このページでは加藤武徳参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○加藤武徳君 私は、自由民主党を代表いたしまして、労働組合の春季闘争、特に公労協の違法ストライキについて、政府に対し二、三の点をただしたいと思うのであります。 ことしもまた、総評を中心とするスケジュール闘争が行なわれており、二五%アップ、平均六千円という、とてつもない要求を掲げて、罷業権のない公社現業の諸君に、違法なストライキをやらせてでも、目的を貫徹しようとしておるのであります。公労法は第七十条において、公社現業の職員及びその組合に対し、同盟罷業、怠業、その他、業務の正常な運営を阻害する一切の行為を禁止しているにもかかわらず、公労協九組合は、去る四日、公然とストライキを宣言したのであります……
○加藤武徳君 私は、いまの藤田さんの御意見に全く同感でございます。できるだけ豊富な資料を同時につけて付託できる、そのような配慮をぜひお願いしたいと思います。同時に、委員長にお願いしたいのは、いままで予備審査の段階で十分必ずしも審議ができておらん。もとより衆議院側から早く参議院に回わしてもらわなければならんし、わがほうに本付託になったものも、早目に十分審議しなければならんのですが、委員長におかれて今後できるだけ審議を促進して、審議のためにうんと時間をさくのだ、こういう基本で委員長もぜひ運営願いたい、このことを希望しておきます。
○加藤武徳君 委員長、ちょっと……。
【次の発言】 従来の役所方の提案理由の説明ではなしに、新しい立場に立ったかような提案理由の説明をなさろうという提案者の意欲はよくわかるのでございますが、ただいま提案理由の説明を聞きまして、理由全体に非常に誇張された点があり、誇大に表現された点もあるのでありますが、しかし、これは提案者の考え方、見識でございますから、あえて私はここで何も申そうとは思わないのであります。ただ、いま承った提案理由の中で、法律の改正案の提案としてはきわめて不穏当であると思えることばがないでもないのであります。たとえば三ページの最初のほうでございますが、「第四条第一項の鬼畜のごとき条……
○加藤武徳君 私は一点だけ青木大使と原口さんにお伺いしたいと思うのでありますが、先ほど世界の労働者代表の日本の労使関係についての基本的なあるべき姿に関しての非常に広い視野で物を見ておるのだ、かような観測と、それから原口さん個人の気持も若干含めた御意見があって、私はその点には非常に敬意を表したい、かような気持がするのでございますが、そこで伺いたいと思いまするのは、青木さんはもとより政府の代表として、政府が、ただいま八十七号条約と関連する国内法の改正案が上程されておることは御承知のとおりで、政府の一員として、改正案が最良なり、かように考えておられるはずでございますが、そこで、もとよりこれは国際的な……
○加藤武徳君 それでは、ただいまの工業整備特別地域整備促進法案について二、三の点を質疑して明らかにしたい、かように思います。 政府は、昨年の七月の十二日に新産都市十三カ所と同時に工業整備地域六カ所を指定になったのでありますが、当時与党である自民党の考え方としては、少なくとも四十数カ所の申請のうち、二十カ所程度は新産都として指定をすべし、かような意見であったのでありますが、結果といたしましては、いま申し上げましたような十三カ所と並びに工業整備地域六カ所、かようなことになり、当時の政府の説明としては、両者を合わせればおおむね二十に近いではないか、かようなことであったのでありますが、そこで、この機……
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