栗山良夫 参議院議員
4期国会発言一覧

栗山良夫[参]在籍期 : 1期- 2期- 3期-| 4期|- 5期
栗山良夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは栗山良夫参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

栗山良夫[参]本会議発言(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 参議院本会議 第12号(1956/12/07、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程せられておりまするいわゆるスト規制法に関する中間報告を求むる動議につきまして、心からなる憤りをもって反対の意思を表明いたしたいと思うのであります。(拍手)さらに、消極的に反対をいたすものではないのでありまして、皆様方の良識に訴え、参議院の良識をもって、この動議を何とぞ否決をせられるように心からこいねがいたいと思うものであります。(拍手)  私は、この動議がもしここで可決になりますれば、あれほど世論から悪評をこうむっておりますところのスト規制法の効力延長に関する議決の可決成立にそのまま通ずる道を開くものであると考えるからであります。従……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 参議院本会議 第12号(1958/07/08、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、ただいま議題となりました経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律案に対し、日本社会党を代表いたしまして、強く反対をいたすものであります。  以下、その理由をあげて、問題点を明確にいたしたいと思います。  まず第一に、この法案は、すでにその必要性を喪失いたしておるということであります。この法案に対する構想が、岸内閣の手によって決定せられましたのは、昨年秋のことであります。政府の財政経済政策の見通しの誤まりから、神武景気に酔いしれておりまする間に、急転して、国際収支のバランスが崩壊いたしましたその直後に、いわゆる経済引き締め政策の一環として取り上げられたことは、……

栗山良夫[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

栗山良夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 社会労働委員会 第7号(1956/11/28、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ただいま藤田君の質問に対する総理大臣の答弁を拝聴しておりますというと、隔靴掻痒の感がありまして、全然問題の真相に触れておりません。それで私は記憶を呼び起していただく意味においても、また、鳩山総理の人間性からくる率直な所信を聞く意味におきましても、若干三年前の国会における議論その他を中心にして、この重要法案に対する御所信を承わりたい、こう思います。  そこで、まずその前に、途中で話が回転するというと工合が悪うございますから、あらかじめ確認をいたしておきたいのであります。それは、国会における正規の機関において質疑がかわされ、あるいは答弁のせられたことにつきましては、これはやはり党の代……

第25回国会 社会労働委員会 第8号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行ですが、今安井君からお話がありましたが、これは首相として十分答弁できる、していただける範囲内の質問だと考えております。そういう意味で、総理の所信というものを明確に答えていただきたい思います。私の希望です。今の答弁でも皆様おわかりだと思いますが、自分の意思を表明されるときになぜ根拠を示されない、理由を示されない。それでは国会の審議としては非常に片手落ですから、やはり自分の意見を述べられるときには、その理由を明らかにしてそして結論を述べていただく、こういう工合に一つ善処されたいと思います。
【次の発言】 ただいまのすぐ前に、大矢君の質問に対して答えられた鳩山総理の発言は、実に……

第25回国会 社会労働委員会 第11号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 社会党の席の方から、賛成という声ありというのですが、それは全然ありません。速記録を見ていただきたい。われわれは三人発言しましたが、私以外の二名が商工との連合審査会をもう一度開いて、そこでお尋ねをしたいという意見でありましたが、僕はそれより少しは間口が広うございまして、もし連合審査会が開かれれば幸いであるし、開かれなければ、社労の正規の委員会で、特に通商産業大臣の出席を求めてお尋ねをいたしたい、そういう機会を委員長においてぜひとも作っていただきたい、こういう善処を要望したのであって、その点は誤解のないように安井君も一つお願いを申し上げます。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1957/06/28、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっとお尋ねいたしますが、最近の手形の小渡り状況につきまして、なるべく最近のところまでわかっていれはお知らせを願いたいと思います。
【次の発言】 今の御説明を承わりますと、三月予算を審議しましたときの経済の見通しというものについて、その不渡り手形の発生状況から分析をされているあなたの御意見によりますると、大して大きな情勢の変化というものはなくて済むのだ、この程度のことで二十九年も五月をトップにして漸次減少してきたのだ、そういうような状態に行くのだ、こういう一応の見通しと承わってよろしゅうございますか。
【次の発言】 手形の不渡りの発生状況というものは、経済の動きのある面をきわめ……

第26回国会 大蔵委員会 第4号(1957/02/14、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 非常に小さなことですが、一点お伺いしておきます。それはこの法律案が昭和三十三年の十二月三十一日までの期限延長になっております。こういうことになりました理由はどこにあるのでしょうか。
【次の発言】 まあ他の特別措置の体系の振り合いからも、一応三十三年十二月三十一日までとした、こういうふうにおっしゃったのですが、期限延長の理由は、「住宅建築の現況にかえりみ、」というのがこれが一番大きな理由になっております。そうするとこの「住宅建築の現況にかえりみ、」ということをもう少し具体的に理由づけるならば、ただいま住宅が非常に払底をしておる。その払底をしておる住宅を緊急に建築するために、税の面に……

第26回国会 大蔵委員会 第5号(1957/02/19、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私、今いただいた資料でちょっとお伺いいたしますが、この一番最初から二枚目、二ページにありまする外国食糧ですね。これはずっと既往の買付分も入っておるのですか。
【次の発言】 そうしますと、左側が既往の分で、もうすでに在庫になっておる分で、右側の方がこれから新しく買付をする、そういう工合に解していいわけですね。そうしますと、この既往の分の中にいわゆる黄変米というやつはどのくらい数量が入っておりますか。
【次の発言】 その黄変米の、今特別会計の中で在庫になっておる絶対量はどれくらいありますか。
【次の発言】 これはその処分をする見通しは計画的に立っていますか。それとも立っていませんか。

第26回国会 大蔵委員会 第10号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行。この法律案はいろいろ重要な要素を含んでいると私は思います。従って委員長におかれては、なるべく広い視野で審議ができまするようにお取り計らいを願いたいと思います。これは私の希望を申し上げておきます。  それから第二として、今委員長から資料のお話がございましたから、私からお願いしておきますが、第一にはこの提案理由の説明の中にも「北海道の産業の振興開発に大きな寄与をいたしておるのであります」と書いてあります。もうすでにこれは運用に入っておるわけでありますから、実際にこの公庫の活動状況が北海道の産業の振興開発に大きな寄与をしておるというその実績をぜひ一つ示していただきたい。どうい……

第26回国会 大蔵委員会 第13号(1957/03/15、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はこの問題にきわめて深い関心を持っております。それは、あなた方のせっかく御努力をなさっておる仕事をくさす意味ではございません。くさす意味ではなくて、成功していただきたいから、と同時に、今後の国会にさらにその同じ思想で東北六県にも広めようということになっております。従って、もし言われるがごとく 国費が乱費されておるということであれば、これは東北の問題もやめなければならぬ、ほんとうに有効であるならば押し進めていく、そうして今度東北ができましたら、その次には関東、その次には中部、その次には北陸、その次には関西、その次には中国、その次には四国、その次には九州、その次には沖縄、こういう工……

第26回国会 大蔵委員会 第17号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと関連質問、ただいまの問題は局長か大臣にもう少し明確にしていただきたいと思うのですが、それは官公立の学校には多額の国費を投入して学生の教育をしている。私学も私学の特色において一生懸命今教育をし、かつ国庫補助を与えるという、そういう法もできているわけですよ。そこまでやっておるにかかわらず、授業料その他のものについて税金を取るなんということは全く自家横着ですよ。従って今の説明員のお話しだけでは私ども納得できないので、なりあるいは大臣からそういう学生の教育、基本的な教育ですよ。それは今の洋裁学校だとかそういう点については別な考えがありますが、少くとも筋道の通った学校教育というもの……

第26回国会 大蔵委員会 第18号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 きのうの私の質問に対して、きょうは資料をちょうだいしておりますが、その中で「人格のない社団等の実例」という一番最後のページであります。その実例は、A、B、Cから順次Oまで団体があげてありますが、総収入の金額があげられておるのは、これは一団体ずつですか、数個の団体の合計額なんですか。
【次の発言】 一個の団体……。
【次の発言】 それから、百万円未満は切り捨てたとありますが、百万円未満で照会に対して回答を寄せた件数並びに延べ金額はどれくらいになりますか。
【次の発言】 このNの欄に新聞社というのがありますが、それはどういう形態のものですか。

第26回国会 大蔵委員会 第20号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連して。今、杉山君から一つの構想を述べられたのですが、私も実はそういう工合に、政府出資に一刻も早く、これがなるようにあなた方に努力をしていただきたいと思います。理由はまあ二、三ありましょう。特に金利の問題が、先ほど木暮委員からもお話しがありましたが、私が痛感しているのは、やはり中小企業が種々な努力をして、そうしてやっと手に入れた金が現実において非常に高金利だということですね。それは高利貸しの金よりは安いにしても、とにかく大企業と比較すれば、開銀の六分五厘の融資を受けていることを思えば倍にも近いところの金を借りている。これはなかなかほんとうの意味の中小企業の振興にはならないと思い……

第26回国会 大蔵委員会 第28号(1957/04/12、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私も天田委員に続いて、いずれ機会を見て、北海道開発あるいは東北開発の問題についてお尋ねをしたいと思います。そこで、ちょっと今後の私の頭をまとめる都合がありますので、お尋ねをしておきますが、政府は、北海道開発法そのものを、最近あなた方が説明されておる趣旨にのっとって、改正をする御意思があられるかどうかということ、一番最初スタートしたときの構想と相当これは違った構想のもとに北海道の開発はやらなければならぬ、こういうことが私は出ていると思うのですが、そういう考えを持っておいでになるかどうか。もしその必要がないということでどんどんおやりになるとすれば、私ども大いにこれは議論しなければなら……

第26回国会 大蔵委員会 第29号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 この前資料を出していただきました黄変米の問題について二、三伺いたいと思います。  このちょうだいいたした資料を見ますると、中でいろいろ疑問な点が出てきますが、一番最初に伺いたいととは、黄変米は、食品衛生法上の処理基準が決定されるまでは処理してはいけないということになっておる。そして処理基準につきましては、厚生、農林両省の間で相談をしてきめるのだと、こういうことになっておりますが、この処理基準というものは、ただいまどういうことになっておりますか。
【次の発言】 そうすると、この処理基準というものは、かた苦しいものでなくて、食品衛生調査会の答申に基いて、厚生、農林両省が、この部分につ……

第26回国会 大蔵委員会 第31号(1957/04/19、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 二、三ちょっとお尋ねいたします。第一は、この中央、地方の審議会ですが、審議会の委員のうちで、関係行政機関あるいは地方公共団体の職員、こういう方は別としまして、学識経験者ですね、これを選任される何か基準というものがございますか。
【次の発言】 三十名以内ということに一応なっておりますが、この三十名の定員を完全に充足した場合においては、人員の振り割りはどれくらいになりますか。
【次の発言】 私お尋ねしておりますのは、その中央のたとえば学識経験者が二十三人、政府機関が七人、これは何か基準がきめられておるものがあるのですか、それとも人選を見たところが、こういう振り合いに自然になったという……

第26回国会 大蔵委員会 第32号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連して。先ほどの長官のお話によりますと、田上次長の文春に載りました論説については、田上次長個人の責任において出されたものであって、あずかり知らぬと、こういうお話でありましたがこの件については、私はこの前、何回前かちょっと覚えておりませんが、当大蔵委員会において、私が直接田上次長に聞いているのであります。そうすると、田上次長は、次長個人の責任において出された、こういうことでありましたから、従って長官の認可を待ているのかという追及をしましたところ、田上次長は長官には了承を得てある、こういう答弁でありました。今の御答弁とはだいぶ食い違うのでありますが、その点を一つ明確にしていただきた……

第26回国会 大蔵委員会 第34号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 先ほど、特別措置法の一部改正について、過日私が要望しておいた点についての御回答をいただきました。さっそく関係各機関と話をせられて、そしてしかるべく手配をしていただいたというのでありまして、私は満足いたします。  ただ、問題は、あのときにも私指摘いたしましたが、住民の居住に供与している普通財産としての分類をされているいわゆる建物というものの絶対数量というものが、まだ明確になっていないということは明らかになりました。そこで、おそらく今後特別な関心を国並びに地方公共団体は持って善処をされることと思いますが、なるべく早い機会に、当委員会に、全国一本にして調査結果を報告せられたいと私は思い……

第26回国会 大蔵委員会 第36号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ただいま議題になっておりまする輸銀法の一部改正法律案につきまして、実は先般も私は資料をお願いいたしました。ただ具体的な個々の名称をあげる要求でありましたので、私、個人的にお示しをいただいておりますが、それを拝見いたしましても、すでに本法の出資事業で、しかも輸銀の融資対象になったものも相当たくさんございます。おそらく輸銀の融資対象になっていないもので、本法の海外出資になっておるものも、このほかに相当あるのじゃないかと私は認められると思いますが、こういう工合に、わが国の力が産業経済部門を通じて、海外の開発に貢献をしていくということは、いろいろな意味で大へん好ましいことだと思います。 ……

第26回国会 大蔵委員会 第37号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私が資料要求をいたしておきましたところ、その一部分のものが提出されておりますので、これについてちょっとお尋ねをしたいと思います。この資料を見て一つ疑問を持ちますのは、たとえば例をとりますと、東京都ならば東京都の中で、この統計にあげられた数量というのは、現在何らかの形で役所の建物の建っておる土地、それを集計せられたものですか。
【次の発言】 わかりました。そうすると、ごく大づかみでいいのですが、こういう調子で調べ上げたときには、実際の住宅地等に提供可能な面積というものは、この表では二十二万六千十坪ですかになっておりますが、これの大よそ何倍くらいになり得るのですか。

第26回国会 大蔵委員会 第39号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は政府の本案に対する提案理由の説明の中に、「最近の経済取引の実情に沿わないうらみがあること」、これが一つの大きな理由になっておりますが、それが具体的にどういうことか、よくわからない。従ってこの次にでも少しお尋ねしたいと思っておりますが、そのために資料として、現在の流通通貨の総量について紙幣並びに補助貨幣、硬貨の発行金額、枚数、そういうものを一つ出していただきたい。それからそれと同時に、あなた方、一万円札の計画をお持ちになっておりますが、五千円及び一万円札並びに百円の硬貨、こういう新しい紙幣、硬貨を大蔵省の計画の通りに発行されたときにはどうなるのか、それを一つ。  それから第三と……

第26回国会 大蔵委員会 第40号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私、最近の金融財政の問題について全般的なことをお尋ねしたいと思いますが、その前にただいま北海道東北の開発関係のことで御質問がありましたが、これと並んで、今もう具体的に非常に困っておる、おそらく大臣も御承知だろうと思いますが、愛知用水公団のことについて二、三お尋ねしたいと思います。内容的なお尋ねをする前に、大臣としては愛知用水公団をどういう工合に始末されようとしているのか、その原則的なことを一つ伺いたいと思います。御承知のように、愛知用水公団は、もうすでに、ことしの春から工事に着手していなければならない計画であったはずでありますが、それが全然着手のめどがつかない。あそこにおる愛知用……

第26回国会 大蔵委員会 第41号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 今の資料要求なんですが、いずれ審査しますと、もっといろいろな資料を頂戴いたしたいと思いまするけれども、もう一つ追加をこの際しておいていただきたいのは、この法人、個人の業種別区分、金額別の一覧表をいただきたいと思うのですが、民間所有者の業種別数量、これは金額の段階別に一つ出していただきたい。そしてその中で、いわゆるこれはどちら――私入ってないのじゃないかと思うのですが、法人、個人別になっておるのだけれども、そのうちで公益法人の分がないようなのだけれども、全然ないのかあるのか、これを一ぺん明らかにしてもらいたい。あるいは社会事業法人とかいろいろなものがあるでしょう、そういうものから接……

第26回国会 予算委員会 第閉会後1号(1957/10/31、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 第五班の視察につきまして御報告を申し上げます。  第五班は、佐藤清一郎、林田正治両委員と私の三名をもちまして、六月の十七日から九日間にわたり、広島、山口、福岡の三県下を視察いたしました。  まず、日程を申し上げますと、六月十七日夜、東京を立ち、十八日の午前中、広島県庁知事室において県当局並びに中国財務局及び広島通産局の各担当係官より、それぞれ県の財政事情及び管内一般経済状況の説明を聞き、午後は広島鉄道監理局におもむいて、管内の輸送状況を聴取したあと、キリンビール工場と東洋工業府中工場を視察し、さらに太田川、元安川改修工事の現地調査をいたしました。次いで十九日は、三菱レーヨン大竹工……

第26回国会 予算委員会 第10号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はこの際、総理に、天皇、皇后両陛下の地方へ御旅行になりますることにつきまして、二、三お尋ねを申し上げたいと思います。この問題はもちろん宮内庁でお取り計らいになることも相当あろうと思います。必ずしも内閣としておやりになることだけではないと思いまするが、しかし、政府としての所信もぜひお尋ねいたしておきたい、また、具体的ないろいろの取扱いの問題につきましては宮内庁長官に御質問申し上げたい、こう考えております。私がかようにお尋ねを申し上げますのは、終戦後、両陛下におかれては、しばしば機会をみまして地方へ御旅行になり、そうして、新しい憲法で定められましたところの天皇の御地位にのっとられて……

第26回国会 予算委員会 第11号(1957/03/18、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は委員長にちょっとお尋ねをいたしたいと思います。先ほどの河野前農林大臣の当委員会出席の要求についての経過は委員長が御承知の通りであります。そうして先ほど委員長のお話によりますというと、前河野農林大臣にいろいろと努力をしてみたところが連絡がつかなかった。そういうお話でございます。この問題は振り返って見ますと、去る十四日の当委員会におきまして、委員会のおしまいごろに問題になり、そして私は事が重要でありまするから、従いまして、委員長の御努力をわずらわすことは当然でありまするから、御努力はわずらわします――ところがどうしても前河野農林大臣が御出席になれないということであるならば、成規の……

第26回国会 予算委員会 第13号(1957/03/20、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は時間が十分ありませんので、いろいろなことをお聞きしたいのでありますが、きょうは主として総合エネルギー並びにこれと関連いたしまする電力政策につきまして、お伺いをいたしたいと思うのであります。きょうは電源開発調整審議会の会長である岸総理大臣がお見えになっておりません。また大蔵大臣も今退席をしておられますので、従ってお聞きすることが少し少いと思いまするが、特に通産大臣及び審議庁の長官は、その主たる役割を果しておられるわけでありまするから、この両大臣につきましてお尋ねをいたして参りたいと思います。  まず最初に今度の石橋内閣並びに延長の岸内閣の重要政策の中に、産業政策として隘路産業の……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/25、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連質問。今の自動車のことですが、私は森委員のお尋ねに対して、まことに同感を禁じ得ないのでありますが、特にこの際関連してお尋ねしておきます。  それは、かつて鳩山内閣ができました早々において、鳩山内閣は、いろいろ国民の気持に触れるような、まあいわば善政の政策を発表せられたことがあります。たとえば役所の寮、官邸等の整理から始まりまして、役所においては輸入車は使わない、国産車を使用する、こういう方針をきめられたことがございます。この方針は、今度の石橋内閣並びに岸内閣も同じように踏襲しておやりになるかどうか、この点を伺いたいと思うのであります。  それから第二点としまして、実はあの閣議……

第26回国会 予算委員会 第18号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 先ほどの運輸大臣の御発言中、言葉を返して大へん恐縮でありますが、少し穏当を欠く内容がありましたから、取り消し、あるいは修正をせられたいと思います。ちょうど水田通産大臣もお見えになっておりまするし、公益事業局長もお見えになっておりますから、この点よく実証願えると思います。先ほど運輸大臣の御発言の中に、ただいま問題になっているところには八百戸の水没家屋があるので、これを処理するのには七年とかあるいは十年とかかかる、こういうことをおっしやいました。それは将来のことでありますから、私は何年かかるか、ここで断定をいたしませんが、精力的にやればそんなにかかるはずのものではないと思います。特に……

第26回国会 予算委員会 第19号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと関連質問。経企長官にお尋ねいたしますが、ただいまのあなたのお答えを聞いておりますというと、なるほど湯山委員が理解されないのは私は当然だと思います。従って重ねて関連で御質問を申し上げたい。今まで申し上げたことおわかりになりますか、よろしいですね。
【次の発言】 今あなたは、経済が拡大すれば雇用量が伸びる、たとえば公共事業のごときと、こういう例をあげられました。公共事業は何とかして失業を救済しようという、そういう目的をもって起されておるわけであります。従って公共事業を起せばそれだけ就労数がふえるということは、これは当然のことだと私は思います。公共事業を起して就労数がふえないと……

第26回国会 予算委員会 第27号(1957/05/10、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行について。先ほどの労働大臣の発言中にはきわめて不穏当な言葉がありますから、取り消しを願います。理由を申し上げます。先ほど発言の中に、まだ春闘の処分が決定しない以前において総評が処分反対の闘争を企てることは、よき労働慣行を作る上においてプラスにならぬとおっしゃった。もしこれがそのまま真であるとするならば、よき労働慣行は労働組合だけが作るのではありません。労使であり、特に政府は、本会議の岸総理大臣の答弁におきましても、労働組合の健全なる発達、育成に努力すると言われました。非常な責任がありますその労働大臣が、先ほどの話を聞きまするというと、閣僚懇談会において数すらも聞かないと言……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 大蔵委員会 第3号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、ただいま案件になっておる法案については、いずれ質疑が終って態度をきめることになると思いますが、僕個人は別に反対をしようとは思っていないのです。いないのですが、ただ問題は、先ほど主税局長のお話の中にもありましたように、ことし五月になって急に外貨の情勢が悪くなった。もう全然にっちもさっちもいかない見通しになったので、あわてて考えた優等生の案がこれだ、こういう説明なんですが、問題は、輸出輸入ともこれが国際収支のバランスを回復するという観点に立てば、どちらも慎重にしかも根本的に考えなければならん問題だと思うのですよ。そこで、これはあなたにお伺いするのはちょっと無理かと思いますが、こ……

第27回国会 大蔵委員会 第4号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 同僚議員からだいぶ貿易のことにつきまして熱心な御質問がありましたが、私もおそらく政府も御異存はなかろうと思いますが、もうこの辺で日本の輸出入をあわせて貿易政策というものの基本をもう少し具体的に明確にして、政府も国会も、あるいはこれに関係する業者も生産者も一体になって、貿易の促進、国際収支のバランスをとりながら日本の経済の一意拡張に進んでいく、そういう態勢を私は作るべきときが来ているのではないかと、こう考えます。そこで国際収支のバランスがくずれて、政府としてはだいぶあわてふためかれた傾向がありますが、とにもかくにも熱心に外貨の赤字解消のために、この春以来努力をしておられるわけですか……

第27回国会 予算委員会 第4号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は主として産業経済の問題につきまして一、二お尋ねをいたしたいと思いますが、その前に岸総理大臣の政治に取り組まれるところの心がまえと申しますか、政治信念につきまして、まず冒頭にお尋ねをいたしたいと思うのであります。  首相の政治信念につきましては、すでに衆参両院の本会議、あるいは衆議院における予算委員会におきましてわが党の河野密代議士の質問等にも答えられておりまして、一応のお考えは私は了承をいたしております。ただ問題はその首相の言われるところの政治信念というものが、伺っておりまするというと、どうも言葉のあやでありまして、ほんとうの意味の裏づけがないのではないかということについて非……

第27回国会 予算委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はただいま議題となりました昭和三十二年度補正予算三件に対しまして、日本社会党を代表いたしまして反対の態度を明らかにいたすものであります。  まず、私は本臨時国会が開かれるに至りました重大意義並びにこれに対する国民の大きな期待というものに対して、政府がきわめて冷淡かつお座なり的な態度に終始していることに強い憤りを感ずるものであります。本臨時国会の開催につきましては、この夏以来、わが党がしばしばその必要性を要望いたしまして、八月に一切の召集手続を終えて、政府に要求してきたものであります。わが党が臨時国会の召集を強く要求したゆえんのものは、言うまでもなく、先の通常国会の閉会から約半歳……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 大蔵委員会 第閉会後2号(1958/06/09、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連。実は、えらい話の落ちみたいになってしまったが、僕は、先ほどの政府答弁の中で、ちょっと国会側としてはいただけないような言葉があったので、これは言葉じりを取る意味ではありませんが、国会側としては非常に重要視しなきゃならぬ点があるので、これを一つ主税局長と長官にも気持を伺っておきたいと思います。  今、小笠原君が、昨年の十二月以来の大蔵省の努力された経過を一口で表現をして、主税局、長もこれをのまれたわけですから、そういう精神から言えばあるいはそうかもしれぬと思うのですけれども、国会の方の四月やりましたことは、一応大蔵省当局は理論は立ったものと認めておやりになったことであろうと思い……

第28回国会 大蔵委員会 第5号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連して。
【次の発言】 ただいまの大蔵大臣の輸出振興政策の中で過当競争があるために、相当数量は出ておるんだけれども、ドルの額が望み通りならないということをおっしゃいました。この点はこの前の通常国会だったと思います。が、私は予算委員会の質問の関連として、大蔵委員会であなたと前厄通商産業大臣と御同席を願って、相当基本的に私の所信を述べて、あなたなり前尾通産大臣なりの御意見を伺いました。そして最終的には私の意見に賛成をしていただいたのでありますが、そのときに賛成をしていただいた考え方と、まるで私違うような気がするので重ねて一点お尋ねをしておきたいと思います。で、問題は過当競争が輸出貿……

第28回国会 大蔵委員会 第7号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 これに直接関係ありませんが、民間の場合はただいまどういうような整理方法が行われておりますか、特に金融機関などを中心にしまして、それを伺っておきたいと思います。国がやはりこういう一部改正をやられて新しい端数計算方法をとられれば、やはり一つの標準になるのじゃないかと思いますが、それについて民間の方の実情をちょっと伺っておきたいと思います。
【次の発言】 これは要するに何ですか、事務能率の増進を直接の目標としておられるわけですか。
【次の発言】 ただいま金融機関の方の大体実情はお伺いいたしましたが、さらにもう一つ突き進んで、非常に国民の生活に広く行きわたっている金銭授受の事例といたしま……

第28回国会 大蔵委員会 第8号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行。私今大矢議員の質問に答える政務次官の態度というものはけしからんと思います。怒るわけじゃないけれども、大蔵省当局が秘密扱いにしている、事の善悪、よしあしは別ですよ。この委員会であなた方とわれわれとが議論をして今まで大蔵省は秘密扱いにしていたけれども、なるほどこれは無意味なものである、大蔵委員の諸君の意見に従って今後は秘密を解きましょう、こういう謙虚、寛容な態度ならばいいのですけれども、そうじゃない。秘密扱いにしております、従ってこれを絶対に解くことができないので、理由がどうあろうと、意見がどうであろうと、一切耳をかさんという態度なんです。そういう態度ならば、いつまでたった……

第28回国会 大蔵委員会 第9号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私、この前の委員会に、ただいま問題になっておる日新製糖株式会社の隠匿所得の資料の提出をお願いしておきました。きょう、ここにいただいておるようでありますので、これに対する説明を聴取したいと思いますが、ただ、この前、私が、ただ単なる隠匿所得の絶対額をお願いしただけではないのであって、こういう隠匿所得がどうして国税庁の目に触れないで隠匿されたか、その方法・それからまた、こういうものがどうして数年後に発見せられたのか、その経過、それから今後の隠匿所得に対する国税庁の態度、そういうものをもう少しこまかく資料として提出を願う予定をしておったのでありますが、出ておりません。従って、これもつけ加……

第28回国会 大蔵委員会 第10号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 今の小林委員の資料要求に、私もせっかくの機会ですからもう一つ追加をしたいと思います。それはおそらく終戦後相当これは問題になった点ですから、民間の所有者はそれぞれ大蔵省へ熱心な返還要求の陳情があったことと私は思います。従って大蔵省当局に陳情のあった団体、それからその陳情のあった回数、あるいは年月ですか、そういうようなものがありましたら一覧表を一つ出していただきたい、そういうものが出せるかどうか。たとえばあなたの方から前もっていただきました書類にも、民間所有者の業種別件数ということの一覧表があります。これは日数が全部書いてあります。私が見ただけでもこの中に相当熱心に返還の運動をされた……

第28回国会 大蔵委員会 第12号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行。ちょっと政府の方にお尋ねをいたしますが、いよいよ年度末もだんだん近づいて参りまして、目下参議院においては予算案の審議がたけなわでございます。私の想像と申しますか、予測が間違いなければ三十三年度の予算案は十分今月末か、あるいはおそくとも自然成立をする前に参議院で可決決定に相なることと私は思います。従いまして過日も大大蔵委員長は、大蔵省が提出になっておりまする本委員会付託の法律案については、委員会として責任をもってこれを審査し処理しなければならぬということをおっしゃいました。私もその点については国会議員の一人として何ら異議をはさむものではございません。そこでただいまたくさん……

第28回国会 大蔵委員会 第13号(1958/03/12、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 大臣にお尋ねをいたします前に、ちょうど適当な機会であると思いますので、昨日私が大蔵省に要請をいたしました本委員会に提案の大蔵関係の法律案につきましてその重要度、政界の推移ともにらみ合わせての重要度についての資料を要請いたしましたが、それが出ております。従ってこれは大蔵大臣の最も責任をもっておいでになる問題でありますから、大臣のおいでになるところで説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 そうおっしゃったので申し上げますが、これはほんとうは大臣からお聞きすべきことなんですけれども、特にきのうのことは繰り返して申し上げませんが、相当法案が山積しておって、しかも年度末が迫ってきておって……

第28回国会 大蔵委員会 第18号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 この際前の国会に関連したことで、一つ食糧庁の長官にお伺いをしておきたいと思います。  それは、ただいまも説明の中に輸入食糧の問題についてのお話がございましたが、それに関連した黄変米の処分でありますが、昨年の二月十一万七千トンくらいの在庫量があって、この問題に対する農林省としての処分の方法、並びに国庫に与える損失の見込み等についても当時お尋ねをいたしました、資料も出していただきました。そのときに農林省としては私の質問に答えられまして、国になるべく与える損害を軽微にいたすように努力をいたしましょう、こういう約束をしていただいたのでありますが、その後経過はどういう工合になっているか、伺……

第28回国会 大蔵委員会 第22号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ただいま案件になりました補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案、本案につきましてわれわれは大蔵省事務当局と質疑をかわして参りましたが、これに関連して政府の所信を明らかにされたい点がありますので、官房長官にお尋ねをいたしたいと思います。実は今ここで私が申し上げるまでもなく、国家財政の歳出につきましては、出資あるいは負担金、補助金、助成命、こういう系統のものがいろいろな形におきまして、いろいろの性格を持って相当巨額を占めておりますることは御案内の通りであります。しかもこういう費目の支出でありまするから、ややもすると乱費に流れ、浪費に流れ、その支出の効果を十分に上げない……

第28回国会 大蔵委員会 第23号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 今の問題に関連してお尋ねいたしますが、かりに酒類のマル公をはずした場合は、実際の市販価格というものは、あなた方が今おきめになった価格より上回るようになるとお考えになるのか、あるいはこれと同じ価格でいくか、あるいは値下りをするとお考えになるか、どういう御予想ですか。
【次の発言】 私の申し上げたのは、こういう想定をされるファクターの中に一つ織り込むのが抜けていると思うのです、御答弁の中に……。もしマル公をはずせば完全な自由競争になるのです。そうすると、ただいまのマル公というものは生産原価を一応政府が保証していることになるのです。ところがマル公をはずされれば、生産原価の保証というもの……

第28回国会 大蔵委員会 第24号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私この際、大蔵大臣に一点だけお伺いいたします。まず前提としまして、各種税法の規定する範囲内においてということを前提にしてお尋ねいたします。範囲内において全国の納税者の税の捕捉というものは、公平に行われておるかどうか、どういうふうにお考えになりますか、これをまずお伺いしたい。
【次の発言】 そうでなくて、現に大蔵省の徴税行政において、各納税者に対して公平に行われておるかどうか。はっきりお答えがないようですから、もう少し具体的に申しますと、勤労者の納税額というものは、ほとんどこれは税法の定めるところに従って一〇〇%捕捉されているだろうと私は思う。これはおそらく今首を縦にお振りになった……

第28回国会 大蔵委員会 第25号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、今、平林委員の質問を伺っていて、国税庁の態度というものに非常に割り切れないものを持つのですがね。この点についてお答えを願いたいと思うのですが、平林委員は、このことを心配されて、もう数日前の委員会から国税庁に調査を依頼しておられたのです。一番最初、平林委員が委員会で正式に国税庁に依頼されたのはいつでしたか、日にちは。
【次の発言】 きょうはもう三日ですね。相当日にちが経っている。その間、先ほどの国税庁なり間税部長の御答弁の中に、移出石数と課税石数とは大した違いがありません、という言葉がありました。そういうこともあったでしょう。それからもう一つは、現地の税務署について調べること……

第28回国会 大蔵委員会 第26号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 去年昭和三十二年の二月、これと全く同じ条件のもとにおいて、二月末で締め切って三月の十日以前に概数報告をとられておると思いますが、その概数報告はどうでございましたか。
【次の発言】 そうしますと、去年――まあおそらく役所の行政というものは、長い経験と、そうしてそのときどきの情勢を織り込んで判断されるのでしょうけれども、少くも昭和三十二年の二月のときは概数報告と確定申告とぴたっと合っているじゃありませんか、大体。会っているんでしょうこれは。合っているんですね。
【次の発言】 まあそれは十一万石に対してですから、合っていると言っていいでしょう。

第28回国会 大蔵委員会 第27号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はこの際、一萬田大蔵大臣及び河野経済企画庁長官の出席を、本日というわけではありませんが、求めて減税政策についてお尋ねをいたしたいと思います。それは私がここであらためて申し上げるまでもありませんが、私の考えとしては、三月の十二日本委員会に大蔵大臣においでを願いまして、内外の経済の見通しを伺いながら、私の意見としてこの際思い切った減税を断行すべきではないかということを強く主張しながら、大蔵大臣の答弁を求めました。これに対して大蔵大臣は、きわめて消極的な態度をとられ、将来間接税の調整のための作業をいたすことにいたしたいという程度のものでありました。ところがそれからまだ一カ月を出でない……

第28回国会 大蔵委員会 第28号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 今のお話の中で組合としては三月分に一八%を加えて申告なさって、そのあとで国税庁から二月分として処理をするようにという通達があったという工合に承わったのでございますがその通りでございますか。
【次の発言】 そうしますと、それは概数報告の意味でございますか、各旬の。
【次の発言】 そこが実は私どもも法令を読んでみても、概数報告というのが全然ないものですから、大蔵省の説明がぴんと理解できないのです。これはおそらくあなた方はしょっちゅうおやりになっておるから、慣習上慣れておいでになるから別に不思議に思われないのじゃないかと思うのですが、こうなんです。要するに法令によって三月の十日を締め切……

第28回国会 大蔵委員会 第32号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はただいま問題になりました案件とは直接関係ありませんが、やはり税に関係することでありますので、一言発言を許されたいと思います。  実は、過日、当委員会におきましては、演劇等を主とした入場税の軽減につきまして、結論を出して法律とすることとなつたわけであります。衆議院の方も同調せられまして、いよいよ実施に入るわけでありますが、そのときに一つ問題が残つております。過日酒税法の中で、酒税の軽減を取り上げましたときには、軽減した税額はそのまま需要者に還元せられるべきである、こういう建前で、当委員会の非常な努力がございまして、衆議院との関連ももちろんございますが、衆議院の方の御努力がありま……

第28回国会 大蔵委員会 第33号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 原主税局長にお尋ねいたします。  過日当委員におきまして、酒税の軽減に関する法案を取扱いましたが、この酒税の軽減の問題につきまして、当時衆参両院の態勢としては、減税された分はあげてこれを需要者に還元すべきである、こういう強い主張が一致いたしまして、そして大蔵省当局もこれを認めて全額を需要者に還元をする、こういう行政措置をおとりになることになったわけでありまするが、この経過からしまして、物品税あるいはこれに相当するような税額を減税いたしましたときには、原則としてその減税分はあげて利用者である国民、要するに需要者になりましょう、需要者に還元すべきである、こういう建前が正しい、こう私ど……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 大蔵委員会 第閉会後2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 一つだけちょっと……。大体よくわかりましたが、問題はすでに政府もイラクを承認された、手続をとられたわけですが、その背景をなしている思想というものが、アラブ・ナショナリズムというものがここまで進んでくれば、発展こそすれ決して後退せしめられるものではない、こういう一つの認識の上に立っておられると思いますが、そういう意味では、アラブ・ナショナリズムというものは最後の目的を彼らが確立するまで進んでいくと、こう見てよろしいかどうかということが一つ。  それから第二点は、先ほど米英があの地域にある石油利権の確保のために非常に焦慮しているということを言われましたが、そういう工合にアラブ・ナショ……

第29回国会 大蔵委員会 第3号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 質問ではありませんが、いずれ直接法案審議のときにお尋ねしたいと思っておりますので、あらかじめ関係先でわかるだけ、あるいは調べることはできるだけ調べておいていただきたいと思うことがありますので申し上げておきます。  それはいずれ日本におきましても宮殿を造営しなければならぬという空気にあるようでありますから、従って外国旅行をして各国の宮殿を調査してこられたのだと思われます。これは直接の目的があっておいでになったと思うのです。そこで日本の皇居を造営する場合の考え方というものを一、二伺いたいと思います。  まず一つは、今度皇太子のお住いを造営するという法案が出ておりますが、ただいまの概況……

第29回国会 大蔵委員会 第閉会後3号(1958/09/25、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 臨時国会も間近に迫っておりますので、国会開会になりましたならば、政府の財政金融政策については、それぞれお尋ねをすることが多かろうと思いますが、きょうは、臨時国会前にぜひ承知をいたしておきたいよらな点二、三につきまして、お尋ねをいたしたいと思っています。  まず第一に、十月に国際通貨基金の会議がニューデリーであるということを伺っておりますが、これは何日から、何日間ぐらい行われるのでございますか。
【次の発言】 との国際通貨基金の会議には、大蔵大臣は御出席になる御予定でございますか、いかがですか。
【次の発言】 昨年は、たしか一萬田大蔵大臣がワシントンにおいでになりました。もっとも、……

第29回国会 大蔵委員会 第4号(1958/06/27、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 今のことに関連しますが、非常に車要なことなのでちょっとお聞きしておきますが、そういう工合に、衆議院の方からきょう午前中に大蔵大臣の出席をせられたいという要請のあったのはいつですか。大蔵省に向ってあったのは。
【次の発言】 おそくっていつですか。
【次の発言】 そのときにですね。大蔵大臣は、けさは参議院の大蔵委員会に出席をしなければならぬことに御本人もおそらく確認をしておられたと思いますが、その場合に、衆議院からの要請にこたえて、大蔵省はとういう返事を衆議院にせられたか、それを伺いたい。七時に出席の要求が衆議院からあったときに、大蔵省としてはどういう返事を衆議院の大蔵委員会にせられ……

第29回国会 大蔵委員会 第5号(1958/07/02、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと関連して、大事なことだから、私あとで質問いたすときの問題もありますから確認しておきますが、要すれば補正予算を出すということであって、その裏から読めば、補正予算は大体出さない方針だ、こういう工合に伺ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 それはそれなりに伺っておきますが、大体予算の編成権は大蔵省にあるのです、大蔵大臣にあるのです。しかも自民党の川島幹事長がそういうことを言明されるとすれば、これはやはり大蔵大臣と相談の上で行われるべきで、その点は政党政治、政党内閣としてきわめて私どもとして理解しにくいのですね、今のあなたの言葉というものは。ですから、これはいずれ私は佐藤大……

第29回国会 大蔵委員会 第8号(1958/07/05、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は質疑に入る前に、委員長にお願いをいたしておきたいことがあります。それは前回の委員会におきまして、私はことしの秋予定をせられておる臨時国会に自民党が岸内閣をしてどういう工合に対策を講じておられるのか、その点につきまして三木国務大臣と大蔵大臣とにおいで願いまして、ある程度の質疑を経て事情を明らかにしたのであります。そのときの事情は、両大臣の大体言葉をいろいろとつなぎ合せてみまして、私個人としては非常に了承し得ないものがありますが、しかしそれは見解の相違として、政府側はそういうお考えであるということで了承をいたしたのであります。ところがすでに今国会における軍要法案の一つである文教委……

第29回国会 大蔵委員会 第9号(1958/07/07、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はこの際、岸総理大臣に、特別国会が終了いたしました後における政策の遂行並びに国会の運営につきまして、御所見を承わりたいと思うのであります。それは、自由民主党の総裁としての立場及び内閣の首班としての立場、両方からそれぞれお伺いをいたしたいと思うのであります。なぜ私がそういう工合にお願いをするかと申しまするというと、今特別国会におきまして、われわれは当委員会において、いわゆる経済基盤強化法案の審議を熱心に進めて参りました。そして、内閣の方といたしましては、佐藤大蔵大臣、三木国務大臣並びに藤山外務大臣その他から、それぞれの御所信を承わったのであります。しかし、巷間伝えられるところによ……

第29回国会 大蔵委員会 第10号(1958/07/08、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は主として高碕通商産業大臣にまずお尋ねをいたします。それから続いて藤山外相が御出席いただきましたので、二、三お尋ねを申し上げたい、こう思うのであります。  まず第一に、高碕通商産業大臣は官僚出身でございません。ほんとうの産業人でありますので、産業経済政策の考え方、あるいはその構想並びに御発表等も非常に伸び伸びといたしておりまして、私どもといたしましても、日ごろ敬意を表しておるのであります。その高碕通商産業大臣に政治家として内閣にお入りになりました立場から、従来のお考えと岸内閣の通商産業大臣としてのある一つのワクの中にお入りになっておるというわけでありますから、その間の調整をどう……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 大蔵委員会 第3号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、質疑ではありませんが、専売局に資料をちょっとお願いしたい。それはたばこの方でありますが、ただいま製造たばこの販売について専売局がいろいろな方法で広告をしておられるようであります。従ってその広告を、広告の種類別にして、件数と、それからその金額がどれくらいになっているか、ここ両三年の実績、あるいは予算等をまとめてお知らせをいただきたい、こう思うわけであります。いずれ、資料を御提出になってから、その内容をお尋ねいたしたいと思いますので、お願いいたします。
【次の発言】 私は、本論でありませんが、ただいまの新聞記事の取扱いにつきましては、社会党に属する一員として、ただいまの小笠原君……

第30回国会 大蔵委員会 第4号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 それじゃ、時間がないでしょう。
【次の発言】 ただいま、委員長の方から、接収貴金属等の処理に関する法律案についての質疑ということをおっしゃいましたが、私は、前から、臨時国会の冒頭に、大蔵大臣に二、三お尋ねをいたしたいことがありまするので出席の要請をしておったわけですから、この法案に関係のない点に触れるかもしれませんが、御了承願いたいと思います。それから、もちろん、接収貴金属の点について大蔵大臣にお尋ねをいたしたい点がわが党としてありますから、そういう点はもちろん伺いたいと思います。  それから、今、御在席の時間が非常に短かいように伺いましたが、次回には大蔵大臣は御出席願えるかどう……

第30回国会 大蔵委員会 第5号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと、資料をお願いしておきたいと思います。今国会の冒頭に、大蔵省の方から民間所有者の業種別等件数調というのをいただきました。この業種別のはこのままでけっこうですが、その業種別に持っておる貴金属の種類別の数量ですね、これをお願いしたいと思います。  それから、もう一つ、主として法人の方だろうと思うのですが、業種別のうちで、戦時中に一般国民から供出せられた部分ですね、これは買上営団などの手を経たものもあるだろうと思う。ダイヤモンドとかいろいろなものについて、航空機工場だとかその他のメーカーに、政府が国民に供出を命じた部分を、政府が買い上げて、それを軍需産業関係の工場へ政府が渡した……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 商工委員会 第4号(1958/12/20、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、経済企画庁の長官にちょっとこの問題でお尋ねしたいのですが、バナナの問題は、私も前に一ぺん取り上げたことがありますが、問題は、ぬれ手にアワということではないだろうけれども、相当莫大な利益をこの商品を扱うことによって上げ得る。そこにいろいろ問題がこれはかもし出されてきているわけであります。従って、ただいま松尾局長の答弁と、それから冒頭に答弁せられた高碕通産大臣の答弁とでは、国会と行政府とのあり方についてはずいぶん行き違いがあります。あなたは、二回にもわたって請願が採択されて、通産省に送られて、政府に送られているから、それは厳粛に尊重するとおっしゃった。ところが、もうすでに実施の……

第31回国会 商工委員会 第7号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 これはまたいずれ機会があったらもう少し掘り下げて伺いたいと思いますが、ただいまの質問の中で、中小企業の体質改善という問題についての大臣のお説というものは、今、中小企業がほんとうに困っている真髄に触れては全然おられないのじゃないかと僕は思うのですが、その点で中小企業そのものが困っておる、その困り方についての認識を一ぺん伺っておきたいと思うのです。それはどういうことかといいますと、今、中小企業の組織化をしなければならぬとか、あるいは団結をしなければならぬとか、そういうことをおっしゃいました。それも確かに一つの方法だと思います。思いますが、組織化をし、団結をし、そして若干の金融措置を講……

第31回国会 商工委員会 第8号(1959/02/11、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 今度の工業所有権法の関系は非常に広範なものでありまして、ただいま政府の方の説明の中にも非常に努力をせられた数々の点を指摘せられた通りだと思います。そこで相当広範な改正でありますので、やはり慎重にわれわれも審議をいたしたい、そういう心組でおるわけであります。従いまして、本改正法案のいろいろな重要な点について、また関係をする事項等について直接大臣の出席を求めて大臣からお尋ねをしなければならぬ部面が相当たくさんあると思います。きょうはまだ審議の第一日でございますしいたしますので、そういう問題に入りまする前の主として通産省当局で本改正案をここまで持ってこられました経過等について、お尋ねを……

第31回国会 商工委員会 第9号(1959/02/17、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 大へん失礼なお尋ねですが、高碕通産大臣は特許庁の役所の中をずっとごらんになったことがございますか。
【次の発言】 そうすると、実際は中をごらんになっていないわけですね。
【次の発言】 私はたまたまこの法案の審議に入りまして、やはりあの特許庁という役所は特許事務を行う一つの作業場でもあるので、見たいと思いまして、この間よく見せてもらいました。いろいろと感ずるところがたくさんありましたが、そのことについてお尋ねをしたいと思うのですが、近いうちにちょっとおひまを見て特許庁の役所の中をごらんいただけるように願えませんか。
【次の発言】 この法案を審議しなければなりませんから、その機会に一……

第31回国会 商工委員会 第10号(1959/02/18、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと速記をとめていただけませんか。
【次の発言】 過日私は質問をいたしましたときに、工業所有権制度改正審議会の構成あるいはその運営等について、資料要求をいたしておきましたが、大体出ておるようでありますが、それを簡単でけっこうでございますからちょっと説明を願いたい。  それからその答申の中で付帯意見がついておりましたがこれは特許行政に関する委員会の改善要望のようなものでありますが、それについて特許庁と旧して具体的なこれにこたえる案がなければいけないのではないか、ということを尋ねましたところが、これは大体あるというお話でありまして、その要綱なんかがここに出ておりますから、これにつ……

第31回国会 商工委員会 第11号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私も今の島君のお話のように、何か取り上げているテーマは決して悪くないのだけれども、深みのない制度を作るような気がするのですが、従いまして、その疑問がありますので、二、三お尋ねしたいと思います。  大体こういうようなある一つの調査事項を法律できめていくという一つの内閣の方針といいますかね、そういうものが、何かこう作為的かあるいは不作為的か知りませんが、だんだんでき上っているのでしょうが、たとえば、これは憲法調査会なんか性格は違うのでしょうが、あれは一つの単独立法でもって作っているのでしょう。ですから、これは中川政務次官にお尋ねしなければいけませんけれども、今後こういうものをどんどん……

第31回国会 商工委員会 第12号(1959/02/25、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 まず最初に、丹羽先生にちょっとお尋ねいたしたいと思います。丹羽先生の意見を聞かしていただきました中で、一番私として関心を持ちましたのは、要するに、審査をスピード・アップしろということがございました。丹羽先生はこちらの方のいろいろな仕事について学者として御関心をお持ちであります。また、いろいろ実務的なことで今まで御協力をいただいておることはよく承知をしておりますが、そういう点から、どういう工合にしたならば、ただいまの特許庁の組織においてスピード・アップができるか、可能であるかどうかということですね。口では皆がだれでも異論はないわけでありますが、実際にどこにネックがあるか、そのネック……

第31回国会 商工委員会 第13号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私、質問ではないですけれども、商標法の中で、連合商標とそれから防護標章とありますね、それの使い分けというのは、商品が類似しているかしていないかということで区分しているわけです。従ってその類似しているとかしていないとかという判断はどういう基準でやっているのか、これを具体的に――たくさん商品があるからむずかしいかもしれませんが、連合商標のワクに入れるものと防護標章に入れるものと大体二、三のサンプルを一ぺん出してもらえませんか、僕はどうも頭が……。先ほど長官の御説明で酒と酢の話があったのですが、酒と酢はどちらも液体だし飲料だし、連合と防護の両方の関係から言えば、どうも類似のようなふうに……

第31回国会 商工委員会 第14号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、ただいま案件になっておりまする工場立地の調査等に関する法律案に対しまして、一応賛成をいたしたいと思います。一応という言葉を使いましたのは、わが国の産業振興上マイナスになる法律案ではないと思いまするが、といって、非常に有益な内容を持った法案であるとも考えられないために、そういう意味の表現を用いたのであります。  そこで、あとで若干意見を申し述べたいと思いますが、さらに政府当局が、私がただいま意見として述べました点に深くおもんばかりをされまして、将来一段と工場立地の問題について積極的な施策をせられんことを期待して、付帯決議案を提案いたしたいと思うのであります。同僚委員諸君の御賛……

第31回国会 商工委員会 第17号(1959/03/11、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 この際、私は通産大臣にちょっと御所見を伺いたいと思います。  それはもう相当になりますが、この法案を審議いたしました最初の段階におきまして、通産大臣に、私が、私の所感を述べて、ぜひ一度特許庁を見ていただきたいということを申し上げました。われわれも見まして、現状ではいけないという感じがいたしましたので、責任の衝にあられる大臣に親しく一ぺん見ていただいて感想を伺いたい、こういう心組みであったのであります。実際にすぐごらんをいただいて、その鶴様を伺っておりますが、実際にどういう工合にお感じになりましたか、その点を伺いたいと思う。

第31回国会 商工委員会 第18号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと政府に伺いますが、特許法案の第七十一条に今度制度が変りまして、解釈を決定するというのか、解釈を下すというのですか、そういうことになっておりますが、ただこれだけでは運用がうまくできないと私は思うのです。従ってこの法案がかりに議決成立いたしましたときには、政府は解釈に関するところの事務上の手続き、それはどういう工合に進められるか、この点を明らかにいたしておきたいと思います。
【次の発言】 私は第四十七条の審査官の資格あるいは百三十六条におきまする審判官の資格つきましては、政令で定めらるべきであるという修正案を提出いたしたいと思っております。で、もし私が今考えておるこの修正案が……

第31回国会 商工委員会 第20号(1959/03/18、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私今伺いました御意見の中で、富永さんにちょっと伺いたいと思います。あなたのお言葉の中に西ドイツでは百ドル、日本では若干値が下りまして現在では二十五ドル程度でできている。その二十五ドルで十分に採算がとれている、こういうことをおっしゃったのであります。この採算のとれようというものは、いろいろ見方があると思いますが、私どものいろんな経験からいたしますと、西ドイツが百ドルで作って、それが世界市場に相当浸透し得るものであるならば、西ドイツと同じ品質をもっておる日本品を、なるべくわれわれの努力で、百ドルの上を越すということは、とうてい商売にならないでしょうが、百ドルに近づけながら輸出をしてい……

第31回国会 商工委員会 第25号(1959/04/01、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 直接関係ありませんが、大臣お見えになっておりますから、ちょっとお尋ねいたしたいと思います。  最近、伺いますと、通商産業省においては、チェック・プライスの制度はやめられるのか、あるいはもう少しせばめられるのかしりませんが、そういう計画をお持ちだということを承知しているのですけれども、事実でしょうか。
【次の発言】 ちょっと、よくわかりませんが……チェック・プライスを、どうされるのですか。ちょっと今、わかりかねたのです。
【次の発言】 その改定というのは、要するにチェック・プライスの制度を廃止するか、あるいは廃止に近いような制度にするのか、そういうような意味も含んでいるわけですか。

第31回国会 商工委員会 第26号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は今案件になっておりまする軽機械の輸出の振興に関する法律案につきまして一応賛成をいたしたいと思います。  しかしこの法案にはいろいろ問題がございまして、すでに質疑の過程においても明らかにせられておりますが、これを一言で表現するならば、政府提出の原案に対して衆議院が全会一致で五カ年の時限立法にしたということにつきておると思います。この衆議院において五カ年間の時限法に修正をせられたということが、この法案の持っておる性格を表わし、またその運用について政府に求めておるものを明瞭にしておると思います。そういう意味で、政府は、もしこの法案が可決成立をいたしましたときには、運営に当って万全の……

第31回国会 予算委員会 第6号(1959/03/06、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 委員長。
【次の発言】 議事進行。
【次の発言】 昨日、岸首相の資産の内容を資料として当委員会に提出されたいという矢嶋君の動議は理事会に預けられたことになっております。いずれ理事会におきましては、しかるべき相談があったことと思いますが、その結果はいかようになりましたか、委員長から御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 理事会の空気によって提出しないようになった、そのようにお聞きをいたしましたが、さようでございますか。理事会の空気というのは……。
【次の発言】 まず、私は赤城官房長官にちょっとお尋ねをいたしますが、きのう長官は、この委員会で岸首相に対する身辺の批判が行われまして……

第31回国会 予算委員会 第10号(1959/03/14、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行。先ほど開会のときに、定員が非常にやかましく言われまして、委員長は克明に委員の数を数えられて開会を宣せられましたが、今、委員の異動報告を聞きますと、そのときに委員でない方が入っておりますが、これはどういうわけですか。

第31回国会 予算委員会 第11号(1959/03/16、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連して。
【次の発言】 先ほど矢嶋君の質問に対しまして外務大臣がお答えになりました点で、一言関連してお尋ねをいたしたいと思います。  対中共問題は岸内閣もこういう工合に間違って、なかなか緩和の方向に向わないので、腹の中では非常に困っておられるのじゃないかと思うのです。その点は先ほどの答弁の中にも少しは出ておるように思います。問題は、昨日の周恩来首相との会見においても、岸内閣そのものが激しく非難を受けている。新聞の報ずるところでありますからどこまでが正確であるかわかりませんが、少くとも、過日なくなられました鳩山元総理については、そういう非難の言葉は全然ないのです。従って、岸内閣に……

第31回国会 予算委員会 第12号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 日本の安全のためのただいま問題になっておりまする議論は、きわめて重大な内容を持っております。私は、憲法のすみずみをいろいろと解釈をされて、その発言を合理化しようという努力を盛んにしておられる政府並びに政府委員の態度を、きわめて遺徳とするものであります。それで、率直に一口お聞きをいたしたいことは、先ほど来、また今国会における本会満、予算委員会においてもすでに述べられたことでありますが、憲法第九条による日本の自衛の力というものだけでは、日本を守ることが不十分である、今日の自衛隊の力だけでは守ることが不十分であるから米軍の力を借りるのであると、こういうことがしばしば言われたのであります……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 アメリカの軍隊が交戦権を持ってわが国に参っても差しつかえない、こういうことをおっしゃっている。私はこの前の当委員会におきまして、この点について心配でありましたから、はっきりとあなたにお尋ねをいたしたいのです。それは、純粋の自衛のために日本の自衛隊が自衛力を行使するということは第九条に違反をしないということを、あなた方がおっしゃっております。われわれはこれにも異論がありますけれども、一応それはそれといたしました場合に、問題になるのは、原水爆を日本に持ち込んで、そして日本の自衛に当るというようなことはまず考えられない。第三国と米国との間に国際紛争が起きて、そしてわが国を前進基地として……

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 なるべくそういうことにいたします。  過日の委員会におきまして、日銀の金地金保有の問題について大蔵大臣にお尋ねをいたしましたが、なお、理解をし得ない点が数点ありまするので、山際日銀総裁もおいでをいただいておりますので、重ねてお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、過日の委員会で大蔵大臣は、昭和十二年、金の再評価をいたしましたときの金額を八億百万円、地金にいたしまして二百三十二トン、こういう工合におっしゃいました。ところが、私が持っておりまする資料である昭和二十四年度「国民の予算」、一番最初に出ましたものであります。それの中を見ますというと、二百三ページには、昭和十二年末、日……

第31回国会 予算委員会 第18号(1959/03/30、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行。  私は、われわれの手元に、もうすでに判決理由書のおおよその要旨というものが、手に入っているのでありますが、それを責任ある法務大臣が、まだお知りになっていないということは、まことに奇怪しごくであります。従いまして、岡田委員は、今、判決要旨の説明を求められた、この説明に応ぜられない、法務大臣のただいまの答弁は、まだ勉強ができていない、まだ入手していない、こういうことでありますが、これでは、本委員会が、中心の論題としてやって参りました憲法と行政協定、安保条約の関係が、依然として不明確のままでありまするから、従って当委員会は、法務大臣が判決要旨を手に入れられて、勉強をして、当……

第31回国会 予算委員会 第21号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はただいま案件になっておりまする補正予算(第1号)の内容につきまして、大蔵大臣に若干のお尋ねをいたしたいと存じます。  まず最初にこの説明書を拝読いたしますると、国債による払い込みの部分につきましては全然言及されておりません。カッコの中に「国債による払込を除く。」と書かれておるだけであります。そこで、私は今度の出資に当りまして、国際基金並びに世銀に対してどの程度の額の国債を発行されようとしておるのか、また財政法第四条によりますというと、発行国債につきましては、償還計画を国会に提出しなければならぬことになっております。それらの法的な手続はどういうことになっておりますか、この点を伺……


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各種会議発言一覧(参議院4期)

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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 社会労働・商工委員会連合審査会 第1号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連。私実は社労の委員でありますので、きょうは発言を御遠慮申し上げたわけでありますが、通商産業大臣に、本法の審議に当りまして、ぜひとも聞きただしておきたい点が二、三点あります。従って、もう一度商工との連合委員会をお開きになりましたならば、そのときに発言を許していただく。あるいはまた、それが諸般の事情で工合が悪いということでございますれば、正規の社労委員会に通商産業大臣の御出席を求めて、そうして答弁をいただくということにいたしたいと思いますので、よろしく。

第25回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1956/11/30、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 労働大臣は……。
【次の発言】 私、沢田公述人にちょっとお願いしたいと思います。あなたは、先ほどのお言葉の中で、争議の合法の範囲として、労務の提供拒否というものはこれはよろしい、労働者が自分の意思において自由に処分し得る限界のものだ、こういうふうに述べられました。そこでその次に、それだけではまだ十全ではないのだ、公益の均衡を破らない限度のものでなければならないのだ、労使の間の失うものは少くて、公衆の損失が多いものはいけない、こういう工合におっしゃいました。これに関連してちょっとお尋ねいたすのでありますが、給電所の労務提供拒否は、第二段の理由によって、これは不当であるとおっしゃった……

第25回国会 社会労働委員会公聴会 第2号(1956/12/01、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私飯田さんにちょっとお尋ねいたしたいと思います。あなたが公益中業であり、基幹産業である電気事業に非常に関心をもっていろいろ活動しておられることにつきましては、私はよく承知しておりまするし、大へん敬意を表しておるわけでありますが、特にこの問題についての御所論の中で、あなたの中心に述べられておる点は、電気事業の企業体内において始末をすべき電気事業の労使間の紛争をいわば第三者である需用者に影響を及ぼしてくるところにはなはだ不満なものがある、こういうことが中心になっておるように思いますが、大体そういう工合に伺ってよろしゅうございますか。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 先ほどお話の中で、配当所得の控除の問題にお触れになりまして、やはり法人実在説の方へいくべきで、法人擬制説はよろしくないという話でありました。大蔵大臣も大体そういうお考えのようで、漸次法人税は実在説の方へいくように将来施策をしていきたいというお話があった。ところが、そういう空気が政界方面で出てきましたことについて、最近証券界においては、例の名義貸しに対する取締りが強化され、また法人実在説によりまして、配当所得に対する特別な恩恵というものを切っていく、こういう形が出たために、若干動揺をしておるような空気を私は見受けるのです。実際問題としまして、証券の民主化というものは、終戦後の一つの……

第26回国会 予算委員会公聴会 第2号(1957/03/16、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 時間がだいぶたちましたのでごく簡単に三、四件お尋ねしたいと思います。  まず第一点に、この自然科学の研究、あるいは教育に投入いたしまする費用の問題でありまするが、数字が非常にばく然としておりますけれども、アメリカなどは国費の五十分の一、イギリスは十分の一、ドイツは実に三分の一をこれに投入をしておると言われておるのであります。なるほどドイツの科学技術がきわめて優秀な実績を上げておる根本は。こういうところにあるのではないかと私は大へん敬意を払っておるのでありますが、先ほど科学技術の振興にお触れになりましたが、わが国の現状からいたしましてどの程度の自然科学に費用を投入することが望ましい……

第26回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1957/03/30、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 この際、水田通産大臣に一つ、三十二年度の通商産業省の予算に関しましてお尋ねを申し上げるわけでございます。先ほど政務次官から予算の内容につきましては逐一御説明をいただきました、大体よくわかりましたが、問題は、内閣には総理が代表されるところの内閣の施政の方針があるのでございます。重点的方針というものがあるわけでございますが、これと同じように、通商産業省といたしましては、大臣の抱負、識見から出てくる通商産業省の基本施策というものがなければならぬと私は思うのでありますが、従って、もちろん先ほど御説明をいただいたところには、相当各方面にわたって重要ポイントをあげて、そうして御説明になっては……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 建設・地方行政・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 だいぶ各同僚議員からお尋ねがありましたが、私は若干方向をかえまして、道路整備の重要点について建設大臣にお尋ねをしておきたいと思います。  この五カ年計画の案、要綱ですか、これを拝見いたしますと、総道路投資額九千億円とこういう工合に出ておりますが、この九千億円という金額を算出せられました計画というものは、どういうものからお出しになりましたか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 私がお尋ねいたしましたのは、もちろん今あなたのおっしゃったように、日本経済の伸び、将来の各路線の交通量の想定、そういうものが中心になってお出しになったことは当然のことであろうと思いますが、ちょっと私の申……

第28回国会 社会労働・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はいずれこの協会法案の細部にわたりまして、特に運営等については社会労働委員の諸君から、さらに詳細な質疑がかわされると思いますので、大蔵委員の立場から二、三大臣にただしておきたいと、こう思います。  まず第一に、先ほど来労相の労働問題に対する御所信を承わっておりますというと、正に自信満々たるものがあるようであります。この点に対して、敬意を表するか表さないかは別といたしまして、非常に御自信をお持ちのようであります。そこで伺いますが、健全なる労使慣行という言葉を盛んにお使いになりますが、健全なる労使慣行というのは、まあいろいろむずかしい言い回しをいたしますというと、答弁をされるのにま……

第28回国会 商工・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 まず、ただいま提案になりました法律案につきまして、直接関係はないだろうと思いますが、二、三お尋ねいたしたいと思います。  ただいまお話しになりました法律案の中に「新技術」という言葉が使われておりますが、この新技術というのは一体どういうようなものを目途としておいでになるのですか。
【次の発言】 大体各論はそのぐらい伺えば何を考えておるかわかりますから、それよりも新技術の構造を一つ……今のは一口で言えば、国内資源の高度活用であるというような言葉になるだろうと思うのですが、そのほかいろいろ項目に分けますというと、いわゆるあなたが新技術として考えておいでになる点が多方面にあると思いますが……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(栗山良夫君) 時間もなさそうですから、ごく簡単に、愛知用水公団のことにつきましてお伺いいたします。  愛知用水公団のことにつきましては、資料として提出になっておりますから、大体のことは了承しておりますが、総工事予算額、この事業を計画されたときの総工事予算額、それは一体幾らでしたかね。
【次の発言】 その工事は若干狂いがあったり、いろいろしておるわけでありますが、ただいまのところで、完成するまでに必要な工事費というものは、若干これは増額になるだろうと思いますが、どれくらいに見込んでおられますか。
【次の発言】 その百二十億というのは、ちょうだいいたしました資料の三十三年度の予算……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1959/03/23、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は防衛関係の予算につきまして分科会でお尋ねするのは実は初めてなものですから、若干幼稚なことを御質問をするかもしれませんが、御了承を願いたいと思います。  ただいまいろいろな金銭的な数字をたくさんお聞きしたのですけれども、どうもよく頭に入らないので概括的にお尋ねいたしますが、実は国会図書館から発行している「国会統計提要」というのがございますがね。これを見ますとずっと各年度別の国民所得、歳出総額、これに対する軍事費の比率が出ているんです。たとえて申しますと、昭和三十三年度は軍事費が千四百六十一億六千五百万円、こうなっているんです。こういう経理の仕方をするとすると、三十四年度は一体幾……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 小さいことですけれども、私この前現地を視察して来た関係があるのでちょっと伺っておきますが、工業用水の関係はただいまの提案説明でもございましたが、工業用水の、ここの提案説明に掲げられてある事業費というのはどういう規模のものでございますか、――私の質問が非常に簡単でおわかりにくかったかと思いますが、通産省直轄か、建設省の関係はどうなっているのか、あるいは地方公共団体の関係はどうなっているのか、そういう点明らかにされぬとちょっとこれだけではわかりにくいですから。
【次の発言】 この固有の名前が掲げられておりますが、実は今通産省の監督で日本合成ゴムの工場建設が進められていますが、あれは操……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 この前予算の一般質問のときに、利は経済企画庁の一番重要な、しかも一番大きな仕事として、わが国の経済の診断を正確にすることでなければならぬということを申しました。これはすでに各年次経済報告書を経済企画庁は毎年出されておりまして、その中に実にこまかく、ていねいに経済の分析をなさっておりますから、われわれも敬意を表しておりますが、しかし正直に年次経済報告書においては見通しが若干甘かったり、あるいは見通しが間違ったことについて率直にこれを述べて、将来あやまちなきを期したいということも書かれてあります。その意味では、私は年次経済報告書を通じて経済企画庁がとっておいでになる態度については、何……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

栗山良夫[参]在籍期 : 1期- 2期- 3期-| 4期|- 5期
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