栗山良夫 参議院議員
1期国会発言一覧

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栗山良夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは栗山良夫参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

栗山良夫[参]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 参議院本会議 第14号(1947/07/09、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 片山内閣が盲政治の打破の一方便として経済危局の実相を発表せられましたことにつきましては、一應敬意を表しまするけれども、併しこの問題をめぐりまして、現在輿論は大勢悲観説に傾いておるのであります。而も賃金の釘付け、マル公價格の大幅引上げによりまして、勤労階級は明日の生活の戰慄すべき状態を思い、今日只今この議場の討論よりも、より眞劍な、より現実的な討論が、全國の勤労階級において巻き起されておることを、我々は知らなければならんのであります。(拍手)私共はこの労働者の、勤労者の不安を一掃するためにも、この不安の根抵をこの機会を通じて一掃すべく努力をしなければならんと思うのでありまするが、既……

第1回国会 参議院本会議 第56号(1947/11/24、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は極めて抽象的ではございまするが、中小企業の振興に関する根本的な問題の二三に触れまして意見を申述べたいと存ずるのでございます。先程來同僚議員の方が三点から中小企業の振興に対しましてその必要性をお述べになりましたが、中小企業振興の問題は、ただ單に中小企業自体の問題でありまするのみならず、大企業との有機的な関連性におきまして、或いは封建的な日本企業の民主的脱皮への先駆的な役割におきまして、戰後の日本産業の再建に決定的な影響を持ちますところの極めて重要な問題であると思うのであります。なかんずく最近におきますところの中小企業問題の取上げ方は、現下我が國産業の構成上に占める比率の圧倒的優……

第1回国会 参議院本会議 第62号(1947/12/05、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は無所属懇談会を代表いたしまして本決議案に賛成いたす者であります。綜合燃料及び電力の危機は遂に未曾有の最悪段階に突入いたしました。この恐るべき破局的段階の実態に関しましては今更喋々する迄もないのでありまして、先程來同僚諸君がお述べになつた通りであります。晝と夜とを問わず、又家庭と企業との別なく、國民が挙つてあげておりますところのあの悲痛な叫び声で十分でありましよう。從いまして、只今なすべきことは、この危機の実態を云々しておるのではなくて、この危機をどうして克服するか。これをどのような手段と方法によつて打開するか。この点を集中的に究明いたしまして、且つ積極的に実行することだけであ……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 参議院本会議 第22号(1948/03/24、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は総理並びに大蔵大臣、商工大臣、文部大臣、更に安定本部の長官、こういう方に是非共御出席願いたいと思うのであります。(拍手)
【次の発言】 全部都合を伺いたいです。
【次の発言】 私は無所属懇談会を代表いたしまして、政治信念及び施政方針に関して、芦田首相並びに関係大臣の所信を承わりたいのであります。  民主党が片山内閣において演ぜられた役割及び今回の組閣の経過からいししまして、芦田内閣の性格はすで明瞭であります。賢明なる國民は、片山内閣を片山民主党内閣と批評いたしましたが、今こそ正眞正銘の芦田民主党内閣が生れたものと國民は理解いたしております。芦田首相の任務は、実に重大であります……

第2回国会 参議院本会議 第42号(1948/05/31、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は只今上程せられましたる政府職員の新給與実施に関する法律案に対しまして、政治の信用並びに労働平和、こういう観点からいたしまして、残念ながら反対せざるを得ないのであります。只今我が國を蔽つておりまするところの各方面の危機、即ち不安を一掃することが一日も早からんことを國民は待ち焦がれております。政府の責任ある強力政治によりまして、この危機が終熄せしめられることを要請しております。然るに政府の樂観的な見通しにも拘わらず、ますます深刻化する國民大衆への現実的不安の圧迫は、各方面に好ましからざる紛議を釀成いたしております。これは政府の政策の貧困と弱体からする当然の結果でありましようが、分……

第2回国会 参議院本会議 第49号(1948/06/12、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 二十三年度の予算の不健全性に対しましては、すでに同僚議員諸君によつて鋭く指摘せられた通りであります。國民大衆はこの不健全性が示すところの、物價の改訂から中間安定へと貫かれておりますところの、我が國経済安定の構想が、結局インフレの高進による大衆生活の破滅を意味しておるものとして、一大恐怖感に襲われておるのであります。若しこの予算がこのまま決定されましようか、今まで馬鹿を見て参りました正直者の生きる権利を主張する声と行動とは、 必ずや日本國内に溢れ一大社会不安を醸成するであろうと予断せざるを得ないのであります。私はかかる予算の提出を心から悲しみますると共に、この憂慮すべき事態を回避す……

第2回国会 参議院本会議 第51号(1948/06/19、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 只今議題と相成りました両院法規委員会の委員の補欠選挙は、本院規則第二百四十八條第三項によりまして、選挙の手続きを省略し、その選任を議長に一任するの動議を提出いたします。

第2回国会 参議院本会議 第57号(1948/07/01、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は只今上程せられましたる製造たばこの定價の決定又は改定に関する法律案に対しまして、反対の止むなきに立ち至りましたことを甚だ遺憾に存ずるものであります。私は過日本議場におきまして、たばこ「新生」の値下げに対し反対をいたしました。今日まで明らかにする機会を得ませんでしたが、私の反対の理由は、質の伴わない不当價格に対する國民の不信を富くじによる射倖心によつて取戻さんといたしまして、これに失敗するや、遂にあの暴挙に近い値下げを断行せられんとしたからであつたのであります。官業こそ民間産業道徳の確立に範を垂れるべきであると確信いたすのでありまするが、政府がこの重要な使命を忘れ、財源を大衆に……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 参議院本会議 第5号(1948/12/07、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 終戰後三年有半、(「簡單簡單」と呼ぶ者あり)私共は、日本の一民主的の再建のために、(「それば質問演説か」と呼ぶ者あり)國内を纏め、更に国際的信用を高めるために、偉大なる努力を拂つて来ておるのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)然るにこの三年有余を経ました今日、ここに、日本民主再建の先頭を切つて進むと数日前にこの本会議場でその意思を明らかにせられました吉田首相みずからが、明治憲法の流れを汲むところの日本帝國なる言葉を本会議場において述べられましたことは、私は愕然たらざるを得ないのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり、拍手)これは即ち日本國民の民主的再建の方向を誤またせるばかり……

第4回国会 参議院本会議 第19号(1948/12/22、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は製造煙草の價格改定へ即ち煙草の値上げに対しましては、今年七月二日の本議場において大衆課税的な値上げに反対するということ、購買力の限界を超えるごときこの煙草の値上げに反対であるということ、特に國家財政の四分の一にも相当するところの巨額の税收を一製造煙草に求むるがごときは全く不見識極まるものであるという論点に立ちまして、反対の意思を表明いたしたのであります。この反対は單なる煙草の値上げということのみではないのでありまして、今國民を苦しめつつありまするところの大衆課税反対の一環として私は主張をいたしたのであります。この主張に対しまして、僅か半歳を出でない今日、私共が当時主張をいたし……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 参議院本会議 第5号(1949/03/30、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は只今上程せられました石炭鉱業等の損失の補てんに関する法律案に対しまして、少数意見として反対をいたすものであります。  反対の第一点は、石炭鉱業並びに電氣事業に対する國家管理の拙劣なる点であります。今日これらの企業は経営不振の極にあると言われております。が、その最大原因は、政府の價格政策の拙劣さから來たものか、或いは企業経営の放漫から來たものであります。然るに政府はこの重要な点に対しまして、徹底した分析と迅速な措置を講ずることを怠りまして、当然生れ出るべくして生れました損失に対して、最も容易な方法を以て局面を糊塗せんとすることは全く了解に苦しむものであります。(「その通り」と呼……

第5回国会 参議院本会議 第28号(1949/05/16、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は本決議案に心から賛成をいたします。私は昨年十二月未曾有の電力飢饉に際会して行われました危機突破に関する本院決議に当りまして、本議場を通じて賛成の意を表明いたしましたが、あのときと異なつた心境を以て、より眞劍に、より強力に、本決議案に全面的に賛成いたすものであります。特に賛成の要点二三を挙げたいと思います。  決議案の主文にありまするように、生産の増強には先ず以て豊富なる電力の確保が絶対要件であります。どれ程豊かな資金と資材とが用意せられましようとも、近代工業におきましては、瞬時と雖も電力の送電なくしては操業を続け得ないのであります。産業の合理化は生産性の高揚が基本でありまして……

第5回国会 参議院本会議 第29号(1949/05/18、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 本員はこの際、過度経済力集中力排除法に基く東京芝浦電氣株式会社の再編成に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 持株整理委員会は、過度経済力集中排除法及び同法手続規則に基きまして、昭和二十四年二月十九日、東京芝浦電氣持株式会社の再編成計画に関する決定指令案を公示せられたのであります。同指令案の要旨は、第一点、東芝は過度の経済力の集中であるということ、第二点、東芝は占領軍が必要とする設備、機械及び工器具を除いた二十八工場(從業員約七千名)を処分しなければならないということ、第三点、東芝は東芝車輌株式会社と合併する目的を以て、現在委員会の所有する東芝車輌株式会社の持株を……

第5回国会 参議院本会議 第31号(1949/05/22、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 議事進行について……動議を……
【次の発言】 (「妨害しちやいかん」「冷靜にやれ」と呼ぶ者あり)日本の労働組合は、終戰後日本の封建的な殻を打破るべく、民主主義の確立のために誠心誠意今日までやつて來たのである。(「そうだ」「その通りだ」と呼ぶ者あり)そうして、而もこの民主主義勢力を根柢から覆えすために(「発言を許すとは怪しからん」と呼ぶ者あり)この労組合の改惡を今行おうとしておる。その賛成演説において田村文吉君は、終戰後の(「はつきりしない」と呼ぶ者あり)この重大なる労働組合の運動に対して、武力の行使であると、この壇上で叫んだ。(「何を言つてるんだ」と呼ぶ者あり)田村文吉君のこの暴……

第5回国会 参議院本会議 第32号(1949/05/23、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は只今上程になりました臨時鉄くず資源回收法案に対しまして、極めて簡單に反対の意見を申述べたいと思うのであります。  先ず第一点は、この法案が戰時中の総動員法の匂いがぷんぷんするということであります。憲法の第二十九條には「財産権は、これを侵してはならない」とはつきり書いてあります。然るにいろいろと中に法案の立法上の綾がございますけれども、流れておる根本精神はこれを見逃すことができないという点であります。次に政府の説明によりますと、本年度の鉄鋼計画生産のために、くず鉄のいろいろ回收計画がありますが、その中で本法案によつて回收せんとするくず鉄は四十万トンであると説明をせられたのであり……

第5回国会 参議院本会議 第34号(1949/05/25、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は一昨日以來の参議院のこの混乱に対して、極めて遺憾の意を國民の一人として表したいのであります。私は参議院が……、もう少し眞劍に聽くように注意して下さい。(「笑わせるな」と呼ぶ者あり)笑わせるなとは何だ……。私はこの混乱の最も大きな、最大の責任を果さなければならない人は、参議院議長松平恒雄君であると思うのであります。それは國会法の第十九條に「各議院の議長は、その議院の秩序を保持し、議事を整理し、議院の事務を監督し、議院を代表する」。と明確に示されておるのであります。私共は個人松平恒雄君の御立派な方であることについては、一言の異議もないのであります。併し参議院議員といたしまして、参……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 参議院本会議 第4号(1949/10/31、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 本員はこの際、電力の緊急停電について緊急質問するの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今、又停電かという声が国民の各層に行き渡つております。家庭におきましては、最も夕食の団欒川に電気が消えてこの声が起り、商店街におきましては、価格の下落と売行の不振を時間的に何とかして挽回しようとする商人の努力が停電によつて殺がれておる。工場におきまして又然りであります。農村におきましては、秋の脱穀調製期に入るに先立ちまして、夕食の最も重要な時期に停電が続出しておるのであります。こういうような重要な社会問題でありまするが故に、最近の新聞の取り上げ方を御覧になれば直ちにお分りになると思うのであり……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 参議院本会議 第3号(1949/12/14、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 只今議題となりました仲裁裁定に基く給與支給に関する決議案につきまして、発議者を代表いたしましてその提案の趣旨を御説明申上げます。本決議案は発議に先立ち、各派の間におきまして十分な連絡検討を行いました上、各派共同提案によりまして今日発議に及んだ次第でございます。先ず決議案を朗読いたします。    仲裁裁定に基く給與支給に関する決議   政府は公共企業体仲裁委員会の裁定を尊重し、速かに必要な措置を講ずべきである。   右決議する。  寒風をつきまして全国三十六支部百余名に達した国鉄職員のハンストによりまする仲裁委員会の裁定即時履行の運動は、今や重大な社会問題となりまして、国民の深い関……

第7回国会 参議院本会議 第5号(1949/12/17、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 本員はこの際、電力料金値上げに関する緊急質問をすることの動議を提出いたします。
【次の発言】 首相の出席を要求いたします。
【次の発言】 来られるわけですか。
【次の発言】 政府が去る十二月十三日告示を以て発表いたしました電力料金の値上は、電気事業の運営に画期的な将来を與えたばかりではなく、経済界或いは家庭生活に深刻なる影響を與えるものでありますから、以下八点に亙りまして私は首相並びに関係大臣の所信を伺いたいのであります。時間に制限がありますので簡單率直に質問の要点を述べるに止めまするが、詳細はすでに係官を通じてお伝えいたしてありますから、何とぞ明確にお答えを願います。  質問の……

第7回国会 参議院本会議 第26号(1950/03/10、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 本員はこの際、電産争議とゼネスト問題に関する緊急質問をすることの動機を提出いたします。
【次の発言】 私はこれから電産争議とゼネスト問題につきまして、緊急な要点について質問をいたしたいと存じます。  去る六日、増田官房長官が新聞記者団との会見におきまして、「重要産業のストライキは單産のストライキと雖もこれをゼネストとみなして、マツカーサー元帥の二月一日ゼネスト禁止命令違反として取締る」ということを言明せられましたが、この言明に対しまして、昨日吉田首相は衆議院の予算委員会におきまして特に発言を求められて、長官の言明と全く同意見であるということを述べられております。従いましてこの言明……

第7回国会 参議院本会議 第36号(1950/04/01、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 一般職の職員の給與に関する法律案が昨日の衆議院本会議において廃案と相成りました。それから以後において政府並びに自由党がとりましたところの態度につきましては、私が今ここで喋々繰返す必要もなく、議員諸君がよく御承知の通りであります。私は日本社会党を代表いたしまして、従来も私共が指摘しておりましたが、更にその度を早め、幅を深めまして、與党の多数の横暴を以て権威と神聖を誇るべき国会に対して極めて非民主的に態度をとらんとする現政府に対しまして、強い反省を要求いたしますると共に、深き国民的な憤りを以ちましてこの法案に絶対反対にいたすものであります。(拍手)  先程、本日の東京の夕刊紙に報ぜら……

第7回国会 参議院本会議 第44号(1950/04/22、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 電力事業の再編成に関しまする政府提案に対する質問が佐々木君並びに門屋君から行われましたのでございますが、私はこの問題につきまして、尚両者の質問の中で重要な点で回答が不十分であると考えまする点、並びに更に他の観点に立ちまして、数点に亘つて質問を申上げたいと思うのであります。  先ず第一に、先程愼重審議論が出ておりますが、私はこの重要な法案が、とにかく私共自身が愼重審議の態度を今日まで持しておつたのでございますけれども、遂に四月の下旬になつて提案せられました。そうして而もその法案が謄写版刷で議員に配付されるということに至りましては、全く了解に苦しむわけであります。この法案は仮に謄写版……

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委員会発言一覧(参議院1期)

栗山良夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 電気委員会 第1号(1947/07/05、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 散會異議ありませんが、あとで最近の情勢で皆さん方に御承知願つた方がいいのじやないかと思うことがありますから……
【次の発言】 まあ五分もあればいいと思いますが……

第1回国会 電気委員会 第3号(1947/08/25、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 發送電とそれから全國の配電會社の代表で關東配電の責任者の方から、それぞれ事業者が持つておられる電力事業に對するいろいろの問題を細かく聞いたわけであります。この問題の質疑だけやりましてもなかなか盡きないことであります。又それに意見を述べることになれば尚更盡きないことであります。而もこういう問題はいろいろこういう固苦しい席上で述べ得ないようななかなかデリケートな問題も澤山包藏しておりますと思います。從いましてこれは議事の進行上の問題でありますが、本日は適當なところで區切つて頂きまして、そして二十七日の懇談會のときにいろいろな問題をお考え頂いて、そうして兩者で以て意見の交換をいたしたな……

第1回国会 電気委員会 第4号(1947/08/29、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 それでは僭越でございますが、九州班を代表いたしまして私から視察の結果の概要を御報告申上げたいと思います。私共は今度視察の對象といたしました各火力發電所におきまして、それぞれの立場から復興對策竝に當面なされつつあるところの非常な努力及び國會への要望事項を具さに伺いましたが、ただ單にこれだけではなく、更に大阪、中國、九州の各地區全般の事業運營に關する諸般の問題につきまして、各關係者即ち經營者、勞働組合竝に地方の行政廳の係官の方より詳細且つ熱心な状況報告竝に具申を受けることができました。特に火力發電所につきましては技術的な問題に立ち至りまして、深く掘り下げた説明を伺い、且つ詳細な資料も……

第1回国会 電気委員会 第7号(1947/09/29、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 木炭九俵確保の大体お話を承わつて分つたわけであります。結局綜合計画でございますので、こういう工合に計画通りに確保されたときに、初めて電力の方も緊急節電、緊急停電というようなことを避けまして安定した送電が期待されるわけなんでありますけれども私はこの九俵の確保というのは絶対條件であつて、恐らく計画をされた側でもこの実績を確保するために、できるだけの努力をお拂い下さることと、こういう工合に信じて疑わないのでありますが、併し仮にこの九俵が確保されましても、尚且つ私は電力の今年の冬の問題については少からず不安を覚えるのであります。その点について御質問申上げたいので、それぞれ御答弁頂きたいと……

第1回国会 電気委員会 第8号(1947/10/18、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 大分いろいろなことを御質問申上げたいわけですが、その前に今の岡本委員の御質問に補足いたしまして一つ御質問申上げたいことは、問題は、北海道と東北の方面に滯貨がある、そうしてこれを十分に東京へ持つて來れば、東京の薪炭事情は非常に明るい面があるということを言われたのですがその輸送が國鉄の陸運について非常な努力をしても尚且つなかなか困難であるということを言われましたが、この際海運の利用ということをどの程度に積極的にお考えになつておるかどうか、例えば機帆船のようなものの動員まで考えてどういうふうにおやりになつておるか、或いは進駐軍の好意による船舶の融通ということをどの程度お働きかけになつて……

第1回国会 電気委員会 第9号(1947/11/11、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 ちよつと紹介議員に御質問申上げたいのですが、この日本建設工業會の所屬會員の方々が今工事を實際に著手されておりますところの工事場の數、或いはそれを完成せしめるために要するセメントの量、或いは現在その事業場に實際に就業しておるところの勞務者の數、そういうものがお分りでありましたならば伺いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと、十一月二十六日の電力制限に對する實施の問題について緊急質問をいたしたいのですが……。
【次の発言】 お許しを得まして、非常に重要なる問題であります十一月の緊急電力制限實施について、政府委員に質問を申上げるわけであります。十一月の緊急電力制限の實施は、十二月から……

第1回国会 電気委員会 第10号(1947/11/14、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 今、大山委員から澱粉製造に対する電力の量、電力自体に対しまして、外の産業と見合つての軽量の度合の問題を出されましたが、私はこう考えるのであります。今度の電力の消費規制によりまして一應電力の割当はなされるのでありますが、只今行われておりまする十一月の緊急要綱がその目途とするところをはつきり政府としては現わされたと私は思うのであります。晝間は動力、夜間は電燈を少くとも確保しよう。全産業、全家庭において確保しようというのが目的であろうと思うのでありますが、そういう意味からいつて、やはり澱粉加工業にも少くとも電氣が送らるべきであるということは成り立つわけでありますが、その外に、これは今、……

第1回国会 労働委員会 第4号(1947/09/17、1期、無所属懇談会)【議会役職】

○理事(栗山良夫君) それでは委員長がお見えになりますまで、皆さんの御承認を得まして代理を勤めさせて頂きたいと思います。一般的な御質問は先般來の委員會で一應の形がついておるわけでございますが、この法案に對する全般的な、内容的な説明を政府委員からお聽きいたしたいと思いますが、如何でございましようか、よろしうございますか。
【次の発言】 それではどうぞ、政府委員。
【次の発言】 本案の内容につきまして、逐條的に要點の御説明を頂いたわけでありますが、丁度先程から委員長がお歸になつておりますので、私はここで代理の責を解いて頂きたいと思います。

第1回国会 労働委員会 第5号(1947/09/18、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 第二條に關係したことでお伺いしたいと思います。職業選擇の自由ということが憲法で保障せられておるのでありますが、その場合に「公共の福祉に反しない限り」という一つの前提條件があるのは御承知の通りでありますけれども、只今職業選擇が非常に自由になる、人權の尊重の意味でこういうようなことが行われて參りますると、産業の中におきまして、極めて重要でありながらその人を得るのに非常に困難をしておりますところの高熱な作業、或は不潔な作業、或いは生命の危險を感ずるような作業、そういうような職場に人を得るということが非常に只今困難になつております。例えて申しまするならば、火力發電所におきまするところのボ……

第1回国会 労働委員会 第6号(1947/09/20、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 第二章の中で、これは理論的な問題ではありません、運用の問題でありますが、極めて關心を持つておる問題でありますので御質問を申し上げるわけであります。即ち職業安定という、この言葉でございますが、これは勞働大臣もたびたびおつしやつておりますように、勞働省關係の機關は極めて民主的に勞働省に繋りを持ち得るように形態を取つておる、こういうことを仰しやつておりましたが、その中でも特に先ずスタートになる運用機關の名稱、職業安定所、こういうような名稱が果して先ず勞働者或いは求職者に親しみを持ち得るかどうか、人口に膾炙し得るかどうか、こういうような點につきまして私はこの法案を見た時から非常に疑問を持……

第1回国会 労働委員会 第7号(1947/09/22、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 五十五條につきましてちよつと大臣のお考えを伺いたいと思います。五十五條によりますると、「この法律を施行するために必要な經費を支出しなければならない。」当然のことでありまするが、大きな原則がここで定められておるわけでありまして、從來ややもいたしますると、いろいろな出先機關に各方面からの寄附金を半ば強制的に募集せられまして、そうしてそのために嚴正中立であり、權威を以て處理しなければならない行政を、ややもすると不明朗化に導きました例は多々あるのでありまして、そういうことを完全に防止するという見地から、かようにいたされましたことは、よく意味は分るのでありまして、問題は、これをいかにして強……

第1回国会 労働委員会 第10号(1947/10/09、1期、無所属懇談会)【議会役職】

○理事(栗山良夫君) それでは定足数に達しましたからこれから委員会を開催いたします。  安定法案の十二條の改正案につきまして只今柴田專門調査員から報告がございましたが、この問題はまだ衆議院の方においても未決定でございますので、参議院の委員会の意向を決定いたしまして、そうして衆議院の方とも連絡を取る必要があろうかと存じますので、衆議院と予め打合せをいたしました案につきまして御意見を御交換頂きたい、こう思うのでございます。別に御意見ございませんでしようか。
【次の発言】 只今御異議ないという御発言もありましたので、衆議院で考えられております三つの項目の追加の点につきましては、参議院の委員会としても……

第1回国会 労働委員会 第11号(1947/10/10、1期、無所属懇談会)【議会役職】

○理事(栗山良夫君) それでは只今から昨日に引続きまして失業保險法案並びに失業手当法案の逐條的な質疑に入りたいとこう思います。本日委員長は登院中でございますが、昨日の労働委員会の申合せによりまして只今運営委員会の方へ出席して頂いておりますので、委員長が來られるまで私が委員長の代理の席に着かして頂くことにいたします。  それでは昨日は第一章のところに入つたのでございますが、全部盡さないで散会をいたしました。從いまして第一章の残部から開始いたしたいと、こう考えます。
【次の発言】 第一章は、それでは非常に短こうございますし、第二章との関聯もございますので、第二章に移つてもよろしうございましようか………

第1回国会 労働委員会 第12号(1947/10/14、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 今日の題目とはちよつと筋が違うかも知れませんが、実は昨日労働大臣に御質問申上げたいと思つておつたことですが、或いは労働大臣にお伺いする筋合のものではなく、大藏大臣或いは総理にお伺いするのが妥当かも知れませんが、併し直接労働大臣の御関係のことでありますのでお伺いしたいと思います。去る二日並びに十日の労働政策につきまして、労組側並びに企業者側との墾談会をお持ちになりました席上、労働大臣は千八百円ベースの堅持の一つの方策として、勤労所得税の免税点の引上げを実施することになつたというようなことをお話しになりまして、税の軽減により、千八百円の維持を強力に進めて行くという、はつきりした態度を……

第1回国会 労働委員会 第13号(1947/10/15、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 十八條と、それから二十條、二十二條について御質問したいと思います。これは十八條の保險金を支給する期間は一年間という問題がありますが、この問題は今後におけるいわゆる労働市場の需給状態の問題、そういうものの確たる見通しを持たなければ言えないことでありますけれども、失業者の生活を保障するという建前から言いまして、一年間で果して再び職場を保証することができるかどうかという問題が残るわけでありますが、現在の見通しでは非常に悲観的な予測が強いのでございますが、この年限をもう少し延長する必要があるのではないか、こういう工合に考えるのでございますが、これについての失業状態、或いは職場の安定状態、……

第1回国会 労働委員会 第14号(1947/10/16、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 先程末弘博士のお言葉の中に、地方における小規模の爭議においても、國の政策に関係する面が多分に包含される状況にあるので、全國的な規模において考えなければならない、こういうことがございましたが、ここで今後の爭議の調停におきましては、ますますその勢いが地方においても中央においても濃くなると思います。そこで労働者側から出しましたところの或る程度理論化されたところの要求というものは、正しいということを確認された場合に、國の政策に相当に同調し得ない部面が沢山出て來るだろう。こういう問題についての労働委員会のお考え、御所信というものを伺いたいのであります。と申しますのは、先程のお言葉にもありま……

第1回国会 労働委員会 第15号(1947/10/20、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私はこの失業保險法案とも密接な関聯がありますが、この法案の実施期日の問題が、法案審議が非常に遲延いたしました理由もございますけれども、非常にまだ未審議の過程にあると思います。この点をもう一度はつきりといたして置く必要があろうと思うのでございます。それは過日の委員会では、十一月の一日から実施ということに一應皆さんの御意見が纒まつておつたようでございますが、そういたしますと、この手当法案の第二條の第一項第二号の期間なども当然変更に相成ることと思うのでございますが、それと同時に、この手当は、失業いたしまして、職業安定所に求職の申込をしてから三十日以内は支給しない。こういうことになつてお……

第1回国会 労働委員会 第16号(1947/11/04、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 只今の姫井委員の御説は前にこの委員会で相当論議いたしたことなんですが、わざわざここに附帶決議案として出ましたところの理由は結局職業安定法案の中にはつきり條文に労働安定所という名称がどこにも謳われていない。そうして事実各政府の現業機関におきましてはこの名称を掲げたところの役所が置かれておる。そういたしますと、一体これは職業安定所と同格のものであるか、或いは職業安定所の中に作られておるものであるが、その点が非常に明確を欠き、法律から考えても万人がよく了解し得ない点が出て來るのぢやないかというので飽くまでも職業安定所の枠内において日傭労務の業務に專念するものを労働安定所というならば、端……

第1回国会 労働委員会 第17号(1947/11/10、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私はこの職業安定法案につきまして、皆さまのお許しを得まして、第八條と第十二條の一部の修正の動議を提出いたしたいと存ずるのであります。その理由といたしまするところ、竝びに修正の條文について御説明を申上げたいと思うのであります。  第一點は第八條の第四項でございます。この四項によりますると、公共職業安定所の位置、名稱、管轄區域、事務取扱の範圍は、勞働大臣がこれを定められることに相成つておりますのに、職業の定員その他必要な事項は政令で定めることになつております。この場合後者のみを政令で定めるという理由は極めて薄弱でございまして、このような場合に特に勞働大臣と政令とに區別する必要がないと……

第1回国会 労働委員会 第19号(1947/11/13、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 昨日の委員會におきまして、職業安定法案に對する附帶決議が取消に相成りました。その取消の理由といたしましては、附帶決議の重要性はこれを十分確認せられたのでありますが、更に強力なる措置を講すべきものであるとせられたことと了承いたしておるのであります。從つて今後本會議の決議とするか、或いは法律を修正するか、とにかく附帶決議以上の效果のある方法を將來考慮しようということであつたわけでございます。私はこの意味で取消を了とし、これに贊成をいたしました一人であります。申すまでもなく附帶決議は、法案の審議の過程におきまして明らかにせられましたところの重要なる問題が集約せられ、決議と相成つてもので……

第1回国会 労働委員会 第21号(1947/11/18、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は失業保險法案、並びに失業手当法案に関しまして、一点だけお伺いをしたいと思うのであります。それは十五日付を以ちまして衆議院から失業保險法案並びに手当法案が正式に参議院に回付されたわけでありますが、これには相当大幅な修正がなされておるのであります。そうじてその中でいわゆる保險金、手当金に関する部面が問題になるわけでございますが、要するに原案の場合に予定をせられましたところの額と、今度修正になりましたところの額とによつて、國家が負担をしなければならない財源に、どの程度に差等が生じたかということを先ず伺いたいのであります。  これはすでに追加予算案も提出いたされておりますのでございま……

第1回国会 労働委員会 第23号(1947/11/27、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 只今の委員長の御指名によりまして、過日小委員会に付託となりました労働委員会関係の請願書並びに陳情に関する審議の経過を御報告申上げます。この度小委員会に付託になりました請願書並びに陳情書は請願請第四百五号、請第四百二十一号、同じく四百五十五号、同じく四百八十三号、同じく四百六十五号、同じく五百十九号、同じく五百二十三号、陳情関係、陳第二百五十二号、同じく三百四十三号、同じく三百四十四号、同じく四百四十五号、同じく五百三十号、同じく五百四十二号、同じく五百六十三号の、その他に追加に相成りましたものに陳情の第三百四十三号及び陳第五百六十三号でございます。  小委員会は十一月の十八日、十……

第1回国会 労働委員会 第24号(1947/11/28、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 政府の対策があつても、又團体交渉がどの程度進んでおるかは別問題として、かかる陳情が國会に提出された以上、我々は妥当と考えるものはそのように処理しなければならない。私は議院の会議に付し且つ内閣に送付するを要するものとされることを希望します。
【次の発言】 以前にこれと同趣旨の請願がありましたが、それと同樣に取扱われることを希望します。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 財政及び金融委員会 第28号(1948/05/29、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私もこの前、労働委員として連合会に出ましたときに、そういつた意味で保留しておつたと思いますが、でき得べくんば、この前の爭議の実質的な解決を織込まれた法案の審議でございますので、あの当時直接に関係せられました苫米地長官並びに西尾國務大臣、それから加藤労働大臣、それに大藏大臣、そういうような方々が一緒にお揃いでこの委員会にお出でを願いまして、そうして一挙に言葉の食違い、或いは考え方の食ひ違い、そういうものが明かにされることが一番望ましいのではないか、こういう具合に私は考えるわけであります。いろいろ多端のときでありますから時間の御都合もございましようが、委員長の方でお取り成しをそういう……

第2回国会 財政及び金融委員会 第29号(1948/05/31、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 只今審議中でありまする政府職員の新給與実施に関する法律案に関しましては、すでにこの委員会においても、連合委員会、労働委員会との連合委員会、或いは單独委員会をもちまして、それぞれ関係政府筋と質議應答が交はされたのでありますけれども、その間に答弁側の内容におきまして、それぞれ食違いの箇所もございまして、私共として、了解に苦しむ点もありましたので、本日この前の爭議に直接関係されました、西尾國務相並びに加藤労働大臣、苫米地長官、大藏大臣の四大臣の御出席を願いまして、そうしてこの問題をはつきりさせまして、私共の態度を決定したい。こういう工合に考えたのでございますが、いろいろ御都合もございま……

第2回国会 財政及び金融委員会 第30号(1948/06/02、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私三点ばかりちよつと伺いたいと存じますが、只今御説明を頂きました中で、自由販賣総量の五割に相当する数量を三十円以下の價格で自由販賣すると、こういう工合でございましたが、問題は各喫煙をする人が、これと同じような比率で以てたばこを購入し得るかどうかということであると思います。然るに実際の面におきますと、過日の「新生」の値下げのときでもはつきりしておるのでありますが、安いたばこは全部どこかに影を沒してしまいます。そうして暇のない忙がしいような、本当にたばこを勤労の憩いに使いたいというような人は、止むを得ず高額のピースを手に入れなければならん。こういうような状態にあるわけでありますが、当……

第2回国会 財政及び金融委員会 第36号(1948/06/14、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私ちよつと参考までに伺つて置きたいのでございますが、今手巻で闇賣りしております煙草でございますね、あれは闇賣り葉煙草を闇で賣買したとしまして、実際あの辺で賣れておるものの原賣はどのくらいとお考えになつておりますか。
【次の発言】 そうしますと需要供給の原則からしてこの闇煙草を撲滅するためには闇賣り煙草の原賣というものはお聞きしたようにそんなに安いものではないということになれば、「新生」だとか、或いはその上の二十円、三十円クラスを、相當この闇煙草と競争できるくらい数量を專賣局で保証されれば、自動的に私は消えて行くとこういう工合に考えるのですが、その辺をどういうふうにお考えになつてお……

第2回国会 財政及び金融委員会 第43号(1948/06/25、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 先程はちよつと重要な仕事があつて出ておりまして失礼をいたしました。提案になつておりまする「第七條中「八百万円」を「二千万円」に改める。」「第八條中「二十万円」を「三十六万円」に改める。」この二点について私は次の理由から質問をいたしたいのであります。その一つは、こ額がインフレ下において果して適当であるかどうかどうかという判定をいたしまするのに、私共は非常にその根拠が乏しくて判断に困つておるのであります。勿論新憲法によりまする國家の象徴として仰がれべきところの天皇並びに皇族の方々が品位を保たれるために適当なる費用を國が差上げるということは当然のことであろうと私は思うのであります。ただ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第44号(1948/06/26、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 過日大蔵省並びに安定本部からそれぞれの立場で御説明を頂きました國民所得一兆九千億の内容について重ねて確認をいたしたいので御質問を続けて行きたいと思います。それは一兆九千億の中で問題になりまするのは闇所得、いわゆる表面に出ないところの闇所得が一体どれほど見込まれておるかということが問題になると思うのであります。今度の三千七百円ベースの基準になつておるのを見ましても、マル公配給というのは僅かに二五・四%、七四・六%、が闇ということになつておりますので、國民の間における七四・六%、消費財だけを見ましても、相当に大きな部分が闇によつて運営されておるわけでありますから、この部分は相当大幅に……

第2回国会 財政及び金融委員会 第46号(1948/06/30、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 製造たばこの定價の決定又は改定に関する法律案に対しましては、次に申述べまする理由によりまして私は修正案を提出いたしたいと存じます。修正案の内容につたましては、その理由を申上げましてから御説明をいたしたいと思いますが、一應謄写版にいたしまして、お手許にお配り申上げたような内容に相成つております。先ず第一に今度の「たばこ」の値上げの不合理性と申しますか、それを最も端的に指摘し得るものは、專賣当局、専賣労組との間におきまして、質疑の過程において、或いは公聽会の過程におきまして明らかに相成りましたことは、当局労組共に一致してこの値上には原則的に反対であつたということが一つの特異な現象であ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第51号(1948/07/05、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 只今の質問でもう少し伺いたいのは、発行額はどのくらいになりますか。
【次の発言】 殆んど完全に捌かれておりますか。
【次の発言】 私今伺いまして、よく聞取りにくかつたんですが、今後の財政の補填のために、中央において或いは地方において、相当活溌にこういうような証券を発行されるんではないかと考えるのでありますが、その場合に、國民の経済力からいたしまして、或いはもうすでにこういうものに射倖的な魅力を失いつつあるというような点からいたしまして、相当に賣れ残りが出て來るんではないかと考えるのです。その場合に一番、もうすでに過日の「新生」の宝くじのときにも國民の中でいろいろ話題になつておつた……

第2回国会 電気委員会 第3号(1948/04/06、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 今の異議ありませんが、ただちよつと参考にお伺いして置きたいのは、大体現状を中心として纏めたという話でありますが、その現状に対しての、いろいろな資料とか、データーとか、そういうものが主としてどの方面のものが活用されたか、官廳方面か、或いは民間方面か、或いは事業團体の方面か、そういうような点を或る程度概括的でもよろしいですけれども、ちよつと御発表願つて置いた方がよくはないかと思います。

第2回国会 電気委員会 第4号(1948/05/26、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は今の四つの意見を拜聽しておつたのでありますが、最近私は或る新聞に次のようなことが書かれておりまして、非常に尤もだと思つておつたのでありますが、その点に関連して二、三質問したいと思うのであります。その新聞に出ておつたと申しますことは、今この重要な電氣事業の再編問題を繞りまして、或いは全國一元化、或いは地方ブロツク化、或いは縣の公営、こういうような各種の案が必然性を強調されて現在國民の前に発表せられている。そうしてどの案を見ても、説明を聽くと極めて御尤も次第のような理由が附けられている。併し自分達はそういうような意見を聽くのでなくて、その結論が極めて自分達に結得できないような状態……

第2回国会 電気委員会 第5号(1948/06/03、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 大体日発、配電、電産の主張を聽きますと、先程の電力原價の操作の問題について、電力配分化も兼ねて檢討しなければいけないというような主張が明らかになつたと思いますが、私が御質問申上げたいのは、発送電の主張で行きますと、現状の発送電が一社化案になつておつて、電氣を流しておるときにおいても、これだけの大体原價の比率がブロック別にある。併しこれは発送電が一社でやつておるところでこういうことができる、それでブロックになればできないというような説があつたのでありますが、そうするならば、私は大体二つ伺いたいのは、若しこれがブロック案になつて電力配分がうまく行かなかつたときには、この原價というもの……

第2回国会 労働委員会 第1号(1948/01/27、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は今米窪大臣から新らしい方針を承つたわけでありますがこれに対するいろいろな意見を纒める意味におきまして、三点について確認をいたしたいと思いますので、御質問を申上げるわけであるます。  その一点は、今度の官吏の労働組合の実際活動が、若干行過ぎになつている点も認める。それも新らしい方針を立てる一つの理由になつておるように伺つたのでありますが、あの行動が行過ぎであつたかどうかは別といたしまして、あそこまで官郭が起たねばならなかつたという原因は、結局生活に非常に行詰りを生じたということが最も大きな原因であつたと思うのであります。このことは、年末に解決されたあの労働委員会の調停の内容にお……

第2回国会 労働委員会 第2号(1948/03/27、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私ちよつと他の用件で途中から参りましたので、或いはもうすでに大臣からお話があつたかも知れませんが、一點だけ伺いたいと思います。今お述べになりましたことは、大體この間、本會議でも私承つたのでありますが、實は數日前の新聞に、生産管理というものは原則として、住居侵入罪竝びに業務妨害罪を構成するというようなことを、最高檢察廳において明かにせられたということが報道せられたのであります。このことは結局日本の司法官としてはつきりして意思表示、非常に曖昧になつておりましたものを明かにせられたということについて、これは勞資双方に相當はつきりした影響を與えておると思います。その點はどのような形式でど……

第2回国会 労働委員会 第5号(1948/05/04、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 紹介議員に一点だけ御質問申上げたいのでございますが、今の御説明で大体了解いたしましたが、一つ労働基準法の基本精神から考えて疑問を持つたのは、成る程、主たる藝術活動をいたす、或いは藝術家として活躍される俳優の方、こういう方に対する問題はよく分つたのでありますが、これだけの映画を時間外にやろうということになりますと相当大勢のいわゆる労働者の人が働かなくちやならん。そうしますと、基準法の精神は決して時間外勤務をやらされて、それに手当だけ與えればいい、こういうのでとないのであつて、飽くまでも正規の勤労時間を成るべく守つて行くというのが基本精神でなければならないと思うのです。そういう場合に……

第2回国会 労働委員会 第7号(1948/05/25、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 紛爭處理機關の今政府側が考えておられますところの性格、構成その他、運用についての報告がございましたが、私は加藤勞働大臣と合せまして、この問題についてもう少し説明をお願いしたいと思います。  先ず第一に紛爭處理機關が、紛爭の平和解決を是非とも目途として欲しいと、こういうことをおつしやつたのですが、私はここで二つの例を擧げてお尋ねしたいのでありますが、一つはこれは勞働者が反對するというのは勞働者的でない。いわゆる資本家側に味方するものであるというような結論から出て來て、そういうことが言われておるのでありますが、その一つの例は、二、三日前に民主自由黨が發表せられました勞働對策の六項に、……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 商工委員会 第1号(1948/12/08、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 ちよつと簡單なことをお聞きしたいのですが、先程御説明頂いた兵器処理物件引継総括表というのはいつ現在ですか。
【次の発言】 そういたしますと、八月末現在で一應区切りまして、その以前に処理されたものか、もうすでに処理完了のものがどれだけあるか、結局そうしてこれをサム・アップしますと兵器の総量が分ると思いますが、その辺の関係を明らかに願いたいと思います。
【次の発言】 私二、三お尋ねしたい点がありますが、先ず最初に産業復興公團に今年の二月引継ぎさせることにして、その引継完了が八月中旬までにでき上つた、こういう御説明を伺つたのでありますが、只今提案されておる法律案の最も必要な目的は、産業……

第4回国会 商工委員会 第2号(1948/12/10、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 ちよつと政府当局にお尋ねをいたします。前回の委員会で廃兵器に関する終戰後の大体の状態、並びに今回問題になつておりまする産業復興公團の内容について、一通り御質問をいたし、且つ御答弁を頂いたわけでありまするが、もう少し復興公團の内容について御質問を続けて行きたいと思います。  先ず最初に、現在の産業復興公團のやつておられまする業務を、部門別にいたしまして、全体の仕事の各部門に対する比率と申しますか、ウエートと申しますか、そういつたようなものを、或る程度お聽かせ願いたいと思います。
【次の発言】 今いろいろ伺いましたけれども、復興公團の仕事の内容は、公團の最も大きな目的の、いわゆる産業……

第4回国会 商工委員会 第3号(1948/12/11、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 本法案に私は賛成いたします。ただ二点について意見を述べます。  先ず第一に本法案第一條の「主務大臣がその定めるところにより、産業復興公團に取り扱わせることができる。」ということは、監督権限の範囲が漠然としていたけれども、御提出の文書で概略が明らかになつた。公團と政府との円滑化が今までは余りうまく行つてなかつたようでありましたが、今後はうまく行くように愼重を期して貰いたいのであります。  次に第二といたしましては、産業復興公團の内容、実績は大体了承したのでありますが、産業復興公團の業務内容につき、政府当局の答弁によりますと、第一目的たる國家資金を以てする産業設備復興ということは殆ん……

第4回国会 予算委員会 第4号(1948/12/09、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 ちよつとお伺いいたしますが、先程公務員の給與の問題に関連いたしまして、人事院の六千三百七円の給與を五千三百三十円に政府が引下げたのは、民間給與との調整を図つたものである。そうしてその標準にされたのが電産の賃金であり、而もそれは現在の民間の最高水準を行くものである、こういうことをお述べになりましたが、私共はさように了解をいたしていないのでありまして、本日午後においでになります中山伊知郎先生が、この問題を調停委員会において御研究になりましたので、そのときに改めてお尋ねをしてもよろしいとは存じまするが、すでに調停委員会の論議の内容においても、電産の七千六百円は最高水準であるということは……

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/11、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 議事進行についてちよつと意見を申し述べたいと思います。今度の予算は申上げるまでもなく官公吏の給與問題を迅速に解決するということにいたします使命があつた筈であります。而もそういうことが是認されるならば國会の予算審議は全勢力の過半数がそういうところへ向けられなければならないのでありますが、私共数日前からこの予算の審議に非常に関心を持ちながら非常に不満を覚えておりますのは、そういう問題の中心を離れたところに予算委員会の討論質疑の中心が移つておることであります。本日も年の瀬を控えまして官吏の諸君は越年のために、或いは越冬資金、或いはこの給與ベースの改訂を叫んで國会の周囲に誠に涙の出るよう……

第4回国会 予算委員会 第10号(1948/12/15、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 大藏大臣にお伺いをいたしたいと思います。時間も大変に少ないものでございますので、質問の要旨は簡潔にいたしたいと思いますから、お含みの上御答弁を申して頂きたいと思います。先ず最初に今回の予算の中で自然増收が見込まれました、その大きなインフレーシヨンによる貨幣價値の低下によつて、約五千億円の一般國民所得がある。そういうことを前提の下にお組みになつたわけでありまして、而もこの所得の増加ということが、自然的に給與を引上げなければならない。こういうようなことになつたと存ずるのでありますが、この所得の増加はいわゆる水膨れ増加である。こういう工合にお認めになるかどうかということを伺いたいのであ……

第4回国会 予算委員会 第11号(1948/12/22、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 中止いたします。


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 商工委員会 第1号(1949/02/12、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 実地調査の先はここで一々問題にいたしましても結論ずけるのに非常に時間がかかろうと思いますので、委員長の方にお委せいたしまして、今次の調査に十分効果の上りますような案を考えて頂きたいと思います。勿論議員の中で御希望がありましたならばお互いに申出ることにいたしまして、さように進めたら如何かと思います。
【次の発言】 希望を二点だけちよつと申上げて置きたいと思います。一点は、今度の調査に参りますれば、恐らく現地でも各方面から爲替レートの問題が相当質問が集中せられるだろうと思います。從いまして一本爲替レートの問題は、私共まだ國会議員として権威あるいろいろな方向については、あまりよく承知を……

第5回国会 商工委員会 第2号(1949/02/15、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は最近の経済九原則の点でちよつとお伺いしたいのですが、新聞などによりますと、國鉄の運賃の値上のことが計画されておるようでありますが、政府としては現在物價には手を触れないという建前を一應お取りになつておりますけれども、その蔭には基幹産業を通じて全体的に独立採算制を確立する、こういう基本方針を一貫してお持ちになつておるのかどうか、その点を伺いたい。
【次の発言】 大体原則的なお考えを伺つたのでありますが、そうしますと第二次、或いは第三次製品の産業については、從來もだだ個々の企業が独立採算制を堅持してやつて來たわけでありますから、問題はありませんが、いわゆる基礎産業に対しましては独立……

第5回国会 商工委員会 第3号(1949/03/22、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 今日東海班の視察の責任者になつて頂きました山田理事が丁度お見えになつておりませんので、代りまして一通り簡單に御報告申上げたいと思います。  東海班に参加いたしましたのは廣瀬興兵衞君、山田佐一君、佐伯卯四郎君、山内卓郎君、栗山良夫の五名でございました。二月二十四日に靜岡の日本軽金属の蒲原工場、清水工場を拜見いたしまして、三月の二日に予定の通りに視察を終えたわけであります。日程の概略を申上げますと、二十五日には濱松の日本樂器本社工場、二十六日に豊田自動織機の刈谷工場、二十七日には愛知縣瀬戸市の七本松製陶所、川本長治工場、三郷製陶所、三郷陶器会社、日本電磁工業株式会社(成嶋製陶所、二十……

第5回国会 商工委員会 第5号(1949/03/28、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 この法案の趣旨は御説明によりますと、爭議解決のために政府の介入した責任を果す措置である。こういう工合に言われておりますが、私は石炭関係も同樣であると思いますが、特にここに資料がありますので電氣関係から申しますと、電力管理法には第三條に「政府ハ日本発送電株式会社ノ電力設備ノ建設又ハ変更ノ計画及電力料金其ノ他ノ電力受給ニ関スル重要事項ヲ決定ス」こういう工合に戰時中の法律でも明示されております。いわゆる労働爭議、いわゆる賃金問題の解決に政府が介入し得るという法的な措番はなかつた筈でありますが、どういうような法的な権限でそういうような責任を負いになつたのかどうか、この点を伺いたいと思いま……

第5回国会 商工委員会 第7号(1949/03/30、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私共がかねて貿易公団関係の整理に対する政府のお考えになつておる点を、前々伺つておつた形は、この度提案になりましたようなこの二公団の整理の方法に対して、最初輸出公団、輸入公団と、こういうような二つの形に考えておられたと思うのでありますが、それがこういうような工合に変りましたのですが、最初伝えられたことと違つたような工合になりました経緯、或いは前の考え方よりこちらの方が貿易を推進する上において有利であるのかどうか、そういうような点について伺いたいと思います。
【次の発言】 只今の御答弁了承いたしました。それから次に、今度公団が改正されますと当然いろいろな意味において縮小と申しますか、……

第5回国会 商工委員会 第8号(1949/04/11、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 この案はどういうような形の、資金計画の下に推定されたのであるか、それを先ず伺つて置きたいと思います。
【次の発言】 それは先程伺つて分つたのですが、二十三年度の予算と二十四年度の予算と性格的に相当大きな違いが出ておるのですが、從つてこの計画というのは大体二十三年度の予算と同じような條件の下で決まつておると、大体理解していいわけですか。そうするとこれは相当大きな変更が來る。そう取られるわけですね。

第5回国会 商工委員会 第9号(1949/04/16、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 労務の配置轉換のことでちよつとお尋ねいたしたいと思いますが、この五十七対四十三を六十対四十に上げられると至極結構なことだと思うのでありますが、問題はこういうことができるかできないかということになると思いますけれども、私の承知しておりますところでは、大きな山程この比率は六十対四十に近いと思うのですが、大中小に分けまして、大きい山、中級の山、小山に分けまして、現在の状態が大体どんなようなふうになつておるかお分りになりませんか。小さい山程この比率はぐつと下つておると私は見るのでございますけれども……。

第5回国会 商工委員会 第11号(1949/04/21、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 ちよつと一点資金関係のことで伺いたいのですが、今玉置局長から設備資金の二百九十億円でありますね。この二百九十億円を見返資金を中心にして賄いたいという工合にお話になつているのですが、この間衆議院で予算委員会のときにも発表になつたのでありますが、二十四年度の生産計画達成のための設備資金としては、電力には四百億を予定しているというようなことが言われたと思いますが、そこに百十億ばかりの違いがあるわけでございますけれども、その点をもう少し御説明頂きたいと思います。
【次の発言】 今の予算委員会で説明になつたのは、全体の設備資金の計画が一千六百億円予定されまして、その中で電力に四百億、こうい……

第5回国会 商工委員会 第13号(1949/05/07、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 これは澤山いろいろな問題がありますけれども、政府の方の所管の手も同一ではないと思うのでありますが、今委員長が御発言になつたことも含めて、やはり急ぐ法案から順序を立てて、十分に愼重審議のできるような方法を、お採り願つた方が、私は都合がいいと思いますが、ここで、ただ漠然といろいろなことを聽きまして、大体この法案が今こんなに澤山一緒に提案されたので、ちよつと面くらつておるので、もう少し消化しやすいようにお話し願いたいと思います。
【次の発言】 この五つの法案で、大体政府の方が希望される成立の順序はどういう具合になつておりますか。

第5回国会 商工委員会 第15号(1949/05/13、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私四点ばかり質問をいたしたいのでありますが、先ずこの前に鉱山保安法案関係の参考資料として、山本專門調査員が各界の意見を一応お取調になつたものと、これは又別箇に政府の方で各界の意見を御説明を願つたのでありますが、その間でまだ漏れておりまする点が若干ありますので、その点を伺いたいと思います。  先ず第一点は、鉱山の保安という問題を、生産の前提條件とするか、或いは保安という問題は生産の手段に過ぎないか、こういう二つの関係があるわけでありますが、政府の原案によりますと、鉱山保安局は商工省の内部に置かれることになつておるので、結局鉱山の鉱物の生産を所管する省と、その保安を司る省とが同じ長官……

第5回国会 商工委員会 第16号(1949/05/14、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は本法案に反対であります。鉱山労働者を保護するために鉱山の保安確立のための法案を用意せられることについては、全く同感でありますけれども、その目的を達成するために、本法案の中には不十分な個所が多分にあると認めるのでありまして、その点から反対せざるを得ないのであります。  第一点は只今島委員がお述べになりました点と全く同感であります。  それから第二点は第二十條の、保安委員の選任の仕方でありますが、非常に鉱山保安の運営につきまして重要なポストを占めます保安委員の選任が、最終的には鉱業権者の意思によつて決定されるような虞れが多分にあるのでありまして、ややもいたしますると、保安委員の全……

第5回国会 商工委員会 第17号(1949/05/16、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私はいろいろなことをお聞きしたいのですが、一番大きな問題として、政府が四千カロリー以下を公團から外そうとされた最も大きな原因は、うまく賣れない、そうして公團にストツクが沢山できたということを特に強調しておられるようでありますが、石炭は足りないので四千二百万トンを増産しなければならんという政府命令になつておるわけであります。そうして而も今後も今商工大臣が言われたように、低品位炭と雖も決して増産を抑えるものではない。要するに四千二百万トンの中に当然包含しておるのだ、こういうふうにおつしやつておりましたが、そうしますと今後もこの低品位炭は勿論どんどん出て來る、適当な措置さえ取られれば出……

第5回国会 商工委員会 第18号(1949/05/17、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私ちよつとお伺いしたいのですが、今港には……。
【次の発言】 港関係に今いろいろな役所が沢山あるように私伺つておりますが、大体通商事務所ですか、これを含めて今度幾つぐらいどういう役所があるか、私おききしたいのですが。
【次の発言】 私は政務次官にちよつと先程の質問の要点を御準備願うためにお願いしたいのですが、結局只今港関係に私が承知しておるだけでも、とにかく四つ五つの役所が軒を並べておるわけです。それでどうしてこうもいろいろな役所がなければ港が運営できないのか、想像に苦しむわけなんですが、御準備願いたいことは只今の港にあるいろいろな役所を全部含めてどの程度の役人でこれが管理運営さ……

第5回国会 予算委員会 第4号(1949/04/01、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 先程大藏大臣が暫定予算の提案理由の説明をなされましたときに、そのお言葉の中で二十三年度中に是非とも決定しなければならない予算が、決定できないので暫定予算として十五日までの予算を、是非とも決定願いたいというような意味のことをおつしやつたのでありますが、それを聞いておりますると、恐らく午前中出席されました委員の方々も御同感であろうと思いますが、その内容を三月三十一日までの間でこの委員会でお話になりましたならば、誰も奇異の感を受けられなかつたと思うのでありますが、すでに今日は二十四年度の四月一日であります。そしてこの期の変つた本日、あの説明のあり方は非常に奇異な感を與えたわけであります……

第5回国会 予算委員会 第6号(1949/04/07、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私より二三点ばかりお伺いしたいのですが、先ず最初に引取高税の問題ですけれども、主税局長のお考えとして、この取引高税というのは天下の惡税であるというふうに私共も申しましたし、又現在の政府党も申されておりますが、それはこういうような税法が宜しくないという考え方と、もう一つは、中小商工業者の人々が所得の全部を正直にやれば棚上げになるので、そういう点を恐れてのこともあつたと思いますが、どちらをこの惡税であるという刻印の重い方にお考えになつておるかどうか、その点を伺いたい。
【次の発言】 今度の税の殖え方を見ますると、大体各税共前年度の五〇%を超えておるのであります。取引高税のみが、昨年度……

第5回国会 予算委員会 第12号(1949/04/14、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 今日安定本部の長官はお見えになりますか。
【次の発言】 両方関係がありますので、安定本部の長官がお見えになつてから申上げたいのですが、これと関係のない点をお願いいたします。  先程飯田委員からも電力の料金のお話がありましたが、御承知のように電力料金は國の決定であり、而もその原價計算は極めてシヴイヤーな形において行われておりまして、余り余裕のない状態にあるように私共は承知いたしておりますが最近伝えられるところによりますと、一昨年電氣の使用税に対していろいろ國会でも取上げて問題になつたことがございますが、一部の府縣で実施したために全國的に地方税として附設をせられた例があります。併し地……

第5回国会 予算委員会 第13号(1949/04/15、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は生産計画とその裏付をなしまする資金と價格政策の面を通じまして、一貫して御質問申上げたいと思います。大蔵大臣が御同席だと都合がよろしうございますけれども、只今御退席いたしましたからこの分は後からお願したいと思います。特に資金関係でございますが、安本長官にも資金関係について非常に重要な関係がありますので、別途に御答弁を頂きたいと思います。実は先日商工委員会におきまして、安定本部の石原政府委員から、産業五ケ年計画の中で二十四年度計画を中心としました生産計画の説明を伺つたのでございますけれども、誠に残念でございましたが、この生産計画を実行に移す場合の三大支柱でありますところの資金と價……

第5回国会 予算委員会 第14号(1949/04/16、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 その前にちよつと、昨日の鉄道の運賃の問題で、その後昨日の御答弁と若干喰違つた点が出ておるように思いますので、この点を先ず最初に質問したいと思います。昨日の私の質問の中で、今度價格改訂は全面的に停止すると言われているのに、國鉄の運賃だけが増されるのはどういうわけですか。その理由を承りたいということを申上げたのでありますが、これに対してはまだ御返答頂いておりません。併し今日の毎日新聞の記事を見ますと、六割の値上げであると言われているのに、定期券のごときは二割五分の値上であります。こんな無茶な値上はいけないのじやないかというので、運輸省の藪谷業務局長に問い質したところが、國鉄の赤字財政……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 通商産業委員会 第2号(1949/11/10、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 電力問題について、この前打合会で委員長から、特別委員会設置の議をお諮りに相成りまして、ある事情によつてその後進展をいたしておりませんけれども、非常に只今のところ重要な問題が山積しておりますので、相成るべくは正規の手続を経て本委員会で調査研究のできまするように適当にお取運びを頂きたいと私は思います。その内容を申しますならば、例えば今年の冬も相当問題にはなるわけでありますが、当面の電力の需給計画、或いはその計画に基く運用の調査の問題、更には電源開発の問題、或いは電力関係の資産の再評価の問題、或いは電力料金の問題、更には通産省で愈々具体的に著手されましたところの電力の再編成、機構の再編……

第6回国会 予算委員会 第4号(1949/11/24、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私労働大臣に六点ばかりお勢ねをいたしたいと思いますが、先ず最初に私共は公務員、或いは民間企業を通じまして、人員の整理ということは絶対に反対をして参りました。そういう整理をしないような経済政策が展開されることを希望して参りましたけれども、不幸にして只今のところ、非常なスピードで人員整理が強行されつつあります。この現実の上に立つて労働大臣にお尋ねいたしたいことは、今の政府がこういう経済政策の下に、人員整理を行なつておられる本旨は、いわゆる賃金の両からして産業の合理化という問題を取上げ、そうして残つた労働者には十分に労働の再生産力を與える、そういう一つの構想の下におやりになつておるか、……

第6回国会 予算委員会 第5号(1949/11/25、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 文部大臣に一点だけ御質問したいのであります。私只今非常に心配しておりますのは経済状態が非常に悪化して参りましたために、新年度の学校卒業生が大学から中学に至りまで非常に就職で困つておることと思うのであります。私は丁度昭和の初めの、非常に不景気なときに学校を卒業いたしましたので、当時の同僚諸君の状態などを考えまして、全く想像に余るものがあみわけであります。こういう状態のときに一歩この措置を過りますならば、折角多額の国費を投じまして多数の有為の青年諸君を教育いたしまして折角学窓を送り出しましても、その送り出した途端に燃えるようは向学心、向上心が喪失いたしまして、そうして将来の日本の再建……

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/29、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は大蔵大臣に一つ御質問いたしたいと思います。資料がお願いしてありますから揃いましたら明日でも明後日にでもお伺いしたいと思いますから、委員長にお願い申上げて置きます。  先ず最初に勤労所得に関してでありますが、御承知のように去年の暮に公務員の諸君が非常に驚きましたことは、当時賃金べースの変更計算がございました。それに年末調整金が重なりまして、中には十二月の給料は金五銭也というような人もあつたことは大蔵大臣御承知の通りだと思うのであります。本年もやはりもうあと一ケ月ばかりを控えまして年末調整金の問題は公務員或いは民間の勤労者を問わず非常に大きな問題になると思うのでございます。この問……

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/30、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は大蔵大臣に一点だけ御質問いたしたいと思います。実は日本経済の信用を高めるために外債を成るべく早く返還したい、成るべく早く返還しなければならんということを首相がたびたび言明されておるわけでありますが、大蔵大臣もその説と全く御同意見であるかどうかを先ず承りたい。
【次の発言】 そういたしますると、現在外貨債のうちで相当主要な負担を持つておりますのは、御承知のように電力債であろうと思うのであります。で電力債は丁度戰争前に旧東京電燈、それから東邦電力、信越電力、日電、大同電力、こういう電力会社が持つておりまして、それを電力国家管理法の定めるところによりまして日本発送電ができ、更に配電……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/13、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 今の百万円というのは、地方行政委員会と事務局の方と十分事前にお打合せになつたのか、ならないのかその点を伺いたいと思います。  もう一つは、会計年度ももうあと残り少くなつて補正予算の成立が困難だろうと思います。残つた金を最も重点的に使わなければならんと思いますが、その場合に外の委員会で緊急止むを得ないような調査、こういうことと金額というようなことと関連して決定されなければ困ると思うのですが、その点の調査はどうなつておりますか。
【次の発言】 只今各議員の御発言によりますると、法律論、或いは予算論を別として、国鉄の職員諸君に緊急にとにかく金を出してやらなければならんということは、民自……

第7回国会 議院運営委員会 第4号(1949/12/14、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 お答えいたします。只今の点は若干原案に、御指摘のように趣旨の足りない点も見受けられると思いますが、要するに政府は、運輸省を通じて国鉄を監督いたしておりまする関係上、この国鉄運営に非常に関係のある給與の問題については間接的には義務を持つておるのでありまするが、直接には、御指摘のように公共企業体と職員との関係であり、支拂責任者は公共企業体でありますから、若し御用意がおありになりますならば、その支拂をなすべきであるといたしますると政府をそのまま指しておりますから、その支拂の措置をなすべきであるというような意味に御変更頂いても何ら差支ないと思つております。

第7回国会 議院運営委員会 第5号(1949/12/16、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 政府と国鉄企業体との間の解釈は、今長官が大体なされましたが、公社と組合との間の今度の裁定に対する権利と義務は一〇〇%お互いに拘束されておるわけでありますが、この一〇〇%の権利義務に対しまして、今度政府が裁定の一部承認ということを行いました場合は、その残額に対する権利義務は、政府としてどういうふうにお考えになりますか、その点を伺いたい。
【次の発言】 そうしますと、折角権威ある裁定として一〇〇%国鉄の経営者も、労働組合も服従しなければならんといつた根本方針を決めたあとの政府側の態度によつて、根本から覆される、これでは罷業権と団体交渉権を取上げた国鉄に対して、翼を奪つたところの鳥に対……

第7回国会 議院運営委員会 第6号(1949/12/17、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 その二点につきましては、昨日の委員会で、本日の議院運営委員会のときまでに、政府が裁定に対する議案の取扱いについて、参議院と約束をいたしましたような工合に処理をせられれば、これを取止め、若しこれがとられなければ、緊急質問を認めるというようなことにいたしまして、その決定は今日の議運に持越すということを申合せをされたと思いますので、今日までのところ、政府の方からは何らの態度の決定がございませんので、昨日の約束によりまして、今日緊急質問をいたしたい、こういう工合であります。
【次の発言】 決議案には全然関係がないということはありませんか、その裁定案が今日まで未解決のままで国会と政府の間に……

第7回国会 議院運営委員会 第8号(1949/12/20、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 今度の公務員の賃金ベースの問題の中で、地方公務員の場合はこれは中央政府の直接関與する問題でないので、非常に重要であり、且つ地方公務員としてもいろいろ心配されておるところもあると思いますから、時機を得て緊急質問をされることに私は賛成であります。
【次の発言】 私はこの議案に対しまして大体数点を挙げて反対をいたしたいと思います。  先ず第一に、政府が公労法の立法精神の履行について全然誠意がないことであります。団体交渉或いは罷業権を大巾に制限した政府の態度としましては、当然公の機関で決定された裁定というものは無條件に絶対に尊重しなければならないものであると私共は確信しております。そうい……

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/21、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 鈴木委員の先程からの御発言について一言述べさせて頂きたい。予算化ということが主体になつておるからして、委員会付託にしなければならないという結論をお出しになつたけれども、その理由として只今ドツジ予算が実行されておる。このためには予算化するのには各般の処置をめぐらさなければできないのであつて、慎重を期する意味においてそうすべきであると言われましたが、大体今度の人事院の給與ベースを改訂するということが、これが即ち予算化しなければならんことであつて、この字を取つても当然予算化しなければならない。それをしなければ実行できないわけでありまして、その点は今鈴木委員の言われたこととちよつと違うと……

第7回国会 議院運営委員会 第11号(1949/12/24、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 大体問題は平誤りということでこれ以上進みませんが、これは手続上で一つ聞いて置きます。大体今次の国会の今日までの運営は、殆んど国鉄の裁定に終始して来たのは御承知のことであります。そして政府の意見と参議院の意見とが対立して、政府は一応屈した形で参議院は満場一致であの決議をしたことは御承知の通りであります。而もその間に政府が発表した意思と、今突然声明書に盛られた意思とまるで正反対の発表をやつておられる、ここにああいう声明を出して、恰も波紋を投げかけるような形においてやつたことは、参議院議員の侮辱であると共に、参議院全体の侮辱であると思う、何故官房長官は正式に参議院の労働委員会及びこの議……

第7回国会 議院運営委員会 第12号(1950/01/21、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 二十三日に公共企業体の問題をここで議する前に、去年の十二月二十四日に当委員会の議決を以て首相に申入れを議長がなされた筈でございますが、それに対する経過を具さに一つ御報告願うと同時に、政府が如何様にこれに答弁されたか。その点を明瞭にお聽かせを願いたい。それが若しなければこの問題は恐らく進展しないと考えます。

第7回国会 議院運営委員会 第13号(1950/01/23、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 今の議長の前段の国鉄の裁定に関する問題で、政府側の意思と参議院の意思との食違いの点は、あの申入れで明らかにされたわけでありますが、それについて只今首相が成行きを調べたいということをおつしやつたということでございますが、その成行きというのは、どういうような意味なのでございましようか。それと同時にそれを調べられた後、参議院の方に何らか更に見解を表明されることにお約束願つてあるのでありましようか。
【次の発言】 回答の要求の内容がなかつたことはその通りであると思いますが、そうしますと首相は成行きがああいう状態になつて食違いができたということは認められるわけでありますね。

第7回国会 議院運営委員会 第14号(1950/01/24、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 どうも真面目な問題で爆笑の出るような答弁は誠に残念だと思います。先ず第一段の、公労法の第十六條第二項の議決を求むる議案の審議に際しての、政府が十二月の二十三日以前にお採りになつたいろいろな態度について、昨日首相は、政府はその決定に迷つておつた、こういうことをはつきりおつしやつた。迷つておつたということをおつしやつたのですが、しかしそもそも十二月十二日に政府があの議案をこちらにお出しになりまして、当時総理を代表して小澤運輸大臣がここで述べられたときには、不承認の議決を求めたいということを言われて、ここで非常に紛糾をしたことも御承知だと思う。その後政府の方で、参議院が一応保留の形を採……

第7回国会 議院運営委員会 第15号(1950/01/25、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 只今吉田首相の御公言による法務総裁をして説明せしめるということは、私は反対いたします。法務総裁にお聽きする問題ではなくして、昨日問題になりました中心点は、政治問題なのであります。特に吉田首相のお考えそのものをお聽きしているのでありまして、そういう法務総裁のお話をここで伺う必要は私共は認めません。ただ従つて昨日からの問題を、極めて不満なものとして私は承わらなければなりませんけれども、昨日の議院運営委員会の最後の結論は、今日重要な本会議を開く予定に相成つておりますので、昨年十二月二十四日の本委員会が決議いたしました内容の第一段について佐々木君から質問いたしましたことについて、首相が取……

第7回国会 議院運営委員会 第16号(1950/01/26、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は法務総裁よりは官房長官の出席を要求したわけです。そして、官房長官と総理大臣との間で、私共が一昨日以来ここで論議したことを如何ように総理に伝えられたか、この点をもう一遍明らかにして置いて頂きたい。
【次の発言】 今の鈴木さんの御発言は、私はまだ問題の焦点が少しズレていると思うのです。ということは。昨日新聞に報道されたところによりますと、総理大臣は十時にここへ出席をするように、官房長官その他側近の人から話を受けておられたようでありますが、併し問題は法律論であり、法務総裁が一番適当であるから、法務総裁が来て答えておれば、自分は出なくてもいいではないかというようなことが言われたという……

第7回国会 議院運営委員会 第17号(1950/01/27、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 今あなたのお話になりました意見を求めるとおつしやつたのですが、それはどういう意味ですか。
【次の発言】 問題がよく分らない。
【次の発言】 いろいろの問題を含んでおりますが、官房長官にちよつと御質問したいのは、裁定書は、その理由書の第三に「本委員会は公社の経理状態を調査した結果、公社はその予算上又は資金上今年度内に主文第一項に記した金額を支給し得る十分の経理能力を有し、従つて公労法第十六條第二項に関係なく、その支給に必要な措置をとり得べきものと認める」と、こういう工合に極めて明瞭に裁定をいたしております。そうして而もこの裁定委員会の裁定というものは專売公社の経営者、労働組合間の平……

第7回国会 議院運営委員会 第19号(1950/02/03、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 この本会議を開催せられる日時、それから自由討議の時間、各派の人員、そういつたようなものを特別に一つお諮り願つて御決定願いたいと思います。
【次の発言】 案件の方の予定をちよつと承りたいですね。当分の間全然ないものかどうか。
【次の発言】 ちよつと議長にお尋ねして置きたいことがあるのですが、実は昨年のことですが、十二月の二十四日付で……
【次の発言】 昨年の暮二十四日に国鉄裁定のあの紛糾した問題が参議院で決定しまして、続いて衆議院でも決定したのでありますが、そのときに衆議院議長の幣原喜重郎氏から参議院議長佐藤尚武氏宛にこういう手紙が参つておることは皆様御承知だと思います。   公共……

第7回国会 議院運営委員会 第20号(1950/02/06、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私が議長に質問を申上げました一点の国会というのを、どちらに解釈されるかということを私はお尋ねいたしました理由は、国会の承認がなかつた旨とありますけれども、今度の国鉄裁定の場合は、衆議院においてはあれは不承認の要求を政府がしておつたんですから、その通り不承認を無論議決したのでありますから、これは提案議案に対する可決です。参議院は政府原案に対する否決ということに一応なるわけですが、こういう工合にはつきり分れておる。実体において国会の承認がなかつたという意思表示は、衆議院の承認がなかつたと私は解するが故に敢て申上げたんですが、その場合に今議長から両院一致の議決がないことが可決されたと。……

第7回国会 議院運営委員会 第26号(1950/02/27、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 それは定刻十時に一応開会せられて、あとは休憩せられて法案の状態を待たれたら如何ですか。
【次の発言】 今朝の議運の小委員会で私ちよつとお願いをしたのですが、本会議後に議院運営委員会の開会が延びるということでございましたので、一応問題を打切つたわけであります。再び本会議前に議院運営委員会が開会せられましたから、改めてお願いを申上げます。それは我が党の内村清次君が、国鉄の裁定に関する裁判所の決定に対しまして緊急質問を十五分間いたしたい。できるならば本日の本会議にいたしたい、こういう申出をいたしておりますが、問題の重要性から申しましても、是非とも本日緊急質問ができまするように御努力して……

第7回国会 議院運営委員会 第31号(1950/03/06、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 先程小委員会で御発言がございましたが、緊急質問の緊急性ということについて問題になつたようでありますが、今挙げられた三つの問題は緊急性から言えば、国鉄の問題はまだ未解決のまま残つておるのだから一番先に解決しなければならん問題だろうと思いますが、発言要求議員の質問の趣旨、そういうものもまだ分らない状態にあると思いますけれども、若しここで或る人の緊急質問を取上げなかつた、或いは取上げるということになれば不公平になるから、緊急性の問題ははつきりと御決定願つて置いて頂きたいと思います。
【次の発言】 緊急質問の問題は、今申上げたように、個々の問題を或いは取上げ或いは取上げないということにな……

第7回国会 議院運営委員会 第33号(1950/03/08、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 この問題は、今石原君もいろいろお言葉がありましたけれども、とにかく今民自党で一つの方針として決定されたような工合に、国鉄の裁定の問題について運営をして来てこれ以上進めない段階に来たということがはつきりしたので、それだからして專売裁定の問題についてももう一度初めから洗つて出直そうというのがこの委員会で論議している中心になつておるわけなんです。議決の問題にいたしましても、増田官房長官は尊嚴を持つておる司法機関の決定すら承服しない、最終判決まで行つて鬪うのであるということをはつきり言つておるんです。そういう考えの下にこの法律の立法精神を蹂躪してやろうというのならば話は別であります。別で……

第7回国会 議院運営委員会 第44号(1950/03/24、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 只今事務総長から御紹介願いましたものは、御承知のように国鉄の第二次裁定の政府の態度決定を目睫の間に控えまして、昨年十二月以来の裁定問題に対して、いろいろに疑点を残しておりますので、この際緊急に政府の所信を質したいという内村議員の意思のようでございます。従いまして誠に緊急な申出でございますけれども、本日の緊急質問と相成りまするように、この委員会で取上げで頂きたいということを、私から特にお願いを申上げで置きます。

第7回国会 通商産業委員会 第2号(1949/12/23、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 この紙パルプ関係の自家用発電設備というのはどれくらいあるのか。そうして実際に電力の所要量はどれくらいになつておるか、その点をお聞かせ願いたい。
【次の発言】 ここで自家発を全部動員すれば水力七工場、火力九工場は、大体全部自給自足できるようになつておりますか。
【次の発言】 その火力の九工場の方は、五万三千キロワツトフルに運転すれば大体自給自足できるわけですか。
【次の発言】 不足するのですね。そうすると電力局へお伺いしたいのは、これは物価庁……、安定本部の方が本当かも知れませんが、この陳情は自家発を動員すれば火力原価が非常に高くなる。それは若し火力発電がなければ、配電会社或いは日……

第7回国会 通商産業委員会 第4号(1950/02/02、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 まだありますか。なければちよつと発言を許して頂きたい。
【次の発言】 どうも通産委員会は委員の出席がよくないのでありまして、いろいろ原因があろうかと思いますけれども、一番問題になりますことはこの委員会で取扱います法案の予定というものが割合によく分つていないのじやないか。それから本委員会の調査研究事項につきましてもいろいろと專門調査員の方々が中心になつて計画を立てて頂いておるわけでありますが、議員の方に連絡がついていない点があると思います。従つて会期も……質問演説も終りまして以後、ちよつと中だるみの恰好でありますが、委員会としては相当活溌に運動もしなければなりません。又議員の人々も……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第5号(1950/02/27、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私大山先生の御意見も併せて伺えれば幸いでございますが、資源庁の始關さんにお伺いしたいのです。四国の問題ですが、これが今非常に問題になつておるのは住友系の分水のの発電所の住友への返還問題ですが、これが政府の方でどういう工合にお考えになつておるのか、住友からの要望、それから四国の一般消費者或いは事業者からの要求が錯綜しておりまして、私共いろいろなニユースを聞いておるわけでありますが、どういう状態になつておるかおつしやつて頂きたい。  それから第二点は、同じく徳島県の那賀川の電源開発の問題が、これが徳島県営であるとか或いは発送電、或いは住友共電で行うとかいろいろ言われておりました。この……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第8号(1950/03/08、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちよつとお伺いしたいのですが、結局地域差料金の問題が再編成の一つの重要な点になることは今言われた通りでありまして、而もここでも挙げましたように、現在でもあれ程の地域差料金ができておる。而も若干プールが入つておつて、ああいうことになつておりますから、分割をすれば明瞭に地域差料金が大きなクローズ・アップした来ることは当然であると思います。これは断定していいと思いますが、そこで政府の方でも松永試案を緩和する意味において、いわゆるこの間大蔵大臣は法的措置を講じてということを言われましたが、そういうような強い意味におけるプール構成のような金融構成でありますか、そういうものを講じて地域差のプ……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第9号(1950/03/10、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 この割当の問題は又いつか別の機会にやられるわけですね。私はちよつと希望を申上げて置きますが、今局長の方から数字を挙げて御説明になりましたが、私共或る程度実情が分つておつても数字を読み上げられただけではその前後の関連が分らないのですから、その点或る程度資料を整えて頂いて、あとでゆつくり伺うということにしたいと思います。割当の問題はいろいろな問題を残しておるので、私もいろいろ聞きたい点がありますが、これは改めて一つやつて頂くということにいたしたいと思います。
【次の発言】 一点だけ伺つて置きたいのですが、第一四半期の割当で、私聞くところによると、第四四半期の割当方法が変つて、産業向の……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第11号(1950/03/22、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 先ず第一に伺いたいのは、今度のこの割当方針の中で、一番ポイントになりまする点は、石炭の消費量を三百万トンと一応押えて、そうして標準料金の中へ入れたということになるわけですが、今御説明の中にもありましたように、電気事業の收支を按配してということになつておりますが、この收支というものが、一体現在の第四四半期に異常豊水があつたわけでありますが、これによるところの余剩金というものを第一四半期で吸收する、二十五年度で若干吸收するような気持で査定されておるのかどうか、そうすれば、その金額というものは、十七億の赤字ということになつておりまするが、その余剩金まで上げるものを含めて十七億になつてお……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第12号(1950/03/24、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 労働省関係の方は資源庁の長官で洩れなく併せて経過報告があるわけですか。おやりになれるのですか。その辺を一つ……。
【次の発言】 法務総裁に二、三点お聽きしたいと思いますが、先ず第一点は、法務総裁から今度の電産のストに対して地方に取締の指令をされたことがありますか、ないか、この点伺いたいと思います。
【次の発言】 私は最近地方の或る県に行きまして、地方地検から、本省からこういう指令が来たというので写さして貰つまものを、二、三枚に亘つて細かく書いてあるのを拜見いたしましたが、それは若しあなたが御納得が行かなければいつでも写しを取つて提出いたしますが、それでも今のような工合におつしやい……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第16号(1950/04/22、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 内容に入る前に、ちよつと、次官からで結構でございますが、お伺いして置きたいと思います。それは、さつき本会議で、私共の高瀬大臣に対する質問についての、本法案の取扱いに関する政府並びに自由党の態度についてお尋ねしたいのでありますが、非常にまあ抽象的なお話で、私共もあれではちよつとよく御意思が分らないのであります。従つて、これは速記を若し中止されるならば、中止されて御答施願つても結構でございますが、要するにこの法案は関係筋との強い関連のあることも私達は承知をしておりますが、そういう関係からして今国会で是非共成立させなければならんと、こういう点があつて、そうして政府或いは與党側がそういう……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第18号(1950/04/26、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 或る程シートに分けるとこんなになりますけれども、それを総合した日発なら日発で一枚、少くとも配電会社で一枚は総合したのがあります。せいぜいやつても、十会社だから十枚あればその送電系統の全貌が分るのがあります。そういうのがよいのではありませんか。
【次の発言】 今の説明を伺うとき、これは大変な書類ですから、そう細かくお願いできないでしようけれども、私共も尚勉強しなければならんのですが、とにかくポイントの点を一二点示して貰いたいですね、こういうテーブルですということだけではちよつと親切を欠くきらいがありますから、專門の行政府として、どこが一番重要なのかその点をやはり示して置いて下さい。……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第19号(1950/04/27、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 料金関係は、大体これに書いてあることは皆さんの十分お分りになつておるんだろうと思うのです。又私も大体知つていますが、だから説明をそう伺う必要はないので、それよりも昨日私が問題として提起しました点が重要なので、その点はもう少し堀下げるということで了解を私いたしたので、一応その外の資料についての説明を伺つて、後で料金問題は重点にやつて頂くということにしたいと思います。
【次の発言】 この農業用の電力新旧料金比較例ですけれども、これの基本になつておる電力料金の割当の関係はどういうふうにして計算されたのですか。
【次の発言】 そうすると、火力料金は絶対に徴收しない、そういう前提の下にやつ……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第20号(1950/04/28、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 先程青木さんの御公述の中で、開発と配電関係を一応分離する傾向にあるから、その方が望ましいのじやないか、こういう御意見がありましたが、これについてもう少し補足して御説明を願いたいと思いますことは、電気の特質上から行きますならば、発送配電の一貫経営ということが一番望ましいと思うわけでありますが、これに対してあなたのお考えになるのは今政府が提出しておる原案のごとくにブロックの私的独占のようなことが出る形においての発送配電の一元化が望ましくない、こういうふうにお考えになるのか、或いは全国的の規程における公益事業の本来の使命を果たさせるような一元化、こういうものでも工合が惡いとお考えになる……


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各種会議発言一覧(参議院1期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 決算・労働連合委員会 第6号(1947/10/06、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 先程吉川委員の御質問即ち本法案が國民の檢討の過程におきまして、まだ未成熟である。こういうことが指摘せられておるのでありますが、これについて齋藤國務大臣は、それは際限の問題であつて、國民の代表である國会にこの程度の時間を仮すならば、十分審議し得るものである。こういうことを仰しやつたのであります。ところが過日の十人の証人の人々の中で、半数以上の人々が不賛成を申述べたのでありますが、わけても全官の労働組合の人々、國鉄、全逓、教員並びにその他の全官の代表の人々が、挙つて反対の意見を表明したのであります。このことは、日本の全官吏が反対の意思を表明しておると私は認めるのであります。ところで今……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第7号(1947/10/08、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 先程人事官の三名の問題について、山下委員からお話がございましたが、政府の方の御答辯を伺つておりますと、結局人事院をして如何に敏速に、而も如何に民生的に、如何に公正に人事を行なわせるかということについて、三人が最も適常なものである。こういう御回答のように伺つたのであります。併しながら先程の兩院の會合いたしましたときにおける委員の意見の中にも、やはり公法研究會の人が唱えられた中には、更に民主的な而も公平な人事を行うためには、人事管理委員會のようなものを更に設けるべきであるというようなことが唱えられたと思うのであります。又全官勞の協議會の方の意見の中にも、人事官は少くとも一人は公務員か……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第9号(1947/10/14、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 官吏の能率増進の問題につきまして、いろいろ御発言がございましたが、そのいずれも勿論大きく関心を拂わなければならない問題であると思いまするが、ここでこの能率の問題に関連いたしまして、官吏の給與の問題が如何に密接に而も重要なフアクターを示しておるか、そうして現在の官吏の給與は如何に賃金労働者の各水準を見まして低位にあるか、こういうような問題についての能率増進対策についての御発言が乏しいように感ずるのであります。併しこの七十三條の第一項第三号にありまする「職員の元氣囘復に関する事項」、この言葉の表現は誠に奇妙な言葉に私は感ずるのでありますがこの職員の元氣囘復に関する根本的な問題は、これ……

第1回国会 電気・農林・鉱工業・運輸及び交通連合委員会 第1号(1947/11/21、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 電氣委員の粟山でございます。総理大臣に御質問いたしたいのでございますが、政府委員の方がおいでになつておりましようか。そうすれば総理からあとでお答え願うということにいたしたいと思います
【次の発言】 私はこの際光、熱、動力のエネルギー源の危機打開の問題に対しまして、総理大臣に御質問を申上げたいのであります。我が國の現状はどの角度から打診いたしましても満身これ創痍の一語に盡きるのでございますが、これこそ無謀なる戰爭の当然の帰結と申されております。併しこの創痍と雖も具さに檢討いたしますと、長年の戰争が生みました不可避的な原因も多々ありましようが、その過半は食糧の不足の問題といい、ンイフ……

第1回国会 電気・農林・鉱工業・運輸及び交通連合委員会 第2号(1947/11/29、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 もう電力の問題、更に綜合燃料対策の問題は、今朝の新聞で、國民が悲痛の感じを受けましたように、最後の最も深刻な関頭に入つた訳であります。今まで行政部の方でいろいろ手を打つたと言われておりますが、その結果が効果が現われていなくして、こういう状態に陷つてしまつて参りました。國会は、只今委員長報告の中にもございましたが、緊急に國民の代表として國民の声を率直に本会議で意思表示をいたしまして、具体的に申しますならば、私は一つの案として本会議で堂々と決議をされまして、そしてこれを國民に公表するとともに、政府に送り、政府を鞭撻する。こういうような途を講じて頂きたいということを提案いたしたいのであ……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第1号(1948/06/23、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私先ず最初にこの取引高税というのは非常に複雑な税でありますので、これに要するところの物件費、人件費というものは、恐らく政府の側においても、或いは納税者の側においても相当な負担に私はなると思いますが、そういつたようなものをどういうような工合にお考えになつているか、いわゆる冗費締約か現在非常に叫ばれておりまするときに、こういうような税に、らて相当負担が側面から來るということが考えられると思いますが、その点について御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 今政府側の方の物件費、人件費は大体二十一億程度だと、こういうことをおつしやる。そうして納税者側の方の経費については、若干印紙を取扱……

第2回国会 財政及び金融・労働連合委員会 第2号(1948/05/21、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 先程今井局長が言われた中で、この法律案で根本的に組合と食違いを起こしておる點は、組合の方は一月から三月までの、飽くまでも暫定のものであると了解しておるのに對して、政府の方は新給與が決まるまでの法律案であると解釋をしておる、こういう工合に言われたわけであります。その時にその證據書類として、組合に封する口頭申入事項、或いは西尾、加藤兩大臣の個人署名による了解事項、そういうものの中を謹めば、ひとりでに理由が分る、こういうような工合におつしやつたのでありますが、私共どうう讀んでもよく分らないのでありまして、よく分るところを一つ今井局長から御指摘を願いたい、こういう工合に考えております。

第2回国会 財政及び金融・労働連合委員会 第3号(1948/05/24、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は政府と全官公勞組の間の團體交渉による取り決めの處理に封ずる政府側の態度について、ちよつと御質問申上げておきたいと思います。今度の法律案の提案理由の説明書の一番最後を見ますと、その内容についても既に組合側と意見の一致を見ておりまする關係上云々とあります。このことは恐らくこの法律案について政府と全官公勞組との間に何らの食い違いも誤解もないと、こういうような工合の考え方で、至急に國會において審議をし、職員に實質的に賃金の支拂われるように善處を要望しておられることと思うのでありますが、私共が過日來政府側並びに全官公勞組側からお聞きいたしておりますところによりますと、この法律案自體に對……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 経済安定・商工連合委員会 第1号(1949/04/25、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 今長官と中小企業廳の長官から御説明がありましたが、主として生産計画の方を中心にお話し頂いたと私は了解しておりますが、問題は金融の問題に重点があると思います。そこで青木長官は八億或いは十億の枠のふくらまし程度ではいけない、見返り資金の運用についても関係筋の了解を得るように努めたいとおつしやいました。又中小企業廳の長官は、長期で而も八十億程度のものが必要である、中小企業の振興を望むならば、或いはこれをやらなければならんとするならば、是非ともこういうようなことに御努力願いたい、こういうようにおつしやつた。これはどちらも希望的な見解或いは観測でありますけれども、中小企業の振興に対して今こ……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第1号(1949/12/20、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はちよつと途中から参りましたので、或いはもうすでに御説明が終つておりますか、或いは私の理解の足らないところがあるならばおつしやつて頂きたいと思います。今日は大臣は見えないですか。
【次の発言】 実は私この間十七日の日に、この問題でいろいろな点を緊急質問したのですが、答弁の内容が私の了解し得ない点が多々ありますので、そういう点について補足的に質問をしたいと思います。  先ず第一に総理大臣は、私が今政府のとつておる自由経済復元の方向と、電力の統制撤廃をやられたことについては、全くまだ生産が需要を越していないのだから、その理論的の矛盾があるということを指摘して、これには何か含みがある……



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データ更新日:2022/12/18

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