河野謙三 参議院議員
6期国会発言一覧

河野謙三[参]在籍期 : 3期- 4期- 5期-| 6期|- 7期- 8期- 9期-10期-11期-12期
河野謙三[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは河野謙三参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院6期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
河野謙三[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院6期)

河野謙三[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第閉会後1号(1962/09/13、6期、自由民主党)

○委員以外の議員(河野謙三君) 私は過日のアジア大会に視察に参った一人でございまして、現地におきまして、御出席の津島さんや田畑さんが昼夜を分かたず非常に御苦労なさったことはあまりにもよくわかるのですが、したがって、結論として、不手ぎわではありましたけれども、実情あれよりほかに方法がなかった、かように私は理解するのであります。特につけ加えますが、スポーツと政治とを画然と区別して、スポーツはスポーツ界において処理すると、その筋を通そうと思えば思うほど結果的には政治が大きな問題になって、どうも結果というものはおのずと違ったことになるということであったので、やむを得なかったと、私はここでお尋ねしたいの……

第41回国会 運輸委員会 第2号(1962/08/14、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私は運輸委員会というのは初めてでございまして、したがって全く右も左もわかりませんので、幼稚な質問をいたしまするが、大急ぎで勉強しようと思いますから、委員の各位並びに委員長にも、その点をあらかじめ、今後数回勉強させるつもりでひとつ、ごしんぼういただきたいのです。たとえば、今委員長が「てっかん局長、てっかん局長」と言った。私は「てっかん局長」って何だかわからない。いろいろ隣で聞いてみたら、鉄道監督局長だから鉄監局長だと、そういう言葉は皆さんに通じるけれども、私は通じない。非常に私は幼稚です。これから聞くことも、きわめて皆さんから見れば、そんなことを知らんかと言われるけれどもごしんぼう……


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第42回国会(1962/12/08〜1962/12/23)

第42回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1962/12/18、6期、自由民主党)

○河野謙三君 関連して。私は、今の岡田さんの質問はきわめて重大だと思うのですが、事務総長に別の角度からお尋ねしますが、まあ組織委員会会長は権限がありますね。ところがその権限を持った組織委員会会長が三カ月も四カ月も空白で何にも支障ございませんか。私問題はそこだと思うのです。あなたの権限において支障なくこの予算期において、予算にも関係ありますよ。組織委員会がこの時期切迫したときに運営に支障がないというなら、私は慎重を要するために二月になったって三月になったって、五月になったっていいと思う。私はそういうふうなあってもなくてもいいような、組織委員会会長というものはいいかげんなものじゃないと思うのです。……

第42回国会 運輸委員会 第4号(1962/12/21、6期、自由民主党)

○河野謙三君 委員長、ちょっと速記とめて下さい。懇談でひとつ……。


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第3号(1963/02/11、6期、自由民主党)

○河野謙三君 関連になりますけれども、大ざっぱな質問ですが、このオリンピアスを売ることによって、専売公社本来の予算とはどういう関係になりますか。これによって幾らかプラスを考えておりますか。マイナスになりますか。
【次の発言】 ちょっと待って下さい。私の伺っておるのは、年度の当初に専売公社の予算がありますね、収支の。そのほかにこれが今度来るわけですね。要するに、このオリンピアスを売ることによって、専売公社はプラスになるのか、幾らかマイナスに、犠牲を見込んでおるのか。簡単に願います。
【次の発言】 それは私はけしからぬと思う。たとえば、今の関連で伺いたいんですが、このオリンピアスの小売手数料は四円……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1963/02/21、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私は、ここにおいでの組織委員会の村井君らとともにジャカルタへ行って、終始あの紛争の中に巻き込まれまいと思ったけれども、巻き込まれた一人でございます。それはこまかく何も報告する必要はございませんが、ただ、われわれのように外国の事情によく通じていない者は、日本の国の常識では全く判断のできないような国であり、またそこの国の政治家はわれわれの判断のできないような考え方、行動をするということをつくづく私は見て来たのです。で、私は与謝野さんにお尋ねしたいのは、インドネシアの紛争の場合も、われわれ行ってわかりましたのは、事スポーツといえども国際間の問題でございますから、外務省の情報というものと……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第5号(1963/03/08、6期、自由民主党)

○河野謙三君 他の問題に入ります前に一言。片桐さん、さっき専売公社としてはこのたばこに関する限り何にも関係がないのだとおっしゃった、それは少し言い過ぎじゃありませんか。私はこの前も言いましたが、この法律の提案理由に、これを通じてオリンピックに協力するのだという題目で出発している。ところが十円に関する限り何にも関係がないのだ、そういうことを言われるから、今のような十円の取り扱いの問題についていろいろ起こる、やはり負担するしないは別問題として、どこまでも親切にこの問題は専売公社が中心になってリードしなければ私はだめだと思うのですよ。それを速記録を見てごらんなさい、この問題に関しては関係のないのだと……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第6号(1963/03/19、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私は質問をしまいと思ったのですが、何かきょうは広告宣伝費ということでしぼられておるわけですが、専売公社の広告宣伝費というものは、あれですか、それは新聞、ラジオ、テレビ、こういうものに限られたものが宣伝費ですか。それ以外に広告宣伝費ということで幅がありますか、広告宣伝費の幅を教えて下さい。
【次の発言】 そういう時間がないかどうか知らぬけれども、時間があれば、広告宣伝費というものは一体どういうものに支出したのか、その実績を資料として見せてもらいたい。私は、広告宣伝費というものは、新聞とか、ポスター、ラジオ、テレビとか、これが主なるものでありましょうけれども、それだけではない。たとえ……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第7号(1963/05/30、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私は、ただいま各般にわたりましてオリンピックの準備の現状について御説明がありました。これに御質問を申し上げたいのでございますが、伺いますと郵政大臣所用のためにお急ぎのようでございますから、順序を変えまして郵政大臣にお尋ねをすることをお許し願いたいと思います。  まず私は郵政大臣に伺いたいのは、私非常に不勉強でございまして、放送に関する知識がないのでございますが、日本放送協会の目的と申しますか、使命と申しますか、これは「日本放送協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように放送を行うことを目的とする。」こう書いてございますが、これは間違いないと思いますが、これ……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第9号(1963/06/21、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私は今、岡田委員と与謝野さんのプレ・オリンピックの外国選手招待のことについてちょっと伺ってみたいんですが、この段階まできますと、プレ・オリンピックというのはもう予算はもちろんきまっているわけですね。予算の中で一応のワクは、外人の選手は何人呼ぶことになっておりますか。欧州何名とか、アメリカ何名とか、南米何名とか、それぞれ地区によって大体のワクはあるでしょう。これは一体予算はどうなっているんですか。
【次の発言】 そうしますと、各競技団体からいろいろの希望がありまして、それが四百名になろうが五百名になろうが、最終的には当初予算で決定しております三百五十名にしぼるということですね。

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第10号(1963/06/28、6期、自由民主党)

○河野謙三君 時間がだいぶ経過しましたから簡単に二、三伺いたいと思うのですが、今の自動車の問題ですがね、ピーク時には何台ぐらい予想していますか。
【次の発言】 いや、自動車。一般の観客も入って。
【次の発言】 周辺並びに周辺以外のところ。まさか渋谷の駅から歩かせるわけにいかぬでしょうからね。
【次の発言】 そうしますとあれですか、混雑しちゃいけませんけれども、極端にいうと、一般の観客は開場式等には信濃町はもちろん、渋谷の駅あたりから歩かなければなりませんか。そういうことを考えておられるのか。
【次の発言】 これは大体あなたのほうで一番むずかしい問題でして、しかもあなたのほうで解決できる問題では……

第43回国会 運輸委員会 第2号(1963/01/28、6期、自由民主党)

○河野謙三君 今、岡さんが言われたように、この被害対策は、各省庁にわたる大きな問題だと思うのですが、私は、とりあえず、この運輸省所管の中で善後処置として、特に一つ今から伺っておきたいことは、この豪雪によって、金沢、新潟を中心にしたいわゆる北陸地区への輸送量は、今現に貨車がたまっておるのが七千両、約十万トンです。そのほかに平常輸送した場合には、今までどのくらい輸送してなければならないか。また別な角度からいえば、一カ月に、平常輸送の場合に、北陸地区に大体どのくらいの輸送量がなくちゃならぬという計算はあるでしょう。それやこれやのあなたのほうのデータで計算しまして、今後交通が復活し、た場合に、北陸向け……

第43回国会 運輸委員会 第3号(1963/02/05、6期、自由民主党)

○河野謙三君 ちょっとお尋ねしたいのですけれども、被害の調査はいろいろ進んでいると思うのですが、北陸地帯で現に工場のとまっておるもの、それからここ数日のうちにとまると予定されておるもの、こういうものの調査がございますか。
【次の発言】 私は希望しておきますが、たとえば私が知る範囲でも、日本の化学工業の中心であるカーバイド工業は、今度の豪雪で生産は八〇%とまっています。これらの工場がとまったり、または麻痺状態になりますと、これは単にこの地区だけの問題じゃなくて、日本の産業全体に大きく及ぼす問題です。でありますから、ただ一つカーバイドのことを考えましても、工場地帯は何も京浜地帯や阪神地帯に限ったも……

第43回国会 運輸委員会 第4号(1963/02/12、6期、自由民主党)

○河野謙三君 せっかく資料をいただきましたけれども、一言申し上げておきますが、きょうだだいまここに資料をいただいたので、資料を読む間もないのです。これはやはり、今後、委員長におきまして、資料はできるだけ委員会の少なくとも前日までにわれわれの手元に届けていただいて、資料を検討する余裕をひとつ持たしていただきたいと思います。  運輸省にまず伺いますが、あらかじめ予想しておられたこととは思いますけれども、われわれから考えますと、意外に長期にわたりましてこの輸送が非常に途絶しておる。その後ますます被害状況が大きくなっておりますが、そこでまず伺いたいのは、前回も伺いましたが、この雪害地へ向けて緊急に送ら……

第43回国会 運輸委員会 第5号(1963/02/14、6期、自由民主党)

○河野謙三君 この法案に直接関連ございませんけれども、この機会にちょっと伺っておきたいのですが、先ほどの保険の問題といい、今の船舶の安全の問題といい、いずれもこれは船舶業の経営の問題に関係があるのです。現在の認可料金というものは一体妥当なものであるかどうか。これに無理がありますと、すべて安全運転の問題にも関連がありますし、保険の問題にも関連がある、私の承知している範囲では。――というのは、認可料率というようなものは上げないという概念に立って。これは私はそうでなければいかぬと思いますが、しかし、それとは別に、当局として、今の認可料金というものははたして妥当なものであって、経営の面から見て無理がな……

第43回国会 運輸委員会 第8号(1963/02/28、6期、自由民主党)

○河野謙三君 政府委員の方に伺いますが、この目的は港湾の整備整備と申しますか、安全と災害防止を目的としているのですか。それ以外の目的はございませんか。
【次の発言】 それでは伺いますが、かりに外材を輸入いたしました場合に、本船運賃と、港に入りまして製材所に入りますまでのチャージと、平均どれくらいの比率になっていますか。
【次の発言】 いいです。私は港湾の安全、災害防止ということが主目的であることは了解いたしますけれども、同時に、これだけのことをやるならば、経済効果というものをあわせて私は考えなければいかぬと思うのですよ。これは木材だけではない、全般に港湾の整備というものは、それによって、自由貿……

第43回国会 運輸委員会 第10号(1963/03/07、6期、自由民主党)

○河野謙三君 ちょっと伺いたいのですが、今手元にいただいた資料に「軽自動車数の推移」というのがありますが、ここで意外に感じますのは、「農耕、特殊車」、これが四十五万になっていますね。これは一般の常識では百万といっておるのです。この百万が、九十万であるか九十五万であるか知りませんけれども、この四十五万というのはどういうところから出た数字ですか。
【次の発言】 実際の数とこの表に出ている四十五万とは相当の開きがあるということは、やはり当局のほうでも推測をしておられる。これはいなかの農民等の場合、届出ということを知らないから、悪意でなくそういうことになっておるわけですか。それも一部あるでしょう。しか……

第43回国会 運輸委員会 第18号(1963/05/07、6期、自由民主党)

○河野謙三君 関連して。これは資料で求めるほどのことではないと思うのですが、先ほど定期船、不定期船、それから油送船、それからオーナー、こういうふうに区別されましたが、六百六十万トンを四つに分けますとどういう比率になりますか。
【次の発言】 それでは資料を御提出願いますが、私が伺いたいのは、一番採算の悪いのはオーナーだ、だから日本の六百六十万トンの保有船舶の中で、オーナーに属する部分の比率が高いのか低いのか、それを私は知りたいのです。同時に、もし資料を御提出願えるならば、ついでに、アメリカなり、イギリスなり、それらの主要なる海運先進国ですか、これらの国を今の四つの区別をした場合に、一体どういう比……

第43回国会 運輸委員会 第20号(1963/05/14、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私この前要求した資料について、この前この船の稼働率について何か資料がいただけたらということでしたが、この資料の「外航就航船腹の推移」といいますか、これがその私が要求した資料に該当するものですか。
【次の発言】 まあ資料が整わなければやむを得ませんけれども、御質問申し上げるのにあまりにもラフな資料になると思いますが、しかし、いただきました資料を見ましても、私今手元にいただいたのでちょっと概算をしてみますと、三十五年、六年、七年とだんだん稼働率が下がっていますね。三十五年が大体九〇%くらいの稼働率になりますか、就航船腹を保有船腹で割ってみる、そういう計算をしてみると。それはそろばんが……

第43回国会 運輸委員会 第23号(1963/05/23、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私は新総裁に基本方針として伺いたいのですが、従来、十河前総裁なり、またここにおいでの運輸大臣、もしくは政府当局は、この工事は来年のオリンピックまでに間に合わせるとしばしば言明されて、それを目途にやってこられた。ところが、今度の八百何億の不足額につきましては、私が考えますのに、どうしてもオリンピックに間に合わせる、言葉をかえれば、非常に急ぐ、急ぐためにむだな出費が私は出ておるのじゃないかと思う。たとえば用地の買収補償その他の問題は、急ぐところに、私はむだとは申しませんけれども、予算以上の支出がそこに生まれてくる、その他の点につきましても、来年の十月に間に合わせるという前提に立ちまし……

第43回国会 運輸委員会 第24号(1963/05/28、6期、自由民主党)

○河野謙三君 ちょっと一点だけ。貸船業者が新しく船を作る場合、荷主と長期の十年なら十年という安定した運賃計画を立てますね。そうして、その安定した運賃計画というのは、外国の船会社に十分競争でき得る値段でなければ荷主のほうは運賃を契約しませんね。そうすると、その運賃はコストを割るということですね。そこで政府はそれに助成する、こういうふうな道筋になっているのですか。長期契約をする場合の前提条件はどういうことですか。
【次の発言】 その採算のとれる範囲でなければ当然運賃契約はできないわけですが、その採算の中には、政府のあらかじめ助成というものを計算に入れておるのですか、政府の助成のあるなしにかかわらず……

第43回国会 運輸委員会 第27号(1963/06/11、6期、自由民主党)

○河野謙三君 一点だけお伺いいたしますが、もちろんこの法案は賛成でございますが、前向きに伺いたいのですが、観光の施設を整備すると書いてありますが、施設の整備というのは、非常に広範にわたって、法制的にも財政的にも非常にたくさんのものがあると思う。そこで、とりあえず、この法案が通りましたら、明年度の国会におきまして、財政上、法制上、まず何から手をつけていくか、その施設の整備についての一番急ぐと思われるものを一、二例を示してもらいたいと思います。
【次の発言】 私は率直に申しますが、そんなこと以前に一つ大きな問題があると私は思う。この間私はある席でのんき節を聞きました。そのときに、こういう意味ののん……

第43回国会 運輸委員会 第28号(1963/06/13、6期、自由民主党)

○河野謙三君 ちょっと資料を要求したいのですがね。それは、この趣旨は、危険防止ということと、円滑な運航ということとは、これは非常に矛盾する問題でして、これは陸上と同じですわね。そこをいかに調整するかということは非常にむずかしいと思うんだが、私は資料として、もしありますれば、過去五年間における主要港におきましてどの程度の数量の荷さばきをしてきたか、輸出入、それからこれは内地近海も同様ですね、相当ふえてきているはずですが、それと主要港における滞船の実績といいますか、日本の貿易で一番大きな負担は私はレバリッジが多いことだと思います。こういうことはどういうカーブを示してきておるか、この資料を一つ私は出……

第43回国会 運輸委員会 第31号(1963/06/27、6期、自由民主党)

○河野謙三君 ちょっと関連して。  私は、今の岡さんの、引き舟の従業員の待遇がいいとか悪いとか、引き舟の資本家がもうかっておるであろうとかいう話ですが、私は自分で実は経験者なんです。これは両方とも、もうかってもいないし、待遇も悪いんです。それは問題は、どこが詰まっておるかというと、パイプの一番もとは、運輸大臣の権限にあるところの認可料率の問題です。港の認可料率が低過ぎるんです。だから、荷役料率が低い、はしけの料率が低い、何が低い、かにが低い。そこがパイプの一番もとで、詰まっているんですよ。だから、今まで人の引き舟を使っていたんだが、これは高い料金を使ってつまらぬから、自分で引き舟を作って自分で……


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第44回国会(1963/10/15〜1963/10/23)

第44回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第1号(1963/10/18、6期、自由民主党)

○河野謙三君 一番最初の目標は三億本ですか、それが今度は何本に一応目標としてはなるのですか。
【次の発言】 いや、提案理由にもありますように、フィルターつきを発売することによって一そうの数量の増加をはかると約束されておるわけですね。だから、それは三億本が三億五千万とか四億になるということを私たちは期待していいのかどうかということを伺っておるのです。ということは、同時に資金財団への寄付金ですか、これも当然ふえるわけですね。よけい売れれば資金財団の予算があるでしょうから、資金財団のほうはすでにたばこの売れ行きについての予算を増額しておられるのかどうか。

第44回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第閉会後1号(1963/10/24、6期、自由民主党)

○河野謙三君 どうでしょう、ひとつ暫時速記をとめていただいて、ざっくばらんに懇談をさしていただきたいと思うのですが。
【次の発言】 私はこの機会に、来年の大会に備えて、いま入場券の何か往復はがきによる申し込みをとっておりますが、それについて各所で事情を聞かれますけれども、よくわからないんで、この機会に組織委員会のほうから御説明をいただきたい。本来私は、公平にスポーツを愛好する人に入場券を少ないながらも分けるというたてまえからいけば、往復はがきによるところの申し込みの募集ということは、結果的には非常に不公平になるので、これに対して私は異論を持っておったのでございますけれども、まあ組織委員会という……

第44回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1963/11/12、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私は今朝の新聞を拝見しますと、当委員会の開会が非常に大きく取り上げられております。これは当然でございますが、新聞によりますと、これがあたかも政治問題として扱われるかのように拝見いたしまして、はなはだ遺憾に思ってまいりましたが、ただいま当委員会の招集を要求されました岡委員から、いまの段階では事件の原因の究明に政府は全力をあげてもらいたい、国鉄当局は全力をあげてもらいたい、それについてもしなんならもっと詳しく御説明をつけ加えてもらいたい、こういうことでございまして、全く新聞の記事と違いまして、その点、当委員会の権威のためにも、国会の権威のためにも、私は非常にうれしいのであります。  ……

第44回国会 運輸委員会 第閉会後3号(1963/11/30、6期、自由民主党)

○河野謙三君 先ほど来いろいろ国鉄の事故についての御質疑がございましたが、私は国鉄の事故の原因が、国鉄側の不注意といいますか、施設の不完備、そういう問題で起こっていることももちろん多いんですが、国鉄側の責任に帰せられない、いわゆる国鉄側は被害者であるということを非常に言っておる。特に多いのは自動車だと思う。踏切の関係もいろいろあります。これも完備しなければいけませんが、いかに完備いたしましても、われわれが新聞で常に数多く見る無免許の運転であるとか、酔っぱらいの運転であるとか、こういう国鉄側から見れば不可抗力の事故が非常に多いんですね。これは国鉄側と申しましても運輸省に関係があるわけです。一体自……


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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第1号(1963/12/04、6期、自由民主党)

○河野謙三君 委員長の互選につきましては、選挙管理者に指名を一任することの動議を提出いたします。

第45回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1963/12/16、6期、自由民主党)【議会役職】

○理事(河野謙三君) ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  委員長所用のため少々時間がおくれるとのことでございますので、私がかわって委員長の職務を行ないます。  参考人の出席要求についておはかりいたします。オリンピック東京大会準備促進に関する調査のため、本日、オリンピック東京大会組織委員会事務総長与謝野秀君、事務次長佐藤朝生君、同じく村井順君、以上の方々に参考人として出席を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 オリンピック東京大会準備促進に関する調査を議題といたします。  本日……

第45回国会 運輸委員会 第3号(1963/12/17、6期、自由民主党)

○河野謙三君 関連してちょっと。  ちょうど企画庁の長官もおられますから、まず運輸省を通じて、企画庁の長官の御意見も伺いたいと思います。  いま企画庁の長官から、運輸省関係でも認許可料金というものは数万ある――数万か数千か知らぬが、とにかくたくさんあるが、これは最低価格でもなければ最高価格でもないのですね。これは一本価格でしょう、まずそれをちょっと伺っておきたい。
【次の発言】 陸上、海上とも大体運輸省関係の認許可料金というのは一本ですよ、大体がね。ところが、現実には、その一本価格であるはずの、確定価格と申しますか、はずのものが、その下をはっているわけですよ。ですから、先ほど岡さんが、運輸省は……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第閉会後1号(1964/08/31、6期、自由民主党)

○河野謙三君 オリンピックをわずか四十何日の間近に控えまして、きょう御出席いただきました参考人の各位、非常に御多忙のことは承知しながらも、なおかつ、きょう御出席いただきました私の気持ちといたしましては、私が言うまでもありません。オリンピック開催時に直接各競技場に入りまして見物ができます国民というものは、国民全体から見ればわずか一%か二%にすぎません。でありますから、この場に臨みますと、準備も大体できたようでありますから、特に重点を置いていただきたいのは、オリンピックに直接触れることのできない大多数の国民に、いかにしてオリンピックの零囲気を味わってもらうか。これは私は非常に大事だと思う。お考えに……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1964/01/28、6期、自由民主党)

○河野謙三君 大臣お忙しいようでありますから、二点だけ伺います。  昨日か一昨日の新聞で私は拝見したのですが、インスブルックでいま冬季オリンピックをやっておりますね、その際に、ブランデージ会長がIOCの会議でクーベルタン精神を強調して、現状の世界のスポーツ界には、アマチュアリズムについて、非常に遺憾な点が多いということを強調している記事を私は見ました。たとえば国費でもって選手を強化するとか、学業を捨てて、スポーツに専念するとか、その他日本の国の現状を見ましても、一々それがうなずけるようなことは、おそらくブランデージ会長がIOCの会議でかような警鐘を乱打したと申しますか、こういう発言をしたことは……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第閉会後2号(1964/09/15、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私は、前回当委員会で希望を申し上げた記録映画並びに技術映画、特に技術映画につきまして、その後、文部省、組織委員会その他で具体的にどういうふうに話が進行しておるか、その状況の御報告を求めるわけですが、その前に、ひとつこの機会に、与謝野さんなり大島さんにちょっと伺いたいのですが、前回この委員会でこれまた問題になりましたガネホの問題ですが、その後、与謝野事務総長から、日本の組織委員会としては国際陸連なり国際水連の決定に待つ以外に方法はない、こういう意味の談話の発表がございましたが、私は、当然のことであり、今後もそれで終始されるものと思いますが、ただ、与謝野事務総長がかような談話を発表さ……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第3号(1964/02/13、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私は、私自体のお尋ねしたいことがございますけれども、とりあえず、いま柴谷委員の質問に関連して、外国向けの入場券のことで与謝野事務総長にお願いします。  毎回外国向けの切符について私はお尋ねしているのですが、どうもいまだにはっきりしないのですが、一体、外国人が切符を買いたいという場合に、国内のホテルというもののリザーブが前提条件になって切符が買えるのか。外国人が切符を買った場合にはその切符を持った人に対しては、国の組織委員会なりどこか国の機関がホテルを責任を持ってリザーブしてやるのか。外国向けの切符とホテルの予約というものは、これは因果関係を持たしているわけですね。どうなっているの……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第閉会後3号(1964/09/30、6期、自由民主党)

○河野謙三君 前回の当委員会でも、最後まで北鮮なりインドネシア側が参加できるように、ひとつ与謝野さんみずからロンドンまで行って御奔走願いたいという御要望を申し上げましたが、組織委員会のほうも同様の御意見であったとみえまして、忙しいところをロンドンまで浅野君とともにお運び願ったことについては、十分私ども感謝申し上げます。  ただ、私はこの機会に与謝好さんに伺っておきたいのは、ブランデージさんなりエクゼターさん、ペインさんがこの問題について声明を出しておられますが、これを新聞、ラジオ等で見ますと、ルールは守らなければいかぬということを強調されております。これをひっくり返しますと、日本は何か、ルール……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1964/02/19、6期、自由民主党)

○河野謙三君 国務大臣お急ぎと思いますが、簡単に二、三お尋ねします。  先ほど千葉委員からの御質問にもありましたが、歩道の問題ですが、通常時におきましてのこの車道と歩道の一つの規格はあると思う。しかしオリンピック開催時だけを考えますと、一つの例がモータープールの関係で、競技場周辺まで自動車で行けるという人は非常に数が少ないわけですね。大部分の方は、たとえば渋谷の駅をとれば、渋谷の駅から神宮まで歩かなければいけないと私は思う。早慶戦がありましたときのことを考えましても、あの青山の通りの歩道というものはたいへんなものになります。まして今回オリンピックが開催されまして、大部分の人があの青山の通りを歩……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第閉会後4号(1964/11/07、6期、自由民主党)

○河野謙三君 きょうは、おそらく当委員会の最終の委員会だと思いますので、後ほど委員会を代表して委員長から、御出席の与謝野さんなり、石井さんなり、靱さんなり、その他に感謝の意を表されると思いますけれども、私もこの機会に――いろいろ無理難題を申し上げただけに、この機会に過去の失言をおわびしながら、今回のオリンピックが成功裏に終わったことにつきまして、御出席の各位に御礼を申し上げたいと思います。  私は、この機会にちょっと文部省に伺いたいのですが、パラリンピックと文部省はどういう関係になっておりますか。
【次の発言】 そうしますと、政府はどの機関がパラリンピックの責任者となるわけですか。

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第6号(1964/04/13、6期、自由民主党)

○河野謙三君 ちょっと、理財局長さんにお伺いしたいのですが、私は、千五百万枚ですか、これはとても需要に応じきれないと思う。いまの記念メダル、最近のオリンピック関係の切手の売れ行きその他の関係から見て、それで足らなかったら、あとからつくるということは、オリンピックが終わったあとでオリンピック記念貨幣をつくってもたいして意味はないので、そこで、鋳造能力は一体どのくらいあるのですか、オリンピック開催時まで。
【次の発言】 そういたしますと、この千五百万枚というのは、一応オリンピック開催時までの鋳造能力から割り出してきまったように受け取れるのですが、必ずしも需要量を想定して千五百万枚ということではない……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第7号(1964/06/05、6期、自由民主党)

○河野謙三君 ただいま概略御説明を伺いまして、非常にこまかいところまで御配慮いただいておることにつきましては、きわめて満足するのでありますが、ただ、これを実行に移す場合に、すべてこれは人の手でやることですから、その予算的の裏づけは一体あるのですか。
【次の発言】 この際、参考に伺いたいのですがね。何ぶん長期間にわたって増員をするわけではないから、きめられた定員の中で超過勤務が長きにわたって続くわけですね。私は、超過勤務手当だけでも相当な金額になると思う。しかも、超過勤務相当だけで済む問題ではなくて、それに耐え得るか、耐え得ないかという、そこら辺に臨時の人員等の配置もある程度考えておるでしょうが……

第46回国会 運輸委員会 第3号(1964/02/11、6期、自由民主党)

○河野謙三君 関連して。この事故は、いま御説明を聞きますと、積み荷の運送屋のハイツケと申しますか、これに多少遺憾の点があったというふうに受け取りましたが、これは大牟田の駅が発駅だといいますが、これは専用線ですか、大牟田の駅ですか。それから、運送会社はどこですか。
【次の発言】 扱い運送店はどこですか。
【次の発言】 それは私はおかしいと思うのだな。いま相澤さんから、総裁の責任の問題を言われましたがね。私はもちろんそれにも責任はあると思いますけれども、直接の責任はその荷扱いをしたところの運送屋でしょう。あなた実情を御存じでしょうけれども、どこの駅に行きましても、貨物掛が、手不足と申しますか、長年……

第46回国会 運輸委員会 第4号(1964/02/13、6期、自由民主党)

○河野謙三君 時間がだいぶ経過しましたから、一言だけ。  あの今度の事故の原因というものは、あなた方はその所在をはっきり知っておりながら、僕はポイントをはずしておられるのじゃないかと思うのですがね。私は、大きな、鉄道に限らず、日本の社会全体の共通の一つの問題が原因にあると思う。それは労力不足ですよ。労力が不足していますから、たとえば運送の場合、今度の場合で言うならば、積み込み地におけるところの作業員というものの経験というものは非常に私は不足していると思うのです。私は見なくたって、調べなくたって、聞違いない。これは日本全国共通の問題ですよ。一方、貨物掛というものが一々積み込みに立ち会って、積み込……

第46回国会 運輸委員会 第8号(1964/02/29、6期、自由民主党)

○河野謙三君 大臣も政務次官もおりませんから、関連して、いままで各委員から御発言になったことで事務的にお尋ねします。  第一に、これは認可ですか、許可ですか、この事業は。許可条件といいますか、認可条件といいますか、これはこまかくは聞きませんが、主たる認可は条件は何です。私がかくお尋ねしますのは、私の尋ねる気持ちを申しますと、どうもね、今度問題になりました会社にしろ何にしろ、天下に名が高からぬまでもですよ、天下が認めるような信頼の厚い人とか、または天下の財閥とは申しませんが、資金的なバックを持っておるとかいうものが何にもないんですね。われわれが日常生活において物を買うにしても、やはり知れた会社の……

第46回国会 運輸委員会 第9号(1964/03/03、6期、自由民主党)

○河野謙三君 ちょうどいい機会ですから、東海道の通勤者の一人として私は伺っておきたいのですが、われわれ毎日通勤しておる者から見ますと、新幹線というものは直接関係ないですよ。ただ新幹線ができることによって十月以降東海道の輸送量というものは相当増強されるであろう――しろうと考えでは、たとえば東京―沼津間の例を言うならば、新幹線が通りますとそちらのほうに全部急行がいってしまう、であるからおそらく横須賀線のように十分なり十五分間隔で電車が通るようになるであろう、こういうことを期待しているわけなんですが、それでは一体、新幹線が開通いたしまとす、これは東京―大阪間全線のことでございますが、具体的の例として……

第46回国会 運輸委員会 第10号(1964/03/05、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私は、前回の委員会で、新幹線の開通の日時もきまりましたので、新幹線が開通いたしましたならば、東京――大阪間、特に大阪を中心とし、名古屋を中心とし、東京を中心としているところの特に通勤者は長年にわたって非常に通勤に困難を来たしておりますが、新幹線が開通されましたならば非常に緩和するであろう、通勤が楽になるであろうという期待を持っているわけです。そこに新幹線の意義を持っているわけです。それにつきまして、もうあと開通まで二百日前後になりましたので、新幹線が開通したならば、これによっていま申し上げたような大都市を中心にしたところの特に通勤者――通勤着以外もそうでありますが、特に通勤者には……

第46回国会 運輸委員会 第12号(1964/03/12、6期、自由民主党)

○河野謙三君 ホテルの宿泊料を届け出制にすると、届け出を受けるあなたのほうの側では、標準宿泊料というものを手元に持っていなければならぬはずです。そうでなければ、これは高過ぎるとか不当であるとかと言えない。あなたのほうが届け出制をしく以上は、標準宿泊料というものが手元にあるはずです。その標準宿泊料というものは、コスト主義によるのか――建築費その他経常費、そういうもののコスト主義によって標準宿泊料というものを用意されるのか、それとも、国際的な外客誘致でございますから、国際的なホテル宿泊料というものの標準というものをとって、そうして基準宿泊料というものにされるのか、その点どちらであるか、ひとつついで……

第46回国会 運輸委員会 第13号(1964/03/17、6期、自由民主党)

○河野謙三君 ちょっと単刀直入にお尋ねしますが、こういう会社が今度合併しますね。合併して、一体どれだけ会社が優秀な内容を持つようになるのですか。合併のしかたですね。私はこの前も申し上げましたが、マイナスをいくら三つ寄せたって、四つ寄せたって、ちっともプラスにはならないので、たとえばこの前の藤田航空が全日空に合併したという場合には、確かにわれわれの納得のいくようなプラスがありますよ。しかし、今度は、たいした会社じゃないのが寄り合っていって、合併のしかたが悪ければ……、たとえば、赤字を全部切り捨てて、そうして資本を新しく持ち寄って、それで資本的にも内容を充実する。操縦士その他の従業員も、ただ心を新……

第46回国会 運輸委員会 第15号(1964/03/24、6期、自由民主党)

○河野謙三君 関連して。  いま相澤さんの質問の中の荷役機械の償却年数、これはあなたのほうで認可しておられる荷役料との関連があるわけです。現行の荷役料をもってしていまお話しになったような五年とか八年とか九年とかいう計算をしておられるのか、それとも荷役料を改正するという前提でその償却年数をきめておられるのか、因果関係がありますね、これをひとつ一緒に説明してください。
【次の発言】 荷役料については、申すまでもなく、あなたのほうで荷役料、荷役賃の原価計算をされて認可をしている。その荷役料のファクターの中には、いま問題になっている減価償却にしろ何にしろ入るわけですね。入りますよ。そうであれば、これを……

第46回国会 運輸委員会 第18号(1964/04/02、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私は、前回の委員会で、東海道新幹線開通後における従来の東海道線の輸送の緩和はどういう状態になるかということをお尋ねいたしましたが、突然のことでございまして、責任者の総裁なり副総裁がおいでになりませんでしたので、質問を留保しておきましたが、きょう、総裁御病気だそうですが、副総裁がおいでになりましたから、前回の東海道新幹線に関する質問を続けさしていただきます。  まず、私は、前回お尋ねいたしましたことは、いよいよ待望の新幹線が本年の十月に予定どおり開通の運びになった、まことにその間国鉄の当局は御苦労であり、まことに国民といたしましてもおめでたい次第だと思うのですが、同時に、国民全体、……

第46回国会 運輸委員会 第32号(1964/06/23、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私はまず大づかみに話を伺いますがね。運輸省は港湾の設備改良の長年にわたる計画がありますね。岸壁を直すとか、もっと港を深くさらうとか、また新しく港をつくるとか、いま地方の港でさらに大きな船の入るようにするとか、これが進んできますと、大づかみに言って、いまの港湾事情は全く変わってきますね。小さい船はだんだん要らなくなって、大きな船ですべてのことが足りるようになってきますね。そうでしょう。そういう一方において港湾施設の合理化計画、これが四十五年なら五年にどうなるか。その場合に、いまの大きな船、小さな船 ――小さな船、これがまた中型、小型、これの需要が変わってくるか変わってきませんか、く……

第46回国会 運輸委員会 第33号(1964/06/25、6期、自由民主党)

○河野謙三君 ちょっと関連して。私は、いま委員の追加の話がありましたが、この問題に関連して実質的な疑問を持っているから伺いたい。  特定船舶整備公団が融資をいたしますね。これは金を貸すですね。借りたほうがどこの造船所にこれを頼むかは、自分のリスクにおいて借りた以上は、よりよい船をより安くつくるところの造船会社に注文する私は自由があっていいと思う。ところが、現在はそういうふうになっていないように私は聞いております。これは私は疑いがあるから、私の誤解であったら、誤解だと言ってください。いまは特定船舶整備公団が造船会社を指定して、その造船会社以外には、金を借りた人は別の船会社に注文する自由を持たない……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 運輸委員会 第2号(1965/02/04、6期、自由民主党)

○河野謙三君 関連して。いま、たまたま、私も土地の事情に詳しい根岸線の話が出ましたがね。これはまことに混雑の度をこえて、もう全く行き詰まっていることは御承知のとおりです。そこで、三年とか五年とかいう猶予は、もうないはずですよ。ところが、それにもかかわらず、三年も五年もおくれるのは、予算の関係でおくれるのか、それとも技術関係でおくれるのか、どちらです。金がないからおくれるのですか。技術関係その他の物理的な事情でおくれるのですか。そのおくれる事情はどっちか。
【次の発言】 私は、それは全然納得ができないのです。同じ狭い神奈川県で申しましても、私は神奈川県におって、神奈川県は、どこでもやってもらいた……

第48回国会 運輸委員会 第5号(1965/02/18、6期、自由民主党)

○河野謙三君 関連して。これは運輸大臣に伺ったほうがいいかと思うのですけれども、予算の執行にあたっての基本方針ですね。まあたとえば十の予定線がある、予算の額からいくとこれをこの十を全部やるためには予算では十年かかるという場合に、十のものに全部に手をつけていけば十年間かかるわけですね。それを十ありましても、おのずとそれは非常に急ぐところと比較的ゆっくりでもいいというところとあるはずですからね。そうすれば三つずつ順に手をつけていって算術計算でいくと三年ぐらいであがってきますね。三年で三つあがったら、その次にさらに三つ手をつける、さらにそのあとで、残った四つをやる、こういうのがやっぱり予算の執行の効……

第48回国会 運輸委員会 第7号(1965/02/25、6期、自由民主党)

○河野謙三君 私は一点だけ伺いたいことがあるのですが、それは、質問に先立ちまして一言申し上げますが、最近の国会の論議、また地方議会の論議等を通じまして、政府が負担すべきものか、公共団体が負担すべきものか、国民が負担すべきものか、これがはっきりしないために、当然政府または政府機関が持つべきものを国民が負担したり、また逆に、国民が当然負担すべき性質のものを、いろいろな圧力その他によって政府がいたずらに持たされたり、こういうその間の区分というものが非常にあいまいになってきたために起こる紛糾というものが非常に多いと思うのです。これは少なくとも、中央ではっきりとこのどちらが負担すべきかということはもう少……

第48回国会 運輸委員会 第9号(1965/03/04、6期、自由民主党)

○河野謙三君 実は、前回政務次官御出席いただきました際ですが、私がお尋ねいたしましたことにつきまして、重ねてきょうは大臣並びに国鉄総裁おいでになりますからお尋ねしたいと思うのですが、それは一般論として、最近この国会の場なり地方議会の場で一番問題になるのは、負担の分野がはっきりしないということなんです。国民が当然負担すべきものを国家に押しつけてみたり、それから国家機関で当然負担すべきものを国民に負担さしてみたり、この境界線がはっきりしないための、それによって起こる紛糾というのは非常に多いのです、御承知のように。そこで、きょうここで問題にいたしますのは、国鉄の新幹線、これが開通いたしましたことによ……

第48回国会 運輸委員会 第12号(1965/03/16、6期、自由民主党)

○河野謙三君 関連。いま、港の労務者のいろいろ待遇改善その他の問題で御論議がありましたが、これはいわゆる旧来の陋習というものはなかなか打破できないで、改善すべきことはたくさんありますけれども、ただ一面、これは認可料率ですね、でありますから、積極的にその経営者に待遇改善その他諸設備の完備、そういうものを要求する以上は、認可料率につきましても運輸省の側において並行してお考えにならぬと、これはなかなか大臣おっしゃるように簡単にいかないと思う。認可料率についてはどういうふうにお考えになっていますか、現行の認可料率をどういうふうにお考えになっていますか。

第48回国会 運輸委員会 第15号(1965/03/25、6期、自由民主党)

○河野謙三君 この機会にちょっと私、踏切の問題で伺いたいのですが、大臣並びに国鉄の関係者は、都市近郊の非常に交通のふくそうしておるところの踏切、これがわずかの時間踏切が遮断されたためにすぐに五十メートル、百メートルというように車がたまってしまうということは常に見ておられる。その場合に、踏切番の方の勤務また交代時間などはどうなっておるか知りませんけれども、車が非常にたまったときに、遮断機が上がった場合、すぐにボックスに入らないで、そのときの状況に応じて、そのまま、一町停止をしなくてもいいようにリードされることによって非常に車の流れがよくなる。ところが、車がたまっておろうがたまっていまいが、規則的……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1964/03/25、6期、自由民主党)

○河野謙三君 公共性、企業性の問題で、公共性を第一義として当たっておると、これはほかでない国鉄総裁のことでございますから、あなたの人柄からいって疑う余地はない。気持ちはそのとおりでしょう。しかし、私はおっしゃることはわかりますけれども、やっておることはちょっと違うと思うのですよ。たとえばダイヤの組み方一つ見ましても、公共性を第一義に、ダイヤの組み方は私は組んでおるとは思っていない。もうかる、急行だとか準急だとかいうものはどんどん出して、むしろ急行とかもうかる列車のために、ほかの部分を犠牲にしておるという現実を総裁は認めざるを得ないと私は思うのです。これはまあ就任まだ浅いのですから、この次にダイ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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