このページでは野田佳彦衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○野田佳彦君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出、平成十二年度補正予算三案に強く反対する立場から討論をいたします。(拍手) 今、日本に生命力をよみがえらせる唯一の方法は、経済並びに財政の構造改革を力強く、一刻も早く断行することであります。少子高齢社会の到来をあえて持ち出すまでもなく、我が国には持ち時間がない、他国以上に厳しい制約があります。時間の観念の欠如は、政治にとっては致命傷です。時間に対する鈍感な態度は、これは取り返しのつかない負担を国民に求めることになると思います。遅いということは、将来の選択肢を狭め、国民の苦しみと痛みをより大きくするだけであります。 しかし、政府提出……
○野田佳彦君 民主党の野田佳彦でございます。 民主党・無所属クラブを代表して、大臣より御説明をいただきました法案について質問をいたします。(拍手) 公団方式の高速道路整備は、その基本的な特徴は、償還主義とプール制にあります。 償還主義は、要は、数十年も先に料金収入などによって借金を返していくという時間軸のどんぶり勘定であります。プール制は、もうかる路線ともうからない路線を抱き合わせにする空間軸のどんぶり勘定です。この二つのどんぶり勘定が重なって、車を走らせる道路の経営状況は、自動車操業ではなくて、自転車操業になってしまいました。 これに対する小泉内閣の姿勢は、道路の問題でありますので道……
○野田佳彦君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府原案に反対し、民主党提案の修正案に賛成する討論を行います。(拍手) まず、冒頭に明確にしておかなければならないのは、民主党は、道路関係四公団の真の改革と真の民営化の実現を求める立場であります。 しかし、委員会審議を通じて、政府の改革意欲をみじんも感じることができませんでした。深く失望しております。 総理、四月十九日、内閣委員会に出席された折に、皆さんは私のことを口だけと言うけれども、現実にはこれだけ進んでいるではないかとお話をされました。私は、これまで、この種の空疎な大見えを何度も見てまいりました。 しかし、政権が発足して一年たち……
○野田(佳)委員 皆さんおはようございます。民主党の野田佳彦でございます。 私は、しばらく国会の方を、三年八カ月ほど休んでおりましたので、四年ぶりの委員会の質疑になります。時間配分等ちょっと心配なんですけれども、御協力のほどよろしくお願いいたします。 昨日来の質疑をお聞きしていまして、提案者の皆さんにおかれましても、また野党から質問に立たれた皆さんも含めまして、少年犯罪に対して少年法さえ改正をすればそれで済むものではないという認識においては、これはもう皆さん一致をされているようでありますが、それを含めて、では少年法をなぜ改正しなければいけないか、この点について、ちょっと私なりの考えをまずお……
○野田(佳)委員 野田が続きますけれども、民主党の野田佳彦です。 私は、この委員会に入ったばかりで、比較的ニュートラルな立場で皆さんの御意見をお伺いしながら、自分も判断していきたいなと思っていたのですが、少なくとも自分の住んでいる千葉県において、いろいろな集会をやっても、この移転問題について質問を受けたこともないし、促進をしろという声も聞いたことがないし、国民的な関心という意味においては、受け入れ先になるかもしれない地域の人は熱心だけれども、そうじゃないところはほとんどまだ議論も進んでいないし、そのスケジュールの中で来年候補地を選定していくということは本当にいいのかなという実感を持っています……
○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。 ずっと法曹出身の方の厳しい質疑が続いておりましたけれども、私は法曹出身ではありません。むしろ素朴な疑問というものを中心に質問をさせていただきたいというふうに思います。 福岡の問題については、先ほど枝野議員もたくさん取り上げました。多くは触れませんけれども、まず意見として申し上げたいのですが、教科書的に言うならば、日本は確かに三権分立の国であって、立法権と行政権と司法権とある。残念ながら、この三権それぞれが全部今不信の目で見られているという大変惨たんたる状況になっているというふうに思っています。 立法権については、もう言うまでもなくKSDの……
○野田(佳)委員 おはようございます。民主党の野田佳彦でございます。
まずは、今回提出をされています裁判所関連の法案二法について質問させていただきます。
まずは、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案、こういう法律案が出ていますが、下級裁判所の名称や管轄区域というものに変動があった場合には、何で政令ではなく法律で定めるのか、その根拠というものをお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 今後いろいろと市町村合併などが促進をされた場合に一々法改正というのはどうかなという印象を持っていましたので、今そういう質問をさせていただきました。
次に、裁判所職員定員法の一部を……
○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。 本日は、三名の参考人の皆様におかれましては、大変お忙しい中を当委員会に御出席をいただいて、大変示唆に富んだ御意見をお聞かせいただきました。まずは、心から感謝を申し上げたいと思います。 限られた時間なので、自分の話をする時間はできるだけ短く、質問を簡潔に、先生方のお答えをできるだけお聞きしたいと思うのです。 まずは、緊急性の問題で質問をしたいというふうに思います。 金庫株の処分に伴う税や会計処理の扱いが政府内で十分決まっていないから、処分は来年の三月三十一日まで停止をされるということになっています。また、相場操縦防止の具体的な要件も法律で……
○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。 きょうは、民主党総員出動で、一人十五分のリレーの質問をしてまいりましたが、私は、今後の推進体制を中心にお聞きをしたいと思いますので、たまたまアンカーとなりました。 まずは、このたびの最終意見を取りまとめられました佐藤会長を初め、審議会の委員の皆様には、その御努力に深く敬意を表したいというふうに思います。 中身については、きょうも既にさまざまな委員から御指摘がありましたように、見解の異なるところもあるし、もっと踏み込んでほしかった、書き込んでほしかったというテーマもありますが、総じて、国民の使い勝手のいい司法をどうするかというその流れについ……
○野田(佳)委員 おはようございます。山村議員に続きまして、質問をさせていただきたいというふうに思います。 今回の独立行政法人の情報公開に関する法律案というのは、四月一日から施行されている行政機関情報公開法、その議論があったときに、特殊法人が蚊帳の外にあるという批判があって、二年以内にその情報公開の制度をつくるという宿題を今回出されてきたというふうに受けとめていまして、その基本となる行政機関情報公開法のときには、いろいろな議論がありましたけれども、私どもも賛成をしています。ということで、その制度の根幹、骨格は今回も基本的に変わりませんので、余り細かい質問をするつもりはございません。 ただ、……
○野田(佳)委員 おはようございます。民主党の野田佳彦でございます。 本日は、特殊法人改革を中心に質問をさせていただきたいというふうに思います。 担当大臣におかれましては、一番遠いところから何度もお運びをいただきますけれども、恐縮でございますが、よろしくお願いいたします。 特殊法人改革、一九六七年の佐藤内閣のとき以来、大小織りまぜてこれまで十四回行われてまいりました。その間には、あの土光臨調のときのJR等の民営化、一定の成果を上げたものもあるように思いますが、基本的には、整理合理化として、きのうも話題になっていましたけれども、看板のかけかえであるとかあるいは焼け太りであるとか等々、統廃合……
○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。 昨日の石原大臣の所信表明を受けまして、三十分ほどでございますが、基本的なことを質問していきたいというふうに思っております。 まず、特殊法人改革についてでございます。 きのうの所信の中で、特殊法人等改革については、昨年十二月に特殊法人等整理合理化計画を策定いたしました、その内容は、道路関係四公団の民営化や都市基盤整備公団、住宅金融公庫、石油公団の廃止等、これまでにない踏み込んだ内容となっております、以下続くわけでございますが、確かに、これまでにないボリュームでさまざまな法人を見直そうとされたことは事実だと思います。ただ、踏み込んだ内容と評価……
○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。 三人の参考人の皆様方におかれましては、大変お忙しい中を当委員会にお運びいただきまして、まずは冒頭、心から感謝申し上げたいと思います。 私ども民主党は、本当に実のある民営化をぜひしたいという立場でございまして、その意味では、加藤参考人のお立場は非常に近いものがあるというふうに思っています。そういう視点から、きょうは、詳細な資料をお示しいただきました加藤参考人中心にまずお尋ねをしていきたいと思います。 一ページ目の第一に、「赤字事業の理由」、「過大な需要見通し」、「コストの過小見通し」という極めて本質的な指摘があると思います。東京湾アクアライ……
○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。 きょうは、四名の参考人の皆様におかれましては、当委員会に大変お忙しいところお運びをいただきまして、心から感謝申し上げたいと思います。 いろいろな質問を多少なりとも考えてきたんですが、今までの質疑を聞いていて、ちょっとこれは違う路線でざっくりいこうかというふうに思いました。 この個人情報保護法の動きを、国民の不安を、誤解に基づいていると。私は、誤解ではなくて、極めて本質的な問題がある、そのことに対して敏感に国民は不安に思っているということが正解なんだろうと思っています。そのことを踏まえて順次質問をさせていただきますけれども、まず、櫻井参考人……
○野田(佳)委員 原口委員に続きまして、私の方からも数点にわたりまして質問をさせていただきたいというふうに思います。 まずは、第二次補正予算案についてでございます。 改革推進公共投資という大変耳当たりのいい言葉でくくられた今回の予算でございますが、これをよく見ていくと、私どもの城島委員も松本委員も触れたと思いますけれども、要は役所の建てかえであるとか官僚の住むところの建てかえというところが目立っていて、とてもこれは改革推進には思えないというふうに私も思っています。 例えば都市機能高度化等対策費という中では、公務員の宿舎施設費、法務省施設費、海上保安官署施設費、警察庁施設費、裁判所施設費。……
○野田(佳)委員 今までの外務省問題についてのやりとりを聞いていまして、私はちょっと強く感じたことがございます。これは質問ではございません。要望をさせていただきますが、言った言わないということは大事なことではないという認識が何か広がっているようです。私は、それは間違いだと思います。外交というのは記録です。言った言わないをしっかり解明することは、日本の外交がしかるべき機能を回復するための大前提だと私は思いますので、先ほど原口議員が述べられました五名の方の参考人招致、重ねて申し上げますが、委員長の善処方を心からお願い申し上げたいと思います。 では、質問に入ります。きょうは農水大臣中心の質問でござ……
○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。 一月二十八日に、当時の田中大臣が、私は一つの決意を持って臨んでいる、政治不信を払拭できるか、外務省改革をできるか、意を決して来たとお話をされました。 今大臣でなくなられましたけれども、私は、政治不信の払拭と外務省改革は、きょうこの場で真実を白日のもとにさらすことによって十分可能だと思っていますので、ぜひそうした思いでお答えをいただきたいと思います。 一番大事な部分について先ほどお話がございました。予算委員会における田中代議士の御答弁、野上事務次官が具体的に鈴木さんの関与、名前を挙げたということを明言されまして、先ほどもそのことが確認をされ……
○野田(佳)委員 四十分間という大変短い時間でございまして、きょうはちょっと幾つかの項目に分かれているんですが、事実確認を中心に、たんたん、とんとんと行きたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。
まずは、せんだって二十日のNGOの参加拒否問題で、田中参考人に私、質疑を行いました。そのときに、川口新外務大臣との引き継ぎが行われていないという認識を田中参考人はお話をされました。
川口新大臣、相手方が引き継ぎをしていないとおっしゃっているんですが、どう受けとめていらっしゃいますか。
【次の発言】 ということは、やはり引き継ぎが行われていないということだと思います。
これまでの政府の……
○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。 私は、今回の最終報告は、基本的には、途中で出ました中間報告よりはよくなったというふうに思っています。私ども民主党としましては、道路関係四公団は民営化をすべきであるし、しかも、分割をするという考え方、民営化の形態としては上下一体が望ましいという基本的な考え方を持っておりました。基本的な方向性としては一致するものもあります。 ただ、具体の中身を見てみると、今回の最終報告の中では矛盾をするものも幾つかあるように思っています。そういう視点で質問をしていきたいというふうに思います。 審議会の混乱については、余り触れたくありません。私は、別に多数決で……
○野田(佳)小委員 民主党の野田佳彦でございます。 御説明をお伺いしまして、大変熱心に、かつ有意義な御審議を重ねられていることに心から敬意を表したいと思います。 全体的には本当にすばらしい議論が行われているなという印象を持ちましたが、私の場合は、佐々木委員や日野委員と違いまして、法曹界出身ではなくて、どちらかというとユーザーの立場でこの資料を拝見していました。特に教育問題にずっと関心を持ってきましたので、その流れで今回のこの資料を拝見しますと、なぜこの法科大学院の構想を安直に文部省に検討依頼をしてしまったのかなという感じがいたします。昨今、学力低下とか教育の荒廃とかいろいろ言われている中で……
○野田(佳)委員 民主党の野田佳彦でございます。 四名の公述人の皆様におかれましては、大変お忙しいところお時間をお割きいただいて、大変貴重な、示唆に富んだ御意見を御開陳いただきまして、心から感謝申し上げたいと思います。 お話をされた順番にお聞きをしていきたいというふうに思います。一問一答でいきますので、ゆっくりとお答えいただいて結構だと思います。 まず、菊池公述人にお尋ねをしたいんですが、お話をされた、デフレスパイラルにもうとっくに入ってしまっているという認識であるとか、中小企業金融は地獄絵である、金融庁検査が地方をつぶすとか、こういう認識は、基本的には私も一緒でございます。その意味では……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。