このページでは中村正雄参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○中村正雄君 ちょっと一つだけ局長にお伺いしたいのですがね。補充選挙人名簿というのがありますね、あれの関係なんですが、私、今度の参議院の選挙でそういう実例を見たわけなんですが、補充選挙人名簿に登録した場合は、その前の本名簿ですね、これは抹消されるのですか、どうなんです。
【次の発言】 それが現実に、たとえば住所移転の場合の補充選挙人名簿ですね、その場合に、いまおっしゃいましたように、移転先の選管で、補充選挙人名簿に登録する場合に、新しく有権者になった場合は別ですけれども、移転の場合は、前の基本名簿の抹消を手続するとかなんとかしておけば、その問題は起きないと思うのですよ。いまおっしゃいましたよう……
○中村正雄君 一昨日から各委員の質問に対しまして、総理大臣なり大蔵大臣あるいは藤山長官の答弁を聞いておりますと、国鉄の財政の基礎というのは、受益者負担を原則とすべきであるということを主張されておるように聞いております。もちろん、運賃論の立場や企業性を追求するという立場から見れば、これは当然だと思いますが、他方また、総理大臣は、国鉄はそれ自体の性格からして、公共負担は当然であるとも答弁されておるわけであります。この受益者負担と公共負担という考え方、これは場合によっては相反する場合が出てくるわけでありますが、これは国鉄の性格からまいります当然の帰結であって、問題は、現在の国鉄の財政内容において、公……
○中村正雄君 私は質問する意思はないわけで、保留になっている総理大臣の答弁だけ願えればいいわけなんですが、運輸大臣から連絡がないと思いますので、再度質問いたしますが、今度の運賃問題、第三次計画の問題の基礎が、政府からの提案理由にありますように、日本国有鉄道基本問題懇談会の意見書が中心になっていると思うのです。この意見書の中の最後のほうの項に、国鉄におきまする営業活動における自主性の拡大という意見が出されております。政府はこの具体的な問題について、どういうふうにお考えになっておるか。この前の質問で、運輸大臣では答弁できなかったので、総理がお越しのときに総理から答弁願いたいということで保留された事……
○中村正雄君 私は民社党を代表いたしまして、議題となりました案件につきまして、反対の討論をいたします。 反対の理由は、社会党、公明党等よりそれぞれ、物価の値上がりによる国民生活の圧迫、また現在の運賃値上げに対しまする物価に与える影響等の過小評価は、同感でありますが、重複を避ける意味におきまして、新たな観点から、二、三反対理由をつけ加えて討論にいたしたいと思います。 その第一は、運賃値上げの基礎となっておりまする七カ年計画そのものが、不完全なものであり、またその内容において、現在の国鉄においては、分不想応の計画がなされているという点であります。具体的には、国鉄が出してまいりました財政の計画で……
○中村正雄君 大臣きょう見えておりませんので、政務次官でけっこうですが、船員の安全衛生、災害等の防止に関しまする運輸省の基本的な考え方について一、二お尋ねしてみたいと思います。 先ほど小酒井君の質問の中にもありましたように、これは名業界なり団体によって数値が違っておりますが、私の調べました範囲では、現在の船員で疾病、災害等で陸上で休養いたしておるという者はやはり一割近くあると思うんです。これは陸上の労務者に比べまして海上の労務者の疾病、災害の率が、非常に高いということを示しておるわけなんですが、そういう観点から、陸上におきまする労務管理と海上の船員に対しまする労務管理の点におきまして、非常な格……
○中村正雄君 私高橋公述人に一点と、山家公述人に二点だけ、簡単に要点だけお尋ねしたいと思います。 高橋さんに最初お尋ねしたいのは公述の中にありました、国鉄の独占企業の性格がだんだん薄れてきておる、したがって競争関係にありまする民間企業が相当出てきておる、したがって国鉄にだけ援助するということは不当競争になる、その立場は十分わかると思うのです。ただ私お尋ねしたい点は、たとえば国鉄を運営するについて修繕であるとか、補修であるとか、いろいろな減価償却に入るべき問題は利用者の運賃で負担するというのは十分理解できるわけなんですが、今度の計画を見てまいりましても、山陽線の新幹線であるとか、複線化であると……
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