鈴木強 参議院議員
7期国会発言一覧

鈴木強[参]在籍期 : 4期- 5期- 6期-| 7期|- 8期- 9期
鈴木強[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは鈴木強参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院7期)

鈴木強[参]本会議発言(全期間)
4期- 5期- 6期-| 7期|- 8期- 9期
第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 参議院本会議 第12号(1965/12/09、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、ただいま議題となりました「本院は、副議長河野謙三君を信任しない。」の決議案に対し、発議者・岡三郎、北村暢、松永忠二、森中守義、私・鈴木強の五名を代表して、提案理由を説明いたします。  まず、決議案文を朗読いたします。

第50回国会 参議院本会議 第13号(1965/12/10、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま相澤議員からいろいろ御質問がございました。実は私も、少なくとも国権の最高機関における副議長の不信任案を提出するという場合には、詳細な説明をするのが筋だと考えました。したがって、最低一時間程度の提案理由の説明を申し上げるように準備をしておったのでありますが、不本意ながら二十分間に時間の制限をされてしまいました。したがって、たいへんはしょりましたから、いまのような相澤議員の御質問の出るのは、これはあたりまえだと私も思うのであります。したがって、あなたがおっしゃるように、郷土の先輩、尊敬をしておる河野謙三副議長の不信任は耐えられないというそのお気持ち、よくわかります。鎌倉幕府以来……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 参議院本会議 第13号(1966/02/23、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十年度政府関係機関補正予算(機第3号)に対し、絶対反対の立場を明らかにして討論を行なわんとするものであります。  反対理由の第一は、民主政治の根幹に触れる基本的な問題として、政府が補正予算案を国会に提出し審議を受ける態度についてであります。  本補正予算の提案理由説明によりますと、ただいまも委員長から御報告がございましたように、昭和四十年度国鉄予算としてすでに決定を見ております運賃収入は六千九百三十一億円でありますが、そのらち、四百五十三億円が減収となるので、これを補うため、二月十五日より運賃を平均二割五分引き上げ、これによ……

第51回国会 参議院本会議 第26号(1966/05/11、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案趣旨の説明がございました電波、放送両法案に対し、質問をいたします。  わが国において初めて放送が開始されたのは、大正十四年三月二十二日で、すでに四十一年の歳月が流れており、この間、放送事業は多くの紆余曲折を経て、今日では放送史上空前の発展を見るに至ったのであります。すなわち、わが国のラジオ放送がうぶ声をあげたその初期には、東京、大阪、名古屋の三地域において、それぞれ独立経営による放送企業体が併存していたのでありますが、大正十五年になって、統合組織体としての日本放送協会が発足し、実質的な独占形態として全国ネットワークの拡充をはかりつつ、その機能……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 参議院本会議 第3号(1966/07/14、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、日本社会党を代表して、佐藤首相の所信表明演説に対し、主として景気回復の見通しと外交問題を中心に、若干の質問をいたします。  質問に入りますに先立ち、私は、今次臨時国会の召集に対し、政府と与党に一言苦言を呈し、反省を求め、その責任を追及しておきたいと存じます。佐藤内閣は、十一日からこの臨時国会を開くことをきめたのでありますが、これは第五十一通常国会において不成立になったアジア開発銀行関係案件などを成立せしめ、政治的責任を回避しようとする、通常国会のあと始末国会であり、事実上の延長国会たらしめようとするものであります。わが党は、会期設定の原則をくずし、国会法の基本精神をじゅうりん……

鈴木強[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院7期)

鈴木強[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 逓信委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは、私は基本的な一つ二つの問題について大臣に最初にお尋ねしたいと思います。  その一つは、郵便料金の問題でございます。ちょうど、ただいま四十一年度の予算の編成に着手されている時期だと思います。それで私たちが一番心配しますのは、四十年度予算が歳入三千六百二十四億、歳出が三千六百八十一億、出超の異例な郵政省予算が特別会計として国会に提案ざれました。私はそのときの審議で前の大臣にも御所見を承ったんですが、幸い、持ち越し金というのが六十七億ありまして、そのうちから五十六億の支出をして四十年度はつじつまを合わしたんです。バランスシートをとったんですが、おそらくこれは、これからの収入の推……

第49回国会 逓信委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)

○鈴木強君 前回に続いて私ひとつ質問いたしたいと思います。  最初に伺いたいのは、前回の質問で、臨時放送関係法制調査会の答申が出ておりますその中で、当面いろいろ懸案問題があるのですが、この問題は必ずしも法律改正をしたあとに全部やるというような御方針でもないようでございますね。  そこで伺いたいのは、最近、教育番組の特に向上という趣旨かどうかわかりませんが、教育放送公社と申しますかね、これは仮称でしょうが、教育放送センターと申しますか、そういった設立の準備の動きがあるように伺うわけです。私は臨時放送関係法制調査会の答申を拝見いたしますと、こういうふうに書いてありますね。学校教育放送を放送事業者に……

第49回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1965/07/30、7期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 逓信委員会 第2号(1965/10/28、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に私は委員長に質問したいのですけれども、きょうは、今臨時国会の開会後、初めての委員会でございますし、当然大臣からも所信の表明等もある、かように私は考えておったのですね。したがって、大臣等にも出席の要求をしておったのですが、見えておらぬのですね。これはどういうわけなんですか。委員長、折衝していただいたのでございますね。
【次の発言】 ちょっと従来の慣例が、質問者の質疑がある場合には、自分の党の理事を通じて要求しておりました。ですから、それが正式の理事会であらかじめ、次は大臣を呼んで所信表明をさせるとかなんとかということをきめる場合と、そうでなくて、そのつど、いまのような便宜的な方……

第50回国会 逓信委員会 第3号(1965/12/13、7期、日本社会党)

○鈴木強君 四日市電報電話局の自動化促進に関する請願ですが、政府側では、なるべく早く御要望に沿いたい、こういうお話ですが、現在、四日市電報電話局には、どの程度の電話交換要員がいるのか。そうして、いまの電話方式はどういう方式をとっておるのか。それから積滞はどの程度あるのか、これをちょっと伺っておきたい。
【次の発言】 概略はわかりましたが、われわれも、自動化に、便利にしていくということについては、私たちは反対いたしません。ただ、要員の配置転換、局地転換等の問題がかなり窮屈になってきていると思いますから、労働組合側とも十分に協議をし、過剰要員の措置については、万全の配慮をするということを私は条件に……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 建設委員会 第17号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○鈴木強君 これは議員立法でもともと出発しているわけですから、どうも政府の取っ組み方が不十分のように私は思うのです、率直に言って。しかし、いま大臣の御説明のように、確かにこれらの火山灰を内容とした特殊な土壌の開発ということが他の問題と密接な関係がありますから、どこまでがこうだという厳密に分離することは非常にむずかしいと思います。ですから、なかなか困難だと思いますけれども、しかしあえてここに議員立法として制定された法律の趣旨にかんがみまして、その点をくふうして、一体これらの九州、四国、中国、中部にかける特殊土壌について、具体的にどういう計画を立てているかということを、一般の農業振興とかあるいは災……

第51回国会 逓信委員会 第3号(1966/02/15、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に大臣にお尋ねいたしますが、今国会への郵政省関係の提出予定法案については、ただいま説明を受けました。このうち、郵便料金の改正を内容とする郵便法の一部改正については、すでに提案がなされていると思います。そのほかの法案は、大体いつごろになるのでございましょうか、提案の時期は。
【次の発言】 ただいま大臣の御説明で、振替貯金法のほうは提出済みだと、こうおっしゃったんですが、それは間違いないでしょうか。郵便法の改正はたしか提案済みになっていると思うのですが、売りさばきのほうと振替貯金のほうは出ておらぬように思いましたが、その点もう一回念のため。

第51回国会 逓信委員会 第4号(1966/02/22、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう会計検査院のほうからおいでいただくようにお願いしておきましたが、実は、別に特に私は指摘をする特別な問題ないのですけれども、ただ、従来、衆議院のほうには会計検査院から御出席いただいておったのですが、参議院のほうはそういう機会がなかったものですから、これはやはり一応討論の際は出席していただいたほうがよかろう、こう思っておいでいただいたわけです。  そこで、御報告を拝見しますと、特段の指摘事項はもうない、ずっとここ数年の間そういう状況で、われわれも喜んでおるわけですが、特に国会に対して文書で御報告いただくほかに、何か口頭によって協会のほうに御注意をしたような点はありますか、どうです……

第51回国会 逓信委員会 第5号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣ね、放送法の改正案は三月の上旬ですか、提案をされるようなお話を伺っておりますが、それとの関係で一つだけ最初に伺いたいことがあるんです。  それは、例の近畿地区テレビジョン放送局の問題でございますが、昨年の三月二十九日に、前の徳安郵政大臣が近畿へ行かれて、公聴会を持っておるんですがね。そのときに、近畿地区の難視聴地域の問題は早期に解決する必要があるという意見を述べられ、さらに、その難視聴地域の解消については、U電波によってこれを解消すると。この制度調査会の答申の中にも、いま単局で運営されている地域には普通局が設置されるということもあるので、この際、近畿の場合にも、独立局に免許を与……

第51回国会 逓信委員会 第6号(1966/03/01、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に大臣に伺いたいのですが、前々回の委員会で、放送法の改正についてすでに要綱がきまっておって、法制局と目下作業の進行のために努力中である、こういう御回答がございました。それで、それなら、その要綱をぜひ出していただきたい、こういうふうにお願いしておいたのでございますが、その後、一向出してくれませんが、どういうわけですか。
【次の発言】 そうしますと、普通、法律案を改正する場合には、要綱がきまりますね。それはわれわれも見せていただくわけですね。そうして、その要綱に基づいて法制局との立法上の表現その他についての打ち合わせをやっていく、こういうことですから、それはもう技術的な問題じゃない……

第51回国会 逓信委員会 第7号(1966/03/08、7期、日本社会党)

○鈴木強君 これは従来、国際電電の事業概要というものは国会に報告してなかったわけですね。今度新しくこういう方法をとったものですから、ですから、御報告なさるときには、郵政省の場合でも、電電公社の場合でも、NHKの場合でも、全部あなたが読まれたと同じものを、各委員に先に配ってもらうわけであります。そうして、それに対してわれわれが質問するというのが国会のルールなんですね。ですから、その点初めてですから、おそらく悪意があってやらなかったとは思いませんけれども、これからずっとそういう方式を続けていくわけですから、少なくとも、八藤さんのその説明じゃ納得できないわけであります。要するに、そういう国会の慣習が……

第51回国会 逓信委員会 第10号(1966/03/23、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、放送法の改正法案が国会に提案されておりますが、それとの関連について、郵政大臣、それから会長にも御説明を承りたいと思いますが、いま申し上げましたように、ことしのNHK予算は、懸案の放送法、電波法がおそまきながら国会に出てまいりました。そういう中の審議でありますから、最初に私はその点を明らかにしたい、こう思っておるわけでありまして、郵政大臣の意見書にもあるように、NHKの事業計画のうち「放送局の建設計画は、協会の既定の長期計画に基づくものであるが、今後、放送法制の改正との関連において、あらたに免許方針が策定される場合には、本建設計画は当該方針に基づいて実施されるべきものと考える……

第51回国会 逓信委員会 第15号(1966/04/19、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、日本科学技術振興財団の経営になっておりますいわゆる東京十二チャンネルの問題について質問いたしたいと思いますが、御承知のとおり、昭和三十九年四月十二日に、財団に十二チャンネルの免許の認可があり、開局をされたわけでありますが、まだ二年を経過しないのに、非常に遺憾な事態が起きておりまして、これを免許いたしました郵政当局の責任、また、これを公益法人として認可いたしております科学技術庁の責任、と同時に、もちろん、この十二チャンネルの経営に当たりました皆さんの責任は非常に重いであろうと思います。で、いままで郵政当局なり科学技術庁当局からいろいろ今日に至るまでの経緯については伺っております……

第51回国会 逓信委員会 第16号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 春闘もたいへん大詰めに来まして、私も政府、公社の見解をただしたいと思いますが、野上委員の質問もありましたので、重複を避けたいと思います。私は順次伺いたいと思いますが、最初に、いま大臣がお答えになりました給与のあり方について、ちょっと私は違うんです、見解が。公社法第三十条というものは、電電公社職員の給与をきめてある、どうあるべきかということを。そこには、「職員の給与は、その職務の内容と責任に応ずるものであり、且つ、職員が発揮した能率が考慮されるものでなければならない。」、ここが大事なところなんです。二項には、「国家公務員及び民間事業の従業者の給与その他の事情を考慮して定めなければなら……

第51回国会 逓信委員会 第22号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは小笠原さんに、お忙しいところ、おいでいただいたわけですが、郵便法の一部改正法案――きょうは五月三十一日ですね、予定は七月一日から値上げを考えているようですが、いままで郵政審議会のほうからの御意見を承っておりませんので、きょうはおいでいただいたわけであります。  そこで最初に、小笠原さんに御質問する前に、大臣にひとつ、関係がありますので、お尋ねしたいのでございますが、先般の仲裁裁定が提示ざれまして、政府はこれを受諾する、そして公労法に基づく手続を国会にとったわけですが、ところが、この郵便料金改正がこういう状態でありますから、郵政省としての立場はよくわかります。そこで、一体、郵……

第51回国会 逓信委員会 第23号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、四つほど総理のほうに質問を通告しておきましたが、時間がないそうですから、一つだけお尋ねいたします。  いまのお話で、佐藤内閣がことしの命題とした不況の克服、物価の安定、これについては、かなり見通しを得たという御自信のある御答弁でございました。そこで、景気は確かにある程度総理のおっしゃるような状態かと思いますが、物価の問題については、なかなかそう言っておられません。あなたが、特に二十七日の閣議で御発言になり、具体的な物価抑制のための措置をとられるようでございますが、そういった点もありまして、第一番にお伺いしたいのは、中期経済計画を一応いま御破算にしているわけでありますが、新しい……

第51回国会 逓信委員会 第25号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は最初に、電気通信事業の基本に関する問題について、ちょっとお尋ねをしたいと思います。皆さんも御承知のとおり、最近電気通信事業の一元的運営ということがまあ盛んに言われるようになっておるんでありますが、なるほど、いまの公衆電気通信サービスのいろいろの面を検討してみますと、たとえば最近、地域団体加入電話、あるいは集団住宅電話、あるいは集団住宅の自動電話、さらにまた、有線放送に接続する電話の問題、それから農村集団自動電話、こういったサービスが次々に開拓をされていっておるのでありますが、と同時に、けさも資料をいただきましたように、有線電気通信法第四条第五号による緊密業務ということに名をかり……

第51回国会 逓信委員会 第26号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 前回私は質問をいたしたのでありますが、大臣が途中で御都合がありまして御退席になりましたので、中断しておったのでありますが、その際申し上げておきました現在の接続施設三十三カ所については、本来、本年の十二月三十一日で法律が切れるわけでありますから、当然こういう問題が再び論議ざれないというふうに、われわれは確信しておったいきさつもありますので、これから二年間かりに延長するといたしましても、具体的にこれをどうするかということが非常に問題になると思います。そこで、私申し上げましたように、どうしてもこれを切りかえるのには、公社が新しくサービス開始いたしました有線農村集団自動電話ですね、これの欠……

第51回国会 逓信委員会 第27号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。ちょっと大臣の答弁で私は受け取れないのは、人が足りないということも原因しているでしょう、こういうお話ですが、これは理屈にならぬと思うのです、人が足りなかったからできないというのは。給料が安いから仕事をしないということは認めますか。それと同じなんです。給料が安いからわしはあまり仕事ができないと同じであって、定員が足りないのであれば、われわれが毎国会、電波行政の非常に拡大に伴って定員がふえていないじゃないか、ぜひふやしてくれということをもう何回となく口をすっぱくして言っているのに、一つも人をふやしてくれない、監理局の人の定員もふえない、こういうことですから、それを理由にさ……

第51回国会 逓信委員会 第29号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○鈴木強君 第五十一国会もいよいよきょうで終止符を打つわけです。したがって、きょうの逓信委員会が最後になると思います。そこで、私は、特にこの国会に政府が御提案になりました放送法並びに電波法の一部改正法案について、この法律案は廃案という形になるのではないかと、こう思うのであります。そこで、今後のこの両法案の扱いについて、私はこの際、大臣に伺っておきたいと思うのです。その前にちょっと触れておきたいのは、もともとこの両法案については、調査会の答申もこれあり、前の徳安郵政大臣が社会党にも約束しておりますように、提案に至るまでの間、両党の意見も十分聞いた上で提案する、こういうお約束があったにもかかわらず……

第51回国会 予算委員会 第3号(1965/12/26、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連、一言……。
【次の発言】 簡単にやりますが、これは非常に重要な点ですから、私はあえて時間をいただいたのです。佐藤総理もいま御発言ございましたけれど、当時のいきさつを知っておる総理としてはちょっと私は解せないのです。というのは、公務員が国民全体の奉仕者であるということはこれは当然ですね。しかしながら、その奉仕者である公務員に対して、昭和二十三年のあの公務員法の改正まではストライキ権と団体交渉権は明らかに賦与されておった。ところが、マッカーサー書簡に基づく国家公務員法の改正によって二権は取られたわけですね。ですから、安井さんの言うように、国実公務員に労働運動上の制約をするのは当然……

第51回国会 予算委員会 第5号(1966/02/04、7期、日本社会党)

○鈴木強君 資料はそれぞれ各委員からかなり要求がありますので、この扱い方については、いまの木村委員のは、ここで了承されましたけれども、理事会等において、適当に早くまとめていただいて、各省に要求するように、委員長のほうでお取り計らいをいただきたいと思います。

第51回国会 予算委員会 第6号(1966/02/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいまから機第3号の審議に入るわけでありますが、最初に私は大蔵大臣にお尋ねしたいのでありますが、これは議事進行上必要でありますからお尋ねします。  先般、大臣からこの委員会に御説明のございました補正予算案につきましては、この二百六十二億円の国鉄特別債の発行は、三月十五日よりこの運賃法が改正になって新料金になるという前提で実は提案されているわけであります。ところが、現実には十五日に通っておりませんね。したがって、この根拠がくずれてきていると私は思う。したがって、前に提案されたその姿で質疑をすることになりますと、これは問題でありますから、その辺についてはずれた分、これはいつになるかわ……

第51回国会 予算委員会 第7号(1966/02/22、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。きのう私からもこの点についてはお尋ねしたのですが、この不用財産の処理、合理化、その他努力によって切り抜けたい、第四次補正は、大蔵大臣は困ると、こうおっしゃいましたね。ですから、そこに問題があるのです。結局、本来であれば、第四次補正を組んで国会の審議を仰ぐというのが、これは筋ですね。しかし、企業努力によってそれがもしカバーできる場合には、補正予算を組まない場合もあると、こういう御答弁であるならばわかります。私がいま質問を聞いておって一番心配なのは、国鉄がいま輸送力の拡大などいろいろな努力をしてくれております。しかし、まあ安全の問題につきましては、総裁、おっしゃるようにいろい……

第51回国会 予算委員会 第8号(1966/03/07、7期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長……。
【次の発言】 私は第一番に聞きたいのは、在日米軍のジェット機が空中衝突を誘因してやったのではないかというニュースが流れましたね。そして、現に落下傘で人がおりてきたのを見たというような趣旨の記事もありました。一体それは事実かどうか。政府が調べられた範囲でひとつお示しいただきたい。  もう一つは、さっき佐藤総理は、有視界飛行から計器飛行に切りかえるのが筋だと、こうおっしゃいました。私もそう思いますけれども、現実には総理が一体現在の航空管制塔の実態を知っておられるかどうか多少私は疑問を持ちます。もし、有視界飛行から計器飛行に現在の段階で切りかえられたら、これは管制塔はパンク……

第51回国会 予算委員会 第12号(1966/03/11、7期、日本社会党)

○鈴木強君 昨日、総理は、沖縄が攻撃された場合、日本はどうするかというわが党の稲葉委員の質問に対しまして、その場合には経済力だけというなまやさしいものでは済まされない。そこで、第一義的にはアメリカがこれを守る。また、日本人らしく一体となって防衛の任に当たる。このことについてはアメリカと十分相談する。日本が希望を述べれば、必ずアメリカは聞いてくれるだろう。また、希望はいれさすつもりだ。これは速記録を拝見しまして要約したものでございますが、こういう趣旨の御答弁をなさいました。しかし、この総理大臣の御答弁は、いま私が申し上げますような点において、従来政府が取り来たりました方針との間に、きわめて重大な……

第51回国会 予算委員会 第13号(1966/03/16、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に総理大臣にお尋ねいたします。  沖縄問題における総理の発言を要約すると、沖縄が武力攻撃を受けた場合、わが自衛隊の出動があり得ると受けとられるような御答弁で、これは従来の発言を勘案すると、重大な変化と思いますが、重ねてその真意を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま総理から御発言がございましたが、まる四日間お考えになった末の御所見でありますので、特に私どもが指摘しました問題について、憲法論、条約論あるいは自衛隊法等によって、自衛権の発動、自衛隊の出動ができない、こういうことでございますので、この点は、私どもも率直に認めます。  そこで、私はこの際、ぜひ総理……

第51回国会 予算委員会 第15号(1966/03/22、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。けさの閣議で、従来の国土縦貫自動車道法というのが幹線自動車法に名前を変えて、具体的に七千六百キロの道路計画がきまっていますが、その際、いまの木村委員の公債発行と関連があるのですが、大体六兆ないし七兆の資金が必要だ、そのうち、初年度一千億、二年度ぐらいから二千億、大体いま一億ぐらいの道路公債を発行するという内容になっております。揮発油税がだいぶあなた方の考えたようにあがってこないということもあって、なかなかその方面の資金の期待ができない、そこで道路公債に切りかえざるを得ないというようなことになったと聞いているのですが、その点は、将来の国債発行をされない――七千三百億から……

第51回国会 予算委員会 第16号(1966/03/23、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。  さっきから外務大臣のお話を承っておってちょっとわからぬのは、羽生委員が具体的に提案をいたしております非核武装宣言ですね、こういったものについて、必要ないと、こうおっしゃる。その理由としては、日本は核兵器を持たないし、またアメリカの持ち込みを許さない、だからそういうことはないのだと、こうおっしゃるのだが、さっきの防衛長官の発言の中でもわかりますように、中共が核兵器を保有するようになってきた、したがって、これに対する脅威を日本は受けておる、これに対しては、やはり力には力、核にはやはり核をもって抑止力を生み出していく、こういうお話ですね。こうなりますと、日本は核兵器を持……

第51回国会 予算委員会 第18号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、外交、防衛を中心にお尋ねをいたします。  総理府総務長官が何か御都合があるそうでございますから、最初にお尋ねしますが、褒賞製造費三億というのは、これはどういう内容ですか。
【次の発言】 それは新生活運動助成金です。褒賞品製造費。
【次の発言】 それから広報委託費四億五千万、これはどういうのですか。
【次の発言】 テレビの二億四千八百万円というのは、これはどのテレビも委託するわけですか。
【次の発言】 有線放送電話のほうはないんですか。
【次の発言】 新生活運動助成金、これは二億九千万円ですね。これはどうですか。
【次の発言】 これは新生活運動協会に対して助成するわけでしょう。……

第51回国会 予算委員会 第19号(1966/03/26、7期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長……。簡単にいたしますが、いろいろ先ほどから御意見を承っておりますが、お互いに病気をしてみるとわかるんです、看護婦さんという存在がね。ところが、その大事な私たちの命を守ってくれる看護婦さんの労働条件は非常に悪いのですね。そこで、ひとつ私は人事院総裁、労働大臣等の意見も伺っておきたい。厚生大臣の意見も。  さっき、夜勤については一カ月間六日以内にしてもらいたいということに対して、八日以内という一応結論を出しておりますね。聞いてみると、それは科学的な調査でなくして、定員その他から勘定して八日という日を出している。私は、もう少し全体の日本の看護婦さんの労働条件をどうするか。特に母体……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/28、7期、日本社会党)

○鈴木強君 これは質問者がこれ以上質疑ができないというのは当然ですよ。私は松野さんにお尋ねしますが、自衛隊法第六十一条ですね、六十一条、ここに「隊員は、政党又は政令で定める政治的目的のために、寄附金その他の利益を求め、若しくは受領し、又は」ここですよ、「何らの方法をもってするを問わず、これらの行為に関与し」、「関与し」、ですね、「あるいは選挙権の行使を除くほか」、やっちゃいかぬ、こう書いてあるのです。そこでこの「あかしや」百三十四号の中に議会否認政党として社会党、公明党、こういうふうに載っておるのですね。そうして社会党が日本の破壊と属国化をねらっておると大きな見出しで書いてあるわけですね。これ……

第51回国会 予算委員会 第22号(1966/04/01、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。いま総理の御答弁聞くと、国会筋でそういう話が出されたのであって、ジョンソン大統領はそういうことは言っておらぬ、こういうお話ですが、三十一日のワシントン電によりますと、外交委員会での公聴会が終わりましたあと、ジョンソン大統領は記者会見をいたしております。その記者会見の席上において、多少の留保づきではあるが、中共との接触を深めることに賛成であると、こう述べ、しかも、委員会での意見には聞くべきものが多かったと、こういうふうに述べておるわけです。いま亀田委員が指摘されましたように、中共封じ込めの基本的な考え方はおそらく変わっていないかもしれません。しかしながら、二つの中国問題……

第51回国会 予算委員会 第23号(1966/04/02、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。私が、先ほど木村委員のこの物価対策に対する基本的な問題に対する質問をいたしましたのにお答えいただきましたが、木村委員がおっしゃっておるように、どうも私たちはぴんとこないのですね。そこで、具体的に二つだけ問題を取り上げて伺いたいと思います。  きのう、東京都が発表した「都民生活白書」というのを拝見しますと、三十九年、生活が苦しくなったという人たちが二七%であったのでありますが、ことしは五一%にこれは上がっているわけですね。ですから、生活が苦しくなったということ、これは事実であります。そこで、たとえば、この原因が木村委員指摘のように、公共料金の点もあるでしょう。あるいは流通機構の……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 決算委員会 第閉会後8号(1966/09/30、7期、日本社会党)

○鈴木強君 佐藤委員の御発言ですと、たな上げとおっしゃる。わが党の岡委員のお話ですとそうじゃないということですね。したがって、いまのような疑問が出てきたと思うのですよ。そこで、たまたま審議の過程で小委員会的なものをつくる、こうおっしゃったのですね。それが一体どういう性格のもので、一体いま問題になっております受領証、それが出せないという、一応現段階においては自民党は反対、わがほうは出せ、こう言っている。(「一応じゃない、出さないと言っている」と呼ぶ者あり)出さない。ですから、この問題について、小委員会で再びそういうことについてのもう話し合いがないのかどうか。小委員会を持つこともわかりませんから、……

第52回国会 災害対策特別委員会 第閉会後3号(1966/09/29、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま今回の台風二十四号並びに台風二十六号の被害の状況を政府から御説明いただいたのでありますが、お話しのとおり範囲が一都三十四県と非常に広範囲にわたっております。しかも三百人以上の死傷者を出すという、きわめて伊勢湾台風以来の大惨事であったと思います。私は不幸にしてたっとい命を失われました皆さまに衷心から哀悼の意を表しますと同時に、遺家族の方々に御見舞い申し上げます。そうして打ちのめされたいま現地の被災者はまっ黒になって再起の努力を続けておるのでありますが、勇気を持って立ち上がるように、そしてまた、われわれはその方々の立場を理解した積極的な御協力を申し上げなければならないと、私は決……

第52回国会 災害対策特別委員会 第閉会後4号(1966/10/11、7期、日本社会党)

○鈴木強君 前回、私は大ざっぱな質問をしておきましたが、その後さらに参議院から派遣をされて、山梨、静岡両県の視察をしてまいりました。その結果に基づき、当面緊急を要する問題でございますので、これらの問題等二、三の基本問題について関係者に質問をしたいと思います。  まず、非常に今回の場合には、もうすでに御質問がありましたように山間地帯における被害が多うございます。しかも被害額も大体山梨ですと八割程度は個人災害、こういうふうな非常に個人にとりましてはどうしていいかわからないというような、いま大きな気持ちがあると思うんです。ですから一日も早く国の力あるいは県の力によって復元してもらいたい、そういう率直……

第52回国会 逓信委員会 第閉会後1号(1966/09/10、7期、日本社会党)

○鈴木強君 先般の改造で新大臣に新谷さんがなられまして、まことにところを得た人事だと非常に喜んで敬意を表しておきます。  御就任以来いろいろな場所で大臣や政務次官の抱負経綸が述べられております。きょう初めて私は御質問をするのでありますが、ただいま永岡委員からもお尋ねがありましたように、新大臣になられて日は浅いのでありますが、すでに全生涯をほとんど逓信事業に捧げてきた大臣でありますから、事新しく構想をまとめるとかなんとかということは私はないと思う。したがって、きょうも、率直に言って、ごあいさつもただ単に、任命されました、よろしく、というようなことではなくして、すでに来年度の郵政以下関係の予算もつ……

第52回国会 逓信委員会 第閉会後2号(1966/10/08、7期、日本社会党)

○鈴木強君 前回残りました質問もあるのですけれども、大臣の関係があるそうですから、私の質問も二段がまえになるのですが、最初に大臣にお尋ねしたいのはベルボーイですね、これの周波数の割り当てについては、早急に結論を出していただきたい、こういう強い希望をこの前申し上げておったのでありますが、その後どんなふうな状況でございましょうか。
【次の発言】 これはただ観念的にお話のできることではなくて、一番やっかいな周波数の判定ができるかどうかということですからね、私もよくわかりますが、ただ、従来の経過からしまして、どうも国民に申しわけないんじゃないですか。実際予算に組んでスタートできるという確信に基づいてわ……

第52回国会 逓信委員会 第閉会後3号(1966/11/09、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私もこの問題について若干質問したいと思いますが、特に、いま大臣からお話しになりました発行枚数のことですが、実はことしの予算委員会におきまして、私はガン切手の発行に対する郵政省の御所見を伺いました。その際、もちろん郵政審議会の一応の議を経て今年度ガン切手を発行しようという計画を持ったことは事実でありますし、その際、当初郵政省の発行いたしました五千五百万枚ですね、二十円のが二千五百万枚、三円ついた十円のが三千万枚ですね、そういう私はお話を当時の長田郵務局長から聞いているのです。ところが、今度五百万枚を新たに増刷したということは一体どういうことか、ちょっと私にわからないのですよ。きょうは……

第52回国会 予算委員会 第閉会後1号(1966/11/10、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま大谷理事の御発言もありましたが、私は、小林委員のおっしゃるように、私自身も、当然この予算委員会において総理の所言の御表明が、どういう形にせい、あると思っておりました。しかし、それがないということは、むしろおかしいのであって、理事会がそのことについて論議をしたならば別でありますが、むしろ、理事会としてそういうことについてあらかじめ話し合いをするというのも一つの方法であったと思いますが、それはもう過去のことですから、ですから、私は、ここで委員の立場でさっきから議事進行の発言を――ちょっと聞いてください。大谷さん、そこで、総理の言い方が少しおかしいのですね。しかも、私の気に食わな……

第52回国会 予算委員会 第2号(1966/07/20、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。
【次の発言】 ただいま総理、法務大臣からお答えをいただきましたが、どうもその点が、総理のおっしゃる政治姿勢との問題に関連して考えてみましても、非常にわれわれにとっては消極的に聞こえますし、それから、言われていることと、実際におやりになっていることとの間に、かなりのギヤツプを感ずるわけであります。そこで、私はさらにお伺いしたいのでありますが、検察当局がもちろん慎重に取り調べを行なった上で一部を起訴猶予し、一部を起訴処分にした、これに対して、国民世論が、おかしいじゃないかということからして、職権によって検察審査会がこれを取り上げたという経緯になっておりますが、その幾つかの理由を……

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/07/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。私は本会議のときに質問したのですが、ハノイ、ハイフォンの聖域を爆撃したときに、日本政府は、これは官房長官談話と外務省の情文局長談話で支持するということを明らかにしましたね。いま聞いてみますと、どういうためにハノイ、ハイフォンを攻撃したのか、よく聞いておらぬし、わからぬ、こう総理はおっしゃる。そうであるならば、聞いていないし、わからないのに、どうして聖域の爆撃について日本政府は消極的であったけれども支持したか、これは矛盾があると思うのですね、それが一つ。  もう一つは、総理のおっしゃるように、ホー・チ・ミンが徹底抗戦を声明しました。それから、一方、先般の日米経済委員会の中でちょ……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 逓信委員会 第2号(1967/03/23、7期、日本社会党)

○鈴木強君 途中でございますが、大臣の御都合もおありのようですから、ちょっとこの際、提出法案についてお尋ねをしておきたいのでございますが、いまの御説明ですと、電波法、放送法の一部改正案については、臨時放送関係法制調査会の答申に伴う所要の改正をしたい、こういうお話でございます。まことにもっともなお話だと思いますが、ただ一面、すでに新聞や報道によってわれわれが知っておりますのは、かねがね問題になっておりましたNHKのラジオ受信料の全廃の問題でございます。これは乙契約でございますが、これについて政府のほうで全廃したいという意見があることも、これは事実のようでございます。そこで、私はひとつここではっき……

第55回国会 逓信委員会 第4号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣御就任以来たいへん御苦労に存じますが、これらの逓信委員会に関連する事業については、たいへんな見識家でありますから、私は心から敬意を表しながら、以下質問をしたいと思います。  まずNHK予算の国会への提出の問題でありますが、これは放送法に基づいて大臣がお出しになっているのでございます。先般、あとからまたお尋ねいたします、非常に問題をかもしました報道番組の介入問題等の意見が閣議で御発言になりました際に、大臣が、特にNHK予算の提出について触れられておりますが、これは各新聞とも大体同じように書いておりまして、ここにコピーを持ってきておりますが、従来、NHKの予算というものが国会に提出……

第55回国会 逓信委員会 第5号(1967/04/17、7期、日本社会党)

○鈴木強君 時間があまりないようですから、最初に春闘関係でお尋ねしたいのですが、きょうは、委員長、大臣はどうしたのですか。
【次の発言】 じゃ、政務次官と人事局長、それから官房長はおりますか。
【次の発言】 最初に春闘の問題でお尋ねいたしますが、毎年のことですが、春になりますと、賃金の改定の問題が労使間で重要な課題になるのでありますが、これは政務次官にお尋ねしておきたいのですが、現在の公共企業体の労組法の中での組合、三公社五現業の組合は、公労法上は団体交渉権が与えられておる。しかし、現実には、予算総則上の給与総額によって縛られているという、こういう矛盾した形で、もう戦後十何年か続いているわけで……

第55回国会 逓信委員会 第6号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっとその点ですね、郵政大臣。特殊法人の場合の大臣の監督の範囲ですがね。いま光村委員に対するお答えがありましたけれども、かつて科学技術財団ですね、十二チャンネル。この経営が非常に相当の負債をかかえておりまして、いま放送内容についても問題があると私は見ておりまして、こういうことがありましてこの委員会でも論議したことがあるのです。これは私またあらためて十二チャンネルの問題はやりますが、郵政互助会の場合、郵政省と全逓の諸君が集まって十分協議をし、融資する場合でも、資産運営委員会というものを開いて、そこできめてやるわけですから、私は規約の点がどうかということはいまここで触れません。ただ、……

第55回国会 逓信委員会 第8号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣がいま御出席でございませんので、あとから大臣に――大臣としてNHKに対する、監督権もあるわけですが、特に放送番組に対する最近の政府の不当介入的な動きもございますし、特に協会のラジオ受信料については全廃をする法律改正を今国会に出す、しかも、今月中に出すということが、昨日の予算分科会で明らかになりました。したがって、私はきょうは時間がありませんでしたから、これらの問題については、きょう実はNHKの経営全体に対する大臣の考え方とあわせてお聞きしたかったのですが、おいでになっておりませんから、これはまた後ほどお尋ねすることにいたします。  それで、この意見書を拝見いたしますと、学校教育……

第55回国会 逓信委員会 第11号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、公庫公団の整理統合の問題についてお尋ねしたいのでございますが、行管長官にはたいへんお忙しいところおいでいただきまして、ありがとうございました。  実は、この公庫公団の廃止統合問題は、三年前に臨時行政調査会から意見が出ておるようでありますが、したがって、行管としても、調査会から各省に示達され、意見が出ておるわけですから、それに基づいて、それぞれ検討を進められ、その方向に努力されておると思うのでありますが、これがなかなか進まぬわけですね。長官も非常に御苦労なさっておると思います。これは予算委員会等でもかなり詰めた質疑がありましたから、きょうは私は特にこの逓信委員会に関係のある郵……

第55回国会 逓信委員会 第12号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。いい機会ですから、ちょっと大蔵省にお尋ねしたいのですが、せんだって私は、朝日新聞でしたか、毎日新聞ですか、記事に、いま郵政省が郵便貯金を奨励し、その貯蓄奨励の一環として苦労されているのですが、最近私どものところにも送られてきましたが、パンフレットですね、貯蓄の奨励のための、これについて、ある財界の方の記事が載っておりましたが、これはもう郵政省は全く商売人になり切っちゃって、必要以上の奨励をやっている、あれは行き過ぎだ、そういう記事が載っておったのです。私はそれを見まして、ずいぶん郵便貯金というものに対して認識がない人だなあと直観的に思いました。おそらく、これは例の問題になりま……

第55回国会 逓信委員会 第19号(1967/07/18、7期、日本社会党)

○鈴木強君 本日三人の先生方、たいへんお忙しいところをおいでいただきまして、ありがとうございました。私からも厚く御札申し上げます。  実は私は、かねてテレビ、ラジオ等の番組が国民に与える影響はどんなものであろうかという非常に強い関心を持っておったのでございます。特に、昭和四十年に放送番組向上委員会という組織がつくられました当時一番問題になりましたのは、三十八年から三十九年にかけて、全国的にテレビ番組に対する批判が出てまいりまして、番組水準の向上をはかるという、そういう趣旨からして、NHK、民放が協力してこの放送番組向上委員会がつくられたものと見られます。そこで私は、特に、今月の二十日ごろないし……

第55回国会 逓信委員会 第20号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと委員長、これは保留をした理由というのはわからないのですけれども、説明してもらえませんか。
【次の発言】 郵政大臣にお尋ねいたしますが、きのう新谷委員からも、今度の放送法の一部改正の法律案の、改正の趣旨について質問がございましたが、私もきのう伺っておりまして、公共放送のこれはもう根本的な基本に関することだと私は思いますから、そういう点で理解のまだできない点が幾つかありますから、最初にその点を大臣にお尋ねいたします。  きのうも言っておりましたけれども、放送の普及発展の現況にかんがみ、ラジオ放送に限り受信することのできる設備を設置した者は受信契約を締結することを要しない、こうい……

第55回国会 逓信委員会 第21号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きのう質問が途中で終わりましたから、きょうあらためてお尋ねいたしますが、最初に、受信料の使途についてひとつお尋ねいたしますが、実は臨時放送関係法制調査会の答申の中に、受信料の使途についてということで大臣に意見が出されておりますが、それを見ますと、「受信料は、NHKの維持運営のためのものであって、これを業務外に使用すべきでないことはもちろんであるが、正常な業務運営に支障がないと認められ、放送界全般の改善向上により聴視者の利益となると認められるときは、一定の公正な条件のもとに、その施設の一部を民放にも積極的に利用させ、又は民放と共同して業務を行なうことが望ましい。」と、こういうのがござ……

第55回国会 農林水産委員会 第13号(1967/06/09、7期、日本社会党)

○鈴木強君 本日は、山梨県果樹試験場の津場長さん、それと武田薬品工業の西村常務さんに、たいへんお忙がしいところをお出ましいただきまして、ありがとうございます。厚くお礼を申し上げます。  実は、すでに御承知のことと存じますが、山梨県をはじめ、大阪、奈良、和歌山、徳島、香川、広島、島根、石川、山形、これらの各県におきまして、ブドウのジベレリン処理が非常に問題になっております。このジベレリン処理というので、御承知のとおり、ブドウの種をなくし、生長を促進するために、薬品を塗布するものでございます。ところが、事実、山梨県をはじめ、いま申し上げました各県において、このジベレリンを使用いたしましたところ、逆……

第55回国会 予算委員会 第4号(1967/03/31、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。私も約十年以上この国会でやっておりますが、いままでこの委員会でも、赤城防衛庁長官当時からもいろいろ論議がありました。軍隊かというと軍隊でない、自衛隊だという、戦力かというと戦力でない自衛力だと、こう言ってきたわけですね。いままでのように、近代的な戦力を遂行する力があるかないかによって戦力、軍隊と言うか言わないかというような、そういう解釈は法制局長官ないですよ、いままでに。いままでは明確に軍隊でない、自衛隊である、戦力でない、自衛力である、軍隊は持てない、自衛隊は持てるのだというのが、政府の一貫した態度であったはずですよね。  ですから瀬谷委員のおっしゃるように、この委員会で初……

第55回国会 予算委員会 第7号(1967/05/06、7期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行。いまの関連して……。これから予算委員会が続いていくのですが、われわれは経済問題を特に重点に宮澤企画庁長官に質問をしようとしているわけですね。ところが、先ほどのお話ですと、ケネディ・ラウンドの交渉に行かれるそうです。そこで、議事進行に関連してちょっと私はお尋ねしておきたいのですが、代理はだれがなさるのか、それからいつまで不在になるのか、実際にこの委員会に出席していただくのはいつなのか、それをひとつ官房長官から……。  それからもう一つ、宮澤さんせっかく行われるわけですから、この際、非常に大事な任務を帯びて行かれるわけですが、少しくその心境を聞かしてください。

第55回国会 予算委員会 第8号(1967/05/08、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。どうも資料の出し方についても、実は亀田委員からああいう発言があると、小出しに一つ二つ出すわけですね。これは物理的にできないことはわれわれもわかるわけですから了承します。しかし、もう少し委員に対して、委員会に対して親切なやり方をしてもらいたいと思うのです。  そこで私は一つ伺いたいのは、外務大臣の御答弁でもそうですが、いまの御答弁でもそうですが、米軍が委託研究といいますかね、委託を大学にする、そういうことなんです。いま話が出ましたが、私はふしぎに思うのは、日本の大学に対して米陸軍当局が、あるいはまあ海軍が、空軍でもそうでしょうが、何にも文部省も知らない、あるいは外務省も知らない……

第55回国会 予算委員会 第11号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、総理にお尋ねいたします。  昨日、東京都の議会の本会議で、美濃部知事が決定いたしました副知事三名、これに対して自民党は二人に反対いたしました。その結果、美濃部さんのきめようとした方が否決をされてしまったという事態が起きておりますが、総理として非常に遺憾だというふうに考えておられますか。
【次の発言】 批判をしないほうがよろしいと、こういうお話ですが、これはあなたのお考えだと思いますが、しかし私は、少なくとも都知事が都民から選ばれて、しかもその都知事を補佐する副知事でありますから、あなたがかりに都知事になりましても、おそらくあなたが一番使いやすい人、そういう者を補佐役として求……

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/05/13、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、自治大臣にお尋ねいたしますが、政治資金規制の問題は、どうも雲行きが怪しくなってきたようなんですが、成案というものは、もうできているのですか。
【次の発言】 そうすると、いま自民党がやっております地域別議員懇談会というのがございますね。そこでこの問題が論議をされているようですが、自治省としては、ここにどういう説明をしているんですか。
【次の発言】 各新聞に報道されておるんですが、自治省側から具体的に改正作業の内容を出されて地域別議員懇談会で聞いて検討をしておると、こういう記事がある。これば間違いですか。
【次の発言】 地域別の議員懇談会の第一回、第二回の経過は聞いておりますか……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/05/15、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。選挙運動改正の問題で一つ伺いたいのですが、簡単に申しますが、一つはテレビによる政見放送というものを許したらどうか。現在はラジオだけですが、それが一つ。  それからもう一つは、連呼行為に対しても、いまのところ衆参両院と知事の場合はいいんですが、その他は認められておりません。現状では、しかしなかなか、田中さんの例の連呼がありましたけれども、そういうふうにやられておるのですな。だから、その辺をどこまでということはちょっとここでは私は言えませんけれども、少なくとも区会ですね、それから県、市会ですね。その辺の段階までは、時間はある程度制限しても認めたらどうかと思うのです。  それからも……

第55回国会 予算委員会 第15号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して、いまのところは非常に大事なところだと思います、私も。そこでちょっと私は外務大臣の都合で質疑ができませんでしたので、この機会にちょっと関連してお伺いいたしますが、沖繩の施政権を日本が返還を求めるという、この基本的な態度について、今日まで幾度か論議されてまいりました。政府としては、あらゆる機会に、施政権返還について努力をしている、最善の努力をしている、日米交渉の場をとらえましてもやっている、こういう御発言がございました。ところが、いまの大臣のお話を聞きますと、当面は、施政権返還については、アメリカも日本も極東の安全を保持するために、そういうために沖繩を返すことについては無理だ……

第55回国会 予算委員会 第17号(1967/05/20、7期、日本社会党)

○鈴木強君 前回私がポッカレモンをはじめ、ジュース関係を取り上げまして、これの価格表示の取り締まりについて御質問したのでありますが、政府側の明確な答弁がございませんでした。そこで、ひとつ直接の担当である厚生大臣から、このいきさつですね、それから、法務大臣のほうからも、刑法上の取り締まりですね、これについての問題が出ておりますから、その後の、十分相談したと思いますから、結果を報告してもらいたい。
【次の発言】 そんな形式的なことは聞いてないですよ。この前具体的な問題を質問して答弁できなかった。委員長、おかしいですよ、そんな答弁をあのとき求めてないですよ。  それじゃ厚生省の場合ですね、特殊栄養食……

第55回国会 予算委員会 第18号(1967/05/24、7期、日本社会党)

○鈴木強君 第三分科会における審査の経過を御報告申し上げます。  第三分科会の担当は、昭和四十二年度予算三案中、農林、運輸、郵政、建設の四省所管にかかるものであります。  分科会におきましては、二十二日から本日まで、運輸省、郵政省、農林省、建設省の順に、関係大臣から提案理由の説明を聴取し、質疑を行なってまいりました。  以下、質疑のおもなものについてその要旨を御報告申し上げます。  まず、運輸省所管におきましては、新東京国際空港の問題について、「今日のような混乱を引き起こしたのは地元との間に対話がなかったことに最大の原因があるのではないか、反対派を含め地元との話し合いが済むまで測量をしないこと……

第55回国会 予算委員会 第19号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○鈴木強君 いまの規正法の改正については、ちょっと私まだわかりませんから、関連して一つ二つお聞きしますが、藤枝自治大臣は十三日の委員会で、十九日が一日、二日ずれるかもしれませんが、そのころには国会に提案したい、こういうお話でした。ところが、きょうはもう二十五日ですから、その約束がくずれてきておる。そこで、それはいろいろとあなたのおっしゃっておるように、政党政治であるから党のほうとも連絡をとらなければならぬが、しかし、自治省自身としては答申を尊重してやるつもりだ、やるのだ、こういうことをはっきり言われたわけですね。そこで聞くところによると、すでに自治省のほうでは問題になっておりました労組の献金の……

第55回国会 予算委員会 第20号(1967/05/26、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ほかに機会がないもんですから、総理にちょっとこのとき聞きたいのだが、この沖繩の全面返還については、いまお話のとおり非常にむずかしい。先般来の御答弁によりますと、極東のこういう情勢が続いている限りにおいては、もう日本のほうから沖繩を返してくれ、こういうことはなかなか言いづらいのだ、政府としてですね。そういうふうにとれるわけですね。ですから、われわれは、政府の姿勢として、全日本国民と沖繩の人たちが一日も早く返してもらいたいというその熱意を、悲願を一日も早く達成できるように、積極的にあらゆる機会を通じてやってもらいたい、これが沖繩の人たち、われわれの願いなんですね。それにはいろいろな困難……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 逓信委員会 第閉会後1号(1967/09/09、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうの委員会は、臨時国会の終わります日に、あらかじめ開会がきまっておったと思うのでありますが、きょうの委員会に、大臣なりあるいは公社総裁が御出席になりませんことは非常に遺憾であります。  私は、特に最近の電波放送業務についての大事な段階を迎えて、U新局免許に対する郵政省の態度等が盛んに新聞、テレビ、ラジオ等によって報道されておるわけであります。電波、放送両法の改正が遺憾ながらできませんでした、そういう中で作業をやるわけでありますから、慎重の上にも慎重を期し、将来の電波行政に再び汚点を残さないように御配慮をいただきつつ、作業を進めておられると思います。しかし、事柄が事柄だけに、従来……

第56回国会 逓信委員会 第閉会後2号(1967/10/12、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、西村委員及び石本委員とともに、去る八月三十日から五日間、関東、信越両地方における逓信関係業務の運営状況を視察してまいりましたが、その詳細につきましては、委員長のお許しを得て会議録にとどめたいと存じますので、御了承をお願いします。  右御報告します。
【次の発言】 私は、きょうは主として電波関係、それから国際電電関係、それから電電公社関係、この三つについて質問をいたしたいと思います。  まず、大臣にお尋ねしますが、実はけさの毎日新聞を拝見しますと、昨日の閣議で、テレビ番組に対する批判があったそうでございます。これは新聞によりますと、閣議が終わったあと、大橋運輸大臣が、記者会見の……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 逓信委員会 第3号(1967/12/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 防衛施設庁の皆さん、たいへんお待たせいたしまして恐縮でございました。きょうは最初に米軍の電波制限要求についてお尋ねしたいと思います。逓信委員会は御承知のとおり電波行政については所管の委員会になっておりますが、ただ米軍関係になりますと、周辺整備法の問題とそれから日米間の安保条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う電波法の特例に関する法律、こういう法律によってしばられている点もあると思います。したがって、きょうここにおいでいただいたのでありますが、まず米側から日本に要求してまいっております基地ですね、どことどこを要求しているのか、これは……

第57回国会 予算委員会 第2号(1967/12/16、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は佐藤内閣の政治姿勢、外交、防衛、それにただいま社会問題になっております今年度の年末調整、税金の問題について質問をいたします。  まず第一に、液化石油ガス税の法案をめぐっての汚職事件が国民の前に明らかになり、国民はまたかという気持ちで憤激をすると同時に、この事態を見守っておると思います。したがって最初に、この事件の概要と今日までの捜査の状況、さらに今後の見通しについてお尋ねをいたします。
【次の発言】 お話を聞きますと、八月十二日ころからのお話でありまして、少し捜査が長引いているように私は思うのであります。この間、私の情報によりますと、八月の十二口に大阪地検が大阪タクシー協会ほか……

第57回国会 予算委員会 第3号(1967/12/18、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。いまの問題ですがね、総理大臣はインドネシアに行かれて、さきに矢山君の指摘された問題については、自分もそう思ったと、こう認められたんです。ですから、外務省が正式に発表しておる海外援助のそのことについて、その書物の中には、矢山君御指摘のように、非常に抽象的に書いてあるじゃないか。しかし、一方、あなたのほうで、部内用かなんか知らないが、つくっておる資料によると、いま矢山君の指摘した幾つかの問題がうまくいっていない、こういうことがあるわけです。しかも、総理大臣はこれを認めておるわけですから、あなたの言うように断じてないなんということは、全くそらぞらしいことですよ。だから、印刷している……

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/20、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。外務大臣ね、そうおっしゃいますけれども、日米共同声明をよく見ますとね、その中では小笠原地域で米国が持っているこの軍事的役割り、こういうものを徐々に日本が肩がわりをすると、そういうことを条件にしてその小笠原の返還というものが合意されたと聞いているわけです。で、いろいろの新聞報道等もありますが、こういう立場に立って、防衛庁は小笠原に基地新設という必要があるかどうか、そういうところまで増田防衛庁長官は、あなたのところはいろいろ考えているんじゃないですか。たとえば可能性として、対潜水艦の警戒基地、これはP2Vの哨戒機あるいは駆潜艇の配置というものが必要ではないかと考えられているとか、……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。法制局長官はね、総理大臣も言われたのだが、内閣を代表して答弁しているのだ、信頼してくれ、こう言うのですがね。きのう、おとついあたり、総理大臣がおらぬからあれですけれども、だいぶこれは反撃を受けたんです、野党側からも。それで、言っていることがわからぬのですよ。要するに結論的に占部君の言っていることに対してずばり答えてもらいたい。ですから、奄美大島を返す場合に、いわゆる政府が従来から言っている潜在主権ですね、いいですか、現実的に主権の行使はできないけれども、そこには潜在的な主権はある、こう言われたわけですよ。ですから占部君の指摘したような問題については、実際の発動はできなかったが……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 建設委員会 第18号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私はいまお話のありましたように、この法案が地価のつり上げにどういう影響があるか、こういったいろいろな角度がありますが、そこでそれとの関連で、いま住宅公団がおやりになっております公団住宅の家賃の問題との関連でちょっとお尋ねしたい。非常に地価がどんどんと上がりまして、公団の家賃も最近高くなってきているようでありますが、そういうことが低所得者の労働者にとっては耐えられないところまで来ている。そういう点で私はまず第一番にお尋ねしたいのは、公団住宅の家賃のきめ方の中、算定の方法として施行規則第九条に書いてあるのを見ますと、その中に管理事務費というのが入っております。それから地代相当額、損害保……

第58回国会 逓信委員会 第4号(1968/03/12、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは、たいへんお忙しい中、国際電電の社長以下、幹部の皆さんのおいでをいただきましてありがとうございました。ちょうどただいま会社法に基き、国際電電の事業計画、これは資金計画になるかどうかわかりませんが、含めて、大臣への認可申請が出されておると思います。したがって、私はきょうは新しく考えられます国際電電会社の事業計画について、国民の立場から私の意見を申し上げ、大臣も認可がまだ済んでおらないかと思いますので、ひとつわれわれの意見も十分そんたくされて、国際電電の四十三年度事業計画の御承認に際しては特段の御配慮をいただきたい、こういう考え方で、私はきょうこの質問をいたすのでございます。 ……

第58回国会 逓信委員会 第8号(1968/03/30、7期、日本社会党)

○鈴木強君 もう大体皆さんから多くの質問が出ておると思いますので、私は若干の質問をしておきたいと思います。  最初に、大臣にもう一回念を押しておきたいのですが放送法、電波法の改正ですね。これはこの前の委員会ではややまだ未練のあるお話でしたが、この段階になったらもう今度の通常国会で提案するということは非常にむずかしいと思うのですが、まあ断念せざるを得ないと思うのでありますが、まだ未練を持っておるのですか。
【次の発言】 その点わかりました。  それから、この前の委員会でも御質問しておりますから、少しくどいようですけれども、NHKの予算の審議にあたって、いま一回確認をしておきたのは、あなたが放送法……

第58回国会 逓信委員会 第11号(1968/04/16、7期、日本社会党)

○鈴木強君 今回沖繩におけるテレビジョン放送の普及を援助するために、沖繩におけるテレビジョン放送に必要な設備の日本放送協会による設置及び無償貸付けに関する法律案というものが提案をされておりますが、最初にお尋ねいたしたいのは、沖繩のテレビジョン放送の普及援助については、御承知のとおり、昭和三十六年法律第四十五号ですね、これで立法措置がなされ、当時第三十八回国会において、沖繩における模範農場に必要な物品及び本邦と沖繩との間の電気通信に必要な電気通信設備の譲与に関する法律が提案をされ、たしか電電公社と琉球政府とそれから日本政府、この三者で費用を分担し合って、マイクロウェーブの設置をしたと思います。そ……

第58回国会 予算委員会 第15号(1968/04/06、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ジョンソン演説、ハノイ声明によって、平和解決の方向に急転換したベトナム情勢について、今日まで沈黙を守っておりましたソ連、中国、ベトコンが五日、一斉に態度を表明いたしました。中国の場合は、その考え方の基本において違っておるようでございますが、総じて言えますことは、この際、アメリカは北爆を完全に停止する、こういうことが予備交渉を成功させる前提であらねばならぬ、こういうふうにいわれていると思います。それで私はこの際、日本政府は勇断をもって国民の悲願であるベトナム戦争平和的解決のために、アメリカに対して率直に北爆停止を強力に働きかけをすべきじゃないか、こう思うのですが、大臣、どうお考えです……


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各種会議発言一覧(参議院7期)

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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 逓信、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。  経済企画庁長官、もう少しいまの点を具体的に数字で示していただけませんでしょうか。一月一日から米価が上がりましたね。国鉄運賃が上がり、私鉄が上がり、それからいま郵便料金が上がろうとしているのですが、問題は、政府が中期経済計画を一応放棄して、新しい経済計画へといま展望を御検討中だと思います。とりあえず、ことしは七・五%でしたか、四十一年度の予算の場合、実質の成長率を見ておりますね。したがって、それとの関連で、公共料金が過去大幅に上がった場合には、必ず物価にはね返っておりますが、そこで今度、具体的にことし米価、私鉄、国鉄が上がって、現在までに諸物価にどういう影響を与……

第51回国会 逓信委員会公聴会 第1号(1966/05/13、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は一つだけお尋ねしておきたいのでございますが、浦島公述人は郵政審議会の委員でいらっしゃいますから、特にこの点をぜひよくわかるように教えていただきたい。  一つは、郵政審議会に大臣が諮問をいたしまして、それからそれに対して答申が出たわけでございますね。しかし、答申をするときの基礎になりましたのは、過去の長期経済政策から中期経済政策へと移行して、そういう中においての日本経済の発展というのを考えておったと思います。ところが、現在は長期経済政策が失敗をして、中期経済政策というのがこれは一応御破算になってしまったわけですね。そこで、新しい長期計画をいま政府が策定中なんです。一方におきまして……

第51回国会 予算委員会公聴会 第1号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○鈴木強君 いま最初にあれですか、渡辺先生のほうを全部やってから羽間先生に……。
【次の発言】 それでは羽間先生にお尋ねいたしますが、いま日本国民が税金と物価高に苦しめられている、これはもう率直なことだと思うのですよ。そこで、物価の問題について先生のお話を伺ったのですが、問題は、生鮮食料品なんかの場合にやっぱりガンになっているのは、一つには流通機構が非常に複雑である、こういう点があげられると思うのです。私はちょっと調べてみたのですが、たとえば千葉県産のトマト一キロをとってみると、出産者価格が十九円、それから、その間のマージンが中央卸売市場三円、それから小売りマージンが二十一円七十銭、出荷経費が……

第51回国会 予算委員会公聴会 第2号(1966/03/18、7期、日本社会党)

○鈴木強君 三つほどお尋ねしたいのですが、武田さんの大体のお考えは、政府の景気の見通し等について是認をされておる立場に立っておられると思います。そこで、景気が調整期に入り、さらに回復へとスローモーションであってもずっといくという、こういう御判断ですか。そのファクターの一つに、輸出の振興等をあげられておられます。これはアメリカヘの依存度がかなり強くなっておることは事実です。と同時に、ベトナム特需ということをおあげになりましたが、この点については、大体現状がどういうふうな増勢であるか。あなたの把握されておる、お知りになっておる範囲でけっこうですから、お聞きしたいと思います。  もう一つは、経済成長……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初にお尋ねしたいのは、昨年の暮れに発行しました年賀はがき、これによって寄付金が幾らになっておりますでしょうか。そうして、その寄付金の処理は、共同募金会その他の関係もあると思いますが、郵政省としては、おおよそどういう方面にこの金を配分するように考えておるのか、この点をまずお尋ねします。
【次の発言】 十万ですか。
【次の発言】 その配分先はどこなんですか、どういうところに配分したんですか。
【次の発言】 これは、募金会のほうとの関係は、全然連携をとっていないんですか。郵政審議会のほうにはかって配分をすれば、それでいいわけですか。

第51回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは農林関係は五時ごろに一応終わる予定でありますから、非常に質問の時間が制約されました。で私は約三十分くらい二、三の問題について質問いたしたいと思います。  その一つは、これは農林大臣、けさの新聞を見ますと、委員会でも指摘をいたしました第五十三海洋丸の韓国警備艇による不法捕獲の問題につきまして、朝野をあげて厳重に抗議をしておったわけでありますが、きのう午後六時半に外務省に在ソウル日本大使館から公電が入って、きょう釈放すると、こういうことでございますが、農林省はこれを知っておりますか。
【次の発言】 大臣に聞いたんです大臣に聞いたんですよ。

第51回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○鈴木強君 実は、きょう防衛庁からおいでいただいたのは、昨日の運輸大臣に対する質問の結果、この問題は防衛庁のほうに業務を委任しておるということでございましたので、実はおいでいただいたんです。  御承知と思いますが、去る二十五日の午前十時五分に千歳空港に着陸しようとした日航のコンベア880型の飛行機ですね。旅客機、機長は松井という方ですが、これには九十四人の乗客が乗っておった。ところがこれを無資格の管制官の不手ぎわによって着陸を誘導したんだが、そのまま行きますと突っ込んでしまう、事故を起こすというので、着陸をやり直すという事件が起きたのですね。これをいろいろ聞いてみますと、航空法第百三十七条によ……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1967/05/22、7期、日本社会党)【議会役職】

○主査(鈴木強君) ただいま皆さまの御推挙によりまして主査の重責をになうことになりましたが、皆さま方の御協力を得てその任務を果たしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。  審査に入ります前に、議事の進め方についておはかりいたします。  本分科会は、昭和四十二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、農林省、運輸省、郵政省及び建設省所管を審議することになっております。  なお、二十四日、委員会において主査の報告を行なうことになっておりますので、議事を進める都合上、主査といたしましては、本日は運輸省及び郵政省を、明日は農林省を、明後日は郵政省及び建設省という順序で進めた……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1967/05/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○主査(鈴木強君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。  まず、分科担当委員の異動について報告いたします。  本日、柳岡秋夫君が委員を辞任され、その補欠として矢山有作君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十二年度総予算中、農林省所管を議題といたします。  まず、政府側から説明を求めます。倉石農林大臣。
【次の発言】 おはかりいたします。農林大臣の御発言中にありましたとおり、以下の説明につきましては、会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願い……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1967/05/24、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、総理府の長官、きょう何か御都合で出られないそうですが、関係の方おいででしょうと思いますから、お尋ねします。広報委託費というのが六億三千四百二十万円計上されておりますが、そのうちラジオ、テレビ、これに対する金はどの程度見込んであるのか。
【次の発言】 この四億六千万円のうち、ラジオ、テレビに分けてどうなっておりますか。
【次の発言】 その他の千百万円というのはどういうのですか。
【次の発言】 その有線放送とは何ですか。
【次の発言】 千百万の内訳を聞いているんです、その他の。
【次の発言】 NHKに対して何か委託して調査する、そういうのはどうですか。



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データ更新日:2022/12/18

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