴びせるということが予定をされている、このことは金融庁も既に認識をしているというのが一点であります。 もう一つは、これを受けたのか受けていないのかはわかりませんが、どうやら……
○五十嵐委員 今お話を伺いましたけれども、大変、私の方こそ、国民の方こそ遺憾であります。
当該職員、佐藤さんは公務で出張させたと言っているわけですから、これは公務である以上、細かい変更等は当然報告があるべきであり、記録が残っているべきでありまして、相手に聞かなければわからないということはあり得ないはずなんです。それはまさに、秘書としてつけた、だから使う人の勝手だという話になっているのをみずから白状しているようなものではないですか。
こんなことは許されないと私は思いますが、どう思いますか。
【次の発言】 石井議員が要求したのは、むしろ鈴木宗男さん自身よりも佐藤さんの方の日程が問題だったんです……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐でございます。
最初に、金融問題をめぐるさまざまな疑惑や不祥事が起きております。幾つかただしておきたいと思いますが、最初にまず、破綻をいたしました石川銀行の件についてお尋ねをしたいと思います。
金融庁は、一昨年、平成十二年の九月期について検査をしているんですが、そのときに債務超過、自己資本比率でいきますとマイナス八・六七%、大変な債務超過であったということを確認していると思いますが、その後どういう指導等、手を打ったんでしょうか。金融庁、お答えいただきます。
【次の発言】 どうも腑に落ちないんですね。かなり大幅な債務超過であった。そこでもっと毅然とした態度をとるべ……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 私は、前回の予算委員会でも、本質的な日本経済の根幹の問題、これをお話ししたいということでさせていただきましたけれども、その続き、あるいは一部では繰り返しになるかもしれませんが、大事な話ですので、お時間をいただきたいと思います。 私は、やはり日本の今の問題というのは、経済のグローバル化、これがまず基点にあるんだろう、こう思っております。東西の冷戦構造が終わりを告げ、IT革命あるいは交通手段の進歩によって、どこで物をつくっても同じような品質のいいものができる。コンピューターで品質管理しますから、もうどこでもできるんだということになってしまった。そ……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。
最初に、速水日銀総裁にお尋ねをしたいと思いますが、あすの三十日には金融政策決定会合があると承知しておりますけれども、追加の緩和措置を検討されているんでしょうか。私どもが観測するに、日銀の当座預金の残高目標を積み増しするか、あるいは長期国債の買いオペの上限を引き上げるかといったことが考えられるかと思うんですが、それ以上のことがおありになるのか、あるいは今申し上げたようなことをやろうとしておられるのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 恐らく今のようなことでお茶を濁すということになると思うんですね。しかし、こうした量的な緩和というのはもう既に十分……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 二法案につきまして質問させていただきますが、本会議質問で幾つか指摘をいたしましたがそのお答えが不十分であったということで、まずその問題を詰めていきたいと思います。 まず最初に、ペイオフ再延期に関係する法案でございますけれども、今まで金融庁は、金融システムは安全だからペイオフを実施するんだということを言ってまいりました。総理もたびたび同様の発言をしておりました。安全なら実施しなさいという話を我々はずっと言ってきたわけですが、ここへ来てペイオフ再延期だというのは、金融システムが安全でないという認識なんだろうと思うんですね。 私は、百二条の解釈を……
○五十嵐委員 お答えをいたします。 私もまさしく、決済性預金だけが優遇されるということになれば、定期性預金からのシフトが起きる。それによって、かえって安定的な融資というものができなくなってくるおそれがありますし、あるいはまた、これによって自己責任原則というものが崩れてしまう。 もしある一つの銀行が破綻をした場合に、それによってすべてがだめになるということをなくすためにペイオフ制度を実施して、限定的な被害にとどめて、たとえ破綻をしていても、これは一千万までということはないわけですよ。実際には八割、九割返ってくるのが普通でありまして、そういうことによって、ほかの健全な銀行に預けている預金者を保……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 昨年の五月の末に、当委員会で私が総理に対して、小泉構造改革というのは、かば焼きのにおいだけはさせているけれども、なかなか焼き上がってまいりませんねということを申し上げましたが、一年半たってまだ焼き上がっているとは言えない、かば焼きじゃなくてマツタケを焼いちゃったんじゃないかな、こう思っているわけですが、マツタケのにおいどころか、最近ではもっときな臭いにおいがしている。それが大島農水大臣の前秘書官の疑惑問題でございまして、これは、こういうことをやっているから公共工事をやりたがる人が与党の方には多いのかな、あるいは、こういうことをやっているから日本……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。
最初に、竹中金融担当大臣に、私は、最初はそれほどの問題かなと考えていたんですが、党内でかなり竹中発言に対する反発が強いものですから、最初にお尋ねをしたいと思います。
株価連動型投信、ETFについて、絶対もうかるから買った方がいいというような発言をされたのかどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 絶対もうかるというような言い方は品がないということが一つですけれども、それは、景気を回復させて平均株価を上げたいという気持ちがこもっているということで、まあいいかなと私は最初思っていたんですが、証券会社の営業マンが、絶対もうかるから買いなさいと言っ……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。
最初に、税制からお伺いをいたしたいと思いますが、消費税の総額表示という仕組みが、これは十六年四月一日導入ということでありますけれども、今回の改正に盛り込まれました。これは義務づけということでありますから、当然かなり厳しいものになると思うんですが、これに違反をいたしますとどういうことになるんでしょうか。罰則はつくんでしょうか。
【次の発言】 罰則がなくて義務づけということになりますと、そうすると、それを適用される事業者、例えば商店などでは、これに逆らうとかなり税務署からにらまれるんじゃないかというような恐怖感が出てくるんではないかと思うんですね。……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 まず、保険業法改正案に入る前に、一点。小手川さんおいでになっておられますか。まだ来ていないんだ、早く終わったから。それでは後回しにします。 それでは、保険業法に入りますけれども、私、グリーンスパン議長の話を聞きますと、金融のセーフティーネットというのは厚過ぎるとモラルハザードを招いてよくないということをおっしゃっているんですね。 私は同感だと思うんです。厚過ぎるセーフティーネットに寄りかかると健全な経営ができなくなる、リスクをとり過ぎるということがあったりするということなんだと思うんですね。それよりもむしろ、セーフティーネットをうんと厚くす……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 まず、預金保険法第百二条の発動を決めたその根拠を伺いたいと思います。 預金保険法第百二条は、内閣総理大臣は、次のような措置が講ぜられなければ、「我が国又は当該金融機関が業務を行つている地域の信用秩序の維持に極めて重大な支障が生ずるおそれがあると認めるときは、金融危機対応会議の議を経て、当該措置を講ずる必要がある旨の認定を行うことができる。」これが第百二条でございます。 すなわち、これを素直に読みますと、システミックリスクにつながるおそれがある、そういう重大なおそれがあるときに金融危機対応会議を開いて認定するんだ、こういうことになるわけですが……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 この法律ぐらいたちの悪い、モラルに欠ける、でたらめな法律はないな。口のうまい竹中大臣の話を聞いていても、つじつまが全然合っていないじゃないですか。我が国は自由主義経済国家ですよ。銀行であろうと、生保であろうと、一般事業会社であろうと、約束は守らなきゃいけないし、それを勝手にデフォルトしていいなんということはどこにもないんですよ。銀行が危なくなったときに国として救済する仕組みがあるというのは、銀行を救済するんじゃないんでしょう。預金者を保護するという、国民を保護するという、後ろにシステムの危機というものがあって、いわば危機管理としてこれはやります……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。
最初に、各参考人に、私の持ち時間、限られているものですから、たくさんのお聞きをしたいことがございますので、簡潔にお答えをいただきたいということをお願い申し上げておきます。
最初に、勝田参考人にお伺いをいたしたいと思うんですが、二〇〇三年三月期以前の大和銀行及び旧あさひ銀行の決算については、粉飾ではないんですか。粉飾をされておりませんか。イエス、ノーでお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 後で問題にさせていただきますので、それで結構でございます。
イエス、ノーでお答えをいただきたいと思います。
三月の増資は、事実上の債務超過を隠し……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 福井日本銀行総裁それから三木保有機構理事長には、お出ましをいただきまして本当にありがとうございます。 今、同僚議員の質問の中にもありましたが、本来、このシステムは、株式保有制限を法律をもって課す、それに対するショックが生じるその代償、そしてマーケットでの売却の補完としてこうしたものをやるんだ、これが基本であり、その際には国民の負担を最終的に最小化することを原則とするんだ、こういうスキームでもとの案がつくられた。また、日銀による株式買い取りも、今、日銀総裁の御答弁がありましたけれども、そのような原則があるんだということを確認させていただいてよろ……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 最初に、やみ金の問題をやらせていただきますが、六月に大阪の八尾市で大変悲惨な事件が起きました。当初は一万五千円借りただけで、相当な額を返したにもかかわらず厳しい取り立てが続いて、最後は自殺に追い込まれてしまった。警察にも相談したけれども、警察は相手の業者に問い合わせてくれた。問い合わせたら、もうお払いいただいていますという答えがあったので、ああ、それでもう一件落着だなということで手を放してしまった。その後も厳しい取り立てが続いて、一家が三人自殺してしまったということでございました。 私どもは大変ショックを受けておりまして、その前から当然ながら……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 当法案を審議するに当たりまして、そもそも論から少し、もう最後のようですから、考えてみたいと思うんですが、今一生懸命持ち合い株の解消というのを、政府・与党のみならず、我が党も当然賛成をしているわけですが、進めております。 なぜ持ち合い株がいけないのか、これは二点あると思うんですね。 一つは、株価の変動リスクが影響をして、本業以外のところで会社の存続を危うくするというおそれが大きい、その株価変動リスクを遮断しようというのが一つだと思うんですね。 もう一つ、根本的な問題があるんですね。それは、株主の権利を空洞化させないようにしようということなん……
○五十嵐委員 民主党の五十嵐文彦でございます。 本日は、貴重な御意見をありがとうございます。私も大体において先生の御意見に賛成の部分が多いということをまず申し上げておきたいと思います。 特に大事なことは、日本の政治、日本の国家が価値観の追求というものをもっと大事にしなければいけないということだろうと思います。 政治的なリーダーは、私は、本来、自分がどこに価値を置くのかということを国民に示し説得をするというのが一番重要な役割だと思いますし、憲法というのは、ひっきょう、根源的、集約的な価値を国民がどこに求めるかというものを表現したものが憲法だというふうに考えるべきだと思うのですが、私たちの国……
○五十嵐委員 財務金融委員会所属の民主党の五十嵐文彦でございます。 私は、予算委員会審議等を通じて、日本の今の経済状況の最大の問題は、産業立地の国際競争力が劣っている、これが最大の問題であるということを言い続けてまいりました。最近、政府におかれても、競争力の問題ということを真剣に対処され始めた、ようやくされ始めたということで、随分おくれをとったなと思っているわけですが、もう一つ、今の日本経済の低迷について大きな問題があると思っております。それは、バブル経済の生成と崩壊の過程で生じたモラルハザード、この総括、整理というものがきちんとなされていないということであります。 特に問題なのは、責任の……
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