森元治郎 参議院議員
9期国会発言一覧

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森元治郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは森元治郎参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院9期)

森元治郎[参]本会議発言(全期間)
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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 参議院本会議 第11号(1971/12/01、9期、日本社会党)

○森元治郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件のみについて質問をいたします。(拍手)  自由民主党は、衆議院においてこの重大ないわゆる沖繩返還協定をまたまた強行採決の暴挙に出たのであります。国会の審議権無視、議会政治の冒涜、まことに痛憤の至りにたえません。佐藤内閣成立以来、この種の無法なことは、去る昭和四十年の春、スーパーマーケット法案単独採決以来、十五の法案について約三十回ぐらいやっておるのであります。沖繩の人々の心をもとに行なわれるべきこの国会において、沖繩選出の安里、瀬長両……

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委員会発言一覧(参議院9期)

森元治郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 外務委員会 第閉会後1号(1971/09/02、9期、日本社会党)

○森元治郎君 大臣には、きょうは、国会を通じて申したとおり、代表権をめぐる質問と、新しい外務大臣ですから、いろいろな問題を伺って、大臣のお考えをただして、本物はあなたがお帰りになってからの質問になるかと思います。  第一番目は、私が中国代表権と言ったのは、あなたが記者会見で、当面の重要な問題は中国代表権の問題である、とおっしゃったから、それを議題に選んだわけです。対策についてどういう態度を持っているか。その対策といえば、もうぎりぎり詰めていけば、代表権の問題である。で、逆重要事項方式をどうするか、あるいは二重代表制をどうするかという問題に狭まってくると思うのですね。そこで、いままでは、三十日の……

第66回国会 予算委員会 第1号(1971/07/22、9期、日本社会党)

○森元治郎君 初めに、総理の国会における答弁がどうもわからないんです。伸縮自在というか、せっかく総理大臣が、きのうあたり中国を訪問してもよいというような大きな、はでな御答弁があったかと思うと、あとのほうから若い竹下官房長官が記者クラブへあらわれて、総理の真意はこうだというような補足説明を官房長官がやっているんですね。こういうことから見ると、一体、歴史的なこの事件をはさんで、政府にほんとうに日中国交回復、国連代表権の処理を完遂する政策と信念があるのかどうかということを疑うんです。  きのうの夕刊あたりを読んでみても、なかなかわからない。速記録を見ればわかるんでしょうが、さすがのベテランの新聞記者……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第5号(1971/12/14、9期、日本社会党)

○森元治郎君 関連。  佐々木さんが質問している点は、法律関係を遮断することはこれは親切だとかいうことじゃなくて、県民の気持ちを一体聞いたのか、聞かないのかということを佐々木さんが聞いているんです。

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第7号(1971/12/16、9期、日本社会党)

○森元治郎君 返還協定について御質問する前に、福田外務大臣にちょっと伺って、それから協定の問題に入ろうと思います。  きのうの本会議でうちの川村清一君の質問に大臣のお答え、いわゆる大陸だなの問題については政府間交渉をやってみるというような御答弁がありました。これについて伺います。福田さんは大臣になってから見ていると、何かしたいと思って前へ出過ぎるんですね、少し。これはあわてなくてもいいんですよ。じっくりと外務大臣考えておやりになるという覚悟が必要で、その例として、政府間交渉ってどことやるんですか。
【次の発言】 この問題を一番先に火をつけたのは台湾から持ち上がってきたわけですね。台湾から問題を……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第8号(1971/12/22、9期、日本社会党)

○森元治郎君 関連。  防衛庁長官に聞きますが、資料によると、返還時のアメリカ軍の数は現在四万四千五百人だけれども、返還時ではどれくらい減るかわからないという資料の説明ですね。アメリカは、日本軍があそこに局地防衛にかわってくれるおかげで年間三千五百万ドルぐらいは助かるのだというのですから、当然自衛隊がとりあえず六ヵ月以内に三千二百か、二年かで六千八百ぐらい行った場合ですよ、これに見合う陸・海、空のアメリカの兵隊、基地などは当然撤去されるでしょうか。向こうが早く久保・カーチス協定を結んだのは、すぐ来てくれよというつもりなんでしょう。約束をさせられたんだから。したがって、来る予定が立てばこれは引く……

第67回国会 予算委員会 第2号(1971/11/01、9期、日本社会党)

○森元治郎君 関連、総理大臣に。  衆議院、参議院を通じて総理の御説明が足りないから、一つ一つもっとていねいにやれば質問と答弁がかみ合うと思います。どこが違うか、どこが合っているか。その点は総理は世界の世論が変わっている、中華人民共和国と国交正常化をはかるその過程において中華民国の取り扱いも問題になろうというのが一貫した御答弁ですね。そうすると、この御答弁の趣旨は、中国が、佐藤内閣が国交正常化の話をしようと言って、オーケーを向こうが言ってくれたならばその場の話し合いで台湾の取り扱いについても意見を交換していこうということを言っているのか。  もう一つは、向こうは、台湾、日華条約は不法であり不当……

第67回国会 予算委員会 第5号(1971/11/05、9期、日本社会党)

○森元治郎君 関連。福田大臣ちょっと。  三回も抗議して三べん目くらいに返事があったと思うのですね。向こうは何という回答、御返事をしたのか。ただ文書か何か書いて置いてきちゃったのか。一回、二回、三回――しかも、この短時間の間にぶっ続けでやれば、それは何か向こうは言わざるを得なかったと思うのです。国益だからやらざるを得ないと言ったのかどうか。その公電は来ておるでしょう。
【次の発言】 テークノートって何ですか。
【次の発言】 それは牛場大使がどなたに三回――一回ずつはどなたに会ったのか。玄関の受付に置いてすっと帰ってきても困るからね。そうでしょう。それでテークノートすると言ったらば、こちらでかっ……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 外務委員会 第3号(1972/03/14、9期、日本社会党)

○森元治郎君 大臣、今国会はしょっぱなから、四次防とか中国の問題とか、あるいは最近では、防衛庁の資材の沖繩無断搬入などでごたごたしたために、政府が意図しているこれからの外交の進め方というほうの論議にはまだ入ってないわけですね。そこで、きょうは私、特にどの問題について追及するなどということは主眼ではなくて、この間、三月の三日だか四日だかに、佐藤さんの発言から問題になった中国問題に対する統一見解、あれの後段のほう、すなわち日本はサンフランシスコ条約関係で台湾の法的地位については云々する立場にはないが、台湾を中華人民共和国の一部であるといったような向こうの――中共側の主張は理解できる、こういう前提で……

第68回国会 外務委員会 第4号(1972/03/16、9期、日本社会党)

○森元治郎君 ローマ、ニュー・ヨーク、ウィーンの三つの国際民間航空条約に関する議定書について伺います。これは要するに、締約国も数多くなってきたし、したがって、運営上、理事会の委員をふやしたり、いろいろこまかいことのようです。一九六二年に結んだこのローマ議定書のほうですね、これがずっと今日まで日本が批准がおくれている理由はどういうことですか。
【次の発言】 何かもっときちっとした理由を言ってください。様子を見ていたと。何を見ていたのですか。
【次の発言】 何でおそいのかと聞いているのです。これは全会一致で採択したんだから、これは賛成なんでしょう。全会一致でやっておいて、十年間もほったらかさなくて……

第68回国会 外務委員会 第5号(1972/03/21、9期、日本社会党)

○森元治郎君 この前伺ったんだけれども、ちょっとはっきりしなかったので一点だけ伺います。  この国際民間航空機関の理事会で中国の代表は中華人民共和国であるということがきめられて、事務局長が加盟国にその旨を通告したわけですね。ところで、中華民国は理事国ではないわけです、理事国では。総会の議席は持っていると思うんですが、どうなっておるのか。総会の議席は持っていると思うんです、総会の議席は。そうすれば、理事会では中華人民共和国が中国の代表ときまって、総会のほうの中華民国というのはどういう立場になるのか。もし理事国では中華人民共和国となれば、いわゆる総会でもう一。へん追放するということになれば、総会で……

第68回国会 外務委員会 第6号(1972/03/23、9期、日本社会党)

○森元治郎君 このフィンランドとの条約ですね、これは非常に一読して特徴的なことは、一体その二重課税の回避とか脱税とかいうのは、いろんな貿易商取引、人間の交流などにたいへんお互いに深い関係になってきて、そういうところから、やむを得ずこれはスタートするのが通例のこの種条約だと思うのです。さっと読んでみるだけでも、外務省からくれた資料見ても、何といいますか、貿易関係、航空機、船舶の往来、国費留学生、在留者数などフィンランドとの経済関係の現況というのを見ても、留学生はお互いに一人ずつ、在留人はお互いに百人台、飛行機にしてもごく少ない。こちらからいくのは少なくて、向こうからは少し来ます。貿易量にしても日……

第68回国会 外務委員会 第7号(1972/04/20、9期、日本社会党)

○森元治郎君 この休暇帰国というんですが、昔、賜暇休暇とかいうことばがあったんですが、いま使われておりますか。事務当局でいいですよ。
【次の発言】 いままでに四年に一ぺん帰ってきたのが、今度は三年、一年短かくしたようですが、何人くらい毎年あるものなんですか、いままでやってきたんですか。
【次の発言】 これはえらい公館長とか、あるいは大公使ばかりでなく、参事官、書記官、だれもこの恩典に浴するのでしょうね。
【次の発言】 この不健康地というところはどの辺を言うのですか。
【次の発言】 そこの不健康地で、給与ではよほどめんどうは見てやってるの、給与の面で。

第68回国会 外務委員会 第8号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○森元治郎君 これから何回もやるでしょうから、きょうは一わたり全体の構想を伺うだけでとどめたいと思います。  この種の国際交流、けっこうなことですが、一番の根本は、やっぱり理解してもらう本体の日本が、この文化国家の内容がないと、理解してもらってとんでもない国だというふうに理解をされて帰られても困る。やはりわれわれが新しい戦後の憲法でスタートした、あの目標に向かって、日本がそういう政治をやっていかぬと、せっかく金使っても反対の効果になると思うんです。大臣いかがですか。
【次の発言】 いまおっしゃったように、何といってもその根本は日本自身が文化、平和国家として、日本国民が見ても、外から見ても、いい……

第68回国会 外務委員会 第9号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○森元治郎君 二、三点伺います。これは単に新しい加盟国がふえたので、したがって、機関の執行委員会の数をふやそう、ことに地域的にアフリカですか、そういう多くの国々のためにこの理事の数をふやそうということでけっこうなことだと思います。  ところで、この資料ちょうだいしたのですが、これは外務省の資料、ただ四ページに「中国」とありますが、西太平洋地域加盟国十三、「中国」というのはどこですか。北鮮とか、あるいは新たに入った中華人民共和国などは加盟する意思があるのか、手続をとっているのか、そこらをひとつ。
【次の発言】 これに中国が入った場合、国府と交代する、この交代はいつやるのですか。理事の選任はいつや……

第68回国会 外務委員会 第10号(1972/05/23、9期、日本社会党)

○森元治郎君 ちょっと関連して。  羽生さんと田さんの二人の話、ベトナム、事前協議に関連して簡単にひとつ伺います。  割り切っているというお話しなんだけれども、間が抜けていると思うんだな、政府自身も。きょう沖縄がまだアメリカの施政権にあるような、割り切りができてない。アメリカはアメリカで、ことに軍部は依然として自由発進ができた惰性がずいぶん残っている。日本はまだアメリカの施政下にあるような感じを持っておる。間抜けの底をつかれてアメリカが惰性でどんどんかってなことをしているのが現状じゃないか。西から来て東に飛んだ。東から千二、三百キロ西南に行けばベトナムに行くわけです。こんなたわけたことを言って……

第68回国会 外務委員会 第11号(1972/05/25、9期、日本社会党)

○森元治郎君 いまの加川君の答弁に関して伺うんだが、KBSに働いている連中、変わるとなると不安であることは当然だね。もっとあたたかくはっきりしたことを言ってもらいたいんですが、それはわかると思う、その立場になれば。衆議院の速記録読んだ、いまのお話も聞いていた。どうもことばづかい見ても、他の特殊法人とのバランスを考え、それからいまのままよりはよくなるだろうとか、不利にならぬようにと、こういう奥歯にはさまったようなことを言わないで、それをやめて労働条件、給与の格差是正、なるほど公益法人ですから、ほかの活発な特殊法人と比べるとだいぶ違いますよね。給与なんかだいぶ違う。八、九千円違うような特殊法人もあ……

第68回国会 外務委員会 第12号(1972/05/30、9期、日本社会党)

○森元治郎君 一問伺います。まとめて伺いますが、中共、北朝鮮関係、この隣の国からの渡り鳥、この関係をどうするのか。未承認国でありますから条約ができないまでも、学術団体あたりで連絡をして、こういうような方向に措置をとっていくのか、全然やっていないのか。それから渡り鳥というのは中共あたりからでも二百種類くらいがくるといっています。朝鮮からもたくさんくるんでしょう。これには赤い色がついたりなんかしてないんですよ。鳥には区別がない。日米でもって今度一生懸命条約順守して環境を保護しよう、向こうからくる鳥はおまえはだめだからこれは殺してもいいということになれば区別つかないので、あるいは二百種類は全然別個の……

第68回国会 外務委員会 第13号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○森元治郎君 メキシコのほうから伺います。一番メキシコの問題で質問点になるのは交換公文だと思うんです。普通は協定ができて批准されて、それから協定が動いていくんですが、交換公文で見ると、協定十九条の規定に従って外交上の公文が交換されるまでの間それぞれの行政権の範囲内で暫定的に協定を実施することを約束するとなっている。それでもうすでに飛行機はわが国会議員も同乗して四月でしたか、メキシコまで飛んでいる。協定が発効しない前に飛ばしているわけです。この理由は、伝え聞くところによれば、メキシコのこの協定批准の国会は秋になるというようなこと、日本のほうは、おそらくこれは想像ですが、かせげ、かせげで、一日も早……

第68回国会 外務委員会 第15号(1972/06/08、9期、日本社会党)

○森元治郎君 在外公館の質問は大体二つ、三つくらいにします。  一つは、モンゴルですが、どうして兼館にして、専任の大使を置かなかったのか。私はいろいろ過去に経過のあった国ですから、その他の国と違って、やはりあそこには私は置くべきである。何かソビエトの衛星国だから、日本の新関大使を兼轄にしてやれば済むのだというのじゃ少し軽過ぎやしないか。しかも現状、中国、ソ連いろいろな複雑な関係のまん中に位置しているというようなことを感ずれば、あそこにはやはり大使を置くべきであろう。政府に言わせれば、商売もないし、大国でもないし、西ヨーロッパの外交官は一年のうち半年くらいは国に帰って六カ月くらい勤務しているんだ……

第68回国会 外務委員会 第16号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○森元治郎君 質問者が使ませんから一問だけ。  在外公館に関連して、在外公館、アメリカとの比較をちょっと教えてください。アメリカもやっぱり日本と同じように兼館が多いのか、全部実館で、大使館と言えば大使以下参事官その他そろっているのか。在外公館の数、――もっとも取り方によって違うかもしれぬが、およそでけっこうだが、数。それから兼館か、実館か。人数の点。人員関係の予算のおよその比率でもわかればけっこうだと思うのですが。
【次の発言】 で、外務省の人数は。
【次の発言】 その公使というのはだいぶ昔と比べて減っちゃって、ロンドン、パリぐらい、アメリカぐらい……。公使、小さいと言っては失礼だが、人口の少……

第68回国会 外務委員会 第17号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○森元治郎君 簡単に二、三点。成田政府委員、これまで結んだ日米、加、英の協定と今度の二協定の違い、まあ時代の違いもあり、日本の科学技術の力も上がってきた、いろいろな違いがあるが、特徴的なこと、特に大きな変化だという点を明快にもう一ぺん伺っておきたいと思います。
【次の発言】 こうやってどんどん発電所ができてくれば、問題の六十年あたりになれば当然プルトニウムが四十五トンたまるわけですね。このプルトニウムというのは、われわれどんなしろうとでも、これは爆弾の原料ということで心配をしているわけです、しろうとは、くろうとはどうか知らぬが。これは一体どうたまったものを処置していくのか。一部はもちろん軽水炉……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 外務委員会 第2号(1973/02/22、9期、日本社会党)

○森元治郎君 委員長。
【次の発言】 一々内容はいいですから、この程度で、二十一件、御説明省略したほうがいいと思います。

第71回国会 外務委員会 第3号(1973/03/08、9期、日本社会党)

○森元治郎君 きょうは大臣に日ソ関係についてお伺いしたいと思います。  私は、きのう休んでおったのですが、新聞で見ると、田中総理がブレジネフ書記長に親書なるものを提出したということが出ておりましたが、その内容は、新聞では承知しておりますが、差しつかえない限り、もう一回内容を伺いたいと思います。
【次の発言】 いずれにしても、中国とはいよいよこれから平和友好条約締結の交渉に入ることが確定しておる。一方は、ソビエトとこれから平和条約交渉の入り口にかかろうとしている。ことしはたいへんな歴史的な年になると思う。その責任を大平さんが当面の役者としておやりになる。たいへんな光栄でもあるし、やりがいのある仕……

第71回国会 外務委員会 第6号(1973/04/12、9期、日本社会党)

○森元治郎君 じゃ一つだけ伺いますが、大臣、実は高瀬君は子どものときから友だちだから――あの人、月給もらっていないのですよ。それで政府代表なんだよ。そうすると、今度はまたこれが通りますと、いまの政府代表をやめるのですよ。やめてまた政府代表、同じ肩書きの名前の政府代表になるのですね。要するに、これは銭をくれてやるためにこんなめんどうなことをしているわけだ、四十四万円の給与を。――一ぺんにできないのですかね、この行政管理なんというのは。こういうのがうんとあると思うのですよ。外務省では、特派大使とか政府代表とかいうのはこれはお金がつかない、無給だ。外務省で任命するときに、仕事をしてもらうために任命る……

第71回国会 外務委員会 第9号(1973/05/08、9期、日本社会党)

○森元治郎君 大臣、外務委員会あたりでの答弁はなかなかもやもやして、はっきりしないんだよ。海外に行くと、やっぱりゆったりされるせいか、パリで一日の日でしたか、記者会見をやって、それで先月二十三日のキッシンジャーが提唱した新しい大西洋憲章、これにたいへん大平さんが理解を示したような記事が大きく載っておるわけですね。これはキッシンジャーのほうから、あるいはアメリカ政府からこういう申し出があったんですか、あらかじめ。あるいは、ただ新聞記事を見て質問を受けて答えられたのか、その間の経緯。それからもし、キッシンジャーによれば、年内にそういうものの憲章に参加するんですか、そういう結成といいますか、年内にや……

第71回国会 外務委員会 第10号(1973/06/05、9期、日本社会党)

○森元治郎君 三十分の時間ですから、短く質疑を打ち切れるような種で質問したいと思います。  まあ、大臣のこれからの御予定ですね、七月アメリカ、八月……。どんな御予定ですか。七月アメリカ、八月の終わりころにソ連に行きたい、これは総理も一緒、それから秋には、十月ころと言うんだが田中さんのヨーロッパ訪問とか、それから下って年末ころ東南アジアとか、大臣もそれについて行かれるんでしょうが、その御予定を伺います。
【次の発言】 北京――中国の訪問の何か予定はありますか。
【次の発言】 すべてこれらの国々とは大きな懸案をそれぞれかかえておられるわけですね。ソ連のほうは平和条約を中心とし、アメリカとは経済ある……

第71回国会 外務委員会 第11号(1973/06/07、9期、日本社会党)

○森元治郎君 きょうは、ただいま議題となりました国連の憲章改正の質問でありますが、重大問題がけさ、きのうの夕刊から出ておりますから、深い質疑はいたしません。ただ、ソビエト側の田中訪ソに対する回答、どんなものだったのだか、新聞でよくはっきりわからなかったので、大臣から伺いたいことと、あわせてこれからどういうふうになさるのか、おおよその腹づもりを、きょうの段階でけっこうですから、それだけ伺って次に進みます。
【次の発言】 いま大臣、九月から十月、九月一ぱいといううしろのほうの期限も向こうから言ってきておりますか、九から十の間と。
【次の発言】 ああそうですか。十月というとちょっと幅が広いですね。そ……

第71回国会 外務委員会 第12号(1973/06/14、9期、日本社会党)

○森元治郎君 ちょっと短い時間に大臣に二つ、三つお伺いします。  一つは、中曽根王制発言と外務省と、こういう題です。きのう参議院の本会議で私たち伺っていたのですが、どうもはっきりしない。田中さんはむやみに興奮ばかりしてしまって、大きい声して、耳に入らないような感じがあった。片方で中曽根さんは、時間がなかった、外人にわかりやすく言いたいというような気持ちで、ああ言ってしまったんだと、はなはだ遺憾であるとおじぎしているんですね。片方では悪くないんだと、王制と言っても悪くないんだといったようなことを総理は片方でどなるんですよ、一部の学者は、なんと言って。われわれの聞いているのは学者の意見じゃない。内……

第71回国会 外務委員会 第14号(1973/06/21、9期、日本社会党)

○森元治郎君 この前の質問、すなわち第二十国連総会、一九六五年、昭和四十年の総会で採決された国連憲章百九条の改正について国会の承認を求めるという手続がとられていないことがわかった。今度は、同じ国連憲章の同質の、同じ質の内容である国連憲章の改正は国会の御承認をいただきたいというので、「国連憲章改正の批准について、日本国憲法第七十三条第三号ただし書の規定に基づき、国会の承認を求める。」ときている。前は出さない。今度は出した。それはちょっと解せないのじゃないかといったら、大臣は、よく検討してみようということで分かれたので、その後いろいろ御検討もしたようだから、その間の事情を聞く、それだけで私の質問は……

第71回国会 外務委員会 第15号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○森元治郎君 きょうは、いわゆる国連軍に関連した質疑をしたいと思います。  御承知のように、南北朝鮮もたいへん大きな、平和的な方向へ動くし、米中関係は、お互いに連絡事務所を置くようになり、五三年のあの朝鮮休戦協定の当事者であり、戦いの当事者でもあった中国との間にアメリカはいまや承認への方向へ向かっている。ソ連との関係は、ブレジネフ・ニクソン会談でもおわかりのように、たいへん友好関係が促進されている。この中にあって、二十三年前のいわゆる国連軍というものが朝鮮半島の中に駐留しているということは、何かこうくつの中に石が入ったような異な感じ、非常にきわだって見える、そういう情勢になってきたと思うのです……

第71回国会 外務委員会 第19号(1973/07/12、9期、日本社会党)

○森元治郎君 初めに、この原子力関係の問題はなかなかこれはむずかしいんでしてね、だから丁寧に、しろうとわかりのするように、私は全部これ工学博士のつもりで聞いているわけじゃないんで、間違いがあったらばちゃんと直してもらってやってください。  初めに、衆議院の経過などを聞いてみますと、大体だれも心配するような点を質問しているわけですね。同じことを触れざるを得ないと思うんですが、簡単にやるつもりです。  一つは形式の問題で、なぜ国会に出さなかったかということ、これが問題になって応酬が行なわれたわけですが、外務省の説明としては、これは核燃料を――私の言うのは昨年の燃料増ワクに関する交換公文を言っている……

第71回国会 外務委員会 第20号(1973/07/17、9期、日本社会党)

○森元治郎君 簡単に短かい時間で質問をします。  この前、大臣に申し上げたんだが、少なくも科学に関する限り、西暦だけ使ったらどうだという――御答弁がなかったんですがね、これは急に昭和七十五年だの、二〇〇〇年だの、とてもじゃないが……。  そこで急に前田さん個人でそうしましょうとも言えないがね。これはやはり昭和は九十年なんということも想像されないし、これはますます世界が小さくなってくる。どこの国も、中国でさえ西暦を使ってきている。少なくも科学に関する限り、まずこの辺から西暦一本でやってくれませんかね。たとえば田中総理がサンシャイン計画とか、はでなこと言っているが、これも昭和になってみたり、西暦に……

第71回国会 外務委員会 第25号(1973/09/18、9期、日本社会党)

○森元治郎君 それじゃ、少しの時間お尋ねしたいと思います。  最近ソビエトが中心になって集団安全保障、ヨーロッパ安全保障とか、安全保障というものが非常に大きな関心を呼んでいる。お互いの国々が平和な関係にあれば安全保障問題は出てこないんですね、そういう地域を見ると。フランスとスイスあるいはフランスとイタリアで安全保障二人でやろうなんというのはない。相互間の懸案を解決していくという問題がなくなれば、あえて集団とか相互の安全保障の約束をしましょうという動きにはならないわけですね。日ソ間の関係見ていると、従来は、こちらは相対的に懸案の解決方式、向こうは大きい原則で押してくるというようなのが、歴史を大別……

第71回国会 外務委員会 第26号(1973/09/20、9期、日本社会党)

○森元治郎君 関連。  政務次官、いま御答弁になったとおりですね。間違いない――はい、ありがとうございます。


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各種会議発言一覧(参議院9期)

 期間中、各種会議での発言なし。

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データ更新日:2022/12/18

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