山下義信 参議院議員
1期国会発言一覧

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山下義信[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山下義信参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

山下義信[参]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 参議院本会議 第14号(1947/07/09、1期、緑風会)

○山下義信君 私は質問をいたしまする前に、先ず政府の当局者に念を押して置きたいことがあります。それは今回の経済緊急対策が六月十一日に発表せられ、続いて國民運動の要綱、或いは食糧緊急対策、或いは経済実相の報告書、或いは物價と賃金の改訂要綱、それらの幾多の当局の政策要綱が発表せられて來たのでありまするが、それがこの國会の御発表がいつも後廻しになつておるということは、これは一体どういうわけでございますか、(拍手)國会は只今開会中であります。開会中であるにも拘わらず、一般への御発表が先でありまして、職員は朝新聞を見て初めて知るというがごときことは、我々の頗る了解に苦しむところでございます。(拍手)先般……

第1回国会 参議院本会議 第34号(1947/09/30、1期、緑風会)

○山下義信君 本員は只今の赤城正雄君の動議に賛成いたします。

第1回国会 参議院本会議 第37号(1947/10/13、1期、緑風会)

○山下義信君 只今議題となりました仮議長の選挙につきましては、国会法第二十二條第二項によりまして、その選任を議長に一任するの動議を提出いたします。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 参議院本会議 第7号(1948/01/26、1期、緑風会)

○山下義信君 私の質問は行政整理に関してでございますが、すでにこの問題につきましては一二お触れになりました方がございました。然るに政府の答弁を承わつておりますと、総理大臣の御演説と同じように、依然として不得要領でございます。從いまして私は行政整理の問題に限りまして、具体的にお尋ねいたして見たいと思います。  不明瞭な点と申しますのは、この行政整理は何の目的であるのかというその目的であります。又どういうふうにやろうとするのか、その方策であります。又いつやるのかというその実行の時期であります。今回政府の御発表になりましたる施政の方針、数項目にお分けになつておりまするが、その中で私は最も重大なる政策……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 参議院本会議 第2号(1949/10/26、1期、日本社会党)

○山下義信君 本員は只今の北條秀一君の動議に対しまして、社会党を代表いたしまして賛成の意を表します。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 参議院本会議 第6号(1949/12/21、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今の左藤君の動議に賛成いたします。

第7回国会 参議院本会議 第13号(1950/01/28、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今の鈴木君の動議に賛成いたします。

第7回国会 参議院本会議 第43号(1950/04/21、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今上程せられましたユニセフに対する感謝並びに兒童福祉増進に関する決議案につきまして、簡單に提案の理由を説明いたします。  案文はお手許に配付してありますから、朗読を省略いたします。前段はユニセフに対する感謝でございます。これは先年当院におきまして決議になりましたララに対する感謝と同様のものでありまして、昨年末以来数次に亘り、ミルク、粉乳、脂肪、肝油、衣類等、莫大なる物資が我が国の不幸なる兒童に対して贈與せられたのでありまして、ここに諸君の御賛同の下に深甚なる感謝の意を表せんとするものでございます。(拍手)  ユニセフとは御承知のごとく、UNICEF、即ち国際連合に属する国際兒童……

第7回国会 参議院本会議 第48号(1950/04/29、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今議題となりました生活保護法案の厚生委員会における審議に経過並びに結果につきまして御報告申上げます。  先ず法案の大体を御説明申上げますと、本法は本文八十四ケ條と附則九項目から成つておりまして、現行法に比べますと條文の数は約二倍になつております。更にその内容におきましては画期的の大改正が行われたのでありまして、我が国公的扶助の制度におきましては誠に重大なる立法であります。注目すべき諸点を申上げますと、第一点は、憲法第二十五條の精神に基き、これを具現化し、以て国民の生存権を保障することを本法の目的とした点であります。法案の冒頭にこのことが明らかにされております。即ち救貧法でなく、……

山下義信[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

山下義信[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 決算委員会 第1号(1947/07/05、1期、緑風会)

○山下義信君 只今御發言のございました三分科案に賛成いたします。
【次の発言】 専門委員の設置につきましては、當委員會のみならず、本院の各常任委員會におきましては非常に重大な人事でございまして、各委員會ともその人選には大變御心配になつておられるようでございますが、殊に當決算委員會のごとき重要なる委員會におきましては、尚更その重要性を痛感する者でございます。つきましては委員の各位におかれましても、適當な立派なる御人物の或いは候補者をお持ちになつておるかも分らんことでございますが、私の考では少くとも二名の専門委員の方をお願いずるとしますと、うち一名は財政経済、或いは統計會計學、そういつた方面に通暁……

第1回国会 決算委員会 第2号(1947/07/29、1期、緑風会)

○山下義信君 只今の小委員の員數、人名は委員長の御指名に御一任したいと思いますが、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 先程懇談會がございまして各委員からいろいろ腹藏のない御意見が出ましたのであります。誠に傾聽に値すべき尊い御意見でございまして、この行政機構に關する問題につきましては、あくまで本決算委員會がその任務とするところである、その建前を堅持しまして、但し行政機構に關しまする問題は、實に及ぼすところが廣汎で且つ非常に重要なことでありまするから、本委員會といたしましても愼重審議をいたしまする上におきまして、他の常任委員會と適當なる連繋を保ち、要すれば他の關係常任委員會の意見を徴するとい……

第1回国会 決算委員会 第6号(1947/08/23、1期、緑風会)

○山下義信君 大體のことを一、二伺つておきたいと思います。今囘の決算は、昭和二十年度でございますから、終戰を差し挟んでの前後の年度でありまして、私ども重大な決算であると存じておるのでございますが、會計檢査院の檢査に對しまする答辯の未濟が相當多いようでございますが、どういうわけでまだこれが提出になつおりませんのか、その邊ちよつと伺いたいと思います。それから戰災でございますか、先程の御説明でちよつと聞き取りかねましたのでございますが、款項目の不明のものがございますが、これはどういうわけで不明になりましたのでございましようか。つまり一概に戰災とか燒失というようなことで片付けますのもどうかと思うのでご……

第1回国会 決算委員会 第9号(1947/10/16、1期、緑風会)

○山下義信君 修正案につきましてちよつと伺つて置きたいと思うのでございますが、第七十六條の次に「國民の彈劾による罷免」という一項が加えられましたのでございますが、これは第六節といたしますると、固より当然の節に入るのでございますが款で申しますと第一款の分限の中に入つておるようでございますが、第二款は懲戒になつておるようでございます。彈劾による罷免ということは、公務員の分限に属しまするのか、懲戒に属しまするのか、いずれの款に入るのが適当でございますのか。これは懲戒の款に入るのが適当ではないかというようにも思われまするので、その点を伺いたいと存じます。  もう一つはこの法案に関聯してでございますが、……

第1回国会 決算委員会 第10号(1947/11/24、1期、緑風会)

○山下義信君 第二分科會の審査の結果並びに分科會の經過を簡單に御報告申上げます。  第二分科會で審査の決議をいたしました報告書は、文書を以ちまして委員長の御手許に提出いたしましたので、これは朗讀を省略いたします。委員會十月七日、十月十日、更に正副主査の打合會を入れますと、数回に亙りまして開催をいたしまして、會計檢査院の檢査報告書に基きまして、本決算案の審査をいたしましたのでございます。  要點を申上げますると、第二分科會の所管をいたしておりまする内務省、司法省、文部省、厚生省及び運輸省所管のこの中につきまして、運輸省關係に未確定金額が比較的多くございますので、この點につきまして運輸省から説明を……

第1回国会 厚生委員会 第2号(1947/07/30、1期、緑風会)

○山下義信君 只今の二案を御提案になりまして、大臣から御説明がございましたので、これは誠に勝手を申して済みませんですが、他の委員会に御出席の関係もございますので、保健所の方の質疑をさしていただいて宜しうございますか。
【次の発言】 それじやあとで……。

第1回国会 厚生委員会 第3号(1947/08/01、1期、緑風会)

○山下義信君 簡單に伺つて置きたいと思うのでありますが、保健所の第二條のお仕事の中に産兒制限などをお扱いになりますかどうか。第二号の「人口動態統計等に関する事項」、これに関聨しまして、産兒制限をお扱いなりまするか、これを伺つて置きたいと思います。  次に「栄養の改善及び飲食物の衞生に関する事項」、これを御説明でやや了承いたしましたのでございますが、衞生警察行政が大部分こちらの方でおやりになるということでありますが、営業の許可認可、そういつたことも保健所でお扱いになりますかどうか伺いたいのでございます。  次に公衆便所でございますが、これも保健所で、いわゆる環境衞生というあの事項の中のお仕事とし……

第1回国会 厚生委員会 第8号(1947/08/19、1期、緑風会)

○山下義信君 兒童福祉法案の御説明のありました機会に伺いたいことができましたのでお伺い申上げます。実は今月十日の毎日新聞にこれは関西版でございますが、掲載がされてございました。廣島市にありますところの海外引揚孤兒の問題でございます。毎日新聞に報道せられてあります要点を申上げますと、廣島市基町営團住宅にありまする同胞援護会経営の引揚孤兒收容所は厚生省から設備不完全という理由でまたまた引越しを命ぜられ加茂郡仁方町元海軍工廠工員宿舎に移ることとなつたが、地元町民の猛烈な反対で立ち消えになつて、今移轉先が問題になつている。同收容所には現在二歳から十七歳までの九十名の孤兒が收容されている。この收容所は二……

第1回国会 厚生委員会 第9号(1947/08/20、1期、緑風会)

○山下義信君 議事進行について、ちよつとお願いがございます。大臣はいつ御出席になりますでしようか。
【次の発言】 大臣に対します質疑がございますので、御出席まで私は質問を保留さして戴きます。
【次の発言】 大臣にお伺いいたしたいと存じます。待望の兒童福祉法案が上程をせられました機会に、厚生行政の根本方針、社会事業の振興に関する根本的な大臣のお考えをこの際承つて置きたいと思うのであります。戰時中厚生行政、殊に社会事業方面のことは殆ど休止の姿になつおりますが、敗戰後の今日の日本の現状、あらゆる救済事業社会事業の、殊に重大でありますことは申すまでもありません。片山内閣としてこの方面の御施策に対しまし……

第1回国会 厚生委員会 第10号(1947/08/22、1期、緑風会)

○山下義信君 兒童の福祉でございますが、この法案でどこまで福祉を與えてやろうとなさるお考えでありますかその点を伺います。ちよつと拜見しますといろいろな種類に分けて、差当りその施設にそれぞれ入れる。つまり一口に申しますと收容をするというだけのところに止まつておるようである。それで仮に十八歳になつたならばそれから先をどうしようとなさるのでありましようか。もう十八歳になつて、この法案で保護する年齢が過ぎましたならば、そこからどこへでも行けということにするのでありましようか。もう十八歳まで本法案によつて保護を加えたならば、いつでも一人前になることができるというようにお考えでありましようか。積極的にこう……

第1回国会 厚生委員会 第12号(1947/08/30、1期、緑風会)

○山下義信君 お許しを得まして我々が今般視察に参りましたその状況を御報告いたします。私は主としてこの度の視察の日程の概要を御報告申し上げまして、それぞれ細部につきましては、並びに特異の点につきましては他の議員諸氏から御報告をお願いすることにいたしたいと存じます。  八月二十三日の午後十八時三十分の急行で一行が出発をいたしまして、翌二十四日午後二時三十五分廣島に到着いたしました。縣市民その他有力者多数出迎えの中に取り敢ずそれぞれ駅長室で挨拶を交換いたしまして直ちに同市基町にございまする引揚民孤兒收容所の視察をいたしました。続いて廣島市当局の案内によりまして、同市内の原爆の被害状況を約一時間に亘つ……

第1回国会 厚生委員会 第15号(1947/09/19、1期、緑風会)

○山下義信君 只今委員長のお話になりました住宅問題に関しまする小委員会設置の動議を山本から提案することにいたしたいと存じます。本日小林君は公務のため多分御出席がむずかしいと存じまして、昨日私にまで御依頼がございましたので、皆様御了承と存じまするが、右申しますように小委員会の設置方の動議を提出いたします。その委員竝に指名、小委員会の調査いたしまする範囲、竝に國勢調査に関しまするすべての事項、手続等挙げまして委員長に御一任いたしたいと存じます。
【次の発言】 簡單に二つ程伺いたいと思うことがあります。  里親の規定でありますが、これが第二十六條の三項に簡單に規定してあるのでございますが、この規定で……

第1回国会 厚生委員会 第17号(1947/09/22、1期、緑風会)

○山下義信君 本日は第十二條、第十三條を中心に質疑しろということでございますので、その点に関聯してのみ大臣に伺いたいと思います。この法案は急いでやらなければならん法案であり、重大な法案でありますだけに、私共も多々質疑の点があるのでありますが、右申上げまするように、この十二條、十三條の点で一二伺いたいと思います。  この点が衆議院で憲法違反ということで論議せられてありますることは、これは当然であります。衆議院の方で余程やつておられますので、我々はそれを参考にいたしまして、委員長の申されましたように、これに善処しなくちやなりませんが、先程來の大臣の仰せでは、憲法違反ではないと一應の御説明に相成つた……

第1回国会 厚生委員会 第18号(1947/09/25、1期、緑風会)

○山下義信君 私は二つばかり総理に伺いたいと思います。來る十月一日、二日、三日、御承知のごとく東京におきまして全國社会事業大会が開催せられることに相成りました。承わりますと両陛下もお出まし下さるということでございます。この今日の困難な状態下におきまして、國民救済の社会事業、聖なる仕事に挺身しております全國の関係者約二千名が、今や陸続と帝都に集りつつあるのでございます。又当委員会も只今委員長の申されましたように、殊に兒童福祉法案、これは我が國の四百万の兒童並びに幾百万の母性の福祉を念願いたしまする実に重大なる法案を審議いたしております。この機会に我々は特に首相の御出席を得まして、社会事業並びに厚……

第1回国会 厚生委員会 第21号(1947/10/03、1期、緑風会)

○山下義信君 我々はこの恩給ということの只今の法制の上なり、尚現在恩給の金額がどのくらい出されてあるのか、又受給者がどのくらいあるのかというようなことが、よく分らないのでありますので、この現在恩給を受けておりまする者の金額とか、人数とか、そういうようなものを一つ参考資料として併せて仮きたいと思うのであります。
【次の発言】 尚その恩給額というものが、最近何囘か改正になられたのではないかと思いますが、この金額が改正になられましたその適当な表といいますか、それらのことも資料を頂きたいと思います。

第1回国会 厚生委員会 第22号(1947/10/10、1期、緑風会)

○山下義信君 一つ伺いたいと思いますが、第四十三條の最低基準のことでございますが、すでにこれは御質疑があつたかも分りませんので、重複いたしましたらお許しを願いたいと思います。この最低基準は何によつてお定めになるお考えでございましようか。政令におよりになりますか、或いは命令か何か、どういうものによつてこれはお定めになるお考えでございましようか。尚大体この最低基準の御構想の大要がお示し願えれば大変好都合と思います。
【次の発言】 関聯いたしまして伺います。この最低基準というものの定め方というものは非常に私は重要なものであると思います。その次の第四十四條におきましても、最低基準に達しないときは、その……

第1回国会 厚生委員会 第23号(1947/11/08、1期、緑風会)

○山下義信君 兒童福祉法の審議に關聯いたしまして、少年の保護に關しまする行政機構の問題につきまして、司法省側の御見解を伺いたいと思つておりました、幸いに司法大臣の御出席を得ましたのでこの機會に伺いたいと存じます。これは私が司法委員を兼務いたしております關係上、司法委員會におきまして先般鈴木大臣の御意向を承つたのでございますが、併しその後本委員會におきましても、且又小委員會におきましても、極めてこのことに關しまして熱心に審議が続けられておりますので、この厚生委員會におきまして正式にお伺いもいたしたい、且又司法省側の改組、即ち承るところによりますと、法務廳の機構の大體を新聞紙上に傳えられてあります……

第1回国会 厚生委員会 第25号(1947/11/13、1期、緑風会)

○山下義信君 私は緑風会を代表するという立場でもあり、又本委員会の一委員といたしまして、この兒童福祉法案の衆議院送付の修正案を含めまして、全部原案に賛成をいたします者でございます。賛成の意見を改めて申上げますことは、すべて省略をいたします。久しく本委員会におきまして熱心に討議をいたしました結果、我々の考えておりまする修正意見なるものも、衆議院側の修正意見の中に相当織込まれまして、我々の意見もその修正案の上に具現をいたしておりまするし、且つ又本法案の一日も早く成立をいたしまして、兒童福祉のために偉大なる貢献をいたしたいと考えますので、本案の原案並びに衆議院送付の修正案に対しまして、全面的に賛成い……

第1回国会 厚生委員会 第28号(1947/11/25、1期、緑風会)

○山下義信君 簡単な質疑をさして頂きたいと思います。赤十字の標章に関しまする法律案につきまして一、二伺いたいと存じますが、第一は只今御説明にもありましたように、第一條の「類似」の範囲、或いは「みだりにこれを用いてはならない」というその「みだりに」という程度というものが、極めて抽象的でありまして、限界が不明なのであります。一、二の例はお示しになりました。地色が黄色で赤十字というような例示もあつたのであります。その類似の程度というものが、どの程度まで「類似」ということになされまするか。何かもう少しはつきりその限界の分るようにならんものであるか、伺いたいのであります。例えば商標或いは意匠登録というよ……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1947/07/11、1期、緑風会)

○山下義信君 私は理事の數を五名にして載きたいと思います。というのは會派の數から考えまして、成るほどそれは従らに理事が多きをよしとはしない。委員長の補佐役でありますことは當尊でありますが、理事の數が多いということは、同時にこの特別委員會の重きこともそれによつて現れますし、且つ又こういう問題は會派の強弱、委員數の多少に拘わりませず、各會派の方々が擧つて理事に就任して載くということが、全力を集中するという意味におきまして結構だと思いますから、理事の數を五名ということの意見を提出いたします。
【次の発言】 これは皆樣と御懇談を申上げて、先程御意見がございましたように、圓滿に各派が交渉し、或いは割當て……

第1回国会 司法委員会 第1号(1947/07/02、1期、緑風会)

○山下義信君 理事の推薦に關しましては、委員長の御指名に一任したいと存じます。
【次の発言】 散會の御宣告の前にちよつと伺つて置きたいのでありますが、理事は委員長を補佐いたし、又委員長に事故があるときにはこれに代らなければなりません。當委員會の二名の理事が只今御指名に相成りました。若し委員長樣に御事故のありますときに、これに代ります理事の順序はどうでございましようか。ちよつと失念いたしましたが、その方もお決め置き願いますと結構だと思います。

第1回国会 司法委員会 第2号(1947/07/10、1期、緑風会)

○山下義信君 私はこの別表のことはもうなにもお尋ねするところがないもののように心得ておりましたのですが、最前から管轄区域の適当でない箇所がある云々という意見が出まして、御当局が適当でないところはよく研究してから、又改めるようにするという大変御親切な御答弁がありました。固より別表でございますから、又成規の手続で御改正なさることでございませうが、段々承つておりまするというと、只今の予算の中でも尚お数箇所くらい御増設の予算もありますようであります。又御予算がなければ他の方法で又御費用の立てようもございましよう。追加予算の関係もございましようが、私共が今回新任いたしまして、この別表を見まして、一々御注……

第1回国会 司法委員会 第3号(1947/07/25、1期、緑風会)

○山下義信君 議題外でございますが、当司法委員会といたしまして、重要な関係があると存じますので、この際お許しを得まして、緊急の質問をさせて戴きたいと存じます。  それは今日問題に相成つておりまする隠匿物資の摘発に関する件でございます。この問題は一口な隠匿物資問題と言つておりまするが、内容は非常に複雑であると存じております。世耕問題の如きは單にその一部分であるのでありますが、これが今日衆議院において御承知の如く問題に相成つております。私も去る九日本院の自由討議の席におきまして、緑風会の同僚諸君の御意思を加えまして、お尋ねをいたして置いたのでございますが、その時に司法当局は、この世耕事件のお取調を……

第1回国会 司法委員会 第4号(1947/07/26、1期、緑風会)

○山下義信君 この法案が実施せられるということになりますと、私共の考えますところでは、非常にこれは大きな反響を呼び起すと思うのであります。やがて公務員法というものも御提案になるのだろうと思います。公務員が非常に範囲が拡大せられまして、殊に最近の政治動向といたしましては、御承知のごとく、こういう現在のような情勢の場合ですから、公務員が故意過失或いは違法に、人民に損害を與えるというような場合が非常に予想せられるような氣がいたします。この法案が実施せられますると、事件がどういうふうに増加して來るか、増加というと語弊がございますが、只今当局の御見込…この法案の実施後の御見込がどうでございますか。非常に……

第1回国会 司法委員会 第5号(1947/07/28、1期、緑風会)

○山下義信君 「故意又は過失によつて違法に」というあそこのところで、段々同僚諸君から質疑出ておるのでありますが、私は元來この國家賠償法というものの立法をなされる本旨というものは、全く新憲法によりまする人権の尊重である。それを解釈して見まするというと、いわゆる人民の権利を尊重するということは、一面におきましては公務員側が職務を執行する上において余程注意しなければならんという、これは一大警告の立法でなくちやならん。それでこの法律ができたことによつて、人民がどんどんと訴訟を起して、賠償が求められることになつたから、非常によくなつたのでなくして、この立法あるが故に、人民の損害を與えるがごとき輕率なる公……

第1回国会 司法委員会 第11号(1947/08/11、1期、緑風会)

○山下義信君 諸先生にお尋ね申上げます。大体私共の承知いたしておりまする範囲では、この姦通罪の撤廃ということについては学者、專門家の方々は大体において撤廃に御賛成のように承わつております。併しながら一般の世論といたしましては存置論の方が多ようでありますことは、先刻委員長の報告がありました通りでございますそこで私共関係の委員といたしましては、余程これは愼重に研究審議いたさなければならんと考えまして、この公聽会も、それによつて開かれましたる次第でございますが、只今諸先生から非常に深遠該博なる御意見を拜聽いたしまして、感謝に堪えません。一、二関聯して伺いたいと存じます。法律学的なお尋ねをいたしまする……

第1回国会 司法委員会 第15号(1947/08/19、1期、緑風会)

○山下義信君 先生に伺いますが、私もその点を伺おうと思つてここにチエックしておいたのでありますが、男女の結合が生殖を目的とするということが第一、その立場から愛情の有無と受胎のパーセンテージというものが、学問的にわかるのでありませうか。その点が一つ。それから今松村委員からお尋ねしようとなさつたところは次の点にあるのじやないかと思うのであります。優生学上から愛情の深い者同士の間から天才が生れるということはいわゆる世俗で申しますが、不義の子供には偉い者ができるということをよく世間で申します。そういう意味で、愛情の深い者同士の子供に果してそういう優良兒ができるかどうかということを伺いたいと思います。

第1回国会 司法委員会 第21号(1947/09/16、1期、緑風会)

○山下義信君 只今行刑局長から靜岡事件の御報告を承つたのでございますが、承つておりまする間に私共この肌に粟を生ずるような感がいたしまして、実に容易ならんことであると思われるのでございます。刑務所のそういつたことは、かねて憂慮させられておりまして、本委員会におきましてもしばしば同僚議員から当局に御警告もあつたので、この際靜岡刑務所事件のみならず、全國に亙りまして、不穏な状態が漲つておりますることは、これは容易ならんことと存じまするので、本日は局長から事件の概要の報告がありまして、これを我々が聽取いたしましたという程度に止めておかれまして、私共その責任者でありまする司法大臣に伺いたいと思いまする点……

第1回国会 司法委員会 第22号(1947/09/17、1期、緑風会)

○山下義信君 二、三の点を伺いたいと思うのでありますが、第五條に、訴追委員又はその予備員の補欠選挙のことがございますが、これは一名欠けましても補欠選挙をやるのでございますか。それから又補欠選挙は、訴追委員は訴追委員で補欠選挙し、予備員は予備員で補欠選挙をするのでございましようか。平素予備員というものは、訴追委員が事故がありましたときには代りまして訴追委員の任務を行つておるものでございますが、訴追委員が欠けましたそのときには、予備員があたかも補欠選挙の如く繰り上げますことが職務執行上便利があると考えられますが、予備員はいつも予備員でありまして、訴追委員が欠けましたときには予備員が訴追委員に繰り上……

第1回国会 司法委員会 第29号(1947/10/04、1期、緑風会)

○山下義信君 一、二伺いたいと思うことがございますが、若しすでに質疑が終了いたしておりまして、重複いたしておりましたら、どうかそうおつしやつて頂きたいと思います。  第一は、第七百三十一條の男女の婚姻の年齢でございます。これがおのおの一歳ずつ引上げられてございますが、その引上げられましたる理由はいかなる理由に基きますのでございますか、お示しを願いたいと思います。
【次の発言】 段々と晩婚になりつつあるということは、私共もさように考えるのでございますが、併し最近のそういう趨勢は全く社会の経済状態から参つておることでありまして、且つ又男女双方とも高等教育を受くるものが次第に多くなつて参りまする関係……

第1回国会 司法委員会 第30号(1947/10/06、1期、緑風会)

○山下義信君 只今大臣から司法省の改組問題につきましてお話がありまして、この機会に我々委員の考えも聞いてやろうというお言葉がありましたので、この際一つは御考慮を煩わしたいと存じまするし、且つ又この席で御意見を承ることができますれば、非常に有難いと思うのであります。  実はこれは予てからの懸案で、お互によく分つておることでございますが少年保護事業に関しまする司法省と厚生省との間の関係でございます。厚生省側の少年保護事業家が集まりますというと、常に申しますことは、司法省のこの少年保護事業を、我々と一貫したものにして貰いたいということの希望がいつも強いのでございます。昨年來こういう考えが一般社会事業……

第1回国会 司法委員会 第31号(1947/10/07、1期、緑風会)

○山下義信君 誠に恐縮に存じますが簡單な事項でございますので、この際ちよつと質疑をさして頂きたいと存じます。それは二百三十二條の改正せられまする箇條につきましてでございますが「告訴ヲ爲スコトヲ得可キ者ガ天皇、皇后、太皇太后、皇太后又ハ皇嗣ナルトキハ内閣總理大臣代リテ之ヲ行フ」という箇條につきましてでございますが、これは本委員会におきましてこの点の質疑がありましたことを記憶いたしておるのでございますが、内閣総理大臣が天皇、皇后、太皇太后、皇太后又は皇嗣の告訴を代理いたしまする法的根拠をいま一度念のために伺いたいと存じます。
【次の発言】 天皇は國の象徴であるという建前からいたしまして、天皇の各譽……

第1回国会 司法委員会 第33号(1947/10/09、1期、緑風会)

○山下義信君 誠に恐縮でございますが、先般鬼丸委員にも御相談申上げ、委員長のお耳にも入れたのでありますが、二百三十二條の點に關しましてどうかよろしくその邊お含みを願いたいと存じます。

第1回国会 司法委員会 第39号(1947/11/06、1期、緑風会)

○山下義信君 誠に恐縮なんてございますが、この機會に家事審判所の法案につきまして一箇所だけ簡單にお尋ねしたい點がございますが、お許し願われますか。
【次の発言】 私はこの家事審判法案の審議に出席が十分できませんで、甚だ遺憾に考えているのでございますが、すでに同僚諸君で十分御審議をお盡し下さつたことと思うのでございます。或は私の伺いたいと思います點が重複いたしておりましたらば、どうかお許しを願いたいと存じます。大體におきまして、私はこの法案につきましては、非常に結構に考えているのでございますが、ただ一點この法案の運用の上におきまして、どういうふうにお考に相成るでありましようかと思います點を政府に……

第1回国会 司法委員会 第48号(1947/12/09、1期、緑風会)

○山下義信君 この機會に豫て司法竝びに治案及び地法の連合委員會から經濟査察官の臨時檢査等に關する法律案が小委員會に付託せられまして、不肖小委員長を仰せつかりましたので、その後の經過を御報告申上げます。治安及び地方委員會の方は小委員會の副委員長をいたしました岡本愛祐君の方から報告いたしましたので、當委員會に對しまして自分から御報告申上げる次第でございます。  この經濟査察官の臨時檢査等に關する法律案は誠に簡單な法律案でございますが、事態が重大でございますので、小委員會におきましては愼重審議をいたしました結果、第一といたしましては、憲法との關聯におきましてこの法律案に疑義のありまする點でございます……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 決算委員会 第1号(1948/01/28、1期、緑風会)

○山下義信君 只今專門調査員の御研究になりましたお話は参考に伺つて置きます。質問は私共議員がいたしますので、只今参考の御報告として承つて置きます。  当局に伺いたいと思う点が二、三ございます。賠償問題に関しますることが実は國民の間にはつきりいろいろなことが分りませんのでありまして、我我議員といたしましてもその方面の知識が十分にございません。固より講和会議が始まらないのでございますから、具体的なことの國民の認識がないのは当然でございます。これは非常に全般的に重大な問題であると存じますのでありますが、新聞紙上などでは日本に課せられたる賠償のいろいろな各國の意見といいますか、有力な人たちの意見という……

第2回国会 決算委員会 第4号(1948/04/02、1期、緑風会)

○山下義信君 法務総裁に伺つて置きましよう。この政務次官の恆久的な何か方法は一つ考えて見るのだ。それで第二國會だけということに第八條にしてあるのだという御説明でございましたが、この第二國會だけに臨時に政務次官を置かれるということについて、相當異論があるのでございまして、この點御承知でもあろうと思いますが、これは一應第二國會だけで、その間に恆久的ないい構想をお立てになるにしましても、法案の體裁から申しましても、臨時に第二國會だけに設ける政務次官であつて、而も、それだけに就任する、表面から申しますと、五月七日までということが表面的に面白くないとも考えられますので、政府におきましてはその第八條を御削……

第2回国会 決算委員会 第6号(1948/04/14、1期、緑風会)

○山下義信君 只今の小川議員の發言は修正意見のようでありますが、修正意見ならやはり修正案を提出して討議しなければなりません。

第2回国会 決算委員会 第7号(1948/04/27、1期、緑風会)

○山下義信君 政府にお尋ねいたしますが、五月二日までの期限ということは、すでに豫め分つておるところでありましで、安定本部の四月三十日限りということも分つておるのでありますが、それまでにどういうわけで新らしい行政官廳組織法というものが間に合はなかつたのでありまするか、その理由を一應承わりたいと思います。なお御提出になる御豫定の、新たなる行政官廳組織法の現段階における御準備の程度を承わりたいと思います。第三には、關連いたしまして、これは五月三十一日までの暫定延期の法案でありまするが、五月三十一日までに新たなる行政官廳法を御提案になりまして、そうしてそれが國會で可決せられまして、施行せられるというこ……

第2回国会 決算委員会 第8号(1948/04/28、1期、緑風会)

○山下義信君 只今政府から、衆議院で修正可決たなつたという御説明なんでありますが、参議院の方におきましての、各議員に對しまする修正案の配付手續のようなものは、只今のところまでは私共の手許には到達しないのでありまして、今この席で承わるのが初めてでありますが、議員に對しまする修正案の配付というような手續はどうなつておりますか。
【次の発言】 事務局から正式に、衆議院で修再可決になつた、その修正の正式な文書がございませねば、審議の進行はできないのではないかと存じますが、如何でございましようか。正式に委員會へ付託になりましたのはこの只今私共が持つておりまする案が正式に付託になりましたので、若し修正にな……

第2回国会 決算委員会 第9号(1948/04/30、1期、緑風会)

○山下義信君 前会栗栖安本長官に質疑をいたしまして、その答弁に対しまして尚了承いたし兼ねまする点を保留いたしておきましたのでございますが、この際重ねて安本当局に不明の点をお尋ね申上げて置きたいと存じます。それは一昨日の委員会におきまして、安定本部の五月三十一日までの延期につきまして、今後の同官職の在り方についてお尋ね申上げましたところが、長官は、今後の安定本部は依然として臨時的な官職であつて、大体同じように一ケ年ぐらいの期間にする考えである。而して言うまでもなく経済が安定すればこの官職は不要に帰するのであつて、経済安定までの臨時的の官職である、性格及び任務は從来の通りに考えておる、こういう御答……

第2回国会 決算委員会 第10号(1948/05/04、1期、緑風会)

○山下義信君 いつも会計検査院の指摘せられました種々の批難事項につきましては、政府から説明書が出ておるのが通例ではないかと存じておりますが、今回決算書の方の報告書は出ておりますが、会計檢査院の批難事項に対する政府側の説明書がまだ出ていないようであります。これはお出しになるお考えがあるかどうか、その辺はどういうふうになつておりますでしようか。檢査院の方に伺つてもよろしゆうざいますし、又大藏省のお方が、政府側の方のそういう御準備がお分りでございましたならばその辺の事情がどうでありますか、御説明が願いたいと存じます。尚この機会に私は大藏省の政府委員に申上げて、政府側にお傳えを願いたいと思うのでありま……

第2回国会 決算委員会 第11号(1948/05/19、1期、緑風会)

○山下義信君 私は総体的な質疑をいたしまして総理の御答弁を得たいと思います。  この行政官廰組織法の重大でありますることは今更呶説を要しません。只今國務相から提案の御説明がございましたが、極めて簡單な御説明、單にこの法案の表向の、いわゆる通り一遍の御説明でございましたので、総理にそれ以上の御説明を得たいとこう思うのであります。  この國家行政組織法に関連いたしまして、即ちその実体でありまする各省設置法案が揃うて出ませんというと、私共果してこの本法案が生きているかどうかということが、掴み得ないのでございまするが、まだ各省設置法案が出ておりませんから、この法案の上で伺わざるを得ないのでありまして、……

第2回国会 決算委員会 第13号(1948/05/28、1期、緑風会)

○山下義信君 極く簡單なことでございますが、私達も速かに本案の審議をいたしたいと存ずるのでありますが、只今北村委員の質疑に對しまして、政府の御答弁の中に、近く内閣法の改正案を出すつもりであるということをお述べになつようでございますが、どういう御改正のお考えであるか、今少しこの機会にお示し置きを願いたい。それは形式から申しますれば、この法律案とは直接の関係はないようでありまするが、言うまでもなく、この本法律案に関連いたしましての種々の案件を当委員会が審議しておりますので、さような御意図がありますようでございますれば、この機会に具体的にお示しを願いたい。  且つ又明瞭にいたして置かなければなりませ……

第2回国会 決算委員会 第15号(1948/06/01、1期、緑風会)

○山下義信君 政務次官以外の方にお聞きしたいのですが、電氣通信研究の一元化ということの御趣旨でよく分つておるのでありますが、無線電信研究所というものは、あれは文部省の方でやられますのですか。
【次の発言】 この電波物理研究所というのは職員は何人ぐらい居りますか。

第2回国会 決算委員会 第16号(1948/06/02、1期、緑風会)

○山下義信君 私は本法案に対しまして修正意見を持つております者でございます。その修正案は本案の第三條の第一項第二号、第三條の第二項、第四條の局名及び第五條の第一項、第二項につきまして修正意見のあります者でございます。尚その修正意見に関連いたしまして、本法案の実施の曉に当局が十分留意をいたさなければなりません点につきまして一二の意見がございます。先ず中小企業聽の運営の上におきまして当局が注意をいたさなければなりません点は、この官廳が恒久的に存続せられて行きまするためには、十二分の用意をいたさなければなりませんのでありまして、今日までの審査の上におきましては、尚具体的ないろいろな対策というものが十……

第2回国会 決算委員会 第17号(1948/06/03、1期、緑風会)

○山下義信君 前回質疑のときに申したのでございますが、この際尚政府の所見をお伺いして置きたいと思います。第四條につきまして、第二部の部長を外務次官を以て充てることになつておりますが、外務次官は只今御提案の國家行政組織法によりますと政務官になつております。政務官が高等試驗委員の委員長になりますることは、情実に堕する虞れがあると考えまするので、適当でないということを思うのでございますが、この点政府におきましては事務官をお充てになることが妥当とお考えになりますか、如何でございますか。この点伺いたいと思います。尚この機会にお尋ねしてみたいと思いますことは、本月の二十七日に全國、東京、大阪、廣島、福岡、……

第2回国会 決算委員会 第18号(1948/06/04、1期、緑風会)

○山下義信君 本員は本法案に対しまして次の修正の動議を提出いたします。修正の点は五点でございまして、以下修正案並びに理由を簡單に申上げます。  第一点は第三條第一項第二号を次のように改める。「中小企業者の申請に基いてその経営状況を審査し、必要な指示をし、その発展に協力すること。」理由、原案の「調査及び診断」は、官吏が権力を以て業者を強制する印象を與える字句につき、これを「審査」と改め「必要な指示をすると。」は業者の「発展に協力すること。」を目的とすることを明らかにする。「協力」の語句には「拘束しない」意味を持つておる。修正案は原案の内容を少しも失わしめることなくして、これをよりよき表現に改める……

第2回国会 決算委員会 第19号(1948/06/05、1期、緑風会)

○山下義信君 私前囘調査をお願いしておきましたのを忘れましたので、改めて今一度御調査を願いたい。この土地建物、東京の三ケ所の前所有主の氏名を御報告願いたい。買收以前の所有主の氏名を報告して頂きたい。委員長にお願いいたしますが、このことにつきまして農林省關係のところで質疑いたしてもよろしいのでございますが、便宜の時機に農林省當局の出席を求めたいと存じますので、お手續を願いたいと思います。
【次の発言】 議事の進行につきましてちよつと伺うのでございますが、大藏省所管の一般會計、特別會計通じまして、尚質疑の機會がございますでしようか、もう質疑の機會はないのでございますか。終了いたしましたのでございま……

第2回国会 決算委員会 第21号(1948/06/08、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(山下義信君) 只今から開會いたします。引續いて本日は商工省關係の事項に關して御審議を願うのでありますが、商工省の政府委員の説明を求めます。

第2回国会 決算委員会 第22号(1948/06/11、1期、緑風会)

○山下義信君 大變御心配に預かりまして感謝に堪えません。御趣旨の點全く同感でございます。御承知のごとく本委員會におきまして地方機關に関する審議をいたしております。關連いたしまして貴委員會におかれまして出先機關の問題について非常に御心配に預かりましたことは感謝いたすのでございますが、實は只今もその點の質疑をいたしつつあつたわけなんでございますが、今回各省設置法案が提出になりましてそれを審議する上におきまして、その法律中に地方出先機關のことに関する規定があるといたしますと、その規定に開通いたしまして、地方出先機關を置くか置かないか、法律上審議する餘地があるのではあるまいか、且つ又決議案の趣旨は全く……

第2回国会 決算委員会 第24号(1948/06/21、1期、緑風会)

○山下義信君 あとに戻つて済みませんが、第八條を修正いたしますと、第八條の第二項はどういう関係になりますか。
【次の発言】 原案の二項です。
【次の発言】 なくてもいいように思いますが、これはこのまま置いておきますか。この第二項は……。
【次の発言】 ごの第八條第二項につきましては、先般政府との質疑應答の場合に地方機関を政令で定めましても、この自治法の第百五十六條によりまして國会の承認を求めなくてもいいようになつております。況んや法律事項にいたしますれば、尚更これは必要がないというふうに、第九條と関連しての説明もあつたのでございますが、これは置かなくてもよいのじやないかと思いますが、如何でござ……

第2回国会 決算委員会 第25号(1948/06/28、1期、緑風会)

○山下義信君 討論を省略しまして直ちに御採決下さいますように希望いたします。

第2回国会 決算委員会 第26号(1948/06/29、1期、緑風会)

○山下義信君 ……
【次の発言】 この決算報告書はすでに前会委員会の職員の方から説明を頂きまして私も了承しました。内容につきましては即ちただ今回が初めてこの報告書が出たのでありますが、続いて昭和二十二年度も出るわけであります。二十三年度も出るわけなのでありますが、この決算書によりますというと約七百万余りの経費になつておるのでありますが、次から次に経費が増大するのではないかと想像いたしまして、委員会の職員の人に、昭和二十三年度はどのくらい経費が要る見込であるかということをお尋ねしたら一億三千数百万円であります。大体一億以上の経費が要るということである。この委員会の経費の規定は配慮しておりますとこ……

第2回国会 決算委員会 第27号(1948/06/30、1期、緑風会)

○山下義信君 前回懇談会で、いろいろ話合いになつた結果、一應削除の所はあの程度で止めて置きまして、今朝更にそれを継続いたしまして、でき得れば纏まるものならば大体纏めたいということに相成つておりましたので、一應懇談会の形にして頂きまして、纏まるか纏まらんかお話合いを願いました上で、その上で討論に入つて頂きましたらどうかと思います。
【次の発言】 本法案は、随分日子を費やしまして、今日まで審議して参りましたのでありますが、この程度で質疑を打切りまして、討論に移られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 討論の順序といたしまして、第十七條、第十八條、この二ヶ條に関しまする討論を先にして頂きまし……

第2回国会 決算委員会 第28号(1948/07/01、1期、緑風会)

○山下義信君 前回私は簡單に質疑をいたしたのでございますが、この種官廳の設置は、現在ありまする調査部、又監察委員会、それらを会せて一組織になさいますので、当然当分その必要性を思いますので、大体賛意を表するに吝かでないのでありますが、一体行政組織に関しまする研究を今日ずつとなさつておいでになりました行政調査部の御自分の官廳の組織を御立案になりまする設置法としては、私は多大な遺憾の思いを持つ者であります。その第一番は、名称でございますが、前回私はこの点を質疑したのでありますが、結局御答弁もなかつたのであります。私の質疑いたしましたのは、行政管理というと、行政そのものを管理するような役所の感じがする……

第2回国会 決算委員会 第29号(1948/07/02、1期、緑風会)

○山下義信君 この第三條の一項の七つに亘りまする事項は、これはこの事務廳長官の権限のように先刻おつしやいましたが、何でございますか。
【次の発言】 國務大臣の場合は関連がありまするので伺おうと思つておりましたが、先に御答弁でございました。これが事務廳長官の権限であるか、或いは内閣総理大臣の管理と言えば、内閣総理大臣がこれを……外局の管理でありまするから、管理のいわゆる主任大臣でありますから、内閣総理大臣の権限であるかということを明白にいたして置きませんと次の第二項に疑義を生ずるのではないかと私は考えるのであります。第二項のことを伺いますが、内閣総理大臣が特に必要があると認める場合、これはどうい……

第2回国会 決算委員会 第30号(1948/07/03、1期、緑風会)

○山下義信君 本案につきましてはすでに御承知のごとく國土計画委員会と本委員会との間に連合委員会が開かれまして、且つ又連合の小委員会も設けられまして審議を重ねられて参りましたのでありますが、この間小委員会におきまして纏めました意見は、すでに各位の御了承の通りでございます。これらの意見に基きまして、本員はここに修正案を提出いたしたいと存じます。且つこの修正案はすでに各位の御承知のごとく関係方面の了承も得ました次第でございますので、その点併せて御了承を願います。  修正の第一点は第三條第九号中「砂防に関する事業」の下に「及び國有林地を除く荒廃林地の復旧その他これに類する事業」を加え「助成及び監督」と……

第2回国会 決算委員会 第31号(1948/07/05、1期、緑風会)

○山下義信君 只今委員長の仰せ、且つ又政府の御説明になりましたように実際問題といたしましては、く全その通りでありまして、同じ案件と言いましても、他の法律案、或いは予算案とは違いまして、この決算に関する限りは報告でありますので、その性質は異なるわけでございますが、併し案件には相違ないわけでございます。それで通常國会に出されましたる決算報告書という一つの案件が後続の國会に継続しないということは、國会法の規定が改正されない限りは確たることでございます。次の國会に案件のないものを或いは審議し、或いはそれについて可否を決しますることの果して妥当なものかどうかという点が一つ疑問になりますので、これを休会中……

第2回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1948/10/06、1期、日本社会党)

○山下義信君 本日の政府の報告、最前から承わつておりましたのですが、中央の災害協議会の大体の御活動なさつた模樣は承わつたのでありますが、最前から各委員の質疑されておられますのは、地方の災害救助協議会の活動状況はどうであるかということなんでありまして、その点本省の方へ報告が來ておるのではないかと思う。そういうつまり災害救助法の協用の全般についての状況の御報告がない。中央の一部分のあなた方のなさつた分はよく分る。大變御盡力下つた地元の各縣の災害救助法によるところの活動状況が判然といたさない。それで草葉君の質疑も赤十字社が中心でやるんだから、その赤十字社の活動状況はどうかという質問があつた。それに対……

第2回国会 厚生委員会 第2号(1948/02/24、1期、緑風会)

○山下義信君 呉港の檢疫所を、援護局の檢疫の設備があつたのを使うのが便宜であるということであるが、呉港と宇品港とは非常に距離が遠いので、あすこへ船が一遍停まつて、それから呉港に入るのですか、呉港の方に檢疫所を置かなかつた理由はどういうわけですか。呉港の方は元軍港であつたから相當檢疫的の施設もあるのじやないかと思いますが、それはどういう理由ですか。それから呉港の港域、その區域はどの邊まで呉港にしてあるのか、或いは宇品に近い所まで呉港になつておるのか、その邊の港域と檢疫所の關係はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 この呉港の檢疫所としての似ノ島の宇品檢疫所は、これは將來呉港の方へ移轉を……

第2回国会 厚生委員会 第6号(1948/05/27、1期、緑風会)

○山下義信君 第二條第五項の墓地の定義は如何なるものですか。個人の墓を建てる場合もこれに含まれているのですか。第六項の納骨堂とはどういう施設をしたものをいうのですか。施設の範囲を伺います。
【次の発言】 その基準があるのですか。
【次の発言】 寺院などの一部に棚などを設備して骨箱を多数收容しておりますが、これも納骨堂の中に入りますか。
【次の発言】 入るならば、本法の適用を受けることになります。納骨堂と見なければ、燒骨の寄託は受けられないことになります。今一度御明答をお願いします。
【次の発言】 第一條に「國民の宗教的感情に適合し」とあるのは、どういうところが國民の宗教的感情に適合するのですか……

第2回国会 厚生委員会 第7号(1948/05/29、1期、緑風会)

○山下義信君 前回の質疑にも一部あつたのでございまするが、この際取纒めまして次の三点を政府にお尋ねいたして置きたいと存じます。  第一点は、燒骨を分けまして、即ち分骨として、これを納骨堂又は埋葬等に付しまする場合、本法の取扱はどういうことに相成りまするか、そういう点であります。  第二点は、本法の第十三條に関連してでございますが、正当の理由なくしては拒むことができないとなつておりますことにつきまして、埋葬又は納骨に際しまして、当該経営者或いは管理者とその依頼人との間に、宗教儀式等を異にいたしておりまするような場合、即ち教義とか宗旨とかいうものが異つておりますことを理由といたしまして、管理人はこ……

第2回国会 厚生委員会 第9号(1948/06/08、1期、緑風会)

○山下義信君 只今上程せられましたる請願の請願者は、財團法人日本社會事業協會長中川望でありまして、紹介議員は塚本君、宮城君竝びに自分でございます。現状私から簡單に請願の趣旨を陳述いたします。要旨は兒童福祉法が制定せられましても、まだその法律の效果が十分徹底せられていないのでございまして、もとよりまだ短期間でございますから、今直ぐに十分その徹底的な效果を望むということは望み難いことではございまするけれども、併しながらこの兒童福祉法の實施状況が、只今の状態では憂慮に堪えませんので、是非共この法案が、折角制定せられましたる趣旨が徹底せられまするように、政府におきまして、諸般の對策を講じて頂きたいと、……

第2回国会 厚生委員会 第10号(1948/06/10、1期、緑風会)

○山下義信君 遲くなりましたので、只今までにどういう質疑應答がありましたかよく存じませんので、或いは重ねて觸れますことがありましたらばお許しを願いたいのでありますが、多くは申上げませんので、これは司法當局もようこの間の事情は御承知、私共も承知、問題は一つには兒童のため如何にしたらよろしいかという大所高所からいろいろ心配をいたして行かなければなりませんこと。第二は苟くも國會の意思というものは、尊重しなければならんということであります。即ち本案の審議に當りまして、國會において政府と國會との間に質疑應答が交されまして、それらが記録の上に載つておる。その政府の言明せられたことが、果してその通りに行われ……

第2回国会 厚生委員会 第11号(1948/06/12、1期、緑風会)

○山下義信君 一つだけ伺つて置きます。これは極めて重大な法案でありますが、併しまあ簡單なようでありまして……が、その重大な點は花柳病を撲滅して行こうという目的だと了承しておりますが、法案として重大な點は、これは言うまでもなく人權蹂躙の問題が起き易い點であろうと思うのでありますので、その人權尊重ということがこの法案のどこに注意されてあるか、その條項だけ一つ指示して下さい。
【次の発言】 私も一度通覧しただけで研究が未熟でありますが、今擧げられました條項がいわゆる人權尊重ということに注意してある條項でありますか。
【次の発言】 尚これらの條項の質疑は保留さして頂きますが、本案の對象はもとより國民全……

第2回国会 厚生委員会 第12号(1948/06/16、1期、緑風会)

○山下義信君 各章別にしたらどうですか。
【次の発言】 昨日大臣の答弁を得たのでありますが、私は大臣の御答弁は一應承わつて置くことにして置いたのですが、個人の竹田氏に多くを求むることはできませんので、その程度にして置きます。併し大臣の答弁は即ち政府の答弁でありますので、私は重大に玩味して聽いておつたのでありますが、特に大臣の出席を求めました理由は、これはもうすでに本審査に掛かつておるのでありまして、成るべく政府の責任者が出まして、この審議の席に列するのが至当であると考えまして要求しました。本日又要求しておるわけなんですが、つきましては今日までの政府の答弁の中に、妥当でないように思われるのがあり……

第2回国会 厚生委員会 第13号(1948/06/19、1期、緑風会)

○山下義信君 優生保護法案の審議を先にして頂きたい。

第2回国会 厚生委員会 第17号(1948/06/26、1期、緑風会)

○山下義信君 草葉委員の御意見でもありますが、質疑で政府が答弁しなくてはならんことがありますれば、質疑の間にやつて置く方がよいではないかと思いますから、それが濟みましてから、討論に入るように願いたいと思います。
【次の発言】 本案の質疑はこの程度で打切られまして、討論に移られんことを希望いたします。
【次の発言】 私は只今の姫井君の意見に賛成でございまして、修正案には遺憾ながら反対せざるを得ません。この國民健康保險を強制的に施行するということは実は大問題でありまして、これにつきましては非常に世間でも論議がされておる。すでは現在の欠陷をどういうふうに改善するか、現在の欠陷の改善すらもできないで、……

第2回国会 厚生委員会 第18号(1948/06/28、1期、緑風会)

○山下義信君 本法案につきまして若干のお尋ねをいたしたいと思います。この法案を通覧をいたしますと、結局現在の温泉そのものを保護する御規定のようでございますが、それにつきましてこの法案の目的は、結局この温泉の利用の適正化を図るのだ、公共の福祉の増進に寄與するのだ、こういう御趣旨のようでございます。もとより温泉を保護するそのことが目的ではないので、その保護したる温泉によつてその利用の適正化を図り、公共の福祉の増進に寄與しよう、こういうのであります。つきましてはこの法案の中にその温泉の利用の適正化をお図りになるという面が、私共には十分に取入れられない。公共の福祉の増強に寄與されてあるということが、こ……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 厚生委員会 第1号(1948/10/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今の中平君の動議に賛成いたします。

第3回国会 厚生委員会 第2号(1948/11/11、1期、日本社会党)

○山下義信君 私もこの機会に簡單にお尋ねして置きたいと思います。  これは今急に大臣に御答弁を求めましても無理と思いますから、丁度次官その他の局長諸君も見えておりますので一、二お答え願つて、それを大臣にそこでお聽き下さつて、最後に若しお考えがございましたらばお考えを承りたい、こういたしたいと思います。  第一点は先般我々の休会中に厚生省の次官通牒というものが出まして、民生委員には地方議会の議員の兼職を禁止する、すでに選任されてある民生委員の中で、地方の議会の議員を兼職しておるものは、速かに解職をするようにというような通牒が出ておるようであります。当時朝日新聞でしたか、どの新聞でありましたか、そ……

第3回国会 厚生委員会 第5号(1948/11/25、1期、日本社会党)

○山下義信君 先程から委員の調査報告がありまして、政府も又御報告がありまして、事件なり、問題なりは明白になりました。要するに、不可抗力ではないのでありまして、人爲的にできた問題事件であります。  先程からのいろいろの御意見を承わり、又厚生大臣以下政府の各位のお話を聞いておりますが、ただ一点私伺つておきたいことは、どうも責任の帰趨というものが明白でないようであります。又その責任をどういうふうにとつているかということに対する処置についての、明確な御意見がなかつたようでありますので、その点を伺いたいと思うのであります。即ち厚生省としては、この二つの問題に対しまして、大阪の脳神経病院の問題、京都の注射……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 厚生委員会 第2号(1948/12/12、1期、日本社会党)

○山下義信君 そういうことになりますと、他にも、会長、副会長のいろいろ指揮命令に関連いたしましたり、或いは書記局の機構などを作ることにいたしましたり、服務規程というようなものも必要になつて來ると思いますが、そういうような審議会の運営上の細かい規程などは、なにかこの設置法以外によつてお決めになりますか、或いはこの審議会に関する規程は、この設置法だけになりますか、その点は如何でありますか。
【次の発言】 これは審議会に関する法律であるますから、若し審議会の運営の細かい規定を作る必要がないとするならば、これでよろしいのでありますが、若し必要がありとするならば、その細かい規定は審議会自体が作ることがで……

第4回国会 厚生委員会 第4号(1948/12/20、1期、日本社会党)

○山下義信君 今予防局長のおつしやつた一千万円見舞金をということでありましたが、可なり金額を御奮発になりまして、その点了承しますが、大体どういう見当で一千万円という計算をされましたか。
【次の発言】 私は予算委員会で簡單にお尋ねしてあの程度に止めて置いたのでありますが、その一千万円を大藏省が査定して送つたということの事情は了承いたしましたが、大体要りました費用を國家が負担をするという建前で、査定は一千万円ですが、それが要りました費用の三分の一とか二分の一というのを負担するのではなくして、一應國家が全額を見てやろう、よく査定して見るというと、二千五百万円と言つておるのが、先ず今のところでは一千万……

第4回国会 予算委員会 第3号(1948/12/08、1期、日本社会党)

○山下義信君 私は総理の出席を要求いたしたのでございますが、お差支で御出席がございません。林厚生大臣には副総理という立場に対しまして、政府の御所見を伺いたいことがございます。それは本予算委員会の審議をいたして参りまする上に重大な関係がございますので、この際政府の御所見を承つて置きたいと存ずるのでございます。簡單に申上げますが、申すまでもなく時局は衆議院の解散如何という一点にかかつておるのでございまして、この解散は、承わりますところによりますと、否、総理の本院におきまする施政方針の中にもお述べになつてありまするように、四党協定によりまして衆議院において予算が成立いたしましたる後、而もそれは十二日……

第4回国会 予算委員会 第5号(1948/12/09、1期、日本社会党)

○山下義信君 井上委員から病院收入のことで質疑が出ましたので、関連いたしまして大藏省の主計局次長が見えておりますから、これは厚生大臣では御答弁できないと思いますので、病院收入の計算の基礎、つまり病院には收容の予定人員と実際今病院に入つている人員と、あると思いますが、この病院收入の基礎の数字が主計局次長から説明ができれば、今ここで聽きたいと思います。それから資料を頂いてもようございます。どちらでもようございます。
【次の発言】 病院收入が厚生省だけでないことも存じておりまするし、又予算書にもありまするから、文部省等各部門に亘つておるのですが、今の数字の、算出なさいました数字的資料をガリ版刷りで頂……

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/10、1期、日本社会党)

○山下義信君 先般本会議におきまする総理の一般施政方針の御演説の中に、文教刷新、民主教育の徹底ということに、特にこの内閣の政策として一段の力をいたしたい、これは國家再建の根本であるということを演説しておいでになるのでありますが、先ず文部大臣は右の問題に対して如何なる具体的方策をお持ちになつておいでになりますか、先ずこの点を飼いたいと存じます。
【次の発言】 本会議ではどういう質疑がありましたか存じませんが、恐らく当院におきまして文相の文教に対しまる御抱負を聴きますのは、本員は初回なんでございますが、六・三制の充実のことにつきましては、他の同僚議員からの御質疑もあろうかと存じますから、これは私は……

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/11、1期、日本社会党)

○山下義信君 私も簡單なことを一つ上野さんに伺つておきたいと思うのですが、人事院の給與の体系と、大藏省との利害得失でいろいろ研究されているわけですが、只今おつしやつた四級一号の独身者の場合におきましては、大藏省案の方が遥かに有利であると政府が申しておる、又独身者に対しての現物給與が人事院の方には含まれていないから、独身者は非常に不利である、而も一般の官公吏の中には現業方面を考えて見ても非常に独身者が多いので、人事院の案は官公吏に対しては概括的に言えば非常に不利である、こういうことを申しておるのでありますが、その現物給與というものの扱い方をどういうふうに人事院はお考えになりましたか、今の四級一号……

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/12、1期、日本社会党)

○山下義信君 私は最近のできごとといたしまして、國民として実に悲しく感じますことは、前総理大臣の芦田氏が強制收容されまして刑務所に入つたということであります。事の眞僞、よし惡しは別といたしまして、一國の総理大臣、たとえ國が敗れましてどのように道義が頽廃いたし、國民の思想が混乱いたしておるとはいいながら、一國の総理大臣に対しまする國民の敬意は相当なものがまだあります。然るに昨日までは総理大臣として載いておりましたその人が、一朝急轉直下忽ち文字通り急轉直下いたしまして、今日は囹圄のひとやに閉じられる身になつたというようなことは、私は実に國民の一人として非常に悲してことに感ずるのであります。政治の爭……

第4回国会 予算委員会 第10号(1948/12/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 議事進行について一言申上げます。大藏大臣が御更送に相成つたのでありますが、本委員会の議事を御進行に相成るについては、前泉山大藏大臣に質疑いたしましたものは、いわゆるまあ済みましたものはそれで済んだといたしまして、大屋大藏大臣に対して質疑を続行されるわけでありますが、これは勿論のことと存じますが、前大臣に質疑いたしましたことは、新大藏大臣に質疑いたしたのと同樣である。かように了承してよろしいかと存じますが、それでよろしうございますか。
【次の発言】 了承いたしました。

第4回国会 予算委員会 第11号(1948/12/22、1期、日本社会党)

○山下義信君 予備費につきましては先に大藏大臣への質疑に際しまして私の質疑を保留させて頂きましたのでありますので、この際質疑をさせて頂きたいと思います。
【次の発言】 その前の方が……、私のは予備費だけに関連いたしますから……。先ず伺いたいと思いますのは、予備費として予算を計上されますると、申すまでもなくその金額というものが適当であるかどうかというだけしか我々は審議権がないのでありまして、当然その内容に関しましては、我我の審議の対象にはならないのでありまするが、今回の追加予算に余りに多額の予備費が計上されておりまするので、段々どういうわけで四十五億の計上がされておるのであるかということを伺つて……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 議院運営委員会 第36号(1949/05/22、1期、日本社会党)

○山下義信君 私も矢野君の御意見に対して同意します。併し只今矢野君の和やかというお言葉は非常な重大なる御意見でありますので、その意見におきまして、明日に延期することに同意します。

第5回国会 厚生委員会 第1号(1949/03/23、1期、日本社会党)

○山下義信君 議事の進行についてちよつと、本日の議員の報告に対して、厚生省と各局長が、お忙しいところを非常に勉強して下すつて御出席を下すつて、厚生大臣や政務次官はなぜ出席しないか。議員の派遣報告であつても、本日は正式の委員会の議事でありますから、或いは政府当局の行政に関して質疑をしなければならないような場合もあるかと思う。速かに出席を御要求願いたい。
【次の発言】 私は東北三縣におきまする社会福祉実施状況に関する御報告を申上げます。先ず大体のことを申上げまして、その次に我々の視察の重点でありましたいわゆる東北地方における兒童身賣問題についての調査の結果を御報告いたしたいと存じます。  先ず施設……

第5回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1949/06/25、1期、日本社会党)

○山下義信君 私は公的扶助小委員会の状況を極く概略を御報告申上げたいと存じます。專門員の方から委員会の経過の摘録したのを配付されてありますが、大体その通りでありますので、大要はこれで御了承願いたいと思います。公的扶助の小委員会は六月二十三日の午前と午後に亘りまして、且つ又二十四日は早朝から本委員会の開催時刻を遅らせてまで熱心に審議が行われたのであります。且つ又その審議の内容はいわゆる学究的研究という態度でなくいたしまして、相当程度実質的な容内に踏込みまして、而も緊急を要するような問題にまで触れて参りまして、この委員会の審議につきましては事重大な関係を及ぼすような程度の審議が行われたのでございま……

第5回国会 厚生委員会 第2号(1949/03/24、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今厚生大臣から御鄭重な御挨拶を拜聽いたしまして、今回の第三次吉田内閣の組閣に際しまして、再び林氏が厚相の椅子に就かれたことに対しましては、私共実は朝野の党派を超越いたしまして非常に欣快に存じておるのであります。先般参議院の我々委員が二班に分れまして、東北並びに近畿を視察いたしました、その結果は各地におきまして、現在の我が國の社会情勢より看取いたしまして当然の現象ではございますが、厚生行政面に対しまする官民の熱意、或いはいろいろな問題というものが非常に山積し、次第に重大な問題として國民が注視を拂いつつある情勢を看取いたしたのであります。さきの國会におきましても、我々同僚議員からい……

第5回国会 厚生委員会 第閉会後2号(1949/07/25、1期、日本社会党)

○山下義信君 これは皆さんにお諮り願いたいのですが、前回は失業対策と生活保護法の適用の関係で、政府の失業対策の方針を聽かなければなりませんので、官房長官、政府代表者、或いは労働大臣、厚生大臣の出席を求めて置きました。詳細なことももとより承知したいのでありますが、大体政府の肚を聽いて、どの程度生活保護法関係について我々がその関係の調査をしなければならんかという見通しを得たいというのが主眼点であつたように思うのでありますが、その点どういうふうに今日の議事の運び方をなさいますのですか。
【次の発言】 了承しました。ですから、その線に副うての御説明を伺いたい。もうすでに新聞に出ておりますることとか、第……

第5回国会 厚生委員会 第3号(1949/03/25、1期、日本社会党)

○山下義信君 私は門外漢でよく分りませんが、この請願に関しての紹介議員の御発言並びに政府の所見を伺つておりますと、一、二奇異に感ずる点があるのであります。  第一、保健婦の管轄は医務局でしておいでになるように今承知いたしたのであります。保健婦の任務といいますか、活動といいますか、重要さというものは本員は門外漢でありますが、先般視察いたしました諸方で実地に見聞いたしましたことによつてよく承知をいたしております。それの身分に関しまする省令、規則の問題でありまして、而も紹介議員はいうまでもなくその途の権威者であります。國会におけるその方面の唯一の代表者といつてもいいのであります。この件が適当と認めて……

第5回国会 厚生委員会 第4号(1949/04/06、1期、日本社会党)

○山下義信君 この陳情に関連いたしまして、特に未亡人の救済に関して私は申上げたいのであります。未亡人の救済問題が当面の急務であるということはもはや絮説の要がございません。官民共にこの問題に当面いたしますと、何とかしなければならん、何とかしたいと思う。これはもう異口同音でございます。そこで今日はその何とかしなければならんという何とかの策を我々が必至に努力いたしまして、発見をしなければならん段階であると私は思うのであります。当委員会も特に未亡人の対策を取上げまして、同僚諸君も一段の力をお注ぎ下さるということに相成つて参りまして、やがて正式の調査要求が承認されますれば、改めて進むことであろうと思うの……

第5回国会 厚生委員会 第閉会後4号(1949/08/20、1期、日本社会党)

○山下義信君 先般労相の御出席をお願いしましたが、お差支があつて職業安定局長の御出席を得まして、かなり詳細に御親切な御説明受けたのであります。関連しまして日本は大臣から二、三点お伺いたいと思います。  第一点は失業情勢と申しますか、失業状態の分析についてであります。殊に潜在失業者の数の見込の点を先ず伺いたいと思います。これは從來我々が承わつておりまするところでは、凡そ三十万或いは三十八万というふうにお見込になつておりますが、新聞で拜見しますと先般七月の上旬でありましたか、全國市長会議で労働大臣の御説明になりましたのでは六十数万というふうに記載されております。この潜在失業者の数を把握いたしますこ……

第5回国会 厚生委員会 第5号(1949/04/09、1期、日本社会党)

○山下義信君 当委員会が未亡人の救済問題を取上げまして、これが解決に熱意を傾注いたさんといたしておりますることは御承知の通りであります。前回厚生省の関係局長とこの問題につきまして質疑をいたしまして、その際政府におきまして或る程度のこれが対策を考えておいでになることをお述べになつたのでありますが、尚本日は政府当面の関係大臣の御出席を願いまして、十分この点につきまして政府のお考を承わりたいと存ずる次第でございます。以下お尋ね申上げたいと思います点を簡單に述べたいと存じます。  第一点はこの焦眉の急に迫つておりまする未亡人の非常に多数に上りまする悲慘なる状態に対しまして、これが救済についていかなる熱……

第5回国会 厚生委員会 第6号(1949/04/12、1期、日本社会党)

○山下義信君 そこのいろいろ御説明下さつた避妊器具とか、避妊藥という問題ですが、それは品物によりましていろいろ差異がございましようが、大体器具でどのくらいの價格でございましようか、又藥品類のようなものでどのくらいの價格のものでございましようか、只今販賣許可をしておいでになりまする種類のもの……。
【次の発言】 凡そ大体分りませんか。
【次の発言】 ではそれは詳しいところは次回に何か表見たいなものでお知らせ願いたいと思います。それでその避妊藥、避妊器具というものを販賣いたしますのは、つまり藥店でございますれば、どこでも販賣できるのでございましようか、どういうふうになつておるのでしよう。

第5回国会 厚生委員会 第閉会後6号(1949/09/17、1期、日本社会党)

○山下義信君 当局の御説明の前に、只今委員長から開会の趣旨につきまして詳細なお言葉があつたんでありますが、こちらの方から具体的に伺いたいことが先にあるのですが、御質疑をお許し下さい。
【次の発言】 本日伺いたいと思いまする趣旨は、只今委員長の述べましたことに大体は狙いがあるのでございますが、特に大臣の御出席を得て質疑いたしたいと存じまする理由は、両三日前に読賣新聞に掲載されてありました、フラナガン神父の記念事業としての「愛兒の家」建設運動のために厖大な物資が一部社会事業團体に、特別の理由によつて拂下げの斡旋がせられ、その処分につきまして非常に問題が発生をいたし、東京経済調査廳の調査するところと……

第5回国会 厚生委員会 第7号(1949/04/14、1期、日本社会党)

○山下義信君 今の中平君の質問に対して関連しておりますが、共同募金の配分の方法がですね。決算によつて明らかになつた赤字の補填をしてやるか。或いは新年度の予算を出させて、それを査定して、それに対して配分してやるかどつちにするかという問題が出たんですが、共同募金の配分というのは、各施設の赤字を補填してやるということがもう根本的の方針ですかどうですか。社会局はその監督指導、中央共同募金事務局では、そういう各都道府縣のコンミニティ・チエストのその仕事に対する指導の方針はどういうふうに立つておるのですか。これは各府縣で全くこの経常費の赤字の補填をしてやる縣もある。又赤字の補填に認めないで、各施設が新規の……

第5回国会 厚生委員会 第閉会後7号(1949/10/24、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会事業団体及び施設の整備に関する小委員会の報告をいたしたいと存じますが、よろしゆうございますか。
【次の発言】 社会事業団体及び施設の整備に関する小委員会は、休会中社会保障制度調査の一環として設置せられまして、先ず当面の問題といたしましては、御承知のごとく愛兒の家事件なるものが発生いたしましたので、この調査をいたした次第でございます。休会中両三回開会いたしまして、各委員の熱心なる御調査、御努力を得まして、本問題の調査に当りましたのでございます。尚お木村、草間両專門員、政安、戸川両調査員、澁江、林両部員と、それぞれこの問題につきましては、調査事項を分担に相成りまして、相当広汎なる……

第5回国会 厚生委員会 第8号(1949/04/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今大臣の御説明がありましたが、内閣に置かれる人口問題審議会というものは、もつと具体的に内容とか構想、運用、大体どういうふうな考えを持つておいでになりますか、今少し審らかに内容について承わりたいと思います。
【次の発言】 実は今日午前の予算委員会で私質疑いたしたのでありますが、このことは質疑いたしませんでしたが、日本人の海外渡航、これは移民とは少し違うと思いますけれども、こういう問題について総理の御答弁の中に、本年末になつたならば、非常に明るいことになる見透しを持つておるという御答弁があつたのでありますが、何かこの年末頃には日本人の海外に出て行きますについて、余程よい條件などがる……

第5回国会 厚生委員会 第9号(1949/04/16、1期、日本社会党)

○山下義信君 こちらから一、二お聽きしたい。
【次の発言】 大変皆樣御苦労を願いましたので、一、二伺いたいと思います。委員長から大体のことはお伺いしたようでございますが、承わつておりますと、皆さんのお答えは、至極何の苦痛のない、現在の状態に大変滿足していらつしやいます。これ以上は何にも不足はない。申し分はないというような御返事であつたように思います。大変御辛抱下さいまして、御謙遜な感謝の心持でおつしやつておいでになることであろうと思いますし、或いは又実際に皆さんの現在の有樣が、或いは他の未亡人の非常に困つておいでになる方々と比べますと、安定しておいでになりまして、何と申しますか、そういう方々よ……

第5回国会 厚生委員会 第11号(1949/04/19、1期、日本社会党)

○山下義信君 母子寮のことについてちよつと証人に尋ねたいのですが、簡單に伺いますから、二葉保育園は母子寮でございますか。
【次の発言】 牧野さんですか、お二人どちらからでもお答えを願いたい。母子寮は非常に未亡人の保護施設として大切なことは、又うんと増設しなければならんことは只今証人の御指摘の通りです。どういう母子寮を作つたらいいかということも問題であろうと思う。兒童福祉法の法令については只今牧野証人の御意見もございました。我我兒童福祉法の施行のときに随分その点も実は研究したのであります。母子寮に先生を置いておいでになりますか。
【次の発言】 先生と言いますとですね。ただ單に母子寮の事務員でなし……

第5回国会 厚生委員会 第12号(1949/04/21、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今の小杉君の御意見御尤もと存じますがい今回の視察に御足労を願やたい委員の方々は、大体今回の調査の三問題について、主としてやつて頂こうと申合せた方々が御人選になつておると思いますので、至極結構だと思います。賛成いたします。原案に賛成いたします。
【次の発言】 この次には小杉委員なり、御婦人を加えることにして……。
【次の発言】 ちよつときいて見たいんですが、産兒調節こういう避妊藥とか、避妊法、こういうものの訓練、普及方法、これは大体結婚によつてやるんですが、未婚婦人にはどうでしようか、未婚婦人の或程度の性教育というか、産兒調節、受胎調節といつたような避妊方法の普及というようなもの……

第5回国会 厚生委員会 第13号(1949/04/22、1期、日本社会党)

○山下義信君 厚生委員会では未亡人の救済、母子の救済、そういうようなことから関連して、生活保護法の現在の生活扶助の金額というものに対して、非常にこれは不満足なものであるという見解の下に、段々調査を進めて参つておりまして、昨日は厚生省の当局からいろいろ厚生省側の意見を聽取したのでありますが、大藏省の方の財務当局においては、この現在の生活保護法によるところのすべての扶助額の基準改訂、今後の情勢に順應して行かなければならんいろいろなそういう点についての財務当局の見解を聽取したいと思いますので、当局から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 大藏省の当局が、今日の予算編成のこういう困難な情勢下にあ……

第5回国会 厚生委員会 第15号(1949/04/25、1期、日本社会党)

○山下義信君 基金の事務に從事しておる職員の数、又その事務の能率関係の状態など分るような資料はありませんか。
【次の発言】 能率関係が非常に重大と思いますが、支拂の迅速化などからいつても、機構がどういうふうになつておりますか、資料を頂載したい。

第5回国会 厚生委員会 第16号(1949/04/26、1期、日本社会党)

○山下義信君 採決に異議があります。反対意見が出ておりますから、反対意見から御採決を願います。

第5回国会 厚生委員会 第18号(1949/05/06、1期、日本社会党)

○山下義信君 二三の点を伺いたいと思うのですが、これは非常に画期的な改正をなさろうとするので、私共も大体において賛意を表するにやぶさかならないものでございますか、大体本法は質の問題に向つての主張が置かれておつて、優生保護法が今回の改正案の重大なる点といたしましては、量の問題にこの改正が及ぼされたということにつきましては、非常に画期的なものであると考えるのであります。從いまして、この第十三條の第一項の三号の問題でございますが、生活窮迫状態に陷るものについて妊娠中絶を許そう。こういう改正点に関しまして伺いたいのでありますが、只今も提案の理由の御説明にもあつたのでございますが、生活保護法を受くる者を……

第5回国会 厚生委員会 第19号(1949/05/07、1期、日本社会党)

○山下義信君 第三條の一項の三号ですが、罰金以上の刑に処せられたる者を除外した理由はどういう理由でございましようか。
【次の発言】 それでは、もう一概にというわけではないのですね。
【次の発言】 次はこの解剖の届出の規定について、第二條第一項の者が解剖したときには、保健所長に届出させて、総合病院というような場合には知事に届出る、届出先を区別した理由はどういう理由ですか。
【次の発言】 成るべく届出は私は一本にする方がよいと思うのであります。もとより、保健所長に届けるということも、知事に届けるということも、保健所法の建前では同じという考えも方もできますが、これは立法の体裁からいつても、これは一本……

第5回国会 厚生委員会 第20号(1949/05/09、1期、日本社会党)

○山下義信君 簡單に証人に質疑したい点があるのですが。……。
【次の発言】 岡本証人に伺いますが、妊娠中絶が容易に行われるようなふうになつて参りますと、つまり通俗に申しますと堕胎の公認というような意味になる、あなたのお立場としまして、現行刑法の堕胎罪との関係などにつきまして、或いはその堕胎罪の適用などにつきまして御所感がございましたらば承りたいと思います。  それから山田さんに伺いたいと思いますのは、生活保護法を適用いたしておりまする家庭は、これはもう分つておるわけでありますが、妊娠によりまして生活が窮迫状態にこれからなろうとするというその認定につきまして、民生委員としては御確信が持てますかど……

第5回国会 厚生委員会 第21号(1949/05/10、1期、日本社会党)

○山下義信君 異議はございませんが、報告書の中に是非入れて頂きたいと思いますのは、死体解剖に供しまする死体の出所でありますが、これは先般質疑の際にも明瞭に相成りましたように、刑務所関係なり或いはいろいろの收容所関係から死体が出ますので、その取扱いにつきましては、十分注意するようにということを委員会で申しまして、政府も了承いたしておるのでありますが、その点特に御注意下さいますように報告書の中に御挿入願いたいと思います。
【次の発言】 この第四條の省令にいたします事項、その中にあります國立身体障害者更生指導所の位置、名称その他であります。これはどういう意味でございますか、御説明を願いたいと思います……

第5回国会 厚生委員会 第22号(1949/05/12、1期、日本社会党)

○山下義信君 運輸関係者の意見を聽取しますことも相当重要だと思いますが、成るべく会期も切迫しておりますので、連合委員会の運営につきましては、簡單に一つお運びを願うように願いたいと思います。
【次の発言】 中平委員の御質問御尤もと思うのであります。本員は先に連合委員会の運営について希望申上げましたのは、一應連合委員会を開いて、運輸委員側において意見のあるところを聽取して、戻つて來ていま中平委員の言うごとく、その運輸委員の意見を参考にしつつ、本格的な審議をこちらでしたらという希望を申上げたわけであります。
【次の発言】 前回の残りの質疑を簡單にいたしたいと思います。前回質疑をいたしました点の残りで……

第5回国会 厚生委員会 第23号(1949/05/14、1期、日本社会党)

○山下義信君 前回に引続いて質疑をお許しを願いたいと存じます。今回兒童福祉法の施設の中で療育施設の中から特に盲ろうあ兒施設を特に別にしてありますが、極めて時宜に適したことと思いますが、盲ろうあ兒の実態に関しまする調査はどういうふうになつておりますか。つまり盲ろうあ兒の現在の数、或いはそれらの施設の数、そういうものはどういうふうになつておりますか、これは資料が頂ければ資料を頂いてもよろしいのです。但し会期中に間に合うように提出して頂かなければ、ここで質疑をしなければならないことになります。
【次の発言】 先つきの質疑を続けさして頂きたいのであります。次は第八條の第六項ですが、改正案において兒童福……

第5回国会 厚生委員会 第24号(1949/05/17、1期、日本社会党)

○山下義信君 衆議院の修正案でありますが、これは一應は分つておるようでありますが、この審議の状態などは政府が御承知と思いますから、衆議院の修正案はどういうところを修正したかという点を、簡單に一應説明して置いて頂きたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、政府修正案の第二十四條の市町長のいたしまするその保育所に收容すべき保護に関しまして、第三十九條の第二項が政府の修正案によつて拡大されましたので、保育所に入れることのできる子供の範囲が拡大されましたので、それを第二十四條の市町村長の保護すべき義務規定にそれを取入れまして、そうして更に乳兒、幼兒でないところの保育所に保護いたしましたその入所の兒……

第5回国会 厚生委員会 第25号(1949/05/19、1期、日本社会党)

○山下義信君 総理の出席を求めましたのは、現下最も悲慘なる境遇に陷つて居ります未亡人並びに兒童の救済につきまして、とかく從來これらの問題が閑却され、軽視されて、捨て置かれてありましたことは総理も御承知のことと思います。これは誠に遺憾なことでありまして我々としても相済まぬことと思い、今回我々これを重大に取上げましていろいろ努力いたして居ります。先日本院におきまして「未亡人及び遺族の救済に関する決議案」を可決いたし、豊々要望事項を添えて、内閣に送つて置きましたから、いずれ総理は御覽下され、御考慮下さるとは存じますが、この席におきましてこれらの哀れなる多くの子供をかかえて窟迫のどん底に喘ぎつつある人……

第5回国会 厚生委員会 第26号(1949/05/21、1期、日本社会党)

○山下義信君 一つ、二つお伺いしたいことがあります。不適正な報酬請求をする者というのが凡そどのくらいあるのでございますか。現状におきまして二割も三割もございますか。現在の状態でどの程度あるのですか。
【次の発言】 適正な請求書を出すことを指導させるということは、今中平委員の指摘されたように非常に大切な点であろうと思います。我々素人でもそう考えるのであります。これは重点だろうと思うのでありますが、いろいろその指導については政府も御心配になつておることは、重々察しますが、私は忌憚なく言いますと、こういう批評もある、噂もある。外地から引揚げた医師とかそれから軍隊におつた軍医の人達の中には、非常に不当……

第5回国会 厚生委員会 第27号(1949/05/23、1期、日本社会党)

○山下義信君 質疑を終了して直ちに討論に移られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 衆議院から送付されました修正も含めまして、私は本兒童福祉法の一部を改正する法律案に対しまして賛成の意を表するものであります。但し今回政府の提出せられました改正案は必ずしも満足な改正案でないことは、今回愼重審議をいたしました審議の経過におきまして十分表明いたして置きましたのでございますが、我々はその不満足に感じまする点をこの際修正をいたしまして、できるだけ本法の完璧を期したいと考えたのでございますが、諸般の情勢上、今國会におきましてその実現を図りまするのには時間的関係もございまして、十分でございませんので……

第5回国会 予算委員会 第6号(1949/04/07、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今分科会の組織と並びに分科に属しまする委員の氏名の御決定があつたのでございますが、いわゆる予算総会、つまりこの委員会の進行の或る時期が参りましたら、本予算案の審議は分科会に移しますことに御決定相成つたものと承知してよろしうございますか。
【次の発言】 了承しました。

第5回国会 予算委員会 第7号(1949/04/08、1期、日本社会党)

○山下義信君 厚生省関係の予算につきましては、分科会で詳細伺いたいと思つておるのでありますが、只今國立病院の特別会計につきまして御答弁がございましたので関連して、この機会に伺いたいと思います。一般会計からの繰入れを二五%にいたしましたその理由はどういうわけでございますか、これが第一、それから二五%の一般会計の繰入れといたしまして約五億八千万円でありましたか、これが繰入れられてあるのでありますが、その一般会計から繰入れまして特別会計の歳入に受入れます一般会計からの繰入れの時期はいつ頃になりますか、それを伺いたいのであります。と申しますのは國立病院の患者は只今厚生大臣の御答弁がありましたように、生……

第5回国会 予算委員会 第11号(1949/04/13、1期、日本社会党)

○山下義信君 安本長官にお尋ねしたいと思いますことは、中川次官に伺つて御答弁頂こうと思います。第一点は今回の予算の編成というものが、非常な重大転換を來しましたことは申すまでもございません。このドツジ・ライン、ドツジ・プランに從いまして、ただ今年の予算が編成されたというだけでなくいたしまして、少くとも明年、明後年あたりまでの或る程度の見通しというものが計画されまして、そうして本年の予算が編成されておるものであると私は思うのであります。これに対しまして安本は、いわゆるこの重大な財政、経済政策の転換に伴いましての長年計画と申しますか、或いは從來の経済再建の五ケ年計画といつたようなものをただ單に修正さ……

第5回国会 予算委員会 第13号(1949/04/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 今日國民が抱いておりまする不安というものが私は三点ある思う。  第一点は、我が國の平和保障に対しまする不安であります。これは先般來当院の本会議におきましても質疑があり、又総理からも懇切な御答弁もあつたのでありますが、果して我が國の平和が如何なる場合にも保障せられるであろうかどうかということに対する國民の不安であります。  第二点は、今回の総予算案は即ち我が國の経済再建でございますが、経済再建は言うまでもなく政治再建であり、言うまでもなく國家再建でございまするが、かくのごとき非常なる國民的覚悟を以ちましてこの難局を切り抜けまして、この予算に盛り込まれましたる政策に從いまして、国民が……

第5回国会 予算委員会 第15号(1949/04/20、1期、日本社会党)

○山下義信君 大藏大臣に伺いたいと思うのであります。今年の予算は大体の枠をまあお決めになりまして、そうして実際の予算の執行については、十二分に節約の方針をとるのだ。この年度末に至つて相当の剩余金を期待している。その剩余金を得るようにいたして負担の軽減に資したい、かような大藏大臣の御方針であると承つておるのでありますが、大体この歳出の節約を十分徹底的にやつておいでになるということにいたしまして、年度末までなりませねばどのくらい経費の節約ができるかということのお見込は立たないのでありますか。それともこの予算が通過いたしました後に、改めて詳細なる予算の実行上の計画の立直しをなさつて、そうしてどの程度……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 議院運営委員会 第4号(1949/10/31、1期、日本社会党)

○山下義信君 門屋君の意見に賛成いたします。
【次の発言】 ちよつと伺いますが、議員としての登院を止めるのと、議員としての職務を院内において行わせないのと、どれだけの差があるのですか。入らせるということにおいては変りはないのですか。
【次の発言】 議員としての資格において登院を停止させるということはこれは万遺漏ない。これは論外だと思います。ただ中に入つて議員としての職務ができないという点に止めて置くかどうかということが問題になつておるのでしよう。議員としての資格において登院ができないということはこれは異論ないことです。ですから議員以外の資格においては登院することができる、登院することを認める。……

第6回国会 議院運営委員会 第5号(1949/11/08、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会党の意見は只今羽生委員が申述べた通りでありますが、私はこの際運営委員長からですね、議長に通ぜられまして、政府に御注意が願いたい。それは休会中にこういう両院の承認を求めますような人事任命につきましては、休会中でございますから議院の承認を求める手続はできませんけれども、一応非公式にでも院を代表いたしまする議長、或いは運営委員長に人事につきまして政府から一応御挨拶があるのが至当であると思います。今後休会中のかような人事につきましては、さようお取計らいのあるように政府に御注意相成りたいことを申上げて置きます。
【次の発言】 この件に関しては運営委員会は本会議で報告なさるのですか、全部……

第6回国会 議院運営委員会 第8号(1949/11/14、1期、日本社会党)

○山下義信君 この件異議ありませんが、関連して社会保障制度審議会の委員のことにつきまして官房長官にちよつと……
【次の発言】 今社会保障制度審議会委員の件が議題になつて御決定を見ました。この機会に関連しまして官房長官に御意見を伺つて置きたいと思います。それは社会保障制度審議会の委員の構成は、御承知のように国会から出ます者が十名、官吏から出ます者が十名、学識経験者から十名、各種団体の代表者から十名、こういうふうに御承知のように設置法の法律で決定しておりますが、私が今次に申そうというようなことは、審議会で問題にしますことは穏当を欠くと思いますので、この席を借りまして、官房長官に申して御考慮願いたい……

第6回国会 議院運営委員会 第9号(1949/11/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今の板谷君の御意見に賛成でございます。
【次の発言】 参考に伺つて置きますが、運営委員長が院を代表するというような前例などがありますか。場

第6回国会 議院運営委員会 第13号(1949/11/22、1期、日本社会党)

○山下義信君 昨日衆議院の方の外務委員会に総理が出席されまして、いろいろ講和問題に対しましての抱負の御開陳がありまして、それを我々新聞で拝見いたしたのであります。尚この機会に一、二伺つて置きたいと思いますことがございますが、その第一点は、総理の施政の御演説にも、又爾後の御説明にも窺われるのでありますが、早期講和の成立を強く御希望に相成つておる次第でございますが、大体のお見通しはどういうふうに見込んでおられるのでございましようか。明年の五月頃までには講和成立というような運びになるようなお見通しでございましようか。明年の六月には我々参議院の総選挙もございます。非常に国会関係が繁雑になりますので、先……

第6回国会 議院運営委員会 第15号(1949/11/28、1期、日本社会党)

○山下義信君 参考に承つて置きますが、国家公務員法の中でこの人事官の任免について国会の議決を要する場合の規定はどういうふうになつておりますか。両院の同意ですが、衆議院が優先権を持つておりますか、どうですか。
【次の発言】 それが具体的になつているものが手続規程の第六条にですね、「両議院の議決が一致したとき」あれによりますね。
【次の発言】 今の大体内規を我々お聽きしている程度でございますね。これは正式に付議されているという程度ではないので、大体の内容をお作りになるということだろうと思うのですが……
【次の発言】 分りました。大体国家公務員法に関連しての本法案でありまして、その趣旨と大体線は同じ……

第6回国会 厚生委員会 第2号(1949/10/27、1期、日本社会党)

○山下義信君 薬務局関係の方見えておりますか。
【次の発言】 この際公衆保險局並びに保險局関係の質問をさせて頂きたいと思います。
【次の発言】 保險局長に伺うのですが、元の軍務関係の共済組合、例えば工廠の共済組合といつたようなものは、今どういうふうになつておりますか。それからそれらの資金というようなものの管理といいますか、それはあなたの方でしておいでになるのか、或いは又、国有財産の方に移つておるのでしようか。非常に厖大な資産があるのではないかと思われるのでありますが、そういう運用はどういうふうになつておりますか、極く概略承わりたいと思います。若し我々に配付して頂けるような御資料がありましたらば……

第6回国会 厚生委員会 第4号(1949/11/16、1期、日本社会党)

○山下義信君 この請願の趣旨はもう異議のないことでございますから、採択いたしまして内閣に送付することに御決定願いたいと思います。
【次の発言】 これはですね、請願の種類が違うのじやないかと思います。一々御採決を願います。百三十号は問題はないようですが後は多少問題があるのじやないかと思います。
【次の発言】 さつき藤森委員からも御発言があつたのでありますが、この請願の趣旨は私共も了とするのでありますが、この請願書に書いてある数字とか事実、これがこの通りに相違ないかどうかということは、一遍我々に納得さして貰わなければならん。それでそれらの事実が実際かどうかということの確証を取らないで、ただその趣旨……

第6回国会 厚生委員会 第5号(1949/11/24、1期、日本社会党)

○山下義信君 本案の審議を他日に譲ることにいたしまして、この際、社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会の中間報告をさせて頂きたいと思います。
【次の発言】 この際お許しを得まして、社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会の審議の経過につきまして、中間の報告をさして頂きたいと思うのでございます。  只今のところでは小委員会といたしましては、団体及び施設に関しまする資料を総合的に蒐集調査をいたしておりまして、なかんずく団体につきましては中央団体の整備に関連いたしまして、特に同胞援護会の実情調査をいたしました次第でございます。これらの結論につきましては、他日御報告申上げたいと存じます。その中途……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 議院運営委員会 第閉会後2号(1950/07/10、1期、日本社会党)

○山下義信君 異議ないのですが、これは委員室で関連していろいろこれに対する取締りと言いますか、取締りというと語弊がありますが、いろいろ喫煙用具等についての関連しての規則なんかありますか、ありませんか。

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/13、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今の門屋君の御意見に私は賛成します。これは調査要求はここで承認したいと思います。予算の点は一つ何とか考究することにして、元来国会の国政調査は非常に我々の重大なる権限なんですからできるだけやりたいと思います。予算のないことはできないわけですが、できるだけ予算の善後策を事務局あたりと研究して貰つて願いたいと思います。取敢えず調査承認要求を承認したいと思います。門屋君の御意見に賛成いたします。
【次の発言】 簡單な問題ですが、ちよつと私伺つておくのですか、これは社会保障制度審議会の設置法ができた日からの任期になるのでしようか。委員の任命になつた日から任期を数えるのでしようか。若し委員……

第7回国会 議院運営委員会 第閉会後3号(1950/07/11、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会党中村正雄君。
【次の発言】 大変不満足でありますけれでも、少し変なことも書いてあるようですけれども、不審の点もありますが一応認めましよう。満足には思いません。
【次の発言】 私も意見がございます。二枚目の「このときにあたり隣国に不測の戰火が起り、」云々という一節です。これは「罪なき民衆がその災禍に倒れ、或いは避難に押し合う惨状」云々をいうところから、殊に「切に身につまされる思いがあり、」なんということは、これは不用の字句ではないかと思いますし、語句が穏当を欠きますので、もう一遍これは推敲する余地がある。そのように私は考えますから、その点申上げて置きます。

第7回国会 議院運営委員会 第4号(1949/12/14、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会党は、この原案の趣旨に大体副うて緑風会が適当なる御修正をされたようでございますので、藤井君の修正案に賛成いたします。
【次の発言】 社会党の緊急質問の申出は一応撤回いたします。

第7回国会 議院運営委員会 第5号(1949/12/16、1期、日本社会党)

○山下義信君 官房長官を折角呼びまして経過報告を聽いたのでありますが、ただ得ましたところは予算措置ができないということと、国会の議決があれば裁定書の爾後の効力についても、こういう政府は解決をしておるという独善的な解釈、この二つが明らかになりましただけで、我々が経過報告で聽こうといたしました実態は、実は掴めなかつたのであります。いずれにしても今の官房長官の説明によりますと、政府はこの提案の理由書なり、つまり提案の内容については修正をする、その修正の仕方は法律案や予算案の修正と同じような手続を取る考えである。こういうことを述べたのです。そうすると法律案や予算案の修正と同じような手続というと、言うま……

第7回国会 議院運営委員会 第6号(1949/12/17、1期、日本社会党)

○山下義信君 尚、私は栗山委員の発言に補足いたしますならば、只今の門屋委員の御注意は至極御尤もと思います。この議案の提出の形態についての論議は議運で願つておるのですから、我々もこれを如何にするかということを、或いは今日の或る段階においては御相談しなければならんかということも申しておるわけでありまして、恐らく緊急質問はそういう点には触れないだろうと思いますし、只今の御注意は至極御尤もと思いますので、質問者にもその意をよく伝えたいと思います。そういう意味でこの際御承認を願うようにお運びを願いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第7号(1949/12/19、1期、日本社会党)

○山下義信君 政府のこの国鉄仲裁案についての訂正方は、当議運でもその申出を持つておつたわけでありますが、今こういうふうに訂正が申出られたということであります。これはどういう心持になつておりますのか、この訂正に相成りましたその訳を、訂正なされたその点を一応御説明を願いたいと思います。それから尚本院におきましては本案について院議を以て意思表示でございますか、それと今回の政府の修正になりました提案と、如何なる関係がありますか、関係がありませんか、その点を併せて官房長官から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 案の内容につきましては、院において十分愼重審議相成ることだろうと思いますので、本議院運……

第7回国会 議院運営委員会 第8号(1949/12/20、1期、日本社会党)

○山下義信君 一つ、二つ伺いますが、この十五億五百万円という金は、これはどういう金でありますか。一応承わります。
【次の発言】 私の質問は簡單過ぎて、取違えられた。詳細な内容の御説明でなく、私はこの議案の要件が具備されておるか不備であるかという点が問題になつておるものでありますかり、不明瞭な点を明らかにしたいというので質疑をしたので、十五億五百万円は処置したと思うがこれはどこの金で処置したかということが明瞭でない。公共企業体の金であるか、政府の予算でこれだけは処置しようとするかということが不明瞭であるから承つたのであつて、こういう程度であります。只今のようなことを御説明なさつたので、政府の予算……

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/21、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会党から御審議をお願いいたしておりまするこの決議案につきましては、説明を申上げるまでもなく御了承のことでございますから、省略さして頂きます。事、緊急を要しまするので、本日幸い本会議が開かれますので、緊急日程に追加上程をして頂きますように御審議を仰ぎますれば甚だ有難いと存じます。尚、只今事務総長が説明いたしましたように、委員会の審査省略が希望として附けてございますので、併せて御審議を願いたいと存じます。
【次の発言】 給與に関しまする問題でございますので、人事委員会に付託することを希望します。

第7回国会 議院運営委員会 第13号(1950/01/23、1期、日本社会党)

○山下義信君 順位でありますが、順位は初日の第一日だけここで決めまして、後は先例その他もあるかと思いますので、第一日を一つお決め願いたいと思うのですが、それで従来社会党にお願いしておりますから、今回も前例により殊に和田君が質問したいと言つておりますので御了承願いまして、第一日にお願いしたいと思います。
【次の発言】 それでは只今私の申上げましたような趣旨をお含み下さいまして、尚御審議は小委員会で一つ十分御審議を願うことにいたしたいと思います。この点如何ですか。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて貰いたい。

第7回国会 議院運営委員会 第14号(1950/01/24、1期、日本社会党)

○山下義信君 河野君は委員長に質問しているのじやない。総理に質問をしているのであります。答弁があるかないか確めまして、答弁がないならないでもよろしいのでございます。あるようでございましたら、午後御出席の御都合ができるかできないかということを承つているのでありますから、一応総理の御都合を聽いて下さい。
【次の発言】 総理になお次回に出席をして貰つて、速記録を我々の方で調査いたしまして、不穩当なところを取消しますか、或いは事態を明白にするかいたすように、議事の進行をお願いしたいと思います。
【次の発言】 只今栗山君が議事進行につきましての動議を出されましたので賛成いたします。総理大臣と運営委員会と……

第7回国会 議院運営委員会 第16号(1950/01/26、1期、日本社会党)

○山下義信君 いろいろ先刻から論議が交されたのでありますが、要するにすでに本委員会の決議というものは間違つていなかつたということになるので、この決議が間違つていたということになりますと、非常に問題が更に複雑化して来る、これは間違つていなかつたので、政府は率直に何らかの手を打ちなさらんというと、本参議院の今後の運営上非常に支障を来すと思うのです。結局これは一つ政治の問題となつているのはそこなので、率直に政府の方も御反省なさつて、何らかの本院に対する態度をお示しなさるお考えがあるかどうか。私はこれは誠意の問題であると思う。然らば我々野党の側は釈然として本問題を解決すると思うのです。その点を惜しみま……

第7回国会 議院運営委員会 第17号(1950/01/27、1期、日本社会党)

○山下義信君 その点について先ず官房長官に伺いますが、国会の議決を求められるのは、両院の意思の一致を求められますか。できるだけ国会が一つの一定した意思を求められますか。或いは両院が食い違つたままでもいいというお考えでありますか。これは前回の国鉄の裁定書に関して両院の意見が食い違う。これは若し両院の一致の意見を希望せられるならば、当然衆議院側の方から両院協議会をお求めになる筈である。併しながら食い違つたままでもいいという考えでありますれば、そのままで捨て置かれる。こういうことになります。その辺はどうお考えになりますか。先ずこの点を伺いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第18号(1950/01/30、1期、日本社会党)

○山下義信君 証人に伺いたいと思うのですけれども、総裁が大蔵大臣に御交渉になりました結果、大蔵大臣は費目の流用を許可して呉れない。この大蔵大臣が許可しなかつた理由は、どういう理由でございましたか、そのときの御交渉の模様を伺いたいと思います。
【次の発言】 公社の予算の実行は総裁がなさる。大蔵大臣の監督権はあるでありましようが、予算の実行は総裁がなさる。その総裁が費目の流用を大蔵大臣に御交渉なさり、大蔵大臣がそれを拒否する場合、その理由をはつきりお掴みにならないで罷り下つておられるということは、我々として解しかねるように思うのであります。適当でないと大蔵大臣が言つたというのであるならば、適当でな……

第7回国会 議院運営委員会 第19号(1950/02/03、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会党の方でまだ結論を出しておりません。我々としては異議ないと思うのであります。できるだけまとめるように至急いたしたいと思います。それまでちよつと御決定を保留願えれば結構であります。
【次の発言】 只今栗山君の質問は、今の二点については議長宛の公文書でありますから、議長はこれは何らの疑義なしにこの書類を受領して、そのまま処理なさつたか。或いはこの公文書に、衆議院からの通知書に対して疑義をお持ちになつて、これは議院運営委員会に諮つて見なければならんぞ、諮らなければならん問題であるぞとお考えになつたか。議長御自身においては何らの疑義なしにこれを御処理なさつたか。こういうことを先ず第一……

第7回国会 議院運営委員会 第20号(1950/02/06、1期、日本社会党)

○山下義信君 佐々木君の今のことですが、運営上一つ考慮して考えて見ていいのですが、その前に議長にお伺いしたいのでありますが、さつきから門屋君が繰返して言つておられるのでありますが、私先も先程の議長の答弁といいますか御説明を聞いておる中に、どうしても納得が行かないのは、衆議院議長が国会法の第六十五條の権限でやつたことであるからどういう報告をしたつても衆議院議長としてはいたし方がないということをしばしば繰返しとおりますが、この考えは再考慮願わなければならんと考えるのであります。成る程衆議院議長の権限といてなすことに対して容喙をすることはないのであります。衆議院議長の報告する内容が先程から私ら議員が……

第7回国会 議院運営委員会 第23号(1950/02/10、1期、日本社会党)

○山下義信君 今の三件と、オーケーの済んでおる分を御説明願いたい。
【次の発言】 私は只今の政府の方針に大変結構に思うのでありますが、それについて希望して置きたいことがあります。それは予算関係の法律案その他の案件は当然衆議院に出されるとして、参議院の方にお廻し下さる案件については、成るべく実のあるものをお廻し下さるように願いたいと思います。つまり内割つて申上げますと、点に関係のないものは廻してやる、点に関係のあるものは衆議院の方に先議をいたすのだということが、従来ややもすると行われ勝ちでありました。今予定の案件を見ますというと、相当国民生活に密接に関係のある相当画期的に改正されるような改正案が……

第7回国会 議院運営委員会 第33号(1950/03/08、1期、日本社会党)

○山下義信君 大体中村君の話に私も同感でありますが、一体公労法十六條第二項の解釈を決定することは、この議院で決定とすることを本体とするものでありましようか、又労働委員会あたりでその意見を決定して、何らかの形式で議運でその取扱を考えて本会議あたりで院の見解を決定するという運びになりますか、その辺のことがちよつと疑問があると思います。それでやはり十六條第二項の解決が決定いたさなければ、これは議事の取扱い等と密接な関係をあると思います。いわゆる政府提出の恰好又我々の間で先般来問題になつております議案の取扱い方というものと密接な関係があると思うのであります。私思うのに当然これは密接不可分の問題ですから……

第7回国会 議院運営委員会 第34号(1950/03/10、1期、日本社会党)

○山下義信君 私は大体原則として、国政調査ということは非常に重要だと考えて、議員の出張調査というものは、自分としては是認する考えを持つておるのでありまするが、今議事部長の言われましたように、今会期中は成るべく派遣しないようにという申合せがあつたということでありますが、ただ一人だけ通産委員の中から視察に行くということ、それから又その視察地もそういう府県を選んだということは、ちよつと自分には納得できないのですが、極めて緊急調査を要する何か事柄があつてというならば異議ございませんが、これはどういうわけでございましようか。前例がないのですが、こういう問題で一人だけ議員が行くということはどういうわけなん……

第7回国会 議院運営委員会 第38号(1950/03/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 今日の審議の上において、私は重大なる点を確認して置きたい。官房長官の答弁が鈴木君の質問に対して答えられた二点を確認して置きたい。  一つは、この議案の出し方を将来、変えてもよろしい、ここで変えてもよいと言つたこと。これは問違いありませんね、もう一遍念を押して置きます。もう一つ、今質問した鈴木君の質問に対して、つまり承認を求めることは裁定書自体ではなくして、裁定書を履行することについて承認を求められる。こういう質問に対してそうであると官房長官はお答になりましたが、それに間違いありませんか。その二点を確認して置きたい。
【次の発言】 今の鈴木君の言うようであれば、先刻の質問の意味と違……

第7回国会 議院運営委員会 第39号(1950/03/17、1期、日本社会党)

○山下義信君 大体結構なように思うのですが、尚、念のために承つて置きたいのですが、これは誰に向つて感謝するのでございますか。ちよつと一応文章がはつきりいたしませんから……それでマツカーサー元帥に対してというようなところもありますし、それからいろいろ全部に亘つてのようでもありますが、一応感謝の目標というものを明確に……それからもう一つは、我が国会議員団というものの厚遇に対して、参議院は感謝の決議をするのですが、この場合の国会議員団というのは、衆議院議員も含んでおりますか。国会議員団という名称ではあるが、主として我が参議院議員を意味したものでありますか。その辺を明確にして頂きたい。

第7回国会 議院運営委員会 第41号(1950/03/20、1期、日本社会党)

○山下義信君 一応一つこれはまあ形式的な面から、本質的には問題を持つておりません。一応こういう事犯が起きましたときの議事規則上、これは他院の議員であつても、一応本院においては普通の傍聽者という建前から、委員会の秩序保持の上においての議事規則上の取扱いですか……それから一院の議員が他院において、いわゆるその院における懲罰事犯に該当するような行為があつたときにおいての取扱い方等が、本院においては議事規則の上でどういうふうな点があるかということを、事務当局から一応聞きたいと思います。(「つまり逆の場合だね」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 いわゆる第二段のことでありますが、つまり一院の議員が他院に行つて……

第7回国会 議院運営委員会 第42号(1950/03/22、1期、日本社会党)

○山下義信君 今回の綱紀粛正の質問にいろいろ他の問題もお取入れになつて五井産業事件もお含みになるならば異議はないのですが、五井産業事件だけをやることになれば御研究願いたいのは、今法務委員会でああいうふうに非常に大きくやつておる最中でもありますので、法務委員会あたりがとう関係いたしますかという点もある。多分今の御説明では他の問題もおやりになるというようなふうですが、その辺はどういうふうになりましようか。
【次の発言】 実は一つの例があるわけです。私共の方で姫井伊介君が一つ事務局まで出したと思いますが、刑務所の囚人の作業に今度印刷作業をやることについて緊急質問をしたいということがあつたんです。とこ……

第7回国会 議院運営委員会 第47号(1950/03/28、1期、日本社会党)

○山下義信君 提案者に伺いたいのですが、この中間報告というような、先程議事部長から説明をせられておつたようですが、特別委員会に付託した審査事項全般に亘つての中間報告という建前になつておるのだろうと思うのですが、その中にこの問題を取上げて、それが中間報告の形でなされたという場合に、特に院が必要あつて中間報告を求めるという必要あるというのは、何かということの御議論も出て来ると思う。門屋君が別段こうという必要はないというような御答弁もあつたように思いますが、国会法の精神から行けば、院が必要あつて委員長に中間報告を求めることは、更にそれについて院が審議する必要がある場合に中間報告を求めるというのが本筋……

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/03/31、1期、日本社会党)

○山下義信君 所属議員数は……。
【次の発言】 先刻議場内で、議事進行について発言を求めたいというので、事務当局のところまで参りましたのでありますが、問題が清場内の、只今審議をやつておりまする案件そのものに関係がないのであつて、むしろ議運にこれはかけて御審議を願うべき問題ではないかということでありましたので、社会党におきましては、緊急役員会を開催いたしました結果、急に御休憩中の議運の御再開を願いまして、ここにお手数を煩わす次第でございます。問題はもうすでに御在じのことでありますが、只今のあの状況で、非常に多数の警察官が院内におりまして、而して先刻の様子を見ますというと、それらが隊伍を整えてまし……

第7回国会 議院運営委員会 第51号(1950/04/01、1期、日本社会党)

○山下義信君 ちよつと念のため伺つておきたいのですが、これは蛇足と思うのですが先程の門屋君の御心配の点があると思う。明日本会議を開かないということになると今晩中に咄として妙なものが出て来るというようなことは万々ないことだろうと、こう了承いたすのでありますが、念のために速記のある間に伺つておきたいと思います。これは佐藤君に伺つておきたいと思います。はつきり伺いたいのですが、今晩給與法案が上がつて来るという話になつておりますので、今社会党の態度は中村君が言われた通りなんですがそれに応ずるとして、その間に予算案が咄として上程されるようなことは万々ないことと了承いたしますが、念のためにその辺の與党側の……

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/03、1期、日本社会党)

○山下義信君 議事規則によると、討論者は先ず賛否を明らかにして、然る後討論に入るようになつておると私は記憶しておりますが、その辺事務当局は……議事規則に詳しい人、議事部長ですか、討論をやる議事規則はどうなつておるのですか。若しそうであれば彼は議事規則を破つた。又議長は議事規則を履行しなかつたの譏りを私は免れないと思います。
【次の発言】 その御決定で結構と思うのでありますが、休憩後の、小川君を議場に呼んで登壇せしめて反対、賛成の意思を発表させるという休憩後の事情が、すでに定足数が満ちているのに、久しく議長は開会の御宣告をなさらなかつたのはどういうわけでございますか。且つ又事務局は小川君の出席に……

第7回国会 議院運営委員会 第53号(1950/04/04、1期、日本社会党)

○山下義信君 私も一つお願いがあるのです。それはでき得れば議長は懲罰委員会の審議に要する時間について御注意を願いたいと思います。でき得れば二時間以内ぐらいに結論を出して頂いて、できれば今日の本会議に間に合わせるくらいに結論を出して頂きたいのでありませんが、できるだけ短時間に結論を出すように議長から御注意を願いたい。かように私は條件を附して置きます。
【次の発言】 私は事例を以て申上げたので、その審議を荏苒として引延ばしますというと会期はもう残り少いのでありますから、本人は言を左右にして委員会に出頭しないとか、すつたもんだやつている間にもう時日が経過するようなことになつたならば折角の議長の御趣旨……

第7回国会 議院運営委員会 第57号(1950/04/08、1期、日本社会党)

○山下義信君 次回でもようございますが、今国会が終了いたしまして、次の国会になるまで、いわゆる国会休会中に、従来もあつた休会中の会議の継続審査ができるかできないか、これをやつていいかどうかということを議運で御検討願いたい。次回でよろしうございますか、一応決定して置いて頂きたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第58号(1950/04/19、1期、日本社会党)

○山下義信君 厚生委員会でお願いしてありまする議員派遣につきまして厚生委員長が差支えておりますので、厚生委員の私からお願いいたしたいと考えます。丁度生活保護法の改正をやつておりますが、御承知のようにこれは画期的な改正でございまして、非常に愼重に審議いたしておるのであります。まだこちらで予備審査中であります。つきましては只今要求いたしました期間中に石川県の金沢市におきまして、主として全国の民生委員の大会が行われまして約二千名集まります。今回の生活保護法の改正の中の最大中心点は、民生委員制度の全面的な改正ということになりますので、非常に民生委員側にも異論がございまして、相当これは重要な問題に実はな……

第7回国会 議院運営委員会 第60号(1950/04/24、1期、日本社会党)

○山下義信君 石原委員の意見に全然同感であります。これは行政機構関係は内閣委員会ということに一応原則はそうなつていて、従来とも非常に密接の深い委員会に付託することが殆んど例のようになつておるわけでありますので、殊に地方税法案と密接不可分の関係にありますので、設置法は当然これは地方行政委員会に付託すべきものと考えているのであります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)石原委員の意見に同感であります。
【次の発言】 私の発言は、まあこの問題に関して異議はないのですが、一事不再議と言いますか、これは先般本会議で中平議員から緊急質問があり、それからその翌日私共の厚生委員で、特に関係議員が委員外議員として出席し……

第7回国会 議院運営委員会 第66号(1950/05/02、1期、日本社会党)

○山下義信君 裁判員や訴追委員が辞職する場合に、裁判長や訴追委員長を経由する手続をとることは、如何なる理由によるものでありますか、お伺いいたします。
【次の発言】 職務雑費支給の理由は如何なるものでありますか。
【次の発言】 職員雑費の支給期日を修正したのは如何なる理由によりますか。
【次の発言】 これには賛成でございますけれども、念のために提案者に伺つておきたいのですが、関係者の方でもいいのでございますが、この三十七万名の残留しているということをここで確認するということに本決議案をやりたいというのでございますね。さように了承してよろしうございますね。

第7回国会 厚生委員会 第1号(1949/12/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会事業団体及び施設の振興に関する調査は、前国会御承知の通りに小委員会を設置いたしまして、鋭意調査をいたしましたのでありまするが尚、本国会におきましても、引続き調査の必要があると考えられますので、前国会同様の調査目的その他の要件によりまして、調査承認の要求をお取計い願いたいと考えるのであります。
【次の発言】 先程御承認を得ました社会事業団体並びに施設の振興に関しまする調査のために、小委員会の設置の動議を提出いたしたいと存自ます。その委員の数並びに人選につきましては、挙げて委員長に一任するのお計いを願いたいと思います。
【次の発言】 この際お諮りを願いたいと存じますることがござい……

第7回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1950/06/14、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より厚生委員会を開会いたします。  かねて継続調査事件として承認を得ておりまする社会保障制度に関しまする調査事項につきまして本日は付議いたしたいと存じます。社会保障制度に関しましては、すでに御承知のごとく内閣の社会保障制度審議会におきまして今回試案が作成されました模様でございますので、それらの試案につきまして、小島局長から審議会におきまする審議の状況、該試案の内容等につきましてこの際その説明を当委員会といたしまして聴取いたしたいと存ずるのでございますが、御異議ございませんでしようか。
【次の発言】 それではそういうことにいたしたいと存じます。  尚すでに各委員の皆様……

第7回国会 厚生委員会 第2号(1949/12/19、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今青本事務局長から詳細た御調査の御報告を聴取いたしまして大体はよく分りました。この問題は近く当参瀞院からも現地の調査が相成ることになつておりますので、殊に本員はこの地方と密接な関係がありますので、若干個人的にも事件の一部分を存知とないでもございませんので、その御視察のありまする前にいろいろ所見を申上げることは一応差控えたいと思いますので、本員の存知いたしておりますることに関しましてはこの際質疑をいたさないつもりでおります。  ただ私が只今社会局長並びに青木事務局長かち御説明のありましたのを承つておりまして感じますることは、いずれも皆よく御承知なんです。こういうことが正に起るであ……

第7回国会 厚生委員会 第閉会後2号(1950/06/27、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。  前回に引続きまして、休会中の継続調査と相成つておりまする社会保障制度に関しまする調査を続行いたします。本日は、前回は社会保障制度審議会の試案につきまして、当該事務局長から概略の説明を聴取したのでございますが、本日は社会保障制度の上におきまして、最も重要なる課題でございまする各種の数理的研究問題につきまして、政府の専門家でありまする鈴木数理課長から、これらの諸問題についての専門的意見を聴取いたしたいと存じます。尚、健康保険組合の松本調査部長からも社会保障制度と数理計算というような問題につきましての所見の開陳も求めたいと存じております……

第7回国会 厚生委員会 第閉会後3号(1950/07/11、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より厚生委員会を開会いたします。社会保障制度に関する調査は、第七回国会より継続調査中でありますが、閉会中には調査が完了いたしませんので、未了報告書を提出いたしたいと思いますが、如何でございませうか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。報告書の作成その他については如何いたしましようか。
【次の発言】 石原君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。次に本院規則第七十二条によつて委員長が議院に提出する報告書には多数意見者の署名を附することになつておりますので御異議ない方は順次御署名を願います。   多数意見者署名     石原幹市郎 ……

第7回国会 厚生委員会 第6号(1950/02/01、1期、日本社会党)

○山下義信君 ちよつと二、三のことを簡單に伺いたいのですが、今の生活保護法の建前で適用しておりまするこの現状で、被保護世帶と申しますか、その適用の世帶の増加と申しますか、その適用して行かなければなりません対象の状態は、数的にどういうふうなことに大体なつておりますか、その点をちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 我々も漸次増加するのではないかと非常に心配しておるのでありますが、その増加の原因は大体どいうことが主な原因であるのでありましようか。例えば失業者が増加して来るためであるか、或いは一般の経済界が不振なためにこういう階層に転落する者が多いのか、大体でようございます、当局でお分りになつて……

第7回国会 厚生委員会 第7号(1950/02/03、1期、日本社会党)

○山下義信君 省略。
【次の発言】 当委員会の調査報告に大臣が御出席下さつたことは従来稀でありますが、本日委員会に御出席下唇つて、調査団の報告を聽取下さつたことは、我々極めて満足に感ずる次第でございます。調査の報告をお聽き下さつたので、十分その要点はお汲み取り下さつたと思うのであります。殊に只今の御発言中には共同募金の制度については、要すれば法制の上にも考慮を加える考えであるということの御説明がありましたので、御期待をいたしておるのでありますが、特に私はこの席で厚生当局の御留意を願いたいと思いますことは、この共同募金が今年で三回目に相成るのであります。これは非常に大きな問題であると思うのであり……

第7回国会 厚生委員会 第14号(1950/03/01、1期、日本社会党)

○山下義信君 石原君の御意見御尤もでありまして、私共も先般来から、これは是非何とかこの厚生委員会で根本的な調査をやらなければならんのじやないかということを感じておつたのであります。最近、殊に医師会方面なり薬剤師関係方面なりからもこの問題に関しまする種々なる意見の文書なども、我々の手許に頻繁に配布せられるというような状態でありますし、各新聞雑誌等も頻りにこの問題を取上げて論じておりますようなことで、今やこれらの問題は、ただ單に薬剤師或いは医師等の方のみの問題ではなくして、国民全般の問題となつて来ておりまして、申すまでもありません。これは由来数十年に亘る問題ではございますが、或いはこれらの解決を最……

第7回国会 厚生委員会 第18号(1950/03/14、1期、日本社会党)

○山下義信君 監査の状態はいつ頃分りますか。
【次の発言】 今、井上議員の質問の点は、非常に重大であると思うのですが、久下次長の答弁で了承しましたが、凡そ半数くらい報告がまとまつたらば適当な機会に成るべく速かに中間報告と申しますか、今日の段階に分つておる程度でようございますから一つ報告を成るべく承わりたいと思いますが……。
【次の発言】 本案についてはいろいろ質疑も御意見もあろうかと思いますが、その前に日数の関係等もありますので、この法案は実は社会立法とでも言えるものであります。従つて相当社会の輿論に聽いて見る必要が多分にあろうかと思いますので、本案に関しましては、審議の途中におきまして公聽会……

第7回国会 厚生委員会 第19号(1950/03/22、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会事業小委員会におきましてかねて共同募金に関しまする調査をいたしておつたのでございますが、本日その結果を本委員会に御報告申上げまして御審議を願い、当委員会の報告書として御決定を仰ぎたいのでございます。  共同募金運動は御承知の通り本年で第四回目を行うことに相成るのでございますが、第一回は昭和二十二年でございまして、当時の募金実績は五億五千万円でございます。第二回は十一億、昨年は十二億という状況に相成りまして、その配分いたしました受益団体も約八千に及ぶというような状態に相成つておるのでございますが、諸般の情勢上今や我が国におきまするこの共同募金運動につきましては、過去の実績を検討……

第7回国会 厚生委員会 第20号(1950/03/23、1期、日本社会党)

○山下義信君 本案の審議の都合上ちよつと私この際聞いておきたいと思うことがあるのです。この法律案は政府はいつから施行するという考えを持つておるか、この点を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 言うまでもなく重大な法案でありますので、本日は同僚諸君の出席も比較的少いのでございますので、事務当局その他から詳細に説明を聽取し、尚本案の質疑を開始いたしますることは、成るべく委員の出席の多い機会から開始して頂きたいと、かように私考えるのであります。恐らく来週の半ば過ぎ頃には各議員も上京せられまして揃うのではないかと考えますので、そのときから事務当局の詳細なる説明並びに我々の質疑を開始する、かようにお……

第7回国会 厚生委員会 第21号(1950/03/28、1期、日本社会党)

○山下義信君 異議があります。成るべく施行期日等の関係から、政府の意のあるところを扱みまして、速やかに審議をいたしたいと思いますが、これは今日急に御上程になりましたので、尚内容を十分に見ておりません。実は我々は十分に質疑を相当詳細に亘つていたす必要があるのではないかと思います。若し簡單にこれが行政組織法の一環としての、簡單な審議会の設置ということならば、何も厚生委員会でこれを府議しないでも、やはり依然として内閣委員会に厚生省の設置法と同じように付議すればよいので、これを行政機構と切離して厚生委員会には付託したゆえんのものは、單なる行政組織法の一部の審議会の設置ではなくして、この法律案の実益につ……

第7回国会 厚生委員会 第22号(1950/03/29、1期、日本社会党)

○山下義信君 誠に立派な御意見を拜聽して感激したんですが、私は二つ程聞きたいのです。年取りましてあなたのような年齡の時代もあつたが、年取つて今の若い人の気持が分らんので聞くのですが、一つはあなたのご家庭でお父さんやお母さんは酒や煙草を召上りますかどうかということと、家庭で両親が酒や煙草をたしなまれておいでになるのをどういうふうに御覧になつておられるか、若しおのみになつておれば……。それからもう一つは、あなたは酒も煙草も召上つたことがないのでしようか。
【次の発言】 召上つたことがなくて分りますか。害が……。その辺はどうですか。どんなですか。その二点を……。

第7回国会 厚生委員会 第23号(1950/03/30、1期、日本社会党)

○山下義信君 この前資料を私はお願いして置いたのですが、二つ私が頼んだ資料がある。一つはこの法律案の関係の政令の草案をちよつと見せて頂きたいというのが一つであります。ところがそのときに、社会局長はこういう答弁をなさつたと思うのです。「私は速記録をまだ見ないですが、私の記憶では、お手元に廻してありまする資料にそれがあります。山下委員の分にだけはないのが知れませんけれども、こういう意味のことをおつしやつたのです。それで私は、これは本当に粗漏なことを申したと思つて済まんと思つたのですが、局長も人が惡い、皮肉なことを言う、私の分にだけ落ちているように言わんでもよさそうなものだと思つておつたのですが、心……

第7回国会 厚生委員会 第25号(1950/04/05、1期、日本社会党)

○山下義信君 第一点は論議の諸点という参考資料に掲げてありますが、児童福祉法との関係なんであります。「十八才未満の精神障害者については児童福祉法が優先する。」こうあるのです。これはつまり十八才未満の精神障害者は児童福祉法でやつて呉れ。こちらの方ではそうはし兼ねる。向うの方でやつて呉れ。こういう御趣旨と思うのですが、それは児童福祉法が特別法ですから尤もな次第でありますが、この児童福祉法でやつておる精神薄弱児の施設というものがないのです。極めて少い、今のところで全国で二十五個程しか施設がない。而もこの施設でやつておりまする子供の現在人員が約千二百人程しか辛うじて扱つていない。それで精神薄弱児施設の……

第7回国会 厚生委員会 第26号(1950/04/06、1期、日本社会党)

○山下義信君 私は本案の大体骨子と考えられまする点につきまして、それらの諸点は若干政策に関係があると思われますので、政府のお考を聴きまして、そうして細部につきまして事務当局の御見解を伺う、こういう気持で、先ず、政府の御所見を承りたいと思うのであります。質疑に先だちまして、私は本案の提出に際しましては、深い情熱を以てこの案を受取るものであります。同時にこの機会に本案が、私共とは反対の立場でありまする現内閣の、而も保守党内閣の手によりまして、こういう性格の法律案が提出せられましたということにつきましては、敬意を表よるものであります。同時に本法案の立法に当られましたる関係諸君の労苦を深く多とするもの……

第7回国会 厚生委員会 第27号(1950/04/11、1期、日本社会党)

○山下義信君 大変有益な御意見を拜聽いたしました。大体近藤教授のお述べになりました御意見は私共と全く同感する点が多々あるわけでありますが、問題は最低生活の水準をどういう線で引くかということが、結局問題でありまして、而も健康にして文化的なる最低生活の水準とは如何なる水準を言うかということが問題だろうと思うのであります。具体的には。それが只今教授の述べられました生活扶助、その他の扶助の内容になるわけでございまして、この点、いろいろ考え方、見方があろうと思うのであります。近藤教授はそういう点、どういうふうに我が国の、いわゆる健康にして文化的な最低生活の水準とは如何なるものを言うかということについてど……

第7回国会 厚生委員会 第28号(1950/04/12、1期、日本社会党)

○山下義信君 前の質疑の残りを若干させて頂きます。大臣に伺いたいと思いますることは、取敢えず時間の関係もありまするので、三点程お伺いしたいと思う。あとは事務当局の局長から御答弁を頂きますが、攻取えず大臣から御答弁を得たいと思いますことがございます。第一点はこの受給権、つまり不服の申立制度に関係してでございますが、この不服の申立をいたしますことは要保護者の権利を保護いたしまする上に極めて重要な制度でございまするが、運用に当りましては全くその趣旨に適いまする運用がなされなければならんわけでございます。この制度の実際の運用を如何にするがという点につきましてはあとで社会局長から承わりたいと思いますが、……

第7回国会 厚生委員会 第29号(1950/04/18、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今藤森委員の提出されましたる修正案に賛成いたします。
【次の発言】 私も本案に賛成をいたすものでございますが、この際当局に希望いたして置きたいことがございます。それは本法案の改正によりまして、私的医療機関の増設、設備を企図されましたことは、その趣旨は了とするのでありますが、且つ提案の理由にも示されてありますように、本法によりまして医療機関の増設、整備を図り、以て他日の社会保障制度の実施に備えるということが謳われてあるのでおりますが、是非ともこの趣旨に副うように本法の運営を希望するものであります。即ちこの改正案によりまして、医療法人としての私的医療機閥の増設は、飽くまで公的医療機……

第7回国会 厚生委員会 第31号(1950/04/21、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。私この度厚生委員長を拜命いたしました。どうかよろしくお願いいたします。  この際お諮りいたしますことがございます。結核予防対策確立に関する調査につきまして、先般四月十九日開会の委員会におきまして、小委員長より報告がありましたのでございますが、定足数が欠けておりましたので、採決することができませんでしたので、本日右小委員長の報告につきまして、ここで御採決を願いたいと存じます。小委員長の報告を承認いたしますることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 御異議ないものと認めます。つきましては議長に提出する……

第7回国会 厚生委員会 第32号(1950/04/25、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより委員会を開会いたします。日程に入るに先だちまして御報告いたますことがございます。当厚生常任委員会の専門員であります木村盛君が昨日遂に死去されました。誠に哀悼の至りに堪えません。明日午後一時から一時三十分の間自宅において告別式が行われますので、皆様のお許しを得まして厚生委員長が葬儀委員長になることにいたしたいと存じます。御了承を願います。
【次の発言】 成るべお繰合せ下さいまして、明日は御会葬をお願いしたいと存じます。以上御報告いたして置きます。日程に従つて生活保護法案の審議を続行いたします。本日は衆議院から修正案が回付せられまして、当委員会におきまする本付託に相……

第7回国会 厚生委員会 第33号(1950/04/26、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から開会いたします。  引続きまして生活保護法案の質疑を続行いたします。
【次の発言】 一応まあ小林委員のを……。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 藤森委員の質疑に関連して私から承りたいのですが、その「市町村長の指定する医師若しくは歯科医師」の指定の仕方の問題でございますか、この藤森委員と政府委員との御答弁では必ずしも一致していないようなところも見受けたんでありますが、今御答弁の中にもありましたが、この医師若しくは歯科医師が要保護者の住所に赴いて検診をする場合もあり得るわけですね、そういう場合にその検診を拒めばやはり処……

第7回国会 厚生委員会 第34号(1950/04/27、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より厚生委員会を開会いたします。兒童福祉法の一部を改正する法律案を議題といたします。先ず本法案の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 速記を止めて下さい。    午前十一時五分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……それではこれで休憩いたします。    午前十二時休憩
【次の発言】 休憩前に引続いて再開いたします。請願及び陳情を議題といたします。速記を止めて下さい。    午後一時五十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。それでは本日はこれで散会いたします。    午後三時五分散会  出席者は左の通り。    委員長     山下 義信君    理事 ……

第7回国会 厚生委員会 第35号(1950/04/28、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより開会いたします。  生活保護法の審議を続行いたします。
【次の発言】 この際私から政府に対しまして本法の運用上に関するお考えを各委員の御意見等を斟酌いたしまして伺つて置きたいと思います。  第一は政府は本法の周知徹底につきまして一段の努力をお計らいになり、国民の権利を保護し、遺漏なきを期せられるお考えがありますかどうか。  第二点は報酬の基準につきまして真に健康にして文化的なる最低生活の実に副うよう定めるように努力せられるお考えがありますか。  第三といたしまして未亡人、母子遺族等のこれからの世帯に対しまして多年の要望に副うような本法の運用につきまして十分に努力……

第7回国会 厚生委員会 第36号(1950/05/01、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより開会いたします。都合によりまして日程を変更いたしましてクリーニング業法案、公衆浴場法の一部を改正する法律案を順次上程したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  先ずクリーニング業法案につきまして提案者の説明を求めます。衆議院議員大石武一君。
【次の発言】 続いて公衆浴場法の一部を改正する法律案につきまして提案者の説明を求めます。衆議院議員青柳一郎君。
【次の発言】 都合によりまして両案の質疑は後廻しにいたしまして、この際日程に従いまして、兒童福祉法の一部を改正する法律案の審議を続行いたしたいと思いますが、御異議ございません……


山下義信[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院1期)

山下義信[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 決算・司法連合委員会 第2号(1947/12/02、1期、緑風会)

○山下義信君 私は第一條の法務廳の性格につきまして、「最高顧問」とありまする点に関しまして伺いたいと思うのでございますが、是は後へ廻させて頂きまして、各委員に御発言がなければこの点で伺うことにいたしまして、先ず最初に伺いたいと思いまするのは、法案の第十條の終いの方に参ります。「少年矯正局」関係につきまして一、二伺いたいと思うのでございます。これを見まするというと、「少年矯正局」の項の第二号、第三号に「少年裁判所」ということが出ておるのでございます。尚最後の「附則」のところにもこの関係が現われておるのでございます。この「少年裁判所」というのは、恐らく現在ありまする少年審判所が少年裁判所になるもの……

第1回国会 決算・司法連合委員会 第3号(1947/12/03、1期、緑風会)

○山下義信君 ちよつと、両大臣がお揃いで、私は好い時と思いますので、伺いますが、段々と現業廳のことにつきましては、独立採算制の適否についていろいろあると思いますが、関聨いたしまして、行刑方面の機能のことでありますが、私なども素人で、よく分りませんが、承わりますに、相当刑務所の仕事というもの、事業というものが、いわゆる企業形態を以ちまして、なかなか盛んに行われておりますので、それらに要する物資、或いは生産、或いは販賣、相当大きな企業形態のような形を持つております。この行刑というもののあり方を将來、いろいろ司法大臣もお考があろうと思いますので、國家が養うというようなことでなくして、彼ら、みずから事……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第1号(1947/08/08、1期、緑風会)

○山下義信君 先程來からの齋藤國務相の御答辯は、要領を得たようで要領を得ないので、田方委員の質問に對して的確なお答えになつていないように思いますので、私から重ねて伺いたいと思います。  それは行政調査の御擔任をしていらつしやいます大臣が、こういうふうな機構の増設改廢ということをなさる上において、何か一定の計書、根本的なお考えを持つておいでになるか、綜合的なお考えを持つておいでになるかどうか、ということを、田方君はお尋ねしたのであろうと思う。その行政整理、行政整理という言葉を使つておりますが、私は田方さんの質問の要旨を聞いておりますと、政府におきましては……中川委員でありましたか、中川委員の質問……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第2号(1947/08/13、1期、緑風会)

○山下義信君 段々と合同委員會におきまして質疑が出まして、勞働省の設置に伴いまする當局の種々なるお考えも大分伺うことができたのでございますが、私思いますのに、肝腎の勞働政策というものに對しまする當局のお考えが、まだ私どもにおきましてはつきり掴めないところがございますので、この機會に、御堂局の勞働政策に對しまする確たる御方針を伺いたいと思うのであります。それにつきまして一、二簡單に項目をあげまして伺いたいと存じます。  やがて來るべき勞働攻勢ということを申されておりますが、私は勞働攻勢というよりは、むしろ勞働者階級に向つての資本攻勢というものがすでに相當強く起つておるのではないかということを思う……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第4号(1947/09/26、1期、緑風会)

○山下義信君 昨日御質疑がありましたかどうか、本員は中途退席いたしましたので、重複いたしておりましたらばお許しを願いたいと思うのでございますが、この公務員法案によりまして任命が行われまする職員の範囲でございますが、第二條第十二項によりますと、現業廳、公團その他これらに準ずるものの職員はこの法案によらないような御規定になっておりますようでございます。現業廳と申しますと、言うまでもなく鉄道省、逓信省関係が厖大な現業員がありますわけでございます。もとよりこれらは他の或いは労働基準法、そういったものによりまする建前になっておるのであろうとは思うのでございますが、この法案を御立案相成りまするときに、現業……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第6号(1947/10/06、1期、緑風会)

○山下義信君 大臣に二、三の点を伺いたいと思います。この公務員法案によりまして、職階制の全面的な改正が行われるということに相成りまするので、從つて職階制の全面的な新たなる組織ができるということは、言い換えまするというと、現在の行政組織が全面的に職階制を基礎とする建直しが行われるということに相成るのでございますが、それなくしては言うまでもなくこの公務員法案の実現はあり得ないわけであります。從いましてこの公務員法案が実施せられるまでの間の経過的ないろいろなものが、附則において示されておるのでありますが、それらの公務員法案が実施せられますまでの準備と、行政組織が、全面的に職階制に基きまする大改革が行……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第7号(1947/10/08、1期、緑風会)

○山下義信君 特別職に法制局長官をお加えになりましたる理由、これは政治性もなく、一般職でいいのじやないかと思われるのでありますが、次に第七號で各省次官の程度に止めて置く理由、これは少くとも局長或いは課長級まで擴大してはどうかという意見もございますので、御所見を承つて置きたいと思ます。  それから第十七號の中に檢察官がないのでありますが、檢察官が省かれてあります理由、以上であります。
【次の発言】 落して置きましたのでございまするが、九號の「建設院の長及び終戰連絡中央事務局の長」、こうあります。これは特別な頭脳、特別の能力を要求いたします關係と存じますが、終戰連絡中央事務局は、長以下相當特殊の職……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第8号(1947/10/10、1期、緑風会)

○山下義信君 第二十九條に関連をいたしまして、この職階制並びに等級別に関しまする大体の御構想を伺いたいのでございます。つまり職種別、幾種類ぐらいの職種別になりまするお見込でございましようか。尚職階制に関します実施について、必要なことは、第三十條によりますと、人事院の規則の方でお定めになるようでありますが、この職階に伴います……どう申して宜しうございましようか、能率に関連しますことまでもお触れになりまして、そこでお定めになりますか。そういうことは又別のなんで、何かできるのでございましようか。職階制に関する規則のところに、職階に伴うエフィシエンシイの点まで触れてお定めになるのでありましようか。承り……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第9号(1947/10/14、1期、緑風会)

○山下義信君 簡單に伺いたいと思います。片山内閣の政綱の中に、官僚制度に対しまする御政策が誠に力強くお示しに相成つておるのであります。官僚制度に対しまする内閣の御政策は、私共が了承いたしまする範囲におきましては、いわゆる官治政治、官僚政治というものを打破して、全く民主政治にこれをなさろう。こういうお考、且亦官僚制度の悪弊を打破して行こう。こういうお考であると了承しておるのであります。然るに片山内閣御組織以來五ケ月、今日までの内閣の政治をなさいまする所を伺いますというと、官僚政治の打破どころではない。益々官僚政治を増長なさつておいでになるのではないか。つまり言うと、官僚政治の上にちよこんと片山内……

第1回国会 決算委員会決算審査方針に関する小委員会 第1号(1947/08/02、1期、緑風会)

○山下義信君 小委員長は委員長において兼務せられんことを希望いたします。
【次の発言】 只今千田君から御意見か出まして、全く同感でありまして、從來決算委員会というものは、我々が承知いたしておりまする範囲では、会計檢査院から議会に御報告になり、それを決算委員会に御委託になる。決算会員会は殆んど会計檢査院の御報告を鵜呑みになさつて、若干それに枝葉をお付けになつて議会に報告せられる。いわゆるお坐なりのお取扱ということが殆んど常例のようなことになつておつたようであります。それで不当の支出がありましても、政府が不当の措置をいたしておりましても、更にこれを追究ということが殆んどございませんようで、又決議文……

第1回国会 決算委員会第二分科会 第1号(1947/07/29、1期、緑風会)

○山下義信君 主査、副主査の選擧は成規の手續を省略して、管理者の指定に一任することの動議を提出いたします。

第1回国会 決算委員会第二分科会 第2号(1947/10/07、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(山下義信君) これより決算委員會第二分科會を開きます。本分科會の所管は、内務省、司法省、文部省、厚生省、運輸省でございます。  昭和二十年度歳入歳出總決算竝びに昭和二十年度特別會計歳入歳出決算中内務省所管の分について、内務省政府委員の御説明を願います。
【次の発言】 次に司法省の所管の分についてでありますが、司法省の政府委員がまだ見えておりませんから、文部省の政府委員より、それでは文部省所管昭和二十年度の決算につきまして御説明をお願いいたします。
【次の発言】 次に厚生省所管の部について、政府委員より御説明を願います。
【次の発言】 次に運輸省所管の分について政府委員より御説明を願いま……

第1回国会 決算委員会第二分科会 第3号(1947/10/10、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(山下義信君) それでは只今から開會いたします。當分科會所管事項に關しまして森專門調査員の所見をこの際承りたいと思います。
【次の発言】 御質疑がございましたら何卒……。
【次の発言】 只今專門調査員から述べましたことを、改めて委員長から質問いたしたことにいたして置きます。御答辯がございましたらどうぞ。
【次の発言】 私からちよつとお尋ねしたいことがあります。食糧増産部の生産物は、共濟産合に無償で交付して、共濟組合は從業員に有償で配給しておいでになるようでありますが、共濟組合には隨分差額の收入があることになるわけでありますが、その邊の運用はどういうふうになつておりますか。  それから今一……

第1回国会 決算委員会第二分科会 第4号(1947/11/22、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(山下義信君) それでは只今から決算第三分科会を開会いたします。第二分科会の審査の結果につきましては、前会に仮決議をお願いしたのでありますが、その後十九日に委員長並びに正副主査の打合会を開きまして、協議しました結果、同仮決議はその通り承認を得ましたので、本日改めて正式にこれを決議して頂きたいと思うのでございます。決議の案文はお手許に配付してありますめで、この際朗読を省略いたしてよろしゆうございますか。
【次の発言】 それではこれを議題に供します。別に御異議もございませねば、この通り、分科会におきまして決議いたしまして、御異議ございませんか。

第1回国会 厚生委員会社会事業振興に関する小委員会 第2号(1947/09/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から開会いたします。本委員会は社会事業の振興に関しまする諸問題を取り上げまして、現下の厚生行政の一大刷新の方策を見出したいと念願いたします委員会でございます。不肖委員長の席を汚す次第でございますが、どうか御援助の程お願い申し上げます。  政府委員の出席いたしまするまで本委員会の先ず取上げまして第一に研究いたします問題を皆様と御協議申し上げたいと存じます。  尚会議の途中で委員長の席をお代り願いたいと思いますので、そのとき代理して頂きまするお方をどなたにお願いしましたらよろしゆうございましようか。
【次の発言】 只今姫井委員から、本日委員長の代理に服部委員にお願いする……

第1回国会 厚生委員会社会事業振興に関する小委員会 第3号(1947/10/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(山下義信君) それではこれから開會いたします。本日の案件は、公報で申上げました通りに、本委員會から命ぜられました請願の三件竝びに兒童院設置に關する問題を御協議申上げたいと存じます。請願の中第二百十號、拂下げミシンに關する請願が内務省の所管でございまするところ、關係政府委員の都合がございまして、これは次會に譲ることにいたします。會議を進めまする便宜上、兒童院設置の問題から御協議願いたいと存じます。  これは私から御了解を得たいと存ずるのでございますが、先般司法委員會におきまして、司法大臣から司法省の改組の説明がございまして、その節司法省の新たなる組織について何か意見があればできるだけ取……

第1回国会 厚生委員会社会事業振興に関する小委員会 第4号(1947/10/21、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(山下義信君) それでは只今から開会いたします。前回の委員会で御審議を煩わしました請願第百九十九号傷痍者更生援護に関する請願の件でございます。請願者は全日本傷痍者同盟結成準備委員会委員長藤龍美、紹介議員は矢野酉雄君、河野正夫君でございました。右の件は諸君の御審議を煩わしました結果、この請願は戰爭犠牲の傷痍者として現在何らの保護も受けず悲惨な状況にあるから、全國的に実態調査の上、傷痍者並びに不具者の程度に應じた最低生活費の支給、生活保護法による医療扶助の適用、公益厚生施設等への優先採用、職業の幹旋等適当なる措置を講ぜられたいという趣旨でありまして、参議院は願意の大体は妥当なるものとして、……

第1回国会 司法・治安及び地方制度連合委員会 第1号(1947/09/20、1期、緑風会)

○山下義信君 私も憲法との關係につきましては疑點がございますが、これは他日に讓ることにいたしまして、この機會に極く大體なことを一二伺つておきたいと思います。  私共の考えでは、この法案は非常に重大な法案と考えております。それはいろいろな意味でございますが、殊に政治的にこれは重大な法案であると考えて愼重に取扱いたいと思うのでございます。我々參議院といたしまして、隱退藏物資に關しまする問題の調査、審議ということは豫てからいたしたいという希望を持つておりまして、すでに衆議院においてこのことに御著手になりまする前に、本院におきまして式の席でこれに關する發言があつたのであります。併しながらその問題がいわ……

第1回国会 司法・治安及び地方制度連合委員会経済査察官の臨検検査等に関する法律案に関する小委員会 第1号(1947/10/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今皆樣の御推薦で小委員長の席を汚すことになつたのであります。本法案は実に重大法案でございまして、又委員の各位には先輩並びに有力なる委員諸氏が御列席でございますので、どうぞ御協力を得ましてその任務を盡したいと存じます。どうかよろしくお願いをいたします。尚次囘の委員会開会につきましては追つて御通知申上げることにいたします。それではこれを以ちまして散会いたします。    午後一時二十六分散会  出席者は左の通り。    委員長     山下 義信君    委員            伊藤  修君            齋  武雄君            吉川末次郎君    ……

第1回国会 司法・治安及び地方制度連合委員会経済査察官の臨検検査等に関する法律案に関する小委員会 第2号(1947/11/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から開會いたします。かねて小委員會に付託されてありまする經濟査察官の臨檢檢査等に關する法律案の御審議をお願いいたします。
【次の発言】 この際お諮りいたしますが、委員長の席を代理者に代つていただきたいことがありますので、委員長の指名いたします者に、假委員長になつて頂きましてよろしゆうございますか。
【次の発言】 それでは岡本君に委員長の席を代つていただくことにいたします。
【次の発言】 私は小さいことを一つ二つこの際伺つて置きたいと思うのであります。第一はこの法案が提出されまして我々小委員會に特に付託を受けたのでございますが、相當日籔が經つておるのであります。併し委……

第1回国会 司法・治安及び地方制度連合委員会経済査察官の臨検検査等に関する法律案に関する小委員会 第3号(1947/11/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から開会いたします。
【次の発言】 政府委員にお願いして置きますが、会期も余日が少うございますので成るべく努力をして頂きまして、資料の御提出をお願いいたしたいと存じます。
【次の発言】 先般本法案の憲法に関聯いたしまする解釈の問題につきまして、小委員長並びに鬼丸委員、岡本委員が関係方面と懇談いたしました事柄につきまして、概略は司法・治安連合委員会におきまして私より報告いたして置きましたのでありますが、尚この席で詳細本問題につきまして御報告を申上げたいと存じます。尚且つ政府の所見も特に懇談の形におきまして聽取いたしまする方が、審議の進行上便宜があると存じまするので、そ……

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第1号(1947/11/14、1期、緑風会)

○山下義信君 一二伺いたいと思うのでありますが、この警察制度の改革が段々と傳りまして、現在の警察官吏が相当動揺しておるのではないかと思うのであります。或いは政府の方で何かそれとなしに御通知でもお出しになつたことがございますか。例えば今の警察官で辞めたいと思う者があるならこの際申出ろ、今辞めればどうしてやるとか、こういう取扱いをしてやるとかいうようなことの御通知でも出ましたでしようか。下々の、殊に地方の警察官がいろいろと將來の自分たちの身の上で動揺しておる、辞めるなら今だというようなことを申しておる警察官があります。これは巡査階級などに殊に多いように見受けるのであります。それで現在の警察官が、こ……

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第5号(1947/11/20、1期、緑風会)

○山下義信君 では企画課長が見えておるようですから一つ伺つて置きますが、最近地方に、追放に処せられたような署長などが中心になりまして私立探偵社というようなものを段々設立しておりまして、いろいろそういう方面の仕事をやつておるようなふうでありますが、ああいうものはお許しになります方針でございますか。関聯しておりますので、御当局の御意向を承りたいと思います。
【次の発言】 ああいうものは、私思うのに、放つて置けばこれから沢山出るのではないかと思います。これは長所と欠点と両面あるのじやないかと思うのです。長所とすれば、こういう自治体警察、いわゆる民間警察なるものが、制度の上のものではなくして、民間の協……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 決算・鉱工業連合委員会 第2号(1948/04/14、1期、緑風会)

○山下義信君 この石炭廳の設置に伴いまして、地方の石炭局の機構も若干變つて参りますか。それから地方の石炭局の方には相當民間の人を採用するという御方針であるように承わつておるのでありますが、その人事の選考などは相當お進みになつて始りますかどうか、その點を承わりたいと思います。

第2回国会 決算・治安及び地方制度連合委員会 第1号(1948/05/28、1期、緑風会)

○山下義信君 いろいろ伺いたいことか沢山あるのでありますが、他の各委員の御質疑もあろうと思いますので、一つ二つ伺いまして、又機会を得た際、勉強をさせて頂きたいと思うのであります。取敢えず第一点は、この経済査察廳というものをお置きになる目的に関してであります。只今提案理由の御説明に、そのことにはもとよりお触れになつておいでになるのでありますが、要するところ、眼目は経済統制の励行の確保ということにあるようであります。その経済統制の励行の確保をするために、いろいろなお仕事をこの役所でなさろうとするのである。私が伺いたいと思うのは、経済統制の励行の確保は、この役所で十分できますかということでございます……

第2回国会 決算・治安及び地方制度連合委員会 第2号(1948/06/01、1期、緑風会)

○山下義信君 経済査察廳の在り方と申しますか、そういうものにつきまして、長官からの御意見を伺いたいと思います。どういうわけで安本長官が中央経済査察廳長官を兼任しなければ便利が惡いのか。これは提案の御説明の中に、表裏一体の関係があるから、密接な関係があるからと、こういうことをおつしやつたのでありますが、一方は企画廳、一方はいろいろ欠点を探り、只今も御説明があつて、それは分りましたが、一人が兼ねていなければ都合がなぜ悪いのか、先ずその点伺いたいと思います。御説明を聞きまして又お尋ねいたします。
【次の発言】 長官のなかなか名答弁で、この点は了承いたしましたが、表裏一体ということは、私には解せないの……

第2回国会 決算・治安及び地方制度連合委員会 第3号(1948/06/03、1期、緑風会)

○山下義信君 法務廳の政府委員も見えたようでありますので、関連いたしまして一括して質疑をさせて頂きたいと思いますが、如何でございますか。
【次の発言】 これは安本の政府委員に伺つておきます。念を押して置きますので、速記がございますので、速記に残して置きたいと思います。 経済査察廳は検察廳、警察等と不離一体の仕事をする官廳でありますから、私はこの官廳の行います事務は、非常に眞面目に厳格に行われなければならん官廳だと思う。時の政府の政策、政略というようなものに、この官廳の権限が重大なる影響を受くるがごときことがあつてはならんと考えますが、政府はこれに対してどう考えられまするか、これが第一点でござい……

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会 第1号(1948/03/29、1期、緑風会)

○山下義信君 総理の御出席があるように聞いておりましたが、総理に対する質疑は保留して置きまして、商工大臣に伺いたいと思います。この法案の持つておりまする意味は非常に重大でありまして、いろいろ質疑いたしたいことは多々あるのでございまするが、他の同僚議員諸君の御質疑もあろうと思いますので、私は極めて簡單に大体のことを伺つて置きたいと思います。  中小企業に対しまする、この場合では中小企業の振興対策ということになつておりますが、振興という意味でもよろしうございますし、その他の意味を持つておりましてもよろしうございますが、中小企業に対しまする現内閣の方針はどこにお置きになりますか。具体的に申しますと、……

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会打合会 第1号(1948/04/16、1期、緑風会)

○山下義信君 総理に質問をいたしまする前に、私共本案を審議いたしまするにつきましての、私共の考えを申上げて置きたいと思います。それは中小企業廳というこの程度の新らしい機構を作りますということは、考え方によりますというと、そう大きな問題ではないようにも思われるのでありますが、併しながら實は私共は、この法案に對しましては非常に重大に考えておるのであります。それはいろいろな面におきまして重大に考えておるわけなんでありますが、その一つといたしましては、この法案の取扱いの上におきまして、今囘新設せられまする中小企業廳というものがどういう仕事をするかという仕事の内容でございます。その内容が明瞭であるかない……

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会中小企業庁設置法案に関する小委員会 第1号(1948/05/20、1期、緑風会)

○山下義信君 これは私の意見でありましたが、この中小企業廰の任務は、これを徹底的に遂行して行くということになりますと、單に中小企業という分野のみに止まらずいたしまして、すべての企業を振興させるというところまで性格が及んでいるのではないかという點があるのであります。それが第一。且つ又中小企業というものは、すべての産業界において一小部分を占めるのに非ずして、中小企業ということは今後の日本のすべての企業の全部の名稱になる。つまり中小企業というものが九十九%までわが國の今後の企業状態にあるのではないかと考えますので、その意味から思いますれば、單に一部分の中小企業を取扱うという印象に非ずして、今後中小企……

第2回国会 決算委員会特殊物件小委員会 第閉会後2号(1948/10/06、1期、日本社会党)

○山下義信君 中國視察班の報告を申上げます。前回吉川委員から概略の報告がありましたそうでございまして、詳細な報告は別に報告書に纒めまして委員長の手許に提出をいたしますので、詳しくは報告書によつて御了承を仰ぎたいと存ずるのでございます。その重点的なところを取出しましてここで概略申上げたいと存じます。今回視察いたしました山口縣並びに廣島縣、この両縣につきましてはすでに御承知のごとくでございますが、一應何故山口縣、廣島縣を中國班が選定いたしましたかという理由を申上げますと、山口縣は地域的に軍関係の施設が非常に多くございまして、特に岩國、光、徳山、防府をそれぞれ中心といたしました各地には燃料廠或いは工……

第2回国会 厚生委員会社会事業振興に関する小委員会 第1号(1948/03/29、1期、緑風会)

○山下義信君 選擧は投票を省略し選擧管理者の指名によるの動議を提出いたします。
【次の発言】 副小委員長の互選は次會に延期し、本日はこの程度で散會するの動議を提出いたします。

第2回国会 司法・厚生連合委員会 第1号(1948/07/02、1期、緑風会)

○山下義信君 少年法と兒童福祉法との関係につきましては、先程厚生委員長がすでにお述べになりましたので、自分としては省略いたしますが、この二大法典の重大なる関係の点につきまして、関係各位に多大の御心配を頂きましたことは、本員の誠に感謝に堪えないところでございます。この両法案の関係につきましては、御承知のごとく、すでに國会の意思が決定いたしてあるのでございまして、それは歴々として速記録に残つておりますることは、申上げるまでもございません。少年法を御提案になりまして、その点常常に私共も心配いたしたのでございますが、正誤表の御配付を受けまして、実に大いに安堵いたしておるのでございます。  多くは厚生委……

第2回国会 内閣総理大臣の指名両院協議会協議委員正副議長互選会 第1号(1948/02/23、1期、緑風会)

○山下義信君 正副議長の選舉は選舉の手續を省略いたしまして、座長の指名の動議を提出いたします。


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 厚生委員会社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会 第閉会後1号(1949/10/04、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から社会事業團体及び施設の整備に関する小委員会を開会いたします。小委員会におきましては、社会保障制度調査の一環といたしまして、社会事業関係の團体及び施設の將來の在り方を中心といたしまして、それらに関連いたしまする当面の諸問題の調査を目的とするものでありますが、この際、かねて新聞紙に報道せられまして、関係者の間に相当大きな衝撃を與えました、いわゆる愛兒の家事件につきまして、当小委員会はその眞相の調査をいたすことに相成りましたので、本日は先ず厚生專門員室におきまして、この問題の調査に当つて頂きました、その第一回の報告をこの際委員会といたしまして聽取することにいたしたいと……

第5回国会 厚生委員会社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会 第閉会後2号(1949/10/11、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより開会いたします。前回に引続きまして、社会事業團体資金造成に関する事件の調査を引続き行います。本日は参考人として田邊武雄君に重ねて出席をお願いしておりますので、田邊君から関係事項につきまして聽取することにいたします。  委員長から田邊さんに伺いますが、田邊さんは社会事業との御関係はこの問題の以前に何かございましたでしようか。
【次の発言】 別に他の社会事業團体の役員などにおなりになつたり、又施設等に直接御関係になつたことはないのですね。
【次の発言】 佛立宗との関係は只今なり、前回にも伺つてのでございますが、あなたは佛立宗の何と申しますか、いわゆる信徒代表のような……

第5回国会 厚生委員会社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会 第閉会後3号(1949/10/24、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より開会いたします。本日は本小委員会の調査事項として休会中継続審査いたしました愛兒の家事件に関しまする調査を終結いたしまして、厚生委員会の方に報告いたしたいと存じますので、この際委員の各位から本調査に関しまする御所見を承つておきたいと存じます。
【次の発言】 最後に文部省の篠原宗務課長の答弁を願います。
【次の発言】 休会も本日で終了いたしますので、小委員会はこの程度で閉じたいと存じますが、小委員会の報告はどういうふうに取計らいましようか。
【次の発言】 草葉委員の御意見に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。尚先刻草葉委員から第六国会において……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 厚生委員会社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会 第1号(1949/11/10、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これにより開会いたします。本日は前回懸案になつておりました諸問題につきまして、政府当局との間の質疑を始めることにいたします。
【次の発言】 この際委員各位に申上げておきますが、葛西次官は三時前に他に公務がありまして離席されますから、それまでに次官に御質疑がある方はお願いいたします。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記を止めて……
【次の発言】 速記を始めて……
【次の発言】 只今の草葉委員の御提案の秘密会に御異議ございませんか。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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