このページでは逢沢一郎衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○逢沢副大臣 外務副大臣の逢沢一郎でございます。 川口大臣を補佐しつつ、我が国が直面をする外交、安全保障上の問題に全力で取り組んでまいります。 小此木委員長初め委員各位の御指導と御鞭撻、心からお願いを申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
○逢沢副大臣 事実関係について改めて申し上げたいと思いますが、今委員御指摘のとおり、阿南中国大使は、アジア大洋州地域の大使会議出席のために、二十二日月曜日、先週の月曜日でございますが、日本に戻り、その週は日本に滞在をしておりました。二十七日土曜日に中国に帰任をされたわけでございます。 二十四日水曜日の早朝、中国人活動家が尖閣諸島魚釣島に不法に上陸をした、その事案が発生をしたわけでございますけれども、日本の固有の領土、これはもう歴史的にも、また国際法上にも何ら疑いのない固有の領土につき不法な侵犯、入国があった。冷静に適切に、日本の法令によってこの事案は処理をされたものと私どもは承知をいたしてい……
○逢沢副大臣 外務副大臣の逢沢一郎でございます。 川口大臣を補佐しつつ、沖縄及び北方四島に関連する問題に全力で取り組んでまいります。特に、私が本委員会担当の副大臣でございます。金田委員長を初め委員各位の御指導と御鞭撻、また御協力を心からお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○逢沢副大臣 昨年九月より外務副大臣を務めさせていただいております逢沢一郎です。
川口大臣を補佐しつつ、日本外交の前進のために力を尽くしてまいります。
委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げます。
【次の発言】 平成十六年度外務省関係予算概要説明をさせていただきます。
平成十六年度一般会計予算において、外務省予算は七千二百十二億二千六百万円計上されております。これを前年度予算と比較いたしますと、二・〇%減となっております。なお、我が国外交の極めて重要な手段であるODA予算については、政府全体でのODA予算が対前年度比四・八%減となる中で、外務省のODA予算は、対前年度比……
○逢沢副大臣 先般、機会を得まして北京に参りました。二十三日月曜日の午前、現地時間でございますが、午前九時から中国外交部におきまして、約四十五分間、王毅外交部副部長と懇談の機会を得ました。ちょうど二十五日からの六者協議の二日前ということでございますので、当然、六者会談のこと、また日中二国間関係のことについても議論をいたしたわけであります。 二十五日からの六者協議に際して、我が方が基本的にどんな姿勢で臨むかということについては、明確に私から、議長役でございます中国、王毅さんに申し上げたわけであります。薮中さんの冒頭の発言の中できちんと拉致の問題については言及をする、日本国政府の首尾一貫とした姿……
○逢沢副大臣 恐縮でございますが、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。 柔軟かつ積極的な外交を展開させるという意味で、大変すばらしい視点から御指摘また御質問をいただいたものと承知いたしております。 川口大臣は、平成十四年の二月一日に外務大臣に就任をされ、それ以来、文字どおり、日本外交の責任者として大変な努力を重ねてこられたわけでありますが、この在任二年一カ月の間に、合計三十回の海外出張をされまして、延べ五十六カ国を訪問されておられます。マルチの場、バイの場、さまざまな場があるわけでありますけれども、延べ五十六カ国、三十回、今委員御指摘のように、外務大臣同士の会談、あるいは首脳同……
○逢沢副大臣 先ほど警察庁の方から、海外における検挙件数、また国内における件数、そして検挙された方々の数について報告がございました。まことに心が寒くなるような大変な数字である、率直にそういう印象を受けるわけであります。恐らく、大多数の心ある国民も、このゆゆしき実態にまゆをひそめると同時に、これの根絶に向けてやはり行動を起こすときだ、そういう強い感想をお持ちになるものというふうに思います。 先ほど委員御指摘のように、根絶に向けてさまざまなシンポジウム、啓発の取り組み等もやってまいりまして、十周年に当たるということで、記念シンポジウムも東京の国連大学で開催をされる。より意味のあるものにしていく必……
○逢沢副大臣 委員御指摘のように、中国の調査船が日本の近海を、国際海洋法のルールをいわば無視する形でさまざまな活動を過去に繰り広げていた、大変遺憾なことでありまして、累次、このことについては、我が国政府から中国側に厳重に抗議を申し入れ、また、改善の要請をしてきたところであります。 前原先生、お話をいただきましたように、東シナ海につきましては、日中双方の一応の合意、ルールが成り立ち、そのルールがワークをしているわけでございますけれども、日本の南側、太平洋部分につきましては、この調査船が引き続き事前の通報等々なくさまざまな活動を行っているというゆゆしき実態があるわけであります。 既に私も、こと……
○逢沢副大臣 渡辺先生御指摘のように、金正日総書記・国防委員長は、非公式に中国を訪問され、中国の要人の方々と会談をされたわけでございます。中朝双方が幾つかの点について明らかにしておられるわけでありますけれども、訪中時におきましては、中朝二国間関係あるいは懸案の核問題等について意見交換が行われたというふうに承知をいたしております。 中朝双方は、六カ国協議プロセスを引き続き推進する、また朝鮮半島の核問題の最終的な解決に貢献することで一致したということでありまして、私どもとして、そのように承知をいたしているわけであります。また、会談におきまして、金総書記は、対話による平和解決の立場を模索する、そし……
○逢沢副大臣 大変大きな爆発事故が起こりました。その真相について、また事実について、的確に私どもとしても情報を収集し、認識をする必要性がある、そのように思っております。 まず、事故の原因についてでございますけれども、二十四日付の国連等の合同調査団による報告によりますと、北朝鮮政府から確認されたこととして、列車の路線変更の際に、硝酸アンモニウムを積んだ貨物列車が燃料油を積載した車両と接触したことによって爆発が発生したとされておるわけでございます。 北朝鮮政府から確認をして、以上のことが国連等の合同調査団によって報告をされておるということでございます。
○逢沢副大臣 鈴木委員御指摘のように、外国人留学生を積極的に受け入れていく、日本にとっても大変重要なことという基本認識を持っております。長年努力してまいりました留学生受け入れ十万人計画はようやく達成をすることができたわけでありますが、その中身を見てみますと、中国からの留学生が約七万人、韓国からも一万六千人弱、以下、台湾、こういうことになり、十万人を超えることができたわけであります。 しかし、一方、委員御指摘のように、外国人留学生のいわゆる質の問題、また、本来留学生として一生懸命勉学にいそしんでいただかなくてはならないわけでありますけれども、学校にいるのではなくて不法に就労している、そういう問……
○逢沢副大臣 ただいま会計検査院の方から、十四年度の決算について、経済協力案件についての概要といいますか、そういうことで報告がございました。 相手国の事情などによるところもございますけれども、必ずしも援助の効果が十分発現していない案件について指摘を受けたということは、いずれにいたしましても、経協、ODAを所管する外務省として大変残念なことであるというふうに受けとめております。当然のことでありますけれども、そういった会計検査院からの指摘、意見をしっかり真摯に受けとめる、そして状況を改善する、そのことに全力で当たっているところでございます。 多くの案件について御指摘をいただいておりますので、後……
○逢沢副大臣 中野先生から御指摘をいただきましたように、先般の小泉総理、金正日国防委員長、いわゆる日朝首脳会談を受けて、地村さん、蓮池さんの五人のお子様方の帰国が実現をいたしたわけでございます。一方、曽我ひとみさんの御主人であられるジェンキンスさん、そしてお二人の間の二人のお嬢様方については、御承知のような経緯の中で、できるだけ速やかに第三国において面会を実現する、その方向が基本的に確認をされたわけでございます。 私どもといたしましては、当然のことでございますけれども、曽我ひとみさん御本人の意向を何といっても一番大切に受けとめ、できるだけその御意向に沿う形で場所を選ぶ。また、時期については、……
○逢沢副大臣 委員御指摘のように、我が国の在外公館の安全確保、テロ対策、万全を期していかなくてはならない、強い決意で外務省としても臨んでいるわけであります。 特に九・一一以降、あるいは昨年の秋、イラクで我が省の省員二人が、今となってはテロと断定をしてもよかろうかと思いますが、殺害をされるという痛ましい事件が起こりました。そういうものを受けて、しっかりとした安全の確保、テロ対策をさせていただいております。 特に、去年の秋、ウサマ・ビンラディンによると見られる日本を名指しした声明がございました。日本を標的にする、そういう声明であったわけであります。先ほど警察庁の方からも、国内の安全対策、テロ対……
○逢沢副大臣 私の目線のことについて大変関心をお持ちいただき、光栄かつ恐縮に思っておりますが、たしかあの番組では、傍聴なさっておられます参議院議員の若林先生が事件の前後を推論された。そのことをかなり長時間にわたりましてテレビで放映をされた。私もたまたまそのテレビ番組に出演をいたしておりまして、それを聞く立場にあったわけであります。 残念ながら、ちょっと時間の関係で、大半の時間が、若林先生の推論の説明、また、それに対する、同席をなさっておられたコメンテーターの方々の発言にとられまして、私から発言する時間的ゆとりといいますか余裕が十分なかったことが大変残念であったわけでありますが、私どもといたし……
○逢沢副大臣 四月十七日、時間は以下いずれも日本時間でございますが、安田純平さん、そして渡邉修孝さんがバグダッド市内で無事保護されました。 二名の拘束事件に関しましては、十五日午前零時三十分ごろに邦人二名が拘束されたとの未確認情報を受け、即座に、外務省の緊急対策本部から、ヨルダン現地対策本部及びバグダッドの日本大使館に対し、事実関係の確認に全力を挙げるよう指示を出し、あわせて、関係国政府等に対して情報提供等の協力を依頼いたしました。 その後、この二名が安田純平さん、渡邉修孝さんの二名であり、十四日にバグダッド西方のアブグレイブにおいて拉致された可能性があることが判明いたしました。 十七日……
○逢沢副大臣 今委員、るるお話をされましたように、発動要件について、そこのところは整理をする必要があろうかと思います。外務省として必ずしもこの発動要件について有権的にお答えをする立場であるかどうかというふうに思うわけでありますが、先ほど財務省の事務方からもお話をされたように、細別して二つにこのことは整理をされなくてはならない、そのように承知をいたしております。 一つは、重なりまして恐縮でございますけれども、我が国が締結した条約その他の国際約束を誠実に履行するため必要があると認めるときに、送金等について許可制とすることができるとされている。事例としては、リビア、南アフリカ等が挙げられようかと思……
○逢沢副大臣 先ほど財務大臣の方から、当面の支援、十五億ドルの無償、そして総額五十億ドルまでの資金供与をする用意がある、そのことをマドリードの支援国会議で表明し、その後の作業になっているということについては御答弁をいただいたところであります。 このイラクの復興支援、経済協力費のことについては、これはもう政府・与党挙げてあらゆる情報を集め、それを的確に分析し、そして、この十五億ドル、五十億ドルという数字を、最終的には政治の判断、政治決断で決定したということを申し上げておきたいというふうに思っております。 千百八十八億円の復興支援の経済協力費、今回の補正でお願いをしているわけでありますが、予算……
○逢沢副大臣 今、山田先生から、アメリカにおいてもそういう機運が高まりつつあるというふうな御指摘がございました。 私どもの立場で、今アメリカの食肉関係者の間でどういう議論が具体的に進んでいるか、必ずしも十分承知をいたしていないわけでありますが、例えば、アメリカで個体識別制度が仮にできた、その場合、アメリカから日本に輸出する場合に、例えばSPS協定上どういうふうに判断をされるか、あるいはTBT協定上どのように判断をされるか、恐らくそういう趣旨の御質問であろうかというふうに思うわけでありますが、我が国の牛の個体識別制度は、食品の安全確保というよりも、主として消費者に対して国産牛肉に関する適切な情……
○逢沢副大臣 御承知のように、政府は、イラク全土に対し、累次にわたり退避勧告の危険情報を発出いたしております。邦人に対しましては目的のいかんを問わずイラクへの渡航を延期するように、そして、既にイラクに滞在する邦人はイラクから速やかに退避するように呼びかけてまいりました。今現在もイラクはそのような状況にあることをまず確認しておかなくてはなりません。 政府といたしましては、このような中で今回の人質事件が発生したことは、まことに残念だ、遺憾に考えております。今後とも、海外に渡航される方がみずからの安全についてはみずから責任を持つとの自覚を持っていただくということが何といっても大切である、みずからの……
○逢沢副大臣 今委員御指摘のように、ジュネーブ諸条約につきましては、我が国が一九五一年にサンフランシスコ平和条約に署名した際、同条約の効力発生後一年以内に加入することを宣言したという経緯がございます。 しかし、今委員御指摘のようないわゆる有事法制については、戦後の政治状況の中で、本格的な議論が先送りをされてまいりました。いわばタブー視され、そのことに触れたくても触れられない、そういう政治状況が事実上あったというふうに私ども承知をいたしております。 しかし、昨年成立をいたしました武力攻撃事態対処法におきまして、「事態対処法制は、国際的な武力紛争において適用される国際人道法の的確な実施が確保さ……
○逢沢副大臣 去る十四日、ブラヒミ国連事務総長特別顧問がバグダッドで記者会見をされまして、今後の政治プロセス、いわばブラヒミ案の最初の提案をされたわけでございます。 私ども、イラクのこれからを考えますときに、やはり政治プロセスを強力に推し進める、そして、率直に申し上げれば、その主役はやはり国連が担うべきであって、もちろんその立場にございますし、また十六日、ブッシュ大統領、ブレア首相、英米首脳会談が行われ、英米の首脳の間でも、ブラヒミ特別顧問の提案、また国連の役割を強化することは当然のことだ、歓迎をする、そういうことを述べているわけであります。 委員が、日本がより明示的に、積極的に、この政治……
○逢沢副大臣 言うまでもないことでございますが、この自由訪問事業の人道的な意義、まことに大きなものがあると思いますし、また、関係者の方々から強い要望がなされております。 したがって、ロシア側に対しまして、従来より、現在は国後島の古釜布が唯一の通過点ということでございますが、新たな四カ所の通過点の開設、そしてまた訪問対象者の拡大等の改善について申し入れてまいりました。 十五年度の訪問におきましては、新たに三カ所の通過点を開設することについて、ロシア側との間で調整がなされたということを改めて報告を申し上げておきたいと思います。択捉の紗那、色丹の穴澗、歯舞の水晶島に新たに通過点が設けられる方向で……
○逢沢副大臣 四月八日木曜日の日本時間の夕刻でございましたけれども、高遠菜穂子さんを初め三人の日本人、邦人の方がイラクで身柄を拘束された、そういう事実がもたらされたわけでございます。 藤田先生、先ほどお話をいただきましたとおり、私は、現地緊急対策本部の責任者として、ヨルダンのアンマンにおきまして、三人の解放の実現を確保する、そのために仕事をさせていただきました。また、民主党の国際局長として藤田先生御自身も現地に来られ、情報収集等々に当たられたということは私もよく記憶をいたしているところでございます。 宗教関係者あるいは部族の関係者、さまざまな方の協力、支援、努力等もございまして、四月十五日……
○逢沢副大臣 再度外務副大臣を拝命いたしました逢沢でございます。 町村大臣を補佐しつつ、我が国が直面をする外交、そして安全保障上の問題に全力を尽くして取り組んでまいります。 小林委員長を初め委員各位の御指導、御鞭撻を賜りますように、どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
○逢沢副大臣 お答え申し上げます。 徹底した事故原因の究明、そして再発防止、このことについては、国民に責任を果たしていかなくてはならない、当然のことであります。 本件事故の原因及び事故機と同型機、CH53Dの安全点検等に関しましては、まず、米側からの調査報告書の提出がございました。これを踏まえ、日本側の専門家、これは国交省また自衛隊の専門家でございますが、専門家が普天間飛行場を訪問いたしました。そして、事故分科委員会において検証を行い、政府として、これらを通じて事故原因及び飛行再開に向けた再発防止策について十分な説明を聴取することができたとの認識を得たわけでございます。 その勧告となって……
○逢沢副大臣 委員御指摘のように、去る十月十八日に米国におきまして北朝鮮人権法が成立をいたしました。米国議会またその背後にあります米国民の北朝鮮に対する、とりわけ北朝鮮の人権に対する強い関心また強い懸念、それがこの法案に結びついたというふうに承知をいたしております。 また、渡辺先生も御承知のように、この北朝鮮人権法の中にいわゆる日本の拉致問題、拉致について二カ所にわたって具体的な記述がございます。そのことも含めて、北朝鮮の人権を確保する、また拉致問題を全体に解決に導いていく、そういういわば圧力としての効果が大いに期待をできるというふうに私どもは評価をいたしたいと思います。 御承知のように、……
○逢沢副大臣 日中関係が大変重要な二国間関係であることは申し上げるまでもございません。問題があれば適切にその問題を処理する、そして国の立場、考え方、それを明確に相手に伝える、そういうことを重ねて真の友好というものが育ってくる、私どももそのように承知をいたしております。 原潜の問題につきましては、直ちに町村外務大臣が程公使を呼び、そして事実関係を明確にしてほしい、そして謝罪を求める、また、なぜこのようなことが起こったのか、その理由、そして再発防止、この四点について明確な申し入れをし、その反応につきましては先ほど薮中局長が答弁をしたとおりでございます。 さらに、私どもとしては、このようなことが……
○逢沢副大臣 再度、外務副大臣を拝命いたしました逢沢一郎です。どうぞよろしくお願いいたします。 本委員会では、我が国の外交にとりまして極めて重要な沖縄そして北方四島の問題を取り扱うことになります。与えられた職責が全うできますように、全力を尽くして頑張ってまいります。 荒井委員長初め委員各位の御指導と御鞭撻、心からお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
○逢沢副大臣 再度外務副大臣を拝命いたしました逢沢一郎です。
町村外務大臣を補佐しつつ、イラク、北朝鮮を初め、我が国が直面をする外交また安全保障上の問題に全力で取り組んでまいります。
赤松委員長初め委員各位の御指導と御鞭撻をどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。(拍手)
【次の発言】 イラクの治安は依然として大変厳しいものがあるわけでありますが、国際社会は一致をして新しいイラクの国づくり、なかんずく自由で開かれた民主的な国家の国づくりを支援していかなくてはならない、そのように思っております。我が国も、人的貢献、また資金面の貢献、両者を車の両輪として、イラクを国際社会の……
○逢沢副大臣 今委員より、中台間の緊張の緩和、その重要性ということについて言及をいただきました。政府といたしましても、大変強い関心を持っているということは当然のことでございます。 中台間の緊張が高まることがないようなさまざまな呼びかけ、また働きかけを日本政府としてもいたしているところでありますし、また広く国際社会もそういった立場で、中国に対してまた台湾に対して、いたずらに緊張を高める、結果的にそのようなことが起こらないように冷静さを求める、また話し合いによって、この中台間の関係の改善、それを促してまいりました。当然のことでありますし、引き続きそのような努力が必要であります。 そういった脈絡……
○逢沢副大臣 藤村先生御指摘のように、先般、第四十五回海外日系人大会が開催をされ、先ほど先生が御指摘をされました四項目が要望事項として採択をされたということを承知いたしております。 二〇〇八年にブラジル移住百周年という大変大きな節目を迎えるわけでございまして、政府として、その節目に当たってしっかりとした取り組みをしていかなくてはならない、基本的にそのような認識を持っているところであります。 御承知のように、去る九月に小泉総理大臣が、総理としては久方ぶりということでございましたけれども、ブラジルを訪問いたしました。その際に、ルラ・ブラジル大統領との間で首脳会談を行い、両国で、この二〇〇八年の……
○逢沢副大臣 原田先生御指摘のように、去る十月二十五日に、中国・北京におきまして東シナ海に関する日中協議が開かれたわけであります。その協議の席におきまして、我が国は、両国の境界の画定を考えるべき水域はいわゆる両国の二百海里までの水域が重なり合う部分であるとして、その上で国連海洋法条約の解釈、またマルタとリビア等幾つかの国際判例もあるようでありますが、それを参考にしつつ、両国の領海基線間の距離などを踏まえれば、そのような水域において公平な解決を達成するための境界画定はいわゆる中間線によるべきであるという考え方を改めて説明いたしたわけであります。 産経新聞の報道等を指摘されたわけでありますが、そ……
○逢沢副大臣 十一月九日から十四日まで平壌において行われた第三回日朝実務者協議について御報告いたします。 日朝実務者協議は、これまで八月及び九月と過去二回行われてきました。五月の日朝首脳会談時に、金正日国防委員長は白紙に戻して安否不明の拉致被害者に関する再調査を実施することを約束したにもかかわらず、これまでの実務者協議における北朝鮮側の回答は極めて不十分なものでありました。 そのため、今回の協議においては、その進め方にも工夫を凝らしました。我が方から、外務省のほか警察の専門家や拉致被害者・家族支援室職員の同行も得て平壌に赴き、北朝鮮側における調査委員会の責任者との間で集中的に協議を行いまし……
○逢沢副大臣 二十五日に開催をされました東シナ海に関する日中協議についてでありますけれども、我が国は、境界の画定を考えるべき水域は両国の二百海里までの水域が重なり合う部分である、したがって、そのような水域において衡平な解決を達成するための境界画定は中間線によるべきであるという考え方を改めて示したわけであります。 これに対して、中国側は、係争水域については、中間線以東から沖縄トラフの間の水域であるという従来からの主張を繰り返し、大陸棚に関する自然延長論をさらに展開したわけでありまして、日本が主張するいわゆる中間線による境界画定は認められないということを改めて表明したというふうに承知をいたしてお……
○逢沢副大臣 効果というのは、どういうことを細野先生が頭の中で組み立てておられるのか、あるいは想定をしておられるのか、ちょっと直ちに理解をすることができないわけでありますが、旧来からこの問題については、我が国の政府としては、双方が領海から二百海里を主張し、そしてそれが重なり合う部分がつまり境界の画定を行うべき水域である、そしてその場合には、両国の領海基線から二百海里までが重なり合うわけでありますから、その中間線をとろう、こういう主張を繰り返し主張いたしております。それが我が国の基本的な物の考え方であります。 それは国際法、あるいは幾つかの係争事案について、具体的な解決が図られました。多くの場……
○逢沢副大臣 再度外務副大臣を拝命いたしました逢沢一郎です。どうぞよろしくお願いをいたします。 アフガニスタン、イラクの復興、新しい国づくりは、国際社会にとりましても、また我が国にとりましても大変重要な課題であると承知をいたしております。町村大臣を補佐しつつ、アフガニスタン、イラクが抱える課題の解決に全力を尽くしてまいる所存でございます。 また、再度、イラクにおきまして邦人の人質事件が発生いたしました。これまでの経験も生かしつつ、人質の解放に最大限の努力を傾注してまいります。 船田委員長を初め委員各位の御指導、御鞭撻をどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○逢沢副大臣 イラクの治安情勢でございますけれども、結論から申し上げますと、全体として、また全般として、予断を許さない状況が続いている、そのように認識せざるを得ないと思います。ただ、先ほど外務大臣が累次にわたり答弁申し上げましたように、地域によって、比較的治安が安定しているところ、また、いわゆるスンニ・トライアングル等々のように、その中でも大変治安が厳しいところ、その厳しさの度合いには差があるということを改めて申し上げておかなくてはなりません。 それでは、一体、このイラクの治安を混乱させている、それはどういう勢力に分類されるのかということであります。 報道をひもとかれて委員も若干指摘をされ……
○逢沢副大臣 質問にお答えをさせていただきたいと思います。 来年の一月に選挙が予定されているわけでございますけれども、イラクの新しい国づくり、復興のプロセスを考えますときに、来年の一月の選挙を予定どおり実行し成功させる、そのことがその後のイラクを考えますときに圧倒的に重要であるという認識を持っております。 委員みずから、来年一月の選挙がなかなか厳しいのではないか、そんな所感を表明されたわけでありますが、例えば、アラウィ首相は強い決意で来年の一月を成功に導く、累次の発言でそのことを強調しておられます。あるいは、十八の地域の中で、今現在でも十五の地域ではすぐにでも選挙を行うことができる、そうい……
○逢沢副大臣 自衛隊が人道的復興支援を行う、それはいわゆるイラク特措法に基づいて派遣がされているわけでございます。その要件は、言うまでもないことでありますけれども、非戦闘地域においてのみ自衛隊の活動が許される、また、そこで展開をされる。それは、現に戦闘が行われていないということ、そして、実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる、そういう地域であるということを何度も確認させていただいているわけでございます。 したがって、自衛隊が活動している地域においては、現に戦闘が行われていない、そして、計画をしている活動の期間を通じて戦闘が行われることがないと我々は判断をしている……
○逢沢副大臣 五月の日朝首脳会談を踏まえて、先般を含めて三回の実務者レベルの日朝協議を行いました。まさに、拉致問題の解決のための協議であったというふうに考えます。御承知のように、一回目、二回目は北京で行われ、非常に不十分な、また成果がほとんどない結果に終わった。そういう一回目、二回目を受けて、第三回目を平壌で開き、十九名のチームを送り込む、そういう状況でございました。 平沢先生おっしゃるとおりでありまして、一回目、二回目と三回目は、いろいろな意味でレベル、またもたらされた情報量が違うわけでございます。物証そして日朝間のやりとり、延べ五十時間にもなんなんとする非常に長い時間をかけてやりとりをい……
○逢沢副大臣 大変重要な点につきまして佐藤先生から御指摘をいただきました。我が国、平和国家日本にとりましてこの武器輸出三原則は大変重要な原則であることは、言うまでもございません。戦後六十年の平和国家日本の歩みの中でこの武器禁輸三原則が大きな役割を果たしてきたということは、自他ともに評価ができるのではなかろうかというふうに思います。日本に対する信頼、あるいは、みずからこういう表現はどうかと思いますが、日本に対する尊敬、それはやはりこの武器禁輸三原則も大きな背景にあったということをあえて申し上げておきたいと思います。 国連の場におきまして、あるいはまたあらゆる国際場裏におきまして、原爆を体験した……
○逢沢副大臣 中国の反日活動について御質問いただいたわけでありますが、御承知のように、国際法、ウィーン条約におきまして、接受国は、当該国におきます在外公館と外国資産の安全管理、それをきちんと責任を持ってやるということは定められているわけでございます。 そういうことを認識いたしますときに、先般、週末に、中国の首都北京におきまして、我が国の大使館また大使公邸が、一部のデモ隊によって、主に投石によって破損をした。さまざまな映像を見て判断をする限りにおきましては、中国側の説明によれば、警察官等々安全確保のための体制は整えた、こういう説明を聞いているわけでございますが、映像を見て判断をする限り、あるい……
○逢沢副大臣 平成十七年度外務省関係予算概要について説明を申し上げます。 平成十七年度一般会計予算において、外務省予算は七千七十二億四百万円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、一・九%減となっております。我が国の極めて重要な外交手段であるODA予算については、政府全体でのODA予算が対前年度比三・八%減となる中で、外務省のODA予算は、対前年度比二・四%減の四千八百八十億六千三百万円を計上しております。 我が国は、グローバル化の進展する国際社会の中で、我が国の安全と繁栄を確保するためにも、世界の平和と発展に向け日本としての役割を果たすべく、引き続き積極的な外交を推進する必要が……
○逢沢副大臣 在外公館の新設、廃止のあり方について、大変重要な視点でございますが、御質問をいただきました。 今藤村先生御指摘いただきましたように、二〇〇二年八月に策定いたしました外務省改革行動計画におきまして、御指摘のとおりでございますが、在外公館の新設、廃止については、その時点に立って、今後三年間で設置時の状況の変化を受け七公館を目途に廃止をする、そして新たな外交上、領事業務上の必要が生じている箇所については公館の新設をするということを決定いたしたわけでございます。 さまざまな国際情勢、変化がございます。また、率直に申し上げて、限られた財政そして人員、それを駆使しながら外交上の成果を上げ……
○逢沢副大臣 委員御指摘のように現地時間で二十八日の深夜にインドネシアのスマトラ島沖で再び大きな地震が起こったわけでございます。 まだ現地は相当混乱をしている状況も続いているようでございまして、正確な状況の把握に今懸命にインドネシア当局また国際社会とも取り組んでいる最中でございますが、私ども承知をしている範囲で申し上げさせていただきますと、インドネシア政府当局は、二十八日の夜までに、震源に近い同島西方のニアス、シムル両島で少なくとも計四百三十人の死亡が確認をされた、その旨、政府の立場から情報を発信しておられるようであります。しかし、刻々と新しい情報といいますか、そういうものももたらされている……
○逢沢副大臣 四月に反日、抗日デモが起こり、その際、一部の中国人が暴徒化をし、暴力破壊行為、活動を行ったわけであります。 その結果、北京におきます我が国の大使館また大使公邸、あるいはその翌週と記憶をいたしておりますけれども、上海におきまして我が国の総領事館が相当な被害を受けたわけであります。 あってはならない大変遺憾なことであるというふうに承知をいたしているわけでありますが、その後、町村外務大臣が李肇星中国外交部長と四月、五月、二度にわたりまして会談を持ったわけであります。 この反日デモまた破壊暴力行為につき、大臣は李肇星外交部長に対し、中国政府から、日本政府また国民に対する明確な謝罪、……
○逢沢副大臣 大変すばらしい、また重要な点について着目をいただき、御指摘をいただきました。外交をつかさどる者の一人として、委員と共通の思いを持っている、また認識を持っているということを申し上げさせていただき、またこういった公の場で御指摘をいただいたことに感謝を申し上げたいと思います。 先生おっしゃったとおり、まさに文化財を人類共通の遺産として守っていくということ、そのことを通じて、民族、宗教の違いを乗り越え、お互いを尊重する、あるいはまたお互いが誇りに思っているものを認め合う、それが外交のベースになくてはならないと思います。また、日本外交の今後を展望するときに、まことに重要な視点であろうかと……
○逢沢副大臣 後ほど、足らずを大臣の方からも補足いただきたいと思います。 私自身も約一週間強、一昨日までニューヨークに参りまして、安保理改革の重要性、また日本の常任理事国入りの必要性、その大義等々、各国の代表部、また多くの各国の主要な方がニューヨークに集まっておられます。バイの会談を二十回以上こなしながら懸命の努力を重ねたわけでございます。 今国連には、G4の枠組み決議案そしてAUからの枠組み決議案、二つの決議案が上程をされているわけでありますが、結論から申し上げますと、委員御指摘のように、G4とAUの決議案が共倒れをするようなことがあってはならない、そんな考え方のもと、きょう、二十二日で……
○逢沢副大臣 十二月十四日で基本計画の期限を迎えるわけであります。その後どうするか、大変重い政治判断をしなくてはならない、まさに増子先生おっしゃったとおりでございます。 イラクの状況は、先生も御承知のように、まさに新しい国づくりの道半ばにあります。治安を確保し、そして先生自身がおっしゃられました政治プロセスを推し進めていく、そして経済の復興、イラクにおける三位一体と言ってもいいのかもしれませんが、そのことを考えたとき、自衛隊は大きな役割を果たしてまいりました。 現地の情勢や国際社会全体の状況等々を勘案しながら、最終的には政治が責任を持ってその後のことについては判断をすべきであろうか、そのよ……
○逢沢副大臣 東シナ海の資源開発の日中協議の今後の見通しということでありますが、昨年の十月に局長級の会談を行い、その後いろいろ経緯がありましたけれども、今日まで特にこのことについて具体的な協議は行われてまいりませんでした。しかし、先般の日中外相会談におきまして、東シナ海等に関する日中協議を五月末を目途に開催することで正式に合意をいたしました。これは町村・李肇星両外務大臣間の合意でありますので、その合意を踏まえて、事務的に今、日中間でその日程を調整いたしております。 私どもの認識としては、外相間で確認をしたことでありますので、必ず五月末、下旬には開かれる、またぜひ開かなくてはならない、そういう……
○逢沢副大臣 冒頭、少し委員会に遅参をいたしましたことをおわび申し上げたいと思います。 日米規制改革イニシアチブにつきまして、大変重要な観点から御質問をいただいたわけでありますが、大畠先生御承知のように、なぜこの規制改革イニシアチブ、お互いの対話を日米間でやっているかといいますと、とにかく両国の経済を成長させる、発展をさせる、日米の信頼関係に基づいてお互いの規制というものを適切にやはり見直していく、そういう対等の立場からこの対話を鋭意進めておるという大原則を最初に確認をしておきたいというふうに思います。 もちろん、米国から日本に対して、今御指摘のようにさまざまな観点、角度から毎年要望といい……
○逢沢副大臣 FTA、EPAについて大変重要な観点から御指摘をいただきました。 先生も御承知のように、我が国は、最初にシンガポールとの間でFTAを締結し、そして、国会の皆様の御理解をいただき、メキシコとの間でEPAを締結し、この四月からいわゆる施行状態に入った、かようなことでございます。 積極的にこのFTA、EPAを進め、我が国の国民生活や産業の活性化に資していかなくてはならない、そんな観点から、とりわけ対アジアの国々との間の状況をぜひ推進していきたいということで、鋭意積極的に進めさせていただいております。 EPA交渉の現状につきましては、昨年十一月にフィリピンとの間でいわゆる大筋合意に……
○逢沢副大臣 ただいまの政府開発援助、ODAのあり方についての御決議につきましては、その趣旨を踏まえ、今後とも一層戦略性を高めることに努め、効率的、効果的な援助を実施すべく努力をしてまいる所存でございます。
○逢沢副大臣 ハート・セキュリティー社につきまして、現在知り得ている限りのことについて報告をさせていただきたいと思います。 リチャード・ウェストバリー卿によって設立された等々のことについては既に委員から指摘があったとおりでありますが、正式には、一九九九年に設立をされ、キプロスの本社、本店、そして世界各国七カ所にブランチを持ち、危機管理や警備のサービスを提供している会社である、そのように承知をいたしております。 イラクにおいても活動を積極的に展開しているハート・セキュリティー社でありますけれども、二〇〇三年の対イラク軍軍事活動のころから、正確にはその以前から、戦争中も含めまして、企業等の非軍……
○逢沢副大臣 お答え申し上げます。 先週、七月二十九日、ラオスの首都ビエンチャンで第十二回ARF閣僚会合が開催されまして、私が出席をさせていただきました。アメリカからはゼーリック国務副長官、そして韓国の潘基文外交通商部長、ラブロフ・ロシア外相初めARF各国の外相が出席をし、地域が抱える安全保障の問題について幅広く意見交換をいたしました。 海上の安全の確保、朝鮮半島情勢、あるいはインド洋津波の問題、軍縮、不拡散等々議論いたしたわけでありますが、各国が最も強い関心を示し、発言いたしましたのが、今まさに寺田先生が御指摘なさいましたテロの問題でございます。ロンドン、シャルムエルシェイクでテロが起こ……
○逢沢副大臣 世銀はもとよりでありますけれども、アジア開銀を初め国際開発関係の金融機関に、志の高い、また能力のある人材を我が国から出す、出し続けるということは大変重要なことである、言うまでもないことでございます。 今、財務大臣からも答弁がございましたけれども、外務省の立場から申し上げるといたしますと、世銀を初め開発関係の金融機関の活動、運営に、我が国のODA政策を適切に反映させる、整合性をとっていく、そのことを大変重要視させていただいているわけであります。世銀理事等の立場で活躍をされる方は、何といいましても国際開発金融機関の活動に経験を持っていらっしゃる、同時に二国間経済協力にもある種の知見……
○逢沢副大臣 先般、ライス国務長官、国務長官として初めて来日をされまして、小泉総理、また町村外務大臣とそれぞれ会談を行いました。日米間にまたがる問題、また国際の問題、幅広く議論した中に、今山田先生御指摘の輸入牛肉再開の問題について当然議論になったわけでございます。 アメリカ側は、一刻も早い輸入の再開を実現をしてほしい、そういった立場にあるわけでありますが、総理からも、また町村大臣からも、この問題については科学的知見に基づいて適切に処理をされなくてはならない、事は食の安全、国民の健康に直接かかわることであるという旨を、これは累次答弁をさせていただいたわけであります。
○逢沢副大臣 先般のマラッカ海峡におきます日本船舶襲撃事件、船員初め、船長、機関長三名が誘拐、人質にとられるという大変な事件が起こりましたけれども、関係者の方々の大変な努力によりまして無事に事件が解決できたことを評価いたしたいと思います。 外務省におきましては、事件発生直後に、領事局長を長といたします対策本部を設置し、早速関係省庁と密接な連携をとる作業を立ち上げたわけであります。また、現地におきましては、マレーシア、インドネシア及びシンガポールの日本国大使館、総領事館におきまして直ちに情報収集に全力を尽くす作業を開始いたしまして、同時に、関係国政府に対し、被害者の安全確保について最大限の協力……
○逢沢副大臣 大変重要な点について御指摘をいただいたと思います。 小泉総理もまた町村大臣も累次発言、答弁をされておりますとおり、基本的な私たちの考え方、姿勢としては、委員からも御理解をいただいておりますとおり、政治は政治、そしてスポーツはスポーツだという仕切りといいますか考え方で臨むべきというふうに思います。 特に、今回の日本と北朝鮮のサッカーのゲームは、いわゆる来年のドイツで開かれますワールドカップの予選、私の理解では、恐らくFIFAの主催である。そのゲームがホーム・アンド・アウエーで行われるということを、正しく冷静にお互いが理解をする必要があろうかというふうに思います。 ただ、委員御……
○逢沢副大臣 先生御指摘のように、来週二十六日から、約一年一カ月ぶりということになるわけでありますが、四回目の六者会合、六カ国協議が北京において開かれるわけでございます。 世界が注視をするこの六カ国協議、もちろん、六者会合では北朝鮮の核問題が国際社会の直面する問題としては中心的な課題である、そのことがテーマとしては中心テーマであるというふうに申し上げなくてはならないわけでございますけれども、我が国といたしましては、北朝鮮をめぐる諸懸案の包括的な解決を図る必要があるとの観点も有しているわけでございます。過去三回の六カ国協議におきましても、そういった立場から、日本は、この拉致問題の解決がいかに重……
○逢沢副大臣 大臣の方からも繰り返して答弁がございましたように、もちろん竹島は、歴史的事実に照らしても、また国際法上も、明らかに我が国固有の領土でございます。そのことをしっかり国民の皆様と認識をしながら、具体的にどのような解決手段を講ずることができるのか。これは、外務省がその中心とならなくてはならないことは当然でございますけれども、政府として真剣にそのことについて取り組んでいかなくてはならないというふうに思います。 もちろん、この問題は相手国、韓国がございます。韓国はあのような、国民世論を背景に実効支配に及ぶ、そして、そのことが既成事実化をする、そういうことを推し進めようとしているわけであり……
○逢沢副大臣 日本人補習校の実態について、より詳細な情報を求めるという趣旨であろうかと思いますが、今大臣からお話がございましたように、基本的に在留邦人の方々によって補習校は運営をされ、また入学資格等々も、それぞれの学校にございます運営委員会によって基本的には決められているということでございます。 まさに委員御指摘のように、いよいよ海外に滞在をした方が日本に帰る、日本に帰れば日本の学校にまた帰国子女として戻らなくてはならない、特に力を入れて国語、算数の水準をできるだけ日本のそれに合わせていこうという趣旨、意図、目的で設立をされたという経緯もございます。そういったものに対応する中身、そして、引き……
○逢沢副大臣 日韓の首脳が胸襟を開いて、また忌憚のない意見交換を行うということは、日韓両国の友好の促進、また共通の利益を確保し拡大させていく、そういう意味でも大変重要な場であるというふうに認識をいたしております。また、日韓間に非常に厳しい問題があるときだけに、その首脳会合の意義というものはまことに大きなものがあるということも申し上げておきたいというふうに存じます。 昨年の十二月、日韓首脳会談におきまして、これは御承知のように鹿児島県の指宿で開かれたわけでありますが、両国の首脳が随時往来をして首脳会談を行うということについて合意が見られたわけであります。盧武鉉大統領はその際の共同記者会見で、次……
○逢沢副大臣 二月七日、北方領土の日、北村先生も御出席でございましたが、根室管内で開かれました事実上の返還要求大会、地元の大会に私も出席をさせていただき、やはりこの根室の地が、北方領土を返還する、まさに我が国の運動の原点であるということを身をもって感じさせていただきました。 また同時に、当日は天候のぐあいもよく、遠く国後を望み、また、納沙布岬まで足を延ばさせていただき、間近に歯舞群島を視察し、確かに、双眼鏡をのぞかせていただきますと、ロシアの警備艇、また水晶島その他がどのような状況になっているかが手にとるようにわかる、そのような貴重な経験も持たせていただいたわけでございます。 今北村先生御……
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