このページでは中川智子衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○中川智子君 社会民主党・市民連合の中川智子です。 私は、ただいま議題となりました再就職促進雇用対策法等の一部を改正する法律案に対しまして、総理及び坂口厚生労働大臣に御質問をいたします。(拍手) 人間だれしも、幸せに生きていきたいと願っています。まして、みずからがみずからの命を絶つ、その自殺が本当にふえています。苦しみ悩み続けた結果、みずからの命を絶つようなことがますますふえていく社会を、私たちは決してつくってならないと思っています。 でも、その自殺の原因が経済生活苦、その原因が大変ふえています。電車に乗っていても、人身事故によってしばらく電車がとまることが、本当に週に一回ぐらいあるので……
○中川智子君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、武部農水大臣に対する不信任案に賛成の討論をいたします。(拍手) 昨年十二月一日、社民党は、北海道猿払村に現地調査に行ってまいりました。天北原野とオホーツク海に寄り添うようにある北の村は、既に深い雪の下にありました。米も野菜も育たない猿払は、漁業と酪農の村です。 苦労の多い酪農の仕事を受け継ぎ頑張ってきた青年は言いました。苦悩した末に親の後を継ぎ、一頭また一頭とふやしてきた、家族で一生懸命働いて、やっと去年ぐらいから生活が安定して、さあこれからだというやさきに狂牛病の騒ぎが起こった、農水省が引き起こしたことをはっきりさせ、責任をとってもらい……
○中川智子君 社民党の中川智子です。 私は、社会民主党・市民連合を代表しまして、二〇〇二年度補正予算案に関連し、総理及び坂口厚生大臣に質問をいたします。(拍手) 小泉総理、あなたが誕生して間もなく、総理におなりになって間もなく、横綱貴乃花がひざの故障を押して優勝したとき、あなたが、痛みに耐えてよく頑張った、感動したとおっしゃったのは有名なエピソードですが、昨日、貴乃花関は引退をしました。残念です。第二の彼の人生が実り多いものであることを心より祈るものです。 でも、痛みに耐え切れず、たった一度の人生を捨てざるを得ないところまで追い詰められている人たちがふえています。 年が明けて数日後、私……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 まず最初に、川口長官、そして河合政務次官の御活躍を心からお祈りいたしまして、御就任おめでとうございます。 まず最初の質問ですが、七月二十五日、環境庁は運輸省と一緒に、尼崎のいわゆる新幹線の振動公害に係る問題で現地の調査に行っていただきました。心から感謝申し上げます。 あの日、七月二十五日、終わった後、住民の皆様にお話を伺いますと、何かいつもより揺れが少なくて静かでがっかりしたということだったんですが、特にそんな裏工作ではなくて、たまたま何か、コンクリートの剥落とかいろいろ新幹線での問題があって、そういう工事の最中だったらしいです。 ……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 津島大臣、福島政務次官の御就任を心から喜び、かつ、大いに期待しておりますので、よろしくお願い申し上げます。 まず最初に、六月に厚生省内に設置されました介助犬の検討委員会、これについてひとつ大臣の御決意を伺いたいんですが、一昨日も、介助犬第一号のシンシアが国会に参りました。大臣、超多忙でいらしたのでお会いできなかったんですけれども。盲導犬普及は二十年も長く皆さんの努力があって、今、盲導犬が道交法の中で位置づけられ、一つの大きなサービス犬として活躍していますが、介助犬も、やはり障害を持つ人たちの社会参加に向けて大きな役割を果たすものです。……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 委員長におかれましては、閉会中のこの薬害クロイツフェルト・ヤコブ病の集中審議に対しての御理解を賜り、努力をいただいたことに心からお礼をまず申し上げたいと思います。 委員の方々もありがとうございますと言いたいところですが、割と席があいていることが非常に残念です。 まず最初に、大臣、ちょっと耳を傾けていただきたいと思いますけれども、午前中からの大臣の御答弁を伺っておりますと、言葉の中に、難病にかかられた方々、その方々が非常にお気の毒だという気持ちは共有していると。その難病にかかられた方々ということが、まず認識として少し、少しどころか大き……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。
鮫島さんとの信頼関係を今後も強くしていくために、今の質問に対する御答弁をまず長官にしていただいてから質問を始めたいと思います。お願いします。
【次の発言】 本当にいいようにとって、アメリカがどのような態度であろうと、やはり日本が独自に、京都議定書に対する責任として、長官の毅然とした態度で、アメリカを引っ張っていくぐらいの決意で臨んでいただきたいということを要望として、何かとても苦しそうな今御答弁でちょっとあれですが、私たちも応援に参りたいということで今頑張っておりますので、ともに頑張っていきたい。お願いしますね。日本がやはりこれで一歩先……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。
きょうは四人の皆様、お忙しい中ありがとうございます。
まず最初に、自動車工業会の鈴木参考人に伺いたいんですが、回収機の配備とか取り組み、一定程度されてきた、それがなかなか功を奏さなかったというところも感じられたんですが、きょうの西薗参考人、浦野参考人そして小林参考人に、かつてそういうふうに悩んだときに、自動車産業界としては、御意見を聞いたり、何かそういう場所をお持ちになったことはおありなんですか。
【次の発言】 私がお伺いしたのは、浦野さんとか西薗さんのお話を聞いていて、そうしたら、ないということですね。ちょっと簡単な質問だったんです……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 長官、本当にお疲れさまでございました。午前中から、今回のCOP6、いわゆる新聞で決裂という文字が躍って、非常に残念な思いをいたしましたが、COP6は京都議定書を二〇〇二年までに発効させるための最終的会議として世界から期待と注目が集められていました。しかし、プロンク議長の最終提案に対する各国の合意が得られず、現段階では非常に残念な結果になっているわけですが、その決裂の主要な原因というのは、森林のCO2吸収量を最大限に認めさせようとする日本やアメリカと、これに厳しい制限を求めるEUの対立が最後まで解消しなかったことにあるというふうに言われて……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは、参考人の皆様においては、お忙しい中を本当にありがとうございます。 まず最初に糸氏参考人と松本参考人に、同じ質問に対してお答えをお願いしたいと思います。 余りに頻発する医療事故の原因と対策みたいなところでお話しいただきたいのですが、新聞なんかに載るのは氷山の一角ではないかというふうに思います。私の友人の夫が市民病院の事務におりまして、おなかの中にメスを入れて忘れた、そういうもう初歩的なミスのもみ消しとか、そういうことでノイローゼになりました。そういうふうな話を聞きますと、非常に高レベルな医療を持ちながら、しかし本当に安心でき……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 待ちに待った一般質疑をこれからさせていただきたいと思います。 まず、先日、薬害クロイツフェルト・ヤコブ病問題に関する私の質問主意書に対する答弁書が、十四日手元に届きました。その中で、ここからは答弁書そのままなのですが、 「ヒトの細胞又は組織に由来する医薬品及び医療用具については、今後も開発が進展すると見込まれているが、感染症を伝播するおそれが否定しきれないことから、これらの製品に対して十分な規制を行う必要があると考えている。これらの製品に対して新たな規制を行った上でなお感染による健康被害が不可避的に生じるとした場合に、当該健康被害は……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 まず最初に坂口大臣にお伺いしたいんですが、私も、九六年に初めて議員として当選しましてこの国会に参りましたときは自社さ連立政権で与党で、びっくりしましたが大変でした。そして、いいことがあったら自民党の皆さんが手柄にされて、ちょっとでも悪いことがあったら社民党がいて何なんだと言われて、非常につらいつらい一年半を送ったことを記憶しております。 坂口大臣も、公明党、本当に、社会保障そして人権、平和、そこに対してどこよりも懸命に取り組んでいる公明党として、今回の特にKSDの問題に対しましては内心じくじたる思いがいっぱいだということをお察し申し上……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは、在外、日本以外に住んでいらっしゃる被爆者の方に対しての質問をさせていただきます。 朝鮮民主主義人民共和国に住まわれる原爆被害者の実態と医療状況を把握するために、今月十三日、三日前から、外務省、厚生省そして日本赤十字の調査団がピョンヤンに派遣されています。これは、昨年の二月に、在日本朝鮮人被爆者連絡協議会と私どもが招聘させていただきました朝鮮被爆者実務代表団が来日した際に、外務省、厚生省との懇談会で、外務省側からこのようなお話がありました。 両国間には難しい問題がありますが、被爆者の苦しみ、国籍やどこに住んでいるかとかは関係……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 私も、年金といいますと、ちょっと身構えてしまって、いつ委員長席に駆け寄らなきゃいけないのかというふうに、つい悪夢がよみがえってまいりますが、このように粛々と審議ができるというのは幸せだと思っておりますので、前向きな御答弁をぜひともよろしくお願いいたします。 まず、質問に入ります前に、私も阪神・淡路大震災で被災をしまして、やはり一階が頑丈じゃなければ、二階、三階に幾らお化粧してもつぶれてしまうというのが実感です。一階部分をすべて先送りにいたしまして、三階の議論をやることのむなしさに、本当にもうどうしようもないなと思うわけなんです。 坂……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 坂口厚生労働大臣、お二人の副大臣、今後とも厚生労働行政への御貢献に対して期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 まず最初に、五月十一日に判決が出されましたハンセン病のことについて伺います。 私も五月十一日、熊本地裁の法廷でこの判決を聞きました。これは、九十年にわたる隔離政策が壁の中に大切な一人一人の人生を閉じ込めてきた、それもまた法律によって人生を暗やみの中に生きざるを得ないことを強いてきたということに対して、あの判決は、私は重く受けとめ、そして一日も早くその方たちが当たり前の人間として生活できる、そのような環境づくりに取……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは、本当にありがとうございました。質問が最後の方ですので、重複するところもあると思いますが、お許し願いたいと思います。 やはり議論になりますのは支払い保証制度の問題でございまして、検討の途中ではこれが盛り込まれていたのに、結局これが一切入らなかったということで、非常な不安を覚えております。 お四方に伺いたいのですが、この支払い保証制度、私は経営者の責任というものを回避したのではないかというふうに受けとめているのですが、支払い保証制度に対しての御意見、先ほどの陳述の中で、もう一言という形でお願いしたいと思いますので、堀参考人、中……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 五月二十三日の控訴断念の報は、私は自分の耳を疑うほどうれしいものでした。原告の勇気ある闘い、そして坂口大臣の必死の御尽力、そのことに対して、心からまずお礼を申し上げたいと思います。 全療協の事務局長の神さんが、ついせんだってこのようにお話ししてくださいました。五月二十四日の朝の目覚めが、今までの人生の中で、初めて本当に心穏やかに安らかに朝目覚めることができた、人間として初めてこんなにすがすがしい朝を迎えることができたし、その日の喜びを忘れないというふうにおっしゃっていました。 判決はとても画期的でしたけれども、やはり政府が控訴をしな……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 五月十一日のあの熊本地裁の判決からちょうど一カ月目のきょう、この補償立法の審議ができるということに対して万感胸に迫る思いがございます。立法府に身を置く一員として、この不作為、これに対して、まず、元患者の方々に心からおわびを申し上げたい、そのように思います。 私どもは、まずやはり反省があり、そして謝罪があって、最終解決に向けて前進するというふうに考えております。総理も謝罪しました。坂口厚生労働大臣も本当に心からの謝罪をされました。国会も決議をし、謝罪しました。 行政、官僚はどうでしょうか。篠崎局長にまず伺います。私は、テレビで何度も大……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。今回の改正案は待ちに待っていたものでありまして、大変うれしくこの審議に臨ませていただきます。 今まで本当に門前払いだった障害者の方たちの欠格事由の医師法の改正なんですが、私は、門前払いだったのが、ともかくその門は開かれた、でも、開かれて、また中に入ると門があったということには決してならないようにしていきたいと思いながら質問させていただきます。 まず第一に、これは坂口厚生労働大臣にはまだ御紹介していないんですが、介助犬というのがございます。そして、この間、九九年の七月に、超党派の議員で介助犬を推進する議員の会というのをつくりました。そして……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは、まず最初に、坂口厚生労働大臣に対しまして、薬害クロイツフェルト・ヤコブ病の問題について御質問をいたします。 日本で最初の薬害クロイツフェルト・ヤコブ病訴訟の原告となられた谷たか子さんが、一月の二十三日に亡くなられました。その三日前には、林琢己さん、三十代の若さでこのヤコブ病で亡くなりました。この病気は、発症すると自分で動くことも話すこともできなくなり、一、二年で亡くなると言われている恐ろしい病気ですが、たか子さんは、家族や支援者の方を逆に励ます存在となり、五年近く病と闘ってこられました。 厚生省の承認した医療用具が汚染され……
○中川(智)委員 社会民主党の中川智子です。
まず、質問に入ります前に坂口大臣にお願いがございますが、昨日、衆議院のテロ問題特別委員会で、新法、自衛隊法の一部改正、海上保安庁法が通過いたしました。坂口大臣の所属する党は、以前、新党平和、平和を希求する党だと認識しております。ぜひとも、テロに対するこの報復が、新たなテロを呼び、限りない二十一世紀の戦争の始まりとならないように、坂口大臣に、平和に向けての御努力を閣僚のお一人としてぜひとも頑張っていただきたいと思いますが、質問に入る前に一言大臣に御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
続いて質問に入らせていただきます。……
○中川(智)委員 社会民主党の中川智子です。 まず、質問に入る前に、坂口大臣、ぜひとも、ちょっとお願いを兼ねて御答弁をお願いしたいことがあるんです。 私も、土、日、月と韓国に行ってまいりまして、在外被爆者の方々と、約百六十人お会いしてきました。大臣も八月末にいらして、とても韓国では大臣が直接お見えになったということが話題にもなっておりましたし、そのときにきっちりと政府とのお話し合いの中で述べられたことに対して期待を持っていらっしゃいます。 私は、やはり直接向こうに行ってお話を聞けてよかったなと思ったのは、特に在韓の被爆者の方々というのは、強制連行されて日本に連れてこられて、八月十五日、そ……
○中川(智)委員 社会民主党の中川智子です。きょうは、お忙しい中、本当にありがとうございました。
まず最初に、山田参考人に二点御質問をしたいと思います。
今回は、不利益取り扱い、この法案そのものは私は一歩前進だと思うんですが、育児休業、介護休業を申し出たり取得したことによって不利益な取り扱いがあってはならない。この後、指針という形で決められるんですが、その指針の中身、これはやはり必ず必要だということを一点お話しいただきたい。
まず最初に、ではそれをお願いいたします。
【次の発言】 もう一点、山田参考人に御質問したいのです。
育休、介護休暇をとった後、先ほど秋元参考人、本当に胸に迫ってま……
○中川(智)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、政府が提案している雇用対策臨時特別法案また民主党案に対し、反対討論を行います。 反対理由は、大きく四点あります。 まず、現在の最大の政策課題は、積極的な雇用安定創出策の展開による、先の見える安心社会をつくることではないでしょうか。政策と財政は、積極的な雇用の安定、創出のために総動員されるべきものであるはずです。にもかかわらず、十人に一人とも言われている大失業時代を迎えようとしている今このときに、その場しのぎのこの法案は、危機的な雇用失業状態の改善に向けた決意の疑わしい全く不十分なものです。 反対の理由の第二点は、雇用分野に関……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。
まず第一番目の質問は、やはりこの建築物における衛生的環境の確保に関する法律の一部改正を提出者の熊代先生に伺いますが、これは一応社民党も賛成をさせていただきますので、一問だけで、ちょっとほかの質問をさせていただきます。
これは名称独占であって規制を強化するものではないというところの明確なもの、やはり安心して頼める改正なのかどうかということをお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いします。
【次の発言】 わかりました。
続きまして、クロイツフェルト・ヤコブ病の質問に入らせていただきたいと思います。
まず、十一月二十二日、大臣の和解協議……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 まず最初に南野副大臣にお伺いいたしますが、先ほど提出者の清水議員からも団体の強い要望もありと、団体からは早くやってほしいというような声が上がってきたという御発言もございましたが、私が承知している限りでは、助産婦会は長年この問題に関しては反対の声を上げてきたはずでございます。 今回、急転直下、書面議決という形で、定款に反する形での書面議決をし、総会での決定ということで団体からの要望が上がってきたというふうに聞いております。ほとんどの会員さんたちはこの決定を合意していないということで、法的手段に訴えるという、昨日、私、この訴訟委任状で、も……
○中川(智)委員 社会民主党の中川智子です。私は、小泉総理に伺います。
小泉総理は、ハンセン病の控訴断念や阪神・淡路大震災のときの被災者支援、さまざまな人の命の重さをよくわかっていらっしゃる政治家だと、私は日ごろからそのように総理を見ておりますし、それに対して信じたいという思いがございます。
今、空爆が始まって以来、アフガンで、あのやみの下で逃げ惑っている子供たちやさまざまな罪なき市民、その人たちに対して、そのことで逃げ惑いながら死んでいく命に対して、総理はどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 私が質問したのは、テロ犯、そのグループ以外の罪なきアフガンの国民が逃げ惑っていて死んでいく……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 まず最初に、二月二十二日に、薬害ヤコブ病の和解案が東京、大津両地裁から提示されました。昨晩、原告がこの和解案を受け入れると。その受け入れるに至った経緯はたくさんの議論があって、しかし、やはりこの和解案をしっかり受けとめて、そして二度と薬害を繰り返さない、そのような一つの大きなあかしとしていきたいという思いを先ほど直接原告の方々からお伺いいたしました。 この問題に関しては、坂口大臣、終始毅然として、十一月二十二日の裁判所の所見以来、そのような態度に本当に徹して頑張っていらしたことに対して、心から敬意を表したいと思います。 そして、最終……
○中川(智)議員 私も阿部議員と同じ思いで、きょう、このような形で、議員立法提出者の一人として参加できたことをとてもうれしく思っております。 実は、一九九八年のちょうど十二月ですが、たまたまある会合で、介助犬使用者の木村佳友さんと、そして介助犬のシンシアと出会いました。そのシンシアの存在、私の横に、たまたま足元にシンシアが一時間ほどもう既にいたらしいのですが、上でみんながしゃべっていても、食事をしていても、微動だにしないでいて、私も、一時間後ぐらいにシンシアの存在に気がついて、えっ、何でこんなところに犬がいるのと言ったところが、横に木村さんがいらっしゃいました。 木村さんの人生にシンシアが……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 私も、いつもこの質問席に立ちますと、ついつい追及型で大臣を困らせたりいろいろしてきましたが、きょうは、何かいい知恵がないものかと、立法府と行政府で力を合わせてぜひとも考えていただきたい問題として、三宅村の住民の方々の、いわゆる今の避難生活への支援策、それを探っていきたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。 私も被災地の出身で、七年余り前、阪神・淡路大震災を体験いたしまして、私自身は、自分ができることと思いまして、テレビや洗濯機や冷蔵庫、そのような電化製品をリサイクルしたものを被災者の方々にお届けする活動を半年いたしま……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。本日最後の質問者でございますので、どうぞ元気でよろしくお願いいたします。 まず、質問第一問目でございますけれども、大臣にぜひともお伺いしたいと思います。 五月十四日から三日間、昨日まで、韓国から二十二名の被爆者の方々が日本にお見えになりまして、各党の党首クラスの方々、そして参議院議長、衆議院の副議長初めたくさんの方々に、健康状態も余りよくない状況の中で必死でお訴えをしていらっしゃいました。そして坂口大臣にも、きのうの夕刻、お忙しい中時間をとっていただいて、会っていただいたわけです。 やはり在外の被爆者の方々の一つ目の大きな望みは、世界……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。先日のこの委員会で医療事故の問題を取り上げましたが、最後の質問に対して、委員長がつれなく、時間ですということで、答弁をいただけなかったので、その問題から入りたいと思います。 現在も、その負担に見合う医療の質がきっちり確保されているかといったら、されていないという認識がやはり非常に強いわけなんですけれども、医療というのは国民の信頼を得ることが基本です。お金だけをがばがば取って、助かる命が見殺しにされている状況、この医療過誤の問題だけはやはり国としてしっかり取り組んでいくということの前提として、情報公開、その情報を私たちが、医療消費者が得ると……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 まず冒頭、けさほどからも大臣に対しての質問が続いておりますが、非核三原則の福田官房長官の発言について伺いたいと思います。 官房長官の発言、それに続いて小泉総理が、どうってことないというような、本当に信じられないような発言がございました。今国会でも有事法制関連の三法案の質疑が特別委員会で行われておりますし、やはりアジア各国に対して大きな衝撃、また怒り、警戒感を生み出した発言だと考えます。 まあ同じ御答弁になるかと思いますが、閣僚として、大臣の、まず今回の発言に対しての御見解を伺います。
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは、本当にお忙しい中、ありがとうございます。 今の小沢先生の質問の後でちょっとやりにくいんですが、私はお酒も好きですし、たばこも好きですし、本当に何しろストレスが一番、病は気からと申しますので、ストレスをなくすためには他人の迷惑などはどうでもいいとは思いませんけれども、やはり自分が大事というところで生きている人間なんですけれども、そういう点からいいましても、今回のこの増進法は、自己責任というか、国にそこまでお手伝いしていただかなくても死ぬときは死ぬし、やはり今の世の中、八十、九十まで生きても、長寿がイコール幸せだというふうには何……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 党首討論に行ってきまして、何か疲れが出てきましたが、気を取り直して頑張りたいと思いますので、御答弁の方もよろしくお願いいたします。 まず最初に、小学校じゃないんですが、先日の委員会のときに私の質問の宿題をお出ししていた分から伺いたいと思います。レセプトの請求の問題とカルテ開示の問題、ちょっと順番が逆になりましたが、この問題で質問をさせていただきたいと思います。 前向きの御答弁をまずいただきまして、レセプトの問題、検討会を立ち上げてくださるかどうかということに関して、それは宿題として検討いたしますというふうにお答えをいただきましたが、……
○中川(智)委員 社会民主党の中川智子です。
きょうは、お忙しい中、本当に貴重な御意見をありがとうございました。
まず最初に、太田さんに伺いたいんですが、在宅医療ということに懸命にお取り組みになっていらして、今回の法改正によって、むしろ在宅医療が後退し、施設入所への誘導というのがかなり急ピッチでされていくのではないかということを本当に心配しております。私も、質問の番号が最後ですので、ちょっと重複するかもしれませんが、いま一つやはり在宅医療からの後退ということでの御懸念なり現場の御苦労に対してのお話をちょうだいしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
続きまして、柴野さんに……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 薬事法の中身に入る前に、一点だけ質問をさせていただきます。これは医療事故の問題です。 東京女子医大の医師の逮捕など、いろいろな形で医療事故の問題がさまざまな中身を持って、この委員会でも質問がされ、そして、やはり一件でも少なくするために、限りなくゼロにしていくために頑張っていかなければと思っております。 その関連で、年間の医療事故の件数や支払い保険金総額等、プライバシーに配慮した範囲でも、個別の商品ごとのものは保険会社に出させるのは非常に難しい、民間の医療事故の実態把握をまずすべきではないかと。これに関して保険会社から情報をとり、それ……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは一番最初に、先日も質問いたしましたが、薬害ヤコブ病の硬膜移植の情報を被害者、家族、遺族に国として責任を持って伝えるべきということで、再度御答弁をお願いしたいと思います。 昨日も、この薬害ヤコブ病の原告、弁護団、支援者、そして議員の会で懇親会を開きました。自分たちは今回の和解でしっかりした救済を得られたけれども、まだ新たに発症されている方たち、そして、厚生労働省がその情報をつかんでも本人に直接知らされないということで、その救済の対象にならない方たちに対しての心配の声、そして、やはり国はしっかりと直接伝えるべきだという声を受けてま……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 本日は、貴重な御意見、本当にありがとうございました。 私も国会に参りまして翌年、薬害ヤコブ病の被害者、患者、遺族の方々と出会いまして、小さな力でしたが、ともに闘い、三月二十五日の和解という日を迎えることができました。 まず、阿部参考人にお伺いしたいんですが、今回の薬害ヤコブ病問題で忘れられないのは、HIVの皆さんもサリドマイドの皆様も本当にそうでしたが、二度とこの国で薬害を繰り返させない、そのために自分たちは闘っているんだという言葉を何度も何度も言われました。今度の薬事法改正が、そのような日本の大きな構造を変えていく、そして二度とあ……
○中川(智)委員 社会民主党の中川智子です。 まず、きょうは、質問に入る前に、薬害ヤコブ病の問題について、総理、坂口厚生労働大臣、そして各閣僚の方々にお訴えを申し上げたいと思います。 実は、一九九六年、イギリスでBSEの大パニックが起きましたときに、厚生労働省は緊急調査班を設けまして、日本国内にヤコブ病の患者がいないかということで調べました。そのときに二十八名まず最初にヤコブ病の患者が見つかったわけですけれども、これはいわゆるBSE関連のヤコブ病の患者ではなくて、いわゆる医療用具、医療器具、脳硬膜を移植された人々がヤコブ病に罹患して、そしてヤコブ病を発症したということでございました。やはり……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは、和解の期限が迫っています薬害ヤコブ病問題を中心に、坂口厚生労働大臣に御質問をしたいと思っております。 まず最初に、昨年の十二月二十六日、国会が閉会になりましてすぐ、雪の中、坂口大臣は、北海道の、あの当時十八歳のヒロ君のお見舞いに行ってくださいました。また、ことし明けて一月の十五日、ドイツに出発される大変お忙しい中、原告の皆様に会っていただきました。温かいねぎらいの言葉をちょうだいして、被害者の方々が坂口大臣に期待するところ非常に大きいものがございます。 私も、もうヤコブ病の問題では質問に立たなくても済むのではないかという思……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 引き続きまして坂口大臣に質問できるこの幸せをかみしめながら、頑張りたいと思います。また、鴨下副大臣におかれましても、その優しい御性格で、いい御答弁を期待しております。 今回のこの法改正ですが、私も、本当に、結婚したときはだれも別れようと思って結婚するわけではありません。やはり一生添い遂げたい、そのような努力もし、懸命に結婚生活を続けてきた人たちがほとんどだと思います。非常に離婚がふえているからということで、その予算にも限度がある、このような財政の大変な折に、やはりこのような形で、法改悪と私は思いますが、される。離婚がふえているならば、……
○中川(智)委員 中川智子です。きょうは、五人の参考人の方々には、お忙しい中、本当に貴重な御意見をありがとうございました。 まず最初に伺いたいんですが、時間の関係もございますので、山崎参考人、榊原参考人、赤石参考人に伺います。 今回のこの改正案の第二条のところに、「児童扶養手当の支給を受けた母は、自ら進んでその自立を図り、家庭の生活の安定と向上に努めなければならない。」と書かれています。私は、一生懸命自立をしている人たちが九〇%近くいらっしゃる、本当にこれは、自立をしたくても経済的な自立が阻まれているこの社会の仕組みというものが問題なのだと思うのですが、やはり何が本当に経済的自立を阻んでい……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 今回のこの改正案、審議や、また参考人の方々の御意見を伺うにつけ、いかに弱い者いじめであるか、本当に必死で働き、一生懸命子供を育てている母子家庭を直撃する、そのような中身であるかということがわかってまいりました。 私は、一昨日、これは小さなことかもしれないけれども、本当にこういう文章を見て涙が出てきたということで、この児扶手当を受給する際の届け出の中に書かれてある文章のことをお話しいたしました。 一昨日の質問に対して、きょう、これに対してどのように変えていただくかという具体的な御答弁を岩田局長にいただきたいのですが、受給する際の文章の……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 私は、拉致被害者の皆様そして御家族のこの二十数年間を思いますと、本当に心が張り裂ける思いがいたします。この許しがたい国家犯罪に対して、これまでの政府の対応はもちろんのこと、我が党の取り組みの足りなさに対して衷心よりおわびを申し上げ、今後徹底した真相究明とできる限りの正常化に向けて努力することを党としてしっかりこの場で誓いたいと存じます。 あわせて、現在帰国された五人の方々が日本で安心して暮らせるよう、その一助となるように、この拉致被害者等の支援法に賛成し、一日も早く充実した支援策が講じられるように一生懸命頑張っていきたいと思っておりま……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。 本日は、まず第一番目に、十二月五日、大阪高裁で判決が出されました在韓被爆者の郭貴勲さんの裁判について御質問をいたします。 これは、郭さん、原告の全面勝訴、非常に明快な判決が出されました。本日は、傍聴席に郭貴勲さん、原告の郭さんが見えております。坂口大臣の一言一言を不自由な耳でしっかり受けとめたい、そんな思いで傍聴席から大臣をしっかりと見ていらっしゃいますので、その思いを受けとめた御答弁を何とぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、本日、資料として委員の皆様方にもお渡しをいたしましたのは、十二月五日の大阪高裁での判決要旨でご……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは、独法のいわゆる医薬品機器総合機構についてお伺いをいたします。 ことしもあと一カ月余りで終わりでございますが、この二〇〇二年、本当にさまざまなことがございました。つらいことも悔しいこともたくさんありましたが、うれしかったことの最大は、この三月二十五日、薬害ヤコブ病の和解の確認書が取り交わされて、大臣から本当に心のこもった言葉を被害者、遺族の方々に届けられたことでした。 あのときの大臣の言葉の中には、本当にもう薬害は繰り返されてはならない、二度と繰り返さないためにもこの教訓を今後に生かしていくと、強い決意をそこに私は見ることが……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは、先ほど家西議員が御質問されました医薬品機器総合機構の問題について再度質問をしたいと思います。 私は、議員になりました後、薬害ヤコブ病訴訟の皆さんと出会いまして、私なりに皆さんとともに闘ってまいりました。その中で、繰り返し被害者の皆さんがおっしゃったのは、自分たちはこんなにつらい悲しい目に遭ったけれども、この思いをもう二度とほかの人たちに味わわせたくない、薬害を繰り返さないために闘い続けているということを口癖のようにお話をされていました。 私は、被告席に座られるのは厚生大臣が一番多いわけですね。サリドマイドの裁判以降、三十九……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 鈴木環境大臣に、初めてこの場で質問をさせていただきます。大臣の断固たるこの所信表明、しっかり読ませていただきまして、所信表明に対しての質疑をいたします。 大臣の所信表明にもありましたように、廃棄物の問題というのは極めて深刻でございまして、循環型社会の形成は喫緊の課題だと、私も同じ思いを抱きました。 循環型社会形成推進基本法が提案されたのは二〇〇〇年でして、基本法の問題点につきましてはいろいろと社民党も指摘しつつ、最終的にはこの法案に賛成をさせていただきました。したがいまして、この三月に策定されることになっております循環型社会形成推進……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 まず、アメリカの国連決議なしでのイラク攻撃、これに対して小泉総理がアメリカを支持すると言ったことに対して、強く抗議をしたいと思います。それに、最大の公共事業であり、最大の環境破壊である戦争を絶対にさせてはいけないという思いを鈴木大臣に届けまして、閣僚の一員であります大臣には、平和のためのお力をしっかりと発揮していただきたいと切に冒頭お願い申し上げます。 きょうのこの公健法の改正の質問ですが、大臣は先ほど、患者の皆さんのところに昨年十二月いらして、お話を伺いましたということをおっしゃいました。 私も、この間、何人もの方のお話も伺い、こ……
○中川(智)委員 本日は本当に貴重な御意見をありがとうございました。 まず、島参考人にお伺いしたいんですけれども、千葉大の調査ではゼロ、そして二倍のところ、そして四倍。今回、判決ではその四倍の部分というところが司法によって認められ、そして裁判に勝ったという現実があるんですが、先生は調査されてこの四倍のすさまじさということをやはり感じたと思われるんですが、二倍の部分に対しては、やはり私は二倍というのもすごい調査の結果としては重いものだというふうに思うんですが、島先生は、その二倍のところが採用されずに四倍という部分での率直な御感想と、調査をされて感じられたことなどをちょっと御意見としていただきた……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 まず最初に、独立行政法人再生保全機構の業務であります健康被害予防事業について御質問をいたします。 再生保全機構は、公害健康被害補償予防協会が今行っています大気汚染による健康被害の予防事業を引き継いでいくことになります。ここの委員会で、公健法の審議の際も、大気汚染の影響によると思われるぜんそくの被害者の救済問題について質問いたしましたけれども、命と健康を守るために、健康被害予防事業の役割はますます大きなものになっていくと考えます。 ところが、この事業に必要な経費は約五百億円の公害健康被害予防基金の運用益によって賄うとされています。この……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。 きょうは、旧日本軍の毒ガス遺棄問題につきまして質問をさせていただきます。 けさからの審議でも、やはり水問題というのが多くの委員から取り上げられております。水というのは命をはぐくむもので、本当に大切なものだと思います。 茨城県の神栖町の井戸水から砒素が出ました。やはり、利根川流域でとても水質がよい、水がよいというところで、そこで暮らしていらっしゃる方は本当に全く疑いもせずにその水を飲んでいた、その水の中に砒素がまじっており、非常に深刻な健康被害が出ているという問題に対して、午前中、小宮山委員からも質問がございましたが、重複する……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。連合審査に引き続いて質問させていただきます。
私、中環審を拝見いたしまして、やはり拡大生産者責任というのが、今回の廃掃法の改正の中で非常に期待を持ってその法案の中身を待っておりましたら、やはりいろいろなこと、議論や、省内でもさまざま議論があったと思いますが、まず最初に大臣に、拡大生産者責任がどうしてすぽっと抜け落ちてしまったのかということに対して、一言お伺いしたいと思います。
【次の発言】 やはり、ごみを本当に減らしていく、二十一世紀、環境の世紀と言われておりますし、またごみ問題というのは重要なテーマであります。
でも、やはり一方ではど……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。きょうは、本当にお忙しい中、貴重な御意見をありがとうございました。 まず最初に、長葭さんに質問をいたしますが、今回、このような形で青森、岩手の県境にあれほど、豊島以上のものが不法投棄されまして、本当に、この一日も早い原状回復というのが緊急の課題なわけなんですが、結局、青森県にしても岩手県にしても、主に首都圏のそのような廃棄物が不法投棄されて県民の税金を使うということに対しては、内心いろいろな思いがおありだと思います。 それで、やはり廃棄物問題というのはこれからも、幾ら一生懸命法律をつくっても、その網の目をくぐるようにしていろいろ……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 まず、きょう、この二つの改正法案の採決まで行われるわけですけれども、基本的には一歩前進ということで、きっちり賛成をさせていただきたいというふうに思っておりますが、やはり残された課題がたくさんあるだろう。その課題に対する解決の道というのをしっかりここで議論し、また、目に見える形で具体的にどのようにそれを模索していくのかということも本委員会の責任であろうと思います。 それに関しまして、まず最初に、拡大生産者責任の問題を再び取り上げさせていただきたいと思います。 大臣初め環境省、さまざま御努力なさったんでしょうけれども、時間切れと申します……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 私は、前々回の鳥獣保護法の改正といいますか、その議論のときには環境委員会におりまして審議にかかわらせていただきましたが、そのときにいろいろ、動物たち、特に野生動物というのは言葉が話せない、訴えることもできない、けれどもこの地球上で人間とともに共生していく、だけれども余りにも人間がおごっているのではないか、本当に自分たちがこの地球のあるじとして、動物たちへの保護や、そしてともに生きていく存在ということをすっぽり忘れてしまっているような法案の中身だと思いながら、動物たちの悲鳴が聞こえてくるなという思いで審議をしたことを思い出します。 今回……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。きょうは、お忙しい中、ありがとうございました。 まず最初に、私も自然体で生きるということを人生のモットーにしておりまして、そしていわゆる想像力を持って議員活動をしなければいけないと思うんですが、この遺伝子組み換えのものに関しては、その想像の及ばない事態ということに対して、やはり次世代にどのような影響を与えるのかということで、大変心配しております。 やはり食べるものは表示で選びたいということで、国会の中でも随分その問題を取り上げてまいりました。きょうのこの問題に対しても、私も、一生懸命勉強しても、すればするほどよくわからなくなったややこし……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 まず、質問に先立ちまして、ぜひとも大臣にお願いしたいことがございます。 せんだって環境委員会で、現地視察ということで霞ケ浦に行ってまいりました。私はつくづく百聞は一見にしかずだと思ったんですが、これはさきの国会での自然再生推進法のモデル事業として、アサザ基金がNPOとして参加して、行政とともに自然再生を試みるすばらしい事業で、やはり行ってみて、こんなふうに自然というのを人間の英知で守っていく、そのためにさまざまな人がそれに参加している、すばらしい事業だと思ったんです。 先日の質問のときにも何人かの委員からも質問が出ましたが、このモデ……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。 このたびのこの法案を出すに当たって御尽力をいただきました皆様方に、心から敬意と感謝をあらわしたいと思います。私もやはり環境というのは二十一世紀最大の一番大事なものだと思いますし、この環境委員会でこのような法案の審議をさせていただくことは、とても、私にとって現在も将来も大きな財産として残っていくと思います。 私は、地球というのは借り物であって、一時期私たちが住まわせてもらっているという謙虚な姿勢が一番大事だと思いますが、開発開発で人間のおごりがさまざまな環境をむしばんできた、このことが取り返しがつかない状況になりつつある中で、や……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは、文部科学副大臣の渡海副大臣に、熱中症の問題で質問と御要望をいたしたいと思います。 毎年毎年子供たちが熱中症で、本当に毎年何人も命を落としています。私は、熱中症は防ぎ得る事故、そのように思っております。特に文部科学省が、熱中症をなくしていこう、子供たちの命を守ろう、そのような決意で取り組まれるならば、ことしの夏、また暑い夏が予想されますが、その中で子供たちが命をなくすことがない、そのように思います。 これは、過去十年間の熱中症での死亡件数なんですけれども、これは日本体育・学校健康センターの災害共済給付支給実績、そこから把握し……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。 きょうは、いわゆる都市基盤整備公団の建てかえ事業の問題について何点か質問をいたしたいと思います。その後、霞ケ浦のアサザ基金の問題について質問をさせていただきたいと考えております。 まず冒頭に、今通常国会でも、いわゆる公団の民営化問題というのがございましたが、社民党は反対いたしまして、やはり都市基盤整備公団の果たすべき役割、国民に安定した住宅の供給や、質の向上や生活の全般的な向上を図っていくという理念というのをしっかり持って、国民のさまざまな住宅供給に資するということで、大きな役割を担っていると考え、そのような態度をとったわけで……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは、初めて鴻池大臣に質問をさせていただきますので緊張しておりますが、何とぞよい答弁を期待して、質問に入らせていただきます。 ちょうど私は、阪神・淡路大震災の一年半後に議員になりました。当時与党でございまして、鴻池大臣とも、与党の災害プロジェクトのチームの中でいろいろなアドバイスをちょうだいしたことを、本当についこの間のことのように思い出します。 まず、あのとき党の垣根を越えて一生懸命頑張って、被災者の、いわゆる人を助けるための法律というのがこの国にはありませんでした。さまざまな抵抗やいろいろな困難がございましたけれども、結局、……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 まず初めに、今回九州を襲いました豪雨災害で亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りいたします。また、被災者の方々に対しましてお見舞いを申し上げたいと思います。 鴻池大臣におかれましては、すぐに被災地に飛ばれまして現状を視察され、大変お疲れのところ、きょうの委員会でさまざまなリアルなお話を聞かせていただき、決意も新たに取り組まれるということに対して、心から敬意を表したいと思いますし、被災者の皆様が、大臣のさまざまなお話、お顔を見られてどんなに勇気づけられたかと思います。心からお礼を申し上げたいと思います。 私、きょう質問を、まず生活再建……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 私は、一月二十一日、本会議で小泉総理に質問をさせていただきました。やはり本会議で代表質問するとなりますと、いろいろな方々の意見を改めてお伺いして、そして、質問に何時間も何時間も割いて一生懸命原稿を書きます。でも、小泉総理の御答弁は原稿を棒読みで、ほとんど私の目さえ見てくださらずにお答えになりました。何だか小泉総理がだんだん私から遠のいていく、そのような気持ちがいたします。 実は、質問をしているのは中川智子ではないわけですよ。国民の代弁者として質問をしているわけです。ですから、だんだん総理が遠くなっていくのは国民から遠くなっていくという……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは医療、福祉についての集中審議ですが、審議に入る前に一言、小泉総理に明確に御質問したいことがございます。 私は、けさも朝七時過ぎから一時間、街頭に立ちました。そして、やはり多くの市民の人たちから寄せられるのは、中川さん、戦争だけはやめてね、イラク攻撃だけはやめさせてね、そのために中川さんに一票入れたのよという多くの市民の声でした。 私は、小泉総理はきっと、思いの中では、絶対に平和を守りたい、平和を愛する人だと信じています。ですから、国民も、世論は八割以上がイラク攻撃反対ですけれども、どこか反戦運動がいま一つ盛り上がらない。それ……
○中川(智)分科員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは、町村大臣に、二十一世紀教育新生プランその他あわせまして、教育改革の問題についてお考えを伺いたいと思います。 まず最初に、私はやはり子供たちの状況というのは大人の社会の鏡のような気がしてなりません。新聞に載ることは、お金をだまし取ったり、悲惨ないろいろな事件でありましたり、また、政治家がわいろをもらって自分の地位を利用したさまざまのことをする、そのような記事などが連日載っていて、大人の社会がこうなのに、子供たちにだけ心とかを真っすぐにとか言うことは、私はとてもこれは矛盾したことではないかと思いますが、町村大臣は昨今のこの政治……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。
まず最初に、坂口大臣にお伺いいたしますが、一昨日、東京地裁、その前には大津地裁で薬害ヤコブ病の裁判所の所見が出ました。先ほど本会議でも小泉総理大臣が、このことに対して、我が党の議員に対してのお答えをいただきましたが、大臣、一番最初に伺いたいんですが、この日本で、いわゆる行政の責任が問われた、国が責任を問われた薬害はどれだけありましたでしょうか。大臣のお気持ちの中にあります、記憶の中にあります、薬害の歴史ということについての大臣の御所見をまず最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 厚生労働省の庭にも薬害根絶の碑が建っております。スモン、……
○中川(智)分科員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。 いつもは私は厚生労働委員会のメンバーでございますので、遠山大臣に直接このようにいろいろなことをお伺いできる機会がめったにございませんで、きょうは楽しみにして参りました。 きょうは、私は三点にわたって、時間が許す限り、遠山大臣の御認識、また要望を含めてのお答えをちょうだいしたいと思っております。 私も厚生労働委員会では、特にハンセン病の問題、薬害ヤコブ病のこと、そして医療事故の問題、また身体障害者補助犬法の成立に向けて、議員の先生方とチームを組みまして、先日やっと成立いたしました。 その中で、特に私は、ハンセン病とかヤコブ……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 私は、一九九六年、初めて衆議院議員に当選いたしましたときに、全くこういう世界、政治の世界というのを知らずに議員になってまいりました。そのときに、とても信頼している方が私に静かな声でこう言いました。中川さん、心を壊さないようにしなければならないよと。私はそのときよく意味がわかりませんでした。でも、たくさんの仕事をこの国会の中でする中で、私自身は、翌年に過労で倒れて入院しましたり、いろいろありました。 私は、一つには、さまざまなストレス、過労、また生活不安、そして社会状況の中で、体を病んでがんになったり、さまざまな身体疾病が出るという方と……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。きょうは、本当にお忙しい中、ありがとうございました。 私は、ずっとハンセン病問題、いわゆるハンセン病国家賠償訴訟の原告の方々とともに闘ってまいりました。そして、あのときに、一つの大きな教訓として、隔離政策がいかに人権を侵害するか、そしてまた、ハンセン病の療養所もらい予防法も治療の名のもとに隔離をし、そして、いわゆる隔離政策をとったことによって、社会復帰を非常な困難に陥れたと同時に、国民とそして怖い存在だとして隔離された人々との間に埋めがたい溝をつくってしまったということを、私はハンセン病問題で痛感いたしました。 今回もまた、この……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 本日は、お忙しい中、本当に貴重な御意見をありがとうございました。 私は、今回のこの法案は、日本に新たな差別法を生み出す、さまざまな御意見の中で廃案にという言葉がございました、絶対にこれは廃案にすべきものだと思い、そのような立場から質問をさせていただきます。 まず、長野参考人に伺います。 長野参考人は、入退院を繰り返されたということを先ほどの陳述の中でおっしゃいました。きょうも本当はそのような隔離された精神病棟で行うべきだ、そして現実をもっとしっかり見てほしいということを御意見の中でお述べになりました。 長野参考人が入院されていた……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 私は、議員になって六年余りたちます。小さな党ですから、いろいろな委員会を兼務いたしまして、たくさんの法案審議に意見を述べさせていただき、たくさんの質問もしてまいりましたが、この法案ほど審議に値しない法案はなかった、初めてです。提案された根拠さえ成立していません。そして答弁は矛盾だらけ。全く有事法制論議と一緒で、審議をすればするほど矛盾が出てきます。予測や、おそれや、何かわけのわからないところでまた新たな差別法ができるのかと思いますと、本当に身の毛がよだつ思いがいたします。 まず最初に、法務大臣と坂口大臣に、基本的なところで、大臣みずか……
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは、冒頭に、質問通告をさせていただいていなくて大変申しわけないのですが、けさの報道にもありまして、私も一度、経済産業大臣また環境大臣にお伺いしたいことがございましたので、最初に化学物質過敏症の問題について、冒頭、お伺いしたいと思います。 私も、何通か化学物質過敏症で苦しんでいらっしゃる方からお手紙をいただいたり、そしてまた、そのお手紙を下さった方とお会いしたりしてお話を聞いたことがあるんですが、化審法の審議をするときに、化学物質で本当に苦しんでいらっしゃる方々に対して、しっかりとした省庁の取り組みというものをぜひともしていただき……
○中川(智)分科員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。 きょうは、川口外務大臣に、中国におきます遺棄毒ガス問題と、あわせてまた中国のSARSの関連に対して質問をいたします。 まず、遺棄毒ガス問題ですが、五月十五日に、中国に遺棄された毒ガスで被害をこうむりました方々が提訴された裁判の判決が東京地裁でございました。裁判自体は原告の敗訴という結果になりましたけれども、判決の内容そのものは、ほとんど原告の主張を認めるものとなっています。賠償自体は棄却でしたが、その理由が、主権の及ばない中国で兵器を回収することは困難だという判断があったようです。 それで、この中で注目すべきは、東京地裁の……
○中川(智)分科員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 今、被爆者問題のお話が出ましたので、大臣にちょっと一つだけ、思い出してしまいまして、済みません。 大臣、御答弁の中で、手帳の申請のときに、被爆者であるかどうかということの確認を日本に来て一からすると時間もかかるので、向こうに審査官というか係官を送って、そして向こうでいろいろな手続をして、日本に来られたときは本当にごく数日で手帳がとれるようにしなければいけないということで何度も御答弁がございましたけれども、広島、長崎県市に確認しましたら、そのつもりはない、県市の方は、郵便でやりとりをしていきたい、そして、現地に係官を派遣する余裕も、そ……
○中川(智)分科員 社会民主党・市民連合の中川智子です。 きょうは、遠山大臣じきじきにいろいろな御見識を伺いたい、御意見を賜りたいと思って、質問は多岐にわたりますけれども、ぜひともどうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、私は以前からちょっと質問したいしたいと思って、やっときょう実現したのですが、この心のノート、この国会でもいろいろな形で取り上げられたかと思いますけれども、私も、現場の先生たち、小学校や中学校の先生たちに友人がたくさんおりまして、そして、よく現場の先生たちから、なぜいきなり昨年、二〇〇二年新学期、これが配られたのか、そして作者は一体だれなのか、こういう予算というのはどこ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。