鈴木強 参議院議員
4期国会発言一覧

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鈴木強[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは鈴木強参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

鈴木強[参]本会議発言(全期間)
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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 参議院本会議 第16号(1959/03/13、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和三十三年度一般会計予算補正(第2号)に対し、反対の態度を明らかにして討論を行わんとするものであります。  政府の説明によりますと、本補正は、昭和三十三年度の予算編成後に生じた理由により、当面必要とされる最小限度の予算補正措置をとったということであり、その内容は、生活保護費、義務教育費国庫負担金、災害復旧事業費等、おおむね法令により必要とする経費の追加を行わんとするものであり、総額百十八億五千三百九十一万二千円となっております。これに必要な財源は、相続税、砂糖消費税、関税、専売納付金等、現在までの状況に照らし、その収入見込みが予算……

第31回国会 参議院本会議 第27号(1959/05/01、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました防衛二法案の中間報告を求めるの動議に対し、絶対反対の立場を明らかにして討論を行わんとするものであります。(拍手)  私はまず、先刻突如として本動議を提出された松岡君の頭の鑑定をしなければならないと思うのであります。(拍手)なぜならば、本国会の会期は、余すところ二日間であります。しかも諸君御承知の通り、半数の議員は五月二日に任期が終了されるのでありまして、いわばその前夜の国会といわなければなりません。思想、立場は異なっても、本院に議席を連ねたわれわれは、国民の代表として、お互いに困難を克服しつつ国政に参画し、立法者としての責任を果して……

鈴木強[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

鈴木強[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 逓信委員会 第2号(1956/11/26、4期、日本社会党)

○鈴木強君 これは委員会の運営にも関係あるんですが、私ちょっと申し上げておきたいんですが、きょうはあらかじめ大臣の御出席を願うように前回の委員会でお願いしておったわけです。そうしたらまだ始まって三十分か四十分で出られるというようなことになると、非常に運営自体が困るんです。私は、もちろん緊急閣議か、閣僚の話し合いですから、おいでいただくことはけっこうですけれども、やはりきょうにしても一時というのが一時過ぎになってもまだ大臣が見えないというようなことで委員会の開会ができないんですよ。多数の人たちがやはり時間を厳守して委員会を開くように一これはわれわれの責任ですけれども、やらなければいかぬという、そ……

第25回国会 逓信委員会 第3号(1956/11/28、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。私は一昨日の郵政大臣の所管事項の説明をお聞きしまして、それぞれ郵政、電通、電波、放送、国際、それぞれの各企業が非常に前進を見ておりますことをお聞きしまして、非常にこれは大臣以下関係各位の、職員を含めての努力のたまものと思いまして、日夜を分たぬ御献身に対しましては、深く敬意を表するものでありますが、ただ非常に残念に思いましたのは、今の横川委員の質問に関連がありますが、しからば近代産業を経営する場合、やはりそこに働く職員、その人たちの勤労意欲の問題にかかってくると思うのです。ですから、特に年末を控えて各企業ともすでに争議的な問題も起きておる段階でありますので、実は郵政、電通を初め……

第25回国会 逓信委員会 第4号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣に御質問申し上げます。まず郵政事業についてですが、大臣の所管事項の説明の中にも述べられておりますように、特定局制度の問題ですが、全国に約一万三千近い特定局があるのですけれど、これの運営については、とかく長い歴史的な経過の中でいろいろと問題があったことを私たちは十分に承知をしております。戦後制度の改革もございまして、普通直轄局と同じような形に移行しつつあることは非常に御同慶にたえないのですが、現に今制度上問題になっているのは、私は、この局舎が借り上げになっていることだと思うのです。もう一つは、そこに働く特定局の職員が局長の自由任用によってなされる、こういうようなことが一般普通局に……

第25回国会 逓信委員会 第5号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連すると思いますけれども、ちょっと。山田さんの言われておることについて私も同感の点もあるし、またちょっと考え方の違っておる点もあるのですけれども、この際明確にしておく必要があると思うのです。というのは、私二十九日の本委員会でこの問題について質問をいたしましたが、電電公社に移行する経緯、さらに国際に移行する経緯は、私は院外から、労働組合の委員長をしておったものですから、十分に経緯は知っておる一人だと自負しておりますが、今でも、そのとき申し上げたように、国際電信電話株式会社というのは、すみやかにこれは電電公社と一本の経営の中でやるべきだということを、私は今でも確信しておるのです。とこ……

第25回国会 逓信委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと委員長関連して質問。これはただ単に東那須野と黒磯だけでなしに、市町村の合併に伴って全国にいろいろなケースがあると思うのです。で、今の郵務局長の御説明を聞いておりますと、若干明確を欠くので、私はこういう角度からちょっと郵政省の基本的な考え方をお聞きしておきたいのです。なるほど区分の関係とか、あるいは逓送の駅の受け渡しの問題とか、いろいろあるでしょう。しかしながら原則的にこのサービスを低下する、要するに配達のサービスを低下する、たとえば毎日まあ八時か九時ごろ手紙が来るところが統合によってたとえば十時になり十一時になる、これは明らかにサービスの低下なんですね。私は少くとも市町村合……

第25回国会 逓信委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○鈴木強君 この際、私は決議案を緊急動議として提案申し上げたいと存じます。  本委員会の開会以来、われわれは大臣に対し、さらにまた関係の皆さんに対して、質疑の中で申し上げておりますように、今日郵政当局と全逓信従業員組合、また日本電信電話公社と全国電気通信労働組合との間において、調停案の具体的な実施について、当事者が不満ながらも調停案を受諾し、その解決に今後団体交渉の中で努力しようということで、それぞれ協定、覚書等結んでおるのでありますが、これらの覚書等を中心にして労使間の紛争がきわめて重大な段階に私は来ていると存ずるのであります。このことはすなわち、電気通信事業、さらに郵政事業の年末年始の繁忙……

第25回国会 逓信委員会 第8号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○鈴木強君 事務次官、ちょっとあなたに質問。私は、電気通信事業のオートメーション化、さらに合理化の問題について、これは大臣に質問したかったのですが、大臣が熱が出て出られないということですから、次官にお尋ねしたいのですが、まあ日本の産業が、最近アメリカからいわゆる生産性向上運動というのが入ってきて、それときびすをそろえてオートメーション化、合理化の方向に向っていると思うのですが、その中で特に郵政省が監督をしておる電気通信事業も、石炭産業あるいは電気産業と同じように、むしろ一番進んでいるかとも私は思うのですが、このオートメーション化が進んでおると思うのです。そこで公社では第一次五ヵ年計画を設定して……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 決算委員会 第15号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して、答弁を求める前に聞きたい。今の問題で私たち非常に奇々怪々に思うのですが、国鉄の契約工事に対する内部牽制組織というものはあるのですか、ないのですか。たとえば指名入札なり競争入札なりする場合に、最終的に契約を認証するのはだれがやるのですか。当該の課長なら課長にやらしているのか、あるいは局長なり、最終的には総裁まで行っているのか、そういう最終的にはどういうふうなシステムになっているのでしょうか。こういう点を今、岩間さんの処罰問題というのがあるので、さっきお話を聞くと、総裁はそれぞれの人たちに対してはそれぞれ処分をしておる、そういうふうにおっしゃっておったのですが、こういう工事に……

第26回国会 逓信委員会 第3号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私、発言するつもりではなかったのですが、ちょっと食い違いがあったように思いますので、関連して質問したいと思いますが、答弁を聞いておりますと、次官は、郵政事業の最繁忙期を切り抜けるためには、どうしても紛争解決は十五日ごろにめどをおいてやらなければならないということを言われているのですが、それは私たちもその通りだと思うのです。しかし人事部長の答弁を聞いていると、やはり全逓の内部事情、中央委員会の状況やA号戦術の行使の問題にからんで、どっちみちA号戦術であろう、だから打つ前にほんとうの腹を出してもだめなんだから、打ったあとに解決のめどを求めたというように私はとれるのです、強く言って。そう……

第26回国会 逓信委員会 第4号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連質問です。私は、今の前田委員のおっしゃったことは、きわめて偏見な見方であると思うのです。もともと簡易保険制度ができて、加入者に対して特別なサービスといいますか、そういう意味から簡易保険の診療所が私はできたと思うのです。ですから、その診療所がただ単に予防医学的な行為だけに終ったのでは、これは私はいけないと思うのです。むしろ国全体がもっと安く病気のときに済むような施設を拡充していく段階が来たらいいと思いますけれども、なるほど、まだ国民健康保険も全部が入ってないというような段階において、簡易保険に入れる人たちはきわめて、階層からいえば、勤労階級とか、そういう人たちが多いのです。そうい……

第26回国会 逓信委員会 第5号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○鈴木強君 その問題に関連して、私も前田委員と同じような法律解釈をしているのです。監理局長の御説明だとわれわれには全く納得ができないのですが、そこで、放送協会の会長さんのこの前の御報告を聞きますと、さらにその国際放送の拡充を政府から要請されたと私は思うのですが、特に最近の国際関係からして、新たに国際放送を拡充するという御意見で、ソ連向けと東亜向けの送信開始をするということで予算を組んでおるわけですが、こういう問題について、今の前田委員の言われた本質論がわれわれには全く納得できない中でさらに国際放送を拡充しようということなんですが、一体何ですか、この国際放送の聴取の状況等は、政府として責任あるこ……

第26回国会 逓信委員会 第閉会後5号(1957/10/10、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私午前中の横川委員の質問をされた牛の郵政事業の労使関係について、大臣にちょっと質問したいと思います。七月二十三日の本委員会において、大臣就任されて初の所見の発表を聞いたのでありますが、私ども、郵政事業の今後の発展は、そこに働く職員がほんとうに事業に対して協力するかしないかにかかっていると思います。従って、いろいろと問題がある労務対策に対して、大臣も、私も非常に苦労してきているのでよく気持はわかる。従って、誠心誠意話し合っていきたい、こういうことでしたから、非常にわれわれ期待を持っておりました。もちろん、大臣は若いというお話もあるのですが、これはもう非常にけっこうなことであって、たと……

第26回国会 逓信委員会 第6号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して大臣と総裁の方に質問をしておきたいのでありますが、御承知の通り今度の春の賃上げ闘争は、二千円の要求を組合は出しておるわけでありますが、労働委員会に調停を申請したわけです。ちょうど十一日から第三波の合法的実力行使をかけるという状態の中で、労働委員会も慎重に配慮していただいて、九日の四時ごろですか、調停案が出たわけです。この調停案に対して、組合側としていろいろ検討したようですが、結局、結論的には、条件をつけて受諾の態度をきめております。これはおそらく現在の労働組合としては、りっぱな結論を出したと私は確信を持っているわけです。すなわち、いろいろ問題はあるでしょう、不満な点もあるで……

第26回国会 逓信委員会 第閉会後6号(1957/10/11、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私はこの際、電電公社の公企体の問題について、ちょうど監理官もおられますしするので、公社の方とそれから郵政省の方からお考え方を一つ教えていただきたいと思うのです。御承知の通り、岸内閣が公共企業体の再検討論を取り上げて、今、審議会を持たれておるようでありますが、私たちは、ことしの第二十六通常国会で公社の企業問題が非常に問題になりましたときに、いろいろと政府の方として現在の公共企業体に対して再検討をするんだというお話を聞いておりましたが、その際、岸総理は、まあもちろん明確な考え方はないのだが、国有に戻す、あるいはもっと民営に近づける、あるいは現行でいくか、こういった三つ程度の考え方がある……

第26回国会 逓信委員会 第7号(1957/03/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(鈴木強君) ただいまより委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。本日、三木治朗君が委員を辞任され、補欠として藤田進君が委員に選任されました。
【次の発言】 次に、簡易生命保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。  御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 一つ委員長関連して。公社側の答弁を聞いておったのですが、私十四日の本委員会において、北九州五都市の自動化の問題について同じようなケースが出ておりますが、いろいろ計画をお聞きしたのですが、第一点として、今計画局長もお見えになっておるのですが、副総裁にお尋ねしたいのは、私はこういう自動化改……

第26回国会 逓信委員会 第8号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連質問。今の新谷委員の海外特派員の問題ですが、任務についてはわかりましたが、大体この報道担当と技術担当とどの程度、どういう方向に出ておられますか。
【次の発言】 そうしますと現在六名ということでございますか、その担当は別として、特派されている特派員の方は。
【次の発言】 そこで、新谷委員の指摘した中で、確かに会長の言われたような任務を持って行っておられると思うので、私は非常にけっこうだと思うのです。しかも、その行かれている特派員の方々が特にニュース関係で、新谷さんの言ったように主観を交えて祖国に対して、日本に対して報告するというようなことは、これはちょっと私はおかしいと思うので、……

第26回国会 逓信委員会 第9号(1957/03/20、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。今の新谷委員の質問は、結論から言うと、来年なり再来年なりに値上げをしなければやれないのじゃないか、そういうふうな趣旨の質問だと私は思うのですが、なるほど事業内容を見てみますですから、これは会長が言われたように、協会の一番大きな問題になると思いますが、そこでラジオとテレビですね、こういうまあ二つの形になっておるのですが、もちろんその料金の適正化ということは、あらゆる角度から考えなければならぬと思うのですが、たとえば国際放送なんかを、国が命じておきながら、その費用は半分も出していないというような矛盾もあると思うのです。ですから公共性のある事業で、相当国が制約を加えてい……

第26回国会 逓信委員会 第10号(1957/04/01、4期、日本社会党)

○鈴木強君 去る三月二日における委員会の決定により、北九州地区の自動電話化に伴う対策につきまして、その実情を調査するため、剱木委員長並びに私が福岡県に派遣され、詳細に調査をして参りました。その概要について簡単に御報告いたします。  まず、福岡市において九州電気通信局長より、北九州の電話自動化に関する説明を聞き、さらに組合側から、この自動化に伴う諸問題について種々の公社側に対する要求及び意見を聴取いたしました。さらに、このたび自動化される折尾、八幡、小倉、大里及び門司の各局の施設を視察し、現場における当面した諸問題について、当該各局長並びに職員側より意見を直接聴取いたして参りました。  まず、北……

第26回国会 逓信委員会 第11号(1957/04/03、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、この公衆電気通信法の一部を改正する法律案について二、三質問をしたいと思いますが、まず第一点として、日本の電気通信事業は国が独占をし、その経営は電電公社がやっていることは御承知の通りでありまするが、私は電信電話事業を国が長い間国有、国管の形でやって参り、さらに今日も公共企業体という形態の中でやっております理由は、今さら申すまでもないと思いますが、そういう事業であるだけに、原則としてこの事業は機械設備にしても、あるいは建設計画にしても、すべて公社みずからの手によってやるということが建前であると思うのです。今提案されています公衆電気通信法の一部を改正する法律案の中で、当初この法案が……

第26回国会 逓信委員会 第12号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、前の委員会で大臣から説明になりました提案理由の説明に対しまして質問したのですが、どうも納得できないので、今日は総裁もお見えになっていますから、大臣と総裁から基本的な問題について一つ御回答願いたいのであります。今度の法律改正の内容は、単独電話と共同電話の電話回線に接続する付属機器についても自営の道を開こうと、こういうことでありますが、前回の質問で私は公衆電気通信法の第一条、第二条、これらの精神を考えてみても、当然電電公社が責任をもってこれらの設備をやるのが妥当であるし、正しいという解釈はいささかも変っていないのです。もちろん今までも一部自営の道が開かれておったことはこれは事実で……

第26回国会 逓信委員会 第13号(1957/04/11、4期、日本社会党)

○鈴木強君 今三十年度の決算報告を見せていただいたわけですが、協会の皆さんが非常に予算執行上努力を尽されておることについて、私はまず感謝をささげたいのですが、二、三質問をしてみたいと思います。ちょっと、しろうとですから、ピンぼけなことを言うかもしれませんが、その点は親切に答弁してもらいたいと思うのです。  まず第一番に、放送法第四十条に「協会は、毎事業年度の財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を作成し、当該事業年度経過後二箇月以内に、郵政大臣に提出しなければならない。」「郵政大臣は、前項の書類を受理したときは、これを内閣総理大臣を経て内閣に提出しなければならない。」「内閣……

第26回国会 逓信委員会 第14号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○鈴木強君 直接NHKの決算に関係はしておりませんが、ちょっと質問を二つばかりしたいのですが、大臣がおらないので政務次官に御質問をしたいのです。  今回、政府が約五千万円の予算を使って、民間放送を利用して政府の時間というのを作ったようなんですが、私のまずお聞きしたいのは、すでに二十日から始まっておりまして、私も第一回のを聞いてみたのですが、最初ですから、今後の放送のやり力なんかについて、いろいろ石田官房長官以下お話をしておったようですが、まず策一点として、総理府の官房の広報参与室というのでこれを企画するらしいのですが、私はやることはいいと思うのです。ただねらいがどこにあるかということを非常に心……

第26回国会 逓信委員会 第15号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連しますが、私、初めて国会に入って参りまして、今官房長官から今度の広報活動についての構想を聞いたのですが、まあ新聞にも伝えられておりますように、今あなたのおっしゃったように、政府としては行政施策上の告示とか、あるいは解説をするのだ、こういうことや言っておられるようですが、お話の中で幾つか私は矛盾を感じましたので、大へんお忙しい時間でしょうが、この際明らかにしておきたいと思います。  まず、今の政党政治が、いわゆるあなたは確かに党の役員をやっておらないが、極端にいえば、岸総理大臣は党の総裁でもあるわけです。そういう点からいうと、この施策上の告示なり解説というものに限っておっしゃるけ……

第26回国会 逓信委員会 第17号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私も法律案の内容を見ましたが、ほんとうに政府や公社が現在の無電話部落の解消なり、あるいは町村合併に伴う電話の統合なりについて本腰を入れておるということが考えられておるならば、私もその質問をやめておこうと思ったのですが、本法律案をここで審議するに当って、きわめて重要な問題でありますから、大臣がおらないことは非常に残念ですが、先に関連質問でやりたいと思いましたが、ここではっきり考え方を聞いておきたいと思います。  私は、松田監理官がこの法律案を提案するに際して、今後の農山漁村の問題についての考え方をきわめて重要視しておったのですが、お述べになりましたその考え方は、非常に機械的に、ほんと……

第26回国会 逓信委員会 第18号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣にお尋ねをいたします。私は大臣から提案理由の説明をお伺いしたわけでありますが、その中で「近時、農山村等におきましては、通話装置を付置した有線放送設備による簡易な電話に関する需要が増加しつつありますが、現行の有線電気通信法の規定によりましては、その適正な規律が困難でありますので、」云々、こういうふうに説明されておるのでありますが、そこで、今横川委員の要望にも関連いたしますが、本来、この有線放送設備というものは、有線放送業務の運用規制に関する法律というものに準拠して、この規定にもありますように、はっきりと有線放送をする内容について明記してありまして、たとえば、どこの放送局の放送事順……

第26回国会 逓信委員会 第20号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○鈴木強君 本請願につきましては、前回の臨時国会においても出されておったのですが、私たちは電話加入権の問題とも関連して、この三十八条において、現に質権を目的とすることはできないと、こういうふうに禁止されていることは、事が公共事業でありますから、自分の確かに所有権ではありますが、そのことを勝手に譲渡したり、あるいは質権を設定したりすることについては、やっぱり問題があるということで、公衆電気通信法の第三十八条が設定されていると考えます。従って、そういう意味からこれは慎重に考えなければならないということで保留になっておるのでありますが、公社当局並びに郵政省当局においては十分検討されて、その後さらに今……

第26回国会 予算委員会 第28号(1957/05/11、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私関連ですから、今の問題についてちょっと大蔵大臣に質問したいのですが、岸総理も完全実施というこういうことを言われておるのですが、言明されておるのですが、出された仲裁についてもちろんこれは解釈のとり方について異議がありました。しかしながら問題になりましたのは、第一の確定と第二の確定とに分れると思うのですが、少くとも藤林委員長は衆議院の社会労働委員会において三分の一の問題についての質問に対して、将来これを調整したいということは今回引くべきではないということをはっきり言ったはずなんです。それは私は仲裁委員会のほんとうの真意だと思うわけです。しかし次の日の予算委員会には、政府がそういう措置……

第26回国会 予算委員会 第29号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私はこの際、公労委の藤林会長に三つほど質問を申し上げたいと思いますが、その前に公企体労働組合の紛争問題につきましては、先生には特に熱心に御努力いただいておりまして、このことは私たちひとしく感謝にたえないところでありまして、深くお礼を申し上げます。  質問の第一点は、御承知の通り現行の公労法が昭和二十三年のマッカーサー書簡によって一つのヒントを与えられ、昭和二十七年の第十三国会において制定されたものでありますが、その後本法の運用上の問題につきまして、ことに十六条、三十五条の、予算上、資金上の問題がからみまして、幾たびか紛争を重ねておったことは事実の通りであります。そこで本法の改正が問……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 逓信委員会 第1号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。先般の郵政省の人事異動につきまして、私は個々の問題には触れようとは全然考えておりませんが、ただ関連して聞きたいのは、大臣のおっしゃっている中に、考え方の矛盾を犯していると思いますが、その点を一つ聞きたい。というのは、なるほど現業官庁ですから、私たちはほんとうに現場の郵便局長なり電報、電話局長なり、何十年でも長くやられて、そうして現場の実情をよく知った上に立って利用者と密接する中に立って運営していくということが一番いい。この点は横川委員のおっしゃったように、また大臣も認めているんです。ただ、新陳代謝、後進に道を譲るというのは確かに一つの方法でしょう。しかし、大臣のお……

第27回国会 逓信委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。今、大臣の御答弁ですと、電電公社と監理官室と国際との間の三者のまあ対策委員会を持たれているという話ですが、そうであるならば、その委員会をもう作ってあるのですか。もし作ってあるとすれば、これは非常に重要な問題ですから、具体的な構想ですね、具体的というか基本的な構想といいますか、どういうふうな方法でやるのか、今山田委員の言われた資金の問題とかいろいろあると思いますから、そういう点ここで差しつかえなかったら構想を発表していただきたい。
【次の発言】 靱副総裁が見えておられるのですが、戦争前にグァムまで海底ができておりましたね。それの所有権というものが、日米行政協定ですか……

第27回国会 逓信委員会 第6号(1957/11/14、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣は大へん時間を急いでおるようですが、今日で臨時国会が終りますから、ぜひ一つ大臣に強く要望しておきたいのです。だから大臣の答弁も簡単に、そうだと言ってくれればいいのです。第二次の電電公社の計画を見せていただきまして、十分検討してみましたが、一番問題になるのは建設資金と要員関係だと思いますから、この際、特に私は大臣に強くお願いしておきたいのは、今ちょうど予算の編成期にもなっておりますので、たびたび本委員会においてこの問題については大臣のお考え方を聞いておるのでありますが、できるだけ一つ資金を取るように配意したいということでありますから、それを信頼しておりますが、特に三十三年度の予算……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 逓信委員会 第閉会後1号(1958/05/31、4期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長、ちょっと関連して。
【次の発言】 私は質問するつもりはなかったのですが、やはり委員会の中で事務次官が御答弁になるような意見を聞きますと、そのままにしておくと認めたことになりますから、そういう意味で質問をするのです。あなたは二十二年に郵便法の七十九条が修正された当時の立法府の意思というものは十分に承知しておる、こういう立場に立って答弁されておりますが、そうであるならば、当初横川委員の質問されているように、少くともストライキ行為ができた当時の二十二年から今日までの、たしか公務員法なり、公労法なりに変ってくるまでの歴史的な経緯というものがあります。ありますが、少くとも立法当時の精……

第28回国会 逓信委員会 第3号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○鈴木強君 放送法の一部改正法法律案要綱案というものがここにきておるのですが、拝見したのですが、これはさっき山田委員のいろいろな質問の中で、私も同じように感じておったんですが、なるほど要綱を見ますと、改正の趣旨という所に書いてあることは現行放送法はすでに八年もたっておりますので、その後にいろいろとNHKも大きくなったのでしょうし、特に民放も相当発展しておりますから、時宜に即した改正をやろうといことは私もそう思うのですが、しかしその提案された要綱の内容を見てみますと、どうもNHKに対しても、会長を定員からはずしてしまうというようなことがありますし、それから監事とか理事とか、こういった数もふやして……

第28回国会 逓信委員会 第4号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。大臣に明確にしていただきたい点は、今のお話ですと、わしは過去就任以来だいぶんプラスとマイナスの関係でなければならぬということでやってこられた、それを認めましよう、私たちは。そこで急に今度の郵政局の団体交渉をやろうとすれば、今言った警察官を動員してくるというようなことになりますと、これはやはりわれわれ国会から見ておりましても、従来の大臣のお考えが変ったようにも思うのですよ、私率直に言って。質問してみたらそうでもなさそうなんですが。そうしますと、ここで聞きたいのは、きのうですか、全電通という組合がありますでね、公社の組合が。調停委員会の調停がだいぶん進行してきたので一……

第28回国会 逓信委員会 第5号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○鈴木強君 まず最初に大臣に一つ二つ質問を申し上げますが、中華人民共和国との直通無線電話の開設の問題についてお尋ねしたいと思いますが、現在電信は、終戦直後からずっと東京と北京間無線連絡がやられているのですが、電話は中断されております。今日二つの中国が現実にあるわけですが、台湾政権との間にはむろん電信電話はそれぞれ連絡がとれておりますが、電話が今日中共との間に連絡がとれない実態にあるわけですが、これについては二つの中国という立場に立ってものを考える場合には、非常にむずかしい問題でしょうが、しかし少くとも郵便事業もそうですし、こういった電気通信事業も当然そういったものを乗り越えて、一日も早く開通す……

第28回国会 逓信委員会 第6号(1958/03/05、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっとこまかい事務的なことになって恐縮ですが、今度新しく日本電電公社に委託をして電信為替の業務が行われるわけでございますが、今、局長のお話ですとちょっとわかりませんから聞いておきたいのですが、頼信する際には、電電公社の電報電話局から電報を打ちますが、たとえばおくやみで、つつしんでおくやみ申し上げますと、それに対して千円の香典を送るということになってそれが行くわけですね。着信をした電報電話局でこれを郵政の郵便局へ持っていくわけですね。そして郵便局では為替の証書を発行して、速達の形で受取人に持っていくわけですね。その際おくやみの電報はどうなりますか。それを一緒にくっつけていかなければ……

第28回国会 逓信委員会 第7号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、前回の委員会において、電電公社の工作工場の経営方針について質問をしたのでありまするが、時間の関係で途中で中断をしております。従って、非常に大事な問題でありますから、きょうはまず最初に、その工作工場の経営方針についてお伺いしたいと存じます。  前回の委員会で、私たちが非常に長い間、工作工場の基本的な経営方針について公社が明確にこれを決定すべきである、こういう立場に立っていろいろと意見も出しておったのでありまするが、その結果、公社が、先般一応工作工場の長期経営方針というものを決定したようでありますが、前回の委員会における梶井総裁の御答弁によりますと、工作工場の採算等その他から考え……

第28回国会 逓信委員会 第10号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○鈴木強君 実は私、予算委員会との関係がありますから、二つだけ大臣に質問をいたしますが、最初の質問は、前回の委員会で森中委員からも質問がありまして大臣からお話があったチャンネル・プラン、これに伴う予備免許の問題でありますが、お話によりますと、あと二、三社を残してあなたの方からお示しになった条件によって、競合になっている問題はそれぞれ話し合いがついて準備にかかっておる、こういうことでありますが、そのことは私けっこうだと思います。ただ私非常に心配するのは、あなたも力説されておりましたように、放送の独占といいますか、言論の独占といいますか、そういったことに対して極度に私たち警戒をしておるわけです。で……

第28回国会 逓信委員会 第14号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。定員問題については第三分科会で相当突っ込んで大臣に質問しておったのですが、郵政省の考え方は一応私納得したのじゃないですが、経過はわかりましたが、そこで電波監理局の方に、具体的資料を、ちょっと一緒に今すぐ取れると思いますから。ことしの定員増は、あなたの方ではどの程度要求されたのですか、最初事務当局としては。それがまあ郵政大臣のところで査定があったかどうか知りませんが、具体的に大蔵省との折衝の中で減らされた経過もあると思うのです。ですから、われわれは委員会でいつも事務量がふえているにかかわらず、人がふえないという事実を訴えられてもおったし、また現場へ行って現実に長野や金沢を見……

第28回国会 逓信委員会 第15号(1958/04/02、4期、日本社会党)

○鈴木強君 今度の予算で二千六百二十八人の増員になっておりますね。それで、現在この常勤職員、要するに定員外の常勤職員、これはほとんど定員と同じように扱っているらしいですが、その人員は何名おりますか。
【次の発言】 人事部長からでけっこうです。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 この四百八十七名というのは、まあおたくの方の定員のあれを見てみますと本定員の方と、それから要するに常勤的非常勤というんですか、身分は一般公務員とほとんど変らない者がおりますね。それと臨時定員外職員、こういうふうに分かれていると思うんです。そこで私の聞いているのは、最初の常勤的非常勤職員、こういうのが四百八十七名とい……

第28回国会 逓信委員会 第16号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○鈴木強君 山田委員の提案に私は賛成をいたします。特に、放送法の慎重なる審議を期するためにも、ぜひともこれは公聴会として意見を聞くようにしていただきたいと思います。そうしてその人選その他については、理事会に一任をいたしますから、理事会において慎重御検討の上御決定いただきたいと、こう思います。
【次の発言】 議事進行について。私は委員長に協力します。それで、今までの経過は、きょうの委員会は、ラジオの物品税の問題と公聴会を開く問題についてやりたいということで、私たちはそれを了承しておりますから、これはもう両党の理事の間でお話があることですから、われわれはそれについて協力をいたします。それについて発……

第28回国会 逓信委員会 第19号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に私は、大へんお忙がしい中を法務省の一方からお見えになっておりますので、その点からお尋ねいたしたいと思うのでございますが、今回電波法が改正になりまして、今いろいろ御質疑の中にありましたように、現状に即した改正をやる、こういうことになっておりますが、特に法務当局に対してお尋ねしたいのは、電波法にはいろいろと法上の罰則が規定されておりまして、それぞれの刑事罰が課せられるようになっておりますが、そこで、具体的に問題をお尋ねしたいのでありますが、電波法第四条ないし第五条、国際電波は外国人が発射してはいけない、また外国人には一切その免許を与えない、こういう規定がございます。それに違反した……

第28回国会 逓信委員会 第20号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、ただいま議題となりました電波法の一部を改正する法律案並びに電波法の一部を改正する法律案に対する修正案に対して、以下申し上げる希望条件を付して賛成したいと存じます。  私たちが長年主張をして参りました無線通信士の免許更新の点につきましては、従来五カ年に一度更新の手続があったのでありますが、今回の法改正によりまして、この点が削除され、無線通信士にとりましては、非常にけっこうなことになりまして、この点私は非常に敬意を表する次第であります。  ただ、第一点として強くこの際、今後の法運営についてお願いしたいのは、改正法百四条の二であります。この点につきましては、昨日の質疑応答において大……

第28回国会 逓信委員会 第21号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは最初の審議でありますから、この法律案の基本的な考え方について、大臣にお尋ねしたかったのでありますが、大臣がお見えになっておりませんのでこれは後に譲りまして、きょうは事務的になるかと存じますが、電電公社の方が見えておりますから、公社の方に質問を申し上げたいと思いますが、今度の公衆電気通信法の一部改正案の内容を見ますと、新しく加入電信と地域団体加入電話の提供条件を、従来試行しておったものを法制化しようと、こういうことだと思うのでありますが、その前提になりまする、特に私問題にしたいのは電信政策でありますが、第二次五カ年計画を見ますと、公社のこの冊子がございますが、三十九ページにや……

第28回国会 逓信委員会 第22号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○鈴木強君 山田委員の質問で、かなりの点がわかりましたが、さらに私からも数点について質問をしておきたいと思います。  ます今回、公衆電気通信法の一部改正法律案を出して参ったのでありますが、現にこの加入電信と地域団体加入電話の二つの業務は実施をしておるのであります。もちろんこの実施ということは試行ということでありまして、これは公衆電気通信法の六十八条に基いて試行をしておるのでありますが、しかし今回の法律の内容を見ますと、やはり電気通信業務の役務の試行ということが、現行の法例上若干明確を欠いておるわけですから、おそらく今度ははっきり十二条の二に試行的な公衆電気通信役務ということを規定してきたと思う……

第28回国会 逓信委員会 第23号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣にちょっとお尋ねをしておきますが、一度あなたの御意見を承わったことがあると思いますが、電信の赤字対策ですね、電信の赤字解消対策、それは今もいろいろとお話がありましたように、電話が非常に需要供給のアンバランスがありまして、バランスがとれていないということから、非常に大きな問題になっておるのでありますが、そういう中で、電電公社の事業会計というものが、とにもかくにも百億という電信の赤字を背負ってやっておるという事実があるわけです。ですから、これは、国の政策上料金の値上げということが容認できない事業であるし、まあ原価計算してみても、赤字の出る事業ですから、私は、もう少し政府自体が、直接……

第28回国会 逓信委員会 第24号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣の言われていることは私たちはわかりますし、できるだけ協力をするということはその通りだと思います。ただ、現実問題として、衆議院がきょう散会をしております。不信任案はきょう提出を完了いたしました、従って、明日は本会議を開くということになりますと、当然不信任案が最重点になりますので、他の一切の法案は上らないと思います。かけられないと思います。ですから、もちろん参議院段階で議了をして、参議院の意思を決定するということは私はけっこうだと思います。しかしながら、この法案が本国会において成立しないということも、これはあまりにも明らかだと。思うんです。ですからそういう点、会期が二日あるので、大……

第28回国会 予算委員会 第4号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。
【次の発言】 これはちょっと予算の冒頭に当って私たちの理事の方から申し上げておりますように、ほんとうに誠意をもって政府はこの審議に参画していただきたいと思う。  岸総理大臣にお尋ねしたいのですが、今あなたは事務的にこの問題について検討を加えているということですが、現に衆議院の予算審議の過程において、第四分科会における田中郵政大臣の御答弁等承わっておりましても、政府においてはこの問題について検討を加えておる、しかしまだ結論は出ておらない、従って、もし結論が出ないとしても郵政省関係はやるのだ、こういう明確な御答弁があるわけなんです。ですから私は少くとも、今予算的に四十二億が……

第28回国会 予算委員会 第7号(1958/03/07、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連質問。今、同僚の吉田委員の方から質問でありましたのは、淺井さん、こういうことなんです。あなたは人事官として主として公務員全般の問題についていろいろとお骨折りをいただいておるわけですが、今回あなたの給料が会計検査官と同じように、従来から見ると国務大臣に準じて待遇されておったのが、差別がつくことになる。それでもあなたは、それに対しては意見がないのかということを聞いているわけです。だから、科学的に政府にも聞きたいのだが、政府はどういう意味で科学的な事情をもってこれをつけてくるのか、この点は、一つ政府からもこの際答弁していただきたい。そういうことを言うのですから、逃げないで、あなたの所……

第28回国会 予算委員会 第8号(1958/03/08、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。今の御答弁ですと、地方自治体にまかせて適切な措置をとらせるというようなことなのですが、われわれが言わんとするのは、国の国策に基いて仕事をされていくわけですから、積極的に政府がこれらの法律の改正が必要であれはやってもらいたいし、そうでなくて、行政的に、今日でもたとえば家が焼けてしまったというような場合には減免の措置ができることになっておりますから、そういった条項が適用されて、特に離職者に対する減免の措置を積極的に政府は考えてもらいたい。そういう意思があるかということをわれわれは聞きたいのです。その点をはっきりしていただきたい。(「大蔵大臣が答弁してくれ」と呼ぶ者あり)

第28回国会 予算委員会 第9号(1958/03/10、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。今の点でございますが、私は、天皇は新憲法下において国の象徴でございますから、もっと、天皇陛下のほんとうの気持というのは、ざっくばらんに国民に接したいというお気持が、私はあるのじゃないかと思うわけであります。ところが、私どもたまたま、天皇の誕生日に宮中にお招きを受けて行きましても、何かしら昔と同じように、ちゃんと事前に、陛下が来ますから、その際には立って下さいと、予行演習みたいなことをやって、きわめて窮屈なことをやっておる、陛下が入ってこられて、やあ、今日はと言って、お気軽にわれわれとお話をしたいのじゃないかと思うのですが、どうも宮内庁あたりの役人が、矢嶋委員も触れておった……

第28回国会 予算委員会 第10号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、まず最初に会計検査院長に質問をいたしますが、三十一年度の決算の検査の報告を拝見いたしますと、千百二十八件、二十五億の驚くべき批難金額があるのでありますが、この内容はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 内容はわかりましたが、少くとも国民の税金で支弁されておる国費の中から、このように批難金額が検査院から指摘されたことは非常に残念に思うのでありますが、会計検査院としてはこういう間違いの起る原因、こういったものを分析、検討したことがございますか。
【次の発言】 石井行政管理庁長官が何か都合でお急ぎのようでございますから、一たん会計検査院長に対する質問を打ち切りまして、ほん……

第28回国会 予算委員会 第11号(1958/03/14、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。今大臣の御答弁ですと、教育勅語の中にあるいろいろ古い考え方を押しつけるというようなことは、全然考えておらない、これははっきりしました。そうすると、その道徳教育を特に時間を設けてやろうということなんですが、高田委員の質問は、どういう道徳教育を必要とするのかということを聞いておるわけですが、その点が何か研究しているそうでありますが、しかし、重大な問題ですから、少くともこういう特設科目を設けてやろうというからには、あなたは道徳教育というのはどういうことを教えようとするのか、そのことはおわかりでしよう。そのことをやはり明確に、しないと、非常に誤解を受けると思います。そのことを一つ……

第28回国会 予算委員会 第12号(1958/03/15、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。国際観光事業が非常に大事なことであることは、藤山外務大臣も今おっしゃった通りでありますが、そこで私はこういうことを一つ考えてみたらどうかと思うのです。富士山はこれは世界的に非常に有名な山なんです。富士箱根国立公園にも指定されておりますが、何せ東京から非常に近いのですけれども、そのふもとの方にはオネスト・ジョンが飛んで非常に問題になつたのですが、米軍がやっと引き揚げた。ところが今度はそのあとに自衛隊を持っていこうという計画もあるようですが、そういうことでなしに、富士山を平和な山に私はしたらどうかと思うのです。そして山登りも歩いていくのもいいでしょうが、外国から人が来た場合に……

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/03/17、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。防衛庁長官に、私は、北富士演習場の問題についてちょっとお尋ねしておきたいと思います。前回私の質問のとき、あなたどこか行ってしまって、質問をついにできなかったんですが、北富士演習場は、今のお話にもありましたように、一時はオネストジョンが持ち込まれて、平和な富士山の横っ腹にオネストジョンが打ち込まれた。これに対して日本人が、自分の心臓に刀を刺されたような気持を持ちました。当時、アメリカにおいても、日本の富士山にそういうオネストジョンを打ち込むことはやめたらどうかという世論の起きたことも、御承知の通りであります。そういったいろんないきさつがありましたが、とにもかくにも、今回米軍……

第28回国会 予算委員会 第15号(1958/03/19、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。
【次の発言】 今のお話の中で明確にならない点がありますから、ちょっとお尋ねいたしますが、あなたは最後にポケットに手帳を入れるときにちらっと見たところが、党員手帳と書いてあった。そこでどっかの政党の関係だと、こうおっしゃったのですが、少くともその身辺の開示を求める前に、本人の持参しておった荷物ですね、それば全部中を厳重に調べておるはずだと思うのです。宮良さんは社会党の大会に来ておるし、いろいろな資料が中に入っていたはずなんです。ですから荷物を見れば、すでにそのときには社会党に関係のある方だなということはわかっておったはずだと思うのですよ。ところがあなたは最後にポケットに手……

第28回国会 予算委員会 第18号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は最初に岸総理大臣にお尋ねをいたしますが、昨年の十二月二十五日、公共企業体審議会の会長右坂泰三氏よりあなたに宛てた公共企業体審議会の改善要項が出ておるのでありますが、この中を拝見しますと、非常にわれわれが重大な関心を持つ点が二、三ございます。まず、国鉄経営についてでございますが、少くとも将来民営化の方向を打ち出しておりまして、とりあえず公社制度を強化する。こういう点でありますが、これがます第一点であります。  それから第二点は、専売公社については、国鉄以上に積極的に民営移管を示唆しておるのでありますが、この問題、それと電々公社につきましては、電話料金の引き下げをやるべきだ。こうい……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 逓信委員会 第2号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいまの資料提出の件ですが、なるほど百四条の法解釈から言いますと、私は松平委員のおっしゃる通りだろうと思うのです。しかし、その運営については、今日まで現実に、今委員長もおっしゃったように、その即座の場合として各委員から資料の要求をお願いして、大体当委員会においては――私二年近い短かい期間の経験でございますが――出していただいておるのです。そういう従来の慣行からこの問題をやはり取り上げていただきたいと思いますから、また、他の委員会等においてそういうことがあったかもしれませんが、本委員会としては、委員長の御判断で、いつも委員会できめたという形でやっておると思うのです、格好としては。で……

第29回国会 逓信委員会 第3号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○鈴木強君 新大臣を迎えてきょうは第二回目の委員会だと存ずるのでありますが、現下の諸情勢からいたしまして、私たちは新しい大臣に期待するところが非常に大きいと思います。従って、就任以来いろいろと御苦労され、また比較的大臣が国会における御活躍の中でも電気通信事業等につきましては比較的関心を持たれておりましたので、そういう意味からいたしまして、いろいろと御抱負もあろうかと存じます。私、実はここにも新聞を四種類くらい持っておるのでありますが、いろいろと大臣が就任以来新聞記者の方々ともお会いしておるようでありますが、新聞によりますと、その内容が若干ニュアンスも違っているようにも思いますが、どうもはっきり……

第29回国会 逓信委員会 第5号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、議事進行にも関連すると思うのでありますが、まあ、われわれが参考人を呼んで、さらにあらゆる角度から意見をお聞かせいただいて、よりわれわれ国会の審議を万全にしようということから、参考人を呼ぶことが認められておると思うわけであります。ですから、森中委員の要求したことに対して、委員長理事打合会においては、その考え方を否定しておらない。従って、時期的に非常に問題だということでありますが、この点は、今、森中委員も発言の中で、必ずしも今国会ということを固執しておらないのでありますから、ですから、ここで無理に多数をもって与党の諸君が、この委員長からお諮りした案を押し切っていくというなら、それ……

第29回国会 逓信委員会 第6号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。一緒に答えてもらいたい。私は退職懲悪の問題については、非常に今人事部長のお話では、聞いておりまして、新しい人たちに道を開ける、こういうまあ美しい言葉になっておりますが、それでは三十年なり四十年なり勤めた人たちがやめていくというその胸中をどう考えておるのか、おそらく、今森中委員の指摘にもございましたように、百万なり百二十万なりの退職金をもらっても、これは私は何年間実際生活できるかということは保証できないと思うのですよ。ですから、そういうな美名のことでなしに、もっと私はやめさせられる人たちの優遇措置というものを十分考えて、その上に立って、同僚であった、長いこと自分の人生というもの……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 逓信委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、きょう大臣の所管事項の説明をお聞きする中に、少くとも公社の正副総裁が更迭されたわけでありますから、そのことに触れられると思っておりました。ところが、最初に御紹介がありまして、全然大臣からそのことについてお触れにならなかったということは、やはりこの問題の根幹になっていると思います。少くとも正副総裁がおかわりになったわけですから、大臣としては、一身上の御都合によっておやめになったらなったということぐらいは、私は親切にわれわれに報告してしかるべきじゃなかったかと、こう思います。ただしかし、森中委員のおっしゃることは、少くとも世上いろいろ新聞紙上等にも伝えられておりますように、何かし……

第30回国会 逓信委員会 第3号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、電電公社の問題について二、三お聞きしたいと思います。  最初にお尋ねしたのは、工作工場の問題についてでありますが、本年三月六日の当委員会において当時、電電公社がお考えになりました工作工場の廃止、その他縮小問題については一応撤回をされました。その際、いろいろ今後のやり方につきましては、総裁から、準備行動はしたい、こういうようなお話がございましたが、その準備行動についても明確にしておかなければならぬということで、少くとも二割近い要員の配置がえがあるわけですから、そういったふうな問題について、ただ単にペーパー・プラン的な調査をされることは、これはまあ事務上やむを得ないでしょうが、少……

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は今朝方から委員長の議事進行についてずっと拝見しておったのですが、たとえば委員の名前を呼ぶ場合でも、あるいは答弁者の名前を呼ぶ場合でもきわめてあいまいで、そこで坐っておられるのですけれども、ちょこちょこ口を動かすだけで全体の運営に対する委員長の発言は聞きとれないのですよ。先ほども、要するにもうすでに豊田委員に対しては剱木理事が耳打ちをして、そうして総理がいなくなるけれどもどうだという個人的な取引をしている。それで豊田委員は、最初に総理が用事があるそうだということを前提にして、一括質問されたのです。しかしわれわれはそういうことを知らない。しかし少くとも社会党の理事でさえ知らない、そ……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 議院運営委員会 第23号(1959/04/02、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、この最低賃金法というのは、内容はとにかくとして、まあ画期的な意義があると思うのです。ですから、この法案を二月二十六日に本院に回付されたとしても、これは慎重の上にも慎重を尽してやるというのが、これが私は民主国会の建前だと思うのですよ。しかも会期は五月二日まであるのですよ。ですから、これが会期があさって、しあさってになったなら、これはわかりますよ。ある程度理屈は成り立つと思うのですよ。しかし、まだ一カ月も会期があるのに、なぜ急いでこういう重要な審議を打ち切ろうとするのか。私はきのう傍聴してみましたが、少なくとも、わが党の委員からいろいろ質問があります。まだずいぶんあるのです。通告……

第31回国会 逓信委員会 第2号(1958/12/16、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、電電公社の副総裁に、工作工場の問題について御質問申したいと存じます。  工作工場問題は、何回か本委員会におきましても問題になつたのでありますが、特に総裁、副総裁がおかわりになって、新副総裁に十月十六日の日に私その後の経過をお尋ねしておったのでありますが、その後さらに組合との交渉等も持たれたようでありますが、どんな経過になっておりますか、その大要を一つお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 概括的な御説明はわかりましたが、むしろ非常に広範囲ですから、もう少し基本的な問題について二、三、項目別に御質問をしたいと思いますが、まず最初に、決定を見ました長期運営計画、工作工場の……

第31回国会 逓信委員会 第4号(1959/02/06、4期、日本社会党)

○鈴木強君 今の問題ですがね、私も今度大阪方面を視察してみましてつくづく感じたのですが、今、横川委員のおっしゃったように、昔は逓信省の中で同じようにやってきた職員なんです。それが二省分離前にああいう形で総理府に持っていかれたりして、電波関係は非常に紆余曲折を経てきているんですが、現実に現在の電波職員の待遇の面を見ますと、約二、三千円の差があるんです。定員その他の措置についても、われわれが口をすっぱくして言うんだけれども、事業量は何倍もふえておっても、定員措置は逆に減ってきているという現実が出てきている。最近における電波行政を懸命に努力しておる諸君に対して、ほんとうに相済まぬと私たちは思ったので……

第31回国会 逓信委員会 第5号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣に最初にお尋ねしたいのは、電電公社の制度のあり方についてでありますが、私は今回大臣の概況の説明を伺いました。さらにまた、大橋総裁の説明を聞いたのでありますが、特に電電の場合でありますが、公社が発足をしてすでに七年目に入つたのであります。この間、新しい経営形態を日本に、先輩の国鉄とあわせて電電公社が取り入れまして以来、本来の立法精神、要するに公社法の精神というものが私は最近くずれつつあるというふうに考えざるを得ない。特にこれらの点につきましては、すでに昭和二十九年に、町の吉田内閣に対して、公共企業体合理化者議会から答申が出されておりますし、さらにまた、昭和三十二年の十二月二十五日……

第31回国会 逓信委員会 第9号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○鈴木強君 時間の関係で、午後から公聴会も予定していますから、二つほど電電公社の当局にお伺いをしておきたいと思います。  その一つは、たびたび今回、本委員会におきまして問題になりました工作工場の基本方針についてでありますが、前回私が、その後の交渉経過は、どうなっておりますかお尋ねをした際に、九項目の了解点に達して、組合側と電工三号の問題については妥結をした、そして今後具体的な問題について団体交渉に入っていく、こういうお話でありました。そこで私は、非常に何回か問題になりました問題が、労使の妥結を得た限りにおいては、われわれはそれを了承いたしますが、問題は、今後の工作工場の長期基本的な通常方針とい……

第31回国会 逓信委員会 第11号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は個々の改正条文に入ります前に、一つこの際郵政大臣の御所見を承わっておきたいことがございます。それは前回の委員会で森中委員からも御発言があったようでありますが、今回の放送法改正に至るまでの経緯について、吉田内閣の末期ごろよりこの放送法改正の問題が出て参りましたが、そのねらいは諸般の情勢から当時放送に対する政府の監督権を相当に強化していこう、こういう基礎があったと思います。その後臨時の放送法改正審議会等が持たれまして、政府としても慎重に扱い方を検討したようでありますが、一変、三変、四変と変りまして、二十八国会に提案されたものがさらにまた修正されて今回出て参りましたが、今のところきわ……

第31回国会 逓信委員会 第12号(1959/03/11、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣がまだお見えになっておりませんので、その間NHKの理事者の皆さんに御質問を申し上げたいと思います。  その一つは、今回の法改正によりましてNHKの理事がふえて参ります。この点について私また大臣にもご質問申しますが、一応そのNHK側のこれに対するお考えをお尋ねしておきたいと思いますが、現在まで三名の理事の方々で相当膨大な放送業務をあずかっていただいておるわけですから、御苦心もあったと思いますが、しかし今回大幅に理事をふやすことになるわけでありますが、その際今予定をされる理事は何名になりますか。原案が修正されて七人以上十二人までになっておりますね、従って、その幅が多少そこにあるわけ……

第31回国会 逓信委員会 第14号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、電電公社当局さらに郵政大臣に対して、二つの問題について御意見を承わっておきたいと思います。  その一つは、今日、日本に駐留する米軍基地内における電話のサービスを、行政協定さらに労務協約に基き公社が提供しております。この問題をめぐって最近新聞紙上等にも報道されているような、米軍が公社職員をシャット・アウトするという重大問題が出ておりますので、この問題について、一つ意見を承わりたいと思います……今外務省アメリカ局長がお見えになっておらないようですからこの問題はあと回しにします。  その次に、公社が今日公社の経営上の御都合であろうかと思うのでありますが、その点が非常に不明確でありま……

第31回国会 逓信委員会 第17号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○鈴木強君 NHKの予算の承認を求める案件がていあんされておるわけでありますが、特に、ことしの場合は、ラジオの聴取料金の値上げが出されておりまして、非常に国民としては、重大な関心を持っておるところと私は思います。  従って、最初にお尋ねしたいのは、現在のNHKの資産の現況ですね、まあわれわれも非常にNHKの経営状態が、きわめて困難な状態にあることは率直に認めておりますが、特に料金値上げを今回するに際して、国民、NHKの資産の状況がどういうふうになっているかということに、非常に関心を持っておると思います。ですから、一つ現実をここへさらけ出していただいて、どういう状態かを、まず御説明いただきたいと……

第31回国会 逓信委員会 第19号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大へん大蔵大臣お忙しい中を恐縮でございましたが、本委員会は、目下三十四年度のNHKの予算の審議をいたしておりまして、月末も近くなっておりますので、審議の促進をはかる意味におきましても、御出席をいただいたわけであります。非常に時間――お忙しいようですから、私簡潔に三点だけお伺いをいたしますが、まず第一番にお尋ねをしたいのは、国際放送についてでありますが、御承知の通りNHKは、放送を通じて日本の政治、経済、文化とあらゆる各般の実情を世界に認識をせしめ、放送を通じて国際親善に寄与する。さらにまた全世界にたくさんおります邦人に対して、なつかしい祖国の事情に触れしめる、こういう意味から参りま……

第31回国会 予算委員会 第5号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。  私は、この際、本予算案の審議の態度について、政府と並びにその与党に対して反省を求めたいと思います。  昨日から総括質問の審議に入ったのでありますが、実は私、昨日の冒頭に、政府に対しても注意を喚起したいと思っておったのでありますが、実は遠慮しておりました。御承知の通り、昨日は十時半から開会をするという予定になっておりましたにかかわらず、総理以下政府の皆さんが出席ができないために、十五分間開会が延びております。なお、きのうの議事進行を見ておりましても、矢嶋委員からも御意見がありましたように、政府の予算に対する態度が、もうすでに衆議院を通過している段階で、何かしら参……

第31回国会 予算委員会 第8号(1959/03/09、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。ただいまの荒木委員の質問に対して、総理並びに労働大臣から、ILO条約八十七号を批准すべきである。従って現在の公労法四条三項は、これは廃止しなければならない。こういう御意見を承わりました。そこまでは、私は非常に政府の態度は明確だと思うのですが、しからば、先般緑風会の田村委員からも質問がありまして、労働大臣からお答えがあったので、私はちょっと納得できないのは、少くともILO八十七号の批准については、すでに一九四八年ですね、この条約が決定されて以来十年間というものは、日本政府が批准をサボっておった。特に一年前から、この問題については非常に熾烈な要望になり、今日どうしても批准しな……

第31回国会 予算委員会 第9号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○鈴木強君 五日間の総括質疑を通じて、きわめて重大な憲法第九条にからむ国防問題、なかんずく核武装の問題と海外派兵の問題につきまして政府部内の不統一、さらにまた憲法第九条の疑義を私たちは持っております。従いまして、この際私は総理、防衛庁長官、官房長官、外務大臣、これらの方々に質疑をいたしたいと思います。  その一つは、去る九日の本委員会において伊能防衛庁長官はわが党矢嶋委員の質問に答えて、着弾距離が四十キロ程度のオネスト・ジョンは核弾頭をつけても、自衛のために、攻撃的なものでなくて防御的なものとして使用し得る、こういうふうにまあお述べになったのであります。これは私非常に重大な発言だと思うのであり……

第31回国会 予算委員会 第11号(1959/03/16、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して……。今、西田委員から、国鉄の五ヵ年計画に対して御質問がございましたが、私も西田委員と全く同じ考え方を持っておりますが、当初出された五ヵ年計画が国会の承認を得て逐次まあ遂行中でありますが、東海道新幹線の問題は、これはもう当時から予想され、その必要性は国民が認めておったものでありますので、当然今お話に出てくるのはわかりますが、少くともその五ヵ年計画遂行途中においてこういう問題が出て参りますと、非常に最初に出ました国鉄の五ヵ年計画に対する国民の疑義というものが出てくるわけだと私は思うわけであります。そこで今お話中でわかりましたのは、五ヵ年計画は五ヵ年計画として推進していく、しか……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長、議事進行。
【次の発言】 今、高田委員から委員長に要求しておるのは、さっき荒木委員の質疑の中で、高田委員は関連質問を要求したわけです。委員長がそれをなぜ許さないかということを聞いているわけだから、委員長はそこで弁明しなさいよ。そうしなければ議事は進行しませんよ。
【次の発言】 関連。
【次の発言】 簡単に御質問申し上げますが、二つあるのですが、その一つは、先ほど荒木委員の御質疑の中で、自衛権の問題で、自衛権は憲法で認められておる。従ってその自衛権を行使する場合、これは緊急の場合にこれを排撃する実力だと、こう言っておる。荒木委員は武力ではないか、こういう質問をしたのですが、あ……

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連……。
【次の発言】 電電公社が発足をして、七年たっております。今、経営の実態は、総裁から、また郵政大臣から御説明があった通りだと、私は信じております。  そこで、大蔵大臣にちょっと、私は大へん僣越ですけれども、申し上げておきたいことは、第一次五ヵ年計画が、約四千百億の資金計画で発足しました。ところが、その計画を国会で承認する際に問題になりましたのは、現在の設備負担法は、時限立法でありまして、三十五年度には、これは切れます。しかもこの立法は、一度延期をいたしまして、今後、こういうことのないようにという強い国会の意思表示で、付帯決議として加えられて通過したわけであります。  です……

第31回国会 予算委員会 第18号(1959/03/30、4期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行。  ただいまの問題につきましては、われわれが、本予算を審議する過程におきまして、自衛権の問題をめぐって、憲法第九条の解釈は、何回か政府と激突してきて参っておるわけです。少くともこの問題が、従来、政府が主張して参りました考え方と、全く相反する判決の要旨になっている以上、われわれとしては、この予算審議は、そういった基本問題が明確にならぬ限りにおいては、応じられない。  そこで私は、この愛知法務大臣は、なるほどそういう権限もないでしょう。しかし事は、その東京地方裁判所で、けさ十時に開廷されて、そこで言い渡された判決でありますから、こういう重大な問題に対して報告する義務があるとか……

第31回国会 予算委員会 第19号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連です。
【次の発言】 今、わが党の羽生委員からお話がありましたように、私も冷静に笹森先生の御意見を承わっておりましたが、その根底を流れる思想が、やはり日本国民の悲願である対中共との国交回復に対する理解が私はないというふうな判断をしたのであります。従って、そういう今羽生委員の質問でありますが、この際、岸総理に私は明確に伺っておきたいのでありますが、なるほど日華の間に国交が回復をされておりますが、しかし、今御発言がありましたように、六億の人口を有する中共は、名実ともにただいま中国として現存しておるわけです。これに対して国交の回復をし、貿易の再開をしようというのは、これは全国民の悲願……

第31回国会 予算委員会 第20号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。一つだけ総理にお尋ねをしたいと思いますが、非常に問題になっております砂川基地の東京地裁の判決に対する政府の態度でありますが、今度跳躍上告ということを正式にきめたようであります。で、私たち考えまするに、現在の三審制度をこういう問題こそ生かされて、できるだけ一審、二審、三審と順を踏んで、事が重大であるだけに、その判決を求めていったらよかろう、こういうようなのが私は国民の大多数の考えておることだと思うのですね。ところが、いろいろ見方もあるようでありまして、あるいは、こういう問題ですから、できるだけ早い機会に一審をくつがえす結論を出して、安全保障条約の交渉やあるいは選挙等……

第31回国会 予算委員会 第21号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長、関連質問。
【次の発言】 総理に、さっきの戦闘機種決定の問題についてお尋ねしておきたいんですが、総理の御答弁を聞いておりますと、国防会議の議長として当時おきめになったのグラマンの機種決定は、内定であるということをおっしやるので、それならば内定ということでしょうが、しかし、内定という言葉が非常に軽く私には受け取れてしょうがない。少くとも、いろいろ問題である機種の決定をするわけですから、かりにそれが内定でありましても、将来幾つかの問題点が不明確である場合に、そういう問題がかりに克服できるとすればこれにしようと、こういうことをきめる場合もあるでしょう。しかし、もっと徹底的に、どう……


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各種会議発言一覧(参議院4期)

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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。私は、ちょっと委員長にお伺いしたいのですが、この発言というか、どういうふうにやっていくのですか。ばらばらにやるのですか、それともある程度……。
【次の発言】 非常に農林関係の予算は複雑多岐にわたっておりまして、従って、この分科会におきましても、よほど突っ込んだ質問をしなければならぬと思うのですが、何せ時間が非常に少いわけです。二時から始めたのですから、夜中の十二時までやつても十時間くらいしかないわけですから、私もそのつもりでたくさんあるわけですが、六点だけ質問をしたいと思いますから、委員長、時間の点は一つ十分いただきたいと思います。  まず最初にお尋ねしたいのは、……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○鈴木強君 運輸大臣に、非常に大事な問題ですから、今の問題に関連して、質問しておきますが、私はあなたの御答弁を聞いておりますと、非常に運輸事業を担当する大臣として、もちろんわれわれの方にも、国会側にも責任があると私は思いますが、もっと信念を持って国鉄経営というものに対する基本線をうたっていかなければならぬのじゃないかと感じました。それは、五カ年計画を国鉄がお立てになって、人口もふえて参りますし、非常に増大する輸送力に対していろんな計画を立てております。そして三十二年度予算を計上して、具体的にこれは計画に入ったわけですが、すでに百億近い建設計画の繰り延べが第一次五カ年計画の当初においてやられてお……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私二十三日にこの新聞を見ておったのですが、そこに週間報告が載っておりまして、その中に、最近国鉄の東海道線を中心として、非常に事故が多いことが指摘されておったわけです。で、十八日の午後九時半ごろですか、幸田の駅の近くに起った事故なんかでも、事故が発生してから救援列車が動き出したのが二時間かかっておる。こういうようなことに対して国民の国鉄に対して見る目というのが、これは朝日新聞の週間報告に載っておりましたが、一つには国鉄の非能率と申しますか、そういう点があるだろう。それと合して国鉄のサービス精神といいますか、奉仕精神といいますか、そういうものが欠けておるのじゃないか。そのほかにあげてい……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(鈴木強君) 関連して。私は発言する予定ではなかったのですが、今藤原委員の質問に対して政府委員の答弁は納得できない。だから質問をしたいのですが、清水の青年学級の問正題に対し、少くとも意見発表の際にとったあなた方の監督の立場に立つ人たちのやり方というものは、これはまことに言論の自由の統制であるし、封殺ですよ。少くともどういう意見を発表しようが、その発表の方法が、表現がどうであろうとこれは自由です。かりに青年学級というものが敵だという表現を使ったとしても、それならそれで、それでないということを堂々と発表すればいいのであって、少くともこう書いて、こう発表したいという意思を曲げたという……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1959/03/23、4期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に郵政関係について御質問いたしますが、今度、郵政省は設置法の一部改正案を今国会に提案をし、すでに衆議院を通過しておりますが、私はきょうは、省名を変更することについてはまた別の機会に譲りまして、特に逓の字が常用漢字の中に削減されるというような方向にあるにかかわらず、郵政省がすでにみずからきめた方向に反するような、名前を変えようとする非常に問題のある法案であります。しかし、この論議は別にして、その中で、拝見しますと、官房長を設置することになっておりますが、この官房長設置についてはどういう目的と意義があるのでございますか。
【次の発言】 私は、今の政務次官の御説明ですと、官房長を置く……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○鈴木強君 三浦農林大臣以下農林省の皆さんが、日本の全人口の過半数を占める農村の問題について、たえずその行政の円滑化のために努力していただいている点は、私、まず冒頭に厚くお礼を申し上げます。  ただ、しかし、私たち農村に育ち、また農村で実際に生活して参りました者から見ますと、まだまだこの日本の農政というものはいろんな問題が残っていると思います。そういう意味で、私、二、三の問題について質問してみたいと思います。  まず、この説明を聞きますと、ことしの農林関係予算は千六十三億、三十三年度の当初予算に比べて五十五億程度ふえているようでありますが、これは国家予算の総体的なパーセンテージから見ますとどん……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、道路関係についてお尋ねをいたしますが、その一つは、今御説明の中にもありました特に東京都の関係でありますが、この中にもありますように、最近非常に、東京都内の交通の事情等を見ておりますと、自動車も急激にふえておりますし、それに、最近ですと、どこへ行っても、あっちをほじくり返し、こっちをほじくり返し、みな立往生して、ここへ来るのにも三十分くらい待たされてしまって、時間も思うようにいかぬというような、全く無秩序な状態に私はなっていると思うのです。こういう混雑を緩和する意味において、今度新たに首都高速度道路公団等を設置する予定になっておるようでありますが、この道路の整備計画については……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○鈴木強君 時間も大へんおくれておりますから、具体的な問題について二、三お尋ねをしたいと思います。  その一つは、今国鉄経営に対する基本的な方針が永野大臣からもお述べになりましたが、いわゆる公共性と企業性をどうマッチしていくか、こういうことが非常に重大な問題だと思います。そこで私は、昨年金沢の鉄道監理局管内を予算委員の一人として視察をさしていただいたことがございましたが、その節敦賀から米原間に新しい交流機関車を使ってやっておりました。私はその乗務員と一緒に乗らせていただいて米原まで参ったのでありますが、これは乗務員の苦労というものは並み大ていでないことは私たち身をもって体験いたしましたが、その……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1959/03/23、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(鈴木強君) 私は、この防衛庁にお尋ねしたいのは、この通信ですね、非常に通信の拡充をお考えになっておるようでございますが、その予算が、どの程度計上されておりますか。
【次の発言】 この前、予算の総括質問の際に、日本無線とそれから住友ですか、そこいらに対して、通信の研究の委嘱と申しますか、長官は、何とかミサイルの試作を委嘱しておるというようなお話でしたが、そのことは、どういう内容なんですか。
【次の発言】 そこで、お尋ねしたいのでございますが、この文献等を少し研究してみたいのですが、今、電子管の研究をなさっておる、こういうお話でございました。六億近い金が全部それに使われておるとは……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(鈴木強君) 今の問題からちょっと御質問をいたしたいと思いますが、大井で受信したものを有線によって送ってくると、こういうことなんですが、それは電信でやっているのですか。電話でやっているのですか
【次の発言】 私の言っているのは、ちょっと専門的になるかもしれませんが、要するに大井で受信したものを、有線によって、たとえば大井で外国の放送を傍受しますでしょう、それをまた有線電話で英文を送ってくるのですか。それを記録するわけですか。そうでなくて……。向うで受けたものを、わざわざまた電話で英文のやつを送ってくるなんということは、これは非常に不経済なことじゃないですか、そういう意味じゃない……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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