佐藤尚武 参議院議員
5期国会発言一覧

佐藤尚武[参]在籍期 : 1期- 2期- 3期- 4期-| 5期|- 6期
佐藤尚武[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは佐藤尚武参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院5期)

佐藤尚武[参]本会議発言(全期間)
1期- 2期- 3期- 4期-| 5期|- 6期
第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 参議院本会議 第18号(1959/12/23、5期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は緑風会総会の決議によりまして、ただいま議題となっておりますベトナム共和国に対する日本の賠償及び借款協定に関して賛成の意を表するものであります。  問題の根本として私の最も重きを置くところは、日本は、自己の署名した条約に対してはどこまでも忠実でなければならぬという点であり、これは当然のことでありまするが、かくしてこそ初めて日本は世界から信頼される国となるのでありまして、自分自身の署名さえも重んじないようでは、とうてい国際信用をかち得るわけには参りません。(拍手)対ベトナム賠償問題におきましても、でありまするから、私はサンフランシスコ平和条約に規定された賠償条項を文字通り忠実に履……


■ページ上部へ

第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 参議院本会議 第6号(1960/02/10、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 私は、参議院同志会総会の意向を体しまして、現に問題となっております新安保条約並びにこれに付属しておりまする協定等の承認について、総理大臣並びに外務大臣に対しまして、二、三の点について質問をいたしたいと思うものであります。  この条約ないし付属の協定等につきましては、いずれ委員会の審議に付せられることと思いまするので、その内容の詳細の点につきましては、当該委員会において審議の際に私も意見を開陳する機会を持ちたいと思うのであります。従いまして、本日はこれらの個々の問題に触れることは避けまして、本条約締結の大綱についてのみお尋ね申し上げたいと存ずるものであります。  私は、根本問題とし……


■ページ上部へ

第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 参議院本会議 第5号(1961/09/30、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 私は同志会としまして、国連に関連した一、二の問題について、総理、外務大臣の御意見を承りたいと存ずるものであります。  第十六回国連総会は去る十九日から開会されているのでありまするが、今回ほど国連の基礎がゆすぶられたことは、国連が始まってから十六年の今日まで、いまだかってなかったと思われるほどであります。過去においても国連が幾多の困難な問題に直面しまして、そのたびごとに国連の危機が叫ばれたことはありました。かの朝鮮動乱のごとき、またスエズ問題、近東問題のごとき、それであったのでありますが、国連の機構としては、安全保障理事会、総会、それに国連機構の推進機関であるところの事務局の制度な……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 参議院本会議 第20号(1962/05/04、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 ただいま問題となっておりますタイ特別円に関しての協定につきまして、同志会を代表いたしまして、私は賛成討論をいたすものであります。  一たん発効しました昭和三十年の日タイ協定が、タイ側の反対のために実施に至らなかったということは、少しく異例の感がないわけでもありません。同協定については、第二条の九十六億円の経済援助は、日本からする経済援助が終局においてタイ側の債務になることに対して、タイ側の反感を生じ、このために実施が困難に陥ったというその事情は、われわれとしても理解ができないわけでもありません。大東亜戦争中のことを考えてみまするというと、タイが当時日本の同盟国といたしまして、日本……

佐藤尚武[参]本会議発言(全期間)
1期- 2期- 3期- 4期-| 5期|- 6期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院5期)

佐藤尚武[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期- 3期- 4期-| 5期|- 6期
第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 外務委員会 第2号(1959/07/03、5期、緑風会)

○佐藤尚武君 今の森先生のなには聞こえませんでしたが、どういうことでございましょうか。
【次の発言】 賛成いたします。

第32回国会 外務委員会 第閉会後3号(1959/09/02、5期、緑風会)

○佐藤尚武君 本日の委員会の冒頭において、総理が先般の外遊に関しての報告をされたのでありますが、このたびの外遊に関しては、世間でいろいろな批評がありましてかけ足旅行であるとか、実績が上がらなかったとかいうような批判があることは御承知の通りであります。しかし私は、これは何も政府に対して太鼓をたたく意味で申し上げるのでも何でもありませんけれども、私は、一国の責任者が、いや日本の責任者が、機会をとらえて外国に出かけていって、そして各国の首脳者と会談し、意思の疎通をはかるというようなことは、きわめて望ましいことであって、今までそういうことがあまり行なわれなかったということが、むしろ不思議なくらいに感じ……


■ページ上部へ

第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 外務委員会 第5号(1959/11/17、5期、緑風会)

○佐藤尚武君 今の質問に関連して。日本は、毎年アメリカの余剰小麦を買い付けておるわけなんですが、過去においてこの委員会でその問題が出たときに、あたかも日本はアメリカから高い小麦を買わされておるというような非難が起きたことを私は記憶しておるのです。つまり日本は高い小麦を買わされておるという、そういう点であります。この余剰小麦の買付ということは、市場価格によるということになっておるというふうに記憶しておるのですが、市場価格という点と今度のこの小麦協定とはどういう関係になっておるか。ただいまの羽生委員の御質問の中にもそれがあったと思うのでありますが、私はよく理解しなかったので、もし日本の総輸入額の五……

第33回国会 外務委員会 第13号(1959/12/08、5期、緑風会)

○佐藤尚武君 まず委員長に御注意申し上げたいことがあります。われわれ参議院の外務委員会としては冷静に問題を審議していくということが長い間の伝統であったと私は信じております。傍聴席からかれこれヤジが飛んだりなどするということは、これは未だかつて私は参議院の外務委員会としては聞いた記憶がございません。本日はそういう点においてはなはだしく議場の秩序が乱れております。委員長これは整理していただきたい。傍聴席からそういったような意見の発表であるとか、あるいはヤジであるとかということは、よしんばその人がどういう資格の人であっても許さるべきことじゃないということを、はっきりさせていただきたい。それをまずお願……

第33回国会 外務委員会 第24号(1959/12/22、5期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は緑風会の代表といたしまして、現在問題になっておりまする対ベトナム共和国賠償協定並びに借款協定に対しまして、賛成の意を表するものであります。  私は、日本といたしまして第一に重点を置かなければならんことは、日本の締結しました国際条約に対して徹底的に忠実でなければならないと思うのであります。終戦以来六年も長い時間をかけまして、ようやく締結しましたあのサンフランシスコ条約に対しましては、徹底的にこれを尊重しなければならんということは当然の話であります。従いまして同条約の賠償条項につきましても、日本はその規定を忠実に守らなければならんということになるのである。ベトナム国が当時サンフラ……


■ページ上部へ

第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 外務委員会 第3号(1960/03/10、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 どうも、私もよくこのガットの問題は研究が足りないので、わかっていないのですが、ですから、つまらない質問をすることになるかと思いますけれども、第一、今度スイスと日本国との間で、スイス連邦のガットに対しての暫定的加入に関する宣言というのが承認されたわけで、この文書を見るというと、宣言の締結というふうなことになっている、どうも、今までの慣習とは違った言葉が使われているような気がするのです。宣言を締結するということがあるのでしょうか。そうして、それはどういうことを意味するのか。まずもって御説明をいただきたい。
【次の発言】 英文の方にはどうなっておりますか。やはり締結に相当する言葉が使わ……

第34回国会 外務委員会 第4号(1960/03/15、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 在外公館の問題と直接に関係があるわけじゃありませんけれども、先ほど来A・Aグループの話が出ましたのでお尋ねしたいと思うのです。国連の中で現在A・Aグループに属している国は何カ国くらいありますか。また近い将来にまだまだふえると思うのですが、その数もおよそどれくらいあるか、ちょっと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、現在のA・Aグループが二十九カ国、近い将来加盟をするだろうと思われるのが五カ国ということになるかと思います。てこで現在の国連加盟国は八十二カ国でございますか。
【次の発言】 そうしますとA・Aグループが近い将来三十四カ国になるということは、これは国連と……

第34回国会 外務委員会 第10号(1960/04/19、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 先ほどの鉄の鉱山の開発について補足的に説明をお願いしたいのですが、今の御説明では、片方にはたしか六百万ドルとか、もう一つの方には二千何百万ドルの融資、それに技術援助というようなことが行なわれているというような御説明であったと聞きましたが、その融資というのは、いわゆる単純な融資であって日本は企業そのものに関与していないということなのか、あるいはその企業に対しても日本はインドの会社と共同して経営に当たるというような形でやっているのか、技術援助というのは融資に伴っての単純な技術援助であって、企業そのものに対する関与というわけではないのか、その辺もう少し説明していただきたいと思います。そ……

第34回国会 外務委員会 第12号(1960/07/15、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 一つお尋ねしたいと思うことは、先ほど御説明のマラヤ連邦との関係、ガット三十五条の件について、あちらでは、これをわが国に対する三十五条の援用撤回を約束しておるということがこの説明の中にあったのですけれども、そうすると、これはどういう形で約束をされておるのでございますか。
【次の発言】 それからもう一つ、念のためにお伺いいたしたいと思いますことは、この五つの条約以外の問題で、本日の公報には載っておる米国との二重課税の問題ですが、これは今、われわれの議題には上っておりませんけれども、念のために伺っておきたいと思いますが、二重課税の問題は、アメリカの上院では六月中に上げるようなことが説明……


■ページ上部へ

第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 外務委員会 第閉会後3号(1960/09/01、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 私は、小坂外務大臣御新任の早々、この外務委員会において種々重要な問題について、大臣の御意向あるいは方針等に関して御質問申し上げるということは、この際としては避けたいと思うのであります。そういういろいろな問題につきましては、また別の機会に改めて私からも御質問申し上げたり、また私の意見を申し上げたりすることになろうかと思うのでありまするが、本日は単に、私に発言の機会を与えられましたので、私の新内閣に対しまする希望の一端を申し述べることにいたしたいと思います。  先ほど外務大臣の御発言の中に、この九月に開かれまする国連の総会が、昨年の模様とは違って、かなり手きびしいものがありそうに思わ……


■ページ上部へ

第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 外務委員会 第3号(1961/02/21、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 大臣の時間が大へん迫って参りましたが、私に対しての発言のお許しが出ましょうか。そちらがお済みになってからでけっこうでございます。
【次の発言】 きょうは私、特別な問題についてお尋ねしようと思ったのでありますけれども、その前に一言、今の大臣が仰せになった問題に関連してお尋ねしたいと思います。  それは、松平国連大使が、日本へこの間じゅう帰ってこられているわけであります。そうして新聞記者に語られたということで、新聞紙上に二、三回にわたって記載された点があるのです。それは松平大使は、新聞報道によりますと、記者団に対し、日本に帰ってきて、国連の事情がこんなにもわからないでいるのかというこ……

第38回国会 外務委員会 第閉会後3号(1961/08/01、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 ちょっと補足的に御説明願いたいと思いますが、何年ですか、一九五〇年と五一年、この前のベルリンの封鎖ですね。
【次の発言】 そのときの動きは、陸路の交通はストップされてしまったけれども、空路の交通だけは、東独としても手がつけられなかったと見えて、そのままになっておったので、それで西ベルリンに対しての補給、生活の物資はもとよりのこと、駐屯軍の軍需品、すべて空路でもって輸送したわけで、はなはだしきは石炭のごとき、もう日に何百トンという石炭を空路輸送したというぐらい、えらい問題が起きておったのですが、その当時のことを、私はもう記憶が薄れておるのでありますが、実際どういうふうであったのか。……

第38回国会 外務委員会 第4号(1961/02/23、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 この二、三日来、松平大使の発言問題について、だいぶ世間の注意を引くようになりました。衆議院でも予算委員会においていろいろな質問が出まして、かたがたこの問題が一そう世間からも重要視されるようになってきたように感じられるわけでありますが、私は、松平大使をよく知っておる一人でありまして、大使の人となりその他について十分承知しておりまするし、また、多くの面において敬服しておる一人でありますが、従って、松平大使の言われたことというものは、大使が国連において重要な仕事をしておられるし、その間において感じられたことを率直に話をされたものと了解するのであります。国連大使として会議に出て、表向きに……

第38回国会 外務委員会 第閉会後4号(1961/09/12、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 今の問題に関連して私から特に質問をしたいと思いますが、辻議員は、第一に参議院議員である。そこで、参議院としては一体この問題についてどういう処置をとったか、辻議員の御家族の方から何ら参議院に対して申し出があったのかどうか。それに基づいて参議院としての手段をとったかどうか。そういう申し出がなかったとしても、参議院としてこれを今まで不問に付しておったのかどうかということについて、私は説明を求めたいと思います。これは事務総長にでもお聞きしなければならぬ問題だと思います。
【次の発言】 もし事務総長が今すぐ来られないということなら、あとに回して差しつかえありません。

第38回国会 外務委員会 第5号(1961/02/28、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 その審議に入る前に航空問題についてでございますが、そのうちに、今委員長が言われたごとく、本審査に入るのでございまするが、その際、日本と諸外国との航空の現状、それからまた、欧州方面との将来の日本航空の発展をどういうふうに発展させていこうかというようなことについて、適当な係の方から説明を求めたいと思うのですが、それを一つお考えに入れておいていただきたいと思います。
【次の発言】 今の羽生委員の御質問に関連しておるようなことでありますが、この文化協定を結ぶということによって、イギリスと日本との関係が親近さを加えるというような今局長の御説明であったのであります。イギリスでは、これは、私は……

第38回国会 外務委員会 第7号(1961/03/16、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 ただいまの航空局長の御説明で、非常によくわかったような気がいたしますが、航空事業の発達がどういう方向に向いているか、日本のまた航空問題がどういうふうに動くかというようなことを、しろうとの私たちにも了解ができたように思うのでありますが、それに関連しまして、もう少し二、三の点について御説明を追加してお願いしたいと思うのは、ただいまお話がありました中に、日本航空とエール・フランスとの間に結んである共同経営の協定が成り立ったというお話であります。これは、共同経営というのは、どういう意味で作られたものであるか。それが日仏両国に対してどういうような利益がもたらされて参るのであるかというような……

第38回国会 外務委員会 第8号(1961/03/23、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 この条約でもって、日本も、国内的に、この計量器をどういうふうに作るかとか、あるいはどういうふうにして検定をしていくかとかいうようなことが、この条約に従ってこれから先やっていくことになると思うのでありますが、一体日本のこのメートルの原器というものは、どこに保管されて、どういう状態にあるものか。それから、この条約で私は、私の見違いかもしれないけれども、はっきりしないことは、この条約の加盟国が持っている各国の計量器の原器というものをどっかで統一しなければならないと思うので、その統一の方法というものはこの条約できまっていないように私には読めるのですが、戦前においては、パリにそのメートルの……

第38回国会 外務委員会 第9号(1961/03/28、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 さっきも森委員の質問がございまして、認証官の問題に関連して、私からも御質問申し上げたいと思うのです。ほんの一言です。  それは、私も衆議院の内閣委員会で附帯決議があったということを承知いたしましたが、実のところ、何のための附帯決議だか、私にはよくこの意味を解し得ないのであります。決議文だけを見ましたところでは、よく理解ができないのでありまするけれども、その決議文では、認証官の制度がいかにもバランスを失しておる。であるからして、認証官制度全般について再検討を要するし、特に外務省関係の認証官の問題について検討しなければならない。しかも、それはすみやかに検討するを要するということを強く……


■ページ上部へ

第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 外務委員会 第4号(1961/10/17、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 各委員から詳細な御質問がありまして、それに対して一々政府側で答弁されたので、日イ間の関係がだいぶ私どもにもわかってきたのですが、戦後十五年を経て、今回の友好通商条約が締結されたということですが、これは、日本としても非常に歓迎されるべきことだと思うのです。ただ、私少し懸念を持っていることは、この友好通商条約というものが締結されたということ自身、インドネシア側において日本に対しての友好的な感情が盛り上がってきたためにこういう条約が締結されたとは思いますけれども、しかし、こういう空気が今後も続いていくものであるかどうかということについて、多少の懸念を持たざるを得ない気がします。というこ……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 外務委員会 第7号(1962/03/01、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 先ほどの琉球の問題で一応曽祢委員の質問に対して外務大臣からお答えがあったわけであります。私もこの記事を見てかなり考させられているので、曽祢委員の要求に応じて、外務大臣はとにかくどういう事情のもとにこういう弁務官の発言があったかというその事情をよく調べるということ、及びその内容は新聞によって伝えられているようなものであったかどうかということを確かめる。それは大へんけっこうなことでぜひそうお願いしなくちゃならぬと思うのでありますが、事情によっては弁務官の言論に対して日本政府として抗議をするというようなことも考えられるというような曽祢委員の御発言であったと思うのですが、私からかれこれ申……

第40回国会 外務委員会 第8号(1962/03/06、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 私きょうほかに差しつかえがあっておくれてきまして、私の前にどういう質問があったかよく存じませんが、あるいは私の申し上げますことは重複するようなことになるかもしれません。お許し願いたいと思います。実は、今ちょうだいした表を見て驚いたのですが、私自身外国に在勤しておった当時、自分のもらっている俸給を外国の同僚の俸給と比べてみたことが一度もなかったのでありますが、しかしこんなに違うとは実際思わなかった。これはひどいことだと思います。私たちの時代、私自身の貧弱な経験から言いましても、もらっている金は手一ぱいに使って、そうして外国人、外国の同僚のやっているやりぶりと比べてみてどうしても劣る……

第40回国会 外務委員会 第15号(1962/04/20、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 時間もたちましたから、簡単に少し質問を申し上げたいと思います。野々村教授にお尋ねをする点が多いかと思いますが、野々村先生の御説明、たいへんすっきりした形でなされたので、経済問題にうとい私も、だいぶ先生の御意見はわかったような気がするわけであります。ただ、私が問題にしたいと思うのは、今のあいまいな点でありまして、野々村参考人は最初、援助物資が与えられた当時に、日本国民は、それが贈与であるか債務であるかわからないで、これをもらったのだと思う、こういうお話でした。内海先生は、その援助物資のあり方があいまいであったんだと言われた。それは同じことを言われておられるのだと思うのであります。私……

第40回国会 外務委員会 第22号(1962/05/04、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 私は、ただいま上程されておりまする二つの協定に対しまして、同志会として賛成の意を表する者でございます。  まずもって、ガリオア・エロア等アメリカの戦後対日経済援助が日本を極端な窮乏のどん底から救い、今日の日本の経済復興に大いに寄与したという点は、これはだれしも認めなければならぬ点でありまして、この点におきましては、日本国民はひとしく米国に対して大なる感謝の念を抱くものでございます。終戦直後、日本が極端に食糧難に陥ったあの際に、米国に余剰物資があったればこそ、日本に対して援助、救済の手を伸ばしてくれることができたのでありまして、ああいう際に、米国を除いてどこの国が日本に対して救助の……


佐藤尚武[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期- 3期- 4期-| 5期|- 6期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院5期)

佐藤尚武[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期- 3期- 4期-| 5期|- 6期
第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 商工、外務委員会連合審査会 第1号(1960/12/20、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 私は先ほど来事務当局から詳細な説明を伺っておりまして、今度の基金を設定するというこの法案には、大体において賛成したいと思うものでありますが、私は特に本日伺いたいと思うことは、この基金の運用面において国連とどういう関係に立つかということであります。  しかし、その前に小さな点を一つお伺いしておきたいと思います。それは第二十一条でもってこの基金の運営に関しまして制限がついておる。これこれの場合に限って第二十条の資金の貸付等をやるのだと、こういうことになっておる。その制限の中に、輸出入銀行とか一般金融機関から通常の条件によって貸付ができない場合であるとか、あるいはまた基金以外の者から出……



佐藤尚武[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期- 3期- 4期-| 5期|- 6期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

佐藤尚武[参]在籍期 : 1期- 2期- 3期- 4期-| 5期|- 6期
佐藤尚武[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 5期在籍の他の議員はこちら→ 5期参議院議員(五十音順)  5期参議院議員(選挙区順)  5期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。