このページでは鈴木強参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○鈴木強君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十四年度補正予算二案に対し、反対の討論を行なわんとするものであります。 以下、その理由を申し上げます。 まず、第一に指摘したい点は、総合予算主義の欺瞞性と、あくまで総合予算主義の方針を堅持すると国民に約束をしておきながら、二年連続して実行し得なかった政府の責任についてであります。佐藤内閣は、昭和四十三年度より、予算編成の基本方針として、新しく総合予算主義を採用し、従来のような恒常的な予算補正の慣行を排除し、財政の硬直化を防ぎ、体質の改善を行なうことをきめたのであります。昭和四十四年度予算についても、福田蔵相は、財政演説の……
○鈴木強君 ただいま議題となりました法律案は、最近における交通事故発生の状況にかんがみ、現行の交通安全施設等整備事業三カ年計画を拡大改定し、新たに昭和四十六年度を初年度とする五カ年計画を作成し、国及び地方公共団体が、総合的な計画のもとに一体となって緊急に交通安全施設等の整備を進めようとするものであります。 委員会におきましては、交通安全施設の整備をめぐる諸問題について熱心な質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録に譲りたいと思います。 質疑を終了し、討論に入りましたところ、別に発言もなく、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案通り可決すべきものと決しました。 以上御報告申し上げます。……
○鈴木強君 私は、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、ただいま議題となりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行なわんとするものであります。 以下、順次、その理由を申し上げます。 第一は、データ通信回線使用契約制度の新設についてであります。需気通信回線の開放は情報化社会への第一歩を踏み出すものでありまして、政治、経済、社会に与える影響はきわめて大きく、その及ぶところははかり知れないものがあります。したがいまして、情報化を今後進めるに当たりましては、まず、その基本原則たる平和利用と国民生活の向上、民主的な管理運営及び基本的人権とプライバシーの保護の三原則を明確にした……
○鈴木強君 大臣が閣議の関係で御出席がおくれるようであります。高橋政務次官が御出席ですから、質疑を始めてまいりたいと思いますが、最初に、前田会長に公務員制度審議会の会長を再任されたことについて御所見を承りたいと思います。 この問題は、すでに私が過去二回本委員会において取り上げました。私は、この放送法の中に会長の兼職については、少なくとも営利を目的とする団体の役員またはみずから営利事業に従事する場合は禁止するという規定がございます。この精神は、会長が本来の協会会長としての職務に専念する、こういうことを第一義的に考えて定められた規定だと存じます。この法律はもう年月がたっておりますので、今日一千億……
○鈴木強君 きょう私は、電波と放送関係について若干の質問をいたしたいと思います。
最初に、大臣にお尋ねいたしますが、次の通常国会に向けての問題にもなりますが、予算編成期もきておりますので、ちょっとお尋ねしたいんですが、大体この次の通常国会に提案を予定しておる郵政関係の法律改正ですね、これはどんなものがありますか。ちょっと伺いたいのです。
【次の発言】 それでは、まだこの点もはっきりしておるかどうかわかりませんが、特に電波関係ですね、電波関係の予算、大体四十四年度の重点的な施策として郵政省はどんなことをやろうとするのか、そういったこともまだきまってないんですか。
○鈴木強君 時間がたいへんおくれましたので、二、三の点だけにきょうは質問をとどめたいと思います。 最初に、寄付金つきの年賀はがきの寄付金の施設への配分の問題についてお尋ねをしたいと思います。 ことしもお年玉年賀はがきが八日から発売されておりますが、そのうちで四億五千万枚についてはプラス一円の寄付金がついておるわけです。この寄付金の施設への配分の問題をめぐって郵政省と厚生省の間で対立をしておるように聞いておるのでありますが、この制度は昭和二十四年以来行なっておるわけですから、従来配分については郵政省と厚生省が十分に協議をして、とうとい寄付金を有効適切にお使いになっていると思うのであります。こ……
○鈴木強君 質疑の前に、いまの委員長の御報告くださいましたきょうのこの委員会の運営について意見があるのですけれどもね。ですから、それを聞いてくださいませんか。
【次の発言】 では、非常に質問がやりにくいのですが、最初に、国鉄関係の問題二、三についてお尋ねしたいと思います。
これは、まあ来年度の予算との関連もあると思いますが、石田総裁が八月三十日の記者会見で、来年度一〇%の運賃引き上げをやらなけばいかぬ、増収をその程度に見てめどを立てたい、こういうお話でありましたが、われわれも、三十九年から国鉄が赤字に転じて、昭和四十一年にも上げましたね、基本料金、それからことしまた通勤通学運賃を上げておるわ……
○鈴木強君 ちょっと議事進行で発言をしたいのですが。速記をつけたまま……。 実は、最近物価が急激に値上がりしているわけですね。どうにも国民として不満を持っているわけですよ。私は、参議院選挙が終わっていま思うのに、われわれの選挙を通じて、物価安定ということが非常に強く要請された、国家をあげて。ですから、何としても、この物価安定をひとつここでやってもらわないことには、国民としてもどうにもならぬところに来ておると思うのですよ。ことに、最近、物価問題について政府の態度を見ておりますと、宮澤さんきょう出席されておりますが、ビールの問題について、かなり消費者の立場に立ってやってもらっておる。一方、大蔵省……
○鈴木強君 最初に宮澤さんにお尋ねしますが、あなたのほうできめました経済社会発展計画ですね、この計画がつくられたあと、引き続いて課題になっておりました国民経済と物価との関係における賃金、所得、それから勤労生産性、こういうものをどうしたらいいかという、そういう課題があったと思います。先般、熊谷先生を中心にしてこの結論が出されておりますが、きょう私はここでこのすべてについて述べる時間がありませんから、いずれこの問題に限って一度宮澤さんにお尋ねしたいと思いますが、内容を読んでみますと、最後の段階にもありますように、「所得政策が新しい政策発想であり、しかも現代の混合経済がいつかは解決しなければならない……
○鈴木強君 ちょっと、この臨時国会中のおおよその委員会の開会の予定はおわかりですか。
【次の発言】 わかりました。
○鈴木強君 きょうは新大臣を迎えての初の委員会でございます。河本大臣、木村政務次官の御就任を私も心からお喜び申し上げます。同時にひとつ今後ごあいさつにもありましたように、きわめて重要な事業でありますから、せいぜい御精励くださいますように心から期待いたします。 で、実は私はきょう大臣のごあいさつの中に一般的な形式的なごあいさつじゃなくて、ある程度所管事項に対する御所信等が承れるのではないかと考えておったんでありますが、そのことがございません。いま議題は、四十年度の協会決算の審査でありますが、この際、私はひとつ協会にもちろん当然関連いたしますが、日本の電波行政について基本的な問題をこの審査に入り……
○鈴木強君 時間が少ないようですから、問題はたくさん持っておりますけれども、調整をして質問をいたしたいと思います。おととい私が要求しました資料については、提出をいただきまして非常に参考になりました。おおよそ質問をしたい点が出ておりますから、この中ではほんの若干の点だけを質問したいと思いますが、まずおとといも御質問申し上げましたように、受信料の中に占める放送費の割合、これについては資料等もちょっと拝見しますと、大体BBCに負けておらん、こういうようなことがわかりました。要するに中身の取り方についての点が異なっておったようでありますから、その点を了解いたしました。 そこで具体的に四十年度の「紅白……
○鈴木強君 きょうは、新大臣、新政務次官を迎えて初めての委員会でもあります。私は、菅野大臣、登坂政務次官の御就任に心から敬意を表しますと同時に、内閣として、国内問題では一番重点に考えられております物価政策、それと取っ組んで、国民生活安定のためにお二人とも御健闘くださいますように心から期待いたします。 きょうは非常に時間が少のうございますから、もう前置きは抜きにして簡単に私はお伺いいたしますから、御答弁のほうも、わかりやすく、ひとつ要領よくいただきたいと思います。 いま菅野大臣からの所管事項の御説明を拝聴いたしますと、今年度の政府見通しの消費者物価四・八%は非常にむずかしくなったという御判断……
○鈴木強君 最初に、今国会への提出予定法案についてお尋ねしますが、現在提案をされておるのは一つですね、公衆電気通信法の一部を改正する法律案。それから予定をしておりますのが二つございます。準備済みのものですね、それが二つ。それから準備中のものが二つ。そのほか検討中が二つに分かれると思いますが、ここで伺いたいのは、準備済みのものは、これはいいと思いますが、この早急に提出すべく準備中のもの、これは必ず出すというふうに理解していいんですか。大体いつごろになるか、その時期を明らかにしてもらいたい。 それからもう一つは、検討中の中にきわめて重要な電波、放送両案が入っておりますが、これについては、どうして……
○鈴木強君 前回に引き続き、大臣に質問をいたしたいと思います。 きょうは郵便関係、それから郵便貯金関係、それと電波関係について、若干の質問をしたいと思いますが、第一番目にお伺いしたいのは、所管事項の御説明によりますと、郵便事業特別会計の場合、ここにも述べられておりますように、歳入予定額が六千二百六十七億余であります。前年度予算額に比べて、五千七百四十二億円でありますから、五百二十四億余の増加になっておる。しかし、これが収入印紙等で一般会計に繰り入れの分があるわけですから、結局純粋に郵政事業運営に必要な経費というのは、四千五百七十六億余かと思います。前年に比して四百四十億余の増加、こうなってお……
○鈴木強君 ぼくは、大臣にひとつお願いをしておきたい。国際電電関係の事業のことですが、国際電電会社法第十二条によりますと、毎営業年度の事業計画は郵政大臣の認可を受けなければならないということになっているわけです。もうすでにKDDのほうから郵政大臣のほうに事業計画の認可申請がきておるかどうか知りませんが、これが毎年の例によりますと、できるときには年度を越すようなこともありまして、問題になっておったわけです。ですから、もしきておらなかったらひとつ連絡をとっていただいて、四月一日以降の計画ですから、早目にひとつ承認をして運営に支障のないように御配慮をいただきたいと思います。そのことだけお願いしておき……
○鈴木強君 関連してちょっとお尋ねしますが、一時間半の電波の発射停止ということになりますと、社会的にきわめて重大な問題だと思います。それで私の聞きたいのは、平素発射している送信機のほかに、不時の場合に備えて、予備の送信機というものは置いてあるかどうか、その点はどうですか。
【次の発言】 関連。制御回路が燃えたといって、予備の送信機が使えないというのは、そんなでたらめなことはないんですよ。だからもともと十二チャンネルというのは、この前も私は質問をしましたように、免許当時から、あなたは当時電波監理局の次長をしておった、問題になって係争になり、あなた方が負けてしかもその後一体どういう番組を放送してき……
○鈴木強君 ちょっと関連して。大臣ね、両法の改正については、もう私たちの認識は、この国会におそらくもう提案できないだろう、こういう判断を持っているけです。だから久保委員のように中間報告ということが出てきたと思いますけれども。それは別として、いま大臣のお答えになっているそのままを受け取りますと、まだこの国会に出せるように受け取れるのです。ですからわれわれちょっと迷うのです。したがって、おそらく予算関係法案以外のものでも、三月一ぱいに提案するという内閣の方針じゃないでしょうか。そうしてみますと、きょうは二十五日になっているわけですから、いろいろいままでもわれわれ大臣に伺ってきたわけですけれども、残……
○鈴木強君 ちょっと議事進行。 きょう電波監理局長が出席をしていないわけですね。おそらく二十八日の日にMF東京を含む四地区の答申を、諮問をするような話を聞いておりましたので、そこでは結論が出ないので、きょうまた開いておると思うのですけれども、それはそれとして、大臣の権限でおやりになるのですから、私はいいと思いますけれども、きょう、われわれは定例日以外に特別な事情によってこの委員会を開いておるわけですよ。あなたが政府委員に答弁させますという場合、電波監理局長が出席をしていないということはもってのほかですよ。しかも事前に何らの話も、与野党、委員長に対しての話がない。そんなばかげたことはないですよ……
○鈴木強君 最初に郵政大臣にお尋ねいたします。会社法第十二条によって、毎事業年度の事業計画は大臣の認可を必要となっております。私は三月二十五日の当委員会において、従来郵政省はこの認可について当該事業年度に入ってから認可をするというようなことがございましたので、ことしはそういうことのないように早目に内容をよく検討し認可を与えてほしい、こういう強い要望をしておきました。この事業計画はいつ御認可になりましたか。
【次の発言】 それはけっこうですが、それでは会社にお尋ねしますが、ことしの事業計画を拝見しますと、いま久保委員からもいろいろ御質疑がありましたが、特に問題になるのはテレックスの全自動化、電報……
○鈴木強君 電波関係で若干質問をいたします。
昨年UHFの予備免許をなさいました第一次の分、これは現在本放送を完全に全部実施しておるのでございましょうか。
【次の発言】 神戸は、第一次ではなかったですか。
【次の発言】 神戸は放送を開始したのですか。
【次の発言】 すでに放送を開始したのですかと、聞いておるのです。
【次の発言】 これは当初三月の一日でしたか、三月一ぱいでしたか、放送開始をするということを前提にして免許をしたんじゃなかったですか。
【次の発言】 せっかく予備免許を与えておるにもかかわらず、ほかはすでに放送開始しているわけですね。ところが、そういう特定のところが開始できないとい……
○鈴木強君 きょうは、郵政事業について若干お尋ねをしたいと思いますが、その聞かんとする点は、四十四年度の事業計画等を拝見しますと、郵便事業の面あるいは貯金事業、保険事業、それぞれの面において、かなりの合理化が計画されているように思います。そこできょうは、私はそれらの点の全貌についてぜひお尋ねをしたいと思います。と同時に、合理化を推進する場合に、当然それに伴う従業員への労働条件の向上、待遇の改善等は並行的に行なわれるべきものだと思います。したがって、車の両輪であるこの二つの問題についてお尋ねをしたいと思います。 その前にちょっとけさの新聞に出ておりましたことで大臣にお尋ねしますが、実はきょうの……
○鈴木強君 ちょっと関連。いま総裁の言われた臨時資材調査会というのはいつつくられて、どういうふうなメンバーになっておりますか。
【次の発言】 メンバーはどういうメンバーですか。
【次の発言】 これは関連で私は申し上げておりますので、できましたら、いま総裁の言われたような具体的な種目別の点で、その委員会の御検討の結論、それに基づいてどういうふうな値下げが具体的に行なわれたかというふうな、そういうものがありましたら、その種目別に、品種別にあとで出していただきたいと思います。お願いします。
【次の発言】 ちょっと、関連。
井田さんね、もっと具体的にお尋ねしたいのですが、もし、農集電話の試行段階にお……
○鈴木強君 これは非常にむつかしい問題だと思いますが、ただこういう点だけは明らかにしておいてもらいたいと思うのですね。御指摘のように四十七年会計年度末に拡充法が切れるわけですね、ですからその辺に対する資金計画をどうするかということを前提におかなければならぬと思いますが、私は池田内閣がとってまいりました高度成長政策というものは、佐藤内閣はとらないということで中期経済計画を社会発展計画に変えましたね、最終四十七年には消費者物価の値上がりは三%と、で、平均実質八・二%という計画をつくったわけですよ、それに基づいて電電公社は第四次五カ年計画をつくったわけでしょう、しかし安定経済成長政策というものが御承……
○鈴木強君 非常にまたとない機会でありますから、私からも若干の御意見を承わりたいと思います。 萩原委員長には、過去七年の長きにわたり電信電話公社の事業の拡充発展のためにたいへんな御苦労をいただいておりまして、私からも厚くお礼を申し上げたいと思います。 御承知のように、公社発足以来すでに十七年を経過いたしております。当時の電話の加入者数はたしか百六、七十万ぐらいだったと思います。それから約十七年を経過して、いま一千万をこそうとするところまで実は事業が飛躍的な発展を遂げております。たしか十年前三十五年の三月十七日に、故人になられましたが、われわれ尊敬をしておりました古野伊之助先生が当時経営委員……
○鈴木強君 私は、最後の質問者になると思います。それですでに衆参両院を通じてあらゆる角度から質疑が行なわれておると思います。したがって、再確認をする意味において、問題点を提起しまして、大臣と公社の皆さんにお尋ねをしたいと思います。 私は、きょうは大体四時間くらいの予定で準備をしておったんでありますが、公明党の皆さんの御都合等もあって、一昨日、基本的な点については、大臣と公社の総裁にすでに質疑をいたしております。したがって、きょうも実は、私は一昨日も申し上げましたように、いま提案されております基本料をアップし、近距離市外通話をダウンしていくという、そういう上に立って収支とんとんの予算を内容とす……
○鈴木強君 最初に、提案をされております法律の中で、ずばり改正点について伺います。 今度の改正は、お話がありますように、郵政審議会の答申に基づいて所要の改正が行なわれているわけでありますから、私どもも賛成です。要綱を見ますと、第四条の業務区域の場合、あるいは接続の場合もそうですが、「一の市町村とこれに隣接する市町村の一部にまたがって特に社会的経済的一体性を形成している地域を業務区域とすることができるようにすること。」、これが一つですね。これは有線放送電話に関する法律のほうです。それから公衆電気通信法のほうは、同様に「特に社会的経済的に緊密な関係にある」ということで通話の区域を広げる。そういう……
○鈴木強君 きょうは事業団の武田理事長にお忙しい中をおいでいただきました。 最初に簡易保険郵便年金福祉事業団の最近の経営について若干お尋ねしたいと思います。 御承知のように、簡易保険郵便年金事業団は昭和三十七年の四月二十七日に創設をされておりますので、ちょうど満七年を経過しておると思います。われわれはこの事業団の設立に対し、本委員会においてもこの審議に参画をいたしたのでありますが、設立の趣旨と目的というものを見ますと、この第一条に定められておりますように、「簡易生命保険及び郵便年金の負う使命の達成に資するため、簡易生命保険及び郵便年金の加入者福祉施設の設置及び運営を適切かつ能率的に行なうこ……
○鈴木強君 関連。公平に聞いておって郵務局長の言われたこと、江戸のかたきを長崎で打つというこの事例は適切でないですよ。いまあなたが大臣の答弁のあとに現地で問題があった場合には、当然本省として手を打つのが筋だ、それがサービス精神だと、こうおっしゃったからあなた先ほど言われた発言は消えていると思いますが、少なくとも国会において指摘をされた場合に、江戸のかたきを長崎というようなたとえをすることは不適切ですよ、その点は釈明をして取り消したほうがいいですよ。
【次の発言】 委員の異動について報告いたします。
本日、北條浩君が委員を辞任され、その補欠として二宮文造君が選任されました。
○鈴木強君 当面する電波放送の問題点についてお尋ねをしたいと思います。 きょう私は、米駐留軍及び自衛隊のジェット航空基地周辺におけるテレビ難視区域にいらっしゃいます方々の受信料の減免の問題、それから米軍の通信基地の周辺の電波制限、規制の問題それから東京十二チャンネルの現状と今後の対策、それから関東広域圏内の教育放送のチャンネルプランの修正の問題、最後に東京FM放送の問題、以上についてお尋ねをいたします。 最初に、NHKが見えておると思いますが、放送法第三十二条、これを受けて協会は規約第十条第一項というものによって放送受信料免除の基準を定めておりますが、この免除の基準に基づいて一番最近の、ご……
○鈴木強君 この法律案の提案理由の説明を拝聴しますと、沖繩における郵便貯金は昭和二十六年から本土にならって業務を行なっておるようでありますが、しかし、その事業の現状は本土の郵便貯金事業に比べるとかなりの格差がございますと、こう述べてあるわけでございますが、その格差の生じているものの理由の第一は、沖繩と本土との経済事情の相違によること、もう一つは住民に対する郵便貯金の周知奨励の施策が十分に行なわれず、従業員の訓練、預金者へのサービス等も徹底していないことに原因があると、こう述べておられます。そこで私はまず最初に、沖繩の経済の実情についてお尋ねをいたしますが、郵政大臣に最初にお尋ねしますが、この法……
○鈴木強君 関連して。これは非常に重要な発言の食い違いが出ておりますですよ。おとといわれわれは三十億の融資について質問したときは、加藤参事官も言っておりますように――ここに書いてあるから間違いない――要するに財団法人、これは特殊法人、こういった債権者団体、名前はまだはっきりしないのだが、その債権者団体に融資すると言った。管理、運営もそこにさせると言った。われわれは、財団法人といっても特殊法人であるという話でしたから、だから私は、琉球政府の国内法に基づく特殊法人として相当琉球政府が手の入る、立ち入り検査もできるし、資料の提出もできる、内容の監督もできる、そういう筋のものであれば、ある程度内容もし……
○鈴木強君 最初に、放送法の改正の問題について、もう一度大臣にお尋ねをしておきたいと思います。 郵政大臣が昭和三十七年の十月十一日に臨時放送関係法制調査会に対し電波・放送両法の改正について諮問をし、その答申が昭和三十九年九月八日に出されておりますことは御承知のとおりでございます。政府は、この答申を尊重するというかたい決意を持って今日までおられると思いますが、残念ながら法律改正は宙に浮いておるわけでありまして、本国会におきましても、遂に提案をすることができないという状態にございます。そこで、一体この先どうなるか、これを国民は知りたいのでございます。 おそらく臨時放送関係法制調査会が、約二年間……
○鈴木強君 関連して。これは私はこの論議がまた再びここで押し問答のようなことをされては困るのですが、前回あすこまで詰めた話をしまして、一体放送法三十二条にある「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。」この規定は郵政大臣もおっしゃられましたけれども、要するにそれぞれの契約者というのは鮮明な画像を、正常な画像を見るということをたてまえにして契約したものが受信料を払うという法の精神ですね、もうそれは間違いないです。これはただ言われるように基地周辺の問題は安保条約に基づく米軍基地、その基地から飛び立つジェット機、そのジェット機の……
○鈴木強君 きょうは十二チャンネルの問題についてお尋ねをしたいと思います。 御承知のように、昭和三十七年の十月一日、郵政省が日本科学技術財団に十二チャンネルの免許をいたしました。当時競願五社がございまして、それぞれわが社に免許をと、こういうので、いろいろ活動をされたようでございますが、この十二チャンネルに免許を行ないましたことについて、特に五社のうち中央教育放送が異議の申し立てを郵政省にいたしました。しかし、郵政省はこれを棄却しましたので、中央教育放送は、免許処分に際して各社の優劣判断に偏見があった、こういうことで東京高裁へ異議の申し立て棄却決定取り消し請求の行政訴訟を起こしたのでございます……
○鈴木強君 前回の委員会で、私はラジオ関東の遠山社長事件を取り上げ、郵政省にその真相についての把握があるかどうかお尋ねをいたしましたが、もう各新聞には出ておったわけです、三日くらい前に。ところが、まだ真相を把握されておらないということですから、次回に回答を保留して調査していただくようにお願いしておきました。したがって、まず、郵政省が遠山事件をお調べになってどういう経過になっておりますか、この点を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの報告の説明は、これはラジオ関東から何か文書なり、口頭なりによって言われたことをそのままオウム返しにここで言われたわけですか。
○理事(鈴木強君) よく聞いておいて、的確にひとつお答えを。
【次の発言】 FCCで検討しているけれども、現在どうなっておるかということです。
○鈴木強君 関連。いまのこれから実際に各地域にどういうものを許可するかということの関連ですが、あなたは独占だと、こう定義づけているのですね。私はそれはおかしいと思うのです。独占だ、じゃだれが独占するのかわかりませんけれども、しかし、これは独禁法の関係も出てくるかもしれないし、少なくともだれがやろうとして申請しようとこれは自由なはずですよね。ただ実際に将来の施設を利用して便益を享受する各個人加入者の立場から見ると、たとえば一つのほうがいい場合と、二つのほうが競争があってなおいいサービスができるという、そういう点とあると思うんですよ。だからしてわれわれはUの免許のときにも、いまある局の上に、Vの上……
○鈴木強君 最初に、薬事行政にからむ汚職事件について私はお尋ねいたしたいと思います。 先般、新聞紙上で拝見しますと、厚生省の薬事行政に関係をする汚職事件は、ついに鈴木課長の自殺というところに発展をしてまいっております。大体、日本の汚職事件を見ておりますと、非常に組織的、計画的、しかもたいへんな根の深い汚職であろうと推察される事件は、捜査の段階で必ずだれか重要なポイントに立たされるような方々が自殺をしておる、これは事実であります。私はそういう観点から、この厚生省の薬事汚職にまつわる鈴木課長の自殺ということは非常に重大視をしなければならぬと思います。非常に根が深く広いものだと私は思います。したが……
○鈴木強君 農林大臣の御都合もあるようでございますので、きょうは竹田委員に最初に質疑をしていただくことになっていましたが、予定を変更して、大臣の分だけ先に私十分か十五分程度さしていただきます。 米価審議会の構成と発足の時期等についてお尋ねしたいんでありますが、その前段として、前の委員会でも私やりましたが、両米価を据え置くという政府の方針、これは非常に高く評価をされていると思うのでございます。しかし、一面また、両米価据え置きに対して一まつの危倶を国民が持っていると思うのでございます。それは当初、経済企画庁、政府としても、公共料金はことし上げないと、こういう態度であったと思いますが、その後、国鉄……
○鈴木強君 最初に農林関係で、桃の灰星病、この灰星病の防除薬の使用の許可についてお尋ねをいたします。 桃の灰星病というのは、昨年、山梨県から福島県を中心にして多量に発生をいたしました。山梨の場合は約十五億円の被害が出ておるわけでございます。非常に農家にとりまして大きな痛手であったと思います。また、もちろん、われわれ消費者の面からいいましても、うまい桃が食えない、そういう経験があるわけですが、この灰星病をどうしたら退治できるか、これが、桃をつくっております農家にとりましても、また、私ども消費者にとりましても、たいへん重大な課題になっていると思います。 そこで、きょう私は、灰星病の新防除薬スレ……
○鈴木強君 最初に、自主流通米についてお尋ねしたいと思いますが、政府は、先般、食管法の政省令を改正して自主流通米制度を発足させたわけですが、これを発足させた理由と、それから、この自主流通米を販売するルートですね、こういうものを中心にして、制度の内容について最初に説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 まあ、昭和十七年に食管制度が制定されて以来、今度のように政府の手を通さないで米が流通するということは初めてだと思いますね。それで、なるほど米の需給の関係等は私たちもよくわかっておりますが、この自主流通米制度は、今日食管制度が厳として存在する限りにおいて、一つの問題のある制度だと思います。……
○鈴木強君 時間もありませんから、当面する問題で、一つだけお尋ねをいたしておきたいと思います。 それは、かねがね当委員会でも御質問申し上げておりましたように、公職選挙法が改正になり、初めてテレビを利用しての政見放送というものが実施されることになりました。特に、およそ正月にかけての選挙だろうという、一応予測をしておったんでございますが、御承知のようにきょう夕刻には解散、二十七日の投票というような情勢がほぼ確実になってきておりますので、それだけに実施をするNHKなり、あるいは民放の準備体制というものもたいへんなことだと思います。年末年始を控えての特別の番組の編成等をやられてる中に、さらにこういっ……
○鈴木強君 最初に、今月の十八日以来、新聞、テレビ、ラジオ等報道機関が一せいに取り上げております、そしていま日本の社会問題になっております新しい公害、光化学スモッグという問題について、私は最初にお尋ねをしたいと思います。 新聞の報道を拝見しますと、十八日の午後、杉並区堀ノ内にあります東京立正高校の校庭で、ソフトボールを練習中の女生徒数十人が突然目が痛い、それから吐きけがする、目まいがする、頭痛がすると、こういう訴えをいたしまして、直後倒れてしまった。さらに同じ立正高校のプールで泳いでおりました生徒や学校周辺の住民からもそういう症状が訴えられておるようであります。そして生徒四十三人が救急車など……
○鈴木強君 時間があまりないようですから、簡単な質問になると思います。 最初に、私鉄運賃の値上げについて大臣の御答弁を承りたいと思います。御承知のように大手私鉄十四社の運賃改定については、昭和四十三年の十二月から四十四年一月の間に、それぞれ普通運賃の改定率は平均一八・四%、それから運賃の割引き率を引き下げる、通勤の場合が六九・八%を六一%、通学の場合が八五・六%を八二・四%、増収率は大体三二・二%で、増収額が五百二億円、こういうふうに決定申請の内容を拝見しますとなっております。実は七月二十一日の前回の委員会の際に、大臣がちょうど日韓閣僚会議に御出席でございましたので、その際に一応事務当局には……
○鈴木強君 いまのちょっと関連しまして、海上保安庁の長官に資料をお願いしたいのです。時間がありませんから、きよう質問はやりませんけれども、お話のように、二千トン級のしかも二十ノットの海上警備艇ですね、それからさらに航空機からのいろいろな救助体制の整備、こういうことをおっしゃったのですが、現有がどの程度ありますか。
それと、それじゃ将来そういう足の速い機動力を増すための海難に対する救援の方針というものはどういうものを持っていらっしゃるか、それをひとつ資料であとで出してもらいたいと思います。お願いします。
【次の発言】 最初に航空局長にお尋ねしたいのですが、いよいよジャンボジェット機が十一日に入……
○鈴木強君 私は前回、ジャンボジェット機がいよいよあす五時に羽田に到着をするわけですが、その受け入れ体制の問題並びに千葉の新国際空港の問題について所見をただしたのでありますが、きょうは引き続いて若干の質問をさしていただきます。大臣の御出席の都合があるようですから、最初に新東京国際空港の用地問題についてお尋ねをしたいと思います。 きょうはたいへん御多忙の中を公団の総裁以下理事の皆さまにおいでをいただきまして、たいへん恐縮に存じます。 前回、私は、先般現地を実際に測量され、それに対するその後の経過等について伺ったのでありますが、きょうは総裁がいらしていただいておりますから、まず最初に新国際空港……
○鈴木強君 いま瀬谷委員からお話のありました点ですけれども、私もそこからお尋ねします。 大臣のお話ですと、現行船員法十二条ですね、この法律解釈については、大臣が衆議院のほうで、私は新聞で見たんですけれども、十二条そのものは、船長は船と運命をともにすべきであるというようなふうには読み取れないのだ、必ずしもそうなっていないのだと、こういうふうに一言われたように思うのですね。その後いろいろ審議があって、いまのように船員法が提案されるので、その際、議員修正としてできればやってほしいというようなお話なんですが、前段の中間における大臣の解釈の中に、いままでも、この十二条そのものは、厳密に、われわれが解釈……
○鈴木強君 最初に自動車行政について若干伺いますが、実は今度、陸運局のほうでは官庁ナンバーのた、ち、つ、て、とのた行をなくするというお話を聞いておるのですけれども、これは登録制度をコンピューターを入れて近代化しようと、そういうこととの関連のようですけれども、どうも評判が悪いですね。まあこれは運輸大臣に言ってもしようがないのですけれども、官庁ナンバーの自動車がたとえば日曜日ゴルフ場に駐車しておったとか、あるいは料亭の前に駐車されておるとか、そういうふうなことがとかく批判の的になっておるわけですよ。見方によると、そういうことをカムフラージュするためにこの際た行をなくするというような、そういうふうに……
○鈴木強君 ちょっと関連して。 私もこの法案をいろいろ勉強させてもらっておるし、いま瀬谷委員からも質問がございましたので、基本の点が理解できるだろうと思って伺っておったのですけれどもね。どうもそこのところがまだあいまいもことしておるものですから。会社はどういうものが出てくるのか、その会社の事業計画、その他いまの運賃の問題にしても、一体どこがどういうふうにきめていくのか、さっぱりわからぬのです。たとえば、港湾管理者というものがやる場合に、瀬谷委員がおっしゃるように、地方議会の議決というものを得て、それに基づいて港湾管理者が港湾の整備ということで運輸大臣にその計画を出していくとか、そういう点につ……
○鈴木強君 関連して。 一度、私一つだけ伺いたいことがあったものですから、いい機会ですから防衛庁に伺いたいのですけれども、それは防衛庁と米軍との連絡の方法なんです。緊急事態等の場合もあると思いますが、予算委員会に長野運航基準部長さんに来ていただきまして伺いましたときに、ちょうど板付を離陸して北鮮に向かうときですね。その場合に、長野さんは、自衛隊に連絡をとったところが、自衛隊のほうから、米空軍の板付の基地との関係が、ホットラインがない、つまり、電話のあき線がなかったということだろうと思いますけれども、そういう意味なのかあるいはそういう連絡がとれないという意味かわかりませんけれども、とにかくそう……
○鈴木強君 角本参考人、時間をお急ぎのようで恐縮ですけれども、若干質問させていただきます。 きのう一問だけお尋ねをして閉会になったわけですけれど、きのうあなたの御意見を承っておりますと、国鉄再建十カ年計画というものが打ち出された段階ではありますが、実際にこの計画の内容を見た場合、非常に心配される点があるというので、一つは、競争相手の能力が小さかった時代は、ともかく独立採算が成り立つけれど、いまのように輸送体制というものが非常に高度化し多様化してきておる段階では、なかなか独立採算ということはむずかしいだろう、運賃だけにたよるということはむずかしい、こういうまあ答弁ですね。しかし、国鉄が果たすべ……
○鈴木強君 私は、大体一時間くらいで終わりたいと思います。いま松永委員の質疑を伺っておりまして、どうも防災に対する基本的な姿勢というものが非常に足りないように率直に思います。まあ例年のことですけれども、また台風シーズンになって、さっき大臣のおっしゃったように、すでに二号が、まあ回転はいたしましたけれども被害をもたらしておりますし、すでに例の千葉の集中豪雨ではかなり被害が出ております。 そこで、私はそのことはきょうは伺いませんけれども、災害対策基本法が動き出してからもう十年ですね。さっき伺っておりますと、危険地域の指定自体もまだもたもたしているような状態ですね。ですからして、もう一歩大臣に、た……
○鈴木強君 前回の委員会で私は冨士山の大沢くずれの防災計画をお尋ねいたしましたが、その際に建設省が計画をいたしております砂防計画の中に、砂防法に基づく指定地域というものがございます。その中に国が開拓農協に払い下げをした土地が転売をされまして、ある不動産業者の手に渡り、不動産業者が富士のすそ野の別天地と、そういうキャッチフレーズで一般の人たちに売り出しをして、相当の方々がそれを買ったわけですけれども、もともと砂防地域でありますから、いずれまたこれは国が買い戻さなければならない、こういうような事件についてお尋ねをいたしました。その際に、農林省にまず当時払い下げをいたしました経過についてお尋ねをいた……
○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
派遣委員の報告に関する件を議題といたします。
先般、当委員会が行ないました委員派遣について、派遣委員から報告を聴取いたします。鬼丸委員。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
なお、国道一号線富士―由比間バイパスに対して、蒲原の町長さん井上民三という方から私にあてまして、来年四月一日を期して供用を開始される一部二車線を四車線に増設されたいということ、新富士川橋、鉄橋の無料開放を供用開始の時点で実施していただきたい、こういうことの二点を内容にした陳情がまいっておりましたので、このことを申し添えておきたいと思……
○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
交通安全対策樹立に関する調査の一環として、自動車の構造上の欠陥に関する件について、本日の委員会に、日産自動車株式会社取締役副社長君越忠恕君、本田技研工業株式会社専務取締役西田通弘君及びトヨタ自動車工業株式会社常務取締役松尾f一君を参考人として御出席を求め、御意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、自動車の構造上の欠……
○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件について、おはかりいたします。
交通安全対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、財団法人交通遺児育英会専務理事玉井義臣君及び日本航空株式会社運航乗員部長富田多喜雄君を参考人として御出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは参考人の皆さまに一言ごあいさつ申し上げます。
本日は、たいへん御多忙の中を本委員会に御出席をいただきましてありがとうございました。後ほど委員の各位から御質疑があると存じますので、どう……
○委員長(鈴木強君) はからずも委員長に御選出をいただきまして、たいへん光栄に存ずると同時に、責任を感ずる次第でございます。まことに微力でございますが、ベテランの委員皆さま方の御協力をいただき、全力を尽くしてまいりたいと思いますので、何とぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。(拍手)
では、前の委員長の瀬谷委員長のごあいさつをお願いします。
【次の発言】 では、まず請願の審査を行ないます。
第三七号、むちうち症の療術治療に関する請願外九十九件の請願を一括して議題といたします。
ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起こしてください。
むちうち症の療術治療に関する請願、第三七……
○鈴木強君 ただいま占部委員長から基本的な公害対策に対する問題は質疑がありましたので、この点について私は若干漏れているというか、もう少し伺ったほうがいいという点だけにいたします。 御承知のように、光化学スモッグとか、あるいは硫酸ミスト、こういった新しい型の公害が東京を中心に発生しておりますし、また、川とか田畑が農薬とカドミウム汚染によって問題が起きておりますが、これも全国的に地域が広がっております。それからヘドロの問題については、御承知のように、田子の浦あるいは東京湾さらに松島湾、こういうふうに各所にまたこのヘドロによる問題が出ておりまして、これは魚族の資源を絶やしたり、漁民の生活権を奪う、……
○鈴木強君 関連して。いまの久保委員の問題に関連をしてですが、昭和四十三年に、小林郵政大臣の当時に私はこういうことを質問したわけです。現在電電公社がやっておるデータ通信はこれは公衆電気通信役務であるかどうか。これに対して、そのとおりであるという答えを正式にもらっているのですよ。いいですか。ただいま久保委員のおっしゃるのはオンラインにコンピューターを接続してやる場合のことですね。ですから、これは専用線を使う場合です。国鉄がみどりの窓口でやっているのもあれでしょうね、専用線利用の場合。だから、それは私の聞いたところとはちょっと違うので、公衆電気通信法あるいは有線電気通信法上、オンラインにコンピュー……
○鈴木強君 もう大体質疑は尽きていると思いますので、私は二、三の点だけを指摘してお伺いをすることにいたしたいと思います。 最初に、この協会の予算も九百九億円――九百億円台を越したわけですが、ことしは物価の上昇その他が依然として続いていくと思うんですけれども、この予算を編成するにあたって、どの程度の物価高を考えて編成しましたでしょうか。これは、物資、資材の購入等もあるでしょうし、それから出演者の出演料の値上げ、あるいは従業員の給与の改善、あるいは役員の皆さんの給与はどうなっているか知りませんが、これも是正すべきものは是正しなければならぬと思うんです。そういった諸般のファクターを考えるときに、お……
○鈴木強君 国民生活局長さんにちょっと資料で聞きたいんですが、二枚目の消費者物価指数の点は、暦年だとおっしゃいましたね。三枚目の卸売り物価の場合に暦年であるかどうか、これを念のために。
それからもう一つは、「消費者行政の現状」の中で、最後の「消費者行政関係予算案を事項別に示す」ということでありますね。これは単位がないんですね。円だとか何とかが。さっぱりわからぬ。そういう点がちょっと不親切だね。
【次の発言】 それから公正取引委員長さんにいま御説明を伺ったのですが、この委員会でも非常に論議をいたしました寅士・八幡の合併の問題ですね。その後の経過を私どもは知りたかったのですが、一言も触れてないの……
○鈴木強君 たいへん時間に制約されておりますから、私はもう前段は全部抜きにして、端的にお尋ねをいたします。
本来、これは、世界経済の見通しや国内経済のこれからの見通しを十分お聞きした上でないと失礼な質問になるかもしれませんが、いま外貨準備高が三十六億をこすというような見通しの中で、これは外国筋からの意見もあるかもしれませんが、世上、円切り上げについていろいろ意見のあるところですが、経済企画庁長官として、この円切り上げに対してはどういうふうな、いまお考えをお持ちになっておるか、まず、これを最初にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 大臣から、その必要がないという理由を伺いました。一つは……
○鈴木強君 きょう、私、カラーテレビの二重価格の問題をただしたいと思うのですが、電子機械工業会の会長さんを参考人として御出席を要求しておきましたけれども、これはどうなりましたか。
【次の発言】 わかりました。次回に、また呼んでいただきたいと思います。
きょうは、佐々木総裁には、たいへんお忙しいところをおいでいただきまして、ありがとうございました。
実は、昨年九月から金融の引き締めをやっておるのでございますが、この金融引き締めの効果が十分に発揮されているかいないかということは、たびたびこの委員会でも、また国会の中でも論議をしてまいりました。まあ、そのときそのときで、段階的に引き締め政策の効果……
○鈴木強君 最初に、八幡製鉄と富士製鉄の合併問題のその後の経過についてお尋ねをいたします。 八幡製鉄と富士製鉄の合併問題については、御承知のとおり、公取が昭和四十三年の四月三十日、両社から事前相談として趣旨説明を受けてから世間では大きな問題になりました。この合併が独禁法第十五条第一項第三万の、いわゆる合併によって一定の取引分野における競争を実質的に制限するかどうか、こういう点が大きな論争になりました。当委員会におきましても、たびたびこの問題は取り上げられまして、論議をいたしたところでございます。しかし、結局、昨年十月十五日に、両被審人から、同意審決の申し入れと違反行為の排除計画書というものが……
○鈴木強君 本日参考人の方々には、御多忙のところ、たいへんありがとうございました。 御承知のように、カラーテレビの二重価格の問題をめぐっていろいろ社会的な問題を起こしておるわけでありまして、私ども委員会といたしましても、すでに二回ほどこの問題を取り上げて、通産省に対して行政指導の面等においてもできるだけの力を尽くしていただくようにお願いをしてまいりました。また、関係の皆さんにも参考人として御出席をお願いいたしましたが御都合で出席ができなかったということ、非常に残念に思いますが、幸いきょうは、おそろいで御出席をいただきましたので、この機会に、私はカラーテレビの問題を中心にして質疑をいたしたいと……
○鈴木強君 きょう、私は、国民センター法案の問題については基本的な問題だけを伺って、逐条的なことは次の機会に譲らしていただきたいと思います。ただ、一つ長官に伺っておきたいのは、国民生活研究所の歴史を調べてみますと、社団法人として国民生活研究所ができたのが昭和三十四年でございますね。そして、三十六年には経済企画庁から委託調査というようなことをやるようになりました。それから三十七年に、御承知のように、現在の特殊法人国民生活研究所というものが法制化されて今日に至っていると思うのですね。きょう、私は佐藤さんから、もう少し、一億円もの国費を投じて三十七年以来やってきた国民生活研究所というものが、具体的に……
○鈴木強君 経済企画庁長官に……。今度、物価対策閣僚協議会はいつ開かれますか。
【次の発言】 最近、野菜の値段を見ますと、確かに大根とかキャベツとか、そういうものは下がってきたようですね。ただ、きのう、おととい、私、八百屋をちょっとのぞいてみたのですけれども、タマネギですね、それからジャガイモ、こういったものが、卸値段は下がっているというのですけれども、依然として小売りのほうが安くなっていない。まあ一般的に見て、そういう傾向がありますね。卸値は下がっているが小売り値が下がらない、こういう現象を何とか早く是正しなきゃならぬと思うのですが、たまたまタマネギが五十五円くらいですね。これは生産者値段で……
○鈴木強君 きょうは、お忙しいところを国立衛生試験所の副所長さんにおいでいただきまして、恐縮に存じます。 実は、いま問題になっております、牛乳の中に農薬が残留をしている、そうしてそのことが国民の側から見ると非常に心配になるわけですね。要するに、農薬による牛乳汚染の問題これについて委員会でいろいろ当局の御意見を承っておるのですけれども、事柄が非常に専門的なことでありますし、直接試験所のほうから来ていただいてお伺いをしたほうがよかろうということで、おいでいただいたわけでございます。もう、専門の方ですから、私がいろいろ申し上げることはないと思いますが、私がこの問題をとらえましたのは、まだ日本には残……
○鈴木強君 議事進行。 質疑に入ります前に、一言総理大臣と大蔵大臣にお尋ねをしたいことがございます。 一つは、国会における予算の修正権の問題、もう一つは、暫定予算の問題でございます。 佐藤総理は、二月十七日の衆議院の本会議におけるわが党の成田委員長の質問に答えて、予算の修正権は国会にないのではないか、こういうふうにとれる御発言をされておりますので、この際、ひとつ明確にしていただきたいと思います。 簡単に、その議事録を私が見てみましたが、成田委員長の提案は、予算審議を通じて、国民生活の向上のための各党意見の一致を見られるような政策があれば、積極的に修正するという慣行を確立すべきではないか……
○鈴木強君 関連。いまの問題でちょっと総理にお尋ねいたしますが、先般、吉野公使がこの問題で一時帰国されましたときに、この委員会でも問題になりました。で、政府の基本的なこの繊維交渉の態度は、あくまでも政府レベルであるものをきめて、それによって業者に押しつけるという、そういうものではない、あくまでも業者がお考えになることであるという、そういうことを総理おっしゃいましたですね。その基本的な態度は変わっておるかどうか。それからいま非常に苦慮されているということですが、われわれも諸般の情勢からして、この繊維交渉が重大な段階に来ていると思います。したがって、一年間の期限を切った包括規制とかいろいろなことが……
○鈴木強君 議事進行について。 私は、この際、議事進行について一言政府にお尋ねをいたします。 実は、昨日の羽生委員の対米繊維交渉の実情についての政府の説明を聞いておりますと、総理大臣みずからがおっしゃっておりますように、包括的な規制はやりません、あくまでも業界の話し合いの中で事を進めたいという趣旨の御発言がございました。われわれはそのことを了とし、あくまでもひとつ、むずかしい話であってもがんばってほしいと、かように願っておりました。ところが、けさほど各新聞を見ますと、その中に、一つは、ワシントンの吉野公使がトレザイス米国務次官補とお会いになっております。これには一つの譲歩案を持っていってお……
○鈴木強君 私は、きょうは時間の関係上、政治姿勢を中心にして二、三の問題について総理にお尋ねをいたしたいと思います。
自由民主党の川島副総裁は、先般沖縄空港での記者会見で、自民党大会を十月に繰り上げて開いても党内に異論はないと思うと、こう語られておりますが、佐藤首相は自民党の総裁でもございますが、この副総裁のお考え方には賛成でございますか。
【次の発言】 いま国民が非常に知りたいと思っておることは、たとえば天皇陛下が皇太子殿下に地位をいつ譲られるだろうかということも関心があると思うのですが、と同じように、佐藤総理大臣が、今度の自民党大会で四たび総裁として立候補されるかどうかということも、これ……
○鈴木強君 きょうはひとつ、予定を変更しまして、万博の事故の問題を最初に伺いたいと思います。 十四日の開会式にも、御承知のような空中ビュッフェの事故がありまして、三時間半もお客さんがかん詰めになるという事故がありましたので、われわれはその後たいへん心配をいたしておったのでありますが、昨日、動く歩道で四十数人の重軽傷者を出すという大事故が発生いたしました。また、きのうは、子供たちの楽園、エキスポランド、ここでもジェット・コースターがワイヤのゆるみでストップをして、四十二人の子供たちが地上十メートルのところから非常階段を使って脱出するという、こういう事故も起きております。また、きのうは、立体迷路……
○鈴木強君 関連。 委員長、これは非常に大事な問題で、社会党としては緊急質問の時間を特にとっていただきたいと思いました。前例もありますし。しかし、きょうは土曜日でもありますし、諸般のことを考えて、十分に関連をしていただくということを条件にわれわれはきておりますから、他の党にも質問があると思います。非常に大事な問題ですから、この際、日本国民の気持ちを率直に私は国会を通じて反映をして、外交交渉をバックアップしたいと思います。そういう意味でございますから、どうぞひとつ時間はかなり許していただきたいと思います。 それで、第一点。先ほどの口上書をソ連の大使に渡したそうですけれど、その中に、能登と、そ……
○鈴木強君 関連。 いま外務大臣からの御報告を承りましたが、鈴木委員の御質問と私も同じようなことを言いたかったんですけれども、いまの御答弁ですと、ちょっと明確な点がありませんから、この点一つだけ聞きたいのです。 というのは、この報道によりますと、機長とそれから乗客代表の松元という方は、やはりその犯人の言われているような、北鮮へ行ったほうがよろしいという判断をとっているようですね。そこで、金山大使は機内といろいろ連絡をとっていただいているようですけれども、問題はそこにあると思うのですね。人命の安全を確保するという、そういう立場に立って、実際に拳銃を突きつけられている機内の人たちから見れば、何……
○鈴木強君 関連。ちょっといまの大臣の……。この外務大臣が全力を尽くして問題の解決のために努力をされていることは、非常に心から感謝しますが、ただ、いまの御報告を聞きましても問題になる点がありますから、それだけ伺っておきたいと思います。 それは事件発生以来五十時間、金浦に着陸して以来四十時間たっておるわけですね。したがって、横川委員がいま質問した中に、お客さんや乗員、そういう人たちの健康状態はどうだろうか、こういう質問をしましたが、あえて答えてないわけですけれど、ここが非常にわれわれが心配をするところです。したがって、北朝鮮に参る場合、航路の保証、着陸の保証、人命の保証、こういうことは取りつけ……
○鈴木強君 関連して二つほどお尋ねいたします。 大臣が非常に熱心にこの問題に取り組んでいただきましたことについては、心から敬意を表します。で、念のためにこれは伺うんですが、北朝鮮の赤十字社との関係、それから北朝鮮政府との関係で、三十八度線を越した場合に、飛行機の安全、乗員の安全、それから直ちに返すということについては了解のあることを聞きました。しかし、こちらの条件が変わったわけですね。要するに、山村政務次官が乗っていくわけですね、お客さんがおりて。ですから、そういう事情の変化は、その後、北朝鮮側に十分連絡がとれておるかどうかということが一つです。 それからもう一つは、いま小野委員もおっしゃ……
○鈴木強君 ちょっと……。 この乗客が全員帰ってこられたことについては、私も非常に喜んでいるわけですが、いまお話しのように、一面、山村政務次官さらに乗員の方々の安否を非常に気づかうわけですが、いま大臣のお話しの中で、私は一つ問題になるのは、きのうも私申し上げたんですが、三十八度線を越えて北に飛ぶ場合の保証については、事情の変化がある。要するに、乗客をおろして、山村さんとそれから犯人と乗員が行くということになっておるわけですから、明らかに事情の変化があったわけです。だからして、そのことを事前に北側に話をして安全の保証を取りつける必要があるのではないかと私は聞いたんです。ところが、あなたのほうで……
○鈴木強君 関連。関連ですから四つばかりまとめてお尋ねしますので、お答えをいただきたいと思います。 第一点は、いまも質問がありましたが、赤軍派の事前における破壊行為ですね、それと今度の計画を察知できなかったことに対して公安委員長にお尋ねしますが、この赤軍派というのは、御承知のように、大菩薩峠で悪いたくらみをしまして、われわれは非常に警戒をしておったわけです。警察庁のほうもこの赤軍派の暴力学生については、格別の配慮をしていただいているということも新聞等で見ておりましたから、まさかこういう飛行機の乗っ取りということが起きるとは思わなかったわけです。そういうこの一連の暴力学生の平素における監視とい……
○鈴木強君 昨年の板橋のガス爆発、特に地下鉄工事にまつわる。それが発生した直後ですから、非常に残念に思います。多数の死傷をされた方に対しては心からお見舞い申し上げますと同時に、負傷者の方の御全快を祈りますけれども、そこですね。公安委員長にひとつお尋ねしたいのですが、けさ私たちはここで「大阪ガス爆発事故について」という通産省の報告を聞きました。文書でもらいました。この中を見ると、被害状況で、死者七十六名、これは四月九日午前五時現在大阪府警調べ、こうあるわけです。そのうち、労働者のなくなられたのが、労働基準局の調べで、死亡三名、重軽傷十二名とあるわけです。いまの国家公安委員長の報告ですと、七十名と……
○鈴木強君 関連しまして、大蔵大臣と経済企画庁長官に一つだけ伺います。 それは、きのう新しい経済社会発展計画が答申されました。総理大臣は、この答申を受けて、政府としての計画をつくりたい、こう言われておりますね。それで、失礼ですけれども、いままで経済政策から始まって、経済社会発展計画というものを実際におつくりになりましても、それと実際の経済の動きというものは、みなちぐはぐになっておりますね。そのとおりいっていない、正直言って。だからして、私は、いま木村委員からも質問がありますように、まあ四・四%の消費者物価を見ておりますね、六年間平均して。最終年度三・八%にしたい、こういうことですけれども、そ……
○鈴木強君 総理大臣に最初にお尋ねします。 アポロ十三号は、御承知のように母体の故障のために月着陸を断念して、いま地球に戻っているのでありますが、着陸船とドッキングしたまま帰ってくるわけでありますから、たいへん心配をしているわけです。アメリカの国会では、三人の飛行士の安全を祈って決議をしているようであります。われわれもまた三人の飛行士の無事を祈っているわけであります。今度は予定地域への着水がそのとおりいけるかどうか、たいへん心配をされているために、ソビエトあるいはイギリスにおきましても、万一に備えて着水態勢に支障のないように対策を立てておるようでございます。わが国は海外派兵は認められておりま……
○鈴木強君 建設省の関係でちょっと一つだけ。簡単なことですが、一問だけ建設省にお尋ねします。 東名、中央、両高速自動車道を結ぶ清水と甲府間ですね、この間に高速自動車道を建設してほしいという意見が強く出て、関係地元は一体になって促進同盟会をつくり、陳情を行なっております。十三日には甲府で総会を開いて、今年度は中央道振興会に二百万円で予定路線の調査を委託する、こういうことをきめると同時に、四十六年度には国の調査路線に認定していただきたい、こういうことをきめて陳情することになっております。これは非常に大事な路線だと思いますので、ぜひ実現方御協力をいただきたいと思いますが、建設大臣の御所見はいかがで……
○鈴木強君 最初に、先月の二十八日の午後三時ごろ横浜港外の赤灯台北東に停泊中の川崎汽船所属のタンカー「ていむず丸」が爆発をして、四人が行くえ不明、二十四人が重軽傷を負うという事故が発生をいたしておりますが、近年非常にタンカーが大型化してまいりまして、(の扱いについては、狭水道における安全態勢の確立等を含めて、幾たびか問題になっておったのでありますが、今回こういうふうな事件が起きまして、われわれとしても寒心にたえません。そこで、すでに五十万トンというようなタンカーも建設が認可されておるわけでありまして、この原因を徹底的に追及して、再びこのような事故が起こらないように善処してほしいと思います。そう……
○鈴木強君 いまきつきあなたの御答弁の中で、来年度予算の中に、一応予算的措置はしているようにもとれる御発言があったわけですけれども、四十六年度に、六月末くらいまでに返還される見通しである。したがって、それに対応して、一部自衛隊が厚木基地が使えるように派遣をし、そのための必要な経費を当然計上しなければならぬのですね。そういうことばを申されましたが、これはもう非常に重大なことですよ。皆さんはどうも、いま米軍が管理をし、米軍が使用をしている軍事基地ですね、これは飛行場を含めて、そういうものをできるだけ自衛隊に使わせようという事前の動きをしておられる。現に北富士演習場がそうじゃないですか。あれは米軍が……
○鈴木強君 大臣にお尋ねします。本法律案を拝見しますと、本文が六十条、附則が十三条からなっておりまして、この中に十六の政令と四十二の省令によって重要な部分が定められることになっております。本文の六十条に匹敵するような合計五十八にも及ぶ重要部分が政省令にまかせられているという法律は、そう他にないと私は思うのでございます。したがって、この際、この法律案の審議にあたって、われわれはこの内容を知らないで審議を済ませるというわけにはまいりません。幸い大臣は、公害の連合審査会で、質問に答えて、これらの政省令については目下協議検討中であるので、おそらく各委員会付託審議の段階では提出できるだろうというような趣……
○委員長(鈴木強君) 一言ごあいさつを申し上げます。
本日、重ねて私が委員長に選任されましたが、前国会におきましては、委員各位の御支援によりまして、無事重責を果たすことができましたことをこの機会に厚くお礼申し上げます。
今期国会におきましても、前国会同様委員各位の御指導と御協力をいただきまして、無事に委員長の重責を果たしたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 引き続き、これより理事の選任を行ないます。
本委員会の理事の数は四名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
連合審査会に関する件についておはかりいたします。
道路交通法の一部を改正する法律案について、地方行政委員会に対し、連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時十分散会
○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行ないます。
請願第三二四号交通安全施策の財源確保に関する請願外五件を議題といたします。
本委員会に付託されております六件の請願について、理事会で協議した結果、請願第三二四号交通安全施策の財源確保に関する請願外五件の請願は、いずれも願意おおむね妥当と認め、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと決定することに意見が一致いたしました。
理事会の申し合わせどおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、審査報告……
○鈴木強君 最初に郵政大臣に若干お尋ねしたいのですが、私もいま質疑をここで聞いておりました。かつて私も逓信省に職を奉じた者の一人として最近の郵政事業に対する信頼が国民からたいへん失われておるということを常日ごろ非常に残念に思っております。この原因がやはり根本的に労使関係にあるということは、これはもう明らかな事実だと思うのであります。いま郵政審議会からの答申のことについて永岡委員からお話がありましたが、私はあれを見て一体国民はどういう感じで受けとめておるだろうか。毎日来る郵便配達さんの態度の悪さ、私どもが現に公報を配達をしていただくのですが、九時ごろ私がうちを出る場合でも公報がくることがない。何……
○鈴木強君 ただいま鉄監局長から御報告のありました、最近、国鉄あるいは私鉄の両面にわたる事故が続発をいたしておりまして、まことに遺憾にたえません。御報告のなかったものもございまして、たとえば三月五日、山陽本線上り雲仙2号の車両が火災になったと、これは幸いに負傷者がなかったのですが、そういう事件も起きておりますし、とにかく最近、国鉄、私鉄の事故というものが非常に瀕発をしておりますことを残念に思います。きょう私は、時間の関係がありますので、このうち富士急行の事故に対して質問をしたいと思います。 御説明のように、四日の午前八時二十五分この事故が発生いたしまして、十七人の死亡者と八十二人の重軽傷者を……
○鈴木強君 ちょっと関連。 これは委員長からいまの件で伺いたいんですけれども、ここにも述べておるように、原子力の開発利用を進めるにあたっては、その安全性の確保ということが絶対条件である――まあ、わが国におきましては平和利用ということですね――と書いてあるんだが、では、どういうふうにして法律的にも実際的にもこれを裏づけしていくかということになると、いまのように、一般労働災害の分野ではむずかしい、したがってこれは特別立法が必要だ……。ところが、原子力委員会なり科学技術庁長官に伺いたいんだが、実際にこれは政府として特別立法でいくという方針をきめておるのか、それとも、一般労災としていくということでき……
○鈴木強君 私は、きょうは労働省関係の審査だと思いますが、労働問題に関連をいたします関係で、昨日山梨県の富士吉田で発生いたしました富士急行の電車事故問題について、最初にお尋ねをしたいと思います。 きのうの午前八時二十分過ぎ、山梨県の富士吉田市下吉田、緑ケ丘第二踏切で、河口湖発大月行き急行電車が、十九歳の少年が運転をするトラックと激突をし、電車はブレーキがきかなくなって三・五キロ暴走し、そのあと横転をした。そして死者が十四人、負傷者が七十一人、こういう重大な事故を発生いたしました。まことに遺憾に存じます。 私はこの事件の内容についてお尋ねする前に、不幸この事故のためにとうとい命を失われた方々……
○委員長(鈴木強君) では、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員長に重ねて選任をいただきまして、たいへん光栄に存じます。皆さまの御協力を得まして、その重責を全うしたいと存じますので、何とぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 引き続き、これより理事の選任を行ないます。
本委員会の理事の数は四名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に鬼丸勝之君、二木謙吾君、千葉千代世君及び峯山昭範君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたしま……
○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月五日、千葉千代世君、吉田忠三郎君及び小柳勇君が委員を辞任され、その補欠として瀬谷英行君、近藤信一君及び大和与一君が選任されました。
また、本日、石原幹市郎君及び奥村悦造君が委員を辞任され、その補欠として高田浩運君及び長田裕二君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についておはかりいたします。
鬼丸勝之君から、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
○委員長(鈴木強君) ただいまから、交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。去る二月二十三日、高田浩運君、長田裕二君が委員を辞任され、その補欠として石原幹市郎君、奥村悦造君が選任されました。
また、本日、奥村悦造君が委員を辞任され、その補欠として山崎竜男君が選任されました。
【次の発言】 交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。根本建設大臣。
【次の発言】 引き続き、本案の逐条説明を聴取いたします。建設省高橋道路局長。
○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十日、山崎竜男君が委員を辞任され、その補欠として奥村悦造君が選任されました。
【次の発言】 交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本案に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それではこれより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御発言もなければ、討論は……
○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 湊副長官に最初に基本的なことでお尋ねしたいのですが、ただいまも峯山委員のほうから政府の交通安全対策に対する取り組み方がどうかすると一般的な公害対策と比べた場合に少しなまぬるいのではないだろうか、欠けている点があるのじゃないだろうかという御指摘がありました。率直に言って私もそういう感じがするのでございます。特に最近の交通事情というものを見ておりますと、一そうそういう気がするのでございますね。もちろんなまけてお……
○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。 これより請願の審査を行ないます。請願第一八六号ドライブイン等ドライバーの休憩所において酒類の販売を禁止する法律の制定に関する請願外七十件を議題といたします。 本委員会に付託されております七十一件の請願について理事会で協議した結果、請願第一八六号ドライブイン等ドライバーの休憩所において酒類の販売を禁止する法律の制定に関する請願外七十件の請願は、いずれも願意おおむね妥当と認め、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと決定することに意見が一致いたしました。 理事会の申し合わせどおり決定すること……
○鈴木強君 最初に、今国会への提出予定法案について大臣にお尋ねいたします。 大臣の所管事項の御説明によりますと、今国会に予定をしております法律案は大体七つだと思います。そのうち郵便法と公衆電気通信法のそれぞれ一部改正法案は提出はされておりますが、あとの郵便貯金法の一部改正法律案、簡易生命保険法の一部改正法律案、それと有線テレビジョン放送法案、それとNHKの四十六年度の予算案、そのほか説明の中に触れております国家行政組織法の一部を改正する法律案、これが提出されれば、郵政省設置法の一部を改正する法律案が出てくるということでございましたが、一体これらの残された五つの法案はいつごろ国会に提案されるの……
○鈴木強君 前回に引き続いて若干の質疑をいたしたいと思います。 最初に、逓信病院の建築をめぐる汚職事件についてお尋ねいたします。東京逓信病院の増改築工事は、昨年から三カ月計画で進められておりますが、先月の二十五日に、この建築工事にからむ汚職事件が発覚し、郵政大臣官房建築部の谷口という技官が収賄の疑いで逮捕され、また中野区にあります宮園製作所の宮園社長、川崎市の富士輸送機工業東京支店の山田という営業主任の二人が贈賄の疑いでそれぞれ逮捕された。同時に郵政省の建築部など六カ所が捜索をされております。その後この事件はさらに拡大をし、港区役所まで波及をしているというようなことが報道されております。私は……
○鈴木強君 最初に前回残りました放送番組のモニター制の問題について、大臣にお尋ねしたいと思います。 たしか昭和四十六年度、来年度の予算編成の際に郵政省として番組のモニター制という制度をつくろうという御構想があって、予算要求をなすったそうですが、その後、これが査定の段階で全部削除されたということを聞いておるのですけれども、大臣としてはこのあと、この問題についてはどういうふうな処理をされるのか、さらに来年に向けて、こういう制度をつくろうとしておられるのかどうか、他の方法によってあるいはねらった効果を求めようとするのか、そういう点について最初にお尋ねしたいんですが、お答え願います。
○鈴木強君 これから御質問申し上げるわけですが、私は最後のほうですから、おそらく大かたの問題点は出尽くしていると思いますので、もし重複する点がありましたらどうぞおっしゃっていただいて、その点はあとで私も議事録で了承することにいたしたいと思います。 質疑に入ります前に、一つお尋ねしたいことがございますが、それはNHKの昭和四十四年度決算の御報告がまだ国会に出されておりません。これは放送法に基づきますと、たしか翌年の五月末日までに提出することになっておりますね。NHKから郵政大臣に。どうしていままでおくれておりますのか。まず、NHKのほうでおくれておるのか、よくわかりません。郵政省のほうでおくれ……
○鈴木強君 四月の二十日は逓信記念日――いまは郵政記念日ですね。で、ことしは郵便事業が創設されて百年に当たるわけですが、非常に意義のある年だと思います。私ども直接、間接に郵政事業にタッチしている者にとりましては、郵政事業がますます発展しますようにと心から願っておるわけですが、現状においては、どうも郵政事業の経営形態を公社化する是非に関する答申というのを拝見しましても、あるいは郵便事業の正常運営を確保するための方策に関する答申、こういうものを拝見いたしましても、どうもこのままでは、特に、郵便事業については国民から信頼をなくしてしまうだろうという意見が強く出ておるわけでありまして、非常に残念でござ……
○鈴木強君 最初に、沖繩返還の関係の問題で、若干お尋ねしたいと思います。 いよいよ沖繩返還に伴う日米間の交渉も大詰めにまいっておるように思います。そして積極的に交渉に当たっている皆さんの御苦労にわれわれ国民の一人として感謝しているわけですが、要はどのような最終段階において状態になっているかということを実は伺いたかったんですが、そのうちで特にこの委員会に関係のあるVOA放送の扱いをどうするか、こういう問題が沖繩返還後の基地の問題やあるいは在沖繩米軍の財産の引き継ぎの問題、こういう問題とあわせて非常に重大な問題になっていると聞いているわけです。 そこで、VOAについては、井出郵政大臣と愛知外務……
○鈴木強君 通産大臣がまだ出席をしておりませんから、その間、郵政大臣にひとつお願いをしておきたいんでありますが、これは電電公社の総裁にもあわせて要請いたしたいんでありますが、御承知のように、いま全電通の労働組合は賃金引き上げについて闘争をいたしておりますが、四月二十七日に、私がこの問題について本委員会で労働大臣並びに郵政大臣にも強く要請を申し上げて、その当日の閣議で有額回答をすることをおきめいただきました、民間賃金がまだ十分に適用されない段階において政府が有額回答を出すことに踏み切ったことは私は一応評価をしておきました。その気持ちはいまも変わりはありません。今後当時者能力の発揮により一そう積極……
○鈴木強君 尾佐竹参考人にちょっとお尋ねしたいのでございますが、この委員会でもいろいろ論議になりまして、まだはっきりと政府の御答弁がいただけない点があるのですが、それはこの現在われわれがよく情報化社会とか、知識社会とかいろいろのことを言っておるのですが、一体情報化社会というものの定義というのはどういうものであるのか、こういう点が実は釈然としないのですが、先生は電気通信の回線のほうの権威者のようでありますから、結論的にそこに質問がまいるのでありますが、いまわれわれがこういう事態を迎えてはたして情報化社会なり知識社会というものがこれから十年先、二十年先、三十年先の長期に展望した場合にどういう姿にな……
○鈴木強君 ちょっと関連して。 大臣ね、これは理論的には私はきわめて明快だと思うんですよ。この制度がいつできて、この制度創設の趣旨というものがどこにあったかということですね、いまわれわれが十分に認識して、その後社会制度が変わり電話事情が変わってくる、だからその変わった、生きているいまの情報化社会といわれる情勢にマッチすべく、この制度をどうするかということを考えて結論を出すべきだと私は思うのですよ。たからまだ磁石式で幾つか交換手さんの手を通して長距離に電話をする場合、あるいはそうでない場合、いずれにしても、磁石式の当時の制度というものが、まだまだ戦争前の四分の一世紀の中と、急激な変化をした社会……
○鈴木強君 最初に、行管庁、防衛庁関係、法務省の皆さんから若干意見を伺いたいと思います。 最初に防衛庁にお尋ねしますが、先般、懸案の第四次防衛計画が発表になりました。その中を拝見しますと、もちろんこれはまだ正式に国会に報告をしたということではなくて、私も新聞情報によってきょうは質問するわけでございますが、今後、防衛庁は独自のマイクロ網を建設をして全国的な通信というものを電電公社に依存することなくやろうという、そういう御計画を持っておるようですが、第四次防でおきめになった独自のマイクロ網建設というこの通信網計画に対して、その内容を説明していただきたい。
○鈴木強君 いま永岡委員から、簡保の一番急所である資金の運用について御質疑がありました。私も同様に、この法律の精神に基づいて被保険者の方々、契約者の方々に有利なサービスをするというたてまえに立つと、どうしても資金の運用において効率的な運用をしていただいて、それによって生ずる益金ですね、こういうものを還元するということが基本になるわけでありますから、保険数理的にいろいろと掛け金などきまっておるんですが、できるだけその掛け金を安くし、しかも還付金を多くするということは、何といっても資金の運用にかかってきていると思います。それで、いま思い出しますと、昭和三十八年の六月、第四十三国会で、私はかなり当時……
○鈴木強君 この点は私が示した具体的な例と比べまして、最近における利回りがどうなっておるのかということをお尋ねしたわけでございますが、新しく住宅積立郵便貯金制度というものを設けられる理由、これをもう少し伺いたいのですけれども、私どもがいただきました資料によりますと、「新たに預金者が住宅金融公庫から特別の条件で住宅建設の資金の貸付けを受けることができる住宅積立郵便貯金を設ける必要がある。」というふうな簡単な御説明がございますが、もちろんこれは郵便貯金の預金者の利益を増大するという基本的な考えの上に立っていると思いますが、どうしてこういうふうな住宅積立郵便貯金を設けるという、その趣旨をもう少し説明……
○鈴木強君 日銀総裁にお尋ねいたします。本日は御多忙のところありがとうございました。わが国経済の現状を見ると景気は停滞をしている、こういうふうに見られるわけですが、まあこの見方に対して一面ではたいした心配はないというような意見もありますし、それから不況が深刻化してきているという心配も出ておるわけでありますが、総裁としては、現在のこの景気の動向をどういうふうにごらんになっておりますか、お伺いいたします。
【次の発言】 けさ通産省が発表した一月の鉱工業生産指数を見ますと、いま総裁のおっしゃったような主力産業の景気動向というのは、全体として依然停滞をしておる。生産、出荷、在庫、いずれも指標が悪化して……
○鈴木強君 関連。 簡単に一つだけお尋ねします。いまの竹田委員の御質問にありました石油の原油の売り渡し価格に対して国際的なカルテル行為が行なわれているかどうか、そういう点なんですけれどもね。せんだって公正取引委員会が立ち入り検査をやられたようですね。その結果、まだ私聞いておりませんけれども、かなり疑わしいというのが証拠がつかめたように聞いているわけです。ですから、通産大臣としてもその辺は非常にむずかしいと思います。むずかしいと思いますが、慎重に御配慮いただきたいというのが一つ。 それから、いま西村委員の御質問の中にありましたように、わが国の石油の九〇%以上が外国に依存しているわけですね。で……
○鈴木強君 関連。いまの郵政大臣の御説明を伺って、ちょっと四つばかり問題点がありますので、まとめてお尋ねします。 まず第一は、この法律の適用対象は再放送の場合と、もう一つはあきチャンネルを利用した自主放送の場合に限るのかどうか。そうだとすれば、近い将来予想される、たとえば回線を利用して、それにコンピューターをつないでやるいわゆるデータ通信的な問題、あるいはテレビ電話ですね、それからもう一つは電送新聞、これは新聞社等が考えておるようですが、そういったサービス的なものについては対象除外になっているのかどうか。除外になっているとすれば、そういうサービスが開始された場合、これは何ら法律的には拘束を受……
○鈴木強君 ちょっと関連して。 いま木村委員の御質問の中で、もう身障者に対するあたたかい政府の御措置というものがわれわれがはだに受けとめるだけのものが出てきていないと思うのです。郵政省のおやりになっていることは私は非常にちぐはぐなところがあると思いまして、たとえば年賀はがきで一円の寄付金つきのものを発行しております。そうしてそれをまあ福祉施設その他に厚生大臣等と相談をして配分をされている。これは本来郵政省のやる仕事じゃないでしょう、これは。そういう点をやっているんですよね。それからまた、一面盲人だとか身体障害者一だとか、そういう方々に対する割引の問題については、われわれはもう十何年間毎回意見……
○鈴木強君 関連。 この問題は非常に私は重要な問題であるし、根も深いと思います。それで、いま吉田委員がおっしゃったように、こういうことが出てきたのは、電波行政に対する国民の不信が根強くあるからだと私は思います。 私もかなり逓信委員会等におきましても、電波に対する免許のしかたについては、十数年間、いまのやり方が間違いだと、直すようにと迫ってまいりました。特に三十九年にあの例の放送関係法制調査会から答申が出て、免許については大臣権限からはずして、そして第三者によってこの免許権というものを行使するようにしなさいという法律改正に対する答申が出ている。それだって今日まで改正をサボってきているじゃない……
○鈴木強君 関連ですが、簡単に一つお伺いしますが、いまの経済企画庁長官の経済見通しに対する改定問題ですね。私は、いま羽生委員が七〇年代の長期展望に立った日本経済のあり方をお尋ねしていると思うのです。この際に特に日本の場合は、アメリカに対する貿易の依存度が非常に強いわけですから、アメリカ経済というものが今後どういうふうに変わっていくかということを大きな判断の要素の一つとしておかなければいかぬ。そういうことを踏まえていったときに三年目に当たる四十七年に経済社会発展計画はあらためて改定することになっておりますので、そういう海外の、特にアメリカの経済はどういう動きをしていくのかということを見きわめた上……
○鈴木強君 私は物価対策特別委員をいたしておりますので、その立場から、今回の国鉄運賃の値上げ、さらに国鉄財政再建促進特別措置法案につきまして、若干の質問をいたしたいと存じます。
最初に、本論に入る前に一つお尋ねをいたしたいのは、この値上げ法案が通りますと、一日に大体どの程度の増収になるのでございましょうか。また、年間を通してみますと、国鉄財政はこの値上げによってどれだけふところぐあいがよくなるのか、これを最初に承りたいと思います。
【次の発言】 これは四月一日から値上げを予定しておるものだと思います。すでに国鉄関係の予算は国会を通過しておるわけですが、そうなりますと、一日二億五千万円の増収を……
○鈴木強君 最初に、平和利用のための宇宙開発、この基本的な考え方について、科学技術庁長官にお尋ねをしたいと思います。 御承知のように、原子力の平和利用の問題とあわせて、宇宙の平和利用はきわめて重要な問題だと思います。すでに、原子力の面におきましては、原子力基本法という法律が昭和三十年に制定をされておりまして、その第二条にも、あくまでも日本における原子力の研究開発というものは、平和の目的に限り、民主的な運営のもとに自主的にこれを行なうものとし、その成果を公開し、進んで国際協力に資するものとする――いわゆる平和と自主、公開という、その三原則が貫かれていると思うのであります。私は、きょう実は総理に……
○鈴木強君 非常に時間の制約もされておりますので、ひとつ御答弁も簡潔にお願いしたいと思います。
最初に、きょう私は建設省の甲府工事事務所の解雇問題についてお尋ねをいたすわけでありますが、あらかじめ予算の理事を通じて、所長の川合氏にもこの委員会に出席していただくように取り計らっておったのでありますが、これは出席をしておりますか。しておらないとすれば、その理由は何ですか、お尋ねいたします。
【次の発言】 これは、私も、直接の任命権者は甲府の工事事務所長でありますから、所長から今日までの経緯、また本来の私の質問をお尋ねしたかったのでありますが、官房長の言うような理由でございますならばやむを得ないと……
○鈴木強君 鈴木公述人に二つお聞きしたいのです。一つは、貿易の自由化、資本の自由化、これに対応する日本産業はどういう対応策を持っていなければならぬかということですね。たとえばお述べになりました情報化社会に進む場合のコンピューター開発等につきましても、日本はIBMと技術提携をしてやってきております、富士通さんは独自の開発をしてきておりますけれども。そこで、これからIBMというものがどういうふうに日本産業の中に入ってくるのか、ここら辺はわれわれとしても心配になるわけですけれども、これはハードの開発については日本はあまりアメリカに負けてない、こう言われるのですけれども、私は必ずしもそうでないと思うの……
○鈴木強君 私は幾つか伺いたかったんですけど、時間がおくれてますから、藤野さんに一つだけ伺いたいんですが、まあその発展途上国への援助のしかたですけれども、これが非常に問題になっておりまして、御承知のような、一生懸命協力をしてやって、逆に悪口を言われてるというのが日本の海外協力ですね、経済協力の実態だと思うんですよ。そこで、特に東南アジアとかアフリカ地域のそういう感情がどこから出てくるかというので、いま使節団が行っておられるんですか、近く行かれるか――アフリカと東南アジアのほうへ行かれるようでございますけどね。そういうところまで財界あるいは貿易業界、産業界が乗り出てると思うんですけど、あなたがい……
○鈴木強君 きょう私はたくさんの質疑をやる予定で通告をいたしておりましたが、御承知のようにこの委員会、だいぶおくれておりまして、おそらく七時過ぎになるのではないかと思います。そういう関係でございますから、私は議事進行に協力をする意味において、約三十分間とるようにいたしました。そこで、多少私の質疑を変更せざるを得ないのでありますが、そういう点御了承をいただいておきたいと思います。 そこで第一番にお尋ねしたいのは、倉石農林大臣は先刻万国博覧会に政府の客員として来日中のソ連イシコフ漁業相と会談されたようでございます。この席上、北方水域の安全操業問題についての話し合いがなされましたでしょうか、どうで……
○鈴木強君 最初に、米軍との間で電話の使用料金が未払いになっている問題について伺いたいと思います。
平和条約が発効した昭和二十七年度から四十三年度までは決算上はっきりしていると思いますが、できれば四十四年分もわかっておりましたら、含めて、現在米軍が公社に支払わなければならない専用設備使用料金のうちで未払いになっておる額は、正確には幾らになっておりますか、それを教えてもらいたい。
【次の発言】 そうすると、まあ回りくどいことは要りませんから、現在とにかく米軍が公社に払わなければならない、そういう金は八十億九千万円あるわけですね。その八十億九千万円のうち終戦処理費支弁の施設と、それから安全保障諸……
○鈴木強君 最初にお尋ねいたしたいのは、資源調査会の勧告ないしは報告が、実際にどういうふうに行政の面に生かされておるかということについて伺います。資源調査会は昭和二十二年に発足をしたものでございますが、わが国の乏しい資源の高度利用と保全を行政経済面に反映させるために設置されたものでございます。ここには約七百人の専門の方々がいらっしゃいまして、それぞれの立場から研究をされ、討論を重ねて、重要な勧告や報告をなされておると思います。で、最初に、二十二年発足以来今日まで勧告と報告は幾つなされておりますでしょうか、これを教えていただきたいのです。
○鈴木強君 最初にひとつお尋ねをいたしたいのは、わが国もモータリゼーションの時代に入りまして、車が国民生活にとってなくてはならないものになりました。しかし、その反面、年間に百万人に近いとうとい人命が死傷されておるのでありまして、世に交通戦争とか、あるいは走る凶器、走る棺おけとか、そういうふうなことまで言われておるのでありまして、その面の対策を瞬時もおろそかにすることはできないと思います。そういうわけで、このモータリゼーションの時代の中で、交通安全対策ということはきわめて重要な問題だと思います。 それで、ひとつ警察庁と厚生省にお尋ねしたいのでありますが、現在日本には、約千七百万台の自動車が走っ……
○鈴木強君 総理府総務長官に、最初に沖縄返還の大体のスケジュールがおわかりになっておりましたらお聞かせいただきたいと思います。たいへん御苦労いただいて、いよいよ交渉も大詰めにきているように思います。
そこで、閣議の決定、さらに調印、そうして臨時国会、それから実際に移管される時期と、こういうふうに段階を経ていくと思いますが、まだいろいろ問題が残っているようですが、一番中心になってやっていただく長官として、大体のスケジュールというものはお持ちになっておると思いますから、おわかりになっておりましたら教えていただきたいと思います。
【次の発言】 たいへん御苦労をいただいておりますが、おっしゃるように……
○鈴木強君 最初に、これは官房長か経理課長か、予算担当の方でけっこうですが、四十六年度の農林予算の中で、特に農林省としてこれだけはことしはやりたいというような目玉的な計画があったのだが、これが予算折衝の段階で削減をされた、あるいは削られてしまったというようなものはありますか。
【次の発言】 それはけっこうでした。ただ、私の心配したのは、まあ総合農政を施行されて以来、いなかのほうを見てみましても、この専業農家という姿はだんだんと薄らいで、むしろ兼業農家がふえておる。私は去年も申し上げたのですが、たとえば山間僻地の特別の傾斜地帯に農耕をしておる農村の人たちの現状などというのは、これはたいへんな苦し……
○鈴木強君 最初に沖縄にありますVOA放送ですね。先般、委員会のほうで大臣に関連でお尋ねしたのですが、どうも外務省の考え方と、それから郵政省は電波法によって当然おやりになるのですが、これは姿勢の中に若干の私は差があるように思うのです。ここのところ毎日毎日、国会ではそのことを政府にただしておるわけですが、どうもはっきりしない。これは、おそらくアメリカ側がかなり強硬にVOAを存続させようという希望を持っているからだと思いますが、しかし、これは返ってまいりますれば、当然、国内法が適用になるわけですから、ですから、電波法上は外国人に免許権を与えることはできないわけですね、五条がある限りにおいては。した……
○鈴木強君 最初に道路関係で若干お尋ねします。 山梨県の富士吉田から国道五十二号線に接続する県道を国道にぜひ編入していただきたいという地元の強い意向がありまして、私も何回か国会において建設大臣にお願いしたのでありますが、おかげさまでこれが昨年国道に編入できましてたいへん感謝にたえません。いろいろありがとうございました。お礼を申し上げておきます。 それで、ついてはまた、これは編入になりますれば、地元から早く舗装してくれとか、あるいは中ノ倉という地域がございまして、かなりカーブがきついところでございまして峠があります。そこいらも少し拡幅をして、早く舗装してもらいたいという希望があるんですが、い……
○鈴木強君 主査及び副主査の選任は投票の方法によらないで、主査に金丸冨夫君と副主査に竹田四郎君を推選することの動議を提出いたします。
【次の発言】 最初に、四十六年度の防衛庁の予算の中で、特に予算折衝段階で、防衛庁がどうしてもやりたいと思った点で削減をされ、あるいは予算に計上されなかったようなところがあるかどうか、この点いかがでしょうか。
【次の発言】 いまお話のありました隊員の処遇の改善のために特別の配慮をされております。これは長官のいつも言われる隊員を思う気持ちからだと思いますが、特別弔慰金の引き上げの問題、あるいは具体的な隊庁舎の新改築の問題、あるいは宿舎の増置の問題、こういう問題はいま……
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