このページでは村上誠一郎衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(村上誠一郎君) このたび、政府から提出いたしました地域再生法案について、その趣旨を御説明申し上げます。 近年における急速な少子高齢化の進展、産業構造の変化等の社会経済情勢の変化に対応して、地域経済の活性化、地域における雇用機会の創出その他の地域の活力の再生、すなわち地域再生を推進することが重要な課題となっております。 地域再生を推進する上では、地方公共団体が、地域における地理的及び自然的特性、文化的所産並びに多様な人材の創造力を生かして、自主的かつ自立的な取り組みを行い、国はこのような地域の取り組みを総合的かつ効果的に支援する必要があります。 この法律案は、このような状況にか……
○村上国務大臣 規制改革、産業再生機構を担当する内閣府特命担当大臣、行政改革・構造改革特区・地域再生担当大臣として、一言ごあいさつ申し上げます。 私は、日本の再生には、スリムで効率的な行政の構築と、民間活動の促進を通じた経済の活性化が不可欠であると考えております。改革の最前線を預かる大臣として、担当する諸課題について、全力で取り組んでまいります。 規制改革については、規制改革・民間開放推進会議及び規制改革・民間開放推進本部が車の両輪となって、市場化テストの導入や混合診療の解禁等について具体的な成果が得られるよう、取り組んでまいります。 産業再生機構においては、これまでに二十五件の支援決定……
○村上国務大臣 納付状況について確認しましたところ、私は、昭和六十一年七月に衆議院に初当選以来、今日までずっと払っていたと思っていたんですが、実はちょっと、数カ月間払っていませんでした。それは、平成二年の一月と二月の二カ月間と、平成四年の十二月から平成五年七月までの八カ月間でした。 前者は、よくわからないんですけれども、総選挙の準備などで多忙な時期でもあって、何らかの事務的な不手際で支払われなかったんだと思われます。それから、後者の平成四年十二月から五年の七月までは、大蔵政務次官に就任して社会保険の国家公務員共済健康保険に加入した際に、誤って、手続を秘書官かだれかがしたせいかわからないんです……
○村上国務大臣 市村委員はこの問題に対するエキスパートでいらっしゃって、委員が常におっしゃっておられるのは、やはり公益性の有無にかかわらないで新たな非営利法人制度を一日も早くつくられて、公益法人が非営利法人全体ではなくて、非営利法人であっても、その中でやはり公益法人が含まれる概念を持って、そのために民法三十四条を変えていく、そういうことを常におっしゃっているんじゃないかなと私は理解しているんです。 それも非常に重要な観点でありまして、ただ、我々は、その後、やはり税やいろいろなことがありますので、トータル的にどういうふうなおさめ方をしたらいいのか、それを今鋭意検討させていただいているわけであり……
○村上国務大臣 田中先生の御質問にお答えします。 この産業再生機構による再生は、金融再生と同時にスピード感を持って進めるということでやっていたわけですね。私は大蔵委員長のときに感じたんですが、本来、金融機関がどういうふうなノウハウを持ってやるかだとか、その後詰めの人をどういうのを送るかという今までのあれがなかったんですね。それでこういう機構を使ったわけです。 私自身としては、今回、再生機構は本当に真摯に一生懸命やっている、そのように私は考えております。 以上であります。
○村上国務大臣 中塚委員の御質問にお答えします。
高木委員長からは、官房長官あてに、今回のことについての要望の書簡を受けとっております。それを長官にお届けしました。
【次の発言】 これは高木委員長のあくまで私信でありますので、本委員会に提出するということは不適当だと考えております。
【次の発言】 それは、再生機構としては、御承知のように資産査定には最低三カ月かかる、そういうことであって、来年の三月三十一日に債権の買い取り期限が、しりが切られていますから、それから逆算してくると一日も早く査定に入りたい、そういうことにおいて査定に協力してくれという意味でそういう書簡を出したのであって、私は、妥当……
○村上国務大臣 規制改革、産業再生機構を担当する内閣府特命担当大臣、行政改革、構造改革特区、地域再生担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 まず、規制改革については、昨年末に、厚生労働大臣と折衝を行い、少ない患者負担でより多くの先進的な医療技術や医薬品を利用できるよう、安全面に十分配慮しながら、混合診療を解禁することになりました。また、年間三十兆円を超える医療費を審議する中央社会保険医療協議会のあり方については、公正、中立、透明性を確保する観点から見直しを行うことになりました。 これらの改革を初め、昨年末に取りまとめられた規制改革・民間開放推進会議の答申内容が迅速かつ着実に実施されるよ……
○村上国務大臣 今、特区については、委員から御指摘がありますように、兵庫県の二十二を含め、全国で四百七十五、かなり目に見える形でできております。
そういう中で、私自身思うのは、いろいろ曲がり角に来ているというけれども、全国の例示を見ていますと、その地域の特性やいろいろなものを引っ張り出してかなりの成果もあるし、これからもまだまだアイデアがどんどん出てくる可能性はあるように、私は肌身で感じています。
【次の発言】 まさに河本委員の御指摘のとおりでありまして、特区というのはそれぞれの地域の特性を出す。しかし、なかなかそれだけではちょっと、車の両輪で言えば、片っ方だけだ。そういうことの中で、いろい……
○村上国務大臣 おはようございます。 このたび、政府から提出いたしました地域再生法案について、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 近年における急速な少子高齢化の進展、産業構造の変化等の社会経済情勢の変化に対応して、地域経済の活性化、地域における雇用機会の創出その他の地域の活力の再生、すなわち地域再生を推進することが重要な課題となっております。 地域再生を推進する上では、地方公共団体が、地域における地理的及び自然的特性、文化的所産並びに多様な人材の創造力を生かして、自主的かつ自立的な取り組みを行い、国はこのような地域の取り組みを総合的かつ効果的に支援する必要があります。 この法律……
○村上国務大臣 お答えいたします。 まさに委員の御指摘どおりでございまして、私の認識というものは、ある面では委員以上じゃないかと考えています。きょうは、せっかくの御質問なので、ある面では自分の独断と偏見になるかもしれませんが、なぜ日本がここに陥ったかについて、私なりの分析を多少述べてみたいと思います。 私は、今日本がこの失われた十年を含め大変な事態に陥ったのは、三つのことが同時に重なったんじゃないかなと思っています。 一つは、経済のボーダーレス化、グローバル化です。 それはどういうことかというと、例えば私の地元のタオル業界を見ていますと、今までは日本のタオルの七割をやっていたんですが、……
○村上国務大臣 おはようございます。 このたび、政府から提出いたしました構造改革特別区域法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 特区は、地方や民間が自発的に構想を立案し、それぞれの地域の特性に応じた規制の特例を導入することにより、構造改革をさらに加速させるための突破口となるものです。構造改革特別区域推進本部においては、多様な特区の実現に向け、これまで数次にわたり全国から提案募集を行い、規制の特例措置を決定してまいりました。今般、監獄法等の特例措置及び私立学校法の特例措置を新たに構造改革特別区域法に追加するため、この法律案を提出する次第であります。……
○村上国務大臣 お答えいたします。 特区については、御高承のように、これまで六度にわたり規制改革の提案を募集しまして、教育、農業、医療といった分野への株式会社の参入など、従来は非常に難しいと考えられた分野において規制改革を実現するなど、構造改革の突破口として大変大きな役割を果たしてきたんじゃないかなと私自身は思います。 特に、既に全国で五百四十九件の特区が認定されまして、いろいろあるんですけれども、私の印象に残るのは、三重県の四日市市のコンビナート特区、群馬県の太田市の外国語教育特区、世田谷区の日本語教育特区、それから香川県の内海町のオリーブ特区、それから愛知県の豊橋市の仮ナンバー特区、そ……
○村上国務大臣 お答え申し上げます。 今回の特区の改正というのは、御承知のように、特区制度は地域の特性に応じた規制の特例措置で、規制緩和の突破口となるわけでありまして、そういう意味で、構造改革の推進を図るとともに、地域の活性化を図ることを目的としております。 特に、今回の監獄法の改正におきましては、人口約一万八千人の美祢市においてその提案があったものでございまして、官製市場の民間開放の推進を図ることを考えております。 特に、先ほどお話がございますように、警備等の業務が民間委託も可能になりまして、周辺地域における雇用が、大体二百五十名ぐらい警備に要りますから、その半数以上ぐらいが雇ってもら……
○村上国務大臣 ちょっと初めての試みなので、説明させていただきます。 今、金子筆頭理事から御質問ありました今回の新しい制度は、今まで汚水処理につきまして、例えば公共下水道、集落排水施設及び浄化槽は、それぞれ国土交通省それから農水省、環境省がやっていたわけです。また、例えば道に関しては、道路、農道、林道、それぞれまた建設省とか農水省がやっていたわけです。それから、御高承のように、港湾は昔でいえば運輸省、それから漁港については農水省と、今までそれぞれ補助金等がばらばらであったわけですが、実は戦後初めて、各省間にまたがる補助金を一括しようというのが今回の法案であります。 今まではそのようにばらば……
○村上国務大臣 御高承のように、財政事情が厳しい中、地域再生を進める今、従来のような財政的な支援ではなかなか難しい。そういうときで、地域の特性を生かした、自主的な、自律的な取り組みを行うように仕組んでいきたい、そういうふうに考えています。そういう面で、今回考えている地域再生は、このような地域の取り組みを総合的かつ効果的に行うようにするためにいろいろ考えております。 大きく柱は三つあります。 一つは、まず、交付金制度を新たに創設して、複数の省庁にまたがる同種の補助金を内閣府に一括計上することであります。この補助金の一括計上につきましては、戦後初めての取り組みであります。 具体的に国民の皆様……
○村上国務大臣 委員の御質問にお答えします。 御高承のように、公務員制度改革につきましては、新たな人事制度を円滑に実施するためには、やはり職員の理解を高めることが重要だと考えています。組合とはやはり幅広く、常に意見交換をする必要があると私自身は考えております。私も、去年の十二月に組合の皆さん方とお会いしまして、お互いに顔を見て率直に話し合うことが重要であるというふうに申し上げたところであります。 今後とも、組合とは幅広く意見交換をしつつ改革を進めてまいりたい、そのように考えております。
○村上国務大臣 寺田委員のこの芸南地域再生プランを見せていただきまして、本当に感服しました。本当にすばらしい案だなと思います。と申しますのも、御承知のように財政事情が厳しい中、今までのような、従来の手法ではなかなか難しい。そういうときに、このように、それぞれの地域の特性と申しますか、力を引き出すようなものを自分たちの頭で考えてくるということが重要じゃないかと思います。 そういうことで、私の場合は、これプラス特区制度を絡めながらやっていきたいというふうに考えております。 そういう中で、特にこの寺田委員の芸南の地域再生プランは、まさに地域の特性を生かして経済の活性化や雇用の創出を図ろうとする総……
○村上国務大臣 お答えします。 我々が一番考えておりましたのは、患者のニーズと、また、東大病院、阪大病院、京大病院それから日本外科学会の先生方のように先進医療に取り組む医療現場、そういう皆さん方のニーズにどうこたえるかということでありました。 そういうことで、内容的に言いますと、薬におきましては、国内未承認薬については、確実な治験の実施につなげて、制度的に切れ目なく保険の診療との併用が可能な体制を確立すること。特に、先ほど申しましたように、欧米で承認されていて日本で承認されていない場合は保険がききませんから、例えば末期がんの人たちは、月三十万だった費用が百万になったりして大変だったわけです……
○村上国務大臣 お答えいたします。 松崎委員の御質問は、制度改革がどうなっているかという御質問ですが、御高承のように、公務員制度改革を進めるに当たりまして、これまで関係者が本当に精力的にやってまいりました。組合、人事院、各省、特に与党の先生方も、組合とは精力的に話し合いを行ってきた。しかしながら、関係者の間の調整は十分に進まないので、特に組合の皆さんとの関係では、労働基本権の付与について基本的な点において考えに隔たりがあったと認識しております。 政府としては、このような状況にかんがみて臨時国会の法案提出を見送りましたが、公務員制度改革の今後の方針について検討を行って、昨年十二月に閣議決定し……
○村上国務大臣 まず、お答え申し上げますと、全く当たっておりません。 委員も非常に聡明なローヤーでおわかりのように、裁判において事実の認定、ファクトが何であるかが重要なように、私は、企業の再生の一番重要なことは資産査定だと思っています。特に、御承知のように、資産査定というのは思ったより時間と経費がかかるものです。その点におきまして、産業再生機構は、委員御承知のように、会社更生法や民事再生法のとき以上に非常に入念にやっております。 そういう中で、その査定をもとにした上に、それぞれの具体的な再生計画をやって、そして七項目にわたるいろいろなチェックをしながら比較考量で決めておりますので、残念なが……
○村上国務大臣 長妻委員の御質問にお答えします。 我々は今回、この問題について、レポートは、可能性を完全に払拭することはできないと。これについては私の担当でないのでコメントは差し控えますが、私どもが問題にしておりますのは、年間三十兆円を超える国民医療費の配分を左右する中医協、御承知のように中央社会保険医療協議会については、高度な公正性、中立性、透明性を確保して、真に国民から信頼される組織に生まれ変わることが重要だと考えています。 そのために、我々は、大きく三つのポイントを考えています。一つ目は、中医協が診療報酬の点数の決定のみならず、診療報酬改定の企画立案をも行うことが果たして適切かどうか……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。