このページでは中村正雄参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○中村正雄君 運輸省の監督局長に御質問したいのですが、新聞でやかましく言われております関西におきます南海電鉄の運賃値上げに関しまして、南海電鉄を利用する一般の利用者だけでなくて、関西一円の私鉄、国鉄等の利用者がこの南海電鉄の値上げに関して何か不明朗な感じを受けておる。また報道機関等の報道を総合してみましても何か秘密なうちに行われたというような印象を非常に受けますので、運輸省としてもこの運輸委員会を通じて認可に至りました経過をはっきりした方がいいんじゃないかと思いますので、その間の経緯の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明を聞きますと、事務的に見ますと何らの不明朗な点もな……
○中村正雄君 国鉄の組合の闘争の場合に、近ごろ公安官とのいざこざがたびたび問題になっているわけですが、一応国鉄の公安官の職務の内容について、一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 二通りの職務の内容があるわけなんですが、そうしますと、組合の争議なんかに相当公安官が勅員されているわけなんですが、それはどの条項によって動員されているわけですか。
【次の発言】 具体的な例を言いますと、岡山の管理局の管内で起きた問題なんですが、特に岡山の管理局管内では、公使官と国鉄職員組合の組合員と言った方が適当かもしれませんが、その間にいろいろなトラブルが起きているわけなんですね。一例をあげますと、電話の交換……
○中村正雄君 今、私鉄の運賃値上げが問題になって、関連しまして私鉄の経営と運輸省の監督の問題について大臣のお考えを承わりたいと思います。 その一つは、国鉄の輸送力の不足ということが、これはまあ日本の産業の発展の隘路になっている。どうしても輸送力を増強しなくちゃいけないということで五カ年計画を立てたわけですが、それに要する財源問題について国でめんどうを見るわけにもいかないし、また国鉄自体も能力がないということで、御承知の一割三分の値上げをやって、それで五カ年計画を立ったわけですが、この国鉄の場合の、運賃値上げが輸送力を増強するためにやるというのであれば、いい悪いは別で筋は一応通っておると思うの……
○中村正雄君 今まで柴谷君初めいろいろの質問に対する大臣の答弁を聞いておりますと、大体今朝の新聞記事の範囲を出ていないと思うのです。従って、私は突っ込んだ点について二、三聞いておきたいと思いますが、大体、当院の予算委員会なり社会労働委員会で今までいろいろ論議されました点を総合しますと、また、昨日までの私たちと政府との交渉を総合しますと、現在の段階において、運輸大臣なり政府は、調停案はのめないけれども、仲裁委員会の裁定が出たらこれはのもう――尊重する、こういう言葉を便っておりますが、のもう、こういう考えが現在までの大体の要約した政府の意見だろうと思うのです。その点について私はお尋ねしたいのは、調……
○中村正雄君 運賃法の議題に関しまして、特に五カ年計画と、来年度の予算の面から、運輸大臣なり、国鉄の総裁に質問したいと思います。
運輸大臣にお尋ねしたい第一点ですが、これは今までの国鉄の運賃を見て参りますと、経営が行き詰まると運賃の値上げという声が出まして、そういう面から運賃の改正がなされておりますが、ただ、国鉄の運賃がどういうふうにあるべきかという根本的な問題について、今の政府はどういうふうにお考えになっているか、その点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私のお尋ねしているのは、国鉄の運賃の決定が、いつの場合でも国家の予算の面から値上げするということがきまっておる。私の質問して……
○中村正雄君 総裁に一つお尋ねしたいのですが、国鉄の要員の確保につきまして、例年、国鉄として本社で採用するものと各地方監理局で採用するものと分けてやっておりますが、来年度の採用について、特に大学卒業者については、地方局の採用をやめて本社一本で採用するように方針が変ったと聞いているのですが、この点はどうです。
【次の発言】 総裁の考え方としての学閥の打破ということは、これは、私たちも多年考えていることで、大賛成ですが、地方局採用をやめて本社採用一本にするということで、学閥の打破ができるというふうには考えられないのですが、本社採用一本にすれば、そういうことがなぜ可能なのか、お考えをお聞かせ願いたい……
○中村正雄君 質問に入る前に、ちょっと委員長にお願いしたい点があるわけでありまするが、各委員の出席状況を見まするというと、社会党の委員は三分の二以上出席いたしておりまするが、与党委員は三分の一を割っておると、こういう状態では、今後の審議に非常に支障を来たしますので、与党の委員の諸君の出席を督促を願いたいと思います。
【次の発言】 日本国有鉄道の一二十二年度の予算につきまして、運輸大臣にお尋ねしたいと思います。
提案されております国有鉄道の来年度の予算を見てみますると、私の見るところによりますと、過去七、八カ年間の国鉄の予算と比べまして、非常に窮屈な圧縮された予算だと私は感じております。監督者……
○中村正雄君 最初に岸総理にお尋ねいたしますが、今国会で石橋氏が首班の指名を受けまして石橋内閣ができ上りましたが、途中病気のため辞任されまして、そのあと岸内閣が今日までやって参ったわけでありますが、今までの経過を見て参りますると、石橋内閣の身がわりとしての内閣として存在をして参りました。それは予算の面におきましても、政策の面におきましても、あるいはまた閣僚のメンバーにおきましてもしかりであります。しかしながら、いつまでも石橋内閣の身がわりとしての内閣の存在は許されなくなると思います。いつかは岸内閣の本来の姿として国会に向わなければならないと思いますが、石橋内閣から岸内閣に脱皮する時期はいつであ……
○中村正雄君 最初、岸総理に、先般旅行先で岸内閣の新しい政策についての基本理念を発表になりましたが、それについて二、三お伺いしたいと思います。
岸総理が発表になりました新しい政策の基本理念といいますか、暴力、汚職、貧乏の三つを追放するということは、だれしも反対する者はないと思います。そのうちで、特に汚職に関係いたしまして、汚職を追放するということについての具体的な何かお持ちかどうか、その点からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの総理の御答弁によりますと、汚職の問題でいわゆる高級官僚といいますか、公務員の汚職を相当念頭に置かれて御答弁になったと思うわけでありますが、もちろん、国民……
○中村正雄君 国鉄の電気関係の担当の理事の方並びに局長に御質問いたしますが、国鉄の五ヵ年計画のうちの大きな柱になっております国鉄の電化計画については、本年度の予算の審議並びに運賃法の審議のときいろいろ審議したわけですが、その後の国鉄の電化の進捗状態について、特に計画とにらみ合せまして、計画にマッチした実行がなされておるかどうかという点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 総括的に並木理事にお伺いしますが、今の御説明を聞いて参りますと、大体本年度においては五ヵ年計画の第一年度として計画通りに進んでおると、こういうふうに聞いていいのですか。
○中村正雄君 今の御説明と別に、この前の委員会で保留になっている修繕費の問題を御答弁願いたい。
【次の発言】 ちょっと数字についてお伺いしたいのですが、今御説明になりましたように、本年度の修繕費の国会予算は五百一億強になっておるわけですが、ところが、予算書では五百十億一千万になっておるのですが、この間九億の差はどういう技術的な差なんですか。
【次の発言】 道路分担金はしかし見ますとわずか一億円ほどなんですが、どうなんです。これ、どれとどれ引いているわけなんですか。七十九ぺ―ジに載っているわけなんですが、実際国鉄で修繕費として使い得る金は、この費目の中でどれどれを修繕費と見ているわけなんですか。……
○中村正雄君 資料については、一応今配られておる資料を検討して、不足する面は専門委員室の方にお願いするということで、そのようにやってもらったらどうでしょう。
○中村正雄君 ちょっと大臣に手続のことについて。私はあるいは知らないからこういう解釈をするかもわからないのですが、今までの大臣の御答弁によると、業者から申請が出ているらしいけれども、自分はまだ知らない、運輸審議会から一応回って自分のところに来るわけであって、それまではわからない、こういう御答弁があったのですが、海運関係は私は存じませんが、運輸審議会は大臣の諮問機関であって、大臣が一たん書類に決裁して、これは運輸審議会に諮問すべきだと判断して、運輸大臣の方から私は運輸審議会に諮問する、こういう手続になっておると思うのですが、もし、運輸審議会に直接業者あるいは地方機関から行って、審議会から大臣の方……
○中村正雄君 運輸省の予算の全体の質問をする前に、大臣にお尋ねしたいのですが、昨年の臨時国会で、昭和三十三年度の運輸省の重要施策要綱というものを当委員会で発表になりまして、大臣からも説明があり、また各局長からも詳細な説明があったわけなんです。従って、私たちとしましても、今度の運輸省の予算には、昨年発表になりましたこの重要施策が相当盛られておるものだと思って検討してみたのですが、遺憾ながら、本年度よりも後退している面も相当あるやに見受けられるのです。で、運輸省全体の予算について最初お尋ねしたいのですが、本年度に比べまして、どういう増減になっているか、ちょっと簡単に御説明願いたいと思います。総額だ……
○中村正雄君 海運関係ですが、これも昭和三十三年度の運輸省の重要施策の中の国際収支の改善のトップに外航海運の整備拡充ということで外航船腹拡充長期計画の推進を書いてありますが、本年度の予算に出ておりまする財政投融資の額を見ますと、大体百八十億と、こういうふうに提案されております。ところが、前年度を見ますと、前年度は二百億となっておって、前年度よりも二十億減額になっておる。そうしますと、前の委員会でも大臣に質問しましたように、どうも今度の運輸省が立案いたしました重要施策というものは全然前に伸びておらなくて、前年度に比べて後退いたしておると、こういうふうに感ずるわけですが、いわゆる本年度二百億の財政……
○中村正雄君 久しぶりに国鉄の総裁も見えておりますし、大臣も見えておりますので、三十三年度の予算、私は特に収入予算を中心に質問したいと思います。来年度の予算の歳入を見ますると、本年度の歳入よりも、旅客において三・三%、貨物において三・一%の増収を見込んだ歳入が組まれておるわけであります。過去十カ年間の国の予算を見て参りましても、一般会計におきまする歳入予算については、ほとんど今までは問題はなかったわけで、かりにありとすれば、歳入が過小見積りではないかということがいつも問題になったわけであります。ところが、国鉄の予算になりますると、毎年歳入で問題になりますのは、過大見積りではないかということがい……
○中村正雄君 今、森田君の質問に関連して大臣御答弁になっておりますが、ちょっと私二、三、時間がありませんので、気のついた点を御質問したいと思います。といいますのは、前の岸内閣のときの運輸大臣のもとで国鉄の運賃法をお出しになった。で、そのときの提案理由の説明なり、あるいはその委員会におきまする質疑応答等から感じました岸内閣の運輸大臣の運賃に対します方針と、今、永野運輸大臣から御答弁のありました方針とはちょっと違うような感じがするのです。しゃべる人は別々でも、聞いておりますのは同じ委員が聞いておりますわけなので、その点ちょっとお尋ねしたいのです。 と申しますのは、この前運賃法を出しましたときに、……
○中村正雄君 私は昨日の羽生君の質問で言及しなかった外交関係につきまして、特に朝鮮、沖縄の問題について総理、外務大臣その他関係の大臣にお伺いいたしたいと思います。 第一点は朝鮮問題でありまして、昨年四月十五日再開されました第四次日韓会談は七十数回の会議を重ねながら何らの成果をあげることもできなくなっておるわけでありますが、しかもほとんどの懸案事項は日本側の持ち出しでありまして、韓国側は都合の悪いものは全部と言っていいほどたな上げになっていることは、外務大臣も御承知の通りであります。このことは政府自体に確固たる方針がなく、場当り的の交渉をやっていることに大きな原因があると考えます。従ってこの点……
○中村正雄君 私は、これから国鉄の予算に関連して御質問いたしますから、大蔵大臣、運輸大臣、並びに国鉄の総裁から、それぞれの立場から御答弁願いたいと思います。
今、国鉄が従来やって参りました新線の開発というものは、ほとんで不採算路線のみだと、私は考えるわけでありますが、これの赤字対策を三者どういうふうにお考えになっておるか、御指示願いたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣の答弁ですが、現在の建設審議会という機関の審議の過程において、国鉄の採算ということを考えた審議をやっておるかどうか、運輸大臣並びに国鉄の総裁から、御答弁願いたいと思います。
○中村正雄君 二十日に引き続きまして、大蔵大臣、運輸大臣並びに国鉄の総裁にそれぞれ御質問いたしますから、御答弁願いたいと思います。
今国鉄並びに政府で計画いたしておりまする東海道の新幹線の建設関係についてでありますが、これについては、政府出資でやるのが妥当だと考えているわけですが、どうお考えですか。
【次の発言】 政府並びに国鉄の一部については、外債等の計画もあると聞いておりますが、もし外債によるとすれば、その構想はどういう構想であるか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その外債の構想を聞いているのです。
【次の発言】 大蔵大臣から特にお聞きしたいと思う。
○中村正雄君 監督局長にお尋ねしたいのですが、国鉄の運賃は、一応本日本会議が通過いたしたわけなんですが、衆議院の運輸委員会なり、あるいは参議院の予算委員会で、運輸大臣がしばしば言明されているわけですが、私鉄の運賃について政府としては一律に上げる考えは持っておらない、その会社々々の状態を調べて、必要な最小限度に値上げをする場合もある、要約すればこういう御答弁なわけですが、現在運輸省に対して、私鉄から運賃値上げの申請がすでに意思表示されておるものが何社ぐらいあるか、お尋ねしたい。
【次の発言】 東京、大阪付近のいわゆる大私鉄と申しますか、私鉄の代表的なものも、それぞれ運賃値上げの申請をする気がまえ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。