このページでは小沢鋭仁衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(小沢鋭仁君) ただいま議題となりました地球温暖化対策基本法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 地球温暖化は、世界全体で協力して対処すべき人類共通の課題であり、我が国は、国際的なリーダーシップを発揮しつつ、地球と日本の環境を守り、将来に向けて発展し続ける社会をつくるために全力を挙げて努めていくことが必要であります。 そのため、温室効果ガスの排出量に関する中期目標について、すべての主要国による公平かつ実効性ある国際的な枠組みの構築と意欲的な目標の合意を前提に、二〇二〇年までに一九九〇年比で二五%削減という野心的な目標を掲げ、地球温暖化の防止のための二〇一三年以降の次期枠……
○国務大臣(小沢鋭仁君) ただいま議題となりました環境影響評価法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 平成十一年六月の本法の完全施行以降、環境影響評価の適用実績は着実に積み重ねられてきている一方、法の施行から十年が経過する中で、法の施行を通して明らかになった課題等を踏まえ、さらなる取り組みの充実が必要となっております。 具体的には、今日の環境政策の課題は一層多様化、複雑化しており、平成二十年六月に公布された生物多様性基本法、地球温暖化対策の推進や再生可能エネルギーの導入促進等の状況の変化を踏まえ、環境影響評価が果たすべき機能や評価技術をめぐる状況の変化への対応……
○小沢鋭仁君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、環境影響評価法の施行後の状況の変化及び同法の施行を通じて明らかになった課題等に対応するため、第一種事業を実施しようとする者は、方法書手続の実施前に、事業計画の立案段階における環境影響評価を実施し、その結果を記した計画段階環境配慮書を作成しなければならないものとすること等の措置を講じようとするものでございます。 本案は、第百七十四回国会に提出され、去る四月二十一日、参議院において可決の上、本院に送付され、継続審査となっていたものであります。 今国会においては、去る十……
○小沢鋭仁君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、地域における多様な主体が有機的に連携して行う生物の多様性の保全のための活動を促進するため、地域連携保全活動基本方針の策定及び市町村が作成する地域連携保全活動計画について定め、当該計画に基づく活動の実施について、自然公園法、森林法、都市緑地法等の特例措置等を講じようとするものであります。 本案は、参議院先議に係るもので、去る十一月二十五日本委員会に付託されました。 委員会におきましては、翌二十六日に松本環境大臣から提案理由の説明を聴取し、三十日、質疑を行い、質疑終局……
○小沢鋭仁君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、環境影響評価法の施行後の状況の変化及び同法の施行を通じて明らかになった課題等に対応するため、第一種事業を実施しようとする者は、方法書手続の実施前に、事業計画の立案段階における環境影響評価を実施し、その結果を記した計画段階環境配慮書を作成しなければならないものとすること等の措置を講じようとするものであります。 本案は、第百七十四回国会に提出され、参議院において可決の上、本院に送付され、継続審査となり、第百七十六回国会において、本院で原案のとおり可決し、参議院に送付いた……
○小沢鋭仁君 ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 本案は、環境の保全のための国民の取り組みを促すため、所要の措置を講じようとするもので、その主な内容は、 第一に、各主体間の協働取り組みを推進するため、法の目的等に協働取り組みの推進を明記するとともに、具体的な措置として、国民、民間団体等による環境教育等に関する政策形成への参加や政策提案の推進、各主体の役割分担を定めた協定の締結を促進する仕組みの整備等を図るものとすること、 第二に、学校教育等における環境教育の充実を図るため、学校施設の整備などでの環境配慮の促進に係る規定を追加するとともに、……
○小沢鋭仁君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、有害物質による地下水汚染の防止を図るため、指定施設であって有害物質を貯蔵するもの等に係る構造等について基準を遵守すべきこととするとともに、定期点検等の措置を講じようとするものであります。 本案は、参議院先議に係るもので、去る五月二十七日本委員会に付託されました。 委員会におきましては、同日松本環境大臣から提案理由の説明を聴取し、三十一日及び今月十日質疑を行い、質疑終局後、直ちに採決いたしましたところ、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であ……
○小沢鋭仁君 ただいま議題となりました両案につきまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 まず、平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法案について申し上げます。 本案は、東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所事故により放出された放射性物質による環境汚染が人の健康や生活環境に及ぼす影響を速やかに低減するため、所要の措置を講じようとするもので、その主な内容は、 第一に、環境大臣は、特別な管理が必要な程度に事故由来の放射性物質による汚染のおそれがある廃棄物が存する地域を汚染廃棄物対策……
○小沢国務大臣 環境大臣を拝命いたしました小沢鋭仁でございます。 第百七十三回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の考えを申し述べ、樽床委員長初め委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。 現在、IPCCが地球温暖化は疑う余地がないと断定しているように、地球温暖化問題については待ったなしの状況にあります。 このような状況を踏まえて、鳩山総理大臣は、ことし九月の国連総会の場において、日本国の環境先進国としての立場を明確にする野心的な目標を示しました。すなわち、温室効果ガス排出削減に関する中期目標について、すべての主要国による公平かつ実効性ある国際的枠組み……
○小沢国務大臣 おはようございます。 初めての実質的な議論の委員会ということになるわけでありまして、私も精いっぱい務めさせていただきたいと思いますし、どうぞ、委員各位からは日本の環境政策に必要な御意見を賜りたい、そう思っておりますので、何とぞ忌憚のない意見交換ができるように、冒頭お願いを申し上げたいと思います。 それでは、プレCOPへ行ってまいりましたので、御報告を申し上げます。 十一月十六日から十七日までデンマーク・コペンハーゲンで開催された気候変動枠組み条約第十五回締約国会議、COP15及び京都議定書第五回締約国会合閣僚準備会合に出席いたしましたので、御報告をいたします。 地球温暖……
○小沢国務大臣 ただいまの委員の御質問は、川内原発の件でございました。 これまでも環境行政としては、委員がおっしゃられましたとおり、いわゆる原発の安全性の確保が第一、こういう話と、それから二番目には、いわゆる生態系への配慮、土壌を含めた、そういった点で環境省としては意見を申し上げてまいりました。 今回、川内原発に当たりましては、新たな視点として温室効果ガスの削減という話を加えさせていただきました。先ほど来お話が出ておりますように、総理の国連での一九九〇年比二〇二〇年二五%削減、こういった国際的な発言もあったことにかんがみ、私としては、新たな視点として温室効果ガスの削減という話を意見書に加え……
○小沢国務大臣 COP15までには、こういうお話でありましたが、当然、COP15に向けて、先ほど委員御自身からお話がありましたように、国益をかけたさまざまな交渉が行われているわけであります。前回の京都議定書の際も最終段階でそれが決まっていったというふうに承知をしているわけでありまして、そういった意味においては、その交渉の過程の中でまさに決められていくもの、こう思っております。 ただ、環境大臣の立場からすれば、当然、菅副総理が先ほど申し上げましたように、国内の排出量カットをできる限り多くしたい、それが我々の責務である、こういうふうな気持ちは持っております。 ついでに、先ほどお話がありました政……
○小沢国務大臣 環境大臣の小沢鋭仁でございます。 第百七十四回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の考え方を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。 さきの所信表明演説で鳩山総理大臣は、命を守ることを鳩山内閣の基本的な姿勢として強調されました。このことは、環境行政においても基本的な姿勢とすべきと考えています。 命を守ることから環境行政を考えると、公害健康被害に遭われた方の救済や、そのような被害を生み出さないということがまず挙げられます。これは、環境省が環境庁として生み出されたときからの基本的な課題です。しかし、環境行政において命を守る観点は……
○小沢国務大臣 おはようございます。 審議に先立ちまして、トキの現況について御報告をさせていただきたいと思います。 今般、佐渡のトキ保護センターにおいて、野生復帰に向け訓練中のトキが外敵に襲われて死亡するという事故が発生いたしましたので、事故の経過及び対策、今後の計画等について報告いたします。 三月十日朝、佐渡トキ保護センターの野生復帰用訓練施設において、訓練中のトキ十一羽のうち、八羽の死亡と二羽の負傷が確認されました。負傷したトキのうち一羽は同日中に死亡、もう一羽は現在回復傾向にあります。 監視カメラの映像や残された足跡により、小型哺乳類のテンが施設内に侵入し、トキを襲ったものと考え……
○小沢国務大臣 おはようございます。 ただいま議題となりました大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 かつて我が国では高度経済成長期に深刻な公害が発生し大きな社会問題となりましたが、大気汚染防止法や水質汚濁防止法等の制定、地方公共団体及び事業者による対策等の成果として、大気環境及び水環境の状況は顕著に改善されてまいりました。 しかしながら、近年、地球温暖化を初めとする環境問題の多様化、地方公共団体や企業における経験豊富な公害防止担当者が多数退職しつつあること等を背景として、公害防止対策を取り巻く状況が構造的に……
○小沢国務大臣 吉川委員の性弱説というのはなかなか意味深いなと思って聞かせていただきました。私なんかも、性悪だと言われると、ちょっとなと思いますけれども、性弱だなと言われると、確かにそうだと自分自身も省みてそう思うところもあるわけで、そういった御指摘の中で、その担当者が、公害の管理者の皆さんが悩んでいらっしゃる姿というのは、非常にある意味では的確な表現かなと思いました。 御指摘の第三者委員会とか、あるいはまた第三者機関ということでありますが、委員も御案内のように、この大気汚染防止法や水質汚濁防止法は、いわゆる第三者チェックというよりも、地方自治体が事業所に立ち入るあるいはまた必要な検査をする……
○小沢国務大臣 委員の御指摘のとおり、いわゆる流れてきたものへの対応は先ほど副大臣が御答弁したとおりですが、そもそもの原因を除去しないと、同じことが繰り返し起こっても仕方がないことでございます。 その点、外務省としっかり連携をとって、今、韓国、中国さらにロシア、こういった国と、多国間のいわゆる北西太平洋地域海行動計画の枠組みを利用して、情報共有をまずしっかりさせていただいて、さらには、その対応を各国でとっていただけるように働きかけを行っているところでございます。 また、この五月の下旬には、日中韓の三カ国のいわゆる環境大臣会合が日本で開かれます。そのときも、私の方からこの点をしっかりと伝えて……
○小沢国務大臣 諏訪の御柱のお祭りを大臣も知っているはずだ、こういう御指摘がありまして、私も本当に、今委員がおっしゃっていただいたように、隣の県でありますし、実は母方が長野出身で、岡谷に親戚もいるものですから、そういう意味では、かねてから御柱の話もよく聞かされて育ちました。 個人的な話で恐縮ですが、申し上げますと、選挙の必勝祈願で、私の婦人部の皆さん方が、花の会と呼んでいるんですが、計画を立ててくれて諏訪大社に行きまして、私の三回目の選挙に向かうときだったんですけれども、おかげでその三回目の大変厳しい選挙を勝ち抜くことができました。そういった意味では、私にとっても諏訪大社というのは、本当に忘……
○小沢国務大臣 ただいま議題となりました廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 廃棄物の処理及び清掃に関する法律につきましては、これまで不適正処理対策を内容とする規制の強化を行ってきたところですが、巧妙かつ悪質な不適正処理は依然として後を絶たず、また、廃棄物処理に対する不信感から廃棄物処理施設の立地が進まないといった悪循環が依然として根強く残っています。一方で、廃棄物の再生利用が進んできているものの、排出抑制や焼却する際の熱回収は不十分な状況にあります。不適正処理の悪循環を早急に断ち切ることにより、廃棄物処理に対……
○小沢国務大臣 工藤委員御指摘のとおり、廃棄物の発生抑制などのスリーR促進や適正処理の推進については、国民一人一人の関心を高めていく、その努力が必要だというふうに思っております。環境省としても、積極的な情報提供や普及、啓蒙活動に取り組んでまいっているところでございます。 具体的には、スリーR推進全国大会といったものをこなしていただいておりまして、先進事例の発表や表彰を行っております。 さらにはまた、地域に根差したNPO、そういった皆さん方の活動を支援し、その成果をインターネット等を通じて全国に発信もしております。リ・スタイルというウエブサイトでありますけれども、閲覧者数は平成二十一年度で月……
○小沢国務大臣 今、委員の方からさまざまな国際状況の御指摘をいただきました。 御指摘にもありましたように、率直に申し上げて大変難しい局面が続いている、こういうふうに思っているところであります。ただ、結論から申し上げますと、私は、いろいろな報道等で、ことしのCOP16では合意が難しい、こういう話がありますが、日本としては、あきらめてはいけない、しっかりとCOP16で合意ができるように引き続き努力をしてまいりたい、そういう決意をまず申し上げたいと思います。 具体的にどういう戦略で、どういうやり方で、こういうお話でございますけれども、一つは、私は、先ほどもお話にありましたコペンハーゲン合意という……
○小沢国務大臣 五月二日から五日まで欧州に出張し、ドイツ・ペータースベルクで開催されました気候変動に関する閣僚級会合に出席し、また、オーストリア・ウィーンにおいて国連工業開発機関等を訪問いたしましたので、その御報告をさせていただきたいと思います。 地球温暖化対策についての二〇一三年以降の国際的な枠組みに関しては、昨年十二月のデンマーク・コペンハーゲンにおけるCOP15の結果を踏まえ、本年十一月末からメキシコ・カンクンで開催されるCOP16に向けた国際交渉が進められております。今回の会合は、気候変動枠組み条約のもとでの交渉を後押しする目的でドイツ、メキシコ両政府の主催により開催された非公式会合……
○小沢国務大臣 各省庁の取り組みは先ほど御答弁があったとおりでありますが、それに対して山崎委員の方から、政府一体となってやっていく仕組みを早くスタートさせるべきだ、こういうお話がございました。私も全くそのとおりだと思っておるところであります。 鳩山内閣というのは、いわゆる縦割り行政の弊害を排して、各閣僚も自分の所管以外の発言も大いにやるべきだ、こういう方針、あるいはまた、それを政府一体とするためにいわゆる閣僚委員会をつくってやってきているのは御承知のとおりであります。そのもとに今度は、いわゆる実務ベースといいますか、副大臣級検討チームというのもつくってございます。 そういった意味では、この……
○小沢国務大臣 おはようございます。 ただいま議題となりました環境影響評価法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 平成十一年六月の本法の完全施行以降、環境影響評価の適用実績は着実に積み重ねられてきている一方、法の施行から十年が経過する中で、法の施行を通して明らかになった課題等を踏まえ、さらなる取り組みの充実が必要となっております。 具体的には、今日の環境政策の課題は一層多様化、複雑化しており、平成二十年六月に公布された生物多様性基本法、地球温暖化対策の推進や再生可能エネルギーの導入促進等の状況の変化を踏まえ、環境影響評価が果たすべき機能や……
○小沢国務大臣 お答えをいたします。 二五%の目標を支持していただいたことに、まず感謝を申し上げたいと思います。 その上で、本当に実際にどういうふうな形で実現をしていくのかということに関しましては、三月の上旬をめどに温暖化対策基本法を出させていただいて、それに合わせて、ロードマップ、あるいはまた、いわゆる真水の議論、逆に言うと、今度は排出権を買い取る、こういう話がその裏にあるわけでありますけれども、そういったところも政府全体として出させていただきたい、こう思っているところであります。 現時点で、環境省として既にもう議論を深めておりまして、しかし、これは政府全体で決めなければいけない話であ……
○小沢国務大臣 お答えを申し上げます。 来年度の予算は、二十二年度予算では一・一兆円という話になっておりまして、公共事業を除いた予算は八千四百二十一億円、二十一年度当初が八千三百七十億円でございますので、前年比増額の予算をつくらせていただいております。
○小沢国務大臣 お答えいたします。 まず、結論から申し上げますと、現在まだ国際交渉のさなかでありますので、政府としての統一的な見解は今の時点で出させていただいておりません。 環境大臣といたしましては、米国に関しましては、二〇二〇年、二〇〇五年比一七%というのはもう少し上げていただかなければいけないな、こう思っております。しかし、二〇五〇年まで長期の数字を出しているところは、ここは評価ができるのではないか、こう思っております。中国に関しては、これはもう御案内のとおり、実際の量はふえてまいりますので、少なくてもどこかの時点でのピークアウト、頭打ちのところ、反転のところは示していただかなければい……
○小沢国務大臣 お答えしたいと思います。 今委員御指摘のように、地球環境問題への取り組みというのは、鳩山総理が内閣設立直後、国連での二五%カットの表明、ああいった件にあらわれるように、鳩山内閣の大きな柱だ、こういうふうに思っているところでございます。 もとより、地球環境問題は、今世紀最大の人類が生存していくための基盤を脅かす課題の一つだ、こう思っておりまして、そういった取り組みをしっかりすることによって、まさに未来の子供たちに今のこの地球の環境を残していく、伝えていく、それが今を生きる我々の責務だ、こういうふうに思っています。 同時に、今委員がおっしゃっていただいたように、この問題を経済……
○小沢国務大臣 お答えいたします。 今先生御指摘のとおり、ことしの十月には名古屋でいわゆるCOP10が開かれるわけでございます。ことしは新しい目標を決めるという会議になるわけでありまして、その意味においては、議長国を務める日本としては、その会議の重要性にかんがみ、精いっぱい努力をしてまいりたいとまず思っているところでございます。 そうした中で、どのように取り組むかという点に関してまず申し上げさせていただきたいんですが、日本はこれまで、どちらかというと、西欧的な自然観、自然と人間の対峙みたいな話があるとすれば、日本は、自然と人間が溶け合うように共生してくる、そういったような自然観があるものと……
○小沢国務大臣 お答えいたします。
条件はつけさせていただいておりまして、国連総会で鳩山総理が表明した際の条件、念のため申し上げておきますと、すべての主要国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築及び意欲的な目標の合意を前提にということでつけさせていただきました。
【次の発言】 委員のお配りいただいた資料のとおりだと思っておりまして、主要排出国というのはそういった国々だ、こう認識しております。
【次の発言】 直接そうしたことを指摘を受けたり、あるいはまた物で読んだという記憶はありませんが、委員のおっしゃることもわかる気がいたします。
○小沢国務大臣 環境税の前に、一年間ロスであった、こう阿部委員から言われましたので、そこは一言だけ反論をさせていただきたいと思います。 まず二五%の目標を掲げ、そして社民党の皆さんたちともともに閣僚委員会をつくり、そして計画を立て、例えばことしの三月には、私の試案でありますけれどもロードマップを示し、今、中環審で着実に制度設計に入っている、こういう状況でございます。 新成長戦略は先ほどおっしゃっていただいたとおりでございますので、何とぞ、そこは御理解のほどお願い申し上げたいと思います。 環境税でございますが、昨年環境省は、約二兆円規模のガソリン税の部分も含むいわゆる炭素税の案をつくらせて……
○小沢委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、環境委員長に就任いたしました小沢鋭仁でございます。 御承知のとおり、環境問題には、地球温暖化対策、自然共生社会の実現、循環型社会の構築などの課題が山積しておりまして、我々はその解決に向け真摯に取り組まなければなりません。 また、現在、生物多様性条約COP10が名古屋で開催されておりまして、我が国は議長国として大きな役割を担っております。 このような状況のもと、当委員会に課せられた使命はまことに重大であります。 委員長といたしましては、その責務の重大さを十分認識し、委員各位の御指導と御協力を賜り……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
環境の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として環境省大臣官房長谷津龍太郎君、環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長伊藤哲夫君、環境省総合環境政策局長白石順一君、環境省地球環境局長寺田達志君、環境省水・大気環境局長鷺坂長美君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田中和徳君。
○小沢委員長 これより会議を開きます。 環境の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、去る十月二十七日に行いました生物の多様性に関する条約第十回締約国会議の視察につきまして、その概要を私から御報告申し上げます。 まず、COP10の主会場であります名古屋国際会議場で行われたハイレベルセグメント開会式に参加いたしました。議長である松本環境大臣のほか、国連総会議長、国連事務総長、ガボン大統領、イエメン首相、世界銀行総裁、国連環境計画事務局長、地球環境ファシリティーCEO、生物多様性条約事務局長、各国の子供たち及び菅内閣総理大臣がそれぞれの立場でCOP10の成功に向けた熱意を語られ、……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
第百七十四回国会、内閣提出、参議院送付、環境影響評価法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、来る十六日火曜日午前十時、参考人として財団法人日本自然保護協会常勤理事横山隆一君、電気事業連合会環境委員会委員長・東京電力株式会社常務取締役相澤善吾君及び早稲田大学大学院法務研究科教授大塚直君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本案審査のため、……
○小沢委員長 これより会議を開きます。 第百七十四回国会、内閣提出、参議院送付、環境影響評価法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、財団法人日本自然保護協会常勤理事横山隆一君、電気事業連合会環境委員会委員長・東京電力株式会社常務取締役相澤善吾君及び早稲田大学大学院法務研究科教授大塚直君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいた……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
第百七十四回国会、内閣提出、参議院送付、環境影響評価法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として環境省総合環境政策局長白石順一君、環境省地球環境局長寺田達志君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。近藤三津枝君。
【次の発言】 質疑時間が過ぎておりますので、端的にお願いします。
○小沢委員長 これより会議を開きます。
環境の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として資源エネルギー庁次長木村雅昭君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長安井正也君、環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長伊藤哲夫君、環境省総合環境政策局長白石順一君、環境省地球環境局長寺田達志君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。町村信孝君。
○小沢委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ち、自由民主党・無所属の会所属委員に対し、理事をして御出席を要請いたさせましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
内閣提出、参議院送付、地域における多様な主体の連携による生物の多様性の保全のための活動の促進等に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として林野庁長官皆川芳嗣君、環境省自然環境局長鈴木正規君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○小沢委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
本会期中、当委員会に付託されました請願は六件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会で慎重に協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、お手元に配付してありますとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は六件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は十六件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
内閣提出、地球温暖化対策基本法案
第百七十四回国会、野田毅君外四名提出、低炭素社会づくり推進基……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
環境の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、気候変動に関する国際連合枠組条約第十六回締約国会議及び京都議定書第六回締約国会合の結果について、政府から報告を聴取いたします。松本環境大臣。
【次の発言】 これにて報告の聴取は終了いたしました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として環境省総合環境政策局長白石順一君、環境省地球環境局長寺田達志君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○小沢委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事吉川政重君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に中野譲君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
環境の基……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
環境の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省総合食料局次長中村英男君、環境省大臣官房長谷津龍太郎君、環境省大臣官房審議官関荘一郎君、環境省総合環境政策局長白石順一君、環境省地球環境局長鈴木正規君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川内博史君。
【次の発言】 次に、田中和徳君。
○小沢委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの東日本大震災によりお亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。また、被災者の皆様方に心からお見舞いを申し上げます。
これより、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立をお願いいたします。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 環境の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として原子力安全委員会委員長代理久……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
第百七十四回国会、内閣提出、参議院送付、環境影響評価法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案は、第百七十四回国会において参議院で可決され、本院で継続審査となり、前国会では本院で可決し、参議院で継続審査となっておりましたところ、今国会、原案のとおり可決され、本院に送付されたものであります。
したがいまして、その趣旨は既に十分御承知のことと存じますので、この際、趣旨の説明を省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○小沢委員長 これより会議を開きます。
この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
東日本大震災に係る災害廃棄物対策等の実情調査のため、来る五月十一日水曜日、宮城県に委員を派遣いたしたいと存じます。
つきましては、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、派遣委員の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、……
○小沢委員長 これより会議を開きます。 環境の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、去る十一日、東日本大震災に係る災害廃棄物対策等の実情調査のため、宮城県に委員を派遣いたしましたので、派遣委員を代表して、私から調査の概要について御報告申し上げます。 報告に当たり、今回の大震災により、とうとい命を失われた方々の御冥福を心からお祈りいたしますとともに、被災された方々に対しまして、衷心よりお見舞いを申し上げます。 また、被災者に対する支援や復旧復興等に従事されている関係各位の御尽力に対し、心から敬意と謝意を表させていただきます。 それでは、調査の概要について御報告申し上げます……
○小沢委員長 これより会議を開きます。 環境の基本施策に関する件について調査を進めます。 環境の保全のための意欲の増進及び環境教育の推進に関する法律の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来理事会等において協議してまいりましたが、本日、お手元に配付いたしておりますとおりの起草案を得ましたので、委員長から、本起草案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 現行の環境の保全のための意欲の増進及び環境教育の推進に関する法律は、持続可能な社会を構築する上で事業者、国民、そして民間の団体による環境保全活動とその促進のための環境保全の意欲の増進及び環境教育が重要……
○小沢委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、参議院送付、水質汚濁防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省科学技術・学術政策局次長渡辺格君、文部科学省研究開発局長藤木完治君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長安井正也君、資源エネルギー庁原子力安全・保安院審議官櫻田道夫君、国土交通省都市・地域整備局下水道部長松井正樹君、環境省大臣官房審議官梶原成元君、環境省大臣官房審議官関荘一郎君、環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長伊藤哲夫君、環境省水・大気環境局長鷺坂長美君の出席を求め、説明を聴取……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、水質汚濁防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として厚生労働省労働基準局労災補償部長尾澤英夫君、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長木倉敬之君、水産庁増殖推進部長成子隆英君、経済産業省大臣官房審議官中西宏典君、環境省大臣官房審議官関荘一郎君、環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長伊藤哲夫君、環境省水・大気環境局長鷺坂長美君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しまし……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
この際、環境大臣江田五月君より発言を求められておりますので、これを許します。江田環境大臣。
【次の発言】 次回は、来る十五日金曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時五十二分散会
○小沢委員長 これより会議を開きます。 環境の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として経済産業省大臣官房技術総括審議官西本淳哉君、経済産業省大臣官房審議官山本達夫君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長安井正也君、資源エネルギー庁資源・燃料部長安藤久佳君、資源エネルギー庁原子力安全・保安院審議官黒木慎一君、環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長伊藤哲夫君、環境省地球環境局長鈴木正規君、環境省自然環境局長渡邉綱男君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小沢委員長 これより会議を開きます。
この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
東日本大震災により生じた福島県内の災害廃棄物に係る対策の実情調査のため、来る八月一日月曜日、福島県に委員を派遣いたしたいと存じます。
つきましては、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、派遣委員の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、公報をもってお知らせする……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
この際、連合審査会開会申入れに関する件についてお諮りいたします。
経済産業委員会において審査中の内閣提出、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案及び内閣提出、電気事業法及びガス事業法の一部を改正する法律案の両案について、経済産業委員会に対し連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、連合審査会の開会日時等につきましては、経済産業委員長と協議の上決定いたしますので、御了承願います。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日……
○小沢委員長 これより会議を開きます。 環境の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、去る一日、東日本大震災により生じた福島県内の災害廃棄物に係る対策の実情調査のため、福島県に委員を派遣いたしましたので、派遣委員を代表して、私から調査の概要について御報告申し上げます。 報告に当たり、ここに改めまして、このたびの地震と津波により、お亡くなりになられた方々の御冥福を心からお祈りいたしますとともに、被災された方々に対して衷心よりお見舞いを申し上げます。 また、被災者に対する支援や復旧復興等に従事されている関係各位の御尽力に対し、心から敬意と謝意を表させていただきます。 それでは……
○小沢委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
本日公報に掲載いたしました請願日程百五十件を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の趣旨につきましては、請願文書表等により既に御承知のことと存じます。また、理事会等におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介議員の説明等は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
採決いたします。
本日の請願日程中、容器包装リサイクル法を見直し、発生抑制と再使用を促進するた……
○小沢(鋭)委員 おはようございます。 まず、長浜大臣初め政務三役の皆さん方におかれましては、このたびの御就任、まことにおめでとうございます。大変な激務だとは思いますけれども、ぜひ頑張って、本当に日本の環境政策、環境行政のために御尽力を賜りますよう、まずもって、冒頭、激励を申し上げたいと思います。 それから、きょうの質問の機会を与えていただきまして、皆さん方に感謝を申し上げます。ふだんから、いろいろな環境政策に関しては十分な議論ができているわけでありますけれども、公の場できちんとした記録をとっていただいて議論をしたい、こういう思いがあったものですから、今回はあえてお願いをして、こういう機会……
○小沢国務大臣 委員御指摘のように、今回の排出権取引、この問題のそもそも論でいいますと、要は、CO2を減らして温暖化をストップさせる、こういうことでありますので、国内で減らそうと海外で減らそうと、その大もとのところは同じであります。しかし、先ほど来政務官から答弁がありましたけれども、今の国連のCDM制度のもとにおいてはそこに一定の条件がついていて、なかなかそこは厳しい、こういうことであります。 五月の二日からボンで温暖化の閣僚委員会がございますので、もし国会が許せば、私はぜひ参加をさせていただいて、そういったまさに排出権取引あるいはクレジットのあり方論を、私自身も、今委員が御指摘の問題意識を……
○小沢国務大臣 おはようございます。よろしくお願いをいたします。 平成二十年度環境省主管一般会計歳入決算並びに環境省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳入決算について申し上げます。 歳入予算額は十八億四千九万円余、これに対しまして、収納済み歳入額は十五億七千八百九十九万円余、歳入予算額と収納済み歳入額との差は二億六千百九万円余の減少となっております。 次に、一般会計歳出決算について申し上げます。 当初予算額は二千百九十七億四千百三十一万円余でありましたが、これに予算補正追加額百八十八億七千五百九十七万円余、予算……
○小沢国務大臣 御報告申し上げます。 平成二十二年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明申し上げます。 まず、予算の基礎となっております環境政策の基本的な考え方について御説明申し上げます。 現在の環境の状況について概括すると、まず、昨年末のコペンハーゲンにおける国連気候変動枠組み条約第十五回締約国会議、COP15において、アメリカ、中国などの主要国が入る新たな枠組みに向けた第一歩を踏み出すことができました。我が国としても、これまで以上の温室効果ガス排出削減の取り組みが必要となります。 また、本年十月には、愛知県名古屋市で生物多様性条約第十回締約国会議、COP……
○小沢委員長 次に、江田康幸君。
【次の発言】 次に、吉井英勝君。
○小沢(鋭)委員 ありがとうございます。時間も迫っておりますので、二点、手短に申し上げたいと思います。 一点目は、先ほど来から議論がされておりますいわゆる改正規定、九十六条改正問題でございます。 この九十六条改正に関して、いわゆるそれを改正して容易にしてしまうと、すべての条文まで一気に変わってしまうのではないか、そういったような危惧の意見表明も先ほどありましたし、また、安易にいわゆる基本的な理念のところを変えるべきではない、こういう議論もこの中でありました。 私も、実はそういう危惧も十分わかるわけでございまして、そこで申し上げておきたいのは、この場にもいらっしゃいますが、鳩山委員でありま……
○小沢(鋭)委員 関連で私からも申し上げたいと思います。 まず第一点は、この審査会でもかねてから申し上げておりますように、三つの宿題というのを我々は早急に対応していかなければいけない責務がある、こういう話をもう一回確認しながら、同時にまた、今、柿澤委員、大口委員が御指摘のところは大変重要なポイントだ、こう思っておりますので、私からも、質疑並びに意見ということで言わせていただきたいと思います。 まず、内閣官房の対応でありますが、先ほど総務官の方は、国会のまた審議の状況も見せていただいて、こういう御答弁がございました。一点申し上げておきたいのは、この審査会で決めている附則は、「国は、」という主……
○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁です。 皆さん方から大変有益な議論を承って、先ほど来、いろいろな考え方があるんだな、こう思って聞かせていただいておりました。 幹事の立場でありますので、若干進行めいた話を一点提案させていただきたい、こういうことでございます。 もちろん、これは幹事会でやるべきことでありますが、全体の皆さん方にも申し上げておいた方がいいと思うものですから、発言をするわけでございます。 まず、きょうで、いわゆる三つの宿題というそれぞれのテーマについては扱わせていただきました。きょうの議論もそうでございますが、先ほど橘部長からお話もあったとおり、この国民投票法に関しても、ほぼ……
○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁です。 私は、この問題を考えるときに、以前ある先輩議員から、全ての戦争は、それぞれの当事者においては正義のための戦いであった、こういう話を言われたことを常に思い起こすわけであります。そこに、いわゆる国際紛争を解決するための手段としての武力行使は行わないという、ある意味で九条の意味がある。全ての戦争は、それぞれの当事者にとっては正義のための戦いであった、こういうことを我々は思い起こして、この九条の意味というのは、そういう意味ではこれまでも大変意味があったし、これからもある、こういうふうに私は思っています。 ただ同時に、国際政治の現実を見ると、先ほど来お話があ……
○小沢(鋭)委員 民主党の小沢鋭仁でございます。 二点申し上げたいと思います。 第一点目は、環境権に関してであります。 これは、我が党の大谷委員の方から既に民主党の考え方は申し上げましたし、各党からも押しなべて、環境権を新しい権利として入れるべきだという意見が多かった、こういうふうに承知をしているところでございます。 その中身を私としては提案しておきたいわけでございまして、三点ございます。 民主党の憲法調査会での提言があるわけでありますけれども、まず第一点は、環境優先の思想、それを高らかに宣言すべきである。今日の地球環境の状況は各委員の皆さん方も御承知のとおりでございまして、人類のま……
○小沢(鋭)委員 私は、二院制の是非と、あと、議員立法について各会派の機関決定を発議の必要条件にするかしないか、この二点、関連するものですから、発言をしたいと思います。 まず、この話はこの場でも申し上げたというふうに思っておりますが、現在において、憲法改正原案が国会に提出をされております。意外とこれは、一般の皆さん方、マスコミの皆さん方、気がついていらっしゃらないと思いますので、改めて申し上げるわけでありますが、超党派衆参対等統合一院制国会実現議員連盟という議員連盟がありまして、四月の二十七日に、提出者十名、賛同者百二十名、これは国会法の発議要件を満たしているわけでありますけれども、こういう……
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