このページでは上川陽子衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○上川陽子君 自由民主党の上川陽子です。 私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、議題になっております犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律案及び修正案について、賛成の立場から討論を行うものであります。(拍手) 犯罪被害者等の保護、支援については、これまでにもさまざまな法整備等が行われてきましたが、犯罪被害者の方々からは、被害からの回復には依然としてさまざまな困難があることが指摘されてきました。 このような状況を改善し、犯罪被害者等の権利利益の保護を図るため、平成十六年十二月、犯罪被害者等基本法が成立し、犯罪被害者等のための施策を総合的に策定し、及……
○上川陽子君 自由民主党の上川陽子です。 ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、公明党を代表して質問いたします。(拍手) 我が国の年金制度は、現役世代がその上の老後世代を支え、支える側にいた現役世代が年をとれば、その次の世代に支えられて年金を受け取る側に回るという、世代を超えて人の一生にかかわる長期的な制度であります。言いかえれば、時間を超えた世代間の共助、ともに支え合う仕組みであります。 ゴリラ学の大家であります山極寿一京都大学教授によれば、親が子供を養育するのはすべての生物に共通しているが、子供が親の老後を養うのは、言葉を……
○上川委員 自由民主党の上川陽子でございます。 きょうは、予算委員会ということで、私にとりましては初めての予算委員会での質問ということでございます。今回の総選挙を通じまして国民の皆さんが示しました改革への期待にどうこたえていくのか、幾つかの基本的なテーマにつきまして、日ごろ私が考えていることに、各大臣どのように基本的なお考えをお持ちなのか、お伺いしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 今回の総選挙で有権者の皆さんは、命がけの姿勢で郵政改革を推進してきた小泉総理に対し大きな支持を与え、また、年金を初めとする社会保障制度の改革や財政改革、少子化対策など、さらに続く……
○上川大臣政務官 おはようございます。 ただいま広津委員の方から、政策評価はそれぞれの省庁で自己評価をするということが基本であり、また、複数省庁にまたがる評価につきましては総務省がやるということでいいかということでございますけれども、全くそのとおりでございます。 そもそも、政策評価というのは、政府の政策の企画立案を的確に行うために欠くことのできない機能でございまして、プラン・ドゥー・シーというマネジメントサイクルを構成する重要な要素であるというふうに思っております。このため、評価法におきましても、各府省がそれぞれの任務を的確に達成する見地から、所掌する政策につきましてはみずから評価をすると……
○上川大臣政務官 総務大臣政務官を拝命いたしました上川陽子でございます。 委員各位の皆様の御交誼をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○上川大臣政務官 ただいま葉梨委員から御指摘がございました、自民党の中に歳出改革PTという形でチームが組まれまして、そして自民党の政調の方と、そして総務省を中心として、大臣、副大臣、政務官ということで参加をさせていただきました。 今御議論をいただきました公務員の給与の問題につきましては、とりわけ歳出削減の大きな柱になるということで、四十二年ぶりの改革ということでありますけれども、官民較差の縮小と並んで、地域の民間の給与になるべく準じるというような形での目標を定めながら、それぞれの立場から激しい議論をしながら提言という形でまとめたところでございます。 これまでの既存の提言と並んで、改革と並ん……
○上川委員 自由民主党の上川陽子でございます。 今回、法務委員会の理事に初めてなりまして、委員長並びに委員におかれましては、よろしくお願いを申し上げる次第でございます。トップバッターの質問ということで、よろしくお願い申し上げます。 さて、去る九月二十七日、戦後生まれ、しかも史上最年少の安倍総理を首班とする内閣が発足し、国民からも大きな期待が寄せられております。長勢大臣におかれましては、安倍内閣の閣僚としてこのたび法務大臣に御就任をされましたこと、まことにおめでとうございます。 大臣におかれましては、これまでの御経歴のとおりでございますが、法務行政、とりわけ司法制度改革に大変御尽力をされ、……
○上川委員長代理 次に、近江屋信広さん。
○上川委員 おはようございます。自由民主党の上川陽子でございます。 今回の通常国会で審議しております裁判所職員定員法の一部改正につきまして御質問をさせていただきます。 今回の裁判官の増員理由ということで大臣からの御説明がございましたけれども、今後、裁判所を初めとする司法の機能というのはますます大きくなるというふうに思っております。 私は現在、長勢大臣の後任ということで、自民党の裁判員制度小委員会の委員長をさせていただいておりますが、これまで国民にとりまして必ずしも身近でなかった司法というものに対しての関心が徐々に高まっているということを実感として感じているところでございます。 裁判員制……
○上川委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 社会・経済情勢の変化に伴い複雑多様化する各種紛争事件の適正・迅速な処理を図るため、裁判所の人的・物的拡充に努めること。 二 国民の期待に応える司法制度改革の実施に向け、国民に対し、改革の趣旨の周知徹底に努めること。 以上であります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○上川委員長代理 次に、高山智司君。
○上川委員長代理 簡潔に答弁をお願いします。
【次の発言】 簡潔に答弁をお願いします。
○上川委員長代理 次に、赤池誠章君。
○上川委員長代理 この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所事務総局小池経理局長、小川刑事局長及び二本松家庭局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、高山智司君。
○上川委員長代理 委員長の指名により、私が委員長の職務を行います。
平岡秀夫君提出、法務委員長七条明君不信任に関する動議を議題といたします。
提出者の趣旨弁明を許します。平岡秀夫君。
【次の発言】 これにて趣旨弁明は終わりました。
これより討論に入ります。
討論の申し出がありますので、順次これを許します。武田良太君。
【次の発言】 次に、横山北斗君。
【次の発言】 次に、大口善徳君。
【次の発言】 次に、保坂展人君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
これより採決に入ります。
本動議に賛成の諸君の起立を求めます。
○上川委員 自由民主党の上川陽子でございます。 本日から、法務委員会におきまして、刑事裁判における犯罪被害者の皆さんが参加する新たな制度が審議入りいたしました。これまで、長年にわたりまして犯罪被害者の皆さんとともにこの問題に取り組んでまいりました者の一人として、大変感慨深いものがございます。委員会におきまして審議を重ね、今国会において一日も早い法案の成立を強く望むものでございます。 さて、今回審議される被害者参加制度は、長きにわたり慎重な議論が積み重ねられた結果、今回ようやく日の目を見ることになったわけでございますが、その発端は、被害に遭われた皆さんが勇気を持って声を上げたことでございます……
○上川委員長代理 次に、神崎武法君。
【次の発言】 修正案の中に三年間の見直し規定ということで入れさせていただきましたけれども、趣旨の御説明のところにも触れておりますが、今回の制度、被害者の皆さんが司法手続に対して参加する全く新しい制度であるということ、そして同時に裁判員制度の導入の時期とも重なるということもございますし、またいろいろな形で新たな課題ということも起こり得る可能性もあるということでございますので、この制度の実施状況等を見ながら、しっかりと期限を区切って、そうした状況の積み重ねを評価し、またその上に立ってさらなる取り組みに資していくということが大切ではないかということで、三年間の見……
○上川国務大臣 このたび、青少年育成を担当する内閣府特命担当大臣を拝命いたしました上川陽子でございます。 青少年問題に関する特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 急速な少子化、情報化社会の進展など社会が大きく変化する中、フリーターやニートと呼ばれる若者が高水準で推移しており、また、児童虐待、いじめ、少年による重大な事件等が相次いで発生しているなど、青少年をめぐる状況は大変厳しくなっております。このため、我が国の将来を担う青少年の健全な育成はもとより、若者の社会的自立の支援や子供の安全と安心の確保を図るために、より一層の取り組みが必要であると認識しております。 さらに、……
○上川国務大臣 井澤委員の冒頭の、命にかかわるさまざまな事件ということで手紙を御紹介いただいたことに、私も胸が本当に熱くなる思いでおります。そうした状況にならないように、命を守るべく、私も決意を込めて大臣としての職に当たりたいということを、改めて決意を申し上げたいと存じます。 ただいま御質問の件でございますけれども、情報技術の進歩というのは、日進月歩、大変すさまじいものがありまして、情報化の社会というのは、前に進むことはあってこそすれ後退することはない。そういう中で、子供のインターネットの利用ということも加速度的に進展しているというふうに思っております。 インターネット上の情報には、もちろ……
○上川国務大臣 少子化対策、男女共同参画を担当する内閣府特命担当大臣として、一言ごあいさつ申し上げます。 少子化の進行等に伴う人口減少は、経済産業や社会保障の問題にとどまらず、国や社会の存立基盤にもかかわる大きな問題です。安心して結婚し、子供を生み育てることができる社会の実現は、今や待ったなしの課題となっています。 このような中、私の担当する分野はいずれも、子供たちの心と体の健康な発達と成長につながる重要な政策課題であり、福田総理の掲げる、若者があすに希望を持ち、お年寄りが安心できる希望と安心の国づくりの根幹を担うものです。民間や地域の方々の声にも耳を傾けつつ、相乗効果により最大限の成果が……
○上川国務大臣 一九九〇年に、合計特殊出生率が一・五七ということで、一・五七ショックが全国を大変な驚きとともに走ったわけでございます。 ただいま委員御指摘のように、それ以降、エンゼルプラン、新エンゼルプラン、少子化社会対策大綱、子ども・子育て応援プラン、また新しい少子化対策についてということで、随時、計画やプランが発表されながら、それに基づいて全力で施策の推進をしてきたところでございます。 こうしたさまざまなプランに基づきまして、総合的な少子化対策に取り組んだところでございますが、ややもすれば、こうしたプランや対策は、あらゆる、やれるべきことをできるだけ盛り込んでということで、やや網羅的に……
○上川国務大臣 私が高市前大臣からお引き継ぎをさせていただきました四つの政策分野につきましては、いずれも子供たちの心と体の健康な発達と成長につながる大変重要な政策課題ということで認識しておりまして、いずれも着実な推進に努めているところでございます。 ただいま変更点ということでございますが、若干簡単に、四つの御指摘いただいたことにつきましての取り組みの状況について御報告をさせていただきます。 まず、子どもと家族を応援する日本重点戦略の策定ということでございますが、我が国における少子化の急速な進行の背景として、就労と結婚、出産、子育ての二者択一構造の存在があるという認識に立ちまして、働き方の改……
○上川国務大臣 青少年健全育成を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 心身ともに健康で社会的に自立した青少年を育成していくことは、我が国の将来を大きく左右するものであり、政府の最重要課題の一つでございます。 青少年期は、心身の発達に従い、子供から若者へと成長するとともに、さまざまな悩みや葛藤を経験しながら、社会の一員として生活上の基盤を確立し、国の内外に活躍の場を広げていく時期でございます。こうした青少年の育成に向けて、家庭、学校、地域等が互いに連携、協力し、社会全体が一体となって取り組んでいく必要があります。 一方、近年、少子化や情報化、国際化などの急速な進展と……
○上川国務大臣 インターネット社会の中で有害情報から子供を守るという観点から、特に有害情報を子供の目に触れさせないようにしていくということは大変大事だというふうに思っております。先ほどフィルタリングのお話がありましたけれども、このフィルタリングの普及促進ということについては大変有効な手段であるというふうに考えているところでございます。 政府としましては、昨年の末に、有害情報から子どもを守るための検討会の中間報告を取りまとめたところでございまして、それと同時に、総務大臣からも、昨年の十二月に携帯電話の事業者等に対してさまざまな普及促進のための要請事項ということで、現実的な取り組みに協力していた……
○上川国務大臣 少子化対策、男女共同参画を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 少子化対策については、昨年末に策定した子どもと家族を応援する日本重点戦略に沿って、働き続けることと結婚して子供を持つことの二者択一を迫られている状況を解消するため、働き方の改革による仕事と生活の調和の実現と、多様な働き方に対応した保育サービス等の子育て支援策の再構築という二つの取り組みを車の両輪として強力に推進し、着実な効果を上げてまいります。さらに、今般開催されることとなった社会保障国民会議における議論も踏まえながら、子育てに優しい国づくりの実現に向け、全力を挙げて取り組んでまいります。……
○上川国務大臣 御質問をいただきました、公文書はだれのものなのかということについて答える前に、二月の二十九日に総理から公文書の管理担当ということで大臣を拝命いたしまして、この内閣の委員会では、その前だったものですから、所信を述べる機会がございませんでしたので、あわせて、そうした思いも……(大畠委員「あと四分しかないのでごめんなさい、思いはまた聞きますから」と呼ぶ)わかりました。 公文書につきましては、私は国民共有の財産であるというふうに思っております。特に民主主義そのものの礎というふうに考えておりまして、それぞれの行政の政策立案や意思決定の中で、この公文書の存在というのは、絶えず謙虚にひもと……
○上川国務大臣 十一日の閣僚懇談会におきまして、十二日に公文書管理の在り方等に関する有識者会議を開催するということについて御報告をすると同時に、今先生がお読みになりました、当面の間、廃棄を中止していただきたいという旨の発言をいたしたところでございます。 行政文書のあり方につきまして、作成から始まりまして、保存、また廃棄というところの一連のライフサイクルについてのあり方をこれから有識者懇談会において検討していくということでございますので、そうした検討結果が出るまでの間、今ある仕組みの中でやられていることにつきましては、当面の間ということで、中止をしていただくお願いをしたところでございます。 ……
○上川国務大臣 食育基本法が制定されまして以降、食の大切さを広く深く理解していくということに政府としても精力的に取り組んでいるところでございます。 とりわけ、もったいないにかかわる食品の廃棄ということに関して、食育基本法の第三条で、「国民の食生活が、自然の恩恵の上に成り立っており、また、食に関わる人々の様々な活動に支えられていることについて、感謝の念や理解が深まるよう配慮されなければならない。」、また同法第二十三条では、「創意工夫を生かした食品廃棄物の発生の抑制及び再生利用等必要な施策を講ずるものとする。」と明記されているところでございます。 中森委員からも御指摘がございました食育推進基本……
○上川国務大臣 男女共同参画社会の形成に当たりましては、社会における制度または慣行が男女の社会における活動の選択に対して及ぼす影響をでき得る限り中立なものにするように配慮されなければならないというふうに思っております。 近年、女性のライフスタイルあるいは家族のあり方が大きく変化をしているということでございまして、従来の制度または慣行が男女の生活に及ぼす影響について十分なる注意をしてまいりたいというふうに思っているところでございます。
○上川国務大臣 我が国の少子化は、一・五七ショック以来、一九九〇年から少子化対策を一連の取り組みとして進めてきているわけでございまして、家族の子育てニーズにこたえるものとして一定の効果があったというふうに私は思っております。 ただ、仕事と生活の両立支援ということについての施策につきましては、例えば、今おっしゃいました育児休業制度の部分をとってみましても、女性が七〇%を超えている取得をしているにもかかわらず、男性の方は〇・五%と大変低い水準になっておりまして、実態としては、制度があってもそれをとり得る部分につきましては女性にやや偏りがちであって、ある意味では男性も含めた働き方の改革をしながら、……
○上川委員 おはようございます。自由民主党の上川陽子です。 舛添大臣におかれましては、大臣就任当初から、国民の命、そして生活と仕事に係る積年の課題、また新しい課題に対しまして、全力で取り組んでこられました。 私も、昨年一年弱ではございましたが、子供と家族に係ります諸課題に対しまして、少子化担当大臣としてともに取り組ませていただきました。その熱意あふれる、また真摯な姿勢に心から敬意と感謝を申し上げます。 これから日本が直面する問題は、さらに困難さを伴うものであるということが見通されます。そうした折、国民とともに戦う大臣として、さらなる御活躍を祈念するものでございます。 それでは、質問に入……
○上川委員長代理 次に、桝屋敬悟さん。
【次の発言】 次に、園田康博さん。
○上川委員 おはようございます。自由民主党の上川陽子です。 質問に先立ちまして、昨日、雇用保険法の改正案の修正をめぐり、与野党が合意に達した点につきまして一言触れておきたいというふうに思います。 昨今の大変厳しい経済情勢のもとで、雇用問題は国民にとって最大の不安要因であり、そのためのセーフティーネットを強化することは、国民の安心、安全を確保する上で欠かせない喫緊の政治課題でございます。幸い、与野党が足並みをそろえ、この問題に協力して取り組むということになったわけでございますが、政府としても、そうした政治的な合意の意味合いというものを十分に踏まえていただきまして、しっかりと対応していただけま……
○上川委員長代理 次に、桝屋敬悟さん。
○上川委員長代理 次に、福島豊さん。
○上川委員 おはようございます。自由民主党の上川陽子でございます。 まず最初に、政府提出の国民年金法の改正法案についてお伺いしたいというふうに存じます。 基礎年金の国庫負担割合を二分の一に引き上げる本法案に関しましては、去る三月三十一日の本会議におきまして御質問させていただきました。 これは、世代を超えた相互扶助という年金の基本的な仕組みを維持するとともに、財政面でも年金制度を将来的に安定させる方策として、ここ十数年来の懸案事項であったものであり、大変大事な柱であります。 そこで、本法案の早期成立の必要性につきまして、幾つか御質問をさせていただきたいと存じます。 本会議で指摘したこと……
○上川委員 ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党及び公明党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 修正の要旨は、原案において平成二十一年四月一日となっている施行期日を公布の日に改めることであります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。 以上です。
○上川議員 お答えいたしたいと存じます。 子供に限って意思決定権がないという形で不完全であるということでございましたけれども、意思決定権はあるというふうに私は思います。しかし、意思を表示する力ということについては非常に問題があるということで、その部分については、子供の人格形成に責任と義務を持っている一番大事な親が、その子供の気持ちをそんたくし、そして判断をしながら意思を表示するという役割を担うということであります。 したがって、親が意思表示をする場合には、なかなか厳しい状況に置かれておりますので、その親の心のケアも含めまして最大限社会全体でケアしていくということが大変大事であるというふうに……
○上川委員 ただいま議題となりました育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び雇用保険法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 修正の要旨は、都道府県労働局長による紛争解決の援助の仕組みの創設並びに厚生労働大臣の勧告に従わない場合の公表制度及び虚偽の報告をした者等に対する過料の創設に係る施行期日を「公布の日から起算して三月を超えない範囲内において政令で定める日」に改めるとともに、調停の仕組みの創設に係る施行期日を平成二十二年四月一日に改めることであ……
○上川委員 午前中に引き続いての午後ということで、一時間質問をさせていただきます。自由民主党の上川陽子でございます。 本日、いよいよ、公文書管理法案、この内閣委員会で審議をされる運びとなりました。渡辺委員長を初めとして理事の皆様、また委員の皆様の御努力に心から感謝申し上げたいというふうに思います。また、この日をある意味では注目していた、きょう傍聴席にもたくさんの方がいらっしゃっていますが、大変関心を持ってフォローしていただいておりまして、そうした皆様に対しても心から感謝申し上げたいというふうに存じます。 我が国の公文書管理の実情を大変憂えて、またその改革に並々ならぬ熱意を持って取り組んでこ……
○上川委員 ただいま議題となりました公文書等の管理に関する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党及び社会民主党・市民連合の五派の提出者を代表いたしまして、その提案の理由及び概要について御説明申し上げます。 本修正案は、これまでの当委員会における議論を踏まえ、国民の期待にこたえ得るよりよい公文書管理の法制度を実現するため、与野党を通じた立法府の意思をもって政府提出の法律案を修正しようとするもので、先般来、与野党において協議を行い、取りまとめたものであります。 その主な内容は、第一に、目的に、「公文書等が、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知……
○上川委員 自由民主党の上川陽子でございます。 今回、予算委員会で大変貴重な質問の機会をいただくことができまして、心から感謝申し上げます。 私からは、内政と外交にわたりまして、若干盛りだくさんの質問ということでございますが、総理そして閣僚の皆様におかれましては、よろしくお願いを申し上げます。 それでは、まず総理の、今般の経済危機に対します基本認識につきましてお伺いをいたします。 総理は、施政方針演説の中で、世界が今新しい時代に入ろうとしている歴史的な転換点にあり、日本は開国と明治維新、敗戦と戦後改革に次ぐ三番目の変革の時期をみずからの努力で乗り越えなければならないと表明されました。また……
○上川国務大臣 女性も男性も、すべての個人がその能力と個性を十分に発揮することができ、また、ともに責任を分かち合うとともに、お互いに認め合い、喜びを共有することができる男女共同参画社会の実現は、御指摘のとおり、豊かで活力ある社会を築く上で大変大事である、そして、私たちの国の形を決定する最重要課題の一つであると考えております。 このため、第二次男女共同参画基本計画に基づきまして、各府省が緊密に連携をしながら、施策を総合的かつ計画的に推進しているところでございます。また、現在、第二次基本計画のフォローアップを行っているところでございまして、その結果も踏まえまして、各省庁と連携し、一層の取り組みを……
○上川国務大臣 藤野先生におかれましては、子供のための食育ということで、大変力強い活動をされ、またいろいろな御提案もいただいてきましたので、この場で先生の活動に対して心からの敬意と感謝を申し上げたいというふうに思います。 今御質問の孤食のことでございますが、統計的に見ますと、ここ二十年間で、家族そろっての夕食の機会が年々減少をしているところでございます。先ほど数字を挙げられましたけれども、一九八六年から二〇〇四年の約二十年間で見てみましても、毎日家族がそろって夕食をとる子供の割合は、御指摘のとおり、三六・五%から二六%に減少しているという実態がございます。 また、ほかの調査でございますが、……
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