このページでは加藤武徳参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。
○加藤武徳君 只今議題となりました彈劾裁判所裁半員及び同予備員の補欠選挙につきましては、成規の手続を省略して、議長指名とすることとなし、尚、予備員の職務を行う順序も議長に一任するの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今議題となりました皇室会議の予備議員の補欠選挙につきましては、成規の手続を省略して、議長指名とすることとなし、尚その職務を行う順序も議長に一任するの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今議題となりました、皇室経済会議予備議員の補欠選挙につきましては、成規の手続を省略して議長指名とすることとなし、尚その職務を行う順序も議長に一任するの動議を提出いたします。
○加藤武徳君 彈劾裁判所裁判員の選挙は成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。
○加藤武徳君 私は只今の小笠原君の動議に賛成いたします。(「反対」と呼ぶ者あり)
○加藤武徳君 私は只今の奥君の動議に賛成いたします。
○加藤武徳君 只今議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、議院運営委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。 本法律案は、一般職及び特別職の職員の給与の改訂に伴い、国会議員及びその秘書に支給する歳費及び給料を改訂すると共に、期末手当及び勤勉手当の制度を設けるため、衆議院から提出されたものであります。本案の主な内容を申上げますると、国会議員の歳費については、議長は現行月額八万円を十一万円に、副議長は同じく六万四千円を八万八千円に、議員は同じく五万七千円を七万八千円に、又これらの秘書の給料については現行月額一万五千円を一万九千二百……
○加藤武徳君 今の閉会中に御死亡なさつた場合には哀悼演説をやらないという前例はございませんか。
○加藤武徳君 中村委員の御意見でありますが、そういう先例があつたなら別でありまして、我々新らしい委員はそういう先例は十分承知をいたしておらないのです。併し理論的に物を判断して見ますと、委員会に付託されて審議中の事項を俄かに本会議に持ち出して結論をつけるということは、常任委員会を設置しておる本旨に戻るのじやないかと思います。こう私は思いますので、常任委員会で審議を継続しておるものについて、常任委員会の決議を経ず直ちに本会議に出すことは私は反対の意見を持つております。
【次の発言】 当委員会の委員であり、同時に運輸委員会の委員である先程の鈴木委員の御発言があつたのであります。少くとも鈴木委員の御発……
○加藤武徳君 この点につきましては一応保留ということになつたのですから、各会派において御相談なさることに……。
○加藤武徳君 これまでの質疑応答は本委員会の使命より相当逸脱したように考えられるのですが、官房長官も御貴重なる時間を割いて御出席願つておるのでありますから、約束の十一時半も次第に近付いておりますので、本論につきましての質疑応答をお願いいたします。
【次の発言】 本論につきましての若干本委員会の使命より逸脱した質疑応答が繰返されておりますので、本委員会の使命に副う質疑応答に持つて行くように委員長としてお願いします。
【次の発言】 やや同感の点がございますね。
○加藤武徳君 今の中村君の御発言のように、政府の申入にもあるのでございますから、二十四日に施政演説をやらなくなるという前提で議論をせずに、十四日にやるんだという線で決めて置いたらいいじやないかと思いますから、私は中村君の意見に賛成いたします。
○加藤武徳君 只今の中村君の発言のごとく、各会派の地方行政常任委員会の委員がこの決議案に賛成をしておることでございまするし、決議案の上程につきましては勿論私は異論はございまん。ただ併し上程の時期につきましては、これは将来この委員会で決定すべきであつて、只今の大隈君の発言のごとく私は、予算案との関連もございまするし、予算案の審議と併行するか、或いはその後に決議案を上程するのが正しいと、こういう工合に考えまして、大隈君の御意見を支持いたします。
○加藤武徳君 只今佐々木君から、第一回のアジア競技大会へ日本代表選手団派遣に関する決議案につきまして御発言がございましたが、この決議案の発議者の一人といたしまして、簡單に模様を御報告いたしたいと思いますが、来年の三月にインドの首都のニユーデリーでここに書いてありますアジア競技大会が開催されることになつております。で、各会派の代表者のかたがたの発議に相成つておるように考えておりますが、なおこの決議案の内容の所管常任委員会でありまする文部委員会委員長並びに理事のかたがたが発議者となつております。簡單に申上げます。
○加藤武徳君 私丁度席を外しておりまして大変恐縮でございましたが、今の千葉委員の御発言はどうなんでございましようか。
【次の発言】 只今の千葉君の発言に関連しまして一言だけ私申上げたいと思うのでありますが、千葉君の御意見を承わつておりますと、法律案の発議権は、あたかも政府のみにあつて、政府から発議された法律案のみが我々の審議対象のごとき印象を受けたのでありますが、勿論我々にも法律案の発議権があるわけであります。これより一歩先んじて、政府に先んじてこの委員会で給與に関する法律案を立案して本院に上程しておるならば只今のような御発言もなかつたのじやないか、私は只今の御意見中、あたかも政府にのみ法律案……
○加藤武徳君 時間がどの程度の休憩でございましようか。その点を確めて置きたいと思います。あなたの動議は時間が含まれておりますか。
【次の発言】 当委員会に一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案と、国家公務員に対する年末手当の支給に関する法律案の両法律案が付託されておるんでありますが、両法律案を一括し質疑応答を開始いたしまする動議を提出いたします。
【次の発言】 動議の御採決をお願いいたします。
【次の発言】 動議が成立しております。動議の採決を願います。(「採決採決」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 動議の採決をお願いいたします。
○加藤武徳君 只今推薦期日をきめましたらどうですか。
○加藤武徳君 ですから現在まで客観情勢の変化しない限りという……。
【次の発言】 先に日取りを大体きめた上において……。
【次の発言】 会期は……。
【次の発言】 先ほどの小笠原君の意見は、私は一応尤もと思いますが、併し九月上旬に講和会議というものがございますが、各会派の質問の時間と併せて会期の決定をする、御意見を出して頂きたい。
○加藤武徳君 いろいろ議論がありますが、社会党のかたも言つておられますが、要すれば語呂から出たのですよ、問題は。講和会議の吹に平和條約会議とあるから、そこが問題なので、ずつと読んだときにそういう感じがするのだろうと思います。そうして話を聞いてみれば大した意味はなかつたというようなことでありますから、やはりこういう、式辞というものは、そういうふうに意味が二つに分かれておるのじやないかと思う表現につきましては、やめたほうがいいのじやないかと思います。講和会議がいいか、平和條約会議がいいかわかりませんが、その点は一つ語呂を統一するように委員長でおきめ願いたい。ここでいろいろ御議論を聞いてわかつておる……
○加藤武徳君 この規則の改正案に ついての理事会の決定は自党の、我が党の理事はこれは一名も出ておらないときに結論が出ておるのです。私の方は鈴木君と愛知君が理事なんだが、二名とも理事会には出ておらない。その理事会で決定をされております。(「自由党が委員長不信任か」と呼ぶ者あり)そうじやないのだ。委員長は委員長として勿論出ておりますが、併し理事は一名も出ておらない理事会でこの規則の改正案は議運へ持込もうという結論は出ておる。 それから中村君の発言で、この議運でこの規則の改正案の上程を満場一致決定した。又発議は全員で発議をしようという満場一致の決定があつたとこういう発言ですが、速記録を調べており……
○加藤武徳君 この前の例は五百三十分であつたが、十分多くなつたのはどういう……。
○加藤武徳君 たまたま私は委員長が欠けておりましたので、委員長の指名を受けた理事といたしまして只今委員部長から報告のございましたようなあの件について決定をしたわけでありますが、派遣要求の目的が今朗読されたように、新らしい給與法はすでに実施されているのです。ところが法律には五つの段階を設けて、二割五分、二割、一割五分、一割、五分、この五つの段階を設けた地域給を支給するのだという法律になつているにかかわらず、今までは三段階でありましたのを機械的に五分ずつ引下げて二割五分、一割五分、五分、この三つの段階しかないわけです。これをどうしても五つに直さなくちやいけない。で、只今政府が措置をとろうというよう……
○加藤武徳君 今日決議案が出ますと、委員会の審査省略をお願いしなければならんと思いますが……。
○加藤武徳君 只今の議事部長の説明のように、羽仁五郎さんの場合は国会法の三十九条の但書の問題で承認を与えられなかつたというのではなくて、全然別個の問題ですから、先ほどの中村君の御発言、或いは小笠原君の御発言のごとく、全然ケースが違うと思うのです。ですからこの問題は一応切り離して、今回は同意を与えるということにいたしたいと思います。
○加藤武徳君 私は自由党を代表いたしまして本案に賛成をいたすものでございます。なお賛成の詳細な理由につきまして川は本会議におきまする討論に讓りたいと考えております。
○加藤武徳君 昨年の暮に我々は新らしい給與法を議決いたしましたし、又これがすでに実施をされているのでありますが、この新らしい給與法に基きまして、旧法から新法への切替えの際の号俸の調整につきましては、幾多の不合理な面があり、又矛盾を含んでいるということは、この委員会で同僚委員からもしばしば指摘をされた点でありますし、又政府もこれに対しましては、十分な不合理や矛盾をなくするための努力をする、或いは善処したいというような答弁も得ているのでありますが、この矛盾や不合理をなくします具体相な措置といたしましては、或いは給與額の調整の方法によるというようなことも考えられますし、或いは新らしい給與法に盛込みま……
○理事(加藤武徳君) それでは只今から会議を開きます。前回のこの委員会のあとの懇談会で、この委員会から議員を派遣する日程なり、或いは派遣議員につきまして協議をしたのでありまするが、大体の案ができておりまするので、専門員のほうから御説明を一つ聞いて頂きたいと思います。
【次の発言】 只今の千葉委員の発言に御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさように決しまして、委員長のほうで、只今の出張につきましては、関係の常任委員会とも連絡をして、そうしてこの委員会の決定が貫き得るように措置をしたいと、こういうふうに思います。
【次の発言】 只今大蔵省からは磯田給與課長が出席されておりますから、御質問のあ……
○加藤武徳君 只今の千葉君の動議のうち私若干はつきりしない点があるのでありまするが、地域給の現在支給されておる都市や、更に支給される可能性のある都市から全部資料をとろうとこういう御意見でございますか。
【次の発言】 本委員会に付託されておる二十幾つかの請願陳情につきまして、資料の不備な点は補完をせしめるような努力をしようということで結論を出そう、こういう御発言なんでございますね。
【次の発言】 只今のような御趣旨ならば別に異論はございません。
○加藤武徳君 若干質的には異つた点がございまするが、質問の内容につきまして、両者に関連する点もございまするので、一括の上程をお願いいたします。
【次の発言】 私は前回、前々回の本委員会におきまして、恩給法と、災害補償法案との関係、或いはこの災害補償法案が、一般職のみによつて利用せられて、特別職には適用されないというような問題、更に福祉施設等につきましての質問をいたしたのでありまするが、本日は、やや細部に亘るとは考えまするが、二三の質問をいたしたいと考えております。
質問の第一点は、補償法案の第十二条、休業補償、この規定を中心にいたしまして、第四条の平均給与額との関係、これにつきましての質問を……
○加藤武徳君 自由党は本法律案に賛成をいたします。賛成の理由は省略いたします。
【次の発言】 一言私、申述べたいと思うのでありまするが、第九国会におきまする給与法の委員長報告の際に、我が党内におきまして若干異論を挾む者がないでもなかつたのであります。私は必ずしもそうは思わなかつたのでありまするが、或いは委員長の私見が委員長報告の内容に盛られたのではないかという疑いがあつたやに私は記憶しておるのであります。この点第九国会におきまするような疑いを起さないように御処置を下さいますようお願いを申上げます。
【次の発言】 只今千葉君から委員会休憩の動議がございましたが、私は只今の千葉君の動議に反対いたし……
○加藤武徳君 千葉君から只今動議が出たようでありまするが、直接岡崎官房長官に面接しての出席要求ではなくて、間接の出席要求であつたように私も理解をしておるのですが、人の口から口に伝えられたために若干誤つておる点があるという工合に私は了解をするのです。官房長官が、この災害補償法がおれに全然関係のない法律だというような見解を持つておるとは到底考えられないのですし、それから仮に何らかの事故で出席できなかつたとしても、より一層この法案について勉強しておる他の政府委員が出席しておるので、今日は差支えるというような何かの事故があつたかも知らんが、仮にそういう事故があつたとしても、官房長官としては、この法案が……
○加藤武徳君 只今の千葉君の質問と若干関連がありまする問題を質問いたしたいと思います。只今の千葉君の御質問の電通その他の企業団体における現業職員に対しまする特別俸給表の設定につきましては、私もたびたび従業員組合の諸君その他から意見を聞いておりまして、他の非現業の一般職員とは相当異なつた性格を持つておるということは十分了承できるのでありまするが、この特別俸給表の設定の前に、私幸い官房副長官の御出席なんで、若し御承知なら伺いたいという工合に考えるのでありますが、鉄道の公共企業体と同じように、この事業官庁を公共企業体に切替えられるための研究が政府内部において進められておりまするかどうか。この点が若し……
○加藤武徳君 衆議院のほうが先にやりたいという話もございましようが、衆議院は定例の本会議はいつも午後になつておりますし、私のほうはいつも午前でございますから、明日質問をやりますにいたしましても、我々のほうは午前にやると、こういうふうにいたして頂きたいと思います。ただできれば先ほど鈴木君のお話のように若干時間が延びたら午後に廻つても止むを得ないと考えます。
【次の発言】 我が党から縷々お願いをしておるのですが、是非あすのうちに質問を打切つてもらいたいという我が党の強い希望です。で先ほど鈴木さんから御発言がありました午前やるか午後やるかの問題ですが、油井君のお話もございましたように、衆議院との話合……
○加藤武徳君 本日まで電気と引揚と選挙の三つの特別委員会があるわけでありまするが、今までのこの三つの委員会につきましては、今日の議運の議に供して頂いて、一応お話し願いたい。こういう工合に考えております。
【次の発言】 先ほどの小笠原君の発言のように、決定をいたしました三つの特別委員会の委員の数等も、新しく検討せられまする両條約の特別委員会に持つて行くか、或いは外務委員会を拡充するかという問題もございますので、この数は一応今日は保留して頂きたいと考えます。
【次の発言】 構成の点もある。二十名或いは二十五名、三十名という点については一応……。
○加藤武徳君 委員会は審査省略だけで内容については……。
○理事(加藤武徳君) それでは只今から会議を開きます。 我々のこの委員会、十一国会が閉会せられまして、国家公務員の給与に関しまする案件が継続調査として付託されておつたのですが、短期間の十一国会の明けました現在において、引続きこの案件が我々の委員会の継続調査の案件になつておるのでありまして、この国家公務員の給与に関しまする件は、先般人事院がたしか二十日かと思いましたが、国会と内閣に対しまして新給与の勧告があつたようでありまして、これらの内容等につきまして今日は議題にしたい、こういう工合に考えます。 なお人事院からは山下人事官がお見えになつております。如何でしようか、山下人事官から新給与の勧告……
○加藤武徳君 今までの例もございまするが、大体前例通りに一つやらして頂いてはどうでしよう。ただ自由党は今までは棄権をいたしておりましたが、今回は第一にやらして頂きたい、かように思います。
【次の発言】 私前例通りと申しましたが、前例は大会派順という、こういう考え方で前例が作られておりましたので、前例通りということで、我々が第一陣を承わらして頂くようにして御了解願いたいと思います。
【次の発言】 前例は、これはもう大会派の順位というのが前例であつて、今まで我々のほうはたびたび棄権はいたしておりましたが、今回は原則通り大会派の順において一つおきめを願いたいと思います。
○加藤武徳君 只今の小委員の問題も理事会に任されました各会派に対する常任委員の割当の問題も関連がありますので、この十三も併せて理事会で検討せられる、こういうように一つお願いいたしたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 今中村君の御発言は自由党三、緑風三、あと全部一ということですか。
【次の発言】 我々も会派に十分この点相談をしておらないわけなので、仮に数を殖やすというような問題になりますと、当然国会法の改正の問題にも話か発展するわけですから、(「関係ない」と呼ぶ者あり)私はこの点やはり議員の控室に関しても今日結論を出さなくちやいけないのですから、今は委員会としてはやはり理事……
○加藤武徳君 前の運営委員会におきまして、我が党は第一順位の発言を主張して参つたのでありまするが、結論に至らなかつたのでありますが、会派に持帰りましていろいろ相談をいたしましたが、やはり我が党で第一番にやらしてもらいたい、こういうことになつたのであります。理由等につきましてはこの前詳細に申上げておりますし、ここでは省略いたしたいと思いますが、是非第一党の我が党に御承認を願いたいと思います。
【次の発言】 極めて謙虚な小笠原君の御発言に感謝をするのでありまするが、前々から主張いたしておりまするごとく、政府と與党はこれは表裏の関係ではございまするが、必ずしも一体ではないのでございまして、今までたま……
○加藤武徳君 今小笠原君の発言中、理事会における取きめという表現がありましたが、理事会におきましては、理事会は多数決によるものではなくて、満場一致の結論が理事会の結論ということになるのでありまして、理事会におきましては満場一致の結論は出ておらないのであります。現に我が党が理事会におきましては、今の結論に対しましては反対をして参つておるのであります。それから小笠原君の発言の第三番目の特別委員会の委員長の各会派に対しまする割当といたしまして、只今の発言は今までございました電力、引揚、選挙、それに両條約に関しまする特別委員会、この四つをきめて、そうしてその順序は社会、緑風、民主、自由、こういう表現で……
○加藤武徳君 これは官房長官が出席されればおのずからわかることと思いまするが、事務当局でお調べになられた模様を簡単にお伺いいたしたいと思いますが、午後二時十分に本会議が開かれたようでありますが、本会議がいつ終了したのか。又厚生大臣の文書の回答の中にございます、いわゆる重要閣議は果していつ開かれたか。本会議終了から、重要閣議が開かれる間に、どの程度の時間の余裕があつたか、或いは引続き開かれたのか、この点がおわかりでございましようか。若しおわかりなら御説明願いたいと思います。
【次の発言】 我々この際二十分待つのも大変ですし、先ほど小笠原君の官房長官出席の要求がございましたが、今この経過の説明を受……
○加藤武徳君 水橋君の御発言もございましたが、これは政府なり或いは総理、大蔵大臣の都合もあることと思いますので、ここで一応議運の結論として出しておきたいと思います。明日にも迫つておることですし、会議で変更しなければならんという事態が起りますことはこれは困りますので、どうでしようか、事務当局からその点を質してもらつて、若し午前でも差支えないと、こういうことなら皆さんの意見がそういう工合ですから、私どももそれでいいと思います。
【次の発言】 僕が考慮しますのは、條約に関しまする特別委員会等へ総理が出席しなければならんというようなことが出て来るんじやないか、こういう点なんでありまして、仮に政府が明日……
○加藤武徳君 只今事務総長の報告された三件につきまして、緊急質問の要求があつたということで了承いたしまして、その取扱につきましては昨日の議運の決定通りやつて頂きたいと思います。
○加藤武徳君 五件の緊急質問については、前の五つにつきましては、十八日並びに十九日のこの委員会におきまして、大蔵大臣の財政演説に対しまする二日間に亘る総体質問の結果検討するということで保留になつているのでありますが、我々の見解といたしましては、この大部分がこの総体質問で盡されているという工合に一応考えまするが、要求を出しておられまする会派から御意見を伺いたいと、かように考えます。
【次の発言】 緊急質問については、緊急性の有無に関してはその会派の自主的な決定に任すという一応の取りきめをいたしまして、これが前例になつておりまするので、私のほうは緊急性がないということを殊更に強く強調するものではな……
○加藤武徳君 先ほどの両委員長の御発言でございまするが、私この点に関しましては、前の委員会で我々の意見としても若干……我々の考えとしても若干異論があると、こういうことも申上げたのでありまするが、中村君の御発言の内容も一応は我々としても了解できるのであります。特に只今公共企業体労働関係法の調査を担当しておられまする労働委員会としては、或る程度御要望に副いたいという気持もあるのでありますが、併し今回の専売裁定は純粹に労働問題ではないのでありまして、大蔵委員長の御発言のように、経理内容に関する主として金融財政の問題なのでございます。この点ともう一つは大蔵委員会が専売公社を所管なすつていらつしやる、こ……
○加藤武徳君 緊急質問は勿論緊急性がないといけないと思いますが、まだあと六日あるわけであります。どうなんでございましようか、緊急質問については、勿論各派においてやはり緊急性がおありでございましようね。念のために……。
【次の発言】 近い機会における定例の本会議が開かれた場合ということで、十一月五日と、こういう工合に了解してよろしうございましようね。
【次の発言】 緊急質問については再検討する必要があるとかねて考えておりましたが、菊川君の言われるような場合には緊急質問の要があると思いますから、その点は緊急質問とするように私はお取計らいを願いたいと思います。
○加藤武徳君 緊急質問につきまして、この間千葉君がおやりになつたと思いますが、更に不十分な点があるから緊急質問を行うというような御意見でございますね。
【次の発言】 たまたま今鈴木委員からも発言がございましたので、私は根本的な問題について今ここで掘下げて論議しようという気持はないのでありますが、質問の本旨は書面質問が私は本来だろうと思うのでありまして、これで論旨が盡されない場合において初めて質問を行うということ、更に緊急性の有無、この二つのことが本会議における緊急質問の理由だろうと思います。なおこの点につきましては、他の機会に緊急性の有無の判断の問題、それから今の書面質問を原則とするという問題……
○加藤武徳君 今までの慣例といたしまして、決議案なり、或いはその他の案件の委員会の審査省略は、各会派揃つて発議者に参加している場合のみ委員会の審査省略を認めて来ておるのでありますが、只今の飯島君ほか二十四名という、この会派別の発議者の割合、これをお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 只今私申上げましたように、この運営委員会で審議をいたしまする内容は、決議案の内容に関することではなくて、議に供せられたように、委員会の審査省略を認めるかどうか、いわゆる審査省略の要求案件について可否を決するのでありまして、前例に従いますると、申上げましたように各会派揃つて、特に所管の常任委員会の委員の大部分が……
○加藤武徳君 この機会に私のほうから皆さんに一言お断わりを申上げたいのですが、今日の本会議で御報告になりますルース台風のための第二班のメンバーとしまして我が党から一名加わることに相成つておつたのでありますが、我が党から加わりまする予定の議員が出発直前に一身上の事故でどうしても参加できなくなりまして、たまたま同行されます民主党の岩男議員には電話で直前に詳細にお詑びをしておつたのでありまするが、参加できませんでしたことを代りまして御了承をお願い申上げる次第であります。
○加藤武徳君 只今の社会保障制度推進に関しまする委員会審査省略の決議案につきまして、これは小委員会の仕事でありましようが、例えば今日の本会議に上程してほしいというような希望はありませんですか。
○加藤武徳君 会期の件につきましては、今日を含めまして余すところ五日しかないわけでありまして、只今小笠原君の危惧なさいましたと同じような危惧を我々としても持つているわけでありまして、やや早手廻しのような感はございますが、各常任委員長の御意見を議長において御聴取願いたいという希望を我々は持つているわけであります。ただその時期につきましては、議長にお任せをいたしまして、もうすでに今日は十時から両條約の特別委員会、内閣の連合委員会、これも開かれているようでありまするから、今直ちにおいで願うということは、その委員会の議事の進行にも支障がある場合もあり得るのでありまして、その時期等におきましては議長に御……
○加藤武徳君 只今二つの交渉団体が届けられまして、そのあとの措置でございますが、議席の変更とか、或いは第四控室の共管の問題とか、或いは常任委員会、特別委員会の委員長についてのお諮りがございましたが、その他の問題につきまして、或いは何らかの措置が要るということが起りました場合においても、本会期がすでに余すところ日も少くなりましたので、本会期中に摩擦を生ずるようなことは避けまして、若し根本的な必要がございますれば、次の通常国会に入りまする前に根本的に御相談申上げたいと、かように考ております。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私は小委員会におきまして縷々発言をいたしましたように、今回のこの……
○加藤武徳君 採決の前に変つたものもあるしね。
○加藤武徳君 小笠原君の只今の御発言は、各常任委員会の審議の状況を聴取して、そうしてその当然の結論として会期の問題をどういう工合にするか、この問題に及ばなくちやいかんのじやないかという御考慮があるところの発言も含まれておつたのじやないかと、こういうふうに考えるわけでございますが、水産委員長、それから電力特別委員長も御出席下さつておるようですから、この件を先にして頂きまして、そのあとでこの委員会の審議の模様についてやつて頂きたいと思います。
○加藤武徳君 先ほどから官房長官は他の委員会に出席の時間も来ておられるし、特に両条約に関する特別委員会は恐らく官房長官の出席を待つていると思うのです。千葉君の只今の発言でありまするが、この件に関しましては去る八日のこの委員会において菅野副長官が成るほど一月現在の切替は八千五十八円、その後一月、三月、六月の三回の定期昇給、並びに新らしく設けられた特別昇給の方法等、相当の昇給があつたのであつて、大体八千五百円程度という答弁もあつたわけでして、従つて今度のベースは約一万円、一万六十二円という答弁もあつたわけですから、この問題に深入りをして論議していると、官房長官もますますここに席を落付けざるを得なく……
○加藤武徳君 私もこの機会に私の調査いたしました地区につきましての御報告をいたしたいと思います。国家公務員の給与問題につきまして、主として勤務地手当の支給地区分の問題、これにつきまして、私は北九州の福岡、佐賀、長崎の三県の調査を行なつたのでありますが、これにつきまして簡単に御報告申上げて置きます。 給与問題、特に勤務地手当の問題につきましては、各地方においても非常な関心を持つておられることは、いま千葉委員が御報告された通りでありまして、特に勤務地手当の支給地区分の問題は長い間の懸案でありまするし、先に五月の十七日人事院から勧告が出ておるのでありまするが、各地方で熱心に討議が行われていまして、……
○加藤武徳君 本法案の遅れました理由等につきましては、若干異論等もあるようでありまするが、いずれにしても官房長官、こうやつて本日提案理由の説明の御準備もなすつたのでありますから、今日これから提案理由の説明を伺いたい、このように考えるわけであります。
【次の発言】 私先ほど申上げましたように、公聴会の開催日は法案の審議全体の計画と睨み合せなければいかんということを繰返して申上げたのでありますが、十六日に公聴会を開くということで、これは一応了承いたしまするが、やはりこれをスケジユールに織込むということをここで確認して頂きたい、こういうふうに考えるわけです。
○加藤武徳君 只今官房長官から発言もありましたので、勿論午後は委員会を続行しなければいかんわけでありますから、手の空き次第官房長官にもこの委員会に御出席願うことにいたしまして、御出席のないときは副長官もおられますから、副長官等の質問を続行して、副長官で答えられない点等につきましては、官房長官の出席の機会に御答弁願うということにして御進行願います。
【次の発言】 委員長一任。
○加藤武徳君 官房長官は今本会議に御出席中だと思うのですが、幸い菅野副長官も來ておられますし、それから人事院から佐藤総長以下皆さんおいでになり、それから大蔵省から給与局長がお見えのようですし、なお内閣からは審議室からもお見えのようですから、官房長官に是非質問しなくちやいかんという点はあとに廻されて、御出席のおかたがたに質問していいものはここで質問をして頂こうじやありませんか。特に我々は一時までは使えるのですが、一時から三時まではこの部屋が使えないそうですから、これから一時間質問を続行されたら如何ですか。
○加藤武徳君 私只今森崎委員の御発言のようにこの委員会に付託されておりまする法案の質問を今日打切ることに関しては異論はございませんです。ただ只今のお話の大蔵大臣の出席に関しましては先ほど來のお互いの話合い等もあるわけでありまして、明朝の仮に十時に委員会を開くといたしましても、これは明日は本会議が開かれることになつておりまするし、本会議に法人税法なり或いは所得税法が上程されますると、大蔵大臣は本会議に御出席にならなくちやいかんし、お互いに本会議優先の原則をはつきり打出していることでもありますし、この委員会に出席を求めるということは十時であつては極めて困難である。このように判断いたしまするので我々……
○加藤武徳君 委員長、議事進行に関して……。
【次の発言】 委員長、議事進行に関しまして……。
【次の発言】 議事進行に関しましてちよつと……。今御発言の最中ですが……。
【次の発言】 そうですか。私は例の件を委員長御相談願えればいいと思つたのですが……。
【次の発言】 丁度私はそれを、千葉君の御発言の最中に例の件が問題になると、却つて千葉君の御発言の邪魔になりはせんかと、こういう私の気持から議事進行に関してのお計らいを願いたいと思うのですが……。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて……。
○加藤武徳君 御承知のように請願が採択されますと、これは請願代表者に、あなたの請願は採択されました、こういう通知書が事務的に発せられるわけなんですが、給与に関しまする法律は願意と異つた法律で、これを議決いたしまして、そうして請願者には請願の趣旨が採択されたという通知が参りまする、この間の矛盾も考えられるわけですし、それから千葉君の御意見のように、お互いが、この国会で一昨日まで法律案を審議しまして結論を出したわけでありまして、願意に関しましては私は反対するものではなく、人事院の勧告は当然尊重さるべきでありまするし、又公務員のベースに関しましては只今の請願のように一万二千円が必要であるという考え方……
○加藤武徳君 自由党の説明というお言葉でございまするが、自由党の、昨日議運の理事会において、一理事として加わりまして、この案の作成に参加をいたした一人であります。特に只今議運のみを御指摘になられたようでありまするが、我々の、少くも私の考えといたしましては、事務局の出しましたこの資料、この資料は昨日の理事会に回付せられました半ぴらと、あと二枚続きの第二枚目の常任委員割当計算の基礎(二)、これであります。私は事務局の提出せられましたこの資料、これが最も正しい、このように判断をしてそうしてこのことを主張したのであります。この資料は事務局から重ねて説明があるかとも思いますが、百二十名を先ず割当てまして……
○加藤武徳君 私は質問の順序に関しては、今までの慣例とか、或いは衆議院でやつておられる方法、こういうものを一応別にして考えまして、こういう意見を持つておるのであります。成るほど討論に関しては反対、賛成、反対、賛成、こういう討論の順序で、従つて與党、野党の色彩が極めて濃厚に現われて来るのですが、国務大臣の演説に対しまする質問は、與党、野党の色彩は余り濃厚に出るべき筋ではなくて、従つて特に衆議院と異なり、では大会派の順序という慣例を一つお作りを願いたい、こういう見解を持つのであります。
【次の発言】 緑風会の立場もよくわかるし、それから前の委員会で検討された点もわかるのですが、與党か野党かというよ……
○加藤武徳君 中村君の御発言のように、常に国会の初めに順位の問題に関して論議がされるのですが、私は一昨日の運営委員会で、参議院は今までの先例なり、或いは衆議院のやり方、これは一応別にして、大会派順に質問をやろう、討論とは違うのでありまするからして、そういう慣例をこの機会に打立てて頂きたい。こういう提案をしたのですが、これが容れられなかつたわけです。中村君の御発言もございますので、でき得べくんばこの国会のうちに、次の国会に臨む順位について根本的に一回相談をするような機会を持つ、こういうことで御了承を願えんだろうかということです。
【次の発言】 私の提案は、それは皆さんの御了承を願えなかつたわけで……
○加藤武徳君 只今の事務総長の説明のように、この委員会で審議するかどうかをまず審議をして、その結果によつて官房長官の説明をこの委員会で聞くことになるかもしれない。このように了解するのですが、私は人事委員会からの申入れ、これは人事委員会としての決定でなしに、人事委員長個人の御意見かもしれませんが、一応の理由はあるとは思いまするが、第四回国会の先例ではなく第一回国会の先例のごとく、やはりこの運営委員会でこの問題を審議するというのが私はよろしいのじやないか、そういうような工合に考えております。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○加藤武徳君 私は矢嶋君の発言に大体同調できると思うのですが、併しながら根本的に小笠原君の発言のように緊急質問の、例えば緊急性の有無とか件名の今日来ておるものをどのように調整するか、こういう問題については中村君の御発言と同じように、私はこの次の機会までにお互い相談願つて十分検討を加えて頂きたい、このように考えておるわけです。
それから先ほど安井君から発言をいたしましたように全く同じ件名も出ておるようでありますから、できれば七つを一括議題に供して、この点で話合いがつけば引続いてやりたい、こういうように考えておるわけであります。
【次の発言】 我々の会派も全く賛成でございます。ただ、今引揚委員会……
○加藤武徳君 行政協定の性格については、各党会派の全体がまだ一本になつておらないと思います。従つて、政府が先ほど見解を表明いたしました、憲法の七十二条によつて国会に報告する報告を我々は受げるといたしましても、小笠原君なり或いは兼岩君の御発言のように、このことによつて行政協定の性格の決定を参議院がしたのではないのだ、こういう了解で私は政府側の報告を聞きたい、かように考えます。
【次の発言】 小笠原君の第一の点は、これは異存ございません。従つて、質問等について具体的な相談を進めたいというふうに考えます。ただ第二の外務委員会に付託するという点では、これは付託し得るかどうか、性格に関して議論があると思……
○加藤武徳君 小笠原君の昨日の御発言の、議案として外務委員会に付託するという御発言をここで御撤回になられましたことには我々としては何ら異議もございません。又敬意を表するわけであります。で、新らしい提案として、調査案件として院議を以て外務委員会に付託するという御提案、この新提案には一方において我々は賛成しかねる、このように考えておるのであります。成るほどこの国会法なり或いは参議院規則の建前はこれを許さないと私は解釈いたしませんけれども、成るほど参議院規則の三十三條等からは、或いはハウスの意思決定をしてこれを委員会に付託をするということも可能ではございましようが、今までに例のないことでございまする……
○加藤武徳君 総理が本会議に出る出ないは予算委員会との話合いの結果コンクリートになるわけですから、明日案件としまして上つておる法律案もあるようですから、本会議を開くことについては我々のほうも異論ありません。
○加藤武徳君 只今の菊川君の御発言の公聴会というお話がありましたが、これは議案に関しては公聴会は勿論開きますが、その他の場合は公聴会は開けないと、こういう法の建前なんで、公聴会というのは広く参考人等の意見を聞くと、このように了解していいわけでしようか。
○加藤武徳君 只今の菊川君の御説明で教育環境の整備という質問をなさろうとする題目についての内容がほぼわかつたのでありますが、たまたまこの委員会の理事会で緊急質問に関しまする根本的な検討がなされておるのでありまして、幸い昨日の理事会で一応の決論が出ておるわけでおりますから、菊川君の只今の御要望があつたのでありますから、一応これをお諮り願つて結論を出し、その上で高田なほ子君の質問を許すかどうかということをおきめ願いたいと思います。
【次の発言】 昨日の理事会で一応の案を検討したのでありますが、最後に菊川君その他の委員から、もつとごつごつしない角のとれた簡潔な文章にしたらどうか、こういうことでそうい……
○加藤武徳君 成るほど劔木副長官は、実質上は法務総裁が選考に当つた、こういう御答弁がございましたが、これは政府内部の問題をざつくばらんにここで話した、こういうふうに私は了解いたしております。飽くまでも政府が承認をとつて参りますので、窓口としては官房長官、これが本当なんであります。若し副長官の答弁で御満足が行かない点があれば、官房長官の出席を求めるということについては私は異議がございませんが、法務総裁の出席要求は、私としては賛成しかねる点があるのであります。と申しますのは選考の過程は私が申すまでもなく小笠原君等も十分御承知のことなんですが、いろいろの候補者次々と選考の線に上つて来るのでありまして……
○加藤武徳君 緊急質問を権威あらしめるために、先般申上げたのですが、紡績の操短についてはすでに相当前から通商産業省が実際上の指導に当つておるということでございまするし、私は緊急性の意味に関して議論があるように考えるのでありますが、これに対して社会党第二控室の中村君はどういう御意見ですか。
○加藤武徳君 中村君の御発言もございましたし、派遣場所も京都と長崎というように限られているようですから、御再考を願つてお二人ならお二人で御一緒に視察なさるということも考えられますので再考を願いたいと思います。
【次の発言】 前の議運で二、三の会派から御意見があつたようでありまするが、我々の党も、他の会派から御意見もありましたように、経済安定委員会に付託することに賛成でございます。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 御意見もございましようが、大体の会派が経済安定委員会ということですから、是非一つ大勢に順応願いたいと思います。
【次の発言】 付託された委員会の運営の面につきましては、中村君の今……
○加藤武徳君 緊急質問の通告順の一、二、三の社会党第四控室、共産党、社会党第二控室の三党の緊急質問でございますが、大体内容が似通つたものであるように見受けるのでありまして、でき得べくんば三会派で御相談願つて一本にまとめて質問を願いたい、そういうふうに思うのであります。
【次の発言】 この緊急質問の重複した場合の措置については、先般来たびたび論議をしたわけです。その際通告の第一順位の者を優先的に考慮して重複を避けるかどうか、この点もやはり論議の一つだつたわけです。その場合通告順が第一順位であるからその会派を尊重するという考え方ではなく、同じ案件を通告した会派でできるだけ話合いをして重複を避けよう……
○加藤武徳君 一昨日の議運でも緊急質問の問題が相当論議されたのでありますが、今の件名の公務員の給与の改訂、これは勿論重大な物価の変動等があれば当然改訂されるべきでしようが、今そういう客観的な事実もないし、人事院の機構改革も随分前から論議されている問題で、私は機構改革も給与改訂もいずれも緊急性に関しで疑義がありますので、どうも我々としては割切れない感じを持つております。
【次の発言】 小笠原君は緊急性がないのだということを十分承知の上で非常に苦しい発言をなさつているのですが、客観的に見て緊急性があるとは判断できないのですな。ですから今日国務大臣の出席が十分でないようですから、今日一緒に御質問なさ……
○加藤武徳君 官房長官も相手に腹を割つてざつくばらんに言つておるわけです。もう数日待つてくれと、こういうことでございますからして、まあ一つあと数日そこまで待つたらいいと思います。どうです、この程度で……。
【次の発言】 数日待とうじやないですか。
【次の発言】 鳥取の火災については、これは政府も何か準備しておるようでしたがね。できるだけ早い機会に本会議で発言を求めたいと、こういう意向も持つておつたようですが、どうでしような、本会議が二十三日でないとないので、質問者もそういうつもりで要求されておるようであります。そうしますと、一週間以上経過しますし、緊急質問の形でなく、政府が進んで発言を求めて参……
○加藤武徳君 重ねてお伺いしまするが、只今の数件の法案の討論は出ておりましようか。時間等を換算いたしまして……。
【次の発言】 今日当然本会議に上程したいという希望を持つておりまする法案で、只今法務委員会で審議を継続しておりますやつがあるのでありまして、菊川君の先ほどの御発言もございましたが、その法案が委員会で結論を見出すこの状況と睨み合せて、なお只今伺いますると、討論も相当あるようでありますから、余り遅くならない程度の時間で本会議を行なつたらどうかと思います。
【次の発言】 若干違いますが、私はさつき申しましたように、余り遅くなつちや工合が悪いのじやないか、こういう工合には考えるわけでありま……
○加藤武徳君 緊急質問の件名でございまするが、矢嶋君が只今自由党から「反動政策」という「反動」という用語について何か異論がありはせぬだろうかというような御発言があつたのでございまするが、我々としましては治安維持に名をかる政府の反動政策とは考えておらないので、治安維持のために必要な政府の政策が進められる、このように了解しておるわけであります。併しこれは立場の相違でいろいろな見解も違つて参りましよう。我々もこの緊急質問に反対をするものではないのでありまするが、折角矢嶋君の発言もございましたし、できれば件名を若干変更して御質問願いたい。このように考えます。
○加藤武徳君 これは、緊急質問を御要求になつております会派のかたがたに御相談ですが、その前の本会議で社会党第四控室の吉田法晴君が治安維持の立場から多岐にわたる質問をなされまして、今日ここに件名として掲げられてありまする五名のかたがたの大体の問題に触れておられるように了解しておるんです。その後客観情勢等のさしたる変化等もないように存じまするし、緊急質問は極力重複を避けるという本来の考え方、それからできるだけ委員会に中心を置いて質問等を行いたいというようなお互いの取きめ、或いは重複を避けるというような考え方や、更に権威あらしめたいという考え方、こういう、いろいろの立場から、できればここに出ておるの……
○加藤武徳君 議員の派遣につきましては、元々はこの委員員で検討いたしておつたのでありますが、先般の決定で各常任委員長の御裁量に或る程度任せるという、こういう結論を一応は出しておりますが、今一、二の常任委員会からすでに議員が派遣されているようですし、又こうやつて只今も派遣の要求があつたのでありますが、私具体的な意見にはなりませんが、併し極めて抽象的に、こうやつて会期延長もしておるのでありまするし、会期もあと、さしてないわけなんでありまして、勿論現地を見ますることが審議の必要上、役立つということは十分わかつてはおりまするが、どうも私、こうやつて数個の委員会がお出になること、これについて若干疑問が私……
○加藤武徳君 我々のところの木村君のことで問題になつておりますが、木村君がどうも労働委員に変られてお行きになれないらしいのです。それで、自由党から他にという考え方を一応出して見ましたが、適当な人達ができなかつたわけなんでありまして、それで赤木委員の御意見のように一名で議員派遣をされるということは、これは慎しむという前例等もございまするし、一つこの点を御検討願ひたいと思うわけです。
【次の発言】 私はどうも、前の前の議運から発言しておりまするように、これは発言したくないのでありますが、国会末期になりまして、次々と各常任委員長からの議員派遣要求の出ることについて、多大の疑問を持つておるわけでありま……
○加藤武徳君 先般来の議運で度々問題になつておるのですが、この前も議運のベテランの相馬君或いは我が党の木村君、緑風会の高橋君等も派遣議員としておいでになりましたし、又今日も議運のベテランの中村君が委員長をしておられます労働委員会でこうやつて一、二、三班に分れて派遣要求をされておるのですが、我々具体的に実情が十分わかつておらないのです。幸い中村君が御出席になつておりますので、中村君から派遣要求をなさつた理由、或いは具体的に必要な理由等を承われれば、大変好都合であろう、こう考えます。
【次の発言】 只今の御説明で、公聽会を開くところを開かずに、政府の法案を持込んで現地で公聽会に近いものを持ちたいと……
○加藤武徳君 衆議院へ送り込まれました案につきまして、院議を構成いたしました各会派の勢力に按分いたしまして前例によつて御選出願いたいと思います。
なお選挙の手続を省略いたしまして、前例通り議長の指名、こういうお運びにお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 さつき決定された通りですよ。
【次の発言】 いやいや。
【次の発言】 この前の議運で、只今御発言のような御意見がございまして、会派内で寄り寄り相談をいたしております。で、打明けた話が、まだ会期延長をすべきかどうか、又仮にするとすれば、日数等についてまだ十分固まつておらないというのがぶちまけた内部の実情なんでありまして、併しながらできるだ……
○加藤武徳君 今、赤木委員の御意見も一応筋が通るわけでありまして、行政機構の改正等で電波監理委員会が七月一日からは廃止されるんじやないかということが、こういうことが一応考えられております矢先でありますので、赤木委員の御意見も一応筋が通つておるものと考えるのですが、ところが、電波監理委員の七名のうち、欠員が二名もあるのだということも聞いておりますし、若し仮に抜山さんが抜けてしまいますと、七名中四名で、従つて一名は委員長ですから、全員出席しないと会が成立しないというようなことも考えられますので、今の小笠原君の御意見のように、できれば一つ今日、御承認願うということにして頂きたいと思います。
○加藤武徳君 先ほど小委員会で安井君が発言いたしましたように、先般モデル・ケースとして扱おうと申合せいたしました早大事件に関しても、結果は必ずしも好ましくない。かように思います。なおその前のメーデー事件についての緊急質問にしても、同じような感じを持つておりますので、緊急質問に対しては安井君の発言のように、根本的にもう一遍検討いたしたらどうだろう。こういう私は感じを持つております。 それで只今議題になりました北京で調印された中日貿易の緊急質問に関しましては、我々の知り得ておる範囲では、全く個人的な行動に関するものであつて、国会でこれを今取上げて緊急質問を行うべき案件ではない。このように私は了解……
○加藤武徳君 只今の兼岩君の御発言の、戦争犯罪者釈放に関する決議案が、もう私は出るのじやないか。こういう工合に考えられるのです。他の会派等の御意見も勿論ございますが、今日上程を我々のほうはしたいと一応考えておるわけでございまして、出て参りますれば、再び議運をお開きになつて、委員会の審査省略をおきめ願いたい。こう思つております。
【次の発言】 今の小笠原君の御発言ですが、まあこの運営委員会でとりきめることは、委員会の審査省略を認めるかどうか、こういう点だろうと思うのです。併し実質は今小笠原君の御発言にもありましたように、発議されまする会派で篤と相談されるということは、私は必要だろうと、こういうふ……
○加藤武徳君 議事進行について、兼岩君の只今の御発言のことに関しましては、実は私のほうでも大いに意見を持つております。議事進行についての発言でありますが、今日の本会議の議事日程もすでに組まれておることでもありますし、特に決議案に関しましては、外務大臣や、法務総裁が出席いたしまする時間等も組んでおりますので、本会議を開いて、これと並行してこの問題を討議をして頂きたい。こういうふうに私は考えております。
○加藤武徳君 私の希望ですが、実は明日で任期満了に相成るのでありまするが、本会議は明日ございませず、できれば今日本会議で議了するということが私の希望なのであります。これは或いは無理かと思います。思いますが、今日本会議と並行して議運を持とうと、こういう取極めにもなつておりまするし、できますれば、休憩後に……。これは勿論会派の御事情等で或いは困難かと思います。思いますが、できればそういうことにして頂けるならばということを希望としまして申しておきます。
○加藤武徳君 これは委員会の問題ではなく、小委員会の問題であつたわけなんですが、日程第四の開発銀行法の一部を改正する法律案、これは数点の修正部分を含んでおるわけなんですが、私のほうは修正部分を分離して、賛成の部分と反対の部分が我が党であるわけであります。これは分離して御採決願うようにお取計い願いたいと思います。
○加藤武徳君 今の小笠原君の御発言は、郵政委員会に対しまする問題ですが、それから相馬君の発言の調査未済の分等につきまして、事務局で十分調査願いたいということも、我々は了解いたします。ただブラツセルヘの議員派遣は、先ほどのお話のように、七月十日にもう会議が開かれるという差迫つた情勢でございまするし、又この機会に、ハウスが決定しなくちやならんという緊急の問題も含まれておるわけであります。なお又列国議員同盟に議員を派遣をするかどうかという、この問題もございますので、私はでき得べくんば資料が十分整いましたら、例えばこの議運の理事会等をお持ち下すつて、そこで一応の下相談をして頂くという工合にお話合い願え……
○加藤武徳君 昨日の常任委員長懇談会の模様を聞くか聞かないかが、大分こじれてしまいまして、議論が大分沸騰したのですが、私は昨日の常任委員長懇談会の模様を、実はよく知つておりません。議長がそういう懇談会をお持ちになられたとしても、今日は十二時半から委員長の定例会議でもございますし、その際にでも正式な議題が出るのじやないかと思つておつたのであります。ところがこの報告を聞くかどうかで相当こじれて参りまして、話を一応元に戻して、私のほうから会期の延長に関しまして発言をし、そうして御検討を願いたい。こういう考えで最初おつたのであります。それがやや前後いたしましたので、ここで元に帰つて、私のほうから発言し……
○加藤武徳君 これは我々の党の内部の事情を申上げるのですが、我々の党としては、長島銀藏君が発議者を代表して趣旨の説明に当りたい。こういう希望を持つております。なおこれは発議者の間で十分御相談をなさることではないだろうか。こういう工合に考えております。
なお本会議に上程をいたしまする時期ですが、七月の十日が全国大会になつておりますので、できるだけこれに近い機会というのが、我が党の発議者の意向でありますことを付け加えておきます。
【次の発言】 相馬君の、ああいう御発言でございましたが、実は我々のほうでも、案文に関しましてまだ若干疑義を持つているんです。極く簡単な議運をお開き願つて、委員会審査省略……
○加藤武徳君 恐らく、菊川君の御発言ですが、本会議も相当長びくと予想されるので、どうですか、本会議の開催が遅れますから本会議と併行して議運をやると……。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 官房長官がすぐ来ればいいですが、この前大分痺れを切らして待つたのです。実際問題として今日は日程がたくさんありますし、本日中に議了するという御意見でありますから、本会議を開いておいて、その間に出席を求める。こうしましよう。
【次の発言】 矢嶋君の御発言のように、今日はなかなか矢嶋君がファイトを以てやるという気勢を持つておられますから、そうして本会議が長引くというように予想されるのだから、本会議をやろうじ……
○加藤武徳君 さつきの常任委員の辞任及び補欠の件で、当該常任委員会で、委員をお代りになつた人が、そのまま今派遣要求の中に入つておりますが、それはその会派で御連絡願つて、本会議に持込まれる前に変更等が許されるという工合な了解の下に、取計つて頂きたいと思います。
【次の発言】 只今兼岩君の発言の点については、まだ何ら我々は相談もいたしておりませんし、相談も受けておりません。
【次の発言】 只今兼岩君の発言の自然休会をやるかどうかということは、まだ話合いになつておりませず、或いはここ一、二日のうちに、この話合いがあるのじやないか。こういう工合にも予想しております。従つて今の四委員長からの議員派遣要求……
○加藤武徳君 今菊川君の御発言の、理事会におきましては各会派いろいろ意見が出たようでありまして、我々の党といたしましては重要な法案がまだ随分残つていまするし、本会議等は定例日にはきちきちお開き願いたい、こういう強い希望を持つておつたのでありますが、他の会派等の御意見が来週の三回の定例の本会議を休んだらどうか、こういう強い御意見等が出て参りましたので、私のほうも止むを得ずその方法に同調した、こういうのが理事会における実際なのであります。従いまして理事会の結論は、来週の三回の本会議の定例日、これは休もうというのが理事会の結論であつたという工合に私は了解しております。なお、その際に附け加えまして各常……
○加藤武徳君 相馬君の御発言のように運営委員会でそういう扱きめもされておりますし、或いは理事会でありまするか、従いまして、できるだけ早い機会に、理事会等お持ちになつて御検討願いたい。
○加藤武徳君 ただ、これは希望でございまするが、趣旨説明の説明要旨については、我々に御相談を願いたい。こういう希望がございましたので、この点申上げて置きます。
○加藤武徳君 大野委員から只今のような発言がございましたが、議事部長の説明で明らかになりましたように、本資格争訟の訴状はいわゆる訴状としての要件を備えておらず、従つて訴状として受理すべき事由はないのでありますから、訴状の内容等についてここで説明することはないと、かように私は考えるのであります。従いまして訴状としての資格要件を備えておらんということがはつきりしましたので、その方向で結論をお出し願いたいと思います。
【次の発言】 この会議を進める体裁といたしましては、只今相馬君の発言のように、資格争訟につきましての訴状の内容等が十分調査されておらない、こういう憾みが私はあるかと、このように考えてお……
○加藤武徳君 成規の手続は省略して、例によつて委員長の御指名をお願いしたいと思います。
○加藤武徳君 委員長のお手許へ理事の候補者の推薦が参つておりますれば、成規の手続を省略して委員長で御指名あらんことの動議を提出いたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○加藤武徳君 去る七月の十四日に出発をいたしまして、私と平井太郎委員、森崎隆委員、この三委員に、調査員の森田君、委員部の主事の有吉君、この二名の御同道を願いまして、四国の各、県の国家公務員の給与に関することを、特に勤務地手当につきまして調査いたしたのでありますが、その調査の結果を申上げますが、なお現地で二班に分れまして調査をいたしました関係上、別班の森崎委員から追加の報告がある。このように考えておりますので、私の担当いたしました範囲を極く掻いつまんで御報告申上げますれば、七月の十五日に高松市に到着をいたしまして、香川県庁におきまして、午後四時半から六時半に亘ります二時間余を各地区の代表者のかた……
○加藤武徳君 理事を選びます方法は、成規の手続を省略いたしまして委員長の手許に理事の候補推薦か出ているはずでありますから、委員長において御指名を願いたいと考えます。
【次の発言】 実は我が党に理事が一名割当てられておるのでありますが、委員の更迭がございまして従つて我が党に欠けている理事を補充するために我が党から推薦いたしておる、こういうわけであります。
【次の発言】 私が先ほど運営委員会で担当いたしましたので附加えますると、国会法の四十二条の改正でございまするが、これは共産党を含めて全会一致ということになつております。
○加藤武徳君 総理の施政方針を聞いて、緊急質問を行うという御意見のようですが、総理の施政方針演説に対しては、今までの慣例といたしまして、緊急質問ではなくて一般の質問を行なつて来ているのであつて、私は緊急質問との関連性はないというように、こういうふうに考えます。 それから施政方針演説の時期等につきましては、昨日の懇談会で、政府はその事情を述べているのでありまして、私はその政府の説明を聞いて、了承したい。このように考えております。今日他の会派に緊急質問の要求等があれば、この機会にお出しになりまして、只今十五件を拝見いたしましても、随分と重複している面があるように見受けられるのでありまして御希望の……
○加藤武徳君 どうも誤解が多いようですから、私一言申上げたいのでありますが、三輪君等から政府に対する、政府の態度等について御質問がございましたが、これは今までの通常の委員の承認と性格が違うのであるという点を、私は誤解なさつておられるのじやないか。こういう工合に考えられるのであります。というのは、中央選挙管理会の委員の任命は、勿論これは政府が任命するのでありまするが、政府が国会に承認を求めて来る案件ではない。我々が指名をするのであります。指名をしたものに対して政府が任命する。こういう形式でありまして、政府が積極的に承認を求めて来る案件じやないのですよ。(「それならやめたらいい」と呼ぶ者あり)従つ……
○加藤武徳君 それですから確認の方法じやなく、議長が宣言するような適当な言葉はないのですか。投票の結果を。
【次の発言】 議決が必要なんだ。投票の結果の確認と議決を区別してやるわけですか。
○加藤武徳君 今安井君が発言した気持の裏には、ざつくばらんに言つて政府としてもまだ基本的な政策もきまつておらない。従つて非常に答えにくい節もありはせんだろうか。こういうことが潜在的に考えられて、今のような発言があつたと思うのであります。それで安井君の発言のように、委員長が政府と打合せをするということが不穏当なら、これは何らかの方法で政府の考え方を質して、今日は一応保留。こういう結論を出して頂きたい。こう思う次第であります。
【次の発言】 その緊急性についても、なにがしかの意見はありましよう。それからこうやつて三つの会派から…、重複等は調整しなければならんというものも勿論ありましようが、我々の考……
○加藤武徳君 今の第一班は一名ですか。
○加藤武徳君 この前、官房長官御出席願つた話等も総合いたしますと、ここ一、二週間は本会議等で審議する案件等も見当らないように思いまするし、聞くところによりますと、衆議院は二十三日まで自然休会で、それ以後に本会議を持とうということでございます。本院も二十三日までは特別の事情のない限り本会議は開かない、こういうように御決議を願いたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○加藤武徳君 只今の緊急質問の三件のうち、原虎一君の炭労、電産両争議の緊急質問は、私のほうは異議がございません。ところが他の二件に関しては、若干意見がございますので、簡単に申述べたいと思います。 岡田君の鹿地亘氏の拘禁問題でありまするが、ここ一両日新聞を賑わしておることはよく承知をいたしております。ところがこの件に関して、恐らく政府も十分な情報を持ち合せておらないと思いまするし、満足な答弁が得られないということも一応予想されるのでありますが、すでに本院においても外務委員会で、岡田君御自身がこの問題を取上げられておるのでありまするから、本会議は暫らく御留保を願うというように要望いたします。 ……
○加藤武徳君 文部委員会では通常の手続は経たのでありますか。
○加藤武徳君 我が党の中で、どの常任委員会に附託するかについて検討を加えたのでありますが、まだ結論が出ておりませんので、大変恐縮ですが、次の委員会にまで持越してもらいたいと、このようにお願いしたいと思います。
○加藤武徳君 大体の御発言の御趣旨はわかつておりまするし、慎重に一つ研究と検討を加えさして頂いて、極力御趣旨に副うような方向で結論を私どものほうで出してみたいと思つておりす。
【次の発言】 先ほど懇談の際に、私の意見を申上げた通りの気持で今申上げたわけですから、さように御了承願いたいと思います。
【次の発言】 決議案の委員会の審査省略を認めまする基準については、若干意見はございましようが、大体根本的なものができておるように私は了解をいたしております。が併し、今ここでその問題を取上げようという考えではないのでありますが、昨日の本会議におきまする政府の答弁にもございますように、政府としても早急に措……
○加藤武徳君 ちよつと今、私聞きそごねたのですが、民主クラブのお持ちになつておりました委員長をどこかの会派へ渡すという話ですか。
【次の発言】 今の菊川君の修正されました案文につきまして、私たちは異議はございません。
従つて私のほうも、発議者に加えさして頂きたい。このように考えますので、発議者の氏名は、追つて通告をいたしますので、それを挿入願いたいと思います。
【次の発言】 文書凾に配付になつておりましようが、相当字句も変つておりますことですし、むしろ配付になつておるものを無効にして、改めて印刷願つて御配付願つたほうが正しいのじやないか。こういうふうに了解したほうがいいのじやないでしようか。
○加藤武徳君 議員の発議権は与党だけがあるのじやなくてお互いが皆持つておられるのですから、従つていつどういう形で出て来るか予測が非常にできにくい点もありましようし、今ここで私たちほうもこうこうこういう法案を準備しておるという資料を持ち合しておらないわけですからその点は一つ、そういう工合に御了承願いたいと思います。
【次の発言】 これは小笠原君の御意見、その通りであつて、私たちも内々政府の提出する法案の時期を見合いながら、極力国会での十分な審議ができる日数を持ちたい。こういう方向で努力しております。ただ、今までの例に鑑みまして、議員発議の法案は、比較的軽易なものが多かつたわけです。こういうもの等……
○加藤武徳君 意見として伺つておくという程度にとどめて頂きたいと思います。
○加藤武徳君 いよいよ今週に入りまして、本会議等も恐らく定例日会を迎えるわけでございますが、議員の派遣が、法案審議等に影響があるかどうかということは、若干心配はいたしますが、近県であるために法案審議には大した支障がないということは個人的に伺つておりますが、その点を事務局に何か意思表示があつたでしようか。
【次の発言】 幸い委員長が来ておられるので、意見を伺つてもよろしいが、併し相馬君の今の御発言を了解事項として含まなければならないとして……。
○加藤武徳君 議題になつておる三、四、五の三つのうち、三と四は前回の議運で保留になつておるのでありまするが、この運営委員会でも、前回同様一応保留いたしまして、松浦君や千田君の御発言のありました五についてのみ議を進めて頂きたい。このように考えます。
【次の発言】 運営委員会で承認になりました緊急質問については、小委員会で取きめられることも本委員会で取きめるというような先ほどの話合いもございますので、今日の本会議には、小泉君と松浦清一君両名の緊急質問をする。こういうことにいたしまして、松浦清一君の時間は十五分ということにしたいと思います。
○理事(加藤武徳君) 今日はさして重要な案件がないようでありますから、委員長が差支えておりまするので、代つて、只今より会議を開きます。
常任委員長の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。
【次の発言】 只今事務総長の報告通り決して、御異議ございませんか。
【次の発言】 では、さように決定いたします。
【次の発言】 次に、常任委員の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。
【次の発言】 只今、議事部長報告の通り決することに、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさように決定いたします。
【次の発言】 次に、公聴会開会承認要求に関する件をお諮りいたします。
○加藤武徳君 小林君の質問の件ですが、食糧増産計画達成に関しての質問のようでありますが、これは勿論今まで論議しておるように、おのおの会派によつて立場が違い、又考え方も違うわけですから、私がこう申してもいや緊急なんだという工合におつしやるということは、一応想像されるわけですが、お互いの見るところでは、食糧増産計画達成それ自体が緊急な案件とは考えにくい節があるわけなんですが、この点どういうふうにお考えになつておりますか。
【次の発言】 私、委員会におきまする論議がどうであつたか。或いは政府がどういう答弁をしたかというようなことは十分知識は持つておりません。持つておりませんが、少くともここに掲げられ……
○加藤武徳君 二十八年度の当初予算の予算要求の内容等につきまして資料がございますればお互い承つて置きたいとこういう気持を持つております。と申しますのは今概略説明を承りましたように本年度の当初予算が約七十億、こういうことのようでありまして、各省の予算要求額と、それから実際に予算に組まれました金額との比較、特に法務省はどのような御要求をなされて、どの程度実現できたかということを我々は随分関心を持つて眺めておるわけなんであつて、例えば二十八年度におきましてどの程度の少年院なり或いは少女院なりの設置等に御関心を持つておられるか。それから昨日、一昨日の保護司の大会等におきまして随分と声が揚りました費用弁……
○加藤武徳君 私も先般呉市、広島市に国政調査に参りましたが、その概要を簡単に御報告をいしますると、呉の第六管区本部を中心に海上保安庁に関する汚職事件が表面化しまして、本年の六月頃から、呉の市警と検察庁側の対立があるやに聞き及んだのであります。この対立が如何なるものであるか、又捜査手続に関してその当否、又その当時の世上の疑惑の真否を調査いたしまするために、十一月の十七日、呉市警側及び広島地検の呉支部側、翌十八日、検事正ほか一検事よりそれぞれ事情を聴取いたしたのでありまするが、事件は相当大規模であり、且つ一部はすでに公判に付され、一部はなお捜査中なので、検察、警察両者の間に意見の相違のない部分は、……
○加藤武徳君 両院協議委員の正副議長の互選は、成規の手続を省略いたしまして、選挙管理者において御指名頂きますことの動議を提出いたします。
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