このページでは馬淵澄夫衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○馬淵副大臣 このたび、国土交通副大臣を拝命いたしました馬淵澄夫でございます。 皆様に一言ごあいさつをさせていただきます。 この国土交通委員会におきまして、先ほど前原大臣の御指摘にもありました厳しい制約要因、例を見ない少子高齢化、また厳しい財政状況の中、開発ありきの社会資本整備ではなく、持続可能な国家の背骨となる社会資本整備の構築に全力を尽くしてまいりたいと思っております。 さらに、内需のかなめとなる不動産、住宅、国民生活の安心と安全の礎をつくることを、しっかりとこれも、この委員会を通して取り組んでまいりたいというふうに思っております。 今後、委員長並びに理事、委員の皆様方の御指導をよ……
○馬淵副大臣 村井委員にお答えいたします。 こちらへ御提出いただきました資料六、この財団法人への出捐金の会社のリストということでございます。 昨日御通告をいただきまして、当省といたしましても、中身についてということで確認をさせていただきましたが、本日現段階で、詳細については、この御指摘の資料を見て、今確認をさせていただいた次第でございます。 この出捐金、御指摘のように、ゼネコンあるいはコンサルタントということで出資者が募られております。こうした基本財産を出捐金という形で出されたゼネコンあるいはコンサルが受注企業であるかということにつきましては、現時点において調査をさせていただかなければな……
○馬淵副大臣 お答えさせていただきます。
UR賃貸住宅の現状ということで、高齢者の割合、また地域別のストック数ということでございます。
平成二十年度末時点で、全国三十都道府県で約七十六万戸のストックがございますが、その九六%は東京、大阪、名古屋、福岡、四大都市圏に所在しておりまして、入居者につきましては、六十五歳以上の高齢者世帯が全国で約三割、うち単身世帯が一割となっております。
以上でございます。
【次の発言】 お答えさせていただきます。
今、委員御指摘のとおり、いわゆる住宅セーフティーネット法におきましては、UR賃貸住宅も公的賃貸住宅の一つとして位置づけられております。したがいまし……
○馬淵副大臣 国土交通省関係の平成二十二年度予算について、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計予算につきましては、所要の国土交通省関係予算を計上し、その歳出予算額は五兆五千八百四十七億円です。 また、社会資本整備事業特別会計、自動車安全特別会計及び財政投融資特別会計に所要の予算を計上しております。 なお、北海道、離島及び奄美に係る公共事業予算については、他省関係予算を含めて、国土交通省予算に所要額の一括計上を行っております。 次に、財政投融資計画については、当省関係の独立行政法人等分として二兆四千五百二十九億円を予定しております。 現在、我が国は、急速な人口減少、少子高齢化……
○馬淵副大臣 村井委員にお答えをさせていただきます。 村井委員の問題意識として、昨年七月、さらには十二月、ドライクリーニング業界大手がこうしたいわゆる建築基準法違反にかかわるのではないかという報道を受けて、真摯に取り組んでおられるということも、大変承知しております。 さて、御指摘の点でございますが、まず、整理をさせていただきたいと思います。 私どもで現在調査を行っているものにつきましては、これは実態調査ということでございまして、これをもって即座に是正を求めるというものではございません。現在、建築基準法の用途規制におきまして例外許可を行うことが可能とされている、このことにつきまして私どもと……
○馬淵副大臣 お答えをさせていただきます。 今、大臣からもお話ございました。また、竹内委員の御指摘のように、私どもも野党時代、予算委員会あるいは国土交通委員会を通じて指摘をさせていただきましたのは、いわゆる恣意的な裁量行政、しかもそれが際限なく行われはしないか、国民の不断の監視のもとに国会が機能すべき、その中で甲論乙駁といった形で議論をするためには、やはり情報を公開していくことは最も重要である、このように私ども指摘をしてまいりました。 今回、政権交代を機に、前原大臣のリーダーシップのもと、公共事業の実施要領の改定を行い、事業評価につきましては二月一日に公表をさせていただきました。また、今回……
○馬淵副大臣 委員にお答えをさせていただきます。 委員はかつて談合事案を摘発してきたということで、大変造詣の深いお立場から詳細な調査をされたこうした資料を眺めさせていただきました。 私も、一者応札ということに関しては問題があるのではないかという声もよく承知しております。しかし一方で、一者応札ということの事情というものも、全府省においてどういう状況かというのも御承知をいただきたいと思っております。政府内における、すべての各省における一者応札の実績値でいいますと、合計で三二%、これは平成二十年度実績でございます。一般競争入札八万三千五百七十九件のうちの三二%、これは各省すべてであります。 こ……
○馬淵副大臣 お答えさせていただきます。 今回の維持管理負担金の廃止ということで、直轄事業の進捗へのしわ寄せの御懸念ということでございます。 維持管理費の地方負担廃止ということで、確かに、国の直轄事業量、これは減少することになります。しかしながら、平成二十二年度の公共事業予算が大幅な削減となることを踏まえまして、事業量の確保を求める地方の声に配慮いたしまして、経過措置として、維持管理のうち特定の事業に要する費用につきましては、二十二年度に限り負担金を徴収するとしたところでございます。 この特定の事業と申しますのは、安全性の確保のために速やかに行う必要のある特定の維持管理と称される事業でご……
○馬淵副大臣 お答えさせていただきます。 委員御指摘のとおり、こうした長寿命化対策を一年で終えられるということではございません。こうした長寿命化対策ということにつきましても、いわゆる直轄事業の事業量の確保を求める地方の声に配慮した結果、経過措置として設けられた措置ということでございまして、一年間で終えることを前提としたということではないことを御理解賜りたいというふうに思います。 なお、今後、いわゆる高度経済成長期につくられたこうしたインフラに関しましては、すべからく更新時期が到来してまいります。こうした更新時期が到来したものに関しましては、修繕、更新を戦略的かつ重点的な方法というものをしっ……
○馬淵副大臣 お答えさせていただきます。 委員の御指摘の懸念というものに関しまして、私どもも十分に配慮しながら、今後、調査の新たな制度をつくってまいりたいというふうに考えております。 民間法人への委託に関しましては、調査、測量、そしてその結果の地図並びに簿冊作成というところで一連の作業を一括して委託するという仕組みでございます。一方、国土調査法に基づいて調査前に実施するいわゆる実施計画、作業規程作成、さらには指定のための届け出、あるいは実施の公示など、いわゆる公権力の行使、この部分に関しましては国が行うものとしておりまして、私どもとしては、民間法人、この要件というのは特に細かく何か一定の枠……
○馬淵副大臣 お答えをさせていただきます。 委員御指摘のように、私どもは、公共事業の進め方に関しましては、透明性を確保するということを再三再四申し上げてまいりました。昨年の予算委員会以来、事業評価自体の充実を図るとともに、公共事業予算に関する国会審議に資する形で個別箇所ごとの事業評価の結果を公表する、このことを申し上げてまいりました。また、直轄事業の円滑な実施を図るために、事業費の一部を負担いただく地方公共団体との意思疎通を図ることも重要だと考えております。これも踏まえて、昨年十一月には、御指摘のように、事業計画を御提示させていただいておりました。 政権交代後は、事業評価につきましては、大……
○馬淵副大臣 お答えをさせていただきます。 まず、本四架橋の料金の設定についてお尋ねいただきました。 私ども民主党は、マニフェストにおきまして高速道路の原則無料化を掲げております。これは、昨年の十二月に予算を計上させていただきまして、阪神、首都高を除く延長の一八%、残りの八二%が有料部分として残ります。これについて新たな料金制度を設定するということで、今回、NEXCO、本四の料金制度を見直しさせていただきました。 そして、お尋ねの本四でございますが、ここでは、フェリー等公共交通機関への影響の配慮というものを最大限させていただきました。御案内のように、本四架橋におきましては、競合する路線と……
○馬淵副大臣 国土交通副大臣としてお答えさせていただきます。
今回の料金改定、新しい上限制度の料金でございますが、本四の料金のみならずすべての料金体系につきましては広く皆様方の御意見をお聞きしてまいりたいというふうに考えておりますし、また、この二十二年度においては試行ということで進めさせていただきたいというふうに考えております。
いずれにしましても、しっかりと皆さんの御意見を賜りながら検討させていただきたいというふうに考えております。
【次の発言】 お答えさせていただきます。
議事録記載のとおりでございます。
【次の発言】 お答えさせていただきます。
現政権において、天下りのあっせん、……
○馬淵副大臣 ただいま官房長官から御指摘ありました一部報道等につきましては、誤解を招きましたこと、深くここにおわびを申し上げます。
○馬淵副大臣 お答えさせていただきます。
今、金子委員から御指摘のございました、持ち出したあるいは漏えいとおっしゃるその資料につきましては、私どもとしては、地域の要望の取りまとめを行ってきた党側からの、その検討状況についての要請、教えてほしいということの要請に対しまして、関係資料を適宜見繕ったものを中間的な状況説明としてお出ししたものでございます。
これにつきましては、御提出を私どもの方でさせていただいたものでございます。
【次の発言】 お答えをさせていただきます。
まず、委員が御指摘の報道につきまして、これは朝日新聞奈良版ということでございます。私の発言がここで取り上げられておりますが……
○馬淵副大臣 河野委員にお答えをさせていただきます。
これは、財団法人道路保全技術センターが平成二十年度に実施した路面下の空洞調査につきまして、技術がない、ずさんなものだったということの御指摘である、このように承りますが、これにつきましては、東京国道事務所発注業務の検証を行いました。そして、その報告書で、私どもとしては、これは粗雑である、過失による粗雑業務であると判断をいたしました。
以上でございます。
【次の発言】 具体的に河野委員にお答えをさせていただきます。
これは、粗雑であったというこの中身に関しましては、委員がよく御存じだと思いますが、報告すべき空洞、これらの異常信号、これは未……
○馬淵副大臣 福井委員にお答えさせていただきます。
事実経過ということでございます。この仮配分と称するもの、これの途中経過を御説明するということで、党の要望をいただいた中で、適宜見繕って御提出するということに関しましては、私ども国交省として判断をしたものでございます。
【次の発言】 お答えさせていただきます。
国交省政務三役として判断をさせていただきました。これにつきましては、今御指摘の部分、いつ、どこで、だれにということにつきましては、詳細は担当の者がお答えをさせていただきます。
【次の発言】 穀田委員にお答えをさせていただきます。
いわゆる箇所づけと今お話をされましたが、御案内のよう……
○馬淵副大臣 お答えをさせていただきます。
政務三役で決定をし、そして、今回のこの仮配分の説明をさせていただいたと承知しております。
【次の発言】 お答えをさせていただきます。
BバイCの権化かどうかわかりませんが、事業評価の重要性ということは、私はかねてより申し上げておりました。
かつて自公政権、少なくともこの長きにわたって、事業評価というものは予算が成立の三月三十一日に公表されていた。それ以前に事業評価というものが示されるべきであるという主張を、私は予算委員会でもしておりました。そして、今回、政権交代後、この事業評価というものを、予算審議に資するようにということで、一月末を目途にすべ……
○馬淵副大臣 お答えさせていただきます。 国土交通省では、所管の公共事業に関しましては、この評価を実施要領で定めております。新規事業採択時、そして再評価、事後評価と三段階の実施要領を定めております。この事業評価の実施要領に基づいて、BバイC、さまざまな客観的手法で総合的な評価を行ったということでございまして、今回のこの評価結果に関しましては、従前の事業評価の方法を用いて行ったものでございます。 これらは当面の措置として行いましたが、二十三年度予算編成に向けては、改めて事業評価の方法も見直してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○馬淵副大臣 お答えさせていただきます。 今委員の御指摘の大臣の発言いかんということでございますが、国交省としての方針の確認ということで受けとめさせていただきまして、お答えさせていただきます。 私どもとしては、この四国を含めた新たな料金割引案、これにつきましては、さきに関係する法案を通常国会に提出させていただいております。そして、これにつきましては継続審議となっておりまして、今後も、審議を踏まえつつ、国土交通省を中心として、政府・与党連携のもと新たな料金割引を検討していくということにしておりまして、この本四高速の料金につきましても、現時点におきましても、四国の首長やあるいは国会議員の方々、……
○馬淵国務大臣 お答えさせていただきます。
十年前の事例についてということでございますが、十年前、これは長崎県五島東方海域であった外国船取り締まり、公務執行妨害事例でございまして、違法操業中の韓国漁船を認めて巡視船によって追跡中、乾電池を投げつけ、さらに当該漁船に乗り移った海上保安官に対し激しく抵抗、負傷させたということで、極めて悪質ということでの公務執行妨害ということでの逮捕に至ったということであります。したがいまして、今回の事例とは異にするということでございます。
以上でございます。
【次の発言】 海上保安庁を所管する国土交通大臣として、また沖縄担当大臣として、お答えをさせていただきま……
○馬淵国務大臣 この海上保安官の逮捕の見送りという報道がなされております。また、昨日は、本人からのコメントも出たと承知しております。 ただ一方で、その事実関係については今まさに捜査機関によって究明中でございますので、今、処分についての何か検討を行っているかという質問に対しましては、私どもとしてもまず事実を具体的に明らかにされて以降のことだと思っておりますので、現時点においてこの処分の内容等々というものに関しましては、役所としての検討ということではございません。 今後も、この事実の解明というものに協力をしながら、その結果を踏まえての判断ということになるかと承知をしております。
○馬淵国務大臣 このたび、国土交通大臣を拝命いたしました馬淵澄夫でございます。 委員長を初め理事、委員の皆様方には、よろしく御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げます。 第百七十六回国会における御審議に当たり、国土交通行政の当面の諸課題について、私の考え方を述べさせていただきます。 国土交通副大臣として、一年余り国土交通行政に携わらせていただきました。私は、国土交通行政は、三つの観点から国家の背骨を築いていくものであると認識しております。 一つ目は、国土の背骨です。国土の礎となる社会資本整備のあるべき姿をしっかり示して、これを実現させてまいります。 二つ目は、国民生活の背骨です。国民生活……
○馬淵国務大臣 質問ではないということで承知しておりますが、奄美の大雨、また豪雨災害についてのお見舞いの言葉がありましたが、私どもとしても最大の支援をしてまいりたい、また、心からお見舞い、お悔やみを申し上げたいというふうに思っております。 さて、御質問の件であります。 料金についてと無料化についてということでありますが、まず私どもとしての整理をお伝えしますと、提出した法案については、これは料金の法案ではございません。あくまで高速道路の整備のあり方ということの中の一つとして、国幹会議の廃止、これらを含めた法律を出させていただいたということであります。 その上で、料金の議論もあわせてというこ……
○馬淵国務大臣 ただいま議題となりました土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 平成十六年の新潟県中越地震、平成二十年の岩手・宮城内陸地震においては、河道閉塞による甚大な被害が懸念されたところであります。こうした大規模な土砂災害が急迫している場合に、住民の生命及び身体を保護するためには、住民に対し避難指示をする役割を担う市町村において、避難指示の判断の根拠となる災害の想定される区域や発生時期に関する情報を入手することができるようにすることが喫緊の課題となっております。 このような状況を踏まえ、大規模な土砂……
○馬淵国務大臣 委員の御指摘のとおり、昨今のゲリラ豪雨等におきます土砂災害ということにつきましては、大変な甚大な被害を引き起こしているという現状でございます。 先ほど御指摘いただきました、さきの奄美における豪雨災害におきましても、三名の方が命をなくされるということで、心からお悔やみを申し上げるとともにお見舞い申し上げ、そして、さらには再発の防止ということを我々はしっかりと考えていかねばならないと考えております。 今回の土砂災害の防止ということでの法律でございますが、従前どおり、砂防堰堤などの整備というハード対策はしっかりと行っていく、あわせてソフト対策として、警戒情報の迅速な伝達の方法ある……
○馬淵国務大臣 四月九日発表の高速道路の新たな料金制度についての理念ということでお尋ねをいただきました。 現行の高速道路料金制度は、今日までに複雑な割引制度が、これはさまざまな理由もございますが、付加されてまいりました。また、さらには、前政権、麻生政権時のいわゆる利便増進事業、この休日千円等の割引を初め、深夜あるいは早朝また通勤といった割引の中で、私どもとしても、一定程度この料金体系というものを見直さねばならない、このように考えてまいりました。 とりわけ、この利便増進事業に関しましては、来年の三月末で期限が切れてしまいます。ユーザーの皆さん方に定着しているとはいえ、休日千円あるいは早朝、深……
○馬淵国務大臣 ただいま議題となりました賃借人の居住の安定を確保するための家賃債務保証業の業務の適正化及び家賃等の取立て行為の規制等に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 我が国の住宅市場において、民間賃貸住宅は、住宅ストック全体の約三割を占めており、国民の住生活の安定及び向上のため重要な役割を果たしているところです。 このような賃貸住宅をめぐる最近の状況としては、賃貸借契約を締結するに当たって家賃債務の保証を行う家賃債務保証業の重要性が増しているとともに、家賃債務に係る弁済情報を蓄積し、家賃債務の保証に係る契約等の締結に利用しようとする取り組みが始まっているところです。……
○馬淵国務大臣 お答えさせていただきます。 今、委員の御指摘のように、一人親方、厳しい経済環境の中で従業者を雇用することができなくなる、そして一人親方になられた方、あるいは逆に、会社が倒産、解雇になって、一人親方として請負の関係で建設業に従事される方、こういった方々が大変厳しい状況におられるということを十分認識しております。 一方で、私どもは、建設産業の就労状況のアンケート調査というのを定期的に行っております。状況といたしましては、現在、平成十四年、平成十七年、二十年と三年おきにアンケート調査を行っておりまして、一人親方が微増の傾向にあるということも十分把握しながら、今後、私どもといたしま……
○馬淵国務大臣 お答えさせていただきます。 返還以来七回延長ということで継続させていただいておりますこの軽減措置につきましては、二十四年の五月の適用期限を見据えながら、二十四年度の税制改正要望の中でしっかりと検討させていただきたいと思っております。 以上でございます。
○馬淵国務大臣 今先生の御指摘のとおり、まちづくりに対しても大変大きな制約要因となっているということを私ども十分承知しております。その上で、だからこそ、この社会資本整備をいち早く、私どもは沖縄振興の最も基礎の部分として取り組まねばならないと考えておりまして、これはもう先生よく御承知の、私どもが今日まで行ってまいりました振興の特別措置法、これによりまして社会資本整備を重点的に行ってきたものでございます。 特に、今、下水の問題も御指摘がありました。給水などの水資源開発におきましては、今日までの取り組みによりまして、過去、給水制限日数、これは昭和四十七年から平成三年でございます、二十年間で一千百日……
○馬淵国務大臣 お尋ねのミッシングリンクの解消につきましてですが、これは今年度の補正予算で、私どもも明確に社会資本整備として項目として挙げさせていただきました。国土ミッシングリンクの解消など地域連携の推進ということで具体的な措置を掲げておりまして、国費で総額約一千二百九十六億。 都市間を結ぶ高規格の幹線道路、これはまさに、近藤委員御指摘のとおり、経済の活性化に極めて重要な役割を果たすと思っておりまして、現に、例えば事例といたしまして東九州自動車道、これらの整備に関しましては、現在これはまだ完成しておりませんが、まさにミッシングリンクの状態でございます。これは経産省で計算したものというふうに聞……
○馬淵国務大臣 北海道の予算ということでございますが、予算編成に関しましては、十二月末までの予算編成過程の中で議論させていただきたいと思っております。 そして、今委員の御指摘の北海道は大変厳しい状況ということでございますが、これも昨年、平成二十一年十一月十七日の閣議報告で予算重点方針に定めました。その中で、「公共事業・ハコモノに偏重した予算の使い方を根底から見直す。」ということに変えております。さらに、この補正予算でも、閣議決定にて新成長戦略の前倒しということで、今回、生活の安心への寄与という観点から五百四十六億計上しているということでございまして、私どもとしては、北海道に対しても必要な社会……
○馬淵国務大臣 現場という質問でございましたが、那覇の十一管区本部に参りました。
【次の発言】 十一管区本部におきまして、これは那覇でございますが、巡視艇の乗組員また当該事案にかかわった者に対しまして、もちろん現場に出ている者もございますので、十一管区本部におきまして、激励と、そして諸君のとった行動、国内法にのっとった行動は適切に行われた、そして、私どもとしても、海上警備を行う者として諸君の行動は誇りに思っている、このように伝えております。
【次の発言】 事情聴取というのは、この予算委員会に出席しておりましたので、この昼休みに聞きました。
○馬淵国務大臣 十月二十六日閣議決定の平成二十二年度の補正予算におきまして、来年度概算要求の部分、これを前倒しいたしました。約九十二億円、巡視船の整備や航空機整備、これはヘリコプターでございます、デジタル秘匿通信の整備等でございまして、これを前倒しということで今回計上させていただいております。海上保安庁の体制強化は必要不可欠なものだというふうに考えております。
【次の発言】 十一月十日の午前九時四十分ごろ、海上保安庁長官から私に対しまして、巡視艇の乗組員が上司に対して映像記録を流出させたとの告白があったということが私に報告が上がりました。
これにつきましては、しかしながら、洋上にいる巡視艇の……
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。 本日、この二十三年度総予算基本的質疑、初日の第一番の質疑者として御指名をいただきました。与野党そろっての、まさに熟議の国会としての予算審議がようやくスタートするわけであります。 私自身、つい二週間ほど前には閣僚であり、そして、年末の予算編成過程には、私も国土交通大臣としてその責任を持って取り組んでまいった。こうした者として、果たして私自身がこの予算の質疑に立つことがふさわしいのかと自問をする瞬間もございました。 しかし、改めて、閣僚を辞して、そして一議員となって、今、我々民主党が求められていることは一体何だろうか、必要なことは何なのか、このことに思……
○馬淵委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました馬淵澄夫でございます。 我が国は、その自然的条件から、地震、台風等による災害を受けやすい国土であります。 未曽有の被害をもたらした東日本大震災から一年以上の歳月を経ましたが、いまだ国民生活に深刻な影響を及ぼしております。被災地の一日も早い復旧復興を図るとともに、大災害の教訓を踏まえた災害に強い社会の構築は私たちの使命であります。 また、ことしに入ってからも、大雪、竜巻、台風や梅雨前線の活発化による風水害など、災害が相次いで発生しており、防災対策の充実強化は緊急かつ重……
○馬淵委員長 これより会議を開きます。
この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
平成二十四年梅雨前線による大雨の被害状況等調査のため、委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、派遣委員の人選、派遣地、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午……
○馬淵委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの平成二十四年梅雨期の大雨による被害でお亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。
また、現在行方不明となっている方々が一刻も早く救出されますようお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
これより、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。
委員会内の全員の御起立をお願い申し上げます。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席をお願いします。
○馬淵委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に付託になりました請願は三件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになりましたので、御了承願います。
なお、今会期中、本委員会に参考のため送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、防災事業の充実と整備の推進に関する陳情書外七件、災害対策の充実強化を求める意見書外七十二件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
災害対策に関する件につきまして、議長に対し、……
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。 きょうは、消費税並びに社会保障、社会保障と税の一体改革、この審議に質疑の機会をいただきました。 私も、与党議員として、昨年来より党内での議論にも参加させていただいています。その中では、私は、慎重を期すべきであるとして、経済状況の好転、このことを実現することがまずは政府の最大の使命ではないか、このように提言もしてまいりました。今回、どのような経済状況で消費税を引き上げるべきか、また、このことが極めて重要な課題であるということをこの質疑の中でも確認してまいりたいというふうに思います。 日本経済がデフレから脱却し、そして景気が順調に推移をする、こうした中……
○馬淵副大臣 まず、一点目の御質問でございますが、これは国会での審議というものを、私ども行政府の立場として、法案の一刻も早い審議をお願いしております。引き続き、国会に対しましては審議のお願いを進めていくということでございます。六月実施に向けてということは、現時点におきましては何ら方針は変わっておりません。 そして二点目でございますが、四国関係者との協議ということでございますが、これにつきましては、四国地域における交通のあり方ということで、地元知事や経済界、関係の方々との意見交換の場の設置ということでございます。第一回目につきましても、今、知事さんの方々との日程調整を行っておりますので、できる……
○馬淵副大臣 お答えさせていただきます。 今委員御指摘の、国道二十三号知立バイパスは、名古屋市と豊橋市を連絡する名豊道路の一部でございまして、延長十六キロの道路でございます。 現在までに、既に豊明インターチェンジから高棚北インターチェンジ間十キロが四車化として高架構造で供用されておりまして、昨年十二月、御指摘の、完成いたしました安城立体区間を含む高棚北インターチェンジ―安城西尾インターチェンジ間六キロは二車線の供用ということでございます。 現時点におきまして、二車線の高架構造での供用によって、一日当たりの交通量は四万九千四百台、完成前に比べまして一千五百台増加しております。御指摘のように……
○馬淵副大臣 お答えをさせていただきます。 今、委員が御指摘のとおり、昨年八月に施行されました改正高齢者住まい法によって新たに創設されたこの制度で、昨年度は大阪府と群馬県のみということでございました。ただし、これは八月施行ということでございますので、昨年に関してはこの二件でありましたが、今年度に関しましては、東京都を初めとしまして九都県で策定される見込みでございます。 その後も、自治体におきましては、平成二十三年度、またそのさらに先ということで、策定する方向で検討あるいは計画中、策定予定、また、その策定の方向の中でも具体的に今詰めているところといった、こうした進み方をしております。 厚生……
○馬淵副大臣 お答えさせていただきます。 委員御指摘のとおり、建設協会も含めまして建設弘済会等の業務、これは、工事発注及び監理、これの検査にかかわる発注者支援業務、そして、河川、道路等施設管理、公物管理業務、また、さらには事業用地内の権利者に対する用地交渉等を行う用地補償総合技術業務等の、いわゆる行政補助業務でございます。 これらの業務は、定員削減の中、職員数が減少する一方で、公共事業費、これが増加する中で、限られた職員により的確かつ円滑な業務遂行を行うためのアウトソーシングとして、行政補助業務をしてきたものでございます。これらの業務は、行政が行う中で職員の数が制約される、あるいは外部に委……
○馬淵副大臣 お答えさせていただきます。 委員御指摘の、建築基準法の改正によって、混構造、併用構造について大変建てにくくなったといったお声ということであります。これにつきましては、十九年六月に施行された改正基準法で、構造計算適合性判定の対象ということで、実務者から大変建てにくくなったという声が寄せられているのを承知しております。 現在、私どもとしては、この基準法の見直しについて、来年度通常国会にて提出をすべく、検討を始めさせていただいております。 三月に、この基準法について、建築基準法の見直しに関する検討会を立ち上げました。この中でも、混構造の問題についてさまざまな御意見をいただいており……
○馬淵副大臣 お答えさせていただきます。 委員御指摘のように、平成二十年三月につくられました海洋基本計画、こちらに「エネルギー・鉱物資源の開発の推進」ということで、「その他の資源の研究開発等」のところには、海洋の自然エネルギー活用ということが記されております。波力、潮汐等による発電、これらについては、海外で実用化されている例もございますので、国際的な動向を把握しつつ、我が国の海域特性を踏まえて、経済性向上のため基礎的な研究を進める、このようにしております。 海洋本部といたしましても、我が国が海洋国家であるという観点から、また、自然エネルギーを陸上のみならず海上においても求める必要があるとい……
○馬淵副大臣 お答えをさせていただきます。 委員御指摘の名豊道路でございます。国道二十三号線は、御案内のように、知立バイパス、岡崎バイパス、蒲郡バイパス、豊橋バイパス、豊橋東バイパス、この五つのバイパス区間から構成されておりまして、既に知立、岡崎では暫定二車、供用されております。また、蒲郡はまだ供用はされておりませんが、豊橋バイパスと豊橋東バイパスも一部供用されております。 こうした状況の中で、御指摘のように、市街地を通り、また大変重要な工業地域、さらにその地域の商業活性化のための道路であるといった観点から、今後の整備ということにつきましては、これは当然ながら進めてまいらねばならないという……
○馬淵副大臣 お答えをさせていただきます。 今御指摘の福山駅の地下送迎場、ここをまちづくり交付金を活用して進めているということでございます。 これは、都市再生整備計画、平成十八年三月に作成されたもので、この計画が国交省に提出されました。国交省では、平成十八年度より計画に基づく一連の事業として交付金を交付いたしました。 そして、その後、調査過程におきまして外堀の遺構が出土したということで、保存や活用を求める声が高まった。このことを踏まえて、福山市が文化財の専門家を含む委員会の意見を取り入れて、遺構への影響を最小限とするよう計画を大幅に見直されました。中でも、特に貴重とされます舟入状遺構、こ……
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