このページでは河野謙三参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○河野謙三君 ただいま議題となりました昭和三十二年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案につきまして、大蔵委員会の審議の経過並びに結果を御報告いたします。 昭和三十二年産米穀については、所要数量の確保をはかるため、生産者からの事前売り渡し申し込みによる集荷制度が実施されたのでありますが、本案は、昨年と同様、昭和三十二年分の所得税について、その売り渡しの時期の区分に応じ、玄米一石当り平均千四百円を非課税とする措置を講じようとするものであります。 委員会における審議の詳細につきましては、会議録によって御承知願いたいと思います。 質疑を終了し、討論、採決の結果、全会一致をもって、衆議院……
○河野謙三君 ただいま議題となりました国庫出納金等端数計算法の一部を改正する法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 現在、国及び公社等の収入金及び支払金は、会計事務の簡素化のために、国庫出納金等端数計算法の規定によりましてその端数を整理することとなっておりますが、その端数整理が受け払いの段階でなされることになっておりますために、債権または債務の金額と一致せず、事務処理上、簡素化の目的を十分に達し得ない欠陥があったのであります。 本案は、この欠陥を改めるとともに、民間の取引慣行にもかんがみまして、債権債務の金額自体について端数を整理せしめることとし、その方……
○河野謙三君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案について申し上げます。現在、フィルター付紙巻たばこの世界的流行と強い国内の発売要望により、フィルター付紙巻たばこ「ホープ」を、また、新しい需要層を開拓して売れ行きの増進をはかるため、ハッカを主とした特殊加香の両切り紙巻たばこ「みどり」を試製販売中であります。 本案は、その売れ行き状況はいずれも良好であるにかんがみ、今後継続して販売するため、「ホープ」十本当り四十円、「みどり」十本当り二十五円を本法の価……
○河野謙三君 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う関税法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 本案は、合衆国軍隊の構成員等の用に供するため、免税で輸入された物品が譲渡された場合における関税法等の適正な執行をはかるため改正を行おうとするものであります。 すなわち、そのおもなる点を、申し上げますと、譲渡された場合、関税減の適用については、申告がなくとも同法の外国貨物とみなし、関税並びに国内消費税を徴収しようとするものであります。また、夫納税の譲り受け物品を……
○河野謙三君 ただいま議題となりました四法律案につきまして、大蔵委員会の審議の経過並びに結果を御報告いたします。 まず、たばこ専売法の一部を改正する法律案について申し上げます。 第二十六国会において、平林剛君ほか三十八名の発議にかかわる、たばこ専売法の一部を改正する法律案が提出され、次いで、改正内容を異にした政府案も提出されたのでありますが、両案ともに結論を出すに至らず、審議未了となったものであります。本委員会においては、閉会中、たばこ専売法改正懇談会を設け、数次にわたって慎重に審議した結果、一応の了解事項が得られましたので、政府は、この趣旨に基き、今国会に再度提出することとなったものであ……
○河野謙三君 ただいま議題となりました二つの法律案につきまして大蔵委員会の審議の経過並びに結果を御報告いたします。 まず、補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案について申し上げます。 補助金等の整理合理化をはかるために、それぞれ停止または減額を規定した補助金等の臨時特例等に関する法律の有効期限は、現在、昭和三十三年三月三十一日限りとなっているのでありますが、本案は、同法の有効期限を昭和三十四年三月三十一日まで、さらに一カ年間延長することにしようとするものであります。 委員会の審議におきましては、補助金、出資金等の整理合理化についての政府の基本構想等について質疑がありました……
○河野謙三君 ただい議題となりました外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案につきまして大蔵委員会の審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 外国為替及び外国貿易管理法は、外国貿易の正常な発展をはかり、国際収支の均衡、通貨の安定を確保することを自的とし、国際通貨基金協定の精神にのっとって制定せられているものでありますが、本案は、最近の外国為替に関する海外の動向にかんがみ、外国為替相場に関する規定を改めるとともに、管理の適正を期するため、質問検査に関する規定の整備をいたそうとするものでありまして、その大要を申し上げますと、現行法では、外国為替の直物売買相場の変動範囲が、基準及び裁定の……
○河野謙三君 ただいま議題となりました二つの法律案につきまして大蔵委員会の審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案について申し上げます。本案は、さきに成立いたしました地万交付税法の一部を改正する法律において地方交付税の税率を二六%から二七・五%に引き上げることとなるのに伴いまして、一般会計から交付税及び譲与税配付金特別会計に繰り入れる金額で、所得税、法人税及び酒税の収入見込み額を基礎とするものの算定の基準となる割合についても、昭和三十三年度以後、同じく二七・五%に引き上げようとするものであります。 委員会における審議の詳細は、……
○河野謙三君 ただいま議題となりました二つの法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 まず、相続税法の一部を改正する法律案について申し上げます。 現行相続税は、遺産の分割の状況によって税額が著しく異なり、また、税負担そのものがなお重い現状にかんがみ、今回、課税方式の変更、課税最低限の引き上げ及び税率の緩和により、中小財産階層の負担を大幅に軽減しようとするものであります。 本案内容のおもなる点を申し上げますと、第一点は、現行の遺産取得課税方式を改め、資産の総額から一定の基礎控除を行なった後の価額を、法定相続人が民法の相続分に従って相続するものとした場合……
○河野謙三君 先ほど来の両党の意見を聞いておりますと、これは私の想像ですから、失言にわたるかもしれませんから、あらかじめお断りしておきます。どうも大事なことを包んでおいて、うらはらの議論をしておると思う。問題の急所は、私の想像では、もし副議長が議長と同時に辞表を出して、事務総長が選挙の掌に当る場合には、議事がうまく進まないで、議長の選挙が非常におくれやしないか、こういう心配を自由党の皆さんはしておられるのだと思う、私は当然だと思う、その心配は。あるいは、そういう痛くもない腹を探られて、疑をかけられておる社会党の方も迷惑だと思う。そういうことは毛頭ないと思う。そうであるならば、この際に、社会党の……
○河野謙三君 私は別にとんでもないことを言うのではありませんが、この機会に議会生活何十年、しかも常に党の領袖または幹事長としての経歴を持っている議長に、私は一つお教え願いたいと思うのですが、議長が議会生活長年にわたる間において、いろいろの御経験をされたと思いますが、その間において、明治から大正、昭和にかけて、党人が議長になる場合に、党自体が党籍離脱を、与党も野党もお互いに決議して、党を離れて議長席に着かれ、また着かしめたという例も多々あるわけですね。それからそうでない、現在のような運営もあります。この両者を比較いたしまして、松野議長として、長年の経験に徴して、どちらが議会の運営がうまく行ったか……
○河野謙三君 私、農林委員会に出戻りで、しばらく御無沙汰しておりましたので、事情が暗いので、ちょっとお尋ねしますが、被害調査はだれをしてやらしめるか、どういう方法で被害調査をするか、どういうふうにお考えになっておるか、これを伺いたいと思います。
【次の発言】 今の……。
【次の発言】 そうすると、参考資料として統計調査部の調査数字を使う、こういうことですか。最終的の決定は、統計調査部の資料というものは単に参考にすぎないということですね。
【次の発言】 そういたしますと、農業共済の方の数字とはおのずから別個のものが出てくると、こう解釈してよろしいですか。
○河野謙三君 私、後日のために申し上げますが、こういうような委員会の運営につきましては、理事会をお開きになって……。
【次の発言】 理事会でもっとよくきめられまして、それに従ってやつでいただかんと、いつもこういう問題になると思うのですよ。理事会はどういう御決定になっているのですか。
【次の発言】 理事会はどうなっているのですか。
【次の発言】 委員長、理事会の決定に従ってやって下さい。
【次の発言】 今の水産庁長官が日、米、加、英国等に関してのみ三海里説は適用されておるけれども、その他の国においてはおおむね、慣例というか、情勢の変化というか、そういう主張はもうほとんど消えているということなんで……
○河野謙三君 私は根本問題で簡単に伺いたいのですが、現在の農業委員会法の運営なり、法そのものに欠陥があるから、改正をしよう、こういうことなんだが、ところが、現在の農業委員会の運営にどこに欠陥があるのだということについて、認識が少い。私は農林省が甘いのじゃないかと思うのですがね。現在の農業委員会は、私の承知しておる範囲では、農地の事務の執行でしょう、これが第一でしょう。これが大体現状は、町村役場に実質は移して事務をやっておるというのが大部分じゃないかと私は思うのです。それから交換分合にしても、米の予約とか供出とか、こういう問題の事務にしても、これは農業協同組合の生産班といいますか、実行組合といい……
○河野謙三君 きわめて小さな問題ですけど、具体的な問題で一つ、これは川上さんでもけっこうです。中小企業の金融の問題の一番の出発点は、特殊金融機関に、より使い資金をできるだけ豊富に持たせるということから出発すると思うのですよ。そこで、考えられることは、各都道府県で水道とか、電気とか、ガスとか、埋立てとか、そういうふうな各県が特別会計で企業をやっておりますね。それは、その場合には、自治庁なり大蔵省に所定の手続をして起債を仰いでおりますね。この資金が各県に行きますと、私の知っておる範囲では、市中銀行に結びついておるという例が多いのですよ。こういう資金はですね、私は各府県を指導して、いわゆるその特殊金……
○河野謙三君 ちょっ今の海野さんの質問に関連してお尋ねしますけれどもね、消費者に迷惑をかけないように万般の制度上また法律上の制限が加えてある、こう言われますけれども、私はそういう制度とか法律の力とかいうことで抑えられない一つの矛盾があると思うのですよ。そこで伺いたいのは、この法案が通りました後におきまして企業許可制をしくのですか、新たに商工業の業を営もうとする者に対しまして、何か制限がございますか。私は時間の関係で、自分の尋ねたいことを、もっと気持を申しますと、この前百貨店法案のときに通産省から資料をいただきますと、百貨店の掘り上げがふえたことによって、中小企業の売り上げが減ってないのです。百……
○河野謙三君 この機会に簡単に一つ伺いたいのですが、この法案に大部分の全国の中小企業者は期待しておることはもちろんでありますが、同時に、この中小企業老以外の消費大衆が非常にこの法案通過以後におきますところの不安を抱いておることは、事実で断ります。そこで、私は伺いたいのでありますが、現在非常に混乱しておる、非常にむだの多いこの日本経済の中の流通機構、この流通機構が、この法案通過後におきましてどういう点とどういう点が合理化されて、そうして消費者にはどれだけ利便がもたらされるかという、何か具体的なものをお持ちでございましょうか。ただこの法案が通って中小企業者が安定し、そのしわ寄せが消費者にいくという……
○河野謙三君 もう十二時まであと二、三分しかありませんが、一点だけ午前中伺いたいのですが、それは調整規程の運用の問題ですけれども、実際ある組合、たとえば電気器具の組合が価格の協定をしたい、販売価格の協定をしたいという場合に、届出がありますね。その場合に、その価格の内容の検討、これはどの範囲にやられるか、これを伺いたい。
【次の発言】 言葉が足りませんでしたが、私が聞きたいのは、価格の検討の範囲と私が申し上げたのは、たとえばラジオならラジオ、ラジオ業者だけの一体調査にとどまるのか、ラジオを生産しているところの電気器具のメーカーの原価計算にまで入って検討するのか、仕入れ価格が妥当か妥当でないかとい……
○河野謙三君 政務次官が、ボスの跳梁を防止するためには、組合員の自覚に待たなければいかん。その通りです。ただ組合員が自覚を持って、この本法案が通った暁ですよ、もろもろの組合の組合員が自覚を持って、ボスの防止ができるかどうかというのが問題なんです。あなたがおっしゃるように、およそ健全な組合活動というのは、組合員が自我を持って、利己心を持って積極的に組合に働きかける、そういう組合員のもとに組合活動というものは健全に発達する。ところが、日本の現状はそういかないのですね。もうこの法律が通って、今度は皆がそういくということは考えられないのですよ。たとえば農村関係のいろいろな協同組合にしても、あなたの選挙……
○河野謙三君 ちょっと、私はお尋ねしたいことがあるのですがね。
【次の発言】 説明前に。
【次の発言】 説明の中にもあるでしょうが、第一に伺いたいことは、希望配給を減らした理由を伺いたいのです。どういう根拠で希望配給の日数を減らしたのか。
【次の発言】 そうしますと、希望配給の数量が非常にふえてきた、このままでいくと米が足りなくなる、だから減らした、こういうことですか。それ以外の理由はないのですか。
【次の発言】 私は、今の理由が一つの大きな理由であることはわかります。これについてはあまりにも政府は無策だと思うのですが、もう一つ私が考えられる理由は、食管の会計に、今のような状態で希望配給がふえ……
○河野謙三君 その点は異議ございませんが、今すでに表に出ておる今の国鉄運賃と農林水産物資に及ぼす影響とか、それから米の値上げの問題とか、こういう問題は一応説明を求めたらいいのじゃないですか。
○河野謙三君 この件ではないけれども、市場のことでちょっと聞いていいですか。
【次の発言】 ちょうど経済課長さんの顔を見ましたから、私かねがね考えていることですが、最近全国的に温室の花卉栽培、それから路地の栽培、花卉の栽培が非常にふえましたね。ところがその花卉栽培をやっておる農家の取引状況をみますと、非常にこれは農家が代金の回収に困り、また代金の回収不能になっておるという状態が多いのですね。これにつきましては、花卉栽培が今後ますます広範にわたって非常に盛んになってくると思う。その場合に私は花卉栽培も、花卉も市場法の適用の範囲外にいつまでも置いていいかどうかということに疑問を持っているのですよ。……
○河野謙三君 運輸省から先に聞きたいのですが、先ほどの御説明で、最近の傾向が遠距離輸送が非常にふえてきたということ。これは絶対量がふえたということですか、パーセンテイジにおいて遠距離輸送がふえてきた、こういうことですか。そうであれば、そのラフな数字でいいから、説明をしていただきたい。 それから遠距離輸送がふえてきた原因はどういうところにあるのか、その結果、海上輸送が陸上輸送に転移されてきておるという傾向なのか、それも一つ教えて下さい。 それから交錯輸送がふえてきたように聞いておりますが、交錯輸送がふえてきたというのはどういう原因なのか、交錯輸送がどういう程度にふえておるか、交錯輸送の増加率……
○河野謙三君 そうすると、その両省の事務当局で取りかわしている文書と、それとは別に、両大臣並びに与党が入っての了解事項と、二つあるわけですね。そうなりますか。
【次の発言】 そうしますと、との両大臣並びに与党の幹部が取りかわした了解事項というものは、事務当局から発表できないことは当然であります。そこで、与党の代表として出ておられる農林委員長に、その重大な了解事項を発表していただきたい、私はこう思います。責任をもってお答えできますか。そんなこと、できなくちゃ、しょうがないじゃありませんか。
【次の発言】 それは、事務当局の取りかわした文書を発表するということは、そのときになって両大臣の了解事項と……
○河野謙三君 ちょっと、発言中ですが、今の御説明は、われわれが大体資料を読むという範囲を出ないのですが……。
○河野謙三君 運輸省なり防衛庁ではっきりしてもらいたいことは、掃海ということは急がぬでいいのかどうか。ゆっくりでもいいのか、急がなければならぬのか。その点をはっきりしてもらいたい。もし急がなければならぬということになれば、何がために今日までおくれておるか。物理的原因なのか、予算の面なのか。そこのところをはっきり教えてもらいたい。これはさっきから聞いていると、予算の面であるようであるし、物理的の原因であるようでもあるし、またいろいろ聞いても、急がぬでもいいような印象を受けるが、どうなんですか。そこをはっきりして下さい、どこに原因があるのか。
○河野謙三君 関連して。今度調査会に諮問されようという事項は、これを現在の米価審議会に諮問をされましてもね、違法でもなければ、おかしくもないと思うのですよ。現に、今までの米価審議会の速記等をごらんになればわかりますけれども、米価審議会というものは、現実に相当幅広く、あらゆることを論議しています。食糧行政にまで及んで論議をしております。しかも構成メンバーは、東畑精一さんなり、大川一司さんなり、だれが見てもその道の第一人者がおられるわけです。だけれども、これを特に避けて特別委員会を作られようということは、作られる以上は、もう少し別の角度から検討してもらう、こういうことだと思うのです。別の角度と申し……
○河野謙三君 簡単に一つ伺いたいのですが、大臣就任後食糧増産について非常に御熱心のように伺つておりますか、まあ食糧増産についてもろもろの施策が講じられておりますが、何と申しましても、この食糧増産のために一曹の大きな施策は、農産物の価格安定をいかに具体化するかということと思うのですが、これにつきまして一つ、基本的の農林大臣の態度なり決心を伺いたいと思います。たとえば米価の一万円米価、またそれがパリティが最近のように非常に上ってきた場合にはこれに備えて一万円以上の米価もやむを得ないという態度であるか。また、最近非常にいろいろと流布されております麦価の問題。まさかこれは引き上げというわけにもいかぬと……
○河野謙三君 関連して。肥料運賃の問題で、七月以降の問題でちょっと私は大臣にはっきりただしておきたいのですが、七月までは特別割引で現行の運賃で扱う、従って肥料価格は現在の据え置きだ。七月以降の問題は、まず第一に政府で考えておられるのは、運賃の値上げにはなるけれども、これは企業努力で大いに吸収させようと、こういうことだと思う。もしその政府の希望、期待というものが満たされなくて、一部どうしても運賃の値上り、その他コークスの値上りとか、重油の値上りとか、そういうもので肥料価格を上げなければならぬという事態になったときに、それは小売価格といいますか、消費者価格を上げるということですか。それとも引き上げ……
○河野謙三君 先ほど清澤さんから議事進行について御発言がありましたように、もし大体参考人の方の意見を徴することが終りましたら、あと清澤さんも私も、運輸当局、農林省に多少聞いておきたいことがありますから、参考人の方はお忙しいでございましょうから御退席願って、まだおいでになるとおっしゃればおいでになってもけっこうですから、ここらで区切りをつけたらいかがでしょうか。
【次の発言】 私、運輸省に伺いたいのですが、だれが来ているのですか。
【次の発言】 それでは運輸省にまず聞きたいのですが、桜大線といいますか、根岸線といいますか、これの価値というかこれを運輸当局から一つ御説明願いたい。というのは、時間の……
○河野謙三君 今の田中さんのお話、けっこうですが、私はこの際、もし私がお願いする資料ができましたら、ちょうだいしたいんです。それは、多少振興局の方の部類にも入るかもしれませんが、政府で正式に発表した畜産の何カ年計画というものは私はないと思うんですが、ただ、あなたの方で腹づもりで、今後五カ年なり三カ年の間に、現在の約五十万頭の乳牛を何頭にふやすか、役牛を一体ふやすのか、減らすのか、これは機械化との関係で。馬も漸次減りつつありますが、これは向う五カ年なり三カ年の間に、どういう形に馬を持っていくのか、そういう資料がございましたら、ちょうだいしたい。 それからもう一つは、乳牛の経済価値について、何か……
○河野謙三君 まず基本的な問題で伺いたいのですが、従来輸出物資についていろいろ問題があったことは事実ですが、しかし、この問題があったのはどこまでも、全体から見れば一部だと思うのです。しかるに、今度非常に飛躍して、原則として強制検査にして、一部例外を認めるということまで急速に進んだのはどういうわけです。私たちの考えでは、どこまでも従来の自主検査を建前として、一部、問題があったり、または問題がありそうなものについて、順次強制検査というようなものにワクを広げていったらいいのじゃないかと思うのですが、この点はどういう御見解なのですか。
【次の発言】 それはよくわかりますけれども、その政府の考えている趣……
○河野謙三君 御説明いただいた分は、私は全部問題点を含んでおると思うのですが、これはまあゆっくりとまた……。私の希望は、小委員会か何か作って、十分質疑を尽してもらいたいと思いますが、とりあえず御説明いただいた大資料の中で一つ伺いますが、外米の買い入れは倉庫でされるということでしたね。どういう形で倉庫で政府は買い入れているのですか。
【次の発言】 この十ページに輸入外米政府買入価格のところの註のところで「1、CIF価格に輸入諸掛を加えたもの」と書いてありますね。「輸入諸掛を加えたもの」と特に書いてある意味が私はわからない。倉庫で買うならば、諸掛りも何も含んだもので商社から買えばいいのですよ。CI……
○河野謙三君 はなはだ幼稚な質問ですがね、一三%値上げになるというのは、増収が一三%になるのですか、賃率が一三%になるのですか。増収と賃率とは私は別だと思うのだが……。
【次の発言】 増収が一三%というと、賃率は平均どのくらい上りますか。
【次の発言】 増収が一三%と。そうしますと、一三%の増収を出す基礎数字ですね、これは物資の動き、人の動きはどういう数字をとっておられるのですか。前年度の実績にある程度の増加率というものを加えておるのですか。
【次の発言】 そうしますと、一三%の増収というものは三十年度の輸送実績をとっておる、そうですね。それに増加率は別になっておると、こういうことですか。
○河野謙三君 外米の八日、内地米の八日というものは、これは限度ですか。その範囲内において希望があれば配給する、こういうことですか。
【次の発言】 そうしますと、希望のない農家がありますね。十六日でなくて、十日でいいとか、十二日でいいとかということがあります。場合によると、内地米を八日もらって外米は要らぬ、そういうことも考えられますか。
【次の発言】 この手続は全部、希望配給の形式によって出すのですか。
【次の発言】 いえ、希望配給とは性質が違うわけでありますが、消費者から見て希望配給の手続によるのですか、それとも一般配給の手続によるのかということを伺いたい。手続はどこまでも消費者の希望によって……
○河野謙三君 長官にお伺いするのは適当でないかもしれませんけれども、一つ伺いたいのは、県並びに市町村の所有する山林ですね、これの評価基準というものは、国の持ついわゆる国有林の評価基準というものと合致したものですか。もっと平たく言うと、村が、あなたの方から山を払い下げますね、そうした場合に、村有財産として評価をしますね。その場合の評価基準というものと、国が従来やっている評価基準というものと、何か連絡があるのですか。
【次の発言】 これを統一する必要があるということを認められておりますか。
【次の発言】 私がお伺いするのは、最近の町村合併以来、特に市町村が国有林の払い下げということを非常に希望する……
○河野謙三君 ちょっと伺いますがね、今一番最後に御説明願った土地改良事業団体連合会ですか、これは経費はどこでまかなうのですか。
【次の発言】 会員相互の醵出には違いありませんけれども、それはまた、それぞれの土地改良の組合なり団体がもらった補助金の何%というようなことで、出すのじゃないですか。
【次の発言】 補助金の天引きは承認しないけれども、醵出の方法としては、自然に落ちつくところはですよ、いただいた補助金の何%というものが基準になって、連合会の費用に充てられるということになるのじゃないですか。
【次の発言】 それはね、右の手でとるか左の手でとるかという違いだけであって、それはお役所の頭のいい……
○河野謙三君 被害の状況は市町村長が認定することになっておりますが、その後県なり農林省はチェックしないのですか。市町村長の認定が最終のものですか。
【次の発言】 今ちょっとお話がありました市町村長の認定と――まあそれに多少のチェックをしたにしても、この被害の認定と、共済の被害の調査による最終決定というものは、どういう関係がございますか。
【次の発言】 そうすると、共済の対象になっておる米麦とか、繭とか、桑園とか、こういうものの被害の最終の決定案ですね、これは常に共済の方と一致すると、こういう前提に立っていいわけですね。
【次の発言】 私は、常にそれは理屈の上からいえば一致しなければおかしいと思……
○河野謙三君 資料の点で。すぐ、手元に資料がないと思いますが、もし資料がなくてお答え願えればけっこうですが、本制度運用のために、国なり、県なり、市町村なり、あるいは農民なり、本制度運用のためにどのくらいの予算を要求されておりますか。わかりますか。
【次の発言】 それは、大臣にぜひ出てもらって下さい。これは提案者の方にも私は次回に伺おうと思うのだが、農業委員会法の改正にしろ、団体の問題は、今度出されたものが最終的のものとして出されたのか。これも現行の団体法と同じように、暫定的の措置として出されたのか、そういうことについて伺わなければいかぬと思うのですね。そういう根本問題について伺わないと、この根……
○河野謙三君 この機会に、農業委員会並びに農業会議の改正案ですね、これにつきまして、提案者並びに農林大臣から御説明を伺いたいと思う。 それは、御承知のように、現行の農業団体法ですね、それは故人になられた金子与重郎さん初め大臣も提案者でなかったかと思うのですが、その当時の提案者の御説明は、暫定的措置であって、根本的な農業団体の再編成というものは、引き続き斯界の権威者等を集めて審議会でも作って、そうして再提出するという、きわめて短期間の暫定的のものであるからお認め願いたいというような御説明を、当時たびたび聞いたのです。これには間違いないと思う。 ところで、今回ここに改正案が出ましたのは、提案者……
○河野謙三君 寒冷地帯の問題に限らないのですが、この機会に官房長にお尋ねするのは適当でないかもしれませんけれども、この新しい農村の問題になると、必ず家畜導入、機械化、こういう問題が出るのだね。ところが、農林省の方で家畜導入なり機械化を奨励をされるのはいいけれども、一体どちらを優先的に考えておられるのか、どちらに重点を置いておられるのか。と申しますのは、農家の経済から出発して、家畜導入の方が私は経済的だと思うのですよ。それで、なおかつ足らぬ点を機械化をするということだと思うのですがね。ただ農家に、その選択は自由である、両方とも世話してやるからどっちでもやれ、こういうことじゃ私はいかぬと思うのだが……
○河野謙三君 いろいろ質問をする前提として伺いたいのは、今の原油の輸入のCIFの価格というか、これと末端の製品の価格というものと、どのくらいの開きがあるかということを聞きたい、というのは、もちろんその間において、精油の加工賃、輸送料、そういうものを、通常のものを入れてあなたの方は考えて、原油の価格と末端の価格と相当の開きがあると思うのですが、それはどういうことになっておりますか。
【次の発言】 その特約店なり販売店の口銭も、私はちょっと高過ぎると思うけれども、それを私、聞いているのじゃなくて、現在の市価は一体どうなっているかというのです。一万九百六十五円のこの価格に対して、それにあと特約店なり……
○河野謙三君 短時間でやりますから、一、二回、ちょっとやらせていただきたいと思います。 私が伺いたいのは、農民の組織する団体が、農民と相談の上で、地域の狭い広いにかかわらず、スムーズにどこの会社と契約しても、それは私は問題じゃないと思うのですが、この場合私が想像するに、問題になるのは、青森県が持株会社として出資している青森畜産並びに全販連の処理工場、これを雪印が買収するに当って、青森県はその中に介入しておると私には想像される。県は、これは権力者ですね。農民団体は権力者じゃありませんよ、これは。そういう権力者である県が、その間に立って、どういう役割を演じたか、演じていないか、その点が私はあなた……
○河野謙三君 これは全農家を対象にして、加入、脱退の自由というものをなぜ根本的にやらなかったのですか。
【次の発言】 前々からこのお話を、農林省というより、むしろ共済の当事者から聞いておるのですが、それは私は主客転倒だと思います。強制加入にしなければ共済制度が成り立たない、自由にすると農家が大多数入ってこない……。農家はいやだから入ってこないのです。そうすると、共済制度を盛り立てるために農家を縛り上げると、こういうことになるのですが、これは非常に主客転倒な意見だと思うのですよ。だから、もし強制加入にしてやるなら、農家が入りいいような形、進んで農家が入るように任意にいたしまして、農家がもう進んで……
○河野謙三君 私は一昨日休みましたから、ちょっと質問が重複するかもしれませんが、蘆野さんも、こういう問題を取り上げる以上は、直接監督の衝にある農林省ほど専門家ではないでしょうけれども、多少酪農についての予備知識はあると思う。わが国の酪農振興上一番重要な問題は、共同集荷の問題であります。共同集荷の問題については、何ら制約は、ございませんね、――ございませんか。いかに広い地域にわたって、たとえば、極端にいえば、全国を一本にした酪農団体ができて、これが全国の、極端にいえばですよ、牛乳を農民の意思によって一手に集荷するというものかできても、これは別に何でもありませんね。
○河野謙三君 大臣、ちょっと伺いたいんですがね。先ほど清澤委員からの御質問で、これを必ずしも暫定的とは心得ていないというような御答弁でありましたが、私は暫定的であるということで、まあ、現段階ではこの程度で仕方がないだろうと、こう思っておるのですが、これが暫定的措置一でなくて、当面という言葉を使われましたが、この当面というのは相当長期というふうにも解釈できるのですが、そうだとすればですね、この制度によって相当長期間、農家を束縛するということについては、私は非常に疑問があるのです。なぜ、相当長期間に、この制度で農家を縛っていくんなら、全面的に任意加入の制度まで踏み切らなかったか、こういうことを私は……
○河野謙三君 私は簡単に一、二伺いたいのですが、今手元へ衆議院から参りました付帯決議を拝見しますと、非常に適切な私は付帯決議がついておると思うのです。なかんずく第一の、生糸製造設備の処理に当って必要限度をこえないように十分注意しろというのですが、これについて私ちょっと伺いたいのですが、先ほど伺いますと、現在の稼働率が五三%程度のものを、本措置を行うことによって八〇数%に引き上げることが可能である。一般の企業のフル運転というのは、八〇%以上になったものは大体それがフル運転なんですよ。政府が今度のこの措置によって八〇数%に稼働率を上げるということは、フル運転、フル操業を意味しておるのですか。
○河野謙三君 関連して……。川上さんね、それはいわゆる官僚的な御答弁なんだよ。私の方はそういうふうに考えておりますという押しつけなんです。一般の社会の通念が、一定の業種というと、魚屋さんなら魚屋さん、八百屋さんなら八百屋さんということを指していることは常識ですよ。だからね、これは常識をはずれた一つの法律用語になるのだから、私の方は百歩譲って、こういう不自然な用語によって処理するということは、将来再検討をいたしますということであるならい。いんだよ。再検討をする余地はありませんか。こういう不自然な用語によって商店街の多種多様の業種を一定の業種として包含していることに対して、再検討する御意思はありま……
○河野謙三君 私は緑風会を代表いたしまして、次のごとき付帯決議を付しまして、衆議院送付の原案に賛成するものであります。 附帯決議 本法は、わが国経済の安定と発展 ならびに国民生活に重大なる影響を 及ぼすものであるから、政府は、本 法実施にあたって、左の諸点につい て慎重なる考慮を払うべきである。 一、不況要件ならびに過当競争の認 定については、厳密なる検討を行 うべきこと。 二、中小企業者の組合が、いたずら に調整事業のみに偏向することな く、事業協同組合を通ずる自主的 組織ならびに企業の合理化には、 あくまで努力するよう指導するこ と。 三……
○河野謙三君 ちょっと。今日いただいた資料の中に、新たに任命される方の経歴は詳細にわたって書いてありますが、これ以外に、現に委員をしていられる方で、これの明細がついているものもあるし、いないものもありますが、これからは、そういうふうな問題につきましては、現に委員をしていられる方、この全部にわたっての一応の経歴を見せていただきたいと私は思う。と申しますのは、これは各種委員会、審議会がございますが、大体この法案で、はっきりとその委員は消費者代表であるとか、生産者代表であるとか、学識経験者であるとか、こういう各層の立場の違った人を網羅して委員会を構成するということは、法案に明示してあるのもあるし、明……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
議事に入ります前に委員の異動を御報告いたします。
去る五月九日付で委員小林孝甲君が辞任され、同じく五月二十九日付で委員高橋衛君が辞任され、その補欠として森田豊壽君が委員に選任され、五月三十日付をもって委員小笠原二三男君が辞任され、その補欠として松本治一郎君が選任され、本日付をもって松本治一郎君が辞任され、その補欠として小笠原二三男君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事補欠の互選の件についてお諮りいたします。
ただいま御報告の通り、理事小笠原二三男君が委員を辞任されましたので、その補欠を互選いたしたいと存じまするが、先例により成……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開会いたします。
この機会に一言ごあいさつをさせていただきます。
私、今回はからずも当大蔵委員長の席を汚すことになりましたが、御承知のように、文字通り不肖であり、不なれでございます。特に当委員会には全く経験を持たない私が、この大任を果して果せるかどうか、非常に私心細く感じておりますが、どうぞ皆さんの御支持、御支援によりまして、私も就任いたしました以上は、厳正公正な立場をもって大任を果したいと、かように思いますので、何分よろしくお願いいたします。
【次の発言】 それでは、これから議事に入るわけですが、その前に、去る七日理事会におきまして、本委員会の一応……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
租税及び金融等に関する調査を議題にいたします。
補助金等に関する件について大蔵省当局の説明を聴取いたします。
【次の発言】 何か御質疑ございませんか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
午前十一時八分速記中止
【次の発言】 それじゃ速記を起して。
都合により暫時休憩いたします。
午後零時十五分休憩
【次の発言】 午前に引き続きただいまから委員会を開きます。
酒税の問題について御質疑を願います。
【次の発言】 この際、委員の皆様にお諮りいたしますけれども、原主税局長が、調査会の方へ出席の関係で、非常に急がれるようでありま……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
議事に入ります前に 前回の委員会散会後理事会におきまして、明十四日金曜日は定例日でありますが、委員会を開かないことに申し合せましたので御了承いただきます。
また本日付をもって委員宮澤喜一君、伊能繁次郎君、小林孝平君、塩見俊二君が辞任され、その補欠として田中茂穂君、苫米地義三君、江田三郎君、苫米地英俊君が委員に選任されましたことを御報告いたします。
【次の発言】 それでは、本日はまず、製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案
日本開発銀行法の一部を改正する法律案
昭和二十八年度から昭和三十二年度までの各年度におけ……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
議事に先きだち、委員の異動について御報告いたします。
二月十四日付をもって、委員田中茂穂君、苫米地義三君、苫米地英俊君、江田三郎君が辞任され、その補欠として宮澤喜一君、伊能繁次郎君、塩見俊二君、小林孝平君が委員として選任されました。
【次の発言】 本日は、まず、関税定率法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案
経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律案
租税特別措置法の一部を改正する法律案
以上いずれも予備審査の二案を便宜一括議題として政府より提案理由の説明を聴取いたします。
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
委員の異動がありましたので御報告いたします。
伊能繁次郎君が辞任され、その補欠として田中茂穂君が委員に選任されました。
【次の発言】 まず、租税及び金融等に関する調査を議題とし、租税行政に関する件について質疑を行います。
なお、この際、前回の委員会におきまして委員長から要求いたしておきました資料の取扱いに関する政府側の見解について、説明を求めます。
【次の発言】 平林委員の質疑はまだ残っているようでありますけれども、前回の委員会で小笠原委員から人事院総裁の出席を求めておられましたが、総裁は病気のために出席できませんので、その代理として佐……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
委員の異動がありましたので、報告いたします。
本日付をもって委員田中茂穂君が辞任され、その補欠として伊能繁次郎君が委員に選任されました。
【次の発言】 それでは、昭和三十二年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案を議題といたします。
まず、政府委員より内容の説明を聴取いたします。
【次の発言】 質疑のある方は、順次、御発言願います。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。
【次の発言】 他に御質疑もないようでありますから、質疑は終局したものと認め、これより討論に入ります。御意見のおあ……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
まず、委員の異動がありましたので御報告いたします。
本日付をもって、委員大矢正君が辞任され、その補欠として山下義信君が委員に選任されました。
【次の発言】 まず、相続税法の一部を改正する法律案
厚生保険特別会計法等の一部を改正する法律案
交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案
道路整備特別会計法案
糸価安定特別会計法の一部を改正する法律案
たばこ専売法の一部を改正する法律案以上いずれも予備審査の六議案を便宜一括議題として政府より提案理由の説明を聴取いたします。
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
委員の異動がありましたので御報告いたします。
本日付をもって、委員山下義信君、増原恵吉君が辞任され、その補欠として大矢正君、泉山三六君が選任されました。
【次の発言】 まず、租税及び金融等に関する調査を議題とし、租税行政に関する件について質疑を行います。
【次の発言】 ただいま栗山委員からの議事進行についての御発言について、公開、非公開の問題は別といたしましても、現に秘密文書として取り扱われているものが、今委員各位からお示しのように公然と市中に濶歩している。この事実につきましては、事私は重大だと、かように思いますので、いずれ別の機会に委員……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
まず、交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案、道路整備特別会計法案、糸価安定特別会計法の一部を改正する法律案、たばこ専売法の一部を改正する法律案(以上いずれも予備審査)の四案を、便宜一括議題として、政府から提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 ただいま説明を聴収いたしました四案の内容説明及び質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、国庫出納金等端数計算法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。
○委員長(河野謙三君) それではこれより委員会を開きます。
まず、接収貴金属等の処理に関する法律案を議題として、大蔵省当局より説明を聴取いたします。
【次の発言】 引き続いて質疑を行います。御質疑のある方はどうぞ。
【次の発言】 ただいま平林委員から要求の資料は全部ととのいますか。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
先ほどの平林委員要求の資料に対しまして、政府当局から重ねて御答弁願います。出せるか出せないか、どういうものは出せるか、はっきりして下さい。
【次の発言】 私から政府にちょっとお聞きしますが、今の資料は明日には間に合いますか。もし間に合わなければどの資料……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
まず、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う関税法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、政府委員より提案理由の説明を聴取します。
【次の発言】 本案の内容説明並びに質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に接収貴金属等の処理に関する法律案を議題といたします。まず、提出資料について簡単に御説明願います。
【次の発言】 お断わりしましたように、簡単に一つ御説明願います。
【次の発言】 質疑のある方は、順次、御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと待って下さい。速記をとめて。
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。前回に引き続き場、接収貴金属等の処理に関する法律案を議題として質疑をいます。
【次の発言】 ただいま、栗山委員からのお話ですが、もちろん当委員会の審議の順序につきましては、そのつど理事会を開きまして、理事の方々の御意見を聞きながら議題を取りきめて今日まで進んでおります。その大前提は、理事の諸君も同様と思いますが、必ずしも機械的に事が運ばないで、まず期限を付していつまでにやらなければならぬ法案とか、また法の内容が比較的簡明であってあまり質疑等もないというような法案とか、そういうものを順次取り上げております。もう一つは継続審議になっておる法案、これ……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
本日は財政金融税制等一般問題について大蔵大臣に対し質疑を行います。
なお、この際申し上げますが、大臣は一応三時半まで本委員会に出席することになっておりますので、お含みおきの上、御質問を願います。
【次の発言】 栗山委員に申し上げますが、この問題は資料もすでに手元に届いておりますし、実は大臣の時間も制限がありますので、大臣に対する一般の質問が終ったあとでと思いましたが、あなたの御希望で大臣でなければならぬということであるならばやりますが、実はそういう心組みでおりましたが、どうしましょうか。
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
夜勤手当等に対する所得税の特例に関する法律案
租税特別措置法の一部を改正する法律案
以上いずれも予備審査の二案を便宜一括議題として、発議者より提案理由の説明を聴取します。
【次の発言】 両案の質疑は、都合により後日に譲ります。
【次の発言】 次に、外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案の補足説明及び質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、大蔵当局より概要の説明を聴取いたします。
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
委員の異動がありましたので御報告いたします。
去る十四日付をもって、伊能繁次郎君が辞任され、その補欠として林田正治君が委員に選任されました。
【次の発言】 製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、前回の委員会におきましてすでに質疑を終局しておりますので、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようでありますから、討論は終局したものと認め、これより採決に入ります。
製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
先刻委員の異動がありましたので御報告いたします。
荒木正三郎君及び泉山三六君が辞任され、その補欠として片岡文重君及び廣瀬久忠君が委員に選任されました。
【次の発言】 まず、酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、発議者より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 都合により本案の質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、連合審査会に関してお諮りいたします。
目下、商工委員会において審査中の企業合理化促進法の一部を改正する法律案及び中小企業信用保険公庫法案、それから地方行政委員会において審査中の公営……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
政府に一言申し上げますが、御承知のように、大蔵省の法案というものは非常に山積しております。しかるに政府当局の出席が悪いために委員会の審議を障害しておる事実が非常に多いのです。つきましては、よく大臣に委員会の審議にもっと積極的に協力するように厳重にお申し入れいただきたい。
議事に入る前に委員の異動を御報告いたします。
本日付をもって、委員片岡文重君が辞任され、その補欠として荒木正三郎君が委員に選任されました。
【次の発言】 まず、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の、実施に伴う関税法等の臨時特例に関する法律の一……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
まず、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案
食糧管理特別会計における資金の設置及びこれに充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案
以上両案を一括議題として大蔵当局より内容の説明を聴取します。
【次の発言】 これより両法案に対する質疑を行います。御意見のおありの方は、順次、御発言願います。なお、政府よりはただいま説明なされました小熊説明員のほか農林省から小倉食糧庁長官が出席せられております。
【次の発言】 小熊法規課長が見えております。
【次の発言】 ちょっとほかの委員会の都合でいまだに見えておりませんけれども。
○委員長(河野謙三君) 休憩前に引き続きこれより委員会を開きます。 地方行政委員会において審議中の公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案は、当委員会と密接な関係がありますので、昨日、連合審査会を開きましたが、ただいま各派協議の結果、当委員会としては、地方行政委員会に対し、次のように申し入れを行いたいと思います。 申 入 公営企業金融公庫法を改正して、短期資金の貸付ができるようにすることは、本公庫法設立の趣旨に反するおそれがあるから、右お含みおきの上、慎重なる検討をお願いいたします。 以上でございますが、右申し入れにつきまして御異議ございませんか。
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
議事に入るに先立ち、委員の異動がありましたから御報告いたします。
本日付をもって、委員林田正治君が辞任され、その補欠として大谷瑩潤君が委員に選任されました。
【次の発言】 まず、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案、食糧管理特別会計における資金の設置及びこれに充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案を議題とし、質疑を行います。
質議のある方は、順次、御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 別に御質疑はございませんか。別に御発言もなければ、両案の質疑は、終局したものと……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
議事に入る前に、委員の異動について御報告いたします。本日付をもって、委員大谷瑩潤君及び小林孝平君が辞任され、その補欠として酒井利雄君及び片岡文重君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 まず、連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
目下建設委員会において審議中の道路整備緊急措置法案、道路法の一部を改正する法律案及び日本道路公団法の一部を改正する法律案は、いずれも本委員会の審議事項と密接な関係がありますので、この際、右の三案について建設委員会に対し連合審査会の開会を申し入れたいと思いますが、御異議ありませんか。
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
理事の辞任についてお諮りいたします。左藤義詮君より都合により理事を辞任いたしたいとの申し入れがありました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めさよう決しました。
つきましては、その補欠を互選いたしたいと存じます。互選の方法は先例により成規の手続を省略して、委員長の指名に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは私より木内四郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 それではこれより関税定率法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、所得税法等……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
まず、租税及び金融等に関する調査を議題にいたします。質疑のある方は、順次、御発言願います。
【次の発言】 この問題は私からちょっと補足いたしますが、これは銀行の当事者が、市長、市議会に向って猛烈な割り込み運動をやっておる、そのために銀行の業務にさえ支障を来たしておる、こういうことなんですか。それからもう一つは県境の町であるということが、たまたまこういう問題を起しておる大きな原因です。ですから、こういう問題はやはりよその県にも私はやっぱり類似した問題があると思うのです。従って組織上、制度上、市金庫についての問題は、この際、現地を調査されると同……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
まず、たばこ耕作組合法案について提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 引き続きまして内容の説明を聴取いたします。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 次に、たばこ専売法の一部を改正する法律案を議題といたします。大蔵当局より内容の説明を聴取いたしますが、その前に、衆議院議員内藤友明君から、修正点につきましての御説明を伺います。
【次の発言】 それでは議題をもとに戻しまして、たばこ耕作組合法案につきまして、農林委員会からお手元に配付いたしました通り、本委員会に申し入れがございました。この際、農林水……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
まず、委員の異動がありましたので、御報告いたします。
昨四月九日付をもって、委員左藤義詮君、土田國太郎君及び酒井利雄君が辞任され、その補欠として西郷吉之助君、小柳牧衞君及び川口爲之助君がそれぞれ委員に選任されました。
なお、本日付をもって、西郷吉之助君及び小柳牧衞君が委員を辞任され、その補欠として左藤義詮君及び土田國太郎君が委員に選任されました。
【次の発言】 次に、連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
当委員会においては、去る三月十九日、中小企業信用保険公庫法案について商工委員会に対して連合審査会の開会を申し入れましたが、……
○委員長(河野謙三君) これより、委員会を開きます。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委員長及び理事打合会において、本日午後、租税行政に関する調査のため、参考人から事情を聴取することに決定いたしましたが、さよう取りはからうことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。つきましては、参考人の人選及びその他の手続につきましては、委員長及び理事に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案について質疑を行います。
質疑のおありの方は、順次、……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
議事に入ります前に、委員の異動がありましたので御報告離し上げます。
昨四月十七日付をもって、委員杉山昌作君が辞任され、その補欠として村上義一君が委員に選任され、本日付をもって、委員村上義一君が辞任され、その補欠として杉山昌作君が委員に選任されました。
【次の発言】 まず、交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案について政府委員から内容の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案につきまして質疑がある方は、順次、御発言願います。1別に御発言もないようでありますから、質疑は終局したものと認め、これより討論に入ります。
御意見の……
○委員長(河野謙三君) これより委員会を開きます。
議事に入ります前に、委員の異動について御報告いたします。
四月十九日付をもって、委員塩見俊二君及び大矢正着が辞任され、その補欠として大野木秀次郎君及び赤松常子君が選任され、四月二十一日付をもって、赤松常子君が辞任され、その補欠として大矢正君がそれぞれ選任されました。また本日付をもって、大野木秀次郎君が辞任され、その補欠として佐藤清一郎君が選任されました。
【次の発言】 この際、継続調査要求についてお諮りいたします。
当委員会においては、目下租税及び金融等に関する調査を行なって参りましたが、閉会の場合においても、これを継続する必要がありま……
○委員長(河野謙三君) ただいまから委員会を開きます。
まず、委員の変更について報告いたします。
本日付をもって、野溝勝君が辞任され、その補欠として岡三郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、日本労働協会法案についての社会労働委員会との連合審査会は、本日午後一時に決定いたしましたので、御報告いたします。
【次の発言】 これより、相続税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案は衆議院において修正されておりますので、この際、修正点について説明を聴取いたします。
【次の発言】 引き続き本案についての質疑を行います。質疑のある方は、順次、御発言を願います。
速記をとめて。
○委員長(河野謙三君) ただいまから委員会を開きます。
委員の変更について御報告いたします。
本日付をもって林田正治君が辞任され、その補欠として塩見俊二君が選任されました。
【次の発言】 これより、相続税法の一部を改正する法律案を議題として質疑を行います。御質疑のある方は、順次、御発言願います。
ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記とって。
栗山委員に申し上げますが、政府から文部省社会教育局長、原主税局長、北島国税庁長官が出席しております。
【次の発言】 ちょっと待って下さい。
この際、委員の異動を御報告申し上げます。
ただいま委員岡三郎君が辞任され、その補欠として野溝勝君が……
○河野謙三君 関連して一言。 先輩の楠見さんにははなはだ言いにくいのでありますけれども、私は今の協同乳業の問題は、あなたが理事長に就任される前の問題を引き継いで、今、この処理に苦慮しておられると思うのです。そこで、私は、名古屋精糖に対してじゃなくて、協同乳業に対してこういう認識を持っておりますが、伺いますと、協同乳業の年間の取引高は五十億円にならん。しかるに年間の取引高をこえるところの借入金を持っているのが協同乳業。その借入金の大口は農林中金であり、勧銀であるということを聞いております。隣りに高碕大臣なり、藤山大臣がおられる。産業界のことに非常に詳しいのでありますが、こういう不健全な年間の取……
○河野謙三君 建設省の方、道路を作ったために環境が悪化した、その具体的に悪化の事例としては、重政委員が言うものは、従来完成しておったその地区の土地改良を根本的に設計変更してやり直さなければいかぬという場合に、建設省といいますか、道路公団の方では、その設計変更をしてその工事を行う、その工事費については、あなたの方で予算を持つ、こういうことですね。そうですか、あなたの例は。私はそういうふうに聞いたのだ。それに要する負担は道路公団でする。それに要する負担は道路公団でするけれども、その設計工事というものは、これは農林省でなければできないと思うのだ。農林省はその設計並びに工事は農林省がやるけれども、金は……
○河野謙三君 ちょっと私、関連してお伺いしたいのですがね、必要な措置、補償はすると、こう言われますがね、それはわかりましたけれども、その必要な措置、補償をする場合の手続と申しますか、方法論と申しますか、こういうものを少し掘り下げて伺いたいんですがね。たとえば土地改良をやり直さなければならぬというような場合には、おのずと設計変更が起りますね。その設計変更は道路公団ではできませんね。これは農林省の専門知識、農林省関係の、まあ府県も含めて専門知識を要しますね。でありますから、この設計変更が起った場合には、農林省並びに農林省関係の府県の技術員の設計を待たなければなりませんね。それが設計ができた場合に、……
○河野謙三君 関連。今、北村さんが、経済局長の答弁は非常に投げやり的で、前提になる条件が狂ってきたので、融資しようと思ったのに融資ができなくなったと、こういう答弁をされて、私たちもそれを聞いていると、いかにも投げやりのように思うので、そうじゃなくて、前提が変ってきたから、その前提を整備するために、東京都の方ではいろいろ努力しておるというけれども、努力してもできなければできないように、この問題を解決するために農林省も東京都も同じ立場になって、そしてその解決策を一緒にやったらいいじゃないかと、こういうことだと思うのです。農林省もそうじゃないかと思うのだ。それを東京都なり、業者の方でいろいろ解決策を……
○河野謙三君 先に今の御質問に関連してお伺いしますけれども、こまかい問題ですから局長から一つ。学校給食の協会を通じて措置する、こういうことですが、これを具体的にもう少しこまかく御説明願いたいと思います。たとえば学校給食協会を通じて学校に牛乳を届けるという場合に、一体どのくらいの学校給食協会を通じて経費がかかるのですか。
【次の発言】 この問題は少しこまかいので別の機会に、委員長にお願いしますがね、文部当局を一つ呼んでいただきたいと思います。それから同時に、その学校給食に関係して食糧庁にも私はいろいろお伺いしたいことがありますから、別の機会にそのようにお計らいを願いたいと思います。
次に、農林……
○河野謙三君 関連して、一緒に御答弁願いたいのですが、私はこの政府の答弁を聞いておりますと、農林省は本来養蚕農家の生産費を保証する立場におるけれども、現在のところ、何といっても生糸の糸価が非常に不安定で海外、特にアメリカにこういう不安定の形においては起るべき需要も起らないから、この際は、とりあえず養蚕農家の生産費というものと離れて、とにかく、 まず生糸の価格の安定対策をやらなきゃいかぬということで、千二百円が養蚕農家のコストとは離れておるけれども、とりあえず糸価安定のために千二百円の買い上げ措置で、しかも、とりあえず養蚕農家の価格保証ではなくで、生糸の糸価対策をとりあえずやるということなんじ……
○河野謙三君 ちょっとお尋ねしておきますが、今度できますこの調査会の調査の対象というのは、あくまでも生鮮食料品ということに限られておりますか。それとも、調査の対象が一般農産物に及ぶことも可能である、こういうことですか。
【次の発言】 私は、これは希望ですが、どうせこういうふうな調査会を作って、各界の権威者に三十人も寄っていただくんだから、主として生鮮食料品の卸売市場の調査ということでいいんですが、この機会に、一般農産物、たとえば木材であるとか、問題になっている生糸であるとか、こういうものにも論議が及んでもいいというだけの弾力性を持たせる、むしろ及ぶことを私は願った方がいいんじゃないかと、こう思……
○河野謙三君 清澤委員の御質問に関連しますが、今、その分離機の話が出ておりますが、聞くところによりますと、何千万、何億とかかる船につける分離機が百万程度か、もしくは二百万を下るものであるということであるならば、これはもう経済的に私は問題じゃないと思うのです。それをなおかつ完全に実施しないということは、先ほどこの廃油もしくは通行人が投ずる毒物に対する取締りは、港則法もしくは湾湾法の対象になっておる。この二つの法律があって取締りをしておるにかかわらず、この種の事件が続々として発生する、跡を断たないということは、この法律自体に欠陥があるか、さもなければこの法律の運用に当っている行政官庁の怠慢であるか……
○河野謙三君 まず私は伺いたいのですが、この法案の提案理由の説明を伺いましてもはっきりしない点があるのですが、現行の法律は、御承知のように五年前に肥料が非常に不足したので、不足することによって起るところの農民の負担を軽減し、また価格を安定しようという立場に立って法律ができまして現在までそれが施行されてきたのでありますが、いわば今の法律は不足対策という法律でございます。しかるに、不足対策の面はすべて解消しておるのであります。従って、これを消費者である農民だけの立場から考えれば、もう法律の期限が切れると同時に、現在の法律は消費者の立場から見れば無用のものであり、むしろじゃまなものでございます。しか……
○河野謙三君 私、一点だけ伺いたいのでございますが、むしろ厚生大臣に伺った方がいいかと思いますが、政務次官なり、畜産局長は万能の選手だから御答弁願いたい。昨年の厚生白書において、こういうことが出ている。三十年以来米の豊作が三年続いた、その結果として国民の栄養が悪くなった、端的に申しますと、こういう発表をしておりますが、これは要するに、米が出回りがよくなって、安くなって澱粉質から、脂肪、蛋白に順次国民の食生活が変ってきたのであるけれども、この傾向がまた逆転して、脂肪、蛋白からまた澱粉質の消費がふえてきた、その結果、国民栄養が悪くなった、こういうことを意味しておると思いますが、そこで、この厚生白書……
○河野謙三君 農林大臣は先ほど、衆議院を通過した後において聞いたと……。
【次の発言】 もちろん閣議の議に供する。で、その後閣議はどうなったのですか。その後、依然として閣議の議には供されなかったのですか。通過したということを知った以上は、その後において閣議の議に私は供されておると思うのですが、その閣議の議に供されて、閣議がどうなったか、これをまず私はお聞きしたい。
【次の発言】 法案の審議は議員――われわれの責任においてやるのですけれども、しかし、その場合に、所管の厚生大臣と農林大臣が今せっかく御相談中だということは、まだ結論が出ないということなんでしょう。必ずしも一直線に議員提案のこれに政府……
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