森元治郎 参議院議員
4期国会発言一覧

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森元治郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは森元治郎参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

森元治郎[参]本会議発言(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 参議院本会議 第6号(1957/02/13、4期、日本社会党)

○森元治郎君 私はこの際、イギリスの水爆実験に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、日本社会党を代表して、来たる三月一日より太平洋クリスマス諸島周辺におけるイギリスの水爆などを含む核爆発実験に関して、政府の所信をただしたいと思います。  原水爆による人類の破滅を防止せんとするわが国民の要望は、昨年春、衆参両院の原水爆実験禁止の決議に基く関係国への働きかとともに、ようやく世界的関心を呼び起してきましたが、この殺人兵器を所有する国々をして反省させるに至っていないことは、はなはだ遺憾であります。しかしながら、当面問題のイギリスにおいては、すでに婦人団体が、良心あるイギリス人は、……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 参議院本会議 第25号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○森元治郎君 この際、私は、当面の外交方針に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 ただいま佐藤尚武議員から、いろいろわが党の訪中使節団に関連して御意見が述べられましたが、われわれの尊敬する大先輩の御説ではありまするが、どうも、日本のかつて大日本帝国時代の気分がまだ残っているような感じもすることを遺憾に存ずるのであります。(拍手)また、共産勢力が伸びていって、日本があしたにも消えてしまうというようなことは、いやしくもわれわれ社会党及び日本を愛する国民が存在する限り、さようなことは絶対ないことを私は申し上げたいと思います。  そこで、私は日本社会党を代表して、外交に関する若干の点に……

森元治郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

森元治郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 外務委員会 第9号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○森元治郎君 河野農林大臣の御出席を初めにお願いしたいのですが。
【次の発言】 共同宣言の中で何といっても重要な問題は、領土の継続審議にしぼられてきたと思います。そこで昨日来河野フルシチョフ会談というものの真相がどうであるか、これなくしては領土継続審議の進め方がむずかしいというふうになってきました。しかし私はこの点についてはあとから出られるわが党のベテランに譲りまして、私は二つの点について関連した質問をしてみたいと思います。  政府に対して、衆議院から参議院と審議が移るにつれて、だんだん理解が深まってくるというのであればよろしいが、だんだん問題が微妙になってくるということがはっきりしてきた。そ……

第25回国会 内閣委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○委員外議員(森元治郎君) 委員長から、防衛庁当局にお願いをしてもらいたいのですが、百里原の飛行場設置計画――自分のうちがかかる、だれさんのうちがかかるとかかからないとかがわかるような現地の地図を一つ作ってもらいたいとお願いしてもらいたいのです。  続いて質問に移ります。時間がないそうですから、長官、簡単にやりますから、どうか明確にお願いをいたします。  茨城県には神ノ池と同じ百里がありますが、大へん近ごろ当局が気合いをかけてきまして、強行する方針のように感じられます。そこで、現地に流されている当局側の宣伝によりますと、一つ、百里が取れないようではどこも取れない、どの角度から見てもこんなうまい……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 外務委員会 第閉会後1号(1957/08/01、4期、日本社会党)

○森元治郎君 私は、共同コミュニケに従って、事実についてお伺いいたします。論争をする時間もございませんから、簡単で明瞭に御答弁をいただきたいと思います。  大体三つの問題であります。一つは世界情勢の認識ということ。第二点は、ラドフォードの説明を総理大臣はどのように理解されたか、聞かれたか。第三点は、アメリカ軍の撤退と削減について。この三点であります。総理は、どうもそのときそのときでうまい話をされるので、いろいろほんとうのところはわからないのですが、今度のアメリカ訪問で、アメリカが、共同コミュニケで見られるところは、軍事的な色彩が非常に強い。大きな政治的観点から問題を処理するというより、軍事的情……

第26回国会 外務委員会 第5号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○森元治郎君 外務省に伺いたいのですが、その内容にも大差ございませんとあります。これは相手国が変ったということから生ずる違いということですか。それが一つと、もう一つは飛行機に乗ってブラジルに行く場合、技術移民と単独渡航者を運ぶのだ、こういうお話が政務次官及び高橋局長からありましたが、そんなにたくさん飛行機に乗りたくて待っているほどあるのですか。
【次の発言】 そういう予想される渡航者、今政務次官が指摘された人々の数が、航空開設を促進させるほどの力があったわけじゃないのですね。

第26回国会 外務委員会 第6号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○森元治郎君 まだ飛行機もそろわない。乗っていく貨物、お客さんも格別予想されないけれども、相手国から話があれば、あるいは自分の方からでも航空路の開設をどんどん進めていくのですか。準備もできない、乗る人も物も格別に予想されない。それからDC7、DC8が来ない。まだ四、五日かかるけれどもその間に話し合いがあれば路線だけは設定してしまう。協定を結んでいくというようなことになるのですか。
【次の発言】 これまでの航空協定で改訂しなければならぬというような条項が出てきておるかどうか、既存の航空協定。
【次の発言】 日本が国交を開いている国で文化協定のない国はどういう国、何ヵ国ございますか。

第26回国会 外務委員会 第11号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○森元治郎君 ユーゴスラビアとは早く国交を回復したのですが、ポーランドも昭和二十九年の暮に日本に対して国交を回復したいと申し入れをしてきたのですが、これを取り上げなかったその間事情を、ちょっと条約局長から。
【次の発言】 そういうことは外務大臣も政府もかねがねおっしゃるのですが、よく国交というものを考えてみると、やはりポーランドはソビエトの子分でもないし、ポーランドという一つの国である。一つ一つの国との国交を考えていくべきで、親分のソビエトと話がつかなければ子分どもとは話をしないというようなことは非常にまずいと思う。それが証拠に外務省の中でもやったらいいじゃないかという議論があったことは条約局……

第26回国会 外務委員会 第12号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○森元治郎君 この前の会議で政府側が回答を留保した、ツィランケヴィッチ総理の日本訪問申し入れの件について。

第26回国会 外務委員会 第13号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○森元治郎君 国連の外交について六つばかりお伺いしたいと思います。  第一点は原水爆の事前登録制について。これはどうも原水爆を持っている大国のような顔をして、非常になまぬるい案だと思うのです。これの直接の批判は竹中委員その他からありましたから、国連における取扱いについてお伺いします。この問題を沢田代表が取り出したときには、その会議のしょっぱなでソビエトが実験の即時禁止を提案した。それがためにどうもソビエトに同調するのはおもしろくないから登録制の案を出した、こういうふうに考えてよろしいかどうか。  第二点は、沢田、佐藤、ここにおられる佐藤代表などが行かれたのは去年の暮で、会議の始まったのは一月の……

第26回国会 外務委員会 第15号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○森元治郎君 これはチェコとポーランドの協定が成立してから、批准書交換はロンドンとワルシャワでやるようになっておりますが、その間の段取りはどういうことになるのか、事務的なことですが、ちょっと。
【次の発言】 ロンドンの場合には日本の大使館がありますので、事務的には不便はないようですが、ワルシャワの場合は内地から行くのですか、近所の大公使をやるのでしょうか。
【次の発言】 これは仮定ですが、国会の承認を得てから来月半ばごろまでの間に大体一月ありますが、そのくらいには批准書交換を終れる見込みでしょうか。
【次の発言】 この前三月二十八日の委員会だったと思うんですが、井上政務次官は、この二つの国に専……

第26回国会 外務委員会 第16号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○森元治郎君 できれば二つ伺いたいと思います。時間もないので整頓をします。また幸い総理大臣も頭が非常によろしくて記憶力がよろしいようですから、質問を並べますからどうぞ一つお願いをいたします。  一つは、先ほど石黒委員のことにも関連するのですが、石黒さんさっぱり、御自分の質問に対する総理からの御答弁、思うつぼにはまらないので御不満のようですが、私も同様であって、政府の原水爆問題に対する態度が思いつきである。たとえば今までは実験禁止かと思うと、国連へ行ったらば登録制が強く出てくる、そうするとまた今度は人道上の見地からアメリカにあるいはソ連に申し込む、またきょうはこの探知方法ということを考え出してや……

第26回国会 外務委員会 第17号(1957/04/30、4期、日本社会党)

○森元治郎君 簡単に御質問申し上げます。核兵器と憲法に関する政府の統一的見解、この一点を伺います。核兵器が日本に導入されるということは、憲法の関係あるいは国の世論、海外の世論などから見て大へんな大きな問題になると思います。みすみすこれを容認してしまったならば、一部には核兵器の一部は通常兵器だというような議論も出てきた今日、われわれは看過することができないし、外務委員会としてもこの点を将来のためにはっきりと伺いたいと思います。総理の方は従来通り憲法解釈上核兵器は持てないのだと、ところが防衛庁長官は、政府が発表した統一見解にきわめて近いような発言で、全部が違憲だとは思わないと言っております。そうし……

第26回国会 外務委員会 第22号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○森元治郎君 例によって時間がありませんから、質問を列挙して二つに分けて申し上げます。  第一の点は、原水爆禁止呼びかけの跡始末はどうされるか。この呼びかけは私は大した成果をおさめたと思いますが、イギリスやアメリカは大へん苦労をするし、いいところへ追い込んだと思っておる。道義の力というものも現実にこれほど大きい力があるということを発見したことは、われわれ国民にとって将来のために大きなことをつかんだと思っております。ところが政府は、核兵器も持てるのだという例の声明以来すっかりこれをぶちこわして、百の説法何とか一つという結果になったように見えます。それが証拠にアメリカ、イギリスは喜んでしまった。ま……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 外務委員会 第3号(1957/11/08、4期、日本社会党)

○森元治郎君 このごろの外務省の人は銭金の話をあまりしなくなったの・だが、近ごろの世界の各地の生活水準からいって、この在勤俸で食えるようになったのか、外人のお客さんをして、二、三度ぐらいでもやれる余裕があるのか、若干の貯金ぐらいもできるのか、その辺を一つ官房長最近帰ってきたのだが伺いたい。
【次の発言】 外務大臣代理の政務次官に思い付きですが、ちょっと申し上げてみたいと思うのだが、私はこの共産圏の外交について従来は外交官試験を通ってきたキャリアの外交団だけが、国際情勢から経済情勢を報告しておったのですが、これは特殊な国なので、ちょうどアメリカがジョージ・ケナンを出したと同様な趣旨で若い篤学の士……

第27回国会 外務委員会 第4号(1957/11/09、4期、日本社会党)

○森元治郎君 この提案理由の説明を読んでみましても、このようなむずかしい交渉をよくここまで持ってきたものたと思うのですが、どういう交渉をされておるのでしょうか、どういう理由があるのか、二つ、三つお願いいたします。
【次の発言】 話はちょっとそれるけれども、日本の国会議員団を十人だか豪州が呼ぶという話があったようですが、これはどういうところで話がとまっているのですか、進んでいるのですか。
【次の発言】 この説明によると、この協定が実施されれば、大幅な貿易の増進が期待されると、ぽつんとこううたっておるのですが、今年の一月から八月までの例を見ても、一と十くらいの比率で、日本の方が大へんな入超になって……

第27回国会 外務委員会 第6号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○森元治郎君 大体三つくらい伺います。核爆発実験禁止案を中心にお伺いしますが、この案を見て感ずることは、アメリカ案のようでもあるしソビエト案のようでもある、どうもはっきりしないということは、同僚議員がすでに衆議院においてあるいはここにおいて指摘したところでありますが、一番欠けておるのは本当にやる気があるのかどうかということであります。何か木に竹ついだようなところが中小企業団体法の案とちょっと似たような感じがする。ソビエトがおれとお前の案と似ておるじゃないかというのもこれは当然、一体誰がこの案を作った、おそらく総理は、あるいは閣僚諸公はなかなか専門的な問題だから事務当局に立案さしたんだと思います……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 外務委員会 第閉会後1号(1958/05/31、4期、日本社会党)

○森元治郎君 国際協力局長に伺いたいのですが、選挙中に外務省が目下作業をしている原水爆禁止と軍縮案、これについてお伺いしますが、今外務省では、われわれがかねて主張したように、原水爆の実験の即時無条件禁止、こういう案を作っているのだと、こういうことが出ておりましたが、そういうことをやっているのかどうか。それから、初めは実験登録制、それから軍縮案とからました去年の秋の案、わずか一年ばかりの間に大へんぐるぐる動いているのですが、どうしてこういうように三転しているのか、当然ここへ来るべきはずのものが、あっちこっち見回しちゃおかしな案を作っておったと思うのですが、事務当局はどういうふうに解釈されますか。

第28回国会 外務委員会 第2号(1958/02/11、4期、日本社会党)

○森元治郎君 きょうは、大臣がおいでになると思わなかったので、用意してこなかったのですが、種がないわけではないから一つ伺いますが、今月の終りごろですか、ゼネバで海洋法の会議がありますれ、その際、アメリカあたりから来た電報では、だれがイニシアチブをとったか知らぬが、アメリカと韓国の駐米大使、それから日本側との間に、李承晩ラインの問題はこの会議の席上では問題にしないことに了解がついたようなことを伝えて来ておりまするが、そのような事実があるのかどうか、ちょっと大臣にお伺いします。
【次の発言】 私はブレス関係の出身ですが、大体海外電報の信用度については、大体信用できるものだというふうに私は信じておる……

第28回国会 外務委員会 第閉会後2号(1958/06/09、4期、日本社会党)

○森元治郎君 さっき北原さんの御答弁の中に、ちょっとはっきりしない、気になる言葉は、アメリカ側からある意味の確約を得たという御答弁があった。これは外国から買ったプラトニウムを平和利用以外にはしないのだ。こういうことを言っているのだろうと思うのですが、ある意味の確約というと非常に弱くなるのですが、それはほんとうの御説明が足りないのかどうか、その点。
【次の発言】 インドネシアの件は、これはアジア局長の所管かどうか……、きのうかおとといの新聞には、内乱助長、外国の国内干渉排除についてインドネシア政府から、日本政府に協力を申し入れている。そして外務大臣同士の文書の交換があったようですが、これは日本だ……

第28回国会 外務委員会 第5号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○森元治郎君 日本とソビエトとの文化関係について伺いたいのですが、三十年の第一回日ソ国交回復交渉に臨むに当っての日本の態度は、文化協定だけは、何とソ連側が言おうと応じないという根本方針を定めて臨んだようです。そういうふうに聞いているのですが、今日、日ソ間の文化協定締結の用意があるのか、あるいは、全然ソ連側からも申し入れがないのか、とだえているのか、あるいは、こちら側から申し込もうとしているのか、その間の事情を御説明願いたい。
【次の発言】 三十年の松本全権、マリク・ソ連全権との交渉のときには、ソ連側から文化協定の締結の申し入れがあったように思うのですが、その間どうですか。

第28回国会 外務委員会 第8号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○森元治郎君 小さい問題ですから……。明るい問題で一つ聞きますけれども、貝殻島に灯台を作るという話を聞くのですが、あれは初め日本がいろいろ資材その他を持っているから私の方で作りましょうと言ったら、ソビエトは、いやおれの方で作ると、そのかわり金はあなたの方で出してくれというようなことであったと思うのですが、その後どういうふうな話し合いになっておるか、ちょっと伺いたいと思います。
【次の発言】 金額は今わかりませんか。
【次の発言】 まことに明るくなってけっこうなんですが、これは金を払う協定になるわけですか、取りきめ、何という形式になるか、それが一つと、それから向うが作るのですから御同慶の至りでけ……

第28回国会 外務委員会 第9号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○森元治郎君 日ソ漁業交渉についてお伺いいたします。  きのう、ごたごたの末、赤城農林大臣がモスクワ派遣にきまったようですけれども、政府は派遣人事にばかり夢中であって、方針はこれから考えるのだというようなことでありますが、方針がきまって、それに従って人を出すなりあるいは出さないなりということが普通でありますが、きわめて逆な動きをしておりまするが、外務大臣はどんなふうにお考えになりますか。
【次の発言】 その基本方針が通らないところに問題があるので、平塚代表の帰朝報告をどういうふうにあなたは、外務大臣は受け取られたか。もう壁に当ってしまった、今のその方針が壁に当った、もう何ともならないから向うに……

第28回国会 外務委員会 第10号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○森元治郎君 簡単に二つばかりお伺いいたします。  今日の衆議院で多分総理から御答弁があると思うのですが、例の赤城さんの持って行く親書、あれは、ある機会に発表なさる御用意がありますか。
【次の発言】 これも簡単でけっこうですが、魚の漁獲高の交渉一本で赤城さんは行くんだ、それでいけるんだ、魚の漁獲高の交渉だけでまとめて帰れるんだというふうに言っていますが、その確信の理由ですね。ということは、平塚さんあたりは、やはり平和条約の心がまえがないとむずかしいのじゃないかというのだが、政府はそれと逆な立場に立っているようなんですが、どんな理由をあげられますか。

第28回国会 外務委員会 第11号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○森元治郎君 台湾国民政府との関係の問題ですが、国民政府側の第四次日中貿易協定に対する感情というものは、中共と何か親しげにしているということ自体がおもしろくないのか、紙面に伝えられるように国旗の掲揚の問題とか、代表部員に外交特権が付与されているのではないかというようなことであるのか、もし、あまりに親しげにする、中共承認一歩手前というようなことがもしいけないというなら、ことは非常にめんどうだと思うのですが、その点の判断は総理はどうするのですか。
【次の発言】 事態を緩和することができる、割合楽観というふうにとられますが、それでよろしゅうございますか。

第28回国会 外務委員会 第12号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○森元治郎君 政務次官にちょっと伺いますが、今のインドネシアの政府が、外務大臣の名で、隣近所の国に、革命政府側に武器を渡さないでくれというようなことを要請した、そういう電報が二十二日ごろありましたが、どういう国々に要請したのか。
【次の発言】 日本側にこれに関連するような要請なりあるいはこういうことを隣近所の国々に要請したという通知があったかどうか。
【次の発言】 インドネシアの事態は非常に重大だと思うのですが、外務省は情報収集のためにどういう措置をとっておられますか。
【次の発言】 今のお話の中で、多年にわたって作ってきた情報網、そういう内容と、メダンに派遣したのは書記官であるのか書記生であ……

第28回国会 外務委員会 第13号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○森元治郎君 このインドネシアの今かかっておる三件ですが、政府は、衆議院を通過してこっちへ回ってきたこの三つの承認に当って、政府及び与党の内部に何か情勢待ち、もう少し待ってみないと、反共側が盛り返してくるかもしらぬというようなことじゃないかと思うのですが、その情勢待ちの空気があるような印象を受けるのですが、政府の態度はどんなものですか。
【次の発言】 スカルノ政府側の放送では、外国がこれを反乱軍の方を援助すると、スペイン内戦のようになるかもしれぬという声を上げているのですが、これに対して、この前も政務次官にちょっとお尋ねしたのですが、政府としては、やはり他国のいろいろ干渉をし、挑発するというよ……

第28回国会 外務委員会 第14号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○森元治郎君 賠償協定を締結して平和条約を結び、そして、今累積債権を放棄するこの三件に対しては、日本社会党は賛成であります。  ただ、日本とインドネシアのこの三件の企図するところを完全に遂行するためには、やはり、インドネシアの政情の安定がやはり大事だと思うのであります。現在、インドネシアでは武力的なトラブルがありまするが、これは簡単に容共とか反共とかと割り切れないものがあるようで、新しく誕生した国家にはつきものの事態であろうと思うのでありますが、しかし、第三国がこれに興味を持って手を出すようなことがあるならば、問題は大へん大きくなりそうな危険をはらんでおるように認められるので、政府は、この機会……

第28回国会 外務委員会 第15号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○森元治郎君 二つばかり伺います。日韓会談が十五日から開かれるようになったと報道がありまするが、ここへくるまで何か暗いような経過が感じられる。この会談を開くことができるのは、総理大臣のいわゆる親書というものが働いたのか、あるいは外交ルートによってやったのか、あるいはいろいろなブローカーが暗躍してめどをつけたのか、ここにくるまでの経過を一つ伺いたい。
【次の発言】 十五日という日取りは、相互の話し合いで内定しておるのですか。
【次の発言】 そうすると、今最終的に決定しようとしておるひっかかりは、例の抑留漁夫の送還の件だろうと想像するのですが、この点は会談を始めるということを日本側が約束しなければ……

第28回国会 外務委員会 第16号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○森元治郎君 この中に、中国については単に中国と書いてあるのですが、この中国はチャイナということであろうと思うのですが、正式には二つの中国のどちらを意味しておるのですか。
【次の発言】 そうすると、台湾政府が地理的には中国の地域も代表しておることになるのですか。
【次の発言】 それで、中華人民共和国の方は、加入の手続をとっているのかどうか。あるいは第三条の規定では、加盟国の三分の二の承認が得られなければ入れないのですが、どういうふうになっておるか。
【次の発言】 全然意思表示はなくて、われ関せずというような態度でおるのですか、もう一ぺん。

第28回国会 外務委員会 第17号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○森元治郎君 日本国内のアメリカの軍事郵便局は、だんだんアメリカ軍が撤退をしてきたので、ことに一番人数の多い地上部隊がほとんど撤退し、また、近く海軍、空軍の方も撤退をしていくので、この際、行政協定に規定されている軍事郵便局を廃止して、これをこの条約による国際郵便の取扱いにする考えはないかどうか、もうそういう事態にはなってきたと思うのです。ことに、行政協定の二十八条の改正条項にも、そういうことがあった場合にはしかるべき機関を通じてやることができるということが書いてあるので、今できている百米合同委員会の議題にするには最も適当なものであり、時期であると思うのですが、外務当局の御意見を伺います。

第28回国会 外務委員会 第19号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○森元治郎君 昨日来、本委員会の運営について意思の疎通を欠いた点がありましたが、今後はかかることのないように、十分に注意をいたしたいと存じます。
【次の発言】 総理に、今度合意を見るに至った日ソ漁業取りきめについてお伺いいたします。  総評すれば、公海の漁撈の自由、この原則を放棄したことと、漁獲高の不明朗な取引ということでおさまったように見られます。この根本原因は、やはりわれわれの見るところでは、せっかく国交回復したけれども、政府は単に、ソ連による日本の国連加盟の支持とか、あるいは抑留邦人の返還だけがねらいであって、肝心の友好関係の促進という努力が払われなかったために、こういう交渉を円滑に進め……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 外務委員会 第閉会後1号(1958/07/31、4期、日本社会党)

○森元治郎君 外交問題、ことに国際紛争が起きたときに大事なことは、その紛争の情勢に巻き込まれないで、ほんとうの姿はどこにあるのかということを見るのが非常に大事だと思うのです。今度の中東問題を見て、日本政府のとった態度は、初っぱなから具体策まで入ってしまったということは、私はまずいと思う。やはり政府が初め言ったように、アメリカの派兵は好ましくない、派兵の事情についてもいろいろ疑問があるという点を強く推し進めて、かような介入は悪いのだということ一本を強く打つべきだと私は思うのです。ところが、松平代表の談話でもあるいは外務大臣、総理大臣の談話でも、ただ派兵を否認するだけでは問題の解決にはならない、早……

第29回国会 外務委員会 第2号(1958/06/27、4期、日本社会党)

○森元治郎君 今外務大臣から過去の惰性をやめて言うべきことは言っていく、そうして具体的な問題も織り込んでいきたいというお話だったので、それでは過般の沖縄の立法院で決議した沖縄に核兵器を持ち込まないでくれというのは、そのよい例にあてはまると思うのですが、あてはまるかどうか、おやりになるおつもりがあるかどうか。
【次の発言】 そういうふうな御答弁を伺うと、まず立法院の決議だけに限って話をしますと、極東の軍事情勢についてもよく伺ってみなければならない、情勢上やむを得ないんだということであれば、沖縄住民のこの希望というものも強く向うに訴えるんだという、こういうふうに意地悪く解釈もできるんですが、その点……

第29回国会 外務委員会 第閉会後2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○森元治郎君 北海道班は、笹森先生と私と二人が、山本調査員と三名の編成になって去る十五日東京出発、二十三日終了という日程で行動してきました。主たる目的は、一つは千歳における領空侵犯に対する措置、いわゆるスクランブルというものの実態を調べるごとと、昨年外務委員会が根室へ行ったときに回り切れなかった稚内方面の漁業の状態を調べる二つの目的でありました。千歳の方はわずか四、五時間の視察でありましたけれども、格別のことがなくて、領空侵犯ということも最近はないし、緊張状況もない、われわれはのんきで絶えず哨戒しておるのだということだけの状況で、領空侵犯の措置をとったがために緊迫した状況が出てきたというような……

第29回国会 外務委員会 第3号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○森元治郎君 外務大臣お聞きの通り、この核兵器の日本への持ち込み、自衛隊の核非武装、この問題について野党のわれわれが総理大臣並びに外務大臣に質問をすると、いつもわれわれと同じように自衛隊は武装をさせません。持ち込みは申し入れがあったら断わる。総理大臣のごときは、自分の信念とまでおっしゃった。ところが、この決議案を出そうという自民党と接触してみますと、自民党の有力な方々が、実はわが党内にもいろいろ議論があって、なかなかまとまらないのだということで、この前の国会、最後の二十五日の午後五時までわれわれは自民党と折衝したのですが、そういうことでうやむやになってしまった。自民党から出しておる総理大臣は、……

第29回国会 外務委員会 第4号(1958/07/08、4期、日本社会党)

○森元治郎君 ただいま議題となりました日本への核兵器持込み禁止並びに非核武装に関する決議案の提案趣旨を説明いたします。  まず、これを読み上げます。   本院は、核兵器の禁止及びこれが  実現にいたる過程においての核実験  の停止に関する本院回次の決議にか  えりみ、またその後における国際情  勢の推移、特に大国間におけるミサ  イル競争の激化と、他面東西首脳会  談の気運を考慮し、再度原水爆を許  さずとの日本国民の願望を達成する  とともに、国際緊張の緩和に貢献す  るため、ここにあらためて次のごと  く厳粛に宣言する。   日本は、核兵器及び核ミサイルに  よる装備を永久に保持しないとと……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 外務委員会 第閉会後1号(1959/05/07、4期、日本社会党)

○森元治郎君 アジア局長に北鮮帰還の問題だが、何か帰すとは言いながら変なところに理屈をくっつけちゃつて帰したがらないような感じを受けるのですがね。その理由はほんとうにAという朝鮮人が帰りたいのかどうかよく会って聞いてみたい。よく聞いてみたら実は強制されてお前帰れと言われて帰るのだが、実は日本にいたいのだということを、無理に引っぱり出して聞きたいような感じがするのだが、そういう点はありませんか。
【次の発言】 休戦協定が朝鮮であったときに、同じようなケースで意思の確認をやったと思うのですが、あのときの事情はどんなふうであったのですか。
【次の発言】 同じことをもう一ぺん聞きますが、自由意思では北……

第31回国会 外務委員会 第2号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○森元治郎君 岡田委員と曾祢委員の話に関連するのですが、そういう事前協議の問題でいろいろ問題が起ってくると思うので、行政協定の第一条に入っている例の日本にいるアメリカ軍の軍人、軍属、家族の条項のことですが、日本にいるアメリカ軍はこれとこれとこれだという名称をはっきりしておいた方が、無用な混乱に巻き込まれないで済むのではないか。たとえば、日本にいるのは第一騎兵師団、あるいは直射師団、第三海兵隊、こういうようなものであるならば、兵力用語もある程度わかっているならば、変なことで遠くの方に行って問題を起すというようなことも押え得るのではないか。あなたの言う気持が、改定の気持が、若干アメリカ軍の行動の規……

第31回国会 外務委員会 第閉会後2号(1959/06/18、4期、日本社会党)

○森元治郎君 茨城県の前渡という、昔軍の飛行場のあった所が、現在アメリカ空軍の爆撃演習場になっておるわけです。正式な名前は何というのか、アメリカ空軍の正式な名前をまず一つ伺います。  それからその爆撃場については、かねがねその隣接の那珂湊市当局はもちろん、農民や漁民の方たち、また東海村当局、それに東海村にある例の原子力研究所でも非常に危険であるから、また町の方とすれば、危険と同時に、地元の発展のためにこの飛行場を返してもらいたいということを強く要望して今日まできているわけです。ことにゴールドン事件という日本人の婦人を間違って死亡させた事件がありましたが、このゴールドン事件以来は、特に町の当局、……

第31回国会 外務委員会 第4号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○森元治郎君 時間も大臣はないようですから、きょうは問題を深くは聞きませんので、端的に明確なところを一つお返事願いたいと思います。  日米安保条約の交渉についてですが、今までは国内あるいは閣内、党内の意見の調整ということに重点が置かれているように報道されておるのでありますが、相手側のアメリカがどう出るかということについてお伺いをしたいと思います。  アメリカはいかなる案を日本が作ってきても、どれでもよござんすというふうに待っているように見えるのですが、そんなに甘いものなんでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 私らの狭い範囲でですが、情報によれば、去年の暮れあたりからことしにかけて、岸内……

第31回国会 外務委員会 第5号(1959/02/24、4期、日本社会党)

○森元治郎君 そのニューオルリンズの分館でも作る考えはないのですか。さしずめ総領事館昇格の前に。
【次の発言】 ついでに、この辺の日本人の分布状況といいますか、それと職業関係の状況とを、あわせてどなたか専門的に知っておられれば御説明を伺いたい。簡単でよろしゅうございます。
【次の発言】 けっこうです。
【次の発言】 それではハンガリーの方の公使館設置に関連して、ハンガリーと、それからきのうの新聞かおとといの新聞に、同時にルーマニア、ブルガリア等の国とも国交回復をしたいということが出ております。そしてハンガリーに公使館を置くのですが、国交回復前に置くのか、国交回復後に置くのか、その順序はどういう……

第31回国会 外務委員会 第6号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○森元治郎君 初めに藤山外務大臣の構想について、小さい点をただしておきたいと思います。  この新しい条約を作つてこれが効力を発生すれば、今の安保条約は自然消滅する、行政協定の方も自然消滅というような形になっていくのですか。
【次の発言】 外交閣僚懇談会とかいうものができて、きょうから初会合があつて、おやりになるのですが、いろいろ各人、各派の意見が大へん藤山外務大臣の構想と政府の構想と開きがあるように伝えられておりますが、大臣は、これまで世間にお示しになり、また委員会等でわれわれの質問にお答えになつたその考えを突っぱっていくつもりか。また突っぱれると思われるかどうか。

第31回国会 外務委員会 第7号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○森元治郎君 二、三の点をちょっと伺います。ソビエトは通常郵便及び小包についてのこの種の約定に入っているのかどうか。もし入っていれば、この日米小包郵便条約のような約定がなくても、ソ連と郵便物の交換ができると思いますが、どういうことになりますか。
【次の発言】 イギリスとの関係ですが、イギリスはおととし結ばれた万国郵便条約の小包約定に入っておるようですが、そうすると、これまであったイギリスや豪州、香港、海外植民地などの郵政当局と日本が結んだ各別の小包郵便約定が効力を失効することになるのかどうか、その点お伺いします。
【次の発言】 この議定書によると、太平洋のアメリカ信託統治区域に対して、この約定……

第31回国会 外務委員会 第9号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○森元治郎君 時間も予算委員会の関係で非常に短いのだそうですから、羅列的に御質問します。  今の日ソ漁業交渉に関してですが、大臣の十日の衆議院外務委員会における答弁では、もう政治的段階に入ったのだ、政治的解決のほかはない。資源論争ではもう片づかない段階に入ったというような答弁を新聞で見たのですが、政治的解決というのは一体どういうことか。大臣のお考えになっている政治的解決の方法、内容を伺いたいことが一つ。  それからほかの、高碕大臣そして水産界の会長の談話とかあるいは赤城官房長官談話などでは、まだそういう段階、政治的に向うと接触を持つというのは早いじゃないかというような談話があって、食い違ってお……

第31回国会 外務委員会 第13号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○森元治郎君 初めに魚をちょっと伺っておきます。その次に外務大臣の外交演説の中の一節の中立に関する件、終りに行政協定中心の安保条約、大体三つをお伺いしたいと思います。  最初の魚ですが、きのうモイセーエフ団長が記者会見して、従来の規制区域を若干広げ、魚をとる期間も幾らかゆるめる、これを概算すると漁獲量においても六、七万トンになりそうな、従来よりはやや日本にゆるいような案を出してきたんですが、交渉の経過を見ると、この前の経過で申し上げた通り、日本の方は魚をとる二とばかり、総漁獲量にばかり頭がいってて、向うが堂々と押してくるあの科学的基礎、これに対して反駁の内容も努力も足りないように思うのです。と……

第31回国会 外務委員会 第14号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○森元治郎君 私も専門員の御説明を伺って、われわれがかねて主張している内容そのままのようでありまするから、内閣に送付をされて、しっかりしたその結果の確認を得るくらいの努力をしてもらいたいと思います。紹介議員が、書いてありますように社会党の力がほとんどの中に、紅露みつさんという自民党の方も同じく趣旨に御賛成になり、紹介をされているところから見ると、この請願は妥当と見て、国会の委員会の方へ持ち込んだものと思うので、まことに両党とも意見が合致したものと思うので、御採択を願えたらと思います。
【次の発言】 今の苫米地さんのお話は、何か紹介者が札つきというような……紹介者なのか、陳情者なのか。


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データ更新日:2022/12/18

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