佐藤尚武 参議院議員
1期国会発言一覧

佐藤尚武[参]在籍期 : | 1期|- 2期- 3期- 4期- 5期- 6期
佐藤尚武[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは佐藤尚武参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

佐藤尚武[参]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 参議院本会議 第9号(1947/07/02、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 昨七月一日参議院においてなされました片山総理大臣の施政方針に関する演説は、私は大なる感銘を以てこれを聴取したものであります。首相の演説は簡單率直に政府の所信を披瀝したものでありまして、その間首相の抱負経綸等も窺知することができ、これを和田國務大臣の演説と併せ読むときに、現下の危機突破に対しまする政府の強き決心も察知されるのでありまして、私はここに我が國の直面する難局克服に乗り出さんとする政府の苦心経営に対しまして、深甚なる敬意を表する者であります。殊に我が國の性格を率直且つ明白に世界各國に表示し、その理解と援助を求めると共に、國際的信用の回復に努めることが最も必要であるといい、又……

第1回国会 参議院本会議 第22号(1947/08/15、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 本八月十五日を以て我が國の民間貿易再開が許可されたのであります。この機会におきまして、我々参議院といたしまして連合國側の並々ならぬ好意の表現に対して感謝の決議をしたい。こういう考から我々発案者において決議案を提出した次第でございます。その案は先程参事から朗読を以て御報告をいたしたのでありまするが、何分取急いでおりましたために印刷も間に合わず、諸君の手許には廻つていないのであります。そこで重複の嫌いはございますが、私から今一應この決議案の趣旨を御説明申上げる前に朗読いたしまして、諸君の御考慮を願いたいと考えるわけであります。どうぞお許しを願います。    民間貿易開始並に貿易基金設……

第1回国会 参議院本会議 第24号(1947/08/21、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 只今議長から御報告がありました通りに、我々の同僚出淵勝次君は一昨十九日に薨去されました。誠に痛惜の至りでございます。私は諸君の許しを得まして、一言同君の生前の諸業績を回顧し、同君を追憶したいと思うのであります。  同君は明治十一年の生まれでありまして、盛岡出身であられます。明治三十三年には当時の一橋東京高等商業学校を卒業されまして、三十五年外務省の外交官及び領事官試験に合格されておるのであります。而してその後直ちに上海の総領事館に赴任せられ、又或いは朝鮮に、或いは中國、ドイツ等々の國に歴任されまして、そうして大正十二年、外務省の政務局長にまで昇進されたのであります。その翌年にはす……

第1回国会 参議院本会議 第42号(1947/10/31、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 家庭用燃料の面につきまして、全く門外漢であります私が、かようなことを申上げるのも異なものでありますが、併しこの問題の行き詰りに関しましては私も非常な大きな関心を持つておりますので、聊か所見を開陳させて頂きたいとかもうのであります。但し私が述べんとしますることは、この冬をどうするかというような、目前に差迫つた問題ではないのでありまして、目前の問題につきましては、先程來、各会派の代表者諸君からそれぞれ意見の開陳がありましたし、これらの点につきまして私は全然賛成であります。殊に輸送の点に重点を置かなければならん。かくして山元にある滯荷を急速に運び出さなければならんというような御意見に対……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 参議院本会議 第56号(1948/06/30、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 只今上程せられました万國郵便條約及び小包郵便物に関する約定に加入することについて承認を求めるの件、これにつきまして、外務委員会の審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。  本件は六月二十五日内閣から予備審査のために本院に送付せられましたが、郵便物に関する技術的の面もありますので、六月二十八日外務通信両委員会の連合委員会を開きまして、予備審査を行いました。  本件の内容の概略を申上げますると、万國郵便物條約は、國際間の郵便物交換に関する基本的條約でありまして、我が國は明治十年より同條約に参加いたしており、同條約参加國を以て構成される万國郵便連合の一員として、諸外國との間に郵便物……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 参議院本会議 第3号(1948/10/13、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 只今議長の述べられました通り、佐佐弘雄君は、去る九日心臓内膜炎という病気で遂に永眠されたのでございます。佐佐君は、生前参議院議員として外務委員会に属しておられました。当時私は外務委員の委員長を勤めておりました関係から、一言同君のために追悼の言葉を述べるお許しをお願いしたいと存じます。同君はもともと熊本の出身でありまして、大正九年に東京の帝國大学を出られ、その後、政治学、政治史、そういう方面にますます薀畜を深められたのであり、且つ又その方面におきまして外國に遊学せられ、英佛独等の諸國両3年留学せられたのでありました。帰朝後は九州帝國大学の教授となられ、且つ又それを辞められた後、朝日……

第3回国会 参議院本会議 第14号(1948/11/22、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 只今議題となりました電氣通信條約に加入することについて承認を求めるの件、これにつきまして、外務委員会の審議の経過並びにその結果について御報告申上げます。  本件は十一月九日、内閣から予備審査のため本院に送付されたのでありまするが、電氣通信に関する技術面もありますので、十一月十二日、外務、逓信両委員会の連合委員会を開き、先ず予備審査を行いました。本件は、第二國会において通過を見ました万國郵便條約に加入の場合と同樣、総司令部の承認によつて我が國が國際條約に加入せんとするものでありまして、現下の我が國に取りましては、極めて意義深き、又望ましきことと考えられるものであります。  次に本條……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 参議院本会議 第10号(1949/04/06、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 諸君は阿波丸事件を御記憶のことと思います。阿波丸は日本郵船会社の船でありまして、連合國側の俘虜及び抑留者に宛てられた米國からの救恤品を積んで、昭和二十年二月十七日南方諸地域に派遣されました。この救恤品の輸送は米國政府からの要請に基いて行われたのでありまして、連合國から安導券を與えられていたものであります。阿波丸はその使命を果した後、二千四名の乘客及び乘組員を乘せまして、三月二十八日シンガポールから帰途についたのであります。ところが四月一日眞夜中、台湾海峽におきまして一米國潜水艦によつて撃沈せられました。救出せられたのは一名の乘組員のみでありました。聞くところによりますと、この事件……

第5回国会 参議院本会議 第17号(1949/04/20、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 只今議題となりました郵便爲替に関する約定、郵便振替に関する約定、代金引換郵便物に関する約定、價格表記の書状及び箱物に関する約定、これらの四約定に加入することについて、委員会の審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  先ずこれらの約定に関し簡單に総括的説明をいたします。我が國は昨年七月一日より國際郵便業務に関する基本條約である万國郵便條約及びその関係約定の一である小包郵便物に関する約定に加入しておるのでありますが、右の條約及び諸約定は、一九四七年パリで開催された第十二回万國郵便連合会議の結果締結されたものでありまして、万國郵便條約の関係約定としては、前述の小包郵便物に関する……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 参議院本会議 第11号(1949/11/15、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 松平前議長には永眠せられました結果、後任議長の選挙に当りまして、図らずも不肖私が皆様の御推挙によりまして議長の席を汚すことになりましたのは、私にとりましては、誠に大なる光栄であり且つ又感謝に堪えないところでござります。私事を以ていたしまするならば、私は民間にありまして、小さいながらも私の活動を続けたいのが山々でござります。併しながら選挙の結果とありますれば、もはや御辞退は許されないことと信じますので、敢て菲才を顧みずお受け申上げる次第でござります。ただ如何にも浅学、且つ経験も浅く、この重責を全うし得るか否かにつきましては、大なる危惧を持たざるを得ないのでござります。この上……

第6回国会 参議院本会議 第13号(1949/11/17、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  去る十四日逝去されるました故議長松平恒雄君の葬儀については、議長は議院運営委員会に諮り、本十七日午後、参議院葬を以てこれを行うことといたしました。この際、故議長松平恒雄君に対し、院議を以て弔詞を贈ることにいたしたいと存じます。尚、その文案は議長に一任せられたいと存じます。只今の議長の発議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 この際、木檜三四郎君より発言を求められております。これより許可いたします。木檜三四郎君。

第6回国会 参議院本会議 第14号(1949/11/18、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際お諮りいたします。山内卓郎君より病気のため会期中請暇の申出がございました。許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 佐々木君、何ですか。
【次の発言】 よろしうございます。佐々木良作君。
【次の発言】 只今佐々木君の議事進行の発言に関しまして、内閣総理大臣より発言を求められました。吉田内閣総理大臣。
【次の発言】 日程第一、国務大臣の演説に関する件。去る十五日の大蔵大臣の演説に対してこれより順次質疑を許します。森下政一君。

第6回国会 参議院本会議 第15号(1949/11/19、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、常任委員長辞任の件。去る一日金子洋文君より図書館運営委員長を辞任いたしたい旨の申立がございました。許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 この際、日程に追加して、常任委員長の選挙を行いたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 小林君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて議長は図書館運営委員長に三木治朗君を指名いたします。(拍手)

第6回国会 参議院本会議 第16号(1949/11/21、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、国務大臣の演説に関する件。一昨日に根続き順次質疑を許します。小川久義君。
【次の発言】 岩間正男君。
【次の発言】 岩間君に質問を許可いたします。但し時間が限られておりますので、簡單にお願いいたします。
【次の発言】 先に大蔵大臣御病気のため留保された答弁をこの際許可いたします。池田大蔵大臣。
【次の発言】 これにて大蔵大臣の演説に対する質疑は終了したものと認めます。
【次の発言】 日程第二、未復員者給與法の一部を改正する法律案(内閣提出)を議題といたします。先ず委員長の報告を求……

第6回国会 参議院本会議 第17号(1949/11/22、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際日程に追加し、会期延長の件についてお諮りいたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。議長は衆議院議長と協議の結果、国会の会期を十一月三十日まで七日間延長することに協定いたしました。議長が協定いたしました通り決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 過半数と認めます。よつて会期は十一月三十日まで七日間延長することに決定いたしました。
【次の発言】 島村軍次君。
【次の発言】 只今の島村君の動議に御異議ございませんか。

第6回国会 参議院本会議 第18号(1949/11/24、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、常任委員長の選挙。これより欠員中の外務委員長の選挙を行います。
【次の発言】 左藤義詮君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。つきましては、議長は外務委員長に野田俊作君を指名いたします。(拍手)
【次の発言】 小川友三君。
【次の発言】 小川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。小川友三君。
【次の発言】 内閣総理大臣は只今病気のため答弁は他日に留保されました。

第6回国会 参議院本会議 第19号(1949/11/25、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 三木治朗君。
【次の発言】 波多野鼎君の発言を許します。
【次の発言】 藤田芳雄君。
【次の発言】 木村禧八郎君。
【次の発言】 岩本正男君。
【次の発言】 板野勝次君。
【次の発言】 本日の議事日程はこれにて終了いたしました。次会の議事日程は決定次第公報を以て御通知いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十二分散会

第6回国会 参議院本会議 第20号(1949/11/28、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際、日程に追加して、科学技術振興に関する決議案(田中耕太郎君外十三名発議)(委員会審査省略要求事件)を議題とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。本決議案につきましては、田中耕太郎君外十三名より委員会審査省略の要求書が提出されております。発議者要求の通り委員会の審査を省略し、直ちに本決議案の審議に入ることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつてこれより発議者に対し趣旨説明の発言を許します。田中耕太郎君。

第6回国会 参議院本会議 第21号(1949/11/29、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際お諮りをいたすことがございます。議員原口忠次郎君より辞表が提出されております。参事をして朗読いたさせます。     辞職願               私儀  今般神戸市長に当選し就任受諾いたしたいから議員辞任を御許可願います   昭和二十四年十一月二十八日      参議院議員 原口忠次郎    参議院議長佐藤尚武殿
【次の発言】 原口忠次郎君の辞職を許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて原口忠次郎君の辞職は許可することに決しました。

第6回国会 参議院本会議 第22号(1949/11/30、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  昨日在外同胞引揚問題に関する特別委員会から、在外同胞引揚問題に関する調査報告として、中共地区在留同胞の実情に関する調査報告書が提出せられました。本件に関しまして、この際、委員長の報告を求めたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。在外同胞引揚問題に関する特別委員長千田正君。
【次の発言】 日程第一、在外同胞引揚促進に関する決議案(千田正君外十八名発議)(委員会審査省略要求事件)を議題といたします。本決議案につきましては千田正君外十八名より委員会審査省略の要……

第6回国会 参議院本会議 第23号(1949/12/01、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際、日程第一、旧軍関係債権の処理に関する法律案、日程第二、復興金融金庫法の一部を改正する法律案、日程第三、復興金融金庫に対する政府出資等に関する法律の一部を改正する法律案(いずれも内閣提出、衆議院送付)以上三案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。先ず委員長の報告を求めます。大蔵委員長櫻内辰郎君。
【次の発言】 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。先ず旧軍関係債権の処理に関する法律案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立……

第6回国会 参議院本会議 第24号(1949/12/02、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  内閣総理大臣より過般の留保されております答弁の発言を求められました。この際許可いたします。吉田内閣総理大臣。
【次の発言】 日程第一、地方財政法等の一部を改正する法律案(衆議院提出)を議題といたします。先ず委員長の報告を求めます。地方行政委員長岡本愛祐君。
【次の発言】 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたします。本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 過半数と認めます。よつて本案は可決せられました。

第6回国会 参議院本会議 第25号(1949/12/03、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 休憩前に引続き、これより会議を開きます。  参事をして報告いたさせます。 本日委員長から左の報告書を提出した。  食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案可決報告書  道路運送法の一部を改正する法律案可決報告書  国際観光ホテル整備法案修正議決報告書
【次の発言】 この際、日程に追加して、国際観光ホテル整備法案(衆議院提出)、道路運送法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)、以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 御異議ないと認めます。先ず委員長の報告を求めます。運輸委員長板谷順助君。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 参議院本会議 第1号(1949/12/04、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 本院規則第十四條により、諸君の議席は現在の仮議席の通り指定いたします。  明日は午後一時より開会いたします。議事日程は決定次第公報を以て御通知いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時四十九分散会

第7回国会 参議院本会議 第2号(1949/12/05、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、請暇の件。佐伯卯四郎君より、海外旅行のため三十九日間請暇の申出がございました。許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 この際、お諮りして決定したいことがございます。  通商産業委員長より、鉱害状況を調査し、併せて広く現地被害者の意見を聽取し、今後の法案審査に資するため、福岡県に島清君、広瀬與兵衞君及び鎌田逸郎君を十二月八日より七日間、運輸委員長より、港湾運送及び港湾行政の実情、貨物取扱の現状、国際観光客受入整備状況、省営バス経営の……

第7回国会 参議院本会議 第5号(1949/12/17、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 内村清次君。
【次の発言】 内村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつてこれより発言を許可いたします。内村清次君。
【次の発言】 大蔵大臣は関係方面に出頭中でありますので、後日出席答弁せられるそうであります。
【次の発言】 この際お諮りいたします。  内閣委員長から、行政機構改革及び行政機関職員定員法制定後における行政運営の実情を実地調査するため、愛知県、岐阜県及び大阪府に梅津錦一君、三好始君を、長野県、石川県及び新潟県に城義臣君、カニエ邦彦君を明年一月六日より一月二十日までのうち十日間、  人事委員長から、公務員の給與問題について実地……

第7回国会 参議院本会議 第6号(1949/12/21、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際お諮りいたします。藤枝昭信君から十一日間、荒井八郎君から会期中、それぞれ病気のため請暇の申出がございました。いずれも許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 この際お諮りして決定したいことがございます。在外同胞引揚問題に関する特別委員長より、在外残留同胞並びに緊急定着援護の実情調査のため、千葉県、茨城県及び栃木県に穗積眞六郎君、岩本月洲君を、群馬県、埼玉県及び長野県に岡元義人君、紅露みつ君を、神奈川県、山梨県及び靜岡県に天田勝正君、池田……

第7回国会 参議院本会議 第7号(1949/12/23、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際、派遣議員の変更の件についてお諮りいたします。過般決定いたしました検察及び裁判の運営等に関する実地調査のため派遣議員中、岩木哲夫君を松村眞一郎君に、郵便事業用施設の状況、郵便送達の施策、郵便貯金の施策、簡易保險及び郵便年金の施策等に関する実地調査のための派遣議員中、第二班派遣議員中村正雄君を小泉秀吉君に、公務員の給與問題に関する実情実地調査のための派遣議員中、第一班派遣議員北村一男君を大山安君に、第三班派遣議員大山安君を寺尾博君に、それぞれ変更いたしたい旨、各委員長より申出がございま……

第7回国会 参議院本会議 第8号(1949/12/24、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際お諮りして決定いたしたいことがございます。通商産業委員長から、鉱害状況実施調査のため、山口県に重宗雄三君、駒井藤平君を明年一月四日より一月末日までのうち六日間、労働委員長から、一般労働問題実地調査のため、北海道に平野善治郎君を明年一月六日より一月二十日までのうち十日間の日程を以て、それぞれ派遣いたしたいとの要求がございました。これら三名の議員を派遣することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて議員派遣の件は決定いたしました。

第7回国会 参議院本会議 第9号(1950/01/23、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際、新たに議席に着かれました議員を御紹介いたします。議席第百十番、地方選出議員、兵庫県選出、岡崎真一君。
【次の発言】 議席第百七十番、地方選出議員、福岡県選出、吉田法晴君。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。米国の議会制度並びに運営状況を視察のため、高田寛君、大野木秀次郎君、櫻内辰郎君、波多野鼎君から、それぞれ四十一日間請暇の申出がございました。いずれも許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。

第7回国会 参議院本会議 第10号(1950/01/25、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際、新たに議席に着かれました議員を御紹介いたします。議席第百二十番、地方選出議員、福島県選出、石原幹市郎君。
【次の発言】 日程第一、国務大臣の演説に関する件。一昨日の国務大臣の演説に対し、これより順次質疑を許します。和田博雄君。
【次の発言】 国務大臣の演説に対する質疑は尚ございますが、議事の都合により本日はこれにて延会いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。次会は明日午前十時より開会いたします。議事日程は決定次第公報を以て御通知いたします。……

第7回国会 参議院本会議 第11号(1950/01/26、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  議員荒井八郎君は一月十一日逝去せられました。誠に痛惜哀悼の至りに堪えません。同君に対しましては、議長はすでに弔詞を贈呈いたしました。
【次の発言】 この際、玉置吉之丞君から発言を求められております。玉置吉之丞君。
【次の発言】 日程第一、国務大臣の演説に関する件。  昨日に引続き順次質疑を許します。鈴木順一君。
【次の発言】 池田大蔵大臣並びに青木国務大臣は関係方面に出向いておりまするが、大蔵大臣は間もなく出席されまして答弁いたすということでございます。青木国務大臣の答弁は他日に留保せられ……

第7回国会 参議院本会議 第12号(1950/01/27、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、国務大臣の演説に関する件。  昨日に引続き順次質疑を許します。小川久義君。
【次の発言】 ちよつとお待ち下さい。小川君の質疑時間はまだ三分の余裕がありますので、その範囲内において再質疑をして下さい。
【次の発言】 平岡市三君。
【次の発言】 羽仁五郎君。
【次の発言】 本日はこれにて延会いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。次会は明日午前十時より開会いたします。議事日程は決定次第公報を以て御通知いたします。  本日はこれにて散会いたしま……

第7回国会 参議院本会議 第13号(1950/01/28、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際お諮りいたします。川上嘉市君より病気のため三十二日間請暇の申出がございました。許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次にお諮りして決定したいことがございます。議員中西功君より辞表が提出されております。参事をして朗読いたさせます。     辞職願      参議院議員 中西  功   昭和二十五年一月二十六日    参議院議長佐藤尚武殿  今般共産党から除名されましたので、共産党公認として当選した私の共産主義者としての政治的進退を明か……

第7回国会 参議院本会議 第14号(1950/01/30、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、国務大臣の演説に関する件。一昨日に引続きこれより順次質疑を許します。小林勝馬君。
【次の発言】 岡元義人君。
【次の発言】 先刻の小林勝馬君の質疑の場合も同樣でありますが、大蔵大臣の答弁は後刻出席まで留保されております。  これにて午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時二十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き、これより会議を開きます。寺尾博君。
【次の発言】 青木国務大臣の答弁は他日に留保されました。岩本月洲君。

第7回国会 参議院本会議 第15号(1950/01/31、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、国務大臣の演説に関する件。昨日に引続き順次質疑を許します。遠山丙市君。
【次の発言】 吉田総理大臣は後刻出席の上答弁せられる趣きでございます。板野勝次君。
【次の発言】 吉田内閣総理大臣は、質疑の内容をよく検討された上で、次の質疑者の後で答弁されるそうであります。深川タマヱ君。
【次の発言】 大蔵大臣は尚出席できかねるので、後刻答弁がある趣きであります。中村正雄君。
【次の発言】 川上嘉君。
【次の発言】 これにて質疑通告者の発言は全部終了いたしました。国務大臣の演説に対する質疑……

第7回国会 参議院本会議 第16号(1950/02/08、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際お諮りいたします。西園寺公一君から病気のため十四日間、赤松常子君から海外旅行のため会期中それぞれ請暇の申出がございました。いずれも許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 日程第一、常任委員長辞任の件。昨日、電気通信委員長大島定吉君及び建設委員長石坂豊一君からそれぞれ委員長を選任いたしたい旨の申出がございました。いずれも許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて常任委員長辞任の件は決定いたしました。……

第7回国会 参議院本会議 第17号(1950/02/10、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際、御報告いたしたいことがございます。  先般我が国国会議員の一行が南カロライナ州議会を視察するに当り、同州の上下両院は本年一月十一日共同決議をなし、この決議袋がマツカーサー元帥宛送付せられ、総司令部民政局長ホイツトニー准将より議長に伝達されました。右、共同決議の要旨は次の通りであります。   南カロライナ州議会は、日本国国会議員の来訪に対し歓待の意を表すると共に、一行の接待のため、特に上下両院議員六名よりなる委員会を設けることとし、一行が本会議及び各種委員会の議事を見学し、米国人の抱……

第7回国会 参議院本会議 第18号(1950/02/13、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、常任委員長辞任の件。議院運営委員長高田寛君から委員長を辞任いたしたい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて本件は許可することに決しました。
【次の発言】 この際、日程に追加して、只今欠員となりました議院運営委員長の選挙を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 大隈信幸君の動議に御異議ございませんか。

第7回国会 参議院本会議 第19号(1950/02/17、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際、御報告いたしたいことがございます。先般我が国国会議員一行がマサチューセッツ州議会を視察するに当り、同州の上下両院は、本年一月三十日共同決議をなし、その決議文がマツカーサー元帥宛送付せられ、総司令部民政局長ホイツトニー准将より議長に伝達されました。右共同決議の要旨は次の通りであります。   マサチューセッツ州議会は、日本国国会議員の来訪に対し歓待の意を表すると共に、一行の接待のため特に上下両院議員六名よりなる委員会を設けることとし、一行が本会議及び各種委員会の議事を見学し、米国人の抱……

第7回国会 参議院本会議 第20号(1950/02/27、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際、日程第一、簡易生命保險法の一部を改正する法律案、日程第二、郵便年金法の一部を改正する法律案、(いずれも内閣提出)、以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。先ず委員長の報告を求めます。郵政委員会理事渡邊甚吉君。
【次の発言】 別に御発言もなければ、これより両案の採決をいたします。両案全部を問題に供します。両案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 過半数と認めます。よつて両案は可決せられました。

第7回国会 参議院本会議 第21号(1950/02/28、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
【次の発言】 門屋盛一君。
【次の発言】 門屋君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつてこれより発言を許可いたします。門屋盛一君。
【次の発言】 門屋盛一君。
【次の発言】 休憩前に引続き、これより会議を開きます。この際、御報告いたしたいことがございます。  先般我が国国会議員一行がニユーヨーク州議会を視察するに当り、同州の上下両院は本年二月六日共同決議をなし、その決議文がマツカーサー元帥宛送付せられ、総司令部民政局長ホイツトニー准将より議長に伝達されました……

第7回国会 参議院本会議 第22号(1950/03/01、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際お諮りして決定いたしたいことがございます。  田中耕太郎君より議員辞職の申出がございました。参事をして辞表を朗読いたさせます。     辞職願  私儀一身上の都合により参議院議員を辞職いたしたいから御許可下さる様御願いいたします。   昭和二十五年二月二十八日      参議院議員 田中耕太郎    参議院議長佐藤尚武殿
【次の発言】 田中耕太郎君の辞職を許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて田中耕太郎君の議員辞職をこれを許可することに決しま……

第7回国会 参議院本会議 第24号(1950/03/06、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、失業保險特別会計法の一部を改正する法律案、日程第二、物資の割当に関する手数料等の徴收に関する法律を廃止する法律案(いずれも内閣提出、衆議院送付)、以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。先ず委員長の報告を求めます。大蔵委員会理事黒田英雄君。
【次の発言】 別に御発見もなければ、これより両案の採決をいたします。両案全部を問題に供します。両案に賛成の諸君の起立を求めます。

第7回国会 参議院本会議 第25号(1950/03/08、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、両院法規委員の選挙。田中耕太郎君の議員辞職に伴い欠員となりました両院法規委員の選挙をこれより行います。
【次の発言】 大隈君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて議長は両院法規委員に岡部常君を指名いたします。(拍手)
【次の発言】 日程第二、彈劾裁判所裁判員辞任の件。一昨日星野芳樹君から彈劾裁判所裁判員を辞任いたしたい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。

第7回国会 参議院本会議 第26号(1950/03/10、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  先ず文部省設置法の一部を改正する法律案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 過半数と認めます。よつて本案は可決せられました。
【次の発言】 次に日本国憲法第八條の規定による議決案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 過半数と認めます。よつて本案は可決せられました。
【次の発言】 栗山良夫君。
【次の発言】 栗山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつてこれより発言を許します。栗山良夫君。

第7回国会 参議院本会議 第27号(1950/03/13、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際お諮りいたします。栗栖赳夫君より病気のため十九日間請暇の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて請暇の件は許可することに決しました。
【次の発言】 板野勝次君。
【次の発言】 板野君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつてこれより発言を許します。板野勝次君。
【次の発言】 内閣総理大臣は病気のため、農林大臣は公務のため、後日出席の際答弁の趣きでございます。

第7回国会 参議院本会議 第28号(1950/03/15、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際お諮りいたします。法務委員長より、商法の一部を改正する法律案の審議に当り、地方主要経済都市の現地各界の代表者等よりその特殊事情に基く意見を聽取するため、並びに検察及び裁判の運営等に関する実地調査のため、福岡県及び大分県に鬼丸義齊君、鈴木安孝君を、三月中十日間、大阪府に伊藤修君、松村眞一郎君を、三月中五日間、愛知県に大野幸一君、松井道夫君を、三月中四日間の日程を以て、それぞれ派遣いたしたい旨の申出がございました。委員長申出の通りこれら六名の議員を派遣することに御異議ございませんか。

第7回国会 参議院本会議 第30号(1950/03/17、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  参事をして報告いたさせます。 本日議員竹下豐次君外二十二名から、委員会審査省略の要求書を附して左の議案を提出した。  渡米国会議員団に寄せられた米国の厚意に対する感謝決議案  日本国会議員団に寄せられたカナダの厚意に対する感謝決議案
【次の発言】 この際、日程に追加して、渡米国会議員団に寄せられた米国の厚意に対する感謝決議案及び日本国会議員団に寄せられたカナダの厚意に対する感謝決議案(いずれも竹下豐次君外二十二名発議)(委員会審査省略要求事件)、以上両案を一括して議題とすることに御異議ござ……

第7回国会 参議院本会議 第31号(1950/03/20、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
【次の発言】 門屋盛一君。
【次の発言】 門屋君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつてこれより発言を許します。門屋盛一君。
【次の発言】 門屋盛一君、何でありますか。
【次の発言】 再質問は、時間が一杯であります。
【次の発言】 五分前に、五分間残つていると申上げたのでありました。その五分は一杯に使われました。十一時二十五分までお使いになつたわけであります。(「やれやれ」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 時間が一杯でありましたから‥‥。(「又明日改まつてやれよ……

第7回国会 参議院本会議 第32号(1950/03/24、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程程第一、外務省設置法の一部を改正する法律案(内閣提出)を議題といたします。先ず委員長の報告を求めます。内閣委員長河井彌八君。
【次の発言】 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたします。本案全部を問題に供します。委員長の報告は修正議決報告でございます。委員長報告の通り修正議決することに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 過半数と認めます。よつて本案は委員会修正通り議決せられました。
【次の発言】 日程第二、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案(……

第7回国会 参議院本会議 第33号(1950/03/27、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際、御報告いたしたいことがございます。議長は去る二十四日、衆議院議長と共に連合国総司令部にマツカーサー元帥を訪問し、去る十七日、本院において可決されました渡米国会議員団に寄せられた米国の厚意に対する感謝決議文を手交いたしました。尚その際、連邦議会の上院及び下院、南カロライナ、マサチユーセツツ、にユーヨークの各州議会の上院及び下院に対し、同決議文の伝達方を依頼いたしました。  マツカーサー元帥はその決議に対し感謝の意を表されると共に、議員諸君に特に謝意を伝えられたいとのことでありました。……

第7回国会 参議院本会議 第34号(1950/03/29、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際、御報告いたしたいことがございます。一昨二十七日午後三時、議長は衆議院議長と共に、対日理事会カナダ代表部にドクター・ノーマン公使を訪問して、去る十七日、本院で決議した日本国会議員団に寄せられたカナダの厚意に対する感謝決議文を手交いたし、カナダ政府及び同国議会に対し同決議文の伝達方を依頼いたしましたところ、同公使より議員諸君によろしく伝えられたいとのことでございました。  右御報告いたします。(拍手)
【次の発言】 日程第一、常任委員長辞任の件。大蔵委員長櫻内辰郎君から委員長を辞任いた……

第7回国会 参議院本会議 第35号(1950/03/31、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際お諮りいたしたいことがございます。本日、副議長が欠席しており、議長のみでは何どき議事に支障を来たすやも計られませんので、予め仮議長の選挙を行いたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 中村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて議長は黒田英雄君を仮議長に指名いたします。(拍手)
【次の発言】 日程第一、千八百九十年七月五日ブラツセルで署名された関税表刊行のための国際連合の設立に関する條約、関税表刊行……

第7回国会 参議院本会議 第36号(1950/04/01、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議お開きます。
【次の発言】 木下源吾君。
【次の発言】 木下君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつてこれより発言を許します。木下源吾君。
【次の発言】 板野勝次君。
【次の発言】 板野君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつてこれより発言を許します。板野勝次君。
【次の発言】 日程第一……
【次の発言】 板野君の御発言は再質問ですか……僅か一人残つておりますから、その時間内でお願いいたします。

第7回国会 参議院本会議 第37号(1950/04/03、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 木村禧八郎君。
【次の発言】 岩間正男君。
【次の発言】 小川友三君。
【次の発言】 二分きり残つておりませんから、討論でありますから、賛否を明らかにして頂きたいと思います。
【次の発言】 時間でございます。お靜かに願います。
【次の発言】 これにて討論の通告者の発言は(「議長、賛否がない」と呼ぶ者あり)全部終了いたしました。討論は終局したものと認めます。(「賛否のない討論はないぞ」と呼ぶ者あり)  議事の都合上これにて暫時休憩いたします。    午後四時三十七分休憩
【次の発言】 これより会議を開きます。休憩前の議事を継続いたします。  休憩前の討論中、小川友三君は、議……

第7回国会 参議院本会議 第38号(1950/04/04、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際、宣告をいたすことがございます。議長は、小川友三君が昭和二十五年度一般会計予算外三件の審議に際し、会議の基本的原則を無視して、委員会における表決及び本会議における討論と相反する表決を本会議において行うと共に、この間極めてまじめさを欠く発言をなしたことは、議院の体面を汚した行動と認め、これを懲罰事犯として懲罰委員会に付託いたします。
【次の発言】 この際、日程第一、中小企業の設備資金融資に関する陳情、及び日程第二、中小企業の金融難打開に関する陳情を一括して議題とすることに御異議ございま……

第7回国会 参議院本会議 第39号(1950/04/05、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際、日程第一、裁判所職員の定員に関する法律の一部を改正する法律案、日程第二、裁判所法等の一部を改正する法律案、(いずれも内閣提出、衆議院送付)、以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。先ず委員長の報告を求めます。法務委員会理事宮城タマヨ君。
【次の発言】 別に御発言もなければ、これより両案の採決をいたします。  先ず裁判所職員の定員に関する法律の一部を改正する法律案を問題に供します。委員長の報告は修正議決報告でございます。委員長報告……

第7回国会 参議院本会議 第40号(1950/04/07、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
【次の発言】 松井道夫君。
【次の発言】 松井君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつてこれより発言を許します。松井道夫君。
【次の発言】 松井君は再質問でありますか。それでは與えられました時間の範囲内で再質問を許します。あと二分程でございます。松井道夫君。
【次の発言】 大畠農夫雄君。
【次の発言】 大畠君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつてこれより発言を許します。大畠農夫雄君。

第7回国会 参議院本会議 第42号(1950/04/19、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、漁港法案(衆議院提出)を議題といたします。先ず委員長の報告を求めます。水産委員長木下辰雄君。
【次の発言】 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたします。本案全部を問題に供します。本案に賛成に諸君の起立を求めます。
【次の発言】 過半数と認めます。よつて本案は可決せられました。
【次の発言】 この際、日程第二、北海道開発法案、日程第三、賠償庁臨時設置法の一部を改正する法律案、日程第四、日本政府在外事務所設置法案、(いずれも内閣提出、衆議院送付)、以上三案を一括して議題とす……

第7回国会 参議院本会議 第43号(1950/04/21、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際お諮りして決定いたしたいことがございます。水産委員長より、瀬戸内海における紀伊水道の漁業関係を調査して漁業法の一部を改正する法律案の審査に資するために、兵庫県及び和歌山県に青山正一君を、香川県及び徳島県に田中信義君を本月三十日までの間において五日間、建設委員長より、熱海市の火災後における都市計画並びに建築法規の適用に関して、現地の実情を調査し、併せて都市計画に関する諸問題の審議に資するために、熱海市に北條秀一君、大隅憲二君及び赤木正雄君を四月二十三日及び二十四日の二日間、厚生委員長よ……

第7回国会 参議院本会議 第44号(1950/04/22、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  一昨日、公益事業法案及び電気事業再編成法案が本院に予備審査のため送付せられました。つきましては、特に本会議において政府よりその趣旨説明を聽取する必要がある旨の議院運営委員会の決定がございました。この際、両案につき通商産業大臣の説明を求めたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。高瀬通商産業大臣。
【次の発言】 只今の通商産業大臣の発言に対し、質疑の通告がございます。順次発言を許します。佐々木良作君。

第7回国会 参議院本会議 第45号(1950/04/24、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、証券取引委員会委員長及び委員の任命に関する件。去る三月三十日内閣総理大臣から、証券取引法第百六十六條第二項の規定により、徳田昂平君を証券取引委員会の委員長に、島居庄藏君及び藤田國之助君を同委員に任命することについて、本院の同意を求めて参りました。本件に関し、同意を與えることに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 過半数と認めます。よつて本件は同意を與えることに決しました。
【次の発言】 日程第二、農業金融疏通並びに農業協同組合育成強化に関する決議案(楠見義男君外十二名発議)……

第7回国会 参議院本会議 第46号(1950/04/26、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、国会法第三十九條但書の規定による国会の議決に関する件(広島地方專売公社調停委員会委員)を議題といたします。去る十九日内閣総理大臣から、広島地方專売公社調停委員会委員に衆議院議員中原健次君を委嘱することについて本院の議決を求めて参りました。中原健次君が広島地方專売公社調停委員会委員に就くことに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 総員起立と認めます。よつて本件は全会一致を以て内閣総理大臣の申出の通り議決せられました。

第7回国会 参議院本会議 第47号(1950/04/28、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  この際、日程に追加して常任委員長辞任の件をお諮りいたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。通商産業委員長高橋啓君、運輸委員長中山壽彦君及び決算委員長谷口弥三郎君から、それぞれ委員長を辞任いたしたい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて本件は許可することに決しました。
【次の発言】 この際、日程に追加して、欠員となりました通商産業委員長、運輸委員長及び決算委員長の選挙を行いたいと存……

第7回国会 参議院本会議 第48号(1950/04/29、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 吉田法晴君。
【次の発言】 これにて討論の通告者の討論は全部終了いたしました。討論は終局したものと認めます。  これより本案の採決をいたします。本案全部を問題に供します。本案の表決は記名投票を以て行います。本案に賛成の諸君は白色票を、反対の諸君は青色票を、御登壇の上御投票を願います。氏名点呼を行います。議場の閉鎖を命じます。    
【次の発言】 投票漏れはございませんか……投票漏れないと認めます。これより開票いたします。投票を計算いたさせます。議場の開鎖を命じます。
【次の発言】 投票の結果を報告いたします。投票総数九十五票、白色票即ち本案を可とするもの六十八票、青色票……

第7回国会 参議院本会議 第49号(1950/05/01、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 休憩前に引続き、これより会議を開きます。  この際、日程第八、海上保安庁法の一部を改正する法律案、日程第九、大蔵省設置法の一部を改正する法律案、(いずれも内閣提出、衆議院送付)以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。先ず委員長の報告を求めます。内閣委員長河井彌八君。
【次の発言】 海上保安庁法の一部を改正する法律案に対し討論の通告がございます。発言を許します。板野勝次君。
【次の発言】 これにて討論の通告者の発言は終了いたしました。討論は終局したものと認めます。これより両案の採決をいたします。両案全部を問題に供します。……

第7回国会 参議院本会議 第50号(1950/05/02、1期、緑風会)【議会役職:議長】

○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。  日程第一、地方税法案両院協議会協議委員の選挙を議題といたします。協議委員の数は十人でございます。
【次の発言】 中村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。両院協議委員の氏名を参事をして朗読いたさせます。  地方税法案両院協議会協議委員    三木 治朗君  岡田 宗司君    中村 正雄君  中井 光次君    木内 四郎君  岩木 哲夫君    佐々木良作君  楠見 義男君    木村禧八郎君  岩間 正男君

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 外務委員会 第1号(1947/07/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから外務常任委員会を開催いたします。本日はこの委員会の理事互選を議題といたします。
【次の発言】 只今伊達さんから、理事の互選は投票によらないで、委員長の指名によつて選任をしたいと、こういう動議が出ましたが、御異議はございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めまして、委員長において委託されました通り御指名申上げることにいたします。それでは岡田宗司君、伊東隆治君、西園寺公一君、この三人の方にお願いいたします。(拍手)よつてこの三人の方に理事御就任をお願いいたします。  それでは本日の議事はこれで盡きましたので、外務常任委員会本日の会議は散会いた……

第1回国会 外務委員会 第2号(1947/10/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから委員会を開催いたします。  先ず第一に、今月の初め、たしか二日附で坂西志保女史がこの外務委員会の専門調査員に任命されました。水害のために出席されることが多少遅れたわけでありますが、本日のこの委員会に初めて出て來られることになりました。ちよつと御紹介申上げます。それから外務委員会の書記としまして阿南文也君が任命になりました。御紹介いたします。  会議に入る前に文書の配付方について御報告申上げたいと思います。実は本委員会の前囘の会合で外務省その他において刊行されましたいろいろな研究資料、参考資料というようなものが、若し入手できたら配付することを心配して貰いた……

第1回国会 外務委員会 第3号(1947/10/08、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから委員會を開きます。最初に沖繩及び千島の問題に關しまして外務省の萩原條約局長から、今までいろいろな學者たちを集めて外務省で研究された事柄があるそうでありまして、そういう學者の説等を本にして條約局長に一應の御説明を願いたいと思うのであります。條約局長は實は政府委員として出て來られたのでなくして、外務省の局長として御説明なさるということになつておりますから、どうかその點は御了承をお願いしたいと思います。
【次の発言】 一つお伺いしたいと思いますのは、琉球というのは、今のお話でも、琉球王國ができたその島である。奄美大島は、明治初年にはいわゆる琉球王國の中に入つて……

第1回国会 外務委員会 第4号(1947/10/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから委員会を開きます。第一に陳情書第百七十五号、米國渡航に関する陳情、廣島縣の光島太郎という人から提出されたものでありますが、これに関して外務省の総務局長から御説明を得たいと思います。つまり原子爆彈で傷害を受けた人であつて、その結果学術上の研究資料として自分自身アメリカに渡つて、そうしてその途の人たちの参考に供したいというのが陳情の趣旨でありますが、こういう問題に関して米國に渡航するということが、今現在の状態において果してできるかどうか。それから又聯合國と日本との関係においてどういう影響を與える問題かということについて、何か御意見があれば伺いたいと思います。

第1回国会 外務委員会 第5号(1947/12/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから外務委員会を開くことにいたします。実は公報に載つております通りに、陳情を先にやる積りでおりましたけれども、外務大臣が早くお出でになりましたので、陳情問題は後にして、先ずこれから外務大臣と懇談いたしたいと思います。御異議ありませんか。
【次の発言】 それではこれより懇談に入ります。    午前十時四十三分懇談会に移る
【次の発言】 これで懇談を閉ぢます。  それではこの公報に書いてありまする議題についてお諮りしたいと思います。陳情第百四十三号賠償実施公團設立に関する陳情でありまするが、この陳情をいかに取扱うかということについて御審議を願いたいと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第2号(1947/06/28、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 ちよつと私はまだ國会法に通じてないのですが、五の「両院協議会を開いても意見が一致しなかつたときは」というのはどういうことになるのですか。というのは両院協議会を開いて決を取るのですか。そうして意見が一致したということは全会一致ということでしようか。
【次の発言】 決を取るということは予想しないのですか。
【次の発言】 今の説明では分りませんが、二つ目のことをもう一度御説明願いたい。國会議員でそれに選出されないとも限らないということは、それはどういうふうに……。

第1回国会 議院運営委員会 第6号(1947/07/07、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は外務常任委員会を預つておる者として申上げるのでありますが、これは全く特別の性質を持つた問題でありまして、且つ又今迄既に在外同胞引揚問題として或る方面では熱心に取扱われて來た問題であります。然るに今回できました外務常任委員会というものは、この引揚同胞問題については寧ろ全くの素人でありまして、若しこの問題を外務委員会で引受けなければならんとするするならば、これから問題の研究を始めなければならん、そういう非常な、なんと申しますか、欠点がある訳であります。ついては今問題になつておりまする特別委員会なるものを設置していただいて、そうしてこの問題は参議院として初めから特別委員会で扱つてい……

第1回国会 議院運営委員会 第8号(1947/07/24、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 今の下條委員の御意見が私は非常に公正であろうと思います。つまりその職がいかなる性質を持つておるかということによつて、これは決定すべきじやなかろうかと思います。従つて個々の場合に運營委員會あたりでもつて、常識判斷で決めて行くより外なかろうかと思います。一概に概括的に政府が指名して差支ない、政府は責任を持つて指名するであろうからして、そういう場合に、政府に對して概括的にそういう權限を與えてよいじやないかというような先程木下委員の御話でありましたが、それも結構なお考とは思いますが、若し政府が指名する指名先が行政機構の一部をなすというようなことが假にあつたとすれば、参議院としてそれに承諾……

第1回国会 議院運営委員会 第9号(1947/07/28、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 私も、まさに木下委員が今述べられたと同じ懸念を持つて、おつたわけでありまして、常任委員會から公聽會開催の承認を求めて來たという場合に、この議院運營委員會としていかなる態度を取るべきかということについては、これは慎重に考えなければならん問題であつたと思うのであります。本日の問題になつておるこの司法委員會からの要求は、案外簡単にこの議院運營委員會を通過してしまつた形がありますが、これは一般的な方針が決まつていなかつたためであろうと思うのでありまして、今後に處しては、やはり議院運營委員會として、類似の場合に取るべき態度を、はつきり決めておく必要があろうと思います。こういうふうに考えるの……

第1回国会 議院運営委員会 第10号(1947/07/29、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 その問題については、なんでありますか、そうすると發言者の數とか何とか、この前の例によりますか。
【次の発言】 私の考えでは、この前の經験から見ると、餘り時間が制限されて自由に意見が述べ得られなかつたように思うのであります。そこで今度の議題のように、こういうふうに自由に自分の意見を發表するということであるならば、よしんばそれが二日に亙つても差支ないと思うので、必ずしも一日でやり上げてしまわなければならないということではなく、若し延びたならば二日でやるというような方法を採られたらいかがかと思いますが。
【次の発言】 今の天田委員の三十分と言われるのは何か誤解があるのじやございませんか……

第1回国会 議院運営委員会 第11号(1947/08/01、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 その點は衆議院と參議院とは違うと思いますので、而して參議院では各員がどれかの常任委員會に屬しているわけでありまするからして、その屬しておる常任委員會長が、この議長の發議に對して、なんと言いますか、哀悼の意を述べ、議長の發議に贊成するというような形を探つたらどうかと思いますが、常任委員會長を……
【次の発言】 ただその人が二つも三つもの委員會に屬している場合があるかも知れませんが、その場合には適宜お互いに協議して、誰にするということを決められたらいいかと思います。
【次の発言】 私は委員長と申しました。
【次の発言】 今農林常任委員長の言われた状態であるとしたら、議長の發議だけで結……

第1回国会 議院運営委員会 第12号(1947/08/04、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 私も實は今木下委員から述べられたと同じようなことを、前囘にも考えさせられておつた。連合委員會を開く、それはよろしいとして、連合委員會を開いたからといつて、この前の會議に佐々木委員が述べられたことく、その連合委員會の一つの委員會である豫算委員會が、議決權を連合委員會に委讓した場合には、連合委員會が議決をすることができる。そうでなくて、例えば豫算委員會が議決權を委任しなかつた場合には、連合委員會は議決をしないのであるというような意見であつたと記憶するのでありまするが、それにはどうも私は贊成ができないのである。私の意見では連合委員會としては成る程審査又は調査をすることができる。而して審……

第1回国会 議院運営委員会 第13号(1947/08/06、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 會期の再延長の噂もありますから、佐々木委員のいわれるようにあとのことはあととして、十八日とにかくおやりになつたらどうですか。あと豫定できんことです。
【次の発言】 その前に石炭の増産の感謝のことについてちよつと……先般来委員會でいろいろ御協議願つておりました石炭増産感謝決議案、大體各派の御了解が頂けるようでありますので、明後日八日に、こういうものは時期を外しましては感激が薄くなると思いますので、御上程願いたいと思うのですが、案文をちよつと申し上げましようか。
【次の発言】 はあ、共産党から、今見えませんけれども、修正意見もありますから、ちよつと申上げておきます。

第1回国会 議院運営委員会 第14号(1947/08/11、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 先だつてこの運營委員會で決めた特別手當二千圓云々というのと、今度のこの法律案とはどういう關係になるのですか。
【次の発言】 つまりこの案を合同委員會にかけるというわけでありますか。
【次の発言】 それは、今日の議題の外に出ておるような氣がするのですが。
【次の発言】 若し關聯しておるということならば、例の滞在費の四十圓というのも考えなければならん問題でないかと思う。あの四十圓というものも意味をなさない金額であるので、これも當然考えられなければならん問題だろうと思う。衆議院とお打合せになるならば、その點を一つ加えて打合せたらいいかと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第15号(1947/08/12、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 私からお諮りしたいことがあるのでありますが、それは來る十五日貿易再開に際しまして、参議院として聯合國に對する感謝の決議をしてはどうかという問題であります。貿易再開のほかに今まで食糧の放出問題であるとか、又南永洋捕鯨の許可問題であるとか、個々の問題について感謝決議をしたいという希望が若しくは決議が關係委員會で成立つたものもあつたのでありますが、併し個々の場合に且つ屡々そういう決議をするというのもいかがという考えからして、これまでそれらの決定を正式に議場に上すことを差控えて來たわけであります。然るに今日貿易再開の許可に當にまして、これは日本の將來に將来にとりましても非常に大きな意味を……

第1回国会 議院運営委員会 第18号(1947/08/21、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 今の問題で質問申上げたいのですが、民主政治教育連盟というものについては、少くとも私はまだ何等知識を持たないので、その趣旨、綱領、若しくはその規約というようなものがもうおできになつておるのか、若しおできになつておるとしたらば、私ばかりでない。或いは他の諸君も御覽になりたいかどうか知りませんが、大綱を知りたいと存じます。そういう連盟ができる、できんということは聞きますけれども、一向具體的にまだどつからも説明を伺つておるところがない、そういう點はどうなつておりますか、一つお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この今囘問題になつておる派遣の趣旨にかれこれ申上げるわけではなく、ただ議員派……

第1回国会 議院運営委員会 第20号(1947/08/27、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 この旅費二百圓の問題が實はこの前の運營委員會の際、私から申出たものであつて、いかにも實情に即しない旅費の支給をしているかのように見えたから、運營委員會としてもこれに考慮を拂わなければいかん、こう考えて、申述べたわけであつたのであります。然るに今伺いますれば、參議院で四百圓に増額する氣がある。それが決定したらば、參議院の方でもそれによつて相談すべきであろう。こういうふうなお話があります。一體その衆議院の四百圓というものは、何を基礎として四百圓ということを決めたかということについて、我々は何ら資料を持たないのであります。私から言わせれば、議員が公用を持つて地方に旅行する場合には、實額……

第1回国会 議院運営委員会 第21号(1947/08/28、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 詰り今の御説明だと暫定措置として、そして詳細はこの運營委員會の小委員會の決定を以て改めて決めると、こういうことでございますね。
【次の発言】 それは遡及させたらどうですか。非常に不公平になると思うから……。
【次の発言】 ちよつと今の説明をもう一度伺いたいのですが、その理由のところ、委員長が今いないからと言つて委員部長から説明があつたのですが、そういうような、人を誹謗する記事とか猥褻な記事が出ることが新憲法の、なんでございますか。
【次の発言】 よく分りました。

第1回国会 議院運営委員会 第23号(1947/08/30、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 その前にちよつと伺いたいのですが、我々の歳費に對して課せられる課税の額というものが一體どれくらいになるか、つまり今度特別手當が加算されて、そうしてそれに對して課税される額はどれくらいになるかということを先ず承知したいと思うのであります。というのは、滯在雜費を殖やすという問題はそれ自身止むを得ないことであると思いますが、若し我我が今度特別手當を貰らうことになつて、そうして課税額がそれほど多くないということであるならば、滯在雜費なるもの或いは今問題になつておるだけの金額まで殖やさないでも濟むかも知れない。然るに先程實は正式の委員會が始まる前に、我々ここで内談をしておつた時の意向では、……

第1回国会 議院運営委員会 第27号(1947/09/22、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 それはあべこべじやないですか。今まで人数を決めた例によるというと時間を先に決めて何時間ある、それを自由討議に向ける、それで一人十五分なら十五分として、それで何人出られる、從つてその總計何人出られる内に緑風會は何人、他の會派は何人というように、按分比例で行つたように私は記憶しておるのであります。でありまするから、例えば午前中なら午前中で由自討議を打切るということになれば、十時から十二時まで、例えば二時間、然らばおよそ何人ということが算出できるわけです。それを又各會派で按分で分ける、こういうことになるだろうと思うのであります。ただその内に緑風會が例えば多過ぎるとか少な過ぎるというよう……

第1回国会 議院運営委員会 第30号(1947/09/29、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 今の点は各派交渉会に運営委員長から御説明になるということであれば一番はつきりすると思います。勿論緑風会なりに私は説明いたしますが、各派交渉会でそれが問題になつたという以上は、やはり運営委員会の委員長が各派交渉会に出られて、今の点を説明されるのが一番筋道が立つと思います。若しそう願えれば大変都合がよい。

第1回国会 議院運営委員会 第33号(1947/10/08、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 只今下條委員の御希望をお附けになりましたが、ここに三十三名という人数を一遍に承認することは相当熟慮した方でなければならんのじやないかと思います。殊に原委員の問題がありましたが、その他のことも、こうして國会は会期が長くなつておりますときに、事実上司法の委員会などには出席できない場合が多いのじやないか、今政府委員から小委員会を作つてやるからというお話でありましたが、七、七、七というような数まできちんと限定したのでありますから、やはり一人欠けるということは委員会を構成した趣旨からいつても、それを少々委員がでなくてもいいからというような御説明は腑に落ちないと思うのであります。やはり委員に……

第1回国会 議院運営委員会 第34号(1947/10/10、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 青寫真の説明を願いたい。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 外務委員会 第1号(1948/06/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より委員会を開きます。万國郵便條約及び小包郵便物に関する約定に加入することについて承認を求めるの件を議題にいたします。  別に御発言もなければ討論を省略して直ちに採決に入りたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それでは本件について採決をいたします。承認を與えることを可とせられる方は御起立を願います。
【次の発言】 総員起立と認めます。よつては本件は全会一致を以て承認を與えることに決定いたしました。これにて散会いたします。    午前十時五十一分散会  出席者は左の通り。    委員長     佐藤 尚武君    理事    ……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 外務委員会 第1号(1948/10/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今から外務委員会を開きます。 本日は本院規則第三十條によつて理事の互選を行いたいと思います。尚本委員会の理事の数は各派の申合せによりまして二名となつておりますが、本委員会の理事の数を二名といたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  次に理事の互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 只今提出せらせました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。私より徳川頼貞君、伊東隆治君を理事に指名いたします。本日はこれにて散会いたします。(拍手)    午後一時五十七分散会  出席者は左の通り。    委員長……

第3回国会 外務委員会 第3号(1948/11/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから外務委員会を開会いたします。本日は國際電氣通信條約に加入することについて承認を求めるの件を議題に供します。逓信委員会の小林委員から特に発言を求められておりますが、許可することに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは小林委員どうぞ‥‥。
【次の発言】 その外に外務委員会として質疑がおありでありましたらこの際続いて質疑を願います。別に御発言もなければ直ちに討論に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。只今より討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べ願います……。別に御発言もないようであります……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 外務委員会 第1号(1948/12/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今から委員会を開きます。先ずお諮りいたしたいことがございます。本委員会の今後の審議に資するために、次のような議員派遣要求書を議長に提出したいと思います。   議員派遣要求書  一、派遣の目的 連絡調整地方事務局の運営状況について、一般調査を行い、委員会の審査に資する。  一、派遣議員 東海、近畿班 徳川頼貞、金子洋文、伊東隆治、岡田宗司、淺井一郎   中國、四國、九州班 伊達源一郎、野田俊作  一、派遣期間 十二月十五日より十二月三十一日までの内各七日間  一、派遣地 東海、近畿班 愛知縣、京都府、大阪府、兵庫縣   中國、四國、九州班 廣島縣、福岡縣  一、……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 外務委員会 第1号(1949/02/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。お諮りいたしたいことがございます。本委員会の今後の審議に資するために、次のような議員派遣要求書を、規則第百八十條により議長に提出いたしたいと思います。    議員派遣要求書  一、派遣の目的 連絡調整事務局の運営状況について一般調査を行い、委員会の審査に資する。  一、派遣委員 岡田宗司、金子洋文、團伊能、徳川頼貞、淺井一郎、伊東隆治、野田俊作、伊達源一郎。  一、派遣期間 二月十八日より二月二十八日迄。  一、派遣地 京都府、大阪府、兵庫縣、廣島縣、福岡縣、愛媛縣。  一、費用 概算九万六千円内訳議員派遣旅費(一名一日一千二百円、……

第5回国会 外務委員会 第2号(1949/03/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから外務委員会を開催いたします。本日の日程は連絡調整地方事務局視察の報告、それと今後の本委員会の活動についてのお打合せをいたしたいと思います。第一の連絡調整地方事務局視察の問題に関しましては、先般來我が委員会の委員諸君が近畿、中國、九州方面にわたり詳細視察を遂げられたわけであります。本日は徳川理事からその御報告を頂きたいと思います。どうぞ徳川君。
【次の発言】 有難うございました。この報告は詳細に亘つて先般の視察旅行に関して、実際の事情を御説明下さつたものでありまするが、これに関連しまして何か御質疑の点でもありますれば、若しくは御意見の点でもありますれば御発……

第5回国会 外務委員会 第4号(1949/04/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より委員会に開きます。お諮りいたしたいことがございます。本委員会の今後の審議に資するために、次のような議員派遣要求書を規則第百八十條により議長に提出いたしたいと思います。   議員派遣要求書  一、派遣の目的 連絡調整の事務運営並びに地方自治体の占領軍との渉外状況を視察する。  一、派遣議員   第一班 佐藤尚武、野田俊作、伊達源一郎、徳川頼貞、伊東隆治、淺井一郎、團伊能、金子洋文、岡田宗司   第二班 徳川頼貞、伊東隆治、團伊能、淺井一郎、伊達源一郎、岡田宗司  一、派遣期間 第一班 今期國会開会中二日間   第二班 今期國会開会中三日間  一、派遣地 第……

第5回国会 外務委員会 第5号(1949/04/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから外務委員会を開会いたします。  公報に掲載してありまする郵便條約改正の四件について本日は御審議を願いたいと思うのであります。何か本問題について御発言がありましようか、若し外に御発言がなければこれより討論に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めてこれより四案について討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べ願いたいと思います。別に御発言もなければ直ちに採決に入ります。郵便振替に関する約定に加入することについて承認を求めるの件、郵便爲替に関する約定に加入することについて承認を求めるの件、代金引換郵便……

第5回国会 外務委員会 第6号(1949/05/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから委員会を開きます。先ず在外公館等借入金整理準備審査会法案を議題といたします。この際政府の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 本案について御質疑のおありの方は御質疑をお願いいたします。委員の方に御質疑がなければ私から一つ二つお伺いしたいと思うのでありますが、第一條の二項に「この法律において「借入金の確認」とは、政府が現地通貨で表示された借入金を法律の定めるところに從い、且つ、予算の範囲内において、將來返済すべき國の債務として承認することをいう。」とあります。政府が現地通貨で表示された借入金を法律の定めるところに從い、予算の範囲内において將來返済すべき……

第5回国会 議院運営委員会 第11号(1949/04/06、1期、緑風会)

○委員外議員(佐藤尚武君) 只今の御質問に対しまして簡單にお答え申上げます。この件はすでに御推察を得ておると思いまするが、何分にも國際関係に重要な関係を持つておる問題でありまして、成るべくこの手続を簡單にいたしまして、そうして上程されんとしております決議案を通過さしたいと、こういうことからして委員会の審査省畧をお願いしたようなわけであります。実はこの問題はすでに長いこと米國政府と日本政府との間に折衝事件になつておりますので、國会として取上げるのは今回始めてでありますけれども、事件の内容はすでにその折衝の結果として出て來ておるのでありまして、この問題につきましては、できるだけ從來の折衝の結果を國……

第5回国会 内閣委員会 第10号(1949/05/06、1期、緑風会)

○委員外議員(佐藤尚武君) 私から一、二この設置法案について外務当局の御意見を承りたいと思いますが、委員長、これはどういうふうにしましようか。全般を通じて私の二三思つております疑問の点をお尋ねしてよろしうございますか。
【次の発言】 それではお許しがありましたから、そういうようにお願いしたいと思いますが、第一に第三條以下の外務省の任務というところから入りまして、第三條を見ますると、「外務省は、左に掲げる國の行政事務を一体的に遂行する責任を負う行政機関とする。」とあります。そうしてその次の一から十までの項目が並ベられておるわけでありますが、この一体的に遂行するという言葉がちよつと私にははつきりし……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 議院運営委員会 第13号(1949/11/22、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 今の中村さんの御質問、第一私はそういう会合が果して催されることになるのかならないのか、それをよくは存じておりません。又会合が催される場合にどういう性格のものであるかということも予め私は承知していないわけであります。仮りにそういう三人の人達が会合するということであれば、私の考えではこれは議会外で以て会合するということになるのであるから、全く私的のものでなければならない、参議院議長として、そういう資格において参加するということは私はちよつと考えられないので、若し参加するならば、私個人として参加するということでなければならん。私は一応そういうふうに今突差の場合考えますが、併しな……

第6回国会 議院運営委員会 第17号(1949/11/30、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私から簡単に御報告を申上げたいことがございます。それは今朝九時十五分にドクター・ウイリヤムスが私のところへ参りました。その用件は、今度議員団がアメリカに行くことになつたが、それに対してGHQからとして、ジェネラル・ホイットニーから新議長たる私に対して御招待をする。その招待は故松平議長に対してなされたと同じ意味の招待である。若し新議長が、その招待を承諾して、そして来られるならば、大変米国側としては欣快に堪えない次第である。というような意味のことでありました。わざわざそうやつて来て呉れたのであります。これに対して私は、その御招待は有難い。米国側の好意は十分にこれをアプリシェー……

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/12/03、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私の責任において電話をかけては、どうかという今門屋委員からの動議でありますが、議長たる私は、それは避けたいと思います。何となれば政府がすでに責任のある代表者をこちらによこして、そうして総理が大磯なら大磯に行つておる、こういうことを言明されておる。それを私は疑う余地はないと思う。それからもう一つ私が躊躇するゆえんは、総理がどこに行つているのかかしこに行つているのか、総理の居所を突きとめるような、恰かも探偵のようなことを議長たる私がやることは、私としては甚しく躊躇されるものであります。その点において私は折角の今の御動議ではあるけれども、若しこの運営委員会が全会一致を以てそれを……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/13、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私から御報告申上げることがございます。衆議院議長と協議いたしまして、来る十五日に第七回国会の開会式を挙げることに協定いたしました。以上御承知置きをお願いいたします。

第7回国会 議院運営委員会 第閉会後3号(1950/07/11、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 本日の議院運営委員会に当りまして、私から先づ皆さん方にお話を申上げ且つ又御了承をお願いしたいことがございますので、発言をお許し願いたいのであります。それは私が第八回国会の冒頭に当りまして議長の職を辞任いたしたいと考えることでございます。今回参議院が半数改選になりましたのみならず、補欠選挙の数も入れますると、半数以上新らしい議員諸君が参議院に参列されることになつたのでございます。然るに私は第七回国会において皆さん方御存じのような事情の下に不肖図らず議長に当選いたしたわけでありまするが、半数以上の改選になりました新らしい参議院に、このまま議長として列席することは、たとえ規則の……

第7回国会 議院運営委員会 第13号(1950/01/23、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) それでは私からありのままの事実を御報告申上げます。  十二月の二十四日に参議院が休会に入つたと記憶しておりますが、二十六日に、つまり月曜日の晝、私は宮中で吉田総理とお会いいたしました。そうして私にお渡しになりました、あの運営委員会の決議をもつて参りまして、首相にそれを読んでお聞かせしました。その後、その書いたものを首相にお渡ししたわけであります。首相はそれを聽いておられまして、例のこの公共企業体労働関係法の第何條かの、あの解釈が違つたというあの問題に関しましては、これは自分の方で一つその成り行きを調べて見るからということを言われました。それからもう一つの問題と申しますのは……

第7回国会 議院運営委員会 第19号(1950/02/03、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 栗山君の質問というのは、趣旨はどういうところにおありになりますか。向うから来た通知の内容解釈を議長においてどう解釈しておるかということだけですか。
【次の発言】 一体その御趣旨はどこにあるのですか。
【次の発言】 その手紙の解釈をどういうふうに議長において解釈するかということは、これは議長の解釈で済むものでありますか。これは議院運営委員会で、この解釈をどうするかということに御相談を願うべきものじやないでしようか。議長はこれをどういうふうに解釈するかということではけりがつかないような気がしますが。
【次の発言】 これは私は法律問題はよく分らないからして、こういうことは議事部……

第7回国会 議院運営委員会 第20号(1950/02/06、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 去る二月三日の本委員会におきまする栗山君並びに門屋君の御質問にお答えいたします。御質問の各点にお答えする前に、便宜上先ず国鉄裁定審査の経緯及び総括的な考え方を申述べて、然る後にそれぞれの御質問にお答えいたしたいと存じます。  この「公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件」は、昨年十二月十二日内閣より衆議院に提出せられ、同日国会法第五十八條の規定によつて予備審査のために本院に送付して参つたのであります。衆議院におきましては十二月十六日労働委員会に付託し、委員会は同月二十一日議決を行い、同日本会議の議決があつて本院に送付して参りました。この間政……

第7回国会 議院運営委員会 第21号(1950/02/07、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 公共企業体労働関係法による仲裁裁定の問題について一言お願いしたいことがあるのでございますが、この公共企業体労働関係法による仲裁裁定の国会の取扱振りにつきましては、先日来いろいろな御意見もありまするし、又疑義もあると思われまするので、この点について御検討をお願いしまして、その結論をば今度の專売公社の裁定の件の取扱に資したいと思うのでございます。その趣旨によつて本委員会において十分の御検討をお願いしたいと存じます。
【次の発言】 格別議長においてこの問題を今まで取上げたことはございませんが、つまり各派においてそれぞれ善処されることと信じておつたわけであります。但し本日ここで問……

第7回国会 議院運営委員会 第22号(1950/02/09、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私から議院運営委員会に御報告を申上げたいと思うのでありますが、それは今皆さん方に書類をお配りした筈でありますが、過日ホイットニー准将から私へ宛てて手紙をよこしました。そうして南カロライナ州における渡米議員団に対する決議文を廻して参つたのであります。それからその他にやはりGHQから同じくお廻ししてありますように、二月一日、二月二日並びに二月七日のドクター・ウイリアムスさんからの電報の写しを送つて参りました。それで本日は南カロライナ州議会の決議に対しまして、参議院といたしましても、議長から参議院本会議にこの決議のあつたということを報告をいたしまして、そうして渡米議員団に対して……

第7回国会 議院運営委員会 第23号(1950/02/10、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 今日畫から常任委員長懇談会がありまして、それにかけることになつております。

第7回国会 議院運営委員会 第26号(1950/02/27、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) その通りで結構だと思いますから、私は最近の機会に取計らいたいと思います。私は今日の本会議をどういうふうに持つて行くかということについて、私の考を申上げまして、そうして皆さん方に考えて頂きたいと思うのでありますが、事務当局から大蔵省に交渉したところによりますというと、大蔵大臣が大臣室におり、要求あり次第本会議に出席されるということである。そういうことが今来ておりますが、そこで本会議を開きまして、大蔵大臣の答弁を要求する。大蔵大臣は多分直ぐ来て答弁するだろうと思いますが、実は内村君の今朝のあの重要な緊急質問に対して大蔵大臣が出席していなかつたという点から考えまして、大蔵大臣の……

第7回国会 議院運営委員会 第35号(1950/03/11、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 昨日私は議院運営委員会に出られなかつたので申上げますが、この私欠席しておる委員会で、昨日の朝の本会議における油井賢太郎君の再質問の際における大蔵大臣の答弁に関しまして、何か議事課長でありましたか、その間に介在して油井賢太郎君の質問のうち大蔵大臣に関係する部分の要領を、大蔵大臣がまだ知つていなかつたために、油井賢太郎君から書出してはどうかということを、油井君へ申入れたというと非常にしかつめらしくなりますが、議事の進行の便宜を図るつもりでそういうお話をしたということでありましたが、それに関しまして、運営委員会で門屋委員が言われた、そういうことは事務局としては出過ぎたことである……

第7回国会 議院運営委員会 第40号(1950/03/18、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 今日は運営委員会の委員諸君に私からお諮りしたい重要な問題が出て参りました。それはすでに御承知の通りに、一昨十六日在外同胞引揚問題に関する特別委員会において証人として喚問されました徳田球一君の証言のあの委員会におきまして、委員会の議事が甚だしく妨害されたという事実があります。それが一つ、その妨害をしたのは主として衆議院の共産党に属する議員諸君が意識的に妨害をしたという事実であります。もう一つはその妨害が激しくなつて、そして委員会の議事進行に多大の障害を来したために、岡元委員長がその妨害者に対して退場を命じたのであります。衞視はその命令を執行すべく一代議士に退場の命令を執行し……

第7回国会 議院運営委員会 第41号(1950/03/20、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) この前の運営委員会で、私から衆議院議長に対する申入の問題についてお諮りをして、そのときには在外同胞引揚問題に関する特別委員会の委員長報告を待つて運営委員会で協議をし、且つ議を練つて、その上で衆議院に対してどういう手段をとるかということを決めよう、こういうお話合いでありまして、私もそれを了承したわけであります。それが土曜日の夕刻に至つて、岡元委員長から報告書が出て参りました。簡單でありまするから読みましよう。
【次の発言】 今朗読したような報告書が出て参りました。つきましては、皆さん方この取扱いについてどうされたがいいとお思いになりますか、御協議を願います。もう一件あります……

第7回国会 議院運営委員会 第45号(1950/03/25、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私から御報告申上げたいことが二件ございます。  第一は先だつて議運で御協議の結果、衆議院議長に申入れの文書の件、これは議運の理事会にお諮りをして文書の内容を決めたのでありますが、それを一昨日私は衆議院議長の許に持参いたしまして、そうしてその成行を御説明申上げてその文書を手渡して参りました。衆議院議長は早速大池事務総長を呼びまして、この善後策をどうしたらよかろうかということについて、私の前で一応の意見の交換をされておりました。併しその内容は私から御報告するまでにまとまつたものではなかつたのでありまするが、とにかく衆議院でも運営委員会にかけて、そしてその結果によつて善処したい……

第7回国会 議院運営委員会 第47号(1950/03/28、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 御報告申上げます。昨日午後三時、衆議院議長と同道いたしまして、私はカナダの公使ドクター・ノーマンを訪問いたしました。そうして予ねて議決になつておつたあのカナダ訪問の議員団に関する決議文を手交しまして、本国政府並びにカナダの議会に伝達方を依頼したのであります。カナダ公使はこれに対して深く感謝の意を表し、且つ日本の国会議員がカナダを訪問されたことに関しては、カナダ側として深甚なる謝意を表する旨を述べておられました。そうしてカナダの政府、国会並びに一般市民において、非常な好感を以て日本の議員団を迎えたのであつて、ただ皆が遺憾としておつたことは、滞在日数の極めて限られておつたこと……

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/03/31、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 昨日午後零時半でございましたか、池田大蔵大臣が私を訪ねて来られたそうであります。丁度私その際他出しておりまして、お会いできませんでしたが、事務総長に蔵相は会われて、そうしてそれに対する言ずけを置いて行かれたのであります。事務総長はその蔵相の言われたことを書き取つて置きましたので、それで私は早速各派代表の方々にお集まりを願いまして、その大蔵大臣からのお話を伝えました。その内容は左の通りであります。本日の午前中と申しますのは、昨日の話でありまするが、本日の午前中にマーカツト将軍に面会して、暫定予算についてお願いしたが、十五ケ月予算の考え方にも反し、ドツジの方策にも相反すること……

第7回国会 議院運営委員会 第51号(1950/04/01、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 速記をちよつと止めて下さい。
【次の発言】 この記事は私にとりましても非常に意外な記事であります。私は昨日以来この給與に関する法案の取扱振りにつてい新聞と会見したことは一回もございません。それからして私の口からこういう事件が洩れたということは絶対にない筈であります。それが一つ。  それからもう一つ、私は今朝、何時であつたかよく時間は記憶しませんが、池田蔵相と廣川幹事長が私のところに来られたのも事実であります。それから後で増田官房長官とそれから岩本衆議院副議長が来られたのも事実であります。池田蔵相及び廣川自由党幹事長が来られたのは、昨夜も深更に至つてあの法案が廃案となつてし……

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/03、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 議長としての態度を御説明申上げます。今も佐々木、鈴木両君から御指摘がありました通りに、私は小川君の反対討論の通告に拘わらず、あの討論は実際反対でもなければ賛成でもない。小川君自身の意向がよく分り兼ねましたので、まだ時間に余裕のあるうち、即ち二分前に小川君に注意をしたのであります。そうして賛否のいずれかを明らかにして頂きたいということを注意いたしました。そして二分間待つたのでありまするが、最後まで賛否がはつきりしないで時間が来たのであります。即ち私は小川君においては賛否をはつきりさせる意思のないものと認めまして、そうして時間が参りましたと共に、小川君に時間が来たということを……

第7回国会 議院運営委員会 第53号(1950/04/04、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 昨夜の運営委員会で私が回答を留保した問題が二つございます。第一は、昨日の本会議における佐々木君の二回目の議事進行に関する発言の問題であり、第二は小川友三君の問題であります。  第一の問題から申上げて行きたいと思うのでありまするが、最初の佐々木君の議事進行に関する発言に関しましては、昨日も御説明申上げました通りに、あの議場内における小委員会の多数の意向を酌みまして私から記名投票の結果を発表したということにつきましては、すでに御了承を得ておることと思うのでありまするが、その投票の結果の発表後に佐々木君から議事進行について発言を求められたことに対しまして、私は当時議事進行に関す……

第7回国会 議院運営委員会 第54号(1950/04/05、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私から一件御報告申上げることがございます。それは小川友三君から参議院内暴力行為傷害告発状を議長に宛て提出されております。事務総長に読んで頂きます。
【次の発言】 それで本日本会議終了直後でありましたが、私は念のために問題の椎井康雄君においでを願いまして、今日告発状と称するものが私の手許に届いておるが、これに対して当時の事情はどういうふうであつたかということについてお尋ねいたしました。ところが椎井君の言うには、あの予算の投票のために本会議場に入る直前に小川友三君が社会党の控室にやつて来た。丁度他の人が居合せなくて自分だけかどうか知りませんが自分がおつた。それで自分に対して小……

第7回国会 議院運営委員会 第66号(1950/05/02、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 昨夜我々の本会議が散会をした後、暫く経つてから、何時でしたか、時間はよく覚えておりませんが、官房長官が私の部屋へやつて来まして、そうして参議院で否決になつたことについて非常に遺憾の意を表しておつたのですが、そのときに両院協議会を求めることになるだろうということを言つて帰られました。それから後、衆議院では本会議を開いて、そういうふうに決議したということは御承知の通りでありまして、同日付で以て、五月一日付で以て文書を以て正式に両院協議会を開いて貰いたいという要求が来たのであります。それだけであります。
【次の発言】 内容はありません。

第7回国会 懲罰委員会 第3号(1950/04/04、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) この度、小川友三君の件につきまして、懲罰委員会の審査に付託することになりました。委員諸君のお手数を煩わすことになりましたのは恐縮でございますけれども、御存じの通りのような事件が発生いたしましたので、議長からの付託としまして、この委員会にお願いするわけですが、それにつきまして、私はこの委員会に付託する前に、議院運営委員会に私が付託事項を付議いたしまして、委員会の意向を聞いたのでございます。その議院運営委員会の会議におきまして、今朝、私が本会議で以て宣告いたしましたその案を了承すると共に、懲罰委員会に対しては、この事件の背後関係をも併せて審議して頂くように希望するということが……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 外務・通信連合委員会 第1号(1948/06/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから外務、通信両常任委員会の連合委員会を開会いたしまして、万國郵便條約及び小包郵便物に関する約定に加入することについて承認を求められて來ておりますが、この件を付議いたします。そうして、これはまだ衆議院を通過いたしておりませんので、この両委員会の連合委員会で予備審査をいたすということにお願いいたしたいと思うのであります。つきましては先ず第一に、この両條約が一体どういうものであるか、又日本がどういわわけで今回加入をすることになつたのか、その経緯等につきまして、外務当局から御説明を求めることにいたします。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 外務・逓信連合委員会 第1号(1948/11/12、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは、これから外務・逓信両委員会の合同委員会を開くことにいたします。上程されておりまする問題は、國際電氣通信條約に関しまする予備審査でございます。先ず外務省側からの説明を求めたいと思います。外務政務次官お願いいたします。
【次の発言】 この問題につきましては只今政務次官から大体の御説明がありました通りでありますが、問題はこの條約の本質に関する部分と、それから技術方面に関する部分と、こう二つに分けて考えられるだろうと思うのであります。只今の御説明は私の申します條約の本質の問題に関しての御説明であつたのでありますが、先ずその点について御質疑があればその御質疑に対して政府……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 外務・逓信連合委員会 第1号(1949/04/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今政府側の総括的の御説明が外務政務次官からありましたが、これらの諸條約に関しまして、技術的方面の説明をやはり政府側から求めた方がいいと思います。それでは逓信省側の政府委員の方から御説明をそれぞれお願いします。
【次の発言】 御質問があるかと思いますけれども、政府側の御説明を一應ずつと纏めて承わりまして、それから後で質問に入りたいと存じますが、どうぞ小笠原郵務局長。
【次の発言】 何か政府委員に対して御質問ございませんか。
【次の発言】 外に御質問はおありになりませんか………私から一つ追加的に御説明願いたいと思いますのは、爲替に関する約定の中で先程御説明になりま……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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