鈴木強 参議院議員
5期国会発言一覧

鈴木強[参]在籍期 : 4期-| 5期|- 6期- 7期- 8期- 9期
鈴木強[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは鈴木強参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

鈴木強[参]本会議発言(全期間)
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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 参議院本会議 第11号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私は日本社会党を代表してただいま議題となりました予算補正三案に対し、以下申し述べる意見を付して賛成せんとするものであります。  まず最初に、わが党が賛成の態度をとったことに対してその理由を明らかにしておきたいと思います。われわれの賛成は、ただいまの自民党西田君のごとく政府原案を自画自讃するものとは違うのであります。すなわち、わが党は、この予算補正はきわめて不満足なものであり、被災者の要望にはなかなかこたえられないという観点に立って衆議院の予算審議において一千三百四十四億七千八百万円に上る組みかえ案を提案したのでありますが、自民党の反対によって遺憾ながら否決されてしまったのであります……


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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 参議院本会議 第8号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和三十五年度予算補正二案に対し、反対討論を行なわんとするものであります。  今回の一般会計予算補正による歳入歳出の追加額は、それぞれ千五百十四億円となっておりますが、これは池田内閣成立後初の予算補正でありまして、見方によっては、追加予算というよりも、むしろ昭和三十六年度予算に直結した池田内閣の新予算であるということができましょう。従いまして、私はこの際、具体的に反対理由を申し述べる前に、池田内閣の新政策の矛盾点についてまず論及しておきたいと思います。  池田総理は、就任以来きわめて低姿勢を装っておられますが、これが本物の低姿勢であ……

鈴木強[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

鈴木強[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 逓信委員会 第閉会後3号(1959/09/10、5期、日本社会党)

○鈴木強君 これは午後から大臣に私質問しようと思っている点でありますので、NHKの皆さんに質問するのはどらかと思いますけれども、関連性があるからちょっとお尋ねしておきたいと思いますが、ことしの五月の末にアメリカのATTと日本のKDDの間に太平洋横断の海域同軸ケーブルの敷設に対する八項目の意見一致した点があるようでございます。おそらくごらんになっていると思いますが、これの是非について私たち別に意見がありますが、ただNHKにちょっとお尋ねしておきたいのは、カラーテレビの今の問題とも関連があると思いますが、将来対米、対欧、世界的なネット・ワークの中に日本のテレビジョンも入っていく、こういう構想は当然……

第32回国会 逓信委員会 第閉会後4号(1959/10/09、5期、日本社会党)

○鈴木強君 今度の台風の被害は、特に伊勢湾台風、さらにそれに先だって参りました六号、七号の台風等の被害が非常に甚大になっておるわけでありますが、もちろん台風は天災でありますから、人為的にこれを防ぎ得るということについてはいろいろ問題があるでございましょうが、大きく言うと、平素日本の治山治水が政策的に非常に欠除しておった、こういうことが言えると思います。私はきょうそういう問題をここで論議しようとは思いませんので、とりあえず、今御説明のありました中の電気通信関係と電波関係について二も三質問をしておきたいと思います。  その前に、私たち現地をつぶさに視察してみまして、特に電通関係の災害復旧については……

第32回国会 予算委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について一言委員長にお願いしておきます。われわれは従来の慣習として委員の質疑に対して関連的に質問は許されておりました。われわれは議事進行上質問者の終了するまではじっと聞いておって、なおかつ不明確の場合にはお聞きしようと思いまして私は手をあげたのです。委員長はさっきのあいさつにもありましたように、できるだけ公平にやるということでありますが、私は絶対にこれは公平にやってもらいたいと思いますし、議事進行についてはそういう配意をしていただいて、一つ認めていただきたいと思います。  それでこの安保条約の改定の問題は今国民の一大関心事になっておるわけであります。この論争は長いこと国会で……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 外務委員会 第18号(1959/12/15、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、ベトナムの貼償問題に非常に関係があると思われます二つの問題について、藤山外務大臣以下に御所見を承っておきたいと思います。一つは、南ベトナムにおいて米軍の軍事顧問団が極超短波による無線通信設備を設置するために、その測量調査を日本電電公社に依頼した、この問題であります。それから、もう一つは、ビルマとの賠償はすでに済んでいるわけでありますが、本年四月に再度ビルマから再検討の要求が出ておりますが、その問題に関連をしてお尋ねをしたいと思います。  最初に、極超短波の南ベトナムにおける施設の問題でありますが、これは藤山外務大臣も一つ十分にお聞き取りをいただきたいと思いますが、昭和三十二年……

第33回国会 逓信委員会 第2号(1959/11/12、5期、日本社会党)

○鈴木強君 電電公社の質問をする前に、ただいま郵政大臣から所管事項の説明がなされたのでありますが、私は今光村委員からもお話がありましたように、少なくとも国会に臨むに際して、郵政大臣の所管事項の説明ということは、前例から見ましても、非常に重大な全逓との現在の紛争等のことについてもお考え方が今まで述べられておったわけでありますが、今回は故意かどうかわかりませんが、全然触れられておりません。その中で今二百五十円の問題も出たのでありますが、国民が非常に心配をしておりますのは、きのうですか、新聞等に発表されましたように、非常勤三百万人かを動員してやるというようこともいわれておりますし、それから産経新聞な……

第33回国会 逓信委員会 第5号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○鈴木強君 一つだけ、基本的な問題で協会側にお聞きしておきたいと思いますが、三十二年度協会の予算を審議する際に、御承知の通り当時NHKの経営全体が財政的に非常に困難な時期であったと私は思うわけであります。料金値上げも、その当時まだ具体的に出ておりませんでしたし、そういうわけで、われわれ予算を審議する際に、減価償却も十分見られないというような予算でありましたから、非常に心配しておったわけでありますが、幸い協会の会長以下、皆さんの御努力で、どうにか支障のないようにやっていただいたと思いますが、しかしその間、相当な御不便もあったと思うわけであります。ですから個々の問題を問う前に、この報告をなされるに……

第33回国会 逓信委員会 第6号(1959/12/02、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連をして、私は大臣に申し上げたいと思います。  大臣の説明が、私は気に食わぬのです。食わぬと言うと、大へん失礼ですけれども、少なくとも今お話のあるように、二度も、あなた方が提案したものが、審議未了になって今日にきている。  なるほど、予算は、私も参画しましたか、その当時から、問題がたくさんあったんだが、最初は、官房長のランクはなかったのです、予算書の中に。どこに入っているかというと、局長の中に入っているということは、ずさんきわまりないです。それで当時、官房長の性格を私たちは委員会で質問しておるのです。どういう性格でどういう仕事をするのかということを説明を聞いたのです、今大臣のおっ……

第33回国会 逓信委員会 第7号(1959/12/03、5期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣、御就任になられて以来、郵政事業並びに電気通信、電波等のお仕事に対して、いろいろ御検討いただいていると思うのですが、きょう私は、あなたに最初にお尋ねしたい点は、前回にもちょっと触れましたが、日本電信電話公社が発足をして、ちょうど満七年を経過いたしました。その間、公社の経営が、公社法上に基づいて熱心にやっておるわけですが、いろいろな隘路もございまして、今も総裁から、第二次計画の拡大修正をしなければならない経緯について、さらに御説明があったわけでありますが、まことにごもっともな御意見だと、私たちは思うわけであります。  しかしそういう拡大修正をかりに公社が踏み切ったとしても、政府全……

第33回国会 逓信委員会 第8号(1959/12/09、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。大臣にお尋ねしたいのですが、せんだっての森中委員の本会議における質問に対して、今質疑のありました三六協定を締結した局の数、パーセンテージでお示しになったのですが、そういう意図がちょっと私はわからなくなってしまったのですが、大へん大臣は自信のきわめてある答弁をされたわけですが、年賀郵便は絶対に大丈夫だと、こう国民に安心を与える意図をもってやったのだと思いますが、しかし、われわれ静かに本会議で大臣のお気持を伺っておって、非常に心配したことは、はたしてほんとうに、あなたが言明をされるように、例年通り元日に年賀はがきがくるかどうか、それに対しては大臣はそうおっしゃるが、わ……

第33回国会 逓信委員会 第9号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○鈴木強君 本日は、アジア通信協力会の近勝理事長に、お忙しい中をおいでいただきまして、厚く感謝を申し上げます。当委員会として、従来しばしばわが国の国際通信政策のあり方について、郵政当局の意見をただして参ったのでありますが、この点についてはまだ郵政大臣から、その基本的な政策のあり方についても御意見を発表されることになっておりますが、今日までなさっておりません。きょうは幸い佐藤政務次官もおいでいただいておりますが、ちょうど大臣がITUの会議に御出席で、この委員会においでにならなかったときも、この問題についてかなり論争いたしましたが、佐藤政務次官の方から、たって大臣も御不在であるし、事は重大であるの……

第33回国会 逓信委員会 第10号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○鈴木強君 簡易郵便局法に関連をして、特定局制度全般に対する今後の基本的なあり方ですね、こういう問題は当然考えておると思うのですが、たとえば田中角榮大臣当時に出た四等郵便局制度なんていうのもございました。われわれは、特定局制度自体に対して非常に問題があるわけでして、将来もう少し基本的に、政府が普通郵便局と同じような経営にしていただくように念願をしておったわけでありますが、先般制度改正に対する調査会等も持たれていろいろ御審議をいただいたようでありますが、一体この特定郵便局、簡易郵便局を含めて、将来制度をどういうふうに持っていこうとしているのか、この際お尋ねしておきたいと思います。

第33回国会 法務委員会 第5号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○鈴木強君 法務大臣に最初にお尋ねしたいと思いますが、容疑者になった場合とか、あるいは被疑者の場合ですね。皆さんもそうですが、その人たちに対して呼び捨てにしているのですね、たとえば鈴木なら鈴木、呼び捨てにして、名前を、容疑者、被疑者に対する、あなた方の方では何々と呼び捨てにしているわけです。それはどういう根拠に基づいてやっているのですか。
【次の発言】 たとえば……。
【次の発言】 こういうことですよ。たとえば小倉警視総監もさっき答弁の中で、まあたとえば山花秀雄氏と言って、氏ということを、あとの方は皆呼び捨てにしているのだ。だから容疑者とか被疑者になった人に対して何々というように呼び捨てにする……

第33回国会 予算委員会 第4号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長、要求大臣、全部来ておりますか。
【次の発言】 私はおもに災害関係について質問いたしたいと思います。  最初に、審議の参考にしたいと思いますので、先般、総理は各国を視察されましたが、それらの国々において、特に防災政策と申しますか、そういった点についてどういうふうにやられておりますか、お調べになりましたら一つお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 非常に残念に思います。少なくとも、外遊される場合に、いろんな目的もあると思いますが、特に、日本のような災害の多い国では、従来からその点が指摘をされておったところですから、ぜひ見て来ていただきたかったと思うわけでありますが、これ……

第33回国会 予算委員会 第5号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行。委員長、要するに、亀田委員が十六日に発言した質問の中で、極東の範囲について藤山さんに質問したわけですね、そのときに藤山さんは、亀田委員が中共の奥地あるいはソ連等も含まれるかと、こう聞いたのです。そうしたら、その通りだと答弁したのですよ。そこで今、私はそう答弁していないと藤山さんはおっしゃっておる。だから食い違いが出てきておるから、その点を明らかにすること、こういうふうに秋山委員が要求しておるのです。それで、藤山さんのほんとうの真意がどこにあるかということが、外務省から出した声明の中にはっきりあるのです。これは幹事長が書いたそうですが、ここにこう書いてあるのです。「すなわち……

第33回国会 予算委員会 第6号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。通産大臣の御答弁は今度の総括質問の中でも非常に不親切ですよ。慎重論をとられることはわかります、その点についてはようわかりますが、しかし、もう少し日本の経済の今後の見通し等に十分触れられて、そうしてその具体的な御答弁をいただきたいと思うのですがね。私は三日間こう聞いておって、非常にぶっきらぼうに一言二言言って引っ込んでしまう。そういうようなことではわれわれは審議ができませんから、もう少し親切に答弁してもらいたいのです。  そこで、あなたの本会議における石炭問題に対するわれわれの質問に対して、現在の炭主油従政策は堅持していく、こういうことをあなたはおっしゃっている。それならば、炭……

第33回国会 予算委員会 第7号(1959/11/20、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。原子力が非常に発達をして、これが軍事的な方面に使われておるわけでありますが、それと同時に、平和的な利用の方向にいっていることは非常に喜ばしいと思うのでありますが、そういう場合にどうしても放射能の洗礼を受けた日本の場合ですと、そういう人的な影響をなくするような方法を積極的にとらなきゃならぬと思うわけです。実は今度この原子炉が入ってくるということになりますと、有事の場合は、いろいろな問題がありますから、できるならばヨーロツパあたりでもある国ではもうすでにちょうどキリスト教の人たちが十字架をかけているように、首に放射能防止の何か標式をつけておるのですね。そして放射能が、……

第33回国会 予算委員会 第8号(1959/11/21、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。文部大臣ですね、被災地の学童の健康状態をわれわれは心配しているのですが、特別に健康診断をおやりになりましたか。やらぬとすれば早急にやる意思があるのか。
【次の発言】 やったかどうか。やってなければやるか。
【次の発言】 私はね、この保安検査の点で先ほど質疑がございましたが、非常に通産省の答弁が無責任だと思うんです。きのうも、検査を十分にして、その結果、施設その他については問題ない、こういう答弁を秋山さんに言われた。しかし、その検査も五月にやったというようなことで、非常にずさんです。もしその検査が完璧であるとすれば、どうしてこういう空前の大惨事が起きたか。きょういただいた資料を……

第33回国会 予算委員会 第9号(1959/11/25、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私はきのうのこの委員会の運営について、院の権威にもかかることですから、委員長に一応所信を承っておきたいと思うのです。御承知の通り二十一日の土曜日の日に委員長がそこでお読み上げになりまして、この委員会で確認されておりますように、少くとも昨日は午前中外務大臣の御出席をいただいて、終了を目途にしてやるということが確認されておった。ところが昨日はわれわれは十時から始めるつもりでおったところが、こういう両党の話し合いと委員長がそれに基づいて確認したことが実際には実現できなくて、とうとう災害予算が一日間ブランクになった。この責任は私は非常に重大だと思うのですよ。私はこの院の権威として、委員長が……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 逓信委員会 第2号(1960/02/25、5期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣が今席におらないようでございますが、私の質問は大臣に関係がございますので、御出席がないとちょっとできないのですが……。
【次の発言】 で、その前にごく簡単な問題ですが、一つ、二つ、太平洋海底同軸ケーブル以外の問題で質問いたしたいと思います。
【次の発言】 電電公社の方にお尋ねをいたしますが、現在公社では指定管理職に対して月額調整手当として支給しているようでございますが、それはどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 それは公社の内規といいますか、一つの通達といいますか、そういうものによって支給されているのてございますか。

第34回国会 逓信委員会 第3号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私、十分間くらい時間をいただきまして、テレビジョンの問題はあとにいたしますが、電電公社の方にちょっとお尋ねをしておきたいと思います。  総裁、われわれ国会で電電公社の事業について調査をしておるわけでありますが、そういう際に、この委員会で調査事項としてあげられた問題で委員の希望条項とか、いろいろな意見が出て参りますが、そういうものは公社は尊重をする建前をとっておられるのでございますか。
【次の発言】 でき得るかぎり尊重するという御方針であることがわかりましたが、そこで、ちょっと私ふに落ちないのは、二十五日の委員会で、電電公社が今行なおうとしておる就業規則の改正と、これに伴う労働協約の……

第34回国会 逓信委員会 第7号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○鈴木強君 本日は電電公社の経営委員長古野さんには、公私御多忙のところ御出席をいただきましてまことにありがとうございました。  なおまたこの機会に委員長としてたえず電電事業の拡充発展のために御尽力をいただいておりますことについても、深尽の感謝を申し上げておきたいと思います。  きょう私は電気通信事業の経営一般について質問をいたさんとするものでありますが、最初に吉野委員長にお尋ねをいたしたいのでありますが、御承知の通り日本の電気通信事業が明治二年発足以来、終始国有、国営として運営されて参ったのでありますが、昭和二十七年の八月一日、国鉄、専売に次いで公共企業体の経営方式に移行いたしました。自来八年……

第34回国会 逓信委員会 第11号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○鈴木強君 協会に一つだけ伺いたいのは、昨年法律改正をいたしまして、この放送協会の理事と経営委員をふやしたのですがね。その後こういうような措置をしてから、協会の業務運営上どういうような長所、利点がございましたか。それをちょっと簡単でいいですから。

第34回国会 逓信委員会 第12号(1960/04/06、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私もこの際、ただいまの野上委員の発言に関連をして、ぜひ郵政大臣の率直な意見を承っておきたいと思います。  もちろん、今度のNHK予算、さらにまた、電信電話設備拡充の暫定措置法案等が軌道に乗りませんことは、大臣も今言われておったように、少なくとも大臣の基本的な心がまえが、三権分立の上に立って、国会の審議権というものを尊重していくという立場に立つと思うのですが、その際に、大臣の態度が非常に国会軽視というふうに、われわれが残念ながら断定しなければならぬような態度が往々にしてあるわけです。私は、予算委員会でもあなたに、カラーテレビの本免許に踏み切る場合、自由民主党の内部ではどうなんだ。政策……

第34回国会 逓信委員会 第13号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。職員局長のさっきの御答弁の中に、郵政職員等の給与の問題について野上委員から質問があったわけでありますが、その際どうもようわからぬ答弁をされたので、一つ念のために伺っておきたいと思いますが、きのうも公社職員の給与のあり方については質疑がございました。  で、第三十条は、ここにも書いてありますように、「職員の給与は、その職務の内容と責任に応ずるものであり、且つ、職員が発揮した能率が考慮されるものでなければならない。」、「前項の給与は、国家公務員及び民間事業の従業者の給与その他の事情を考慮して定めなければならない。」、こう書いてあるわけですね。ですから、私は第三十条とい……

第34回国会 逓信委員会 第14号(1960/04/08、5期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に総裁にお尋ねをいたしますが、今第二次五カ年計画の拡大修正に公社が踏み切りまして以来、そのかなめをなす資金調達の面、さらにまた、それとあわせて、そこに働く職員の労働条件の向上ということが、この法案を拝見してみた場合、どうも職員の労働条件の向上ということがほとんど見られないように思うわけであります。今、組合からも要求が出されて、公社も団交を進めておるわけでありますが、不幸にして昨日も交渉が妥結をしておらない、こういう状況にございます。そこで私たちも非常に東大関心を持って問題の解決を見守っておるわけでありますが、どうも昨日の交渉後の組合の動き等について、公社はかなり強い態度で、弾圧……

第34回国会 逓信委員会 第15号(1960/04/12、5期、日本社会党)

○鈴木強君 今、大臣から昨年以来の保留になっておった二つの点の御答弁がなされたのですが、何というのですか、経過報告みたようなもので、郵政大臣としてどうあるべきかという御所信ははっきりしないのですね、これは私は非常に不満です、その点は。ですから少し質問をしてみたいと思いますが、まず対外通信政策についてでございますが、通信のオペレーションの方ですが、オペレーションの方については、これからまあ十年なり十五年先を見越した場合に、現行の短波による通信連絡というものがどういうふうな形になっていくのでございますかね。それで今度有線の海底同軸ケーブルを布設するということは、そういうこれから先の通信網というもの……

第34回国会 逓信委員会 第16号(1960/04/13、5期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは最初に公社の拡大計画の修正に伴って今後工事態勢がどのようになってきますか、お伺いをしたいと思いますが、御承知の通り公社も成立以来非常に努力をされて、電話の今日の需要供給のバランスのとれません点を、積極的に施策の面に反映をして、解消の方向に努力をしていただいているのでありますが、年度決算を拝見してみますと、どうしてもその工事が翌年度に持ち越されるという事実がございますので、もちろん、数百億の建設資金でございますから、ある程度の繰り越しはわれわれとしても了解できるのでありますが、少なくとも百億近い繰り越しのあることについては、予算を通して、われわれから見るとどうも納得のいかぬ点……

第34回国会 逓信委員会 第17号(1960/04/14、5期、日本社会党)

○鈴木強君 今の久保委員の質問に関連して、資料を一つ作っていただきたいと思うのですが、それは昨日、米沢さんお見えになっておらなかったものですから……。一つの研究をされて、そして、これはたとえば、たとえばの話ですが、IBMならIBM、電子計算機なら電子計算機を研究する、これに要した費用、研究のために使った費用、それが幾らになるか。これは大きなやつだけでいいです。幾つか例をあげていただいて、それから今度は、それをメーカーに公開をして品物を作ってもらうことになると思うのです。その際に、パテントの使用料にかわるような形で、何か三%くらいの、年間通じて総発注量に対して、パテント料というか、そういうふうな……

第34回国会 逓信委員会 第18号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律案の原案と、ただいま自民党の鈴木委員から提案のございました修正部分に対し、絶対反対の立場を明らかにして、討論を行なわんとするものであります。  まず私は、具体的な反対理由を申し述べる前に、公共企業体経営の問題点について指摘し、政府に対し、厳重なる警告と反省を求めておきたいと思います。  御承知の通り、わが国の電通事業は、明治二年に国有国営の形態をもって発足し、昭和二十七年八月に日公共企業体経営に移行されたのであります。しかしながら、今静かに過去八年間の歩みを振り返ってみるときに、公共企……

第34回国会 逓信委員会 第21号(1960/05/19、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま議題となりましたその公社法の一部改正法案であります、が、すでにこの七十二億の外債の募集については、予算総則で予算委員会の際に通っておるわけでありますが、予算委員会においてこの問題に対して詳しく質疑ができませんでしたので、私二、三質問をしておきたいと思いますが、まず、大臣にお尋ねいたしたいのは、日本のこの電信電話事業というものが、公社発足以来もうすでに八年たっておりますが、かなりの実績をおさめつつも、なおかつ需要供給のバランスがとれないという事態にあることは私たちもよく認識しております。そこで今年の予算の編成に際しましても、御承知の通り、自由民主党、社会党、それぞれ特別の委員……

第34回国会 予算委員会 第3号(1960/02/09、5期、日本社会党)

○鈴木強君 今、視察の報告を伺ったのでありますが、きょうはたまたま衆議院の予算委員会がございまして、政府関係者は一人も見えておらないわけです。本来なら政府関係者の御出席をいただいて報告をし、視察の結果、政府当局に要望をされる点もたくさんあるわけですから、そういう点も聞いていただきたかったのでありますが、それもできませんので、一つこれらの詳細な報告もあとから出ると思いますので、問題点として政府に要望されている点等につきましては、一つ機会を改めて政府当局の御見解等も承りたいと思うのです。そういう点を一つ委員長の方で時期を見て善処していただくようにお願いしておきます。

第34回国会 予算委員会 第4号(1960/02/17、5期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長……。
【次の発言】 委員長、発言を求めてい  るのです。
【次の発言】 委員長、おかしいじゃな  いか。議事進行。
【次の発言】 今こちらから要求しておる資料に対して、主計局長と大蔵大臣からお答えがあったのですけれども、われわれ実際審議する場合に、明細がないとやりにくいと言っておるのです。ところが、あなたの方では資料が膨大なので、質疑を通じてできるだけその内容を明らかにする、こういうことをおっしゃっているのです。しかし、われわれはそれをほしいのです。きょうとあしただけの審議ですから、大蔵省が人手がなくてどうにも間に合わぬというなら、こういうときにはアルバイトを雇って下さい。……

第34回国会 予算委員会 第5号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。今の日ソ共同宣言の中の極東という地域を、どういうふうに解釈しているかということを聞いているわけですね。それで、それをやはり一つ明らかにしてもらうことが大事だと思うのです。それから、私はそれに関連をして、総理大臣と外務大臣にお尋ねをしたいのですが、今度の新安保条約の締結に際して、皆さんはアメリカ側と十分連絡をとって、極東の範囲についてもおきめになった。こういうことで、日米間においては、その見解に相違はない、こう今総理もおっしゃったのですね。ところが、われわれが奇異に感ずるのは、一月の十九日に調印をされてお帰りになった後の衆議院段階における質問を聞いておりましても、最初は沿海……

第34回国会 予算委員会 第6号(1960/02/29、5期、日本社会党)

○鈴木強君 あとで一括して。
【次の発言】 ちょっと質問したいのですが、昨年の災害時に、各省庁の皆さんが大へん御苦労いただいたことについて、私改めて敬意を表しますが、今御説明をいただきました中で、二、三質問したいと思いますが、その一つは、山本河川局長にお尋ねいたしますが、山梨県のあの富士川と、それからあの早川の合流地点の中富町というところがありますが、そこの被害がかなり――耕地が約二町歩ぐらい流れているのです。堤防も決壊しまして、私もきのうちょっと現地を見てきたのですが、非常に他の場所と違って工事がおくれているのですね。で、対岸の宮木というところはかなり補修ができまして、それからその向こうの早……

第34回国会 予算委員会 第7号(1960/03/04、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。政府にただしたいことがございますので……。三つほどありますから、逐次一つお答えを願いたいと思います。  その一つは、すでに衆議院において予算が通過をしておりますが、予算に関係をする法律案の提出が非常におくれております。これはまことに私は遺憾なことだと思うわけでありますが、今残っている予定法案は幾つなのか、そしてそれはいつ国会に提案するのか、その時期をはっきりしていただきたいということです。  それから二つ目には、御承知の通り内閣が予算の編成権を持っておりますが、その毎会計年度の予算の提出については、財政法二十七条によって、「前年度の十二月中に、国会に提出するのを常……

第34回国会 予算委員会 第8号(1960/03/05、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。この問題は非常に重大でありまして、私は昨年の三月のこの委員会で岸総理大臣に所見をただした。ところが今聞いてみますと、赤城防衛庁長官とは食い違いがあるのです、考え方に。私はあのときに、事前協議と海外派兵の問題で岸総理に質問しました。具体的に例を引いて、たとえば日本が奇襲された、これに対して報復的に出て行く。最初それではIRBM、ICBMでもって日本が奇襲を受けたときの基地をたたくときは、これは海外派兵になるかといったら、ならぬと言った。戦闘機でもって敵地の上空まで行つやることはどうだと言ったら、それはならぬとあなたは最初に言った。最後の総括質問のときに、あなたはあれは間違ってお……

第34回国会 予算委員会 第9号(1960/03/07、5期、日本社会党)

○鈴木強君 この際、私は議事進行について政府にただしたいことがありますが、その前段として、まず松田文部大臣にお尋ねいたします。あなたは土曜日の日はどこへ行っておりましたか。
【次の発言】 国会においては大事な三十五年度の予算が総括質問の段階にあることは御存じだったでしょう。私はその公務出張の場合でももちろん事前に十分日程を組んで、どうしてもその日に行かなければならないという重要な問題であれば、あえてそれを行くなとは私は申しません。ただ国会の中では関心の大きい予算を審議している段階ですから、多少そこはお差し繰りを願って、少なくとも総括質問の段階においては、全閣僚がこの委員会に出席をしていただく、……

第34回国会 予算委員会 第11号(1960/03/09、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。私は議事進行について発言をいたしますが、その一つは、先般予算委員長、理事打合会において、日米合同委員会における合議に達した事項に対して、各省と連絡をとってすみやかに出していただくと、こういうことになっておるのでありますが、総括質問も明日で終わりまするので、審議の都合上、これはいつごろ出せますか、模様を一つこの機会に承りたいと思います。  それからもう一つは、これは提案でございますが、委員長、私はこの際吉田元総理大臣を証人としてこの委員会に出席をしていただくように提案をいたしたいと思います。その理由は、一つは先般から問題になっております一九五二年の初めに、日米両国政……

第34回国会 予算委員会 第12号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行をかねて。今の論議の前提になる経済企画庁長官と大蔵大臣との認識の相違が多少あるように思うのです。大蔵大臣は、そういうことを言っているから、誤解だという意味に答弁されました。だから、その所得倍増計画というものが、菅野長官のお話ですと、三十五年度を基準にしてスタートしてやるということをはっきり言っているわけです。ところが、経済審議会で今検討中だと、こういうふうに言っているわけです。だから、問題は、大蔵大臣はこれは財政担当ですから、私はあなたには質問しようとは思わない。隣にすわっている益谷国務大臣は給与担当大臣になったんですから、これはお株を奪わないように、益谷国務大臣の方にそう……

第34回国会 予算委員会 第13号(1960/03/11、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。きのうの岸総理大臣の御答弁と、今の藤山外務大臣の答弁では明らかに食い違います。今、前段で佐多委員が主張しております日本の軍事力の増強ということは、これは歴史的に見ましても、第五次の吉田内閣の当時に、当時の岡崎外務大臣はこう言っているのです。MSAを受け入れるか受け入れないかということが論議になったときの国会の予算委員会です。昭和二十七年の四月十六日の予算委員会で、MSAによる武器援助を受けるとなれば、日本は将来直接侵略に対するための防衛力増強という新しい義務を負うことになる、こういうふうに当時の岡崎外務大臣ははっきり答弁している。従って、MSA協定を締結することによって、……

第34回国会 予算委員会 第14号(1960/03/12、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。今の質疑の中でちょっとわからぬ点がありますから、防衛庁長官にお尋ねしますが、自衛隊本来の任務が有事の場合の国土防衛にあると同時に、白木委員も指摘していますように、年々来襲する不時の招かざる敵台風に対する防衛ということも任務である、こうおっしゃっている。で、戦争が勃発した場合の自衛力に対する平素の訓練というのはよく新聞で見ますけれども、昨年あたりの風水害に際して、自衛隊に出動していただいておりますが、どうもああいう風水害に対しての自衛隊の心組みといいますか、平素の訓練というものがいろいろ批判を受けておるわけですね。ですから、そういう台風等の襲来に対しての日常の訓練という……

第34回国会 予算委員会 第15号(1960/03/14、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。この所得倍増計画というやつが、一昨年でしたか自由民主党がスローガンとして掲げたのだと思うのです。その当時、池田さんが月給二倍論というのを出されまして、それ以来国民の関心が所得倍増論にかなり集中していると思うのですね。ところが、国民の側から見ると、少なくとも羽生委員がおっしゃったように、三十五年度の予算の中に、具体的にそういった方向が出てくるだろうという期待を持っておったことは事実だと思うのです。ところが、今になってまだ経済審議会にかかって、佐藤大蔵大臣のおっしゃるように、閣内においてもまだ意識が統一しておらない。そういうことに対する責任を、あなた、経済企画庁長官は感じ……

第34回国会 予算委員会 第17号(1960/03/19、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。法務大臣と文部大臣にちょっとお尋ねしたいのですが、今市川委員からの御質問の中に、法定の選挙費用というものがあるわけですね。その上に各人が金を使って買収行為をやり、選挙違反が摘発されて、そういう事実が明らかになって、法定選挙費用のほかに確かに買収費を使ったという事実が明らかになった場合に、票を減らすなんということでなしに、自動的に候補者が失格する。そういうふうに制度上はっきり書いたらどうかという質問であったと思います。そうしましたら、あなたは、それは酷だというお考えですが、酷だということはどういうことなんですか。公営にしても、とにかくなかなか取り締まりがむずかしいのです……

第34回国会 予算委員会 第18号(1960/03/21、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。  内藤さん帰りなさい。この委員会が始まるときに小林委員からも議事進行で強く意見が出て、総理大臣は、明らかに質問があった場合には、大臣が答弁できないものは、大臣が政府委員をして説明させますと、こう断わってから委員長は指名することになっておる。何も大臣がそういうことを言わないのに出てくるのはおかしい。今後注意してやって下さい。
【次の発言】 大蔵大臣、下手な答弁しない方がいいと思うのです。主計局長が言っているように、電話か口頭か知りませんが、今口頭と言っておったのですが、決裁が済んでおって話をした、こういうのですね、話で。しかし決裁をする場合には、大蔵大臣の承認を得……

第34回国会 予算委員会 第19号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。農林大臣は、米が不足すると、絶対数量が。年々歳々今お話のような豊作が続くかどうか保証できない、こういうお話なんですが、ネズミが日本の米をどのくらい食い荒らしているか調べていますか。ネズミが何億匹いるか知っておりますか。
【次の発言】 それでは、ちょっと私の調べたところでネズミが日本には三億匹いる。それで年間に米を食い荒らすのは百万トンです。あなた方農林省でこういうネズミを退治して百万トンも米を食い荒らすというようなことをやめていけば、ビルマやタイや、台湾や、朝鮮から三万トン、五万トンという米を買わなくても済むのです。そういう対策を持っておりますか。ネズミが米を幾ら食うかわ……

第34回国会 予算委員会 第21号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、今非常に重大段階に参っております三井三池の争議についてお尋ねをいたします。この問題について、政府は今日の事態にどう対処しようとしているのか、まず、この点を伺います。
【次の発言】 それでは、具体的にお尋ねをいたします。この三井三池の生産再開については、御承知の通り、もしこの再開を強行すれば不測の事態が起きるということは明らかにわかっておったはずであります。従って、炭労も三鉱連に対してぜひその事態を認識して、もうしばらく待ってもらいたいという申し入れをしたようであります。にもかかわらずかような強引な再開措置がとられたために、今労働大臣からもお述べになりましたような不測の事態が……

第34回国会 予算委員会 第22号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連質問。今、文部大臣から海外移住の基本政策にちょっと触れられましたので、さすがは文部大臣だと思うのです。あなたは非常に苦心されておりますから、そういう意見を一つ日本政府の、あなたも閣僚の一人ですから、閣議でもう少し検討していただきたいと私は思うのですよ。これは私も昭和三十二年にちょっとアメリカに行きまして、あれは農務長官とか何とかいう向こうの人に会ったときに、向こうで一番先に言ったのは、日本人は島国根性を持っているというのですね。要するに出かせぎ的な移住を戦前やってきた、そういうことがアメリカでいうならば、きらわれている原因になっている。だから日本人がもう少し腰を据えて、アメリカ……

第34回国会 予算委員会 第23号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○鈴木強君 問題は、日本が自主的に中華民国政府を承認するという態度に踏み切ったかどうかということが問題であります。回顧録によると、イーデンはそうでなくて、やはりダレスの圧力が加わって、米英間の了解されておった日本の自主的に二つの中国を選ぶというその問題が、台湾政権に変わったんだと、こういうようなことになっておるのでありまして、その間の経緯を知っておるのはやはり吉田総理だと私は思うのですね。ですから藤山さんはその御答弁をなさいます前に、前から問題になっておりましたから、吉田総理とお会いになって経過をお聞きになった上で御答弁なされておりますかどうか、その点が一点ですね。  それから池田通産大臣にち……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 逓信委員会 第閉会後2号(1960/08/31、5期、日本社会党)

○鈴木強君 今度の台風十六号が近畿、四国を中心にして、かなり被害があったようでございます。幸い電電公社は手回しがよくて被害の状況の御報告をプリントでいただいておりますので、大かた被害の内容がわかったのでありますが、この復旧対策は、大体どんなようでございましょうか、それをちょっと、先に承っておきます。
【次の発言】 大きく分けて、通信の被害と職員の被害とに分かれると思いますが、大体あれですか、比較的規模が小さいという工合に把握されているわけですか。そして何日くらいで、これは全部復旧できる見通しですか。それから職員に対するいろんな救援対策といいますか、そういうものが、どうなっておりますか。


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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 逓信委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。最初に議事進行で委員長に伺いますが、政務次官は今ここであいさつをされて帰っておられるんですわ。もちろん他に所用がある場合には、われわれは何もここにくぎづけしょうとは思いませんが、そういう場合には委員長にあらかじめ御了承を得て行っておりますか。
【次の発言】 年末の紛争についての事項の中で一つ関連してお尋ねしたいのでありますが、それは基本ベースの引き上げでございます。御承知の通り、人事院勧告が一二・四%で出まして、政府はこれを完全には尊重しておりませんが、とにかく十月一日から実施すると、こういうことで補正予算措置をとっておりますが、それに関連をして公企体職員ですね、郵政職員……

第37回国会 予算委員会 第3号(1960/12/19、5期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長、議事進行について。私は、審議に先だちまして、補正予算の提出をされております中味の中で、財政法上から疑義があると思います点がありますので、この際明らかにしていただきたいと思います。  それは、提案をされております公立中学校の校舎整備費の約四十億の経費でございますが、この中味を拝見しますと、明らかに三十五年度、六年度、七年度、各中学校の児童数が非常に多くなるということは、文部省が策定をしております五カ年計画の中味を見ましても明らかであります。従って、私は、財政法第二十九条にいう当初予算作成後に生じた事由により必要避けることのできない経費に限り補正追加ができる、こういう建前から申……

第37回国会 予算委員会 第4号(1960/12/20、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。今、大竹委員の御質問に対して、日韓の国交は回復されておりますが、さらに親善友好の方向に対する努力をされていることはわかりますが、どうもわれわれ国民が見ておりますと、韓国に関する限りは、非常に感情の外交になっていると思うのです。そう思われるのです。そういうことに対して外務大臣はどうお考えですか。
【次の発言】 それで私は、大臣にもこの機会にちょっと御要望申し上げておきたいのですが、この日韓の感情的なしこりの残っていることは、どうも日本の統治当時、朝鮮民族というものに対するやり方が、もちろんいい点もあったと思いますが、向こうの立場から見ると、思わしくないというように考えられる点が……

第37回国会 予算委員会 第5号(1960/12/21、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。農林大臣にお尋ねしたいのでありますが、たしか総選挙前に、あなたの前の農林大臣は、消費者米価の引き上げをするというような意見を一度発表したことがあるのです。その後、池田総理大臣は慎重論をとっておられるようですが、現段階において消費者米価の値上げは絶対やらないという方針ですか。
【次の発言】 議事進行。答弁が的確にできないのだから……。
【次の発言】 委員長、議事進行について。
【次の発言】 今のあなたの話は、ちょっと私は、この国会における審議の過程ですからね。少なくとも、この審議の終わるまでにはその回答をするということでなければいかぬと思うのです、もっとむずかしい問題なら別です……

第37回国会 予算委員会 第6号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長関連して……。総理の慎重なお考え方は私はわかります。そこで、今度国鉄が大幅に旅客と貨物の運賃の値上げをしようという前提になるのは、何といっても公共性を強く主張される国鉄経常が、ほんとうに国民が納得でぎるような形になっているのかどうかという、この根本問題を解決することが前提にならなければならぬと私は思います。そういう前提に立って、はたして公共性を強く要求される国鉄中業が独立採算の立場でいく場合、料金引き上げに依存するのか、あるいは政府の対策によってそこをカバーしていくのか、そういう基本的な対策を立てなければ、私は料金を上げるか上げないかの問題については、結論が出ないと思います。……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 社会労働委員会 第12号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと一つだけ。今、労政局長のお話の中で、一つお聞きしておきたいと思いますのは、この法律が施行されて、二年ぐらいしかたっておらないわけですが、この間、ここに、資料の中にありますように、二十七万程度の人が加入されておるのですが、お話によると、まだ百人未満ないしは三十人未満という中小企業の、零細企業の人たちのほとんど多くが加入をされていないと思うのですが、ですから、こういう改正をしていただくことも、私も趣旨としてはけっこうだと思いますが、問題はこの法律制定の趣旨からかんがみて、少なくとも強制適用でなくても、行政指導の面でできるだけ指導してやるという、そういう努力はどうなっておるのでご……

第38回国会 逓信委員会 第2号(1961/02/07、5期、日本社会党)

○鈴木強君 一般的な質問は、私はあらためてお出ししたいと思いますが、きょう特にお尋ねしたいのは、大臣から御説明のありました今国会への提出予定法案であります。まあ幾つかこの中に書いておりますが、特に第一点としてお尋ねしたいのは、ちょっと、私しばらく前の新聞紙上で拝見したのでありますが、郵政省に電務局を設置するという構想でございます。これはもう御承知の通り、すでに二度提案されまして、そのつどこれは廃案になっておるのでありますが、これについては新聞の報道は誤まりだったのでございましょうか。まあここには書いてありませんのでお出しにならないと思いますが、そのいきさつをちょっと大臣から伺いたいと思います。……

第38回国会 逓信委員会 第4号(1961/02/16、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと議事進行について。
【次の発言】 七日に大臣から所管事項の説明を伺いました。その中で、特に従来から本委員会で問題になっておりました国内外の通信の基本政策について、遺憾ながらお触れになっておりませんでしたので、この機会に、私はまず基本的な問題について二、三大臣の所見を承っておきたいと思います。  その一つは、御承知の通り、郵政大臣の所管事項は非常に広範にわたっております。私は、逓信省以来長い歴史がありますから、そういう歴史を無視することはできないと思いますが、塊状の電波行政の飛躍的な発展、さらにまた国内における電電事業の飛躍的な発展、こういう点から考えまして、特にまた国際的な……

第38回国会 逓信委員会 第5号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○鈴木強君 前回に引き続いて大臣に対して質問をいたしますが、一つこの際、委員長以下皆さんに御了承いただきまして、再度大臣に質問をいたすことになりますので、御了承いただきたいと思います。  それは、十六日の本委員会において、私が正力構想に基づくカラーテレビの問題について大臣の所見をただしたわけでありますが、この問題が一部に非常に誤解されております。特に十七日の読売新聞の朝刊を見ますと、あたかも私が正力構想を強く支持をして、これに対して政府の協力を求めるがごとき記事が出ております。また大臣は、これに対して協力をするというようなお話でありますが、これは議事録を詳細に検討してみましたが、明らかに事実に……

第38回国会 逓信委員会 第6号(1961/02/23、5期、日本社会党)

○鈴木強君 協会のただいまの議案につきましては、会計検査院からの御指摘を見ますと、別に批議事項等はございませんようでして、非常に私けっこうだと思います。ただ、昭和三十三年のこの年度は、非常にNHKの経営状態が窮屈な時代でありまして、委員会としても、当時予算編成に対してかなり意見を加えて承認をしているわけであります。従って、私、内容的に意見もございますが、きょうは議事進行上委員長に協力しますが、いずれ新しい年度の予算等も提案されると思いますので、その際加えてそういった点も御質問したいと思いますので、そういう意味できょうは私はこれを承認したいと、こういうことですから、一応含んでおいていただきたいと……

第38回国会 逓信委員会 第7号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、二十七日に南九州一帯を襲いました地震の被害についてお尋ねしたいと思いますが、資料を出していただきましたので、大よそわかりました。  そこで、郵政省の方に先きにお尋ねしますが、この局舎の被害、宮崎県に一局、鹿児島県に一局ございますが、これは業務執行にはあれでございますか、直接支障はない程度の被害でございましょうか、もしその支障があるとすれば、どういう方法で……。
【次の発言】 しかしその局舎の修復等については、すみやかにやる必要はあるのでございましょう。それはどういうふうになりますか。
【次の発言】 そうすると、この二つの高城と大崎の局ですが、これは被害の程度というのは、その……

第38回国会 逓信委員会 第9号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。大臣にお尋ねいたしますが、電電公社は電話と電報とを取り扱っていると思うのですがね、それで私がかねて本委員会を通じて電報料金制度の根本的な改革ですね、電信制度をどうするかということについて、何回か私は意見を出しておるのですが、せっかくここにこういう改正案が提案されることになったと思うのですが、内容は私はきょう触れませんが、どうして、電報料金の方について、われわれの委員会における趣旨を十分理解されて、抜本的な電信事業のあり方、それに伴う料金制度というものをきめてここに出さなかったのですか、無線電報料を無償にするというような根拠規定を置くというだけで、ほとんど電報につい……

第38回国会 逓信委員会 第12号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○委員外議員(鈴木強君) ちょっと大臣にお尋ねしておきたいですが、かねて問題になっておりました電電公社法の一部改正の中で、大臣の当初の所管事項の御説明の際に、あらかじめ本国会に提案を予想される事項の中に、例の国庫預託制度の改正が入っておったと思うのです。これについてもう、きょうは三月の二十三日でございますがね、どういうふうな見通しでございましょうか。
【次の発言】 どういうところが問題なんですか。今国会に必ず出すというふうに私は判断をしておるのですが、大臣の御説明の中にあったわけですから、そういう期待をしておりますが、それは間違いございませんか。この二つ。

第38回国会 逓信委員会 第13号(1961/03/24、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。春日局長の御答弁ですと、協会の財政その他の見地に立って、減免の措置については、今回提案をされているものをもって限度としたい、こういうお話でございますが、ちょっと関連をしてお聞きしたいのは、すでに問題になっておりますラジオ、テレビの両方を聴取している方に対する料金の減額措置と申しますか、衆議院段階でも、また本委員会でも昨日問題になったようでございますが、大平官房長官等の発言はどうかと思いますが、少なくも主管の大臣の意見として出されるならばわれわれもわかりますが、そうでない限りにおいては、ちょっと私は行き過ぎだとわれわれ思っているんですが、そういう一連の動きが片方にあるわけで……

第38回国会 逓信委員会 第14号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。この前の委員会で、これからの今問題になりましたテレビ、ラジオの両方の視聴者あるいは受信者が、料金の関係でだんだんと減っていくだろうという予想を立てておるわけですね。そうして昭和三十六年から四十年までの大よその構想をお聞きしたんですが、それによりますと、四十年末で六百十二万ですか、減るという勘定になりますね。ところが、私はどうもわからないのは、今光村委員からもお話があったようですが、実際には最近のメーカー方面の調査をしてみますと、トランジスターなんかの製造能力というものはかなりふえておりますし、外国向けが八割としても、相当数が国内で販売されておると思うのですね。ですから実際……

第38回国会 逓信委員会 第15号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件に対し、以下二、三の希望条件を付して賛成の意見をお述べしたいと思います。  日本放送協会は、片や民間放送が最近拡充をして、それと相呼応して特殊な放送法に基づく協会としての任務を達成していただいているわけでありますが、私ども、放送協会が厳正中立の立場に立って、あまねく公平に日本国民に文化の享受をなさっていることについては、深く敬意を表するものでありますが、問題は、今日の段階において放送協会が経営の基礎を十分に確立することが非常に大事だと思います。ラジオ、テレビの並立をされてお……

第38回国会 逓信委員会 第16号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○鈴木強君 この政治というのは、民主主義に基づいてやるんだと思うのです。そこで郵政審議会というものがあって、そこで、りっぱな答申をされているんですね。だから自主運営をするために、やはり全部郵政省に戻して、今のような低利預託でなくて、もっと株式なり、社債なりの高率なものを取得して、高率な資金の運用をする、こういうふうな答申が、三十四年の十月三十日に郵政大臣に出されているのですが、こういう諮問機関の意見というものが、全然尊重されてないではないか。今、お話を聞きますと、四十八年になると、大体返ってくるということですから、そうすると、その四十八年になると、完全に郵政省の、答申に基づく自主通常ということ……

第38回国会 逓信委員会 第17号(1961/04/11、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。大臣、おそらく私の聞いている範囲では、解雇とか停職処分の程度では、それはそういうことはないと思うのです、大体調査されておりますから。ただ戒告処分な人かの場合ですと、あなたの方では職場大会に参加した者は全員解雇処分にする、こういう方針をきめておるようですが、そういう場合に、実際には出ていないのです、職場大会に。何か病気で休んだ者もあるでしょうし、実際出ていない、そういう者が処分を受けておる。これは調査が不十分だと私は思うのです。ですから、非常に最初の処分なんというのは早目に出しましたね、電光石火に。ですからそういう点で調査不十分のために御当人に対しては大へん名誉を棄損したよ……

第38回国会 逓信委員会 第18号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま議題となりました日本電信電話公社法の一部を改正する法律案の提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  昭和二十七年八月、電信電話事業の合理的かつ能率的経営体制を確立するとともに、設備の拡充強化を促進し、サービスの改善をはかるために、公共企業体として日本電信電話公社が成立いたしました。  しかしながら、公共企業体の性格に対する理解が不十分であるため、八年以上を経過した現在、なお官営時代の制約が払拭されず、経営の自主性の確保及び職員に対する待遇改善については種々の問題を残しております。  すなわち、経営の自主性については、現行の予算制度は、わずかに弾力条項の発動による弾力性……

第38回国会 逓信委員会 第20号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。大臣に、これは直接の労務管理は公社総裁ですから、そういう点を私はあなたには質問しませんが、それを監督する大臣の立場から一考していただきたいのは、当、不当の点はきょう私は言及しませんが、具体的に出ておる処分の内容を見ますと、非常に誤認が多いのですよ。私全般的にまだ調査しておりませんけれども、関東通信局管内だけを見ましても、関東、東京ですね、約三十一名。それからそのほか、ちょっと私が今現在手元にあるだけでも二十名以上の人が事実誤認をしておるわけですね。私はこれは非常に重大問題と思うのです。今あなたがおっしゃったように、再調査もし、不当なものは、間違ったものは直す、これは当……

第38回国会 逓信委員会 第23号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと私、参考人の方に大へん失礼でございましたが、離席をちょっといたしまして、あるいは前の方がお聞きした点かもしれませんが、お許しをいただきまして、岡井参考人それから江尻参考人にお聞きしたいと思いますが、岡井さんはさっきお話の中で、ここ十年近く郵便料金というものは上がっておらん。他の公共料金は、かなり上がっておるという立場から、むしろ理論的な値上げであるというような、こういうような御趣旨であったと思うのですが、私は、他の公共料金が上がったから郵便料金も、それに伴って当然上げなければならぬという理屈じゃないと思うのですね。それは郵政事業の経営者諸君が、いろいろ工夫され、合理化もされ……

第38回国会 逓信委員会 第24号(1961/05/12、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。七月から料金改定をしたとしまして大体六十七億円の増になっておりますね。私はきのう郵政省が御発表になった長期郵政政策というのですか、それを拝見しまして、われわれ長い間大臣にだいぶお願いしておったのですが、それが出て参りましたので、それを拝見しました。それとの関係でちょっとお尋ねしますのは、六十七億の増収ということは、あの長期白書の中によりますと、これが取り扱い数約五億と書いてありますね。年間五億増ですね。ですから、ことしの問題は七月、多分六月になりましょうけれども、どの程度の物の増を見込んで六十七億という増収になるのか、これはどういう算定になっておりますか。

第38回国会 逓信委員会 第26号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○鈴木強君 簡単にお聞きしますが、さっき森中委員の御質問になりました学術関係の書籍のことですが、前回も私質問したのですが、これは大臣も検討していただくという御答弁いただいておりますが、この学術関係といいましても、約二千七百程度の種類があるそうでございまして、これを今直ちに、私もできれば、法律の修正ということも考えてみたのですが、なかなか数も多いし、それを選択するのに大へん困難だと思います。従って、この二千七百種類の中には、まあ同窓会の会誌に属するようなものとか、あるいは日本のあらゆる学界の、それこそ資料として必要なような、営利を目的としないような、そういう書籍もかなりあるようなんです。ですから……

第38回国会 逓信委員会 第27号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと議事進行について。きょうの議題に日本電信電話公社法の一部改正法案というのが出ております、社会党の提案で。それはどうなるのですか。議題に上げてないのですか。
【次の発言】 どういうわけです。
【次の発言】 日本電信電話公社法の一部改正法案は、これは非常に大事な法案だと私は思いますが、すでに参議院先議で提案してあるわけですがね。ですから、これを議題に全然上げないということは、ちょっと納得できないと思います。
【次の発言】 私はきょうは質問を差し控えるつもりでおったのですが、今の大臣の御答弁もございましたので、一つ関連をしてこの際伺っておきたいと思います。  この三月十六日の全電……

第38回国会 逓信委員会 第29号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、高橋参考人、阪本参考人、及川参考人の三人の方に質問したいと思います。他の委員の方の御都合もあると思いますので、簡潔に伺います。  まず、高橋参考人にお尋ねしますが、あなたの言われているように、今提案をされておる料金改定については、完全なものではないと思う、やがてもう一ぺんやる必要がある、こういう御意見だと思います。そこで現実に、今回の料金体系の是正に際して、一番忘れられているのは、さっき薄参考人のおっしゃったような、加入区域の調整ですね、こういった点がなされておらないと私は思うのです。たとえば、いなかに行きましても、現行普通加入区域、特別加入区域、それから区域外と、こう三つに……

第38回国会 逓信委員会 第31号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○鈴木強君 資料を。一応本法律案の慎重審議を期するために資料が必要ですから、ちょっと要求しておきます。  一つは、この改正が第三次五カ年計画以降の計画にどういう影響があるのか、ちょっと私わかりませんので、四十七年の、長期計画を公社はお作りになっているわけですから、その線に沿って第三次五カ年計画の概要はどうなっておるのか、これを一つお出しいただきたいと思います。その際に特にほしいのは要員措置でございますがね。六千八百局もある特定局が、郵政の委託業務を含めて五百ぐらいになるという大まかな線が出ておるようです。従って、それとの関係もありますから、郵政とも連絡をとって、大よそ委託をされている特定局の電……

第38回国会 逓信委員会 第32号(1961/06/07、5期、日本社会党)

○鈴木強君 新谷委員の御質問にお答えいたします。  私はお答えする前に、一つ現在の日本電信電話公社の経営形態、公共企業体という性格についてちょっと触れておかなければならぬと思うのでありますが、御承知の通り、国有国営から、昭和二十七年の四月、公共企業体に移行いたしましたが、その際、一番問題になりましたのは、私は当時の国会の議事録等も詳細に拝見させていただきました。私は当時議席がなかったわけでありますが、その経過をよく勉強させていただきましたが、その際、一番大きくいわれているのは、公共企業体というのは国有であるが、その経営については経営の自主性を認めていく。で、大幅に政府の干渉を排除して、機動的に……

第38回国会 内閣委員会 第閉会後3号(1961/09/11、5期、日本社会党)

○鈴木強君 僕はちょっと席をはずしておったので、ぼけておったら委員長注意して下さい。私が不思議に思うのは、今のような不動産部長のお話は、調達庁でも長官が確認されておるようです。しからば、さっきも長官がお話になったように、入会組合が四つあるんだが、そのうち忍草組合は言うことを聞いてくれぬ、こういうような手前勝手なことを言っているんですが、その忍草部落の住民が、今日決死隊を組織して反対しているという事由の中に、やはり私は、前の前の長官ですか、江崎長官が、返そうという約束を天野さんという人とやっているんですよ、部落の代表と。ところが、それ以後ちっとも進展がない。進展があるどころか、逆にまた来て演習を……

第38回国会 予算委員会 第23号(1961/04/01、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。自治大臣、今の運輸大臣の答弁に関連しまして、三公社の場合は四年くらい前に納付金制度でとられておりますね。私は、これは今の論議のあったように問題があると思いますが、特に今度地方税の改正にあたって三公社の場合、自動車税これを今まで免税になっておりますのを新しくこれをとろうとしている。そうしますと、今運輸大臣がおっしゃったように、できるだけ今の納付金も少なくしてもらいたいというような意見もあると思うのですがね。逆に地方税で取り上げるというようなことは、これは少し過酷じゃないかと思うのです。そういうのはどういうわけでとるようにしたのですか。


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 逓信委員会 第6号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと野上さん、違うことになりますなら、ちょっと定員問題について関連して。  定員法がはずれたということは、郵政のような事業官庁に定員法を当てはめておくということは不合理だということだと思いますね。したがって、私は、今野上委員の質問に対してお答えになりましたが、なるほど、三十六年度予算編成当時に定員法というものがありますから、これにどうしても縛られてしまう。したがって、定員法の改正がない限りにおいては定員増ということも不可能だ、こうなるのですが、ところが、今度は撤廃されたということで、それだけ郵政事業の自主性なり独立性というものが私は認められたんだと思うのです。したがって、今度は……

第39回国会 逓信委員会 第9号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○鈴木強君 電電公社にちょっと最初に……。来年度の予算の編成は、大体終わったようでございますが、特に建設資金の面で、政府引き受け債と公募債と外債、合わせて四百十三億円を予定しているようでございますが、この内訳はどんなふうになるんでございますか。この三本を含めて四百十三億というふうになっておるようですが、もし内訳がおわかりでしたらお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 わかりました。そこで、特に外債の点については、公社として、本年は二千万ドル入って参っておりますが、引き続いてその程度のものを入れたいというふうに強く期待しているのでございましょうか、その点は……。

第39回国会 逓信委員会 第10号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○鈴木強君 いま少しね、政府側のほうの答弁をはっきりしてもらいたいのですけれども。全然だめだとおっしゃるのか。要するに、基準は一応あるでしょう。あるけれども、何かそっちへ近づくような時期がきたらやろうというのか、今見通しは全然ないというのですか。その辺の、多少弾力性があるのならいいけれども、ないものなら、これは採択したってしょうがない。
【次の発言】 この前もたしか請願が出ましたね。それから郵便料金の改正のときの審議でもこういう意見が出まして、私も要望をして、たしか郵政大臣が当時お答えになったのを記憶しています。何かこう一つ調査機関というか、そういうふうなものを作ってやってみようじゃないかとい……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 逓信委員会 第4号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して局長にお尋ねしたいのですけれども、お話の中にあった睡眠貯金というものについてでありますが、十年たつと時効になる。その額が、たしか数億になっておる。この前の委員会で、私は、それの払い戻しについて、何か申し出ればいいそうでありますから、一応国庫――国庫というか、期限が来まして時効のような形で取っておるけれども、申し出があるならばそれでよろしいということだし、ですから、そういう周知をしていただきたいということをお願いしておったのですが、その後、私も、個人的に周知の方法については御相談を受けたのですが、その後の効果の面はどうなんでしょうか。多少そういう御配慮をいただきまして……

第40回国会 逓信委員会 第10号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。ちょっと私意外に感ずるのは、今の電波監理局長なり、気象庁長官なりのお考えを伺って不思議に思うのは、この法律は政府提案になっておりますね。気象庁長官の言われることもよくわかります。私は、確かに完全な予報を発し、警報を発する場合には、どうしても一番ベターな資料が必要でしょうから、気象庁の立場からいえば、おっしゃるとおりだと思います。無理ないことです。だからそういう点が、この法改正によって三年間の猶予期間はあるにしても、問題はやがて出てくる。それに対して、まだ三時の時点におけるそういう問題について、委員会に対して明確な政府の態度が表明できないということは非常に遺憾だと思います。  ……

第40回国会 逓信委員会 第11号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう私はおもに電電公社関係について関係の皆さんから御意見を承りたいと思いますが、今、国会に提案されております三十七年度の電電公社予算、それからさらにそれに引き続いて第三次五カ年計画が実施される予定になっておりますが、これらの画期的な長期計画を実施するに際して、私は、自来自分の持論として何回もこの委員会でも申し上げて参りましたように、はたして、こういう長期の大規模の計画をやる場合、現行の公社法上の中で、はたして十分な成果があげられるのかどうなのか、そういうことに対して非常に疑問を持っているわけです。ですから、私は最初にこれらの問題について、特に郵政大臣、郵政当局の御見解を承りたいと……

第40回国会 逓信委員会 第14号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣にお尋ねしたいのですが、今の新しい教育放送の学校設置等に関連をして、大臣は、今、非常に適切な措置ですから認可したい、こう言っておりますが、私は、もうちょっと考えてみなければならんのは、まあテレビが発達しましてこういうことになったと思いますけれどもね。国民の教育問題ですから、だからNHKでおやりになることは私はいいと思うのですが、そういった文部省との関係とか、あるいは対政府との関係からしまして、助成金をどういうふうにするのか知りませんけれどもね、おそらく政府は出すというような方針でないようですから、NHKの自前でおやりになるように伺うわけですが、こういう画期的な仕事が、NHKの事……

第40回国会 逓信委員会 第16号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○鈴木強君 今の答弁でちょっと聞きたいのですが、ほかに移っていくわけですか。ちょっといいですか。  板野局長の御説明ですとね、期末手当の点で、国家公務員が三・四カ月分、郵政職員は三・二五カ月だというのでしょう。二千円から六千円くらいの業績手当というものが郵政職員の場合にはあるわけですね。そうすると、この公団に行く人たちは、三・四カ月の期末手当がもらえるということになるわけでしょう、そうすると三・四カ月ということは、たしかに予算上三・二五と三・四と比べた場合には、なるほど多いのですね。期末手当というものがあるのだから、それを加えれば、むしろよくなったということは言えるのじゃないですか。

第40回国会 逓信委員会 第17号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと議事進行について、委員長に質問があるんですが、きょうは運輸大臣もお見えのようなんですけれども、この法案は職員法との関係もありますから、当然御質疑いただくことはいいんですけれども、ただ、これは、理事会のほうへの質問になるのか、よくわからないんですけれども、委員長として、運輸委員会等との連合審査も私どもは実は考えておったんですけれども、そういうふうな関係のことは、これはどうなりますか、ちょっと質問しておきたいんです。
【次の発言】 了解。
【次の発言】 ちょっと関連して……。斎藤運輸大臣に、今の新谷委員の御質問に対して答弁がありましたが、その中で特に気象通報を、現在船舶に依頼を……


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各種会議発言一覧(参議院5期)

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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 予算委員会公聴会 第1号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。先生の論理は、現行の税制を一応お認めになった上の理論の組み立てだと思うのです。そうして限界租税函数というものを二五%に見ておられるのですが、私の聞きたいのは、佐多委員、加瀬委員の関連なんですが、今加瀬委員のおっしゃったように、租税特別措置法によって千二百億近い免税があるわけですね。ですから、そういうものをあわせて、現在の税法、こういったものにメスを入れる必要があるという考え方を私は持っているのです。そういう意味から総体的に、減税する場合、あなたの論理でいって、かなり自然増収が多くなっていると、ところが、実際には減税というものは租税全体から見るとそう影響なくなってき……

第34回国会 予算委員会公聴会 第2号(1960/03/16、5期、日本社会党)

○鈴木強君 三つほど岩井さんにお尋ねしたいと思いますが、その一つは、公務員給与と人事院との関係でございますが、今お述べになりましたように、昭和二十三年の七月二十日にマッカーサーの指令によって公務員法が改悪され、まあ労働者に対する争議権の剥奪が行われたわけであります。そのかわりに人事院が作られて、政府から独立した機関として公正な立場に立って公務員給与を勧告する、こういうことになっておるのですが、今お話のように、現実に民間賃金と国家公務員の賃金のアンバランスがかなり出てきておる。二十九年以来人事院勧告というものもやられていない。三十三年度は中だるみの是正というようなことで職種別賃金体系を強化してい……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1960/03/23、5期、日本社会党)

○鈴木強君 最初にお尋ねしたいのは、今大臣が御説明になりました一般会計、特別会計、これは道路と治水と分けまして、当初建設省が大蔵省に要求した額ですね、何ぼ査定をされたか、それを一つ明らかにして下さい。
【次の発言】 今の点を一つ一般会計と特別会計の治水と道路と分けて要求額、それから査定額、はっきりしてもらいたいと思います。
【次の発言】 治水勘定の総額が四百六十億三千余万円になっておりますが、この治水勘定の中には、職員の人件費が含まれていると思うのですが、その額は幾らになりますか。
【次の発言】 これは大臣、なるほど見かけは四百六十億三千万円になっておりますが、今お話のように四十三億という人件……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1960/03/25、5期、日本社会党)

○鈴木強君 農林省が大臣以不農業行政の万全を期するために平素格段の御協力をいただいておりますことについて私はこの機会に感謝をいたしますが、数点の問題について一つ御意見を承りたいと思います。  まず第一番にお尋ねしたいのは、この日ソの漁業交渉の見通しでございますが、現地でいろいろと分科会等持ちまして、検討を進めているようでございますが、なかなかこれも見通しはしかく簡単ではないようにも仄聞できるわけでございます。で、これは高碕前の通産大臣が政府代表で行かれるというような話も聞いておりますが、当該所管の農林大臣として現状の見通し、現状までの交渉の経過に立って、さらに今後を見通す場合どういう御判断を持……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1960/03/26、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して、大臣に私はこういうことを承っておきたいと思うのですが、日鉄法が制定されたのは昭和二十三年ですね。そのときに公共企業体という経営形体に移行したわけです。もう足かけ十三年、従来の国有国営の形体から、公共企業体経営に移ってから、この間国鉄が戦後の疲弊した交通の設備の拡充、発展のために非常な努力をしていただいたと思うのですよ。しかし、今大臣が最後に申されたように、非常に国鉄経営というものが重大危機にきている。従ってもう一度抜本的な改革をしなければならないのじゃないかというようなことで、近々閣議にも具体的な案を持って臨みたいのだ、こういう御所信ですから、私は今伺いたいのは、……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1960/03/28、5期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは予算委員会分科会最後の日でして、大体二時ごろまでに各分科会は終わることになっておりますので、私たくさん質問を持っておりますが、協力しましてまた別途逓信委員会等で詳細に質問をいたしますが、特に四つ五つこの席上で聞きたいことがありますのでお伺いしたいと思います。  まず第一番に伺いたいのは、郵政大臣、郵便料金の値上げについて永岡委員の質問に御答弁がありましたが、私はまだ納得できませんのでもう少しく伺いたいと思います。  先般あなたは逓信委員会におきまして、郵便料金の値上げについては検討をすると、こういう御発言をしたのでありますが、昨日の新聞によりますと、佐藤政務次官が名古屋であ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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