松浦清一 参議院議員
4期国会発言一覧

松浦清一[参]在籍期 : 2期- 3期-| 4期|- 5期
松浦清一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは松浦清一参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院4期)

松浦清一[参]本会議発言(全期間)
2期- 3期-| 4期|- 5期
第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 参議院本会議 第26号(1957/04/17、4期、日本社会党)

○松浦清一君 私はこの際、第五北川丸沈没事件に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、去る十二日瀬戸内海で遭難をいたしまして、百十数名という多数の犠牲者を出しました第五北川丸の遭難事故に対し、その責任の所在と善後処置並びに将来の海難防止対策等につきまして、運輸大臣並びに大蔵大臣に若干の質問をいたしたいと存じます。  この第五北川丸は三十九トン、船令三十三年の老朽木造船であります。この日十二時、乗客二百三十三名を乗せまして、生口島瀬戸田港を出港して、尾道に向いまする途中、船長が乗船して、わずか一カ月しかたちません十六才の少年にかじをまかせまして、乗客の切符を調べ中に起った事故……

松浦清一[参]本会議発言(全期間)
2期- 3期-| 4期|- 5期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院4期)

松浦清一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期- 3期-| 4期|- 5期
第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 予算委員会 第4号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○松浦清一君 私は日韓会談の経過、それから抑留されておる漁民の送還問題等につきまして、総理大臣、外務大臣、大蔵大臣に質問申し上げようという予定をしておったのですが、総理大臣、外務大臣がおいでになりませんので、大蔵大臣の所管に関する部分のみについて御質問申し上げたいと思います。  その分だけですと、ここへ出てこないでいいんですが、議席がはなはだ後の方なのでまかり出て参ったわけです。  この問題については、先月の三十日の農林水産・外務の合同委員会において、わが党の安部委員から総理、外務大臣に御質問を申し上げた。先般衆議院の本会議で、やはりこの問題についてわが党の今澄委員から総理、外務大臣等に御質問……


■ページ上部へ

第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1957/07/29、4期、日本社会党)

○松浦清一君 海運関係の方、お見えになっておりますか。船舶や港湾関係の方でもしおわかりでしたらお願いいたします。
【次の発言】 それでよろしゅうございます。

第26回国会 運輸委員会 第3号(1957/02/19、4期、日本社会党)

○松浦清一君 すでに運輸大臣もお聞きになって問題は御承知であろうと思いますが、過ぐる十日の夜、和歌山県の日の岬沖の五マイルの海上で、徳島県海部郡の船磯庚一という人の所有いたしておりました高砂丸という五十トンの機帆船が遭難をいたしました。船長の藤枝義太郎君ほか三名の乗組員が救いを求めておるときに、ちょうどデンマークのエレン・メルスク号という船が通り合せまして、この船員を救助するために救命ボートを下していろいろ救助されたわけですが、その中で機関長のヨハネス・クヌッセンさんは、みずから救命道具をつけまして海中に飛び込んで、溺れている船員を救助しようといたしました。結局救助されませんでしたけれども、そ……

第26回国会 運輸委員会 第閉会後6号(1957/10/28、4期、日本社会党)

○松浦清一君 海連局長、それから運輸次官にちょっとお伺いしておきたいのですが、最近パナマ、リベリヤ、ホンジュラス、コスタリカというような今まで海運にあまり関係のなかった国々に船籍だげを持っていって運航している船が非常にふえている。なぜこれらの国に船籍を持っていくかというと、税金を取られない、それから船体検査が厳重に行われない、労働条件についての監督が少しも行われない、そういうことで非常に運航コストが安いということですね、いわばずるく世界の船を持ちたい、今まで船主であったものもあろうし、なかったものもあろうし、ここに船籍が集中されているという傾向が世界の海運に非常に大きな打撃を与えている。そうい……

第26回国会 運輸委員会 第7号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○松浦清一君 御配付いただいた「運輸と国民生活」という非常によく御調査になった資料をいただいておりますが、この百三ページから百四ページにかけて「海上交通と海難」というのがあって、海難がどうして起るかといういろいろな事情がここに書かれておりますが、船舶職員法の法案審議に際して、海難という問題はきわめて密接な関連があるわけであります。ここには何%何%という種類別の海難の原因が書かれておりますが、船舶の隻数で、海上保安庁とも連絡をおとりいただいて、昭和十年前後三年くらい、それから戦争後の漁船と商船に分けて、事故の種類別と隻数を書いた表を御提供願いたい。  それからもう一つわかりますれば、アメリカとイ……

第26回国会 運輸委員会 第15号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○松浦清一君 運輸省が立てられております港湾の細部計画について御質問申し上げるのでありますが、計画そのものには積極的に賛成をしておるわけですが、法案と手続上の関係ですね、常識的に判断をすれば、法律を作って、そして申請がある場合には、それを受理して予算を組み立てていく、こういうことが順序のように思うのですね、ところが、法案が提出されると同時に、整備計画がすでにできておるというこの関係はどういうことですか。これは無理のないことなんですかね。
【次の発言】 発言中ですが、皆大へん腹も減っているし、おそいから、その内容はわかっておるのです。そういう手続上の矛盾はないかというのです。

第26回国会 運輸委員会 第16号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○松浦清一君 新線の計画をするときに、当局側の方で先に予定を立てて、そうして審議会にかけるのですか。審議会の方から、こういう所に新線をやらなくちゃいかぬというような、そういうような扱い方ですか。

第26回国会 運輸委員会 第21号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○松浦清一君 修正点についての御説明がございましたが、海難防止に関する事業という、その事業を営んでおる範囲ですね、どういうことをやっておるのが海難防止事業というか、いろいろあるのですね、この海難防止の仕事をやっているのは。
【次の発言】 關谷さんも多分お聞きになっているだろうと思いますけれども、海員掖済会あたりが海難防止に類似した事業をやっているのですね。たとえば航海中に乗務員が大けがをするというような、そういうような事故が起ったときは、電信で処方のことの打ち合せをやったり、いろいろこの事業をやっていることは御承知の通りですが、これを改正するということをお考えになった際に、掖済会のやっているよ……

第26回国会 運輸委員会 第22号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○松浦清一君 船舶職員法の一部を改正する法律案は、内容的には御質疑を申し上げる点が全くないというわけではないのでありますが、総評を中心とする春闘問題にからみまして、御承知の通り国鉄の諸君が大量に解雇されるというような事態が発生をいたしましたし、当委員会といたしましては、この問題はきわめて重要であると思いまするので、本件に関しては、海上航行安全審議会で多数の各界の専門家の諸君が集まって、前後三十回にわたり審議を重ねた結果、その答申に基いて作成された案でありまするので、この際、質疑、討論を省略をして、直ちに採決に入られんことの動議を提出いたします。

第26回国会 運輸委員会 第23号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○松浦清一君 あまりモーターボート競走そのものの内容が詳しくわかりませんので、質問も当を得ないかもしれませんが、競走が実施されるときに車券を売ったりなんか、臨時に雇われていく人がだいぶ多いようなんですが、そういう人たちはどういうところが雇用して、どういうような状況になっておりますか、お知らせ願いたい。
【次の発言】 そうしますと、大体一ヵ月に日当のもらえる日は十二日ぐらいですか。
【次の発言】 大体平均にして月十五日くらいだという話なんですが、そのくらいになりますか。
【次の発言】 日当はどれくらいですか。
【次の発言】 私も聞いたばかりなんですが、関西の方では日雇労働保険に入って、休んでおる……

第26回国会 運輸委員会 第24号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○松浦清一君 今度の国会では、中小企業者の団体を組織するという法律案、環境衛生に関する法律案等が出まして、その機会に海上運送の中小企業中のさらに低位な中小企業にある小型船の海運組合を組織するという法律案が出て参りましたことは、相関連して最も時宜に適した御提案だと思います。ところが、この法案が出されましてから、折に触れて衆議院の関係のある方々との間においてもいろいろ御懇談申し上げてきたのでありますが、この法案全体を通して若干満ち足りないところのあることを痛感しておるのであります。  その第一点は、言葉の表現は悪いかもしれませんが、この組合の中に組織せしめようとするいわゆる小型船の経済的な地位、そ……

第26回国会 予算委員会 第17号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○松浦清一君 私は外交に最も関係の深い日本の漁業問題全般について、外務大臣、農林大臣、大蔵大臣に若干の御質問を申し上げたいと思います。従って、全体の質問の要点が漁業問題におおむね限定をされておりまするので、御多忙中の農林大臣に出席を願うために、若干委員会の審議の時間をお待ちを願いましたことを、まことに恐縮に存じております。  まずお尋ねをいたしたい第一の問題は、日ソ漁業委員会が、新聞等に報じられておるところによりますると、大体大詰めに近づいてきておる模様であります。今までこの委員会における質疑を通して断片的に問題となりましたけれども、系統的にその経過の御質問を承わっておりません。従って、この委……


■ページ上部へ

第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 運輸委員会 第2号(1958/01/28、4期、日本社会党)

○松浦清一君 今の風速の関係ですが、海上保安庁から出ておる沈没事件概要の「当時の気象状況は、南々東約一五米で、小雨、」、これは風速のことでしょう。
【次の発言】 沈没の原因を究明するのに、その当時の船の位置における風速というものは非常にこれは重大な問題だと私は思います。ですから、どういうふうな調べ方をしてもどうしてもわからぬというのは、これはどうしようもないのですが、これを一つわかるようにできるだけの努力をしてもらいたいと思います。この南海丸が沈没をした直接の原因については、今のところ、風浪のために転覆をしたというような非常に強い世論がありますけれども、私はまだそう即断する段階ではないと思いま……

第28回国会 運輸委員会 第5号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○松浦清一君 熱海と大島との間の旅客の定期航路事業につきまして、三十一年の五月二十一日に東海汽船株式会社から、また同年同月の二十三日から伊豆箱根鉄道株式会社から許可申請が出ておりましてそれに関連をして熱海並びに大島各港間に非常に大きな政治問題になっておる、こういうことになっておりますが、その経過について詳しく御報告を願いたいと思います。運輸大臣はこの問題についてはよく御承知のはずでありますから、ごくこまかい事務的な問題につきましては、海運局長でもけっこうでありまするけれども、事政治問題化している事態でありますので、主として運輸大臣から御答弁を願いたいと思います。

第28回国会 運輸委員会 第7号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○松浦清一君 先ほど中村委員の質問に対する運輸大臣の答弁の中で、財政支出の百八十億円で十分海運増強の目的を達成することができるというふうな答弁がございましたが、まあ、海運というものは、御承知の通り国際的な好景気、不景気の影響というものが一番先にあるもので、ある年には非常に好況の波に乗って船舶の不足を告げ、また、あるときには不況の関係で船腹の過剰を来たす、こういう波があることは申し上げるまでもないことであります。しかし、問題は、一昨年から昨年あたりにかけて、いわゆる神武景気といわれたその好況の波に乗って、船腹の不足を告げておったのですね。昨年の中ごろから本年にかけては、大体船腹は過剰を、世界的な……

第28回国会 運輸委員会 第10号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○松浦清一君 柴谷委員の質問継続中ですが、私、ちょっと用件がありまして席をはずさなければならぬので了解を得まして、国鉄当局に資料の提出を求めたいと思います。  昨年の春の国鉄機関車労働組合の春闘以来、組合側と当局との間に労務関係の問題について、昨年来この委員会においてしばしば議論をされている。組合側の出身、国鉄出身の議員諸君と国鉄当局との間に独走的な議論が展開されて私どもその内容をはっきりつかんでいないところがあるから、運輸委員として少し勉強させていただきたいと思いますので、これから申し上げる資料を御提出願いたいと思います。  昨年の七月の六日付で当局から機関車労働組合の本部に対して通告した文……

第28回国会 運輸委員会 第12号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○松浦清一君 昨年の春の国鉄当局に対する国労、それから機関車労組の春闘がありまして、その後この委員会でも、衆議院の委員会でも、労使の関係の正常化をすみやかに期さなければいかぬじゃないかと、こういういろいろ質問が出まして、当局側からもそのことのために努力をしているというような御答弁がございました。主として国鉄関係出身の議員諸君からの質問で、当局と国鉄関係の議員諸君との間に激しい論争がかわされておったのであります。私はこのことについてきょう発言するのが初めてです。じっと見ておりまして、いつまでたっても当局と組合側との関係が対立の頂点に達したままで進展しない、こういう現状を見るに忍びないで、少し私も……

第28回国会 運輸委員会 第15号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○松浦清一君 私は、本件に対して賛成の討論を行います。  従来海難事件に関する審判は一般刑事裁判と並行し、ときには刑事裁判が先行する事件が少くなかったのであります。この種の事件は、そのときの気象状況、船型、船舶の耐風性等、その原因を探究することが先決であることは申し上げるまでもございません。従来もしばしば問題になりましたように、刑事裁判よりも海難審判を優先し、かつ、その審判を迅速に行う必要があります。しかるに、多数の人命に損傷を与える忍びがたいこの犠牲に対しまして、早期の結審が強く要請されるにかかわらず、海難審判の処理に当って、海難審判関係職員の定数並びにその待遇は必ずしもその要請に沿い得るも……

第28回国会 運輸委員会 第18号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○松浦清一君 ことしの一月二十六日の夜、南海汽船の南海丸が、沼島の付近で遭難をいたしましたことは、法務大臣御了承の通りでございます。このために、乗組員二十八名と百三十九名の乗客が、全員死亡してしまったと、こういう事件があったのでございます。そこで、この委員会でも、この遭難の原因をいろいろ検討して参りましたが、その一つとして考えられることは、当時の気象の観測並びに伝達の方法に誤まりがあったのではないかということが一つ。それから船体構造の関係で、予想される強風に耐えられる状態でなかったのではないかということが一つでございます。それから、ああいうふうな旅客船は、相当競争が激しいので、そういう営業上の……


■ページ上部へ

第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 運輸委員会 第5号(1958/07/02、4期、日本社会党)

○松浦清一君 ちょっと席を立っておりましたから、その間に何か、長期計画の点に関連して高良委員が質問いたしておりましたから、あるいは御答弁があったのかもしれませんが、ここにある新長期経済計画というのは、三十七年度まででございますね。昨年立てられた五カ年経済建設計画の一環としての方針でございますね。そうしますと、昭和三十七年までにこれこれの港湾を整備しなければならぬというふうに書かれておるわけですが、こういう経済計画なり、政策を立てるときには、一つの目標をきめられるということは、これは何党にかかわらず、それがどうのこうの言うのではない、われわれが現実に知りたいのは、もうすでに二ヵ月たてば来年度の予……


■ページ上部へ

第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 運輸委員会 第2号(1958/12/22、4期、日本社会党)

○松浦清一君 今、計画造船の将来を見通しての計画上の可否についていろいろ議論があるところでしょうが、当面の問題として、二十五万トンの建造を達成せしめる、その金融のもとになる財政資金の大蔵省との交渉の経過ですね、それだけ一つお答えを願いたいと思います。これが解決いたしませんと、せっかく二十五万トン計画されても、また去年みたいに問題になりますから、希望するところは、しっかりとこの財政資金の融資措置についての折衝をやってもらいたい、こういう点、経過をちょっと御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 来年はどうですか、今折衝最中というのですけれども、その経過は、わかる範囲内で……。

第31回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1959/06/19、4期、日本社会党)

○松浦清一君 自動車の事故に関連してちょっとお伺いをしたいのですが、乗用車のことですが、乗用車の数が多いことが事故の発生の原因になるかどうかということを、専門的にどう解釈しているか知りませんが、自家用車は届け出をするというと何台でも許可されるものなのですか。
【次の発言】 これはまあいいか悪いかという問題は別問題として、最近自家用車を利用して営業を行うという傾向が総体にふえつつあるようですが、一般的な傾向としてはどういう状態でしょうね。
【次の発言】 実際そういうことがあるかないか知らないのですけれども、東京あたりではハンカチ・タクシーといって、ハンカチを売って、そうしてハンカチを買ってくれた……

第31回国会 運輸委員会 第8号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○松浦清一君 私も、法律案の内容について知らないところがだいぶございますので、二、三お伺いいたしたいと思います。  この法律案の目的は、法律案の冒頭に示してあるように、船舶の輸出の振興及び海運業の健全な発達に寄与することを目的として、この造船業の合理化を促進することを要望する。その合理化の基本計画が四つばかり書いてありまするが、海運造船合理化審議会の意見を聞いてその合理化の基本計画をきめると、こうなっておりまするけれども、大体、今までの海運造船合理化審議会の造船に対する審議の経過等見ておりますというと、やはり原局の方から資料を出し、原局の方から案を出して、そうして合理化審議会で検討してもらうと……

第31回国会 運輸委員会 第9号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○松浦清一君 簡単に申せば、相澤委員の賛成意見と同様に、私も賛成をいたしたいと思うのであります。  ただ、この法案は、三千トン未満に限定をした中小鋼船の造船業者に対する問題でございまするけれども、日本の造船と海運の大もとの政策につきましては、いずれ運輸大臣と意見を交換させていただく機会があろうと思います。ただ気にかかりますのは、三千トン以下と申しましても、二千トンないし三千トンの船を作り得る造船所と、五十トンぐらいのものしか作れない造船所と、ずいぶんたくさんあるわけであります。結局三千トン級の船を作れるような造船所においては、相当の政治力を持っておることが、中小企業たる造船所の中ではあろうかと……

第31回国会 運輸委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○松浦清一君 相澤委員から、各般にわたって、非常にうんちくのある質問をされましたので、私は、もう質問の要がないかと思いますが、私の立場から、若干の御質問を申し上げたいと思います。今まで、いろいろの公団がございますけれども、今度の国内旅客船公団法のごとく、これらの船を利用している人たちの人命、財産等にかかわる重要な公団組織はないように思われます。  提案理由の説明にもありますように、本土周辺の離島関係に使われておりますこの旅客船が二千百隻もある、一年に七千五百万人の人たちが、これらの船を利用して交通をしておる。しかも、その二千百隻のうちで、二十トン以上の九百一隻について調べた統計がここにあります……

第31回国会 運輸委員会 第18号(1959/04/27、4期、日本社会党)

○松浦清一君 運輸大臣はだいぶしばらく参議院で一緒におられたわけですが、まあ大臣席に着いて、特に運輸大臣となられて初めてここにおいでになったわけであります。  きょうは大体委員会を開きます目的が、志免炭鉱問題に重点が置かれておりまするので、いつか機会があれば海運問題について、海運の諸政策の問題について十分御質問申し上げたいというっもりでおりましたが、きょうの委員会を開いた趣旨が、志免炭鉱に重点を置かれている関係で、簡単に今懸案になっている問題を二、三お伺いを申し上げまするから、御答弁を願いたいと思います。  第一の問題は、三月十四日の予算委員会で、ILO条約の、特に海運問題に限定したわけではご……

第31回国会 予算委員会 第10号(1959/03/14、4期、日本社会党)

○松浦清一君 きょうは、大蔵大臣、運輸大臣、通産大臣、労働大臣等の御出席を願いまして、日本の計画造船に関する問題、また、フィリピンに対する高速貨物船の輸出に関する問題、また、ILO条約あるいは勧告の批准等に関する問題について御質問申し上げたいと存じます。  計画造船についての御質問を申し上げる前に、一言お断わりを申し上げておきたいのですが、今度の国会が始まりましてから、衆議院等におきましてこの問題が取り上げられまして、たびたび論議がされておりまするが、きょう私が計画造船について御質問を申し上げまする事柄は、社会党の大会の決定に基く海運政策に従いまして御質問申し上げるのであって、今までの質疑の過……


松浦清一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期- 3期-| 4期|- 5期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院4期)

松浦清一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期- 3期-| 4期|- 5期
第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○松浦清一君 おとといの予算委員会の総会で、日ソ交渉の問題に関連して、あなたのおっしゃられた日米加漁業条約の第十条の第三項ですね、僕の理解が違うかもしらぬが、「締約国は、この条約の実施の五年後から一年の間に、本条の取締規定の実効性を検討するため、また、望ましいときは、それを一層実効的に実施する方法を審議するため、会合することに同意する。」こうありますが、そうすると五年たってその後の一年の間に、もしこの条約に改訂する必要ありと日本が考えたときに、これを申し入れをしてそうして会合する、こういうふうに理解をしていいのですかね。
【次の発言】 この間新聞でちょっと見たのですが、何か生物科学分科会ですか……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1957/03/31、4期、日本社会党)

○松浦清一君 国鉄の方に少し教えてもらいたいのですが、一昨日の運輸委員会、運賃法の一部改正法律案が通過いたしましたときに、五カ年計画を完全に遂行するためにはどうしても要員の拡充整備が必要であるという決議が全会一致で採択されておるのです。今から、今からじゃない三十年の五月ですね、紫雲丸が遭難事故を起しましたときに、私、本会議で緊急質問をいたしました。国鉄の船舶部門の拡充強化をはかる必要がないか、こういうことをお伺いしたことがあるのですしそのときのことを実は今速記録を持ってきて見ますと、当時国鉄が、今どうか知りませんが約七万トンを保持していて、七十三隻、七万トン、船員数四千五百人、これは当時にして……



松浦清一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期- 3期-| 4期|- 5期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

松浦清一[参]在籍期 : 2期- 3期-| 4期|- 5期
松浦清一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 4期在籍の他の議員はこちら→ 4期参議院議員(五十音順)  4期参議院議員(選挙区順)  4期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。