このページでは滝実衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○滝実君 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 議題となりました日本国憲法の改正手続に関する法律案、すなわち与党案と、日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案、すなわち民主党案の、二つのいわゆる国民投票法案について質問をいたします。(拍手) 私は、国民投票制度について法制化への合意形成がされることが望ましい、そういう立場で憲法調査特別委員会で審議を見守ってまいりました。しかし、審議の積み重ねだけで合意に到達するには厳しい事情がある、こういうことを認識せざるを得ません。それでも道が開ける、そういうような観点から質問に入りたいと思います……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 きょうは、本来であれば亀井議員が正式メンバーでございますけれども、私からかわって意見を申し述べさせていただきますことをお許しいただきたいと存じます。 まず、国民投票に関連する手続法の位置づけにつきまして最初に申し上げさせていただきたいと存じます。 日本国憲法は、御案内のとおり、改正規定については世界でも類のない大変難しい仕組みを強要している。そしてまた、例の明治憲法も不磨の大典と言われたわけでございますけれども、改正規定は日本国憲法、現行憲法の方がはるかに難しい、そういう位置づけになるんだろうと思います。 そういう中で、この国民……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 きょうは、お二方の参考人の先生には大変ありがとうございます。私も、憲法論議につきまして、改めて興味深くきょうはお聞かせいただきました。 最初に、きょうこの場で意見の御開陳があった点について、二人の先生から一問ずつまず御質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 まず、高見参考人にお願いを申し上げます。 この九月十四日の最高裁判例に関連いたしまして、一つ強調されたのは、投票者の範囲、今の国政選挙よりも幅広くすべきではないか、こういうふうな御趣旨だったかと思います。 私は、この判決をたびたび読ま……
○滝委員 きょうは、お二人の参考人の先生には大変啓発的な御意見を賜りまして大変参考になりましたというか、意を強くしたことがございます。 まず第一に、国民投票法そのものは、決して改憲、憲法改正に直接結びつくものではない、そこのところをやはり当委員会からきちんと発信していかないと、国民投票法ができ上がったらすぐに九条が出てくる、こういうような結びつきというのが一般に流布されているような嫌いがございますから、そこのところは、参考人の御意見で、少しこの委員会もはっきりできたんじゃないだろうかな、こういう感じを受けました。 その中で、問題は、具体的にどうやって個別一つ一つの項目について委員会として国……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 きょうは、あらかじめ拝見しましたペーパー等ではなかなか理解しにくいところを、直接伺いまして、福井参考人の考え方が相当程度、ペーパーでは得られない理解をさせていただいたように思いますので、そういうことを踏まえて、さらに疑問なところをお教えいただきたいと思います。 まず第一に、アメリカじゃなくてイギリスの例で恐縮なんでございますけれども、イギリスは、国民投票の都度というか、具体的に一つ一つの事例に先だって、法律で国民投票の中身あるいは手続、そういうものをお決めになっていく、こういうふうに理解をしているわけでございますけれども、その際に、……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 時間の制約もあるものですから、最初に、この法案に対する基本的な姿勢だけを意見として開陳させていただきたいとまず思います。 私は、民営化そのものは評価をいたしているわけでございますけれども、この法案は、敵対買収、そういうものの対象になりやすい、そういう危険をはらんだ法案であるということを終始考えてまいりました。今もその考え方には変わりはありません。なぜかというと、郵貯あるいは簡易保険、膨大な資産を保有している、その割には予定されております発行株式数が大変少ない、そういうようなことを感じております。 解散前の特別委員会における準備室の……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 十五分ほど時間をいただいておりまして、まとまった時間をいただきましたことを感謝申し上げたいと存じます。 時間の制約もございますから、きょうは、総理以下各大臣みんなおそろいでございますけれども、主として行革担当大臣、そして財務大臣を中心にしてお尋ねをさせていただきたいと思います。 行革ということになりますと、公務員の無駄遣いだけがいろいろ批判をされる。その中で、本当に無駄遣いをとめる、そしてその反面、行革を進める、その行革の進め方が日本の場合には大変難しいということを私はけさからの議論をお聞きいたしまして感じるわけでございます。いろ……
○滝委員 五時を回りまして時間を三十分いただきますのはまことに不本意でございますけれども、皆様方の御好意でございますから、質問を続けさせていただきたいと思います。 今し方、地方公務員数の問題をめぐって、ぎりぎりした議論がございました。これはどちらかというと余りぎりぎりした議論をするような法案ではないのかもしれませんけれども、少しは確認をしておかなきゃいかぬかもしれませんので、きょうはずらっと政府参考人を私が呼んだことになっているものですから、やはり政府参考人に登場もしていただかないといけないのかな、そういう思いで、まず、今の地方公務員数の四・六%の削減の問題で、そのベースをお聞きしておきたい……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 本日は、二十分いただいておりますので、しかも、前回に続いて政府参考人をずらっとお認めいただいておりますので、できるだけ政府参考人にも御答弁をいただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 議論は、そもそも論のところからきょうは始めさせていただきたいのでございますけれども、行革それから公務員の問題が出てきますと、必ず、先進国の中で日本の公務員の数はむしろ最低のレベルだ、非常に少ない、こういうふうに言われております。その少ない事情というのを、事務当局の方は、どういうような認識でおいでになるのか、その事情をどの程度つ……
○滝委員 滝実でございます。本日も、二十分時間をちょうだいいたしておりまして、大変感謝を申し上げながら質問をさせていただきます。 簡素で効率的な行政を目指す、これが今回の行革五法の趣旨だというふうに認識はいたしておりますけれども、しかし、行政の中には、当然のことながら、この簡素で効率的なというところが必ずしも当てはまらないところがあるんだろう、そういうことで、入札の問題を取り上げてみたいと思うんです。 官製談合が当委員会でも大分話題になりましたけれども、基本は指名競争入札、それが官製談合の温床にあるというようにも考えられるわけでございます。しかも、一般競争入札が基本であるのにかかわらず、主……
○滝委員 おはようございます。 きょうは、公務員問題を中心にしての委員会だそうでございますから、その中でも独立行政法人の関係で質問をさせていただきたいと思います。 今の内閣の基本方針は、民でできるものは全部民へ、こういうようなことを強調されているわけでございますけれども、その中でも、当然先駆けて独立行政法人はやってきたわけですね。その中で、私は、きょうは、国立大学あるいは博物館、そういった点を中心にしてお話をさせていただきたいと思うんです。 現在の国立大学、九十近くの大学があるわけでございますけれども、これがこのままの姿でいくのかどうか、大変疑問なところがあるんではないだろうかなと。先般……
○滝委員 大分時間が遅くなって恐縮でございますけれども、十五分ばかり質問をさせていただきます。 私は、いわゆる市場化テスト法案につきましてお尋ねをいたしたいと思います。 この法案は、言うまでもなく、官の業務へ民間が参入する、こういうようなことの原理原則の手続をうたっているんだろうと思うのでございますけれども、しかし、よく見ると、すべてのそういう民間参入をこの法案が対象としているとは限らないように思うのでございますけれども、その辺のところの考え方。どういうものをこのテスト法案で対象としようとしているのか、あるいはこのテスト法案以外にはどういうようなことを考えようとしているのか、これは政府参考……
○滝委員 きょうも遅くまで審議を続けさせていただいてまことに申しわけないのでございますけれども、政策金融機関の集中審議でございますから、私は、公営企業金融公庫の問題について少しばかりお尋ねをさせていただきたいと思います。 まず、金融公庫の廃止についてでございますけれども、廃止後の問題についてはこれから議論をする、こういうことでございますけれども、基本的には地方団体が資金の共同調達をすればいいんじゃないか、こういうようなことでこの法案ができていると思うんです。 問題は、この法案をつくるに当たって、地方団体側の意見がどのような格好で現在まで集約されているのか、そして、これからどうするかというの……
○滝委員 四人の参考人には、大変ありがとうございます。私は、新党日本の滝実でございます。 新党グループを代表して、質問をさせていただきたいと思います。限られた時間でございますけれども、四人の先生方に一通りはやはり意見を伺いたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 まず、富田参考人にお願いをいたしたいと思います。 公的部門においては自律的な資源配分のメカニズムが働きにくい、こういうようなことを御指摘になりました。私は、それがやはり基本だろうというふうにも思いますし、そういう中で、過去、昭和三十九年以来、何度か行政改革が行われてきましたけれども、やはり戦後に飛躍的に伸びた……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 きょうは、民主党の行政改革法案につきまして質問をさせていただきたいと存じます。 この法案につきましては、当委員会で自民党と公明党から大変厳しい批判がございましたけれども、私は、この民主党の考え方については基本的に賛成でございます。 我が国は、国も地方団体も公務員の数は諸外国に比べて非常に少ない。そういう中で、これからの財政再建を念頭に置きつつ行政改革を進めようとすれば、今のような、国があり、都道府県があり、市町村があるという国内行政の三層構造を基本的に維持しながら行政改革を進めるということには限界があるだろうと思うんです。 そう……
○滝委員 滝実でございます。 国民新党・日本・無所属の会を代表いたしまして、行革法案の締めくくりに当たりまして三点ほど御意見を申し上げながら、これからの検討状況につきましても確認をさせていただきたいと存じます。 まず第一点。 本日も自民党の園田委員の方から、自民党としての反省も踏まえて、少しばかり地方分権に対する視点が少なかったのかなというような御見解が漏らされました。私は、全く園田委員の思われるように、もう少し足りないんじゃないかなという感じがさらにするわけでございます。 先ほど総理は、国から地方への事務事業の移譲につきましては、三位一体の成果を考えながらこれからの問題としてと、こう……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 公務員の選挙運動の禁止に関連いたしまして、確認の上、お尋ねをしたいと思うのでございます。 選挙運動の問題は、当委員会でもずっと昔からいろいろな議論がされてきたと思うのでございますけれども、その蒸し返しになるかもしれませんけれども、改めて問題にしたいと思います。 一般的に、公務員は地位利用の上の運動というのを禁止されているわけでございますけれども、地位利用に当たらなくても、公選法の百三十六条の一号に言うところの特定公務員ですが、選挙管理関係の仕事をする職員、あるいは、えらい古くさい話でございますけれども収税官吏とか、要するに税金を集……
○滝委員 国民新党・新党日本・無所属クラブの滝実でございます。 最初に、保岡議員あるいは枝野議員から基調となる御発言がございました。今国会、できれば国民投票法案を取りまとめたい、こういうような御意向を承りましたわけでございますけれども、私は、せっかく過去何遍も外国へ視察に行って事情聴取もされ、この国会でも議論をされてきた、やはりそろそろ具体的な議論を進めた方がいいというふうに思ってお聞きをいたしました。 特に、昨年末のヨーロッパへ行かれたあの調査報告書を見てもわかりますように、大変詳細に調査をされ、そして、関係者の日程もとっていただいて議論をしてきた、そういう成果を、ここの国会だけじゃなく……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 なかなか、議論があっち行ったりこっち行ったりして散漫的になるかとも存じますけれども、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。 まず、笠井委員に、せっかく基調的な報告をいただきましたので、お尋ねをさせていただきたいと思います。 今も議論がございましたように、国民的な関心を呼ぶというのは、国民投票というある意味では枠組みのテーマでございますから、なかなか難しい問題だろうと思います。その中で、私は、中身の問題とこの国民投票制度とを混同させると非常に議論がややこしくなるという思いがいたしておったんでございますけれども、笠井先生が、いろいろ……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 ただいま辻元委員から、憲法問題の基本的な点について、大学の憲法学の講座でも聞けないような、わかりやすい、非常によくまとめた意見を拝聴いたしました。私は、その一つ一つについてはもっともだと思う点が多いのでございますけれども、ただ、この国民投票の問題と基本認識の議論がきちんとできなければいけないという問題とは、多少ニュアンスが違ってくるんじゃないだろうかな、こういうふうに思います。 私は最初から、国民投票制度を議論するということは国民全体の憲法に対する認識を改めて深めていく、そういう意味があるというふうに考えてまいりました。したがって、……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 今回は、前回の発言に一つだけ補足をさせていただきたいと思います。 一番最初に、近藤委員あるいは笠井委員からも一般的な国民投票に触れる発言がございましたので、それに関して申し上げたいと思います。 前回も申し上げましたように、当然、国民投票は改憲ということを前提にしているはずでございますけれども、昨年の衆議院選挙に見られますように、やはり法案をめぐって国民の判断を仰ぎたい、そういう衝動に駆られる部分があることも実際あったわけでございますから、私はそういう意味で、むしろ自民党の方から、一般的な、諮問的な国民投票制度をこの際組み込むという……
○滝委員 滝実でございます。 本日は、論点の整理というよりも、非常に基本的なことの発言が多いようでございますので、それに関連して申し上げたいと思うんです。 前回の愛知委員の法治国家論の御発言、それに対するただいまの辻元委員の反論、それぞれ私はもっともなところをおっしゃっているというふうに思うんでございますけれども、やはり国民から判断すれば、これからも解釈だけで憲法体制を変更していくのか、こういうようなことへの意見というか思いはかなりあるんではないだろうかなという感じがいたします。したがって、過去の問題を清算せずに国民投票制度はおかしいという意見もあり得ると思うんでございますけれども、しかし……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 きょうは、朝から大変長い時間、ありがとうございます。 先ほど来、参考人からいろいろ意見をお聞きいたしまして、半分は安心をいたしました。なぜ安心したかといえば、賛成、反対、全く平等の立場からマスコミとしては当然取り組む、こういうことですね。したがって、国会で、当然、憲法改正を発議するときには三分の二以上の議決ということが前提ですけれども、それにとらわれない。要するに賛成、反対、改めて国民の意思を問うんだ。こういうスタンスだということを明確に、当然のことながらお述べいただきましたので、すべてそれによってマスコミが活動していただければ物を……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 きょうは、いわば骨まで切り込むような御発言もございまして、本当に雑誌というものの状況について改めて認識をさせていただいたようなことがございます。そういう意味で、私も二、三お聞きをしたいと思うのでございます。 私はもともと、国民投票制度は、国民に直接今の段階では実感がわかない、したがって、ある程度法案の制度の概要が固まってくれば、恐らくマスコミで取り上げられることになるし、その段階で初めて国民はわかってくる、こういう代物でございますから、なかなかこれに対する国民の認識というか、そういうものは期待できないというふうに思っていたのでござい……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 きょうは、三人の参考人の話をお聞きいたしまして、大変明快な整理がされた、そういうふうに受けとめさせていただいております。 そこで、一つ、二つ、さらに確認ということも含めまして御質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 特に、これはお三方とも大体同じようなお気持ちだろうと思うのでございますけれども、言論機関、そして報道機関、そういうものを区別して紙面構成をしている、こういうような御発言がございました。特にその中で楢崎参考人からは読売の憲法草案の公表に際してむしろ社内的には大変思い切った決断をされたというよ……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 本日は、お二人の参考人の、憲法の基本的な仕組みと申しますか、憲法観というものが国民投票法あるいは憲法改正の基本になければいけない、それについて国民の間のある程度の合意がなければいけない、こういう趣旨だろうと思いますけれども、そういうことを改めて確認をさせていただきました。そういう意味では、今後のこの問題の扱いに対して、目からうろこの落ちるような感じがいたしました。 そこで、お二人の参考人に、基本的に憲法観についての狂いはないというふうな受け取り方をさせていただきましたけれども、まず小林参考人に、その上でお尋ねをしたいのでございますけ……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 きょうは、お二人の参考人の方には大変ありがとうございます。 実は、今まで当委員会におきましては、マスメディアの自主規制ということについて、なかなかできにくい、法的規制は無論のことながら、自主規制そのものもそう簡単にできるものではない、そういうようなニュアンスで参考人の方々から御発言があったように私は受け取ってまいりました。しかし、本日の御意見を伺いますと、少なくともスポットCMを中心とした事柄につきましても、かなり自主規制ということに踏み込んだ御発言があったように思います。そういう意味では、大変新しい発見をきょうはさせていただいたよ……
○滝委員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 先ほどの六月一日の本会議における代表質問におきまして、与党あるいは民主党の提案者からそれぞれ御見解をお示しいただきましたので、そういうことも踏まえて本日は意見を開陳させていただきたいと存じます。 まず最初に、今、辻元委員から、六月一日の本会議の様子についての御発言がございました。私も、この本会議における情勢といいますか状況というのは余り好ましくない、そういう感じがいたします。この場でそんなことを申し上げるのは恐縮でございますけれども、やはり意見は意見としてお互いに聞く、そういうような姿勢がなければ国会はそもそも成り立たない。それを、……
○滝議員 滝実でございます。 海外調査には、国民新党・日本・無所属の会のメンバーとして参加をさせていただきました。大変意義深い調査に参加させていただきましたことを改めて感謝を申し上げる次第でございます。しかし、現在は院内会派の解消によりまして当委員会の委員を続けることができませんので、きょう、こうして委員長のお計らいで発言の機会をおつくりいただきましたことに感謝を申し上げる次第でございます。 先ほど来いろいろな報告がございましたから、それにつけ加えることはほとんどないわけでございますけれども、一点だけ最初に感謝を申し上げなければいけないことがございます。それは、この報告書を見て、私も、この……
○滝委員 院内会派を解消いたしましたので無所属ではありますけれども、新党日本の滝実でございます。 私も一年ぶりに、この法務委員会で初めて十分間の質問をさせていただきますので、お答えはごく短目によろしくお願いを申し上げたいと思います。 まず最初に、今度の北朝鮮の事態に関しまして、公安調査庁がどういう事柄について対応されているのか。ふだん公安調査庁というのは余り新聞に出ませんしね、事柄の性質上。こういうときこそ、こういうことをやっているということをやはり国民に知ってもらうということも必要だろう、そう思いますので、ごく簡単に、どういう事柄で今回の対応をしているのかということをおっしゃっていただき……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 皆様方の御配慮をいただきまして、十五分間だけ時間をいただきましたので、大臣の所信の中から何点かを質問させていただきたいと思います。 まず、所信の中で、きょうの委員会で今まで出てこなかった問題について、少しお話をさせていただきたいと思うんです。 それは、所信の中にもございました。犯罪被害者の支援基本法に関連して所信の中でお述べになっていたと思うのでございますけれども、これに関連いたしまして、実は、法テラス、司法支援センターが各地域に設置されているわけでございますけれども、その法テラスのPR文書の中に、犯罪被害者の支援団体とのネットワーク化を図る、こうい……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 十五分間でございますけれども、医療事故の刑事訴追につきましてお尋ねをしてまいりたいと思います。 時間が限定されておりますので、とりあえずは政府参考人から御意見をちょうだいして、最後に大臣から見解をいただければありがたいというふうに思っております。 私どもの奈良県では、最近、産婦人科の事故が二件ばかり続きました。いずれも産婦人科の医者がいない、こういうことが原因の事件でございました。 それに対して厚生労働大臣は、奈良県はどうもまずいんじゃないか、産婦人科の医者を確保するために奨学金制度とかそういうものを活用して医者を確保した方がいいんじゃないか、こう……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 当委員会の本日の議題とは少し離れますけれども、秋の叙勲が発表された直後でございますので、刑務官の叙勲につきまして見解をただしておきたいと思います。 戦後しばらくの間、刑務官が非常に苦労したのは、いわば脱走事件ですね。収容者の脱走事件が大変多くなった時代があるわけでございます。当然、担当する刑務官は何らかの懲戒処分を受ける、中には懲戒免職を受けた刑務官もかなりおいでになると思うんです。そういう古い刑務官は、既に七十歳の叙勲というか、刑務官ですから少し早いと思うんですけれども、そういう通常の叙勲の時期を逸しているわけでございますけれども、しかし、叙勲には、……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 一番最後になりまして、恐縮でございますけれども、三十分間時間をいただきましたので、おおよそ二つぐらいのテーマで御質問をさせていただきたいと思います。 まず、今回の血液製剤によるC型肝炎問題、これのいわば訴訟に関連した問題がずっと新聞あるいはテレビをにぎわしてまいりましたけれども、この問題は基本的には刑法の問題も、単なる賠償問題とは別に、あるはずなんですよね。 そこで、刑事局の方に端的にお答えをいただきたいと思うんですけれども、血液製剤を使った段階では、C型肝炎を防止するような、あるいは発症するような情報がなかったということなんでしょうけれども、それが……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 時間をいただきましたので、一年後に迫っております裁判員制度に関連して幾つかお聞きをいたしたいと存じます。 まず、今もお話がございましたけれども、録音、録画の問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。 二年ほど前から検察庁が予備的に録音、録画のテストをされているというのは、日本の司法の世界では画期的なことでございますから、それなりに御苦労がおありになると思いますし、大変新しいことをおやりになるという、その今までの努力に対しては敬意を申し上げたいと存じます。 そこで、今までの結果についてのいわば現場の検察官の反応が報告書の中にあるわけでございま……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 十五分間時間をいただきましたので、今回のこの法案について、具体的な例を挙げてお尋ねをしたいと思います。 今から八年ほど前に、交通事故が原因で死亡した事件がございます。この相手方というか加害者は宅配業者で全国大手、被害者の方は国立高専の学生でございました。そして、事故発生から数日たったときに、実は加害者側からこの家族のもとに文書が来ました。会社名で、弁護士が連名をした文書で、お気の毒だけれども、お子さんは過失と思われる、こういうような文書が参りました。そこから家族は、今度は弁護士を探さないかぬというので走り回る、そして警察にも相談をしに行く、こういう事件……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 きょうは、大変長い時間をちょうだいいたしましたので、少し今までと違ったことを質問させていただきたいと思います。 まず、最近また、あちらこちらで振り込め詐欺の新たなものが出てきているように思うんです。そこで、警察庁の方からきょうは刑事局長さんにおいでいただいていますので、早速お尋ねをしたいと思うんです。 今までこういうものは、数年前にあったけれども、もうこういうのは大体鳴りを潜めたかな、こういうふうに思っていたところが、またふえてきた。しかも、どうもだんだん巧妙になってきているんじゃなかろうかなという感じがいたします。単純にお金を百万円出せとか二百万円……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 百十年続いた保険に関連する商法の規定を改正しよう、こういうことでございますから、質問させていただく機会をいただきましたことを私も大変光栄に存じている次第でございます。 そこで、百十年前の時代を振り返ってみますと、保険といっても、いわば一般大衆に縁のある時代ではなかった。したがって、その当時は、こぼれ話として伝えられるところによると、生命保険に入ると命をとられるというようなことがまことしやかに巷間伝わったと言われるほどの時代でございますから、それから考えると今の時代は大分さま変わりしているという前提で今回の保険法の審議がされたんだろうというふうに私は理解……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 保険法の最後の質問者としてお許しをいただきまして、まことにありがとうございます。 大体大きく分けて、税金の問題それから現物給付に関連する問題、そういう点からお尋ねをしてまいりたいと思います。 今回のこの保険法の新しい制定によって、所得税法等税金の点については今までの制度を何ら変える必要はない、これが税務当局の見解のようでございます。なぜならば、既に保険商品として実務の上では先行している問題でございますから改めて税制上の特別な配慮は要らない、こういうことだろうと思うのでございます。 そこで、そうはいっても実際の税の扱いについてはかなりわかりにくい点が……
○滝委員 衆議院の無所属、滝実でございます。 きょうも三十分の質問時間をお認めいただきまして、感謝をまず申し上げておきたいと思います。 質問の内容は二つに分かれるのでございますけれども、その第一点は、国の利害に関係のある訴訟についての法務大臣の権限等に関する法律、そういう法律があるものですから、それに関連して、二つの事例についてまずお尋ねをいたしたいと思います。 昔、法務省には訟務局という局まであったのでございますけれども、行政改革の関係で、これが今、訟務部という小ぢんまりとした部になったのでございますけれども、恐らく体制は、小ぢんまりとしているわけではなく、昔の訟務局のままだと思われま……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 本日は、ありがたいことに二十分も時間をいただいておりますので、少しばかりお話をさせていただきたいと思います。 きょうの法務委員会はいつになく根本論議が続いておりますので、私も、その影響を受けて、少しばかり質問をさせていただきたいと思っているんです。 少年審判というのは、やはり非公開でございますから、被害者あるいは被害者の遺族にとっては物すごく心配なんですね。特に、被害者が命を奪われているということになりますと、加害少年だけがしゃべりまくる、子供ですから余りしゃべりまくることはないと思うんですけれども、加害少年だけの言葉がどうしてもウエートを持つ。それ……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 これまでのいきさつについて、まず民事局長からお聞きをいたしたいと思います。 血統主義という原則を掲げる我が国の国籍法の立場からすれば、今回の最高裁判決の案件というのは、本来的には当然国籍を付与されるという筋合いのものだろうと思うんですね。ところが、一九八四年の現行国籍法においても、あえて三条一項のような条文を設けてきた。そして、今回の事案についても、地裁、高裁、最高裁というすべての訴訟において法務省が現行法の維持を主張してきたということでございますから、その際に法務省として、裁判でなぜ三条一項が必要なのか、こういう主張をされているんだろうと思うんです。……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 まず、裁判官の定員法でございますから、あらかじめ質問通告はいたしておりませんけれども、基本的なことだけ、突然で恐縮でございますけれども、申し上げたいと思うんです。 一つは、当然、定員法ですから欠員はあるというのが前提なんですけれども、それでは、欠員以外の裁判官全員が稼働しているかというと、そうでもないと思うんですね。裁判官は、精神的にも肉体的にも全部健全とは到底思われないと思うんです。したがって、今、病気でもって常時どのぐらい勤務できない人たちがいるのか、大体どの程度おいでになるのか、まずそれをお聞きしておきたいと思うんです。
○滝委員 無所属の滝実でございます。 いよいよ裁判員裁判が始まろうとするこの直前に発言の機会をいただきまして、感謝をいたしたいと思います。 今も議論がありましたけれども、東京地裁で行われた模擬裁判に私もこの委員会の視察で参りまして、やはり日本のレベルというのはかなり高いな、あの模擬裁判におけるいろいろな議論は、本当にこの法律ができるときには考えられもしなかったような議論が行われているということに私は感激をした一人でございます。 そういう意味から、やはり裁判員裁判が、これに参加する人たちが、裁判というのはこういう公正な仕組みの中で結論が出されていく、そういう姿を身をもって感じ取っていただけ……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 大変技術的な条文でございますから、読んでもなかなかイメージがわかない部分がありますので、そこのところをひとつ、イメージがよくわくような解説を民事局長にお願い申し上げたいと思います。 まず、雇用契約とかあるいは損害補償、損失補償、こういった部分は、この条約によりますと、国家間で特段の定めをする場合には免除する、こういうような規定がありますね。ところが、現実に、この法案では、そういった関係をにおわせるような条文がないのでございますけれども、その辺のところはどういうふうに考えていらっしゃるんでしょうか。
○滝委員 無所属の滝実でございます。 児童虐待の問題につきまして、関係省庁から状況をお聞きさせていただきたいと存じます。 大阪で、小学校四年の児童が虐待を受けて殺害された、こういう事件が起きました。御案内のとおり、児童虐待防止法が施行されて十年になるわけでございますけれども、この間、児童虐待ということについての認識がかなり徹底してきたようにも思われるわけでございますけれども、相変わらずいわば悲惨な事件が起きるということについて、どうしたら防げるのかということを改めて問いたい、こういう観点から質問をさせていただきます。 まず、警察庁に、家庭内暴力によって児童が被害者として出てきた刑事事件と……
○滝委員 無所属の滝実でございます。 法案に関連いたしまして、主として研修・技能実習の問題を取り上げさせていただきたいと存じます。 この研修あるいは技能実習の問題は、年代的には一九九〇年ぐらいでしょうか、経済界から、外国人労働力を日本にももっと全面から入れるべきだというような声の中で、そうはいかないというような批判の意見もこれあり、妥協の産物として出てきたと私は理解をいたしております。 それだけに、この研修・技能実習を送り出す側、あるいは受け入れる側、それぞれ、本来の制度とは少しとり方が違うのが実態ではないでしょうか。したがって、今回、そういう中で少しばかり改正をしたというふうに受けとめ……
○滝分科員 国民新党・日本・無所属の会の滝実でございます。 本日は、医療、介護、障害者福祉、こういう三点につきまして御質問をさせていただきたいと存じます。 時間は多少ありますので、ひとつ政府参考人の方から丁寧な説明をしていただいても結構かと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。要所要所で大臣に御見解を賜れればと思います。 今、この三点の、医療、介護、障害者福祉、いずれも大きな制度改正の進行途中でございますけれども、関係者の立場から見ると、本当に目まぐるしく制度改正が続いている、こういう印象でございますから、各施設とか実際に小さな作業所を立ち上げている人たちから見たら、そう……
○滝分科員 私は、特に金融庁に対しまして、法律の条文というか法律の表現、そういった点を中心にして、何点かお伺いをしておきたいと思っております。 まず、昨今の話題でございますライブドアに関連いたしまして、いろいろな問題があるんだろうと思うのでございますけれども、特にライブドアがおやりになった中で一般に報道されている点では、例えば風説の流布をして株をつり上げ、売り抜けたとか、そういうようなことがございますから、当然、証券取引法違反ということになるわけでございます。そうしますと、その得た利益あるいは元本、利益を得るために株式を売買するのに用意したお金、そういった点は証券取引法百九十八条の二の没収の……
○滝分科員 新党日本の滝実でございます。 きょうは、主として数字の問題もございますので、その点につきましては瀧野財政局長から御答弁いただいて、全体の話はひとつ竹中大臣にお願い申し上げたいと思います。 まず最初に、国も地方も財政が大変だ、こういうことで、ことしの新年度予算は財政再建を主体にして展開をされていると思うわけでございますけれども、見ていると、国の財政再建だけが脚光を浴びて、地方の方はどうも財政再建の中ではむしろ置き去りにされているんじゃないだろうかな、こういうような印象を持って私も見ておりますし、地方団体もそういうふうに見ているんじゃないだろうかなというふうに見受けられるわけでござ……
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