このページでは佐藤尚武参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。
○佐藤尚武君 今回任期満ちまして退職するに当りまして、只今先輩石坂豊一君から私に対しまして身に余る過分なお言葉を頂戴いたしましたことは、心から御礼を申上げます。 去る昭和二十四年十一月、初代松平議長が突然逝去されましたあとを受けまして、不肖私が議長に選任されましたことは、誠に私にとりまして大きな光栄であつたのでございます。爾来三年半、私は菲才の身を以ちまして、できるだけ公平に、且つ中正に、身分の職責を全うすべく努力して参つたものではございまするが、如何せん甚だしく足りない私でありますがために、数多き困難な問題に逢着いたしまして、或るときには、事志と違いまして、皆様方に非常な御迷惑をかけること……
○佐藤尚武君 只今議題となりました千九百五十二年七月十一日にブラツセルで締結された万国郵便条約及び関係諸約定の批准について承認を求めるの件について、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 政府の説明によりますと、万国郵便条約は万国郵便連合の基本文書でありまして、一八七四年ペルンで締結された万国郵便連合創立に係る条約を前出として、その後しばしば改正され、現在は一九四七年パリで改正された条約が実施されておるのであります。 ところが、このパリ条約も、一九五二年七月十一日にブラツセルで開かれた万国郵便連合の第十三回会議で改正補足されました。これが今回国会の承認を求めておる郵便条約で……
○佐藤尚武君 本感謝決議案の提案理由の御説明を申上げます。 我が国は、関係各国に対し、かねてより、平和条約第十一条の規定により、日本人戦犯に赦免と仮釈放の措置をとられるよう要請し続けて参りました。この要請に応えて、特にフランス政府は、他国に率先し、昨年七月十四日のフランス革命記念日に当り、巣鴨にあるフランス関係戦犯に対し、大統領の特別減刑令により、二名を除き、ことごとく十五年以下に減刑されたことは、すでに御承知り通りであります。その後も、これらの人々につき、日本政府から赦免、減刑、仮釈放等の措置を勧告して来ましたが、去る六月一日、在京ドジヤン・フランス大使より岡崎外務大臣に対し、五月二十六日……
○佐藤尚武君 只今議題となりました国際航空運送についてのある規定の統一に関する条約の批准について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 政府の説明によりますと、この条約は、国際航空運送のために使用する証券及び運送人の責任を統一的に規制することによつて、国際航空運送の円滑な発展を促進しようとするものでありまして、追加議定書と共に一九三三年に効力を発生いたしたものであります。我が国もこの条約に署名いたしましたが、当時の我が国における航空運送事業の実情に鑑みまして、批准は一応これを見合せていたのであります。然るに我が国は、平和条約署名の際の宣言において……
○佐藤尚武君 只今議題となりました国際小麦協定を修正更新する協定の受諾について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 政府の説明によりますると、この協定は、本年四月十三日にワシントンで開かれた会議で作成されたものであまして、現に我が国が当事国となついる一九四九年三月に取極めた国際小麦協定を修正更新いたしたものであります。政府においては、この協定は、公正且つ安定した価格で輸入国には小麦の供給を、輸出国には小麦の市場確保することを目的としているものでありまするので、毎年百五十万トン以上の小麦を輸入しなければならない我が国の現状から見て、この協定に参加……
○佐藤尚武君 只今議題となりました国の援助等を必要とする帰国者に関する領事官の職務等に関する法律案につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 この法律案は、領事官の駐在している地に在留する在外邦人が、困窮のために帰国を余儀なくされている場合、或いは在留する国の官憲によつて強制退去の処分を受けた場合に、それらの者が自己の負担で帰国できないときに、領事官がその職務の一端として帰国を援助する措置を定めたものであります。 法律の要綱の二、三を説明いたしますと、一、領事官は、日本船舶を利用できるときは、その船長に対し帰国者の送還を命ずることができること、二、日本船舶が利用で……
○佐藤尚武君 只今議題となりました団結権及び団体交渉権についての原則の適用に関する条約、工業及び商業における労働監督に関する条約及び職業安定組織の構成に関する条約、の批准について承認を求めるの件につき、一括して外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 政府の説明によりますと、団結権及び団体交渉権についての原則の適用に関する条約は、一九四九年七月一日に国際労働機関の総会で採択され、労働者に与えられるべき基本的権利の擁護を目的としたものでありまして、我が国では労働組合法及び公共企業体等労働関係法によりまして、すでにこれらの権利の保障を確保しております。次に、工業及び商業における労働……
○佐藤尚武君 只今、議題となりました千九百十一年六月二日にワシントンで、千九百二十五年十一月六日にへーグで、及び千九百三十四年六月二日にロンドンで修正された貨物の原産地虚偽表示の防止に関する千八百九十一年四月十四日のマドリッド協定への加入について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。 政府の説明によりますると、この協定は千八百九十一年四月十四日にマドリツドで最初に成立し、その後三回修正されており、今回我が国が加入いたしますのは、ロンドンで最後に修正されたマドリッド協定でありまして、この協定は、千九百三十八年八月一日に効力を生じ、現在その締約国は十……
○佐藤尚武君 只今議題となりました戦争犠牲者の保護に関する千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ諸条約べの加入について承認を求めるの件につき、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 政府の説明によりますると、一九四九年八月十二日のジュネーヴ諸条約とは、第一に、戦地にある軍隊の傷者及び病者の状態の改善に関する条約、第二に、海上にある軍隊の傷者、病者及び難船者の状態の改善に関する条約、第三に、捕虜の待遇に関する条約、第四に、戦時における文民の保護に関する条約、以上四つの条約を言うのであります。 この四条約は、第二次大戦の経験にも鑑みて、赤十字国際会議が行なつた研究を基礎として、一……
○佐藤尚武君 只今議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約の批准について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 先ず、本条約に関する政府の説明を要約いたしますと、左の通りであります。 先ず、日米両国間の通商航海関係は、明治四十四年に締結された旧日米通商航海条約が、昭和十五年一月に失効して以来、十二年余の間、無条約の状態となつていたのでありますが、サンフランシスコ平和条約の発効後、両国の通商関係は、同条約第十二条の規定によつて規律されているのであります。併しこの規定は暫定的性質のものでありまして、この規定によつて我が国は、連……
○佐藤尚武君 只今議題となりました日本国における国際連合の軍隊に対する刑事裁判権の行使に関する議定書の締結について承認を求めるの件につき、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。 政府の説明によりますと、我が国は、日米安全保障条約署名の際に行われた吉田・アチソン交換公文によつて、朝鮮における軍事行動に従事する国連加盟国がその軍隊を日本国内及びその附近において支持することを許し、且つ容易にすることを約し、これに基いて現に若干の国連軍が我が国に滞留しているのであります。政府は、国連軍の我が国における地位を規定する全般的協定を締結するため、昨年七月関係国政府と交渉を開始したのでありま……
○佐藤尚武君 只今議長から御報告になりました通り、永らく病気御療養中でありました議員加納金助君は、一昨五日逝去いたされました。私ども同僚議員として誠に痛惜の至りに堪えません。ここに、甚だ僭越ではございますが、同僚諸君のお許しを得まして、同君の生前を回想し、哀悼の辞を捧げたいと存じます。 加納君は、明治十六年千葉県に生れ、成田中学校を経て、日本大学を卒業、のち日本大学商業学校校長、日本大学常務理事、同理事副会頭、日本第一学園理事長となる等、多年我が国文教界のためその生涯を捧げられると共に、千葉市市長となること三回にも及び、市政に尽粋、又、千葉県遺族連合会会長として遺家族の援護に多くの功績を残さ……
○佐藤尚武君 只今議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約第八条2についての留保に関する公文の交換について承認を求めるの件につき、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 政府の説明によりますと、先ず本件公文を交換するに至つた経緯といたしましては、米国上院は、日米通商条約第八条2の自由職業に関する規定につき留保を付することを条件として、本年七月二十一日にこの条約の批准に承認を与えたのでありますが、米国政府から留保を付する旨の正式申入れは、同条約を審議中の第十六国会中にはまだなかつたのであります。併し政府としては、米国政府が同国上院の決議に従つて留保を付する……
○佐藤尚武君 只今議題となりました国際労働機関の総会がその第二十八回までの会期において採択した諸条約により国際連盟事務総長に委任された一定の書記的任務を将来において遂行することに関し規定を設けることと、国際連盟の解体及び国際労働機関憲章の改正に伴つて必要とされる補充的改正をこれらの条約に加えることとを目的とするこれらの条約の一部改正に関する条約(第八十号)の批准について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 政府の説明によりますと、通常、簡単に千九百四十六年の最終条項改正条約と呼ばれておりますこの条約は、一九四六年十月九日に第十九回国際労働総会で……
○佐藤尚武君 只今議題となりました日本国とインドネシア共和国との間の沈没船舶引揚に関する中間賠償協定の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 政府の説明によりますると、我が国のインドネシア共和国に対する賠償に関しましては、先に来朝したインドネシア使節団と折衝の結果、昭和二十七年一月にサンフランシスコ平和条約第十四条の規定に基く中間協定案が作成されましたが、この案はインドネシア本国政府の承認するところとならなかつたのであります。その後、同国政府は、昭和二十八年三月に締結せられました日本国とフィリピン国との間と沈船引揚協定と同種の協定を、……
○佐藤尚武君 只今議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の国際郵便為替の交換に関する約定の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。 政府の説明によりますると、日本国とアメリカ合衆国との間の郵便為替の交換業務に関しましては、戦前は、明治十八年の約定及びその後三回に亘り追加された同約定の追加条款によつて規制されて参りましたが、戦後は、昭和二十八年四月二十二日にアメリカ合衆国政府から我がほうへ、サンフランシスコ平和条約第七条の規定に基いてこの約定及び追加条款を復活する旨を通告して参りましたので、同年七月二十二日以降これら戦前の約定及び追……
○佐藤尚武君 只今、議長から御報告になりました通り、永らく病気御療養中でありました議員徳川頼貞君は、本月十七日逝去いたされました。私ども同僚議員として、誠に痛惜の至りに堪えません。ここに僭越でございますが、同僚諸君のお許しを得まして、同君の生前を回想し、哀悼の辞を捧げたいと存じます。 徳川君は、明治二十五年、東京芝、飯倉に生まれ、学習院を了えて英国ケンブリッジ大学に留学されました。その後大正十四年以来、貴族院議員として二十四年の永きに亘り、又新国会におきましては、第一回選挙に当選せられて以来、引続き参議院議員として七年、前後通じて実に三十余年の間、議員として憲政に尽されたのでありまして、なか……
○佐藤尚武君 只今議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准及び農産物の購入に関する協定、経済的措置に関する協定並びに投資の保証に関する協定の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。 政府の説明によりますと、相互防衛援助協定につきましては、政府は昨年六月、米国議会において成立した相互安全保障法の改正法により、同国がすでに西欧その他の諸国に対して供与している防衛援助が、我が国にも供与され得ることになつたことを承知いたしましたので、我が国の自衛力漸増の既定方針に従い、この援助を同法に基き受けることを希望いたしたので……
○佐藤尚武君 只今議題となりました万国農事協会に関する条約の失効に関する議定書への加入について承認を求めるの件について、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。 政府の説明によりますと、万国農事協会は、一九〇五年六月七日にローマで作成されました万国農事協会に関する条約によつて設立された国際機関でありまして、爾来農業関係の諸情報の収集、研究、刊行等の任務を行なつて参りました。然るに、戦後、一九四五年十月十六日に、FAO憲章、即ち国際連合食糧農業機関憲章が作成され、国際連合の傘下の専門機関たるFAOが、万国農事協会の任務を含む広汎な諸任務を遂行することとなり、その第一回総会は、万国……
○佐藤尚武君 只今議題となりましたけしの栽培並びにあへんの生産、国際取引、卸取引及び使用の制限及び取締に関する議定書の批准について承認を求めるの件につきまして外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 政府の説明によりますと、この議定書は国際連合主催の下に昨年五月からニューヨークで開催せられましたあへん会議において作成せられ、三十六カ国によつて署名せられたものでありまして、我が国もその審議に参加し、昨年六月二十三日これに署名いたした次第であります。本議定書は、従来の麻薬に関する諸条約を更に推進し、麻薬の害毒を一層強力に防衛することを目的としておりまして各締約国が、けしの栽培及……
○佐藤尚武君 只今議題となりました日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定並びに日本国における合衆国軍隊及び国際連合の軍隊の共同の作為又は不作為から生ずる請求権に関する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。 政府の説明によりますと、在日国連軍の地位に関する協定を締結するため、一昨年七月関係国政府と交渉を開始いたしましたが、双方の主張が対立したため、交渉は一時停頓のやむなきに至りました。ところが昨年八月NATO協定の効力発生に伴つて日米行政協定の刑事裁判権条項がNATO方式に改訂されましたので、昨年十月国連軍についても、同……
○佐藤尚武君 只今議題となりました日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 政府の説明によりますると、政府はかねてより昭和二十九年度防衛力増強計画に基き、米国政府に対し駆逐艦以下十七隻の艦艇の貸与を要請しておりましたところ、最近米国政府は、先ず駆逐艦二隻、護衛駆逐艦二隻、計四隻の貸与を決定いたしましたので、これに関する協定締結方につき交渉の結果、両国政府間の意見の一致を見るに至り、五月十四日東京において本件協定に署名を行なつた次第であります。なお、日本が貸与を要請いたしました艦一艇のうち、この……
○佐藤尚武君 私は、一昨日の総理大臣の施政方針に関する演説並びに外務大臣の外交方針に関する演説につきまして、緑風会を代表して、主として外交の方面から二、三の質問をいたしたいと存じております。 第一は、国際連合の問題でありまするが、外務大臣はその演説の中で、国際紛争の平和的解決を力説して、これは日本の平和憲法の主義であるばかりでなく、国際連合憲章の趣旨にも完全に一致するところであると言明しておられるのであります。国際紛争の平和的処理が世界平和の維持の上に根本原則であるということは、今さらかれこれ申すまでもないところであるにかかわらず、この原則は過去においてしばしば尊重されていなかったがために、……
○佐藤尚武君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま上程されておりまする国際連合への加盟に関する決議に賛意を表するものであります。 平和条約が締結されまして以来、わが国はあらゆる機会におきまして国連加盟の意思を明確に表示して参ったのであります。加盟は認められなくて今日まで参りましたものの、国連のすべての専門機関には日本は参加いたしております。すなわち事実上の国連協力は、日本としては努めているのでございます。一九五二年の第七回総会の決議をもちまして、日本の国連に加盟する資格の認められておりますることは、先ほど鶴見議員の提案理由の中にも、るる説明された通りでございます。 ここまで事態を持って参……
○委員長(佐藤尚武君) これから委員会を開催することにいたします。 私、計らずもこの外務委員会の委員長に就任することになりました。随分長い間私は委員会の仕事をしておらなかつたのでありますので、いろいろ不行届の点があるかと存じますが、皆様方の御協力をお願い申上げまして、何とか職責を全うさせて頂くことを切にお願いいたす次第でございます。而して申すまでもございませんけれども、外務委員会は終戦以来委員会の中でも重要な職責を持つ委員会となつております。殊に独立回復後は国際関係におきましてもいろいろと重要な条約の審議、批准をしなければならない立場にありますので、皆様方の真摯な御審議乃至は御協力をお願いし……
○委員長(佐藤尚武君) それでは只今から外務委員会を開会いたします。 本日の議題は調査承認要求となつておりまするが、その前に昨日の委員長及び理事打合会で行われました協議の結果を簡単に御報告申上げます。昨日の委員長及び理事打合会におきましてはいろいろなことが話題に上りました。その主なるものはこの前の委員会で以て御決定になりましたこの外務委員会としての調査の問題であります。而して昨日のお話合では調査事項として大体賠償の問題、MSAの問題、日韓会談の状況、東南アジア開発問題、一般の対外貿易振興の問題、それから行政協定の実施状況の問題、それには殊にこの駐屯單に対する演習地のことが取上げられました。例……
○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。
本日の議題は千九百五十二年七月十一日にブラツセルで締結された万国郵便条約及び関係諸約定の批准について承認を求めるの件でございます。先ず最初に政府の提案理由の説明をして頂きます。
【次の発言】 御質問等がおありでございましようか、只今詳細の御説明を伺いましたが。
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。
本日の議題は、千九百五十二年七月十一日にブラッセルで締結された万国郵便条約及び関係諸約定の批准について承認を求めるの件であります。
本日出席しておられる政府委員は外務省条約局長下田武三君であります。質問のある方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 それでは下田政府委員から。
【次の発言】 政府委員の郵政省郵務局長松井一郎君が出席になりましたから、どうぞ局長から御説明を願います。
【次の発言】 ほかに御発言はございませんか。ほかに御発言もないようでありまするから、質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。
後刻外務大臣が出席されることになつておりますが、その前に航空業務に関する日本とオランダ、スウエーデン、ノールウエー、デンマーク、タイ、これら各国との間の条約に関しまして政府委員から提案理由の説明をして頂きます。
【次の発言】 只今諸協定の提案理由の説明を聴取したわけでありまするが、丁度外務大臣が来られましたので、この協定の問題は後刻に譲ることにいたしまして、直ちに外務大臣に対する質疑に移りたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 それではそのようにいたします。
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。議題は公報掲載の通りであります。
先ず航空業務に関する協定五件を一括して議題といたします。本件の内容の概略について政府より説明を求めます。
【次の発言】 本件につきまして御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 資料の提出等が求められましたので、本日は質疑はこの程度にとどめておきたいと存じまするが、御異議はございませんか。
【次の発言】 それでは本日は質疑をこの程度にとどめまして、次回更に続行することにいたします。
では速記を中止しまして、先ほどお諮りいたしましたフランスの戦犯釈放に関する決議案について御協議申上げたいと……
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。
最初に理事の辞任及び補欠互選を議題といたします。曾祢益君より理事辞任の申出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
次に理事の補欠互選の件でありますが、互選の手続としては、前例により、委員長において指名することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありまするので、私より加藤シヅエ君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に連合委員会に関する件であります。国際小麦協定を修正更新する協定の受諾について承認を求めるの件に関し、農林委員会で……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。議題は公報掲載の通りであります。
先ず航空協定五件を一括して議題といたします。政府よりは政府委員として外務政務次官小滝彬君、外務省条約局長下田武三君、なお説明員として外務省経済局次長小田部謙一君、運輸省航空局国際課長奈良橋一郎君、同じく運輸省航空局飛行場課長岩田勝雄君、これらの方々が出席されております。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 何に関係しますか。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 これは、この二、三回前の委員会でありましたか、専門員のことをお諮りしましたときにも、そういつたような御懸念が、たしか中田委員からの……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。議題は公報掲載の通りであります。 先ず国際小麦協定を修正更新する協定の受諾について承認を求めるの件を議題といたします。政府委員として外務政務次官小滝彬君、外務省条約局長下田武三君、外務省欧米局長土屋隼君並びに説明員といたしましては外務省経済局次長小田部謙一君、食糧庁業務第二部長寺田庄次郎君、これらの方々が出席されております。質疑のある方は順次御発言をお願いします。 別に賀疑はおありでございませんか。……質疑も尽きたようでありまするから、質疑は終了したものと認めます。これより討論に入ります。御意見のある方はそれぞれ賛否を明らかにしてお述べ……
○委員長(佐藤尚武君) 只今から外務委員会を開会いたします。ちよつと速記をとめて下さい。
午後二時一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 先ほど申上げました通りに外務大臣は衆議院の予算分科会に出られるときまでということで皆さん方に質疑をお願いしたのでありますが、予算分科会のほうから外務大臣の出席を要求して参りましてあちらで待つておるということであります。従いまして外務大臣はそちらの方においでにならなければならんと思います。つきましては、外務大臣に対する今の杉原委員の質疑もまだ続けておやりになることと思いまするし、ほかの皆さんがたもたくさん質疑をお持ちになつておるこ……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
本日の議題は公法掲載の通りであります。先ずマドリツド協定の加入について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のあるかたは順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに質疑はありませんか。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。別に御発言もないようでありますから質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて質疑は終了したものと認めます。これより討論に入ります。御意見のあるかたはそれぞれ賛否を明らかにして御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御発言はございませんか。
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。議題は公報掲載の通りであります。
まず、国の援助等を必要とする帰国者に関する領事官の職務等に関する法律案、在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。右の二件については前回質疑を終了しておりますので直ちに討論に入ります。御意見のあるかたは、それぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。別に御発言はございませんか。……別に御発言もないようでありますから、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それではこれより採決に入ります。国の援助等を必要とする帰国者……
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。
本日の議題は公報掲載の通りであります。先ず日米友好通商航海条約に関し、経済安定委員会では七月七日の委員会で当委員会と連合委員会を開くことを決定いたしました。この経済安定委員会の要求に対していかが取計らいましようかお諮りいたします。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、それでは経済安定委員会と連合委員会を開くことに決定いたしました。
【次の発言】 次に国際情勢に関する件を議題といたします。質疑のある方は順次御発言をお願いします。
【次の発言】 ちよつと申上げますが、外務大臣は四時十五分までここにおられるということになつておりますから……
○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。 昨日経済安定委員会と連合委員会を開くことを決定したのでありますが、本日経済安定委員会より、都合により連合委員会を開けない旨連絡して参りました。従いまして連合委員会を開かないことになりますので御報告いたします。 次に先日の理事会で申合せたことを簡単に御報告いたします。 一つ、原則として連日開くこと。二つ、連合委員会のこと。三、MSAに関して参考人より意見を聞くこと等であります。 右のうち、参考人の意見を聞くことに関しましては、会期との関係からやるならば早急にやる必要がありますが、本件については理事会の申合せ通り行うことに御異……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。本日は最初にMSAを取上げることになつておりましたが、外務大臣が予算委員会に出ておりますので本件はあとに廻して次の議題に移ります。
【次の発言】 次に日本国とフランスとの間の文化協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のある方はどうぞ順次御発言をお願いいたします。御質疑はございませんか。質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは質疑は終了したものと認めます。本件の採決は都合によりまして次回に延期いたします。
【次の発言】 次に団結権及び団体交渉権についての原則の適用に関する条約第九十八号の批准……
○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。
世界気象機関条約への加入について承認を求めるの件。第二次世界大軌の影響を受けた工業所有権の保護に関する日本国とドイツ連邦共和国との間の協定の批准について承認を求めるの件。第二次世界大戦の影響を受けた工業所有権の保護に関する日本国とスイス連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件。
以上三件を一括して議題といたします。政府より提案理由及び内容の概略について説明を求めます。
【次の発言】 只今の三件に対する質疑は後日に譲りたいと存じます。
【次の発言】 次に日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約の批准について承認を求め……
○委員長(佐藤尚武君) それでは外務委員会を開会いたします。
先ず国際民間航空条約への加入について承認を求めるの件、国際航空業務通過協定の受諾について承認を求めるの件、国際電気通信条約の批准について承認を求めるの件並びに日華平和条約附属議定書第二項の有効期間の延長に関する議定書の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。政府より提案理由について御説明を求めます。
【次の発言】 以上の四件に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約の批准について承認を求めるの件を議題といたします。先ず黄田経済局長に御発言を願います。
○委員長(佐藤尚武君) これより外務委員会を開会いたします。日本国とフイリピン共和国との間の沈没船舶引揚に関する中間賠償協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のあるかたは御発言をお願いします。
【次の発言】 これまでに質疑に伴つて政府側からの説明もあつたのでありまするけれども、又今のお話の点について十分でなかつたかも知れんと思いますので、政府側から御説明を……。
【次の発言】 それでは只今から外務委員会は秘密懇談会にいたします。速記をとめて下さい。
午後一時四十五分速記中止
【次の発言】 それでは速記をつけて下さい。これで秘密懇談会を終ります。そのほかにまだ御質疑がご……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。先ず日華平和条約附属議定書第二項の有効期間の延長に関する議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のあるかたの御発言を願います。別に御発言もないようでありまするから質疑はないものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。これより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べ願います。別に御発言はございませんか。別に御発言もないようでありまするから討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは討論は終局したものと認めます。これより採決に入ります。……
○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。先ずけさほどの委員長及び理事打合会におきまして協議した結果を御報告申上げます。それは日米通商航海条約についての打台をしたわけでありまするが、すでに御承知の通りに、参議院の外務委員会としては、日米通商航海条約の本審査には少くとも二日間の日時を持たなければならんということを衆議院側に通知しまして、それを含んで衆議院側において善処してもらいたいということをあちらに通知しておいたわけでありましたが、昨日は遂に衆議院の委員会も通過するに至らず本日に持越しまして、そうして委員会においては先刻これを採決した趣きでありまして、本会議にかかるばかりに……
○委員長(佐藤尚武君) 只今から外務委員会を開きます。
本日の議題は、日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約の批准について承認を求めるの件であります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 それでは速記をつけて下さい。委員会は暫時休憩いたします。
午後零時五十六分休憩
【次の発言】 それでは午前に引続きまして外務委員会を再開いたします。
日米通商航海条約につきまして質疑を続行いたします。質疑のある方はどうぞ御発言を願います。
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開会いたします。 議題は日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約批准について承認を求めるの件であります。これから質疑に入るわけでありますが、その前に私から一言申上げて皆様の御考慮を煩わしたいと思いますのは、この通商条約は一般のその他の条約と同じように、これは日本と外国との関係を律するものでありまするし、こういう重大な問題は申すまでもないことながら超党派的にお考えを願いまして、そうして日本国民のためにどうあらねばならないかという意味合からして御審議を煩わしたいと思うのでございます。これは申すまでもないことでありますけれども、そういう意味合におい……
○委委員(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開会いたします。
議題は日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約批准について承認を求めるの件であります。昨日に引続きまして質疑のある方は御発言をお願いいたします。昨日は第七条まで行つたのでありますが今日は第八条から始めて頂きます。
【次の発言】 これはお互いに見るところが違つておられるようでありますが、外務省側の説明で御満足がいかなければいかないように、この第八条は亀田委員において留保されて、そうして先に進んで行くというようにいたしたいと思います。
【次の発言】 第三項と第一条ですか。
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。 ちよつとお断り申上げておきまするが、今朝の議運小委員会で、独禁法が本会議に上程の場合、各委員会はやめて、各委員本会議に出席するようにという決定があつたそうであります。併しこの委員会は御承知の通り極めて重要な案件を処理しておりまするので、特に議長の許しを得まして、独禁法がかかりましても、この委員会だけは審議を続行して差支えないということにいたしましたから、どうぞそのおつもりで審議を続行せられるようにお願い申上げます。 議題は日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約の批准について承認を求めるの件であります。本件につきましては、一昨日……
○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。
先ず現在理事が二名欠けておりますが、委員の差替えの都合もありますので、本日はその補欠を一名だけ互選いたします。互選の方法は先例により委員長より指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは委員長より曾祢益君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に閉会中調査を継続した国際情勢等に関する件につき、調査未了報告書を提出しなければなりませんので、この点をお諮りいたします。調査未了の報告書を提出することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。
なお右報告書については多数意見者……
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。
先ず理事の補欠互選を行います。只今一名欠員になつておりますが、これは先例により委員長より指名いたすことにいたして御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは委員長より佐多忠隆君を理事に指名いたします。
【次の発言】 本日は別に案件はないのでありますが、何か委員諸君のほうから御意見等ございましたらばお述べ願いたいと思います。さもなければ次回の開会並びに外務大臣を招請するという問題につきましては、衆議院との関係並びに参議院の予算委員会等の関係をよく見まして、又関係委員長とも御相談いたしまして、成るべく月曜日に外務大……
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。
議題は日本国における国際連合の軍隊に対する刑事裁判権の行使に関する議定書の締結について承認を求めるの件であります。先ず政府より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 外務大臣は今予算委員会からぬけ出して来られて、すぐお帰りにならなければならんそうでありますから、本日はこの提案理由の説明だけ外務大臣からお聞きしたことにいたしまして、大臣はこれでお帰りになること、これやむを得ないと思います。
それではこれに引続きまして、外務省から三宅参事官が出席されておりまするので、本件の内容についての概略の御説明をお求めしたいと思います。どうぞ。
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。
本日の議題は、日本国における国際連合の軍隊に対する刑事裁判権の行使に関する議定書の締結について承認を求める件であります。
本日は追つて外務大臣も出席されるはずでありまするので、その際は総括的な御質問を大臣に対してなされるようにお願いしたいと思うのでありまするが、下田条約局長が出席しておられまするので、問題の詳細の点に関しまして下田局長に御質問をして頂くということにいたしたいと思います。
【次の発言】 外務大臣が来られましたので、先ほどお話申上げましたごとくこの国連軍関係の議定書に関しまして、そうしてこの問題に限つて外務大臣に総括質……
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。
本日の議題は国際情勢等に関する調査であります。質疑のあるかたは順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 ほかに外務大臣に対して御質問はございませんか。
【次の発言】 では外務大臣がこの委員会に来られてから丁度三時間になりますから、随分今日は大臣の勉強されましたように、皆様がたも御勉強になつたことを感謝いたします。それで総括質問と申しまするか、国際情勢に関する総括質問は大体これで尽きたように思いますので、外務大臣にはこれで帰つて頂いてもいいかと思います。但し我々の委員会に付せられておりまする案件、つまり国際……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
先ず日本国における国際連合の軍隊に対する刑事裁判権の行使に関する議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質問のあるかたはどうぞ順次御発言をお願いします。
【次の発言】 ほかに質疑のあるかたはございませんか。
【次の発言】 鶴見委員から緊急質問の申出があります。どうぞ。
【次の発言】 今曾祢委員からの御発言がありました。私も実はそのことをお諮りしたいと思つておつたのでありますが、鶴見委員の緊急質問は今朝来我々が取扱つておる議定書の問題とは、これは別個の問題であると思いますので、この議定書関係のことだけは今この際きめて頂いて……
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。
先ず参議院規則第五十五条の規定により、閉会中の継続調査事件についてはその未了報告書を提出することになつておりますので、国際情勢等に関する調査について調査未了報告書を提出したいと思いまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは右を決定いたします。
なお本報告書については多数意見者の署名を附することになつておりまするので、御署名をお願いいたします。
杉原 荒太 梶原 茂嘉
曾祢 益 羽生 三七
加藤シヅエ 佐多 忠隆
中田 吉雄
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約第八条2についての留保に関する公文の交換について承認を求めるの件を議題といたします。本日はこれから本件について質疑に入りたいと思いまするが、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 この問題は度々この委員会でも繰返し論議されたところでありますが、本日の杉原委員の御質問もまさに今までの経緯を再びここで繰返されることになつたと思うのであります。条約局、つまり政府のほうでも、この点は一つ御考慮をお願いして、将来は今杉原委員の言われたような意味合において、これは単に杉原委員ばかりで……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
先ず関税及び貿易に関する一般協定のある締約国と日本国との通商関係の規制に関する宣言への署名について承認を求めるの件を議題といたします。
先ず政府より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本件に関する質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 次に日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約第八条2についての留保に関する公文の交換について承認を求める件を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 御尤もだと思います。つきましてはこの通商条約第八条の関係の留保につまましての御質問がまだおありでありますれば下田局長……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
議題に入る前に曾祢委員から御質問があるそうでございまするから、先ず曾祢委員に御発言を願います。
【次の発言】 では今の問題はこの次の機会に外務省の責任当局から説明を頂くということにいたします。
【次の発言】 本日の議題は、関税及び貿易に関する一般協定のある締約国と日本国との通商関係の規制に関する宣言への署名について承認を求めるの件であります。本件につきましては昨日の委員会で仮加入の交渉経過内容、我が国の通商貿易政策の現状及び提出された資料等について説明を承わることに決定しておりまするので、本日は先ず経済局長から説明を求めることにいたした……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開会いたします。 審議に入る前に御報告申上げることがございます。それは外務委員の加納金助君が五日に亡くなられましたので、昨日委員会を代表して花環一基を送りました、右御了承をお願いしたいと思います。 次に委員会の進行に関してでありますが、現在交換公文のほうは本付託になつております。又ガットのほうは午前中に衆議院の委員会で採決が行われ、午後の本会議に大体三時頃というお話でありまするが、上程される予定であります。明日は最終日でいろいろと混雑するものと思いまするので、間に合えば又できまするならばこの両件ともこの委員会において本日中に上げておきたいと思うの……
○委員長(佐藤尚武君) 只今から外務委員会を開きます。
議題は国際情勢等に関する調査であります。外務大臣が御出席になりましたので質問のおありのかたは順次御発言願います。曾祢益君。
【次の発言】 それでは外務大臣に対する質疑はこれで終了いたします。どうもありがとうございました。
【次の発言】 ちよつとおとどまりを願いたいのですが、国際情勢に関する調査については調査報告書を提出いたさなければなりません。本件について調査未了の報告書を提出することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさように取計らうことにいたします。
なお本報告書につきましては多数意見者の署名を付することになつておりま……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
先ず調査承認要求を議題といたします。今期国会においても国際情勢等に関する件について調査を行いたいと存じますので、調査承認要求書を提出したいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決します。なお提出する文書の調製については慣例により委員長に場御一任願います。
それでは外務委員会を散会いたします。
午前十時二十六分散会
○佐藤尚武君 ちよつと只今のに関連して申上げます。
【次の発言】 簡単に申上げたいと思います。鶴見委員からブラジルに対する重要性についてお話がありましたことは、極めて機宜に適したことと思うのでありますが、これにつきましてこの際是非外務大臣にお考えを願いたいと思うことは、実は外務省の考え方として、今まではそうじやなかつたと私は思うのです。大正八、九年の頃でありましたか、外務省内にも南米にもつと力を入れなければいかんという意見を述べた先輩もおられました。不肖私も同じような考え方で、当時の外務大臣、次官等にも意見を申述べたことがあつたのでありまするけれども、一向にそれが採用にならなかつた。そして三十……
○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。 会議に入る前に去る五日の委員長及び理事打合会の内容について簡単に御報告申上げます。先ず委員会を原則として毎週月曜午後一時、木曜午前十時に開くことに申合せました。 次に横浜航空隊及び群馬県の新町の保安隊特科隊を近日中に視察することになりましたが、その具体的計画ができ次第御連絡したいと思います その他沖繩への議員派遣、北海道駐略軍基地の視察等について御発言がありました。これらの件につきましては委員長において検討することになつております。 以上が理事会の大体の内容であります。どうぞ御了承をお願いしたいと存じます。
○佐藤尚武君 高橋委員がお済みでしたら発言を求めたいと思います。
【次の発言】 質問事項に入る前に一言申上げておかねばならんと思いまするのは、前回私が質問要求をしたことについてのこの質問事項中に私は特定の問題は掲げていなかつたのでありまするけれども、審議の進行の都合によつて発言を留保いたしておいたのでありまして、そのためにその立場に立つて私は発言を求めたわけであつたのであります。ここは公開の席上でありますし、殊には外国の新聞も代表されて見えているかと思いますので、私は何のために発言をしたのかということについて、誤解を避けるために今のようなことを一言申述べておきたいと思つたわけですが、本日は自由……
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開会いたします。
徳正頼貞君より理事辞任の申出がありました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。つきましては、理事の補欠の互選を行いたいと存じますが、互選の方法は慣例により委員長から指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ない模様でありまするので、委員長は團伊能君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、国際労働機関の総会がその第二十八回までの会期において採択した諸条約により国際連盟事務総長に委任された一定の書記的任務を将来において遂行することに関し……
○佐藤尚武君 佐多委員の御質問でありますが、それにお答えいたします。その前に先ほど来のお話を承わつておりまするというと、外務委員長は理事会の諸君と御相談になつて、そうして佐多理事は反対を表明されたにかかわらず、出席されたということでありますが、理事会にお諮りになつて、そうしてその上で外務委員長が御自分の意見でおきめになつたということは、これは私は何らそれに対して異議をはさむ筋合いでも何でもないのでありますが、それはよかつたと思うのであります。ただ先ほど、その際佐多委員が御自分の立場を御説明になつた中に、多数の方々の賛成があつたようでもあるから――ということを言われましたが、それは理事会での多数……
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。会議に入る前に二十三日の理事会における結果について御報告いたします。 先ず労働関係の二件につきましては、期限の関係上三月四日の委員会で採決、五日に本会議上程の運びとすること。労働委員会が本件に関して連合委員会を開くことを決定した場合はこれを承認し、三月二日火時日の午後一時に開くこと。賠償問題については外務大臣より秘密会において説明を求めるの件は、三月四日労働関係の二件の採択後として、インドネシアとの沈船引上協定は、それより後に採決の運びとすること。以上のように申合せたわけでありまするが、そのように取運びまして御異議ございませんか。
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。 国際労働機関の総会がその第二十八回までの会期において採択した諸条約により国際連盟事務総長に委任された一定の書記的任務を将来において遂行することに関し規定を設けることと、国際連盟の解体及び国際労働機関憲章の改正に伴つて必要とされる補充的改正をこれらの条約に加えることとを目的とするこれらの条約の一部改正に関する条約(第八十号)の批准について承認を求めるの件。国際労働機関憲章の改正に関する文書の受諾について承認を求めるの件。以上二件を一括して議題といたします。質疑のあるかたは順次御発言を願います。……別に御発言もないようでありますから、質疑は……
○佐藤尚武君 それでは私から御報告申上げます。 先ほどの議会でいろいろ意見の交換が行われたわけで、ございまして、その結果、理事会のほかに鶴見先生を加えて理事会の起草委員会を作るということで、そうして委員長は前半お差支えがあつたために御出席がなかつたのでございましてその結果、私が委員長の代理としてその起草委員会に出席したわけでございます。ところが皆さんがたの御要望で私に座長になれということでありまして、及ばずながら座長を勤めて起算に当つたのでありますが、幸にしてその席に臨まれたかたがたの御意見が一致することができまして、決議の案文を作つたわけでございます。その案文は本来ならばタイプに打つて皆さ……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
先ず外務省設置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。政府に提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本件に関しまする質疑は次回に譲りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは次回に譲ることにいたします。都合によりまして本日はこれにて外務委員会を散会いたします。
午後二時八分散会
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。先ず日本国とアメリカ合衆国との間の国際郵便為替の交換に関する約定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。政府の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本件に関する質疑は次回に譲ります。ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。次に国際連合総会の定めた条件を受諾して国際司法裁判所規程の当事国となることについて承認を求めるの件を議題といたします。
質疑のあるかたは御発言をお願いいたします。別に御質疑はございませんか。別に御質疑がなければ本日はこの程度にしておきまして、次回に又御質疑をお願いすることにいたします……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。議事に入る前に十二日における委員長及び理事の打合会の結果について御報告いたします。お手元にお配りいたしましたMSA関係四件に関する審議の日程表を御覧願います。この表にありまする通りに、衆議院では三月二十四日に討論採決、二十五日に本会議上程という予定になつております。そこで理事打合会でそういう事実と睨み合せまして、参議院の外務委員会としては二十三日に政府から提案理由の説明を求めることにいたしました。そして二十四日、二十五日の間は大臣たちが衆議院のほうにとられることを予想いたしましてその両日を公聴会に充てたわけでございます。そうして本格的に審議……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。 日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との聞の協定の締結について承認を求めるの件、及び、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆目との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件につきましては、すでに理事会及び委員会において公聴会を開くことを予定いたしておりましたが、只今四件が付託になりましたので、正式にお諮りいたすわけであります。 以上の四件につきまして公聴会む開くこ……
○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。
日程は公報にのせてある通りでありまするけれどもこれはあとに廻しまして、公聴会のことから先に御相談申上げたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 前回の委員会において理事会に一任されておりました公聴会の公述人の選定についてお諮りいたします。
一応委員長及び理事打合会において協議を行いました結果、次の諸君を公述人に選定してはということになりました。その人名を読上げますると、成蹊大学教授佐藤功君、同志社大字学長田畑忍君、元公使柳井恒夫君、京都大学教授田畑茂二郎君、以上は三月二十五日にお願いをする分として候補者として一応……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会公聴会を開きます。 問題は、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上の四件についてであります。 公述に入る前に、本日御出席を頂きました公述人のかたがたに一言お礼を申上げたいと存じます。 本日は御多用中にかかわらず、当委員会のために御出席下さいましたことを厚……
○委員長(佐藤尚武君) では昨日に引続き只今より外務委員会公聴会を開きます。日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件についてであります。 公述に入る前に本日御出席を頂きました公述人の方々に一言御礼を申上げたいと存じます。本日の御出席は日本製鋼所取締役社長新谷哲次さんと、財団法人国民経済研究協会理事……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
先ず日本国とアメリカ合衆国との間の国際郵便為替の交換に関する約定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のあるかたは御発言をお願いします。……別に御発言もないようでありまするから、質疑はないものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
これより討論に入ります。御意見のあるかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを頂きます。……別に御発言ごいませんか。別に御発言もないようでありまするから、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。
本日の議題はビキニ被災問題に関する件であります。それでは曾禰委員どうぞ。
【次の発言】 ちよつと中田君お待ち下さい。
【次の発言】 中田委員が先ほどから発言を求めておられますが、これは羽生君の御質問の関連ですか。
【次の発言】 羽生委員もまだおやりになるのですか。
【次の発言】 それでは梶原さん。
【次の発言】 何か問題が少し特殊の問題に入つてしまつたようですが。
【次の発言】 最初からおよそ二時間という見当で質問を始めたので、それで外務大臣も大儀でおありであつたかも知れませんけれども、二時間ぐらいならよろしい、こういうことであ……
○委員長(佐藤尚武君) ではこれから外務委員会を開きます。 先ず私から委員諸君に御報告を申上げることにいたします。御承知のように四月三日に総理大臣の出席を求めて総理に対する総括質問を始め、本日この月曜日から外務大臣に対しての総括質問を行うというような日割を一応は決定しておつたのでありまして、文書を以て総理の四月三日の出席を求めたのでありましたが、一昨三日に至りまして、事実総理はまだ病気が回復しないために当日は出て来られないということが明らかになりました。そこでその善後策をどうするかということについて理事会を開いたのでありまするが、当日は理事諸君全部の御出席がなかつたために正式の理事会を開くに……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務員委会開きます。速記を暫くやめて下さい。
【次の発言】 速記を付けて下さい。議題は国際砂糖協定の批准について承認な求める件であります。先ず政府の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本件に関する質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 では先ほど申しました通り、本件に関する質疑は次回に譲ることといたしまして、本日はこれで散会いたします。
午後零時二十分散会
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。会議に入る前に今朝の理事会の経過について御報告いたします。今朝理事会を開きましてMSAの取扱ぶりについて御相談をいたしました。前回から総理の一席用題が主たる案件であつたのでありまするが、昨日の理事会乃至は委員会の決定に従いまして官房長官とお打合せをしたのでありまするが、今朝官房長官から電話が参りまして、総理はゆうべ遅く六時過ぎに東京に着かれた、そこで早速外務委員会側の要望をお伝えしました。それで総理もごの委員会に出席をしてそして質疑に応じたいというはつきりとした意向を持つておられるというわけで、ただ病状が許さないために今週一ぱいに国会に出席……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。昨日に引続きまして総括質疑を続行いたします。
【次の発言】 それでは外務大臣に対しまする総括質問は本日はこの程度で終了することにいたします。
午後の委員会は午後二時から開会……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
議題は国際砂糖協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のあるかたは順次発言をお願いいたします。
【次の発言】 この協定の目的、効果等について昨日意見の交換がございました。併し今の梶原委員の御質問は別の方面からそれを聞いておられるように思いますので小田部局長どうぞ。
【次の発言】 簡単に御説明を。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。……では質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。これより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願いま……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。 日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の輸入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。 なお総理大臣に対しまする質疑は、かねて打合せの通り、最初の一巡は一人二十分の持時間でやることになつておりまするので、あらかじめ御承知の上で御発行を願います。又附け加えて、……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。外務大臣に対する質疑を続行いたします。
【次の発言】 ちよつと条約局長から御答弁があります前に御紹介申上げますが、インドネシアの国会議長のサルトノ議長がここにお見立になりましたの……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。
【次の発言】 ちよつと申上げますが、木村長官は役所の都合でほんの四、五分中座したいということでありまするからして、その間外務大臣に対する質問をどうかやつて頂くことにしたいと……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。 日程に入ります前に御報告申上げたいのは、今朝の理事会の相談の模様をお伝えする点でありまするが、MSAに関しまする日程について相談をいたしました。日繰りのほうから申しますると本日と十九日の月曜日で大体総括質問を終つて頂きたいということであります。それから二十日に農林と大蔵委員会との連合委員会を開く。二十一日一ぱいと二十二日にかけまして逐条質疑をこれは終つて頂きたいのでありまして、二十二日の午後討論、採決そして二十三日の本会議に上程、こういうことに大体お打合せをいたしましたことを御承知願いたいと思います。 それから発言のことでありまするが……
○委員長(佐藤尚武君) これより外務委員会を開会いたします。
日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本何とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。前回に引続いて外務大臣に対する総括質問を行います。
【次の発言】 では佐多委員の持時間は切れましたから一応これでもつてやめて頂きたいと思います。
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
本日よりは逐次質疑に入ることになります。先ず日本国アメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。先ず前文から入ります。質疑のあるかたは順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 条約局長は質問がおありでしたらお答えすると言つておられます。如何いたしますか、第一項、第二項をずつとやつて参りましようか、全部ですか、それでは前文全部を問題にいたします。
【次の発言】 如何でございましようか。我々は今逐条質議の段階にあるわけでありまして、前文が議題となつておるわけであります。この前文に関して中田委員は……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開会いたします。
先ず日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。本日は第七条から始めることにいたします。質疑のあるかたはどうぞ御発言をお願いいたします。
【次の発言】 今質疑をされるほうが御便利ならば、附属も併せて御発言なさつたら如何ですか。
【次の発言】 今、保安庁の上村官房長が来られましたが、先ほど佐多委員何かありましたね、どうぞ。
【次の発言】 第七条関係はそれで終了したことにしましてよろしうございますか。
【次の発言】 それでは第八条に、移ります。
○委員長(佐藤尚武君) 只今より委員会を開きます。 通商に関する日本国とカナダとの間の協定の批准について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の批准について承認を求めるの件、遺産、相続及び贈与に関する二重課税の回僻及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の批准につい承認を求めるの件、日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の締結について承認を求めるの件、日本国における合衆国軍隊及び国際連合の軍隊の共同の作為又は不作為から生する請求権に関する議定書の締結について承認を求めるの件、以上五件を一括して議……
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。
先ず万国農事協会に関する条約の失効に関する議定書への加入について承認を求めるの件、けしの栽培並びにあへんの生産、国際取引、卸取引及び使用の制限及び取締に関する議定書の批准について承認を求めるの件、第二次世界大戦の影響を受けた工業所有権の保護に関する日本国とスウエーデンとの間の協定の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。政府の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 三件に対する質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 通商に関する日本国とカナダとの間の協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。
……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。 先ず昨日の委員長及び理事打合会の結果について御報告いたします。昨日の打合会では、先ず議題となつておりまする各案件の取扱について協議をしたわけでありまするが、とにかく会期が明日まででありまして、この既定の会期内に全部を上げるということは、これは到底不可能なことでありまするので、それにつきましては一週間延長をすることができたならば我々のほうの案件はすべて片附くのではなかろうかという、そういう見当からして日取を繰つてみたのでありますが、それで委員会の開会のこの日取から申しますると、先ず七日の本日とそして来週十日の月曜日、十一日の火曜日、十三日……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
先ず通産に関する日本国とヵナダとの間の協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑のあるかたはどうぞ御発言を願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 この問題につきましてほかにどなたか御意見ございますか。
【次の発言】 杉原委員の御賛成もあるようですから通産当局に来て頂きます。それでは通産当局が来ましてから、又佐多委員の質問の趣旨について深く掘下げて行くことにいたしまして、そのほかに何かこのカナダとの通商協定に関しまして御質疑のおありになりまするかたは御発……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
先ず通商に関する日本国とカナダとの間の協定の批准について承認を求めるの件を議題に供します。昨日に引続いて質疑を行います。質疑のあるかたは御発言をお願いします。
本日は外務省側の政府委員のほかに通商産業省各通産商局長の牛場信彦君が来ておられます。その他山内調達庁総務部長が来られることになつておりましたが、それはまだ、後ほど大蔵省の管財局長の窪田君も来られることになつております。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。
【次の発言】 ほかに御発言もないようでありまするが、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
[「異議……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開会いたします。
日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の締結について承認を求めるの件、日本国における合衆国軍隊及び国際連合の軍隊の共同の作為又は不作為から生ずる請求権に関する議定書の締結について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題に供します。昨日に引続いて質疑を続行いたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 外務大臣は午前は差支えがあつて出られないそうです。午後は衆議院の本会議に出ることになつておるので、その時に都合をつけてこちらにも出てもらうようにと交渉はしてあるそうです。
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。 日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の締結について承認を求めるの件、日本国における合衆国軍隊及び国際連合の軍隊の共同の作為又は不作為から生ずる請求権に関する議定書の締結について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題といたします。 質疑のある方は順次御発言をお願いするわけでありまするが、実は本日は本会議がありまして日程は第五までが法律案等でありまして、第六から請願に入るわけであります。それで本日のこの委員会での採決が若しありまするならば本会議に緊急上程をすることに交渉してあります。そして請願に入る前にこちらの委員会の承認……
○委員長(佐藤尚武君) 只今から外務委員会を開会いたします。
外務省関係法律の整理に関する法律案、予備審査、日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について承認を求めるの件、予備審査を議題に供します。先ず両案件について政府より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本案件に関する質疑は次回に譲りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めまして質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 次に、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の批准について承認を求めるの件、予備審査、遺産、相続及び贈与に対……
○委員長(佐藤尚武君) 只今から外務委員会を開会いたします。所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の批准について承認を求めるの件、遺産、相続及び贈与に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の批准について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題といたします。質疑のおありのかたは順次御発言を願います。
【次の発言】 ちよつと無理だと思うと局長が言つておられますから。
【次の発言】 ほかに御質疑は。
【次の発言】 別に御発言ございませんか。質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。 議事に入る前に、昨日委員長及び理事の間で打合を行いました結果について御報告申上げます。その打合せの一つは、艦艇貸与協定の取扱に関する件、その二は議員派遣の問題でありまして、艦艇貸与協定につきましては、本日から質疑に入り、二十八日の金曜日の本会議に上程を目途として審議を進めるということに一応話合があつたのでありまするが、そのように取運びまして御異議ございませんか……。成るべく金曜日の本会議に上程したいと思うのでありまするが、別段御異議もないようでありまするから、さよう進行することにいたします。
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。議題は、日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について承認を求めるの件。 質疑に入る前にお諮りいたします。保安庁長官が内閣委員会になお相当の質疑を残しておられます。又秘密保護法案が本会議緊急上程ということになればそれにも出席されなくてはならないことになります。従つて当委員会としては保安庁長官の出席を求めることが困難なようでありまするが、審議をどういうふうに進めたらいいかということについてお諮りいたしたいと思うのであります。外務大臣は来られるそうであります。又保安庁の他の政府委員も勿論来られると思うのでありますが、長官は今申上げた……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。 日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。 質疑に入ります前に御報告申上げなければならないことがありまするのは、保安庁長官は内閣委員会に先日来出席されておりまして、なかなかあちらのほうの都合がつかなくて、漸く本日内閣委員長に強いてお頼みをしまして、一時間半を限つて長官にこちらにおいでを願うことに漸く先ほど決定したわけであります。でありまするからして今三時十分過でありまするが、一時間半と申しますると四時四十分、四時四十分までに質疑をこれは是非とも切上げて頂かなければならないのでありまして……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。昨日に引続き質疑を続行いたします。質疑のあるかたは御発言をお願いいたします。
【次の発言】 木村長官との問に誤解がありまして、先ほど長官は一時間という約束でしたというふうに了解されておつたようでありますが、私は今日はそういうお約束はしておらなかつたのであります。併し内閣委員会のほうの都合を聞きまするというと、午後一時から開会、そしてその初めに国防会議の件を政府から御説明になられる。そのために事前に長官は協議をされるという必要がある、これは了解ので……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。
議題は国際情勢等に関する調査であります。外務大臣に対しての質疑ありましたらば御発言を願います。
【次の発言】 それでは外務大臣に対する質疑はこれで終了いたします。委員諸君はちよつとお残りをお願いいたします。
【次の発言】 次は国際情勢等に関する調査については、昨日継続調査要求をすることに決定したのでありますが、会期もあと僅かになりましたので、調査未了の報告書を提出したければなりません。これを提出するこに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありまするので、さよう決定いたします。
なお、報告書の内容については委員長に御一……
○佐藤尚武君 私は新大臣がこの参議院の委員会に来られましたこの機会に、極めて概括的に賠償関係の問題について御意見を伺いたいと思うのでありますが、これは前内閣当時岡崎外務大臣が出席されたときにも申したことでありますが、どうも日本の今までの政府の努力にかかわらず、賠償問題が非常に長く延び延びになつておる、解決が延び延びになつて来たということを私は非常に憂えておつた者であります。終戦以来すでに十年にもなりまするし、平和条約ができてからも三年にもなるというような今日、日本の立場からいいまして、この重大問題をできるだけ早く解決しないということには日本の将来にとりまして非常な不利益をもたらすのではないかと……
○佐藤尚武君 私主として総理大臣に御質問申し上げたいと思います。と申しますることは、今までの委員会で、重光外務大臣に対しては一両度質問したことがありますが、本日は幸い総理の御出席もありまするから、今申し上げたように、総理のお考えを承わりたいというように思うのであります。 日ソ交渉の問題その他につきましては、先ほど来小瀧委員との応答でだいぶ政府の態度も明らかになって参りました。私は今までいろいろないきさつがあったああいう問題については、一切触れたいとは思いません。ただソビエトなり、中共なりを相手にしての交渉をこれからお始めになる、中共との問題は今現実の問題とはなっておりませんけれども、私の申し……
○佐藤尚武君 私から主として日米会談、ことに共同声明に発表された点について一、二私の感想も述べてみたいと思いますので、それに対して大臣がどういうふうに受け取られるかということを承わることができれば幸いだと思います。そして最後に一つ、一点について私は御質問申し上げて、そして私のよく理解しないところをお尋ねしたいと思っておりまするが、その問題は、今の安保条約なり行政協定たりの相互的の基礎においてこれを改訂したいというその点であります。今大臣はそれに触れられましたが、あらためて私からもお尋ねしたいと思います。 概して今回の外務大臣のアメリカ訪問は、先ほど来の御説明を承わりましても、日米両国の間に重……
○佐藤尚武君 今の問題に関連して一つお伺いしたいのですが、今の意匠盗用の問題でありますが、イギリスからは繊維品について苦情が来たとかという話も聞いておりますが、その辺の実情をお話し願いたいのと、それからまたそれに対応する対策の問題、二国間での交渉は、通商条約に関連した交渉の中に意匠盗用の問題も含まれるのか。あるいはまた別個に当業者同士の間で何らか統制が進められているものであるか、そこらの問題について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 重ねて簡単にお尋ねいたしますが、その商標権とか意匠の問題とかいうのは、これは特許権について私は多少知っておりますが、同じようになりますか。日本側に、日本の当……
○佐藤尚武君 映画のことについて少し伺いたいのですが、このイタリアとの協定の第一条には、こういうことをやるのだということを挙げられて、その中に「科学的、教育的又は文化的性質を有する映画」ということになっておる。その前の(b)項には「講演、演奏会及び演劇」となっておって、この演劇というのには何ら、もちろん何ら制限はない、あるわけもないのであります。しかし映画に限ってなぜ文化的性質を有する映画というふうに限られたのか、そこを一つお伺いしたいのであります。 それからもう一つは、外国の映画を日本に持ってくるということの基礎はどういうところにおいてあるか、つまり現実の問題としてわれわれが市中の映画劇場……
○佐藤尚武君 今の条約局長のお話の中にもありましたが、回教国は署名がむずかしいのじゃないでしょうか。
【次の発言】 ただいまのは婦人の参政権の問題でございましたが、そのほかに婦人に対して社会上のいろいろな制約があるのでは、どうも回教国の参加を期待するというようなことは、これは風俗習慣がだんだん変ってくれば別問題ですが、しかしそれには非常に長く時間がかかるわけですからして、ほとんど望みないのじゃないかという感じがします。そうすると、回教徒の国を除いたり、あるいはリベリア等の後進国を除いたりして、比較的限られた国々の問でのみこれは締結されるということになりそうに思います。もちろんそれはそれで差しつ……
○佐藤尚武君 つかんことをお聞きするようですが、先ほど共産圏との間の著作権の問題は、かりに翻訳の場合先方のものを日本で翻訳をするのは無償だということでしたね。音楽についても同じことなんでしょうね。つまりたとえばソビエトの音楽を日本で演奏するというような場合に、これもまた無償になろうかと思うのでありますが、そうなりますと、結果は日本の歌劇団が欧米のものを演奏するといような場合には、ずいぶん高い報償金を払わなければならない。それで困っている歌劇団があることを私は承知しているのですが、共産圏のものを演奏するということになる、歌うということになる、その場合には無報償で行ける。結果はどうなるかというと、……
○佐藤尚武君 簡単に関連質問したいと思いますが、お許し願いたいと思います。 先ほど鶴見委員の言われましたフィリピン関係の賠償問題についての見解は、私も全然同感であります。のみならず私も前内閣時代から、つまり吉田内閣の岡崎外務大臣の時代から、この問題は私の見解を述べて、かつまた賠償促進についての政府の善処を促してきたわけであります。今度の内閣になりましてからも、新大臣に対して同じようなことを申しております。従いまして鶴見委員の御意見は私全然同感であります。そうしてまたアジア局長の御説明の中で、大局から見て東南アジアに対する日本の態度に関しての御説明、これもまた私は政府当局から聞くことができたこ……
○佐藤尚武君 私は今度の漁業交渉について、事態を明らかにするために簡単に外務大臣に御質問申し上げたいと思います。それは今朝の新聞で私はソ連の回答なるものを見ました。その回答の中に、先般漁業交渉を日本政府から申し込んできたというそのことがうたってある。日本政府から魚族の保護並びに難破船の救済という二点に対して申し入れがあったので、ソビエトはそれに関する交渉を承諾して、会議地をどこにするかということを申した。しかして魚族保護の問題は、日ソ両国間で話し合いができたあとで両国において交渉するつもりである、こういった意味の回答がけさの新聞に報道されたわけであります。どうも私にはよくわからないので、日本政……
○佐藤尚武君 この国際金融公社協定に関連して、若干政府の態度を質問したいと思います。今、羽生委員からその問題について触れられた点があったように伺います。というのは、こういうような低開発地域に対する援助は、国連一本にまとめてやる方がいいんじゃないかというような御意見であったと伺いましたが、私自身も、全くそういう同じような考え方を持っておるものであります。今回のこの国際金融公社協定を見まするというと、その説明書にもありまする通りに、昭和二十九年に、アメリカ政府はこの問題に対して賛意を表したということから急速に発展をして、今度の協定を見るに至ったということでありまして、とにかく世界の一番大きな資本を……
○佐藤尚武君 先ほど津島委員から、インドネシアに庭球の選手を送った件につきまして、外貨の問題でいろいろ苦しまれたというお話がございました。私もインドネシア関係の仕事をしておりまするその関係からしまして、ずいぶん困った者の一人であったのでありますが、従いまして、津島委員の言われました外貨問題に関しましては、私は全面的にこれに賛意を表して、そうして政府がそれこそほんとうに――事スポーツに関する問題ではありまするけれども、これは国際的な大きな意義を持つスポーツなんでありまするからして、そういう点で政府においてぜひ考慮を払われるようにお願いしたいと思うのであります。留学生の問題は、今高碕長官からも言及……
○佐藤尚武君 緑風会といたしましても、今回の賠償協定に対して全幅的な賛意を表するものでありますが、四年越しの長い交渉がここに妥結するに至りましたことは、まことに慶賀にたえないことでありまして、外務大臣初め高碕長官その他関係各位の御努力に対しまして、深く感謝の意を表するものであり、またフィリピン側のネリ大使初め、これに関係したもろもろの人々に対しましても、深く敬意を表する次第であります。願わくは、これが一つの大きな転換期となりまして、そして日本とフィリピンとの間の国交がいよいよ回復されて、そうして親善関係を増進していく上に、画期的な一つのエポックとなることを心から念願するものであります。これは、……
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務・農林連合委員会を開きます。 議題は国際小麦協定を修正更新する協定の受諾について承認を求めるの件であります。 本日政府よりは外務省経済局次長小田部謙一君、同条約局第二課長佐藤正二君、食糧庁総務部長新沢寧君、同業務第二部長寺田庄次郎君、これらの方方が今見えておられます。このほか外務政務次官小滝彬君が出られることになつておりますが、現在衆議院の外務委員会で同じこの小麦協定の採決をするところでありまして、外務大臣が出られ報いためにそちらに代理として出ておられるようであります。併しその採決も間もなく行われるということで、それが済み次第こちらへ廻つて来られると……
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務大臣連合委員会を開きます。
議題は、関税及び貿易に関する一般協定のある締約国と日本国との通商関係の規制に関する宣言への署名について承認を求めるの件であります。
質疑に入る前にあらかじめお断りをしておきたいと思いまするが、御承知の通り会期末ではあり審議を急がなければなりませんので、この連合委員会は本日午前中で終了したいと存じます。つきましては、成るべく大蔵委員の方々に質疑を行なつて頂きたいと思うのであります。それでは質疑のあるかたは順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御質問はございませんか。では質疑も大体尽きたものとしてよろしいかと思いまするが……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務、内開、大蔵連合委員会を開きます。 議題は日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合百衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件であります。 要求大臣といたしましては、ここに列席しておられます外務大臣並びに大蔵大臣のほか、保安庁上官、それと経済審議庁長官を要求しておるのでありまするが、木村保安片長官は衆……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務、内閣、大蔵連合委員会を開きます。
議題は、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件であります。
【次の発言】 議事進行ならどうぞ。
【次の発言】 お答えいたします。この連合委員会は名のごとく連合委員会でありまして、その意味合で開いておるわけでありますが、昨日来……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務、内閣、大蔵連合委員会を開きます。
議題は、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの作、以上四件であります。
昨日に引続いて質疑のあるかたの御発言をお願いします。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 吉田君。
【次の発言】 緒方副総理はやむを得ない用事があつてちよつと席……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務、内閣、大蔵連合委員会を開きます。議題は、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件であります。なお、本連合委員会は本日を以て終了しなければ自然成立との関係からしまして、外務委員会での審議が不能となりますので、そのことをあらかじめ御了承をお願いしたいと思います。従い……
○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務農林連合委員会を開きます。
議題は農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件であります。
なお質疑に入りまする前にお断わりいたしておきたいことがございますが、それは、本連合委員会は種々の都合によりまして本日午前中を以て終了いたさなければならないこととなりました。そのことをお含みの上に適当に御発言をお願いしたいと思います。
なお農林大臣は間もなくこちらへおいでになるはずになつております。
それでは質疑に入りますから御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ほかに質疑者がまだ三、四人おありのようですから、一段落ち……
○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務・労働合同委員会を開きます。 議題は、国際労働機関の総会がその第二十八回までの会期において採択した諸条約により国際連盟事務総長に委任された一定の書記的任務を将来において遂行することに関し規定を設けることと、国際連盟の解体及び国際労働機関憲章の改正に伴つて必要とされる補充的改正をこれらの条約に加えることとを目的とするこれらの条約の一部改正に関する条約(第八十号)の批准について承認を求めるの件、並びに国際労働機関憲章の改正に関する文書の受諾について承認を求めるの件、以上二件であります。 質疑に入る前にあらかじめお断わりしておきたいのでありますが、連合委員……
○委員長代理(佐藤尚武君) 厚生委員長は本会議に出られましたので、暫らくの間私が代理をいたします。千田委員どうぞ。
【次の発言】 高田さんの第一問のほうがまだ残つておるようですが……。
○佐藤尚武君 外務委員会におきましては、MSA関係につきまして公聴会を二日開いただけで、まだ委員会としての審議には入つておりません。いつ入るかということもまだきめかねておるので、本日あたりきめる段取りになるかと思うのでありますが、現在のところまだきまつておりません。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。